JP2018120384A - 文書閲覧システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】名寄せをすることなく複数のシステムがそれぞれ管理する同一ユーザーに関連付けられている文書を各システムから閲覧可能にする。
【解決手段】施設側システム10は、施設(病院)の患者に入力された他の施設における当該患者の認証情報を含む閲覧許可要求を施設連携システム20へ送信する閲覧許可要求部1321と、閲覧が許可された施設が管理する文書リストの中から医師により選択された文書の閲覧要求を施設連携システム20へ送信する閲覧要求部1322とを有する。施設連携システム20は、閲覧許可要求に含まれる認証情報を、各病院における各患者の認証情報を照合することで認証すると、当該他の施設が管理する文書への閲覧を許可する閲覧許可部211と、文書IDを含む閲覧要求に応じて当該文書を管理する施設から当該文書を取り出し、閲覧要求元の施設へ送信することで閲覧させる閲覧管理部212とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、文書閲覧システム及びプログラムに関する。
病院、診療所、介護施設など複数の医療施設において医療情報・検査データの共有および円滑な授受を行うことにより、患者へ高品質な医療の提供、医療費の削減を目的に、国策として地域医療連携が推進されている。この地域医療連携において、各医療施設において個々に管理されている患者情報を紐付け、ある病院Aの患者αと、ある病院Bの患者βが同一患者であることをシステムとして管理する処理のことを「名寄せ」と呼ぶ。
名寄せを行う技術として、例えばある医療施設における患者の生年月日、仮名表記の氏名、性別にて地域医療連携内の他の医療施設のシステムを検索し、ヒットした場合に他の医療施設側システムにおける当該患者の患者情報を紐付け、当医療施設にて当該患者の患者情報を一括して表示可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2015−028680号公報 特開2013−250754号公報
しかしながら、名寄せを行うには、各施設の情報を集めてマッチングを行う仕組みや人手が必要となってくる。また、マッチングには、個人を確実に特定できる、正確かつ信用できる個人情報等を取り扱わなければならない。
本発明は、名寄せをすることなく複数のシステムがそれぞれ管理する同一ユーザーに関連付けられている文書を各システムから閲覧可能にすることを目的とする。
本発明に係る文書閲覧システムは、ユーザーと当該ユーザーに関連する文書とを管理する複数のシステムと、当該システムで管理される文書に対する他のシステムからの閲覧を管理する閲覧管理システムと、を有し、前記複数のシステムは、当該複数のシステムのうちのあるシステムにおいて認証された第一のユーザーの、他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される前記第一のユーザーに関する文書に対する、前記あるシステムのユーザーである第二のユーザーからの閲覧要求を送信する閲覧要求送信手段を有し、前記閲覧管理システムは、前記第一のユーザーに関する文書と前記第二のユーザーとの関連づけを行い、前記閲覧要求送信手段が送信した当該他のシステムにおける当該ユーザーの認証情報に基づき、当該他のシステムが管理する前記第一のユーザーに関連する文書に対する前記第二のユーザーへの閲覧を許可する、ことを特徴とする。
また、さらに、前記複数のシステムを仲介する仲介サーバを有し、前記仲介サーバは、前記複数のシステムにおけるそれぞれのユーザー認証情報を記憶する認証情報記憶部と、前記複数のシステム毎に、それぞれのシステムのシステム識別情報と当該システムにおいて管理される文書の文書識別情報と当該文書に関連するユーザー情報とを紐づけて管理する文書情報管理部と、を有することを特徴とする。
また、前記閲覧管理システムは、前記仲介サーバが記憶する前記他のシステムにおける前記第一のユーザー認証情報と前記閲覧要求に含まれる他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報とを比較することにより、当該他のシステムが管理する当該ユーザーに関連する当該第一のユーザーに関連する文書に対する閲覧を許可することを特徴とする。
また、さらに、前記閲覧管理システムは、前記仲介サーバ上に存在することを特徴とする。
また、前記閲覧管理システムは、前記複数のシステムのそれぞれに含まれることを特徴とする。
また、前記第二のユーザーは、前記あるシステムにおいて当該第一のユーザーに関連する文書に対して閲覧権限を有することを特徴とする。
また、前記文書は医療文書であり、前記第一のユーザーは患者であり、前記第二のユーザーは医師である場合に、前記文書、前記第一のユーザー、及び前記第二のユーザーには、それぞれ診療科識別情報が対応付けられており、前記閲覧管理システムは、当該他のシステムにおいて管理される閲覧を許可された医療文書に対応付けられている診療科識別情報と、同じ診療科識別情報が対応付けられている当該システムの第二のユーザーである医師に対してのみ、当該第一のユーザーである患者の医療文書の閲覧を許可することを特徴とする。
