JP2000286950A - 通信制御方法及び移動通信端末 - Google Patents

通信制御方法及び移動通信端末

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JP2000286950A
JP2000286950A JP11091407A JP9140799A JP2000286950A JP 2000286950 A JP2000286950 A JP 2000286950A JP 11091407 A JP11091407 A JP 11091407A JP 9140799 A JP9140799 A JP 9140799A JP 2000286950 A JP2000286950 A JP 2000286950A
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円 光岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手状態に応じた通信サービスの選択を可能
にする。 【解決手段】 電話帳に通信サービスに対応する付加情
報を持たせる。電話帳を表示して通信相手及び通信サー
ビスを選択する際に、付加情報を併せて表示する。相手
が最も便利な通信サービスや利用可能な通信サービス、
通信サービスに関する状態などが表示されるので、相手
の状態に応じた通信サービスを選択することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの移
動通信端末を用いたコミュニケーションを円滑に行うた
めの技術に関する。本発明において、移動通信端末と
は、移動通信網に接続され、移動通信網を介して互いに
データを送受信可能な情報端末を言う。
【0002】通信サービスとは、各種通信手段を利用し
て提供されているサービス全般をいう。例えば、携帯電
話サービス、会社の電話を用いた電話サービス、自宅の
電話を用いた電話サービス、電子メールサービス、ショ
ートメッセージサービスなどを挙げることができる。
【0003】
【従来の技術】現在、携帯電話などの移動通信端末(以
下、単に携帯電話という)は、電話帳機能を有すること
が一般的である。この機能を用いれば、通信相手の氏名
と電話番号とを記憶しておき、簡単な操作で通信相手に
対応する電話番号を検索することができる。また、電話
帳には、通常、携帯電話の電話番号に加えて自宅や会社
の電話番号など複数の電話番号を、通信相手ごとに登録
できる。
【0004】携帯電話で利用可能な通信サービスとし
て、電話による音声通話だけでなく、様々な通信サービ
スが提供されている。例えば、短い文字メッセージを配
信する文字通信サービス(以下ショートメッセージサー
ビスと言う)、インターネット経由で電子メールを配信
する電子メールサービス、いわゆるiモードと呼ばれる
パケット通信サービスを挙げることができる。さらに、
複数の通信サービスに対応した電話帳が提供されてい
る。特開平10−126486号公報には、複数の通信
サービス及び各通信サービスを用いるための通信パラメ
ータを、各通信相手に対応付けて記憶する電話帳が開示
されている。
【0005】一方で、電話帳機能を利用するためには諸
データを予め入力する必要があるが、その入力に手間が
掛かることが問題となる。その解決手段として、特開平
6−30101号公報では、電話回線を介して電話帳デ
ータを受信し、電話帳を更新する通信端末装置を開示し
ている。また、特開平9−284379号公報や特開平
10−173756号公報では、電話帳データを端末間
で送受信可能な携帯電話端末が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数の通信サービスが
利用可能な携帯電話を用いたコミュニケーションでは、
通信相手の状態によって、ある通信サービスでの連絡は
可能だが、別の通信サービスでは連絡出来ない場合があ
る。また、通信相手に対しては、自分の状態に応じた通
信サービスでコミュニケーションして欲しい。例えば、
外出時は携帯電話にかけて欲しいが、車の運転時や劇場
内などではショートメッセージサービスで伝言を残して
欲しい。さらに、自分に電話をかけてくる通信相手に対
し、自分がいる場所に電話して欲しい。例えば、勤務先
にいる場合は会社の電話へ、自宅にいる場合は自宅の電
話へ、外出中は携帯電話へ、優先的にかけて欲しい。
【0007】しかし、従来の電話帳は、電話番号や通信
相手の変更、通信サービスそのものの追加など、通信を
行うために必要な通信パラメータを管理しているに過ぎ
ない。したがって、電話帳内の通信相手に対する通信サ
ービスのうちのどれが利用可能かどうかはユーザには分
からない。また、どの通信サービスが通信相手にとって
最も望ましいものかも分からない。
【0008】さらに、前記特開平6−30101号公
報、特開平9−284379号公報、特開平10−17
3756号公報に記載されている、外部から電話帳の内
容を書き換えることが可能な通信端末では、通信相手に
関する情報を、その通信相手のみが書き換えることが出
来ることが好ましい。しかし、従来、内容の書き換えに
対するアクセス制御機能を有する電話帳は提供されてい
ない。
【0009】本発明は、多様な情報を移動通信端末に持
たせ、通信相手の状態に応じた通信を移動通信端末にお
いて行うことを目的とする。また、本発明は、移動通信
端末における各ユーザの情報へのアクセスを制御するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、通信相手と通信サービスと通信ア
