JP4528410B2 - 通信端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、移動無線機などの通信機能を有する通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話無線機やPHS(Personal handyphone System)などの移動無線機が急速に普及している。この種の移動無線機においては、電源を切る、着信時の着信報知を音ではなくバイブレータで行う、着信時の通信相手からの送出される音声メッセージを録音する留守番電話機能を設定しておく、などの各種の設定をすることができる。これらの設定をすることにより、移動無線機の所有者が自分の状態、状況に応じて着信にどの様に対応するかを移動無線機において選択決定できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した移動無線機では、自分の状態、状況に応じて着信にどの様に対応するかを移動無線機において選択決定できる。
【0004】
しかし、見方を変えて電話をかける側、つまり、発信者からの視点に立つと、発信を行って初めて通信相手の状態がわかり、発信を行う前に通信相手の状態を判断することはできない。
【0005】
つまり、通信相手の都合の悪いとき、たとえば、会議中に、発信者が緊急に伝えたい内容ではない発信を行った場合、着信側が音による着信報知を行う状態に設定していると、会議中の場違いの着信に応答してしまうという問題点があった。さらに、予め会議中に先立ち、着信を受け付けない設定、たとえば、電源を切っておく設定をしておくと、まったく着信を受け付けることができず、緊急時の連絡がとれないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、発信前に通信相手の状態を把握してから発信を行うことができる通信端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の通信端末は、通信相手の状態に関する情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信する通信相手の状態に関する情報を記憶する記憶手段と、自端末の状態に関する情報を複数種類登録する登録手段と、通信相手に応じて前記登録手段によって登録された複数種類の自端末の状態に関する情報うちのいずれかの情報を前記通信相手に通知する通知手段と、前記記憶手段が記憶する通信相手の状態に関する情報を表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶された通信相手の状態に関する情報を前記表示手段に一覧表示するときに、通信相手の状態に応じた順序で並べて表示するよう制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は本発明の移動無線機MTの構成図を示す。
【0009】
無線部1は、アンテナ(ANT)11、デュプレクサ(DPX)12、送信部(TX)13、受信部(RX)14、シンセサイザ(SYN)15から構成されている。移動無線機MTは、この無線部1を介して無線信号の送受信を行う。アンテナ11を介して受信した信号は、デュプレクサ12、受信部14を介して処理される。アンテナ11と接続される無線回線に送信される信号は、送信部13、デュプレクサ12を介して送信される。
【0010】
制御部2は、ROM21、RAM22、ベースバンド部(BB)23から構成されている。ROM21は、端末の動作を制御する各種プログラムが記憶されている。BB23は移動無線機全体の制御を司る制御部である。
【0011】
入出力部3は、カメラ(CAM)31、表示駆動部(DRV)32、表示部(LCD)33、マイク(MIC)34、スピーカ(SPEAKER)35、キー入力部(KEY)36、バイブレータ(VIB)37、サウンダ(SOUNDER)38、無線接続ユニット39から構成されている。
【0012】
ユーザがKEY36から入力した各種データをLCD33が表示し、ユーザがMIC34から入力した音声や、無線部1を介して受信した相手の音声をSPEAKER35から出力したり、相手からの着信を報知するための着信報知をSOUNDER38やVIB37で行ったり、ユーザが、CAM31から映像を入力したりする。無線接続ユニット39は、たとえば、Bluetoothなどの無線接続通信を用いてPCなどの外部機器(図示せず)に接続するユニットである。尚、本実施の形態では無線接続通信はBluetoothを挙げたが、これに限定されるものではなく、たとえば、赤外線通信手段であるIrDAを用いてもよい。
【0013】
電源部4は、電源(P.S)41、充電回路(CHG)42、電池(BAT)43から構成されている。電源部4は、移動無線機MTへの電源供給を行っている。
【0014】
尚、図1においては移動無線機MTが一般的に具備する構成を示したが、カメラ(CAM)31、バイブレータ(VIB)37、無線通信ユニット39は構成要件としなくても良い。
【0015】
次に、本実施形態の移動無線機MTにおけるBB21の構成について説明する。
