JP7092246B1 - 申請システム、端末、マイナンバーカードの申請方法、及びプログラム - Google Patents

申請システム、端末、マイナンバーカードの申請方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マイナンバーカードの申請補助業務を効率よく行う申請システム、端末、サーバ、マイナンバーカードの申請方法及びプログラムを提供する。【解決手段】申請の補助業務を行う補助者が使用する端末と、端末とネットワークを介して通信接続されたサーバと、を備える申請システムにおいて、端末の制御部201は、マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力部と、申請者の顔写真を撮影する撮影部と、入力部により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、撮影手段により撮影された顔写真とをサーバに送信する送信部と、を備える。サーバの制御部301は、端末から送信された申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とを受信する受信部を備える。【選択図】図4

Description

特許法第30条第2項適用 〔掲載日〕 令和3年8月23日 〔ウェブサイトのアドレス〕 ニュースリリースページ https://www.dnp.co.jp/news/detail/10161309_1587.html 〔刊行物等〕 〔掲載日〕 令和3年8月23日 〔ウェブサイトのアドレス〕 製品ページ https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1190586_1567.html#anchor005 〔刊行物等〕 〔掲載日〕 令和3年8月23日 〔ウェブサイトのアドレス〕 サポートページ https://www.dnp.co.jp/biz/theme/idsystem_support/detail04/10159068_3505.html 〔刊行物等〕 〔試験を行った日〕令和3年7月13日~8月末 〔試験を行った場所〕神奈川県厚木市役所 〔刊行物等〕 〔試験を行った日〕令和3年8月12日~現在 〔試験を行った場所〕東京都大田区役所 〔刊行物等〕 〔試験を行った日〕令和3年9月6日~現在 〔試験を行った場所〕神奈川県横浜市旭区役所
本発明は、申請システム、端末、サーバ、マイナンバーカードの申請方法、及びプログラムに係り、詳細には、マイナンバーカードの申請手続きを支援する技術に関する。
平成28年1月から、マイナンバーカードの交付が開始されている。マイナンバーカードは、個人番号(マイナンバー)を証明する書類や本人確認の際の公的な本人確認書類として利用したり、様々な行政サービスを受けることができるICカードである。近年では、マイナンバーカードを健康保険証として利用することも可能になり、利用範囲が広がっている(非特許文献1)。
マイナンバーカードを取得するには、利用者が交付申請を行う必要がある。マイナンバーカードの申請方法には、現状、(1)郵便で行う方法、(2)パソコンで行う方法、(3)スマートフォンで行う方法、(4)証明用写真機で行う方法がある(非特許文献2)。上述の(1)郵便で申請を行う場合は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)から申請者の元に発送された交付申請書に申請者が署名または記名・押印し、顔写真を貼り付け、送付用封筒に入れて、郵便ポストに投函する。(2)パソコンで申請を行う場合は、申請者がデジタルカメラで顔写真を撮影してパソコンに保存し、交付申請用のWEBサイト(マイナンバーカード総合サイト)にアクセスして画面にしたがって必要事項を入力し、顔写真を添付して送信する。(3)スマートフォンで申請を行う場合は、申請者がスマートフォンのカメラで顔写真を撮影し、交付申請書に印字されたQRコード(登録商標)を読み込み、申請用WEBサイトにアクセスした後、画面にしたがって必要事項を入力し、顔写真を添付して送信する。(4)証明用写真機で申請を行う場合には、申請者はタッチパネルから「個人番号カード申請」を選択し、撮影用の料金を入れて、交付申請書に印字されたQRコードをバーコードリーダにかざす。その後、画面の案内にしたがって必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信ボタンを押下する。
これらの申請方法は、いずれも申請者が自分で申請を行うことを想定している。そのため、これらの申請方法が難しい人や交付申請書のQRコードを紛失した人のために、自治体職員が交付申請の補助を実施している。
図14は、補助者がマイナンバーカードの申請を補助する場合の従来の処理フローを示す図である。図14に示すように、まず補助者がパソコンを操作して登録サイトにアクセスする(ステップS1101)。次に、申請者が画面に表示された利用規約を読み、確認する(ステップS1102)。その後、画面に表示される入力フォームにしたがって、補助者が必要事項を入力する。具体的には、補助者は、交付申請書の申請書ID(数値)を入力し、確認用にもう一度同じ申請書IDを入力する(ステップS1103)。次に、補助者はメール連絡用氏名を入力し(ステップS1104)、メールアドレスを入力する。メールアドレスは確認用に2回入力する(ステップS1105)。また、補助者は画像認証を実施する。例えば、表示されている画像から数字を読み取って入力する(ステップS1106)。このようにしてメールアドレスの登録が完了すると、入力内容が所定の送信先へ送信される(ステップS1107)。その後、登録されたメールアドレス宛にメールが届くと、補助者はメールを開き、メールに記載されている登録用URLへアクセスする(ステップS1108)。補助者は、申請者の顔写真をデジタルカメラで撮影し、パソコンに取り込み、登録用URLのサイトへ顔写真をアップロードする(ステップS1109)。その後、申請者が申請に必要な情報(電子証明書の希望、点字表記の希望等)を入力し(ステップS1110)、申請者が登録ボタンを押下する(ステップS1111)。顔写真やステップS1110で入力された情報は、所定の送信先へ送信される(ステップS1112)。
J-LIS 地方公共団体情報システム機構、"マイナンバーカード総合サイト"、[online]、令和3年3月9日検索、インターネット、<URL:https://www.kojinbango-card.go.jp/>
内閣官房・内閣府・総務省、"マイナンバーカードの申請方法"、[online]、令和3年3月9日検索、インターネット、<URL: https://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/card_shinsei.pdf>
しかしながら、上述した従来の処理フローでは、電子メールアドレスを入力し、メールで送られてきた登録用URLにアクセスする必要があるなど、手順が冗長で申請に時間がかかっていた。また、自治体職員(補助者)が企業や施設を訪問し、申請書を記載してもらう出張申請を行う自治体もあるが、出張先での写真プリントアウト、申請書の記入、写真の貼り付けを行う必要があり、1件の申請に多くの時間を費やしてしまう。また、自治体職員(補助者)が申請書の入力不備確認を行う必要があり、作業負担が大きいものであった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、マイナンバーカードの申請補助業務を効率よく行うことが可能な申請システム等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するためのの発明は、マイナンバーカードの申請を行うための申請システムであって、前記申請の補助業務を行う補助者が使用する端末と、前記端末に外付けされ、申請者の顔写真を撮影する撮影装置と、前記端末とネットワークを介して通信接続されたサーバと、を備え、前記端末は、マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、前記撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とを前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記撮影装置は、更に、前記申請書IDを示すコードを撮影し、前記端末の入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含み、前記撮影装置は、前記申請書IDを示すコードを撮影する際に、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向き、前記サーバは、前記端末から送信された申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とを受信する受信手段を備えることを特徴とする申請システムである。
