JP2015069307A - サーバ、登録システム、登録方法、証明写真機、プログラム、記録媒体 - Google Patents

サーバ、登録システム、登録方法、証明写真機、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】顔写真が必要なユーザの手続を簡易化し、受付側の負担も軽減できるサーバ等を提供する。【解決手段】登録システム1では、ユーザ端末8と、証明写真機3と、サーバ5とがネットワーク9を介して接続される。サーバ5は、ユーザ端末8から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、個人データの登録に応じて、ユーザに対応するキー情報をユーザ端末8に送信するキー情報送信手段と、証明写真機3でキー情報を読み取ったユーザの顔写真データを証明写真機3から受信し、個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、を有する。証明写真機3は、キー情報の読取を行うキー情報読取装置12と、ユーザの顔写真を撮影した顔写真データをサーバ5に送信する制御装置15と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、各種の手続きを支援するためのサーバ、登録システム、登録方法、証明写真機、プログラム、記録媒体等に関する。
大学等の入学試験においては試験方法の多様化が進んでいる。受験生にとっては、受験の機会が増えるに伴い出願のための手続きもその分だけ必要であり、試験を実施する側も出願の受付処理が大きな負担となっている。
このような負担を軽減する例として、特許文献1には、受験者が申込端末で自身の受験情報と顔写真データを入力し、金融機関に受験費用を振り込まれたことを確認すると、中央処理装置が受験者の顔写真付きの受験票を作成する方法が開示されている。
特許文献2には、受験者が申込者端末から個人情報や受験を希望する学部、学科等、および顔写真データを申込受付サーバに送信し、顔写真入りの受験票を郵送により受け取る方法が開示されている。
特開平8−212263号公報 特開2005−216204号公報
一般的に、受験票には本人確認のために受験者の顔写真を貼付する。特許文献1〜2に記載の方法では、顔写真をシステムに登録することにより顔写真入りの受験票を受け取るが、このような顔写真は何でも良いわけではなく、例えば受験者のバックに風景などが写ってはいけない。
そのため、受験者は専門の店舗等に出向いて顔写真を撮影し、顔写真のデータを受け取ったうえで、これを受験者の端末から改めて入力して登録を行う必要があり、手間がかかる。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、顔写真が必要なユーザの手続を簡易化し、受付側の負担も軽減できるサーバ等を提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、ユーザ端末、証明写真機とネットワークを介して接続されるサーバであって、前記ユーザ端末から受信したユーザに関する個人データの登録を行う個人データ登録手段と、前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、前記個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、を有することを特徴とするサーバである。
第1の発明によって、受験者などのユーザは、証明写真機で撮影した顔写真データをその場でサーバへ送信し、自身の個人データなどと紐付けて簡易に登録でき、これを用いて、受験申込など顔写真が必要な各種の手続きをネット上で一括して行うことができる。また顔写真を含む登録データは各種の手続きに関し一括利用できるので、受付側の業務の効率化につながる。また、ユーザは、サーバが発行したキー情報を入力して街頭の証明写真機から顔写真データを登録するので、顔写真と個人データ等の紐付けが簡易かつ適切にでき、顔写真の登録への心理的障壁も低い。
前記データ登録手段は、前記個人データに加え、前記ユーザ端末から受信したユーザの受験に関する受験データの登録を行うことが望ましい。
これにより、本発明を各種の受験手続きに利用することができる。受験手続では複数の大学等に対し一括して同じ顔写真データを利用して受験票の発行などの業務を行うことができるので、受験者側、受付側ともに手続きに係る負担が軽減される。
前記サーバとネットワークを介して接続された登録者端末から受信した付加データを、前記個人データと紐付けて登録する付加データ登録手段を更に有することが望ましい。前記付加データは、例えば、前記ユーザの成績証明書である。
