JPH09261592A - 動画記録方法、動画記録媒体および動画再生装置 - Google Patents

動画記録方法、動画記録媒体および動画再生装置

Info

Publication number
JPH09261592A
JPH09261592A JP9035696A JP9035696A JPH09261592A JP H09261592 A JPH09261592 A JP H09261592A JP 9035696 A JP9035696 A JP 9035696A JP 9035696 A JP9035696 A JP 9035696A JP H09261592 A JPH09261592 A JP H09261592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
frame
recording medium
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9035696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Kimura
智博 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP9035696A priority Critical patent/JPH09261592A/ja
Publication of JPH09261592A publication Critical patent/JPH09261592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高能率符号化された可変長な動画データを磁
気テープ等のシーケンシャルアクセスタイプの記録媒体
を用いて記録再生する場合において、高速サーチを容易
とする。 【解決手段】 符号化された動画データをテープ状記録
媒体に記録する動画記録方法において、入力された動画
データを記録媒体にこの記録媒体の進行方向に対して斜
めに記録するとともに、動画データから各ピクチャの属
性を示す属性情報を抽出し、記録媒体における各ピクチ
ャの動画データ記録位置に対応する位置に属性情報を記
録媒体の進行方向に対して平行に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は、MPEG方式等によ
り高能率符号化された可変長な動画データを磁気テープ
等のシーケンシャルアクセスタイプの記録媒体を用いて
記録再生する場合において、高速サーチを容易とする記
録再生方法に関する。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】NTSC等のアナログテレビ信号を記録
再生するVTR (Video Tape Recorder) において
は、回転ヘッドによるヘリカルスキャンによって映像信
号を磁気テープに1フィールド1トラックで記録すると
ともに、回転ヘッドのトラッキングを取るための制御信
号を固定ヘッドで制御トラックに記録している。この制
御信号はパルス信号であり、各トラックの位置に対応し
ているから、この信号を使用することにより、現在の位
置から所望のフレーム数先あるいは前に高速でテープを
送り、そこから再生するといういわゆる「サーチ」を行
なうことができる。ただし、ここでいうサーチとは、サ
ーチ中には早回しの映像を再生する必要がないものとす
る。また、この制御信号のデューティ比を変化させるこ
とにより、インデックス信号やアドレス信号としても使
用することができ、これらの信号を使用して頭出しを行
なう機能はそれぞれVISS(Video Index Search Sys
tem) 、VASS(Video Address Search System) とし
て知られている。
【0005】
【0003】一方、近年、マルチメディアの進展ととも
に、動画を高能率で伝送・記録するために、デジタル動
画像の圧縮・伸長方式が種々提案されており、代表的な
ものに高能率高圧縮率動画像符号化の標準化案であるM
PEG(Motion Picture Image Coding Experts Group)
方式がある。一般に、デジタル動画像データは高い冗
長性を有しており、MPEG方式では、直交変換の一つ
であるDCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイ
ン変換)と、動き補償を用いたフレーム間予測により、
それぞれ空間方向と時間方向の冗長度を削減している。
更に、これによって得られたデータは、データ自身の冗
長度を削減するために可変長符号化され、別にデータ圧
縮処理された音声データとともに、所定のパケット形式
に編成されて伝送あるいは記録される。
【0006】
【0004】図5に、MPEG方式における画像処理の
概略を示す。(a)はテレビカメラ等からの映像信号の
各フレームをデジタル化した原画像である。また、ある
単位で独立再生が可能な画像のまとまりをGOP(Group
of Picture)とよぶ。原画像は符号化にあたり、I,
P,Bの3タイプのいずれかに指定され、各タイプ毎に
異なる処理がなされる。Iフレーム(フレーム内符号化
画面)は、自分自身の画像データのみを用いて符号化す
るものであり、当然、自分自身の符号化データのみで画
像が再構成できる。Pフレーム(順方向予測符号化画
面)は、図中I2 →P5 で示す関係のように、過去のI
(またはP)フレームを参照画像とした動き補償によ
り、動きベクトルと差分が求められて符号化される画面
である。したがって、Pフレームを再構成するには、過
去のI(またはP)フレームが先に再構成されている必
要がある。Bフレーム(双方向予測符号化画面)は、図
中例えばI2 →B3 およびB3 ←P5 のように、過去の
I(またはP)フレームおよび未来のP(またはI)フ
レームを参照画像とした動き補償により、動きベクトル
と差分が求められて符号化される画面である。よって、
Bフレームを再構成するには、過去のI(またはP)フ
レームおよび未来のP(またはI)フレームが先に再構
成されている必要がある。
【0007】
【0005】(b)はこれらの符号化処理がなされる順
序を示しており、例えばI2 フレームの処理が終ってか
らB0 ,B1 フレームの符号化が行なわれることを示し
ている。これは正確にいうと、Bフレームの符号化に使
用されるI,Pフレームのデータには原画像データでは
なく、誤差を減らすために、一旦符号化したデータを復
号したものを用いるようにしているからである。今の例
では、P5 ″フレームの符号化および復号が終ってい
て、かつI2 フレームの符号化および復号が終っていな
いと、B0 ,B1 フレームの符号化ができないというこ
とである。そしてこれら符号化されたデータには、後述
のシーケンスヘッダ、GOPヘッダ、ピクチャヘッダ等
が付加されるとともに、前述のように、音声データとと
もに多重化されてメディア上に送信され、あるいは記録
される。受信側(再生側)においては、この(b)の順
にデータが到来するわけであり、したがって、符号化の
順序と同じ順序で復号がなされる。ここで、例えばB3
,B4 フレームの復号はP5 フレームの復号が終って
から行なわれるが、再生画像を出力する順序は原画像ど
おりである必要があるのでこれを並べ変え、P5 フレー
ムはB3 ,B4 フレームの後に出力するようにする。
【0008】
【0006】なお、先にGOPはその単位で独立再生が
可能であると述べたが、最初のBフレーム(図5の場合
はB0 ,B1 フレーム)については、以前のGOPから
の順方向予測を含む場合には再生できない。このような
場合には、Iフレームから出力することになる。
【0009】以上のように、MPEG方式のように双方
