JP2002312467A - 住所録管理代行システム、印刷代行システムおよびそれらのシステムに用いられる利用者端末 - Google Patents

住所録管理代行システム、印刷代行システムおよびそれらのシステムに用いられる利用者端末

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JP2002312467A
JP2002312467A JP2001116903A JP2001116903A JP2002312467A JP 2002312467 A JP2002312467 A JP 2002312467A JP 2001116903 A JP2001116903 A JP 2001116903A JP 2001116903 A JP2001116903 A JP 2001116903A JP 2002312467 A JP2002312467 A JP 2002312467A
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Seiichi Senoo
静一 妹尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配達物の印刷のために住所録を管理する上
で、利用者の操作負担を低減できる住所録管理代行シス
テムを提供する。 【解決手段】 利用者が操作する利用者端末1とネット
ワークを介して接続され、各利用者のための住所録情報
を記憶できる記憶手段3−1を有する住所録管理サーバ
3を備える。利用者端末1からの印刷依頼を住所録管理
サーバ3が受信したとき、住所録管理サーバ3は記憶手
段3−1が記憶しているその利用者のための住所録情報
をその利用者端末1へ送信する。利用者端末1から印刷
されるべき内容を表す印刷情報を住所録管理サーバ3が
受信する。利用者端末1からの印刷指示に応じて、住所
録管理サーバ3が上記住所録情報および印刷情報を、印
刷を制御する印刷代行サーバ4ヘ提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は住所録管理代行シ
ステムに関し、より詳しくは、配達物の印刷のために住
所録を管理するシステムに関する。また、この発明は、
そのような住所録管理代行システムによって住所録を管
理しながら、配達物の印刷を代行する印刷代行システム
に関する。また、この発明は、それらのシステムに用い
られる利用者端末に関する。
【0002】なお、この明細書において「配達物」と
は、年賀状などの郵便物のほか、宛先へ配達される物を
広く含む。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】最
近、郵便局は「ハイブリッドめーるサービス」を実施し
ている。「ハイブリッドめーるサービス」とは、利用者
がコンピュータ上で作成した通信文と宛先を電子情報の
形態でインターネットを介して郵便局へ送信し、それら
を受けた郵便局がその通信文を所定の用紙に印刷し、宛
先へ配達するサービスである。宛先については、利用者
は、ブラウザ上で宛先を入力する方式と、郵便局指定の
「あて先ファイル作成プログラム」を使って作成した住
所ファイルを送信する方式とのどちらかを選択できるよ
うになっている。
【0004】しかしながら、利用者がそのようなサービ
スを利用する場合、その都度、通信文だけでなく宛先
(住所録)情報を送信する必要がある。このため、利用
者にとってコンピュータ操作が煩わしいという問題があ
る。
【0005】そこで、この発明の目的は、配達物の印刷
のために住所録を管理する住所録管理代行システムであ
って、利用者の操作負担を低減できるものを提供するこ
とにある。
【0006】また、この発明の目的は、そのような住所
録管理代行システムによって住所録を管理しながら、配
達物の印刷を代行する印刷代行システムを提供すること
にある。
【0007】また、この発明の目的は、それらのシステ
ムに用いられる利用者端末を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の住所録管理代行システムは、利用者が操
作する利用者端末とネットワークを介して接続され、各
利用者のための住所録情報を記憶できる記憶手段を有す
る住所録管理サーバを備え、利用者が操作する利用者端
末からの印刷依頼を上記住所録管理サーバが受信したと
き、上記住所録管理サーバは上記記憶手段が記憶してい
るその利用者のための住所録情報をその利用者端末へ送
信し、上記利用者端末から印刷されるべき内容を表す印
刷情報を上記住所録管理サーバが受信し、上記利用者端
末からの印刷指示に応じて、上記住所録管理サーバが上
記住所録情報および印刷情報を、印刷を制御する印刷代
行サーバヘ提供することを特徴とする。
【0009】この発明の住所録管理代行システムでは、
まず、利用者が利用者端末を操作して、印刷依頼を住所
録管理サーバへ送信する。上記利用者端末からの印刷依
頼を上記住所録管理サーバが受信したとき、上記住所録
管理サーバは上記記憶手段が記憶しているその利用者の
ための住所録情報をその利用者端末へ送信する。上記利
用者は利用者端末のモニタ画面上に表示された住所を見
て、その住所(宛先)への配達物として印刷されるべき
内容を表す印刷情報を、上記住所録管理サーバへ送信す
る。上記住所録管理サーバは、上記利用者端末から印刷
情報を受信し、上記利用者端末からの印刷指示に応じ
て、上記住所録情報および印刷情報を、印刷を制御する
印刷代行サーバヘ提供する。この印刷代行サーバの制御
によって、上記印刷情報を用いた印刷が行われる。この
結果、得られた印刷物は、上記住所録情報が表す宛名へ
配達物として配達される。
【0010】このような住所録管理代行システムによれ
ば、利用者が印刷依頼をする場合に、宛先をその都度入
