JP2008009947A - 窓口申請交付システムおよび窓口申請交付方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

窓口申請交付システムおよび窓口申請交付方法およびプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 金融機関や役所を想定した現実の窓口申請において、申請者のなりすましや不正申請等を抑制すると共に、事後的な追跡を可能にすること。
【解決手段】 サーバ300のCPUは、申請書類受付時に送受信モジュール700により読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組と、該読み取りタイミングで監視カメラ400で撮影された申請者画像とを紐付けてハードディスクに記憶させておき、交付書類交付時に送受信モジュール700により第1のIDデータ,第2のIDデータが読み取られたタイミングで、該読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組をキーとして、該キーに紐付けられた申請者画像をハードディスクから取得し、該取得した申請者画像を、受付端末100のディスプレイに表示するように制御する構成を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、申請者による申請書類受付を行って該受け付けた申請書類に基づく交付書類の交付を行う窓口申請交付システムおよび窓口申請交付方法およびプログラムおよび記録媒体に関するものである。
市役所や金融機関等で住民票の写しの交付申請や預金の振込み等を依頼する場合、最初に申請窓口横に設置されている。
金融機関で預金の払い戻しを請求したり役所等で住民票の写し等を請求する場合、まず窓口脇の順番待ち番号札を受取って所定の申請書類に記入し番号札の番号を呼ばれた申請者は窓口へ行って預金や書類等を受取っている(以下、従来技術1という)。
また、特許文献1では、申請受付装置に、申請者に関する名称及び電話番号を記憶し、申請者が操作する通信端末からの着信を受け付け、通信端末から受信した発呼者番号が利用者情報記憶手段に登録されているか否かを照合し、登録されている場合には、通信端末から受信した申請に関するデータに基づき、所定の受付処理を実行する申請受付システムが開示されている(以下、従来技術2という)。
特開2002−358392号公報
しかし上述の従来技術1では、最近では身分証明書等の提示を義務付けている場合があるが、例えば健康保険証等の写真を貼り付けていないものでは、他人によるなりすましを防止することは難しい。また、番号札を落として第三者に拾われたり、番号札を偽造される可能性もある。
個人情報保護法の施行以後、特に住民票の写しや戸籍の附表等のプライバシーに関わる書類の交付は更に慎重に運用する必要があるにも関わらず、上記現状の仕組はプライバシー保護に関しては充分ではない。
また、上述の従来技術2によっては、申請者が「電子的に」確認できるだけであり、なお「なりすまし」等の懸念は完全には払拭されていない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、金融機関や役所を想定した現実の窓口申請において、申請者のなりすましや不正申請等を抑制すると共に、事後的な追跡を可能にする窓口申請交付システムを構築する仕組を提供することである。
本発明は、申請書類受付時に申請者に渡される受付札に取り付けられた第1のID記憶手段から第1のIDデータ,申請書類又は交付書類と一体となって受け渡しされる搬送体に取り付けられた第2のID記憶手段から第2のIDデータを読み取り可能な読み取り手段と、前記申請書類受付時の申請者画像を撮影可能な撮影手段と、前記申請書類受付時に前記読み取り手段により読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組と、該読み取りタイミングで前記撮影手段で撮影された申請者画像とを紐付けて記憶手段に記憶させる制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記交付書類交付時に前記読み取り手段により第1のIDデータ,第2のIDデータが読み取られたタイミングで、該読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組をキーとして、該キーに紐付けられた申請者画像を前記記憶手段から取得し、該取得した申請者画像を、交付担当者がリアルタイムに目視可能に設置された表示手段に表示するように制御する第2の制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、金融機関や役所を想定した現実の窓口申請において、申請者のなりすましや不正申請等の抑制や、誤交付の防止を可能にすると共に、事後的な追跡を可能にする窓口申請交付システムを構築することができる。特に2つのRF−IDを用いることで番号札の偽造や盗取による誤交付を効果的に防止することができる。
