JPH11162150A - 磁気記録再生装置、および、磁気記録再生方法 - Google Patents

磁気記録再生装置、および、磁気記録再生方法

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JPH11162150A
JPH11162150A JP9327532A JP32753297A JPH11162150A JP H11162150 A JPH11162150 A JP H11162150A JP 9327532 A JP9327532 A JP 9327532A JP 32753297 A JP32753297 A JP 32753297A JP H11162150 A JPH11162150 A JP H11162150A
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JP9327532A
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Masahiko Nozoe
賢彦 野添
Yoshimichi Kudo
善道 工藤
Nobutaka Amada
信孝 尼田
Yasunari Obara
康徳 小原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の機器間でデータと制御信号を伝送できる
ネットワーク上で、磁気テープに記録したデータの頭だ
し機能を提供すること。 【解決手段】データを記録再生する磁気記録再生装置
は、データを記録する際に、その記録内容を示す属性デ
ータをネットワークを介してデータを送信する機器から
取得し、前記取得された属性データを記憶し、前記記憶
された属性データを識別する識別情報をデータに付加
し、そのデータを磁気テープに記録し、前記記録された
データを再生し、前記再生されたデータから前記付加さ
れた識別情報を分離し、前記分離された識別情報に対応
する前記記憶された属性データを参照し、磁気テープ一
巻に前記記録された一つ以上のデータを属性データを用
いて一覧表示し、前記一覧表示で選択された属性データ
に対応するデータを高速で検索することにより、磁気テ
ープに記録したデータの頭だしを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイソクロナス通
信(一定の通信サイクルで連続的にデータを送受信する
通信)によるデータの転送と、非同期通信による制御信
号の伝送を可能とするシリアルバスを用いて、ビデオテ
ープレコーダ内の磁気テープに記録されたAVデータの
頭だしを容易に行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】A/V機器や情報処理装置などを、アイ
ソクロナス通信によるデータの伝送と非同期通信による
制御信号の伝送を可能とする1394シリアルバスを用
いて接続し、該機器間での通信を行うシステムが考えら
れている。1394シリアルバスは、「IEEE Standard
for a High Performance Serial Bus」として「IEEE St
d 1394-1995」に規格化されている。
【0003】また、AVデータの再生や記録などの、1
394シリアルバスを利用してA/V機器を制御するた
めの制御信号について、「AV/C Digital Interface Com
mandSet」が「1394 Trade Association」によって公開
されている。
【0004】一方で、家庭用のビデオテープレコーダ
(以下、VTRと称する)において、テープに記録され
た内容をテレビジョン(以下、TVと称する)の画面上
に一覧表示し、指定した番組(データ)を検索して再生
する技術として、例えば、本出願人による「磁気記録再
生装置」が特開平8-32922号公報に公開されてい
る。
【0005】さらに、現行のアナログVTRと互換性を
有しながら、ディジタル衛星放送などのディジタル圧縮
符号化された映像及び音声信号(データ)をディジタル
信号のまま記録し再生できるVTRとしては、例えば、
本出願人による「画像信号記録装置及び記録再生装置」
が特開平8-171701号公報に公開されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような1394
シリアルバスにより、複数台のAV機器や情報処理装置
がネットワークとして接続されることが考えられる。そ
して、このネットワーク上では、各機器が互いを制御し
ながら、もしくは、情報処理装置がAV機器を制御しな
がら、各機器の機能を連携させて動作させることが考え
られる。
【0007】このような状況において、まず、上記「磁
気記録再生装置」および「画像信号記録装置及び記録再
生装置」では、このようなネットワークでの使用が配慮
されていなかった。そのため単独の機器としてその機能
を実現することはできるが、複数の機器間で協調してそ
の機能を実行することはできない。
【0008】一方で、上記「AV/C Digital Interface C
ommand Set」は、AV機器の制御方法について公開され
ているものの、それは単独の機能を制御する方法であ
る。すなわち、このようなネットワーク上で、各AV機
器の単独の機能を実現することについては考慮されてい
るが、そのままでは上記「磁気記録再生装置」と同様の
機能を実現する方法が不明である。
【0009】本発明の目的は、1394シリアルバスな
どのアイソクロナス通信によるデータの伝送と、非同期
通信による制御信号の伝送を可能とするシリアルバスを
用いて、AV機器などが接続されたネットワークにおい
て、ビデオテープレコーダ内の磁気テープに記録された
データの頭だしを容易に行う方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような代表的な構成を採用するもの
である。
【0011】すなわち、複数の機器間で、映像信号およ
びまたは音声信号を含むデータと、機器の制御信号を、
送信及びまたは受信する通信が可能なネットワークに接
続された、前記ネットワークを介して受信した前記デー
タを磁気テープ上に記録し、前記記録されたデータを再
生する、磁気記録再生装置であって、前記データを記録
する際に、その記録内容を示す属性データを、前記ネッ
トワークを介して前記データを送信する機器から取得す
る属性データ取得手段と、前記属性データ取得手段に取
得された属性データを記憶する属性データ記憶手段と、
前記属性データ記憶手段に記憶された属性データを識別
するための識別情報を前記データに付加する識別情報付
加手段と、前記識別情報付加手段に識別情報が付加され
たデータを、磁気テープに記録し再生する記録再生手段
と、を前記機器に備える磁気記録再生装置である。
【0012】さらには、複数の機器間で、映像信号およ
びまたは音声信号を含むデータと、機器の制御信号を、
送信及びまたは受信する通信が可能なネットワークに接
続された、前記ネットワークを介して受信した前記デー
タを磁気テープ上に記録し、前記記録されたデータを再
生する、磁気記録再生装置であって、前記データを記録
する際に、その記録内容を示す属性データを、前記ネッ
トワークを介して前記データを送信する機器から取得す
る属性データ取得手段と、前記属性データ取得手段に取
得された属性データを記憶する属性データ記憶手段と、
前記属性データ記憶手段に記憶された属性データを識別
するための識別情報を前記データに付加する識別情報付
加手段と、前記識別情報付加手段に識別情報が付加され
たデータを、磁気テープに記録し再生する記録再生手段
と、前記記録再生手段により再生したデータから、前記
識別情報に付加された識別情報を分離する識別情報分離
手段と、前記識別情報分離手段に分離された識別情報か
ら、対応する前記属性データ記憶手段に記憶された属性
データを参照し、前記記録再生手段に記録された磁気テ
ープ一巻に記録された一つ以上のデータを、前記属性デ
ータを用いて一覧表示する表示手段と、前記表示手段に
表示された一覧表示から選択した属性データから、対応
するデータの先頭部分を高速で検索する検索手段と、を
前記機器に備える磁気記録再生装置である。
【0013】また、磁気記録再生方法としては、複数の
機器間で、映像信号およびまたは音声信号を含むデータ
と、機器の制御信号を、送信及びまたは受信する通信が
可能なネットワークで、前記ネットワーク上の前記デー
タを磁気テープ上に記録し、前記記録されたデータを再
生する、磁気記録再生方法であって、前記データを記録