【0016】
BB21は、図2に示すように状態登録手段211と、状態通知手段212と、状態検索手段213とを具備している。これらの手段はすべてRAM22やROM23に記憶されるプログラムにより実行されることになる。
【0017】
状態登録手段211は、移動無線機MTの所有者によって設定される所有者の状態を示す状態情報がKEY36から入力されると、RAM22に状態情報が記憶される。
【0018】
また、この状態登録手段211は、他の通信端末から通知のあった他の通信端末の状態を示す状態情報を、たとえば、RAM22が具備する電話帳に状態情報として登録する動作を行っている。この場合は予め他の通信端末の電話番号が電話帳に記憶されているものとする。ただし、電話帳に事前に登録されていない相手からの状態情報の通知があった場合は、この状態登録手段211が状態情報の登録を拒否してもよいし、自動的に電話帳に登録してもよい。
【0019】
尚、本実施の形態の移動無線機MTは、状態登録手段211が、他の通信端末に対して、状態情報の取得要求を行っている。
【0020】
状態通知手段212は、RAM22に記憶される移動無線機MTの所有者の状態を示す状態情報を、無線部1を介して所定の通信相手に通知する。
【0021】
この通知のタイミングは、移動無線機MTが一方的に通知してもよいし、例えば、通信相手から状態情報の取得要求があったときに通知してもよい。
【0022】
つまり、状態登録手段211が自機に関する状態情報を事前に登録し、状態通知手段212が所定の通信相手にこの状態情報を通知し、状態登録手段211は、所定の通信相手から通知されたその通信相手の状態情報をRAM22に記憶しておくことになる。
【0023】
状態検索手段213は、他の通信端末の状態を示す状態情報から、特定の状態情報の検索動作を実行している。
【0024】
次に、図3を用いて移動無線機MTにおける所有者の状態情報の登録手順について説明する。図3は、移動無線機MTのLCD33に表示される画面の画面遷移図を示している。
【0025】
待ち受け状態の表示画面おいて(ステップ301)において、KEY36に設けられた状態設定キー(図示せず)の操作により状態情報を設定する指示が行われると、状態設定を行うメニュー画面がLCD33に表示される(ステップ302)。状態設定を行うメニュー画面から待ち受け状態の表示画面へはKEY36に設けられているクリアキーで戻ることができる。
【0026】
尚、この実施の形態においては、KEY36に状態設定キーが設けられているとして説明したが、このような専用のキーではなく、単にKEY36の操作の組み合わせにより、状態情報を設定する指示を行ってもよい。
【0027】
状態設定を行うメニュー画面がLCD33に表示されている状態でメニューの「5.自分で入力」が選択されると、移動無線機MTの状態情報を移動無線機MTの所有者が所定の情報を入力する画面に移行する(ステップ303)。
【0028】
KEY36の操作により所定の情報が入力されると、LCD33に入力された情報が表示される(ステップ304)。
【0029】
さらに、入力された状態情報が解除する設定解除時刻を設定するか否かの選択を行い(ステップ305)、設定する場合は、設定解除時刻を入力する画面がLCD33に表示され、設定解除時刻の入力を行う(ステップ306)。
【0030】
設定解除時刻が入力されると、状態情報の入力が終了し、その旨をLCD33に表示する(ステップ307)。尚、この状態で移動無線機MTの状態情報が設定されることになり、RAM22に状態情報が記憶される。
【0031】
KEY36に設けられる決定キーにより状態情報入力が終了すると、設定された状態情報がLCD33に表示されるとともに待ち受け状態に戻る(ステップ308)。
【0032】
状態設定を行うメニュー画面がLCD33に表示されている状態で(ステップ302)、メニュー「1.会議中」が選択されると、移動無線機MTの状態情報を移動無線機MTの所有者が設定解除時刻を入力する画面に移行する(ステップ309)。
【0033】
KEY36の操作により、状態情報として「会議中」が選択され、設定解除時刻を入力しない場合、その旨がLCD33に表示される(ステップ310)。
【0034】
KEY36に設けられる決定キーにより状態情報入力が終了すると、設定された状態情報がLCD33に表示されるとともに待ち受け状態に戻る(ステップ311)。
【0035】
この移動無線機MTの状態情報として入力される情報は、通信相手に通知したい、自分の状態を示す情報である。たとえば、ステップ302のLCD33表示画面に示したように「会議中」、「移動中」、「睡眠中」、「ひま」などの自分の状態を示す情報を予め移動無線機MTが記憶しておき、それらをメニュー形式で表示し、移動無線機MTの所有者が選択する形式であればよい。また、上述したように自分でその状態に関する情報を入力させることも可能である。さらに、自分の状態を示す情報に選択肢としては、「電話OK」、「メールのみOK」、「今は〜にいます」などの選択肢も考えられる。
【0036】
次に、移動無線機MTで設定した状態情報を他の通信相手に通知する方法、及び、他の移動無線機において設定された状態情報を移動無線機MTが受信する時のシーケンスについて、図4を用いて説明する。
