JP6193519B1 - 窓口支援システム及び窓口支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】住民及び職員の双方にとって、役所の窓口での手続きの負担を軽減でき、窓口での時間を短縮でき、全体の効率化を図ることができる技術を提供する。【解決手段】窓口支援システムは、来所した住民が操作可能である受付窓口のカメラ機能付きの受付端末1と、複数の請求窓口に設けられた職員用の窓口端末2と、受付端末1及び窓口端末2に接続されるサーバ3とを備える。受付端末1は、画面での請求者の操作に基づいて、書類の申請書の選択データ、本人確認証の選択データ、及びカメラ機能を用いて撮像された請求者の本人確認証の画像を含む本人確認証データを、来所情報51としてサーバ3へ送信し、サーバ3は、受付端末1から受信した来所情報51に基づいて、本人確認証データを含む、請求窓口の職員に必要な情報を、来所情報52として窓口端末2へ送信し、窓口端末2は、サーバ3から受信した来所情報52に基づいて、本人確認証データを含む情報を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理技術に関し、行政機関での各種の届出や申請等の手続きを支援するための情報処理システム等に関する。
官庁、市役所、町村役場等の行政機関の建物では、住民は用件に応じて市民課等の手続きを担当する窓口へ行き、各種の書類の届出や申請等の手続きを行っている。多くの場合、住民は、行政機関の手続きを担当する課の窓口(請求窓口とも記載する)や受付の記入台に備え付けられている、対象の書類に対応する種類の申請書に、申請内容、必要枚数、住所、氏名、電話番号、用途、その他を記入し、手続き担当の窓口に並び、実際に対応が行われる順番を待つ。住民は、自分の順番が来たら、職員に申請書を渡し本人確認証等を提示する。職員は、本人確認証を用いて住民と対面で見比べることで本人確認し、申請書の内容を確認し、申請された書類の発行等を行う。
行政機関での窓口支援に関する先行技術例として、特開2002−149903号公報(特許文献1)、特開2002−74006号公報(特許文献2)が挙げられる。特許文献1には、総合接客サービス支援システム等として、申請者が複数の窓口で申請する場合に労力や時間を要する旨や、以下の旨が記載されている。そのシステムは、総合窓口端末、複数の事務処理端末、制御コンピュータを有する。制御コンピュータは、総合窓口端末で受け付けた顧客からの情報に基づいて、どの事務処理端末に事務処理を行わせるかを判定し、その事務処理端末に事務処理を実行させる。
特許文献2には、顧客受付システムとして、窓口で手続きを行う前に、顧客の用件の確認、手続き書類への記入、本人確認を終了して、窓口手続き時間を短縮する旨や、以下の旨が記載されている。そのシステムは、受付端末、窓口端末、端末管理サーバ等を有する。端末管理サーバは、受付端末に入力された本人識別情報を用いて顧客DBの個人情報を検索し、窓口端末へ送信し、手続き書類を発行させる。
特開2002−149903号公報 特開2002−74006号公報
しかしながら、特許文献1記載の従来システムは、顧客が複数の事務処理が必要な場合でも総合窓口で1回の要請で複数の事務処理ができるようになるが、総合窓口端末が制御コンピュータを介して事務処理端末とデータを授受するので、セキュリティを確保するため窓口端末を操作する職員を配置する必要等がある。
また、特許文献2記載の従来システムは、顧客が受付端末を操作可能にするが、顧客自身の本人識別情報及び個人情報を登録しておく必要があり、システムの大型化、煩雑化が課題となる。
本発明の目的は、役所等の行政機関の窓口での手続きを支援するための情報処理システムに関して、個人情報に係わるセキュリティを高めて、住民及び職員の双方にとって、窓口での手続きの負担を軽減できるとともに、窓口での時間を短縮でき、住民の利便性の向上、全体の効率化を図ることができる技術を提供することである。
本発明のうち代表的な実施の形態は、窓口支援システムであって、以下に示す構成を有することを特徴とする。
一実施の形態の窓口支援システムは、各種書類の交付請求を受け付けて請求された書類を発行する行政機関の窓口での手続きを支援する窓口支援システムであって、受付窓口に設けられたカメラ機能付きの端末、もしくは前記受付窓口に請求者自身が持参したカメラ機能付きの携帯端末であり、前記請求者が操作可能である、受付端末と、複数の請求窓口に設けられた、職員用の窓口端末と、前記受付端末及び前記窓口端末に接続されるサーバと、を備え、前記受付端末は、画面での前記請求者の操作に基づいて、前記書類の申請書の選択データ、本人確認証の選択データ、及び前記カメラ機能を用いて撮像された前記請求者の本人確認証の画像を含む本人確認証データを、第1来所情報として前記サーバへ送信し、前記サーバは、前記受付端末から受信した前記第1来所情報に基づいて、前記本人確認証データを含む、前記請求窓口の職員に必要な情報を、第2来所情報として少なくとも1つの前記窓口端末へ送信し、前記窓口端末は、前記サーバから受信した前記第2来所情報に基づいて、前記本人確認証データを含む情報を表示する。
本発明のうち代表的な実施の形態によれば、役所等の行政機関の窓口での手続きを支援するための情報処理システムに関して、個人情報に係わるセキュリティを高めて、住民及び職員の双方にとって、窓口での手続きの負担を軽減できるとともに、窓口での時間を短縮でき、住民の利便性の向上、全体の効率化を図ることができる。住民の個人情報等の漏洩等が無いようセキュリティを確保でき、住民自身が受付にて備え付けの端末もしくは住民自身の携帯端末を操作することで、申請のための作業負担や本人確認の負担を軽減できるとともに、行政機関の効率化を図ることができる。
本発明の実施の形態1の窓口支援システムの構成を示す図である。 実施の形態1の窓口支援システムで、概要のシーケンスを示す図である。 実施の形態1で、受付端末の構成を示す図である。 実施の形態1で、窓口端末の構成を示す図である。 実施の形態1で、サーバの構成を示す図である。 実施の形態1の窓口支援システムで、手続き案内及び申請書作成のシーケンスを示す図である。 実施の形態1で、受付端末のトップ画面の例を示す図である。 実施の形態1で、受付端末の手続き案内画面の第1例としてライフイベント画面を示す図である。 実施の形態1で、受付端末の手続き案内画面の第2例としてライフイベント手続き種類選択画面を示す図である。 実施の形態1で、受付端末の手続き案内画面の第3例としてヒアリング項目画面を示す図である。 実施の形態1で、案内票の構成例を示す図である。 実施の形態1の変形例における、案内票の構成例を示す図である。 実施の形態1で、受付端末の申請書作成画面の第1例として申請書選択画面を示す図である。 実施の形態1で、受付端末の申請書作成画面の第2例として本人確認証選択画面を示す図である。 実施の形態1で、受付端末の申請書作成画面の第3例として登録選択画面を示す図である。 実施の形態1で、受付端末の申請書作成画面の第4例として本人確認証処理画面を示す図である。 実施の形態1で、申請書の構成例を示す図である。 実施の形態1で、窓口端末の来所情報一覧画面の例を示す図である。 実施の形態1で、窓口端末の来所情報詳細画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態2の窓口支援システムの構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1〜図19を用いて、本発明の実施の形態1の窓口支援システムについて説明する。実施の形態1では、受付端末として、行政機関が用意する備え付けのカメラ機能付きの端末を用いる。
[窓口支援システム(1)]
図1は、実施の形態1の窓口支援システムの全体の構成を示す。窓口支援システムは、対象とする役所等の建物内に設けられている。役所等の建物内には、入口受付(受付窓口とも記載する)、複数の各々の課等のエリアがある。図1では便宜上1つの課を示す。窓口支援システムは、受付端末1、窓口端末2、サーバ3、第1LAN4A、無線LAN5、入口受付のプリンタ6を有する。サーバ3は、DB50等を含む。既存システム10は、サーバ11、PC12、課のプリンタ13等を含む。受付端末1と窓口端末2とは、各々無線LAN5を通じてサーバ3に接続されている。これにより、サーバ3、プリンタ6、窓口端末2等は、第1LAN4Aを通じて接続されている。サーバ11、PC12、プリンタ13は、第2LAN4Bを通じて接続されている。無線LAN5は、Wi−Fi等で構成される。第1LAN4A、第2LAN4Bは、有線LANであるが、無線LANとしてもよい。第1LAN4Aと第2LAN4Bは、システム的に分離されている。第1LAN4Aは窓口支援システムに係わるLANであり、第2LAN4Bは既存システム10に係わるLANである。例えば、受付端末1等からサーバ11にアクセスすることは無い。なお、第1LAN4Aと第2LAN4Bは、物理的には1つのLANとして接続されて論理的には非接続(両システム間でのアクセス禁止)とされてもよい。
