JP6078459B2 - 情報管理システムとそのデータ連携方法 - Google Patents
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(1)管理対象のユーザの各々に対しその個別情報及び個別ユーザIDを独自に管理する第1及び第2のデータサーバと、これら第1及び第2のデータサーバと通信ネットワークを介して通信可能な連携サーバとを具備する情報管理システムにあって、
前記第1及び第2のデータサーバは、自サーバ以外のデータサーバが管理するユーザ群をゲストユーザと定義して、このゲストユーザに対しゲストユーザIDを発行し記憶する手段を備え、
前記連携サーバは、前記管理対象ユーザ及びゲストユーザについて、当該各ユーザをシステム全体で共通に管理するための共通ユーザIDを発行すると共に、前記各ユーザについて自サーバが第1及び第2のデータサーバと個別に通信を行うための通信用識別子を発行し、前記発行された共通ユーザIDと通信用識別子とを相互に関連付けた第1の連携情報を生成して記憶する手段を備え、
前記第1及び第2のデータサーバは、前記管理対象ユーザ及びゲストユーザについて前記連携サーバにより発行された通信用識別子を当該連携サーバから受信する手段と、前記受信された通信用識別子と、前記各ユーザについて自サーバが独自に管理する個別ユーザID及びゲストユーザIDとを相互に関連付けた第2の連携情報を生成して記憶する手段とを備え、
前記第1のデータサーバで管理されているユーザが前記第2のデータサーバで管理されている他のユーザの個別情報に対しアクセスする際に、
前記連携サーバは、前記第1のデータサーバから送られるアクセス元ユーザ及びアクセス先となる他のユーザに関するアサーション取得要求に応じて、第2のデータサーバで定義されたゲストユーザ及びアクセス先となる他のユーザに対しそれぞれ発行された通信用識別子を前記第1の連携情報から検索し、当該検索された各通信用識別子を含むアサーション情報を取得要求元の第1のデータサーバへ返送する通信用識別子変換処理を行い、
前記第1のデータサーバは、前記他のユーザの個別情報に対するデータアクセス要求を、前記連携サーバから返送されたアサーション情報と共に第2のデータサーバへ送信し、
前記第2のデータサーバは、前記第1のデータサーバから送られたデータアクセス要求及びアサーション情報を受信すると、当該受信されたアサーション情報に含まれる各通信用識別子をもとに、ゲストユーザID及びアクセス先ユーザの個別ユーザIDを前記第2の連携情報から検索し、当該検索された各ユーザIDと前記受信されたアサーション情報とに基づいて前記アクセス先ユーザの個別情報に対するアクセス処理を実行するようにしたものである。
前記連携サーバは、前記管理対象のユーザについて、当該ユーザをシステム全体で共通に管理するための共通ユーザIDを発行すると共に、前記ユーザについて自サーバが第1及び第2のデータサーバと個別に通信を行うための通信用識別子を発行し、前記発行された共通ユーザIDと通信用識別子とを相互に関連付けた第1の連携情報を生成して記憶する手段を備え、
前記第1及び第2のデータサーバは、前記管理対象のユーザについて前記連携サーバにより発行された通信用識別子を当該連携サーバから受信する手段と、前記受信された通信用識別子と、前記ユーザについて自サーバが独自に管理する個別ユーザIDとを相互に関連付けた第2の連携情報を生成して記憶する手段とを備え、
前記第1のデータサーバで管理されているユーザが前記第2のデータサーバで管理されている他のユーザの個別情報に対しアクセスする際に、
前記連携サーバは、前記第1のデータサーバから送られるアクセス元ユーザ及びアクセス先となる他のユーザに関するアサーション取得要求に応じて、第2のデータサーバにおけるアクセス先となる他のユーザについて発行された通信用識別子を前記第1の連携情報から検索すると共に、前記アクセス元ユーザに対し通信用識別子を一時的に発行し、当該検索及び発行された通信用識別子を含むアサーション情報を取得要求元の第1のデータサーバへ返送する通信用識別子の変換処理を行い、
前記第1のデータサーバは、前記他のユーザの個別情報に対するデータアクセス要求を、前記連携サーバから返送されたアサーション情報と共に第2のデータサーバへ送信し、