【0037】
図4において、端末A、端末B、端末Cは、移動無線機MTと同様な状態情報を設定でき、この状態情報を送受信でいる機能を具備する端末である。
(1)状態通知をするとき
図4を用いて説明したように、移動無線機MTにおいて設定される状態情報を端末Aと端末Bに通知する動作を示している(ステップ401)。状態を通知するタイミングとしては、移動無線機MTの電源をONにしたとき、状態情報の変更を指示したときが例として挙げられる。また、定期的に状態通知を行ってもよい。
【0038】
移動無線機MTから状態情報の通知された端末A及び端末Bは、それぞれの記憶手段に通知された移動無線機MTの状態情報を記憶する。尚、移動無線機MTから状態情報の通知された端末Aは、通知された状態情報をディスプレイなどの表示手段で表示する。また、端末Bは、通知された状態情報をディスプレイなどの表示手段で表示しない。
(2)状態取得要求をするとき
移動無線機MTが端末Aで登録されている状態情報を取得する場合、まず、状態取得要求をおこなう(ステップ402)。
【0039】
端末Aは、状態取得要求のあった移動無線機MTが状態情報を通知する相手か否かを、たとえば、移動無線機MTの発信者番号が自端末の電話帳に登録されている電話番号か否かから判断する(ステップ403)。
【0040】
移動無線機MTの発信者番号が電話番号に登録されており、状態情報を通知すべき相手であることを確認すると、端末Aは、自端末で設定されている状態情報を移動無線機MTに通知し(ステップ404)、移動無線機MTは、端末Aから通知された状態情報をLCD33などに表示する(ステップ405)。
【0041】
引き続き、移動無線機MTは、端末Bで登録されている状態情報を取得する場合、まず、端末Bに対して状態取得要求をおこなう(ステップ406)。
【0042】
図4に示した例では、端末Bは、移動無線機MTの発信者番号が自端末の電話帳に登録されていない電話番号であり、状態情報の通知を拒否する(ステップ407)。
【0043】
移動無線機MTが他の端末、たとえば、端末Aまたは端末Bの状態情報を取得する状態取得要求を行うタイミングとしては、移動無線機MTの電源をONにしたとき、自機の状態情報の変更をしたときが例として挙げられる。また、定期的に状態取得要求を行ってもよい。他の端末から状態情報の通知された移動無線機MTは、RAM22に通知された移動無線機の状態情報を記憶する。たとえば、図5に示すように、RAM22に記憶される電話帳テーブルに名前、メールアドレス(mail)、グループ種別(group)に対応づけて状態情報(状態)を記憶させる。
(3)状態通知をされたとき
端末A及び端末Cにおいて、状態情報を移動無線機MTに対して通知する設定がされているときは、それぞれの端末から状態情報の通知が行われる(ステップ408、409)。
【0044】
移動無線機MTにおいて、端末Aの電話番号を電話帳に登録しており、端末Cの電話番号が電話帳に登録されていない場合、端末Aから通知される状態情報をLCD33に表示し(ステップ410)、端末Cから通知される状態情報をLCD33(ステップ411)に表示しない。尚、移動無線機MTの電話帳に端末Cの電話番号が登録されていない場合に登録されている場合と同様に表示することも可能である。
(4)状態通知要求をされたとき
移動無線機MTにおいて、端末Aの電話番号は電話帳に登録されている相手、端末Cは、電話帳に登録されていない相手であることを前提とする。
【0045】
端末Aから状態情報の通知要求を受けたとき(ステップ412)、移動無線機MTは、端末Aの電話番号が電話帳に登録されている相手であることを確認すると(ステップ413)、状態情報を端末Aに対して通知する(ステップ414)。
【0046】
また、端末Bから状態情報の通知要求を受けたとき(ステップ415)、移動無線機MTは、端末Aの電話番号が電話帳に登録されていない相手であることを確認すると、状態情報を端末Bに対して通知しない(ステップ416)。
【0047】
上述した(1)から(4)の移動無線機MTの動作シーケンスをまとめて図6に示す。図5における(1)状態通知をするときの動作は、図6のシーケンスAに該当する。図5における(2)状態取得要求をするときの動作は、図6のシーケンスBに該当する。図5における(3)状態通知をされたときの動作は、図6のシーケンスCに該当する。図5における(4)状態通知要求をされたときの動作は、図6のシーケンスDに該当する。それぞれの動作説明は図5で説明したものと同様であるため省略する。
【0048】
尚、上述した本実施の形態における状態情報の設定方法としては、ある時間帯における状態を予め定めておいたり、マナーモードの時の状態を予め定めるなど、1度所定の条件下での制御方法を登録しておけば自動的に状態情報を登録するようにし、毎回状態情報の登録を行わないことも可能である。
【0049】
また、上述した本実施の形態では、RAM22の電話帳と状態情報をリンクさせるものとして説明したが、電話帳に限定されず、状態情報通知専用のリストをRAMに設定し、このリストに状態情報を登録することも可能である。
