JP2002314613A - 通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置、情報サービス通信サーバ装置 - Google Patents

通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置、情報サービス通信サーバ装置

Info

Publication number
JP2002314613A
JP2002314613A JP2001118360A JP2001118360A JP2002314613A JP 2002314613 A JP2002314613 A JP 2002314613A JP 2001118360 A JP2001118360 A JP 2001118360A JP 2001118360 A JP2001118360 A JP 2001118360A JP 2002314613 A JP2002314613 A JP 2002314613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
mail
trigger condition
communication
transfer trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001118360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3906644B2 (ja
Inventor
Yasushi Kasashima
康司 笠嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001118360A priority Critical patent/JP3906644B2/ja
Priority to CNB011180404A priority patent/CN100493043C/zh
Priority to KR1020010026455A priority patent/KR100579649B1/ko
Priority to TW090112792A priority patent/TWI308433B/zh
Publication of JP2002314613A publication Critical patent/JP2002314613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3906644B2 publication Critical patent/JP3906644B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • G06Q50/60
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]

Abstract

(57)【要約】 【課題】予め準備し、作成しておいた電子メールを、イ
ンターネットなどの通信ネットワーク上で生活機器や人
の動きに応じて、特定の転送先にタイムリーに自動転送
が出来るようにする。 【解決手段】通信端末器から、特定のイベント情報によ
って特定された転送トリガ条件を、所定のルールに従っ
て、電子メールに付加して通信ネットワーク上に配置さ
れた通信サーバ装置1に送信する。通信サーバ装置1で
は、電子メールを転送トリガ条件とともに受信し、登録
し、転送トリガ条件に含まれているイベント情報が転送
トリガ条件を満たすかどうかを監視しながら、その転送
トリガ条件が成立したときには、転送トリガ条件に従っ
て、対応した電子メールを、対応した転送先の通信端末
器に自動転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方
法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自
動転送仲介通信サーバ装置、情報サービス通信サーバ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、通信ネットワークを介した電
子メールの送受信が行われており、家庭でのパソコンや
携帯電話などで頻繁に利用されている。また、電子メー
ルシステムでは、電子メール転送サーバを備えたものも
あり、電子メール転送サーバでは、受信した電子メール
を、予め登録した宛先に転送するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電子メールシステムでは、単に、送信元から電子メール
の転送依頼を受けて転送を行うだけであり、予め転送条
件に絡めて準備しておいた電子メールを、生活状況に対
応してタイムリーに転送させるようなことはできていな
かった。
【0004】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、予め準備し、作成しておいた電子メー
ルを、生活機器や人の動きに応じて、特定の転送先にタ
イムリーに自動転送が出来る新規な機能を備えた、イン
ターネットなどの通信ネットワーク上で電子メールを自
動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サ
ーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置、情報サービス
通信サーバ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、通信端末器から、特
定のイベント情報によって特定された転送トリガ条件
を、所定のルールに従って、電子メールに付加して通信
ネットワーク上に配置された通信サーバ装置に送信す
る。
【0006】通信サーバ装置では、電子メールを転送ト
リガ条件とともに受信し、登録し、転送トリガ条件に含
まれているイベント情報が転送トリガ条件を満たすかど
うかを監視しながら、その転送トリガ条件が成立したと
きには、転送トリガ条件に従って、対応した電子メール
を、対応した転送先の通信端末器に自動転送することを
特徴とする。
【0007】請求項2に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、通信端末器から、特
定のイベント情報によって特定された転送トリガ条件
を、所定のルールに従って、電子メールに付加して、通
信ネットワーク上に配置された自動転送仲介通信サーバ
装置に送信する。
【0008】この自動転送仲介通信サーバ装置では、受
信した電子メールを登録保存するとともに、その転送ト
リガ条件を、登録保存した電子メールの識別コードとと
もに受信先の通信端末器に送信する。
【0009】受信先の通信端末器では、転送トリガ条件
に含まれているイベント情報が転送トリガ条件を満たす
かどうかを監視しながら、その転送トリガ条件が成立し
たときには、自動転送仲介通信サーバ装置に、電子メー
ルの識別コードとともに、自動転送の指令を行う。
【0010】この自動転送指令を受けた自動転送仲介通
信サーバ装置は、その識別コードによって特定された電
