JP2003045151A - 記録媒体識別装置及び識別方法 - Google Patents

記録媒体識別装置及び識別方法

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JP2003045151A
JP2003045151A JP2001226886A JP2001226886A JP2003045151A JP 2003045151 A JP2003045151 A JP 2003045151A JP 2001226886 A JP2001226886 A JP 2001226886A JP 2001226886 A JP2001226886 A JP 2001226886A JP 2003045151 A JP2003045151 A JP 2003045151A
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JP2001226886A
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Takayuki Sugawara
隆幸 菅原
Kenjiro Ueda
健二朗 上田
Toshio Kuroiwa
俊夫 黒岩
Wataru Iba
渉 猪羽
Seiji Higure
誠司 日暮
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別しようとする記録媒体の数に応じて、そ
の記録媒体固有のIDの識別情報ビット数を必要とする
ため、識別しようとする記録媒体の数が非常に大量であ
る場合は、識別情報ビット数がかなり多く必要とする。 【解決手段】 カセット番号コード発生器16は、ライ
ブラリ情報管理器6を経由して入力された、ハードディ
スク2に記録されているライブラリ情報の中に、再生カ
セットIDと同じものが無かった場合はユーザーにとっ
て極めて分かり易い桁数の小さな新しいカセット番号コ
ードを発行する。プリンタ18は入力されたカセット番
号をプリントアウトする。ユーザーは、このカセット番
号が印字された紙を、カセットテープ1に貼って管理す
る。ライブラリ情報管理器6は、上記のカセット番号コ
ードと再生カセットIDとをリンクさせるリンク情報を
有するライブラリ情報を生成させ、それらをハードディ
スク2に記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体識別装置及
び識別方法に係り、特にユーザーにわかりやすい識別情
報を用いて、記録媒体や記録媒体に記録されているコン
テンツを提示することを可能とする記録媒体識別装置及
び識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルメディアの発展に伴
い、家庭内のデータベース、とりわけ、記録型の光ディ
スクやディジタルVTRなどに代表されるパッケージメ
ディアでコンテンツが記録される時代になってきた。こ
のような環境の中、記録媒体の識別方式として個々の記
録媒体を正確に識別できるようにするために、記録媒体
内のメモリに個体識別情報(シリアルナンバ)と複数の
拡張子情報(製造者識別情報、種別情報)を記憶してお
き、これらを組み合わせた値を記録媒体固有の値とし
て、各記録媒体の識別情報として扱う記録媒体識別装置
が特開2000−173237号公報に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の記録媒体識別装置では、識別しようとする記録媒体の
数に応じて、その記録媒体固有のIDの識別情報ビット
数を必要とするため、識別しようとする記録媒体の数が
非常に大量である場合は、その記録媒体固有のIDの識
別情報ビット数はかなり多くの情報が必要である。ま
た、それでも正確に記録媒体識別を行うために、複数の
拡張子情報をIDとして追加する傾向にある。
【0004】しかしながら、このような情報量の大きい
ID情報は一般家庭のユーザーにとっては扱いにくい情
報である。すなわち、記録媒体のコンテンツを記録再生
器でコンテンツの記録や再生を行った際、記録再生器は
この情報量の大きいID情報を用いてしかるべき記録手
段で登録をすることになる。そして、記録再生器に記録
媒体や記録媒体に記録されたコンテンツを検索させた場
合、その検索結果に使われる記録媒体識別コードは、そ
の情報量の大きいID情報を使って表示することにな
る。
【0005】また、ユーザーにもその記録媒体にその情
報量の大きいID情報を提示してユーザーがその大量の
ID情報をメモしたり、シールなどを用いてその大量の
情報を管理しなければならず、非常に扱いにくいという
問題がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
ユーザーが非常にわかりやすい単純な番号コードで多数
の記録媒体を識別管理でき、また、その簡単な番号コー
ドを使用して検索結果表示なども可能な記録媒体識別装
置及び識別方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の記録媒体識別装置は、記録媒体識別用の第
1のIDを生成する第1のID発生器と、第1のIDに
対応し、かつ、少なくともその第1のIDのビット数よ
りも小なるビット数である記録媒体識別用の第2のID
を生成する第2のID発生器と、識別すべき記録媒体の
第1のID及び第2のIDと、それら第1及び第2のI
Dのリンク情報と、識別すべき記録媒体に記録されてい
るコンテンツの属性情報とを少なくとも含むライブラリ
情報が記録され、再生される記録再生手段と、識別すべ
き記録媒体にコンテンツの情報を記録又は再生するに先
立ち、記録再生手段から再生される第2のIDと、その
第2のIDに対応するコンテンツの属性情報を表示する
表示手段と、判定手段と、第1の情報出力手段と、第2
の情報出力手段とを有し、第2のIDを用いて識別すべ
き記録媒体の識別を行う構成としたものである。
【0008】ここで、上記の判定手段は、識別すべき記
録媒体にコンテンツの情報を記録又は再生するに先立
ち、その記録媒体もしくはその記録媒体に付帯された接
触型もしくは非接触型のインタフェース機能をもつ不揮
発性メモリを再生して得られる再生信号中に、第1のI
Dが存在するかどうか判定する。また、上記の第1の情
報出力手段は、判定手段により再生信号中に第1のID
が存在しないと判定されたときには、第1のID発生器
から第1のIDを発生出力させて、識別すべき記録媒体
もしくはその記録媒体に付帯された接触型もしくは非接
触型のインタフェース機能をもつ不揮発性メモリにその
発生出力させた第1のIDを記録すると共に、発生出力
させた第1のIDに対応した第2のIDを第2のID発
生器から発生出力させて、発生出力させたその第2のI