ドレスとを対応付けた電話帳を有し、前記電話帳データ
を外部と送受信可能な移動通信端末に用いられ、 A;前記電話帳に登録された通信相手の前記通信サービ
スに関する状態を表す所定の付加情報を、外部から受信
し、 B;前記受信した付加情報を、前記電話帳に登録された
通信相手及び通信サービスと対応付けて記憶し、 C;前記付加情報に基づいて、前記電話帳に登録された
通信相手の前記通信サービスに関する状態を表示する、
通信制御方法を提供する。
【0011】移動通信端末として、携帯電話を例に取り
説明する。例えば、携帯電話の電話帳に、外部から付加
情報を書き込む。付加情報としては、「利用可/不
可」、「いつでも可」や「夜かけて」などの文字メッセ
ージ、「優先度」などが挙げられる。前記付加情報を電
話帳内に保持する携帯電話は、例えば電話帳を表示する
場合に、通信相手の通信サービスに関する状態を表示す
る。例えば、「利用不可」の通信サービスに横線を引い
て表示したり、優先順位順に通信サービスを表示した
り、通信サービスと対応付けて文字メッセージを表示す
る。従って、ユーザは、動的に変化する通信相手の状態
に応じた通信サービスを選択でき、他のユーザと円滑な
コミュニケーションを行うことが出来る。
【0012】本願第2発明は、通信相手と通信サービス
と通信アドレスとを対応付けた電話帳を記憶し、前記電
話帳データを外部と送受信可能な移動通信端末であっ
て、付加情報テーブルと管理手段と出力制御手段とを備
える移動通信端末を提供する。付加情報テーブルは、前
記電話帳に登録された通信相手の前記通信サービスに関
する状態を表す所定の付加情報を、前記通信相手及び通
信サービスと対応付けて記憶する。管理手段は、前記付
加情報を外部から受信し、前記付加情報テーブルに書き
込む。出力制御手段は、前記付加情報に基づいて、前記
電話帳に登録された通信相手の前記通信サービスに関す
る状態を出力する。
【0013】付加情報は、通信相手が利用可能な通信サ
ービスと対応付けられて、付加情報テーブルに保持され
る。付加情報テーブルは、電話帳の一部として作成して
も良い。管理手段は、携帯電話が接続される基地局や他
の携帯電話から付加情報を受信し、付加情報テーブルに
書き込む。出力制御手段は、通信相手の通信サービスに
関する状態を表示などの方法により利用者に通知する。
例えば、通信サービスを利用可能か否か、都合の良い通
信サービスはどれか、通信サービスに関する文字メッセ
ージなどを表示する。また、音声などにより通知するこ
とも可能である。
【0014】本願第3発明は、前記第2発明において、
前記付加情報が、前記通信相手が前記通信サービスを利
用可能か否かを表す識別フラグを含み、前記出力制御手
段が、前記識別フラグに基づいて、前記通信相手が前記
通信サービスを利用可能か否かを出力する移動通信端末
を提供する。出力制御手段は、通信しようとする相手が
有する通信サービスのうち、どれが利用可能か、またど
れが利用不可能なのかを表示する。ユーザは、通信相手
が利用可能か否かの相手状態に応じて適切な通信サービ
スを選択することができる。
【0015】本願第4発明は、前記第2発明において、
前記付加情報が、前記通信相手が前記通信サービスに付
与した優先度を含み、前記出力制御手段が、前記優先度
に基づいて、前記通信相手が有する通信サービスを出力
する移動通信端末を提供する。出力制御手段は、例えば
電話帳の表示とともに、各通信相手が最も優先する通信
サービスを表示する。また、通信相手が選択されると、
その通信相手が有する通信サービスを、優先度順に表示
するのも良い。
【0016】本願第5発明は、前記第2発明において、
前記付加情報が、前記通信相手が前記通信サービスに付
与した視覚情報を含み、前記出力制御手段が、前記通信
相手及び通信サービスと前記視覚情報とを対応付けて表
示する移動通信端末を提供する。視覚情報としては、例
えば文字メッセージやアイコンが考えられる。出力制御
手段は、通信相手の通信サービスとともに、「夜かけ
て」、「急用のみOK」などの文字メッセージを併せて
表示する。ユーザは、通信サービスに関する相手の状態
を具体的に知ることができる。
【0017】本願第6発明は、前記第2発明において、
前記電話帳に登録された通信相手に対し、前記通信サー
ビスを利用して通信を要求する場合に用いられる認証情
報を、前記通信相手及び通信サービスと対応付けて記憶
する通信認証テーブルと、前記通信サービスを用いて通
信を要求する場合に、前記用いる通信サービスに対応付
けられた認証情報を通信先に通知する通知手段とをさら
に備える移動通信端末を提供する。
【0018】例えばショートメッセージサービスを用い
て通信する場合、通知手段は、送信するメッセージの所
定位置に、通信相手のショートメッセージサービスに関
する認証情報を埋め込む。相手側の携帯電話は、埋め込
まれた認証情報を抽出し、例えば前記管理手段が記憶し
ている認証情報と、受信した認証情報とを比較する。そ
の他の通信サービスにおいても、同様の処理により認証
が可能である。認証情報を有しないユーザからの通信要
求を拒否するなど、通信要求を選択的に許可する処理が
可能となる。
【0019】本願第7発明は、前記第2発明において、
他の前記移動通信端末からの通信要求を許可するか否か
を判断するための認証情報を記憶し、他の前記移動通信
端末から受信する前記認証情報に基づいて、前記通信を
許可するか否かを決定する認証手段をさらに備える移動
通信端末を提供する。認証手段は、前記第6発明の認証