向予測を伴う符号化の場合、メディア上の画像順を、符
号化および復号に都合のよいものとするために、原画像
と異なるという性質がある。また、このような高能率符
号化の結果、各フレームのデータ量は異なることにな
る。
【0010】
【0007】図6は、このように符号化され、伝送デー
タとして編成されたビットストリームの一例を模式的に
示したものである。実際には、これら音声データおよび
映像データは、更にそれぞれ所定のパケットに細分化さ
れた上、音声データが映像データ中に時分割的に挿入さ
れるかたちとされるが、詳細な説明は省略する。図中A
1 およびA2 は音声データであり、例えばそれぞれがL
チャンネルおよびRチャンネルに割り当てられている。
そして、それらの内容を識別するためのオーディオヘッ
ダAHが付加されている。
【0011】映像データは、符号化された各フレームの
データにピクチャヘッダPHが付加されて構成され、更
に、GOPの先頭には必要に応じ、GOPヘッダGHが
付加される。ピクチャヘッダは、画面タイプ等の情報を
含んでおり、GOPヘッダGHは、最初のBフレームが
独立再生可能かを示す情報等を含んでいる。SHはシー
ケンスヘッダで、画面を構成する画素サイズ等、復号に
最低限必要な情報であり、一連のビットストリームの先
頭に必ず挿入されるものであるが、必要に応じて各GO
Pの先頭にも挿入される。
【0012】
【0008】図7は、このようなビットストリームを磁
気テープ上に記録した場合の記録パターンを模式的に示
したものである。なお、ヘッダ類は省略してある。テー
プ101上には、回転ヘッドのヘリカルスキャンによる
データ記録部103部と、固定ヘッドによるコントロー
ルトラックが形成される。データ記録部103には、伝
送されてきたビットストリームがそのまま記録される。
コントロールトラック102には、再生時のトラッキン
グを取るためのコントロール信号CTLが、各データト
ラック104の位置に対応して記録される。この図例
は、回転ヘッドが2ヘッドを有し、1回転つまり2つの
データトラックに対し1個のコントロール信号を記録し
たものである。再生時には、データ記録部103から記
録されたビットストリームが読み出され、所定の復号処
理により、映像および音声が再生される。
【0013】
【0009】
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式は通
常の順方向の再生を目的としたものであり、高速テープ
走行によるフレームのサーチはできない。理由は、各フ
レームによってデータ量が異なり、図7のように、記録
パターン上でデータトラック104とフレームとの対応
がとれないから、コントロール信号によってはフレーム
のカウントができないからである。
【0015】また、音声データがトラックの不定な位置
に混在しているので、後から音声データのみを記録した
り書き換えるいわゆるアフレコ(アフターレコーディン
グ)を行なうことが困難であった。
【0016】本発明は従来のものの欠点を解消するため
になされたものであって、MPEG方式等により高能率
符号化された可変長な動画データを磁気テープ等のシー
ケンシャルアクセスタイプの記録媒体を用いて記録再生
する場合において、高速サーチを容易とする記録再生方
法を提供することを目的とする。
【0017】また、その際に、アフレコを容易とするこ
とを他の目的とする。
【0018】
【0010】
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
符号化された動画データをテープ状記録媒体に記録する
動画記録方法において、入力された前記動画データを前
記記録媒体にこの記録媒体の進行方向に対して斜めに記
録するとともに、前記動画データから各ピクチャの属性
を示す属性情報を抽出し、前記記録媒体における各ピク
チャの動画データ記録位置に対応する位置に前記属性情
報を前記記録媒体の進行方向に対して平行に記録するこ
とを特徴とする。
【0020】また、請求項2記載の発明は、音声データ
を含む符号化された動画データをテープ状記録媒体に記
録する動画記録方法において、入力された前記動画デー
タから前記音声データを分離するとともに、各ピクチャ
の属性を示す属性情報を抽出し、前記分離後の動画デー
タと音声データとを前記記録媒体にこの記録媒体の進行
方向に対して斜めのトラックの第1セクタおよび第2セ
クタにそれぞれ記録するとともに、前記記録媒体におけ
る各ピクチャの動画データ記録位置に対応する位置に前
記属性情報を前記記録媒体の進行方向に対して平行に記
録することを特徴とする。
【0021】
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の動画記録方法で前記動画データを記録した
動画記録媒体である。
【0022】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の動画記録媒体を再生する動画再生装置であって、検
索すべきフレーム番号を入力する手段と、前記検索のた
めに前記記録媒体を制御信号に応じて駆動する手段と、
前記記録媒体から進行方向に対して平行に記録された前
記属性情報を読み取る手段と、前記属性情報と前記フレ
ーム番号とに基づき、前記制御信号を生成する手段を備
えて構成する。
【0023】
【0012】
【0024】
【作用】請求項1記載の動画記録方法においては、入力
された動画データの全てが回転ヘッド等により、記録媒
体上に進行方向に対して斜めに記録される。これと平行
して、入力された動画データから各ピクチャの属性を示
す属性情報が抽出され、この属性情報が固定ヘッド等に
より記録媒体上に進行方向と平行に記録される。これに
より、高速サーチ時は進行方向と平行に記録した属性情
報を読み出すことによって所望のフレームからの再生が
可能となる。
【0025】請求項2記載の動画記録方法においては、
入力された動画データから音声データが分離され、この
分離後の動画データと分離した音声データは回転ヘッド
等により、記録媒体の進行方向に対して斜めのトラック
の第1セクタおよび第2セクタにそれぞれ記録される。
これと平行して、動画データから各ピクチャの属性を示
す属性情報が抽出され、この属性情報が固定ヘッド等に
より記録媒体上に進行方向と平行に記録される。これに
より、高速サーチ時は進行方向と平行に記録した属性情
報を読み出すことによって所望のフレームからの再生が
可能となる。更に、音声データが独立したセクタに記録
されるので、アフレコが容易となる。
【0026】
【0013】請求項3記載の動画記録媒体は、請求項1
または2記載の動画記録方法で動画データを記録して制
作する。
【0027】請求項4記載の動画再生装置においては、
高速サーチ時において、前記記録媒体から進行方向に対
して平行に記録された属性情報が読み取られ、これと入
力された検索フレーム番号とに基づいて記録媒体が駆動
される。これにより、所望のフレームからの再生が可能
となる。
【0028】
【0014】
【0029】
【実施例】次に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例における磁気テープ上の記
録パターンを模式的に示したものである。テープ1上に
は、回転ヘッドによって記録されるデータトラック4が
占めるデータ記録部3と、それぞれ固定ヘッドによって
記録されるコントロールトラック2およびヘッダトラッ
ク5が設けられている。データトラック4は、回転ヘッ
ドの回転角によって規定された映像セクタ6、トラック
ガード7、音声セクタ8に分割されている。
【0030】
【0015】(1)記録動作 図2は、このような記録を行なう記録系のブロック図で
ある。記録系は、データ分離部13、音声バッファ1
4、データ記録アンプ16、映像バッファ20、ヘッダ