Dと、第1のID発生器から発生出力させた第1のID
と、それら第1及び第2のIDのリンク情報と、記録又
は再生しようとするコンテンツの属性情報とを少なくと
も含むライブラリ情報を記録再生手段に供給して記録さ
せる構成である。また、上記の第2の情報出力手段は、
判定手段により再生信号中に第1のIDが存在すると判
定されたときには、再生信号中の第1のIDと同じID
が、記録再生手段から再生された信号中に存在するかど
うか比較し、存在しないときには、第2のID発生器か
ら再生信号中の第1のIDに対応した第2のIDを発生
出力させると共に、発生出力させたその第2のIDと、
再生信号中の第1のIDと、それら第1及び第2のID
のリンク情報と、記録又は再生しようとするコンテンツ
の属性情報とを少なくとも含むライブラリ情報を記録再
生手段に供給して記録させる構成である。
【0009】また、上記の目的を達成するため、本発明
の記録媒体識別方法は、記録媒体識別用の第1のID
と、第1のIDに対応し、かつ、少なくともその第1の
IDのビット数よりも小なるビット数である記録媒体識
別用の第2のIDと、それら第1及び第2のIDのリン
ク情報と、識別すべき記録媒体に記録されているコンテ
ンツの属性情報とを少なくとも含むライブラリ情報を記
録し、再生する記録再生手段から再生された第2のID
と、その第2のIDに対応するコンテンツの属性情報
を、記録媒体にコンテンツの情報を記録又は再生するに
先立ち表示する第1のステップと、識別すべき記録媒体
にコンテンツの情報を記録又は再生するに先立ち、その
記録媒体もしくはその記録媒体に付帯された接触型もし
くは非接触型のインタフェース機能をもつ不揮発性メモ
リを再生して得られる再生信号中に、第1のIDが存在
するかどうか判定する第2のステップと、第2のステッ
プにより再生信号中に第1のIDが存在しないと判定さ
れたときには、第1のIDを発生出力させて、識別すべ
き記録媒体もしくはその記録媒体に付帯された接触型も
しくは非接触型のインタフェース機能をもつ不揮発性メ
モリにその発生出力させた第1のIDを記録すると共
に、発生出力させた第1のIDに対応した第2のIDを
発生出力させて、発生出力させたその第2のIDと、発
生出力させた第1のIDと、それら第1及び第2のID
のリンク情報と、記録又は再生しようとするコンテンツ
の属性情報とを少なくとも含むライブラリ情報を記録再
生手段に供給して記録させる第3のステップと、第2の
ステップにより再生信号中に第1のIDが存在すると判
定されたときには、再生信号中の第1のIDと同じID
が、記録再生手段から再生された信号中に存在するかど
うか比較し、存在しないときには、再生信号中の第1の
IDに対応した第2のIDを発生出力させると共に、発
生出力させたその第2のIDと、再生信号中の第1のI
Dと、それら第1及び第2のIDのリンク情報と、記録
又は再生しようとするコンテンツの属性情報とを少なく
とも含むライブラリ情報を記録再生手段に供給して記録
させる第4のステップとを含み、第2のIDを用いて前
記識別すべき記録媒体の識別を行うことを特徴とする。
【0010】上記の本発明になる記録媒体識別装置及び
識別方法では、記録媒体識別用の第1のIDのビット数
よりも小なるビット数である記録媒体識別用の第2のI
Dを設け、それら第1及び第2のIDのリンク情報と、
識別すべき記録媒体に記録されているコンテンツの情報
とを少なくとも含むライブラリ情報を、識別すべき記録
媒体にコンテンツの情報を記録又は再生するに先立ち再
生して、第2のIDを表示させるようにしたため、ユー
ザーは、第2のIDから記録媒体を識別することができ
る。
【0011】また、本発明の記録媒体識別装置は、第1
の情報出力手段又は第2の情報出力手段により第2の発
生器から出力された第2のIDを、識別しようとする記
録媒体に貼付するための紙又はシールに印字させるため
の印字用データを出力する印字用データ出力手段を有す
ることを特徴とする。
【0012】ここで、上記の発明の第2のIDは、初期
値から始まり第1の情報出力手段又は第2の情報出力手
段により第2のID発生器が制御される毎に所定値ずつ
インクリメントする番号であり、第2のID発生器は、
出力時の第2のIDの番号を保持するメモリを備えてい
ることを特徴とする。
【0013】また、本発明の記録媒体識別装置は、上記
の記録再生手段に代えて、ライブラリ情報を外部に対し
て入出力する入出力手段を設けるようにしたものであ
る。この発明では、記録媒体もしくはその記録媒体に付
帯された接触型もしくは非接触型のインタフェース機能
をもつ不揮発性メモリを再生して得られる再生信号中に
第1のIDが存在しないときには、第1のIDと、その
第1のIDに対応した第2のIDと、それら第1及び第
2のIDのリンク情報と、コンテンツの属性情報とを少
なくとも含むライブラリ情報を入出力手段に供給して外
部に出力させる。また、上記の再生信号中に第1のID
が存在するときには、第1のIDが入出力手段に入力さ
れたライブラリ情報に存在するかどうか比較し、存在し
ないときにはその第1のIDに対応した第2のIDと、
再生信号中の第1のIDと、それら第1及び第2のID
のリンク情報と、コンテンツの属性情報とを少なくとも
含むライブラリ情報を入出力手段に供給して外部に出力
させる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる記録媒体識
別装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。同図に
おいて、まず、磁気テープ上にコンテンツデータとカセ
ットIDが既に記録されている状態のカセットテープ1
を再生する場合について説明する。
【0015】本実施の形態では、ビデオやオーディオの
情報データであるコンテンツデータは、公知のMPEG
(Moving Picture Experts Group)方式による高能率符
号化圧縮が施されてMPEGデータストリームとされ
て、後述する所定のフォーマットでカセットテープ1に
記録される。また、カセットテープ1には、上述のコン
テンツのオーディオやビデオの情報データだけでなく、
後述する図8、図9の信号フォーマットでサイド情報
(補助情報等)も所定のフォーマットで記録されてい
る。更に、管理情報であるライブラリ情報データは記録
再生器である本実施の形態の記録媒体識別装置内又は外
部に設けられたハードディスク2に記録されるものとす
る。
【0016】いま、ユーザーインタフェース(I/F)
5から所定のプログラムの詳細な情報を見るという指示
が入ると、図示しない中央処理装置(CPU)はディス
クデータ信号読み書き器19により、そのコンテンツの
属性や説明を構造化して記録したライブラリ情報をハー