これによって、必要な情報をユーザ以外から登録することができる。例えば推薦入試のようなケースでは、ユーザの出身校における成績証明を出身校側から行うことができる。
第2の発明は、ユーザ端末と、証明写真機と、サーバとがネットワークを介して接続される登録システムであって、前記サーバは、前記ユーザ端末から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、前記個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、を有し、前記証明写真機は、前記キー情報の読取を行うキー情報読取手段と、前記ユーザの顔写真を撮影した顔写真データを前記サーバに送信する顔写真データ送信手段と、を有することを特徴とする登録システムである。
第3の発明は、ユーザ端末と、証明写真機と、サーバとがネットワークを介して接続される登録システムにおける登録方法であって、前記サーバが、前記ユーザ端末から受信したユーザに関する個人データの登録を行うステップと、前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、前記証明写真機から受信した前記ユーザの顔写真データを前記個人データと紐付けて登録するステップと、を実行し、前記証明写真機が、前記キー情報の読取を行うステップと、前記ユーザの顔写真を撮影した顔写真データを前記サーバに送信するステップと、を実行することを特徴とする登録方法である。
第4の発明は、ユーザ端末、サーバとネットワークを介して接続される証明写真機であって、ユーザの個人データの登録に応じて前記サーバから前記ユーザ端末に送信された、前記ユーザに対応するキー情報の読取を行うキー情報読取手段と、前記ユーザの顔写真を撮影した顔写真データを、前記個人データと紐付けて登録すべく、前記サーバに送信する顔写真データ送信手段と、を有することを特徴とする証明写真機である。
第5の発明は、ユーザ端末、証明写真機とネットワークを介して接続されるサーバを、前記ユーザ端末から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、前記個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、して機能させるためのプログラムである。
第6の発明は、ユーザ端末、証明写真機とネットワークを介して接続されるサーバを、前記ユーザ端末から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、して機能させるためのプログラムを記録した記録媒体である。
本発明により、顔写真が必要なユーザの手続を簡易化し、受付側の負担も軽減できるサーバ等を提供することができる。
登録システム1を示す図 サーバ5のハードウエア構成を示す図 サーバ5の機能構成を示す図 データ登録の流れを示すフローチャート 顔写真データ登録の流れを示すフローチャート ユーザ確認画面60を示す図 登録システム1aを示す図 サーバ5の機能構成を示す図 付加データ登録の流れを示すフローチャート
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(1.登録システム)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る登録システム1を示す図である。この登録システム1では、証明写真機3、サーバ5、A大学端末6a、B大学端末6b、ユーザ端末8等がネットワーク9を介してデータ送受信可能に接続される。ネットワーク9は、例えば、インターネット等である。
証明写真機3は、街頭に設置され、一般に身分証明書や書類等に貼付する証明写真の撮影に用いられる自動証明写真撮影機である。証明写真機3は、キー情報読取装置12、カメラ13、ディスプレイ14、制御装置15等を有する。
キー情報読取装置12は、後述するキー情報を読取るキー情報読取手段であり、例えばカメラや各種のリーダーが用いられる。
カメラ13は、ユーザの顔写真を撮影するものである。
ディスプレイ14は、処理の進行に応じて各種の画面を表示して操作のガイダンス等を行うものである。
制御装置15は、キー情報読取装置12、カメラ13、ディスプレイ14の各種の動作を制御するものであり、例えば後述するような制御部や通信部などを有するコンピュータが用いられる。特に本実施形態では、制御装置15は、各装置の制御を行うことにより、キー情報をキー情報読取装置12で読み取ったユーザの顔写真をカメラ13で撮影し、顔写真データをサーバ5に送信する顔写真データ送信手段として機能する。
サーバ5は、受験者であるユーザの受験手続をネット上で受け付けて受験業務に係る各種のデータ管理を行うと共に、受験票を作成して各ユーザに送付する事務局に設置される。サーバ5は、受験手続として、ユーザのユーザ端末8から個人データ等を受信してデータ登録するとともに、証明写真機3からユーザの顔写真データを受信し、個人データ等と紐付けて顔写真データの登録を行う。
