JP2000040342A - 連動データ管理装置および連動データ管理方法 - Google Patents

連動データ管理装置および連動データ管理方法

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JP2000040342A
JP2000040342A JP10204685A JP20468598A JP2000040342A JP 2000040342 A JP2000040342 A JP 2000040342A JP 10204685 A JP10204685 A JP 10204685A JP 20468598 A JP20468598 A JP 20468598A JP 2000040342 A JP2000040342 A JP 2000040342A
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JP10204685A
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English (en)
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Masahiko Nozoe
賢彦 野添
Gordon Webster Rodney
ロドニー・ゴードン・ウェブスター
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】AVデータに連動する画像や文字などの連動デ
ータを用いて、磁気テープに記録したAVデータの検索
機能を提供すること。 【解決手段】本発明では、AVデータの特定のシーンに
関わる画像や文字などの連動データを、磁気テープ上の
記録位置情報とともに、記憶しておき、該連動データの
一覧表示を用いて、磁気テープに記録したAVデータの
特定のシーンの検索機能を実現することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AVデータの特定
のシーンに連動する画像や文字などの連動データを用い
て、ビデオテープレコーダ内の磁気テープに記録された
AVデータの特定のシーンの頭だしを容易に行う方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】A/V機器や情報処理装置などを、アイ
ソクロナス通信によるデータの伝送と非同期通信による
制御信号の伝送を可能とする1394シリアルバスを用
いて接続し、該機器間での通信を行うシステムが考えら
れている。1394シリアルバスは、「IEEE Standard
for a High Performance Serial Bus」として「IEEE St
d 1394-1995」に規格化されている。
【0003】また、AVデータの再生や記録などの、1
394シリアルバスを利用してA/V機器を制御するた
めの制御信号について、「AV/C Digital Interface Com
mandSet」が「1394 Trade Association」によって公開
されている。
【0004】一方で、家庭用のビデオテープレコーダ
(以下、VTRと称する)において、テープに記録され
た内容をテレビジョン(以下、TVと称する)の画面上
に一覧表示し、指定した番組(AVデータ)を検索して
再生する技術として、例えば、「磁気記録再生装置」が
特開平8-32922号公報に公開されている。
【0005】さらに、現行のアナログVTRと互換性を
有しながら、ディジタル衛星放送などのディジタル圧縮
符号化された映像及び音声信号(AVデータ)をディジ
タル信号のまま記録し再生できるVTRとしては、例え
ば、「画像信号記録装置及び記録再生装置」が特開平8
-171701号公報に公開されている。
【0006】また、放送などで配信される映像及び音声
信号を含むAVデータの、特定のシーンに関連する(デ
ジタルの)「連動型データ」を表示するシステム(サー
ビス)が、一部で公に試みられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の「磁気記録再生
装置」では、テープに記録された内容をTVの画面上に
一覧表示し、指定したAVデータを検索して再生するこ
とが可能である。
【0008】これに対し、上記の「連動型データ」をA
Vデータの特定のシーンへの検索キーとして用いる機能
が考えられるが、特に家庭用のVTRのような機器はこ
の「連動型データ」を蓄積できる記憶媒体を持たないこ
とが多い。また、「画像信号記録装置及び記録再生装
置」を応用し、「連動型データ」をデジタル信号として
映像及び音声信号とともにテープに記録する方法も考え
られるが、テープに記録された情報は高速アクセスに限
界があり検索キーとしての利用は困難である。
【0009】一方では、上記のような1394シリアル
バスにより、複数台のAV機器や情報処理装置がネット
ワークとして接続されることが考えられ、上記「AV/C D
igital Interface Command Set」を利用して、ネットワ
ーク上の各機器が互いを制御しながら、もしくは、情報
処理装置がAV機器を制御しながら、各機器の機能を連
携させて動作させることが可能である。
【0010】本発明の目的は、これらの課題を解決すべ
く、1394シリアルバスなどでAV機器などが相互接
続されたネットワークにおいて、「連動型データ」を検
索キーとして、テープに記録されたAVデータの特定の
シーンを検索する方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような代表的な構成を採用するもの
である。
【0012】複数の機器間で送信およびまたは受信する
通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
連動データ管理装置であって、前記特定のシーンを検知
する連動シーン検知手段と、前記連動データに対応する
映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録する、
前記ネットワーク上の他の機器から、前記連動シーン検
知手段に検知された時点における、前記連動データに対
応する映像信号およびまたは音声信号の前記記憶媒体上
の記録位置を、前記ネットワークを介して前記他の機器
から取得するシーン記録位置取得手段と、前記連動シー
ン検知手段に検知された特定のシーンに対応する一つ以
上の前記連動データと、前記シーン記録位置取得手段に
取得された前記記録位置と、を各シーンに対応させて記
憶する連動データ参照情報記憶手段と、前記一つ以上の
連動データを一覧表示する連動データ一覧表示手段と、
前記連動データ一覧表示手段に一覧表示された一つ以上
の連動データから、一つの連動データを選択する連動デ
ータ選択手段と、前記連動データ選択手段に選択された
前記連動データに、該対応する前記記録位置を用いて、
前記ネットワークを介して、前記他の機器が記録した前
記映像信号およびまたは音声信号の特定のシーンを検索
する検索手段、を備えることを特徴とする連動データ管
理装置。
【0013】複数の機器間で送信およびまたは受信する
通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
連動データ管理装置であって、前記連動データに対応す
る映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録し再
生する、前記ネットワーク上の他の機器の機器識別情報
を、前記ネットワークを介して前記他の機器から取得す
る機器識別情報取得手段と、前記特定のシーンを検知す
る連動シーン検知手段と、前記連動シーン検知手段に検
知された時点における、前記連動データに対応する映像
信号およびまたは音声信号の前記記憶媒体上の記録位置
を、前記ネットワークを介して前記他の機器から取得す
るシーン記録位置取得手段と、前記機器識別情報取得手
段に取得された前記機器識別情報と、前記連動シーン検
知手段に検知された特定のシーンに対応する一つ以上の
前記連動データと、前記シーン記録位置取得手段に取得
された前記記録位置と、を各シーンに対応させて記憶す
る連動データ参照情報記憶手段と、前記一つ以上の連動
データを一覧表示する連動データ一覧表示手段と、前記
連動データ一覧表示手段に一覧表示された一つ以上の連
動データから、一つの連動データを選択する連動データ
選択手段と、前記連動データ選択手段に選択された前記
連動データに、該対応する前記機器識別情報を用いて、
前記他の機器を特定する記録機器特定手段と、前記連動
データ選択手段に選択された前記連動データに、該対応
する前記記録位置を用いて、前記ネットワークを介し
て、前記記録機器特定手段に特定された前記他の機器が
記録した前記映像信号およびまたは音声信号の特定のシ
ーンを検索する検索手段、を備えることを特徴とする連
動データ管理装置。
【0014】複数の機器間で送信およびまたは受信する
通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
連動データ管理方法であって、前記連動データを管理す
る連動データ管理装置は、前記特定のシーンを検知し、
前記連動データに対応する映像信号およびまたは音声信
号を記憶媒体に記録する、前記ネットワーク上の他の機
器から、前記検知された時点における、前記連動データ
に対応する映像信号およびまたは音声信号の前記記憶媒
体上の記録位置を、前記ネットワークを介して前記他の
