JP6311239B2 - 情報処理装置、プログラム、及び方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び方法に関する。
異動(例えば、市外からの転入、市外への転出及び、市内での転居などの引っ越し、並びに世帯主変更)、妊娠・出産、婚姻、離婚、死亡などのライフイベントが発生した場合に、住人は役所に赴いて複数の届出や申請を行なわなければならないことがある。このようなライフイベントに関する届出や申請などの手続は、一般に次のような流れで進行することがおおい。まず、手続を行うために役所を訪れた手続者が、役所の案内係りなどに事由を説明する。案内係りは必要な手続業務を行う処理部門を手続者に紹介する。続いて、手続者は紹介された処理部門に赴き、各処理部門では手続に来た手続者の個々の手続に対して対応する。
これに関し、申請者の用件を元に総合窓口業務を効率的に行う技術が知られている。また、利用者に関連するライフイベント毎に、その利用者にとって必要な手続き等に関する情報をカスタマイズして提供することができるようにした技術が知られている。(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)
特開2002−149903号公報 特開2009−288862号公報
しかしながら、各処理部門では、処理部門に来た手続者から手続の依頼を受け付けてから、例えば申請資格の審査や必要な書類の印刷などを行っていることがおおい。そのため、手続者は、これらの審査や書類の準備を行っている間待たなければならず、これは手続者の待ち時間を長期化させる要因となっていた。1つの側面では、本発明は、個別の処理部門での手続者の待ち時間を短縮することを目的とする。
本発明の一つの態様のプログラムは、複数の処理装置を備えた行政システムにおいて、申請者のライフイベントと、ライフイベントに応じた登録情報の入力がなされる場合に、記憶部を参照する処理をコンピュータに実行させる。記憶部には、ライフイベントと関連する1又は複数の手続きとの対応関係が記憶されている。そして、プログラムは、入力された申請者のライフイベントと関連づけられた手続きを特定する処理をコンピュータに実行させる。また、プログラムは、特定した手続きを処理する処理装置に対して、入力された申請者の登録情報を送信する処理をコンピュータに実行させる。
個別の処理部門での手続者の待ち時間を短縮することができる。
実施形態に係る手続処理支援システムのシステム構成を例示する図である。 実施形態に係るサーバの機能ブロック構成を例示する図である。 実施形態に係る総合窓口の端末の機能ブロック構成を例示する図である。 実施形態に係る住民票管理情報を例示する図である。 実施形態に係る手続管理情報を例示する図である。 実施形態に係る送信先管理情報を例示する図である。 実施形態に係る手続通知処理の動作フローを例示する図である。 実施形態に係る手続情報入力画面を例示する図である。 実施形態に係る手続者管理情報を例示する図である。 実施形態に係る手続案内書を例示する図である。 実施形態に係る通知情報を例示する図である。 実施形態に係るメールデータを例示する図である。 実施形態に係る所得情報を例示する図である。 実施形態に係るサーバ、総合窓口の端末、及び各処理部門の端末を実現するためのコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
上述のようにライフイベントの発生に伴い、役所に赴き手続をすることがある。なお、ライフイベントとは、例えば、その事象が発生した者に役所などに赴き手続を行う必要性が生じる事象のことである。ライフイベントは、例えば、異動(例えば、市外からの転入、市外への転出及び、市内での転居などの引っ越し、並びに世帯主変更)、妊娠・出産、婚姻、離婚、死亡などの事象を含む。
この様なライフイベントの発生に伴い、役所に赴き手続をする場合に、手続を行う手続者は、1つのライフイベントに対して複数の手続を行なわなければならないことがある。また、役所は一般に様々な処理部門に分かれており、各処理部門でそれぞれが担当する手続を受け付けて処理することがおおい。そのため、このようなライフイベントに関する届出や申請などの手続は、一般に次のような流れで進行する。まず、手続を行うために役所を訪れた手続者が、役所の案内係りなどに事由を説明する。それに応じて案内係りは必要な手続業務を行う処理部門を手続者に紹介する。続いて、手続者は紹介された処理部門に赴き、各処理部門では手続に来た手続者の個々の申請に対して対応する。しかしながら、この様な処理の流れでは、例えば、手続者が紹介された処理部門を訪れるまでは、その処理部門は手続者が来ることを知らないため、手続の準備をすることができない。そのため、処理部門は、訪れた手続者から手続の申請や届出を受け付けてから、例えば、申請資格の審査や必要な書類の印刷を行っている。その結果、手続者は、これらの審査や書類の準備を行っている間待たなければならない。また、1つのライフイベントに対して複数の手続を複数の処理部門で行なわなければなら場合も存在し、この場合には、それぞれの処理部門で同じように待ち時間が生じてしまうため、手続者の待ち時間の更なる長期化を招いている。
そこで、手続者の待ち時間の長期化を抑制するために、例えば、手続者への対応を一括して担う総合窓口を設置して、そこで手続者の全ての手続を行うことが考えられる。そのような、総合窓口を設置することができれば、手続者は総合窓口で用件を伝えれば、その用件に応じた複数の手続を総合窓口ですべて完了することができる。そのため、さまざまな処理部門を回る必要がなく、待ち時間を短縮することが可能である。しかしながら、実際には、総合窓口で手続者の用件に応じた全ての手続を行うことが難しい状況が存在する。
例えば、これまで各処理部門のそれぞれに設けられた窓口で行っていた作業を、1つの総合窓口で行う場合、その窓口の担当者は各処理部門で行われていた全ての業務を覚えなければならない。しかしながら、各処理部門の全ての業務を覚えることは実際には難しい。また、例えば、個人のプライバシーに関わる個人情報などの情報は、それぞれの処理部門の者しか閲覧する権限がないといった状況が存在し、或いは、閲覧できたとしても、その情報を基に手続の申請資格の有無等を判断する権限がないといった状況が存在する。例えば、以上のことから、総合窓口で手続者の用件に応じた全ての手続を終えることは難しい。
そこで、実施形態に係る手続処理支援システム1では、例えば、総合窓口において手続者からライフイベントに関する情報の入力を受け付けて、受け付けたライフイベントに対応する手続を特定する。そして、特定された手続を処理する個別処理部門に、手続者のライフイベントに関する情報を通知する。そのため、通知を受けた個別処理部門では、例えば、手続者が総合窓口から個別処理部門へと到着する前に、或いは別の処理部門で手続をしている間に、事前に審査や手続に必要な書類などを準備することができる。従って、手続者の待ち時間を短縮することができる。
また、ライフイベントに起因して手続を行わなければならない場合であっても、手続者が、その日に手続を完了することができない場合もある。例えば、印鑑、身分証、その他書類などの手続に必要なものが揃わない状況、又は手続者に時間の余裕が無い状況などがこれに相当する。この様な場合に、完了することのできない手続を処理する処理部門に通知を行ってしまうと、その日に手続者が処理部門に来ないにも関わらず申請書類等を準備してしまう可能性がある。そこで、別の実施形態では、ライフイベントに対応して特定された手続のうちで、その日に完了していく手続の選択を手続者に求め、選択された手続を処理する処理部門にのみライフイベントに関する情報を通知するように構成してもよい。例えば、この様に構成することで、処理部門で、手続者が来ないにもかかわらず、手続の準備を行ってしまう可能性を回避することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付した。
図1は、実施形態に係る手続処理支援システム1のシステム構成を例示する図である。手続処理支援システム1は、例えば、サーバ10、総合窓口の端末20、並びに各処理部門(例えば、処理部門A、処理部門B、…)の端末30及びプリンタ40を含んでいる。そして、これらのサーバ10、総合窓口の端末20、並びに各処理部門の端末30及びプリンタ40は、ネットワーク50を介して互いに接続されている。サーバ10は、端末20及び端末30からのアクセスに応じて各種情報を提供する情報処理装置である。サーバ10は、例えば、後述する住民票管理情報400、手続管理情報500、送信先管理情報600、手続者管理情報900、及び所得情報1300などの各種情報を格納していてよい。総合窓口の端末20は、例えば、手続者が役所に訪れた原因となったライフイベントに関連する情報の入力を受けつける情報処理装置である。一実施形態においては、総合窓口の端末20は、入力されたライフイベントに対応する手続を特定し、特定した手続を処理する処理部門の端末30やプリンタ40に、例えば、ライフイベントに関する情報を通知する。各処理部門に設置されている端末30は、例えば、設置された処理部門に対応する処理を実行する情報処理装置である。各処理部門に設置されているプリンタ40は、例えば、印刷装置、及び複写機やスキャナ等の機能を含む複合機等であってよい。総合窓口の端末20及び各処理部門に設置されている端末30は、サーバ10にアクセスし、例えば、住民票管理情報400、手続管理情報500、送信先管理情報600、手続者管理情報900、及び所得情報1300などの情報を読み出してもよい。
図2は、実施形態に係るサーバ10の機能ブロック構成を例示する図である。サーバ10は、例えば、制御部200及び記憶部210を含んでいる。サーバ10の記憶部210は、例えば、プログラム220、並びに後述する住民票管理情報400、手続管理情報500、送信先管理情報600、手続者管理情報900、及び所得情報1300などの情報を記憶している。これら記憶部210に格納されている情報の詳細については後述する。
図3は、実施形態に係る総合窓口の端末20の機能ブロック構成を例示する図である。総合窓口の端末20は、例えば、制御部300及び記憶部310を含んでいる。制御部300は、例えば特定部311、及び送信部312などの機能部を含んでいる。総合窓口の端末20の記憶部310は、例えば、プログラム320を記憶している。総合窓口の端末20の制御部300は、プログラム320を読み出して実行することで例えば特定部311、及び送信部312などの機能部として機能する。これらの各機能部の詳細については後述する。
図4は、実施形態に係る住民票管理情報400を例示する図である。住民票管理情報400には、例えば、役所が管轄する地域の住民の情報である住民票情報401が登録されている。住民票情報401は、例えば、個人を単位として住民の情報を記録する住民票などの情報であってよい。住民票情報401は、例えば、世帯コード402、個人コード403、氏名404、性別405、生年月日406、及び住所407などの情報を含んでいてよく、これらの情報は住民票情報401において互いに対応付けられている。
世帯コード402は、例えば、住民票情報401に登録されている情報の対象となる個人が所属する世帯に対して割り振られた識別番号である。世帯コード402は、例えば、役所が管轄する地域に住んでいる住民の世帯の識別に用いられる。個人コード403は、例えば、住民票情報401に登録されている情報の対象となる個人に対して割り振られた識別番号である。個人コード403は、例えば、役所が管轄する地域に住んでいる住民の識別に用いられる。氏名404は、例えば、住民票情報401に登録されている情報の対象となる個人の氏名である。性別405は、例えば、住民票情報401に登録されている情報の対象となる個人の性別である。生年月日406は、例えば、住民票情報401に登録されている情報の対象となる個人の生年月日である。住所407は、例えば、住民票情報401に登録されている情報の対象となる個人の住所である。住民票管理情報400は、例えばサーバ10の記憶部210に記憶されていてよい。
図5は、実施形態に係る手続管理情報500を例示する図である。手続管理情報500には、例えば、役所が管轄する地域の住民に発生し得るライフイベントと、それにより必要となる可能性のある手続とを対応付ける手続情報501が登録されている。手続情報501は、例えば、ライフイベント502、業務503、手続名称504、書類名称505、受付場所506、及び必要物507などの情報を含んでいてよく、これらの情報は手続情報501において互いに対応付けられている。ライフイベント502には、例えば、役所の管轄地域の住民に発生した場合に役所で手続する必要性が生じる事象が登録される。ライフイベント502は、例えば、異動(例えば、市外からの転入、市外への転出及び、市内での転居などの引っ越し、並びに世帯主変更)、妊娠・出産、婚姻、離婚、死亡などの事象を含む。業務503は、例えばライフイベント502に登録されている事象の発生に応じて手続者が行わなければならない可能性のある1つ以上の手続を取りまとめる名称である。また、手続名称504は、例えば、ライフイベント502に登録されている事象の発生に応じて手続者が行なわなければならない可能性のある個々の手続の名称である。手続名称504は、例えば、身体障害者申請、児童手当申請、国民健康保険申請、国民年金申請、後期高齢者医療申請、埋火葬申請などを含む。書類名称505は、例えば、手続名称504に示される手続を行う際に提出が必要な申請書及び届出などの書類の名称である。受付場所506には、例えば手続名称504に記載される手続を受け付ける役所内の処理部門の名称が登録される。必要物507には、例えば、手続名称504に記載される手続を行う際に必要となるものが登録されている。必要物507は、例えば、印鑑、運転免許証、年金手帳、診断書、国民健康保険被保険者証、住民票、学生証、及び在学証明書などを含む。
図6は、実施形態に係る送信先管理情報600を例示する図である。送信先管理情報600には、例えば、手続を行う役所の処理部門と、その処理部門への情報の通知方式とを対応付けた情報である送信先情報601が登録されている。送信先情報601は、例えば、名称602、通知方法603、メールタイトル604、メール本文605、受信メールアドレス606、送信メールアドレス607、プリンタ名608、及びプリンタID609を含んでいる。そして、これらの情報は送信先情報601において互いに対応付けられている。
名称602には、例えば、手続を行う役所の処理部門の名称が登録される。通知方法603には、例えば、名称602に示される処理部門への情報の通知方法を指定する情報が登録される。メールタイトル604には、通知方法603がメールである場合に、名称602に示される処理部門にメールで通知を行う際のメールのタイトルとして用いる文字列の情報が登録されている。メール本文605には、通知方法603がメールである場合に、名称602に示される処理部門にメールで通知を行う際のメールの本文として用いる文字列の情報が登録されている。受信メールアドレス606には、通知方法603がメールである場合に、名称602に示される処理部門にメールで通知を行う際のメールの送信元のメールアドレスの情報が登録されている。送信メールアドレス607には、通知方法603がメールである場合に、名称602に示される処理部門にメールで通知を行う際のメールの送信先のメールアドレスの情報が登録されている。プリンタ名608には、通知方法603がプリンタである場合に、名称602に示される処理部門のプリンタ40に印刷を行うことでその処理部門に通知を行う際の出力先のプリンタ40のネットワーク上での名称の情報が登録されている。また、プリンタID609には、例えば、通知方法603がプリンタである場合に、名称602に示される処理部門のプリンタ40で印刷を行うことでその処理部門に通知を行う際の出力先のプリンタ40のIPアドレスが登録されている。なお、IPアドレスとは、Internet Protocol addressの略称である。送信先管理情報600は、例えばサーバ10の記憶部210に記憶されていてよく、例えばライフイベントの発生により手続者が行うことになった手続を、手続を実行する各処理部門に通知する際に用いられる。
続いて、実施形態に係る手続通知処理の動作フローを説明する。図7は、実施形態に係る手続通知処理の動作フローを例示する図である。図7の手続通知処理の動作フローは、例えば、総合窓口の端末20の制御部300が記憶部310に格納されているプログラム320を読み出して実行することで実施される。一実施形態においては、総合窓口の端末20において手続通知処理の実行指示が入力されると図7の動作フローは開始する。
ステップS701において、総合窓口の端末20の制御部300は、端末20の表示装置の表示画面に手続情報入力画面800を表示し、表示した手続情報入力画面800へのライフイベント801と、登録情報802の入力を受けつける。
図8は、実施形態に係る手続情報入力画面800を例示する図である。手続情報入力画面800では、例えば、ライフイベントについての情報であるライフイベント801と、そのライフイベントに応じた登録情報802の入力を受けつける。なお、登録情報802は、例えば、ライフイベントの発生に起因する手続の対象者についての情報810及びライフイベントの発生に起因して手続に来た手続者についての情報830を含む。
ライフイベント801には、例えば、手続者が役所に訪れた原因となったライフイベントが入力される。ライフイベントは、例えば、異動(例えば、市外からの転入、市外への転出及び、市内での転居などの引っ越し、並びに世帯主変更)、妊娠・出産、婚姻、離婚、死亡などの事象を含む。
また、図8に示す手続情報入力画面800の手続の対象者についての情報810は、例えば、世帯コード811、住所812を含んでいる。また更に、手続の対象者についての情報810は、例えば、手続対象者個人情報821を含んでいる。手続対象者個人情報821は、例えば、手続の対象者の各個人の氏名813、性別814、生年月日815、個人コード816、及びライフイベント817を含んでいる。また、図8に例示されるように、ライフイベントの発生により、例えば一世帯の全員など複数の人物が手続の対象者となる場合には、その複数の人物のそれぞれに対する手続対象者個人情報821が手続の対象者についての情報810に入力される。なお、手続の対象者とは、ライフイベントの発生によって行うことが必要となった手続の対象者であり、例えば、申請を行う申請者や、届出を行う届出者を含む。また、手続の対象者本人が手続を行う場合には、手続の対象者は手続者となるが、例えば、親族等が代理で手続を行うような場合には手続の対象者と手続者は異なる人物となる。
世帯コード811には、例えば、ライフイベント801に入力されるライフイベントの発生により必要になった手続の対象者に対して割り振られている世帯コードが入力される。世帯コード811は、例えば、住民票管理情報400の世帯コード402と対応している。住所812には、例えば、ライフイベント801に入力されるライフイベントの発生により必要になった手続の対象者の住所の情報が入力される。なお、ライフイベント801が異動(例えば、市外からの転入、市外への転出及び、市内での転居などの引っ越し、並びに世帯主変更)である場合には、住所812には、異動後の住所が入力される。
氏名813には、例えば、手続の対象者の氏名が入力される。性別814には、例えば、手続の対象者の性別が入力される。生年月日815には、例えば、手続の対象者の生年月日が入力される。個人コード816には、例えば、手続の対象者に対して割り振られている個人コードが入力される。個人コード816は、例えば、住民票管理情報400の個人コード403と対応している。ライフイベント817には、例えば、手続の対象者に生じたライフイベントの情報が入力される。ライフイベント817には、例えば、ライフイベント801に入力されたライフイベントと同じ事象が入力されてよい。
また、手続情報入力画面800の手続者についての情報830は、例えば、お問い合わせ番号831、手続者氏名832、手続の対象者との関係833、本人確認834、手続者住所835、及び手続者連絡先836を含んでいる。お問い合わせ番号831は、例えば、図7の動作フローの実行指示が入力された際に、実行を開始した手続通知処理に対して割り振られる識別番号であってよい。例えば、総合窓口の端末20の制御部300は、ステップS701において、手続情報入力画面800を表示装置の表示画面に表示する際に、手続情報入力画面800に入力される情報の識別ができるように識別番号を割り振る。そして、割り振った識別番号をお問い合わせ番号831に登録した状態で手続情報入力画面800を表示画面に表示してもよい。或いは、別の実施形態では、総合窓口の端末20のユーザにお問い合わせ番号831を入力させてもよい。お問い合わせ番号831は、例えば、役所が、役所に訪れた複数の手続者を識別するために利用される。
手続者氏名832には、例えば、役所に手続に訪れた手続者の氏名が入力される。手続の対象者との関係833には、役所を訪れた手続者と、手続の対象者との関係が入力される。これは、役所を訪れた手続者と手続の対象者とが異なる可能性があるためである。例えば、息子家族の引っ越しの手続に、親が来る場合などがこれに相当する。この場合、ライフイベントは息子家族に発生しており、手続の対象者は息子家族である。また、役所に手続に来た親は手続者である。ここで、手続者である親にはライフイベントは発生していないため、親は手続の対象者ではない。一方、手続の対象者本人が役所を訪れて手続を行う場合には、手続の対象者は手続者でもある。例えば、この様に手続者と手続の対象者とが異なる状況が存在するので、手続情報入力画面800の手続の対象者との関係833の欄で、手続者と、手続の対象者との関係の入力を受け付けている。本人確認834には、例えば、手続者の身元確認などに何を用いたかの情報が入力される。本人確認834には、例えば、運転免許証、パスポート、及び学生証などが入力される。手続者住所835には、例えば、手続者の住所が入力される。手続者連絡先836には、例えば、手続者の電話番号などの連絡先が入力される。
例えば、以上のようなライフイベント801と登録情報802とを、ユーザが総合窓口の端末20の手続情報入力画面800に入力し、入力完了ボタン850を押すと、フローはステップS702へと進む。なお、手続情報入力画面800への情報の入力を行うユーザは、例えば、役所に訪れた手続者、及びその手続者を案内する役所の案内役の所員等であってよい。
ステップS702において、総合窓口の端末20の制御部300は、手続情報入力画面800に入力されたライフイベント801と登録情報802とを基に、サーバ10の手続者管理情報900に手続者情報901を登録する。
図9は、実施形態に係る手続者管理情報900を例示する図である。手続者管理情報900には、手続情報入力画面800に手続対象者個人情報821として情報が入力された手続の対象者のそれぞれに対して1件の手続者情報901が登録される。手続者情報901は、お問い合わせ番号902、ライフイベント903、世帯コード904、個人コード905、手続者氏名906、手続の対象者との関係907、手続者住所908、手続者連絡先909、及び本人確認910を含んでいる。そして、総合窓口の端末20の制御部300は、ステップS702においてお問い合わせ番号902に、お問い合わせ番号831の情報を登録する。また、制御部300は、ライフイベント903にライフイベント801の情報を登録する。制御部300は、世帯コード904に世帯コード811の情報(即ち、手続の対象者の世帯コード)を登録する。制御部300は、個人コード905には、個人コード816の情報(即ち、手続の対象者の個人コード)を登録する。制御部300は、手続者氏名906には、手続者氏名832の手続者の氏名の情報を登録する。制御部300は、手続の対象者との関係907には、手続の対象者との関係833の情報を登録する。制御部300は、手続者住所908には、手続者住所835の手続者の住所の情報を登録する。制御部300は、手続者連絡先909には、手続者連絡先836の手続者の連絡先の情報を登録する。制御部300は、本人確認910には、本人確認834の手続者の本人確認に用いたものの情報を登録する。
続いて、ステップS703において、総合窓口の端末20の制御部300は、手続情報入力画面800に入力された手続対象者個人情報821に対応する個人が、サーバ10の住民票管理情報400に登録されているか否かを判定する。そして、登録されていない場合に、手続情報入力画面800に入力された登録情報802を基に、その個人の情報を住民票情報401として登録する。この場合、制御部300は、例えば、住民票情報401の世帯コード402に世帯コード811の情報を登録する。また、制御部300は、個人コード403に例えば、個人コード816の情報を登録する。制御部300は、氏名404に例えば、氏名813の情報を登録する。制御部300は、性別405に例えば、性別814の情報を登録する。制御部300は、生年月日406に例えば、生年月日815の情報を登録する。制御部300は、住所407に例えば、住所812の情報を登録する。なお、手続対象者個人情報821に対応する個人が、住民票管理情報400に登録されていない場合とは、例えば、転入などの役所の管轄外の地域から、役所の管轄の地域に手続の対象者が引っ越してきた場合などである。例えば、この様な場合には、その手続の対象者は、引っ越しの前までは役所での管理の対象外であるため、住民票管理情報400にその手続の対象者の情報が保持されていない。しかしながら、引っ越し後は役所での管理の対象となるため、その個人の情報を住民票管理情報400に登録する。
続いて、ステップS704において、総合窓口の端末20の制御部300は、サーバ10の手続管理情報500を参照し、手続情報入力画面800に入力されたライフイベント801に関連付けられている手続きを特定する。例えば、ライフイベント801に「転入」と入力された場合には、その「転入」と同じ値をライフイベント502に有する手続情報501を特定する。手続情報501では、ライフイベント502に、手続の情報が対応付けられているため、これにより、ライフイベント502に関連する手続を特定することができる。
ステップS705において、総合窓口の端末20の制御部300は、特定した手続を基に、特定した手続の一覧である手続案内書1000を生成し、例えば表示装置の表示画面に表示することでユーザに提示する。そして、総合窓口の端末20の制御部300は、ユーザからの手続1001の選択を受け付ける。
図10は、実施形態に係る手続案内書1000を例示する図である。手続案内書1000には、ステップS704において特定された手続情報501に対応する手続1001が登録される。手続1001は、例えば、手続名称1002、受付場所1003、及び必要物1004を含んでいる。手続名称1002には、ステップS704において特定された手続情報501の手続名称504が登録される。受付場所1003には、ステップS704において特定された手続情報501の受付場所506が登録される。必要物1004には、ステップS704において特定された手続情報501の必要物507が登録される。
総合窓口の端末20の制御部300は、例えば、この様な手続案内書1000を生成してユーザに提示する。そのため、ユーザは、例えば、提示された手続案内書1000の必要物1004に記載される手続に必要な印鑑などの必要物を持参しているか、及び表示された手続の数などからその日に終えていく手続をどれにするか検討することができる。そして、総合窓口の端末20の制御部300は、提示した手続案内書1000からの手続1001の選択をユーザから受け付ける。図10の例では、手続案内書1000には、チェックボックス1010が設けられており、ユーザがチェックボックス1010をチェックすることで、手続1001を選択できるように構成されている。なお、手続案内書1000のユーザへの提示は、例えば、手続案内書1000を印刷することで行われてもよい。また、ユーザからの手続1001の選択の受け付けは、上記チェックボックスによるものに限定されるものではなく、その他の手法で受け付けてもよい。
ユーザから手続1001の選択を受け付けると、フローはステップS706へと進む。ステップS706において総合窓口の端末20の制御部300は、ステップS701で手続情報入力画面800に入力された登録情報802に基づいて、通知情報1100を生成する。
図11は、実施形態に係る通知情報1100を例示する図である。図11の例では、通知情報1100は登録情報802の手続者についての情報830に入力された情報を、手続者の情報1101として含んでいる。手続者の情報1101は、例えば、手続者の氏名、手続の対象者との関係、手続者の住所、手続者の連絡先、及び本人確認情報とを含んでいる。通知情報1100のお問い合わせ番号には、例えば、手続情報入力画面800のお問い合わせ番号831に入力された情報が記載される。通知情報1100の手続者の氏名には、例えば、手続情報入力画面800の手続者氏名832に入力された情報が記載される。通知情報1100の手続の対象者との関係には、例えば、手続情報入力画面800の手続きの対象者との関係833に入力された情報が記載される。通知情報1100の手続者の住所には、例えば、手続情報入力画面800の手続者住所835に入力された情報が記載される。通知情報1100の手続者の連絡先には、例えば、手続情報入力画面800の手続者連絡先836に入力された情報が記載される。本人確認情報には、例えば、手続情報入力画面800の本人確認834に入力された情報が記載される。
また、図11の例では、通知情報1100は登録情報802の手続の対象者についての情報810に入力された情報を、手続の対象者の情報1102に含む。手続の対象者の情報1102は、例えば、ライフイベント、住所、世帯コード、氏名、性別、生年月日、個人コードを含む。通知情報1100のライフイベントには、例えば、手続情報入力画面800のライフイベント817に入力された手続の対象者に生じたライフイベントの情報が記載される。通知情報1100の住所には、例えば、手続情報入力画面800の住所812に入力された手続の対象者の住所の情報が記載される。通知情報1100の世帯コードには、例えば、手続情報入力画面800の世帯コード811に入力された手続の対象者の世帯コードの情報が記載される。通知情報1100の氏名には、例えば、手続情報入力画面800の氏名813に入力された手続の対象者の氏名の情報が記載される。通知情報1100の性別には、例えば、手続情報入力画面800の性別814に入力された手続の対象者の性別の情報が記載される。通知情報1100の生年月日には、例えば、手続情報入力画面800の生年月日815に入力された手続の対象者の生年月日の情報が記載される。通知情報1100の個人コードには、例えば、手続情報入力画面800の個人コード818に入力された手続の対象者の個人コードの情報が記載される。なお、通知情報1100の氏名、性別、生年月日、個人コードの情報は、手続情報入力画面800に複数人の手続対象者個人情報821が入力された場合には、その複数人のそれぞれの情報が記載される。
また、図11の例では、通知情報1100は手続の情報1103として、手続名称、受付場所、必要物、及び備考を含んでいる。通知情報1100の手続名称には、例えば、ステップS705で選択された手続1001の手続名称1002が記載される。また、通知情報1100の受付場所には、例えば、ステップS705で選択された手続1001の受付場所1003が記載される。通知情報1100の必要物には、例えば、ステップS705で選択された手続1001の必要物1004が記載される。また、通知情報1100の備考は、必要であれば後からユーザが特記事項などを記入するために設けられている欄である。
通知情報1100は、例えば以上で述べたように、手続情報入力画面800に入力された登録情報802を含んでいる。また、図11の例では、通知情報1100は、ステップS705で選択された手続1001の情報も含んでいる。
ステップS706において、総合窓口の端末20の制御部300が通知情報1100を生成すると、フローはステップS707へと進む。ステップS707で総合窓口の端末20の制御部300は、サーバ10の送信先管理情報600を参照し、ステップS705で選択された手続1001の受付場所1003が、名称602に登録されている送信先情報601を特定する。それによって、総合窓口の端末20の制御部300は、通知情報1100の送信先を特定する。そして、総合窓口の端末20の制御部300は、特定した送信先に通知情報1100を送信する。なお、通知情報1100は、上述したように登録情報802を含んでいるので、ステップS707の処理により登録情報802が特定した送信先に送信される。
なお、ステップS707において、例えば、総合窓口の端末20の制御部300が、特定された送信先情報601の通知方法603を参照した場合に、通知方法603がプリンタであったとする。この場合、総合窓口の端末20の制御部300はステップS706で生成した通知情報1100を印刷可能なデータに変換し、特定された送信先情報601のプリンタ名608及びプリンタID609で指定されるプリンタ40に送信する。従って、プリンタ40から印刷された通知情報1100を見ることで、例えば、各処理部門の人は所属する処理部門に手続者がどのような用件で来るかを事前に知ることができる。
また、ステップS707において、総合窓口の端末20の制御部300が、特定された送信先情報601の通知方法603を参照した場合に、通知方法603がメールであったとする。この場合、総合窓口の端末20の制御部300は、例えば、特定された送信先情報601のメールタイトル604、メール本文605を用いてメールデータ1200を生成する。そして、生成したメールデータ1200に通知情報1100を添付ファイルとして登録する。そして、総合窓口の端末20の制御部300は、通知情報1100が添付されたメールデータ1200を、受信メールアドレス606を送信元として、送信メールアドレス607宛てに送信する。
図12は、ステップS707で通知方法603がメールである場合に生成されるメールデータ1200を例示する図である。メールデータ1200では、宛先に送信先管理情報600の送信メールアドレス607が設定されている。また、件名にはメールタイトル604が、メール本文にはメール本文605の文面が記載されている。また、メールデータ1200には、ステップS706で生成された通知情報1100が添付されている。従って、メールデータ1200を受信した各処理部門の端末30のユーザはメールに添付された通知情報1100を見ることで、例えば、各処理部門の人は所属する処理部門に手続者がどのような用件で来るかを事前に知ることができる。
ステップS707で、総合窓口の端末20の制御部300が、特定した送信先に通知情報1100を送信すると、本動作フローは終了する。
以上のように、図7の動作フローでは、例えば、総合窓口の端末20にライフイベント801と、ライフイベント801に応じた登録情報802が入力される。すると、ライフイベント801に関連付けられた1又は複数の手続と、その手続を処理する処理部門の端末30やプリンタ40が特定される。そして、特定した手続きを処理する処理部門の端末30やプリンタ40に対して、入力された登録情報802を含む通知情報1100を送信する。通知情報1100は、登録情報802として、例えば、手続者の情報1101、及び手続の対象者の情報1102を含んでいる。そのため、各処理部門の人は手続者が処理部門に訪れる前に通知情報1100に含まれる登録情報802から、手続に必要な書類や、審査に必要な情報を事前に準備することができる。従って、手続者が処理部門に到着するころには手続の準備が済んでいるといった状態が可能となり、手続者の待ち時間を短縮することができる。
また、特に、各処理部門の者にしか閲覧の権限が無い情報が、手続の審査や書類の準備などに必要となる場合がある。図13は、役所が管轄する地域の住人の所得の情報を格納する所得情報1300を例示する図である。所得情報1300に示される地域の住人の所得の情報などは、個人のプライバシーに関わる情報であるため、保護されるべきである。そのため、所得情報1300のような、個人情報を格納した情報は、特定の処理部門の者にしか閲覧の権限が無いことがある。即ち、このような個人情報に関わる所得情報1300などの情報は、総合窓口では閲覧することができず、その結果、総合窓口では手続の審査や書類の準備などをすることができない状況が存在する。しかしながら、上記図7の動作フローでは、所得情報1300などの個人情報に関わる情報の閲覧権限を有する個別の処理部門に通知情報1100が通知される。そのため、個別の処理部門では、その処理部門が閲覧権限を有する所得情報1300などの情報を閲覧して、手続の審査や書類の準備などを事前に実施することができる。
また、ステップS705では、ライフイベント801に関連付けられた1又は複数の手続のなかから、ユーザに手続を選択させている。そして、通知情報1100を送信する送信先を、選択された手続を行う処理部門の端末30やプリンタ40に制限している。そのため、例えば、手続に必要な必要物が揃わない等の理由で手続を行うことができない場合に、その処理部門の端末30又はプリンタ40に通知情報1100を送信してしまうといったことが無い。従って、手続者が来ないにもかかわらず、処理部門で手続の準備を行ってしまうといった可能性を回避することができる。
また、ステップS706で生成される通知情報1100には、ステップS705で選択された全ての手続1001に対する手続の情報1103が含まれている。そのため、通知情報1100の通知を受けた各処理部門では、手続者が他にどれくらいの手続を行う予定であるかを知ることができる。従って、各処理部門の人は、通知情報1100の手続きの情報1103に含まれる手続の数や内容から、例えば、手続者の遅延が、手続が多いことに起因するなど、遅延の理由を推定することができる。
なお、上記の実施形態では、サーバ10に住民票管理情報400、手続管理情報500、送信先管理情報600、手続者管理情報900、及び所得情報1300などの各種情報が格納されている場合を例として説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものでは無い。例えば、住民票管理情報400、手続管理情報500、送信先管理情報600、手続者管理情報900、及び所得情報1300などの各種情報が総合窓口の端末20に格納されていてもよい。この場合には、各処理部門の端末30は、総合窓口の端末20にアクセスすることで、これらの各種情報を参照してもよい。
また、上記の実施形態では、ステップ701で手続情報入力画面800へ世帯コード811、住所812、並びに手続対象者個人情報821の氏名813、性別814、生年月日815、個人コード816の情報をユーザに入力させる例を述べた。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものでは無い。例えば、手続情報入力画面800に氏名813が入力された際に、入力された氏名を含む住民票情報401が住民票管理情報400に存在する場合には、住民票管理情報400に登録されている情報からこれらの情報を取得してもよい。即ち、例えば、世帯コード811の値を、手続情報入力画面800の氏名813に入力された氏名を含む住民票情報401の世帯コード402から取得してもよい。また、例えば、ライフイベント801が異動ではない場合には、住所812の値を、手続情報入力画面800の氏名813に入力された氏名を含む住民票情報401の住所407から取得してもよい。性別814の値を、手続情報入力画面800の氏名813に入力された氏名を含む住民票情報401の性別405から取得してもよい。生年月日815の値を、手続情報入力画面800の氏名813に入力された氏名を含む住民票情報401の生年月日406から取得してもよい。個人コード816の値を、手続情報入力画面800の氏名813に入力された氏名を含む住民票情報401の個人コード403から取得してもよい。
以上の図7の動作フローにおいて、ステップS701からステップS704までの処理では、総合窓口の端末20の制御部300は、例えば、特定部311として機能する。また、ステップS705からステップS707までの処理では、総合窓口の端末20の制御部300は、例えば、送信部312として機能する。
図14は、実施形態に係るサーバ10、端末20、及び端末30を実現するためのコンピュータ1400のハードウェア構成を例示する図である。図14のサーバ10、端末20、及び端末30を実現するためのハードウェア構成は、例えば、プロセッサ1401、メモリ1402、記憶装置1403、読取装置1404、通信インタフェース1406、及び入出力インタフェース1407を備える。なお、プロセッサ1401、メモリ1402、記憶装置1403、読取装置1404、通信インタフェース1406、入出力インタフェース1407は、例えば、バス1408を介して互いに接続されている。また、サーバ10、端末20、及び端末30を実現するためのハードウェア構成は、表示装置1410を備えていてもよい。
プロセッサ1401は、メモリ1402を利用して、例えば上述の動作フローの手順を記述したプログラムを実行することにより、上述した各機能部の一部または全部の機能を提供する。例えば、コンピュータ1400がサーバ10である場合、サーバ10の制御部200は、例えばプロセッサ1401であり、また、記憶部210は、例えばメモリ1402、記憶装置1403、及び着脱可能記憶媒体1405を含んでいる。サーバ10のプロセッサ1401は、例えば、記憶装置1403に格納されているプログラム220を読み出して実行することで、制御部200として機能する。サーバ10の記憶装置1403には、例えば、プログラム220、住民票管理情報400、手続管理情報500、送信先管理情報600、手続者管理情報900、所得情報1300が格納されていてよい。
また、コンピュータ1400が総合窓口の端末20である場合、総合窓口の端末20の制御部300は、例えばプロセッサ1401であり、また、記憶部310は、例えばメモリ1402、記憶装置1403、及び着脱可能記憶媒体1405を含んでいる。端末20のプロセッサ1401は、例えば、記憶装置1403に格納されているプログラム320を読み出して実行することで、特定部311、及び送信部312として機能する。端末20の記憶装置1403には、例えば、プログラム320が格納されている。
また、コンピュータ1400が各処理部門の端末30である場合、各処理部門の端末30は、例えば、制御部及び記憶部を含んでいる。各処理部門の端末30の制御部は、例えばプロセッサ1401であり、また、記憶部は、例えばメモリ1402、記憶装置1403、及び着脱可能記憶媒体1405を含んでいる。端末30のプロセッサ1401は、例えば、記憶装置1403に格納されているプログラムを読み出して実行することで、制御部として機能する。端末30の記憶装置1403には、例えば、プログラムが格納されている。
メモリ1402は、例えば半導体メモリであり、RAM領域及びROM領域を含んで構成される。記憶装置1403は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、又は外部記憶装置である。
読取装置1404は、プロセッサ1401の指示に従って着脱可能記憶媒体1405にアクセスする。着脱可能記憶媒体1405は、例えば、半導体デバイス(USBメモリ等)、磁気的作用により情報が入出力される媒体(磁気ディスク等)、光学的作用により情報が入出力される媒体(CD−ROM、DVD等)などにより実現される。通信インタフェース1406は、プロセッサ1401の指示に従ってネットワーク1420を介してデータを送受信する。入出力インタフェース1407は、例えば、入力装置及び出力装置との間のインタフェースに相当する。入力装置は、例えばユーザからの指示を受け付けるキーボードやマウスなどのデバイスであってよい。出力装置は、例えばスピーカなどの音声装置及びプリンタなどの印刷装置であってよい。また、入出力インタフェース1407は、例えば、ディスプレーなどの表示装置1410と接続されていてよい。
実施形態に係る各プログラムは、例えば、下記の形態でサーバ10、総合窓口の端末20、及び各処理部門の端末30に提供される。
(1)記憶装置1403に予めインストールされている。
(2)着脱可能記憶媒体1405により提供される。
(3)プログラムサーバなどのサーバ1430から提供される。
以上において、いくつかの実施形態について説明した。しかしながら、実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態及び代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態を成すことができることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して又は置換して、或いは実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。
1 手続処理支援システム
10 サーバ
20 端末
30 端末
40 プリンタ
50 ネットワーク
311 特定部
312 送信部
1400 コンピュータ
1401 プロセッサ
1402 メモリ
1403 記憶装置
1404 読取装置
1405 着脱可能記憶媒体
1406 通信インタフェース
1407 入出力インタフェース
1408 バス
1410 表示装置
1420 ネットワーク
1430 サーバ

Claims (5)

  1. 複数の処理装置を備えた行政システムにおいて、
    申請者のライフイベントと、該ライフイベントに応じた登録情報の入力がなされる場合に、ライフイベントと関連する1又は複数の手続きとの対応関係を記憶する記憶部を参照して、入力された前記申請者のライフイベントと関連づけられた手続きと、前記手続を行う場合に必要な必要物とを特定し、
    特定した前記手続及び前記必要物を対応付けて表示して、前記手続きの選択を受け付け、
    選択された前記手続きを処理する処理装置に対して、入力された前記申請者の登録情報を送信する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、更に、
    特定した前記手続きが、第1の処理装置が処理を行う第1の手続と、前記第1の処理装置とは異なる第2の処理装置が行う前記第2の手続とを含む複数の手続である場合に、前記複数の手続きのうち前記第1の手続きを行う第1の処理装置に、前記申請者の行う手続きを示す情報として、前記第1の処理装置が処理を行う前記第1の手続と、前記第2の処理装置が行う前記第2の手続とを含む前記複数の手続きを特定する情報を送信する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム
  2. 前記ライフイベントは、転入、転居、転出、出生、死亡、世帯主変更であり、前記登録情報は、異動後の住所情報であり、特定した前記手続きは、
    身体障害者申請、児童手当申請、国民健康保険申請、国民年金申請、
    後期高齢者医療申請、埋火葬申請であることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 送信した前記登録情報は、自動的にプリント出力される、ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  4. 複数の処理装置を備えた行政システムにおける処理方法において、
    申請者のライフイベントと、該ライフイベントに応じた登録情報の入力がなされる場合に、ライフイベントと関連する1又は複数の手続きとの対応関係を記憶する記憶部を参照して、入力された前記申請者のライフイベントと関連づけられた手続きと、前記手続を行う場合に必要な必要物とを特定し、
    特定した前記手続及び前記必要物を対応付けて表示して、前記手続きの選択を受け付け、
    選択された前記手続きを処理する処理装置に対して、入力された前記申請者の登録情報を送信する、
    ことを特徴とする、コンピュータが実行する処理方法であって、更に、
    特定した前記手続きが、第1の処理装置が処理を行う第1の手続と、前記第1の処理装置とは異なる第2の処理装置が行う前記第2の手続とを含む複数の手続である場合に、前記複数の手続きのうち前記第1の手続きを行う第1の処理装置に、前記申請者の行う手続きを示す情報として、前記第1の処理装置が処理を行う前記第1の手続と、前記第2の処理装置が行う前記第2の手続とを含む前記複数の手続きを特定する情報を送信する、ことを特徴とする処理方法
  5. 複数の処理装置を備えた行政システムにおける情報処理装置であって、
    申請者のライフイベントと、該ライフイベントに応じた登録情報の入力がなされる場合に、ライフイベントと関連する1又は複数の手続きとの対応関係を記憶する記憶部を参照して、入力された前記申請者のライフイベントと関連づけられた手続きと、前記手続を行う場合に必要な必要物とを特定する特定部と、
    特定した前記手続及び前記必要物を対応付けて表示して、前記手続きの選択を受け付ける受付部と、
    選択された前記手続きを処理する処理装置に対して、入力された前記申請者の登録情報を送信する送信部と、
    を含む、情報処理装置であって、
    前記送信部は、更に、特定した前記手続きが、第1の処理装置が処理を行う第1の手続と、前記第1の処理装置とは異なる第2の処理装置が行う前記第2の手続とを含む複数の手続である場合に、前記複数の手続きのうち前記第1の手続きを行う第1の処理装置に、前記申請者の行う手続きを示す情報として、前記第1の処理装置が処理を行う前記第1の手続と、前記第2の処理装置が行う前記第2の手続とを含む前記複数の手続きを特定する情報を送信する、ことを特徴とする情報処理装置
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