JP2004194188A - 情報通信装置 - Google Patents

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JP2004194188A JP2002362250A JP2002362250A JP2004194188A JP 2004194188 A JP2004194188 A JP 2004194188A JP 2002362250 A JP2002362250 A JP 2002362250A JP 2002362250 A JP2002362250 A JP 2002362250A JP 2004194188 A JP2004194188 A JP 2004194188A
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Teruyuki Nishii
照幸 西井
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Abstract

【目的】複数の携帯電話機に同時に応答することができる情報通信装置を提供すること。
【構成】複数の無線通信装置を接続する手段、各無線通信装置と本体情報通信装置との間で、制御情報やデータのやり取りを行うI/F手段、本体情報通信装置で設定操作や宛先指定操作を行う操作手段、本体情報通信装置及び接続された無線通信装置の設定内容や状態を表す表示手段、本体情報通信装置と無線接続された子機及び本体情報通信装置の設定状態等を格納するメモリ手段から成る情報通信装置において、複数の無線通信装置が着信した際、各無線通信装置の着信情報をI/F手段を介して検出し、各無線通信装置の着信情報と本体情報通信装置の着信設定状態及び現在の使用状況に従って無線通信装置に着信応答を指示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機等の無線通信装置を接続する情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の情報通信装置、例えば特許第3054893号公報のように複数の携帯電話機を接続する通信装置では、携帯電話機に設定された加入者番号や各種通信条件情報等を通信装置本体に転送しておくことで、携帯電話機に着信があった場合には、その通信装置本体の通信機能を利用した携帯電話機として通信を行うことができ、着信時には着信を識別して着信加入者番号を表示したり、ブザー鳴動等により着信表示する提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、例えば着信に対して着信加入者番号を表示しているが、或る携帯電話を使用している際に他の携帯電話に着信が入った場合、通信装置本体が使用されているため、その通話或は通信が終了するまで着信応答ができないという操作性に問題があった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、複数の携帯電話機に同時に応答することができる情報通信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、複数の無線通信装置を接続する手段、各無線通信装置と本体情報通信装置との間で、制御情報やデータのやり取りを行うI/F手段、本体情報通信装置で設定操作や宛先指定操作を行う操作手段、本体情報通信装置及び接続された無線通信装置の設定内容や状態を表す表示手段、本体情報通信装置と無線接続された子機及び本体情報通信装置の設定状態等を格納するメモリ手段から成る情報通信装置において、複数の無線通信装置が着信した際、各無線通信装置の着信情報をI/F手段を介して検出し、各無線通信装置の着信情報と本体情報通信装置の着信設定状態及び現在の使用状況に従って無線通信装置に着信応答を指示することを特徴とする。
【0006】
又、本発明は、複数の無線通信装置を接続可能な情報通信装置において、複数の無線通信装置の着信が重なった際、各無線通信装置の着信情報を検出し、各無線通信装置の着信情報と本体情報通信装置の着信設定状態及び現在の使用状況に従って無線通信装置に着信応答を指示することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
図1は本発明の特徴を最も良く表すファクシミリ装置と本体付属のコードレス電話機の接続ブロック構成図であり、それぞれ100が親機ファクシミリ装置、300が子機のブロック構成図になっている。
【0009】
100は親機ファクシミリ装置のブロック構成図であり、親機ファクシミリ装置は主にファクシミリ制御を行うファクシミリ制御ブロックと、コードレス電話機と無線接続して音声、各種データの送受信を制御するコードレス電話I/Fブロック110から成る。制御部105はマイクロプロセッサ素子等から成り、ROM103に格納されているプログラムに従って装置全体の制御を行う。
【0010】