バッファ19、ヘッダ記録アンプ21、コントロール信
号生成部24、テープ走行制御部26、回転ヘッド制御
部27およびこれらを制御するCPU23を含んで構成
される。また、ヘッド回りとして、回転ヘッドに設けら
れたデータヘッド18(2ヘッドとする)、固定ヘッド
であるヘッダヘッド22およびコントロールヘッド25
を備えている。なお、これらのヘッドは後述の再生系に
おいて共用される。また、記録系には図示しない消去ヘ
ッドが設けられており、以下に述べる記録に先立って各
トラックの消去が行われるものとする。
【0031】この記録系において、入力端11から入力
されたビットストリームはデータ分離部13に入力され
る。データ分離部13は、入力されたビットストリーム
を音声データ(図6参照)とその他のデータに分離し、
分離された音声データは音声バッファ14に、残余のデ
ータは全て映像バッファに記憶される。データ分離部1
3はまた、入力されたビットストリームから、ピクチャ
の属性情報(符号化タイプがI,P,Bのいずれである
かを示す情報)を含むデータとしてピクチャヘッダPH
を抽出する。抽出されたピクチャヘッダPHは、ヘッダ
バッファ19に記憶される。
【0032】
【0016】一方、テープ1は、テープ走行制御部26
により走行が制御されつつ回転ヘッド制御部27により
回転ヘッドの回転が制御されてデータトラック4が形成
される。すなわち、CPU23は、データトラック4上
のデータヘッド18の記録位置を認知している。そし
て、回転ヘッドの基準角および各データトラック4の位
置に対応して、コントロール信号生成回路24によりコ
ントロール信号CTLが生成され、コントロールヘッド
25によってコントロールトラック2に記録される。な
お、記録されるコントロール信号CTLは全て同一のも
のである。図中、各コントロール信号CTLに付記した
n, n+1 ,…は、後述のデータトラック4との関係を示
すものであって、これらの情報が記録されるわけではな
い。
【0033】また、CPU23はデータヘッド18の記
録位置に応じ、データトラック4の音声セクタ8の記録
時には音声バッファ14のデータを、映像セクタ6の記
録時には映像バッファ20のデータをそれぞれデータ記
録アンプ16に出力させ、これらのデータはデータヘッ
ド18により、所定のセクタに記録される。なお、トラ
ックガード7は後述のアフレコを行なうとき、データの
干渉や誤消去を防止するために設けてある。
【0034】
【0017】同様に、ヘッダバッファ19に記憶された
ピクチャヘッダPHは、CPU23の制御タイミングで
ヘッダ記録アンプ21を介し、ヘッダヘッド22によっ
てヘッダトラック5に記録される。このとき、その記録
タイミングは、最初にそのピクチャを記録するデータト
ラック4の先頭位置に対応した位置に順次ということに
する。そうでないと、例えば単にそのピクチャの先頭位
置とすると、データトラック4は斜めに重なっているか
ら順序が狂ってしまう恐れがあるからである。本実施例
では、1対のデータトラック4(データトラック対)に
対するコントロール信号CTLに同期した位置から記録
するようにした。例えば、B0 ,B1 フレームはデータ
トラック対n+1に最初に出現するからコントロール信
号CTLn+1 の位置を起点として連続して記録する。こ
のようにヘッダトラック5に記録されるデータ量は、平
均して見たとき当然余りのないようにそのフォーマット
が設定されるが、データ長によっては図1のコントロー
ル信号CTLn+2 に対応するフレームのデータのよう
に、コントロール信号CTL間に収まらない場合が生ず
ることがあり得る。
【0035】
【0018】図例では、フレームI2',B0'はデータト
ラック対n+2 に属しているにもかかわらず、データトラ
ック対n+3 に属するように誤判定されることになる。
【0036】後述のように、再生は常にIフレームから
行なうことになるので、Iフレームの記録位置は正確に
知る必要がある。したがって、Iフレームに関しては誤
判定を防止するために、その直前のコントロール信号C
TLより前のコントロール信号CTLが正しい対応関係
である場合には、それがいくつ前のものであるかを示す
「ずれ値」CJをピクチャヘッダPHのデータに付加し
て記録する。なお、データ量を削減するためにもこのよ
うな対処はIフレームのみで十分である。
【0037】以上のようにして図1に示した記録パター
ンが得られる。なお、図1では、ヘッダトラック5上の
各ピクチャヘッダPHの位置が各データトラック4先頭
の直下に示してあるが、これは説明上のものであって、
実際は回転ヘッドと固定ヘッドは一定の距離離れている
ので、記録パターンもそれに応じたものとなる。
【0038】
【0019】(2)再生動作 図3は、以上のようにして記録されたテープ1を再生す
る再生系のブロック図である。記録系と共用される部分
には同一の符号を付してある。再生系特有の構成とし
て、データ再生アンプ30、音声バッファ32、音声復
号部35、映像バッファ33、映像復号部36、ヘッダ
再生アンプ36、ヘッダ識別部37、コントロール信号
再生アンプ38、コマンダ41、フレームカウンタ4
2、サーチカウンタ43を備えている。
【0039】このような構成において、先ず、通常の再
生動作について説明する。テープ1はCPU23の制御
の下、テープ走行制御部26によって走行される。コン
トロールヘッド25で読み取ったコントロール信号はコ
ントロール信号再生アンプ38およびCPU23を介し
てテープ走行制御部26にフィードバックされ、走行速
度が安定化される。回転ヘッド制御部27は読み取った
コントロール信号によってフィードバックされつつ、図
示しないがアジマス記録方式におけるトラッキング制御
等との協働により、回転ヘッドの回転を制御し、データ
ヘッド18のトラッキングを正確にとる。
【0040】
【0020】データヘッド18によって読み取られたデ
ータ信号はデータ再生アンプ30によって増幅され、音
声データは音声バッファ32に、その他のデータは映像
バッファ33に記憶される。この振り分けは、CPU2
3がデータヘッド18のデータトラック4上の読み取り
位置に対応してそれぞれの書き込み期間を制御すること
で行なう。音声バッファ32に記憶された音声データは
音声復号部35で復号され、音声信号として出力され
る。映像バッファ33に記憶されたその他のデータ、つ
まりシーケンスヘッダSHやGOPヘッダGHも含めた
映像データは映像復号部36に供給され、それらのデー
タに基づいて復号され、映像信号として出力される。
【0041】ヘッダヘッド22で読み取られたピクチャ
ヘッダPHはヘッダ再生アンプ36で増幅され、ヘッダ
識別部37に供給される。ヘッダ識別部37は、ピクチ
ャヘッダPHの中からピクチャの属性情報を取り出し、
CPU23に供給する。この属性情報は1フレームに1
個対応しているものであるから、CPU23はこれをフ
レームカウンタ42を使ってカウントすることにより、
フレームの管理を行なうことができる。なお、ピクチャ
ヘッダPHは固定ヘッドによって読み取られるものであ
るから、テープの高速走行時でも正確に読み取ることが
できる。
【0042】
【0021】(3)サーチ動作 サーチ時においては、使用者はコマンダ41により、C
PU23に所望のフレーム番号を入力する。CPU23
はこのフレーム番号をサーチカウンタ43に記憶すると
ともに、図4に示すサーチ動作を遂行する。
【0043】図4において、サーチの実行が指示される
と、ステップS1においてフレームカウンタとサーチカ
ウンタを比較し、その大小関係によってテープ1を巻き
戻しあるいは早送りさせる。そして値が等しくなったと
き走行を停止し、ステップS2においてこのときのフレ
ームの符号化タイプを調べる。符号化タイプがBの場合