本発明に係る文書閲覧システムは、ユーザーと当該ユーザーに関連する文書とを管理する複数のシステムと、当該システムで管理される文書に対する他のシステムからの閲覧を管理する閲覧管理システムと、を有し、前記複数のシステムは、当該複数のシステムのうちのあるシステムにおいて認証された第一のユーザーと、他のシステムにおいて管理される文書に紐づいた第二のユーザーとの関連性を証明する証明情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する前記第一のユーザーの閲覧要求を送信する閲覧要求送信手段を有し、前記閲覧管理システムは、前記閲覧要求送信手段が送信した証明情報に基づき、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する閲覧を許可する、ことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、いずれかのシステムにおいて認証された第一のユーザーの、前記システムとは異なる他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される当該第一のユーザーに関連する文書に対する当該他のシステムのユーザーである第二のユーザーによる閲覧要求を受信する受信手段、前記受信手段が受信した当該他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報に基づき、当該他のシステムが管理する当該第一のユーザーに関連する文書に対する前記第二のユーザーの閲覧を許可する許可手段、として機能させる。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、いずれかのシステムにおいて認証された第一のユーザーの、前記システムとは異なる他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される文書に紐づいた第二のユーザーとの関連性を証明する証明情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する前記第一のユーザーの閲覧要求を受信する受信手段、前記受信手段が受信した証明情報に基づき、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する閲覧を許可する許可手段、として機能させる。
請求項1に記載の発明によれば、名寄せをすることなく複数のシステムがそれぞれ管理する同一ユーザーに関連付けられている文書を各システムから閲覧させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、文書の閲覧の許可に必要な情報を仲介サーバに持たせることができる。
請求項3に記載の発明によれば、仲介サーバが有する第一のユーザー認証情報を利用して他のシステムが管理する文書への閲覧を許可することができる。
請求項4に記載の発明によれば、仲介サーバに閲覧管理システムの機能を持たせることができる。
請求項5に記載の発明によれば、各システムに閲覧管理システムの機能を持たせることができる。
請求項6に記載の発明によれば、閲覧権限を有する当該システムの第二のユーザーに対してのみ文書の閲覧を許可することができる。
請求項7に記載の発明によれば、医療業務において、患者がかかる診療科に属する医師に対してのみ文書の閲覧を許可することができる。
請求項8に記載の発明によれば、名寄せをすることなく複数のシステムがそれぞれ管理する同一ユーザーに関連付けられている文書を各システムから閲覧させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、名寄せをすることなく複数のシステムがそれぞれ管理する同一ユーザーに関連付けられている文書を各システムから閲覧させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、名寄せをすることなく複数のシステムがそれぞれ管理する同一ユーザーに関連付けられている文書を各システムから閲覧させることができる。
実施の形態1における地域医療連携システムの全体構成及び各システムのブロック構成を示した図である。 実施の形態1における端末を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。 実施の形態1における文書情報記憶部に登録される文書情報のデータ構成の一例を示す図である。 実施の形態1における患者認証情報記憶部に登録される患者認証情報のデータ構成の一例を示す図である。 実施の形態1における医師認証情報記憶部に登録される医師認証情報のデータ構成の一例を示す図である。 実施の形態1において他の施設の文書を閲覧させるための処理を示すシーケンス図である。 実施の形態1における同意確認用画面の表示例を示す図である。 実施の形態1における閲覧許可情報記憶部に登録される閲覧許可情報のデータ構成の一例を示す図である。 実施の形態1における閲覧履歴情報記憶部に登録される閲覧履歴情報のデータ構成の一例を示す図である。 実施の形態1において後日に他の施設の文書を閲覧させるための処理を示すシーケンス図である。 実施の形態2における地域医療連携システムの全体構成及び各システムのブロック構成を示した図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における地域医療連携システムの全体構成及び各システムのブロック構成を示した図である。本実施の形態では、本発明に係る文書閲覧システムを地域医療連携ネットワークのシステムに適用した場合を例にして説明する。「地域医療連携」というのは、前述したように病院など複数の医療施設において医療情報・検査データの共有および円滑な授受を行うことにより、患者へ高品質な医療の提供、医療費の削減を目的に、国策として推進されている仕組みのことをいう。本実施の形態における「医療施設」というのは、医療法で定められた医療提供施設のことをいい、医療機関と同義である。医療施設には、病院、診療所、介護施設等種々の形態や規模が存在しうるが、以降の説明では、単に「施設」若しくは「病院」を代表させて説明する。