住民は、届出や申請等の手続きのために、役所等の建物に来所する。住民は、来所の際に、本人確認証7や他の必要書類等を持参している。住民は、入口受付に来ると、受付端末1を利用することができる。実施の形態1では、運用例として、基本的に、全住民が入口受付の受付端末1を利用してから課の窓口へ向かうとする。
入口受付において、所定の位置に、1台以上の受付端末1が設置されている。実施の形態1では、受付端末1は、その役所が用意しているタブレット端末で構成され、カメラ機能等を備え、タッチ入力操作が可能である。運用例として、この受付端末1は、所定の位置に固定で設置されて利用されてもよいし、入口受付のエリア内において、住民が持ち運んで利用されてもよい。
入口受付の受付端末1の近くの所定の位置には、プリンタ6が設置されている。プリンタ6は、受付端末1及びサーバ3からの制御に基づいて、案内票8や申請書9を印刷出力する。住民は、出力された案内票8や申請書9を受け取る。住民は、案内票8に従って課の窓口(請求窓口)へ向かう。住民は、申請書9内の空欄に必要事項を記入して課の窓口に提出する。
課としては、例えば、市民課、年金保険課、福祉課等があり、役所に応じて異なる。1つの課には、1つ以上の窓口が設けられている。本システムでは、窓口とは、職員が住民に対して対応を行う場所を指す。例えば、窓口には、職員側と住民側とを隔てるカウンター台があり、座席等が設置されている。窓口に訪れた住民は、自分の順番が来たら、カウンター台の席に着く。1つの窓口では、一人以上の職員が担当して対応を行う。
課の窓口には、所定の位置に、1台以上の窓口端末2が設置されている。実施の形態1では、窓口端末2は、その役所が用意しているタブレット端末で構成され、タッチ入力操作が可能である。窓口端末2は、窓口の担当の職員が操作する。
また、課の窓口には、多くの場合、特に訪れる人数が多い窓口の場合、従来から、発券機14等の機器やシステムが設置されている。通常の運用では、発券機14の発券の番号を用いて、複数の住民の手続きの順序が整理される。発券機14は、順序管理のために、課を訪れた住民に対し、発券を行う。住民は、発券を受け取り、自分の順番が来るのを待つ。発券機14または他のシステムまたは職員は、発券の番号の順に、表示や音声等によって住民の呼び出しを行い、対応する窓口へ誘導する。住民は、自分の順番が来たら、指定された窓口番号の窓口の席に着く。住民は、窓口の所定の提出箱または職員に対し、必要事項が記入された申請書9を提出する。職員は、住民の本人確認(後述)と申請書9の内容確認とを行い、間違いがなければ、住民からの申請書9等に基づいて、申請された書類15(例えば戸籍謄本)を発行して渡す。住民は、その窓口での手続きを済ませると、案内票8に従い、他の手続きがある場合には次の課の窓口へ向かう。他の課の窓口でも同様である。住民は、役所での用件を済ませると帰る。
既存システム10は、窓口支援システムの導入前から役所に設けられている住民情報システム等であり、公知技術で構成されている。サーバ11は、機能として、住民情報の管理、書類15の発行等がある。PC12は、サーバ11とクライアントサーバ通信を行う。職員は、PC12の画面を見ながら操作し、住民情報の参照や、書類15の発行を行う。プリンタ13は、サーバ11及びPC12からの制御に基づいて、書類15等を印刷出力する。
なお、実施の形態1の窓口支援システムにおいて、既存システム10は、独立しており、従来通り動作する。既存システム10は、窓口支援システムのサーバ3や窓口端末2との連携動作は不要であり、窓口支援システムの導入の際に仕様変更等も不要である。そのため、この窓口支援システムは、導入しやすく、既存システム10との並存に問題無い。
サーバ3及びDB50を含むサーバシステムは、窓口支援システムの制御部を構成している。サーバ3は、窓口支援システムの全体を制御、管理し、窓口支援機能を含む各機能を実現する。サーバ3は、内部または外部にDB50を有し、DB50に情報を格納し、DB50の情報を参照する。DB50は、ストレージに格納されてもよいし、第1LAN4Aに接続されるDBサーバ等で実現されてもよい。DB50には、窓口支援システムで管理する各種の情報が格納される。サーバシステムは、建物内の所定の管理室等に設置され、セキュリティ対策が施される。
所定の権限を持つ管理者は、管理用PCからのアクセスに基づいてサーバ3及びDB50を保守管理する。管理者は、セキュリティ確保に基づいて、DB50の情報を参照することができる。その情報は、例えば来所状況を表すグラフ等であり、住民個人情報を含まない。サーバ3は、来所状況を把握する機能、及び来所状況を表すグラフ等を作成する機能を有する。職員は、そのグラフを参照することで、期間毎及び課窓口毎の、来所の人数や繁忙度合い等を確認することができるので、業務の計画や改善等に有用である。
住民は、受付端末1を操作し、窓口支援の機能(後述の手続き案内や申請書作成)を利用する。住民は、申請書9の作成の場合、受付端末1を操作し、本人確認証7を撮影して登録する。受付端末1の操作に伴い、受付端末1からサーバ3へ来所情報51等の情報が通知として送信される。受付端末1とサーバ3との間では、来所情報51等の各種の情報が授受される。来所情報51は、住民が来所したことを表す情報であり、住民が選択入力した用件や各種の情報を含む。来所情報51は、例えば受付ID、用件、住民入力情報、制御情報等が含まれている。用件は、届出や申請の種類等がある。住民入力情報や制御情報は、後述の画面の項目に対応付けられた情報である。来所情報51は、住民が本人確認証7に関する登録を行った場合、本人確認証7の画像や情報が含まれている。
サーバ3は、来所情報51等を受信し、来所状況を把握する。サーバ3は、来所情報51に基づいて、案内票8や申請書9の要求を受けた場合には、案内票8や申請書9の出力データをプリンタ6に送信して印刷出力させる。サーバ3は、来所情報51に基づいて、住民の用件に対応する課の窓口の窓口端末2へ、来所情報52を通知として送信する。
来所情報52は、受付端末1で受け付けた住民のうち、その課の窓口に関する用件を持つ住民に関する来所を表す情報であり、住民の用件や各種の情報を含む。来所情報52は、例えば受付ID、用件、本人確認証7の画像や情報、住民入力情報、制御情報等が含まれている。窓口端末2は、受信した来所情報52に基づいて、画面に来所情報一覧を表示する。職員は、その画面で、来所した住民の用件等を知ることができる。
サーバ3は、受付端末1の画面での住民(請求者)の操作に基づいて受付端末1から送信された、申請書選択データ、本人確認証選択データ、及び本人確認証データ等を含む来所情報51を受信する。本人確認証データは、受付端末1のカメラ機能を用いて撮影された本人確認証7の画像や、その画像から一部画像または一部文字情報として抽出された本人データを含む。本人データは、住所、氏名、生年月日、性別等の所定項目情報であり、基本情報である。サーバ3は、来所情報51として受信したそれらの情報から、該当する複数の各々の窓口の職員のために必要な所定の情報(本人確認証データを含む)を、来所情報52として、複数の各々の窓口端末2へ送信する。
なお、窓口支援システムは、課の窓口に発券機14が無い場合にも適用可能である。
[窓口支援システム(2)]
実施の形態1の窓口支援システムは、役所に備え付けのタブレット端末等を用いて、役所内の手続き案内や申請書作成等を支援する。住民は、入口受付の受付端末1の画面を通じて、各種の手続き案内や申請書作成支援等を受けることができる。住民は、画面で選択肢を選択する操作や、メッセージに従って必要事項を入力する操作を行う。これに基づいて、受付のプリンタ6から、案内票8や申請書9が出力される。案内票8には、手続きの対象の書類15毎に、どの課の窓口へ行くべきか、どのような人が対象となるか、他の必要な書類や手数料等の情報が記載されている(後述の図11)。住民は、案内票8を見て、自分の手続きの内容をわかりやすく確認でき、目的の課の窓口へ行って手続きを行うことができる。また、案内票8には、複数の課の窓口の情報が整理されて記載され、順序や受付人数等も記載可能である(後述の図12)。
また、受付端末1では、申請書9の作成に伴い、カメラを用いて本人確認証7を撮像してその画像及び情報を来所情報51として送信することができる。撮像した本人確認証7の画像から情報として、一部の基本情報(現住所、氏名、生年月日等)が抽出される。入口受付では、住民の申請等の手続きに必要な種類の申請書9が印刷出力できる。その申請書9には、本人確認証7の画像から抽出された一部の基本情報が自動記載される。また、窓口端末2へ通知及び表示される来所情報52に、本人確認証7の画像及び情報を記載できる。住民は、窓口の手続きの際に、本人確認証7の提示を省略でき、職員は、その際に、来所情報52の本人確認証情報を確認すればよい。住民は、複数の窓口での手続きを要する場合に、各申請書9に基本情報を何回も記入する手間を削減できる。