【0050】
上述した実施の形態では、移動無線機MTの状態情報が1種類であるものとして説明したが、たとえば、状態情報の通知を行う通信相手をグルーピングしておき、グループごとに通知する状態情報を変えることも可能である。
【0051】
つまり、移動無線機MTは、図7に示すように、他の端末から移動無線機MTに対して状態通知要求が来た場合(ステップ701)、通信相手である他の端末の発信者番号、つまり、電話番号が電話帳に記憶されているか否かを確認し(ステップ702)、電話帳に電話番号が記憶されている場合、さらに、通信相手が電話帳においてグループ1、グループ2,グループ3にどのグループにグルーピングされているかを識別する。グループ1である場合は(ステップ703)、状態情報1を状態情報として通知し(ステップ705)、グループ2である場合(ステップ704)、状態情報2を状態情報として通知し(ステップ706)、グループ1でもグループ2出ないと判断されるとグループ3であると判断され、状態情報3を状態情報として通知する(ステップ707)。尚、つまり、電話番号が電話帳に記憶されていない場合は(ステップ702)は状態情報の通知を拒否する。
【0052】
また、上述した実施例においては、移動無線機MTでは、自端末で設定した状態情報を用いて、自機で利用する通信手段を選択することも可能である。たとえば、図8に示すように着信を受け(ステップ801)、自機における状態情報が、電話を受けられることを意味する「電話OK」が登録されていると、着信応答可能とする(ステップ803)。また、着信転送を行うことを意味する「転送指定」が状態情報として登録されていると(ステップ804)、着信転送処理を実行する(ステップ805)。また、いずれの条件にも当てはまらない場合は、留守電に接続し、相手の音声を録音する(ステップ806)。
【0053】
この例においても、あるグループで登録されている通信相手からの着信には応答するが、あるグループの人からの着信は留守電につなぐ、またあるグループの人から着信は、着信転送を行うようにすることも可能である。
【0054】
上述した移動無線機MTは、通信相手の状態情報を取得し、RAM22の電話帳に記憶しているため、取得した状態情報が特定の状態である通信相手を検索することも可能である。
【0055】
つまり、図9に示すように、電話帳から名前と状態情報をピックアップしてLCD33に表示させ(ステップ901)、通信相手の状態を確認して発信を行うことが可能である。たとえば、Dさんについていえば会議中でも移動中でも睡眠中でもない状態であることがわかり(ステップ901)、Dさんの名前が反転された状態でKEY36に設けられられている発信キー(図示せず)を操作すると、Dさんに発信可能となる(ステップ902)。尚、KEY36に設けられているキャンセルキー(図示せず)を操作することで発信はキャンセルできる。
【0056】
電話帳から名前と状態情報をピックアップしてLCD33に表示させた状態で(ステップ901)、KEY36に設けられている設定キー(図示せず)を操作することにより、電話帳表示方法設定メニューがLCD33に表示され(ステップ903)、たとえば、メニューの「2.状態順」を選択すると、名前の該当する通信相手の通信状態がLCD33に表示される(ステップ904)。ここで、移動無線端末MTの操作者は、「Zさん」が会議中でもなく、移動中でもなく、睡眠中でもない、電話を受け付ける状態「ひま」であることが知ることができ、KEY36に設けられる発信キー(図示せず)を操作することにより、Zさんに発信することができる(ステップ905)。
【0057】
以上述べたように移動無線機MTは、通信相手の状態に関する状態情報を予め把握することができるため、発信前に通信相手の状態を確認してから発信を行うことができ、通信相手の都合が悪いときに発信を行うことがなくなり、さらには、相手に都合に応じて発信を行うことができるという効果が得られる。以上で述べた実施の形態における状態情報の取得手段や送信手段としては、現在移動無線機のサービスとして行われているテキストベースのメッセージの端末間での交換方法であるショートメッセージが挙げられるが、これに限定されるものではなく、パケット、無線の呼制御Layer3信号、PBトーン信号などがその他の手段として挙げられる。これらの手段を組み合わせてもよい。現状の望ましい手段としては、ショートメッセージやパケット、無線の呼制御Layer3信号である。
【0058】
尚、本発明の移動無線機MTが採用する無線通信方式は一切限定されるものではない。つまり、現在、携帯電話無線機およびPHSで運用されている時分割多重アクセス方式:TDMA(TIME DIVISION MULTIPLE ACCESS)方式や、符号分割多重アクセス方式:CDMA(CODE DIVISION MULTIPLE ACCESS)方式や、アナログ携帯電話で採用されている周波数分割多重アクセス方式:FDMA(FREQUENCY DIVISION MULTIPLE ACCESS)方式であってもよい。また、今後運用される次世代の携帯電話システムで採用される無線通信方式や、その他の無線通信方式であってもよい。
