JP2007226006A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007226006A
JP2007226006A JP2006048471A JP2006048471A JP2007226006A JP 2007226006 A JP2007226006 A JP 2007226006A JP 2006048471 A JP2006048471 A JP 2006048471A JP 2006048471 A JP2006048471 A JP 2006048471A JP 2007226006 A JP2007226006 A JP 2007226006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notification
abnormal
abnormality
signal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006048471A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Suyama
昌行 巣山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006048471A priority Critical patent/JP2007226006A/ja
Publication of JP2007226006A publication Critical patent/JP2007226006A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】プロジェクタ利用者に外部の異常状態を報知する。
【解決手段】映像を画面出力する映像再生手段と、
音声を出力する音声再生手段と、
演算手段と、
ユーザーが操作信号を入力する入力手段と、
異常状態である旨を外部に報知する1ないし複数の報知手段を備え、
前記演算手段は、異常信号を検出すると、前記報知手段に異常報知指示を出し、
前記報知手段は、前記異常報知指示に従って異常状態である旨を報知することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタに関するものである。
従来、『遠隔感知機能が追加されたホームゲートウェイ及び遠隔感知通報方法』に関するものとして、『インターネットのサービス提供者が提供したインターネットサービスまたは危検感知信号と装置の固有識別子を送受信するインターネット接続インターフェースと、感知された危検信号に該当するメッセージと、装置の固有識別子と、ソフトウェアプログラムとを貯蔵する記憶装置と、記憶装置のソフトウェアプログラムが実現される中央制御装置と、プログラムで処理された信号をホームネットワーク信号に合わせて変換して家庭用のネットワークを構成する装置に信号を送受信する家庭用の送受信インターフェースとを含む。』というものが提案されている(特許文献1)。
特開2002−58076号公報(要約)
昨今、防音処理等を施した専用ルームを家庭内に設け、ホームシアター設備として映像・音声等を視聴することができる環境が増えてきている。このようなホームシアター設備においては、映像投射機としてプロジェクタを利用することがしばしば行われる。
しかしながら、防音処理等を施した専用ルーム内で大音量の音声視聴を行っている場合等には、専用ルーム外で異常事態(火災、不法侵入等)が発生してもこれに気付かないことが想定される。また、かかる異常事態に備えてセンサ設備等を家庭内に備えていても、専用ルーム内で視聴等を行っている際には、これらセンサ設備等からの異常事態報知に気付かず、迅速な対応ができない場合も想定される。
本発明は、上記のような場合に、プロジェクタ利用者へ専用ルーム外の異常事態を知らせることができるプロジェクタを得ることを目的とする。
本発明に係るプロジェクタは、映像を画面出力する映像再生手段と、音声を出力する音声再生手段と、演算手段と、ユーザーが操作信号を入力する入力手段と、異常状態である旨を外部に報知する1ないし複数の報知手段を備え、前記演算手段は、異常信号を検出すると、前記報知手段に異常報知指示を出し、前記報知手段は、前記異常報知指示に従って異常状態である旨を報知する。
そのため、プロジェクタによる視聴中に異常状態を検知したことを視聴者に通知することができ、利用者に迅速な対応を促すことができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記異常信号には、異常の度合いを示す異常レベル信号が含まれており、前記演算手段は、前記異常レベル信号に対応した異常報知指示を前記報知手段に出す。
そのため、異常の程度に応じた適切な報知手段をとることができ、異常レベルが高い場合には迅速な対応を促し、異常レベルが低い場合には注意程度に留めること等により、視聴者の使い勝手を不要に損うことがない。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記異常信号を受信するLANインターフェースを備え、前記異常信号は、LANを介してセキュリティセンサから送信されたセキュリティ信号であり、前記演算手段は、該セキュリティ信号を検出すると、前記報知手段に異常報知指示を出す。
そのため、LANパケットによる異常信号を受信することができ、接続対象機器の選択肢が広い。また、容易に受信手段を構成でき、コスト等の面で有利である。また、外部セキュリティセンサ設備からの異常検知通知をプロジェクタ利用者に通知することができ、危険状態に対する迅速な対応を促すことができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、前記報知手段として前記映像再生手段を用い、前記演算手段は、前記異常信号を検出すると、該異常信号に対応した指示を前記映像再生手段に出し、前記映像再生手段は該指示に従って異常状態である旨を画面出力する。
そのため、プロジェクタ利用者は視聴中の画面で異常状態を把握することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、前記報知手段として前記音声再生手段を用い、前記演算手段は、前記異常信号を検出すると、該異常信号に対応した指示を前記音声再生手段に出し、前記音声再生手段は該指示に従って異常状態である旨を音声出力する。
そのため、プロジェクタ利用者が画面から目を離しているとき(睡眠中等の場合)でも、異常状態を利用者に通知することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、前記異常の度合いを示す異常レベルと、該異常レベルに対応した前記報知手段の報知方法との対応関係を格納する記憶手段を備え、前記演算手段は、前記対応関係に基づき異常報知指示を前記報知手段に出す。