ドディスク2から読み取らせる。
【0017】そのライブラリ情報は図2に示すように、
SIDE.ifoというファイルネームで、図3、図4
のような構造で記述されている。この構造の詳細は後述
するが、このライブラリ情報には、プログラム単位の情
報、そのプログラムを所定の時間区間毎に区切った単位
(インデックス)毎の情報が記録されている。それぞれ
には少なくともそのデータに対応するコンテンツ説明の
情報(コンテンツの属性情報)と、そのコンテンツがど
の記録媒体(カセット)に記録されているかを識別させ
るカセットID(第1のID)と、カセット番号コード
(第2のID)と、それらのリンク情報が少なくとも記
述されている。
【0018】図1のライブラリ情報管理器6は、ディス
クデータ信号読み書き器19により読み取られたライブ
ラリ情報を解析して、ユーザーにわかりやすい予め決め
られたプログラム情報表示フォーマットに、ライブラリ
情報画面をはめ込み、レイアウトして生成した画像デー
タをモニタ14へ伝送する。
【0019】例えば、モニタ14へ出力される画像デー
タ中のライブラリ情報画面は、図5に示すように、カセ
ットナンバー、プログラムナンバー、カテゴリ、タイト
ル、記録日時を2次元の表にして表される。モニタ14
はそのライブラリ情報画面を表示する。なお、モニタ1
4に表示されるライブラリ情報画面中のカセットナンバ
ーは、リンク情報によりカセットIDとリンクされてい
る後述のカセット番号コードの値である。
【0020】ユーザーはモニタ14により表示される上
記のライブラリ情報画面からプログラムの詳細情報を得
て、ユーザーI/F5にて見たいプログラムを決定し、
見たいプログラムのカセットナンバーに対応するカセッ
トテープ1を記録媒体識別装置に挿入する。このカセッ
トナンバーは、後述するように、例えばカセットテープ
1の外側面に貼付されている紙に記載されているので、
ユーザーは、この紙の番号を見てカセットナンバー(カ
セット番号)を識別することができる。
【0021】すなわち、本実施の形態では、ユーザーに
対してカセット番号のみでカセットテープ1を管理さ
せ、その他の詳細管理情報が含まれているカセットID
はユーザに意識させること無く、ハードディスク2にカ
セットIDとカセット番号とのリンク情報と共に記録す
ることで装置側で詳細管理情報を管理する。
【0022】続いて、ユーザーは、見たいプログラムの
プログラムナンバーを指示すると同時に、再生開始のボ
タンを押す。図示しないCPUは再生開始のボタンが押
されると、再生開始信号を制御信号として図1のユーザ
ーI/F5を介して再生制御器11へ伝送する。再生制
御器11は再生開始信号を受けると、テープデータ信号
読み書き器12へ再生開始の信号を供給すると同時に、
指示されたプログラムナンバーの頭出し再生をする。こ
こで、本実施の形態の記録媒体識別装置は、ディジタル
VTRに適用したものであり、詳細は後述するが、テー
プデータ信号読み書き器12は、回転ドラムに180度
対向して取り付けられた、互いにアジマス角度の異なる
回転ヘッドによりカセットテープ1に記録されている情
報データを再生し、あるいは情報データを回転ヘッドに
よりカセットテープに記録する機構と、その再生信号又
は記録信号の信号処理を行う回路とから構成されてい
る。
【0023】ここでは、テープデータ信号読み書き器1
2は、再生開始の信号とプログラムナンバーとに基づ
き、そのプログラムナンバーに対応するプログラムのオ
ーディオやビデオの情報データをカセットテープ1から
読み取り、そのオーディオやビデオの情報データを再生
制御器11を介してMPEGデコーダ13に供給する。
オーディオやビデオの情報データはMPEGデータスト
リームであり、後述する図6、図7の信号フォーマット
でカセットテープ1に記録されている。MPEGデコー
ダ13はテープデータ信号読み書き器12から入力され
たオーディオやビデオの情報データを復号した後、所定
の表示フォーマットに変換してからモニタ14へ供給す
る。モニタ14は、ユーザーにより指定されたプログラ
ムのオーディオやビデオを表示再生する。
【0024】また、再生制御器11はMPEGデコーダ
13から出力されるデータの、現在再生中の画像のプロ
グラム開始からのフレーム数を管理し、終了点を観測し
たら、再生を終了する制御信号をテープデータ信号読み
書き器12へ供給し、データの読み取りを終了させる。
【0025】一方、カセットテープ1には、前述したよ
うに、サイド情報(補助情報等)もコンテンツデータと
は区別して再生できるように記録されている。従って、
テープデータ信号読み書き器12は、再生時にカセット
テープ1からこのサイド情報も読み取り、読み取ったサ
イド情報をカセットID読み取り器15に供給してカセ
ットID情報を読み取らせる。そのカセットID情報
は、カセット番号コード発生器16に伝送される。
【0026】カセット番号コード発生器16は、ライブ
ラリ情報管理器6を経由して入力された、ハードディス
ク2に記録されているライブラリ情報の中に、カセット
ID読み取り器15から入力されたカセットIDと同じ
ものがあるかどうかを調べ、無かった場合はこの記録媒
体識別装置でまだ発行されていないカセット番号コード
(具体的には、不揮発性メモリ17に記憶されている番
号の次の値の番号のコード)を生成する。このカセット
番号コードは、記録再生器である記録媒体識別装置が例
えばリセットされた時に、“1”から発行を始め、発行
する度に“1”ずつインクリメントして発行する。すな
わち、カセット番号コードは、ユーザーにとって極めて
分かり易い1から始まる桁数の小さな管理し易い番号で
ある。
【0027】カセット番号コード発生器16は、新しい
カセット番号コードを発行したときには、カセット番号
コードプリンタ18に、発行されたカセット番号のイメ
ージデータを伝送する。カセット番号コードプリンタ1
8は入力されたイメージデータをプリントアウトする。
ユーザーは、この発行されたカセット番号のプリントア
ウトされた紙もしくはシールを、カセットテープ1に貼
って管理する。また、カセット番号コード発生器16
は、現在発行している最後のカセット番号を不揮発性メ
モリ17に保持しておく。
【0028】また、カセット番号コード発生器16は、
新しく発行したカセット番号コードとカセットテープ1
から再生したカセットIDとをライブラリ情報管理器6
に供給し、ここで新しく発行したカセット番号コードと
再生カセットIDとをリンクさせるリンク情報を有する
ライブラリ情報を生成させ、それらをディスクデータ信
号読み書き器19を通してハードディスク2に記録させ
る。従って、その後にこのカセットテープ1を再生した
ときには、ハードディスク2から再生されたライブラリ
情報のカセットIDの中のリンク情報により、このカセ