の発明によれば、補助者は、端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真の撮影を行い、端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の申請書IDの入力や申請に必要な情報の入力を行うことができる。これにより、補助者は撮影の都度、端末を持ち上げる必要がなく、負担が軽減する。また、撮影装置を端末と離れた位置に設置できるため、申請者と補助者は適切な距離を隔てることができる。また、端末から申請書ID及び申請に必要な情報と顔写真とがネットワークを介して通信接続されたサーバに送信され、申請が完了する。このように、申請の処理フローが簡素となり、補助者の作業負担が軽減され、効率よく申請補助業務を行える。また、申請補助業務の習得も短時間に行えるようになる。
第1の発明において、前記撮影装置は、レンズの向きを調整できるものであり、少なくともレンズを申請者の顔に向かう方向と下方に向けることが可能であってもよい。
の発明において、前記撮影装置と前記端末との間に仕切りが設置されていてもよい。これにより、飛沫防止用のアクリル板等の仕切りを隔てて、申請者側に撮影装置を、補助者側に端末を配置できる。申請者側に撮影装置を配置できるため、撮影のために仕切りを移動する必要がなく、撮影の作業効率が向上する。
第1の発明において、前記撮影装置は、顔写真撮影用の撮影装置と、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向いた前記申請書IDを示すコードの撮影用の撮影装置とを含み、前記顔写真撮影用の撮影装置および前記コードの撮影用の撮影装置と、前記端末との間に仕切りが設置されてもよい。
の発明は、マイナンバーカードの申請を行うための申請システムであって、前記申請の補助業務を行う補助者が使用する端末と、前記端末に外付けされ、申請者の顔写真を撮影する撮影装置と、前記端末に外付けされた表示装置と、前記端末とネットワークを介して通信接続されたサーバと、を備え、前記端末は、マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、前記撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得した顔写真を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とを前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記端末から送信された申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とを受信する受信手段を備えることを特徴とする申請システムである。
の発明によれば、補助者は、端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真の撮影を行い、撮影した顔写真を端末に外付けされた表示装置に表示させ、申請者に確認してもらうことができる。また、補助者は、端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の申請書IDの入力や申請に必要な情報の入力を行うことができる。これにより、補助者は撮影の都度、端末を持ち上げたり、顔写真の確認のために端末の向きを変え、申請者に見せるといった作業が不要となり、負担が軽減する。また、撮影装置を端末と離れた位置に設置できるため、申請者と補助者は適切な距離を隔てることができる。また、端末から申請書ID及び申請に必要な情報と顔写真とがネットワークを介して通信接続されたサーバに送信され、申請が完了する。このように、申請の処理フローが簡素となり、補助者の作業負担が軽減され、効率よく申請補助業務を行える。また、申請補助業務の習得も短時間に行えるようになる。
第2の発明において、前記表示装置は、タッチパネルを有していてもよい。
の発明において、前記撮影装置及び前記表示装置と、前記端末との間に仕切りが設置されていてもよい。これにより、飛沫防止用のアクリル板等の仕切りを隔てて、申請者側に撮影装置及び表示装置を、補助者側に端末を配置できる。申請者側に撮影装置を配置できるため、撮影のために仕切りを移動する必要がなく、撮影の作業効率が向上する。
2の発明において、前記撮影装置は、更に、前記申請書IDを示すコードを撮影し、前記端末の入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含むことが望ましい。これにより、端末に外付けされた撮影装置を用いて申請書IDを示すコードを読み取ることが可能となる。
また、第2の発明において、前記撮影装置は、顔写真撮影用の撮影装置と、前記申請書IDを示すコードの撮影用の撮影装置とを含むようにしてもよい。これにより、端末に外付けされた撮影装置で顔写真の撮影を行ったり、QRコードを撮影したりできる。
第1及び第2の発明において、前記端末はタブレット端末であることが望ましい。
また、第1及び第2の発明において、前記撮影装置は、所定の位置に固定されたUSBカメラであることが望ましい。撮影装置が固定されているため、撮影の都度、位置を調整してピント合わせを行う手間を省くことができる。また、手ブレを防ぐこともできる。
また、第1及びの発明において、前記サーバは、各所に設置されている写真撮影装置を管理するサーバであり、前記端末は、前記写真撮影装置用に構築されたネットワークを介して前記サーバと通信接続されることが望ましい。これにより端末からサーバ、サーバからJ-LISへのデータ伝送を、既に整備されているインフラを流用して、安全に行うことができる。現在行われている証明用写真機(写真撮影装置)での申請フローと同様に、メールアドレスの登録が不要であり、補助者の端末においても手間のかかる作業が不要となる。
の発明は、マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用する端末であって、マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、前記端末に外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段と、を備え、前記撮影装置は、更に、前記申請書IDを示すコードを撮影し、前記端末の入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含み、前記撮影装置は、前記申請書IDを示すコードを撮影する際に、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向くことを特徴とする端末である。
の発明により、第の発明に係る申請システムの端末を提供できる。
の発明は、マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用する端末であって、マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、前記端末に外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得した顔写真を前記端末に外付けされた表示装置に表示させる表示制御手段と、前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段と、を備えることを特徴とする端末である。
の発明により、第の発明に係る申請システムの端末を提供できる。
また、第3及び第4の発明において、前記端末はタブレット端末であることが望ましい。