情報を携帯電話に用いた場合の受信側携帯電話における
認証処理を行う。具体的には、認証手段は、認証情報が
一致しない場合、他の携帯電話からの着信を拒否するな
どの処理を行う。
【0020】本願第8発明は、前記第2発明において、
前記付加情報の更新を許可するか否かを判断するための
アクセス情報を、前記通信相手及び通信サービスと対応
付けて記憶するアクセス情報テーブルをさらに備え、前
記管理手段は、前記付加情報及びアクセス情報を外部か
ら受信し、受信したアクセス情報と前記記憶されている
アクセス情報との比較結果に従い、前記受信した付加情
報に基づく前記付加情報テーブルの更新を行う移動通信
端末を提供する。
【0021】管理手段は、新たな付加情報及びアクセス
情報を受信した場合に、受信したアクセス情報と、すで
に記憶されているアクセス情報とを比較する。管理手段
は、両者が一致する場合のみ、付加情報の更新を行う。
付加情報を不正なユーザが書き換えることを防止でき
る。本願第9発明は、前記第2発明において、前記通信
サービスに対応する付加情報及び前記付加情報の通知先
の設定を受け付け、前記設定された付加情報を前記通知
先に送信する設定手段をさらに備える移動通信端末を提
供する。
【0022】移動通信端末に設定手段を設けることによ
り、移動通信端末から付加情報を設定し、他のユーザに
通知することが可能となる。本願第10発明は、前記第
9発明において、所定の状態と、前記通信サービスに関
する所定の付加情報とを対応付けて保持する状態テーブ
ルをさらに備え、前記設定手段は、前記所定の状態の選
択を受け付け、前記選択された状態に基づいて前記各通
信サービスに対応する付加情報を設定する移動通信端末
を提供する。
【0023】状態テーブルの所定の状態としては、例え
ば「出社」、「外出」、「在宅」を挙げることができ
る。いずれかの状態が選択されると、状態テーブルに従
い、付加情報が各通信サービスに設定される。たとえ
ば、「出社」を選択すると、携帯電話と自宅の電話が
「使用不可」となり、会社の電話の優先度が最大とな
る。予め、所定の状態に応じた付加情報のセットを準備
しておくことにより、ユーザが付加情報を設定する手間
を軽減することができる。
【0024】本願第11は、前記第2発明において、前
記設定手段が前記付加情報を通知する通知先アドレスが
記載された通知先リストをさらに備え、前記電話帳デー
タの送信が行われた場合、前記送信先アドレスを前記通
知リストに書き込む移動通信端末を提供する。ユーザが
携帯電話から他の携帯電話に自端末情報を送信する場
合、設定手段は、送信先の移動通信端末を通知リストに
加える。これにより、付加情報の通知先を設定する手間
を軽減することができる。
【0025】本願第12発明は、通信相手と通信サービ
スと通信アドレスとを対応付けた電話帳を記憶し、前記
電話帳データを外部と送受信可能な移動通信端末に用い
られる、下記A〜C段階を実行するための通信制御プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供する。 A;前記電話帳に登録された通信相手の前記通信サービ
スに関する状態を表す所定の付加情報を、外部から受信
する段階、 B;前記受信した付加情報を、前記通信相手及び通信サ
ービスと対応付けて記憶する段階、 C;前記記憶された付加情報に基づいて、前記電話帳に
登録された通信相手の前記通信サービスに関する状態を
出力する段階。
【0026】前記第2発明と同様の作用効果を有する。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の移動通信端末につ
いて、実施形態例を挙げながら具体的に説明する。 <第1実施形態例> [構成]図1は、本発明の第1実施形態例に係る携帯電
話の機能構成を示すブロック図である。図1の携帯電話
は、アンテナ21、入出力部22、送受信部23、記憶
部24、受信制御部25、管理部26、表示制御部2
7、選択制御部28及び送信制御部29を含んで構成さ
れている。ここで、携帯電話は、移動通信網を介して、
他の携帯電話とデータの送受信が可能である。さらに、
携帯電話は、記憶部24に電話帳を格納しており、指示
に応じて電話帳を表示可能である。
【0028】アンテナ21は、図示しない基地局に接続
され、基地局を介して他の携帯電話との間で無線信号の
送受信を行っている。なお、基地局は、移動通信網に含
まれ、所定エリア内の携帯電話と無線信号を送受信す
る。入出力部22は、スピーカ、マイク、番号キー、操
作キー、ディスプレイなどを含んで構成されている。操
作キーとは、例えば選択ボタンや送信ボタンなどであ
る。
【0029】送受信部23は、アンテナ21が送受信す
る無線信号の変調及び復調を行う。具体的には、送受信
部23は、マイクなどの入出力部22から入力される変
調前の音声信号を変調し、アンテナ21に送出する。ま
た、復調した音声信号を、スピーカに送出する。また、
送受信部23は、音声以外のデータを受信すると、受信
制御部25に送出する。受信制御部25に送出されるデ
ータとしては、具体的には文字データや画像データな
ど、音声データ以外のデータを挙げることができる。
【0030】記憶部24は、受信制御部25が抽出した
文字メッセージなどを保持する。また、記憶部24は、
図2(a)に示す電話帳を保持する。電話帳には、通信
パラメータに加え、所定の付加情報が対応付けられてい
る。付加情報を有する電話帳については詳細を後述す
る。また、記憶部24は、図2(b)に示す認証情報テ