力(送信)する必要がなくなる。したがって、利用者に
とって操作負担が低減される。
【0011】一実施形態の住所録管理代行システムは、
上記住所録管理サーバは、或る利用者のための住所録情
報のうち複数の印刷依頼に共通する基本情報について変
更原因が生じたとき、その変更原因に応じて上記基本情
報を更新するとともに、印刷依頼毎に発生する個別情報
を作成し、上記利用者端末からの印刷指示に応じて、上
記住所録管理サーバが上記基本情報および個別情報を上
記印刷代行サーバへ提供することを特徴とする。
【0012】なお、情報を「更新」するとは、情報を追
加、削除、修正することを含む。
【0013】一般的に言って、住所録管理では、地名変
更、電話番号や郵便番号の局地的な変更など、情報の変
更が常に付きまとうものである。そこで、この一実施形
態の住所録管理代行システムでは、上記住所録管理サー
バは、或る利用者のための住所録情報のうち複数の印刷
依頼に共通する基本情報に変更原因が生じたとき、その
変更原因に応じて上記基本情報を更新するとともに、印
刷依頼毎に発生する個別情報を作成する。そして、上記
利用者端末からの印刷指示に応じて、上記住所録管理サ
ーバが上記基本情報および個別情報を上記印刷代行サー
バへ提供する。
【0014】このような住所録管理代行システムによれ
ば、住所録情報、特に基本情報の更新が自動的に行われ
得る。したがって、利用者にとって住所録を管理する負
担が低減される。特に、電話番号や郵便番号の局地的な
変更、地名変更など、その利用者が知らない変更原因が
生じたときでも、住所録情報が自動的に更新され得る。
したがって、変更忘れが起きず、利用者にとって利便性
が高まる。
【0015】一実施形態の住所録管理代行システムは、
上記住所録管理サーバは、或る利用者のための基本情報
について別の利用者からの情報による変更原因が生じた
とき、その変更原因に応じて上記基本情報を更新するこ
とを特徴とする。
【0016】この一実施形態の住所録管理代行システム
では、上記住所録管理サーバは、或る利用者のための基
本情報について別の利用者からの情報による変更原因が
生じたとき、その変更原因に応じて上記基本情報を更新
する。したがって、利用者にとって住所録を管理する負
担がさらに低減される。なお、更新は、上記別の利用者
による指示を待って行っても良い。
【0017】この住所録管理代行システムは、例えば同
じ代行事業者に住所録管理を委託している複数の利用者
間で、基本情報を更新し合うのに有効に適用される。ま
た、異なる代行事業者間で基本情報を利用し合う旨の契
約が取り交わされていれば、異なる代行事業者に住所録
管理を委託している利用者間でも、基本情報を更新し合
うのに有効に適用される。
【0018】一実施形態の住所録管理代行システムは、
上記住所録管理サーバは、利用者が上記利用者端末に基
本情報として入力した住所と郵便番号との整合および/
または住所と電話番号との整合を検証して、この検証結
果が不整合であるとき上記利用者端末へ入力内容を訂正
すべき旨の要求を送信することを特徴とする。
【0019】この一実施形態の住所録管理代行システム
では、上記住所録管理サーバは、利用者が上記利用者端
末に基本情報として入力した住所と郵便番号との整合お
よび/または住所と電話番号との整合を検証して、この
検証結果が不整合であるとき上記利用者端末へ入力内容
を訂正すべき旨の要求を送信する。したがって、その要
求によって利用者は入力内容が間違っていたことを認識
でき、入力をやり直すことができる。したがって、利用
者にとって利便性が高まる。
【0020】この住所録管理代行システムによれば、利
用者は利用者端末に、住所、郵便番号などの入力ミスを
検証するためのソフトウェアを用意する必要がない、と
言える。
【0021】なお、上記検証結果が整合であるときは、
上記住所録管理サーバは、上記入力内容に応じて上記基
本情報を記憶手段に記憶(登録)すれば良い。
【0022】一実施形態の住所録管理代行システムは、
基本情報についてのルール変更に関する情報を入手する
変更情報入手手段を備え、上記住所録管理サーバは、上
記変更情報入手手段によって入手されたルール変更に関
する情報に基づいて、上記基本情報を更新することを特
徴とする。
【0023】ここで「ルール変更に関する情報」とは、
例えば、郵便番号の桁数を変更するような郵便番号ルー
ル変更情報、電話番号の桁数を変更するような電話番号
ルール変更情報、市町の名称を変更するような市町名称
変更情報などを指す。
【0024】一般的に言って、電話番号、郵便番号のル
ールや市町の名所変更などは日常的に行われており、そ
れを利用者が逐次把握することは困難である。そこで、
この一実施形態の住所録管理代行システムでは、変更情
報入手手段が基本情報についてのルール変更に関する情
報を入手する。上記住所録管理サーバは、上記変更情報
入手手段によって入手されたルール変更に関する情報に
基づいて、上記基本情報を更新する。
【0025】このような住所録管理代行システムによれ
ば、日常的な変更に応じて、基本情報の更新が逐次自動
的に行われ得る。したがって、利用者にとって住所録を
管理する負担が低減される。特に、電話番号や郵便番号
の局地的な変更、地名変更など、その利用者が知らない
変更原因が生じたときでも、住所録情報が自動的に更新
され得る。したがって、変更忘れが起きず、利用者にと
って利便性が高まる。
【0026】この発明の印刷代行システムは、上述の住
所録管理代行システムを含み、得られた印刷物が上記住
所録情報が表す宛名へ配達物として配達されるように、
上記印刷代行サーバの制御によって上記印刷情報を用い
た印刷を行うことを特徴とする。
【0027】この発明の印刷代行システムによれば、上
記印刷代行サーバの制御によって上記印刷情報を用いた