機器から取得し、前記検知された特定のシーンに対応す
る一つ以上の前記連動データと、前記取得された前記記
録位置と、を各シーンに対応させて記憶し、前記他の機
器は、前記記憶媒体に記録する前記映像信号およびまた
は音声信号の、前記記憶媒体上の少なくとも記録開始位
置と記録終了位置からなる信号記録情報を記憶し、前記
連動データを管理する連動データ管理装置は、前記他の
機器が記憶した信号記録情報を取得し、前記取得された
信号記録情報を用いて、前記他の機器の記憶媒体に記憶
された前記映像信号およびまたは音声信号を一覧表示
し、前記一覧表示により選択された前記映像信号および
または音声信号の前記信号記録情報に対応する前記一つ
以上の連動データを、前記記録位置を参照して一覧表示
し、前記一覧表示された一つ以上の連動データから、一
つの連動データを選択し、前記選択された前記連動デー
タに、該対応する前記記録位置を用いて、前記ネットワ
ークを介して、前記他の機器が記録した前記映像信号お
よびまたは音声信号の特定のシーンを検索する、ことを
特徴とする連動データ管理方法。
【0015】複数の機器間で送信およびまたは受信する
通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
連動データ管理方法であって、前記連動データを管理す
る連動データ管理装置は、前記連動データに対応する映
像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録し再生す
る、前記ネットワーク上の他の機器の機器識別情報を、
前記ネットワークを介して前記他の機器から取得し、前
記特定のシーンを検知し、前記検知された時点におけ
る、前記連動データに対応する映像信号およびまたは音
声信号の前記記憶媒体上の記録位置を、前記ネットワー
クを介して前記他の機器から取得し、前記取得された前
記機器識別情報と、前記検知された特定のシーンに対応
する一つ以上の前記連動データと、前記取得された前記
記録位置と、を各シーンに対応させて記憶し、前記他の
機器は、前記記憶媒体に記録する前記映像信号およびま
たは音声信号の、前記記憶媒体上の少なくとも記録開始
位置と記録終了位置からなる信号記録情報を記憶し、前
記連動データを管理する連動データ管理装置は、前記機
器識別情報を用いて、前記他の機器を特定し、前記特定
された前記他の機器が記憶した信号記録情報を取得し、
前記取得された信号記録情報を用いて、前記他の機器の
記憶媒体に記憶された前記映像信号およびまたは音声信
号を一覧表示し、前記一覧表示により選択された前記映
像信号およびまたは音声信号の前記信号記録情報に対応
する前記一つ以上の連動データを、前記記録位置を参照
して一覧表示し、前記一覧表示された一つ以上の連動デ
ータから、一つの連動データを選択し、前記選択された
前記連動データに、該対応する前記記録位置を用いて、
前記ネットワークを介して、前記特定された他の機器が
記録した前記映像信号およびまたは音声信号の特定のシ
ーンを検索する、ことを特徴とする連動データ管理方
法。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。この実施形態では、ア
イソクロナス通信によるデータの伝送と、非同期通信に
よる制御信号の伝送を可能とする1394シリアルバス
を用いた、AV機器や情報処理装置などが接続されたネ
ットワークシステムの形態を用いる。そして、該ネット
ワークシステム上で、VTRが磁気テープに記録するA
Vデータの記録情報を、TVまたはPCに一覧表示し、
該一覧表示から該記録された所望のAVデータを自動サ
ーチし再生する手段について説明する。
【0017】本発明の特徴は、このAVデータの記録情
報として、デジタル放送などから提供されるAVデータ
との連動データを用いることである。この連動データ
は、(本実施形態の説明ではこのデータ形式について詳
細には触れないが)AVデータに関連する画像や文字、
もしくは画像と文字を組み合わせた文書形式のもの、さ
らには音声や映像などのデータのことである。AVデー
タの特定のシーンに関わる情報を画像や文字などで補う
ために用いられることが多い。この特定のシーンに関わ
る情報をAVデータの自動サーチの際に表示することに
より、利用者に所望のシーンを特定しやすいようにする
ことが、すなわち本発明の目的となる。
【0018】なお、本実施形態の説明では、この連動デ
ータはデジタル放送により映像信号や音声信号と一緒に
送られてくるものとして話を進める。この他に、連動デ
ータは通信ネットワークを経由して、また、記録媒体を
用いて取得することが可能である。
【0019】ところで、AVデータとこの連動データの
同期の取り方には様々な方法があり、一般的に考えられ
る方法としては、映像と音声を含むデジタルAVデータ
において、映像信号と音声信号がそれぞれ同期を取りな
がらアナログAVデータに変換される場合と同じよう
に、基準となる同期信号を用いて同期を取る方法が考え
られる。その他にも、アナログ音声信号の特定の信号パ
ターンを用いて、パターンマッチングの手法で同期を取
る方法が知られている。
【0020】本実施形態では、特にこの同期を取る方法
を限定をするものではなく、また、その方法に対する詳
細については記述しない。
【0021】ここでは、音声信号と連動データの関連情
報を用いて、AVデータ内にある特定の音声信号を検出
した時に、関連する連動データを決定するという方法を
取っている。
【0022】なお、以降のAVデータ及び連動データの
伝送に用いるアイソクロナス通信の詳細については、
「IEEE Standard for a High Performance Serial Bu
s」として「IEEE Std 1394-1995」に規格化されている
ので、そちらを参照されたい。
【0023】また、以降のVTR−A102やAVデー
タを出力する機器(例えばIRD−A103)を制御す
る方法については、まず、制御信号の伝送に用いる非同
期通信のパケット構造及びその使用方法については、
「IEEE Standard for a High Performance Serial Bu
s」として「IEEE Std 1394-1995」に規格化されてお
り、また、該非同期通信を用いたAV機器に対する制御
や状態取得の方法については、「AV/C Digital Interfa
ce Command Set」が「1394 Trade Association」によっ
て公開されているので、詳しくはそちらを参照された
い。
【0024】図1乃至図6において、101,105は
パーソナルコンピュータ(PC)、102,107はデ
ジタル衛星放送受信機(IRD)、103,108はV
TR、106はDVDプレーヤ(DVD)、104はT
V、110は1394シリアルバス、211,221,
231はアイソクロナス通信制御部、212,222,
232は非同期通信制御部、215,225,235は
AV機器制御ソフト、216は記録情報処理ソフト、2
26は属性データ抽出部、236は属性データ処理部、
238はAVデータ処理部、300はAVデータの記録
データ、400はトラックフォーマット、500は連動
データ参照情報、520は連動データ、600は通信コ
マンド、をそれぞれ表す。
【0025】以下では、図2(a)に示したネットワー
クシステムにおいて、VTR−A103が磁気テープに
記録するAVデータの記録情報をPC−A101で一覧
表示する場合について説明する。ここでは、IRD−A
102から出力されるAVデータをVTR−A103で
磁気テープに記録する際に、該記録されるAVデータの
記録情報はVTR−A103で記憶・管理し、該AVデ
ータに関連する連動データはPC−A101で記憶・管
理するものとする。そして、PC−A101は、VTR
−A103で記憶・管理されている記録情報と、自己で
記憶・管理している連動データを用いて、AVデータの
一覧表示を行い、所望のAVデータを自動サーチし再生
可能にするものとする。
【0026】まず、この場合のPC−A101およびI
RD−A102およびVTR−A103の構成例につい
て図1を用いて説明する。
【0027】まず、PC−A101内には、まず、前記
ネットワークシステム上の他の機器との通信を司る通信
制御部210が備えられる。この通信制御部210は、
前記ネットワークシステムに接続する為に必須の構成要
素であり、AVデータなどの送受信に用いるアイソクロ
ナス通信にかかる制御を行うアイソクロナス通信制御部
211と、(ネットワークシステム上の他の)AV機器
の制御や状態取得の際に用いる非同期通信にかかる制御
を行う非同期通信制御部212と、上記通信を実行する
通信回路213から構成される。
【0028】さらに、PC101内には、PC101全
体の制御を行うPCシステム制御部214と、前記非同
期通信を利用した他のAV機器の制御や状態取得の依頼
処理(本実施形態で言えば、例えばIRD−A102に
連動データを送信依頼する処理のこと)、及びまたは、
他のAV機器からの制御や状態取得の依頼を処理するA
V機器制御ソフト215と、本発明にかかる、該AVデ
ータに関連する連動データを該AVデータの記録情報に
関連付けて管理し、VTR−A103が記憶・管理して
いる記録情報と該連動データを用いた一覧表示機能を提
供する記録情報処理ソフト216と、該連動データ、及
び、該記録情報と該連動データの関連情報を記憶するメ
モリ217と、IRD−A102内のチューナ部227
が受信したデジタルAVデータ、または、VTR−A1