そのため、異常レベルと報知方法との関係をプロジェクタ内で保持でき、異常信号の内容を問わず、異常レベルに応じた適切な報知方法をとることができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記演算手段は、前記入力手段の入力に基づき、前記対応関係を前記記憶手段に格納する。
そのため、プロジェクタ利用者は任意の異常報知方法を設定することができ、利用者の使い勝手を向上させることができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記演算手段は、同一の異常レベル状態が所定時間継続すると、前記対応関係を参照し、次の上位異常レベルに対応した異常報知指示を前記報知手段に出す。
そのため、利用者が異常状態に対応した旨の入力がない場合、徐々に報知方法を変化させ、利用者に確実な対応を促すことができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記記憶手段は、前記異常レベル間の推移時間を前記異常レベル毎に格納しており、前記所定時間は該推移時間とする。
そのため、プロジェクタ利用者は任意の異常報知方法を設定することができ、利用者の使い勝手を向上させることができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記記憶手段は、異常履歴情報を格納しており、前記演算手段は、前記入力手段の入力に基づき前記映像再生手段に指示を出し、前記映像再生手段は該指示に基づき前記異常履歴情報を画面出力する。
そのため、過去の異常履歴閲覧により、利用者に安全意識の向上を促すことができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記異常信号には、該異常信号の送信元情報と、異常状態に関する情報が含まれており、前記演算手段は、前記送信元情報と前記異常状態に関する情報に対応した異常報知指示を前記報知手段に出す。
そのため、利用者は異常状態の発生場所と詳細な異常情報を即座に把握でき、迅速な対応をすることができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、LANパケットを送信するためのパケット送信手段を備え、前記報知手段として前記送信手段を用い、前記演算手段は、前記異常信号を検出した後、前記入力手段より前記異常状態が回避された旨の入力が一定時間ない場合には、前記パケット送信手段に指示を出し、前記パケット送信手段は、該指示に従い所定の通知パケットをLANに送信する。
そのため、異常状態に対する利用者の対応がない場合に、外部の受信者へ異常状態を通知することができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記記憶手段は、前記異常レベルと前記通知パケットの送信先アドレスの関係を示す情報を格納しており、前記演算手段は、前記パケット送信手段に前記通知パケット送信指示を出す際には、前記異常レベルと前記通知パケットの送信先アドレスの関係を示す情報を参照し、該情報に基づき前記パケット送信手段に前記通知パケット送信指示を出す。
そのため、異常レベルと通知パケット送信先との関係をプロジェクタ内に保持でき、異常信号の内容を問わず適切な送信先に通知パケットを送信することができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記演算手段は、前記入力手段の入力に基づき、前記異常レベルと前記通知パケットの送信先アドレスの関係を示す情報を前記記憶手段に格納する。
そのため、プロジェクタの利用者は外部の受信者を任意に設定することができる。
また、本発明に係るプロジェクタにおいては、前記報知手段は、前記入力手段より前記異常状態が回復された旨の入力があると報知を終了する。
そのため、例えばセンサの誤作動のような場合には、利用者の操作により報知を終了させることができるので、利用者の使い勝手を損うことを防止できる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの機能ブロック図である。
図1のプロジェクタは、入力手段101、ネットワークインターフェース部102、映像信号処理部103、ユーザーインターフェース部104、検出回路105、音声信号処理部106(音声再生手段)、画像表示部107(映像再生手段)、演算部108(演算手段)、オーディオアンプ部109、データ記憶部110、スピーカー111、ランプ112、ランプドライバ部113、電源回路部114、LCDパネル115、投射レンズ115a、ACプラグ116、映像信号入力部117、音声信号入力部118を備える。
なお、図1は、本実施の形態1に係るプロジェクタを説明するために必要な回路構成のみを図示しており、他の回路構成は省略してある。
入力手段101は、例えば図1に示すように、リモコンやプロジェクタ本体部の操作キーとすることができる。
ネットワークインターフェース部102は、本実施の形態1に係るプロジェクタにおいては、LANインターフェースであるものとする。
映像信号処理部103は、演算部108の指示を受け、あるいは映像信号入力部117より映像信号を受け取り、映像信号に所定の映像処理を施すことにより、表示に適した映像信号を生成する。
ユーザーインターフェース部104は、入力手段101からの操作信号を処理し、演算部108へ伝える。
検出回路105は、ネットワークインターフェース部102が受信した異常信号を検出して演算部108へ伝える。
音声信号処理部106は、演算部108の指示を受け、あるいは音声信号入力部118より音声信号を受け取り、音声信号の処理を行う。
画像表示部107は、映像信号処理部103の処理結果あるいは演算部108の指示を基に、LCDパネル115及び投射レンズ115aを用いて画面出力を行う。
オーディオアンプ部109は、音声信号処理部106の処理結果あるいは演算部108の指示を基に、スピーカー111を使用して音声出力を行う。
データ記憶部110は、異常レベルに対応した報知方法を記憶している。
ランプ112は、光源である。
ランプドライバ部113は、演算部108の指示を基に、ランプ112の制御を行う。
電源回路部114は、電力調整等の処理を行う。
ACプラグ116は、本実施の形態1に係るプロジェクタに電力を供給する。
本実施の形態1に係るプロジェクタは、音声信号処理部106(音声再生手段)又は画像表示部107(映像再生手段)を、利用者への異常報知手段として用いるものである。
図2は、家庭内LANに接続された本実施の形態1に係るプロジェクタが、センサ設備からの異常信号を受け取るときのフローを説明するものである。
プロジェクタ201は、本実施の形態1に係るプロジェクタであり、ルータ202を介して家庭内LANに接続されている。