ットテープ1に貼られたカセット番号と対応させること
ができ、識別させることができる。
【0029】一方、カセット番号コード発生器16は、
ライブラリ情報管理器6を経由して入力された、ハード
ディスク2に記録されているライブラリ情報の中に、カ
セットID読み取り器15から入力されたカセットID
と同じものがある場合には、かつて発行したカセット番
号コードを使用する。このときは、カセットテープ1に
はカセット番号が書かれた紙かシールが貼られている。
【0030】次に、コンテンツデータとカセットIDが
まだ記録されていない状態のカセットテープ1にコンテ
ンツデータを記録する場合の動作について説明する。ユ
ーザーは何も記録されていないブランクテープのカセッ
トテープ1を図1の記録媒体識別装置(記録再生器)に
挿入する。
【0031】記録媒体識別装置は、コンテンツデータ記
録に先立ち、前記再生時と同様な方法でカセットID読
み取り器15において、挿入されたカセットテープ1の
予め所定区間のデータを再生して、カセットIDが記録
されているかどうかを検出する。ここでは、カセットI
Dが記録されていないので、この場合は後述するように
カセットID発生器9で発生されたカセットIDを含む
サイド情報がコンテンツデータと共に所定フォーマット
でカセットテープ1に記録される。また、カセット番号
コード発生器16から新しいカセット番号コードが発生
されてプリンタ18によりプリントアウトされる。
【0032】なお、カセットIDが記録されている場合
には、カセットID読み取り器15は、ライブラリ情報
管理器6を介してカセットID発生器9に既に記録され
ているカセットIDを使用することを示す信号を伝送す
る。
【0033】一方、ユーザーはユーザーI/F5に、例
えば放送からの入力画像を記録するという指示を記録開
始ボタンを押すことで行う。記録開始ボタンが押される
と、図示しないCPUは制御信号を記録制御器7に伝送
すると同時に、カセットID発生器9に伝送する。これ
により、カセットID発生器9は、発生したカセットI
Dをライブラリ情報管理器6に供給する。
【0034】カセットID発生器9は、図10に示すよ
うに、16ビットのIDIと、8ビットのメーカーコー
ドIIと、16ビットの他のデータ(アザーデータ)III
とからなる計40ビットのデータをカセットIDとして
発生させる。ここで、16ビットのIDIは、例えば記
録媒体識別装置がリセットされたときに値が“1”から
発行され、発行する度に“1”ずつインクリメントして
発行される。現在発行している最後のIDIの値は、不
揮発性メモリ10に保持される。ただし、このIDI
は、前記カセット番号コード発生器16で発生されるカ
セット番号コードとは、別のカセット固有の識別番号で
ある。
【0035】また、図10の8ビットのメーカーコード
IIは、予め決められた、この記録媒体識別装置を製造し
たメーカーを示すコードで、16ビットのアザーデータ
IIIは、それ以外の、メーカー内の事業所や製造ライン
などの識別情報である。このような図10のフォーマッ
ト構成のカセットIDは、ユーザーにとっては分かり難
い番号であり、第1のIDとしてカセットID発生器9
からテープデータ信号読み書き器12に供給される。
【0036】一方、ユーザーI/F5から、記録される
コンテンツプログラムのタイトルなどの情報が入力さ
れ、その情報はライブラリ情報管理器6に供給される。
ライブラリ情報管理器6では、ユーザーI/F5から入
力されるプログラムのタイトルなどの情報及び記録開始
日時の情報などと、カセットID発生器9から入力され
るカセットIDと、カセット番号コード発生器16から
入力されるカセット番号コードと上記カセットIDとの
リンク情報とを、後述する表1、表2及び表3の構造に
フォーマットした後にディスクデータ信号読み書き器1
9に伝送する。ディスクデータ信号読み書き器19は、
これらの情報を後述する図2、図3、図4の構造でハー
ドディスク2上にライブラリ情報として記録する。
【0037】一方、記録すべきコンテンツのビデオ、オ
ーディオの情報データは、記録制御器7からの記録開始
信号を受けて動作開始するMPEGエンコーダ8で、公
知のMPEG方式に則って高能率圧縮符号化された後、
テープデータ信号読み書き器12に供給される。テープ
データ信号読み書き器12ではMPEGエンコーダ8か
ら入力されたコンテンツの圧縮データを図6及び図7の
信号フォーマットでカセットテープ1に記録し、これと
同時にカセットID発生器9からのカセットID情報を
図8、図9及び図10の信号フォーマットでカセットテ
ープ1に記録する。
【0038】次に、コンテンツプログラムのMPEG符
号化データとカセットIDの情報をテープ上に記録する
フォーマットについて図6、図7、図8、図9、図10
を用いて説明する。
【0039】本実施の形態におけるディジタル信号は、
回転体に180度対向して設けられた互いにアジマス角
度の異なる2組のダブルアジマスヘッドにより、回転体
の外周側面に約180度の角度範囲にわたって斜めに巻
回されて一定速度で走行される磁気テープに記録再生す
る構成のヘリカルスキャン方式磁気記録再生装置(VT
R)によって形成されるトラックに記録される。上記の
各組のダブルアジマスヘッドはそれぞれ第1のアジマス
角度の第1の回転ヘッドと、第2のアジマス角度の第2
の回転ヘッドとが近接して配置されたペアヘッドであ
り、1回の走査により互いにアジマス角度の異なる2本
のトラックを並列に同時に記録形成する。各トラック
は、データブロックに相当するシンクブロックと呼ばれ
る一定量のデータエリアを回転ヘッドの走査に従って複
数個配置することにより構成される。
【0040】上記のディジタル信号は30rpsで回転
するペアヘッドを有する従来のディジタルVTRと同様
に、毎秒フレーム数が異なる標準テレビジョン方式であ
るNTSC方式とPAL方式のうち、NTSC方式の場
合、24トラックで6フレームの割合で記録し、他方、
PAL方式の場合は24トラックで5フレームの割合で
記録するように、すなわち、NTSC方式のディジタル
信号もPAL方式のディジタル信号も共に24トラック
周期で同一のデータ量で記録するように1フレーム当り
の符号量を制御する。これに加えて、誤り訂正符号(E
CCインターリーブ)はNTSC方式及びPAL方式い
ずれのディジタル信号記録時も共に6トラックにて完結
するように生成される。
【0041】図10はカセットIDの要部のデータ構造
を示す。ここで、この図10について説明するに先立
ち、まず、この実施の形態が適用されるトラックフォー
マットについて説明する。1本のトラックにはシンクブ
ロックと呼ばれるデータブロックが複数個時系列的に合
成されて、図6に示すトラックフォーマットで形成され
る。
【0042】図6に示すトラックフォーマットは、先頭