図2は、サーバ5のハードウエア構成を示す図である。図に示すように、サーバ5は、例えば、制御部21、記憶部22、入力部23、表示部24、通信部25などがバス26を介して接続されて構成された一般的なコンピュータで実現できる。
制御部21は、CPU、ROM、RAMなどから構成される。
CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体などに格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、各部を駆動制御し、コンピュータが行う処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOSなどのプログラム、データなどを恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記録媒体などからロードしたプログラム、データなどを一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部22は、例えばハードディスクドライブであり、制御部21が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OSなどが格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する登録方法に係る処理をコンピュータに実行させるためのプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部21により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
入力部23は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、テンキーなどの入力装置を有する。
表示部24は、液晶パネルなどのディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路(ビデオアダプタ等)を有する。
通信部25は、ネットワーク9を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、他の装置等と通信を行う。
バス26は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3(a)はサーバ5の機能構成を示す図である。図3(a)に示すように、サーバ5は、データ登録手段51、キー情報送信手段52、顔写真データ登録手段53を有し、記憶部22に登録データ30を格納する。
データ登録手段51は、サーバ5の制御部21が、ユーザ端末8から受信したユーザに関する個人データ等を登録データ30として記録し、登録を行うものである。
キー情報送信手段52は、サーバ5の制御部21が、個人データ等の登録に応じて、証明写真機3で入力が必要となるキー情報をユーザに対して発行し、ユーザ端末8に送信するものである。
顔写真データ登録手段53は、サーバ5の制御部21が、証明写真機3でキー情報を読み取ったユーザの顔写真データを証明写真機3から受信し、個人データ等と紐付けて登録データ30として記録し、登録するものである。
図3(b)は登録データ30を示す図である。登録データ30は、ユーザID31、パスワード32、個人データ33、顔写真データ34、受験データ35等を含み、これらを紐付けて記録したものである。
ユーザID31は、出願に係るユーザの識別情報である。
パスワード32は、証明写真機3でのユーザ認証に用いる認証情報である。
個人データ33は、ユーザに関する個人情報である。個人データは、例えば氏名、生年月日、性別、電話番号、住所等である。
顔写真データ34は、証明写真機3のカメラ13により撮影したユーザの顔写真のデータである。
受験データ35は、ユーザの受験に関するデータであり、例えば受験する大学、学部、学科、受験日程等である。
図1の説明に戻る。A大学端末6a、B大学端末6bは、試験を実施する大学に設置される端末であり、図2等で説明したものと同様の構成を有するコンピュータ等で実現できる。
ユーザ端末8は、ユーザが使用する端末であり、図2等で説明したものと同様の構成を有するコンピュータ、携帯端末等で実現できる。
(2.登録方法)
次に、登録システム1における登録方法について説明する。
(2−1.ユーザ登録)
本実施形態では、ユーザが、まずユーザ端末8より個人データ33、受験データ35をサーバ5に登録する。そこで、まずこのデータ登録の流れについて図4を参照して説明する。図4はデータ登録の流れを示すフローチャートである。図のS103〜S105はサーバ5の制御部21が実行する処理であり、その他はユーザ端末8の制御部が実行する処理である。