受付端末1から入力される住民の情報や本人確認証7のデータは、窓口支援システム内での一時的な情報やデータである。この情報やデータは、例えば受付端末1であれば、案内票8や申請書9を出力した後に消去される。窓口端末2であれば、手続きの用件が終了した後に消去される。受付端末1から入力された情報やデータは、直ちに暗号化処理等が施された上で、サーバ3に転送され、サーバ3で一時的にセキュアに保持される。無線LAN5における来所情報51,52等の情報の授受は、暗号化通信とされ、セキュリティが確保される。受付端末1や窓口端末2内にはその情報やデータは保持されない。受付端末1や窓口端末2は、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を提供し、主な処理やデータ保持はサーバ3で行われる。このため、タブレット端末が万一盗難等にあった場合でも、上記住民の情報やデータは当該端末には残っていないので漏洩しない。
また、実施の形態2で後述するが、受付端末1は、役所または事業者が配信するアプリを、住民自身が所有している携帯端末にインストールすることでも実現できる。来所した住民は、自分の携帯端末である受付端末1のアプリを操作して、実施の形態1と同様に窓口支援を受けることができる。また、この場合には、住民が役所へ来る前に、自分の携帯端末で本人確認証7を撮像しておくことも可能になるので、役所内での手続きの時間短縮ができる。
受付端末1からサーバ3を介して窓口端末2に自動的に通知される来所情報52の内容は、窓口端末2の画面に一覧で表示される。課の窓口の職員は、その来所情報52の内容を見て、窓口に来る住民及び用件を事前に確認できる。そのため、職員は、手続きのために早めに準備ができ、実際の対応を素早く効率的に行うことができる。窓口端末2に一時的に保持された住民の情報やデータも、窓口での手続きの用件の終了直後に消去される。住民の申請書の用件が複数の窓口に係わる場合、受付端末1からサーバ3に送信された来所情報51(用件や本人確認証画像を含む)に基づいて、サーバ3から該当する複数の各々の窓口の窓口端末2へ来所情報52が送信される。そのため、住民は、最初に受付端末1で本人確認証7の画像を一時登録しておけば、その後に複数の各々の窓口で本人確認証7を提示する手間等が削減される。
[窓口支援システム(3)]
図2は、窓口支援システムの主な機能や動作の概要のシーケンスを示す。図2で、左側に、住民(または総合案内担当職員でもよい)が操作する受付端末1の動作等を示す。中央に、サーバシステムのサーバ3等の処理や動作を示す。右側に、課の窓口の職員が操作する窓口端末2の動作等を示す。図2では、ステップS1〜S11を有する。以下、ステップの順に説明する。
S1で、住民は、受付端末1の画面を見ながらタッチ操作し、手続き案内や申請書作成等の入力を行う。
S2で、住民は、申請書作成の場合、受付端末1の画面の案内に従い、本人確認証7を撮影して一時登録する操作を行う。
S3で、受付端末1は、S1やS2の入力情報を含む来所情報51を、サーバ3に送信する。来所情報51は、例えば、受付ID、用件(画面で選択された項目)を含む。受付IDは、来所して受け付けた住民に対して識別のために一意に割り振られる番号等である。受付IDと、発券機14の発券番号とは異なる。
S4で、サーバ3は、S3の来所情報51を受信して処理し、来所状況を把握する。来所状況は、日時、受付ID、用件(対象の課の窓口、手続き、書類15等)等の情報を含む。サーバ3は、住民個人毎の来所情報51に基づいて、役所内の全体での来所状況、即ち課の窓口毎の状況も把握する。サーバ3は、本人確認証7に関する一時登録がある場合には、その本人確認証データをサーバ3内で一時登録する。
S5で、サーバ3は、受付端末1からの来所情報51(案内票印刷出力要求や申請書印刷出力要求)に基づいて、案内票8や申請書9の印刷出力データを作成し、受付端末1の近くのプリンタ6へ送信し、サーバ3側の処理の終了に応じて、一時的に受付端末1内のメモリに保持された住民個人の情報や本人確認証7のデータを消去する。
S6で、受付端末1の近くのプリンタ6は、受信データに基づいて、案内票8や申請書9を印刷出力する。住民は、その案内票8や申請書9を受け取る。その申請書9には、本人確認証情報が自動記載されている。
S7で、サーバ3は、来所情報51に基づいた来所情報52等を、該当する各々の課の窓口の窓口端末2へ送信する。その来所情報52は、該当する窓口の職員に必要な情報として、住民の申請の用件や本人確認証7の画像を含む。
S8で、課の窓口の窓口端末2は、サーバ3から受信した来所情報52に基づいて、画面に来所情報一覧を表示する。窓口担当職員は、窓口端末2の画面でその来所情報一覧を見て、住民や用件等を確認できる。
S9で、窓口担当職員は、役所内にある既存システム10を用いて、住民情報の確認や、申請等のための準備を行うことができる。窓口職員は、窓口のカウンター台の席に着いた住民に対して対応し、用件である申請等の手続きを受け付ける。窓口担当職員は、住民からの申請書9の内容や、画面の本人確認証画像等を確認する。職員は、既存システム10に基づいて、住民から申請された書類15を発行して渡す。
S10で、職員は、住民の用件である申請等の手続きを終了した場合、画面の来所情報一覧のうちの該当項目に対し、用件終了反映操作を行う。これにより、窓口端末2は、用件終了反映情報をサーバ3へ送信し、サーバ3の処理の終了に応じて、一時的に窓口端末2内のメモリに保持された住民個人の情報や本人確認証7のデータを消去する。
S10で、サーバ3は、窓口端末2から受信した用件終了反映情報に基づいて、住民個人、課窓口、及び役所全体の来所状況情報を更新する。住民個人の来所状況としては、1つ以上の用件の進捗が情報として管理されている。用件毎に、終了(済み)か未終了かが情報として把握されている。課窓口毎の状況としては、受付人数等が把握されている。
[受付端末]
図3は、受付端末1の構成を示す。受付端末1は、第1タブレット端末であり、住民クライアント端末である。受付端末1は、役所の入口受付に備え付けられた役所の端末であり、住民自身が操作できるようになっているが、慣れない住民のために職員が操作することも可能である。また、後述の実施の形態2では、役所または事業者が配信するアプリを、住民自身が所有している携帯端末にインストールすることで、その携帯端末を受付端末1として利用できる。受付端末1は、制御部101、記憶部102、表示部103、通信部105、カメラ部107、センサ部108、入出力インタフェース部109等を有し、それらがバスを介して接続されている。受付端末1は、その他、ハードウェアボタンやバッテリ等を備えている。制御部101は、CPU、ROM、RAM等により構成され、受付端末1の全体を制御する。制御部101は、ソフトウェアプログラム処理として、記憶部102の窓口支援プログラム10Pに従った処理の実行により、窓口支援処理部10を実現する。
窓口支援処理部10は、画面処理、本人確認証情報処理、来所情報通知等の各処理と、当該処理に係わる情報やデータの一時的な保管とを行う。画面処理は、表示部103の表示画面に各種の画面を表示する処理である。画面処理は、手続き案内処理や申請書作成処理を含む。手続き案内処理は、住民に手続きを案内し、案内票8を出力する処理である。申請書作成処理は、住民の所望の手続きに対応する申請書9の作成を支援する処理であり、申請書9に本人確認証情報を自動記載する処理を含む。本人確認証情報処理は、カメラ部107を用いて住民の本人確認証7を撮像して画像及び情報を一時登録する処理である。来所情報通知は、来所情報51をサーバ3へ通知して一時情報を消去する処理である。
本人確認証画像データ71は、本人確認証情報処理で得られた画像データである。本人確認証情報72は、本人確認証画像データ71からOCR(光学文字読み取り)等の画像処理に基づいて抽出された一部情報であり、本人確認証7に記載されている氏名、住所等の所定項目の基本情報である。本人確認証情報72は、テキスト(文字)のデータとするが、これに限らず、本人確認証画像データ71から所定の一部領域を切り取った一部画像データとしてもよい。来所情報51は、前述のサーバ3へ送信するための情報である。
記憶部102は、ストレージ等で構成される。記憶部102には、窓口支援プログラム10Pが格納されている。
表示部103は、表示画面を含み、タッチパネルで構成されており、タッチセンサ103Aを内蔵している。表示部103の表示画面には、窓口支援画面103B等が表示される。タッチセンサ103Aは、タッチ位置座標等を検出し、タッチ、タップ、スワイプ、ピンチ等の公知の操作を検出する。
通信部105は、無線LAN5に対応する無線LAN通信インタフェース装置を備える部分である。通信部105は、制御部101からの制御に基づいて、無線LAN5に対する通信処理を行う。
カメラ部107は、カメラを含み、住民の操作に基づいてカメラによって撮像を行い、撮像画像データを得る。センサ部108は、タブレット端末に備えている公知の各種のセンサを含み、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、GPS受信器、等を含む。入出力インタフェース部109は、入出力インタフェース装置を備える部分であり、入力機器や出力機器が接続可能である。
なお、実施の形態1では、受付端末1で本人確認証情報処理を行って本人確認証情報72等を生成するが、サーバ3でその本人確認証情報処理(本人確認証7の画像から一部文字を抽出するOCR処理や、一部画像を抽出する処理等)を行うようにしてもよい。