また、第3及び第4の発明において、前記撮影装置は、所定の位置に固定されたUSBカメラであることが望ましい。
の発明は、マイナンバーカードの申請方法であって、申請の補助業務を行う補助者が端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力ステップと、前記補助者が前記端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真を撮影する撮影ステップと、前記端末が、前記申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とをネットワークを介して通信接続されたサーバに送信する送信ステップと、を含み、前記入力ステップにおいて、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向いた前記撮影装置により、前記申請書IDを示すコードを撮影し、前記コードを読み取ることを特徴とするマイナンバーカードの申請方法である。
の発明によれば、補助者は、端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真の撮影を行い、端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の申請書IDの入力や申請に必要な情報の入力を行うことができる。これにより、補助者は撮影の都度、端末を持ち上げる必要がなく、負担が軽減する。また、撮影装置を端末と離れた位置に設置できるため、申請者と補助者は適切な距離を隔てることができる。また、端末から申請書ID及び申請に必要な情報と顔写真とがネットワークを介して通信接続されたサーバに送信され、申請が完了する。このように、申請の処理フローが簡素となり、補助者の作業負担が軽減され、効率よく申請補助業務を行える。また、申請補助業務の習得も短時間に行えるようになる。
の発明は、マイナンバーカードの申請方法であって、申請の補助業務を行う補助者が端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力するステップと、前記補助者が前記端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真を撮影するステップと、前記端末が、前記顔写真を前記端末に外付けされた表示装置に表示させるステップと、前記端末が、前記申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とをネットワークを介して通信接続されたサーバに送信するステップと、を含むことを特徴とするマイナンバーカードの申請方法である。
の発明によれば、補助者は、端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真の撮影を行い、撮影した顔写真を端末に外付けされた表示装置に表示させ、申請者に確認してもらうことができる。また、補助者は、端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の申請書IDの入力や申請に必要な情報の入力を行うことができる。これにより、補助者は撮影の都度、端末を持ち上げたり、顔写真の確認のために端末の向きを変え、申請者に見せるといった作業が不要となり、補助者の負担が軽減する。また、撮影装置を端末と離れた位置に設置できるため、申請者と補助者は適切な距離を隔てることができる。また、端末から申請書ID及び申請に必要な情報と顔写真とがネットワークを介して通信接続されたサーバに送信され、申請が完了する。このように、申請の処理フローが簡素となり、補助者の作業負担が軽減され、効率よく申請補助業務を行える。また、申請補助業務の習得も短時間に行えるようになる。
の発明は、マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用するコンピュータを、マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段、前記コンピュータに外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段、前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段、前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、前記撮影制御手段は、更に、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向いた前記撮影装置を用いて、前記申請書IDを示すコードを撮影し、前記入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含むことを特徴とするプログラムある。
の発明により、コンピュータを、第1の発明に係る申請システムにおける端末として機能させることが可能となる。
の発明は、マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用するコンピュータを、マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段、前記コンピュータに外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段、前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段、前記画像取得手段により取得した顔写真を外付けされた表示装置に表示させる表示制御手段、前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムである。
の発明により、コンピュータを、第2の発明に係る申請システムにおける端末として機能させることが可能となる。
本発明により、マイナンバーカードの申請補助業務を効率よく行うことが可能な申請システム等を提供できる。
申請システム1の全体構成を示す図 端末2のハードウェア構成を示す図 サーバ3のハードウェア構成を示す図 申請システム1の機能構成及びデータの流れを示す図 申請システム1を使用したマイナンバーカードの申請方法を説明するフローチャート 端末2の画面遷移を示す図 第2の実施形態の申請システム1Aの全体構成を示す図 顔写真撮影用の撮影装置21の設置例を示す図 QRコード撮影用の撮影装置21の設置例を示す図 申請システム1Aの機能構成及びデータの流れを示す図 第3の実施形態の申請システム1Bの全体構成を示す図 撮影装置21の設置例を示す図 申請システム1Bの機能構成及びデータの流れを示す図 従来の補助者による申請の流れを示すフローチャート
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る申請システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、申請システム1は、端末2とサーバ3とがネットワーク4を介して通信可能に接続される。
端末2は、マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用する端末であり、撮影機能(カメラ207)、入力機能(タッチパネルディスプレイ204等)、及び通信機能(通信部203)を備えた例えばタブレット端末である。なお、補助者が端末2を申請会場等に持ち運んで使用することを鑑み、端末2はタブレット端末とすることが好ましいが、タブレット端末に限定されず、上述したように撮影機能(カメラ207)、入力機能(タッチパネルディスプレイ204等)、及び通信機能(通信部203)を一体的に備えた端末であればよく、Webカメラを備えたノート型PC等でもよい。
補助者とは、マイナンバーカードの申請を行う申請者の申請手続きを補助する者であり、例えば自治体職員等である。マイナンバーカードの申請は申請者本人がスマートフォンやPC等を用いて自宅からオンライン申請を行ったり、各所に設置されている証明用写真機(写真撮影装置5)から申請を行うことも可能であるが、申請者本人が一人で申請を行うことが難しい場合には、補助者が申請手続きを手伝うことがある。本発明の申請システム1は、補助者がマイナンバーカードの申請を補助する場合に用いられる仕組みである。