本実施形態では、まず、ユーザによる所定のURL等の入力に応じて、ユーザ端末8がサーバ5に接続し、サーバ5が提供するデータ登録用のサイト(不図示)を表示部に表示する(S101)。
次いで、ユーザはサイト上でユーザの個人データ33、受験データ35を入力し、ユーザ端末8は入力された個人データ33、受験データ35をサーバ5へ送信する(S102)。
サーバ5は、ユーザ端末8から個人データ33、受験データ35を受信し、これらを紐付けて登録データ30として記録し、登録を行う(S103)。なお、S103では受験校ごとの受験番号などをサーバ5が発行して受験データ35として記録してもよい。
また、サーバ5は、ユーザID31とパスワード32を登録を行ったユーザに対し発行して個人データ33等と紐付けて登録データ30として記録する(S104)。次いで、ユーザID31とパスワード32をコード化してユーザに対応するキー情報を発行し、キー情報とパスワード32をユーザ端末8に送信する(S105)。キー情報は、証明写真機3にて入力を行ってユーザ認証に用いるものであり、本実施形態では二次元コードを用いるが、これに限ることはない。
ユーザ端末8は、サーバ5からキー情報、パスワード32を受信する(S106)。本実施形態では、後述するキー情報読取装置12での読取を行うために、キー情報を印刷出力したり、携帯端末へダウンロードしたりすることができる。
(2−2.顔写真データ登録)
本実施形態では、次に、ユーザが、証明写真機3から自身の顔写真データをサーバ5に登録する。そこで、この顔写真データ登録の流れについて図5を参照して説明する。図5は顔写真データ登録の流れを示すフローチャートである。図のS205、S206、S211はサーバ5の制御部21が実行する処理であり、その他は証明写真機3の制御装置15が実行する処理である。
本実施形態では、ユーザが、紙出力あるいは携帯端末の表示部での表示を行ったキー情報を証明写真機3のキー情報読取装置12にかざすと、証明写真機3の制御装置15はキー情報読取装置12を介してキー情報を読取る(S201)とともに、パスワード入力画面(不図示)をディスプレイ14に表示する。
ユーザがパスワード入力画面上でパスワード32を入力すると、証明写真機3の制御装置15は、このパスワード32の入力を受付け(S202)、ユーザ認証を行う(S203)。ユーザ認証は、入力されたパスワード32が、キー情報中のパスワード32と対応するか否かにより行うことができる。ユーザ認証が成功の場合(S203;「OK」)、証明写真機3の制御装置15は、キー情報中のユーザID31をサーバ5に送信する(S204)。
サーバ5は、ユーザID31を受信すると(S205)、ユーザID31に対応する登録データ30の個人データ33からユーザの氏名を取得し、ユーザの氏名を含んだユーザ確認画面を証明写真機3に送信する(S206)。
証明写真機3の制御装置15は、ユーザ確認画面を受信してディスプレイ14に表示し(S207)、ユーザに確認を促す。図6はユーザ確認画面60の例である。ここでは、「あなたは山田太郎さんですか」などのユーザ氏名を含んだユーザ確認用のメッセージ61と、「はい」ボタン62、「いいえ」ボタン63が表示される。なお、より正確にユーザ確認を行うために、その他の個人データ33、例えば電話番号や生年月日を表示させてもよい。
ユーザは、メッセージ61を確認し、「はい」ボタン62を押下する。証明写真機3の制御装置15は、これによりユーザ確認された旨を受付けると(S208;「OK」)、ディスプレイ14に「顔写真の登録を行いますか。行う場合は登録料金の支払いをお願いします」などのメッセージを表示し、ユーザの顔写真登録用の登録料金などの支払いに応じて、カメラ13によりユーザの顔写真を撮影する(S209)。
そして、証明写真機3の制御装置15は、撮影した顔写真データ34をキー情報中のユーザID31などとともにサーバ5に送信し(S210)、「登録が完了しました」など、登録完了を示すメッセージをディスプレイ14に表示する。なお、通常どおり証明写真機3において顔写真を紙出力等するような場合は、通常料金の支払いに応じて顔写真の紙出力等を行うようにしてもよい。
サーバ5は、顔写真データ34をユーザID31などとともに受信し、ユーザID31に対応する個人データ33等と顔写真データ34を紐付けて登録データ30として記録し、登録を行う(S211)。なお、証明写真機3の制御装置15は、パスワード32によるユーザ認証が失敗した場合(S203;「NG」)や、先程のユーザ確認画面60で「いいえ」ボタン63が選択された場合(S208;「NG」)は、最初から操作をやり直す旨のメッセージをディスプレイ14に表示するなどして処理を終了する。