図1には、ある地域内における複数の医療施設それぞれに対応させて構築されている施設側システム10と、各施設側システム10を連携することによって、他の施設側システム10の文書管理サーバ12において個々に管理されている各施設の医療情報・検査データ(以下、本実施の形態では「文書」と総称)を閲覧させるための処理機能を各施設側システム10に提供する施設連携システム20とがネットワーク2で接続されている地域医療連携ネットワークが示されている。
施設側システム10は、認証サーバ11、文書管理サーバ12及び端末13をLAN14に接続して構成される。なお、医療機器等もLAN14に接続されているかもしれないが、本実施の形態の説明に用いないので省略している。また、各施設側システム10とも同等の処理機能を有しているので、図1では、便宜的に1つの施設側システム10のみブロック構成を示している。
認証サーバ11は、当該施設の医師及び患者等のユーザーの認証情報を記憶する認証情報記憶部111を有し、当該施設側システム10におけるユーザー認証を行う。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については、図から省略している。以下に説明する施設側システム10の構成要素、また施設連携システム20においても同様に適宜省略する。文書管理サーバ12は、当該施設の医師及び患者に関する電子カルテ等の文書が蓄積される文書記憶部121を有している。なお、本実施の形態では、説明の簡略のために文書管理サーバ12をLAN14に接続した構成を示したが、必ずしも施設内に設置する必要はなく、端末13からアクセスできるように接続されていればよい。
端末13は、例えば診療室に設置され、医師による診療の際に用いられる端末装置である。図2は、本実施の形態における端末13を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態において端末13を形成するコンピュータは、従前から存在する、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などの汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、図2に示したようにCPU31、ROM32、RAM33、ハードディスクドライブ(HDD)34、入力手段として設けられたマウス35とキーボード36、及び表示手段として設けられたディスプレイ37をそれぞれ接続する入出力コントローラ38、通信手段として設けられたネットワークコントローラ39を内部バス40に接続して構成される。なお、認証サーバ11及び文書管理サーバ12も同じコンピュータで構築されることからハードウェア構成は図2と同様に図示できる。
図1に戻り、端末13は、ログイン処理部131及び閲覧処理部132を有している。ログイン処理部131は、ユーザーが施設側システム10の利用を開始する際のログイン処理を実行する。閲覧処理部132は、端末13における文書の閲覧処理を実行する。特に、閲覧処理部132は、当該施設側システム10において認証された第一のユーザー(本実施の形態では、「患者」)の、他の施設側システム10における当該第一のユーザーの認証情報と共に、当該他の施設側システム10において管理される第一のユーザーに関する文書に対する、あるシステム(本実施の形態では、当該施設側システム10)の第二のユーザー(本実施の形態では、「医師」)からの閲覧要求を送信する閲覧要求送信手段として機能する。閲覧処理部132は、他の施設側システム10において管理される文書に対する閲覧許可要求を施設連携システム20に送信する閲覧許可要求部1321及び施設連携システム20により閲覧が許可された文書の閲覧要求を施設連携システム20へ送信する閲覧要求部1322を有している。
なお、施設側システム10には、施設の規模によって複数台の端末13が設置されている場合もあり得るが、各端末13とも同等の機能を有していればよいので、図1では、便宜的に1台のみ図示した。
端末13における各構成要素131,132は、端末13を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU31で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また。各サーバ11,12における各記憶部111,121は、各サーバ11,12に搭載されたHDDにて実現される。
施設連携システム20は、同じ地域医療連携ネットワークに含まれる複数の施設側システム10を統合管理するためのシステムであり、仲介サーバにより実現される。施設連携システム20は、1又は複数のコンピュータで実現可能であることから、各コンピュータのハードウェア構成は図2のように図示できる。本実施の形態における施設連携システム20は、閲覧管理システムとして機能し、閲覧制御部21、情報管理部22、文書情報記憶部23、患者認証情報記憶部24、医師認証情報記憶部25、閲覧許可情報記憶部26及び閲覧履歴情報記憶部27を有している。閲覧制御部21は、各施設の他の施設に関連付けられている文書の閲覧の制御を行う。特に、閲覧制御部21は、端末13から送信されてきた当該他の施設側システム10における当該ユーザー(本実施の形態では、「患者」)の認証情報に基づき、当該他の施設側システム10が管理する当該ユーザーに関連する文書に対する閲覧を許可する許可手段として機能する。閲覧制御部21は、閲覧許可部211及び閲覧管理部212を有している。閲覧許可部211は、施設側システム10からの閲覧許可要求に応じて、患者認証情報記憶部24に記憶されているユーザー認証情報に基づき認証を行うことにより、当該他の施設側システム10の文書管理サーバ12にて管理されている当該ユーザーに関連付けられている文書への閲覧を許可する。閲覧管理部212は、閲覧許可部211により閲覧が許可された施設側システム10からの閲覧要求に応じて、当該ユーザーに関連付けられている文書を閲覧させる。