ーブルを保持している。認証情報テーブルには、通信サ
ービスと通信IDとアクセスIDとが対応付けられて蓄
積されている。通信IDは、後述するように、各通信サ
ービスによる通信要求を受信した場合に、通信要求を許
可するか否かの判断に用いられる認証情報である。アク
セスIDは、各通信サービスに対応する付加情報を更新
する場合に必要となる認証情報である。
【0031】さらに、記憶部24は、図2(c)に示す
通知先リストを保持している。通知先リストには、付加
情報を通知する通信相手の氏名と通知先アドレスとが、
対応付けられて記憶されている。本実施形態例では、携
帯電話間でデータが送受信可能であるので、通知先アド
レスとして携帯電話番号を用いている。受信制御部25
は、文字メッセージなどの自動受信処理を行う。例え
ば、送受信部23から受け取ったデータから文字メッセ
ージ本体や電話帳データを抽出し、記憶部24に格納す
る。また、受信制御部25は、付加情報を受信データか
ら抽出し、管理部26に送出する。
【0032】管理部26は、受信制御部25が抽出する
文字メッセージや付加情報を、記憶部24に格納する。
また、管理部26は、指示に従って、付加情報や認証I
Dが記述された所定の形式の登録メッセージを作成し、
送信制御部29に送出する。表示制御部27は、記憶部
24内に保持されている電話帳データを記憶部24から
読み出し、ディスプレイに表示する。また、表示制御部
27は、通知リストや所定のウインドウを記憶部24か
ら読み出し、ディスプレイに表示する。
【0033】選択制御部28は、表示されたウインドウ
において通信相手や通信サービスなどを選択したり、文
字メッセージを入力するための操作キーの入力を受け付
ける。また、選択制御部28は、選択された結果を管理
部26に通知する。送信制御部29は、無線信号を送信
するための制御を行う。具体的には、送信制御部29
は、管理部26から受け取ったデータを、選択された通
信サービスに対応するように変換し、送受信部23に送
出する。
【0034】[電話帳]図2は、記憶部24内に保持さ
れている電話帳の概念説明図である。本実施形態例にお
いては、電話帳には通信パラメータ、所定の付加情報及
び所定の認証情報が記憶されている。通信パラメータと
しては、通信相手の氏名、通信サービス及び通信アドレ
スが記憶されている。通信パラメータについては、通常
の電話帳と同様であるので説明を省略する。付加情報と
しては、利用可/不可、優先度及びメッセージが記憶さ
れている。認証情報としては、通信ID及びアクセスI
Dが記憶されている。
【0035】付加情報のうち、「利用可/不可」は、各
通信サービスを通信相手が現在使用可能か不可能かどう
かの状態を示す。「優先度」は、各通信相手が通信サー
ビスに対し付与した優先順位である。「メッセージ」
は、通信サービスに関する各通信相手の状態を示す文字
メッセージである。認証情報のうち、「通信ID」は、
前述したように、各通信IDに対応する通信サービスを
用いて各通信相手と通信するために必要な認証情報であ
る。「通信ID」は、通常、各通信サービス毎に登録さ
れる。通信サービスにより要求する認証情報の形式が異
なることが考えられるからである。また、通常、電話帳
を表示しても通信IDは明示されない。「アクセスI
D」は、各通信相手の付加情報や通信IDが更新される
場合に用いられる認証情報である。通常、アクセスID
は、電話帳を表示しても明示されない。また、アクセス
IDの他に所定のパスワードや公開鍵方式の公開鍵など
を併せて認証情報に用いても良い。このことは、前記通
信IDについても同様である。なお、本実施形態例にお
いては、電話帳の通信パラメータの送受信と共にアクセ
スIDが送受信され、電話帳に記憶される。
【0036】[付加情報の設定登録] (1)付加情報の登録 次に、付加情報を設定し、他の携帯電話へ通知する処理
について説明する。図3は、付加情報の設定画面の一例
を示す説明図である。図3(a)は、処理の選択を受け
付ける「メインメニュー」である。本実施形態例におい
ては、「メインメニュー」に、通常表示される処理に加
え、「状態設定」が表示されている。「状態設定」を選
択すると、図3(b)の「サービスリスト」が選択され
る。「サービスリスト」には、携帯電話で利用可能な通
信サービスの一覧が表示されている。いずれかの通信サ
ービスを設定対象に選択すると、図3(c)に示す「設
定ウインドウ」が表示される。図3では、携帯電話が通
信サービスとして選択されている。
【0037】「設定ウインドウ」は、電話帳に登録可能
な付加情報の設定を受け付ける。図3においては、「利
用可/不可」の設定を行う場合のウインドウを示してい
るが、他の付加情報についても同様に設定が可能であ
る。全ての付加情報を設定し終わると、図3(d)に示
す「通知先リスト」が表示される。いずれかの通知先を
選択し送信ボタンを押すと、設定した状態が記述された
登録メッセージが送信される。予め通知先リストの全て
を選択先として設定しておき、選択された通信相手を送
信リストから外すようにしても良い。なお、登録メッセ
ージには、認証情報テーブルから読み出される通信ID
及びアクセスIDも併せて記述される。
【0038】前記図3では、各付加情報を順次設定する
場合について説明したが、設定操作をさらに容易にする
ために、状態テーブルを設けることが考えられる。図4
は、状態テーブルの一例を示す概念説明図である。状態
テーブルには、所定の状態と、状態に対する付加情報の
所定値とが予め対応付けられて記憶されている。状態テ
ーブルを用いれば、いずれかの状態が選択されることに