子メールを、転送トリガ条件に従って、対応した転送先
アドレスの通信端末器に自動送信することを特徴とす
る。
【0011】請求項3に記載の電子メール自動転送シス
テムは、特定のイベント情報によって特定された転送ト
リガ条件を、所定のルールに従って付加した電子メール
を送信する通信端末器と、電子メールを受信し、転送ト
リガ条件に含まれるイベント情報が転送トリガ条件を満
たすかどうかを監視しながら、その転送トリガ条件が成
立したときには、転送先アドレスの通信端末器に、対応
した電子メールを自動転送する通信サーバ装置とを備え
る。
【0012】このような通信サーバ装置は、各家庭やテ
ナント、ビルなどにホームサーバとして、ユーザ毎に設
置したり、ネットワーク上に設置して、複数のユーザに
対して、電子メールの転送トリガ条件と転送すべき電子
メールとの登録保存を行うサービスを提供するものであ
ってもよい。
【0013】請求項4に記載の電子メール自動転送シス
テムは、特定のイベント情報で特定された転送トリガ条
件を、所定のルールに従って少なくとも付加した電子メ
ールを送信するための通信端末器と、通信ネットワーク
上に配置され、受信した電子メールを登録保存する一
方、電子メールの転送トリガ条件を電子メールの識別コ
ードとともに受信先の通信端末器に送信し、その通信端
末器が、転送トリガ条件に含まれているイベント情報が
転送トリガ条件を満たすかどうかを監視し、その成立を
判断した結果、電子メールの識別コードとともに、自動
転送指令が返信されて来たときには、対応した電子メー
ルを、転送トリガ条件に従って、対応した転送先アドレ
スの通信端末器に自動転送するための自動転送仲介通信
サーバ装置とを備える。
【0014】このシステムでは、自動転送すべき電子メ
ールと、転送トリガ条件の登録受付けは自動転送仲介通
信サーバで行い、転送トリガ条件の判断は、通信サーバ
とネットワーク接続された、受信先の通信端末器で行う
ことによって、この通信端末器における記憶容量の負担
を軽減している。また、このシステムでは、自動転送仲
介通信サーバをネットワーク上に設置した電子メールの
自動転送を受け付け登録するエントリーサーバとし、受
信先の通信端末器には、家庭、テナント、ビルなどに設
置されて、各種の設備機器を監視して電子メールの転送
トリガ条件を判断する、ホームサーバが適用できる。
【0015】請求項5に記載の電子メール自動転送シス
テムでは、請求項3、4のいずれかにおいて、電子メー
ルは、音声情報、画像情報などを格納したメディアファ
イルを添付しており、電子メールの転送先のテレビや電
話機などの通信端末器は、宅内情報ネットワークに接続
されており、通信サーバ装置は、転送トリガ条件に従っ
て電子メールの転送を開始するときには、メディアファ
イルを自動的に開いて、通信端末器に、その内容を出力
する機能を備えている。
【0016】請求項6に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、請求項1,2のいず
れかにおいて、転送トリガ条件を特定するイベント情報
が、通信サーバ装置に通知される機器の動作情報であ
る。
【0017】請求項7に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、請求項1,2のいず
れかにおいて、転送トリガ条件を特定するイベント情報
が、通信サーバと双方向通信可能な、ネットワーク上の
サービスサーバや通信端末器から送信されて来るコマン
ド情報や、特定端末器の位置情報である。
【0018】請求項8に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、請求項1,2のいず
れかにおいて、転送トリガ条件は、更に自動送信有効期
限が設定可能になっている。
【0019】請求項9に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、請求項1,2のいず
れかにおいて、転送トリガ条件で設定された自動送信有
効期限が期限経過になったときには、有効期限を過ぎた
電子メールを、転送先の通信端末器に送信するか、それ
らの電子メールを消去するようになっている。
【0020】請求項10に記載の通信ネットワーク上で
電子メールを自動転送する方法では、請求項1,2のい
ずれかにおいて、通信サーバ装置は、転送トリガ条件に
従って、電子メールを転送先に転送した、その送信元に
対して転送完了通知を行う機能を更に備えている。
【0021】請求項11に記載の通信ネットワーク上で
電子メールを自動転送する方法では、請求項1,2のい
ずれかにおいて、通信サーバ装置は、転送トリガ条件に
従って転送した電子メールが、転送先に適正に転送され
なかったときには、その送信元に転送不達通知を行う機
能を更に備えている。
【0022】請求項12に記載の通信サーバ装置は、通
信ネットワークを介して通信端末器に送信されて来た、
特定のイベント情報に対応させて特定させて転送トリガ
条件を少なくとも付加した電子メールを受信し保存する
機能と、通信ネットワークを介して検知されたイベント
情報に基づいて、転送トリガ条件を参照して、その転送
トリガ条件が成立したときには、その転送トリガ条件の
付加された電子メールを、転送先アドレスの通信端末器
に自動転送する機能とを備える。
【0023】請求項13に記載の自動転送仲介通信サー
バ装置は、特定のイベント情報に対応させて特定した転
送トリガ条件を少なくとも一定のルールに従って付加し
た電子メールを受信し、登録保存する機能と、登録保存
した電子メールに対して、転送トリガ条件を識別コード
とともに受信先アドレスの通信端末器に送信し、その通
信端末器から、転送すべき識別コードとともに、自動転
送指令を受信したときには、その識別コードに対応した
電子メールを、転送先アドレスの通信端末器に自動転送
する機能を備える。
【0024】請求項14に記載の通信サーバ装置は、空
調機器、照明器具などの宅内設備機器を接続した宅内情
報ネットワークに接続され、特定のイベント情報に対応
させて特定した転送トリガ条件を所定のルールに従って
少なくとも付加した電子メールを登録し保存する機能
と、転送トリガ条件を参照しながら、宅内設備機器ある
いは通信ネットワーク上に設置されたサービスサーバか
らの通知に基づいて、イベント情報を監視し、その転送
トリガ条件が成立したときには、対応した電子メール
を、転送先アドレスの通信端末器に自動転送することを
特徴とする。
【0025】請求項15に記載の情報サービス通信サー
バ装置は、特定のイベント情報に対応させて特定した転
送トリガ条件を書き込み可能とした所定形式の電子メー
ル入力テンプレートをダウンロード可能にしている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明を適用し
た通信ネットワークの構成例を示した図である。
【0027】ここでは、通信ネットワーク上に接続され
た、双方向通信の可能な通信サーバ装置として、住宅や
オフィスなどに設置されるホームサーバ1が示されてお
り、このホームサーバ1に予め、電子メールを受信し、