前記第2のデータサーバは、前記第1のデータサーバから送られたデータアクセス要求及びアサーション情報を受信すると、当該受信されたアサーション情報に含まれる各通信用識別子をもとにアクセス先ユーザの個別ユーザIDを前記第2の連携情報から検索し、当該検索されたユーザIDと前記受信されたアサーション情報とに基づいて前記アクセス先ユーザの個別情報に対するアクセス処理を実行するようにしたものである。
(1)第1及び第2のデータサーバでは、自サーバ以外のデータサーバが管理するユーザ群がゲストユーザとして定義され、このゲストユーザに対しゲストユーザIDが発行される。また、それに応じて連携サーバでは、上記第1及び第2のデータサーバでそれぞれ定義されたゲストユーザに対し通信用識別子が発行されて記憶される。そして、第1のデータサーバから第2のデータサーバが管理しているユーザの個別情報に対しアクセスする際には、第1のデータサーバの要求に応じ、上記第2のデータサーバにおいて定義されたゲストユーザの通信用識別子が連携サーバから第1のデータサーバに通知される。そして、第1のデータサーバから第2のデータサーバに対し、データアクセス要求が上記通知されたゲストユーザの通信用識別子を含むアサーション情報と共に送られ、第2のデータサーバではこの送られたアサーション情報に含まれる通信用識別子をもとにゲストユーザIDが特定され、当該ゲストユーザIDがアクセス元としてアクセス先ユーザの個別情報のアクセス処理が実行される。すなわち、第1のデータサーバから第2のデータサーバの個別情報に対しアクセスする場合に、アクセス元ユーザの通信用識別子はアクセス先のデータサーバのゲストユーザ用の通信用識別子に置き換えられる。
[一実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係る情報管理システムの概略構成図である。
このシステムは連携サーバSV0を備え、病院等の医療機関が独自に運用する複数の病院公開サーバSV1〜SVnが通信ネットワークNWを介して上記連携サーバSV0との間で通信可能としたものである。通信ネットワークとしては、例えばIP(Internet Protocol)網が用いられる。なお、UT0は連携サーバSV0に接続されるシステム運用者用の運用者端末を示し、またUT1〜UTnは病院公開サーバSV1〜SVnにそれぞれ接続される、医師や看護師等の医療従事者が使用するユーザ端末を示している。
連携サーバSV0はサービス事業者や自治体等が運用するもので、図2に示すように、処理ユニット10と、情報格納ユニット11と、変換ルール設定ファイル記憶部12と、通信インタフェースユニット13と、ユーザインタフェースユニット14とを備えている。なお、変換ルール設定ファイル記憶部12は、情報格納ユニット11とは別に設けずに、情報格納ユニット11内に設けるようにしてもよい。
(1) 病院公開サーバSV1〜SVnから認証要求が送られた場合に、当該要求元のサーバSV1〜SVnに接続されたユーザ端末UT1〜UTnに認証画面を表示させ、この認証画面においてユーザが入力したユーザID等をもとに認証処理を実行する。そして、認証が終了すると、ユーザ情報格納部111及びID連携情報格納部112から当該ユーザに関する情報を読み出し、当該ユーザの仮名、所属組織、内部組織及び保有資格を含むアサーション情報を生成して、要求元のサーバSV1〜SVnに返却する処理を行う。
病院公開サーバSV1〜SVnには、患者情報に対するアクセス元(患者情報の紹介先)となる病院のサーバと、患者情報のアクセス先(患者情報の紹介元)となる病院のサーバが含まれ、これらのサーバは一部異なる機能を備える。なお、全ての病院公開サーバSV1〜SVnが、患者情報に対するアクセス元となる機能と患者情報のアクセス先となる機能の両方を備えてもよい。
患者情報に対するアクセス元となる病院のサーバSV1は、図3に示すように、処理ユニット20と、記憶ユニット21と、通信インタフェースユニット23と、ユーザインタフェースユニット24とを備えている。