ルータ202及びルータ210は、家庭内LANの通信パケットのルーティング処理を行う。
ホームターミナル203は、ルータ202を介して家庭内LANに接続され、さらにはセンサ設備等が接続されており、該センサ設備等からの異常信号を受け付け、家庭内LANを介してプロジェクタ201に異常信号を送信するものである。
電話204、玄関インターホン205は、ルータ202を介して家庭内LANに接続されている。
窓防犯センサー206、ガス漏れセンサー207及び火災センサ208は、ホームターミナル203に接続されている。
以下、図2の矢印で記載した処理の流れを説明する。
(1)ホームターミナル203に接続された窓防犯センサー206が異常検知をすると、窓防犯センサー206は、ホームターミナル203に異常信号を送信する。
(2)ホームターミナル203は、窓防犯センサー206が送信した異常信号を受信する。
(3)ホームターミナル203は、プロジェクタ201に異常信号を送信する。異常信号は、ルータ202及びルータ210を経由して、プロジェクタ201に届けられる。
図3は、図2のフローの内訳を説明するものである。
窓防犯センサー206等のセンサ設備が送信する異常信号は、一般には該センサ独自の信号形式である一方、プロジェクタ201はネットワークインターフェース部102を備え、ネットワーク信号を受信するため、送受信する信号形式が異なる場合がある。このような場合、ホームターミナル203がセンサ設備からの信号を一旦受け付け、プロジェクタ201が受け付けることのできる信号形式に変換して送信する。
(1)ホームターミナル203に接続された窓防犯センサー206が異常検知をする。
(1a)窓防犯センサー206は、独自の信号型式でホームターミナル203に異常信号を送信する。異常信号には、異常の度合いを示す異常レベル信号が含まれている。
(2)ホームターミナル203は、窓防犯センサー206が送信した異常信号を受信する。
(2a)ホームターミナル203は、ステップ(2)で受信した異常信号を解析する。
(2b)ホームターミナル203は、ステップ(3)で解析した異常信号を、プロジェクタ201が受け付けることのできる信号形式に変換する。本実施の形態1に係るプロジェクタの場合においては、LANパケットの形式に変換する。
(3)ホームターミナル203は、ステップ(2b)でLANパケットの形式に変換した異常信号を、プロジェクタ201宛に送信する。
(4)プロジェクタ201は、受信したLANパケット形式の異常信号に基づき、所定の異常処理を行う。なお、詳細は図4で説明する。
図4は、プロジェクタ201が異常信号を受信する際の異常処理フローを説明するものである。
(S401)ネットワークインターフェース部102が、ホームターミナル203が送信したLANパケット形式の異常信号を受信する。異常信号には、異常の度合いを示す異常レベル信号が含まれている。
検出回路105は、ネットワークインターフェース部102が受信した信号のうち異常信号に該当する信号を検出し、演算部108に伝達する。
(S402)演算部108は、画像表示部107に指示を出し、プロジェクタの映像再生を一旦停止させる。なお、本ステップは省略するように構成してもよい。
(S403)演算部108は、画像表示部107に指示を出し、異常状態である旨を画面出力させる。このとき、異常レベルに対応した報知方法は、データ記憶部110に固定的に記憶されており、演算部108はこれを読み出して画像表示部107に指示を出す。
(S404)演算部108は、所定時間経過後、利用者が入力手段101により異常状態回避の対処がなされた旨の入力があったか否かを判断する。入力があった場合は対処がなされたものとみなし、入力がない場合は未だ対処がなされていないものとみなす。
(S405)演算部108が、異常状態回避の対処がなされた旨の入力がなかったとステップS404にて判断した場合は、演算部108は音声信号処理部106に指示を出し、警告音を出力させる。その後、再度S404の処理を行う。
(S406)演算部108が、異常状態回避の対処がなされた旨の入力があったとステップS404にて判断した場合は、演算部108は画像表示部107に指示を出し、異常状態である旨の画面出力を停止し、映像再生を再開する。警告音を出力していた場合は、音声信号処理部106に指示を出し、警告音出力を停止させる。
なお、演算部108がステップS402で画面出力を停止させなかった場合は、演算部108は異常状態である旨の画面出力の停止のみを行う。
図5〜図7は、図4のステップS402〜ステップS403において、画像表示部107が異常状態である旨の画面出力を行う際の、実際のプロジェクタ投影画面イメージを説明するものである。
プロジェクタ201が受信する異常信号には、異常の度合いを示す異常レベル信号が含まれているため、異常レベルに応じた画面出力方法を取ることが可能である。
図5は、異常レベル信号が示す異常レベルが低い(安全上さほど問題ではない)場合の画面出力方法の一例を示すものである。
異常レベルが低い場合は、利用者が映像音声の視聴を妨げられることを好まないこともあるため、例えば図5に示すように、異常状態である旨を画面端部に小さく報知するようにすることが考えられる。この場合は、利用者が映像の視聴を妨げられないように、図4のステップS402の処理をスキップするように構成してもよい。
図6は、異常レベル信号が示す異常レベルが中位である(安全上問題がある)場合の画面出力方法の一例を示すものである。
異常レベルが中位である場合は、利用者の映像音声視聴を多少妨げてでも異常状態を報知したほうがよいこともあるため、例えば図6に示すように、異常状態である旨を画面中央に大きく報知することが考えられる。この場合は、利用者の映像の視聴は画面中央の報知により既に妨げられているため、図4のステップS402の処理はスキップしてもよいし、スキップせずに映像再生を一旦停止してもよい。
図7は、異常レベル信号が示す異常レベルが高位である(危険である)場合の画面出力方法の一例を示すものである。
異常レベルが高位である場合は、利用者に迅速な対応を促すべきであるため、例えば図6に示すように映像の再生を完全に停止し、異常状態である旨を画面中央に大きく報知することが考えられる。この場合は、図4のステップS402の処理は必ず実行される。
図5〜図7に例示するように、異常状態である旨を画面出力により報知した後は、図4のステップS404の処理が行われる。
以上のように、本実施の形態1に係るプロジェクタによれば、LANを介して受信したセンサ設備からの異常信号に含まれる異常レベル信号に応じた報知方法をとり、異常の度合いに応じて、利用者に適切な対応を促すことができる。
また、警告音出力により、画面から目を離している利用者(睡眠等の場合)にも異常状態を知らせることができる。
実施の形態2.