03が再生したデジタルAVデータを、アナログAVデ
ータに変換するデコーダ218と、該記録情報と該連動
データを用いたAVデータの一覧を表示出力するCRT
219とを備えている。
【0029】次に、IRD−A102内には、まず、P
C−A101と同様に、アイソクロナス通信制御部22
1と、非同期通信制御部222と、通信回路223から
構成される通信制御部220が備えられる。
【0030】さらに、IRD−A102内には、IRD
−A102の全体の制御を行うIRDシステム制御部2
24と、前記非同期通信を利用した他のAV機器の制御
や状態取得の依頼処理、及びまたは、他のAV機器から
の制御や状態取得の依頼を処理(本実施形態では、例え
ば後述の属性データ抽出部226に抽出された属性デー
タを依頼元(VTR−A103)に返信する処理のこ
と)するAV機器制御ソフト225と、本発明にかかる
AVデータの属性データを抽出する属性データ抽出部2
26と、デジタル放送信号を復調するチューナ部227
と、該チューナ部227が受信したデジタルAVデー
タ、または、VTR−A103が再生したデジタルAV
データを、アナログAVデータに変換するデコーダ22
8とを備えている。
【0031】そして、VTR−A103内には、まず、
PC−A101やIRD−A102と同様に、アイソク
ロナス通信制御部231と、非同期通信制御部232
と、通信回路233から構成される通信制御部230が
備えられる。
【0032】さらに、VTR−A103内には、VTR
−A103の全体の制御を行うVTRシステム制御部2
34と、前記非同期通信を利用した他のAV機器の制御
や状態取得の依頼処理(本実施形態では、例えばIRD
−A102に属性データを送信依頼する処理のこと)、
及びまたは、他のAV機器からの制御や状態取得の依頼
を処理するAV機器制御ソフト235と、本発明にかか
るAVデータの属性データを記録情報として管理する属
性データ処理部236と、本実施例にかかるAVデータ
の記録情報を記憶するメモリ237と、本発明にかかる
記録すべきAVデータに、テープ識別信号を付加、及
び、再生したAVデータからテープ識別信号を分離する
AVデータ処理部238と、磁気テープへの記録再生に
かかる図示されない磁気ヘッドやリールなどのメカニズ
ムを制御するテープ制御部239と、TV104に表示
するAVデータの記録情報をアナログAVデータを背景
に多重して出力するOSD表示制御部240と、磁気テ
ープ241とを備えている。
【0033】以上で、本実施形態にかかるPC−A10
1およびIRD−A102およびVTR−A103の構
成例についての説明を終える。
【0034】なお、この場合のネットワークシステムの
構成は、図2(a)に示すように、該ネットワークシス
テム上には、PC−A101とIRD−A102とVT
R−A103が、アイソクロナス通信によるデータの伝
送と非同期通信による制御信号の伝送を可能とする13
94シリアルバス110を介して接続される。また、テ
レビ受信機であるTV104は、VTR−A103から
のアナログ映像信号および音声信号を受けるために、信
号線120を介してVTR−A103に接続されるもの
とする。さらに、VTR−A103は、IRD−A10
2からのアナログ映像信号および音声信号を受けるため
に、信号線130を介してIRD−A102に接続され
るものとする。
【0035】以上で、本実施形態にかかるPC101お
よびIRD−A102およびVTR−A103の構成例
についての説明を終える。
【0036】次に、本実施形態にかかる、VTR−A1
03のメモリ237に記憶するAVデータの記録データ
300について図3を用いて説明する。なお、この記録
データには以下の説明の通り、AVデータに関連付けら
れた前記連動データに関する情報は含まれない。これに
より、関連する前記連動データがないAVデータに関し
ても、一覧表示を用いた自動サーチ機能を提供できるよ
うになる。
【0037】まず、AVデータの記録データ300は、
大別して、管理情報310と、テープリスト情報320
と、AVデータリスト情報330の3種類の情報より構
成される。
【0038】管理情報310は、自己(VTR−A10
3)記録再生の認識に使用するVTR製造番号と、新た
にAVデータを記録したときにデータを格納すべきアド
レスを示す空きリストの先頭ポインタ/最尾ポインタ/
空きメモリ量と、テープリスト情報の先頭アドレスを示
すテープリスト先頭ポインタと、現在の一貫テープ番号
から構成される。なお、一貫テープ番号は、テープを記
録データ300から削除した後、テープ番号の重複を防
ぐために、内部で自動的に累進するカウンタである。ま
た、空きメモリ量の参照によりメモリ217及びまたは
メモリ237が一杯になったことの警告が可能である。
【0039】テープリスト情報320には、テープ一巻
毎の管理データを格納する。次のテープリスト情報の所
在を示すポインタ、テープを識別するためのIDとして
表示用番号/一貫(テープ)番号/(テープ)種別/用
途と、記録されているAVデータの総数を示すAVデー
タ数と、AVデータリスト330のアドレスを示すAV
データリスト先頭ポインタから構成される。なお、(テ
ープ)種別には、T−60/T−120/T−140/
T−160/DF−300/DF−420などの磁気テ
ープの種別を格納する。これにより、カセット装填時に
毎回種別判別をしなくても済む。
【0040】AVデータリスト情報330には、記録す
るAVデータ毎の属性データを格納する。次のAVデー
タリストへのポインタと、テープ上のAVデータが記録
されている位置を開始点と終了点により示す位置データ
と、年/月/日/曜日/時/分、及び、チャネル/タイ
トル/記録時間/記録モードからなる記録日時と、AV
データ毎の見た/見ない/保存を示すフラグと、ステレ
オ/2か国語の音声モードのフラグから構成される。
【0041】また、記録されるAVデータはデジタルデ
ータとアナログデータがあるが、上記の記録モードによ
り、記録したAVデータがデジタルデータかアナログデ
ータかを判別可能である。なお、本実施形態では、デジ
タルデータの場合について説明を加えていくものとす
る。
【0042】以上で、本実施形態にかかる、VTR−A
103のメモリ237に記憶するAVデータの記録デー
タ300についての説明を終える。
【0043】さて、磁気テープへAVデータを記録する
際は、図3に示した記録データ300の内、管理情報3
10内からはVTR製造番号が、テープリスト情報32
0内からは一貫テープ番号が、AVデータリスト情報3
30内からは位置データを、もとにしたテープ識別情報
が、AVデータ処理部226によって該記録するAVデ
ータに付加される。なお、位置データはVTRシステム
制御部234により順次(1秒毎に)加算される。
【0044】以下では、該付加されるテープ識別情報を
テープ上に記録する領域について、図4を用いて簡単な
説明を加える。
【0045】図4において、400は1トラック×1同
期ブロック分のトラックフォーマットを表している。こ
の中で、(デジタル)AVデータは主データ403に記
録される。一方で、本実施形態にかかるテープ識別情報
は、主データ403とは別に設けたサブコードデータ4
01およびまたは補助データ402に記録される。
【0046】なお、本実施形態では、デジタルAVデー
タを磁気テープに記録する場合について述べているが、
アナログAVデータを磁気テープに記録する場合は、本
実施形態にかかるテープ識別情報は、例えば特開平8−
32922号公報に記載された方法と同様に、映像信号
の垂直帰線期間に多重すれば良い。
【0047】次に、本実施形態にかかる、PC−A10
1のメモリ217に記憶する、連動データ参照情報につ
いて図5を用いて説明する。
【0048】図5において、500が連動データ参照情
報であり、上述の連動データと前記記録データ300と
の関連情報と、及び該連動データと対応する磁気テープ
内の位置情報との関連情報を保持している。これらの情
報は、PC−A101が記憶する連動データと対応する
磁気テープを特定するために用いられる。具体的には、
前期管理情報310内のVTR製造番号と、テープリス
ト情報320内の一貫(テープ)番号が磁気テープを識
別するための情報として保持される。さらに、各々の連
動データに関する種々の情報を保持する連動データリス
ト情報が保持される。従って、この連動データ参照情報
500は磁気テープ毎に保持される。
【0049】この、連動データリスト情報内の各連動デ
ータ情報510には、次の連動データ情報の所在を示す
ポインタと、該連動データ520と対応する磁気テープ
内の位置データと、該連動データ520のデータの種別
を示すデータタイプと、該連動データ520の所在を示
すデータアドレスとが、各連動データ520毎に格納さ
れる。
【0050】次に、1394シリアルバス110を介し
た非同期通信を用いて、AV機器の制御や状態を取得す
る際に使用する通信コマンドの構造について図6を用い
て説明する。この通信コマンドは、例えばVTR−A1
03が、IRD−A102からAVデータの属性データ
を取得する際に使用される。なお、上記でも述べたが、
該非同期通信を用いたAV機器に対する制御や状態取得
の方法については、「AV/C Digital Interface Command
Set」が「1394 Trade Association」によって公開され
ているので、詳しくはそちらを参照されたい。ここで
は、該通信データの大まかな構造についてのみ説明す