再生する磁気記録再生装置は、前記データを記録する際
に、その記録内容を示す属性データを、前記ネットワー
クを介して前記データを送信する機器から取得し、前記
取得された属性データを記憶し、前記記憶された属性デ
ータを識別するための識別情報を前記データに付加し、
前記識別情報が付加されたデータを、磁気テープに記録
し再生する磁気記録再生方法である。
【0014】さらには、複数の機器間で、映像信号およ
びまたは音声信号を含むデータと、機器の制御信号を、
送信及びまたは受信する通信が可能なネットワークで、
前記ネットワーク上の前記データを磁気テープ上に記録
し、前記記録されたデータを再生する、磁気記録再生方
法であって、前記データを記録再生する磁気記録再生装
置は、前記データを記録する際に、その記録内容を示す
属性データを、前記ネットワークを介して前記データを
送信する機器から取得し、前記取得された属性データを
記憶し、前記記憶された属性データを識別するための識
別情報を前記データに付加し、前記識別情報が付加され
たデータを、磁気テープに記録し、前記記録されたデー
タを再生し、前記再生されたデータから、前記識別情報
に付加された識別情報を分離し、前記分離された識別情
報から、対応する前記記憶された属性データを参照し、
前記記録された磁気テープ一巻に記録された一つ以上の
データを、前記属性データを用いて一覧表示し、前記一
覧表示から選択した属性データから、対応するデータの
先頭部分を高速で検索する磁気記録再生方法である。
【0015】またさらには、複数の機器間で、映像信号
およびまたは音声信号を含むデータと、機器の制御信号
を、送信及びまたは受信する通信が可能なネットワーク
で、前記ネットワーク上の前記データを磁気テープ上に
記録し、前記記録されたデータを再生する、磁気記録再
生方法であって、前記記録されるデータの記録内容を示
す属性データを管理する管理装置は、前記属性データ
を、前記ネットワークを介して前記データを送信する機
器から取得し、前記取得された属性データを記憶し、前
記記憶された属性データを識別するための識別情報を生
成し、前記データを記録再生する磁気記録再生装置は、
前記ネットワークを介して前記識別情報を前記管理装置
から取得し、前記取得された識別情報を前記データに付
加し、前記識別情報が付加されたデータを、磁気テープ
に記録し再生する磁気記録再生方法である。
【0016】またさらには、複数の機器間で、映像信号
およびまたは音声信号を含むデータと、機器の制御信号
を、送信及びまたは受信する通信が可能なネットワーク
で、前記ネットワーク上の前記データを磁気テープ上に
記録し、前記記録されたデータを再生する、磁気記録再
生方法であって、前記記録されるデータの記録内容を示
す属性データを管理する管理装置は、前記属性データ
を、前記ネットワークを介して前記データを送信する機
器から取得し、前記取得された属性データを記憶し、前
記記憶された属性データを識別するための識別情報を生
成し、前記データを記録再生する磁気記録再生装置は、
前記ネットワークを介して前記識別情報を前記管理装置
から取得し、前記取得された識別情報を前記データに付
加し、前記識別情報が付加されたデータを、磁気テープ
に記録し、前記記録されたデータを再生し、前記再生さ
れたデータから、前記識別情報に付加された識別情報を
分離し、前記管理装置は、前記分離された識別情報を、
前記ネットワークを介して前記磁気記録再生装置から取
得し、前取得された識別情報から、対応する前記記憶さ
れた属性データを参照し、前記記録された磁気テープ一
巻に記録された一つ以上のデータを、前記属性データを
用いて一覧表示し、前記一覧表示から選択した属性デー
タから、前記磁気記録再生装置を前記ネットワークを介
して制御することによって、対応するデータの先頭部分
を高速で検索する磁気記録再生方法である。
【0017】またさらには、複数の機器間で、映像信号
およびまたは音声信号を含むデータと、機器の制御信号
を、送信及びまたは受信する通信が可能なネットワーク
で、前記ネットワーク上の前記データを磁気テープ上に
記録し、前記記録されたデータを再生する、磁気記録再
生方法であって、前記データを記録再生する磁気記録再
生装置は、前記データを記録する際に、その記録内容を
示す属性データを、前記ネットワークを介して前記デー
タを送信する機器から取得し、前記取得された属性デー
タを記憶し、前記記憶された属性データを識別するため
の識別情報を前記データに付加し、前記識別情報が付加
されたデータを、磁気テープに記録し、前記データを、
前記属性データを用いて一覧表示する一覧表示装置は、
前記属性データを前記ネットワークを介して前記磁気記
録再生装置から取得し、前記磁気記録再生装置は、前記
記録されたデータを再生し、前記再生されたデータか
ら、前記識別情報に付加された識別情報を分離し、前記
一覧表示装置は、前記分離された識別情報を、前記ネッ
トワークを介して前記磁気記録再生装置から取得し、前
取得された識別情報から、対応する前記記憶された属性
データを参照し、前記記録された磁気テープ一巻に記録
された一つ以上のデータを、前記属性データを用いて一
覧表示し、前記一覧表示から選択した属性データから、
前記磁気記録再生装置を前記ネットワークを介して制御
することによって、対応するデータの先頭部分を高速で
検索する磁気記録再生方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。この実施形態では、ア
イソクロナス通信によるデータの伝送と、非同期通信に
よる制御信号の伝送を可能とする1394シリアルバス
を用いた、AV機器や情報処理装置などが接続されたネ
ットワークシステムの形態を用いる。そして、該ネット
ワークシステム上で、VTRが磁気テープに記録するA
Vデータの記録情報を、TVまたはPCに一覧表示し、
該一覧表示から該記録された所望のAVデータを自動サ
ーチし再生する手段について説明する。
【0019】以降のAVデータの伝送に用いるアイソク
ロナス通信については、「IEEE Standard for a High P
erformance Serial Bus」として「IEEE Std 1394-199
5」に規格化されているので、詳しくはそちらを参照さ
れたい。
【0020】また、以降のVTR−A102やAVデー
タを出力する機器(例えばIRD−A103)を制御す
る方法については、まず、制御信号の伝送に用いる非同
期通信のパケット構造及びその使用方法については、
「IEEE Standard for a High Performance Serial Bu
s」として「IEEE Std 1394-1995」に規格化されてお
り、また、該非同期通信を用いたAV機器に対する制御
や状態取得の方法については、「AV/C Digital Interfa
ce Command Set」が「1394 Trade Association」によっ
て公開されているので、詳しくはそちらを参照された
い。
【0021】図1乃至図5において、101はパーソナ
ルコンピュータ(PC)、102、105はデジタル衛
星放送受信機(IRD)、103、106はVTR、1
04はDVDプレーヤ(DVD)、107はTV、11
0は1394シリアルバス、202、222はアイソク
ロナス通信制御部、203、223は非同期通信制御
部、206、231はAV機器制御ソフト、208は属
性データ抽出部、226はAVデータ処理部、228は
属性データ処理部、300は記録情報、400はトラッ
クフォーマット、500は通信コマンド、をそれぞれ表
す。
【0022】以下では、最初に、図2(a)に示したネ
ットワークシステムにおいて、VTR−A103が磁気
テープに記録するAVデータの記録情報を、該VTR−
A103で管理する場合について説明する。ここでは、
IRD−A102から出力される(デジタル)AVデー
タを、VTR−A103によって磁気テープに記録し、
該記録するAVデータの属性データを記録情報として管
理し、TV107に一覧表示するものとする。そして、
TV107に表示されたAVデータの記録情報の一覧か
ら、所望のAVデータを自動サーチし再生するものとす
る。
【0023】次に、図2(b)に示したネットワークシ
ステムにおいて、VTR−A103が磁気テープに記録
するAVデータの記録情報を、PC101で管理する場
合(すなわちPC101を該記録情報の管理装置とした
場合)について説明する。ここでは、IRD−A102
から出力される(デジタル)AVデータを、VTR−A
103によって磁気テープに記録し、該記録されたAV