登録保存しておくと、後述する転送トリガ条件が充たさ
れたときには、このホームサーバ1から、予め特定され
た送信先に電子メールが自動転送されるようになってい
る。
【0028】すなわち、このホームサーバ1では、この
ホームサーバ自身であるいはネットワークを介してアク
セスして来た通信端末器などによって、特定のイベント
情報によって特定される転送トリガ条件と、転送すべき
電子メールとを受付けて、登録保存するようになってい
る。
【0029】ホームサーバ1には、玄関の電気錠10、
インターホンシステム11、照明や空調などの電気機器
12、各種センサ13、テレビなどの映像機器14、パ
ソコンなどの通信機器15、電話機16などを接続し、
それらの動作変化、動作状態を常時監視している。図例
のシステムは、住宅内に設置したホームサーバ1から導
出した宅内情報ネットワーク配線に、端末器を介して、
各機器を接続しているが、このようなシステムにおい
て、各機器の端末器として、通信プロトコル変換機能を
備えた、いわゆる組み込み型の端末器を使用すれば、各
機器は、インターネットなどの通信ネットワークを通じ
ての監視制御が可能になる。
【0030】また、ここでは、通信ネットワークとし
て、インターネットN1と、インターネットN1を介し
た携帯電話網N2とを接続しており、パソコン2とのイ
ンターネットN1を介した通信や、携帯電話機3と携帯
電話網N2及びインターネットN1を介した通信ができ
るようになっている。
【0031】ホームサーバ1は、自動送信すべき電子メ
ールを登録する機能を備えており、セットトップボック
ス、パソコン2,15や携帯電話3などから、ホームサ
ーバ宛に、送り先、電子メールの転送トリガ条件を付加
して送信されて来た電子メールを登録することが出来
る。したがって、本発明の通信サーバ装置と、通常の電
子メール転送サーバとは、このような転送トリガ条件を
登録させ、その条件の成立時に予め準備し、蓄積してい
る電子メールを、登録した送信先に自動転送する機能を
備えている点で差異がある。
【0032】ホームサーバ1は、転送先の通信端末器が
テレビや電話機である場合、転送する電子メールに対
し、画像表示や音声出力の機能に応じた処理を行う。こ
れによって、自宅のテレビ、電話、携帯電話、機器の液
晶ディスプレイに電子メール本文のメッセージや添付し
たメディアファイルの内容が出力される。
【0033】電子メールの転送先は自宅内、自宅外を問
わない。通信ネットワークに接続された通信機器が、ホ
ームネットワークで、送信先の機器を作動して行っても
良く、これにはTVゲーム、電話機などの例がある。
【0034】通信ネットワーク上に設けた通信サーバ
は、外部の通信端末器からのアクセスを受け、送信すべ
き電子メールと、通信サーバが受信可能なイベント情報
を関連付けた転送トリガ条件とを登録設定できる。
【0035】このような登録は、外部の携帯端末器など
から通信サーバをアクセスして、電子メール自動転送登
録受付ページを開き、そこに準備された所定のフォーム
に、送信すべき電子メール本文と、転送トリガ条件を書
き込み、登録スイッチを操作して行ってもよい。
【0036】ここに、通信サーバは家庭内のホームサー
バ1や、特定の事業用サービスサーバが利用できるが、
家庭内で使用する機器の動作を監視するホームサーバ1
とした場合には、玄関の電気錠10、空調機器、照明器
具などの電気機器12の動作情報や、携帯端末器3の位
置情報をイベント情報として、関連付けて転送トリガ条
件を登録できる。家庭内の人が所持する携帯端末器の位
置情報は、位置情報サービスを提供する別のサーバなど
から提供を受ければよい。
【0037】したがって、このようなシステムでは、電
気錠10の開閉、空調機器のオン、オフ、照明器具のオ
ン、オフなどの機器の状態変化や制御実行結果を通知し
たときや、センサ13の状態変化を検知したとき、機器
のネットワーク接続を検出したとき、携帯端末器3の所
持者が特定の店などに立ち寄ったり、特定の場所に到達
したときに、これらが転送トリガとなって、通信サーバ
1に予め準備し、登録した電子メールを、登録した送信
先や携帯端末器3などに自動転送することが出来、生活
機器や人の動きに応じてタイムリーな情報伝達が可能と
なる。
【0038】図2には、上記ホームサーバ1の基本動作
をフローチャートで示している。まず、通信端末器か
ら、特定のイベント情報によって特定された転送トリガ
条件を、所定のルールに従って、電子メールに付加して
通信ネットワーク上に配置されたホームサーバ1に送信
する。
【0039】この場合、ホームサーバ1がテキスト形式
で記された転送トリガ条件を解読する機能を備えておれ
ば、電子メールの本文メッセージの前などに、転送トリ
ガ条件をテキスト形式で付記しておけばよい。
【0040】ホームサーバ1では、電子メールを転送ト
リガ条件とともに受信し、登録した後は、転送トリガ条
件に含まれているイベント情報が転送トリガ条件を満た
すかどうかを監視しながら、その転送トリガ条件が成立
したときには、転送トリガ条件に従って、対応した電子
メールを、対応した転送先の通信端末器に自動転送する
(100〜104)。
【0041】このような本発明システムによれば、電子
メールの転送された転送先では、例えば、子供がTVゲ
ームをしようとしたら、テレビ画面に「1時間以内にし
なさい!」という母親からのメールが表示される。ま
た、単身赴任中の父親が暖房のスイッチを入れると、
「寒くなってきたけど、身体に気をつけてね」という家
族からのメールが携帯電話に転送される。また、独り暮
らしの老人がポットでお茶を入れると、電話が鳴り、電
話に出ると「元気にしてる?」という孫からのメッセー
ジが再生される。
【0042】更に、仕事を終えて帰宅しようとする父親
が、ケーキ屋の前を通りかかると、「ケーキを買ってき
て!」という子供からの音声又は文字メッセージが携帯
電話に届く。また、新聞チラシで特売日をチェックし、
店ごとに購入品を決め、メモ代わりに自分当てにメッセ
ージを登録しておく。店に近づくと「ここの店で牛乳を
購入」等の音声又は文字メッセージが携帯電話に届く。
【0043】次に、電子メール自動転送システムの別の
構成について説明する。図3に示すように、通信端末器
から、転送先と受信先のアドレスと、特定のイベント情
報によって特定された転送トリガ条件を、所定のルール
に従って、電子メールに付加して、通信ネットワーク上
に配置された自動転送仲介通信サーバ装置に送信する
(200)。
【0044】この自動転送仲介通信サーバ装置では、受
信した電子メールを登録保存するとともに(201)、
その転送トリガ条件を、登録保存した電子メールの識別
コードとともに受信先の通信端末器に送信する(20
2)。
【0045】受信先の通信端末器では、転送トリガ条件
に含まれているイベント情報が転送トリガ条件を満たす
かどうかを監視しながら、その転送トリガ条件が成立し
たときには、自動転送仲介通信サーバ装置に、電子メー
ルの識別コードとともに、自動転送の指令を行う(20
3,204)。
【0046】この自動転送指令を受けた自動転送仲介通
信サーバ装置は、その識別コードによって特定された電