より、対応する付加情報の値が書き込まれた登録メッセ
ージを作成することが出来る。図4の例では、例えば
「外出」が選択されると、携帯電話について「利用不
可」、「優先度0」、「急用のみOK」の付加情報が設
定される。他の通信サービスについても同様に、状態テ
ーブルに記憶された付加情報が設定される。
【0039】図4の状態テーブルが作成されている場合
の、付加情報の設定画面例を図5に示す。図5では、
「メインメニュー」で「状態設定」を選択すると、図5
(b)に示す「状態選択ウインドウ」が表示される。
「状態選択ウインドウ」に表示される各状態は、前記図
4の状態テーブルに設定されている状態である。いずれ
かの状態が選択されると、図5(c)に示す「通知先リ
スト」が表示される。いずれかの通知先を選択すると、
設定された付加情報及び認証情報が記述された登録メッ
セージが作成される。作成された登録メッセージは、移
動通信網を介して、通知先の携帯電話に送信される。
【0040】(2)登録メッセージの構成 図6は、設定された付加情報及び認証IDが記述された
登録メッセージの概念構成例を示す。図6の登録メッセ
ージは、送信元、送信先、所定のタグ、認証情報及び付
加情報のコンテンツから構成されている。送信元及び送
信先には、送信元や送信先を特定する情報が記述され
る。例えば、ユーザの氏名や携帯電話の電話番号が記述
される。タグは、アクセスIDの開始及び終了と、付加
情報の開始及び終了とを示す。図6では、アクセスID
の開始及び終了を示すタグとして、<IDENTIFY>及び</ I
DENTIFY >を用いている。また、付加情報の開始及び終
了を示すタグとして、<PHONEBOOK>及び</PHONEBOOK>を
用いている。
【0041】アクセスIDのコンテンツには、対象とな
る通信相手の通信サービスに対応するアクセスIDが記
述される。例えば、コンテンツ「ID("富士通太郎","携
帯")=********」は、通信相手”富士通太郎”の携帯電
話についての認証IDが「********」であることを示し
ている。また、付加情報のコンテンツには、対象となる
通信相手を特定する情報、付加情報及び通信IDが記述
されている。例えば、コンテンツ「SET("富士通太郎","
携帯")=("急用のみOK", "********",1)」は、通信相
手”富士通太郎”の携帯電話について、「利用可」、優
先度「1」、メッセージ「急用のみOK」、通信ID
「********」の書き込みを指示している。通常、通信相
手と送信元とは一致する。ただし、ユーザの状態を収集
する特別なサーバなどが送信元となる場合には、両者が
一致しない場合も考えられる。図6において、”
1”,”2”,…は通信サービスの優先度を示すと共に、
「利用可」であることを示している。また”0”は「利
用不可」であることを示している。
【0042】(3)登録メッセージの送受信処理 (a)次に、携帯電話が行う前記登録メッセージの送受
信処理の流れについて説明する。図7は、登録メッセー
ジの受信処理の流れを示すフローチャートである。いず
れかのデータを受信すると、以下の処理が開始される。
ステップS1では、受信制御部25は、受信データに所
定のタグが含まれているか否かを判断する。含まれてい
ればステップS2に移行し、含まれていなければ後述す
るステップS6に移行する。
【0043】ステップS2では、受信制御部25は、タ
グに続いて記述されている認証情報及び付加情報のコン
テンツを受信データから抽出し、管理部26に送出す
る。ステップS3では、管理部26は、受信したコンテ
ンツから通信相手を特定し、特定した通信相手のフィー
ルドが電話帳に登録されているか否かを判断する。すな
わち、通信相手の通信パラメータ及びアクセスIDが電
話帳に登録されているか否かを判断する。通信相手が既
に電話帳に登録されていれば、ステップS5に移行す
る。登録されていなければ後述するステップS6に移行
する。
【0044】ステップS4では、管理部26は、受信し
たコンテンツからアクセスIDを取り出し、電話帳のア
クセスIDと比較する。両者が一致すればステップS5
に移行する。一致しなければ、後述するステップS6に
移行する。ステップS5では、管理部26は、受信した
付加情報及び通信IDのコンテンツを前記特定した通信
相手の付加情報及び通信IDとして電話帳に書き込み、
処理を終了する。
【0045】ステップS6では、管理部26はエラー処
理などの他の処理を行う。例えば、「○○さんへの電話
帳にアクセスできませんでした。」などのエラーメッセ
ージを、送信元に送信する。 (b)図8は、登録メッセージの送信処理の流れを示す
フローチャートである。説明を容易にするため、前記図
5に示す画面例における送信処理を説明する。なお、図
3の画面例でも付加情報の設定手順が異なるほかは同様
である。前記メインメニューにおいて「状態設定」が選
択されると、以下の処理が開始される。
【0046】まず、ステップS11では、表示制御部2
7が図5(b)の「状態選択ウインドウ」を表示する。
ステップS12では、選択制御部28がいずれかの状態
の選択を待機する。状態が選択されると、選択制御部2
8は、選択された状態を管理部26に通知する。
【0047】ステップS13では、管理部26は、記憶
部24から通知先リストの通知先氏名を読み出し、表示
制御部27に送出する。表示制御部27は、図5(c)
の通知先リストを表示する。ステップS14では、選択
制御部28が通知先の決定を待機する。これは例えば、
携帯電話の送信ボタンや、入力を確定する機能を有する