データの属性情報を記録情報として管理し、PC101
に一覧表示するものとする。そして、PC101が表示
したAVデータの記録情報の一覧から、所望のAVデー
タを自動サーチし再生するものとする。
【0024】まず、VTR−A103が磁気テープに記
録するAVデータの記録情報を、該VTR−A103で
管理する場合について説明する。
【0025】まず、本実施形態にかかるIRD−A10
2およびVTR−A103の構成例について図1を用い
て説明する。
【0026】IRD−A102内には、まず、前記ネッ
トワークシステム上の他の機器との通信を司る通信制御
部201が備えられる。この通信制御部201は、前記
ネットワークシステムに接続する為に必須の構成要素で
あり、AVデータなどの送受信に用いるアイソクロナス
通信にかかる制御を行うアイソクロナス通信制御部20
2と、(ネットワークシステム上の他の)AV機器の制
御や状態取得の際に用いる非同期通信にかかる制御を行
う非同期通信制御部203と、上記通信を実行する通信
回路204から構成される。
【0027】さらに、IRD−A102内には、IRD
−A102の全体の制御を行うIRDシステム制御部2
05と、前記非同期通信を利用して他のAV機器の制御
や状態取得の依頼処理、及びまたは、他のAV機器から
の制御や状態取得の依頼を処理(本実施形態では、例え
ば属性データ抽出部208に抽出された属性データを依
頼元(VTR−A103)に返信する処理のこと)する
AV機器制御ソフト206と、デジタル放送信号を復調
するチューナ部207と、本発明にかかるAVデータの
属性データを抽出する属性データ抽出部208と、チュ
ーナ部207が受信したデジタルAVデータ、または、
VTR−A103が再生したデジタルAVデータを、ア
ナログAVデータに変換するデコーダ209とを備えて
いる。
【0028】VTR−A103内には、まず、IRD−
A102と同様に、アイソクロナス通信制御部222
と、非同期通信制御部223と、通信回路224から構
成される通信制御部221が備えられる。
【0029】さらに、VTR−A103内には、VTR
−A103の全体の制御を行うVTRシステム制御部2
25と、本発明にかかる、記録すべきAVデータに、テ
ープ識別信号を付加、及び、再生したAVデータからテ
ープ識別信号を分離するAVデータ処理部226と、磁
気テープへの記録再生にかかる、図示されない磁気ヘッ
ドやリールなどのメカニズムを制御するテープ制御部2
27と、本発明にかかる、AVデータの属性データを記
録情報として管理する属性データ処理部228と、TV
107に表示するAVデータの記録情報をアナログAV
データを背景に多重して出力するOSD表示制御部22
9と、本実施例にかかる、AVデータの記録情報を記憶
するメモリ230と、前記非同期通信を利用して他のA
V機器の制御や状態取得の依頼処理(本実施形態では、
例えばIRD−A102に属性データを送信依頼する処
理のこと)、及びまたは、他のAV機器からの制御や状
態取得の依頼を処理するAV機器制御ソフト231と、
磁気テープ232とを備えている。
【0030】以上で、本実施形態にかかるIRD−A1
02およびVTR−A103の構成例についての説明を
終える。
【0031】なお、この場合のネットワークシステムの
構成は、図2(a)に示すように、該ネットワークシス
テム上には、IRD−A102とVTR−A103が、
アイソクロナス通信によるデータの伝送と非同期通信に
よる制御信号の伝送を可能とする1394シリアルバス
110を介して接続される。また、テレビ受信機である
TV107は、VTR−A103からのアナログ映像信
号および音声信号を受けるために、信号線120を介し
てVTR−A103に接続されるものとする。さらに、
VTR−A103は、IRD−A102からのアナログ
映像信号および音声信号を受けるために、信号線130
を介してIRD−A102に接続されるものとする。
【0032】次に、本実施形態にかかる、VTR−A1
03のメモリ230に記憶するAVデータの記録データ
300について図3を用いて説明する。
【0033】AVデータの記録データ300は、大別し
て、管理情報310と、テープリスト情報320と、A
Vデータリスト情報330の3種類の情報より構成され
る。管理情報310は、自己(VTR−A103)記録
再生の認識に使用するVTR製造番号と、新たにAVデ
ータを記録したときにデータを格納すべきアドレスを示
す空きリストの先頭ポインタ/最尾ポインタ/空きメモ
リ量と、テープリスト情報の先頭アドレスを示すテープ
リスト先頭ポインタと、現在の一貫テープ番号から構成
される。なお、一貫テープ番号は、テープを記録情報3
00から削除した後、テープ番号の重複を防ぐために、
内部で自動的に累進するカウンタである。また、空きメ
モリ量の参照によりメモリ230が一杯になったことの
警告が可能である。
【0034】テープリスト情報320には、テープ一巻
毎の管理データを格納する。次のテープリスト情報の所
在を示すポインタ、テープを識別するためのIDとして
表示用番号/一貫(テープ)番号/(テープ)種別/用
途と、記録されているAVデータの総数を示すAVデー
タ数と、AVデータリスト330のアドレスを示すAV
データリスト先頭ポインタから構成される。なお、(テ
ープ)種別には、T−60/T−120/T−140/
T−160/DF−300/DF−420などの磁気テ
ープの種別を格納する。これにより、カセット装填時に
毎回種別判別をしなくても済む。
【0035】AVデータリスト情報330には、記録す
るAVデータ毎の属性データを格納する。次のAVデー
タリストへのポインタと、テープ上のAVデータが記録
されている位置を開始点と終了点により示す位置データ
と、年/月/日/曜日/時/分、及び、チャネル/タイ
トル/記録時間/記録モードからなる記録日時と、AV
データ毎の見た/見ない/保存を示すフラグと、ステレ
オ/2か国語の音声モードのフラグから構成される。
【0036】なお、本実施形態では詳細は述べないが、
記録されるAVデータはデジタルデータとアナログデー
タがある。上記の記録モードにより、記録したAVデー
タがデジタルデータかアナログデータかを判別可能であ
る。
【0037】以上で、本実施形態にかかる、VTR−A
103のメモリ230に記憶するAVデータの記録デー
タ300についての説明を終える。
【0038】さて、磁気テープへAVデータを記録する
際は、図3に示した記録情報300の内、管理情報31
0内からはVTR製造番号が、テープリスト情報320
内からは一貫テープ番号が、AVデータリスト情報33
0内からは位置データを、もとにしたテープ識別情報
が、AVデータ処理部226によって該記録するAVデ
ータに付加される。なお、位置データはVTRシステム
制御部225により順次(1秒毎に)加算される。
【0039】以下では、該付加されるテープ識別情報を
テープ上に記録する領域について、図4を用いて簡単な
説明を加える。
【0040】図4において、400は1トラック×1同
期ブロック分のトラックフォーマットを表している。こ
の中で、(デジタル)AVデータは主データ403に記
録される。一方で、本実施形態にかかるテープ識別情報
は、主データ403とは別に設けたサブコードデータ4
01およびまたは補助データ402に記録される。
【0041】なお、本実施形態では、デジタルAVデー
タを磁気テープに記録する場合について述べているが、
アナログAVデータを磁気テープに記録する場合は、本
実施形態にかかるテープ識別情報は、例えば特開平8−
32922号に記載された方法と同様に、映像信号の垂
直帰線期間に多重すれば良い。
【0042】次に、1394シリアルバス110を介し
た非同期通信を用いて、AV機器の制御や状態を取得す
る際に使用する通信コマンドの構造について図5を用い
て説明する。この通信コマンドは、例えばVTR−A1
03が、IRD−A102からAVデータの属性データ
を取得する際に使用される。なお、上記でも述べたが、
該非同期通信を用いたAV機器に対する制御や状態取得
の方法については、「AV/C Digital Interface Command
Set」が「1394 Trade Association」によって公開され
ているので、詳しくはそちらを参照されたい。ここで
は、該通信データの大まかな構造についてのみ説明す
る。
【0043】通信コマンド500は、該コマンドの送信
元を示す送信元ID501と、該コマンドの受信先を示
す受信先ID502と、該コマンドの種別を表すコマン
ドタイプ503と、該コマンドの操作コード504と、