から順にマージン領域31、プリアンブル領域32、サ
ブコード領域33、ポストアンブル領域34、IBG領
域35、プリアンブル領域36、データ(DATA)領
域37、ECC符号領域38、ポストアンブル領域39
及びマージン領域40からなる。ここで、主要データエ
リアを構成しているデータ領域37及びECC符号領域
38のうちデータ領域37は、ディジタルデータが30
6シンクブロック(SB)記録される領域である。ま
た、ECC符号領域38は、誤り訂正のための外符号
(C3符号)が記録される領域で、30シンクブロック
からなる。
【0043】ここで、この実施の形態ではECC符号が
6トラックで完結するように記録されるので、ECC符
号は180シンクブロックでデータシャッフリングが行
われ、そのうちの30(=180シンクブロック/6ト
ラック)シンクブロックずつが各トラックの上記のEC
C符号領域に配置されて記録される。
【0044】また、マージン領域31は2シンクブロッ
ク、プリアンブル領域32、ポストアンブル領域34、
IBG領域35及びプリアンブル領域36は、それぞれ
3シンクブロック、サブコード領域33は4シンクブロ
ック、ポストアンブル領域39及びマージン領域40は
それぞれ2シンクブロックで構成され、1本のトラック
は356シンクブロックのディジタル信号が記録されて
いる。
【0045】次に、上記のシンクブロックの構成につい
て説明する。1シンクブロックの構成を図7に示す。図
6のデータ(DATA)領域37とECC符号領域38
のデータブロックであるシンクブロックは、図7に示す
ように、そのシンクブロックの再生のための2バイトの
同期信号(Sync)領域41と、3バイトのアドレス
情報(ID)の領域42と、映像情報、音声情報等の様
々な情報を格納する99バイトのデータ格納領域43
と、このシンクブロックの情報の誤り訂正のための8バ
イトのパリティの領域44とが時系列的に合成された、
全部で112バイトの構成である。
【0046】また、図6に示した4シンクブロックのサ
ブコード領域33におけるフォーマットは、図8に示す
ように2バイトの同期信号(Sync)の領域51と、
3バイトのアドレス情報(ID)の領域52〜54と、
1バイトのサブコードヘッダ領域55と、18バイトの
サブコードDATA領域56と、4バイトのパリティ領
域57とからなる計28バイトのブロックが、16個時
系列的に合成されたフォーマットである。
【0047】サブコードのデータとしては、サブコード
領域33に後続するデータ領域37のメインデータに付
随する情報(例えばメインデータのフォーマット情報、
記録内容、記録日時その他)がある。そのうち、カセッ
トIDは図9のようにカセットIDの構造体であること
を識別するためのカセットIDパックの1バイトのパッ
ク(PACK)ヘッダ61に記述され、そのペイロード
62に5バイトのカセットID情報データを記録する。
カセットID情報データは図10に示すように、カセッ
トナンバー16ビット、メーカーコード8ピット、アザ
ーデータ16ビットからなる。
【0048】次に、記録媒体に記録するライブラリ情報
のフォーマットについて図2、図3、図4、表1、表
2、表3を用いて説明する。記録するライブラリ情報は
オーディオやビデオの補助情報とカセットテープの管理
情報である。図2のように、ROOTの下にTAPE_
LIBという名前のフォルダを作成し、その下に複数の
プログラムに関するSIDE0.ifoからSIDE
n.ifoというファイルネームでサイド情報を記録す
る。
【0049】SIDE.ifoのフォーマットは図3の
ように、階層構造をもっている。一番上位にTOTAL
_MANAGER_IFOが定義され、そのなかにはG
ENERAL_IFOとCNTNT_IFOがある。G
ENERAL_IFOはこの情報群全体に関するパラメ
ータが記述されており、その詳細は表1に示すようなS
YNTAX構造になっている。
【0050】
【表1】 表1において、「System_ID」は、このフォー
マットで書かれた情報体であることを示すIDである。
「Version」は、バージョンナンバーを記述す
る。「Character Set」は、後述するプロ
グラムのテキストインフォメーションを記述しているテ
キストコードを記述するものである。「Num of
CNTNT_IFO」は、後述するPR_IFOの数で
ある。「Start Adrs of CNTNT_I
FO」は、PR_IFO_0の先頭アドレスを記述する
ものである。
【0051】次に、「CNTNT_IFO」の中身は複
数のプログラムごとの情報として、図3に示すように、
PR_IFO_0からPR_IFO_nまでが記述され
ている。これらのPR_IFO_0からPR_IFO_
nは、各々図4に示すように、PROG_IFOとID
X_IFOとから記述されている。そのうちのPROG
_IFOは、第1のIDであるカセットIDと、第2の
IDであるカセット番号コードをリンクしている情報と
してカセットテープ1に記録されるものであり、その詳
細は表2のように規定されている。
【0052】
【表2】 表2において、「End Adrs of PR_IF
O」は、PR_IFOの終了アドレスである。「PR
number」は自分自身のプログラム番号である。
「Cassette ID」は、本発明に関わるカセッ
トのパックフォーマットで記録されている5バイト(4
0ビット)の前記カセットID(第1のID)である。
「Cassette Number Code」は、本
発明に関わる前記カセット番号コード(第2のID)
で、2バイト(16ビット)であり、同じPRG_IF
O内に記述されているカセットIDに対応したカセット
番号コードでもある。「Playback Time」
は、そのプログラムの再生時間である。
【0053】また、「Num of INDEX」は、
そのプログラム中を更に幾つかのシーンに分けたもの
(INDEX)の数である。「Rec Date」はそ
のプログラムを記録した日付、「Rec Time」は
時刻である。「PR textinformation
size」は、後に続くプログラムに簡単な説明をつ
けるときのテキストインフォメーションのバイト数であ
る。「PR textinformation」はテキ
ストインフォメーション情報である。「Content
nibble」はプログラムのジャンル情報である。
「V_ATR」はビデオの画素サイズやビットレート、
圧縮パラメータ関連の情報である。「A_ATR」はオ
ーディオに関するビットレート、チャンネル数などの情
報である。
【0054】また、図4のIDX_IFOの下の階層
に、図4に示すように、プログラムの一部をインデック
スとして登録できる構造のIDX_IFO_0からID
X_IFO_nまでがある。IDX_IFO_0からI