[窓口端末]
図4は、窓口端末2の構成を示す。窓口端末2は、第2タブレット端末であり、職員クライアント端末である。窓口端末2の基本的なハードウェア構成は、受付端末1と同様である。窓口端末2は、制御部201、記憶部202、表示部203、通信部205、カメラ部207、センサ部208、入出力インタフェース部209等を有し、それらがバスを介して接続されている。制御部201は、窓口端末2の全体を制御する。制御部201は、ソフトウェアプログラム処理として、記憶部202の窓口処理プログラム20Pに従った処理の実行により、窓口処理部20を実現する。
窓口処理部20は、画面処理、来所情報受付処理、用件終了反映処理等の各処理を行う。画面処理は、表示部203の表示画面に各種の画面を表示する処理である。画面処理は、来所情報一覧表示や来所情報詳細表示を含む。来所情報受付処理は、サーバ3からの来所情報52を受け付けて受信する処理である。用件終了反映処理は、用件終了反映情報をサーバ3へ送信して一時情報を消去する処理である。記憶部202には、窓口処理プログラム20Pが格納されている。来所情報52は、前述のサーバ3から受信した、受け付けた住民の用件、本人確認証7の画像や情報等を含む情報である。
表示部203は、表示画面を含み、タッチパネルで構成されており、タッチセンサ203Aを内蔵している。表示部203の表示画面には、窓口画面60等が表示される。通信部205は、無線LAN5に対応する無線LAN通信インタフェース装置を備える部分である。通信部205は、制御部201からの制御に基づいて、無線LAN5に対する通信処理を行う。カメラ部207は、カメラを含み、職員の操作に基づいてカメラによって撮像を行い、撮像画像データを得る。センサ部208は、タブレット端末に備えている公知の各種のセンサを含む。入出力インタフェース部209は、入出力インタフェース装置を備える部分であり、入力機器や出力機器が接続可能である。
[サーバ]
図5は、サーバ3の構成を示す。実施の形態1では、サーバ3は、アプリケーションサーバ3Aで構成されており、アプリケーションサーバ3AにDBサーバ3Bが接続されている。アプリケーションサーバ3Aは、制御部301、記憶部302、通信部304、入出力インタフェース部309等を有し、それらがバスを介して接続されている。制御部301は、アプリケーションサーバ3Aの全体を制御する。制御部301は、ソフトウェアプログラム処理として、記憶部302の窓口支援サービスプログラム30Pに従った処理の実行により、窓口支援サービス30を実現する。制御部301は、その他、DBアクセス処理31や、分析処理32等を行う。
窓口支援サービス30は、図2で示したような各処理(来所状況の把握、案内票8や申請書9の印刷出力、来所情報通知等)を行う。DBアクセス処理31は、DBサーバ3BのDB50にアクセスしてデータの参照や更新を行う処理である。分析処理32は、来所状況情報53に関する履歴情報58(ログ)の統計処理や所定の分析処理を行い、その結果である統計情報59のグラフ等を作成する。グラフは、例えば、月や週等の所定の期間単位で、課の窓口毎や用件毎に、手続きを行った住民の人数や待ち時間等を表すグラフである。なお、グラフの作成の際には、役所内の課の窓口等の構成を規定している役所管理情報55も参照される。
記憶部302には、窓口支援サービスプログラム30Pが格納されており、サービス処理や一時登録に係わる情報として、来所情報51、来所情報52、来所状況情報53、来所住民データ54、その他の各種の情報が格納されている。また、DBサーバ3BのDB50には、役所管理情報55、履歴情報58、統計情報(グラフ)59等が格納されている。
来所情報51は、前述の来所した住民毎の情報である。来所情報52は、前述の課の窓口毎の情報である。来所状況情報53は、来所情報51及び来所情報52の総合から得られる情報であり、現在日時で、役所内の全体における住民及び課の窓口の状況を表す情報である。来所状況情報53は、住民毎に、用件やその進捗等の情報を含む。来所状況情報53は、課窓口毎に、受け付けた住民の人数(受付人数と記載する)やその用件等の情報を含む。
来所住民データ54は、来所した住民毎に必要に応じて生成されたデータであり、案内票データ8D、申請書データ9D、本人確認証データ7Dを含む。案内票データ8Dは、プリンタ6に案内票8を印刷出力させるためのデータである。申請書データ9Dは、プリンタ6に申請書9を印刷出力させるためのデータである。本人確認証データ7Dは、受付端末1から一時登録された本人確認証7の画像及び情報を含むデータであり、本人確認証画像データ71及び本人確認証情報72に基づいて構成されている。本人確認証データ7Dは、申請書データ9D内に一部情報を自動記載する際や、来所情報52の通知の際に使用される。
役所管理情報55は、その役所内の構成を規定する情報であり、複数の各々の課、窓口、職員、受付端末1、窓口端末2、手続きで扱う書類15等の関連付けを含む情報である。履歴情報58は、来所情報51,52や来所状況情報53に関するログであり、一定期間分が保持されている。統計情報(グラフ)59は、履歴情報58に基づいて作成されたグラフ等である。サーバ3の分析処理32では、例えば、日、週、月等の期間や、曜日や時間帯毎に、来所の人数、用件毎の人数、課や窓口毎の人数、待ち度合い等が、数値で算出され、グラフにされる。管理者あるいは職員は、その統計情報59のグラフを画面表示や印刷出力ができる。これにより、業務状況確認や業務効率改善等に寄与できる。
管理者は、管理用PCから第1LAN4Aを通じてアプリケーションサーバ3AやDBサーバ3Bにアクセスし、保守管理を行う。管理用PCの表示画面には、DB50から参照する情報等が表示される。
通信部304は、第1LAN4Aに対応する有線LAN通信インタフェース装置を備える部分である。通信部304は、制御部301からの制御に基づいて、第1LAN4Aに対する通信処理を行う。入出力インタフェース部309は、入出力インタフェース装置を備える部分であり、入力機器や出力機器が接続可能である。
[窓口支援システム−シーケンス]
図6は、窓口支援システムのより詳しいシーケンスを示す。左側に受付端末1、中央にサーバ3、右側に窓口端末2の動作等を同様に示す。図6は、ステップS21〜S39を有する。以下、ステップの順に説明する。
S21で、住民は、受付端末1を操作する。受付端末1では、最初、トップ画面(図7)が表示されている。住民は、トップ画面のメニューから、所望の項目を選択する。トップ画面のメニューは、機能に対応付けられた項目として、[手続き案内]、[申請書作成]を含む。シーケンス601は、項目として[手続き案内]が選択された場合の流れを示す。シーケンス602は、項目として[申請書作成]が選択された場合の流れを示す。なお、実施の形態1では、[申請書作成]の流れの中に[本人確認証登録]の手順を含んでいるが、これに限らず、[本人確認証登録]を独立した項目として設けてもよい。
S22で、住民は、上記画面で[手続き案内]を選択し、自分の用件に関する情報を入力する(詳細は後述する)。受付端末1(より具体的には窓口支援処理部10)は、手続き案内の要求や入力情報を含む来所情報51を、サーバ3へ送信する。
S23で、サーバ3(より具体的には窓口支援サービス30)は、来所情報51に対し、手続き案内処理を行い、その応答情報である画面データ、例えば用件を把握するために画面に表示する名称データやプリンタデータ等を受付端末1へ送信する。受付端末1は、応答情報に基づいて画面に情報を表示する。
S24で、サーバ3は、来所情報51に基づいて住民の用件が把握できた場合、その案内のための案内票データ8Dを作成し、プリンタ6へ送信し、案内票8を印刷出力させる。住民は、その案内票8を受け取る。サーバ3は、受付端末1との間での処理が終了した場合(異常終了の場合も含む)、受付端末1内の該当する住民の手続き案内に関する情報を消去させる。受付端末1は、メモリから該当する住民の手続き案内に関する情報を消去する。
S25で、サーバ3は、来所情報51に基づいて来所状況情報53を更新し、その住民の用件に対応する課の窓口への来所情報52を構成して送信する。
S26で、窓口端末2(より具体的には窓口処理部20)は、来所情報52の受信に基づいて、画面の来所情報一覧の表示内容を更新する(後述の図18)。即ち、来所情報一覧には、新たに来所した住民及びその用件に関する項目が追加表示される。なお、この通知の際、所定の音声出力等で職員に伝えるようにしてもよい。
S27で、職員は、基本的に、来所情報一覧に並んでいる複数の用件の項目について上から順に対応する。職員は、窓口に住民が来た場合、その用件に応じた手続きを行う。用件としては、書類15を発行せずに説明のみの場合もある。
S28で、職員は、来所情報一覧中の用件を終了した場合、窓口端末2の画面で、来所情報一覧中の対応する項目に対して用件終了反映操作を行う。窓口端末2は、用件終了反映操作に対応する用件終了反映情報をサーバ3へ送信する。