サーバ3は、申請システム1において端末2とネットワーク4を介して通信接続され、端末2から送信されるマイナンバーカードの申請情報を受信して編集・保存し、申請情報の送信先である地方公共団体情報システム(J-LIS)6に転送するコンピュータである。各所に設置されている証明写真撮影用の写真撮影装置5を管理する管理サーバが、本発明に係る申請システム1のサーバ3を兼ねてもよい。サーバ3と地方公共団体情報システム6(J-LIS)との間のデータ伝送は専用線7を用いるものとする。
端末2とサーバ3との間のネットワーク4は、LAN(Local Area Network)や、より広域に通信接続されたWAN(Wide Area Network)、またはインターネット等の公衆の通信回線、基地局等を含む。ネットワーク4は有線、無線を問わない。
写真撮影装置5は、従来のマイナンバーカードの申請方法において利用されている据置型の写真撮影装置5(証明用写真機)であり、顔写真を撮影するための撮影部(カメラ)、照明部、操作部(タッチパネルディスプレイ)、課金処理部、通信部、画像処理部等を備える。写真撮影装置5は、マイナンバーカードの申請情報を集約する管理サーバと通信接続され、管理サーバで申請情報の保存、編集、自治体情報の登録、変更等の処理を行っている。管理サーバは、専用線7でJ-LIS6と通信接続され、管理サーバからJ-LIS6へ専用線7を介して申請情報が伝送される。
写真撮影装置5でのマイナンバーカード申請に使用されている管理サーバやネットワーク(専用線7を含む)を本実施形態の申請システム1に流用するようにすれば、写真撮影装置5向けに整備したインフラを本発明に適用できる。
図2は、端末2のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、端末2は、制御部201、記憶部202、通信部203、タッチパネルディスプレイ204(表示部205、入力部206)、カメラ207、マイク208、及びスピーカ209等をバス210により接続して構成したコンピュータにより実現できる。なお、本実施形態では、端末2としてタブレット端末を使用するものとする。タブレット端末であれば携帯性が良く、補助者が申請者の自宅へ持ち運んだり、企業や施設等の申請会場に持ち運んだりしやすく、便利である。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成される。CPUは、記憶部202、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス210を介して接続された各装置を駆動制御し、端末2が行う処理を実現する。
記憶部202は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等であり、制御部201が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、マイナンバーカードの申請に関する処理を端末2に実行させるためのアプリケーションプログラム(申請アプリ)が格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部201により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。端末2が実行する処理の詳細については後述する。
通信部203は、通信制御装置、通信ポート等を有し、端末2とネットワーク4との間の通信を媒介する通信インターフェースであり、ネットワーク4を介して、サーバ3や他のコンピュータとの通信制御を行うことが可能である。バス210は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
タッチパネルディスプレイ204は、表示部205及び入力部206であり、制御部201の制御によりユーザの操作・選択に係る各種の画面を表示し、画面上のタッチ操作によるユーザの指示入力等を受け付ける。入力された信号は制御部201に入力される。
カメラ207は、申請者の顔写真を撮影するためのカメラであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子により構成される。また、カメラ207は、QRコード(登録商標)の読み取りにも使用される。本発明の第1の実施形態では、カメラ207は端末2の本体に一体的に設けられるものとする。
マイク208は、音声を取得し、制御部201へ入力する。
スピーカ209は、制御部201から入力された音声を出力する。
図3は、サーバ3のハードウェア構成の例を示す図である。図3に示すように、サーバ3は、制御部301、記憶部302、及び通信部303をバス309等により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、これに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部301は、CPU、ROM、RAM等によって構成される。CPUは、記憶部302、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス309を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ3が行う処理を実現する。
記憶部302は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等であり、制御部301が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、マイナンバーカードの申請処理を支援するための処理をサーバ3に実行させるためのアプリケーションプログラム(管理用サーバアプリ)が格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
管理用サーバアプリは、申請情報(顔写真、申請書ID、及び電子証明書の希望や点字表記の希望等の申請に必要な情報)の受信、保存、編集、転送、端末2の登録・変更、自治体情報の登録・変更等を行うためのアプリケーションプログラムである。
通信部303は、通信制御装置、通信ポート等を有し、サーバ3とネットワーク4との間の通信やサーバ3とJ-LIS6との間の通信を媒介する通信インターフェースである。バス309は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、申請システム1の各装置の機能構成について説明する。図4は、申請システム1の機能構成及びデータの流れを示す図である。図4に示すように、端末2の制御部201は、撮影部11、入力部12、及び送信部13を備える。これらの各機能部は、端末2の制御部201が処理プログラム(申請アプリ)に従って処理を実行することにより実現できる。
サーバ3の制御部301は、受信部31、申請情報処理部32、及びデータ転送部33を備える。これらの各機能部は、サーバ3の制御部301が処理プログラム(管理用サーバアプリ)に従って処理を実行することにより実現できる。以下、各機能部について説明する。
端末2の撮影部11は、申請者の顔写真を撮影する。例えば、撮影部11は、補助者の操作によりカメラ207を起動し、補助者のシャッター操作によって申請者の正面顔の撮影を行い、顔写真として記憶部202に記憶する。このとき撮影部11は、顔の上下位置や中央位置を指示するためのガイダンス表示を行うこととしてもよい(図6(b)参照)。
入力部12は、マイナンバーカードの交付申請書(以下、申請書という)の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報の入力を受け付ける。申請書IDの入力は、補助者が数値を入力してもよいし、申請書に印字されているQRコード(登録商標)をカメラ207により撮影することで、読み取るようにしてもよい。申請に必要な情報は、例えば、申請日、署名用電子証明書の希望の有無、利用者証明用電子証明書の希望の有無、点字表記の希望の有無等である(図6(a)、(c)参照)。
送信部13は、撮影部11により撮影した申請者の顔写真と、入力部12により入力された申請書ID及び申請に必要な情報をサーバ3に送信する。送信部13は、データを暗号化してサーバ3に送信する。
サーバ3の受信部31は、端末2から送信された申請者の顔写真、申請書ID及び申請に必要な情報を受信する。