図3は、本実施の形態における文書情報記憶部23に登録される文書情報のデータ構成の一例を示す図である。文書情報記憶部23には、地域医療連携ネットワークに存在する文書、換言すると各施設側システム10の文書管理サーバ12において個々に管理されている全ての文書の情報が登録される。文書情報は、文書ID、施設ID及び患者IDを紐付けて設定される。文書IDは、各文書の文書識別情報であり、地域医療連携ネットワーク全体において固有な情報である。施設IDは、地域医療連携関係にある各施設(施設側システム10)のシステム識別情報である。患者IDは、当該施設において各患者を管理するためのユーザー情報(識別情報)である。一般に、患者IDは、各施設において各患者にユニークに割り付けられる識別情報である。患者IDは、各施設において固有な情報であるが、地域医療連携ネットワーク全体において固有な情報とは限らない。
情報管理部22は、文書管理部として機能し、文書情報記憶部23を用いて地域医療連携ネットワーク全体における文書の管理を行う。すなわち、情報管理部22は、いずれかの施設側システム10において文書が生成されると、その施設側システム10と連携し、当該文書の文書情報を生成し、文書情報記憶部23に設定登録する。また、文書が削除されると、当該文書の文書情報を文書情報記憶部23から削除する。
図4は、本実施の形態における患者認証情報記憶部24に登録される患者認証情報のデータ構成の一例を示す図である。患者認証情報記憶部24には、地域医療連携ネットワーク内の全ての施設における全ての患者の認証情報が登録される。患者認証情報は、患者ID及びパスワードを含む認証情報(ユーザー認証情報)と、施設IDとが対応付けして設定される。患者IDは、上記の通り各施設において割り付けられる識別情報である。認証情報は、施設IDによって特定される施設における認証情報であることから、1人の患者が複数の施設において治療を受けた場合、その1人の患者に対して治療を受けた施設において認証情報がそれぞれ割り付けられることになる。この認証情報によって当該施設の認証が行われることになる。
情報管理部22は、いずれかの施設側システム10において患者の認証情報が新規に生成されると、その施設側システム10と連携し、当該患者の認証情報を取得して患者認証情報記憶部24に設定登録する。また、施設側システム10において患者の認証情報が消去されると、当該患者の認証情報を患者認証情報記憶部24から削除する。このように、情報管理部22は、患者認証情報の管理を行う。
図5は、本実施の形態における医師認証情報記憶部25に登録される医師認証情報のデータ構成の一例を示す図である。医師認証情報記憶部25には、各施設における全ての医師の認証情報が登録される。医師認証情報は、医師ID及びパスワードを含む認証情報と、当該医師が従事する施設IDとが対応付けして設定される。医師IDは、当該施設における医師の識別情報であり、施設IDとの組合せにより医師を一意に特定できるので、患者IDと同様に地域医療連携ネットワーク全体において固有な情報とする必要はない。認証情報は、医師が施設連携システム20を利用する際に必要な認証情報であるが、施設IDによって特定される施設における認証情報(認証サーバ11にて管理される認証情報)と同じでもよいし、異なってもよい。情報管理部22は、前述した患者認証情報と同様に医師認証情報の管理を行う。
なお、閲覧許可情報記憶部26及び閲覧履歴情報記憶部27には、以下に説明する閲覧処理の過程において閲覧許可情報及び閲覧履歴情報が登録されるので、処理の説明と合わせて説明する。
施設連携システム20における各構成要素21〜22は、施設連携システム20を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部23〜27は、施設連携システム20に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
本実施の形態では、名寄せ作業を行わなくても、他の施設側システム10において個々に管理されている文書を閲覧可能にすることを特徴としている。この特徴的な処理について図6に示したシーケンス図を用いて説明する。ここでは、説明の便宜上、患者が来院する施設を「病院A」として説明する。
病院Aに従事する医師が診療する際に所定のログイン操作をすると、ログイン処理部131は、ログイン画面を端末13のディスプレイ37に表示する。そして、医師により入力された当該医師の認証情報に従い認証を行う。このようにして、医師は、病院Aの施設側システム10にログインすると、病院Aの施設側システム10が管理する患者情報(文書)を閲覧することが可能となる(ステップ101)。