以上によりユーザの顔写真データ34が個人データ33や受験データ35と紐付けて登録データ30として登録される。この登録データ30は、ユーザ端末8からアクセス可能とし、個人データ33や過去の受験データ35などをネット上で確認可能とすることで、安心感の醸成につながる。また、新たに受験校を追加する場合や個人情報を変更する場合は、必要に応じてユーザ端末8からサーバ5にアクセスして受験データ35の追加や個人データ33の更新を行うことができる。
このようにして作成された登録データ30は、事務局がサーバ5で管理して受験情報の管理に用い、必要に応じてA大学端末6a、B大学端末6bからアクセス可能とする。サーバ5からは、登録データ30の集計等により受験者数など受験者に係るリアルタイムな統計データを作成し、各大学に提供することができる。各大学は、これにより短期的な受験対策を行うことができ、業務効率化につながる。
なお、受験手続においては、別途受験料の入金を確認すれば受験手続の完了とし、手続の完了を示す確認メールをサーバ5からユーザ端末8へ送信する。また、事務局では登録データ30を用いて受験票を印刷して作成し、顔写真データ34に基づく顔写真付きの受験票をユーザに郵送する。受験料の入金はネット上の決済システムで行うものとし、ネット上での払込みの完了に応じてその旨を決済システムからサーバ5が受信するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザが証明写真機3で撮影した顔写真データ34をその場でサーバ5へ送信し、自身の個人データ33などと紐付けて簡易に登録でき、これを用いて、複数の受験校への受験申込など、顔写真が必要な各種の複数の手続きをネット上で一括して行うことができる。また顔写真を含む登録データ30を各種の手続きに関し一括利用できるので、受付側の業務の効率化につながる。また、ユーザは、サーバ5が発行したキー情報を入力して街頭の証明写真機3から顔写真データ34を登録するので、顔写真と個人データ33等の紐付けが簡易かつ適切にでき、顔写真の登録への心理的障壁も低い。
特に本実施形態では登録データ30として受験データ35も登録しておき、各種の受験手続きに利用する。受験手続では複数の大学等に対し一括して同じ顔写真データ34を利用して受験票の発行などの業務を行うことができるので、受験者側、受付側ともに手続きに係る負担が軽減される。
ただし、本発明がこれに限ることはない。例えば、顔写真は受験日前の所定期間内に撮影したものと限定されることが多いことから、サーバ5によって、顔写真データ34を登録から一定期間で削除し、新たな登録を促す旨のメールを前記のキー情報やパスワード32などとともにユーザ端末8に送信するようにしてもよい。
さらに、この登録システム1は、受験手続に限らず、免許証発行や履歴書作成など、顔写真が必要な各種の手続あるいは作業に利用することができる。また、受験手続に用いる場合でも、上記のように大学入試に限らず、各種の試験に適用することが可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、前記の登録データ30として、推薦入試に用いる成績証明書等の付加データを、手続きを行うユーザ以外から登録する例である。
図7は第2の実施形態に係る登録システム1aを示す図である。この登録システム1aは、第1の実施形態の登録システム1と同様であるが、C高校端末7がネットワーク9を介して接続される点で異なる。
C高校端末7は、例えばユーザが通っている、あるいは通っていた高校に設けられた端末であり、ユーザの成績証明書を付加データとしてサーバ5に登録する登録者端末である。C高校端末7は、図2等で説明したものと同様の構成を有するコンピュータ等で実現できる。
図8(a)に本実施形態におけるサーバ5の機能構成を示す。図に示すように、サーバ5は、前記したデータ登録手段51、キー情報送信手段52、顔写真データ登録手段53の他、付加データ登録手段54を有する。
付加データ登録手段54は、サーバ5の制御部21が、サーバ5とネットワーク9を介して接続された登録者端末から受信した付加データを、個人データ33と紐付けて登録するものである。前記したように、本実施形態では、ユーザの成績証明書のデータをC高校端末7から受信し、付加データとして登録を行う。
図8(b)は本実施形態における登録データ30を示す図である。ここでは、登録データ30として、前記のユーザID31、パスワード32、個人データ33、顔写真データ34、受験データ35に加えて、ユーザの成績証明書データ36、登録者データ37が登録される。
成績証明書データ36は、C高校が発行する成績証明書の電子データであり、例えば成績証明書のPDFデータや画像データである。