(1) ユーザ端末UT1においてログイン操作が行われた場合に連携サーバSV0へ認証要求を送信し、この要求に対し連携サーバSV0から送られる認証画面をユーザ端末UT1に表示させる。そして、この認証画面においてユーザが入力した認証に必要なデータを連携サーバSV0へ送信し、その認証結果を表す情報(認証トークン)を連携サーバSV0から受信する処理を行う。一度この認証手順が完了すると、以後連携サーバSV0への問い合わせや認証行為なしでのログイン操作、つまりシングルサインオンが可能になる。
患者のアクセス先となる病院の病院公開サーバSV2は、図4に示すように、処理ユニット30と、記憶ユニット31と、通信インタフェースユニット33と、ユーザインタフェースユニット34とを備えている。なお、当該アクセス先となる病院公開サーバSV2が備える機能のうち、アクセス元となる病院公開サーバSV1が備える機能と同一部分については説明を省略する。
次に、以上のように構成されたシステムにおいて実行されるID連携動作を、複数の実施例に分けて説明する。
(1)全ユーザに個別に仮名を発行する場合
この例は、全ユーザに個別に仮名を発行してID連携を行うもので、本発明の前提となる動作であるが、本発明の動作の理解を助けるために参考例として説明する。図5はこの参考例におけるシステムのデータ保有例を示したものである。
実施例1は、ゲストユーザ用の仮名を用いてID連携を行う方式である。各病院公開サーバに、地域連携している他の病院に所属する医療従事者をゲストユーザと定義してこのゲストユーザ用の仮名を登録しておき、ある病院の医療従事者が別の病院の公開サーバに保存されている患者の診療情報を閲覧するときに、アクセス元の医療従事者の仮名を、アクセス先となる病院のゲストユーザ用の仮名に置き換えることにより、病院公開サーバ間での医療従事者のID連携を行うようにしたものである。
B病院公開サーバSV2に格納されている患者の診療情報を、当該患者の紹介先となるA病院公開サーバSV1から閲覧可能にするために、B病院公開サーバのSV2の運用者は、ユーザ端末UT2を操作してB病院公開サーバSV2の医療従事者情報管理テーブルに図6に示すようにゲスト医師(ユーザID: BDoc_gst)を登録する。そして、連携サーバSV0に対し仮名の発行要求を送る。
図8においては、変換ルール2は組織と資格は記載があるが、内部組織は空白となっている。また変換ルール3は、資格は1つのみ属性が記載されているが、組織と内部組織は複数の属性を指定している。空白の定義には2通りが考えられる。1つは「空白という値を持っている」という扱いにするものである。変換ルール2では、内部組織は空白になっているため、内科の水野医師は合致せず、内部組織に属さない田中医師は合致する、と見なす。もう1つは、「特に規定しない」という扱いにするものである。この場合変換ルール2は、「内部組織は問わない」という解釈となる。このため、水野医師も田中医師も合致すると見なす。
以上述べたように、図8に関する説明はあくまでも一例であり、この記載に限定されるものではない。
実施例2は、一時的に払い出された仮名を使用してID連携を行う方式である。各病院公開サーバでは、地域連携している他の病院に所属する医療従事者のためのユーザIDを一切登録しない。そして、アクセス元となる病院公開サーバからアクセス先となる病院公開サーバにおける医療従事者のアサーションを要求された場合に、連携サーバSV0がアクセス先となる病院公開サーバにおける医療従事者のために一時的に仮名を発行し、アクセス元の医療従事者の仮名を上記一時的に発行された仮名に置換することにより病院公開サーバ間での医療従事者のID連携を行うようにしたものである。
この実施例2では、一時的に仮名が払い出される方式を採用しているため、B病院公開サーバSV2の運用者は図6に示したように医療従事者情報管理テーブル及びID連携情報管理テーブルにユーザ名及びそのユーザIDの登録を必要としない。但し、B病院公開サーバSV2に保存された診療情報に対するA病院に所属する医療従事者からのアクセスの可否を判断するために、アクセス制御情報管理テーブルに「資格が医師、組織がA病院で内部組織が内科であるユーザに、鈴木花子(ユーザID:BPat_001)の診療情報の閲覧を許可する」というアクセス制御ルールを設定する。
なお、図8に示した変換ルールの使用法については実施例1で述べた通りなので、ここでの説明は省略する。