申請情報処理部32は、受信部31により受信した申請者の顔写真、申請書ID、及び申請に必要な情報を、J-LIS6に転送するために所定のデータ形式に編集し、申請情報を生成する。
データ転送部33は、申請情報処理部32により生成された申請情報をJ-LIS6に送信する。端末2からJ-LIS6へのデータ伝送は、専用線7を介して行われる。
次に、申請システム1を利用したマイナンバーカードの申請方法について図5を参照して説明する。
まず、補助者の操作により、端末2の申請アプリが起動される(ステップS101)。端末2の制御部201は記憶部202から申請アプリを読み出し、実行開始する。
制御部201は、マイナンバーカードの申請システム1の利用規約をタッチパネルディスプレイ204に表示する。申請者は、利用規約を読み、タッチパネルディスプレイ204に表示された確認ボタンを押下する(ステップS102)。
次に、補助者は端末2に申請書IDを入力する(ステップS103)。ステップS103において、端末2の制御部201は、図6(a)に示すような申請書ID入力画面71を表示して、申請書IDの入力を受け付ける。申請書IDの入力は、テンキー71dを用いて入力欄71aに数値を入力するものとしてもよいし、交付申請書に印字されたQRコードを読み取るようにしてもよい。QRコードを読み取る場合、端末2はカメラ207を起動する。補助者によりカメラ207を用いてQRコードが撮影されると、制御部201はQRコードから申請書IDを読み取って入力欄71aに読み取った値を表示する。前の画面に戻る場合は、「戻る」ボタン71cを操作し、次の画面に移る場合は、「次へ」ボタン71bを操作する。
次に、補助者は、端末2のカメラ207を用いて申請者の顔写真を撮影する(ステップS104)。ステップS104において端末2の制御部201は、図6(b)に示すような撮影画面72を表示する。撮影画面72には、カメラ207による撮像中の画像が表示され、シャッターボタン72aや前の画面に戻るための「戻る」ボタン72b等が設けられる。撮影画面72には、顔中心や頭上位置、あご下位置を合わせるためのガイド線が表示される。
シャッターボタン72aが操作され、カメラ207により申請者の顔の撮影が行われると、制御部201は、撮影された画像から適切なサイズの顔写真を生成し、記憶部202の所定のフォルダに記憶する。
次に、制御部201は、申請に必要な情報を入力するための申請情報入力画面73をタッチパネルディスプレイ204に表示して、入力を受け付ける。図6(c)に示すように、申請情報入力画面73の入力欄73aには申請書ID表示欄や、申請日入力欄、署名用電子証明書の希望入力欄、利用者証明用電子証明書の希望入力欄、点字表記の希望入力欄等が設けられる。申請書ID表示欄には、ステップS103で入力された申請書IDが反映される。申請日入力欄には、申請日の年月日が自動または手動で入力される。署名用電子証明書の希望入力欄、利用者証明用電子証明書の希望入力欄、及び点字表記の希望入力欄は、申請者の希望に沿って、「希望」または「希望しない」が選択入力される。申請者が自分で操作を行えない場合は、補助者が申請者に確認しながら各項目の値を入力する(ステップS105)。
申請に必要な情報を入力後、申請者は補助者とともに入力内容を確認し、内容に問題がなければ「マイナンバーカード申請」ボタン73bを操作する(ステップS106)。入力内容を修正する場合は、戻るボタン73cを操作する。戻るボタン73cが操作された場合は、前のステップに戻る。「マイナンバーカード申請」ボタン73bが操作された場合は、制御部201は、入力された申請に必要な情報と、申請書ID、撮影された顔写真をサーバ3に送信する(ステップS107)。ステップS107において、制御部201は、データを暗号化して送信する。
サーバ3は、端末2から送信された申請に必要な情報、申請書ID、及び顔写真を受信する(ステップS108)。サーバ3の制御部201は受信した情報を所定のデータ形式に編集して申請情報を生成し(ステップS109)、J-LIS6へ送信する(ステップS110)。
なお、サーバ3は写真撮影装置5を用いたマイナンバーカードの申請にも対応している。すなわち、写真撮影装置5において申請者がマイナンバーカード申請メニューを選択して顔写真の撮影や申請に必要な情報の入力、申請書IDの入力を行うと、写真撮影装置5からサーバ3に対して顔画像、申請書ID、申請に必要な情報が送信される。サーバ3は写真撮影装置5から送信された顔写真、申請書ID、及び申請に必要な情報を受信した場合にも、端末2から顔写真、申請書ID、及び申請に必要な情報を受信した場合と同様に、情報の編集を行って申請情報を生成し、J-LIS6への転送を行う。ただし、写真撮影装置5からのマイナンバーカードの申請は補助者が行うものではなく、申請者が一人で申請を行う点で端末2を用いた申請と異なる。
図5のフローチャートの手順によれば、従来のオンライン申請の際に必要なメールアドレスの入力が不要であり、また、申請書IDもQRコードを用いて簡単に入力できるため、入力に必要な作業量が大幅に減少する。また、従来のオンライン申請のように、メールで送られてきた登録サイトへの再アクセス等も不要であるため短時間に申請情報を入力できる。
以上説明したように、本実施形態に係る申請システム1は、補助者が申請者を補助しながらマイナンバーカードの申請を行うために、端末2に、撮影部11(カメラ207)、入力部12(タッチパネルディスプレイ204)、及び送信部13(通信部203)を備える。補助者は、端末2を用いて、交付申請書の申請書IDを入力し、申請者の顔写真を撮影し、申請者に申請に必要な情報を入力してもらい、申請者が「マイナンバーカード申請」ボタン73bを操作すると、申請書ID、顔写真、申請に必要な情報がサーバ3に送信される。このように処理フローとすれば申請補助業務を効率よく行うことができ、補助者の作業負担が軽減する。また、申請に必要な情報等の送信先のサーバ3を、従来のマイナンバーカードの申請方法として利用されている写真撮影装置5(証明用写真機)の管理サーバとすれば、端末2からサーバ3、サーバ3からJ-LIS6へのデータ伝送を既に整備されているインフラを利用できる。写真撮影装置5(証明用写真機)での申請フローと同様に、メールアドレスの登録が不要であり、手間のかかる作業が不要となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る申請システム1Aの全体構成を示す図である。図7に示すように、申請システム1Aは、端末2と、サーバ3とがネットワーク4を介して通信可能に接続され、端末2には撮影装置21が外付けされる。サーバ3は、第1の実施形態と同様であり、申請システム1Aにおいて端末2とネットワーク4を介して通信接続され、端末2から送信されるマイナンバーカードの申請情報を受信して編集・保存し、申請情報の送信先である地方公共団体情報システム(J-LIS)6に転送するコンピュータである。各所に設置されている証明写真撮影用の写真撮影装置5を管理する管理サーバが、本発明に係る申請システム1のサーバ3を兼ねてもよい。第1の実施形態と異なる点は、撮影装置21が端末2に外付けされている点である。
撮影装置21は、申請者の顔写真を撮影する撮影装置であり、例えば、持ち運びが容易で端末2に接続可能なUSBカメラを用いる。撮影装置21を端末2と別に設けるため、申請者の顔写真を撮影するために適切な位置に配置することができる。申請者の顔写真を撮影するために適切な高さ、角度となるように、撮影装置21を三脚22等の固定具を使用して固定してもよい。
図8は、顔写真撮影用の撮影装置21の配置例を示す図である。図8(a)は、補助者と申請者が対面する場合の配置例である。端末2は補助者が使用するために補助者側に配置され、撮影装置21は申請者の顔を撮影可能な位置に配置される。このように配置することで、補助者は顔写真撮影の都度、端末2を持ち上げる必要がなく、端末2を置いたまま外付けの撮影装置2で撮影することができる。また、図8(b)に示すように、撮影装置21と端末2との間に飛沫防止用アクリル板等の仕切り23を設けることも可能となる。端末2に内蔵されたカメラ207で撮影する場合には、補助者は顔写真撮影のために仕切り23を移動させる必要があったが、外付けの撮影装置21を用いる場合には、図8(b)のように仕切り23を介して端末2と撮影装置21とを配置することで、仕切り23を移動しなくても申請者の顔写真を鮮明に撮影可能となる。なお、図8では端末2と撮影装置21とを通信接続する配線が省略されているが、端末2と撮影装置21との接続は、有線接続でも無線接続でもよい。