制御部105とコードレス電話機と無線接続して音声、各種データの送受信を制御するコードレス電話I/Fブロック110は、シリアルタイプの内部データインターフェースで接続されており、所定のタイミングで動作指示/状態監視等の情報を交換している。
【0011】
又、ファクシミリ装置100は外部I/F部108,109を介して携帯電話機501,601と接続し、各携帯電話機501,601の管理データや着信等の内部情報の取得を行ったり、予め操作部104等によりメモリ101に設定されている着信応答処理方法に従って、着信に対する応答指示等の制御情報を各携帯電話機501,601に配信する。
【0012】
ファクシミリ装置100は、この携帯電話機501,601を介してファクシミリ送信を行う。
【0013】
携帯電話機501,601によるダイヤル、或はファクシミリ装置100の操作部104で選択された宛先情報を外部I/F部108,109を介して携帯電話機501,601に通知したダイヤルで発呼、呼接続を行い、読み取り部107で読み取った原稿を制御部で順次符号化し、送信する。
【0014】
外部I/F部108,109を介して携帯電話機501,601に着信を検出すると、メモリ101に設定されている着信応答処理方法に従い、或は携帯電話機501,601から通知された着信先情報と発信元情報からファクシミリ通信を判断した場合、外部I/F部108,109を介して携帯電話機501,601に着信応答を指示するとともにファクシミリ受信処理を開始し、受信した符号化データを順次復号化してメモリ101に格納するとともに、記録部102で印字出力する。
【0015】
コードレス電話I/Fブロック110には、ファクシミリ装置100とコードレス電話機300間で無線通信を行う際に、携帯電話501,601からの信号や、ファクシミリ装置100からの信号を無線信号に変換してアンテナから送信したり、コードレス電話機300からの無線信号を受信し、その信号を携帯電話501,601やファクシミリ装置100へ送信するため、信号の変換を行うRF部111と、コードレス電話I/Fブロック110を制御する制御プログラムや内部変数/通信用のバッファ等に使用されるROMメモリ113、制御プログラムに従ってコードレス電話I/Fブロック110を制御し、コードレス電話機300との通信制御を行う無線制御部112から成る。
【0016】
コードレス電話機300は、ファクシミリ装置100から受信した無線信号を解析して音声信号や制御信号への変換を行ったり、制御部303からの制御信号や音声処理部304からの信号を無線信号に変換して、アンテナから送信する制御を行うRF部301と、各種キー操作を行う操作部302、登録等の操作の際のガイダンスや、着信時ファクシミリ装置100から通知された発信元情報及び着信先情報、各種警告、時刻等の装置の状態を表示する表示部306及びこれらコードレス電話機300全般の制御を行う制御部303と、その制御プログラムや内部変数/通信用のバッファ等に使用されるROM305、メモリ307から成る。
【0017】
以下、図2のタイムシーケンス図及び図3の動作フローチャートに従って詳細を述べる。
【0018】
図2は着信が重なった場合のタイムシーケンス図である。
【0019】
発信元情報:□△サークル/09012345678
着信先情報:父/携帯その1
本体ファクシミリ装置設定:子機優先/携帯その1/09012345678
発信元情報:○×不動産/09012345670
着信先情報:順二/携帯その2
本体ファクシミリ装置設定:FAX応答/携帯その2/09012345670
以上の設定下で携帯電話機1に、携帯電話機1に09012345678から着信があると、携帯電話機1は本体ファクシミリ装置に着信情報を通知する。
【0020】
ファクシミリ装置は、携帯電話機1から受けた情報から判断して子機通話可能であれば子機を呼び出し、子機からの応答を待つ。
【0021】
オペレータが子機呼び出しに応答すると、子機は本体ファクシミリ装置に対して子機応答情報を通知し、本体ファクシミリ装置はその情報を携帯電話機1に通知して回線捕捉を指示、通話が行われる。
【0022】
一方、この状態で携帯電話機2に09012345670から着信があると、携帯電話機2は同様に本体ファクシミリ装置に着信情報を通知する。
【0023】
ファクシミリ装置は、携帯電話機2から受けた情報からファクシミリ通信を選択すると、ファクシミリ通信が可能であれば携帯電話機2にファクシミリ応答を通知して回線捕捉を指示、ファクシミリ通信を実行する。
【0024】
ファクシミリ装置は待機時、一般待機処理を行いながら子機着信制御を行うが、図2に示したように携帯電話1に対して着信があった場合、携帯電話1から着信先電話番号、或は着信先電話番号から変換した略称等の着信先識別情報と、発信元電話番号、或は発信元電話番号から変換した略称等の発信元識別情報を通知され、これらの情報から着信応答処理を判断する。
【0025】