はステップS3へ進み、符号化タイプPの場合はステッ
プS4へ進み、符号化タイプIの場合はステップS5に
進む。ステップS3へ進んだ場合は符号化タイプPまた
はIが最初に到来するまで巻き戻し、ステップS4へ進
む。ステップS4では符号化タイプIが最初に到来する
まで巻き戻し、ステップS5へ進む。
【0044】ここで、ステップS3で最初に到来するの
がIのとき、ステップS4でまた更にそれ以前のIまで
巻き戻されることになるが、これはIフレーム直後のB
フレームが以前のGOPから予測されている場合がある
ことに対処するためである(図5参照)。
【0045】
【0022】次に、ステップS5において、そのフレー
ムに対応するコントロール信号CTLの位置まで巻き戻
す。このとき、データにずれ値CJが付加されている場
合はその分前のコントロール信号CTLの位置まで巻き
戻されることになる。
【0046】以上により、所望のサーチフレームを復号
するのに必要なIフレームの先頭のあるデータトラック
4にトラッキングすることができるようになり、ステッ
プS6に進んでデータ記録部3からのデータの再生およ
び復号を開始する。次にステップS7において、ステッ
プS2以降、余分に送ったフレーム数の後のフレームか
ら、再生された映像信号を出力するように音声復号部3
5および映像復号部36を制御する。なお、ステップS
7は、正確に所望のフレームから再生するためのもので
あって、概略の位置から視聴すればよい場合には不要と
することもできる。
【0047】以上のように、データの記録位置に対応し
て記録したフレームの属性情報によってフレームがカウ
ントできるとともに、復号を開始すべきフレームを特定
することができ、更にそのフレームの記録されたトラッ
クを特定することができるのである。
【0048】
【0023】(4)アフレコ動作 アフレコを行なうには、図3の再生系の一部を使用し、
映像セクタ6のみを再生するように制御する。これと同
時に、図2の記録系の一部を使用し、図示しない消去ヘ
ッドにより音声セクタ8を消去しつつ音声データを記録
するように制御する。アフレコで録音する音声データと
しては、新たに入力されたビットストリームから分離し
た音声データや、音声バッファ14に設けた外部入力端
12から入力した音声データが使用される。そして、デ
ータヘッド18は音声セクタ8の走査期間は記録を行な
い、映像セクタ6の走査期間は再生を行なうようにす
る。
【0049】
【0024】〔変形例〕上記の実施例においては、所望
のサーチフレームとして、目的の絶対フレーム番号を入
力する例を示したが、相対値入力でもよく、また、時間
に換算した値を入力するようにすることもできる。
【0050】また、上記の実施例においては、アフレコ
を容易とするために音声セクタと映像セクタを分けるよ
うにしたが、アフレコが不要な場合には多重されたまま
記録するようにすればよい。
【0051】また、上記実施例では、属性情報として、
符号化タイプを含むデータであるピクチャヘッダPHを
抽出してそのまま記録するようにしたが、ヘッダトラッ
ク5の記録密度が十分でない場合は、符号化タイプを示
すデータのみを記録するようにしても同様の効果が得ら
れることは明白である。一方、ヘッダトラック5の記録
密度が十分である場合には、ピクチャヘッダに加えてシ
ーケンスヘッダやGOPヘッダを記録し、付帯的な他の
制御に利用するようにしてもよい。
【0052】
【0025】なお、上記実施例においては、ヘッダトラ
ックをコントロールトラックと独立して設けるようにし
たが、双方の記録信号を多重化することにより、一本化
してもよい。この方法としては、例えばパルス幅変調
や、特公昭51-33402号公報に開示されているように、コ
ントロールトラックに同期信号とデータ信号との2つの
情報内容を有する信号を記録する技術を利用すればよ
い。
【0053】また、上記実施例は、コントロール信号C
TLが2つのデータトラックに対する基準位置を示す信
号という位置付けであり、それらデータトラックに記録
されたピクチャの属性情報をその位置に対応してヘッダ
トラックに記録したものであるが、これに限定されず、
所定本数(一または複数)のトラック毎にそれに属する
ピクチャの属性情報をまとめて記録するようにすること
も可能である。
【0054】なお、上記の実施例においては、可変長な
動画データとしてMPEG方式による高能率符号化デー
タを使用したものについて説明したが、他の方式のもの
にも適用できる。また、シーケンシャルアクセスタイプ
の記録媒体としては現在普及している磁気テープの例で
説明したが、例えば光磁気記録方式等、他の方式のもの
にも適用できる。
【0055】
【0026】
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可変長な動画データを磁気テープ等のシーケンシャルア
クセスタイプの記録媒体を用いて記録再生する場合にお
いて、高速サーチを容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるテープ記録パターンを
示す図である。
【図2】本発明の一実施例による記録系のブロック図で
ある。
【図3】本発明の一実施例による再生系のブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施例によるサーチ機能を説明する
フローチャートである。
【図5】MPEG方式における画像処理の概略を示す図
である。
【図6】MPEG方式によるビットストリームの模式図
である。
【図7】従来のテープ記録パターンを示す図である。
【符号の説明】
1・・・テープ 2・・・コントロールトラック 4・・・データトラック 5・・・ヘッダトラック 6・・・映像セクタ 8・・・音声セクタ 13・・・データ分離部 14・・・音声バッファ 18・・・データヘッド 19・・・ヘッダバッファ 20・・・映像バッファ 22・・・ヘッダヘッド 23・・・CPU 25・・・コントロールヘッド 26・・・テープ走行制御部 27・・・回転ヘッド制御部 32・・・音声バッファ 33・・・映像バッファ 35・・・音声復号部 36・・・映像復号部 37・・・ヘッダ識別部 42・・・フレームカウンタ 43・・・サーチカウンタ
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MPEG方式等によ
り高能率符号化された可変長な動画データを磁気テープ
等のシーケンジャルアクセスタイプの記録媒体を用いて
記録再生する場合において、高速サーチを容易とする記
録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC等のアナログテレビ信号を記録
再生するVTR(Video Tape Record
er)においては、回転ヘッドによるヘリカルスキャン
によって映像信号を磁気テープに1フィールド1トラッ
クで記録するとともに、回転ヘッドのトラッキングを取
るための制御信号を固定ヘッドで制御トラックに記録し
ている。この制御信号はパルス信号であり、各トラック
の位置に対応しているから、この信号を使用することに
より、現在の位置から所望のフレーム数先あるいは前に
高速でテープを送り、そこから再生するといういわゆる
「サーチ」を行なうことができる。ただし、ここでいう
サーチとは、サーチ中には早回しの映像を再生する必要
がないものとする。また、この制御信号のデューティ比
を変化させることにより、インデックス信号やアドレス
信号としても使用することができ、これらの信号を使用
して頭出しを行なう機能はそれぞれVISS(Vide
oIndex Search System)、VAS
S(Video Address Search Sy
stem)として知られている。
【0003】一方、近年、マルチメディアの進展ととも