DX_IFO_nまでの各々のシンタックスは表3のよ
うになっている。
【0055】
【表3】 表3において、「End Adrs of IDX_I
F」OはIDX_IFO_0からIDX_IFO_nの
うちの対応する一つのIDX_IFOの終了アドレスで
ある。「IDX number」はPR内のIDXの通
し番号である。「Playback Time」はID
X_IFO_0からIDX_IFO_nのうちの対応す
る一つのIDX_IFOの再生時間である。「Star
t frame of IDX」はIDX_IFO_0
からIDX_IFO_nのうちの対応する一つのIDX
_IFOのスタートフレームナンバーである。「End
frame of IDX」はIDX_IFO_0か
らIDX_IFO_nのうちの対応する一つのIDX_
IFOのエンドフレームナンバーである。
【0056】以上説明した本実施の形態によれば、記録
媒体識別ID(カセットID)の情報ビット数がかなり
多くの情報であったとしても、ユーザーに対してはユー
ザーにとって非常にわかりやすい単純な番号コードであ
るカセット番号コードで管理でき、また、検索結果表示
などもその簡単なカセット番号コードを使って行うこと
ができる。また、本実施の形態によれば、この簡単なカ
セット番号コードを自動的に発行して、記録再生器にカ
セットテープ1やカセットテープ1に記録されたコンテ
ンツを検索させた場合、その検索結果に使われる記録媒
体識別コードを簡単なカセット番号コードを使って表示
することができる。また、ユーザーにもそのカセットテ
ープ1に簡単なカセット番号コードを提示してユーザー
がシールなどを用いて簡単に管理できる。
【0057】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図11は本発明になる記録媒体識別装置及び識
別方法の第2の実施の形態のブロック図を示す。同図
中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。図11に示す第2の実施の形態では、コン
テンツデータの記録再生領域を有するカセットテープ2
1と、カセットテープ21に付帯された接触型又は非接
触型のインタフェース機能をもつ不揮発性メモリ22と
からなる記録媒体を使用する点に特徴がある。この第2
の実施の形態では、カセットテープ21に付帯された接
触型もしくは非接触型のインタフェース機能をもつ不揮
発牲メモリ22には、カセットIDを含むサイド情報が
記録再生される。
【0058】図12は本発明になる記録媒体識別装置及
び識別方法の第3の実施の形態のブロック図を示す。同
図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。図12に示す第3の実施の形態では、ネ
ットワークサーバ25との間で、ネットワークインタフ
ェース26、27を介してライブラリ情報を伝送できる
構成とした点に特徴がある。すなわち、本実施の形態で
は、ネットワークインタフェース26及び27を用い
て、放送や通信ネットワーク上に存在するサーバ25と
の間でライブラリ情報を送受信する。以上の第2及び第
3の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の動作によ
り、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0059】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、識別する記録媒体として
は、カセットテープ以外の光ディスクその他の記録媒体
にも適用することができるものである。また、ライブラ
リ情報は、ハードディスク以外の不揮発性メモリやコン
テンツデータ記録媒体以外の他の記録媒体に記録し、再
生することも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体識別用の第1のIDのビット数よりも小なるビ
ット数である記録媒体識別用の第2のIDを設け、それ
ら第1及び第2のIDのリンク情報と、識別すべき記録
媒体に記録されているコンテンツの属性情報とを少なく
とも含むライブラリ情報を、識別すべき記録媒体にコン
テンツの情報を記録又は再生するに先立ち再生して、第
2のIDを表示させることで、ユーザーが第2のIDか
ら記録媒体を識別できるようにしたため、記録媒体識別
のための、記録媒体固有の第1のIDの識別情報ビット
数がかなり多くの情報であったとしても、一般家庭のユ
ーザーにとってはユーザーが非常に分かり易い単純な番
号コードである第2のIDで記録媒体を管理することが
でき、また、検索結果表示などもその簡単な番号コード
をつかって行うことが可能となる。
【0061】また、本発明によれば、記録媒体や記録媒
体に記録されたコンテンツを検索させた場合、その検索
結果に記録媒体識別コードとして使われて表示される第
2のIDを自動的に発行することができるため、第2の
IDを提示してユーザーがシールなどを用いて簡単に管
理できる支援が可能となり、ユーザーにわかりやすい記
録媒体識別支援システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】サイド情報フォーマット例を示す説明図であ
る。
【図3】サイド情報におけるプログラムフォーマット例
を示す説明図である。
【図4】サイド情報におけるIDXフォーマット例を示
す説明図である。
【図5】ライブラリ情報表示例を示す説明図である。
【図6】本発明で適用されるトラックフォーマットの一
例を示す図である。
【図7】図6のデータ領域のシンクブロックのフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図8】図6のサブコード領域の1シンクブロックのフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図9】図6のカセットIDデータの構成図である。
【図10】カセットIDデータの詳細構成図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施の形態のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 カセットテープ 2 ハードディスク 5 ユーザーインタフェース(I/F) 6 ライブラリ情報管理器 7 記録制御器 8 ディスクデータ信号読み書き器 9 カセットID発生器 10、17 不揮発性メモリ 11 再生制御器 12 テープデータ信号読み書き器 13 MPEGデコーダ 14 モニタ 15 カセットID読み取り器 16 カセット番号コード発生器 18 カセット番号コードプリンタ 19 ディスクデータ信号読み書き器 21 不揮発性メモリを付帯するカセットテープ 25 ネットワークサーバ 26、27 ネットワークインタフェース