印刷が行われ、この結果、得られた印刷物は、上記住所
録情報が表す宛名へ配達物として配達される。
【0028】一実施形態の印刷代行システムは、利用者
が上記個別情報として上記配達物を個別に又は一括して
配達すべき日を指定するための手段を備えたことを特徴
とする。
【0029】この一実施形態の印刷代行システムによれ
ば、利用者が上記個別情報として上記配達物を個別に又
は一括して配達すべき日を指定することが可能となる。
そして、利用者がそのような指定をした場合、上記配達
物は個別に又は一括して配達される。したがって、利用
者にとって利便性が高まる。例えば、知人のメモリアル
日などに、その知人へ自動的にメモリアル郵便物を配達
することが可能となる。また、この指定は一度設定され
れば、取り消されない限り、そのメモリアル日が到来す
る度に、その知人へ自動的にメモリアル郵便物が配達さ
れるようになる。したがって、利用者にとって利便性が
高まる。
【0030】一実施形態の印刷代行システムは、上記印
刷代行サーバは、上記住所録管理サーバからの情報に基
づいて上記印刷物にバーコードを印刷する制御を行うこ
とを特徴とする。
【0031】配達物の配達を行う配送業者の中には、そ
の配達物に所定形式のバーコードが印刷されていれば、
そのバーコードのお蔭で仕分けの負担が軽減されるの
で、配達料を割り引くサービスを行う者がいる。そこ
で、この一実施形態の印刷代行システムでは、上記印刷
代行サーバは、上記住所録管理サーバからの情報に基づ
いて上記印刷物にバーコードを印刷する制御を行う。こ
の結果、バーコードを有する印刷物が得られ、利用者は
バーコードによる配達料割引サービスを受けることがで
きる。
【0032】一実施形態の印刷代行システムは、上記印
刷代行サーバにの制御によって上記印刷が行われると
き、代行による印刷が行われたことを表す代行印刷発行
リストを作成して、上記印刷指示を送信した利用者端末
へその代行印刷発行リストを送信するリスト報告手段を
備えたことを特徴とする。
【0033】この一実施形態の印刷代行システムでは、
上記印刷代行サーバにの制御によって上記印刷が行われ
るとき、リスト報告手段は、代行による印刷が行われた
ことを表す代行印刷発行リストを作成して、上記印刷指
示を送信した利用者端末へその代行印刷発行リストを送
信する。したがって、上記利用者端末でその代行印刷発
行リストを見た利用者は、代行による印刷が行われたこ
とを確認できる。
【0034】この発明の利用者端末は、上述の住所録管
理代行システムまたは上述の印刷代行システムに用いら
れることを特徴とする。
【0035】この発明の利用者端末によれば、利用者が
それらのシステムを利用できる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態によ
り詳細に説明する。
【0037】図1は、一実施形態の住所録管理代行シス
テムを含む印刷代行システムのブロック構成を示してい
る。このシステムでは、利用者が操作する利用者端末と
しての印刷依頼者端末1と、認証課金管理サーバ2と、
住所録管理サーバ3と、印刷代行サーバ4とがネットワ
ークを介して接続されている。
【0038】利用者は、印刷依頼者端末1を操作してイ
ンターネットを介して認証課金管理サーバ2に接続する
ことで、そのサーバに繋がる住所録管理サーバ3および
印刷代行サーバ4によるサービスを受けることが可能と
なる。
【0039】そのためには利用者は、認証課金管理サー
バ2に対する会員登録をして、すなわち印刷依頼者端末
1の個人情報を会員管理情報2−1に登録して、サービ
スを受ける旨の契約を行う必要がある。
【0040】会員管理情報2−1に登録されると、利用
者(印刷依頼者)は印刷依頼者端末1において、住所録
管理サーバ3から送られてくる住所録メニューを参照し
て住所録作成作業1−1で住所録を作成し、その住所録
を住所録管理サーバ3にある住所録管理情報3−1に登
録することができる。また、その内容を印刷依頼者端末
1の依頼者側住所録1−3に取り込み、その内容に手を
加えることも可能である。ただし、住所録の内容に手を
加えた場合は、その住所録の内容を最終的に住所録管理
サーバ3の住所録管理情報3−1に転送して、内容を共
通にしておく必要がある。このようにすることで住所録
管理サーバ3に代行管理を求めることができる。
【0041】住所録の代行管理を行う場合、住所録管理
サーバ3は、住所録管理情報3−1と郵便番号台帳3−
4、電話番号台帳3−5との整合を検証するとともに、
更新データ5に起因したこれらの台帳の更新に伴って住
所録管理情報3−1の中の対象情報を更新する。
【0042】このシステムでは、住所録管理情報3−1
内部の他の会員情報からの依頼に基づく住所録情報の変
更、および第三者からのインターネットを介する情報か
らの住所録の変更を可能にすることができるため、利用
者にとって住所録を管理する負担が低減される。
【0043】利用者がその住所録を元に印刷依頼を行う
場合には、住所録管理サーバ3にある印刷指定メニュー
を入手して、印刷依頼者端末1で印刷依頼作業1−2を
行い、印刷依頼用情報1−4を作成する。そして、印刷
依頼者端末1から認証課金サーバ2を通して住所録管理
サーバ3へ印刷依頼9を送信する。すると、その印刷依
頼9は印刷依頼管理情報3−2に格納され、発行日管理
3−6の元で、印刷代行サーバ4は、バーコード付与機
能4−1を働かせて印刷物を作成し、印刷物配信6に繋
ぐ。
【0044】また、印刷依頼者の印刷条件に、代行によ
る印刷が行われたことを表す代行印刷発行リストを報告
すべき旨の指示が有れば、認証課金管理サーバ2がリス
ト報告手段として働いて、代行印刷発行リストを含むリ
スト報告10を印刷依頼者端末1へ送信する。
【0045】なお、利用者が印刷依頼者端末1で印刷依