る。
【0051】通信コマンド600は、該コマンドの送信
元を示す送信元ID601と、該コマンドの受信先を示
す受信先ID602と、該コマンドの種別を表すコマン
ドタイプ603と、該コマンドの操作コード604と、
操作コード604の付属コード605から構成される。
【0052】コマンドタイプ603に格納するコマンド
の種別としては、例えば、制御/状態取得/通知などが
ある。また、操作コード604の内容としては、例えば
VTR−A103に対するものとしては、AVデータの
記録/AVデータの再生/磁気テープ早送り/磁気テー
プ巻き戻し/テープ位置の取得などがあり、IRD−A
102に対するものとしては、AVデータの送信開始/
AVデータの属性データや連動データの取得などがあ
る。付属コード605の内容としては、例えば操作コー
ド604が、AVデータの再生の場合は、順方向/逆方
向/その再生スピードなど、AVデータの送信開始の場
合は、送信開始するAVデータを指定するための情報な
どになる。なお、通信コマンド600の処理は、AV機
器制御ソフト215,225,235によって行われ
る。
【0053】以上で、VTR−A103が磁気テープに
記録するAVデータの記録情報をPC−A101で一覧
表示する場合に適用される、機器のブロック構成や各種
データ構成についての説明を終える。
【0054】次に、AVデータの記録時と再生時に分け
て、図面を参照しながら各々の動作についての説明を加
える。
【0055】まず、記録時の動作について説明する。こ
こではVTR−A103とPC−A101の動作を分け
て説明する。すなわちVTR−A103がIRD−A1
02から出力されるAVデータを記録する際における、
該記録情報をVTR−A103が記憶・管理する動作
と、該AVデータに関連する連動データをPC−A10
1が記憶・管理する動作を、以下図面を用いて各々分け
て説明する。
【0056】まずVTR−A103が、該記録情報をV
TR−A103が記憶・管理する動作について図7を用
いて説明する。
【0057】まず、ユーザが磁気テープ241を挿入す
るところから、本処理が開始される(ステップ70
1)。
【0058】VTR−A103は、ステップ701で挿
入されたテープのテープ識別番号を検出するために、テ
ープ制御部239により予備再生を行う。そして、再生
された信号からテープ識別番号とテープ絶対位置を抽出
する。ここで、該テープに対してテープ識別番号が検出
できない場合は、挿入されたテープが未記録テープと判
断して、現在使用されていないテープ識別番号を割り当
てる。また、テープ絶対位置が検出できない場合は、テ
ープ制御部239が計算したテープの走行時間をテープ
絶対位置として使用する(ステップ702)。
【0059】次に、ユーザから記録の指示がされること
により(ステップ703)、下記ステップの実行によっ
てAVデータの記録を行う。なお、このユーザによる指
示は、PC−A101からなされるものとする。具体的
には図8の説明で述べる。また、ここではIRD−A1
02から受信するAVデータ(例えばIRD−A102
が受ける放送番組(AVデータ)であって、記録するた
めにVTR−A103に送られるもの)は、既に選択
(選局)されているものとする。
【0060】まず、VTR−A103は、AVデータリ
スト情報330に格納するチャネル,タイトルなどの情
報をIRD−A102より取得する(ステップ70
4)。これは、AV機器制御ソフト235(VTR−A
103内)が、(該情報の取得依頼を意味する)通信コ
マンド600をIRD−A102に送信し、該通信コマ
ンド600を受けたAV機器制御ソフト225(IRD
−A102内)が、属性データ抽出部226より取得し
た情報を、AV機器制御ソフト235(VTR−A10
3内)に返信することによって行われる。
【0061】次に、ステップ702の予備再生で取得し
たテープ番号とテープ絶対位置、及び、ステップ704
にて取得したチャネルやタイトルなどの記録情報を、属
性データ処理部236により記憶しておく(ステップ7
05)。
【0062】次に、通信コマンド600により、IRD
−A102からAVデータを受信開始する(ステップ7
06)。これも、上記ステップ704と同様に、AV機
器制御ソフト235(VTR−A103内)とAV機器
制御ソフト225(IRD−A102内)による(AV
データの送信依頼を意味する)通信コマンド600のや
り取りを経て開始される。なお、本処理はPC−A10
1による指示(通信コマンド600)でも代替可能であ
る(本実施形態では、VTR−A103が本指示を行う
ものとする)。
【0063】そして、ステップ706で受信開始された
AVデータと、ステップ705で記憶した記録データ内
のテープ識別情報を、AVデータ処理部238で多重し
ながら、磁気テープ241への記録を行う(ステップ7
07)。なお、テープ上の位置データはVTRシステム
制御部234により1秒毎に加算される。また、このス
テップ707の処理中には(すなわち記録中には)、下
記で述べる通り、テープ絶対位置の情報をPC−A10
1に送信する処理が行われるが、本処理フローの図中に
は示されていない。
【0064】そして記録終了時には、磁気テープの走行
を停止するとともに、記録終了時のテープ絶対位置を示
す終了アドレスを記憶し、開始及び終了アドレスから実
際の録画時間を計算し、記録開始時に記憶しておいた記
録情報とともに、該AVデータの記録データとしてメモ
リ237に書き込む(ステップ708)。さらに、ステ
ップ706と同様の方法で、通信コマンド600によ
り、IRD−A102からのAVデータの受信を終了す
る。
【0065】以上で、VTR−A103の記録時におけ
る動作の説明を終える。
【0066】次に、該AVデータに関連する連動データ
をPC−A101が記憶・管理する動作について、その
処理フローを示した図8、及び、ユーザがVTR−A1
03やIRD−A102をリモートで操作するためのA
V機器操作画面表示の例である図9を用いて説明する。
【0067】ここでは、図7に示されているステップ7
01および702の処理が完了しているものとする。な
お、通信コマンド600により、磁気テープ239の挿
入状態をPC−A101で確認することは可能である。
【0068】また、上述のAV機器操作画面は既に表示
中であるものとする。このAV機器操作画面900は、
大別してVTR−A103を操作するVTR操作部91
0とIRD−A102を操作するIRD操作部920と
から構成されている。この時点ではVTR操作部910
の主要な部分について説明する。
【0069】このVTR操作部910には、まず、AV
データの再生を指示する再生ボタン911と、AVデー
タの記録を指示する記録ボタン912と、記録・再生な
どの動作を停止させる停止ボタン913がある。さら
に、本発明にかかる、AVデータの記録時に連動データ
を記録するかどうかを指示するための、連動データ記録
ボタン914がある。この連動データ記録ボタン914
は、押下と非押下の状態があり、この状態が押下である
場合にのみ本発明にかかる連動データの記録が行われ
る。もちろん、本実施形態では、この連動データ記録ボ
タン914は、押下の状態であるものとして説明を進め
る。
【0070】さらには、操作対象となるVTR内の磁気
テープに記録されているAVデータの一覧表示を指示す
るためのテープナビボタン915がある。このAVデー
タ一覧表示から選択されたAVデータ毎に連動データの
表示が可能である。
【0071】まず、図9に示した画面においてユーザか
ら記録ボタン912が押下された場合に(すなわち前記
ステップ703)、下記ステップの実行によって連動デ
ータの記録を行う。
【0072】まず、VTR−A103のVTR製造番号
と、該挿入されている磁気テープの一貫テープ番号を、
VTR−A103より取得し、これらをそれぞれ連動デ
ータ参照情報500内に格納する(ステップ801)。
【0073】次に、通信コマンド600を用いて、IR
D−A102に対して連動データの送信を依頼する(ス
テップ802)。この場合の送信依頼は、連動データの
(放送等からの)送られてくる方式に依存する。すなわ
ち、AVデータが(放送等で)送られてくる前にあらか
じめすべての連動データが送られる場合や、AVデータ
の特定のシーンの直前に連動データが送られる場合があ
るため、PC−A101はそれぞれの方式に合わせて連
動データを取得する必要があることを意味する。ここで
は、前述の通り、連動データはAVデータの特定のシー
ン(連動データが利用されるシーン)の直前に(放送等
から)送られるものとする。従って、この送信依頼と
は、(放送等から)連動データが送られたときに、PC
−A101に該連動データを送信させることを意味す
る。
【0074】以上で、連動データを格納する準備を終え
たので、次に、PC−A101はVTR−A103にA
Vデータの記録指示を行う(ステップ803)。これ
は、AV機器制御ソフト235(VTR−A103内)
とAV機器制御ソフト215(PC−A101内)によ
る(AVデータの記録依頼を意味する)通信コマンド6
00のやり取りを経て開始される。これを受けたVTR
−A103は、前述ステップ706の通り、IRD−A
102よりAVデータの取得を開始し、従って該AVデ
ータの記録を開始する。
【0075】次に、IRD−A102からの連動データ
の受信待ちの状態へ移り(ステップ804)、ここで該
連動データが受信された場合は下記ステップ805の処