【0059】
また、本発明の実施の形態では、移動無線機を例に挙げて説明したが、通信機能を具備すれば、有線回線に接続される有線通信端末にも適用でき、移動無線機に限定されるものではない。
【0060】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、発信を行う前に、予め通知され、記憶してある情報から相手の状態を把握することができるため、発信側で通信を行いたい相手の状態に応じて電話をかけるタイミングを選べるようになる。また、自動的に自分の状態を相手に伝えることができるため、場違いの電話がうけることがなくなるという効果が得られる。
【0061】
また、本発明では、相手によって通知する自分の状態の内容を変えて通知できるので、相手に合った状態を通知することができるという効果が得られる。
【0063】
また、通知され、記憶した相手の状態を検索し、自分の目的に合った相手の情報を検索することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTを示すブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTが具備するBB23のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTにおける状態設定時の画面遷移図である。
【図4】移動無線機MTと端末A、端末Bおよび端末Cとのシーケンス図である。
【図5】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTにおける電話帳テーブルである。
【図6】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTにおける状態遷移図である。
【図7】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTの状態取得要求時における状態遷移図である。
【図8】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTにおける状態遷移図である。
【図9】本発明の一実施形態に係わる移動無線機MTにおける状態設定時の画面遷移図である。
【符号の説明】
1・・・無線部1、11・・・アンテナ(ANT)、12・・・デュプレクサ(DPX)、13・・・送信部(TX)、14・・・受信部(RX)、15・・・シンセサイザ(SYN)、2・・・制御部、21・・・ROM、22・・・RAM、23・・・ベースバンド部(BB)、3・・・入出力部、31・・・カメラ(CAM)、32・・・表示駆動部(DRV)、32・・・表示部(LCD)、34・・・マイク(MIC)、35・・・スピーカ(SPEAKER)、36・・・キー入力部(KEY)、37・・・バイブレータ(VIB)、38・・・サウンダ(SOUNDER)、39・・・無線通信ユニット、4・・・電源部、41・・・電源(P.S)、42・・・充電回路(CHG)、43・・・電池(BAT)
Claims (4)
- 通信相手の状態に関する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信する通信相手の状態に関する情報を記憶する記憶手段と、
自端末の状態に関する情報を複数種類登録する登録手段と、
通信相手に応じて前記登録手段によって登録された複数種類の自端末の状態に関する情報うちのいずれかの情報を前記通信相手に通知する通知手段と、
前記記憶手段が記憶する通信相手の状態に関する情報を表示する表示手段と、
前記記憶手段に記憶された通信相手の状態に関する情報を前記表示手段に一覧表示するときに、通信相手の状態に応じた順序で並べて表示するよう制御する制御手段とを具備することを特徴とする通信端末。 - 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された通信相手の状態に関する情報を前記表示手段に一覧表示するときに、通信を受け付ける状態として前記記憶手段に記憶された通信相手が一覧の上位になるような順序で並べて表示するよう制御することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
- 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された通信相手の状態に関する情報を前記表示手段に一覧表示するときに、通信相手の状態に応じた順序で並べた一覧と通信相手の名前に応じた順序で並べた一覧とを切り換え可能に表示するよう制御することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
- 前記制御手段は、前記表示手段に記憶手段が記憶する通信相手の状態に関する情報を表示させ、通信相手の状態に関する情報を表示しているときに発信操作を受け付けると、発信可能とすることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
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