ボタンが押されたか否かにより判断可能である。選択制
御部28は、決定した通知先を管理部26に通知する。
【0048】ステップS15では、管理部26は、状態
テーブル(図4)を参照し、ステップS12で選択され
た状態に対応する付加情報を読み出す。また、管理部2
6は、各通信サービスに対応する通信ID及びアクセス
IDを、図2(b)の認証情報テーブルから読み出す。
管理部26は、アクセスIDと付加情報及び通信IDと
に所定のタグを付け、所定の形式の登録メッセージを作
成する。さらに、管理部26は、選択された通知先の携
帯電話番号を図2(c)の通知先リストから読み出す。
登録メッセージ及び通知先電話番号は、管理部26から
送信制御部29に送出される。
【0049】ステップS16では、送信制御部29は、
通知された電話番号への登録メッセージの送信処理を行
い、登録メッセージを送信する。なお、前記通知リスト
は、自端末の通信パラメータを他の携帯電話に送信する
毎に、送信先の携帯電話のユーザ名及び電話番号を通知
先リストに登録することにより作成されることが好まし
い。これにより、電話帳の付加情報の通知先を電話帳と
独立に登録する手間が軽減され、自己の通信パラメータ
を有する通信相手を確実に通知先リストに登録すること
ができる。また、電話番号などの通信パラメータを教え
るという過程を通じ、通知リストが作成される。
【0050】[付加情報などを用いたコミュニケーショ
ン] (1)次に、前記付加情報を用いたコミュニケーション
について説明する。説明を容易にするため、携帯電話が
図2に示す電話帳を有する場合を例に取る。通信相手を
選択するために電話帳を表示する処理により、表示制御
部27が図9(a)に示す「相手選択ウインドウ」を表
示する。ただし、図9(a)の「相手選択ウインドウ」
には、電話帳に登録された通信相手に加え、各通信相手
が優先度「1」に指定している通信サービスが表示され
ている。いずれかの通信相手を選択し、送信ボタンを押
すと、図9(b)に示す「処理通知ウインドウ」が表示
される。「処理通知ウインドウ」には、選択された通信
相手及び通信サービス、通信アドレスが表示され、通信
状態などが併せて表示されている。「処理通知ウインド
ウ」は、通常の処理により表示制御部27が表示する。
【0051】図10は、前記「相手選択ウインドウ」で
通信相手を選択した後に、別のウインドウが表示される
例を示す。例えば、通信相手が優先度「1」に指定して
いる通信サービスが、ユーザにとっては都合の悪い通信
サービスである場合もある。そのような場合、ユーザは
通信相手が有する通信サービスから自分にとって都合の
良いサービスを選択したい。前記「相手選択ウインド
ウ」においていずれかの通信相手を選択すると、図10
(b)に示す「サービス選択ウインドウ」が表示され
る。
【0052】「サービス選択ウインドウ」には、選択さ
れた通信相手が有する通信サービスが、優先度順かつメ
ッセージとともに表示されている。ここで、通信相手が
「利用不可」に指定している通信サービスには横線が引
かれ、利用不可能であることが視覚的にユーザに通知さ
れている。「サービス選択ウインドウ」でいずれかの通
信サービスが選択されると、選択された通信サービスに
よる通信処理が開始される。そして、前記図9(b)の
「処理通知ウインドウ」が表示される。なお、図10
(a)の「相手選択ウインドウ」に最も優先度の高い通
信サービスを表示せず、通信相手を選択してから選択可
能な通信サービスを表示するようにしても良い。
【0053】図11は、通信相手が「利用不可」に指定
している通信サービスの選択を受付可能にする場合の画
面例について示している。図11(a)の「相手選択ウ
インドウ」において通信相手を選択すると、図11
(b)に示す「サービス選択ウインドウ」が表示され
る。「サービス選択ウインドウ」は、図10(b)の
「サービス選択ウインドウ」と同様である。但し、選択
された通信相手が「利用不可」に指定している通信サー
ビスも選択可能である。「サービス選択ウインドウ」に
おいて、例えば「利用不可」に指定されている「会社」
の電話が選択されると、図11(c)の「確認ウインド
ウ」が表示される。「確認ウインドウ」には、選択され
た通信サービスは利用不可に設定されていること及び通
信するか否かの確認メッセージが表示されている。ここ
で「Y」を選択すると、選択した通信サービスを用いた
通信が開始される。
【0054】なお、通信相手に対応付けられた付加情報
が登録されていない場合には、通常の電話帳データの表
示による通信処理が行われる。 (2)通信ID (2−1)次に、電話帳の通信IDを用いたコミュニケ
ーションについて説明する。図12は、通信を要求する
側における通信認証処理の流れを示すフローチャートで
ある。例えば、前記図10において通信相手及び通信サ
ービスを決定することにより、以下の処理が開始され
る。説明を容易にするため、ショートメッセージサービ
スが選択された場合を例に取り、説明する。
【0055】まず、ステップS21では、管理部26
は、通信相手のショートメッセージサービスに対する通
信IDが電話帳に設定されているか否かを判断する。”
Yes”と判断すると、管理部26はショートメッセー
ジサービスの通信IDを電話帳から読み出し、送信制御
部29に送出する。その後ステップS22に移行す
る。”No”と判断すると後述するステップS23に移
行する。
【0056】ステップS22では、送信制御部29は、
送信する文字メッセージデータに、通信IDを埋め込