以上詳述したように一実施形態では、各病院公開サーバSV1〜SVnに、地域連携している他の病院に所属する医療従事者をゲストユーザと定義し、連携サーバSV0により上記ゲストユーザに対し仮名を発行して登録しておき、ある病院の医療従事者が別の病院の公開サーバに保存されている患者の診療情報を閲覧する際に、アクセス元の医療従事者の仮名をアクセス先となる病院のゲストユーザ用の仮名に置き換えることにより、病院公開サーバ間での医療従事者のID連携を行うようにしている。または、連携サーバSV0が一時的に仮名を発行して、アクセス元の医療従事者の仮名を上記一時的に発行された仮名に置き換えることにより、病院公開サーバ間での医療従事者のID連携を行うようにしている。
前記一実施形態では、複数の病院公開サーバSV1〜SVnを通信ネットワークNWを介して連携サーバSV0に接続し、これにより紹介元と紹介先の病院間で患者の診療情報の閲覧を可能にする場合を例にとって説明した。しかし、これに限らず、複数の学校のサーバを連携サーバを介して接続することにより、例えば転校した生徒に関する情報を閲覧可能としてもよい。また、企業の工場や営業所、関連会社等のサーバを連携サーバを介して接続することにより、例えば異動又は転籍した従業員や社員に関する情報を閲覧可能としてもよい。
Claims (7)
- 管理対象のユーザの各々に対しその個別情報及び個別ユーザIDを独自に管理する第1及び第2のデータサーバと、これら第1及び第2のデータサーバと通信ネットワークを介して通信可能な連携サーバとを具備する情報管理システムであって、
前記第1及び第2のデータサーバは、
自サーバ以外のデータサーバが管理するユーザ群をゲストユーザと定義して、このゲストユーザに対しゲストユーザIDを発行し記憶する手段を備え、
前記連携サーバは、
前記管理対象ユーザ及びゲストユーザについて、当該各ユーザをシステム全体で共通に管理するための共通ユーザIDを発行すると共に、前記各ユーザについて自サーバが第1及び第2のデータサーバと個別に通信を行うための通信用識別子を発行し、前記発行された共通ユーザIDと通信用識別子とを相互に関連付けた第1の連携情報を生成して記憶する手段を備え、
前記第1及び第2のデータサーバは、
前記管理対象ユーザ及びゲストユーザについて前記連携サーバにより発行された通信用識別子を当該連携サーバから受信する手段と、
前記受信された通信用識別子と、前記各ユーザについて自サーバが独自に管理する個別ユーザID及びゲストユーザIDとを相互に関連付けた第2の連携情報を生成して記憶する手段と
を備え、
前記第1のデータサーバで管理されているユーザが前記第2のデータサーバで管理されている他のユーザの個別情報に対しアクセスする際に、
前記連携サーバは、前記第1のデータサーバから送られるアクセス元ユーザ及びアクセス先となる他のユーザに関するアサーション取得要求に応じて、第2のデータサーバで定義されたゲストユーザ及びアクセス先となる他のユーザに対しそれぞれ発行された通信用識別子を前記第1の連携情報から検索し、当該検索された各通信用識別子を含むアサーション情報を取得要求元の第1のデータサーバへ返送する通信用識別子変換処理を行い、
前記第1のデータサーバは、前記他のユーザの個別情報に対するデータアクセス要求を、前記連携サーバから返送されたアサーション情報と共に第2のデータサーバへ送信し、
前記第2のデータサーバは、前記第1のデータサーバから送られたデータアクセス要求及びアサーション情報を受信すると、当該受信されたアサーション情報に含まれる各通信用識別子をもとに、ゲストユーザID及びアクセス先ユーザの個別ユーザIDを前記第2の連携情報から検索し、当該検索された各ユーザIDと前記受信されたアサーション情報とに基づいて前記アクセス先ユーザの個別情報に対するアクセス処理を実行する
ことを特徴とする情報管理システム。 - 前記連携サーバは、前記通信用識別子の変換の可否を判定するための変換ルールを記憶する手段をさらに備え、前記第1のデータサーバから送られたアサーション取得要求に含まれるアクセス元ユーザの属性情報が前記記憶された変換ルールを満たすか否かを判定し、変換ルールを満たすと判定された場合に、前記第2のデータサーバのゲストユーザについて発行された通信用識別子を、前記記憶された第1の連携情報から検索することを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