携帯電話1から通知される着信先情報は、接続する外部I/F識別番号に対して一意に決定するようにしても良いが、接続される携帯電話が限定されるため、携帯電話が内部管理している加入者情報からその加入者電話番号、或はその加入者電話番号に対する略称等の加入者識別情報をファクシミリ装置に通知する。
【0026】
又、電話番号に対する略称等への情報変換は、ファクシミリ装置に通知後、ファクシミリ装置で行っても良い。
【0027】
子機制御は、図3の動作フローチャートに従い処理される。
【0028】
携帯電話機1及び2からの着信監視を行い(S1,S3)、着信を検出した場合、その携帯電話機本体と、本体ファクシミリ装置の表示部に着信番号、或は着信人情報及び発信番号、或は発信人情報を表示する(S2,S4)。
【0029】
この状態で、今現在子機が使用中の状態になっているか否かの判断を行い(S5)、使用中であれば本体ファクシミリ装置−子機I/Fを介して子機通話終了応答があったか否かの確認を行う(S6)。
【0030】
子機通話終了応答がなければ、引き続いて現在子機の呼び出し中か否かの確認を行う(S7)。
【0031】
子機通話終了応答があれば、本体ファクシミリ装置の経路設定を行い、対応する携帯電話機に対して終話指示を行う(S18,S20)。
【0032】
続いて、現在子機呼び出し中か否かの確認を行い、子機呼出し中の状態であれば、子機が応答したか否かの確認を行う(S8)。
【0033】
現在子機呼出し中の状態であり、子機応答を検出した場合、本体ファクシミリ装置の経路設定を行い、対応する携帯電話機に対して回線捕捉指示を行う(S10,S12)。
【0034】
現在子機呼出し中の状態でない、或は現在子機呼出し中の状態であるが子機が応答していない場合、引き続いて個別着信処理を行うため、携帯電話機1、或は携帯電話機2で着信があったか否かの判定を行い、何れの携帯電話機にも着信がなければ処理を先頭に戻し、以上の処理を繰り返し実行する(S9)。
【0035】
携帯電話機1、或は携帯電話機2に着信があった場合、その発信元情報と着信先情報及び本体ファクシミリ装置の設定情報から着信処理を行う。
【0036】
例えば、
発信元情報:○△株式会社/03xxxxyyyy
着信先情報:父/携帯その1
本体ファクシミリ装置設定:電話応答(子機優先)/携帯その1/03xxxxyyyy
の設定下で携帯電話1に○△株式会社(03xxxxyyyy)より着信があった場合、着信先が子機優先であるため(S11)、子機で応答可能か否かを判断し(S14)、可能であれば本体ファクシミリ装置の経路設定を行い、子機に対して着信情報を通知して子機鳴動指示を行う(S17)。
【0037】
子機応答可能か否かの判断で応答不可の場合、携帯電話で応答を行うため、図1の外部I/F部108を介して携帯電話機1に対して電話呼び出し指示を行い、応答処理を携帯電話機に委ねる(S16)。
【0038】
又、例えば、
発信元情報:○□情報サービス/090xxzzyyuu
着信先情報:順二/携帯その2
本体ファクシミリ装置設定:FAX応答/携帯その2/090xxzzyyuu
の設定下で携帯電話2に○□情報サービス(090xxzzyyuu)より着信があった場合、着信情報を解析した結果着信先がFAXであるため(S13)、FAX応答可能か否かの判定を行う(S15)。
【0039】
ここで、既にファクシミリ装置が通信動作を行っている等の理由で応答不可の場合、処理を先頭に戻し、以上の処理を繰り返し実行する。
【0040】
ファクシミリ装置が応答可能な場合は、本体ファクシミリ装置の経路設定を行い(S19)、回線捕捉を本体ファクシミリ装置で行って通信動作を実行する(S21)。
【0041】
発信元情報や着信先情報及び本体ファクシミリ装置設定から、着信先が特定できない場合、子機応答可能であれば子機で応答処理を行うため、処理をS14に分岐させる。
【0042】
以上説明したように、本実施の形態によれば、複数の携帯電話機と本体ファクシミリ装置との間で制御情報やデータのやり取りを行うI/F手段を持ち、着信時、着信情報として着信先電話番号と発信元電話番号を該当携帯電話機から本体ファクシミリ装置に通知、本体ファクシミリ装置は装置に設定されている発信人別着信動作、例えば留守番電話応答、電話応答、FAX応答等の情報から着信応答方法を携帯電話に指示する手段及び携帯電話機での操作情報を本体ファクシミリ装置に通知する手段を持つことにより、
▲1▼複数の携帯電話機で着信が重なり子機が使用できない場合、本体ファクシミリ装置に着信のあった携帯電話機、相手先情報等をそれぞれ表示してユーザに着信応答する着信を選択させ、他方は携帯電話機本体を鳴動、応答可能とすることで、複数の携帯電話機に同時に応答できる。
という効果がある。
【0043】
又、
▲2▼複数の携帯電話機で着信が重なった場合、本体ファクシミリ装置に着信のあった携帯電話機、相手先情報等から着信応答方法を決定し、それぞれ異なる応答であった場合には、一方はファクシミリ受信、他方は通話応答と、それぞれ応答可能とすることで、複数の携帯電話機に同時に応答できる。