子メールを、転送トリガ条件に従って、対応した転送先
アドレスの通信端末器に自動送信する(205)。
【0047】図4は、本発明の更に別のシステムを示し
ている。このシステムでは、通信ネットワークNに、通
信サーバ装置1、自動転送仲介通信サーバ装置4、通信
端末器6以外に、情報サービス通信サーバ装置5を備え
る。なお、これらのサーバ装置1,4,5は必ずしも別
個独立に設ける必要はなく、1台のサーバ装置において
各サーバの機能を備えるような構成であってもよい。
【0048】情報サービス通信サーバ装置5では、特定
のイベント情報に対応させて特定した転送トリガ条件を
書き込み可能とした所定形式の電子メール入力テンプレ
ートをダウンロード可能にしている。テンプレートは、
テキスト文を入力させて、特定のエントリーフォームを
作成できるようになっているので、外出先からこのよう
な電子メールの転送の設定を望むユーザは、簡易な通信
端末器6からでも容易にアクセスして、登録設定するこ
とが出来る。
【0049】図5〜図7には、転送トリガ条件の設定例
を示している。図5(a)に示すように、電子メールの
ヘッダ部に続く本文に、最終送り先メールアドレスと転
送トリガ条件が記載される。また、後述する、有効期限
(日付、時刻)設定と、そのときの処理(強制転送/消
去)と、転送完了/不達通知の要/不要の設定がなされ
ている。
【0050】最終送り先メールアドレスの例としては、
図5(b)に示すように、携帯電話3や電話機16やテ
レビ14などがある。電話機16の場合、受話器を上げ
ると、添付書類の音声が再生されるか、本文のテキスト
が読み上げられる。テレビ14の場合、テレビの電源が
自動的に入り、テレビの空チャネルもしくは外部ビデオ
入力側に切り替わり、添付書類の映像が表示される。
【0051】イベント情報となる転送トリガ条件例とし
ては、図6(a)に示すような条件があり、例えば、
「玄関錠/開錠 and センサ/検知」とすると、玄
関錠が開けられるとともに、センサが反応したら、メー
ルを転送する。また、(b)に示すように、場所名、店
の種類、緯度経度情報でも転送トリガ条件となりえる。
この場合、携帯電話3の位置サーバなどと定期的に通信
して携帯端末の位置情報を入手する必要がある。また、
店の種類などで特定する場合は、店の位置情報データベ
ースが必要となる。
【0052】ホームサーバ1では、ホームネットワーク
に機器が接続される度に、機器名及び対応イベント情報
を収集し登録する。ホームサーバ1は、ホームサーバ1
のメールアドレスと、転送先のメールアドレス情報と、
機器イベント情報を、インターネット上のサーバに転送
する。ホームサーバ1経由でメールを送りたい人は、送
り先のメールアドレス情報をキーとして、インターネッ
ト上のサーバに蓄積された情報を検索する。それによっ
て、送り先のホームサーバのメールアドレスと、対応す
る機器およびイベント情報を得る。
【0053】このときサーバ上から「xxx@xxx.
xxx,機器A/ON」などのようにメッセージ転送可
能なイベントの組合わせを記述したファイルもしくはメ
ールのテンプレート書類をダウンロードすることができ
る。
【0054】また、サーバ上のWeb画面において、ス
クロールボックスから機器名、イベント情報を選択し、
テキストボックスにメール本文を書くだけで、ホームサ
ーバ1宛のメールを送る機能もある(図7参照)。
【0055】図7は、転送トリガ条件の設定例であり、
設定されている機器において、設定されているイベント
が発生すると、メール本文を転送する。ここでは、テレ
ビ14がオフになると、メールを転送する設定になって
いる。
【0056】本発明の電子メール自動転送システムで
は、通信サーバ装置1によって登録される電子メールに
は、音声情報、画像情報などを格納したメディアファイ
ルを添付している。電子メールの転送先の通信端末器6
は、電話機やテレビなどであって、宅内情報ネットワー
クに接続されており、通信サーバ装置1は、転送トリガ
条件に従って電子メールの転送を開始するときには、メ
ディアファイルを自動的に開いて、通信端末器6にその
内容を出力する機能を備えている。したがって、通信サ
ーバ装置1は、画像表示機能や音声出力機能によって、
添付ファイルを自動的に開いて、音声や画像をテレビや
電話機に出力できる。
【0057】また、転送トリガ条件を特定するイベント
情報としては、通信サーバ装置1に通知される機器の動
作情報が使用できる。ホームサーバ1に宅内情報ネット
ワークを接続している場合、ホームサーバ1で監視する
機器の動作情報をイベント情報としている。例えば、機
器には、自宅の玄関錠、空調機器、照明器具、暖房器具
などが代表的である。
【0058】更に、転送トリガ条件を特定するイベント
情報としては、通信サーバ装置1と双方向通信可能な、
ネットワーク上のサービスサーバや通信端末器6から送
信されて来るコマンド情報や、特定端末器の位置情報が
使用できる。この例としては、特定の携帯端末器の移動
に伴い、サービスサーバや通信端末器6などから送信さ
れて来る位置情報、特定のコマンド情報、メッセージ情
報などがある。
【0059】次に、電子メール自動転送システムの更に
別の動作について説明する。電子メール自動転送システ
ムでは、転送トリガ条件には、更に自動送信有効期限が
設定可能になっている。これによって、旧いメッセージ
が時期を逸して送信される事態が回避できる。なお、こ
の自動送信有効期限は、メールの本文中に、転送トリガ
条件の後に設定される(図5(a)参照)。
【0060】また、電子メール転送条件に設定された自
動送信有効期限が期限経過になったときには、有効期限
を過ぎた電子メールを、転送先の通信端末器6に送信す
るか、それらを消去するようになっている。これによっ
て、有効期限までに、転送トリガ条件を満たさなかった
ときに、メールを破棄したり、転送トリガ条件を満たし
た場合と同じ動作をするように強制的に転送することが
できる。また、メモリ容量のオーバを防ぐことができ
る。なお、この自動送信有効期限が過ぎたときにいずれ
の処理を行うかは、メールの本文中に、転送トリガ条件
の後に、自動送信有効期限とともに設定される(図5
(a)参照)。
【0061】図8には、このときの動作をフローチャー
トで示している。自動送信有効期限がくると、消去設定
がされていれば電子メールを消去し、消去設定がされて
いなければ、電子メールを、転送先の通信端末器6に転
送している(300〜303)。
【0062】次に、電子メール自動転送システムの更に
別の動作について説明する。電子メール自動転送システ
ムでは、通信サーバ1は、転送トリガ条件に従って、電
子メールを送信先に転送したときには、その送信元に転
送完了通知を行う機能を更に備えている。また、通信サ
ーバ1は、転送トリガ条件に従って転送を行った電子メ
ールが、送信先に適正に送信されなかったときには、そ
の送信元に転送不達通知を行う機能を更に備えている。
なお、この転送完了通知、転送不達通知の要/不要は、
メールの本文中に、転送トリガ条件や自動送信有効期限
などの後に設定される(図5(a)参照)。
【0063】図9には、このときの動作をフローチャー