更に、撮影装置21は、申請書81に印刷されたQRコード82を撮影することもできる。図9は、QRコード撮影用の撮影装置21及び端末2の設置例を示す図である。図9に示すように机に置いた申請書81のコード82を撮影する場合には、三脚23等の固定具を使用して所定の高さ位置に撮影装置21を設置し、レンズを下向きにする。高さを固定することで、ピント合わせのために撮影装置21を上下させるような作業が不要となり、作業時間が短縮する。また、QRコード82の読取精度が向上する。
申請システム1Aの撮影装置2として、顔写真撮影用の撮影装置21とQRコード撮影用の撮影装置21とを両方設置してもよい。また、1台の撮影装置21を顔写真撮影用及びQRコード撮影用として併用してもよい。顔写真撮影用の撮影装置21とQRコード撮影用の撮影装置21とを両方設置する場合には、申請者の顔の近傍(仕切り23がある場合は、申請者側)に顔写真撮影用の撮影装置21を設置するとともに、申請者側または補助者側にQRコード撮影用の撮影装置21を設置する。また、1台の撮影装置21を併用する場合には、撮影装置21を保持する三脚22の角度調整部を使用して、申請者または補助者がレンズを前方(顔写真撮影用)に向けたり、下方(QRコード撮影用)に向けたりする。
撮影装置21は、端末2から送信される制御信号に従って顔写真やQRコード82の撮影を行い、撮影した画像(顔写真、QRコード82)を端末2に送信する。端末2は、撮影装置21で撮影された画像(顔写真、QRコード82)を取得する。
次に、図10を参照して、本発明の第2の実施形態に係る申請システム1Aの機能構成及びデータの流れについて説明する。図10に示すように、端末2の制御部201Aは、撮影制御部14、画像取得部15、入力部12、及び送信部13を備える。これらの各機能部は、端末2の制御部201Aが処理プログラム(申請アプリ)に従って処理を実行することにより実現できる。サーバ3の機能構成は第1の実施形態と同様であり、サーバ3の制御部301は、受信部31、申請情報処理部32、及びデータ転送部33を備える。
端末2の撮影制御部14は、撮影装置2の撮影動作を制御する。例えば、撮影制御部14は、補助者の操作により撮影装置21を起動するとともに、端末2に図6(b)の撮影画面72を表示して顔の上下位置や中央位置を指示するためのガイダンス表示を行う。補助者は、端末2を操作して申請者の顔の位置合わせを行い、その後、シャッターボタン72aを操作する。シャッターボタン72aが操作されると、撮影制御部14は撮影装置2に撮影信号を送信して顔写真の撮影を行う。また、申請書81のQRコードを読み取る際には、撮影制御部14は、補助者の操作により撮影装置21を起動し、シャッター操作が行われると、撮影装置2に撮影信号を送信してQRコード82の撮影を行う。
画像取得部15は、撮影装置21により撮影された顔写真の画像データを取得し、適切なサイズの顔写真を生成し、記憶部202の所定のフォルダに記憶する。顔写真を生成する際は、端末2側で、補助者の操作によって顔の大きさ、角度、明るさ、色合い等の微調整を行う編集機能を設けるようにしてもよい。
また、画像取得部15は、撮影装置21により撮影したQRコード82を取得し、QRコード82から申請書IDを読み取り、読み取った申請書IDを図6(a)に示す申請書ID入力画面71の入力欄71aに表示する。
入力部12は、第1の実施形態と同様に、申請書81の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報の入力を受け付ける。送信部13は、撮影制御部14により撮影した申請者の顔写真と、入力部12により入力された申請書ID及び申請に必要な情報をサーバ3に送信する。送信部13は、データを暗号化してサーバ3に送信する。
サーバ3は、端末2から送信された申請に必要な情報、申請書ID、及び顔写真を受信部31により受信する。サーバ3の申請情報処理部32は、受信部31により受信した情報を所定のデータ形式に編集して申請情報を生成する。データ転送部33は、申請情報処理部32により生成された申請情報をJ-LIS6へ送信する。
第2の実施の形態の申請システム1Aを利用したマイナンバーカードの申請方法は、図5に示す第1の実施形態の申請システム1の申請方法と同様の流れであるが、顔写真の撮影を端末2のカメラ207を用いるのではなく、外付けされた撮影装置21で行う。また、申請書81のQRコード82の撮影も外付けされた撮影装置21で行うようにしてもよい。
なお、図8(b)に示すように、端末2と撮影装置21との間に仕切り23を設置する場合は、ステップS102の利用規約確認における確認ボタンの操作や、ステップS106における登録ボタン(「マイナンバーカード申請」ボタン73b)の操作は、補助者が申請者から許可を得てボタン操作を行うようにしてもよい。
また、撮影装置21を三脚22等により固定的に設置する場合には、ステップS104の顔写真撮影では、申請者が補助者からの指示に応じて顔の位置を移動する。ステップS103において、申請書81のQRコード82を撮影装置21で読み取る場合は、補助者が申請書81を撮影装置21の撮影位置に移動する。
以上説明したように、第2の実施形態の申請システム1Aによれば、撮影装置21が端末2に外付けされるため、撮影の都度、端末2を持ち上げる必要がなく、申請補助業務の負担が軽減する。また、撮影装置21を固定しておくことが可能となるため、撮影時の手ブレなく、撮影時間を短縮することができる。また、飛沫防止のために撮影装置21と端末2との間に仕切り23を設置する場合に、撮影装置21を申請者側に配置することができるため、撮影の都度、仕切り23を移動させる必要がなく、飛沫防止を徹底することができる。また、撮影装置21のレンズを下向きに設置することで、QRコード82の読取りにも使用できる。端末2を持ち上げて上下に動かし、ピント合わせをする必要がなく、申請補助業務の負担が軽減する。更に、適切な高さ位置に撮影装置21を固定しておくことができるため、QRコード82の読取精度が上がり、作業時間を短縮することが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る申請システム1Bの全体構成を示す図である。図11に示すように、申請システム1Bは、端末2と、サーバ3とがネットワーク4を介して通信可能に接続され、端末2には撮影装置21及び表示装置25が外付けされる。すなわち、第2の実施形態のシステム構成に加え、表示装置25が端末2に外付けされる。
図12は、撮影装置21、表示装置25、及び端末2の配置例を示す図である。撮影装置21は、申請者の顔写真を撮影する撮影装置であり、例えば、USBカメラを用いることができる。撮影装置21は、例えば、表示装置25の上部に固定して配置したり、第2の実施形態のように、三脚22等の固定具を用いて申請者の顔を撮影できる位置に設置してもよい。撮影装置21は、端末2から送信される制御信号に従って顔写真の撮影を行い、撮影した画像(顔写真)を端末2に送信する。端末2は、撮影装置21で撮影された画像(顔写真)を取得する。
表示装置25は、端末2に接続可能なPCモニタ、液晶ディスプレイ、モバイルディスプレイ等であり、表示内容を申請者が閲覧できるように申請者の前に設置される。表示装置25は、端末2から出力される表示データを表示する。例えば、図6(b)の撮影画面72や図6(c)の申請情報入力画面73等を表示する。表示装置25は、タッチパネル付きディスプレイとしてもよい。その場合は、申請者自身が撮影画面72のシャッターボタン72aを操作したり、利用規約の確認用のボタン、申請情報入力画面73の「マイナンバーカード申請」ボタン73b(登録ボタン)等を操作できる。
なお、図示していないが、撮影装置21及び表示装置25と、端末2との間に飛沫防止用アクリル板等の仕切り23を設けてもよい。この場合、撮影装置21及び表示装置25は申請者側に配置され、端末2は補助者側に配置される。
更に、図12の構成に加え、図9に示すQRコード撮影用の撮影装置21を申請者側または補助者側に設置してもよい。