S29で、サーバ3は、用件終了反映情報に基づいて、来所状況情報53の内容を更新する。サーバ3は、その更新に基づいて、窓口端末2内の該当する用件に関する情報を消去させる。窓口端末2は、メモリ内の該当する情報を消去する。
S31で、住民は、上記画面で[申請書作成]を選択し、選択した申請書9に必要な情報を入力する(詳細は後述する)。受付端末1は、申請書作成の要求や入力情報を含む来所情報51を、サーバ3へ送信する。
S32で、サーバ3は、来所情報51に対し、申請書作成支援処理を行い、その応答情報である画面データ、例えば、申請書選択のために画面に表示する名称データやプリンタデータ等を受付端末1へ送信する。
S33で、サーバ3は、[本人確認証登録]のための処理を行う。受付端末1は、[本人確認証登録]のための画面を表示する。住民は、画面の案内に従い、本人確認証7を、受付端末1のカメラで撮影して一時登録する。受付端末1は、住民の入力操作に基づいて、本人確認証7をカメラで撮影して、本人確認証画像データ71を取得する。受付端末1は、本人確認証画像データ71から本人確認証情報72(住所、氏名等の所定項目情報)を抽出する。受付端末1は、本人確認証画像データ71及び本人確認証情報72を含むデータを、サーバ3へ送信する。サーバ3は、そのデータに基づいて、本人確認証データ7Dを構成し、記憶部302に格納する。
S34で、サーバ3は、来所情報51(申請書印刷出力要求データ)に基づいて、住民が選択した申請書9のための申請書データ9Dを作成する。サーバ3は、申請書データ9Dにおける所定の様式の申請書の項目のうちの一部の所定の項目(住所、氏名等)に、本人確認証データ7Dの本人確認証情報72を自動的に記載する。サーバ3は、申請書データ9Dをプリンタ6へ送信し、申請書9を印刷出力させる。住民は、その申請書9を受け取る。サーバ3は、受付端末1との間での処理が終了した場合、受付端末1内の該当する住民の用件の処理に関する情報を消去させる。受付端末1は、メモリ内の該当する情報を消去する。
S35で、サーバ3は、来所情報51に基づいて来所状況情報53を更新し、その住民の申請書9の用件に対応する課の窓口への来所情報52を構成して送信する。この場合、その住民の用件としては、その申請書9に対応する書類15の申請を含むことになる。
S36で、窓口端末2は、来所情報52の受信に基づいて、画面の来所情報一覧の表示内容を更新する。即ち、来所情報一覧には、来所した住民の申請の用件に関する項目が追加表示される。
S37で、職員は、基本的に、来所情報一覧に並んでいる複数の用件の項目について上から順に対応する。職員は、窓口に住民が来た場合、その用件に応じた手続きを行う。用件として、申請書9に基づいた書類15の申請である。この際、住民は、従来通りに本人確認証7を提示してもよいが、本窓口支援システムではそれを省略できる。即ち、職員は、窓口端末2の画面の来所情報一覧から該当する項目を選択し、その項目の住民及び用件等の情報を画面に表示する。その項目の情報では、本人確認証画像が表示される。職員は、その本人確認証画像を見て住民と見比べることで、本人確認を行うことができる。
S38で、職員は、来所情報一覧中の用件の手続きを終了した場合、窓口端末2の画面で、来所情報一覧中の対応する項目に対して用件終了反映操作を行う。窓口端末2は、用件終了反映操作に対応する用件終了反映情報をサーバ3へ送信する。S39で、サーバ3は、用件終了反映情報に基づいて、来所状況情報53の内容を更新する。サーバ3は、その更新に基づいて、窓口端末2内の該当する住民の用件に関する情報を消去させる。窓口端末2は、メモリ内の該当する情報を消去する。
[トップ画面]
図7〜図10は、受付端末1の窓口支援画面103Bとして表示される各種の画面例を示す。図7は、トップ画面を示す。受付端末1の筐体には、矩形の表示画面700やホームボタン710、背面側のカメラ720、図示しないマイク等を有する。表示画面700に窓口支援画面103Bが表示される。トップ画面は、主に[手続き案内]項目701、[申請書作成]項目702を有する。住民は、トップ画面で、[手続き案内]や[申請書作成]等の項目をタッチ操作によって選択可能である。各項目には、対応する下位階層の画面が関連付けられており、選択操作によってその画面に遷移される。
[手続き案内]項目701の選択の場合、図6のシーケンス601に対応し、案内票8を出力する流れとなる。[申請書作成]項目702の選択の場合、図6のシーケンス602に対応し、本人確認証7の一時登録と共に申請書9を出力する流れとなる。
[手続き案内画面(1)−ライフイベント画面]
図8は、[手続き案内]を選択した場合に表示されるライフイベント画面を示す。ライフイベント画面は、複数のライフイベントの項目が並んでいる。ライフイベントは、例えば、[住宅・引越し]、[結婚]、[妊娠・出産]、[育児]、[入園・入学]、[就職・転職]、[退職]、[介護]、[死亡]、[健康・余暇]等がある。例えば、[住宅・引越し]項目が選択操作された場合、[住宅・引越し]に対応する下位階層の画面に遷移される。なお、ライフイベント画面内の所定の箇所を選択操作すると、上位階層のトップ画面に戻ることができる。この操作は他の画面でも同様に可能である。また、ライフイベント画面内に複数の項目のすべてが表示しきれない場合には、複数のページに分けて表示され、画面内の所定のタッチ操作(スワイプ等)によってページのスクロールや切り替え等が可能である。これも他の画面でも同様である。
[手続き案内画面(2)−ライフイベント手続き種類選択画面]
図9は、ライフイベント画面の下位階層のライフイベント手続き種類選択画面を示す。ライフイベント手続き種類選択画面は、前の画面で選択されたライフイベント(例:[住宅・引越し])に関する詳細な手続き種類の項目が並んでいる。手続き種類は、例えば、[転入]、[転出]、[転居]、[市営住宅申し込み]等がある。例えば、[転入]項目が選択操作された場合、[転入]に関する下位階層の画面に遷移される。
なお、図8のライフイベント画面の次に、図9のライフイベント手続き種類選択画面に遷移する前に、ライフイベントサービス画面を挟むようにしてもよい。ライフイベントサービス画面では、前の画面で選択されたライフイベントに関して、案内票8の出力の他に、何らかの選択利用可能なサービス(例えば市内の住宅情報の提供等)がある場合に、そのサービス項目を表示する。そのサービス項目が選択操作された場合、そのサービスを利用するための画面に遷移される。そのサービスの規定は任意であり、説明を省略する。
[手続き案内画面(3)−ヒアリング項目画面]
図10は、ライフイベント手続き種類選択画面の下位階層のヒアリング項目画面を示す。ヒアリング項目画面は、前の画面で選択されたライフイベント手続き種類(例:[転入])に関するヒアリング項目が並んでいる。ヒアリング項目は、住民が望む手続き及びその書類15を確定するために必要な情報を取得するための条件項目である。ヒアリング項目は、例えば、[世帯転入]、[一部転入]、[国保]、[子育て支援]等がある。各ヒアリング項目には、住民がその条件にあてはまるか否かを選択するためのボタンが設けられている。住民は、各ヒアリング項目のボタンをタッチ操作によってオン/オフでき、これにより自分があてはまる条件を選択できる。例えば、[世帯転入]項目のボタン1011がオン状態、[一部転入]項目のボタン1012がオフ状態にされている。この画面内には[決定]ボタン1010が設けられている。住民は条件選択後、[決定]ボタン1010を押すことで確定する。これにより、対応する内容の案内票8の印刷に進むことができる。本構成では、そのままプリンタ6から案内票8が印刷出力される。
なお、図10のヒアリング項目画面の次に、案内票印刷確認画面を設けてもよい。その画面では、案内票8を印刷するかどうかを確認し、住民が[はい(案内票を印刷する)]を選択すると、案内票8が印刷出力される。また、案内票8等を出力するプリンタ6の位置は、入口受付に限らず可能であり、課の窓口の付近等に、住民用のプリンタが設置されてもよい。役所内に利用可能な複数のプリンタがある場合、受付端末1の画面で、複数のプリンタの情報を表示し、出力先のプリンタを選択可能とする。住民は、用件や窓口等に応じて、特定のプリンタを選択可能である。
[案内票(1)]
図11は、印刷出力される案内票8の例を示す。この案内票8は、タイトル801、受付ID802、発行日803、課情報804、窓口場所情報805、書類情報806、申請条件情報807、役所情報808等を有する。複数の手続きに対応した複数の課窓口がある場合、案内票8には、複数の課窓口情報、例えば課窓口情報811,812が含まれている。各課窓口情報は、例えば枠で区分して整理して記載されている。
タイトル801は、例えば「手続きのご案内」と記載されている。受付ID802は、例えば受付番号が記載されている。サーバ3は、住民の来所及び受付の発生に応じて、一意の受付IDを付与する。発行日803は、その案内票8が発行された日付を示す。役所情報808は、その役所等の名称や、ページ数等が記載されている。