実施の形態1に係るプロジェクタにおいては、異常レベル信号が示す異常レベルに応じて、画面出力により異常状態である旨を報知することとした。
本発明の実施の形態2に係るプロジェクタにおいては、同一の異常レベル状態が所定時間継続した場合には、より高位の異常レベル状態に推移し、異常状態である旨の報知方法もそれに応じて変化するようにしたものである。
図8は、本実施の形態2に係るプロジェクタの機能ブロック図である。
データ記憶部110は、報知方法テーブル119及び異常履歴テーブル120を格納している。演算部108は、報知方法テーブル119及び異常履歴テーブル120からデータを読み込み、あるいはこれらのテーブルにデータを格納する。
その他の構成は、図8に記載のプロジェクタと同様であるため、説明を省略する。
図9は、本実施の形態2に係るプロジェクタが異常信号を受信する際の異常処理フローを説明するものである。
(S901)ネットワークインターフェース部102が、ホームターミナル203が送信したLANパケット形式の異常信号を受信する。異常信号には、異常の度合いを示す異常レベル信号が含まれている。
検出回路105は、ネットワークインターフェース部102が受信した信号のうち異常信号に該当する信号を検出し、演算部108に伝達する。
(S902)演算部108は、画像表示部107に指示を出し、プロジェクタの映像再生を一旦停止させる。なお、本ステップは省略するように構成してもよい。
(S903)演算部108は、データ記憶部110より報知方法テーブル119を読み込む。報知方法テーブル119の構成については、後述の図10で説明する。
(S904)演算部108は、報知方法テーブル119より読み込んだ所定の時間、以下のステップを繰り返す。
(S905)演算部108は、利用者が入力手段101により異常状態回避の対処がなされた旨の入力があったか否かを判断する。入力があった場合は対処がなされたものとみなし、入力がない場合は未だ対処がなされていないものとみなす。
(S906)演算部108が、異常状態回避の対処がなされた旨の入力がなかったとステップS905にて判断した場合は、演算部108は映像表示部107に指示を出し、報知方法テーブル119より読み込んだ所定の方法で、異常状態である旨を報知すべき旨の指示を出す。指示を出す対象は、異常状態である旨を報知する方法により異なる。
なお、本ステップの処理を繰り返し行う際には、異常状態である旨の報知を繰り返して行う必要はなく、前回繰り返し時の報知方法を継続して実施すればよい。
(S907)演算部108は、ステップS905〜ステップS906の処理を所定の時間繰り返した後、現在の異常レベルが最上位であるか否かを判断する。
(S908)演算部108が、現在の異常レベルは最上位でないとステップS907にて判断した場合には、演算部108は次の上位異常レベル状態に推移するものとし、当該上位異常レベルの下でステップS903以降の処理を再度行う。
(S909)演算部108が、現在の異常レベルは最上位であるとステップS907にて判断した場合には、演算部108は現在の最上位異常レベル状態を継続するものとし、最上位異常レベルの下でステップS903以降の処理を再度行う。
なお、ステップS909においては、最上位異常レベルが所定時間継続した場合は、最上位異常レベル状態を継続せずに、タイムオーバーであるとしてプロジェクタの異常処理を終了するようにしてもよい。
(S910)演算部108が、異常状態回避の対処がなされた旨の入力があったとステップS905にて判断した場合は、演算部108は画像表示部107に指示を出し、異常状態である旨の画面出力を停止し、映像再生を再開する。警告音を出力していた場合は、音声信号処理部106に指示を出し、警告音出力を停止させる。
なお、演算部108がステップS902で画面出力を停止させなかった場合は、演算部108は異常状態である旨の画面出力の停止のみを行う。
図10は、報知方法テーブル119の構成及びデータ例を説明するものである。報知方法テーブル119は、異常レベルと、該異常レベルに対応した報知方法との対応関係を格納している。以下、各列について説明する。
「異常レベル」は、異常信号に含まれる異常レベル信号に対応するものである。図10のデータ例では、「緊急」「警告」「注意」「勧告」の4種類の異常レベルを格納しており、上の行に格納されたデータほど異常レベルが高いものであると想定している。
「報知方法」は、当該異常レベルに対応する、異常状態の報知方法を示すものである。図10のデータ例では、「画面表示と音声」「画面を停止若しくは消去して表示」「画面端部に小さく表示」「非報知」の4種類の報知方法を格納している。
「推移間隔」は、次の上位異常レベル状態に推移するまでの間隔(秒)を示すものである。図10のデータ例では、異常レベル「注意」の状態が30秒間継続すると次の異常レベル「警告」へ、異常レベル「警告」の状態が60秒間継続すると、次の異常レベル「緊急へ」推移することを示している。
なお、異常レベル「緊急」の「推移間隔」は90秒となっているが、異常レベル「緊急」は最上位であるため、異常レベル「緊急」の状態が90秒継続しても現在の最上位異常レベル状態を継続するように構成することもできるし、あるいはタイムオーバーであるとして異常処理を終了するように構成することもできる(図9のステップS909参照)。
また、「推移間隔」の値が空である場合は、「推移間隔」は無限大であり、次の異常レベル状態に推移することはないものと判断する。
図11は、報知方法テーブル119の設定画面を説明するものである。
報知方法テーブル119のデータ値は、固定としてもよいし、図11のような設定画面で利用者に設定させてもよい。
図11の設定画面においては、利用者は入力手段101を操作し、4つの異常レベル毎に、報知方法を選択肢の中から選ぶことができ、また異常レベル毎の推移間隔も設定することができる。
演算部108は、入力手段101の入力に基づき、報知方法テーブル119に設定値を格納する。
図12は、異常履歴テーブル120の構成を説明するものである。異常履歴テーブル120は、過去に異常信号を受信した際の履歴を格納するものである。以下、各列について説明する。
「日時」は、異常信号を受信した日時を示すものである。
「緊急レベル」は、異常信号に含まれる異常レベル信号の内容を示すものである。
「終了理由」は、プロジェクタの異常処理が終了した理由を示すものである。利用者が入力手段101により異常状態回避の対処がなされた旨の入力をした場合には「ユーザー処置」が、図9のステップS909にてタイムオーバーであるとした場合には「タイムオーバー」がセットされる。
なお、異常履歴テーブル120は、過去の全ての異常信号受信履歴を格納する必要はなく、所定件数分だけ格納し、所定件数を越えた履歴データは削除するように構成してもよい。
図13は、異常履歴テーブル120のデータ値を画面表示する際の画面イメージを説明するものである。
利用者は、過去の異常履歴を閲覧したい場合は、入力手段101を操作する。演算部108は入力手段101の入力に基づき、異常履歴テーブル120のデータ値を読み込み、画像表示部107に指示を出して、異常履歴テーブル120のデータを画面出力させる。
図14〜図15は、異常信号の構成例を説明するものである。
異常信号処理をソフトウェアで実現する場合は、例えば図14に示すように異常信号の内容を構造体で定義しておくことができる。
「異常レベルコード」は、異常レベル信号に対応するものであり、例えば図14に示すように整数型で定義することができる。
「送信元情報の文字列サイズ」は、次の「送信元情報」値の文字列サイズをバイト数で示すものである。
「送信元情報」は、例えば「ガス漏れセンサー」「火災センサー」といったような送信元の名称を示す文字列であってもよいし、あるいは送信元機器の家庭内LANにおけるIPアドレスを示す文字列であってもよい。