トで示している。電子メールの転送が正常終了したとき
には、依頼者である送信元に転送完了通知を行うが(4
00〜402)、異常終了したときには、再送信を行
い、所定定回数の再送信を試みても送信に失敗した場合
などに、不達と判断し、転送不達通知を行う(403〜
405)。
【0064】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の通信ネットワーク上で電子メー
ルを自動転送する方法では、通信サーバ装置は、電子メ
ールを転送トリガ条件とともに受信し、登録し、転送ト
リガ条件に含まれているイベント情報が転送トリガ条件
を満たすかどうかを監視しながら、その転送トリガ条件
が成立したときには、転送トリガ条件に従って、対応し
た電子メールを、対応した転送先の通信端末器に自動転
送するので、生活機器や人の動きに応じたタイムリーな
情報伝達が可能となる。
【0065】請求項2に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、受信先の通信端末器
は、転送トリガ条件に含まれているイベント情報が転送
トリガ条件を満たすかどうかを監視しながら、その転送
トリガ条件が成立したときには、自動転送仲介通信サー
バ装置に、自動転送の指令を行う一方、この自動転送指
令を受けた自動転送仲介通信サーバ装置は、特定された
電子メールを、転送トリガ条件に従って、対応した転送
先アドレスの通信端末器に自動送信するので、生活機器
や人の動きに応じたタイムリーな情報伝達が可能とな
る。また、受信側の通信端末器側で、転送トリガ条件の
監視を行うので、自動転送仲介通信サーバ装置では処理
の軽減が図れる。
【0066】請求項3に記載の電子メール自動転送シス
テムは、電子メールを受信し、転送トリガ条件に含まれ
るイベント情報が転送トリガ条件を満たすかどうかを監
視しながら、その転送トリガ条件が成立したときには、
転送先アドレスの通信端末器に、対応した電子メールを
自動転送する通信サーバ装置を備えるので、生活機器や
人の動きに応じたタイムリーな情報伝達が可能となる。
【0067】請求項4に記載の電子メール自動転送シス
テムは、自動転送仲介通信サーバ装置は、受信した電子
メールを登録保存する一方、電子メールの転送トリガ条
件を受信先の通信端末器に送信し、その通信端末器が、
転送トリガ条件に含まれているイベント情報が転送トリ
ガ条件を満たすかどうかを監視し、その成立を判断した
結果、自動転送指令が返信されて来たときには、対応し
た電子メールを、転送トリガ条件に従って、対応した転
送先アドレスの通信端末器に自動転送するので、生活機
器や人の動きに応じたタイムリーな情報伝達が可能とな
る。また、受信側の通信端末器側で、転送トリガ条件の
監視を行うので、自動転送仲介通信サーバ装置では処理
の軽減が図れる。
【0068】請求項5に記載の電子メール自動転送シス
テムでは、電子メールの転送先のテレビや電話機などの
通信端末器は、宅内情報ネットワークに接続されてお
り、通信サーバ装置は、転送トリガ条件に従って電子メ
ールの転送を開始するときには、メディアファイルを自
動的に開いて、通信端末器に、その内容を音声や画像で
出力することができる。
【0069】請求項6に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、転送トリガ条件を特
定するイベント情報が、通信サーバ装置に通知される機
器の動作情報であるので、機器の動作変化、動作状態に
応じた電子メールの転送ができる。
【0070】請求項7に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、転送トリガ条件を特
定するイベント情報が、通信サーバと双方向通信可能
な、ネットワーク上のサービスサーバや通信端末器から
送信されて来るコマンド情報や、特定端末器の位置情報
であるので、携帯端末の移動情報などに従った電子メー
ルの転送ができる。
【0071】請求項8に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、転送トリガ条件は、
自動送信有効期限が設定可能になっているので、旧いメ
ッセージが時期を逸して送信される事態を回避できる。
【0072】請求項9に記載の通信ネットワーク上で電
子メールを自動転送する方法では、転送トリガ条件で設
定された自動送信有効期限が期限経過になったときに
は、有効期限を過ぎた電子メールを、予め特定された電
子メール蓄積サーバ装置に送信するか、それらの電子メ
ールを消去するようになっているので、電子メールを蓄
積しているメモリがメモリオーバになることを回避でき
る。
【0073】請求項10に記載の通信ネットワーク上で
電子メールを自動転送する方法では、通信サーバ装置
は、転送トリガ条件に従って、電子メールを転送先に転
送した、その送信元に対して転送完了通知を行う機能を
備えているので、正常に転送できたことが送信元で確認
できる。
【0074】請求項11に記載の通信ネットワーク上で
電子メールを自動転送する方法では、通信サーバ装置
は、転送トリガ条件に従って転送した電子メールが、転
送先に適正に転送されなかったときには、その送信元に
転送不達通知を行う機能を備えているので、正常に転送
できなかったことが送信元で確認できる。
【0075】請求項12に記載の通信サーバ装置は、通
信ネットワークを介して検知されたイベント情報に基づ
いて、転送トリガ条件を参照して、その転送トリガ条件
が成立したときには、その転送トリガ条件の付加された
電子メールを、転送先アドレスの通信端末器に自動転送
するので、生活機器や人の動きに応じたタイムリーな情
報伝達が可能となる。
【0076】請求項13に記載の自動転送仲介通信サー
バ装置は、通信端末器から、転送すべき識別コードとと
もに、自動転送指令を受信したときには、その識別コー
ドに対応した電子メールを、転送先アドレスの通信端末
器に自動転送するので、生活機器や人の動きに応じたタ
イムリーな情報伝達が可能となる。
【0077】請求項14に記載の通信サーバ装置は、転
送トリガ条件を参照しながら、宅内設備機器あるいは通
信ネットワーク上に設置されたサービスサーバからの通
知に基づいて、イベント情報を監視し、その転送トリガ
条件が成立したときには、対応した電子メールを、転送
先アドレスの通信端末器に自動転送するので、生活機器
や人の動きに応じたタイムリーな情報伝達が可能とな
る。
【0078】請求項15に記載の情報サービス通信サー
バ装置は、特定のイベント情報に対応させて特定した転
送トリガ条件を書き込み可能とした所定形式の電子メー
ル入力テンプレートをダウンロード可能にしているの
で、簡単に転送トリガ条件の入力ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用された通信ネットワークの構成の
一例を示す図である。
【図2】本発明の電子メールを自動転送する方法の基本
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の電子メールを自動転送する方法の基本