課情報804は、住民が訪れるべき課の名称(例:「戸籍市民課」)が記載されている。窓口場所情報805は、その課の場所や窓口の番号等の情報が記載されている。窓口場所情報805には、他に、電話番号等が記載されていてもよい。書類情報806は、その課の窓口で受け付けていて発行可能である書類15の名称や手数料、チェック欄等の情報が記載されている。申請条件情報807は、その書類15の申請のために必要な条件(例えば対象者、必要物等)、手続き内容や注意事項等の情報が記載されている。一方、案内票8の紛失や盗難が生じた場合にも個人情報が漏洩しないように、個人情報を記載することなくセキュリティを確保した様式としている。なお、チェック欄には、用件が済んだ場合に、住民がチェック印を記入することができ、それにより進捗を把握できる。
案内票8のデザインは、上記例に限らず勿論可能である。変形例として、案内票8に建物内のマップが記載されてもよい。更に、そのマップで、目的の課の窓口の箇所にマーク等を表示してもよいし、入口受付から目的の課の窓口を巡る経路を表示してもよい。案内票8とは別に、マップ等の用紙を印刷出力させてもよい。また、別に、各課で提供しているサービスに関する情報を記載した用紙を印刷出力させてもよい。
また、図11の案内票8の例では、ある住民の用件として、2つの課の窓口に関する、3つの書類15の申請があり、対応する2つの課窓口情報がある。それらの2つの課窓口情報において、訪れるべき順序は規定されていない。住民は、この案内票8の課窓口情報に従って、いずれの課窓口を先に訪れてもよい。
[案内票(2)]
図12は、変形例の窓口支援システムにおける案内票8の出力例を示す。この案内票8では、複数の課窓口情報として、例えば4つの課窓口情報821〜824を有する。これらの複数の課窓口情報において、訪れるべき順序が規定されている。この順序は、窓口支援システムが生成し、住民に推奨する順序であり、必ず従わなければならないというものではない。
課窓口情報において、図11と同様の情報の他に、順序番号831(例:1〜4)が記載されている。例えば、課窓口情報821は、A課のA1窓口での用件が記載されており、順序番号821が「1」とされている。同様に、B課のB2窓口の順序番号が「2」、C課のC3窓口が「3」、D課のD4窓口が「4」とされている。住民は、順序番号に従って順に課の窓口を訪れることで、より効率的に用件を済ませることができる。サーバ3は、来所状況情報53等に基づいて、上記複数の課の窓口を巡る際の順序番号を決定する。案内票8の順序番号の付与の仕方に関しては、以下のような制御が可能である。
サーバ3は、役所管理情報55に基づいて、住民の申請対象の複数の書類15の関係性に基づいて、上記順序番号を決定してもよい。課の窓口の書類15毎に、手続きに必要な条件が定められており、役所管理情報55に記述されている。関係性は、例えば課Aの書類Aの発行のためには課Bの書類Bが必要であり、課Bの書類Bの発行のためには課Cの書類Cが必要である、といった関係性である。サーバ3は、その関係性の条件に基づいて、複数の課窓口を巡るための好適な順序を判定する。例えば、課C、課B、課Aの窓口の順に順序番号が付与される。
サーバ3は、来所状況情報53に基づいて、各課窓口の受付人数や実際の待ち人数に基づいて、人数が少ない課窓口から優先する方式等によって、上記順序番号を決定してもよい。サーバ3は、複数の課の窓口毎に、受付人数や実際の待ち人数等を把握する。サーバ3は、住民の複数の用件における複数の窓口に関して、その時点の状況を考慮して、好適な順序を決めて順序番号を付与する。例えば、課Aの書類A、課Bの書類B、課Cの書類Cに関して、基本的にどの順序としてもよい場合に、課Aの窓口は人数がL人、課Bの窓口はM人、課Cの窓口はN人であるとする。その場合に、サーバ3は、人数が少ない順序で順序番号を付与する。
また、課窓口毎の課窓口情報には、チェック欄832が設けられている。住民は、その課窓口での用件を済ませた場合に、そのチェック欄832に済みの旨を記入することにより、進捗が把握できる。住民が案内票8の複数の用件を途中まで済ませた状態で帰る場合にも、次に来所した際に、同じ案内票8を見て、続きの用件から手続きができる。
また、課窓口毎に、受付人数833が記載されている。受付人数833は、来所状況情報53に基づいている。サーバ3は、来所状況情報53に基づいて、その時の課窓口の受付人数833を算出する。受付人数833は、受付端末1で受け付けた住民のうち、その課の窓口の用件を持つ人数であり、窓口端末2の来所情報一覧の項目の数と対応する。受付人数833は、その時点の課窓口の待ち度合いや混雑度合いを表す参考情報として住民に提供される。住民は、予め、案内票8の受付人数833等を参考にして、自分の手続きに係わる所要時間等の概略を推量できる。住民は、受付人数833が少ない課窓口から順に巡るといった判断もできる。また、住民は、その日時には待ち度合いが高そうなので後で来ようといった判断もできる。これにより、全体の効率化に寄与できる。案内票8には、受付人数833に限らず、課窓口毎の待ち度合いを表す他の情報を記載してもよい。また、例えば、サーバ3は、受付人数833、及び一人の手続きに要する平均時間等を用いて、予想時間を計算し、提供してもよい。
[申請書作成画面(1)−申請書選択画面]
図13は、トップ画面で[申請書作成]項目を選択した場合に表示される申請書選択画面の例を示す。申請書選択画面は、その役所で申請等を受け付けている複数の種類の書類15に関する複数の申請書の項目が並んでいる。項目として、例えば、「戸籍謄本・抄本」、「住民票」、「印鑑証明書」、「記載事項証明書」、「資産証明書」等がある。各書類の項目は、選択のためのボタンが設けられている。このボタンのオンによってその書類が選択される。例えば、「戸籍謄本・抄本」項目のボタン1311等がオン状態にされている。住民は、所望の書類の項目を選択した後、「次へ」箇所を操作する。これにより、次の画面に遷移される。なお、申請書選択画面内や他の画面で、申請書9を印刷出力する部数等を選択する項目等を設けてもよい。
[申請書作成画面(2)−本人確認証選択画面]
図14は、申請書選択画面の次の本人確認証選択画面の例を示す。本人確認証選択画面は、住民が手続きのために提示する本人確認証7を選択するための画面である。申請書の選択に応じて、その手続きに本人確認が必要であるため、この本人確認証選択画面が表示される。本人確認証選択画面は、その役所で手続きに使用可能である複数の種類の本人確認証の項目が並んでいる。項目として、例えば、「運転免許証」、「国民保険証」、「個人番号カード」(マイナンバーカード)、「外国人登録証」等がある。いずれかの本人確認証項目が選択されると、次の下位階層の画面に遷移される。なお、本画面で、複数の本人確認証項目を選択可能としてもよい。
[申請書作成画面(3)−一時登録選択画面]
図15は、本人確認証選択画面の次に表示される一時登録選択画面の例を示す。一時登録選択画面は、本人確認証7のデータの一時登録に係わる機能を選択するための画面である。この画面では、実施の形態1の場合、選択肢として、項目1401、項目1403を含む。項目1401は、本人確認証7をカメラ機能によって撮像してその画像を利用して一時登録する機能を選択する場合の項目である。実施の形態1では、主にこの機能が利用される。項目1403は、本人確認証7の画像を一時登録せずに、手動入力で本人情報を一時登録する機能を選択する場合の項目である。
項目1402は、後述の実施の形態2の場合に選択可能な機能に対応しており、実施の形態1では表示されない。項目1402は、住民が既に自分の携帯端末で撮像及び保存済みの本人確認証7の画像を利用して一時登録する機能を選択する場合の項目である。
項目1401が選択された場合、次の図16のような本人確認証処理画面に遷移する。項目1403が選択された場合、図示しないが、手動入力画面に遷移する。手動入力画面及びその処理は、公知技術を用いて構成できる。手動入力画面内には、本人確認証7の所定項目情報(住所、氏名等)に対応する欄を含み、指やペンでの手書きのタッチ入力操作によって、その欄に所定項目情報を手動入力して一時登録することができる。受付端末1は、手動入力された情報を、本人確認証情報として、サーバ3へ送信する。
[申請書作成画面(4)−本人確認証処理画面]
図16は、一時登録選択画面の次の本人確認証処理画面の例を示す。本人確認証処理画面は、項目1401が選択された場合に、本人確認証7を撮像して画像及び情報を一時登録するための画面である。この画面では、住民に、使用する本人確認証7を受付端末1のカメラ720で撮像するようにガイドする。その際、この画面内の領域1501には、カメラ部107のカメラ720による撮影モニタ画像1502が表示される。また、領域1501には、本人確認証7のカードを配置させる基準となる枠1504が表示される。この画面内には、「スキャン」(撮像)のボタン1503が設けられている。住民は、撮影モニタ画像1502を見ながら、枠1504にカードが配置されている所望の状態となったら、ボタン1503を操作して撮像する。撮像により、カメラ部107は、本人確認証7の画像を読み取る。制御部101(図3参照)は、その画像に対応する本人確認証画像データ71を得る。ボタン1503の操作によって、次の画面内容に遷移する。なお、次の画面として、撮像画像内容を補正するための画面等を設けてもよい。