「メッセージの文字列サイズ」は、次の「メッセージ」値の文字列サイズをバイト数で示すものである。
「メッセージ」は、送信元からの異常状態に関するメッセージ等を示す文字列である。
なお、上記各値は、一次送信元であるセンサ設備が付与したものでもよいし、ホームターミナル203が異常信号の内容を解析してプロトコル変換する際に付与したものでもよい。
図15は、実際の異常信号パケットのイメージを説明するものである。図15に示すように、異常信号パケットの長さは図14の構造体の定義により判明するので、ホームターミナル203は図15のようなLANパケットを構成することができる。
図16及び図17は、図14〜図15に示す異常信号に対応した異常状態の報知を画面出力で行う際の、実際の画面イメージ例を示すものである。
図16の「送信元」に示すように、「送信元情報」の文字列を画面上に出力すれば、どこで異常状態が発生しているのか利用者が即座に判別でき、利用者にとって便宜である。
さらに図17に示すように、「メッセージ」の文字列を画面上に出力すれば、異常状態の内容等を利用者が即座に判別でき、利用者にとってさらに便宜である。
図16及び図17に示す報知方法は、択一的に使用してもよいし、あるいは図16の状態において利用者が入力手段101を操作して詳細情報を見たい旨の入力を行った際に、改めて図17のような画面を出力するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態2に係るプロジェクタによれば、同一の異常レベル状態で所定時間対応がなされない場合は異常レベルを引き上げ、利用者がより気付きやすい報知方法を取ることにより、利用者に迅速な対応を促す効果がある。
また、異常レベルと報知方法の関係は利用者が任意に設定できるので、例えば家庭内にセンサ設備が少ない利用者、あるいは異常状態が発生し難い環境にある利用者の場合等には、不要に視聴を妨げられないような設定を利用者自らが行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態2に係るプロジェクタにおいては、同一の異常レベル状態が所定時間継続した場合には、より高位の異常レベル状態に推移し、異常状態である旨の報知方法もそれに応じて変化するようにした。
本発明の実施の形態3に係るプロジェクタは、異常レベル状態が所定時間継続した場合には、所定の宛先へ通知パケットを送信できるようにしたものである。
図18は、本実施の形態3に係るプロジェクタの機能ブロック図である。
パケット送信部121は、ネットワークインターフェース部102を介して、LANパケットを送信するものである。
データ記憶部110は、通知先テーブル122を格納している。
その他の構成は、図8に記載のプロジェクタと同様であるため、説明を省略する。
図19は、本実施の形態3に係るプロジェクタが異常信号を受信する際の異常処理フローを説明するものである。
(S1901)ネットワークインターフェース部102が、ホームターミナル203が送信したLANパケット形式の異常信号を受信する。異常信号には、異常の度合いを示す異常レベル信号が含まれている。
検出回路105は、ネットワークインターフェース部102が受信した信号のうち異常信号に該当する信号を検出し、演算部108に伝達する。
(S1902)演算部108は、画像表示部107に指示を出し、プロジェクタの映像再生を一旦停止させる。なお、本ステップは省略するように構成してもよい。
(S1903)演算部108は、データ記憶部110より報知方法テーブル119を読み込む。
(S1904)演算部108は、報知方法テーブル119より読み込んだ所定の時間、以下のステップを繰り返す。
(S1905)演算部108は、利用者が入力手段101により異常状態回避の対処がなされた旨の入力があったか否かを判断する。入力があった場合は対処がなされたものとみなし、入力がない場合は未だ対処がなされていないものとみなす。
(S1906)演算部108が、異常状態回避の対処がなされた旨の入力がなかったとステップS1905にて判断した場合は、演算部108は映像表示部107に指示を出し、報知方法テーブル119より読み込んだ所定の方法で、異常状態である旨を報知すべき旨の指示を出す。指示を出す対象は、異常状態である旨を報知する方法により異なる。
なお、本ステップの処理を繰り返し行う際には、異常状態である旨の報知を繰り返して行う必要はなく、前回繰り返し時の報知方法を継続して実施すればよい。
(S1907)演算部108は、ステップS1905〜ステップS1906の処理を所定の時間繰り返した後、現在の異常レベルが最上位であるか否かを判断する。
(S1908)演算部108が、現在の異常レベルは最上位でないとステップS1907にて判断した場合には、演算部108は次の上位異常レベル状態に推移するものとし、当該上位異常レベルの下でステップS903以降の処理を再度行う。
(S1909)演算部108が、現在の異常レベルは最上位であるとステップS1907にて判断した場合には、演算部108はパケット送信部121に指示を出し、所定の宛先に通知パケットを送信させる。
なお、ステップS1909において、最上位の異常レベルの場合のみ通知パケットを送信することとしているが、これに限るものでなく、下位の異常レベルでも通知パケットを送るように構成してもよい。
また、ステップS1909で送信する通知パケットは、任意のLANパケットとすることができるが、家庭内LANにメールサーバーを設置している場合は、当該メールサーバーにSMTPプロトコルのパケットを送信することにより、外部の宛先へE−Mailとして通知パケットを送信することも可能である。
以下、通知パケットとしてSMTPプロトコルのパケット(E−Mail)を送信するものとして説明を行う。
図20は、家庭内LANに接続された本実施の形態3に係るプロジェクタが、通知パケットとして所定の宛先へE−Mailを送信する際のフローを説明するものである。
ホームターミナル203は、送信メールサーバーの機能を備えているものと仮定する。
インターネット接続装置209は、家庭内LANをインターネットと接続するためのものである。
コンピュータ212と携帯電話213は、インターネット211を介してE−Mailを受信できる外部端末である。
その他の構成は図2と同様であるため、説明を省略する。
以下、図20の矢印で記載した処理の流れを説明する。
(1)プロジェクタ201は、図19のステップS1909において、所定の宛先へE−Mailを送信する。
(2)ホームターミナル203は、プロジェクタ201が送信したE−Mailパケットを受け付け、インターネット接続装置209へ転送する。
(3)インターネット接続装置209は、E−Mailの宛先へ向けて、転送されてE−Mailパケットをインターネット211に送り出す。
(4)E−Mailの宛先では、コンピュータ212や携帯電話213を使用して、E−Mailを受信する。これにより、外部者が異常状態を認識できるので、プロジェクタ201の利用者が睡眠中である等の事情により異常状態に気付かない場合にも、外部者による対応が可能である。
図21は、通知先テーブル122の構成を説明するものである。以下、各列について説明する。
「異常レベル」は、異常信号に含まれる異常レベル信号に対応するものである。
「通知先アドレス」は、通知パケットの宛先を示すものであり、E−Mailの場合はメールアドレスが格納される。E−Mailを使用せず、例えば図15に示すようなLANパケットを通知パケットとして送信する場合は、本値は宛先のIPアドレス等とすることができる。
図22は、通知先テーブル122の設定画面を説明するものである。
通知先テーブル122のデータ値は、固定としてもよいし、図22のような設定画面で利用者に設定させてもよい。
図22の設定画面においては、利用者は入力手段101を操作し、異常レベル毎に通知先アドレスを設定することができる。