フロントページの続き (72)発明者 黒岩 俊夫 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 猪羽 渉 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 日暮 誠司 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5D077 AA08 AA13 HA07 HC16 HC17 HC20 HC21 HC50 5D110 AA04 AA29 BB16 BB29 BB30 DA02 DA04 DA09 DA10 DA14 DA17 DB08 DB10 DC03 DE04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体識別用の第1のIDを生成する
    第1のID発生器と、 前記第1のIDに対応し、かつ、少なくともその第1の
    IDのビット数よりも小なるビット数である記録媒体識
    別用の第2のIDを生成する第2のID発生器と、 識別すべき記録媒体の前記第1のID及び第2のID
    と、それら第1及び第2のIDのリンク情報と、前記識
    別すべき記録媒体に記録されているコンテンツの属性情
    報とを少なくとも含むライブラリ情報が記録され、再生
    される記録再生手段と、 前記識別すべき記録媒体にコンテンツの情報を記録又は
    再生するに先立ち、前記記録再生手段から再生される前
    記第2のIDと、その第2のIDに対応するコンテンツ
    の属性情報を表示する表示手段と、 前記識別すべき記録媒体にコンテンツの情報を記録又は
    再生するに先立ち、その記録媒体もしくはその記録媒体
    に付帯された接触型もしくは非接触型のインタフェース
    機能をもつ不揮発性メモリを再生して得られる再生信号
    中に、前記第1のIDが存在するかどうか判定する判定
    手段と、 前記判定手段により前記再生信号中に前記第1のIDが
    存在しないと判定されたときには、前記第1のID発生
    器から前記第1のIDを発生出力させて、前記識別すべ
    き記録媒体もしくはその記録媒体に付帯された前記接触
    型もしくは非接触型のインタフェース機能をもつ不揮発
    性メモリにその発生出力させた前記第1のIDを記録す
    ると共に、前記発生出力させた前記第1のIDに対応し
    た前記第2のIDを前記第2のID発生器から発生出力
    させて、発生出力させたその第2のIDと、前記第1の
    ID発生器から発生出力させた前記第1のIDと、それ
    ら第1及び第2のIDのリンク情報と、記録又は再生し
    ようとするコンテンツの属性情報とを少なくとも含むラ
    イブラリ情報を前記記録再生手段に供給して記録させる
    第1の情報出力手段と、 前記判定手段により前記再生信号中に前記第1のIDが
    存在すると判定されたときには、該再生信号中の第1の
    IDと同じIDが、前記記録再生手段から再生された信
    号中に存在するかどうか比較し、存在しないときには、
    前記第2のID発生器から該再生信号中の第1のIDに
    対応した前記第2のIDを発生出力させると共に、発生
    出力させたその第2のIDと、前記再生信号中の第1の
    IDと、それら第1及び第2のIDのリンク情報と、記
    録又は再生しようとするコンテンツの属性情報とを少な
    くとも含むライブラリ情報を前記記録再生手段に供給し
    て記録させる第2の情報出力手段とを有し、前記第2の
    IDを用いて前記識別すべき記録媒体の識別を行うこと
    を特徴とする記録媒体識別装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報出力手段又は前記第2の
    情報出力手段により前記第2の発生器から出力された前
    記第2のIDを、前記識別しようとする記録媒体に貼付
    するための紙又はシールに印字させるための印字用デー
    タを出力する印字用データ出力手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の記録媒体識別装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のIDは、初期値から始まり前
    記第1の情報出力手段又は前記第2の情報出力手段によ
    り前記第2のID発生器が制御される毎に所定値ずつイ
    ンクリメントする番号であり、前記第2のID発生器
    は、出力時の前記第2のIDの番号を保持するメモリを
    備えていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体識
    別装置。
  4. 【請求項4】 前記記録再生手段は、前記識別すべき記
    録媒体に付帯された接触型もしくは非接触型のインタフ
    ェース機能をもつ不揮発性メモリ、又は前記識別すべき
    記録媒体に前記コンテンツの情報を記録し再生する記録
    再生装置内又は外部に接続されたメモリ、又は通信、放
    送ネットワークで接続されているサーバーであることを
    特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の記
    録媒体識別装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体識別用の第1のIDと、前記第
    1のIDに対応し、かつ、少なくともその第1のIDの
    ビット数よりも小なるビット数である記録媒体識別用の
    第2のIDと、それら第1及び第2のIDのリンク情報
    と、識別すべき記録媒体に記録されているコンテンツの
    属性情報とを少なくとも含むライブラリ情報を記録し、
    再生する記録再生手段から再生された前記第2のID
    と、その第2のIDに対応するコンテンツの属性情報
    を、記録媒体にコンテンツの情報を記録又は再生するに
    先立ち表示する第1のステップと、 前記識別すべき記録媒体にコンテンツの情報を記録又は
    再生するに先立ち、その記録媒体もしくはその記録媒体
    に付帯された接触型もしくは非接触型のインタフェース
    機能をもつ不揮発性メモリを再生して得られる再生信号
    中に、前記第1のIDが存在するかどうか判定する第2
    のステップと、 前記第2のステップにより前記再生信号中に前記第1の