頼作業1−2を行う時に、住所録管理サーバ3の印刷フ
ォーマット情報3−3からレイアウト案内8によって印
刷物のフォーマットを受け入れる。その印刷物のフォー
マットの中から利用者が印刷依頼者端末1で選択指示す
ることで、印刷物のフォーマット指定が可能となる。
【0046】図2は、この住所録管理サーバ3と印刷代
行サーバ4を通る情報の流れを表している。
【0047】住所録管理サーバ3内には、上述の住所録
管理情報3−1と印刷依頼管理情報3−2とで構成され
る記憶手段としての住所録情報データベース(DB)が
設けられている。この住所録情報DBは、会員管理情報
2−1に含まれた会員情報を元に各々の会員毎に管理さ
れている。
【0048】郵便番号台帳3−4は、外部からの更新デ
ータである郵便番号更新情報5−1が発生すれば、郵便
番号更新処理3−7として、郵便番号台帳3−4および
住所録管理情報3−1内の情報を更新する。
【0049】郵便番号情報の更新は、市町の統廃合や地
名の変更などを表す官報からの情報を元に行われる。更
新情報の抽出自体は人的要素にて行われるが、更新処理
は予め決められたプログラムの中に更新情報を付加する
ことで自動的に実現される。
【0050】また、新たに印刷依頼者端末1などから入
力される住所録情報と郵便番号台帳3−4とは常に郵便
番号検証処理3−9で検証される。これにより、入力さ
れた住所と郵便番号とが不整合である場合には、その入
力情報は無かったものとして処理される。したがって、
住所や郵便番号についての入力ミスを無くすことが可能
となる。
【0051】同じように電話番号についても、更新デー
タである電話番号変更ルール情報5−2が報告される
と、電話番号更新処理3−8にて電話番号台帳3−5を
更新すると同時に、住所録管理情報3−1内の電話番号
も電話番号変更ルール情報に照らして更新する。
【0052】なお、電話番号変更ルールとは、今まで東
京で局番が03−XXXであったのを03−3XXXに
変更したり、大阪で局番が06−XXXであったのを0
6−6XXXにしたりする作業を指す。電話番号台帳3
−5は、電話番号に、電話局の位置に伴う固有の番号が
地理情報と連動して設けられている状況を示した者であ
る。
【0053】この電話番号台帳3−5を元に住所録管理
情報3−1を電話番号検証処理3−10によって検証す
ることもできるので、電話番号の上位番号についての入
力ミスを無くすことが可能となる。
【0054】当然ながら、他からの変更指示情報11に
よっても、条件が合えば住所録管理情報3−1を変更す
ることができる。
【0055】印刷に関しては、登録された印刷依頼管理
情報3−2に対して発行日管理3−6を行って、印刷が
可能と判断した時に、印刷代行サーバ4は、印刷フォー
マット情報3−3の中の、印刷依頼管理情報3−2の対
象印刷依頼情報によって指定されているフォーマット情
報を用いて印刷作業情報4−2を作成する。その時、印
刷代行サーバ4は、バーコード付与機能4−1を働かせ
て印刷物にバーコードを付与する。その結果を印刷物配
信6として処理したり、印刷リスト報告10として出力
する。
【0056】図3は、ここまで図1と図2を用いて説明
した動作を、印刷依頼者端末1を用いて利用する「利用
者」と、認証管理サーバ2、住所録管理サーバ3および
印刷代行サーバ4で構成される「住所録管理代行者」と
の間の情報のやり取りとして、時系列で表している。
【0057】利用者はステップS3−1にて印刷依頼者
端末1を用いて認証課金管理サーバ2のURL(unifor
m resource locators)ヘインターネットを介して接続
し、住所録管理代行を依頼する会員になるための申し込
みを行う。続いて、ステップS3−4、S3−2、S3
−5にて会員番号(ID)、パスワードを設定してクレ
ジット番号などの決済処理手続きも含めて前準備処理を
行う。
【0058】そして、利用者は会員になると、ステップ
S3−6にて住所録管理代行者から個人住所録ツールの
提供を受けて、ステップS3−3にて住所録情報の作成
を行う。この時、常時接続にて行うことも可能である
が、一旦通信回線を切断して行うことも可能である。一
旦通信回線を切断する場合には終了処理を行い、ステッ
プS3−7にて住所録情報の受入準備をお願いして回線
を切り離す。これにより、利用者は十分な時間を使って
オフラインで住所録の作成を行うことができる。
【0059】次に、利用者はステップS3−8にて指定
のID、パスワードを使って住所録情報代行管理依頼を
住所録管理代行者へ行う。その住所録情報代行管理依頼
がステップS3−10にて受け付けられれば、利用者は
ステップS3−9にて住所録情報送信を行い、住所録管
理代行者はステップS3−11で住所録情報代行管理を
始める。
【0060】ここで、入力情報である郵便番号、電話番
号が住所と不整合である場合には、検証機能が働き、住
所録管理代行者は入力ミスを利用者へ報告して、入力内
容を訂正すべき旨の要求を行う。したがって、その要求
によって利用者は入力内容が間違っていたことを認識で
き、入力をやり直すことができる。したがって、利用者
にとって利便性が高まる。
【0061】利用者から住所録管理代行者への印刷依頼
は次のようにして行われる。利用者は、まずステップS
3−12の印刷依頼申し込み(1)にて依頼を開始す
る。住所録管理代行者はステップS3−14にて受け付
けを行い、ステップS3−15にて印刷レイアウト案を
提供する。利用者はステップS3−13にて住所録管理
情報3−1と印刷フォーマット情報3−3を入手して一
旦通信を終える。なお、接続したままステップS3−1
7へ進んで印刷依頼用情報1−4の入力を行っても良
い。
【0062】今仮に一度通信を切断した場合には、利用
者はステップS3−16にて再度通信回線を接続して印
刷依頼申し込み(2)を行う。住所録管理代行者はステ