医師が患者の診療を開始し、患者の患者IDを指定するなどして当院で管理している患者の患者情報を取得し、閲覧する。ところで、医師が問診中に、患者が他の病院でも治療を受けている、あるいは治療を受けていたことを知り、その治療先の電子カルテ等の文書を閲覧することを希望したとする。この場合、医師は、その旨を患者に伝え、患者から他の施設での文書の閲覧の同意を得られたとする。そうすると、医師は、所定の操作を行い、閲覧許可要求部1321は、この操作に応じて起動され、同意確認用画面を端末13のディスプレイ37に表示する。この同意確認用画面の表示例を図7に示す。
患者は、この画面から医師に閲覧させてもよいとする文書を管理する施設(病院)を選択し、当該施設における患者の患者ID及びパスワードを入力し、更に指定した施設にある文書の閲覧に患者自身が同意していることの意思確認のためのチェックボックス71にチェックを入力した後、OKボタンを選択する。
閲覧許可要求部1321は、OKボタンが選択されると、病院Aの施設ID(要求元施設ID)、医師ID、当院における患者ID、閲覧の希望先となる施設の施設ID(要求先施設ID)、そして同意確認用画面から患者により入力された要求先施設の認証情報を含む閲覧許可要求情報を施設連携システム20へ送信することで、要求先施設が管理する文書の閲覧許可を要求する(ステップ102)。
施設連携システム20における閲覧許可部211は、閲覧許可要求情報が送信されてくるのを常時待機している。そして、施設側システム10から閲覧許可要求情報が送信されてくると、閲覧許可部211は、閲覧許可要求情報に含まれている認証情報及び要求先施設IDの組合せを、患者認証情報記憶部24に登録されている患者認証情報と比較することで認証を行う(ステップ201)。ここでは、認証に成功したものとして説明を続けるが、仮に認証に失敗した場合は、その旨を閲覧許可要求情報送信元の施設側システム10へ返信すればよい。
認証に成功すると、閲覧許可部211は、閲覧許可要求情報に含まれている情報を閲覧許可情報記憶部26に登録する(ステップ202)。詳細には、要求元施設IDを閲覧施設IDに、病院Aの患者IDを閲覧患者IDに、医師IDを閲覧医師IDに、要求先施設IDを許可施設IDに、認証情報に含まれている患者IDを許可施設患者IDに、それぞれ設定登録する。閲覧許可情報記憶部26に登録される閲覧許可情報のデータ構成の一例を図8に示す。そして、閲覧許可部211は、閲覧を許可する旨を通知する(ステップ203)。
以上のようにして、病院Aの医師は、他の施設(要求先施設)に対応する文書管理サーバ12が管理する文書の閲覧が可能な状態になる。
医師が他にも閲覧を希望したい施設がある場合、上記と同様に、同意確認用画面からその施設及び当該施設の認証情報を患者に入力指定させればよい。これにより、ステップ102,201〜203の処理が繰り返し実行されることで、複数の施設側システム10で管理されている文書の閲覧の許可をまとめて得ることが可能となる。
続いて、医師が文書を閲覧するために所定の操作を行うと、閲覧要求部1322は、当病院Aの施設ID(閲覧施設ID)及び医師ID(閲覧医師ID)を含む文書リスト要求情報を施設連携システム20へ送信する(ステップ103)。
施設連携システム20における閲覧管理部212は、文書リスト要求情報が送信されてくるのを常時待機している。そして、施設側システム10から文書リスト要求情報が送信されてくると、閲覧管理部212は、文書リスト要求情報に含まれている閲覧施設ID及び医師ID(閲覧医師ID)の組合せを含む閲覧許可情報が閲覧許可情報記憶部26に登録されていることを確認すると、当該閲覧許可情報に設定されている許可施設ID(施設ID)に対応させて文書情報記憶部23に登録されている全ての文書IDを取得し、文書リストを生成する。そして、閲覧管理部212は、その生成した文書リストを要求元の施設(病院A)へ送信する(ステップ204)。
施設側システム10における閲覧要求部1322は、このようにして送信されてきた文書リストをディスプレイ37に表示する(ステップ104)。リスト表示された文書は、他の施設側システム10において管理されている文書であって病院Aから閲覧可能な文書である。
本実施の形態では、ステップ102,201〜203における閲覧許可を取得するための処理が繰り返し実施される場合を考慮して、ステップ103において施設側システム10に文書リスト要求情報を別途送信させて文書リストを取得するようにした。これにより、施設側システム10は、複数の他の施設側システム10が管理している文書のリストをまとめて取得することが可能となる。閲覧許可の取得先となる施設が1箇所の場合は、文書リストをまとめる必要がないので、施設連携システム20は、例えば許可通知(ステップ203)の代わりに文書リストを送信するようにしてもよい。つまり、ステップ203,103を省略するようにしてもよい。
医師は、ディスプレイ37にリスト表示されている文書の中から、閲覧したい文書を選択する。なお、文書IDが文書の識別コードや記号の場合、医師は文書の種類を特定するのが困難かもしれないので、閲覧管理部212は、閲覧先となる施設に加えて、医師が文書を選択しやすいように文書名で表示できるように文書リストを生成するのが好適である。
医師が文書リストの中から閲覧を希望とする文書を選択すると、閲覧要求部1322は、病院Aの施設ID(閲覧施設ID)、医師ID(閲覧医師ID)及び選択された文書IDを含む閲覧要求を施設連携システム20へ送信する(ステップ105)。
施設連携システム20における閲覧管理部212は、閲覧要求情報が送信されてくるのを常時待機している。そして、施設側システム10から閲覧要求情報が送信されてくると、閲覧管理部212は、閲覧要求情報に含まれている文書IDに対応する施設IDを、文書情報記憶部23を検索することにより取り出し、その施設IDにより識別される施設側システム10から閲覧が希望された文書を取得する。そして、その文書を閲覧要求元の施設(病院A)へ送信する(ステップ205)。なお、施設連携システム20が施設側システム10から文書を取得する際にユーザー認証が要求される場合、閲覧管理部212は、患者認証情報に設定されている当該患者の認証情報を用いて認証を得るようにしてもよい。
更に、閲覧管理部212は、文書送信後、閲覧要求情報に含まれている文書ID、閲覧施設ID及び閲覧医師IDを含む閲覧履歴情報を生成して閲覧履歴情報記憶部27に登録する(ステップ206)。閲覧履歴情報記憶部27に登録される閲覧履歴情報のデータ構成の一例を図9に示す。
一方、施設側システム10における閲覧要求部1322は、送信されてきた文書をディスプレイ37に表示することで、医師に閲覧させる(ステップ106)。
医師が他の文書も閲覧したい場合は、所定の操作を行うことで取得済みの文書リストをディスプレイ37に再度表示させ、そのリストの中から選択すればよい。あるいは、ステップ105において複数の文書を選択するようにしてもよい。
また、医師がこの時点で更に別の施設で管理している文書の閲覧を希望する場合、ステップ102において説明したように、同意確認用画面からその施設及び当該施設の認証情報を患者に入力指定させればよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、患者(ユーザー)を診療する医師(他のユーザー)は、患者に他の施設側システム10における認証情報をその場で入力させることによって、名寄せ作業を行わなくても当該他の施設側システム10で管理されている当該患者に関連付けられている文書を閲覧することが可能となる。
なお、上記説明において、施設側システム10が閲覧許可要求、文書リスト要求及び閲覧要求をする際に、施設連携システム20における認証に関して特に言及しなかったが、例えば各要求に医師の認証情報を含めて送信し、施設連携システム20は、医師認証情報を用いて認証を行うようにしてもよい。
ところで、上記説明では、医師が患者の診療中に患者の文書を閲覧する場合について説明した。ただ、診療が終了した後、医師は、何らかの理由により閲覧した文書を再度閲覧したい場合もあり得る。本実施の形態では、このような場合にも対応できるようにした。以下、患者を診療していないときに患者の文書を閲覧するときの処理について図10に示したシーケンス図を用いて説明する。なお、図6と同じ処理には同じステップ番号を付けて説明を適宜省略する。
病院Aの医師が患者(ここでは、「患者P」)の文書を再度閲覧したい場合、医師による所定の操作に応じて、ログイン処理部131は、当院の施設側システム10にログインさせ(ステップ101)、また、閲覧要求部1322は、当院の施設ID(閲覧施設ID)及び医師ID(閲覧医師ID)を含む文書リスト要求情報を施設連携システム20へ送信する(ステップ103)。
施設連携システム20における閲覧管理部212は、施設側システム10から文書リスト要求情報が送信されてくると、文書リスト要求情報に含まれている閲覧施設ID及び閲覧医師IDの組合せで閲覧履歴情報記憶部27を検索し、該当する閲覧履歴情報を抽出する。そして、抽出した閲覧履歴情報に含まれている全ての文書IDを取得し、文書リストを生成する。そして、閲覧管理部212は、その生成した文書リストを要求元の施設(病院A)へ送信する(ステップ211)。
その後の処理は、前述した患者の診療中の場合と同じなので説明を省略するが、本実施の形態によれば、閲覧履歴情報を参照することによって過去に閲覧したことのある文書が特定できるので、その文書を再度閲覧させることが可能となる。
ところで、医師は、患者Pからの閲覧の同意を得た施設側システム10で管理されている文書の中で閲覧していない文書も閲覧したい場合もあり得る。なお、患者Pは、同意確認用画面からその施設を指定して文書の閲覧は以前に同意している。従って、後日であっても医師が閲覧することには何の問題もないと考えられる。
そこで、上記ステップ211においては、閲覧実績のある文書のみを閲覧候補として抽出して医師に提示したが、ステップ211の代わりに図6のステップ204を実施するようにすれば、閲覧の実績の有無にかかわらず、閲覧が許可された施設側システム10にて管理されている全ての文書を閲覧可能な文書として医師に提示することが可能となる。この場合、医師に閲覧したい文書に対応する患者Pを事前に指定させ、閲覧要求部1322は、指定された患者Pの患者ID(閲覧施設(病院A)における患者ID)を閲覧要求に含めて送信するようにすれば、文書リストに含める文書を当該患者に関連付けられている文書に絞り込むことが可能となる。閲覧管理部212は、ステップ205において新たな文書を送信した場合、ステップ206を実施して当該文書に関する閲覧履歴情報を閲覧履歴情報記憶部27に登録する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、患者Pの診療中でなくても、以前に同意が得られている他の施設側システム10で管理されている患者Pの文書を医師に閲覧させることが可能となる。
本実施の形態では、上記の通り、閲覧に同意された医師の識別情報(医師ID)を施設IDと共に閲覧許可情報及び閲覧履歴情報に登録することで、閲覧制御部21は、患者から同意された医師のみが文書の閲覧をできるように閲覧制御することができる。ただ、例えば担当医が不在のときに代わりの医師が患者の文書を閲覧できないということは診療に不都合が生じる場合がある。このような場合を想定して、医師IDを参照せずに施設IDで閲覧の可否を判断するようにしてもよい。この場合、患者は、医師に対してではなく病院に対して閲覧を同意することになる。