動作手順の一例を示す図である。
【図4】本発明の電子メール自動転送システムの構成の
一例を示すネットワーク構成図である。
【図5】電子メール本文、最終送り先の登録設定例を示
す図である。
【図6】転送トリガ条件の例を示す図である。
【図7】転送トリガ条件の設定操作を説明するための図
である。
【図8】本発明の電子メール自動転送システムの動作の
他の例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の電子メール自動転送システムの動作の
他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホームサーバ 2 パソコン 3 携帯電話 6 通信端末器 N 通信ネットワーク N1 インターネット N2 携帯電話網

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信端末器から、特定のイベント情報によ
    って特定された転送トリガ条件を、所定のルールに従っ
    て、電子メールに付加して通信ネットワーク上に配置さ
    れた通信サーバ装置に送信し、 通信サーバ装置では、上記電子メールを上記転送トリガ
    条件とともに受信し、登録し、 上記転送トリガ条件に含まれているイベント情報が上記
    転送トリガ条件を満たすかどうかを監視しながら、その
    転送トリガ条件が成立したときには、上記転送トリガ条
    件に従って、対応した電子メールを、対応した転送先の
    通信端末器に自動転送することを特徴とする、通信ネッ
    トワーク上で電子メールを自動転送する方法。
  2. 【請求項2】通信端末器から、特定のイベント情報によ
    って特定された転送トリガ条件を、所定のルールに従っ
    て、電子メールに付加して、通信ネットワーク上に配置
    された自動転送仲介通信サーバ装置に送信し、 この自動転送仲介通信サーバ装置では、受信した電子メ
    ールを登録保存するとともに、その転送トリガ条件を、
    登録保存した電子メールの識別コードとともに受信先の
    通信端末器に送信し、 受信先の通信端末器では、上記転送トリガ条件に含まれ
    ているイベント情報が上記転送トリガ条件を満たすかど
    うかを監視しながら、その転送トリガ条件が成立したと
    きには、上記自動転送仲介通信サーバ装置に、電子メー
    ルの識別コードとともに、自動転送の指令を行い、 この自動転送指令を受けた上記自動転送仲介通信サーバ
    装置は、その識別コードによって特定された電子メール
    を、上記転送トリガ条件に従って、対応した転送先アド
    レスの通信端末器に自動送信することを特徴とする、通
    信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法。
  3. 【請求項3】特定のイベント情報によって特定された転
    送トリガ条件を、所定のルールに従って付加した電子メ
    ールを送信する通信端末器と、 上記電子メールを受信し、上記転送トリガ条件に含まれ
    るイベント情報が上記転送トリガ条件を満たすかどうか
    を監視しながら、その転送トリガ条件が成立したときに
    は、転送先アドレスの通信端末器に、対応した電子メー
    ルを自動転送する通信サーバ装置とを備えた、電子メー
    ル自動転送システム。
  4. 【請求項4】特定のイベント情報で特定された転送トリ
    ガ条件を、所定のルールに従って少なくとも付加した電
    子メールを送信するための通信端末器と、 通信ネットワーク上に配置され、受信した電子メールを
    登録保存する一方、電子メールの転送トリガ条件を電子
    メールの識別コードとともに受信先の通信端末器に送信
    し、その通信端末器が、上記転送トリガ条件に含まれて
    いるイベント情報が上記転送トリガ条件を満たすかどう
    かを監視し、その成立を判断した結果、電子メールの識
    別コードとともに、自動転送指令を返信して来たときに
    は、対応した電子メールを、上記転送トリガ条件に従っ
    て、対応した転送先アドレスの通信端末器に自動転送す
    るための自動転送仲介通信サーバ装置とを備えた、電子
    メール自動転送システム。
  5. 【請求項5】請求項3、4のいずれかにおいて、 上記電子メールは、音声情報、画像情報などを格納した
    メディアファイルを添付しており、 上記電子メールの転送先のテレビや電話機などの通信端
    末器は、宅内情報ネットワークに接続されており、 上記通信サーバ装置は、上記転送トリガ条件に従って電
    子メールの転送を開始するときには、上記メディアファ
    イルを自動的に開いて、上記通信端末器に、その内容を
    出力する機能を備えている、電子メール自動転送システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項1,2のいずれかにおいて、 上記転送トリガ条件を特定するイベント情報が、上記通
    信サーバ装置に通知される機器の動作情報を含んでい
    る、通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1,2のいずれかにおいて、 上記転送トリガ条件を特定するイベント情報が、上記通
    信サーバと双方向通信可能な、ネットワーク上のサービ
    スサーバや通信端末器から送信されて来るコマンド情報
    や、特定端末器の位置情報を含んでいる、通信ネットワ
    ーク上で電子メールを自動転送する方法。
  8. 【請求項8】請求項1,2のいずれかにおいて、 上記転送トリガ条件は、更に自動送信有効期限が設定可
    能になっている、通信ネットワーク上で電子メールを自
    動転送する方法。
  9. 【請求項9】請求項1,2のいずれかにおいて、 上記転送トリガ条件で設定された自動送信有効期限が期
    限経過になったときには、有効期限を過ぎた電子メール
    を、転送先の通信端末器に送信するか、それらの電子メ
    ールを消去するようになっている、通信ネットワーク上
    で電子メールを自動転送する方法。
  10. 【請求項10】請求項1,2のいずれかにおいて、 上記通信サーバ装置は、上記転送トリガ条件に従って、
    電子メールを転送先に転送した、その送信元に対して転
    送完了通知を行う機能を更に備えている、通信ネットワ
    ーク上で電子メールを自動転送する方法。
  11. 【請求項11】請求項1,2のいずれかにおいて、 上記通信サーバ装置は、上記転送トリガ条件に従って転
    送した電子メールが、転送先に適正に転送されなかった
    ときには、その送信元に転送不達通知を行う機能を更に
    備えている、通信ネットワーク上で電子メールを自動転
    送する方法。
  12. 【請求項12】通信ネットワークを介して通信端末器に
    送信されて来た、特定のイベント情報に対応させて特定
    した転送トリガ条件を少なくとも付加した電子メールを