む。通信IDは、例えば通信IDであることを示す所定
のタグとともに、文字メッセージデータ中に挿入され
る。ステップS23では、送信制御部29が、ショート
メッセージサービスのプロトコルに準拠して文字メッセ
ージデータを送信する。
【0057】(2−2)図13は、前記ショートメッセ
ージを受信する携帯電話が行う通信認証処理の流れを示
すフローチャートである。何らかのデータを受信するこ
とにより以下の処理が開始される。まずステップS31
では、受信したデータが送受信部23から受信制御部2
5に送出される。受信制御部25は、所定のタグが受信
データに含まれているか否かを判断する。”Yes”と
判断するとステップS32に移行する。”No”と判断
すると、後述するステップS35に移行する。
【0058】ステップS32では、受信制御部25は、
タグに続いて記述されている通信ID及び文字メッセー
ジ本体を受信データから抽出し、管理部26に送出す
る。ステップS33では、管理部26は、認証情報テー
ブルに記憶されているショートメッセージサービスの通
信IDと、受信した通信IDとが一致するか否かを判断
する。一致すると判断すると、ステップS34に移行す
る。一致しないと判断すると、後述するステップS35
に移行する。
【0059】ステップS34では、ショートメッセージ
を受信した場合に携帯電話が通常行う処理が行われる。
ステップS35では、通信IDが一致しないかもしくは
無かったために、所定の他の処理が行われる。例えば、
通信相手の携帯電話に対し、「この通信は許可されてい
ません」などの文字メッセージを送信するエラー処理を
行う。
【0060】(3)アクセスID アクセスIDを用いた認証処理については、前記登録メ
ッセージの受信処理で説明したので説明を省略する。 <他の実施形態例>前記第1実施形態例においては、付
加情報の送受信を、携帯電話間で直接行う場合について
説明した。しかし、付加情報の通知は、他の通信路を介
して行うことも可能である。また、ユーザ状態を収集す
る収集サーバを設け、この収集サーバから他の携帯電話
に対し付加情報を通知することも考えられる。この場
合、第1実施形態例では各携帯電話が有している通知先
リストを、収集サーバに持たせる。
【0061】さらに、インターネットなどのコンピュー
タネットワークと移動通信網とをゲートウェイ装置で接
続し、前記収集サーバをゲートウェイ装置に接続する構
成が考えられる。収集サーバは、インターネット上で動
作するユーザ状態検出システムにより検出されるユーザ
状態を記憶する。また、収集サーバは、前記携帯電話か
ら通知される付加情報を記憶する。収集サーバは、各携
帯電話毎の通知先リストを有し、適当なタイミングでイ
ンターネット上及び移動通信網上のユーザ状態を携帯電
話に通知する。通知のタイミングとしては、ユーザ状態
が変化したタイミングが考えられる。また、予めユーザ
による通知条件の登録を受け付け、条件に合致する場合
にユーザ状態を通知することも考えられる。携帯電話で
は、前記と同様、通信相手及び通信サービス毎にユーザ
状態が表示される。例えば、ユーザAのユーザ状態が
「出張中」や「会議中」である場合、会社の電話に対応
して「利用不可」の表示と、「出張中」、「会議中」な
どの文字メッセージの表示とがなされる。
【0062】なお、インターネット上で動作するユーザ
状態検出システムとは、例えばスクリーンセーバの起動
状態、アプリケーションに対する入力頻度、ユーザスケ
ジュール、赤外線により検知するユーザの位置などに基
づいて、「在席」、「不在」、「会議中」、「出張中」
などのユーザ状態を検出可能なシステムである。
【0063】
【発明の効果】本発明を用いれば、予め通信相手の状態
が分かるので、通信相手の状態に応じてコミュニケーシ
ョンを行うことが出来る。また、移動通信端末内のデー
タに対する認証情報を設けるので、移動通信端末内のデ
ータの書き込みや更新を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例に係る携帯電話の機能
ブロック図。
【図2】記憶部に格納される情報の説明概念図。 (a)付加情報及びアクセスIDを有する電話帳の概念
説明図。 (b)認証情報テーブルの概念説明図。 (c)通知リストの概念説明図。
【図3】付加情報の設定を行う画面例を示す説明図。
【図4】状態テーブルの概念説明図。
【図5】状態テーブルを用いた場合の、付加情報の設定
画面例を示す説明図。
【図6】登録メッセージの概念説明図。
【図7】登録メッセージの受信処理の流れを示すフロー
チャート。
【図8】登録メッセージの送信処理の流れを示すフロー
チャート。
【図9】付加情報が表示された画面の一例を示す説明
図。
【図10】付加情報が表示された画面の他の一例を示す
説明図。
【図11】付加情報が表示された画面の他の一例を示す
説明図。
【図12】通信IDを用いた通信認証処理(送信側)の
流れを示すフローチャート。
【図13】通信IDを用いた通信認証処理(受信側)の
流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1;移動通信網 2;携帯電話
フロントページの続き (72)発明者 神田 陽治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K036 AA07 DD33 DD41 DD48 EE01 JJ02 JJ07 JJ13 KK06 KK09 LL04 5K067 AA34 BB04 DD17 EE02 FF02 FF07 FF23 HH23 HH24 HH36 KK15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信相手と通信サービスと通信アドレスと