に、動画を高能率で伝送・記録するために、デジタル動
画像の圧縮・伸長方式が種々提案されており、代表的な
ものに高能率高圧縮率動画像符号化の標準化案であるM
PEG(Motion Picture Image
Coding Experts Group)方式があ
る。一般に、デジタル動画像データは高い冗長性を有し
ており、MPEG方式では、直交変換の一つであるDC
T(Discrete Cosine Transfo
rm:離散コサイン変換)と、動き補償を用いたフレー
ム間予測により、それぞれ空間方向と時間方向の冗長度
を削減している。更に、これによって得られたデータ
は、データ自身の冗長度を削減するために可変長符号化
され、別にデータ圧縮処理された音声データとともに、
所定のパケット形式に編成されて伝送あるいは記録され
る。
【0004】図5に、MPEG方式における画像処理の
概略を示す。(a)はテレビカメラ等からの映像信号の
各フレームをデジタル化した原画像である。また、ある
単位で独立再生が可能な画像のまとまりをGOP(Gr
oup of Picture)とよぶ。原画像は符号
化にあたり、I,P,Bの3タイプのいずれかに指定さ
れ、各タイプ毎に異なる処理がなされる。Iフレーム
(フレーム内符号化画面)は、自分自身の画像データの
みを用いて符号化するものであり、当然、自分自身の符
号化データのみで画像が再構成できる。Pフレーム(順
方向予測符号化画面)は、図中I2→P5で示す関係の
ように、過去のI(またはP)フレームを参照画像とし
た動き補償により、動きベクトルと差分が求められて符
号化される画面である。したがって、Pフレームを再構
成するには、過去のI(またはP)フレームが先に再構
成されている必要がある。Bフレーム(双方向予測符号
化画面)は、図中例えばI2→B3およびB3←P5の
ように、過去のI(またはP)フレームおよび未来のP
(またはI)フレームを参照画像とした動き補償によ
り、動きベクトルと差分が求められて符号化される画面
である。よって、Bフレームを再構成するには、過去の
I(またはP)フレームおよび未来のP(またはI)フ
レームが先に再構成されている必要がある。
【0005】(b)はこれらの符号化処理がなされる順
序を示しており、例えばI2フレームの処理が終ってか
らB0,B1フレームの符号化が行なわれることを示し
ている。これは正確にいうと、Bフレームの符号化に使
用されるI,Pフレームのデータには原画像データでは
なく、誤差を減らすために、一旦符号化したデータを復
号したものを用いるようにしているからである。今の例
では、P5″フレームの符号化および復号が終ってい
て、かつI2フレームの符号化および復号が終っていな
いと、B0,B1フレームの符号化ができないというこ
とである。そしてこれら符号化されたデータには、後述
のシーケンスヘッダ、GOPヘッダ、ピクチャヘッダ等
が付加されるとともに、前述のように、音声データとと
もに多重化されてメディア上に送信され、あるいは記録
される。受信側(再生側)においては、この(b)の順
にデータが到来するわけであり、したがって、符号化の
順序と同じ順序で復号がなされる。ここで、例えばB
3,B4フレームの復号はP5フレームの復号が終って
から行なわれるが、再生画像を出力する順序は原画像ど
おりである必要があるのでこれを並べ変え、P5フレー
ムはB3,B4フレームの後に出力するようにする。
【0006】なお、先にGOPはその単位で独立再生が
可能であると述べたが、最初のBフレーム(図5の場合
はB0,B1フレーム)については、以前のGOPから
の順方向予測を含む場合には再生できない。このような
場合には、Iフレームから出力することになる。以上の
ように、MPEG方式のように双方向予測を伴う符号化
の場合、メディア上の画像順を、符号化および復号に都
合のよいものとするために、原画像と異なるという性質
がある。また、このような高能率符号化の結果、各フレ
ームのデータ量は異なることになる。
【0007】図6は、このように符号化され、伝送デー
タとして編成されたビットストリームの一例を模式的に
示したものである。実際には、これら音声データおよび
映像データは、更にそれぞれ所定のパケットに細分化さ
れた上、音声データが映像データ中に時分割的に挿入さ
れるかたちとされるが、詳細な説明は省略する。図中A
1およびA2は音声データであり、例えばそれぞれがL
チャンネルおよびRチャンネルに割り当てられている。
そして、それらの内容を識別するためのオーディオヘッ
ダAHが付加されている。映像データは、符号化された
各フレームのデータにピクチャヘッダPHが付加されて
構成され、更に、GOPの先頭には必要に応じ、GOP
ヘッダGHが付加される。ピクチャヘッダは、画面タイ
プ等の情報を含んでおり、GOPヘッダGHは、最初の
Bフレームが独立再生可能かを示す情報等を含んでい
る。SHはシーケンスヘッダで、画面を構成する画素サ
イズ等、復号に最低限必要な情報であり、一連のビット
ストリームの先頭に必ず挿入されるものであるが、必要
に応じて各GOPの先頭にも挿入される。
【0008】図7は、このようなビットストリームを磁
気テープ上に記録した場合の記録パターンを模式的に示
したものである。なお、ヘッダ類は省略してある。テー
プ101上には、回転ヘッドのヘリカルスキャンによる
データ記録部103部と、固定ヘッドによるコントロー
ルトラックが形成される。データ記録部103には、伝
送されてきたビットストリームがそのまま記録される。
コントロールトラック102には、再生時のトラッキン
グを取るためのコントロール信号CTLが、各データト
ラック104の位置に対応して記録される。この図例
は、回転ヘッドが2ヘッドを有し、1回転つまり2つの
データトラックに対し1個のコントロール信号を記録し
たものである。再生時には、データ記録部103から記
録されたビットストリームが読み出され、所定の復号処
理により、映像および音声が再生される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式は通
常の順方向の再生を目的としたものであり、高速テープ
走行によるフレームのサーチはできない。理由は、各フ
レームによってデータ量が異なり、図7のように、記録
パターン上でデータトラック104とフレームとの対応
がとれないから、コントロール信号によってはフレーム
のカウントができないからである。また、音声データが
トラックの不定な位置に混在しているので、後から音声
データのみを記録したり書き換えるいわゆるアフレコ
(アフターレコーディング)を行なうことが困難であっ
た。本発明は従来のものの欠点を解消するためになされ
たものであって、MPEG方式等により高能率符号化さ
れた可変長な動画データを磁気テープ等のシーケンジャ
ルアクセスタイプの記録媒休を用いて記録再生する場合
において、高速サーチを容易とする記録再生方法を提供
することを目的とする。また、その際に、アフレコを容
易とすることを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
符号化された動画データをテープ状記録媒体に記録する
動画記録方法において、入力された前記動画データを前
記記録媒体にこの記録媒体の進行方向に対して斜めに記
録するとともに、前記動画データから各ピクチャの属性
を示す属性情報を抽出し、前記記録媒体における各ピク
チャの動画データ記録位置に対応する位置に前記属性情
報を前記記録媒体の進行方向に対して平行に記録するこ
とを特徴とする。また、請求項2記載の発明は、音声デ
ータを含む符号化された動画データをテープ状記録媒体
に記録する動画記録方法において、入力された前記動画
データから前記音声データを分離するとともに、各ピク
チャの属性を示す属性情報を抽出し、前記分離後の動画