演算部108は、入力手段101の入力に基づき、通知先テーブル122に設定値を格納する。
なお、「緊急」以外の異常レベルについて通知先アドレスが設定されている場合には、図19のステップS1909において、最高位の異常レベル状態でなくても通知パケットを送信するようにしてもよい。
また、同一の異常レベルに対し複数の通知先アドレスが設定されている場合は、それぞれの通知先アドレスに対し通知パケットを送信するようにしてもよい。
図23は、通知パケットとして送信されるE−Mailの実際のイメージを示すものである。
「送信者」欄は、任意の値をセットすればよいが、プロジェクタ201から送信されたことが一目でわかるような値とすれば、E−Mail受信者にとって便宜である。
「日時」欄は、プロジェクタ201がE−Mailを送信した日時がセットされる。
「宛先」欄は、本E−Mailの受信者のメールアドレスであり、通知先テーブル122に格納されているものである。
「件名」欄は、任意の値をセットすればよいが、プロジェクタ201から送信されたことが一目でわかるような値とすれば、E−Mail受信者にとって便宜である。
メール本文は、利用者が入力したものではなく、プロジェクタ201が自動生成するものであるため、例えば異常信号に含まれる「送信元情報」「メッセージ」(図14参照)を含めるようにすればよい。
図24は、プロジェクタ201がSMTPプロトコルを用いて、通知パケットとして図23に示すE−Mailを送信する際のシーケンスを説明するものである。
プロジェクタ201がSMTPプロトコルを用いてE−Mailを送信する際には、特別なE−Mailクライアントは不要であり、例えばTCPプロトコルの25番ポートで送信メールサーバー(本実施の形態3においてはホームターミナル203)に接続し、以下の手順でパケットを送信すればよい。
なお、実際の送信パケットのSMTPコマンド部分は全て半角英数字記号が使用されるが、以下では記載の都合上、全角英数字記号を使用する。また、<CRLF>はキャリッジリターン(CR)とラインフィード(LF)を示している。
(1)プロジェクタ201は、ホームターミナル203に対し、以下の文字列パケットを送信する。
Figure 2007226006
(2)ホームターミナル203は、プロジェクタ201に以下の文字列パケットを返信する。
Figure 2007226006
(3)プロジェクタ201は、ホームターミナル203に対し、以下の文字列パケットを送信する。
Figure 2007226006
(4)ホームターミナル203は、プロジェクタ201に以下の文字列パケットを返信する。
Figure 2007226006
(5)プロジェクタ201は、ホームターミナル203に対し、以下の文字列パケットを送信する。
Figure 2007226006
(6)ホームターミナル203は、プロジェクタ201に以下の文字列パケットを返信する。
Figure 2007226006
(7)プロジェクタ201は、ホームターミナル203に対し、以下の文字列パケットを送信する。
Figure 2007226006
(8)ホームターミナル203は、プロジェクタ201に以下の文字列パケットを返信する。
Figure 2007226006
(9)プロジェクタ201は、ホームターミナル203に対し、以下の文字列パケットを送信する。
Figure 2007226006
(10)ホームターミナル203は、プロジェクタ201に以下の文字列パケットを返信する。
Figure 2007226006
(11)プロジェクタ201は、ホームターミナル203に対し、以下の文字列パケットを送信する。
Figure 2007226006
(12)ホームターミナル203は、プロジェクタ201に以下のパケットを文字列返信する。
Figure 2007226006
このように、プロジェクタ201は簡単な文字列パケットを送信メールサーバー(ホームターミナル203)に送付することで、外部にE−Mailを送信することができる。
図25は、本実施の形態3に係るプロジェクタの別の使用態様を説明するものである。
プロジェクタ201は、ネットワークインターフェース部102により、任意のLANパケットを受信できるように構成することができるので、インターネットを介して家庭内LANにLANパケットを送信することができれば、これをプロジェクタ201に転送することにより、インターネットより送信したメッセージを、プロジェクタ201の利用者に知らせることができる。
以下、図25の矢印で示すフローを説明する。
(1)外部のコンピュータ212や携帯電話213の利用者は、インターネット接続装置209を介して家庭内LANに接続し、プロジェクタ201の利用者に宛てた連絡事項を送信する。
(2)インターネット接続装置209は、連絡事項をホームターミナル203に転送する。
(3)ホームターミナル203は、インターネット接続装置209より転送された連絡事項を、プロジェクタ201に送信する。このときの送信パケットの形式は、異常信号と同一の形式となるようにする。
このようにすることで、例えば勤務先から在宅者に宛てて、「今日は〇〇時頃に帰る」「傘を忘れたので迎えにきてくれ」などといったメッセージを送り、プロジェクタ201の報知手段をもって利用者に報知することが可能になる。
もっとも、任意の送信者が家庭内LANに接続することはセキュリティ上好ましくないので、別途認証手段は必要である。プロジェクタ201は、パケット送信者が認証済みであることを前提に報知を行えばよい。
以上のように、本実施の形態3に係るプロジェクタによれば、異常状態のE−Mailによる外部通知先を設定することができ、利用者が異常状態に気付かない、あるいは対応することができない(気絶状態にある場合等)ような場合には、外部の受信者に異常状態を知らせることができ、安全性がさらに高まる。
本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの機能ブロック図である。 センサ設備からの異常信号を受け取るときのフローを説明するものである。 図2のフローの内訳を説明するものである。 異常信号を受信する際の異常処理フローを説明するものである。 異常レベルが低い場合の画面出力方法の一例を示すものである。 異常レベルが中位である場合の画面出力方法の一例を示すものである。 異常レベルが高位である場合の画面出力方法の一例を示すものである。 実施の形態2に係るプロジェクタの機能ブロック図である。 異常信号を受信する際の異常処理フローを説明するものである。 報知方法テーブル119の構成及びデータ例を説明するものである。 報知方法テーブル119の設定画面を説明するものである。 異常履歴テーブル120の構成を説明するものである。 異常履歴テーブル120を画面表示イメージを説明するものである。 異常信号の構成例を説明するものである。 実際の異常信号パケットのイメージを説明するものである。 異常状態の報知を画面出力で行う際の画面イメージを示すものである。 異常状態の報知を画面出力で行う際の画面イメージを示すものである。 実施の形態3に係るプロジェクタの機能ブロック図である。 異常信号を受信する際の異常処理フローを説明するものである。 所定の宛先へE−Mailを送信する際のフローである。 通知先テーブル122の構成を説明するものである。 通知先テーブル122の設定画面を説明するものである。 E−Mailの実際のイメージを示すものである。 E−Mailを送信する際のシーケンスを説明するものである。 実施の形態3に係るプロジェクタの使用態様を説明するものである。
符号の説明