ップS3−20にて印刷依頼代行管理を機能させ、ステ
ップS3−21で利用者へ印刷条件の案内を行う。利用
者はこの印刷条件案内を受けてステップS3−18で印
刷条件の決定を行い、印刷指示としての正式依頼を行
う。
【0063】なお、この一連の印刷依頼は、後で述べる
画面メニューの中で処理することも可能である。印刷依
頼の手順は必ずしもこの流れの通りに行わなくても良
く、利用者と住所録管理代行者との間で、何らかの形で
住所録と印刷指示の情報交換が行えれば良い。
【0064】この印刷指示を元にステップS3−22に
て印刷処理は行われ、ステップS3−23にて印刷物は
発送される。
【0065】このとき、印刷依頼申し込み時の条件とし
てリスト報告が指示されていれば、印刷成果物として印
刷リストが報告される。また、印刷物が郵便局などへ送
られて、郵送手続きが可能となる。
【0066】なお、印刷条件に依頼者戻しの条件を付加
しておけば、依頼者へ印刷物の全てを納入することも可
能である。しかし、この場合は一括郵送を行えないの
で、郵便局などが割り引き条件で決めている部数確保が
できず、割引処理ができなくなる。
【0067】最後に、利用者が住所録を修正しようとす
る場合には、ステップS3−25にて住所録修正申し込
みを行う。住所録管理代行者はステップS3−27、S
3−28にて住所録を利用者に対して開示する。住所録
開示を受けた利用者はステップS3−26にて住所録情
報を修正することが可能となる。
【0068】図11は利用者が利用者端末1を操作して
住所録作成/修正を行うためのフローを示している。
【0069】予め、利用者は利用者端末1を操作して会
員登録の申し込みを行い(S11−1)、認証課金管理
サーバ2に会員登録する。すると、認証課金管理サーバ
2において、図6に例示するような会員管理情報テーブ
ル2−1に会員としての情報が格納される。この例で
は、利用者が入力したパスワード、Eメールアドレス、
氏名、郵便番号、住所、電話番号、課金処理のためのク
レジット番号、および認証課金管理サーバ2によって与
えられた会員番号(ID)が格納される。
【0070】次に、利用者は利用者端末1を操作して、
図4に示す住所録登録/変更画面をモニタに表示させる
ための個人住所録ツールを住所録管理サーバ3から入手
する(S11−2)。そして、モニタに表示された図4
の住所録登録/変更画面を使って住所録を作成する(S
11−3)。
【0071】具体的には、図4に示す住所録登録/変更
画面では、利用者個人が宛名にしたいような氏名を住所
録氏名欄D4−1に入力すると、その結果が一覧で表示
される。また、ボタンD4−11またはD4−12を押
せば、表示されていない部分を上下にスクロールして表
示可能とすることができる。
【0072】その上で、利用者が現在入力修正中の住所
録氏名をポインタD4−13で指示することで確定し
て、D4−2からD4−7までの各欄にそれぞれ所定の
情報を入力する。D4−2は氏名欄、D4−3は郵便番
号欄、D4−4は住所欄、D4−5は電話番号、FAX
番号、携帯電話番号およびEメール番号の欄、D4−6
は誕生日および結婚記念日の欄、D4−7は備考欄であ
る。そして、全ての住所録氏名についてこれらの情報を
入力した後、利用者が登録/変更ボタンD4−9を押す
ことで、確定した情報を住所録として住所録管理代行者
へ送付することが可能となる。なお、印刷履歴D4−8
は、利用者が入力する情報ではなく、住所録管理代行者
側での情報が過去の印刷依頼の履歴として存在する場合
に表示されるものである。
【0073】このようにして住所録が作成できれば、利
用者は利用者端末1を操作して住所録代行依頼を行う
(図11のS11−4)。これにより、作成された住所
録の内容は、住所録管理サーバ3において、図7(a)
中に示すような住所録管理情報テーブル3−1に住所録
管理情報として仮登録される。この住所録管理情報に
は、氏名、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、携
帯電話番号、Eメール番号、誕生日、結婚記念日、備考
事項が含まれる。なお、この住所録管理情報に対応する
印刷依頼管理情報については後述する。
【0074】住所録管理サーバ3では、この住所録管理
情報の中の郵便番号と住所との整合を検証する郵便番号
検証(S11−5)と、電話番号と住所との整合を検証
する電話帳(電話番号)検証(S11−6)とが行わ
れ、問題が無ければ(S11−5およびS11−6でO
K)、この住所録管理情報が住所録管理情報テーブル3
−1に本登録(正式登録)される(S11−7)。
【0075】住所録を修正する場合は、利用者は利用者
端末1を操作して住所録管理サーバ3からその利用者の
ための住所録を入手して(S11−8)、図4の住所録
登録/変更画面を使って住所録を修正する(S11−
9)。そして、修正された住所録を住所録管理サーバ3
へ送る。
【0076】住所録管理サーバ3では、修正された住所
録管理情報の中の郵便番号と住所との整合を検証する郵
便番号検証(S11−5)と、電話番号と住所との整合
を検証する電話帳(電話番号)検証(S11−6)とが
行われ、問題が無ければ(S11−5およびS11−6
でOK)、この住所録管理情報が住所録管理情報テーブ
ル3−1に本登録(正式登録)される(S11−7)。
【0077】もし、ステップS11−5またはS11−
6にて問題が有れば(S11−5またはS11−6でN
O)、住所録管理サーバ3から送られた異状メッセージ
が表示されるので、ステップS11−9に戻って、利用
者は図4の住所録登録/変更画面を使って住所録を修正
する(S11−9)。これにより、住所録を完成させ
る。
【0078】この住所録作成/修正の処理では、利用者
端末1に全ての個人情報を受け入れてオフラインで作業