    受信し保存する機能と、 通信ネットワークを介して検知されたイベント情報を監
    視しながら、そのイベント情報が上記転送トリガ条件を
    満たしたときには、その転送トリガ条件の付加された対
    応した電子メール上記転送トリガ条件によって特定され
    た転送先アドレスの通信端末器に自動転送する機能とを
    備えた、通信サーバ装置。
  13. 【請求項13】特定のイベント情報に対応させて特定し
    た転送トリガ条件を少なくとも一定のルールに従って付
    加した電子メールを受信し、登録保存する機能と、 登録保存した電子メールに対して、転送トリガ条件を識
    別コードとともに受信先アドレスの通信端末器に送信
    し、その通信端末器から、転送すべき識別コードととも
    に、自動転送指令を受信したときには、その識別コード
    に対応した電子メールを、転送先アドレスの通信端末器
    に自動転送する機能を備えた、自動転送仲介通信サーバ
    装置。
  14. 【請求項14】空調機器、照明器具などの宅内設備機器
    を接続した宅内情報ネットワークに接続され、 特定のイベント情報に対応させて特定した転送トリガ条
    件を所定のルールに従って少なくとも付加した電子メー
    ルを登録し保存する機能と、 上記転送トリガ条件を参照しながら、上記宅内設備機器
    あるいは通信ネットワーク上に設置されたサービスサー
    バからの通知に基づいて、イベント情報を監視し、その
    イベント情報が上記転送トリガ条件を満たしたときに
    は、対応した電子メールを、転送先アドレスの通信端末
    器に自動転送することを特徴とする、通信サーバ装置。
  15. 【請求項15】特定のイベント情報に対応させて特定し
    た転送トリガ条件を書き込み可能とした所定形式の電子
    メール入力テンプレートをダウンロード可能にしてい
    る、情報サービス通信サーバ装置。
JP2001118360A 2001-04-17 2001-04-17 通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置 Expired - Fee Related JP3906644B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001118360A JP3906644B2 (ja) 2001-04-17 2001-04-17 通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置
CNB011180404A CN100493043C (zh) 2001-04-17 2001-05-15 在通信网上自动传送电子邮件的方法、系统及服务器装置
KR1020010026455A KR100579649B1 (ko) 2001-04-17 2001-05-15 통신 네트워크 상에서 전자메일을 자동 전송하는 방법, 전자메일 자동전송시스템, 통신 서버 장치, 자동 전송 중개 통신 서버 장치, 및 정보 서비스 통신 서버 장치
TW090112792A TWI308433B (en) 2001-04-17 2001-05-28 Method and system for automatically transferring electronic mail over a communication network, communication server apparatus, automatic communication server apparatus for information service

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001118360A JP3906644B2 (ja) 2001-04-17 2001-04-17 通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002314613A true JP2002314613A (ja) 2002-10-25
JP3906644B2 JP3906644B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=18968764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001118360A Expired - Fee Related JP3906644B2 (ja) 2001-04-17 2001-04-17 通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3906644B2 (ja)
KR (1) KR100579649B1 (ja)
CN (1) CN100493043C (ja)
TW (1) TWI308433B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004220522A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Sony Corp 情報端末装置、情報管理装置、情報通信方法および情報通信システム
JP2005062952A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Toshiba Corp コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置
JP2007266705A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Aiphone Co Ltd 住宅インターホン装置
JP2011108229A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Samsung Electronics Co Ltd リモートuiサービス提供方法及び装置
JP2012073764A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Nec Access Technica Ltd 安否確認システム、安否確認方法
JP2017528799A (ja) * 2014-07-30 2017-09-28 トムソン ライセンシングThomson Licensing メッセージングサービスのエクスポート

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100377140C (zh) * 2003-04-28 2008-03-26 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 全球库存查询系统及方法
US7603419B2 (en) * 2003-08-11 2009-10-13 Teamon Systems, Inc. System and method for automatically learning mailbox configuration conventions