101 入力手段、102 ネットワークインターフェース部、103 映像信号処理部、104 ユーザーインターフェース部、105 検出回路、106 音声信号処理部、107 画像表示部、108 演算部、109 オーディオアンプ部、110 データ記憶部、111 スピーカー、112 ランプ、113 ランプドライバ部、114 電源回路部、115 LCDパネル、115a 投射レンズ、116 ACプラグ、117 映像信号入力部、118 音声信号入力部、119 報知方法テーブル、120 異常履歴テーブル、121 パケット送信部、122 通知先テーブル、201 プロジェクタ、202 ルータ、203 ホームターミナル、204 電話、205 玄関インターホン、206 窓防犯センサー、207 ガス漏れセンサー、208 火災センサ、209 インターネット接続装置、210 ルータ、211 インターネット、212 コンピュータ、213 携帯電話。

Claims (15)

  1. 映像を画面出力する映像再生手段と、
    音声を出力する音声再生手段と、
    演算手段と、
    ユーザーが操作信号を入力する入力手段と、
    異常状態である旨を報知する1ないし複数の報知手段を備え、
    前記演算手段は、異常信号を検出すると、前記報知手段に異常報知指示を出し、
    前記報知手段は、前記異常報知指示に従って異常状態である旨を報知することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記異常信号には、異常の度合いを示す異常レベル信号が含まれており、
    前記演算手段は、前記異常レベル信号に対応した異常報知指示を前記報知手段に出すことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記異常信号を受信するLANインターフェースを備え、
    前記異常信号は、LANを介してセキュリティセンサから送信されたセキュリティ信号であり、
    前記演算手段は、該セキュリティ信号を検出すると、前記報知手段に異常報知指示を出すことを特徴とする請求項1ないし請求項2のいずれかに記載のプロジェクタ。
  4. 前記報知手段として前記映像再生手段を用い、
    前記演算手段は、
    前記異常信号を検出すると、該異常信号に対応した指示を前記映像再生手段に出し、前記映像再生手段は該指示に従って異常状態である旨を画面出力することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のプロジェクタ。
  5. 前記報知手段として前記音声再生手段を用い、
    前記演算手段は、
    前記異常信号を検出すると、該異常信号に対応した指示を前記音声再生手段に出し、前記音声再生手段は該指示に従って異常状態である旨を音声出力することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプロジェクタ。
  6. 前記異常の度合いを示す異常レベルと、該異常レベルに対応した前記報知手段の報知方法との対応関係を格納する記憶手段を備え、
    前記演算手段は、前記対応関係に基づき異常報知指示を前記報知手段に出すことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のプロジェクタ。
  7. 前記演算手段は、
    前記入力手段の入力に基づき、前記対応関係を前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項6に記載のプロジェクタ。
  8. 前記演算手段は、
    同一の異常レベル状態が所定時間継続すると、前記対応関係を参照し、次の上位異常レベルに対応した異常報知指示を前記報知手段に出すことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のプロジェクタ。
  9. 前記記憶手段は、前記異常レベル間の推移時間を前記異常レベル毎に格納しており、
    前記所定時間は該推移時間とすることを特徴とする請求項8に記載のプロジェクタ。
  10. 前記記憶手段は、異常履歴情報を格納しており、
    前記演算手段は、前記入力手段の入力に基づき前記映像再生手段に指示を出し、前記映像再生手段は該指示に基づき前記異常履歴情報を画面出力することを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれかに記載のプロジェクタ。
  11. 前記異常信号には、該異常信号の送信元情報と、異常状態に関する情報が含まれており、
    前記演算手段は、前記送信元情報と前記異常状態に関する情報に対応した異常報知指示を前記報知手段に出すことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のプロジェクタ。
  12. LANパケットを送信するためのパケット送信手段を備え、
    前記報知手段として前記送信手段を用い、
    前記演算手段は、前記異常信号を検出した後、前記入力手段より前記異常状態が回避された旨の入力が一定時間ない場合には、前記パケット送信手段に指示を出し、
    前記パケット送信手段は、該指示に従い所定の通知パケットをLANに送信することを特徴とする請求項6ないし請求項11のいずれかに記載のプロジェクタ。
  13. 前記記憶手段は、前記異常レベルと前記通知パケットの送信先アドレスの関係を示す情報を格納しており、
    前記演算手段は、前記パケット送信手段に前記通知パケット送信指示を出す際には、
    前記異常レベルと前記通知パケットの送信先アドレスの関係を示す情報を参照し、
    該情報に基づき前記パケット送信手段に前記通知パケット送信指示を出すことを特徴とする請求項12に記載のプロジェクタ。
  14. 前記演算手段は、
    前記入力手段の入力に基づき、前記異常レベルと前記通知パケットの送信先アドレスの関係を示す情報を前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項13に記載のプロジェクタ。
  15. 前記報知手段は、前記入力手段より前記異常状態が回復された旨の入力があると報知を終了することを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のプロジェクタ。
JP2006048471A 2006-02-24 2006-02-24 プロジェクタ Withdrawn JP2007226006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048471A JP2007226006A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 プロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048471A JP2007226006A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 プロジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007226006A true JP2007226006A (ja) 2007-09-06

Family

ID=38547880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006048471A Withdrawn JP2007226006A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 プロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007226006A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016002622A1 (ja) * 2014-06-30 2016-01-07 株式会社日立国際電気 情報表示システム