登録者データ37は、成績証明書データ36の登録者に関するデータであり、本実施形態では、後述する登録者に発行したIDなどが含まれる。
なお、本実施形態では、サーバ5の記憶部22に、C高校を含む各高校のメールアドレスを高校名と紐付けて登録したメーリングリストなども記録される。このメーリングリストは、予め事務局側から各高校に高校名やアドレス等の登録依頼を郵送などによって行い、各高校の登録者によって登録を行ってもらうようにしておく。
次に、図9を参照して付加データ登録の流れについて説明する。図9は付加データ登録の流れを示すフローチャートである。図のS403、S404、S409はサーバ5の制御部21が実行する処理であり、S405〜S408はC高校端末7の制御部が実行する処理である。その他はユーザ端末8の制御部が実行する。
ここでは、まず、ユーザによる所定のURLの入力に応じて、ユーザ端末8がサーバ5に接続し、サーバ5が提供する成績証明書登録依頼用のサイト(不図示)を表示部に表示する(S401)。
ユーザがサイト上で成績証明書の登録を依頼するC高校の高校名等を選択するなどして入力すると、ユーザ端末8は入力されたC高校の高校名をサーバ5に送信する(S402)。
サーバ5は、ユーザ端末8からC高校の高校名を受信する(S403)と、前記のメーリングリストを参照し、C高校の高校名と対応するアドレスに、ユーザの成績証明書登録依頼をメールで送信する(S404)。この成績証明書登録依頼では、サーバ5が提供する成績証明書登録用のサイト(不図示)にアクセスするためのURLがメール文中に含まれる。なお、成績証明書登録依頼は郵送で行ってもよく、この場合は成績証明書登録依頼書に上記のURLを記載しておく。
C高校端末7は、成績証明書登録依頼を受信する(S405)。これにより成績証明書の登録を依頼されたC高校の登録者は、C高校端末7において上記のURLを入力する。C高校端末7はサーバ5に接続し(S406)、成績証明書登録用のサイト(不図示)を表示部に表示する。
登録者がサイト上で必要事項を入力しサーバ5へ送信すると、C高校端末7は、ユーザの登録データ30にアクセスするための指定URLと、サーバ5が発行した登録者のID、パスワードをサーバ5から受信する(S407)。パスワードとしては、ワンタイムパスワードを用いるとセキュリティ性が高く好ましい。また、登録者のIDは前記の登録者データ37として登録しておき、これによって登録者の特定を可能としセキュリティ性を高めることができる。
登録者は、C高校端末7にて指定URLを入力し、上記のIDとパスワードによる認証を行った後、C高校端末7から成績証明書データ36をサーバ5に送信する(S408)。この際、ユーザの登録データ30の所定部分を閲覧可能とし、個人データ33や顔写真データ34などから、ユーザがC高校の在校生あるいは卒業生であることを登録者が確認できることが望ましい。
サーバ5は、C高校端末7から受信した成績証明書データ36を、ユーザの個人データ33等と紐付けて登録データ30として記録し、登録を行う(S409)。この成績証明書データ36は、推薦入試などの場合に事務局あるいはA大学、B大学などで利用することができ、またユーザもユーザ端末8からアクセスして閲覧可能である。
以上説明した第2の実施形態では、推薦入試などに必要な情報として、ユーザの出身校における成績証明書データ36を出身校から登録できる。この成績証明書データ36は事務局や大学側で利用することができ、従来のように、成績証明書を出願の都度発行してもらい各大学に送付するなどの手間が省略できる。なお、本実施形態では付加データの例として成績証明書データ36を挙げたが、付加データは、手続きに必要な、ユーザ以外の登録に係るデータであればよい。例えば大学入試センター試験などの別試験の試験結果なども考えられ、この場合は、試験実施者の端末から上記と同様に試験結果を登録すればよい。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a………登録システム
3………証明写真機
5………サーバ
6a………A大学端末
6b………B大学端末
7………C高校端末
8………ユーザ端末
9………ネットワーク
12………キー情報読取装置
13………カメラ
14………ディスプレイ
15………制御装置
30………登録データ
31………ユーザID
32………パスワード
33………個人データ
34………顔写真データ
35………受験データ
36………成績証明書データ
37………登録者データ
51………データ登録手段
52………キー情報送信手段
53………顔写真データ登録手段
54………付加データ登録手段

Claims (9)

  1. ユーザ端末、証明写真機とネットワークを介して接続されるサーバであって、