操作コード504の付属コード505から構成される。
【0044】コマンドタイプ503に格納するコマンド
の種別としては、例えば、制御/状態取得/通知などが
ある。また、操作コード504の内容としては、例えば
VTR−A103に対するものとしては、AVデータの
記録/AVデータの再生/磁気テープ早送り/磁気テー
プ巻き戻しなどがあり、IRD−A102に対するもの
としては、AVデータの送信開始/AVデータの属性デ
ータ取得などがある。付属コード505の内容として
は、例えば操作コード504が、AVデータの再生の場
合は、順方向/逆方向/その再生スピードなど、AVデ
ータの送信開始の場合は、送信開始するAVデータを指
定するための情報などになる。
【0045】なお、通信コマンド500の処理は、AV
機器制御ソフト206、231によって行われる。
【0046】以上で、VTR−A103が磁気テープに
記録するAVデータの記録情報を、該VTR−A103
で管理する場合に適用される、機器のブロック構成や各
種データ構成についての説明を終える。
【0047】次に、AVデータの記録時と再生時に分け
て、図面を参照しながら各々の動作についての説明を加
える。
【0048】まず、記録時の動作について図6を用いて
説明する。
【0049】まず、ユーザが磁気テープ232を挿入す
るところから、本処理が開始される(ステップ60
1)。
【0050】VTR−A103は、ステップ601で挿
入されたテープのテープ識別番号を検出するために、テ
ープ制御部227により予備再生を行う。そして、再生
された信号からテープ識別番号とテープ絶対位置を抽出
する。ここで、該テープに対してテープ識別番号が検出
できない場合は、挿入されたテープが未記録テープと判
断して、現在使用されていないテープ識別番号を割り当
てる。また、テープ絶対位置が検出できない場合は、テ
ープ制御部227が計算したテープの走行時間をテープ
絶対位置として使用する(ステップ602)。
【0051】次に、ユーザから記録の指示がされること
により(ステップ603)、下記ステップの実行によっ
てAVデータの記録を行う。
【0052】まず、VTR−A103は、AVデータリ
スト情報330に格納するチャネル、タイトルなどの情
報をIRD−A102より取得する(ステップ60
4)。これは、AV機器制御ソフト231(VTR−A
103内)が、(該情報の取得依頼を意味する)通信コ
マンド500をIRD−A102に送信し、該通信コマ
ンド500を受けたAV機器制御ソフト206(IRD
−A102内)が、属性データ抽出部208より取得し
た情報を、AV機器制御ソフト231(VTR−A10
3内)に返信することによって行われる。
【0053】次に、ステップ602の予備再生で取得し
たテープ番号とテープ絶対位置、及び、ステップ604
にて取得したチャネルやタイトルなどの記録情報を、属
性データ処理部228により記憶しておく(ステップ6
05)。
【0054】次に、通信コマンド500により、IRD
−A102からAVデータを受信開始する(ステップ6
06)。これも、上記ステップ604と同様に、AV機
器制御ソフト231(VTR−A103内)とAV機器
制御ソフト206(IRD−A102内)による(AV
データの送信依頼を意味する)通信コマンド500のや
り取りを経て開始される。
【0055】そして、ステップ606で受信開始された
AVデータと、ステップ605で記憶した記録データ内
のテープ識別情報を、AVデータ処理部227で多重し
ながら、磁気テープ232への記録を行う(ステップ6
07)。なお、テープ上の位置データはVTRシステム
制御部225により1秒毎に加算される。
【0056】なお、記録終了時には、磁気テープの走行
を停止するとともに、記録終了時のテープ絶対位置を示
す終了アドレスを記憶し、開始及び終了アドレスから実
際の録画時間を計算し、記録開始時に記憶しておいた記
録情報とともに、該AVデータの記録データとしてメモ
リ230に書き込む(ステップ608)。
【0057】以上で、記録時の動作についての説明を終
える。
【0058】次に、再生時の動作について、その処理の
流れを示した図7、及び、記録内容の一覧表示例を示し
た図8を用いて説明する。
【0059】まず、ユーザが磁気テープ232を挿入す
るところから、本処理が開始される(ステップ70
1)。
【0060】VTR−A103は、ステップ701で挿
入されたテープのテープ識別番号を検出するために、テ
ープ制御部227により予備再生を行う。そして、再生
された信号からVTR製造番号、テープ識別番号、テー
プ絶対位置などのテープ識別情報を抽出する(ステップ
702)。
【0061】次に、ユーザから記録内容一覧表示の指示
がされることにより(ステップ703)、下記ステップ
の実行によって記録内容の一覧表示から再生までを行
う。
【0062】まず、VTR−A103は、ステップ70
2で取得したテープ識別情報をもとに、メモリ230か
ら対応する記録データを取得する(ステップ704)。
【0063】そして、OSD表示制御部229によって
磁気テープの記録内容の一覧表示を行う(ステップ70
5)。なお、ステップ704で、VTR製造番号が再生
するVTRの製造番号と一致しない場合は、その旨を表
示して処理を終了する。
【0064】図8がその一覧表示800の一例を示して
おり、801は表示画面800のタイトル、802は挿
入されたテープの管理番号と記録されているAVデータ
数の表示部である。803は、画面に表示しているAV
データが全体に対してどのあたりかを示している。
【0065】また、804は記録日、805はAVデー
タ名(タイトル)、806は開始アドレスと終了アドレ
スから計算した記録時間、807は記録モードの表示部
である。また、テープの途中に未記録部分などがある場
合は、例えば、「ブランク」という文字とその部分の記
録可能時間を表示し、AVデータの最後の部分には、例
えば、「残り」という文字とその残りの部分の記録可能
時間を表示する。
【0066】さらに、808はカーソルの方向を表示す
る部分である。809は選択中のAVデータ(別色で表
示されている−図中No3のAVデータ)の記録可能時
間、及び、AVデータの最後の残り部分の記録可能時間
を表示するものである。810及び811は、操作説明
文の表示部である。この一覧表示を終了する場合は81
1の「終了」を選択する。
【0067】さて、図8に示した一覧画面800におい
て、ユーザが所望のAVデータを選択し、「再生」指示
を行うことにより(ステップ706)、下記ステップの
処理でAVデータの頭だしが行われる。
【0068】AVデータの頭だしは、(VTRシステム
制御部225からの命令で)テープ制御部227による
テープの早送りまたは巻き戻しによって行う(ステップ
707)。このとき、OSD表示制御部229によっ
て、例えば、「サーチ中」という文字を表示することに
よって、ユーザに所望のAVデータの頭だしを行ってい
ることを知らせる。
【0069】そして、AVデータの頭だしが終了する
と、直ちに、(VTRシステム制御部225の命令で)
テープ制御部227によるテープを再生する(ステップ
708)。ここで再生された(デジタル)AVデータ
は、図1に示した構成では、1394シリアルバス11
0経由でIRD−A102に送られる。そして、IRD
−A102では、該受けたAVデータをデコーダ209
でTV107で表示可能なフォーマットに変換し、TV
107にそのAVデータを出力する。
【0070】以上で、再生時の動作についての説明を終
える。
【0071】一方で、AVデータの頭だしを行った後、
テープを再生せずに停止させることも可能である。これ
により、要らなくなったAVデータの上書き記録なども
簡単に行うことができる。
【0072】さらに、これまでは所望のAVデータの頭
だしを行う方法について述べてきたが、AVデータの
「頭」部分だけでなく「途中」部分についても頭だしを
行うことができる。これには、これまでの「頭」部分の
頭だしと同様に、テープ情報として記録したテープの絶
対アドレスをもとにする。ただし、図8に示した一覧表
示800では、頭だしを行う「途中」部分を指定できな
いので、該指定を可能にする画面を表示して、ユーザに
「途中」部分を指定させる。この画面例は図示はしない
が、1AVデータ分の記録開始時間から記録終了時間ま
でを、図8の803のように表し、所望の「途中」部分
をユーザに選択可能な形で表示することが考えられる。
【0073】以上のようにすることで、VTR−A10
3は、自身が記録するAVデータの記録情報を管理する