又、本システムは、防犯カメラとの兼用も可能であり、最小限の画像容量で申請時の画像と交付時の画像を申請書類と関連付けて保存することができるので、結果として、業者等による住民票等の大量閲覧の抑制や、振り込め詐欺等の口座の不正使用等の事後的な追跡も可能となる等の等の効果を奏する。
以下、各図面を基に実施例を説明する。
図1は、本願発明の一実施形態を示す窓口申請交付システムの一例を示すシステム構成図である。なお、本実施形態では、役所における住民票の写し交付申請システムを例に説明する。
図1に示すように、本実施形態の窓口申請交付システムでは、受付端末100と検索端末200とサーバ300と監視カメラ400は、LAN900等のネットワーク(広域ネットワークでもよい)を介して互いに通信可能に接続されている。
受付端末100には、RF−ID(ICタグ)用の送受信モジュール(送受信M)700が接続されている。また、検索端末200にも、同様のRF−ID用の送受信モジュール(送受信M)800が接続されている。
なお、この送受信モジュール700の有効距離は、例えば50センチ程度である。
また、送受信モジュール700,800は、申請待ち番号札2000に取り付けられたRF−IDや申請書類及び交付書類を入れるクリアケース3000に取り付けられたRF−ID内の情報を読み取るためのものである。なお、本実施形態で使用するRF−IDは、電池やキャパシタ等を搭載しないパッシブ型でも電池やキャパシタ等を搭載しているアクティブ型のどちらであっても良い。
さらに、検索端末200には、申請書類読込み用のドキュメントスキャナ600とプリンタ500も接続されている。
サーバ300のハードディスクには、住民票DB,監視カメラ400が撮影した画像を蓄積する画像DB,後述する各種情報申請書類のスキャン情報(申請書類画像)や、申請記録、履歴情報(履歴DB)等が記憶されている。
監視カメラ400は、受付カウンタ1000の交付窓口を撮影可能な位置に設置されているものとする。
なお、受付端末100と検索端末200とサーバ300の機能を一台のコンピュータで行うように構成してよいことはいうまでもない。
また、申請書類の受付カウンタ(受付窓口)と交付書類の交付カウンタ(交付窓口)が異なり、それぞれに、受付端末100、送受信モジュール700を設けるように構成してもよい。
さらに、受付カウンタ(受付窓口)と交付カウンタ(交付窓口)が異なり、それぞれに、監視カメラ400を設けるように構成してもよい。
受付端末100,送受信モジュール700,検索端末200,送受信モジュール800は、複数あってもよい。
なお、クリアケース3000は、RF−IDを取付け(貼付け)可能であって申請書類及び交付書類と一体となって搬送可能な(持ち運びや受け渡しが可能な)搬送体であればどのようなものでもよい。例えば、封筒,トレイ,クリップ,帯,着脱可能な粘着テープ(付箋紙)等でもよい。なお、本実施形態では、一例としてクリアケースを用いて説明する。
また、番号札2000は、RF−IDを取付け(貼付け)可能であればどのような材質であってもよい。例えば、紙であっても、プラスチック等の化学物質であっても、金属、木製等の自然素材であってもよい。
さらに、本実施形態では、番号札2000やクリアケース3000等にRF−IDを取り付けた構成例について説明しているが、番号札2000やクリアケース3000等に取り付けられる記憶手段は、RF−IDに限定されるものではない。
以下、図2を参照して、図1に示した受付端末100,検索端末200,サーバ300のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示した受付端末100,検索端末200,サーバ300に適用可能なコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、受付端末100,検索端末200,サーバ300に適用可能なコンピュータは、CPU21と、RAM22と、ROM23と、LANアダプタ24と、ビデオアダプタ25と、キーボード26と、マウス27等のポインティングデバイスと、ハードディスク28と、CD−ROMドライブ29,DVD−ROMドライブ等の記録媒体ドライブ(記憶媒体ドライブ)と、外部インタフェース(外部I/F)30を備え、これらがシステムバス20を介して互いに接続されている構成となっている。
即ち、図2に示すコンピュータは、典型的にはパーソナルコンピュータ(PC)であるが、これに限らずいわゆるワークステーションやPCサーバや専用ハードウェアにより構成しても良い。