JP2020021080A (ja) * 2014-12-26 2020-02-06 マクセル株式会社 照明装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05159176A (ja) * 1991-12-10 1993-06-25 Nikko Kyodo Co Ltd 火災検知方法
JPH0844968A (ja) * 1994-07-28 1996-02-16 Hochiki Corp 防災表示装置
JPH11112912A (ja) * 1997-10-07 1999-04-23 Sony Corp 映像表示装置
JP2002058076A (ja) * 2000-07-18 2002-02-22 Internet Korea Kk 遠隔感知機能が追加されたホームゲートウェイ及び遠隔感知通報方法
JP2003097062A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Toto Ltd 視聴装置付浴室
JP2004012695A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Canon Inc プロジェクタ装置
JP2004309691A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Sharp Corp 投影装置
JP2005099588A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示システム及びコネクタ装置
JP2005107276A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置、異常報知方法及びプログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05159176A (ja) * 1991-12-10 1993-06-25 Nikko Kyodo Co Ltd 火災検知方法
JPH0844968A (ja) * 1994-07-28 1996-02-16 Hochiki Corp 防災表示装置
JPH11112912A (ja) * 1997-10-07 1999-04-23 Sony Corp 映像表示装置
JP2002058076A (ja) * 2000-07-18 2002-02-22 Internet Korea Kk 遠隔感知機能が追加されたホームゲートウェイ及び遠隔感知通報方法
JP2003097062A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Toto Ltd 視聴装置付浴室
JP2004012695A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Canon Inc プロジェクタ装置
JP2004309691A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Sharp Corp 投影装置
JP2005099588A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示システム及びコネクタ装置
JP2005107276A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置、異常報知方法及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016002622A1 (ja) * 2014-06-30 2016-01-07 株式会社日立国際電気 情報表示システム
JPWO2016002622A1 (ja) * 2014-06-30 2017-04-27 株式会社日立国際電気 情報表示システム
JP2020021080A (ja) * 2014-12-26 2020-02-06 マクセル株式会社 照明装置
US10997846B2 (en) 2014-12-26 2021-05-04 Maxell, Ltd. Lighting apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8224284B2 (en) Emergency communication system and method
US20190304269A1 (en) Methods, Systems, and Products for Security Systems
US20140324997A1 (en) Enhanced Message Handling
JP2008035435A (ja) サーバ装置
US20110022771A1 (en) System and method for displaying alarm notifications on an on-screen display
KR101347023B1 (ko) 통신 관리 요소
CN103037319A (zh) 通信转移方法、移动终端及服务器
US9491598B2 (en) Methods and apparatus for communicating messages between mobile communications devices and internet enabled devices
KR20150110265A (ko) 상태 기반의 자동화 연결 제어 방법 및 시스템
KR20150039421A (ko) 알림 정보를 선택적으로 제공하기 위한 전자 장치 및 방법
JP2008140141A (ja) 自動監視システム
US7689650B1 (en) Presence indication configuration methodology
US20080285727A1 (en) Communications Controller And Protocol
JP2006067020A (ja) 遠隔監視システム及びその方法
KR20160023778A (ko) 페어링된 디바이스
KR101132611B1 (ko) 이동통신단말기의 메시지 다운로드 방법, 메시지 포워딩방법, 및 이를 수행하기 위한 이동통신단말기
US20120254639A1 (en) Communication apparatus, power control method thereof, and computer readable medium
JP2007226006A (ja) プロジェクタ
JP2007531354A (ja) コンテンツ中継サーバ、コンテンツ中継システム、コンテンツ中継方法及びそのプログラム
KR101542776B1 (ko) 이동통신단말기의 인스턴트 메신저 서비스 제어방법
US9947312B1 (en) Systems and methods for delivering text-based messaging via home automation devices
KR20110117843A (ko) 영상표시 시스템 및 이벤트 공유 방법
JP2017528799A (ja) メッセージングサービスのエクスポート
KR100837302B1 (ko) 단말기의 대기화면에 컨텐츠 정보를 제공하는 통합 정보운용 서비스 시스템 및 서비스 제공방법
JP2007096449A (ja) 通話拒否メッセージ通知方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090216

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20120130