CN100388726C (zh) * 2003-11-14 2008-05-14 国际商业机器公司 延迟传递电子邮件的系统和方法
CN101197765B (zh) * 2006-12-07 2012-08-08 微软公司 信息重路由
US20110093543A1 (en) * 2009-10-20 2011-04-21 Goldman Stuart O Message server device and method for controlling message delivery
DE112011104975T5 (de) * 2011-02-28 2013-12-12 Mitsubishi Electric Corporation Kommunikationsvorrichtung
CN104811461B (zh) * 2014-01-24 2019-09-17 腾讯科技(深圳)有限公司 数据推送方法和装置
CN106856448B (zh) * 2016-12-01 2018-09-21 深圳市小满科技有限公司 基于云端的邮箱配置方法、配置系统以及云端服务器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07143252A (ja) * 1993-11-19 1995-06-02 Fujitsu General Ltd 火災報知システム
JP3244166B2 (ja) * 1996-12-25 2002-01-07 ユニデン株式会社 情報予約送信方式及び情報予約送信方法並びに送信サーバ
KR19990078690A (ko) * 1999-07-24 1999-11-05 윤해근 이-메일을 통한 각종 기념일자, 약속일자 사전 통지 방식
KR200189593Y1 (ko) * 2000-02-28 2000-07-15 이금이 전자 메일 예약 전송 시스템
KR100361171B1 (ko) * 2000-04-27 2002-11-18 주식회사 케이티프리텔 메시지 예약 전송 시스템 및 방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004220522A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Sony Corp 情報端末装置、情報管理装置、情報通信方法および情報通信システム
JP2005062952A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Toshiba Corp コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置
JP2007266705A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Aiphone Co Ltd 住宅インターホン装置
JP2011108229A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Samsung Electronics Co Ltd リモートuiサービス提供方法及び装置
JP2012073764A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Nec Access Technica Ltd 安否確認システム、安否確認方法
JP2017528799A (ja) * 2014-07-30 2017-09-28 トムソン ライセンシングThomson Licensing メッセージングサービスのエクスポート

Also Published As

Publication number Publication date
TWI308433B (en) 2009-04-01
CN1381973A (zh) 2002-11-27
CN100493043C (zh) 2009-05-27
JP3906644B2 (ja) 2007-04-18
KR100579649B1 (ko) 2006-05-15
KR20020081020A (ko) 2002-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3906644B2 (ja) 通信ネットワーク上で電子メールを自動転送する方法、電子メール自動転送システム、通信サーバ装置、自動転送仲介通信サーバ装置
US20020026476A1 (en) Informing system and method
EP1867178B1 (en) Multimedia message service method and system
US7929168B2 (en) Communication apparatus
EP1263177B1 (en) Method, system and server apparatus for automatically transferring electronic mail over a communication network
JP3727247B2 (ja) 情報送達管理装置、移動通信端末、情報送達確認システム、および情報送達確認方法
JP2002291062A (ja) 携帯通信装置
JP2000286950A (ja) 通信制御方法及び移動通信端末
JP2003085680A (ja) 遠隔監視システム
JP4196038B2 (ja) 公衆回線接続機能付ドアホン装置
JP3706381B2 (ja) 情報提供装置、提供情報提示装置、および情報提供方法
JP4292356B2 (ja) テレビ受像機
JP2007020231A (ja) 状態通知方法及び状態通知システム
JP2008140188A (ja) 監視制御端末
JP2001309359A (ja) 来訪者通知システム
JP3909003B2 (ja) メッセージ配信システム及び方法並びにプログラム及び記録媒体
JP4327816B2 (ja) 状態通知システム
JP2900826B2 (ja) 電子メール送受信間サービス監視装置
KR100878804B1 (ko) Dtv를 이용한 정보 제공 서비스 시스템 및 서비스 방법
KR100800773B1 (ko) 이동통신 단말기에서 메시지 확인 방법
JP2004295232A (ja) 生活状況確認システム
JP2002335287A (ja) メール送受信装置
JP2007226006A (ja) プロジェクタ
JP2002354136A (ja) 外来者遠隔目視確認即時対応システム方法及び装置対象ビジネスは電子画像と移動体通信を利用した遠隔目視確認即時対応インフラシステムの提供である。ビジネス効果は電子画像による移動体における遠隔目視確認即時対応インフラシステムを提供できるためスタンダードとして成立させることができる。
JP4306784B2 (ja) 公衆回線接続機能付ドアホン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees