JP7081399B2 - 書類申請システム及び書類申請方法 - Google Patents

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Description

本発明は書類申請システム及び書類申請方法に関し、各種の申請又は申込に応じ書類を発行する書類申請システムに適用して好適なものである。
従来、各種の手続きを行うときに申請書を作成して書類を作成する際の申請処理を補助するものが提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
ここで、従来の書類申請システム201における利用者USRに着目した書類申請方法の全体の流れを図29に示す。工程PR1において利用者USRは、役所12内において例えばまず担当課14aへ出向く。工程PR2において利用者USRは、担当課14aにおいて、申請書における個人情報を含む全ての記入欄を、担当者STと会話等をしながら手書きで記入したり情報処理端末へ入力したりする。工程PR3において利用者USRは、担当課14aにおいて受付の順番が回ってくるまで待機し、順番が回ってくると、申請書を提出する。工程PR4において利用者USRは、手続きが完了するまで待機し、手続きが完了すると、発行書類を担当者STから受け取り、工程PR5において次の担当課14bへ出向く。利用者USRは、その後も同様の工程PR2、PR3、PR4及びPR5を繰り返し、申請が必要な担当課14aを全て回ると、工程PR6において、申請が完了する。
特開2018-32068号公報 特開2004-133549号公報
しかしながら従来の運用方法では、利用者は全ての申請書において共通する個人情報を、各担当課において申請書毎に毎回入力しなければならず、申請書作成の手間を省くことにはならなかった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、各種手続きにおける利用者の手続きの効率化を行い得る書類申請システム及び書類申請方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の書類申請システムにおいては、情報処理装置と、サーバと、第1印刷装置と、読取装置と、第2印刷装置とからなる書類申請システムにおいて、情報処理装置は、各担当部署における申請書において利用者毎に共通する共通事項を、該利用者が各担当部署を訪れる前に該利用者に入力させる共通事項入力手段と、共通事項を示す共通事項情報をサーバへ送信する共通事項送信手段とを設け、サーバは、情報処理装置から受信した共通事項情報により示される共通事項毎に固有の識別記号を発行し、共通事項と識別記号とを対応付けて記憶する共通事項識別記号管理手段と、識別記号を示す識別記号情報を第1印刷装置へ送信する識別記号情報送信手段と、読取装置から受信した識別記号画像情報により示される識別記号と対応する共通事項を読み出す共通事項読出手段と、共通事項読出手段により読み出した共通事項を示す読出共通事項情報を第2印刷装置へ送信する読出共通事項情報送信手段とを設け、第1印刷装置は、サーバから受信した識別記号情報により示される識別記号を識別記号用紙に印刷する識別記号印刷手段を設け、読取装置は、印刷された識別記号の画像を読み取る識別記号読取手段と、読み取った識別記号の画像を示す識別記号画像情報をサーバへ送信する識別記号画像情報送信手段とを設け、第2印刷装置は、サーバから受信した読出共通事項情報により示される共通事項を申請書に印刷する共通事項印刷手段を設けるようにした。
また本発明の書類申請方法においては、各担当部署における申請書において利用者毎に共通する共通事項を、該利用者が各担当部署を訪れる前に該利用者に情報処理装置の所定の共通事項入力手段により入力させる共通事項入力ステップと、共通事項を示す共通事項情報を所定の共通事項送信手段により情報処理装置からサーバへ送信する共通事項送信ステップと、所定の共通事項識別記号管理手段により、情報処理装置から受信した共通事項情報により示される共通事項毎に固有の識別記号を発行し、共通事項と識別記号とを対応付けてサーバに記憶する共通事項識別記号管理ステップと、識別記号を示す識別記号情報を所定の識別記号情報送信手段によりサーバから第1印刷装置へ送信する識別記号情報送信手段と、サーバから受信した識別記号情報により示される識別記号を第1印刷装置の所定の識別記号印刷手段により識別記号用紙に印刷する識別記号印刷ステップと、印刷された識別記号の画像を読取装置の所定の識別記号読取手段により読み取る識別記号読取ステップと、読み取った識別記号の画像を示す識別記号画像情報を所定の識別記号画像情報送信手段により読取装置からサーバへ送信する識別記号画像情報送信ステップと、読取装置から受信した識別記号画像情報により示される識別記号と対応する共通事項をサーバの所定の共通事項読出手段により読み出す共通事項読出ステップと、共通事項読出ステップにおいて読み出した共通事項を示す読出共通事項情報を所定の読出共通事項情報送信手段によりサーバから第2印刷装置へ送信する読出共通事項情報送信手段と、サーバから受信した読出共通事項情報により示される共通事項を第2印刷装置の所定の共通事項印刷手段により申請書に印刷する共通事項印刷ステップとを設けるようにした。
これにより本発明は、利用者が複数の担当部署において共通する共通事項を担当部署毎に申請書に毎回入力する手間を省くことができる。
本発明によれば、利用者が複数の担当部署において共通する共通事項を担当部署毎に申請書に毎回入力する手間を省くことができ、かくして各種手続きにおける利用者の手続きの効率化を行い得る書類申請システム及び書類申請方法を提案しようとするものである。
第1の実施の形態による書類申請システムの全体構成を示す図である。 第1の実施の形態による書類申請方法の全体の流れを示す図である。 タブレットの構成を示すブロック図である。 サーバの構成を示すブロック図である。 総合窓口プリンタの構成を示すブロック図である。 スキャナの構成を示すブロック図である。 担当課プリンタの構成を示すブロック図である。 タブレットの機能構成を示すブロック図である。 サーバの機能構成を示すブロック図である。 総合窓口プリンタの機能構成を示すブロック図である。 スキャナの機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による担当課プリンタの機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による書類申請処理手順(1)を示すシーケンスチャートである。 第1の実施の形態による書類申請処理手順(2)を示すシーケンスチャートである。 書類申請画面(1)を示す図である。 書類申請画面(2)を示す図である。 書類申請画面(3)を示す図である。 書類申請画面(4)を示す図である。 第1の実施の形態による申請書(1)を示す図である。 第1の実施の形態による申請書(2)を示す図である。 第1の実施の形態による申請書(3)を示す図である。 第2の実施の形態による書類申請システムの全体構成を示す図である。 第2の実施の形態による担当課プリンタの機能構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態による申請書(1)を示す図である。 第2の実施の形態による申請書(2)を示す図である。 第2の実施の形態による申請書(3)を示す図である。 第2の実施の形態による書類申請処理手順(1)を示すシーケンスチャートである。 第2の実施の形態による書類申請処理手順(2)を示すシーケンスチャートである。 従来の書類申請方法の全体の流れを示す図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1-1.書類申請システムの構成]
図1に示すように書類申請システム1は、役所12内に設置されたタブレット2、総合窓口プリンタ6、スキャナ8及び担当課プリンタ10が有線又は無線のLAN(Local Area Network)であるローカルLANによりサーバ4と接続されている。図29と対応する箇所に同一符号を付した図2に示すように役所12は、戸籍住民課、保育サービス課や高齢福祉課等の様々な担当課14a、担当課14b及び担当課14c……が設けられている。以下では担当課14a、担当課14b及び担当課14c……をまとめて担当課14とも呼ぶ。
[1-1-1.タブレットの構成]
図3に示すようにタブレット2は、タブレット端末により構成されており、役所12の総合窓口13(図1)に設置されている。タブレット2は、タブレット制御部20が各部(操作表示部21、通信部22及び記憶部23)を統轄制御する。タブレット制御部20は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ等でなる記憶部23から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
操作表示部21は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)とタッチパネルとが一体化されており、各種画面を表示すると共に利用者の操作指示を受け付ける。操作表示部21は、利用者により操作された際、操作指示をタブレット制御部20に出力する。通信部22は、サーバ4に接続されており、サーバ4とデータを送受信する。
[1-1-2.サーバの構成]
図4に示すようにサーバ4は、役所12(図1)に設置されており、サーバ制御部25が各部(記憶部26、操作部27、通信部28及び表示部29)を統轄制御する。サーバ制御部25は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部26から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。記憶部26は、各担当課14の現在の混雑状況を更新して記憶している。
通信部28は、タブレット2、総合窓口プリンタ6、スキャナ8及び担当課プリンタ10とデータの送受信を行う。操作部27は、例えばキーボード及びマウスにより構成されており、ユーザの操作指示を受け付ける。表示部29は、例えば液晶ディスプレイにより構成されており、サーバ制御部25から出力された画像データを表示する。
[1-1-3.総合窓口プリンタの構成]
図5に示すように総合窓口プリンタ6は、総合窓口13(図1)に設置されており、総合窓口プリンタ制御部31が各部(操作表示部32、通信部33、記憶部34及び印刷部35)を統轄制御する。総合窓口プリンタ制御部31は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAMやフラッシュメモリ等でなる記憶部34から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
操作表示部32は、例えばLCDとタッチパネルとが一体化されており、印刷設定画面を表示すると共にユーザの操作指示を受け付ける。操作表示部32は、ユーザにより操作された際、操作指示を総合窓口プリンタ制御部31に出力する。通信部33は、タブレット2から経路情報及び二次元コード情報を受信する。印刷部35は、印刷設定と受信した経路情報及び二次元コード情報とに基づき、印刷を実行する。
[1-1-4.スキャナの構成]
図6に示すようにスキャナ8は、担当課14(図2)毎に設置されており、スキャナ制御部37が各部(操作表示部38、通信部39、記憶部40及び読取部41)を統轄制御する。スキャナ制御部37は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAMやフラッシュメモリ等でなる記憶部40から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
操作表示部38は、例えばLCDとタッチパネルとが一体化され、読取設定画面を表示すると共にユーザの操作指示を受け付ける。操作表示部38は、ユーザにより操作された際、操作指示をスキャナ制御部37に出力する。読取部41は、二次元コード用紙から二次元コードを読み取る。通信部39は、読取部41により読み取った二次元コードを示す二次元コード情報をサーバ4へ送信する。
[1-1-5.担当課プリンタの構成]
図7に示すように担当課プリンタ10は、担当課14(図2)毎に設置されており、担当課プリンタ制御部43が各部(操作表示部44、通信部45、記憶部46及び印刷部47)を統轄制御する。担当課プリンタ制御部43は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAMやフラッシュメモリ等でなる記憶部46から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
操作表示部44は、例えばLCDとタッチパネルとが一体化されており、印刷設定画面を表示すると共にユーザの操作指示を受け付ける。操作表示部44は、ユーザにより操作された際、操作指示を担当課プリンタ制御部43に出力する。通信部45は、サーバ4から個人情報を受信する。印刷部35は、印刷設定と受信した個人情報とに基づき、印刷を実行する。
[1-2.書類申請システムの機能構成]
ここで、書類申請システム1における後述する書類申請処理に関係する基本的な機能を機能ブロック図により表すと、図8乃至図12のようになる。
[1-2-1.タブレットの機能構成]
図8に示すようにタブレット2は、申請書受付管理アプリ49がインストールされている。タブレット2のタブレット制御部20(図3)は、申請書受付管理アプリ49を実行することにより、申請書受付管理アプリ49の機能として、共通事項入力手段50、共通事項送信手段51、識別記号情報出力手段52及び巡回経路表示手段53の各機能ブロックを実現する。共通事項入力手段50は、タブレット制御部20、操作表示部21及び記憶部23と対応しており、利用者からの申請書の入力を受け付ける。共通事項送信手段51は、タブレット制御部20及び通信部22と対応しており、個人情報をサーバ4へ送信する。識別記号情報出力手段52は、タブレット制御部20及び通信部22と対応しており、経路情報及び二次元コード情報を総合窓口プリンタ6へ送信する。巡回経路表示手段53は、タブレット制御部20、操作表示部21及び記憶部23と対応しており、利用者USRが役所12内において回るべき担当課14の順番を示す巡回経路を表示する。
[1-2-2.サーバの機能構成]
図9に示すようにサーバ4のサーバ制御部25(図4)は、所定の管理プログラムを実行することにより、共通事項識別記号管理手段55、識別記号情報送信手段56、巡回経路算出手段57、経路情報送信手段58、共通事項読出手段59及び読出共通事項情報送信手段60の各機能ブロックを実現する。共通事項識別記号管理手段55は、サーバ制御部25及び記憶部26と対応しており、タブレット2から受信した個人情報毎に固有の二次元コードを発行し、個人情報と二次元コードとを対応付けて二次元コード個人情報対応リストとして記憶する。識別記号情報送信手段56は、サーバ制御部25及び通信部28と対応しており、二次元コードを示す二次元コード情報を総合窓口プリンタ6へ送信する。巡回経路算出手段57は、サーバ制御部25及び記憶部26と対応しており、各担当課14の現在の混雑状況と、担当課14において担当者STが手続きに要する通常の時間とに基づき、利用者USRが役所12内において回るべき担当課14の順番を示す巡回経路を算出する。経路情報送信手段58は、巡回経路算出手段57が算出した巡回経路を示す経路情報をタブレット2へ送信する。共通事項読出手段59は、サーバ制御部25及び記憶部26と対応しており、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードと対応する個人情報を二次元コード個人情報対応リストから読み出す。読出共通事項情報送信手段60は、サーバ制御部25及び通信部28と対応しており、共通事項読出手段59により読み出した個人情報を示す読出個人情報を担当課プリンタ10へ送信する。
[1-2-3.総合窓口プリンタの機能構成]
図10に示すように総合窓口プリンタ6の総合窓口プリンタ制御部31(図5)は、所定の印刷プログラムを実行することにより、識別記号印刷手段62及び巡回経路印刷手段63の各機能ブロックを実現する。識別記号印刷手段62は、総合窓口プリンタ制御部31及び印刷部35と対応しており、タブレット2を介しサーバ4から受信した二次元コード情報により示される二次元コードを、例えば申請書よりもサイズが小さいカット済み用紙である所定の二次元コード用紙に印刷する。巡回経路印刷手段63は、総合窓口プリンタ制御部31及び印刷部35と対応しており、サーバ4からタブレット2を介し受信した経路情報により示される巡回経路を、二次元コード用紙に二次元コードと共に印刷する。
[1-2-4.スキャナの機能構成]
図11に示すようにスキャナ8のスキャナ制御部37(図6)は、所定の読取送信プログラムを実行することにより、識別記号読取手段65及び識別記号画像情報送信手段66の各機能ブロックを実現する。識別記号読取手段65は、スキャナ制御部37及び読取部41と対応しており、二次元コード用紙に印刷された二次元コードの画像を読み取る。識別記号画像情報送信手段66は、スキャナ制御部37及び通信部39と対応しており、読み取った二次元コードの画像を示す二次元コード画像情報をサーバ4へ送信する。
[1-2-5.担当課プリンタの機能構成]
図12に示すように担当課プリンタ10の担当課プリンタ制御部43(図7)は、所定の印刷プログラムを実行することにより、共通事項印刷手段68の機能ブロックを実現する。共通事項印刷手段68は、担当課プリンタ制御部43及び印刷部47と対応しており、サーバ4から受信した読出個人情報により示される個人情報を申請書に印刷する。
[1-3.書類申請方法]
ここで、第1の実施の形態による書類申請システム1における利用者USRに着目した書類申請方法の全体の流れを図2に示す。工程PR1において利用者USRは、役所12の総合窓口13(図1)において、タブレット2を操作して書類申請画面に個人情報を入力する。工程PR2において利用者USRは、入力した個人情報に対応する二次元コードTDCが印刷された二次元コード用紙PTDCを総合窓口プリンタ6(図1)から受け取り、工程PR3において二次元コード用紙PTDCを持って例えばまず担当課14aへ出向く。
工程PR4において利用者USRは、担当課14aにおいて二次元コード用紙PTDCを担当課14aの担当者STに渡し、申請書における個人情報以外の記入欄を、担当者STと会話等をしながら手書きで記入する。工程PR5において利用者USRは、担当課14aにおいて受付の順番が回ってくるまで待機し、順番が回ってくると、申請書を提出する。工程PR6において利用者USRは、手続きが完了するまで待機し、手続きが完了すると、役所12が申請に応じ発行する書類である発行書類を担当者STから受け取り、工程PR7において次の担当課14bへ出向く。利用者USRは、その後も同様の工程PR4、PR5、PR6及びPR7を繰り返し、申請が必要な担当課14aを全て回ると、工程PR8において、申請が完了する。
次に、第1の実施の形態による書類申請システム1における書類申請方法の全体の流れを図1に示す。工程PR11において利用者USRは、役所12の総合窓口13において、タブレット2を操作して書類申請画面に個人情報を含む必要情報を入力する。工程PR12においてタブレット2は、利用者USRに入力された個人情報をサーバ4へ送信する。この個人情報とは、例えば利用者USRの住所、氏名及び電話番号である。このとき総合窓口13にいる係員は、利用者USRの免許証等、個人情報を確認できる書類を確認することにより、書類申請画面に入力された個人情報が正しいものであることを確認する。
工程PR13においてサーバ4は、タブレット2から受信した個人情報毎に固有の二次元コードTDCを発行し個人情報と二次元コードTDCとを対応付けて二次元コード個人情報対応リストとして記憶すると共に、利用者USRが役所12内において回るべき担当課14の順番を示す巡回経路を算出する。工程PR14においてサーバ4は、二次元コードTDCを示す二次元コード情報と巡回経路を示す経路情報とをタブレット2へ送信する。この二次元コードTDCは、1日間のみ有効なものであり、利用者USRが本日行うべき全ての手続きを完了した時点で失効する。
工程PR15においてタブレット2は、サーバ4から受信した経路情報及び二次元コード情報を総合窓口プリンタ6へ送信する。工程PR16において総合窓口プリンタ6は、タブレット2から受信した二次元コード情報により示される二次元コードTDCと経路情報により示される巡回経路RTとを二次元コード用紙PTDCに印刷する。このとき総合窓口プリンタ6は、本日利用者USRが回る担当課14の個数分の枚数だけ二次元コード用紙PTDCを印刷する。巡回経路RTは、例えば「担当課A→担当課C→担当課N」等、利用者USRが役所12内において回るべき担当課14の順番が印刷されている。
工程PR17において利用者USRは、二次元コード用紙PTDCを持って担当課14を訪れる。工程PR18において利用者USRは、各担当課14の窓口において、図19に示す申請書AFDと共に二次元コード用紙PTDCを担当者STに提出する。この申請書AFDは、個人情報が記入される共通事項記入欄としての個人情報記入欄SPIが空欄となっており、利用者USRにより記入されていない。
工程PR19において担当者STは、図20に示すように、利用者USRから受け取った申請書AFDに二次元コード用紙PTDCを例えばホッチキスやクリップ等で固定すると共に、申請書AFDに固定された二次元コード用紙PTDCをスキャナ8の読取面にかざすことによりスキャナ8に二次元コードTDCを読み取らせる。工程PR20においてスキャナ8は、読み取った二次元コードTDCの画像を示す二次元コード画像情報をサーバ4へ送信する。
工程PR21においてサーバ4は、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードTDCと対応する個人情報を二次元コード個人情報対応リストから読み出す。工程PR22においてサーバ4は、読み出した個人情報を示す読出個人情報を担当課プリンタ10へ送信する。このとき担当者STは、二次元コード用紙PTDCを申請書AFDから外して担当課プリンタ10にセットする。
工程PR23において担当課プリンタ10は、図21に示すように、個人情報記入欄SPI以外には既に利用者USRにより手書き記入されている申請書AFDの個人情報記入欄SPIに、サーバ4から受信した読出個人情報により示される個人情報を重畳印刷する。工程PR24において各担当課14の担当者STは、個人情報が印刷された申請書AFDに基づき手続きを行うと共に、該申請書AFDを保管する。
全ての担当課14において手続きが完了すると、書類申請システム1は、利用者USRの所定の操作や、工程PR16において発行した二次元コード用紙PTDCの枚数分の担当課14で申請書AFDが受理された場合等に基づき、二次元コードTDCを失効させることにより、利用者USR以外の第三者による、利用者USRの個人情報の悪用を防止する。
[1-4.書類申請処理手順]
次に書類申請システム1による書類申請処理手順RT1について、図13のシーケンスチャートを用いて説明する。ステップSP1においてタブレット2のタブレット制御部20は、図15、図16、図17及び図18に示す書類申請画面DIP1、DIP2、DIP3及びDIP4を共通事項入力手段50により操作表示部21に表示させ、ステップSP2へ移る。以下では書類申請画面DIP1、DIP2、DIP3及びDIP4をまとめて書類申請画面DIPとも呼ぶ。
タブレット制御部20は、最初に図15に示す書類申請画面DIP1を操作表示部21に表示させる。書類申請画面DIP1には、転入・転出ボタンBT1と、出生・婚姻・離婚ボタンBT2と、各証明書発行ボタンBT3とが表示されている。利用者USRは、例えば住民票の写しを取得する場合、書類申請画面DIP1において各証明書発行ボタンBT3を押下する。また利用者USRは、例えば出生届けを提出する場合、書類申請画面DIP1において出生・婚姻・離婚ボタンBT2を押下する。図示しない書類申請画面を経て、利用者USRが役所12において今回行おうとしている手続きを全て選択すると、タブレット制御部20は、図16に示す書類申請画面DIP2を操作表示部21に表示させる。
書類申請画面DIP2には、氏名記入欄ET1と、住所記入欄ET2と、電話番号記入欄ET3とが表示されている。利用者USRは、利用者USRの氏名を氏名記入欄ET1に、住所を住所記入欄ET2に、電話番号を電話番号記入欄ET3に、それぞれ入力する。書類申請画面DIP2の全ての記入欄に情報が記入されると、タブレット制御部20は、図17に示す書類申請画面DIP3を操作表示部21に表示させる。
書類申請画面DIP3には、二次元コードとしてのQRコード(登録商標)を印刷するか否かを利用者USRに質問する二次元コード印刷要否質問部RS1と、はいボタンBT10と、いいえボタンBT11とが表示されている。利用者USRは、二次元コードを印刷したい場合、はいボタンBT10を押下する一方、二次元コードを印刷する必要はない場合、いいえボタンBT11を押下する。書類申請画面DIP3において、はいボタンBT10が押下されると、利用者USRにより書類申請画面DIPにおいて個人情報が入力されたと共に、本日行う手続きが選択されたため、タブレット制御部20はステップSP2へ移り、該個人情報を共通事項送信手段51によりサーバ4へ送信する。なおこのときタブレット制御部20は、利用者USRが本日回る全ての担当課14を示す担当課情報も個人情報と共に送信する。一方書類申請画面DIP3において、いいえボタンBT11が押下されると、利用者USRは全ての担当課14において毎回個人情報を手書き入力することを希望しているため、タブレット制御部20は、個人情報をサーバ4へ送信せずに、書類申請処理手順RT1を終了する。
ステップSP3においてサーバ4のサーバ制御部25は、タブレット2から受信した個人情報毎に固有の二次元コードを共通事項識別記号管理手段55により発行し、ステップSP4へ移る。ステップSP4においてサーバ制御部25は、個人情報と二次元コードとを対応付けて共通事項識別記号管理手段55により二次元コード個人情報対応リストとして記憶し、ステップSP5へ移る。ステップSP5においてサーバ制御部25は、タブレット2から受信した担当課情報と、各担当課14の現在の混雑状況とに基づき、巡回経路を巡回経路算出手段57により算出し、ステップSP6へ移る。ステップSP6においてサーバ制御部25は、二次元コードを示す二次元コード情報を識別記号情報送信手段56によりタブレット2へ送信すると共に、巡回経路を示す経路情報を経路情報送信手段58によりタブレット2へ送信する。
ステップSP7においてタブレット2のタブレット制御部20は、サーバ4から受信した二次元コード情報及び経路情報を識別記号情報出力手段52により総合窓口プリンタ6へ送信し、ステップSP8へ移る。ステップSP8においてタブレット制御部20は、図18に示す書類申請画面DIP4を巡回経路表示手段53により操作表示部21に表示させる。書類申請画面DIP4には、経路情報により示される巡回経路である、本日利用者USRが回るべき担当課14の順番を示す巡回経路提示部SH1が表示されている。
ステップSP9において総合窓口プリンタ6の総合窓口プリンタ制御部31は、タブレット2から受信した、二次元コード情報により示される二次元コードを識別記号印刷手段62により二次元コード用紙PTDCに印刷すると共に、経路情報により示される巡回経路を巡回経路印刷手段63により二次元コード用紙PTDCに印刷する。
ステップSP10においてスキャナ8のスキャナ制御部37は、二次元コード用紙PTDCに印刷され担当者STによってかざされた二次元コードTDCの画像を識別記号読取手段65により読み取り、ステップSP11へ移る。ステップSP11においてスキャナ制御部37は、読み取った二次元コードTDCの画像を示す二次元コード画像情報を識別記号画像情報送信手段66によりサーバ4へ送信する。
ステップSP12においてサーバ4のサーバ制御部25は、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードと対応する個人情報を共通事項読出手段59により二次元コード個人情報対応リストから読み出し、ステップSP13へ移る。ステップSP13においてサーバ制御部25は、個人情報を共通事項読出手段59により読み出した個人情報を示す読出個人情報を読出共通事項情報送信手段60により担当課プリンタ10へ送信する。
ステップSP14において担当課プリンタ10の担当課プリンタ制御部43は、サーバ4から受信した読出個人情報により示される個人情報を共通事項印刷手段68により申請書AFDにおける個人情報記入欄SPIに印刷する。
[1-5.効果等]
以上の構成において書類申請システム1は、利用者USR毎に固有の個人情報をタブレット2において利用者USRに入力させて、該個人情報をサーバ4へ送信し、サーバ4において個人情報毎に固有の二次元コードTDCを発行し、個人情報と二次元コードTDCとを対応付けて二次元コード個人情報対応リストとしてサーバ4に記憶してから、二次元コード情報と経路情報とをサーバ4からタブレット2を介し総合窓口プリンタ6へ送信し、各担当課14の窓口において二次元コードTDCをスキャナ8で読み取り二次元コード画像情報をサーバ4へ送信し、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードTDCと対応する個人情報をサーバ4において二次元コード個人情報対応リストから読み出して読出個人情報を担当課プリンタ10へ送信し、サーバ4から受信した読出個人情報により示される個人情報を、担当課プリンタ10において申請書AFDにおける空欄の個人情報記入欄SPIに印刷するようにした。
このため書類申請システム1は、利用者USRが最初に訪問した総合窓口13のタブレット2に個人情報を入力させるだけで、全ての担当課14の窓口において個人情報を入力する手間を省くことができ、利用者USRの入力負荷を軽減することができる。
ここで、悪意ある人間が仮に二次元コード用紙PTDCを覗き見て二次元コードTDCを目視したとしても、該二次元コード用紙PTDCには個人情報がそのまま記載されている訳ではないため、悪意ある人間は利用者USRの個人情報を盗み見ることはできない。このため書類申請システム1は、利用者USRの個人情報が記載された用紙を利用者USRの肩越しに盗み見るショルダーハッキングが行われることを防止でき、セキュリティを向上させることができる。また、総合窓口13で最初にタブレット2に個人情報が入力される際のショルダーハッキングは、タブレット2の操作表示部21に例えば遮光フィルムを貼ることにより防止すると良い。
また書類申請システム1は、二次元コードTDCに加えて巡回経路RTを二次元コード用紙PTDCに印刷するようにした。このため書類申請システム1は、利用者USRに担当課14を回る順序を通知でき、利用者USRが役所12でどの担当課14を次に訪れれば良いかを提示し、利用者USRが役所12で迷わないようにできる。さらに書類申請システム1は、現在の各担当課14の混雑状況を考慮した巡回経路RTを二次元コード用紙PTDCに印刷するようにした。このため書類申請システム1は、待ち時間が少なくなるように効率良く利用者USRに各担当課14を回らせることができ、手続きを効率化させることができる。
以上の構成によれば書類申請システム1は、タブレット2と、サーバ4と、総合窓口プリンタ6と、スキャナ8と、担当課プリンタ10とからなる書類申請システム1において、タブレット2は、各担当部署としての各担当課14における申請書AFDにおいて利用者USR毎に共通する共通事項である個人情報を、該利用者USRが各担当課14を訪れる前に利用者USRに入力させる共通事項入力手段50と、個人情報をサーバ4へ送信する共通事項送信手段51とを設け、サーバ4は、タブレット2から受信した個人情報毎に固有の識別記号としての二次元コードTDCを発行し、個人情報と二次元コードTDCとを対応付けて記憶する共通事項識別記号管理手段55と、二次元コードTDCを示す識別記号情報としての二次元コード情報をタブレット2を介し総合窓口プリンタ6へ送信する識別記号情報送信手段56と、スキャナ8から受信した識別記号画像情報としての二次元コード画像情報により示される二次元コードTDCと対応する個人情報を読み出す共通事項読出手段59と、共通事項読出手段59により読み出した個人情報を示す読出共通事項情報としての読出個人情報を担当課プリンタ10へ送信する読出共通事項情報送信手段60とを設け、総合窓口プリンタ6は、サーバ4から受信した二次元コード情報により示される二次元コードを識別記号用紙としての二次元コード用紙PTDCに印刷する識別記号印刷手段62を設け、スキャナ8は、印刷された二次元コードTDCの画像を読み取る識別記号読取手段65と、読み取った二次元コードTDCの画像を示す二次元コード画像情報をサーバ4へ送信する識別記号画像情報送信手段66とを設け、担当課プリンタ10は、サーバ4から受信した読出個人情報により示される個人情報を申請書AFDに印刷する共通事項印刷手段68を設けるようにした。
これにより書類申請システム1は、利用者USRが複数の担当課14において共通する個人情報を担当課14毎に申請書AFDに毎回記入する手間を省くことができる。
[2.第2の実施の形態]
[2-1.書類申請システムの構成]
図1と対応する部材に同一符号を付した図22に示すように、第2の実施の形態による書類申請システム101は、第1の実施の形態による書類申請システム1(図1)と比較して、担当課プリンタ10に代わる担当課プリンタ110を有すると共に、スキャナ8の通信部39(図6)と担当課プリンタ110の通信部45(図7)とはお互いに通信可能になっている点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[2-2.担当課プリンタの機能構成]
図12と対応する部材に同一符号を付した図23に示すように、担当課プリンタ110は担当課プリンタ10(図12)と比較して、識別記号印刷手段70が追加されている。識別記号印刷手段70は、担当課プリンタ制御部43及び印刷部47(図7)と対応しており、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードTDCを申請書AFDに印刷する。
[2-3.書類申請方法]
図22に示すように、第2の実施の形態による書類申請システム101における書類申請方法の全体の流れは、書類申請システム1(図1)と比較して、工程PR16に代わる工程PR116と、工程PR18~工程PR24に代わる工程PR131~工程PR142とを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
工程PR11、工程PR12、工程PR13、工程PR14及び工程PR15において書類申請システム101は、書類申請システム1(図1)と同様の工程を経て、工程PR116へ移る。工程PR116において総合窓口プリンタ6は、タブレット2から受信した二次元コード情報により示される二次元コードTDCと経路情報により示される巡回経路RTとを二次元コード用紙PTDCに印刷する。このとき総合窓口プリンタ6は、1枚だけ二次元コード用紙PTDCを印刷する。
工程PR17において利用者USRは、1枚の二次元コード用紙PTDCを持って担当課14を訪れる。工程PR131において利用者USRは、各担当課14の窓口において、二次元コード用紙PTDCを担当者STに提出する。
工程PR132において担当者STは、利用者USRから受け取った二次元コード用紙PTDCをスキャナ8の読取面にかざすことによりスキャナ8に二次元コードTDCを読み取らせる。工程PR133においてスキャナ8は、読み取った二次元コードTDCの画像を示す二次元コード画像情報を担当課プリンタ110へ送信する。
工程PR134において担当課プリンタ110は、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードTDCを申請書AFDに印刷する。この状態において申請書AFDは、図24に示すように個人情報記入欄SPIが空欄であると共に、二次元コード用紙PTDCに印刷されていたものと同一の二次元コードTDCが印刷されている。申請書AFDに二次元コードTDCを印刷させると、担当者STは、二次元コード用紙PTDCを利用者USRへ返却する。
工程PR135において利用者USRは、図25に示すように、申請書AFDにおける個人情報記入欄SPI以外の記入箇所を記入する。工程PR136において利用者USRは、個人情報記入欄SPI以外の記入箇所に記入を行った申請書AFDを各担当課14の窓口において担当者STに提出する。
工程PR137において担当者STは、利用者USRから受け取った申請書AFDに印刷された二次元コードTDCをスキャナ8の読取面にかざすことによりスキャナ8に二次元コードTDCを読み取らせる。工程PR138においてスキャナ8は、読み取った二次元コードTDCの画像を示す二次元コード画像情報をサーバ4へ送信する。
工程PR139においてサーバ4は、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードTDCと対応する個人情報を二次元コード個人情報対応リストから読み出す。工程PR140においてサーバ4は、読み出した個人情報を示す読出個人情報を担当課プリンタ110へ送信する。
工程PR141において担当課プリンタ110は、図26に示すように、個人情報記入欄SPI以外には既に利用者USRにより手書き記入されている申請書AFDの個人情報記入欄SPIに、サーバ4から受信した読出個人情報により示される個人情報を重畳印刷する。工程PR142において各担当課14の担当者STは、個人情報が印刷された申請書AFDに基づき手続きを行うと共に、該申請書AFDを保管する。
[2-4.書類申請処理手順]
次に書類申請システム101による書類申請処理手順RT101について、図13及び図14と対応するステップに同一符号を付した図27及び図28のシーケンスチャートを用いて説明する。書類申請処理手順RT101は、書類申請処理手順RT1(図13及び図14)と比較して、ステップSP120、ステップSP121及びステップSP122が追加されている。
ステップSP1~ステップSP9において書類申請システム101は、書類申請処理手順RT1(図13)と同様の処理を行い、ステップSP120(図28)へ移る。
ステップSP120においてスキャナ8のスキャナ制御部37は、二次元コード用紙PTDCに印刷され担当者STによってかざされた二次元コードTDCの画像を識別記号読取手段65により読み取り、ステップSP121へ移る。ステップSP121においてスキャナ制御部37は、読み取った二次元コードTDCの画像を示す二次元コード画像情報を識別記号画像情報送信手段66により担当課プリンタ110へ送信する。
ステップSP122において担当課プリンタ110の担当課プリンタ制御部43は、スキャナ8から受信した二次元コード画像情報により示される二次元コードTDCを識別記号印刷手段70により申請書AFDに印刷する。
以降のステップにおいて書類申請システム101は、書類申請処理手順RT1(図14)と同様の処理を行う。
[2-5.効果等]
書類申請システム101は、工程PR132において二次元コード用紙PTDCの二次元コードTDCをスキャンして、工程PR134においてその二次元コードTDCを申請書AFDに印刷した後に、該二次元コード用紙PTDCを利用者USRに返却するため、書類申請システム1(図1)と比較して、利用者USRが回る担当課14の数の分だけ二次元コード用紙PTDCを印刷する必要がなくなり、用紙を節約できる。
その他の点においても、第2の実施の形態による書類申請システム101は、第1の実施の形態による書類申請システム1と同様の作用効果を奏し得る。
[3.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、利用者USRの住所、氏名及び電話番号を個人情報とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、利用者USRの住所、氏名、電話番号や生年月日等の種々の組み合わせからなる、利用者USR毎に固有の種々の情報を個人情報としても良い。また、個人情報を含む、今回利用者USRが回ろうとしている全ての担当課14で共通する共通事項の情報であっても良い。その場合、利用者USRは、個人情報に加えて、全ての担当課14で共通する共通事項の入力も、担当課14毎に入力する手間がなくなる。
また上述した実施の形態においては、利用者USRが役所12内において当日回るべき担当課14の順番を1枚の二次元コード用紙PTDCに印刷する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば1枚目の二次元コード用紙PTDCには、二次元コードTDCに加えて「担当課A」と印刷し、2枚目の二次元コード用紙PTDCには、二次元コードTDCに加えて「担当課C」と印刷する等、利用者USRが回るべき担当課14の名前を1枚ずつ1つの担当課14毎に二次元コード用紙PTDCに印刷しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、各担当課14の現在の混雑状況に基づき巡回経路を算出する場合について述べた。本発明はこれに限らず、混雑状況を考慮せずに巡回経路を算出しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、二次元コードTDCと巡回経路RTとを同一の二次元コード用紙PTDCに印刷する場合について述べた。本発明はこれに限らず、二次元コードTDCと巡回経路RTとを別々の用紙に印刷しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、カット済み用紙である二次元コード用紙PTDCに二次元コードTDCを印刷する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ラベル用紙に二次元コードTDCを印刷し、利用者USRが各担当課14の申請書AFDに該二次元コードTDCのラベルを貼り付けて担当課14の窓口に提出させるようにしても良い。その場合、第2の実施の形態においては二次元コードTDCを申請書AFDに印刷する必要をなくすことができる。
さらに上述した実施の形態においては、個人情報をタブレット2から受信したサーバ4が二次元コードTDCを発行する場合について述べた。本発明はこれに限らず、タブレット2が個人情報毎に固有の二次元コードを発行して該個人情報と二次元コードTDCとを対応付けてサーバ4へ送信するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、二次元コード画像情報をスキャナ8から受信したサーバ4が、二次元コードTDCと対応する個人情報を二次元コード個人情報対応リストから読み出す場合について述べた。本発明はこれに限らず、スキャナ8自身が、二次元コードTDCをデコードしデコード結果をサーバ4へ送信するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、サーバ4からタブレット2を介し総合窓口プリンタ6へ二次元コード情報及び経路情報を送信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、サーバ4からタブレット2を介さずに総合窓口プリンタ6へ二次元コード及び経路情報を直接送信しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、個人情報を二次元コードTDCに変換して印刷する場合について述べた。本発明はこれに限らず、個人情報を二次元コードTDCではなくバーコード等、人間がひと目では内容を識別できないものの機械により識別可能な種々の記号に変換して印刷しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、スキャナ8は各担当課14に1台ずつ設置される場合について述べた。本発明はこれに限らず、スキャナ8は、役所12に1台設置されていても良く、また複数の担当課14でまとめて1台設置されていても良い。
さらに上述した実施の形態においては、サーバ4は役所12内部に配置される場合について述べた。本発明はこれに限らず、サーバ4は役所12外部に配置されても良い。
さらに上述した実施の形態においては、行政機関における住民票の手続きに本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、行政機関における他の種々の手続きや、金融機関の諸届業務(住所変更や印鑑紛失等)等、他の種々の機関における種々の手続きに本発明を適用しても良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、共通事項入力手段としての共通事項入力手段50と、共通事項送信手段としての共通事項送信手段51とを有する情報処理装置としてのタブレット2と、共通事項識別記号管理手段としての共通事項識別記号管理手段55と、識別記号情報送信手段としての識別記号情報送信手段56と、共通事項読出手段としての共通事項読出手段59と、読出共通事項情報送信手段としての読出共通事項情報送信手段60とを有するサーバとしてのサーバ4と、識別記号印刷手段としての識別記号印刷手段62を有する第1印刷装置としての総合窓口プリンタ6と、識別記号読取手段としての識別記号読取手段65と、識別記号画像情報送信手段としての識別記号画像情報送信手段66とを有する読取装置としてのスキャナ8と、共通事項印刷手段としての共通事項印刷手段68を有する第2印刷装置としての担当課プリンタ10とによって、書類申請システムとしての書類申請システム1を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる共通事項入力手段と、共通事項送信手段とを有する情報処理装置と、共通事項識別記号管理手段と、識別記号情報送信手段と、共通事項読出手段と、読出共通事項情報送信手段とを有するサーバと、識別記号印刷手段を有する第1印刷装置と、識別記号読取手段と、識別記号画像情報送信手段とを有する読取装置と、共通事項印刷手段を有する第2印刷装置とによって、書類申請システムを構成しても良い。
本発明は、各種申請に応じ書類を発行する種々のシステムでも利用できる。
1、101……書類申請システム、2……タブレット、4……サーバ、6……総合窓口プリンタ、8……スキャナ、10……担当課プリンタ、12……役所、13……総合窓口、14……担当課、USR……利用者、ST……担当者、20……タブレット制御部、21……操作表示部、22……通信部、23……記憶部、25……サーバ制御部、26……記憶部、27……操作部、28……通信部、29……表示部、31……総合窓口プリンタ制御部、32……操作表示部、33……通信部、34……記憶部、35……印刷部、37……スキャナ制御部、38……操作表示部、39……通信部、40……記憶部、41……読取部、43……担当課プリンタ制御部、44……操作表示部、45……通信部、46……記憶部、47……印刷部、50……共通事項入力手段、51……共通事項送信手段、52……識別記号情報出力手段、53……巡回経路表示手段、55……共通事項識別記号管理手段、56……識別記号情報送信手段、57……巡回経路算出手段、58……経路情報送信手段、59……共通事項読出手段、60……読出共通事項情報送信手段、62……識別記号印刷手段、63……巡回経路印刷手段、65……識別記号読取手段、66……識別記号画像情報送信手段、68……共通事項印刷手段、70……識別記号印刷手段、PTDC……二次元コード用紙、TDC……二次元コード、RT……巡回経路、AFD……申請書、SPI……個人情報記入欄。

Claims (11)

  1. 情報処理装置と、サーバと、第1印刷装置と、読取装置と、第2印刷装置とからなる書類申請システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    各担当部署における申請書において利用者毎に共通する共通事項を、該利用者が各担当部署を訪れる前に該利用者に入力させる共通事項入力手段と、
    前記共通事項を示す共通事項情報を前記サーバへ送信する共通事項送信手段と
    を有し、
    前記サーバは、
    前記情報処理装置から受信した前記共通事項情報により示される前記共通事項毎に固有の識別記号を発行し、前記共通事項と前記識別記号とを対応付けて記憶する共通事項識別記号管理手段と、
    前記識別記号を示す識別記号情報を前記第1印刷装置へ送信する識別記号情報送信手段と、
    前記読取装置から受信した識別記号画像情報により示される前記識別記号と対応する前記共通事項を読み出す共通事項読出手段と、
    前記共通事項読出手段により読み出した前記共通事項を示す読出共通事項情報を前記第2印刷装置へ送信する読出共通事項情報送信手段と
    を有し、
    前記第1印刷装置は、
    前記サーバから受信した前記識別記号情報により示される前記識別記号を識別記号用紙に印刷する識別記号印刷手段
    を有し、
    前記読取装置は、
    印刷された前記識別記号の画像を読み取る識別記号読取手段と、
    読み取った前記識別記号の画像を示す前記識別記号画像情報を前記サーバへ送信する識別記号画像情報送信手段と
    を有し、
    前記第2印刷装置は、
    前記サーバから受信した前記読出共通事項情報により示される前記共通事項を前記申請書に印刷する共通事項印刷手段
    を有する
    書類申請システム。
  2. 前記共通事項は、少なくとも前記利用者毎に固有の個人情報を含む
    請求項1に記載の書類申請システム。
  3. 前記共通事項は、前記個人情報に加えて各担当部署における前記申請書において前記利用者が共通して記入すべき事項を含む
    請求項2に記載の書類申請システム。
  4. 前記読取装置は、
    共通事項記入欄以外は記入された前記申請書に添付された前記識別記号用紙に印刷された前記識別記号の画像を読み取る
    請求項1に記載の書類申請システム。
  5. 前記識別記号は二次元コードである
    請求項1に記載の書類申請システム。
  6. 前記第1印刷装置は、前記識別記号に加えて、前記担当部署を回る経路を印刷する
    請求項1に記載の書類申請システム。
  7. 前記第1印刷装置は、ラベルである前記識別記号用紙に前記識別記号を印刷する
    請求項1に記載の書類申請システム。
  8. 前記読取装置及び前記第2印刷装置は、前記担当部署に配置される
    請求項1に記載の書類申請システム。
  9. 前記読取装置は、
    前記識別記号用紙に印刷された前記識別記号を前記識別記号読取手段により読み取り、読み取った該識別記号の画像を示す識別記号画像情報を前記識別記号画像情報送信手段により前記第2印刷装置へ送信し、
    前記第2印刷装置は、
    前記共通事項を前記申請書に前記共通事項印刷手段により印刷する前に、前記第2印刷装置から受信した前記識別記号画像情報により示される前記識別記号を前記申請書に印刷する識別記号印刷手段をさらに有する
    請求項1に記載の書類申請システム。
  10. 前記第2印刷装置は、
    前記識別記号が印刷され共通事項記入欄以外は記入された前記申請書に、前記共通事項印刷手段により前記共通事項を印刷する
    請求項9に記載の書類申請システム。
  11. 各担当部署における申請書において利用者毎に共通する共通事項を、該利用者が各担当部署を訪れる前に該利用者に情報処理装置の所定の共通事項入力手段により入力させる共通事項入力ステップと、
    前記共通事項を示す共通事項情報を所定の共通事項送信手段により前記情報処理装置からサーバへ送信する共通事項送信ステップと、
    所定の共通事項識別記号管理手段により、前記情報処理装置から受信した前記共通事項情報により示される前記共通事項毎に固有の識別記号を発行し、前記共通事項と前記識別記号とを対応付けて前記サーバに記憶する共通事項識別記号管理ステップと、
    前記識別記号を示す識別記号情報を所定の識別記号情報送信手段により前記サーバから第1印刷装置へ送信する識別記号情報送信手段と、
    前記サーバから受信した前記識別記号情報により示される前記識別記号を第1印刷装置の所定の識別記号印刷手段により識別記号用紙に印刷する識別記号印刷ステップと、
    印刷された前記識別記号の画像を読取装置の所定の識別記号読取手段により読み取る識別記号読取ステップと、
    読み取った前記識別記号の画像を示す識別記号画像情報を所定の識別記号画像情報送信手段により前記読取装置から前記サーバへ送信する識別記号画像情報送信ステップと、
    前記読取装置から受信した識別記号画像情報により示される前記識別記号と対応する前記共通事項を前記サーバの所定の共通事項読出手段により読み出す共通事項読出ステップと、
    前記共通事項読出ステップにおいて読み出した前記共通事項を示す読出共通事項情報を所定の読出共通事項情報送信手段により前記サーバから第2印刷装置へ送信する読出共通事項情報送信手段と、
    前記サーバから受信した前記読出共通事項情報により示される前記共通事項を前記第2印刷装置の所定の共通事項印刷手段により申請書に印刷する共通事項印刷ステップと
    を有する書類申請方法。
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