データと音声データとを前記記録媒体にこの記録媒体の
進行方向に対して斜めのトラックの第1セクタおよび第
2セクタにそれぞれ記録するとともに、前記記録媒体に
おける各ピクチャの動画データ記録位置に対応する位置
に前記属性情報を前記記録媒体の進行方向に対して平行
に記録することを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の動画記録方法で前記動画データを記録した
動画記録媒体である。また、請求項4記載の発明は、請
求項3記載の動画記録媒体を再生する動画再生装置であ
って、検索すべきフレーム番号を入力する手段と、前記
検索のために前記記録媒体を制御信号に応じて駆動する
手段と、前記記録媒体から進行方向に対して平行に記録
された前記属性情報を読み取る手段と、前記属性情報と
前記フレーム番号とに基づき、前記制御信号を生成する
手段を備えて構成する。
【0012】
【作用】請求項1記載の動画記録方法においては、入力
された動画データの全てが回転ヘッド等により、記録媒
体上に進行方向に対して斜めに記録される。これと平行
して、入力された動画データから各ピクチャの属性を示
す属性情報が抽出され、この属性情報が固定ヘッド等に
より記録媒体上に進行方向と平行に記録される。これに
より、高速サーチ時は進行方向と平行に記録した属性情
報を読み出すことによって所望のフレームからの再生が
可能となる。請求項2記載の動画記録方法においては、
入力された動画データから音声データが分離され、この
分離後の動画データと分離した音声データは回転ヘッド
等により、記録媒体の進行方向に対して斜めのトラック
の第1セクタおよび第2セクタにそれぞれ記録される。
これと平行して、動画データから各ピクチャの属性を示
す属性情報が抽出され、この属性情報が固定ヘッド等に
より記録媒体上に進行方向と平行に記録される。これに
より、高速サーチ時は進行方向と平行に記録した属性情
報を読み出すことによって所望のフレームからの再生が
可能となる。更に、音声データが独立したセクタに記録
されるので、アフレコが容易となる。
【0013】請求項3記載の動画記録媒体は、請求項1
または2記載の動画記録方法で動画データを記録して制
作する。請求項4記載の動画再生装置においては、高速
サーチ時において、前記記録媒体から進行方向に対して
平行に記録された属性情報が読み取られ、これと入力さ
れた検索フレーム番号とに基づいて記録媒体が駆動され
る。これにより、所望のフレームからの再生が可能とな
る。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例における磁気テープ上の記
録パターンを模式的に示したものである。テープ1上に
は、回転ヘッドによって記録されるデータトラック4が
占めるデータ記録部3と、それぞれ固定ヘッドによって
記録されるコントロールトラック2およびヘッダトラッ
ク5が設けられている。データトラック4は、回転ヘッ
ドの回転角によって規定された映像セクタ6、トラック
ガード7、音声セクタ8に分割されている。
【0015】(1)記録動作 図2は、このような記録を行なう記録系のブロック図で
ある。記録系は、データ分離部13、音声バッファ1
4、データ記録アンプ16、映像バッファ20、ヘッダ
バッファ19、ヘッダ記録アンプ21、コントロール信
号生成部24、テープ走行制御部26、回転ヘッド制御
部27およびこれらを制御するCPU23を含んで構成
される。また、ヘッド回りとして、回転ヘッドに設けら
れたデータヘッド18(2ヘッドとする)、固定ヘッド
であるヘッダヘッド22およびコントロールヘッド25
を備えている。なお、これらのヘッドは後述の再生系に
おいて共用される。また、記録系には図示しない消去ヘ
ッドが設けられており、以下に述べる記録に先立って各
トラックの消去が行われるものとする。この記録系にお
いて、入力端11から入力されたビットストリームはデ
ータ分離部13に入力される。データ分離部13は、入
力されたビットストリームを音声データ(図6参照)と
その他のデータに分離し、分離された音声データは音声
バッファ14に、残余のデータは全て映像バッファに記
憶される。データ分離部13はまた、入力されたビット
ストリームから、ピクチャの属性情報(符号化タイプが
I,P,Bのいずれであるかを示す情報)を含むデータ
としてピクチャヘッダPHを抽出する。抽出されたピク
チャヘッダPHは、ヘッダバッファ19に記憶される。
【0016】一方、テープ1は、テープ走行制御部26
により走行が制御されつつ回転ヘッド制御部27により
回転ヘッドの回転が制御されてデータトラック4が形成
される。すなわち、CPU23は、データトラック4上
のデータヘッド18の記録位置を認知している。そし
て、回転ヘッドの基準角および各データトラック4の位
置に対応して、コントロール信号生成回路24によりコ
ントロール信号CTLが生成され、コントロールヘッド
25によってコントロールトラック2に記録される。な
お、記録されるコントロール信号CTLは全て同一のも
のである。図中、各コントロール信号CTLに付記した
n,n+1,…は、後述のデータトラック4との関係を
示すものであって、これらの情報が記録されるわけでは
ない。また、CPU23はデータヘッド18の記録位置
に応じ、データトラック4の音声セクタ8の記録時には
音声バッファ14のデータを、映像セクタ6の記録時に
は映像バッファ20のデータをそれぞれデータ記録アン
プ16に出力させ、これらのデータはデータヘッド18
により、所定のセクタに記録される。なお、トラックガ
ード7は後述のアフレコを行なうとき、データの干渉や
誤消去を防止するために設けてある。
【0017】同様に、ヘッダバッファ19に記憶された
ピクチャヘッダPHは、CPU23の制御タイミングで
ヘッダ記録アンプ21を介し、ヘッダヘッド22によっ
てヘッダトラック5に記録される。このとき、その記録
タイミングは、最初にそのピクチャを記録するデータト
ラック4の先頭位置に対応した位置に順次ということに
する。そうでないと、例えば単にそのピクチャの先頭位
置とすると、データトラック4は斜めに重なっているか
ら順序が狂ってしまう恐れがあるからである。本実施例
では、1対のデータトラック4(データトラック対)に
対するコントロール信号CTLに同期した位置から記録
するようにした。例えば、B0,B1フレームはデータ
トラック対n+1に最初に出現するからコントロール信
号CTLn+1の位置を起点として連続して記録する。
このようにヘッダトラック5に記録されるデータ量は、
平均して見たとき当然余りのないようにそのフォーマッ
トが設定されるが、データ長によっては図1のコントロ
ール信号CTLn+2に対応するフレームのデータのよ
うに、コントロール信号CTL間に収まらない場合が生
ずることがあり得る。
【0018】図例では、フレーム12’,B0’はデー
タトラック対n+2に属しているにもかかわらず、デー
タトラック対n+3に属するように誤判定されることに
なる。後述のように、再生は常にIフレームから行なう
ことになるので、Iフレームの記録位置は正確に知る必
要がある。したがって、Iフレームに関しては誤判定を
防止するために、その直前のコントロール信号CTLよ
り前のコントロール信号CTLが正しい対応関係である
場合には、それがいくつ前のものであるかを示す「ずれ
値」CJをピクチャヘッダPHのデータに付加して記録
する。なお、データ量を削減するためにもこのような対
処はIフレームのみで十分である。以上のようにして図
1に示した記録パターンが得られる。なお、図1では、
ヘッダトラック5上の各ピクチャヘッダPHの位置が各
データトラック4先頭の直下に示してあるが、これは説
明上のものであって、実際は回転ヘッドと固定ヘッドは
一定の距離離れているので、記録パターンもそれに応じ