制御部101は、本人確認証情報処理として、本人確認証画像データ71から、氏名、住所等の所定の一部の項目を、文字または画像の形式で抽出する処理を行う。制御部101は、抽出した一部情報を、本人確認証情報72として記憶する。文字を抽出する場合にはOCR処理、画像を抽出する場合には画像領域の切り出し処理等が行われる。
本人確認証処理画面の次の画面は、図示を省略するが、上記申請書9の印刷出力の確認や、上記本人確認証情報72の一時登録の確認等を行う画面である。その画面で、住民が「印刷する」ボタンを操作した場合にはその申請書がプリンタ6から印刷出力される。その画面では、前述と同様に、出力先のプリンタを選択可能としてもよい。また、その画面では、本人確認証情報72の氏名、住所等の内容の確認や、手動修正を可能としてもよい。
[申請書]
図17は、印刷出力される申請書9の例を示す。申請書9として、「書類X 交付請求書」を示す。本例では住民が申請する書類15を「書類X」として抽象化して示す。申請書9の内容は、書類15に応じて項目やデザイン等が異なる。この申請書9は、宛先、申請日、「必要な書類X」、「窓口に来た人(請求者)」、「使いみち」、「書類Xに載せたいもの」、「必要部数」、「本人確認」等の項目を有する例である。図17の申請書9において、破線枠以外の項目は、空白として出力され、住民が手動記入する項目である。破線枠は、印刷に伴って、本人確認証情報72に基づいて自動的に情報が記載される項目を示す。項目1701は、「窓口に来た人(請求者)」項目の住所であり、項目1702は、その氏名である。項目1701,1702は、図示を省略するが、具体的な住所や氏名が自動記載される。少なくとも、請求者の氏名、住所は、自動記載とされる項目である。本人確認証7から他の情報が得られる場合には、その情報に対応する項目についても自動記載とするように設定可能である。
また、「本人確認」項目1703では、破線枠で示すように、一時登録された本人確認証7の種類に対応する情報が自動記載される。例えば、その種類のチェック欄にチェック印が自動記載される。なお、申請書9には、他の情報、例えば受付ID等が自動記載されてもよい。
[窓口側画面(1)−来所情報一覧画面]
図18は、窓口側の窓口端末2の画面として、来所情報一覧画面(言い換えると受付通知一覧画面)の例を示す。来所情報一覧画面は、受付端末1からの来所情報51に基づいてサーバ3から受信した来所情報52の通知に基づいて、各来所情報52の項目が一覧で表示される。この画面は、タイトル「受付通知一覧」の下に、「現在の状況」(受付人数)の項目1900が表示されている。項目1900の下は、一覧領域であり、来所情報項目が並んでいる。一覧領域の来所情報項目として、例えば項目1901〜1903等を示す。設定ボタン1920は、この画面の表示に関するユーザ設定を可能とする。
項目1900は、その時点におけるその課の窓口の状況として、受付人数が表示される。この受付人数は、一覧領域の来所情報の項目の数と対応しており、受付端末1でその課の窓口に関する用件を受け付けた人数に相当する。受付人数と実際の待ち人数(発券機14で発券された順番待ちの人数)は別であるが、両者は概ね近い人数となる。職員は、項目1900の受付人数を見ることで、現在の繁忙等の状況を把握できる。
一覧領域の複数の来所情報項目には、番号1911が付与されている。番号1911は、一覧領域の複数の来所情報項目の順序識別番号である。番号1911は、受付ID及び受付日時に基づいて、受け付けが早い人の順序で付与される。番号1911の表示は省略でもよい。来所情報項目の用件が終了し、前述の用件終了反映操作がされた場合、一覧領域からその来所情報項目が消去され、番号1911も更新される。
各来所情報項目では、受付IDである受付番号、受付時間、用件である申請対象の書類15等の情報が表示される。それらの情報は、来所情報52に含まれている。受付時間は、例えば受付端末1で案内票8等を出力した時の時分である。来所情報一覧画面内に複数の来所情報項目が表示しきれない場合、スクロール等の操作で表示可能である。なお、一人の住民がその課の窓口で複数の書類15の申請の用件がある場合、1つの来所情報項目としてまとめて表示されるが、これに限らず、書類の用件毎に各来所情報項目として分けて表示されるようにしてもよい。
本例では、受付IDである受付番号が、「00000001」から順に増加する番号として付与される場合を示す。例えば、1番の項目1901は、受付番号「00000001」、申請対象の書類15が「戸籍謄本」等である用件を示す。次の2番の項目1902は、受付番号「00000002」、申請対象の書類15が「世帯転入」等である用件を示す。次の3番の項目1903は、受付番号が「00000004」の用件である。以下同様に、来所情報52の通知を受けた順に、一覧領域の最後に、来所情報項目がリアルタイムで追加される。なお、受付番号が「00000003」の住民も存在しているが、他の課の窓口の用件であるため、この一覧中には表示されていないという例である。
[窓口側画面(2)−来所情報詳細画面]
図19は、来所情報一覧画面の次の来所情報詳細画面(言い換えると受付詳細画面)の例を示す。来所情報詳細画面では、選択された来所情報項目の情報の詳細を表示する。この画面は、項目2001〜2003を含む。項目2001には受付番号が表示される。項目2002には、申請対象の書類15の名称等が表示される。項目2002は、用件数分の行が表示される。項目2003は、受付端末1から一時登録済みの本人確認証7に関する種類や、本人確認証画像データ71に基づいた画像2010が表示される。なお、未登録の場合(窓口で手続きの説明を受けるだけの用件の場合等)、項目2003には情報が表示されない。
職員は、来所情報詳細画面で、窓口に訪れる住民の用件等の情報を事前に確認できる。職員は、住民が窓口の席に着く前に早めに準備ができる。例えば、職員は、その画面の情報を用いて、既存システム10から住民情報や対象の書類15の情報等の検索ができる。また、予め申請に来た住民の顔がわかるため、迷っている人や事前に別の手続きが必要な人等に職員から声かけしやすくなり、能動的なサービスにつなげることができる。
職員は、来所情報項目に対応した住民が窓口の席に着いた場合、来所情報詳細画面の情報を見ながら用件の対応を行う。職員は、項目2003の画像2010を見ることで、住民の本人確認ができ、住民は改めて本人確認証を提示する必要はない。職員は、住民との間で、その来所情報項目における、申請書9の受領や書類15の発行等の手続きを完了した場合、来所情報詳細画面の「完了」ボタン2020を操作する。これにより、来所情報一覧画面に戻ると共に、その来所情報項目の用件は、終了反映とされ、一覧領域では、その終了反映とされた来所情報項目の行が消去され、一覧が更新される。窓口端末2は、サーバ3へ、その受付IDで示す来所情報の用件が完了した旨の用件終了反映情報を通知として送信する。サーバ3は、その通知を受けると、その来所情報の用件を済みの状態とするように、来所状況情報53における該当する住民個人の情報、及び課窓口の情報を更新する。それと共に、窓口端末2内の終了した用件に関する情報が消去される。
[効果等]
上記のように、実施の形態1の窓口支援システムによれば、個人情報に係わるセキュリティを高めて、住民及び職員の双方にとって、窓口での手続きの負担を軽減できると共に、窓口での時間を短縮でき、住民の利便性の向上、全体の効率化を図ることができる。実施の形態1の窓口支援システムでは、役所内の入口受付から各課窓口への窓口支援を含むプロセスが、タブレット端末及びサーバ等を用いて、電子化及びシステム化されている。役所内の来所した住民の用件やその進捗の状況が、住民個別、窓口個別、及び全体の情報として把握されている。よって、役所内の全体での手続きの効率が向上でき、役所内での手続きの時間が短縮できる。役所では、住民に案内票8や申請書9を渡すことで、サービス向上が実現できる。
住民や総合案内担当職員は、受付端末1の画面に従って簡単な操作だけで、手続き及び窓口等の案内を受けることができ、わかりやすい。住民は、窓口端末1の案内に従って、自分の手続きに関する案内票8が得られ、自分に必要または可能な手続きを容易に知ることができる。住民の手続きの漏れや誤りを未然に防ぐことができやすくなる。また、住民は、手続きのためにどの課の窓口へ行けばよいかがわかりやすい。特に、複数の課の窓口を巡る必要がある場合にも、住民は、どのように巡ればよいかがわかりやすい。住民は、窓口毎の受付人数等の状況もわかるので、予定を立てやすい。
住民は、最初に受付端末1で本人確認証7の情報を一時登録することができる。住民は、その一時登録を1回しておけば、その一時登録の情報が、サーバ3から該当する複数の各々の窓口端末2に送信されるので、それ以降、窓口毎に本人確認証7を提示する手間や時間が削減される。住民は、受付端末1の案内に従って、本人確認証情報が自動記載された、必要な申請書9を容易に得ることができる。住民は、手続きに必要な申請書9の取り違えや記入誤りを避けやすくなる。住民は、各申請書9に同じ本人確認証情報を何回も記載する手間や時間が削減される。住民及び職員は、本人確認証7の提示や本人確認情報の記載の回数を最小限に抑えることができる。