その一方、病院には、医師以外にも文書の閲覧を必要としない従業員が従事している場合が少なくない。このような場合を考慮して、医師を個々に特定する医師IDの代わりにグループIDを用いることで、医師というグループのみに閲覧を許可するようにしてもよい。業態、業種において、職種や部門等で文書の閲覧を制御したい場合もあり得るので、グループが指定できると都合よい。
また、規模によって複数の診療科目のある病院が存在する。この場合、患者は、例えば外科の医師には閲覧を許可してもよいが、精神科の医師には閲覧をさせたくない場合もあり得る。上記説明では、医師という職種毎にグループを形成する場合を例示したが、この場合は、診療科毎にグループを形成する。例えば、各記憶部23〜27に登録される施設IDに加えグループIDとして診療科を識別する診療科識別情報(診療科ID)も合わせて登録する。このようにすれば、患者(ユーザー)は、閲覧を同意した診療科の医師等(他のユーザー)のみに文書を閲覧させることが可能となる。
なお、本実施の形態では、各施設側システム10に文書管理サーバ12を設けて、文書を各施設側システム10にて保持管理するように説明したが、地域医療連携ネットワーク内の文書を施設連携システム20が統合して保持管理してもよい。
以上説明した変形例は、後述する実施の形態においても同様に適用することが可能である。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、閲覧管理システムの機能を、仲介サーバである施設連携システム20に持たせ、施設連携システム20が地域医療連携ネットワーク全体の文書の閲覧の制御管理を行うようにした。本実施の形態では、閲覧管理システムの機能を各施設側システム10に含めるように構成することを特徴とする。つまり、本実施の形態では、施設連携システム20を不要とする。本実施の形態における地域医療連携システムの全体構成及び各システムのブロック構成を図11に示す。図11では、閲覧管理システム122を文書管理サーバ12に設けた構成が示されている。
閲覧管理システムの機能を各施設側システム10に持たせる場合、各施設側システム10では、当該施設側システム10において管理している文書の閲覧制御を行えばよい。従って、患者認証情報(図4)及び医師認証情報(図5)に施設IDを含める必要はないので、認証サーバ11が管理している認証情報を利用するようにしてもよい。
次に、本実施の形態において他の施設側システム10において個々に管理されている文書を閲覧可能にする処理について説明するが、基本的には実施の形態1において用いたシーケンス(図6)と同じでよい。
ただ、ステップ102において、施設側システム10における閲覧許可要求部1321は、閲覧許可要求情報を施設連携システム20ではなく、地域医療連携ネットワーク内の施設側システム10にブロードキャスティングをするか、あるいは閲覧要求先の施設側システム10宛に送信する。
本実施の形態によれば、地域医療連携ネットワーク内における文書の閲覧を統合して管理する施設連携システム20を設けなくても、そして名寄せ作業を行わなくても、医師は、当該他の施設側システム10で管理されている当該患者に関連付けられている文書を閲覧することが可能となる。
ところで、上記各実施の形態においては、本発明に係る文書閲覧システムを地域医療連携ネットワークのシステムに適用し、患者が入力する当該患者の認証情報に基づき当該患者の他の施設側システム10において管理されている文書の閲覧を許可するようにした。ただ、文書が関連付けられているユーザーの認証情報ではなく、ある施設側システム10において認証されたユーザーと、他の施設側システム10において管理される文書に紐づいた他のユーザーとの関連性を証明する証明情報に基づき当該他の施設側システム10において管理される当該ユーザーに関連付けられている文書に対する閲覧を許可するようにしてもよい。
例えば、ユーザーが故人、他のユーザーが直系親族の場合、故人の戸籍謄本が文書に相当する。そして、故人の直系親族を証明する書類(現在の本籍地における戸籍謄本の電子データ、マイナンバー)等が上記証明情報に相当する。戸籍が転籍されている場合、現在の本籍地以外に過去に本籍とした他の地方自治体(上記「施設」)で管理されていたときの戸籍謄本を閲覧(照会)したい場合、施設連携システム20は、上記書類によって閲覧を許可することになる。
また、本発明に係る文書閲覧システムを地方自治体のネットワークに適用する以外にも、例えば金融業務等一般に名寄せ作業が発生しうると考えられる業種のシステムにも適用可能である。
2 ネットワーク、10 施設側システム、11 認証サーバ、12 文書管理サーバ、13 端末、20 施設連携システム、21 閲覧制御部、22 情報管理部、23 文書情報記憶部、24 患者認証情報記憶部、25 医師認証情報記憶部、26 閲覧許可情報記憶部、27 閲覧履歴情報記憶部、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 ハードディスクドライブ(HDD)、35 マウス、36 キーボード、37 ディスプレイ、38 入出力コントローラ、39 ネットワークコントローラ、40 内部バス、111 認証情報記憶部、121 文書記憶部、122 閲覧管理システム、131 ログイン処理部、132 閲覧処理部、211 閲覧許可部、212 閲覧管理部、1321 閲覧許可要求部、1322 閲覧要求部。

Claims (10)

  1. ユーザーと当該ユーザーに関連する文書とを管理する複数のシステムと、