するようにしても良く、インターネットで接続した状態
で各々の登録者毎に詳細情報を入力するようにしても良
い。
【0079】図13に示すフローは、この住所録作成/
修正の処理を住所録管理代行者側の住所録管理サーバ3
の動きで表している。
【0080】会員登録がなされると、住所録管理サーバ
3は住所録登録準備(S13−1)として、まず住所録
管理データベースにおける記憶領域を確保し、次に、個
人住所録ツールを利用者端末1へ送付して(S13−
2)、利用者端末1での情報の入力がサーバ側のフォー
マットでできるように対応する。
【0081】その上で利用者端末1側からの住所録代行
依頼が送られてくると(S13−3でOK)、住所録管
理サーバ3は、それに伴う住所録の内容を図7(a)中
に示すような住所録管理情報テーブル3−1に住所録管
理情報として仮登録する(S13−4)。さらに、住所
録管理サーバ3は、この住所録管理情報の中の郵便番号
と住所との整合を検証する郵便番号検証(S13−5)
と、電話番号と住所との整合を検証する電話帳(電話番
号)検証(S13−6)とを行い、問題が無ければ(S
13−5およびS13−6でOK)、この住所録管理情
報を住所録管理情報テーブル3−1に本登録(正式登
録)する(S13−7)。
【0082】もし、ステップS13−5またはS13−
6にて問題が有れば(S13−5またはS13−6でN
O)、その旨を表す異状メッセージを利用者端末1へ送
付して(S13−10)、処理を終了する。
【0083】改めて利用者端末1側から、修正された住
所録を伴った住所録代行依頼が送られてくれば(S13
−8でOK)、住所録管理サーバ3は、住所録管理情報
テーブル3−1に住所録修正仮登録を行う(S13−
9)。そして、S13−5以降の動作をして住所録管理
情報テーブル3−1を完成させる。
【0084】図12は、利用者が利用者端末1を操作し
て印刷依頼申し込みを行うためのフローを示している。
【0085】まず、利用者は利用者端末1を操作して、
住所録管理情報テーブル3−1からその利用者のための
個人住所録を入手するとともに(S12−2)、図5に
示す印刷依頼画面をモニタに表示させるための印刷依頼
ツールを住所録管理サーバ3から入手する。また、利用
者は予め印刷結果を表す印刷レイアウト案(後述)を入
手しておく(S12−3)。そして、回線を切断しない
場合は(S12−4でNO)、そのままモニタに表示さ
れた図5の印刷依頼画面を使って印刷情報を入力する
(S12−5)。
【0086】具体的には、図5に示す印刷依頼画面で
は、住所録氏名欄D5−11に住所録氏名が表示され
る。ボタンD5−14またはD5−15を押せば、表示
されていない部分を上下にスクロールして表示可能とす
ることができる。なお、この印刷依頼画面では、住所録
氏名の修正はできないようになっている。
【0087】利用者は、住所録氏名欄D5−11を上下
にスクロールしながら、印刷物を配達すべき宛名(住所
録氏名)をチェック欄D5−12にてチェックしてマー
キング(画面では○表記)するとともに、添え書き欄D
5−13に添え書きにすべき文字列を入力する。
【0088】また、利用者は、印刷依頼項目欄D5−2
にて、ボタンD5−22またはD5−23を使って対象
印刷物の種別(この例では年賀状)D5−21を決定す
るとともに、ボタンD5−25またはD5−26を使っ
て対象印刷物のフォーマット(この例では3)D5−2
4とを決定する。なお、ここで選択可能な対象印刷物の
種別とフォーマットは、図10に示す印刷フォーマット
情報テーブルに用意されている。
【0089】選択された対象印刷物の種別とフォーマッ
トに対応して、予め入手した印刷レイアウト案の中か
ら、印刷結果を表す印刷レイアウトが印刷イメージ欄D
5−7に表示される。なお、各々のフォーマットには数
件の印刷レイアウトが準備されているものとする。これ
によって、印刷依頼項目D5−3が選択変更されるたび
に印刷イメージ欄D5−7のレイアウトも変化するよう
になる。
【0090】この例では、印刷イメージ欄D5−7に表
示されたレイアウトは、「謹賀新年」という表題D5−
72と、年賀状5のイメージD5−71と、添え書き欄
D5−13に入力された添え書きD5−73と、差出人
住所氏名D5−74とが図示のように配置されたもので
ある。
【0091】もし、対象印刷物の種別が年賀状など、印
刷完了期日指定が求められるものである場合には、利用
者は期日指定欄D5−4にて期日(この例では2000
年12月15日)を指定する。また、印刷処理後のリス
ト報告の必要有無について、必要(記号○)D5−61
または不要(記号×)D5−62の何れかを選択して印
刷条件を決める。
【0092】このような印刷情報の入力は時間がかかる
ため、利用者は一旦通信回線を切断して(図12のS1
2−4でOK)、オフラインで入力を行っても良い。こ
の場合は印刷情報を検討して入力後(S12−9)、再
度回線を接続する(S12−10)。
【0093】次に、利用者は図5中に示す登録ボタンD
5−3を押すことで印刷依頼登録を行う(S12−
6)。すると、住所録管理サーバ3では、期日指定のミ
スなどの簡単な情報検証が行われ(S12−7)、問題
が無ければ(S12−7でOK)、登録/修正を完了す
る(S12−8)。一方、問題が有れば(S12−7で
NO)、住所録管理サーバ3から送られた異状メッセー
ジが表示されるので、ステップS12−5に戻って、利
用者は印刷情報を修正する。
【0094】図14に示すフローは、この印刷依頼申し
込みの処理を住所録管理代行者側の住所録管理サーバ3
の動きで表している。
【0095】まず住所録管理サーバ3は、利用者からの
要求に応じて、住所録管理情報テーブル3−1からその
利用者のための個人住所録を利用者端末1へ送付すると
ともに(S14−1)、図5に示す印刷依頼画面をモニ