- 前記第2のデータサーバは、管理対象のユーザごとにその個別ユーザIDに関連付けて当該管理対象ユーザの個別情報に対するアクセス条件を記憶する手段を備え、前記データアクセス要求を受信した場合に、当該データアクセス要求と共に受信したアサーション情報に含まれるアクセス元ユーザの属性情報が前記記憶されたアクセス条件を満たすか否かを判定し、アクセス条件を満たすと判定された場合に、前記データアクセス要求により指定された管理対象ユーザの個別情報に対するアクセス処理を実行することを特徴とする請求項1又は2記載の情報管理システム。
- 前記第1及び第2のデータサーバ、及び前記連携サーバの各々は、前記アサーション取得要求の発生から管理対象ユーザの個別情報に対するアクセス処理の終了までに自サーバ内で実行された処理を表すセッション情報、及び当該処理の実行単位を表すスレッド情報を含むログ情報を生成して記憶する手段を、さらに備えることを特徴とする請求項3記載の情報管理システム。
- 管理対象のユーザの各々に対しその個別情報及び個別ユーザIDを独自に管理する第1及び第2のデータサーバと、これら第1及び第2のデータサーバと通信ネットワークを介して通信可能な連携サーバとを具備する情報管理システムであって、
前記連携サーバは、
前記管理対象のユーザについて、当該ユーザをシステム全体で共通に管理するための共通ユーザIDを発行すると共に、前記ユーザについて自サーバが第1及び第2のデータサーバと個別に通信を行うための通信用識別子を発行し、前記発行された共通ユーザIDと通信用識別子とを相互に関連付けた第1の連携情報を生成して記憶する手段を備え、
前記第1及び第2のデータサーバは、
前記管理対象のユーザについて前記連携サーバにより発行された通信用識別子を当該連携サーバから受信する手段と、
前記受信された通信用識別子と、前記ユーザについて自サーバが独自に管理する個別ユーザIDとを相互に関連付けた第2の連携情報を生成して記憶する手段と
を備え、
前記第1のデータサーバで管理されているユーザが前記第2のデータサーバで管理されている他のユーザの個別情報に対しアクセスする際に、
前記連携サーバは、前記第1のデータサーバから送られるアクセス元ユーザ及びアクセス先となる他のユーザに関するアサーション取得要求に応じて、第2のデータサーバにおけるアクセス先となる他のユーザについて発行された通信用識別子を前記第1の連携情報から検索すると共に、前記アクセス元ユーザに対し通信用識別子を一時的に発行し、当該検索及び発行された通信用識別子を含むアサーション情報を取得要求元の第1のデータサーバへ返送する通信用識別子の変換処理を行い、
前記第1のデータサーバは、前記他のユーザの個別情報に対するデータアクセス要求を、前記連携サーバから返送されたアサーション情報と共に第2のデータサーバへ送信し、
前記第2のデータサーバは、前記第1のデータサーバから送られたデータアクセス要求及びアサーション情報を受信すると、当該受信されたアサーション情報に含まれる各通信用識別子をもとにアクセス先ユーザの個別ユーザIDを前記第2の連携情報から検索し、当該検索されたユーザIDと前記受信されたアサーション情報とに基づいて前記アクセス先ユーザの個別情報に対するアクセス処理を実行する
ことを特徴とする情報管理システム。 - 管理対象のユーザの各々に対しその個別情報及び個別ユーザIDを独自に管理する第1及び第2のデータサーバと、これら第1及び第2のデータサーバと通信ネットワークを介して通信可能な連携サーバとを具備する情報管理システムが実行するデータ連携方法であって、
前記第1及び第2のデータサーバが、自サーバ以外のデータサーバが管理するユーザ群をゲストユーザと定義し、このゲストユーザに対しゲストユーザIDを発行して自サーバのID連携用データ記憶部に記憶させる過程と、
前記連携サーバが、前記管理対象ユーザ及びゲストユーザについて、当該各ユーザをシステム全体で共通に管理するための共通ユーザIDを発行すると共に、前記各ユーザについて自サーバが第1及び第2のデータサーバと個別に通信を行うための通信用識別子を発行し、前記発行された共通ユーザIDと通信用識別子とを相互に関連付けた第1の連携情報を生成して、自サーバのID連携用データ記憶部に記憶させる過程と、