ことが可能になる。さらに、該記録情報の一覧を表示し
て、所望のAVデータをユーザに選択させ、自動サーチ
して再生することが可能になる。
【0074】また、ここではAVデータはIRD−A1
02から出力されるものとして説明を行ってきた。しか
し、上記の通り、AVデータの出力要求、該AVデータ
の属性データの要求等は、1394シリアルバス110
を介した汎用的な通信コマンド500を利用している。
そのため、該通信コマンド500をサポートしている機
器であれば、そのAVデータの出力に対する記録情報を
管理することが可能である。ただし、そのAVデータの
出力形式はVTR−A103が記録できるものに限られ
る。
【0075】以上で、VTR−A103が磁気テープに
記録するAVデータの記録情報を、該VTR−A103
で管理する場合についての説明を終える。
【0076】次に、VTR−A103が磁気テープに記
録するAVデータの記録情報を、PC101で管理する
場合について説明する。
【0077】まず、この場合のPC101およびIRD
−A102およびVTR−A103の構成例について図
9を用いて説明する。
【0078】まず、IRD−A102およびVTR−A
103は、各々図1で示した構成と同様である。
【0079】一方で、PC101内には、まず、IRD
−A102やVTR−A103と同様に、アイソクロナ
ス通信制御部902と、非同期通信制御部903と、通
信回路904から構成される通信制御部901が備えら
れる。
【0080】さらに、PC101内には、PC101全
体の制御を行うPCシステム制御部905と、前記非同
期通信を利用して他のAV機器の制御や状態取得の依頼
処理(本実施形態では、例えばIRD−A102に属性
データを送信依頼する処理のこと)、及びまたは、他の
AV機器からの制御や状態取得の依頼を処理するAV機
器制御ソフト906と、IRD−A102内のチューナ
部207が受信したデジタルAVデータ、または、VT
R−A103が再生したデジタルAVデータを、アナロ
グAVデータに変換するデコーダ909と、本発明にか
かる、AVデータの属性データを記録情報として管理す
る属性データ処理ソフト908と、本実施例にかかる、
AVデータの記録情報を記憶するメモリ910と、AV
データの記録情報を表示するCRT907とを備えてい
る。
【0081】以上で、本実施形態にかかるPC101お
よびIRD−A102およびVTR−A103の構成例
についての説明を終える。
【0082】なお、この場合のネットワークシステムの
構成は、図2(b)に示すように、PC101、IRD
−A102及びIRD−B105、VTR−A103及
びVTR−B106、光ディスクに記録されたAVデー
タの再生を行うDVDプレーヤDVD104が、139
4シリアルバス110を介して接続される。
【0083】1394シリアルバス110による接続形
態は、図2(b)のように、ディジーチェーン接続また
はツリー接続、または、ディジーチェーン接続とツリー
接続の組み合わせによるものがある。
【0084】なお、図2(b)には記載していないが、
カメラ一体型のAVデータ記録再生装置、ハードディス
ク装置、プリンタ、スキャナ、カメラ、オーディオなど
の機器も、1394シリアルバス110を介して接続さ
れる場合もある。
【0085】次に、PC101のメモリ910に記憶す
るAVデータの記録データについて説明する。PC10
1では、図3で示したVTR−A103が使用する記録
データ300の形式と同様の形式を用いる。ただし、複
数台のVTRに対応できるように、記録データ300を
各VTR毎に用意する。なお、PC101では必ずしも
記録データ300の形式を取らなくとも良い。ただし、
記録データ300の形式をとることにより(または、記
録データ300に他の項目を加えても良いが)、VTR
−A103が管理する記録データとの整合性の確認が可
能になる。
【0086】次に、AVデータの記録時と再生時に分け
て、図面を参照しながら各々の動作についての説明を加
える。
【0087】まず、記録時の動作について図10を用い
て説明する。また、この動作は、図6に示した各ステッ
プと同様の処理を用いる場合が多いので、図6も参照し
ながら説明する。
【0088】まず、ユーザがVTR−A103に磁気テ
ープ232を挿入するところから、本処理が開始される
(ステップ1001)。これは図6のステップ601と
同様である。
【0089】VTR−A103は、図6のステップ60
2と同様に、ステップ1001で挿入されたテープの予
備再生を行い、そこで得られた信号からテープ識別番号
とテープ絶対位置を抽出しておく(ステップ1002
1)。
【0090】次に、図6ステップ603と同様に、ユー
ザから記録の指示がされることにより(ステップ100
3)、下記ステップの実行によってAVデータの記録を
行う。ただし、この場合のユーザからの指示は、例え
ば、PC101のAV機器制御ソフト906によるVT
R−A103への記録指示である。すなわち、ユーザは
PC101上で、IRD−A102からのAVデータを
VTR−A103に記録させる指示を行うことを意味す
る。
【0091】ユーザからの記録の指示を受けたPC10
1は、次に、VTR−A103がステップ10021で
抽出した情報を取得する(ステップ10022)。これ
は、AV機器制御ソフト906(PC101内)が、
(該抽出情報の取得依頼を意味する)通信コマンド50
0をVTR−A103に送信し、該通信コマンド500
を受けたAV機器制御ソフト231(VTR−A103
内)が、該抽出情報をAV機器制御ソフト906(PC
101内)に返信することによって行われる。
【0092】そして、PC101は、図6のステップ6
04と同様に、AVデータリスト情報330に格納する
チャネル、タイトルなどの情報をIRD−A102より
取得する(ステップ1004)。これも、上記ステップ
10022と同様に、AV機器制御ソフト906(PC
101内)とAV機器制御ソフト206(IRD−A1
02内)による(該情報の取得依頼を意味する)通信コ
マンド500のやり取りを経て開始される。
【0093】次に、図6のステップ605と同様に、ス
テップ10022で取得したテープ番号とテープ絶対位
置、及び、ステップ1004にて取得したチャネルやタ
イトルなどの記録情報を、属性データ処理ソフト908
により記憶しておく(ステップ1005)。
【0094】次に、通信コマンド500により、IRD
−A102からVTR−A103へAVデータを送信開
始させる(ステップ1006)。これも、上記ステップ
10022と同様に、通信コマンド500を介して行わ
れる。ただし、この場合は、IRD−A102に対して
VTR−A103へAVデータを送信させる意味の送信
コマンド500を、AV機器制御ソフト906(PC1
01内)がAV機器制御ソフト206(IRD−A10
2内)へ送信することによって行われる。
【0095】次に、ステップ1006でIRD−A10
2が送信開始したAVデータを、VTR−A103に記
録させ、同時に、ステップ1005で記憶した記録デー
タ内のテープ識別情報を、VTR−A103内のAVデ
ータ処理部227で多重させる(ステップ1007)。
これも、上記ステップ10022と同様に、AV機器制
御ソフト906(PC101内)とAV機器制御ソフト
231(VTR−A103内)による(AVデータの記
録依頼を意味するものと、テープ識別情報の多重依頼を
意味する)通信コマンド500のやり取りを経て行われ
る。
【0096】そして、記録終了時には、VTR−A10
3に対して磁気テープの走行を停止させ、記録終了時の
テープ絶対位置を示す終了アドレスをVTR−A103
から取得する。そして、開始及び終了アドレスから実際
の録画時間を計算し、記録開始時に記憶しておいた記録
情報とともに、該AVデータの記録データとしてメモリ
910に書き込む(ステップ1008)。これまでと同
様に、磁気テープ停止時、終了アドレスの取得時には、
各々それを意味する通信コマンド500を、AV機器制
御ソフト906(PC101内)とAV機器制御ソフト
231(VTR−A103内)でやり取りすることによ
り行われる。
【0097】以上で、記録時の動作についての説明を終
える。
【0098】次に、再生時の動作について図11を用い
て説明する。また、この動作は、図7に示した各ステッ
プと同様の処理を用いる場合が多いので、図7も参照し
ながら説明する。なお、一覧表示例は図8に示したもの
を使用することとして話を進める。
【0099】まず、ユーザがVTR−A103に磁気テ