    前記ユーザ端末から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、
    前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、
    前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、前記個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、
    を有することを特徴とするサーバ。
  2. 前記データ登録手段は、前記個人データに加え、前記ユーザ端末から受信したユーザの受験に関する受験データの登録を行うことを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記サーバとネットワークを介して接続された登録者端末から受信した付加データを、前記個人データと紐付けて登録する付加データ登録手段を更に有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサーバ。
  4. 前記付加データは、前記ユーザの成績証明書であることを特徴とする請求項3に記載のサーバ。
  5. ユーザ端末と、証明写真機と、サーバとがネットワークを介して接続される登録システムであって、
    前記サーバは、
    前記ユーザ端末から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、
    前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、
    前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、前記個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、
    を有し、
    前記証明写真機は、
    前記キー情報の読取を行うキー情報読取手段と、
    前記ユーザの顔写真を撮影した顔写真データを前記サーバに送信する顔写真データ送信手段と、
    を有することを特徴とする登録システム。
  6. ユーザ端末と、証明写真機と、サーバとがネットワークを介して接続される登録システムにおける登録方法であって、
    前記サーバが、
    前記ユーザ端末から受信したユーザに関する個人データの登録を行うステップと、
    前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記証明写真機から受信した前記ユーザの顔写真データを前記個人データと紐付けて登録するステップと、
    を実行し、
    前記証明写真機が、
    前記キー情報の読取を行うステップと、
    前記ユーザの顔写真を撮影した顔写真データを前記サーバに送信するステップと、
    を実行することを特徴とする登録方法。
  7. ユーザ端末、サーバとネットワークを介して接続される証明写真機であって、
    ユーザの個人データの登録に応じて前記サーバから前記ユーザ端末に送信された、前記ユーザに対応するキー情報の読取を行うキー情報読取手段と、
    前記ユーザの顔写真を撮影した顔写真データを、前記個人データと紐付けて登録すべく、前記サーバに送信する顔写真データ送信手段と、
    を有することを特徴とする証明写真機。
  8. ユーザ端末、証明写真機とネットワークを介して接続されるサーバを、
    前記ユーザ端末から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、
    前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、
    前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、前記個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  9. ユーザ端末、証明写真機とネットワークを介して接続されるサーバを、
    前記ユーザ端末から受信したユーザの個人データの登録を行うデータ登録手段と、
    前記個人データの登録に応じて、前記ユーザに対応するキー情報を前記ユーザ端末に送信するキー情報送信手段と、
    前記証明写真機で前記キー情報を読み取ったユーザの顔写真データを前記証明写真機から受信し、前記個人データと紐付けて登録する顔写真データ登録手段と、
    して機能させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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