たものとなる。
【0019】(2)再生動作 図3は、以上のようにして記録されたテープ1を再生す
る再生系のブロック図である。記録系と共用される部分
には同一の符号を付してある。再生系特有の構成とし
て、データ再生アンプ30、音声バッファ32、音声復
号部35、映像バッファ33、映像復号部36、ヘッダ
再生アンプ36、ヘッダ識別部37、コントロール信号
再生アンプ38、コマンダ41、フレームカウンタ4
2、サーチカウンタ43を備えている。このような構成
において、先ず、通常の再生動作について説明する。テ
ープ1はCPU23の制御の下、テープ走行制御部26
によって走行される。コントロールヘッド25で読み取
ったコントロール信号はコントロール信号再生アンプ3
8およびCPU23を介してテープ走行制御部26にフ
ィードバックされ、走行速度が安定化される。回転ヘッ
ド制御部27は読み取ったコントロール信号によってフ
ィードバックされつつ、図示しないがアジマス記録方式
におけるトラッキング制御等との協働により、回転ヘッ
ドの回転を制御し、データヘッド18のトラッキングを
正確にとる。
【0020】データヘッド18によって読み取られたデ
ータ信号はデータ再生アンプ30によって増幅され、音
声データは音声バッファ32に、その他のデータは映像
バッファ33に記憶される。この振り分けは、CPU2
3がデータヘッド18のデータトラック4上の読み取り
位置に対応してそれぞれの書き込み期間を制御すること
で行なう。音声バッファ32に記憶された音声データは
音声復号部35で復号され、音声信号として出力され
る。映像バッファ33に記憶されたぞの他のデータ、つ
まりシーケンスヘッダSHやGOPヘッダGHも含めた
映像データは映像復号部36に供給され、それらのデー
タに基づいて復号され、映像信号として出力される。ヘ
ッダヘッド22で読み取られたピクチャヘッダPHはヘ
ッダ再生アンプ36で増幅され、ヘッダ識別部37に供
給される。ヘッダ識別部37は、ピクチャヘッダPHの
中からピクチャの属性情報を取り出し、CPU23に供
給する。この属性情報は1フレームに1個対応している
ものであるから、CPU23はこれをフレームカウンタ
42を使ってカウントすることにより、フレームの管理
を行なうことができる。なお、ピクチャヘッダPHは固
定ヘッドによって読み取られるものであるから、テープ
の高速走行時でも正確に読み取ることができる。
【0021】(3)サーチ動作 サーチ時においては、使用者はコマンダ41により、C
PU23に所望のフレーム番号を入力する。CPU23
はこのフレーム番号をサーチカウンタ43に記憶すると
ともに、図4に示すサーチ動作を遂行する。図4におい
て、サーチの実行が指示されると、ステップS1におい
てフレームカウンタとサーチカウンタを比較し、その大
小関係によってテープ1を巻き戻しあるいは早送りさせ
る。そして値が等しくなったとき走行を停止し、ステッ
プS2においてこのときのフレームの符号化タイプを調
べる。符号化タイプがBの場合はステップS3へ進み、
符号化タイプPの場合はステップS4へ進み、符号化タ
イプIの場合はステップS5に進む。ステップS3へ進
んだ場合は符号化タイプPまたはIが最初に到来するま
で巻き戻し、ステップS4へ進む。ステップS4では符
号化タイプIが最初に到来するまで巻き戻し、ステップ
S5へ進む。ここで、ステップS3で最初に到来するの
がIのとき、ステップS4でまた更にそれ以前のIまで
巻き戻されることになるが、これはIフレーム直後のB
フレームが以前のGOPから予測されている場合がある
ことに対処するためである(図5参照)。
【0022】次に、ステップS5において、そのフレー
ムに対応するコントロール信号CTLの位置まで巻き戻
す。このとき、データにずれ値CJが付加されている場
合はその分前のコントロール信号CTLの位置まで巻き
戻されることになる。以上により、所望のサーチフレー
ムを復号するのに必要なIフレームの先頭のあるデータ
トラック4にトラッキングすることができるようにな
り、ステップS6に進んでデータ記録部3からのデータ
の再生および復号を開始する。次にステップS7におい
て、ステップS2以降、余分に送ったフレーム数の後の
フレームから、再生された映像信号を出力するように音
声復号部35および映像復号部36を制御する。なお、
ステップS7は、正確に所望のフレームから再生するた
めのものであって、概略の位置から視聴すればよい場合
には不要とすることもできる。以上のように、データの
記録位置に対応して記録したフレームの属性情報によっ
てフレームがカウントできるとともに、復号を開始すべ
きフレームを特定することができ、更にそのフレームの
記録されたトラックを特定することができるのである。
【0023】(4)アフレコ動作 アフレコを行なうには、図3の再生系の一部を使用し、
映像セクタ6のみを再生するように制御する。これと同
時に、図2の記録系の一部を使用し、図示しない消去ヘ
ッドにより音声セクタ8を消去しつつ音声データを記録
するように制御する。アフレコで録音する音声データと
しては、新たに入力されたビットストリームから分離し
た音声データや、音声バッファ14に設けた外部入力端
12から入力した音声データが使用される。そして、デ
ータヘッド18は音声セクタ8の走査期間は記録を行な
い、映像セクタ6の走査期間は再生を行なうようにす
る。
【0024】〔変形例〕上記の実施例においては、所望
のサーチフレームとして、目的の絶対フレーム番号を入
力する例を示したが、相対値入力でもよく、また、時間
に換算した値を入力するようにすることもできる。ま
た、上記の実施例においては、アフレコを容易とするた
めに音声セクタと映像セクタを分けるようにしたが、ア
フレコが不要な場合には多重されたまま記録するように
すればよい。また、上記実施例では、属性情報として、
符号化タイプを含むデータであるピクチャヘッダPHを
抽出してそのまま記録するようにしたが、ヘッダトラッ
ク5の記録密度が十分でない場合は、符号化タイプを示
すデータのみを記録するようにしても同様の効果が得ら
れることは明白である。一方、ヘッダトラック5の記録
密度が十分である場合には、ピクチャヘッダに加えてシ
ーケンスヘッダやGOPヘッダを記録し、付帯的な他の
制御に利用するようにしてもよい。
【0025】なお、上記実施例においては、ヘッダトラ
ックをコントロールトラックと独立して設けるようにし
たが、双方の記録信号を多重化することにより、一本化
してもよい。この方法としては、例えばパルス幅変調
や、特公昭51−33402号公報に開示されているよ
うに、コントロールトラックに同期信号とデータ信号と
の2つの情報内容を有する信号を記録する技術を利用す
ればよい。また、上記実施例は、コントロール信号CT
Lが2つのデータトラックに対する基準位置を示す信号
という位置付けであり、それらデータトラックに記録さ
れたピクチャの属性情報をその位置に対応してヘッダト
ラックに記録したものであるが、これに限定されず、所
定本数(一または複数)のトラック毎にそれに属するピ
クチャの属性情報をまとめて記録するようにすることも
可能である。なお、上記の実施例においては、可変長な
動画データとしてMPEG方式による高能率符号化デー
タを使用したものについて説明したが、他の方式のもの
にも適用できる。また、シーケンジャルアクセスタイプ
の記録媒体としては現在普及している磁気テープの例で
説明したが、例えば光磁気記録方式等、他の方式のもの
にも適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可変長な動画データを磁気テープ等のシーケンシャルア
クセスタイプの記録媒体を用いて記録再生する場合にお