次に、図13を参照して、本発明の第3の実施形態に係る申請システム1Bの機能構成及びデータの流れについて説明する。図13に示すように、端末2の制御部201Bは、撮影制御部14、画像取得部15、入力部12、表示制御部16、及び送信部13を備える。これらの各機能部は、端末2の制御部201Bが処理プログラム(申請アプリ)に従って処理を実行することにより実現できる。サーバ3の機能構成は第1の実施形態と同様であり、サーバ3の制御部301は、受信部31、申請情報処理部32、及びデータ転送部33等を備える。
端末2の入力部12、送信部13は、第1の実施形態の入力部12、送信部13と同様である。撮影制御部14及び画像取得部15は、第2の実施形態の撮影制御部14及び画像取得部15と同様である。
表示制御部16は、表示装置25に所定の表示データを送信し、表示させる。例えば、表示制御部16は、画像取得部15により取得した顔写真を表示装置25に送信し、表示させる。このように、表示装置25に撮影した顔写真を表示させることができるため、補助者は申請者に顔写真を確認してもらうために、端末2を持ち上げて画面を申請者の方に向ける必要がなく、作業負担が軽減する。また、表示制御部16は、顔写真撮影時に端末2に表示される撮影画面72(図6(b))と同様の撮影画面72を表示装置25にも表示させて顔の上下位置や中央位置を指示するためのガイダンス表示を行うようにしてもよい。これにより、申請者が自分で顔の位置を確認しながら、撮影を行うことができる。また、利用規約の確認画面や申請情報入力画面73を端末2のみならず申請者側の表示装置25に表示してもよい。これにより、申請者は表示装置25の表示を、補助者は端末2の表示を確認しながら、申請のフローを進めることができる。
サーバ3は、第1及び第2の実施形態と同様に、端末2から送信された申請に必要な情報、申請書ID、及び顔写真を受信部31により受信する。サーバ3の申請情報処理部32は、受信部31により受信した情報を所定のデータ形式に編集して申請情報を生成する。データ転送部33は、申請情報処理部32により生成された申請情報をJ-LIS6へ送信する。
第3の実施の形態の申請システム1Bを利用したマイナンバーカードの申請方法は、図5に示す第1の実施形態の申請システム1の申請方法と同様の流れであるが、顔写真の撮影を端末2のカメラ207を用いるのではなく、外付けされた撮影装置21で行う。このとき、端末2の制御部201B(表示制御部16)は表示装置25に撮影画面72を表示させ、申請者が顔の位置合わせを自分で行えるようにする。
撮影後、端末2は撮影装置21により撮影された顔写真の画像データを取得し、適切なサイズの顔写真を生成し、記憶部202の所定のフォルダに記憶するが、顔写真の編集画面を端末2のみならず表示装置25にも表示し、申請者の操作によって顔の大きさ、角度、明るさ、色合い等の微調整を行う編集機能を設けるようにしてもよい。
また、ステップS102において、利用規約確認用の画面を端末2の表示部205と表示装置25との双方に表示したり、ステップS105において、図6(c)に示す申請情報入力画面73を端末2の表示部205と表示装置25との双方に表示する。これにより、補助者は端末2を、申請者は表示装置25を見ながら同時に内容の確認できる。また、表示装置25にタッチパネルを備える構成とすれば、補助者の助言を受けながら申請者がボタン操作を行って、利用規約の確認や、申請情報入力画面73の各項目の入力、「マイナンバーカード申請」ボタン73bの操作等を行える。
以上説明したように、第3の実施形態の申請システム1Bによれば、補助者は顔写真の撮影時に端末2を手に持つ必要がなく、補助業務の負担が軽減する。また、申請者が顔写真を撮影した後、顔写真の確認のために端末2を申請者に見せる必要がなく、円滑に申請業務を進めることができる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。例えば、申請者の顔写真を外付けの撮影装置21で撮影し、申請書のQRコードは端末2内蔵のカメラ207で撮影するようにしてもよい。その他、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1A、1B・・・・・・・・申請システム
2・・・・・・・・端末
3・・・・・・・・サーバ
4・・・・・・・・ネットワーク
5・・・・・・・・写真撮影装置
6・・・・・・・・地方公共団体情報システム(J-LIS)
7・・・・・・・・専用線
11・・・・・・・撮影部
12・・・・・・・入力部
13・・・・・・・送信部
14・・・・・・・撮影制御部
15・・・・・・・画像取得部
16・・・・・・・表示制御部
21・・・・・・・撮影装置
22・・・・・・・三脚
23・・・・・・・仕切り
25・・・・・・・表示装置
31・・・・・・・受信部
32・・・・・・・申請情報処理部
33・・・・・・・データ転送部
71・・・・・・・申請書ID入力画面
72・・・・・・・撮影画面
73・・・・・・・申請情報入力画面
81・・・・・・・申請書
82・・・・・・・QRコード

Claims (20)

  1. マイナンバーカードの申請を行うための申請システムであって、
    前記申請の補助業務を行う補助者が使用する端末と、
    前記端末に外付けされ、申請者の顔写真を撮影する撮影装置と、
    前記端末とネットワークを介して通信接続されたサーバと、を備え、
    前記端末は、
    マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、
    前記撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、
    前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、
    前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とを前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
    前記撮影装置は、更に、前記申請書IDを示すコードを撮影し、
    前記端末の入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含み、
    前記撮影装置は、前記申請書IDを示すコードを撮影する際に、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向き、
    前記サーバは、
    前記端末から送信された申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とを受信する受信手段
    を備えることを特徴とする申請システム。
  2. 前記撮影装置は、レンズの向きを調整できるものであり、少なくともレンズを申請者の顔に向かう方向と下方に向けることが可能なことを特徴とする請求項1に記載の申請システム。
  3. 前記撮影装置と前記端末との間に仕切りが設置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の申請システム。
  4. 前記撮影装置は、顔写真撮影用の撮影装置と、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向いた前記申請書IDを示すコードの撮影用の撮影装置とを含み、
    前記顔写真撮影用の撮影装置および前記コードの撮影用の撮影装置と、前記端末との間に仕切りが設置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の申請システム。
  5. マイナンバーカードの申請を行うための申請システムであって、
    前記申請の補助業務を行う補助者が使用する端末と、
    前記端末に外付けされ、申請者の顔写真を撮影する撮影装置と、
    前記端末に外付けされた表示装置と、
    前記端末とネットワークを介して通信接続されたサーバと、を備え、
    前記端末は、
    マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、
    前記撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、