ープ232を挿入するところから、本処理が開始される
(ステップ1101)。これは図7のステップ701と
同様である。
【0100】VTR−A103は、図7のステップ70
2と同様に、ステップ1101で挿入されたテープの予
備再生を行い、そこで得られた信号からテープ識別番号
とテープ絶対位置を抽出しておく(ステップ1102
1)。
【0101】次に、図7ステップ703と同様に、ユー
ザから記録内容一覧表示の指示がされることにより(ス
テップ1103)、下記ステップの実行によって記録内
容の一覧表示から再生までを行う。ただし、この場合の
ユーザからの指示は、PC101上での表示指示を意味
する。
【0102】ユーザからの一覧の指示を受けたPC10
1は、次に、VTR−A103がステップ11021で
抽出した情報を取得する(ステップ11022)。これ
は、図10内のステップ10022と同様である。
【0103】そして、PC101は、ステップ1102
1で取得したテープ識別情報をもとに、メモリ910か
ら対応する記録データを取得する(ステップ110
4)。
【0104】そして、磁気テープの記録内容の一覧(図
8に示した一覧画面800)をCRT907に表示する
(ステップ1105)。
【0105】さて、図8に示した一覧画面800におい
て、ユーザが所望のAVデータを選択し、「再生」指示
を行うことにより(ステップ1106)、下記ステップ
の処理でAVデータの頭だしが行われる。
【0106】AVデータの頭だしは、(VTRシステム
制御部225からの命令で)テープ制御部227による
テープの早送りまたは巻き戻しによって行う(ステップ
1107)。ここでは、AVデータの頭だし及び頭だし
後に再生することを意味する通信コマンド500を、A
V機器制御ソフト906(PC101内)とAV機器制
御ソフト231(VTR−A103内)でやり取りする
ことにより行われる。さらに、また、このとき、属性デ
ータ処理ソフト908によって、例えば、「サーチ中」
という文字を表示することによって、ユーザに所望のA
Vデータの頭だしを行っていることを知らせる。
【0107】そして、AVデータの頭だしが終了する
と、直ちに、(VTRシステム制御部225の命令で)
テープ制御部227によるテープを再生する(ステップ
1108)。ここで再生された(デジタル)AVデータ
は、図9に示した構成では、1394シリアルバス11
0経由でPC101(もしくはIRD−A102)に送
られる。そして、PC101(もしくはIRD−A10
2)では、該受けたAVデータをデコーダ909(IR
D−A102の場合デコーダ209)でCRT907
(IRD−A102の場合TV107)で表示可能なフ
ォーマットに変換し、CRT(IRD−A102の場合
TV107)にそのAVデータを出力する。
【0108】以上で、再生時の動作についての説明を終
える。
【0109】なお、図7の説明と同様に、AVデータの
頭だしを行った後、テープを再生せずに停止させること
も可能である。また、AVデータの「頭」部分だけでな
く「途中」部分についても頭だしを行うことができる。
【0110】以上のようにすることで、PC101は、
VTR−A103が記録するAVデータの記録情報を管
理することが可能になる。さらに、該記録情報の一覧を
表示して、所望のAVデータをユーザに選択させ、自動
サーチして再生することが可能になる。
【0111】また、ここでは、AVデータはIRD−A
102から出力されるものとして、そして、そのAVデ
ータはVTR−A103で記録するものとして説明を行
ってきた。しかし、上記の通り、AVデータの出力要
求、該AVデータの属性データの要求、AVデータの記
録要求、AVデータの頭だし再生要求等は、1394シ
リアルバス110を介した汎用的な通信コマンド500
を利用している。そのため、該通信コマンド500をサ
ポートしている機器であれば、VTR−A103やIR
D−A102と同様に扱うことが可能である。
【0112】さらに、この実施形態では、PC101が
AVデータの記録情報を管理しているので、VTR−A
103は必ずしも、該記録情報の管理(一覧表示も含
む)機能を持っていなくても良い。ただし、この場合、
通信コマンド500によって、テープ内の記録情報の読
み出し、AVデータの記録(記録情報の多重も含む)、
AVデータの頭だしが可能でなければならない。
【0113】また、この実施形態では、PC101は複
数台のVTR(VTR−A103やVTR−B106)
に対応したAVデータの記録情報を管理できる。従っ
て、VTR−A103で記録した磁気テープを、VTR
−B106で再生する場合でも、PC101で該磁気テ
ープ内のAVデータの頭だし機能が実現可能である。
【0114】以上で、VTR−A103が磁気テープに
記録するAVデータの記録情報を、PC101で管理す
る場合についての説明を終えるが、一方で、VTR−A
103が、該記録情報の管理機能を持っている場合は、
PC101を該記録情報の一覧表示装置として利用する
ことが可能である。この場合のPC101の処理は、図
11に示したものとほぼ同様である。異なる点は図11
内のステップ1104の処理のみであり、この場合は、
VTR−A103内の記録情報を、通信コマンド500
によって読み出せば良い。このようにすることで、PC
101を一覧表示装置として、一覧表示および該一覧か
らのAVデータの頭だし機能を実現することができる。
【0115】さらに、本発明を応用することにより、例
えば、VTR−A103とVTR−B106と用いて、
磁気テープの内容を他の磁気テープにダビング(複製を
作成すること)するとともに、そのダビングした磁気テ
ープに関しても、AVデータの頭だし機能を実現するこ
とができる。例えば、VTR−A103内の磁気テープ
AからVTR−B106内の磁気テープBにダビングす
る場合を考える。この場合、まずVTR−B106は、
VTR−A103に磁気テープAに関する情報の取得依
頼を行う。この依頼を受けたVTR−A103は、磁気
テープAに関するテープリスト情報320とAVデータ
リスト情報330を取り出す。そして、その情報をVT
R−B106に送信する。VTR−B106は、一貫
(テープ)番号を確認し、自身の記録データ300に矛
盾が起こらないようにする。必要があれば、テープリス
ト情報320内の一貫(テープ)番号を変更して記憶す
るとともに、磁気テープBへAVデータを記録する際
に、サブコードデータ401およびまたは補助データ4
02に多重する一貫(テープ)番号の値を変更して多重
し直す。
【0116】このようにすれば、磁気テープをダビング
しても、該テープに対するAVデータの頭だしを行うこ
とができるようになる。
【0117】さらに、本発明では、IRD−A102と
VTR−A103は各々別々の機器として話を進めてき
たが、IRD−A102とVTR−A103が単一の機
器として構成される場合でも適用可能である。この場合
は、これまで述べた当該機器間のAVデータと属性デー
タの送受信は、ネットワークを介さずに機器内部で行っ
ても良い。従って、該送受信にかかる通信コマンド50
0も使用しなくとも良い。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば、AVデータの出力元と
なる機器、AVデータを記録する機器、AVデータの頭
だし機能を提供する機器が、それぞれ独立した機器であ
っても、互いの機器の制御や頭だしに必要な情報のやり
取りをネットワークを介して行うことにより、AVデー
タの頭だし機能を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態にかかるIRD−Aおよび
VTR−Aの構成を示したブロックダイヤグラムであ
る。
【図2】図2(a)(b)は、本発明の実施形態にかか
る1394シリアルバスを用いたネットワークシステム
の構成例を示した図である。
【図3】図3は、VTR−Aが保持するAVデータの記
録データの構造を示した図である。
【図4】図4は、磁気テープへのAVデータの記録トラ
ックフォーマットの一例を示した図である。
【図5】図5は、1394シリアルバスを介してAV機
器を制御する際に使用する通信コマンドの構造を示した
図である。
【図6】図6は、AVデータの記録情報をVTR−Aで
管理する場合の、AVデータの記録処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】図7は、AVデータの記録情報をVTR−Aで