CPU21は、ROM23、ハードディスク28、又はCD−ROMドライブ29等の記録媒体に記憶保存されたプログラムを読み出してRAM22上等で実行することにより、装置全体を統括制御する。
RAM22は、CPU21のプログラムの実行及び作業領域として使用される。LANアダプタ24は、ネットワークに接続するための通信インタフェースである。
ビデオアダプタ25には、CRT,LCD等のディスプレイが接続されており、該ディスプレイへの表示を制御している。
また、ハードディスク28には、いわゆるオペレーションシステムの他、後述するフローチャートに示すプログラム、各種データが記録されている。なお、サーバ300の場合、ハードディスク28には、住民票DB,監視カメラ400が撮影した画像を蓄積する画像DB,後述する各種情報申請書類のスキャン情報(申請書類画像)や、申請記録、履歴情報(履歴DB)等も記憶されている。
外部I/F30は、USB,SCSI等の外部I/Fであり、図1に示した送受信モジュール700,800を接続可能である。
以下、図3のフローチャートを参照して、図1に示した受付端末100とサーバ300における受付処理と書類交付時の申請時画像の表示処理について説明する。
図3は、本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した受付端末100とサーバ300における受付処理と書類交付時の申請時画像の表示処理に対応する。なお、図中、S300は、クリアケース及び番号札に付加されているRF−IDが実行する処理に対応する。また、S301〜S304は受信端末100側の処理に対応し、受信端末100のCPUがハードディスク等の記録媒体に格納されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。さらに、S321〜S331はサーバ300側の処理に対応し、サーバ300のCPUがハードディスク等の記録媒体に格納されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。
なお、本実施形態の窓口申請交付システムが起動すると、少なくとも1台の監視カメラ400が受付カウンタ1000の交付窓口を撮影し、該撮影した画像をサーバ300に送信し続けている。サーバ300は、この画像(毎秒10フレーム程度)と画像の受信時刻とを関連付けてハードディスク28内の画像DBに記録する。
まず、受付カウンタ1000の窓口の受付担当者は、申請者から番号札2000と申請書類を受取ると、申請書類をクリアケース3000に入れ、このクリアケース3000と申請者から受取った番号札2000を、一旦、送受信モジュール700の上に置く(なお、このときの様子も、監視カメラ400により撮影され、画像がサーバ300に送信され蓄積されているものとする)。
上述のように、番号札2000やクリアケース3000が、受付端末100の送受信モジュール700の上に置かれ、該申請待ち番号札2000に取り付けられたRF−IDやクリアケース3000に取り付けられたRF−IDが、送受信モジュール700からの参照電波を受信すると、ステップS300において、各RF−IDは、自身のシリアルナンバー又はメモリに記憶した情報(IDデータ)を返信電波として、送受信モジュール700に送信する。
受付端末100の送受信モジュール700は、一定間隔でRF−ID参照用の電波を発信し、ステップS301において、RF−IDからの返信電波を受信する。窓口担当者が、受信モジュール700の上にクリアケース3000と申請者から受取った番号札2000を置いた結果として、受付端末100の送受信モジュール700が番号札2000に取り付けられたRF−ID及びクリアケース3000に取り付けられたRF−IDからの1ペアの返信電波を受信すると、受付端末100のCPUはステップS302に処理を進める。
ステップS302では、受付端末100のCPUは、上記1ペアの返信電波に含まれる2つのRF−IDの情報と該2つのRF−IDの情報の情報を受信した時点の時刻情報を、サーバ300に送信する。
なお、申請書類が受理されると、番号札2000は申請者に返され、申請者は受付カウンタ1000から離れて近くのベンチ等で書類の受け取り時まで待機する。そして、交付の呼び出しがあると、申請者は、再度、受付カウンタ1000の受付窓口に行き、番号札2000を受付カウンタ1000の窓口の受付担当者に渡し、書類の交付を申し出る。
この際にも、受付カウンタ1000の窓口の受付担当者は、申請者から番号札2000を受取ると、申請者から受取った番号札2000と交付書類申請書類が入っているクリアケース3000とを、一旦、送受信モジュール700の上に置く(なお、このときの様子(申請者画像)も、監視カメラ400により撮影され、画像がサーバ300に送信され蓄積されているものとする)。