住民や総合案内担当職員は、各種の申請等の手続きに関して、専門知識を必要とせずに、従来よりも短時間で行うことができる。総合案内担当職員を設けない運用の場合にも、入口受付から各課の窓口へ住民をスムーズに導きやすくなる。総合案内担当職員を設ける運用の場合にも、専門知識をあまり持たない者の配置も可能となり、役所内の職員の人数の確保に寄与できる。
窓口の職員は、窓口端末2の来所情報に基づいて、予めどの住民がどのような用件で窓口に来るかを知ることができる。職員は、その住民が窓口の席に着くまでに、既存システム10を用いて、その住民の用件に関する準備ができる。よって、職員は、住民が窓口の席に着いたら手続きを素早く行うことができる。即ち、手続きに要する時間の短縮が図れる。
また、本システムのサービスでは、住民の入力情報や、本人確認証7の画像、用件等の情報は、受付端末1や窓口端末2には残らず、手続きの際に一時的に保持される情報とされる。よって、セキュリティも高く、住民は、本サービスを安心して利用しやすい。本人確認証7の一時登録は、受付端末1のカメラ機能を用いて本人確認証7を撮像して所定項目情報を抽出し、その画像及び文字等をサーバ3内に一時的に登録するものである。その際、受付端末1や窓口端末2内には、その本人確認証7に係わるデータ等を残さない。そのため、住民にとっては、安心であり、申請書9への記入の手間、及び申請窓口での本人確認証7の提示の手間を省くことができる。申請窓口の職員にとっては、事前に住民の本人確認証画像を含む情報を確認でき、効率化できる。
(実施の形態2)
図20を用いて、本発明の実施の形態2の窓口支援システムについて説明する。実施の形態2では、受付端末1として、請求者である住民自身が役所に持参したカメラ機能付きの携帯端末1Bを用いる。
図20は、実施の形態2の窓口支援システムの構成として、役所の入口受付の部分と、住民の自宅等の部分とを含む構成要素を示す。他の部分は実施の形態1の構成と同様であるため省略する。
住民は、自分の携帯端末1Bを所持している。携帯端末1Bは、例えばタブレット端末やスマートフォンである。住民は、携帯端末1Bを役所に持参し、入口受付において受付端末1として使用できる。携帯端末1Bは、窓口支援アプリ1B1、カメラ機能1B2、タッチパネル等を備えている。携帯端末1Bのハードウェア等の構成は、実施の形態1の図3の構成と同様であり、窓口支援プログラム10Pの代わりに窓口支援アプリ1B1を有する。窓口支援アプリ1B1は、ソフトウェアプログラム処理に基づいて、窓口支援プログラム10Pと同様の機能の他に、撮像済み画像を利用する機能等を実現する。
携帯端末1Bには、住民操作に基づいて、役所のサーバ3または通信網上の事業者サーバ16から窓口支援アプリ1B1がダウンロードされてインストールされる。窓口支援アプリ1B1は、必要に応じてアンインストールできる。
来所した住民は、入口受付で、自分の携帯端末1Bの窓口支援アプリ1B1を実行し、実施の形態1と同様の画面で、同様の操作が可能である。窓口支援アプリ1B1は、申請書作成の場合、図15のような一時登録選択画面を表示する。住民は、画面で項目1401を選択した場合、携帯端末1Bのカメラ機能1B2を用いて、自分の本人確認証7を撮像し、実施の形態1と同様に一時登録ができる。
また、実施の形態2では、住民は、予め自宅等で携帯端末1Bのカメラ機能1B2を用いて本人確認証7を撮像し保存しておいた本人確認証画像データ1B3を利用して一時登録を行うこともできる。住民は、予め自宅等で携帯端末1Bのカメラ機能1B2を用いて本人確認証7を撮像し保存しておく。来所した住民は、入口受付で、携帯端末1Bの窓口支援アプリ1B1を実行する。窓口支援アプリ1B1は、図15のような一時登録選択画面を表示する。窓口支援アプリ1B1は、その一時登録選択画面で、項目1402が選択された場合、図示しない画像選択画面を表示する。窓口支援アプリ1B1は、その画面で住民操作に基づいて、既存の画像フォルダ等から選択された本人確認証画像データ1B3を読み出す。窓口支援アプリ1B1は、読み出した本人確認証画像データ1B3を、一時登録する画像として、サーバ3へ送信する。サーバ3は、その画像を用いて、実施の形態1と同様に一時登録を行う。
携帯端末1Bの窓口支援アプリ1B1は、サーバ3との間での一時登録の処理の終了と共に、その処理に係わる本人確認証画像等を含む情報を消去する。なお、この際、予めスマートフォン等の既存の機能によって保存されていた対応する画像データについては削除されない。
実施の形態2の構成によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、実施の形態2の場合には、住民が予め自宅等で本人確認証の一時登録のための一部作業を済ませることもでき、役所内での時間短縮ができる。なお、実施の形態1の受付端末1と、実施の形態2の携帯端末1Bとが並存するシステムも可能である。
以上、本発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は前述の実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1…受付端末、2…窓口端末、3…サーバ、4A…第1LAN、4B…第2LAN、5…無線LAN、6…プリンタ、7…本人確認証、8…案内票、9…申請書、10…既存システム、11…サーバ、12…PC、13…プリンタ、14…発券機、15…書類、50…DB、51,52…来所情報。

Claims (7)

  1. 各種書類の交付請求を受け付けて請求された書類を発行する行政機関の窓口での手続きを支援する窓口支援システムであって、
    受付窓口に設けられたカメラ機能付きの端末、もしくは前記受付窓口に請求者自身が持参したカメラ機能付きの携帯端末であり、前記請求者が操作可能である、受付端末と、
    複数の請求窓口に設けられた、職員用の窓口端末と、
    前記受付端末及び前記窓口端末に接続されるサーバと、
    を備え、
    前記受付端末は、画面での前記請求者の操作に基づいて、前記書類の申請書の選択データ、本人確認証の選択データ、及び前記カメラ機能を用いて撮像された前記請求者の本人確認証の画像を含む本人確認証データを、第1来所情報として前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、前記受付端末から受信した前記第1来所情報に基づいて、前記本人確認証データを含む、前記請求窓口の職員に必要な情報を、第2来所情報として少なくとも1つの前記窓口端末へ送信し、
    前記窓口端末は、前記サーバから受信した前記第2来所情報に基づいて、前記本人確認証データを含む情報を表示する、
    窓口支援システム。
  2. 請求項1記載の窓口支援システムにおいて、
    前記本人確認証データは、前記受付端末または前記サーバによって前記本人確認証の画像から抽出された一部画像または一部文字情報として、住所、氏名を含む所定項目情報を含む、
    窓口支援システム。
  3. 請求項2記載の窓口支援システムにおいて、
    プリンタを備え、
    前記サーバは、前記受付端末から申請書印刷出力要求データを受信した場合、前記申請書の選択データで選択された前記申請書に、前記本人確認証データの前記所定項目情報を記載した状態で、前記プリンタから印刷出力させる、
    窓口支援システム。
  4. 請求項1記載の窓口支援システムにおいて、
    前記受付端末は、前記請求者自身の携帯端末である場合、前記請求者の操作に基づいて、前記カメラ機能を用いて撮像及び保存済みの前記本人確認証の画像を選択して読み出して、前記サーバへ送信する、
    窓口支援システム。
  5. 請求項1記載の窓口支援システムにおいて、
    プリンタを備え、
    前記サーバは、前記受付端末から手続き案内の選択データを受信した場合、前記請求者の用件に係わる手続き案内のための案内票を、前記プリンタから印刷出力させる、
    窓口支援システム。
  6. 各種書類の交付請求を受け付けて請求された書類を発行する行政機関の窓口での手続きを支援する窓口支援システムにおける、受付窓口に設けられたカメラ機能付きの端末、もしくは前記受付窓口に請求者自身が持参したカメラ機能付きの携帯端末である受付端末として機能させる、窓口支援プログラムであって、
    前記受付端末に、画面での前記請求者の操作に基づいて、前記書類の申請書の選択データ、本人確認証の選択データ、及び前記カメラ機能を用いて撮像された前記請求者の本人確認証の画像を含む本人確認証データを、第1来所情報として、サーバへ送信させる処理を実行させる、
    窓口支援プログラム。
  7. 請求項6記載の窓口支援プログラムにおいて、
    前記受付端末が前記請求者自身の携帯端末である場合、前記受付端末に、前記請求者の操作に基づいて、前記カメラ機能を用いて撮像及び保存済みの前記本人確認証の画像を選択して読み出して、前記サーバへ送信させる処理を実行させる、
    窓口支援プログラム。
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