理へ移る。また、ここで(停止ボタン913が押下され
ることにより)ユーザからAVデータの記録の終了指示
がなされた場合は、ステップ807の処理へ移る。
【0076】ステップ805の処理は、IRD−A10
2からの連動データが受信された場合に行われる。ここ
では、該連動データに対応するAVデータの磁気テープ
内の記録位置の情報取得を行う。この処理もこれまでと
同様に通信コマンド600を用いて行われる。
【0077】次に、IRD−A102より受信した連動
データをPC−A101のメモリ217へ格納し、さら
に、該格納した連動データのアドレスと、該連動データ
のデータタイプと、ステップ805の処理により所得さ
れた位置データの情報を用いて、前述の連動データ情報
510を生成しメモリ217へ格納する。そして、ステ
ップ804へ戻り、IRD−A102から次の連動デー
タの受信を待つ。なお、ここで連動データ情報510の
ために割り当てられたデータアドレスは、一つ前の連動
データ情報510内の「次の連動データへのポインタ」
の値として保持しておく。
【0078】一方でステップ807では、PC−A10
1はVTR−A103にAVデータの記録終了の指示を
行う。また、同時にIRD−A102に連動データの送
信停止依頼を行う。これらは、これまでと同様に通信コ
マンド600を用いて行われる。
【0079】以上で、PC−A101の記録時における
動作の説明を終え、従って、記録時の動作の説明を終え
る。
【0080】このようにすることで、VTR−A103
がIRD−A102から出力されるAVデータを記録す
る際に、該記録情報をVTR−A103が記憶・管理す
ることができ、一方で該AVデータに関連する連動デー
タをPC−A101が記憶・管理することができるよう
になる。
【0081】次に、再生時の動作、すなわちPC−A1
01が、VTR−A103で記憶・管理されている記録
データ300と、自己すなわちPC−A101で記憶・
管理している連動データ参照情報500を用いて、AV
データ及び連動データの一覧表示を行い、該一覧からA
Vデータ内の所望の位置を自動サーチし再生可能にする
方法について図10を用いて説明する。
【0082】その前に、AVデータの一覧表示例につい
てその画面例を示した図11を用いて、同様に連動デー
タの一覧表示例及び詳細表示例について図12を用いて
説明する。
【0083】図11がAVデータの一覧表示1100の
一例を示している。1101は表示画面1100のタイ
トル、1102は制御対象となるVTRの名称と挿入さ
れたテープの管理番号と記録されているAVデータ数の
表示部である。1103は、画面に表示しているAVデ
ータが全体に対してどのあたりかを示している。
【0084】また、1104は記録日、1105はAV
データ名(タイトル)、1106は開始アドレスと終了
アドレスから計算した記録時間、1107は記録モード
の表示部である。また、テープの途中に未記録部分など
がある場合は、例えば、「ブランク」という文字とその
部分の記録可能時間を表示し、AVデータの最後の部分
には、例えば、「残り」という文字とその残りの部分の
記録可能時間を表示する。
【0085】さらに、1108はカーソルの方向を表示
・操作する部分である。1109は選択中のAVデータ
(反転色で表示されている─図中No3のAVデータ)
の記録可能時間、及び、AVデータの最後の残り部分の
記録可能時間を表示するものである。1110は検索後
再生の、1111は検索後停止の操作ボタンである。1
112は、連動データの一覧表示を指示するための操作
ボタンであり、このボタンを押下することにより、選択
中のAVデータに対応する連動データの一覧を表示す
る。この一覧表示を終了する場合は1113の終了ボタ
ンを選択する。なお、各AVデータ名に「連」と表示さ
れているものは、本発明にかかる連動データが格納され
ているものを示している。
【0086】図12(a)が連動データの一覧表示12
00の一例を示している。1201は表示画面1200
のタイトル、1202は制御対象となるVTRの名称と
挿入されたテープの管理番号と記録されている連動デー
タ数の表示部である。また、1203は該連動データに
対応するAVデータ名を示している。
【0087】また、1210は各連動データの表示部で
あり、連動データの縮小表示1211と、該連動データ
の上記開始アドレスからの相対時間1212(該連動デ
ータの位置データと上記開始アドレスから計算する)か
ら構成される。
【0088】さらに、1220は選択中の連動データ
(選択枠が表示されている─図中70分目のHTML連
動データを示している。1204は検索後再生の、12
05は検索後停止の操作ボタンである。1206は、連
動データの詳細表示を指示するための操作ボタンであ
り、このボタンを押下することにより、選択中の連動デ
ータの詳細表示1230を表示する。この一覧表示を終
了する場合は1207の終了ボタンを選択する。また、
1208はカーソルの方向を表示・操作する部分であ
る。
【0089】図12(b)が連動データの詳細表示12
30の一例を示しており、1231は表示画面1230
のタイトル、1232は制御対象となるVTRの名称と
挿入されたテープの管理番号の表示部である。また、1
233は該連動データに対応するAVデータ名と、該連
動データの上記開始アドレスからの相対時間(上記相対
時間1212に対応)を示している。
【0090】また、1240は連動データの詳細表示部
であり、ここに連動データが表示される。この詳細表示
を終了する場合は1237の終了ボタンを選択する。ま
た、1238はカーソルの方向を表示・操作する部分で
ある。
【0091】図10において、まず、ユーザが磁気テー
プ232を挿入するところから、本処理が開始される
(ステップ1001)。
【0092】VTR−A103は、ステップ1001で
挿入されたテープのテープ識別番号を検出するために、
テープ制御部239により予備再生を行う。そして、再
生された信号からVTR製造番号,テープ識別番号,テ
ープ絶対位置などのテープ識別情報を抽出する(ステッ
プ1002)。なお、本ステップでこれらの情報を取得
できなかった場合は、その旨を表示して処理を終了す
る。
【0093】次に、PC−A101が表示するAV機器
操作画面900で、ユーザから(テープナビボタン91
5が押下されることによる)AVデータ一覧表示の指示
がされることにより、下記ステップの実行によってAV
データの一覧表示を行う。
【0094】PC−A101は、VTR−A103から
上記ステップ1002で抽出されたVTR製造番号と、
該挿入されている磁気テープに対応するテープリスト情
報320とAVデータリスト情報330を取得する(ス
テップ1003)。この処理もこれまでと同様に通信コ
マンド600を用いて行われる。
【0095】次に、PC−A101は、自己が保持して
いる連動データ参照情報500の中から、当該VTR製
造番号及びテープ識別番号が合致するものを取得する
(ステップ1004)。
【0096】そして、上記ステップ1003で取得した
情報を用いて、CRT219にAVデータ一覧表示11
00を表示する(ステップ1005)。なお、この際、
ステップ1004で取得した情報をもとに、連動データ
を持つAVデータのAVデータ名1005に「連」を表
示し、当該AVデータに関連する連動データが記録され
ていることをユーザに促す。
【0097】次に、このAVデータ一覧画面1100
で、ユーザから(所望のAVデータ選択後に連動データ
一覧ボタン1112が押下されることによる)連動デー
タ一覧表示の指示がされた場合は、PC−A101は、
上記ステップ1004で取得した連動データ参照情報5
00及び連動データ520を用いて、CRT219に連
動データ一覧表示1200を表示する(ステップ100
6)。一方で、このAVデータ一覧画面1100で、ユ
ーザから(所望のAVデータ選択後に検索後再生ボタン
1110もしくは検索後停止ボタン1111が押下され
ることによる)AVデータに対応するAVデータの検索
(頭だし)の指示がされた場合は、下記ステップ100
7へ処理をスキップする。
【0098】次に、この連動データ一覧画面1200
で、ユーザから(所望の連動データ選択後に詳細表示ボ
タン1206が押下されることによる)連動データの詳
細表示の指示がされた場合は、PC−A101は、上記
ステップ1004で取得した連動データ参照情報500
及び連動データ520を用いて、CRT219に連動デ
ータ詳細表示1200を表示する(ステップ100
7)。なお、ここで該連動データが本詳細表示1200
では処理(表示)不可能なデータ形式である場合は、該
対応するデータタイプの情報をもとに、対応可能なアプ
リケーションに処理(表示)を行わせるなどの方法をと
ることが考えられる。
【0099】一方で、連動データ一覧画面1200で、
ユーザから(所望の連動データ選択後に検索後再生ボタ
ン1204もしくは検索後停止ボタン1205が押下さ
れることによる)連動データに対応するAVデータの検
索の指示がされた場合は、下記ステップの実行によって
AVデータの検索を行う。
【0100】PC−A101は、選択された連動データ
(もしくはAVデータ)に対応する磁気テープ上の位置
データを用いて、VTR−A103に対して検索指示を
送る(ステップ1007)。この処理もこれまでと同様
に通信コマンド600を用いて行われる。
【0101】次に、検索指示を受けたVTR−A103
は、指定された位置データをもとにAVデータの検索を