前記第1及び第2のデータサーバが、前記管理対象ユーザ及びゲストユーザについて前記連携サーバにより発行された通信用識別子を当該連携サーバから受信する過程と、
前記第1及び第2のデータサーバが、前記受信された通信用識別子と、前記各ユーザについて自サーバが独自に管理する個別ユーザID及びゲストユーザIDとを相互に関連付けた第2の連携情報を生成して自サーバのID連携用データ記憶部に記憶させる過程と
を具備し、
前記第1のデータサーバで管理されているユーザが前記第2のデータサーバで管理されている他のユーザの個別情報に対しアクセスする際に、
前記連携サーバが、前記第1のデータサーバから送られるアクセス元ユーザ及びアクセス先となる他のユーザに関するアサーション取得要求に応じて、第2のデータサーバで定義されたゲストユーザ及びアクセス先となる他のユーザに対しそれぞれ発行された通信用識別子を前記第1の連携情報から検索し、当該検索された各通信用識別子を含むアサーション情報を取得要求元の第1のデータサーバへ返送する通信用識別子変換処理を行い、
前記第1のデータサーバが、前記他のユーザの個別情報に対するデータアクセス要求を、前記連携サーバから返送されたアサーション情報と共に第2のデータサーバへ送信し、
前記第2のデータサーバが、前記第1のデータサーバから送られたデータアクセス要求及びアサーション情報を受信すると、当該受信されたアサーション情報に含まれる各通信用識別子をもとに、ゲストユーザID及びアクセス先ユーザの個別ユーザIDを前記第2の連携情報から検索し、当該検索された各ユーザIDと前記受信されたアサーション情報とに基づいて前記アクセス先ユーザの個別情報に対するアクセス処理を実行する
ことを特徴とするデータ連携方法。 - 管理対象のユーザの各々に対しその個別情報及び個別ユーザIDを独自に管理する第1及び第2のデータサーバと、これら第1及び第2のデータサーバと通信ネットワークを介して通信可能な連携サーバとを具備する情報管理システムが実行するデータ連携方法であって、
前記連携サーバが、前記管理対象のユーザについて、当該ユーザをシステム全体で共通に管理するための共通ユーザIDを発行すると共に、前記ユーザについて自サーバが第1及び第2のデータサーバと個別に通信を行うための通信用識別子を発行し、前記発行された共通ユーザIDと通信用識別子とを相互に関連付けた第1の連携情報を生成して自サーバのID連携用データ記憶部に記憶させる過程と、
前記第1及び第2のデータサーバが、前記管理対象のユーザについて前記連携サーバにより発行された通信用識別子を当該連携サーバから受信する過程と、
前記第1及び第2のデータサーバが、前記受信された通信用識別子と、前記ユーザについて自サーバが独自に管理する個別ユーザIDとを相互に関連付けた第2の連携情報を生成して、自サーバのID連携用データ記憶部に記憶させる過程と
を具備し、
前記第1のデータサーバで管理されているユーザが前記第2のデータサーバで管理されている他のユーザの個別情報に対しアクセスする際に、
前記連携サーバが、前記第1のデータサーバから送られるアクセス元ユーザ及びアクセス先となる他のユーザに関するアサーション取得要求に応じて、第2のデータサーバにおけるアクセス先となる他のユーザについて発行された通信用識別子を前記第1の連携情報から検索すると共に、前記アクセス元ユーザに対し通信用識別子を一時的に発行し、当該検索及び発行された通信用識別子を含むアサーション情報を取得要求元の第1のデータサーバへ返送する通信用識別子の変換処理を行い、
前記第1のデータサーバが、前記他のユーザの個別情報に対するデータアクセス要求を、前記連携サーバから返送されたアサーション情報と共に第2のデータサーバへ送信し、
前記第2のデータサーバが、前記第1のデータサーバから送られたデータアクセス要求及びアサーション情報を受信すると、当該受信されたアサーション情報に含まれる各通信用識別子をもとにアクセス先ユーザの個別ユーザIDを前記第2の連携情報から検索し、当該検索されたユーザIDと前記受信されたアサーション情報とに基づいて前記アクセス先ユーザの個別情報に対するアクセス処理を実行する
ことを特徴とするデータ連携方法。
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