    前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した顔写真を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とを前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記端末から送信された申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とを受信する受信手段
    を備えることを特徴とする申請システム。
  6. 前記表示装置は、タッチパネルを有することを特徴とする請求項5に記載の申請システム。
  7. 前記撮影装置及び前記表示装置と、前記端末との間に仕切りが設置されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の申請システム。
  8. 前記撮影装置は、更に、前記申請書IDを示すコードを撮影し、
    前記端末の入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含むことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の申請システム。
  9. 前記撮影装置は、顔写真撮影用の撮影装置と、前記申請書IDを示すコードの撮影用の撮影装置とを含むことを特徴とする請求項5から請求項8のいずれかに記載の申請システム。
  10. 前記端末はタブレット端末であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の申請システム。
  11. 前記撮影装置は、所定の位置に固定されたUSBカメラであることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の申請システム。
  12. 前記サーバは、各所に設置されている写真撮影装置を管理するサーバであり、
    前記端末は、前記写真撮影装置用に構築されたネットワークを介して前記サーバと通信接続されることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の申請システム。
  13. マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用する端末であって、
    マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、
    前記端末に外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、
    前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、
    前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記撮影装置は、更に、前記申請書IDを示すコードを撮影し、
    前記端末の入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含み、
    前記撮影装置は、前記申請書IDを示すコードを撮影する際に、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向くことを特徴とする端末。
  14. マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用する端末であって、
    マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段と、
    前記端末に外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段と、
    前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した顔写真を前記端末に外付けされた表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする端末。
  15. 前記端末はタブレット端末であることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の端末。
  16. 前記撮影装置は、所定の位置に固定されたUSBカメラであることを特徴とする請求項13から請求項15のいずれかに記載の端末。
  17. マイナンバーカードの申請方法であって、
    申請の補助業務を行う補助者が端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力ステップと、
    前記補助者が前記端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真を撮影する撮影ステップと、
    前記端末が、前記申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とをネットワークを介して通信接続されたサーバに送信する送信ステップと、
    を含み、
    前記入力ステップにおいて、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向いた前記撮影装置により、前記申請書IDを示すコードを撮影し、前記コードを読み取ることを特徴とするマイナンバーカードの申請方法。
  18. マイナンバーカードの申請方法であって、
    申請の補助業務を行う補助者が端末を使用してマイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力するステップと、
    前記補助者が前記端末に外付けされた撮影装置を使用して申請者の顔写真を撮影するステップと、
    前記端末が、前記顔写真を前記端末に外付けされた表示装置に表示させるステップと、
    前記端末が、前記申請書ID及び申請に必要な情報と前記顔写真とをネットワークを介して通信接続されたサーバに送信するステップと、
    を含むことを特徴とするマイナンバーカードの申請方法。
  19. マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用するコンピュータを、
    マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段、
    前記コンピュータに外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段、
    前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段、
    前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記撮影制御手段は、更に、所定の高さに固定されて、レンズが下方を向いた前記撮影装置を用いて、前記申請書IDを示すコードを撮影し、
    前記入力手段は、前記撮影装置により撮影されたコードを読み取る読取手段を含むことを特徴とするプログラム。
  20. マイナンバーカードの申請の補助業務を行う補助者が使用するコンピュータを、
    マイナンバーカードの交付申請書の識別情報である申請書ID及び申請に必要な情報を入力する入力手段、
    前記コンピュータに外付けされた撮影装置を用いて申請者の顔写真を撮影する撮影制御手段、
    前記撮影装置により撮影された顔写真を取得する画像取得手段、
    前記画像取得手段により取得した顔写真を外付けされた表示装置に表示させる表示制御手段、
    前記入力手段により入力された申請書ID及び申請に必要な情報と、前記画像取得手段により取得した顔写真とをサーバに送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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サービス利用企業コーナー 電子自治体Note<PR>,月刊J-LIS,日本,株式会社ぎょうせい,2019年11月01日,第6巻,第8号,第46~47頁

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