管理する場合の、AVデータの再生処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】図8は、磁気テープに記録されたAVデータの
一覧表示の画面例を示す図である。
【図9】図9は、本実施形態にかかるPCおよびIRD
−AおよびVTR−Aの構成を示したブロックダイヤグ
ラムである。
【図10】図10は、AVデータの記録情報をPCで管
理する場合の、AVデータの記録処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】図11は、AVデータの記録情報をPCで管
理する場合の、AVデータの再生処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101 … パーソナルコンピュータ(PC)、 102,105 … デジタル衛生放送受信機(IR
D)、 103,106 … VTR、 104 … DVDプレーヤ(DVD)、 107 … TV、 110 … 1394シリアルバス、 202,222,902 … アイソクロナス通信制御
部、 203,223,903 … 非同期通信制御部、 206,231,906 … AV機器制御ソフト、 208 … 属性データ抽出部、 226 … AVデータ処理部、 228 … 属性データ処理部、 300 … 記録情報、 400 … トラックフォーマット、 500 … 通信コマンド、 800 … 一覧表示画面、 907 … CRT、 908 … 属性データ処理ソフト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 G11B 27/00 C 27/10 E 27/34 N H (72)発明者 尼田 信孝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 小原 康徳 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号を含むデータを、前記ネットワーク
    を介して他の機器から受信し、磁気テープ上に記録しか
    つ再生する磁気記録再生装置であって、 前記データを記録する際に、その記録内容を示す属性デ
    ータを、前記ネットワークを介して前記データを送信す
    る前記他の機器から取得する属性データ取得手段と、 前記属性データ取得手段により取得された属性データを
    記憶する属性データ記憶手段と、 前記属性データ記憶手段に記憶された属性データを識別
    するための識別情報を前記データに付加する識別情報付
    加手段と、 前記識別情報付加手段により識別情報が付加された前記
    データを磁気テープに記録し再生する記録再生手段と、 を備えることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号を含むデータを、前記ネットワーク
    を介して他の機器から受信し、磁気テープ上に記録しか
    つ再生する磁気記録再生装置であって、 前記データを記録する際に、その記録内容を示す属性デ
    ータを、前記ネットワークを介して前記データを送信す
    る前記他の機器から取得する属性データ取得手段と、 前記属性データ取得手段により取得された属性データを
    記憶する属性データ記憶手段と、 前記属性データ記憶手段に記憶された属性データを識別
    するための識別情報を前記データに付加する識別情報付
    加手段と、 前記識別情報付加手段により識別情報が付加された前記
    データを磁気テープに記録し再生する記録再生手段と、 前記記録再生手段により再生した前記データから、前記
    識別情報に付加された識別情報を分離する識別情報分離
    手段と、 前記識別情報分離手段に分離された識別情報から、対応
    する前記属性データ記憶手段に記憶された属性データを
    参照し、前記記録再生手段に記録された磁気テープ一巻
    に記録された一つ以上の前記データを、前記属性データ
    を用いて一覧表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された一覧表示より選択した属性デ
    ータから、対応する前記データの先頭部分を高速で検索
    する検索手段と、 を備えることを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記表示手段は、一覧表示を行う際に、少なくとも前記
    属性データに含まれる当該データ名を表示する、 ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記表示手段は、一覧表示を行う際に、該磁気テープ上
    の未記録領域の記録可能時間を表示する、 ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4のいずれか一つの請求項に
    記載の磁気記録再生装置において、 前記検索手段は、当該データの先頭部分のみならず、途
    中部分についても検索する、 ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか一つの請求項に
    記載の磁気記録再生装置において、 前記検索手段において当該データを検索した後に、該デ
    ータの再生を開始する自動再生手段、 を備えることを特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークを介して、映像信号およびま
    たは音声信号を含むデータを他の機器から受信し、磁気
    テープ上に記録しかつ再生する磁気記録再生方法であっ
    て、 前記データを記録再生する磁気記録再生装置は、前記デ
    ータを記録する際に、その記録内容を示す属性データ
    を、前記ネットワークを介して前記データを送信する前
    記他の機器から取得し、前記取得された属性データを記
    憶し、前記記憶された属性データを識別するための識別
    情報を前記データに付加し、前記識別情報が付加された
    前記データを磁気テープに記録し再生することを特徴と
    する磁気記録再生方法。
  8. 【請求項8】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークを介して、映像信号およびま
    たは音声信号を含むデータを他の機器から受信し、磁気
    テープ上に記録しかつ再生する磁気記録再生方法であっ
    て、 前記データを記録再生する磁気記録再生装置は、前記デ
    ータを記録する際に、その記録内容を示す属性データ
    を、前記ネットワークを介して前記データを送信する前
    記他の機器から取得し、前記取得された属性データを記
    憶し、前記記憶された属性データを識別するための識別
    情報を前記データに付加し、前記識別情報が付加された
    前記データを磁気テープに記録し、 前記記録されたデータを再生し、前記再生されたデータ
    から前記付加された識別情報を分離し、前記分離された
    識別情報から対応する前記記憶された属性データを参照
    し、磁気テープ一巻に前記記録された一つ以上の前記デ
    ータを、前記属性データを用いて一覧表示し、 前記一覧表示より選択した属性データから、対応する前
    記データの先頭部分を高速で検索することを特徴とする
    磁気記録再生方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の磁気記録再生方法におい
    て、 前記磁気記録再生装置は、前記一覧表示を行う際に、少
    なくとも前記属性データに含まれる当該データ名を表示
    する、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  10. 【請求項10】請求項8に記載の磁気記録再生方法にお
    いて、 前記磁気記録再生装置は、前記一覧表示を行う際に、該
    磁気テープ上の未記録領域の記録可能時間を表示する、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  11. 【請求項11】請求項8乃至10のいずれか一つの請求
    項に記載の磁気記録再生方法において、 前記磁気記録再生装置は、前記検索を行う際に、当該デ
    ータの先頭部分のみならず、途中部分についても検索す
    る、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  12. 【請求項12】請求項7乃至11のいずれか一つの請求