いて、高速サーチを容易とすることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された動画データをテープ状記録
    媒体に記録する動画記録方法において、 入力された前記動画データを前記記録媒体にこの記録媒
    体の進行方向に対して斜めに記録するとともに、 前記動画データから各ピクチャの属性を示す属性情報を
    抽出し、 前記記録媒体における各ピクチャの動画データ記録位置
    に対応する位置に前記属性情報を前記記録媒体の進行方
    向に対して平行に記録することを特徴とする動画記録方
    法。
  2. 【請求項2】 音声データを含む符号化された動画デー
    タをテープ状記録媒体に記録する動画記録方法におい
    て、 入力された前記動画データから前記音声データを分離す
    るとともに、各ピクチャの属性を示す属性情報を抽出
    し、 前記分離後の動画データと音声データとを前記記録媒体
    にこの記録媒体の進行方向に対して斜めのトラックの第
    1セクタおよび第2セクタにそれぞれ記録するととも
    に、 前記記録媒体における各ピクチャの動画データ記録位置
    に対応する位置に前記属性情報を前記記録媒体の進行方
    向に対して平行に記録することを特徴とする動画記録方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の動画記録方法で
    前記動画データを記録した動画記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の動画記録媒体を再生する
    動画再生装置であって、 検索すべきフレーム番号を入力する手段と、 前記検索のために前記記録媒体を制御信号に応じて駆動
    する手段と、 前記記録媒体から進行方向に対して平行に記録された前
    記属性情報を読み取る手段と、 前記属性情報と前記フレーム番号とに基づき、前記制御
    信号を生成する手段を備えたことを特徴とする動画再生
    装置。
JP9035696A 1996-03-19 1996-03-19 動画記録方法、動画記録媒体および動画再生装置 Pending JPH09261592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035696A JPH09261592A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 動画記録方法、動画記録媒体および動画再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035696A JPH09261592A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 動画記録方法、動画記録媒体および動画再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09261592A true JPH09261592A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13996264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9035696A Pending JPH09261592A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 動画記録方法、動画記録媒体および動画再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09261592A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1113441A2 (en) * 1999-12-27 2001-07-04 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Search mode for a D-VHS recorder

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1113441A2 (en) * 1999-12-27 2001-07-04 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Search mode for a D-VHS recorder
EP1113441A3 (en) * 1999-12-27 2002-07-03 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Search mode for a D-VHS recorder

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0178819B1 (ko) 고능률 부호화된 동화상 데이타의 비월재생방법
JP2985703B2 (ja) 画像圧縮記録媒体再生装置
US5832172A (en) Method and apparatus for recording and reproducing trick play data to and from a digital video tape
EP0755611B1 (en) Recording and reproduction of a trick mode video signal
US7421189B2 (en) Data recording device, data recording method, data editing device, and data editing method
EP0685967B1 (en) Compressed television signal recording and reproducing apparatus
EP0750430B1 (en) Recording and reproducing video data
KR20010050137A (ko) 디지털신호 기록장치 및 기록매체
JP3070422B2 (ja) 画像圧縮記録媒体及び画像圧縮記録媒体再生装置
JPH09261592A (ja) 動画記録方法、動画記録媒体および動画再生装置
JPH07162800A (ja) 圧縮動画像記録装置及び再生装置
US5892883A (en) Recording of a data reduced digital video signal in slant tracks on a record carrier
JP2000244863A (ja) 記録装置および再生装置
US20050002645A1 (en) Reproducing device and method, recording medium and program
JP3304634B2 (ja) ディジタル信号再生装置
JP3807283B2 (ja) ディジタル情報記録方法及び装置
JP2004110876A (ja) 映像データの符号化レート制御方法
JP3162310B2 (ja) 画像処理方法
JPH1013783A (ja) 圧縮画像データのインサート編集方式
JP4186097B2 (ja) 記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP3197838B2 (ja) Mpeg信号再生装置
KR0131963B1 (ko) 시간 압축 주문형 비데오용 비데오 카세트 레코더
JP2001502873A (ja) 記録担体におけるトリックプレイ信号の記録
JP2000175143A (ja) 映像記録・再生方法及び装置
KR20010033389A (ko) 탐색 재생 모드를 가진 재생 장치