タに表示させるための印刷依頼ツールを利用者端末1へ
送付する(S14−2)。これにより、利用者端末1で
の情報の入力がサーバ側のフォーマットでできるように
対応する。また、住所録管理サーバ3は、予め印刷結果
を表す印刷レイアウト案を利用者端末1へ送付する(S
14−3)。
【0096】次に、利用者端末1からの印刷依頼を受け
付けると(S14−4)、住所録管理サーバ3は、期日
指定のミスなどの簡単な情報検証を行い(S14−
5)、問題が有れば(S14−5でNO)、異状メッセ
ージを利用者端末1へ送付する(S14−13)。一
方、問題が無ければ(S14−5でOK)、印刷依頼申
込みを受け付ける処理を行う(S14−6)。
【0097】ここで、その印刷依頼が誕生日や結婚記念
日などの記念日(期日)指定を伴っている場合(S14
−8でOK)、各々の対象者の記念日と現在年月日とを
比較して(S14−14)、現在年月日よりも記念日が
ずっと先であり余裕があれば(S14−14でOK)、
印刷処理には入らない。そして、現在年月日が記念日の
直前に迫って印刷が必要になったときに(S14−14
でNO)、住所録管理サーバ3が住所録情報および印刷
情報を印刷代行サーバ4へ送る。これにより、印刷代行
サーバ4が印刷処理に入る(S14−9)。
【0098】この印刷処理では、例えば図5中の印刷イ
メージ欄D5−7に表示された年賀状を印刷する場合、
用紙の裏面にそのレイアウトで、表題としての「謹賀新
年」D5−72、年賀状5のイメージD5−71、指定
された名宛人への添え書きD5−13を印刷するととも
に、利用者が登録している会員管理情報より氏名、郵便
番号、住所などの情報を取り出して差出人住所氏名とし
て印刷する。一方、例えば図9に示すように、用紙の表
面400には、指定された名宛人の住所氏名402を住
所録より引き出して印刷するとともに、その住所を符号
化して表すバーコード401を印刷する。このバーコー
ド401は、例えば図8に示すように、郵便番号が「1
54−0023」、住所が「世田谷区若林三丁目16番
4号」であれば、「154−0023 3−16−4」
を所定の規則に応じて符号化(バーコード化)して作成
する。この例のように印刷物が郵便ハガキである場合に
は、郵便局で決められているカスタマバーコードを採用
すれば良い。
【0099】印刷後、まだ期日指定日に余裕があれば、
印刷物を貯めこみ、複数の名宛人への印刷物を一括して
郵送する処理とする(図14のS14−10)。これに
より、割安郵送サービスを受けることが可能となる。
【0100】もし、印刷処理後のリスト報告が必要(D
5−61で記号○)であると指定されていれば(S14
−11)、印刷代行サーバ4が代行による印刷が行われ
たことを表す代行印刷リストを作成して印刷する。そし
て、認証課金管理サーバ2を介してその代行印刷リスト
の内容を郵送若しくはメールにて利用者端末1へ送付す
る(S14−12)。分かるように、印刷代行サーバ4
と認証課金管理サーバ2がリスト報告手段を構成する。
【0101】このようにすることで、印刷の代行を実行
することができる。
【0102】なお、住所録管理サーバ3は、図7(a)
中に示した住所録管理情報テーブルに対応して印刷依頼
管理情報テーブルを格納している。この印刷依頼管理情
報テーブルは、図7(a)中に示すような、名宛任毎に
設定されるチェック情報と添え書き情報からなる印刷依
頼管理情報#1テーブル(配送先指定リスト)と、図7
(b)に示すような、同じ名宛人であっても印刷依頼毎
に指定される印刷依頼管理情報#2テーブル(指定条
件)とからなる。これらの印刷依頼管理情報#1,#2
は、図5に示した印刷依頼画面から入力される。印刷依
頼管理情報#2テーブルは、或る印刷依頼が処理中(記
号0)、予約(記号1)、印刷済み(記号2)のいずれ
の段階にあるかを表す処理欄と、その印刷依頼で指定さ
れたフォーマットを表す印刷フォーマット欄と、その印
刷依頼で指定された期日を表す期日指定欄と、その印刷
依頼でのリスト報告の必要有無を表す印刷条件欄とを有
している。
【0103】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の住
所録管理代行システムによれば、配達物の印刷のために
住所録を管理する上で、利用者の操作負担を低減でき
る。
【0104】また、この発明の印刷代行システムによれ
ば、そのような住所録管理代行システムによって住所録
を管理しながら、配達物の印刷を代行することができ
る。
【0105】また、この発明の利用者端末によれば、利
用者がそれらのシステムを利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の住所録管理代行システ
ムを含む印刷代行システムのブロック構成を示す図であ
る。
【図2】 上記印刷代行システムにおける住所録管理サ
ーバ3と印刷代行サーバ4を通る情報の流れを示す図で
ある。
【図3】 図1と図2を用いて説明した動作を、利用者
(印刷依頼者)端末1を用いて利用する「利用者」と、
認証課金管理サーバ2、住所録管理サーバ3および印刷
代行サーバ4で構成される「住所録管理代行者」との間
の情報のやり取りとして、時系列で示す図である。
【図4】 利用者端末1における住所録登録/変更画面
を示す図である。
【図5】 利用者端末1における印刷依頼画面を示す図
である。
【図6】 認証課金管理サーバ2における会員管理情報
テーブルを例示する図である。
【図7】 住所録管理サーバ3における住所録管理情報
テーブルを例示する図である。
【図8】 住所を符号化して表すバーコード401を作
成する仕方を説明する図である。
【図9】 郵便ハガキ(年賀状)の表面の印刷例を示す
図である。
【図10】 図5の印刷依頼画面で選択可能な対象印刷