    当該システムで管理される文書に対する他のシステムからの閲覧を管理する閲覧管理システムと、
    を有し、
    前記複数のシステムは、当該複数のシステムのうちのあるシステムにおいて認証された第一のユーザーの、他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される前記第一のユーザーに関する文書に対する、前記あるシステムのユーザーである第二のユーザーからの閲覧要求を送信する閲覧要求送信手段を有し、
    前記閲覧管理システムは、前記第一のユーザーに関する文書と前記第二のユーザーとの関連づけを行い、前記閲覧要求送信手段が送信した当該他のシステムにおける当該ユーザーの認証情報に基づき、当該他のシステムが管理する前記第一のユーザーに関連する文書に対する前記第二のユーザーへの閲覧を許可する、
    ことを特徴とする文書閲覧システム。
  2. さらに、前記複数のシステムを仲介する仲介サーバを有し、
    前記仲介サーバは、
    前記複数のシステムにおけるそれぞれのユーザー認証情報を記憶する認証情報記憶部と、
    前記複数のシステム毎に、それぞれのシステムのシステム識別情報と当該システムにおいて管理される文書の文書識別情報と当該文書に関連するユーザー情報とを紐づけて管理する文書情報管理部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の文書閲覧システム。
  3. 前記閲覧管理システムは、前記仲介サーバが記憶する前記他のシステムにおける前記第一のユーザー認証情報と前記閲覧要求に含まれる他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報とを比較することにより、当該他のシステムが管理する当該ユーザーに関連する当該第一のユーザーに関連する文書に対する閲覧を許可することを特徴とする請求項2に記載の文書閲覧システム。
  4. さらに、前記閲覧管理システムは、前記仲介サーバ上に存在することを特徴とする請求項3に記載の文書閲覧システム。
  5. 前記閲覧管理システムは、前記複数のシステムのそれぞれに含まれることを特徴とする請求項1に記載の文書閲覧システム。
  6. 前記第二のユーザーは、前記あるシステムにおいて当該第一のユーザーに関連する文書に対して閲覧権限を有することを特徴とする、請求項1に記載の文書閲覧システム。
  7. 前記文書は医療文書であり、前記第一のユーザーは患者であり、前記第二のユーザーは医師である場合に、前記文書、前記第一のユーザー、及び前記第二のユーザーには、それぞれ診療科識別情報が対応付けられており、
    前記閲覧管理システムは、当該他のシステムにおいて管理される閲覧を許可された医療文書に対応付けられている診療科識別情報と、同じ診療科識別情報が対応付けられている当該システムの第二のユーザーである医師に対してのみ、当該第一のユーザーである患者の医療文書の閲覧を許可することを特徴とする請求項5に記載の文書閲覧システム。
  8. ユーザーと当該ユーザーに関連する文書とを管理する複数のシステムと、
    当該システムで管理される文書に対する他のシステムからの閲覧を管理する閲覧管理システムと、
    を有し、
    前記複数のシステムは、当該複数のシステムのうちのあるシステムにおいて認証された第一のユーザーと、他のシステムにおいて管理される文書に紐づいた第二のユーザーとの関連性を証明する証明情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する前記第一のユーザーの閲覧要求を送信する閲覧要求送信手段を有し、
    前記閲覧管理システムは、前記閲覧要求送信手段が送信した証明情報に基づき、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する閲覧を許可する、
    ことを特徴とする文書閲覧システム。
  9. コンピュータを、
    いずれかのシステムにおいて認証された第一のユーザーの、前記システムとは異なる他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される当該第一のユーザーに関連する文書に対する当該他のシステムのユーザーである第二のユーザーによる閲覧要求を受信する受信手段、
    前記受信手段が受信した当該他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報に基づき、当該他のシステムが管理する当該第一のユーザーに関連する文書に対する前記第二のユーザーの閲覧を許可する許可手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    いずれかのシステムにおいて認証された第一のユーザーの、前記システムとは異なる他のシステムにおける当該第一のユーザーの認証情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される文書に紐づいた第二のユーザーとの関連性を証明する証明情報と共に、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する前記第一のユーザーの閲覧要求を受信する受信手段、
    前記受信手段が受信した証明情報に基づき、当該他のシステムにおいて管理される文書に対する閲覧を許可する許可手段、
    として機能させるためのプログラム。
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