    を対応付けた電話帳を有し、前記電話帳データを外部と
    送受信可能な移動通信端末に用いられ、 前記電話帳に登録された通信相手の前記通信サービスに
    関する状態を表す所定の付加情報を、外部から受信し、 前記受信した付加情報を、前記電話帳に登録された通信
    相手及び通信サービスと対応付けて記憶し、 前記付加情報に基づいて、前記電話帳に登録された通信
    相手の前記通信サービスに関する状態を出力する、通信
    制御方法。
  2. 【請求項2】通信相手と通信サービスと通信アドレスと
    を対応付けた電話帳を記憶し、前記電話帳データを外部
    と送受信可能な移動通信端末であって、 前記電話帳に登録された通信相手の前記通信サービスに
    関する状態を表す所定の付加情報を、前記通信相手及び
    通信サービスと対応付けて記憶する付加情報テーブル
    と、 前記付加情報を外部から受信し、前記付加情報テーブル
    に書き込む管理手段と、 前記付加情報に基づいて、前記電話帳に登録された通信
    相手の前記通信サービスに関する状態を出力する出力制
    御手段と、 を備える、移動通信端末。
  3. 【請求項3】前記付加情報は、前記通信相手が前記通信
    サービスを利用可能か否かを表す識別フラグを含み、 前記出力制御手段は、前記識別フラグに基づいて、前記
    通信相手が前記通信サービスを利用可能か否かを出力す
    る、請求項2に記載の移動通信端末。
  4. 【請求項4】前記付加情報は、前記通信相手が前記通信
    サービスに付与した優先度を含み、 前記出力制御手段は、前記優先度に基づいて、前記通信
    相手が有する通信サービスを出力する、請求項2に記載
    の移動通信端末。
  5. 【請求項5】前記付加情報は、前記通信相手が前記通信
    サービスに付与した視覚情報を含み、 前記出力制御手段は、前記通信相手及び通信サービスと
    前記視覚情報とを対応付けて表示する、請求項2に記載
    の移動通信端末。
  6. 【請求項6】前記電話帳に登録された通信相手に対し、
    前記通信サービスを利用して通信を要求する場合に用い
    られる認証情報を、前記通信相手及び通信サービスと対
    応付けて記憶する通信認証テーブルと、 前記通信サービスを用いて通信を要求する場合に、前記
    用いる通信サービスに対応付けられた認証情報を通信先
    に通知する通知手段と、 をさらに備える請求項2に記載の移動通信端末。
  7. 【請求項7】他の前記移動通信端末からの通信要求を許
    可するか否かを判断するための認証情報を記憶し、他の
    前記移動通信端末から受信する前記認証情報に基づい
    て、前記通信を許可するか否かを決定する認証手段をさ
    らに備える、請求項2に記載の移動通信端末。
  8. 【請求項8】前記付加情報の更新を許可するか否かを判
    断するためのアクセス情報を、前記通信相手及び通信サ
    ービスと対応付けて記憶するアクセス情報テーブルをさ
    らに備え、 前記管理手段は、前記付加情報及びアクセス情報を外部
    から受信し、受信したアクセス情報と前記記憶されてい
    るアクセス情報との比較結果に従い、前記受信した付加
    情報に基づく前記付加情報テーブルの更新を行う、請求
    項2に記載の移動通信端末。
  9. 【請求項9】前記通信サービスに対応する付加情報及び
    前記付加情報の通知先の設定を受け付け、前記設定され
    た付加情報を前記通知先に送信する設定手段をさらに備
    える、請求項2に記載の移動通信端末。
  10. 【請求項10】所定の状態と、前記通信サービスに関す
    る所定の付加情報とを対応付けて保持する状態テーブル
    をさらに備え、 前記設定手段は、前記所定の状態の選択を受け付け、前
    記選択された状態に基づいて前記各通信サービスに対応
    する付加情報を設定する、請求項9に記載の移動通信端
    末。
  11. 【請求項11】前記設定手段は、前記付加情報を通知す
    る通知先アドレスが記載された通知先リストをさらに備
    え、前記電話帳データの送信が行われた場合、前記送信
    先アドレスを前記通知リストに書き込む、請求項2に記
    載の移動通信端末。
  12. 【請求項12】通信相手と通信サービスと通信アドレス
    とを対応付けた電話帳を記憶し、前記電話帳データを外
    部と送受信可能な移動通信端末に用いられる通信制御プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、 A;前記電話帳に登録された通信相手の前記通信サービ
    スに関する状態を表す所定の付加情報を、外部から受信
    する段階と、 B;前記受信した付加情報を、前記通信相手及び通信サ
    ービスと対応付けて記憶する段階と、 C;前記記憶された付加情報に基づいて、前記電話帳に
    登録された通信相手の前記通信サービスに関する状態を
    出力する段階と、 を実行するための通信制御プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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