行う。AVデータの検索は、テープ制御部239による
テープの早送りまたは巻き戻しによって行う(ステップ
1008)。
【0102】そして、AVデータの検索が終了すると、
(検索後再生ボタン1204が押下された場合は)直ち
に、テープ制御部227によるテープを再生する(ステ
ップ1009)。VTR−A103が検索後に再生を行
うといった処理に対応していない場合は、PC−A10
1から通信コマンド600を用いて再生指示を行えばよ
い。ただし、この場合はPC−A101は検索終了の旨
をVTR−A103から取得する必要がある。
【0103】なお、ここで再生された(デジタル)AV
データは、図1に示した構成では、1394シリアルバ
ス110経由でIRD−A102に送られる。そして、
該受けたAVデータをデコーダ228でTV104で表
示可能なフォーマットに変換し、信号線130経由でT
V104にそのAVデータを出力する。およびまたは1
394シリアルバス110経由でPC−A101が受信
し、デコーダ218でCRT219に表示可能なフォー
マットに変換後、該AVデータを出力する。
【0104】さらに、ステップ1007の処理後に、例
えば、「サーチ中」という文字を表示し、ユーザに所望
のAVデータの検索を行っていることを知らせることも
考えられる。ただしこの場合は、ステップ1008後に
検索終了の旨をVTR−A103より取得し、その旨ユ
ーザに知らせる必要がある。
【0105】以上で、再生時の動作についての説明を終
える。
【0106】このようにすることで、PC−A101
が、VTR−A103で記憶・管理されている記録デー
タ300と、自己すなわちPC−A101で記憶・管理
している連動データ参照情報500を用いて、AVデー
タ及び連動データの一覧表示を行い、該一覧からAVデ
ータ内の所望の位置を自動サーチすることができるよう
になる。
【0107】以上のようにすることで、図2(a)に示
したネットワークシステムにおいて、VTR−A103
が磁気テープに記録したAVデータについて、連動情報
を用いてPC−A101で一覧表示し、該一覧からAV
データ内の所望の位置を自動サーチし再生することがで
きるようになる。
【0108】なお、本実施形態ではAVデータはIRD
−A102から出力されるものとして説明を行ってき
た。しかし、上記の通り、AVデータの出力要求、該A
Vデータの属性データの要求等は、1394シリアルバ
ス110を介した汎用的な通信コマンド600を利用し
ている。そのため、該通信コマンド600をサポートし
ている機器であれば、そのAVデータの出力に対する記
録情報を管理することが可能である。ただし、そのAV
データの形式はVTR−A103が記録できるものに限
られる。
【0109】さらに、ここではIRD−A102とVT
R−A103は各々単独(別々)の機器として話を進め
てきたが、IRD−A102とVTR−A103が単一
の機器として構成される場合でも適用可能である。この
場合は、これまで述べた当該機器間のAVデータと属性
データの送受信は、ネットワークを介さずに機器内部で
行っても良い。従って、該送受信にかかる通信コマンド
600も使用しなくとも良い。
【0110】同様に、PC−A101とVTR−A10
3が単一の機器として構成される場合でも本発明を適用
可能である。この場合も、これまで述べた当該機器間の
属性データ等の送受信は、ネットワークを介さずに機器
内部で行えば良い。従って、該送受信にかかる通信コマ
ンド600も使用しなくとも良い。
【0111】また、ここでは、AVデータを記録する際
に、VTR−A103が該記録情報を記憶・管理する方
法について説明したが、この情報の記憶・管理はPC−
A101が行っても良い。ただし、この場合、通信コマ
ンド600によって、テープ内の記録情報の読み出し、
AVデータの記録(記録情報の多重も含む)、AVデー
タの検索が可能でなければならない。またこの場合に
は、連動データ参照情報500内のVTR製造番号は必
ずしも記憶しなくとも良い。
【0112】また、この実施形態では、PC101は複
数台のVTR(VTR−A103やVTR−B108)
に対応した連動データの記録情報を管理できる。特にネ
ットワーク内のVTRであれば、記録時と再生時の機器
が異なっても検索機能を実現可能である。ただし、AV
データの再生に別のネットワークのVTRとPCを用い
る場合は、記録データ300と、連動データ520及び
連動データ参照情報500を、そのPCに入力する必要
がある。
【0113】また、AVデータとこの連動データの同期
をとるために、(デジタル)AVデータをデコードする
必要がある場合も考えられる。このような場合は、デコ
ーダを持つ機器(ここではPC−A101もしくはIR
D−A102)で同期を検出し、その検出した時点での
磁気テープ上の記録位置を連動データ情報510に記録
すれば良い。
【0114】
【発明の効果】本発明によれば、AVデータの特定のシ
ーンに関わる画像や文字などの連動データを、磁気テー
プ上の記録位置情報とともに記憶しておくことによっ
て、該連動データの一覧表示を用いて、磁気テープに記
録したAVデータの特定のシーンの検索機能を実現する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態にかかるPC−AおよびI
RD−AおよびVTR−Aの構成を示したブロックダイ
ヤグラムである。
【図2】図2の(a)及び(b)は本発明の実施形態に
かかる1394シリアルバスを用いたネットワークシス
テムの構成例を示した図である。
【図3】図3は、VTR−Aが保持するAVデータの記
録データの構造を示した図である。
【図4】図4は、磁気テープへのAVデータの記録トラ
ックフォーマットの一例を示した図である。
【図5】図5は、PC−Aが保持する連動データ参照情
報の一例を示した図である。
【図6】図6は、1394シリアルバスを介してAV機
器を制御する際に使用する通信コマンドの構造を示した
図である。
【図7】図7は、AVデータの記録情報をVTR−Aで
管理する場合の、AVデータの記録処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】図8は、連動データおよび連動データ参照情報
をPC−Aで管理する処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】図9は、ネットワークシステム上のVTR−A
やIRD−AをPC−Aから制御するための画面例を示
す図である。
【図10】図10は、選択された連動データに対応する
記録されたAVデータの検索を行う処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】図11は、磁気テープに記録されたAVデー
タの一覧表示の画面例を示す図である。
【図12】図12(a)は連動データの一覧表示の画面
例を示す図であり、図12(b)は連動データの詳細表
示の画面例を示す図である。
【符号の説明】
101,105…パーソナルコンピュータ(PC)、1
02,107…デジタル衛星放送受信機(IRD)、1
03,108…VTR、106…DVDプレーヤ(DV
D)、104…TV、110…1394シリアルバス、
211,221,231…アイソクロナス通信制御部、
212,222,232…非同期通信制御部、215,
225,935…AV機器制御ソフト、216…記録情
報処理ソフト、226…属性データ抽出部、236…属
性データ処理部、238…AVデータ処理部、300…
記録データ、400…トラックフォーマット、500…
連動データ参照情報、520…連動データ、600…通
信コマンド、900…AV機器操作画面、1100…A
Vデータ一覧画面、1200…連動データ一覧画面、1
230…連動データ詳細表示画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AC08 DD04 5C053 FA14 FA21 HA29 HA30 JA16 JA24 KA01 KA24 LA01 LA14 5D110 AA04 AA14 AA21 AA25 AA27 AA29 BB01 BB16 DA01 DA04 DA11 DB08 DE06 EA07 FA09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
    とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
    連動データ管理装置であって、前記特定のシーンを検知
    する連動シーン検知手段と、前記連動データに対応する
    映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録する前
    記ネットワーク上の他の機器から、前記連動シーン検知
    手段に検知された時点における前記連動データに対応す
    る映像信号およびまたは音声信号の前記記憶媒体上の記
    録位置を、前記ネットワークを介して前記他の機器から
    取得するシーン記録位置取得手段と、前記連動シーン検
    知手段に検知された特定のシーンに対応する前記連動デ
    ータと、前記シーン記録位置取得手段に取得された前記
    記録位置と、を対応させて記憶する連動データ参照情報
    記憶手段と、前記連動データ参照情報記憶手段に記憶さ
    れた前記連動データに、該対応する前記記録位置を用い
    て、前記ネットワークを介して、前記他の機器が記録し