    項に記載の磁気記録再生方法において、 前記磁気記録再生装置は、前記検索を行った後に、該デ
    ータの再生を開始することを特徴とする磁気記録再生方
    法。
  13. 【請求項13】複数の機器間で送信およびまたは受信す
    る通信が可能なネットワークを介して、映像信号および
    または音声信号を含むデータを他の機器から受信し、磁
    気テープ上に記録しかつ再生する磁気記録再生方法であ
    って、 前記データの記録内容を示す属性データを管理する管理
    装置は、前記属性データを、前記ネットワークを介して
    前記データを送信する前記他の機器から取得し、前記取
    得された属性データを記憶し、前記記憶された属性デー
    タを識別するための識別情報を生成し、 前記データを記録再生する磁気記録再生装置は、前記識
    別情報を前記ネットワークを介して前記管理装置から取
    得し、前記取得された識別情報を前記データに付加し、
    前記識別情報が付加された前記データを磁気テープに記
    録し再生することを特徴とする磁気記録再生方法。
  14. 【請求項14】複数の機器間で送信およびまたは受信す
    る通信が可能なネットワークを介して、映像信号および
    または音声信号を含むデータを他の機器から受信し、磁
    気テープ上に記録しかつ再生する磁気記録再生方法であ
    って、 前記データの記録内容を示す属性データを管理する管理
    装置は、前記属性データを、前記ネットワークを介して
    前記データを送信する前記他の機器から取得し、前記取
    得された属性データを記憶し、前記記憶された属性デー
    タを識別するための識別情報を生成し、 前記データを記録再生する磁気記録再生装置は、前記識
    別情報を前記ネットワークを介して前記管理装置から取
    得し、前記取得された識別情報を前記データに付加し、
    前記識別情報が付加された前記データを磁気テープに記
    録し、 前記記録されたデータを再生し、前記再生されたデータ
    から前記付加された識別情報を分離し、 前記管理装置は、前記分離された識別情報を、前記ネッ
    トワークを介して前記磁気記録再生装置から取得し、前
    記取得された識別情報から対応する前記記憶された属性
    データを参照し、磁気テープ一巻に前記記録された一つ
    以上の前記データを、前記属性データを用いて一覧表示
    し、 前記一覧表示より選択した属性データから、前記磁気記
    録再生装置を前記ネットワークを介して制御することに
    よって、対応する前記データの先頭部分を高速で検索す
    ることを特徴とする磁気記録再生方法。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の磁気記録再生方法に
    おいて、 前記管理装置は、前記一覧表示を行う際に、少なくとも
    前記属性データに含まれる当該データ名を表示する、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  16. 【請求項16】請求項14に記載の磁気記録再生方法に
    おいて、 前記管理装置は、前記一覧表示を行う際に、該磁気テー
    プ上の未記録領域の記録可能時間を表示する、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  17. 【請求項17】請求項14乃至16のいずれか一つの請
    求項に記載の磁気記録再生方法において、 前記検索を行う際に、当該データの先頭部分のみなら
    ず、途中部分についても検索する、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  18. 【請求項18】請求項14乃至17のいずれか一つの請
    求項に記載の磁気記録再生方法において、 前記検索を行った後に、該データの再生を開始すること
    を特徴とする磁気記録再生方法。
  19. 【請求項19】複数の機器間で送信およびまたは受信す
    る通信が可能なネットワークを介して、映像信号および
    または音声信号を含むデータを他の機器から受信し、磁
    気テープ上に記録しかつ再生する磁気記録再生方法であ
    って、 前記データを記録再生する磁気記録再生装置は、前記デ
    ータを記録する際に、その記録内容を示す属性データ
    を、前記ネットワークを介して前記データを送信する前
    記他の機器から取得し、前記取得された属性データを記
    憶し、前記記憶された属性データを識別するための識別
    情報を前記データに付加し、前記識別情報が付加された
    前記データを磁気テープに記録し、 前記データを、前記属性データを用いて一覧表示する一
    覧表示装置は、前記属性データを前記ネットワークを介
    して前記磁気記録再生装置から取得し、 前記磁気記録再生装置は、前記記録されたデータを再生
    し、前記再生されたデータから、前記付加された識別情
    報を分離し、 前記一覧表示装置は、前記分離された識別情報を、前記
    ネットワークを介して前記磁気記録再生装置から取得
    し、前記取得された識別情報から対応する前記記憶され
    た属性データを参照し、磁気テープ一巻に前記記録され
    た一つ以上の前記データを、前記属性データを用いて一
    覧表示し、 前記一覧表示より選択した属性データから、前記磁気記
    録再生装置を前記ネットワークを介して制御することに
    よって、対応する前記データの先頭部分を高速で検索す
    ることを特徴とする磁気記録再生方法。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の磁気記録再生方法に
    おいて、 前記一覧表示装置は、前記一覧表示を行う際に、少なく
    とも前記属性データに含まれる当該データ名を表示す
    る、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  21. 【請求項21】請求項19に記載の磁気記録再生方法に
    おいて、 前記一覧表示装置は、前記一覧表示を行う際に、該磁気
    テープ上の未記録領域の記録可能時間を表示する、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  22. 【請求項22】請求項19乃至21のいずれか一つの請
    求項に記載の磁気記録再生方法において、 前記検索を行う際に、当該データの先頭部分のみなら
    ず、途中部分についても検索する、 ことを特徴とする磁気記録再生方法。
  23. 【請求項23】請求項19乃至22のいずれか一つの請
    求項に記載の磁気記録再生方法において、 前記検索を行った後に、該データの再生を開始すること
    を特徴とする磁気記録再生方法。
  24. 【請求項24】請求項19乃至23のいずれか一つの請
    求項に記載の磁気記録再生方法において、 少なくとも前記磁気記録再生装置が持つ機能を有する第
    2の磁気記録再生装置は、 前記属性データを前記ネットワークを介して前記磁気記
    録再生装置から取得し、前記取得された属性データを記
    憶し、前記磁気記録再生装置から磁気テープ上の前記デ
    ータを、前記ネットワークを介して取得し、前記取得し
    たデータを磁気テープに記録することを特徴とする磁気
    記録再生方法。
  25. 【請求項25】請求項13乃至18のいずれか一つの請
    求項に記載の磁気記録再生方法において、 前記磁気記録再生装置と前記他の機器は別体又は一体の
    機器として構成され、前記磁気記録再生装置と前記他の
    機器との間の前記データの通信は、前記ネットワークを
    介さず直接データ通信することを特徴とする磁気記録再
    生方法。
  26. 【請求項26】請求項19乃至24のいずれか一つの請
    求項に記載の磁気記録再生方法において、 前記磁気記録再生装置と前記他の機器は別体又は一体の
    機器として構成され、前記磁気記録再生装置と前記他の
    機器との間の前記データ及び前記属性データの通信は、
    前記ネットワークを介さず直接データ通信することを特
    徴とする磁気記録再生方法。
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