    IDが存在しないと判定されたときには、前記第1のI
    Dを発生出力させて、前記識別すべき記録媒体もしくは
    その記録媒体に付帯された前記接触型もしくは非接触型
    のインタフェース機能をもつ不揮発性メモリにその発生
    出力させた前記第1のIDを記録すると共に、前記発生
    出力させた前記第1のIDに対応した前記第2のIDを
    発生出力させて、発生出力させたその第2のIDと、発
    生出力させた前記第1のIDと、それら第1及び第2の
    IDのリンク情報と、記録又は再生しようとするコンテ
    ンツの属性情報とを少なくとも含むライブラリ情報を前
    記記録再生手段に供給して記録させる第3のステップ
    と、 前記第2のステップにより前記再生信号中に前記第1の
    IDが存在すると判定されたときには、該再生信号中の
    第1のIDと同じIDが、前記記録再生手段から再生さ
    れた信号中に存在するかどうか比較し、存在しないとき
    には、該再生信号中の第1のIDに対応した前記第2の
    IDを発生出力させると共に、発生出力させたその第2
    のIDと、前記再生信号中の第1のIDと、それら第1
    及び第2のIDのリンク情報と、記録又は再生しようと
    するコンテンツの属性情報とを少なくとも含むライブラ
    リ情報を前記記録再生手段に供給して記録させる第4の
    ステップとを含み、前記第2のIDを用いて前記識別す
    べき記録媒体の識別を行うことを特徴とする記録媒体識
    別方法。
  6. 【請求項6】 前記第3のステップにより出力される前
    記第2のIDを、前記識別しようとする記録媒体に貼付
    するための紙又はシールに印字する第5のステップを更
    に含むことを特徴とする請求項5記載の記録媒体識別方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第2のIDは、初期値から始まり前
    記第3又は第4のステップにより前記第2のIDが発生
    される毎に所定値ずつインクリメントする番号であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の記録媒体識別方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のステップにより、前記第2の
    IDと、その第2のIDに対応するコンテンツの情報を
    表示するために使用する前記記録再生手段は、前記識別
    すべき記録媒体に付帯された接触型もしくは非接触型の
    インタフェース機能をもつ不揮発性メモリ、又は前記識
    別すべき記録媒体に前記コンテンツの情報を記録し再生
    する記録再生装置内又は外部に接続されたメモリ、又は
    通信、放送ネットワークで接続されているサーバーであ
    ることを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一項
    記載の記録媒体識別方法。
  9. 【請求項9】 記録媒体識別用の第1のIDを生成する
    第1のID発生器と、 前記第1のIDに対応し、かつ、少なくともその第1の
    IDのビット数よりも小なるビット数である記録媒体識
    別用の第2のIDを生成する第2のID発生器と、 識別すべき記録媒体の前記第1のID及び第2のID
    と、それら第1及び第2のIDのリンク情報と、前記識
    別すべき記録媒体に記録されているコンテンツの属性情
    報とを少なくとも含むライブラリ情報を外部に対して入
    出力する入出力手段と、 前記識別すべき記録媒体にコンテンツの情報を記録又は
    再生するに先立ち、前記入出力手段に入力された前記ラ
    イブラリ情報から再生される前記第2のIDと、その第
    2のIDに対応するコンテンツの属性情報を表示する表
    示手段と、 前記識別すべき記録媒体にコンテンツの情報を記録又は
    再生するに先立ち、その記録媒体もしくはその記録媒体
    に付帯された接触型もしくは非接触型のインタフェース
    機能をもつ不揮発性メモリを再生して得られる再生信号
    中に、前記第1のIDが存在するかどうか判定する判定
    手段と、 前記判定手段により前記再生信号中に前記第1のIDが
    存在しないと判定されたときには、前記第1のID発生
    器から前記第1のIDを発生出力させて、前記識別すべ
    き記録媒体もしくはその記録媒体に付帯された前記接触
    型もしくは非接触型のインタフェース機能をもつ不揮発
    性メモリにその発生出力させた前記第1のIDを記録す
    ると共に、前記発生出力させた前記第1のIDに対応し
    た前記第2のIDを前記第2のID発生器から発生出力
    させて、発生出力させたその第2のIDと、前記第1の
    ID発生器から発生出力させた前記第1のIDと、それ
    ら第1及び第2のIDのリンク情報と、記録又は再生し
    ようとするコンテンツの属性情報とを少なくとも含むラ
    イブラリ情報を前記入出力手段に供給して外部に出力さ
    せる第1の情報出力手段と、 前記判定手段により前記再生信号中に前記第1のIDが
    存在すると判定されたときには、該再生信号中の第1の
    IDと同じIDが、前記入出力手段に入力された前記ラ
    イブラリ情報中に存在するかどうか比較し、存在しない
    ときには、前記第2のID発生器から該再生信号中の第
    1のIDに対応した前記第2のIDを発生出力させると
    共に、発生出力させたその第2のIDと、前記再生信号
    中の第1のIDと、それら第1及び第2のIDのリンク
    情報と、記録又は再生しようとするコンテンツの属性情
    報とを少なくとも含むライブラリ情報を前記入出力手段
    に供給して外部に出力させる第2の情報出力手段とを有
    し、前記第2のIDを用いて前記識別すべき記録媒体の
    識別を行うことを特徴とする記録媒体識別装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006526838A (ja) * 2003-06-04 2006-11-24 松下電器産業株式会社 情報提示システム、管理機器、端末機器

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JP2006526838A (ja) * 2003-06-04 2006-11-24 松下電器産業株式会社 情報提示システム、管理機器、端末機器

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