    た前記映像信号およびまたは音声信号の特定のシーンを
    検索する検索手段、を備えることを特徴とする連動デー
    タ管理装置。
  2. 【請求項2】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
    とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
    連動データ管理装置であって、前記連動データに対応す
    る映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録す
    る、前記ネットワーク上の他の機器の機器識別情報を、
    前記ネットワークを介して前記他の機器から取得する機
    器識別情報取得手段と、前記特定のシーンを検知する連
    動シーン検知手段と、前記連動シーン検知手段に検知さ
    れた時点における、前記連動データに対応する映像信号
    およびまたは音声信号の前記記憶媒体上の記録位置を、
    前記ネットワークを介して前記他の機器から取得するシ
    ーン記録位置取得手段と、前記機器識別情報取得手段に
    取得された前記機器識別情報と、前記連動シーン検知手
    段に検知された特定のシーンに対応する前記連動データ
    と、前記シーン記録位置取得手段に取得された前記記録
    位置と、を対応させて記憶する連動データ参照情報記憶
    手段と、前記連動データ参照情報記憶手段に記憶された
    前記連動データに、該対応する前記機器識別情報を用い
    て、前記他の機器を特定する記録機器特定手段と、前記
    連動データ参照情報記憶手段に記憶された前記連動デー
    タに、該対応する前記記録位置を用いて、前記ネットワ
    ークを介して、前記記録機器特定手段に特定された前記
    他の機器が記録した前記映像信号およびまたは音声信号
    の特定のシーンを検索する検索手段と、を備えることを
    特徴とする連動データ管理装置。
  3. 【請求項3】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
    とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
    連動データ管理装置であって、前記特定のシーンを検知
    する連動シーン検知手段と、前記連動データに対応する
    映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録する、
    前記ネットワーク上の他の機器から、前記連動シーン検
    知手段に検知された時点における、前記連動データに対
    応する映像信号およびまたは音声信号の前記記憶媒体上
    の記録位置を、前記ネットワークを介して前記他の機器
    から取得するシーン記録位置取得手段と、前記連動シー
    ン検知手段に検知された特定のシーンに対応する一つ以
    上の前記連動データと、前記シーン記録位置取得手段に
    取得された前記記録位置と、を各シーンに対応させて記
    憶する連動データ参照情報記憶手段と、前記一つ以上の
    連動データを一覧表示する連動データ一覧表示手段と、
    前記連動データ一覧表示手段に一覧表示された一つ以上
    の連動データから、一つの連動データを選択する連動デ
    ータ選択手段と、前記連動データ選択手段に選択された
    前記連動データに、該対応する前記記録位置を用いて、
    前記ネットワークを介して、前記他の機器が記録した前
    記映像信号およびまたは音声信号の特定のシーンを検索
    する検索手段、を備えることを特徴とする連動データ管
    理装置。
  4. 【請求項4】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
    とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
    連動データ管理置であって、前記連動データに対応する
    映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録し再生
    する、前記ネットワーク上の他の機器の機器識別情報
    を、前記ネットワークを介して前記他の機器から取得す
    る機器識別情報取得手段と、前記特定のシーンを検知す
    る連動シーン検知手段と、前記連動シーン検知手段に検
    知された時点における、前記連動データに対応する映像
    信号およびまたは音声信号の前記記憶媒体上の記録位置
    を、前記ネットワークを介して前記他の機器から取得す
    るシーン記録位置取得手段と、前記機器識別情報取得手
    段に取得された前記機器識別情報と、前記連動シーン検
    知手段に検知された特定のシーンに対応する一つ以上の
    前記連動データと、前記シーン記録位置取得手段に取得
    された前記記録位置と、を各シーンに対応させて記憶す
    る連動データ参照情報記憶手段と、前記一つ以上の連動
    データを一覧表示する連動データ一覧表示手段と、前記
    連動データ一覧表示手段に一覧表示された一つ以上の連
    動データから、一つの連動データを選択する連動データ
    選択手段と、前記連動データ選択手段に選択された前記
    連動データに、該対応する前記機器識別情報を用いて、
    前記他の機器を特定する記録機器特定手段と、前記連動
    データ選択手段に選択された前記連動データに、該対応
    する前記記録位置を用いて、前記ネットワークを介し
    て、前記記録機器特定手段に特定された前記他の機器が
    記録した前記映像信号およびまたは音声信号の特定のシ
    ーンを検索する検索手段を、備えることを特徴とする連
    動データ管理装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか一つの請求項に
    記載の連動データ管理装置において、前記連動データ検
    知手段は、前記映像信号およびまたは音声信号を前記ネ
    ットワークを介して出力する、前記ネットワーク上の第
    2の他の機器が検知した、前記特定のシーンの前記検知
    した時点を、前記第2の他の機器から取得することによ
    って検知することを特徴とする連動データ管理装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか一つの請求項に
    記載の連動データ管理装置において、前記他の機器にお
    ける記憶媒体は磁気テープであることを特徴とする連動
    データ管理装置。
  7. 【請求項7】請求項1または3に記載の連動データ管理
    装置において、前記連動データ管理装置は、前記他の機
    器と一体の機器として構成され、前記シーン記録位置取
    得手段および前記検索手段は、前記ネットワークを介さ
    ない、ことを特徴とする連動データ管理装置。
  8. 【請求項8】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
    とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
    連動データ管理方法であって、前記連動データを管理す
    る連動データ管理方法は、前記特定のシーンを検知し、
    前記連動データに対応する映像信号およびまたは音声信
    号を記憶媒体に記録する、前記ネットワーク上の他の機
    器から、前記検知された時点における、前記連動データ
    に対応する映像信号およびまたは音声信号の前記記憶媒
    体上の記録位置を、前記ネットワークを介して前記他の
    機器から取得し、前記検知された特定のシーンに対応す
    る前記連動データと、前記取得された前記記録位置と、
    を対応させて記憶し、前記記憶された前記連動データ
    に、該対応する前記記録位置を用いて、前記ネットワー
    クを介して、前記他の機器が記録した前記映像信号およ
    びまたは音声信号の特定のシーンを検索する、ことを特
    徴とする連動データ管理方法。
  9. 【請求項9】複数の機器間で送信およびまたは受信する
    通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号お
    よびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少なく
    とも画像およびまたは文字を含む連動データを管理する
    連動データ管理方法であって、前記連動データを管理す
    る連動データ管理装置は、前記連動データに対応する映
    像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録する、前
    記ネットワーク上の他の機器の機器識別情報を、前記ネ
    ットワークを介して前記他の機器から取得し、前記特定
    のシーンを検知し、前記検知された時点における、前記
    連動データに対応する映像信号およびまたは音声信号の
    前記記憶媒体上の記録位置を、前記ネットワークを介し
    て前記他の機器から取得し、前記取得された前記機器識
    別情報と、前記検知された特定のシーンに対応する前記
    連動データと、前記取得された前記記録位置と、を対応