物とフォーマットを格納した印刷フォーマット情報テー
ブルを例示する図である。
【図11】 利用者端末1における住所録作成/修正処
理のフローを示す図である。
【図12】 利用者端末1における印刷依頼申し込み処
理のフローを示す図である。
【図13】 住所録管理サーバ3における住所録作成/
修正処理のフローを示す図である。
【図14】 住所録管理サーバ3および印刷代行サーバ
4における印刷受け付け処理のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 印刷依頼者端末 2 認証、課金管理サーバ 3 住所録管理サーバ 3−1 住所録管理情報 3−2 印刷依頼管理情報 3−3 印刷フォーマット情報 3−4 郵便番号台帳 3−5 電話番号台帳 4 印刷代行サーバ 4−1 バーコード付与機能 5 更新データ 6 印刷物配信

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が操作する利用者端末とネットワ
    ークを介して接続され、各利用者のための住所録情報を
    記憶できる記憶手段を有する住所録管理サーバを備え、 利用者が操作する利用者端末からの印刷依頼を上記住所
    録管理サーバが受信したとき、上記住所録管理サーバは
    上記記憶手段が記憶しているその利用者のための住所録
    情報をその利用者端末へ送信し、 上記利用者端末から印刷されるべき内容を表す印刷情報
    を上記住所録管理サーバが受信し、 上記利用者端末からの印刷指示に応じて、上記住所録管
    理サーバが上記住所録情報および印刷情報を、印刷を制
    御する印刷代行サーバヘ提供することを特徴とする住所
    録管理代行システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の住所録管理代行システ
    ムにおいて、 上記住所録管理サーバは、或る利用者のための住所録情
    報のうち複数の印刷依頼に共通する基本情報について変
    更原因が生じたとき、その変更原因に応じて上記基本情
    報を更新するとともに、印刷依頼毎に発生する個別情報
    を作成し、 上記利用者端末からの印刷指示に応じて、上記住所録管
    理サーバが上記基本情報および個別情報を上記印刷代行
    サーバへ提供することを特徴とする住所録管理代行シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の住所録管理代行システ
    ムにおいて、 上記住所録管理サーバは、或る利用者のための基本情報
    について別の利用者からの情報による変更原因が生じた
    とき、その変更原因に応じて上記基本情報を更新するこ
    とを特徴とする住所録管理代行システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の住所録管理代行システ
    ムにおいて、 上記住所録管理サーバは、利用者が上記利用者端末に基
    本情報として入力した住所と郵便番号との整合および/
    または住所と電話番号との整合を検証して、この検証結
    果が不整合であるとき上記利用者端末へ入力内容を訂正
    すべき旨の要求を送信することを特徴とする住所録管理
    代行システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の住所録管理代行システ
    ムにおいて、 基本情報についてのルール変更に関する情報を入手する
    変更情報入手手段を備え、 上記住所録管理サーバは、上記変更情報入手手段によっ
    て入手されたルール変更に関する情報に基づいて、上記
    基本情報を更新することを特徴とする住所録管理代行シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の
    住所録管理代行システムを含み、得られた印刷物が上記
    住所録情報が表す宛名へ配達物として配達されるよう
    に、上記印刷代行サーバの制御によって上記印刷情報を
    用いた印刷を行うことを特徴とする印刷代行システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の印刷代行システムにお
    いて、 利用者が上記個別情報として上記配達物を個別に又は一
    括して配達すべき日を指定するための手段を備えたこと
    を特徴とする印刷代行システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の印刷代行システムにお
    いて、 上記印刷代行サーバは、上記住所録管理サーバからの情
    報に基づいて上記印刷物にバーコードを印刷する制御を
    行うことを特徴とする印刷代行システム。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか一つに記載の
    印刷代行システムにおいて、 上記印刷代行サーバにの制御によって上記印刷が行われ
    るとき、代行による印刷が行われたことを表す代行印刷
    発行リストを作成して、上記印刷指示を送信した利用者
    端末へその代行印刷発行リストを送信するリスト報告手
    段を備えたことを特徴とする印刷代行システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項5のいずれかに一
    つに記載の住所録管理代行システムまたは請求項6乃至
    請求項9のいずれかに一つに記載の印刷代行システムに
    用いられることを特徴とする利用者端末。
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