という効果がある。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の携帯電話と本体情報通信装置との間で制御情報やデータのやり取りを行うI/F手段を持ち、着信時、着信情報として着信先電話番号と発信元電話番号を該当携帯電話から本体情報通信装置に通知、本体情報通信装置は装置に設定されている発信人別着信動作、例えば留守番電話応答、電話応答、FAX応答等の情報から着信応答方法を携帯電話に指示する手段及び携帯電話での操作情報を本体情報通信装置に通知する手段を持つことにより、
▲1▼複数の携帯電話機で着信が重なり子機が使用できない場合、本体情報通信装置に着信のあった携帯電話、相手先情報等をそれぞれ表示してユーザに着信応答する着信を選択させ、他方は携帯電話本体を鳴動、応答可能とすることで、複数の携帯電話同時に応答できる。
【0045】
▲2▼複数の携帯電話で着信が重なった場合、本体情報通信装置に着信のあった携帯電話、相手先情報等から着信応答方法を決定し、それぞれ異なる応答であった場合には、一方はファクシミリ受信、他方は通話応答と、それぞれ応答可能とすることによって複数の携帯電話同時に応答することができる。
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の特徴を最も良く表すファクシミリ装置と本体付属のコードレス電話機の接続ブロック構成図。
【図2】動作タイミングチャートである。
【図3】動作フローチャートである。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置
101 メモリ
102 記録部
103 ROM
104 操作部
105 制御部
106 表示部
107 読み取り部
108,109 外部I/F部
110 コードレス電話I/Fブロック
111 RF部
112 無線制御部
113 ROM/メモリ
200 アンテナ
300 コードレス子機
301 RF部
302 操作部
303 制御部
304 音声処理部
305 ROM
306 表示部
307 メモリ
400 アンテナ
500,600 外部I/F部
501,601 携帯電話

Claims (8)

  1. 複数の無線通信装置を接続する手段、各無線通信装置と本体情報通信装置との間で、制御情報やデータのやり取りを行うI/F手段、本体情報通信装置で設定操作や宛先指定操作を行う操作手段、本体情報通信装置及び接続された無線通信装置の設定内容や状態を表す表示手段、本体情報通信装置と無線接続された子機及び本体情報通信装置の設定状態等を格納するメモリ手段から成る情報通信装置において、
    複数の無線通信装置が着信した際、各無線通信装置の着信情報をI/F手段を介して検出し、各無線通信装置の着信情報と本体情報通信装置の着信設定状態及び現在の使用状況に従って無線通信装置に着信応答を指示することを特徴とする情報通信装置。
  2. 複数の無線通信装置が着信した際、各無線通信装置の着信情報をI/F手段を介して検出し、着信先が使用不可の場合には、本体情報通信装置の着信設定状態及び現在の使用状況に従って着信先を変更することを特徴とする請求項1記載の情報通信装置。
  3. 複数の無線通信装置を接続可能な情報通信装置において、
    複数の無線通信装置の着信が重なった際、各無線通信装置の着信情報を検出し、各無線通信装置の着信情報と本体情報通信装置の着信設定状態及び現在の使用状況に従って無線通信装置に着信応答を指示することを特徴とする情報通信装置。
  4. 前記着信情報は、着信先電話番号、発信元電話番号の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項3記載の情報通信装置。
  5. 前記無線通信装置に指示する着信応答は、発信人別に設定されていることを特徴とする請求項3記載の情報通信装置。
  6. 前記無線通信装置に指示する着信応答は、留守番電話応答、電話応答、ファクシミリ応答を含むことを特徴とする請求項3記載の情報通信装置。
  7. 着信した無線通信装置を特定する情報、発信相手装置に関する情報の少なくとも一方を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項3記載の情報通信装置。
  8. 前記無線通信装置に指示する着信応答は、無線通信装置毎に異なるようにすることを特徴とする請求項3記載の情報通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235285A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Casio Comput Co Ltd 電子機器

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