    させて記憶し、前記記憶された前記連動データに、該対
    応する前記機器識別情報を用いて、前記他の機器を特定
    し、前記記憶された前記連動データに、該対応する前記
    記録位置を用いて、前記ネットワークを介して、前記特
    定された前記他の機器が記録した前記映像信号およびま
    たは音声信号の特定のシーンを検索する、ことを特徴と
    する連動データ管理方法。
  10. 【請求項10】複数の機器間で送信およびまたは受信す
    る通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号
    およびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少な
    くとも画像およびまたは文字を含む連動データを管理す
    る連動データ管理方法であって、前記連動データを管理
    する連動データ管理方法は、前記特定のシーンを検知
    し、前記連動データに対応する映像信号およびまたは音
    声信号を記憶媒体に記録する、前記ネットワーク上の他
    の機器から、前記検知された時点における、前記連動デ
    ータに対応する映像信号およびまたは音声信号の前記記
    憶媒体上の記録位置を、前記ネットワークを介して前記
    他の機器から取得し、前記検知された特定のシーンに対
    応する一つ以上の前記連動データと、前記取得された前
    記記録位置と、を各シーンに対応させて記憶し、前記一
    つ以上の連動データを一覧表示し、前記一覧表示された
    一つ以上の連動データから、一つの連動データを選択
    し、前記選択された前記連動データに、該対応する前記
    記録位置を用いて、前記ネットワークを介して、前記他
    の機器が記録した前記映像信号およびまたは音声信号の
    特定のシーンを検索する、ことを特徴とする連動データ
    管理方法。
  11. 【請求項11】複数の機器間で送信およびまたは受信す
    る通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号
    およびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少な
    くとも画像およびまたは文字を含む連動データを管理す
    る連動データ管理方法であって、前記連動データを管理
    する連動データ管理方法は、前記連動データに対応する
    映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録し再生
    する、前記ネットワーク上の他の機器の機器識別情報
    を、前記ネットワークを介して前記他の機器から取得
    し、前記特定のシーンを検知し、前記検知された時点に
    おける、前記連動データに対応する映像信号およびまた
    は音声信号の前記記憶媒体上の記録位置を、前記ネット
    ワークを介して前記他の機器から取得し、前記取得され
    た前記機器識別情報と、前記検知された特定のシーンに
    対応する一つ以上の前記連動データと、前記取得された
    前記記録位置と、を各シーンに対応させて記憶し、前記
    一つ以上の連動データを一覧表示し、前記一覧表示され
    た一つ以上の連動データから、一つの連動データを選択
    し、前記選択された前記連動データに、該対応する前記
    機器識別情報を用いて、前記他の機器を特定し、前記選
    択された前記連動データに、該対応する前記記録位置を
    用いて、前記ネットワークを介して、前記特定された前
    記他の機器が記録した前記映像信号およびまたは音声信
    号の特定のシーンを検索する、ことを特徴とする連動デ
    ータ管理方法。
  12. 【請求項12】複数の機器間で送信およびまたは受信す
    る通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号
    およびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少な
    くとも画像およびまたは文字を含む連動データを管理す
    る連動データ管理方法であって、前記連動データを管理
    する連動データ管理方法は、前記特定のシーンを検知
    し、前記連動データに対応する映像信号およびまたは音
    声信号を記憶媒体に記録する、前記ネットワーク上の他
    の機器から、前記検知された時点における、前記連動デ
    ータに対応する映像信号およびまたは音声信号の前記記
    憶媒体上の記録位置を、前記ネットワークを介して前記
    他の機器から取得し、前記検知された特定のシーンに対
    応する一つ以上の前記連動データと、前記取得された前
    記記録位置と、を各シーンに対応させて記憶し、前記他
    の機器は、前記記憶媒体に記録する前記映像信号および
    または音声信号の、前記記憶媒体上の少なくとも記録開
    始位置と記録終了位置からなる信号記録情報を記憶し、
    前記連動データを管理する連動データ管理装置は、前記
    他の機器が記憶した信号記録情報を取得し、前記取得さ
    れた信号記録情報を用いて、前記他の機器の記憶媒体に
    記憶された前記映像信号およびまたは音声信号を一覧表
    示し、前記一覧表示により選択された前記映像信号およ
    びまたは音声信号の前記信号記録情報に対応する前記一
    つ以上の連動データを、前記記録位置を参照して一覧表
    示し、前記一覧表示された一つ以上の連動データから、
    一つの連動データを選択し、前記選択された前記連動デ
    ータに、該対応する前記記録位置を用いて、前記ネット
    ワークを介して、前記他の機器が記録した前記映像信号
    およびまたは音声信号の特定のシーンを検索する、こと
    を特徴とする連動データ管理方法。
  13. 【請求項13】複数の機器間で送信およびまたは受信す
    る通信が可能なネットワークに接続され、かつ映像信号
    およびまたは音声信号の特定のシーンに対応する、少な
    くとも画像およびまたは文字を含む連動データを管理す
    る連動データ管理方法であって、前記連動データを管理
    する連動データ管理方法は、前記連動データに対応する
    映像信号およびまたは音声信号を記憶媒体に記録し再生
    する、前記ネットワーク上の他の機器の機器識別情報
    を、前記ネットワークを介して前記他の機器から取得
    し、前記特定のシーンを検知し、前記検知された時点に
    おける、前記連動データに対応する映像信号およびまた
    は音声信号の前記記憶媒体上の記録位置を、前記ネット
    ワークを介して前記他の機器から取得し、前記取得され
    た前記機器識別情報と、前記検知された特定のシーンに
    対応する一つ以上の前記連動データと、前記取得された
    前記記録位置と、を各シーンに対応させて記憶し、前記
    他の機器は、前記記憶媒体に記録する前記映像信号およ
    びまたは音声信号の、前記記憶媒体上の少なくとも記録
    開始位置と記録終了位置からなる信号記録情報を記憶
    し、前記連動データを管理する連動データ管理装置は、
    前記機器識別情報を用いて、前記他の機器を特定し、前
    記特定された前記他の機器が記憶した信号記録情報を取
    得し、前記取得された信号記録情報を用いて、前記他の
    機器の記憶媒体に記憶された前記映像信号およびまたは
    音声信号を一覧表示し、前記一覧表示により選択された
    前記映像信号およびまたは音声信号の前記信号記録情報
    に対応する前記一つ以上の連動データを、前記記録位置
    を参照して一覧表示し、前記一覧表示された一つ以上の
    連動データから、一つの連動データを選択し、前記選択
    された前記連動データに、該対応する前記記録位置を用
    いて、前記ネットワークを介して、前記特定された他の
    機器が記録した前記映像信号およびまたは音声信号の特
    定のシーンを検索する、ことを特徴とする連動データ管
    理方法。
  14. 【請求項14】請求項8乃至13のいずれか一つの請求
    項に記載の連動データ管理方法において、前記連動デー
    タを検知する際に、前記映像信号およびまたは音声信号
    を前記ネットワークを介して出力する、前記ネットワー
    ク上の第2の他の機器が検知した、前記特定のシーンの
    前記検知した時点を、前記第2の他の機器から取得する
    ことによって検知する、ことを特徴とする連動データ管
    理方法。
  15. 【請求項15】請求項8乃至14のいずれか1項記載の
    連動データ管理方法において、前記他の機器における記
    憶媒体は磁気テープである、ことを特徴とする連動デー
    タ管理方法。
  16. 【請求項16】請求項8,10,12のいずれか1項に
    記載の連動データ管理方法において、前記連動データ管
    理装置は、前記他の機器と一体の機器として構成され、
    前記シーン記録位置の取得および前記検索の際に、前記
    ネットワークを介さない、ことを特徴とする連動データ
    管理方法。
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