よって、交付時にも、番号札2000とクリアケース3000の各RF−IDが受付端末100の送受信モジュール700により参照されて、2つのRF−ID情報と時刻情報が受付端末100からサーバ300に送信される(S300〜S302)。
ステップS321では、サーバ300のCPUは、受付端末100から送信された2つのRF−ID情報と時刻情報を受信する。
次に、ステップS322において、サーバ300のCPUは、ステップS321で受信した時刻情報に該当する画像情報を画像DBから読み出して、これら4つの情報(2つのRF−ID情報,時刻情報,画像情報)を関連付けて(画像情報は画像のフレーム番号だけで画像自体は記憶しない)、サーバ300のRAMのワークエリアに履歴情報として記憶する。
次に、ステップS323において、サーバ300のCPUは、ステップS322でサーバ300のRAMに記憶した上記履歴情報内の2つのRF−ID情報に基づいて、サーバ300のハードディスクの保管領域に記憶される履歴情報を検索し、ステップS324において、同じ2つのRF−ID情報が既に履歴情報として上記保管領域に記録され、かつ処理フラグ(後述するS326参照)が処理済みか否かを判定する。
なお、ここで、サーバ300のCPUは、同じ2つのRF−ID情報が未だ上記保管領域内の履歴情報に記録されていないか、又は同じ2つのRF−ID情報が既に上記保管領域内の履歴情報に記録されており、且つ、処理フラグが「処理済み」であれば、本処理が新たな申請の受け付けであると判定する。
一方、同じ2つのRF−ID情報が既に上記保管領域内の履歴情報に記録されており、且つ、処理フラグが「未処理」であれば、本処理が交付の処理であると判定する。
ステップS324において、サーバ300のCPUは、受付と判定した場合には、ステップS325に処理を進める。一方、サーバ300のCPUは、交付待ちと判定した場合には、ステップS327に処理を進める。
ステップS325では、サーバ300のCPUは、ステップS322でサーバ300のRAM内に記憶した履歴情報内の画像情報(フレーム番号)に基づいて画像DBから静止画像を抽出し、該抽出した静止画像と、対応する履歴情報内の2つのRF−ID情報と時刻情報、及び、処理フラグ(未処理)を、履歴情報として、サーバ300のハードディスクのワーク領域に記憶する。
次に、ステップS326において、サーバ300のCPUは、画像DBからステップS325で抽出した静止画像を申請時の画像とし、この申請時画像と時刻情報及び2つのRF−ID情報及び処理フラグ(「未処理」にセット)を含む履歴情報を、サーバ300のハードディスクの履歴DBに保管した後、画像DB内の連続した録画受信データを一定の時間間隔で削除する。つまり、別途保管された静止画像を除いて、例えば10分間隔で画像DBの録画受信画像自体はクリアされることになる。なお、本システムが防犯システムを兼ねる場合は録画受信データの削除は行なわない。
そして、ステップS326の処理が終了すると、サーバ300のCPUは、ステップS321に処理を戻す。
なお、申請受理後、クリアケース3000に入れられた申請書類は、該クリアケース3000ごと検索端末200の担当者に回付され、住民票DBの検索処理及び申請書類の作成処理が実行される。
よって、ここで、図3のフローチャートの説明を一旦中断し、図4のフローチャートに示す検索端末200とサーバ300における住民票DBの検索処理及び申請書類の作成処理について説明する。
図4は、本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した検索端末200とサーバ300における住民票DBの検索処理及び申請書類の作成処理に対応する。なお、図中、S400は、クリアケース3000に付加されているRF−IDが実行する処理に対応する。また、S401〜S408は検索端末200側の処理に対応し、検索端末200のCPUがハードディスク等の記録媒体に格納されるプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。さらに、S421〜S427はサーバ300側の処理に対応し、サーバ300のCPUがハードディスク等の記録媒体に格納されるプログラムをRAMに読み出して実行することにより実現される。
受付カウンタ1000の受付窓口で受理された申請書類が、クリアケース3000に入れられ、検索端末200の担当者に回付されると、検索端末200の担当者は、このクリアケース3000を、一旦、送受信モジュール800の上に置く。
上述のように、クリアケース3000が、検索端末200の送受信モジュール800の上に置かれ、該クリアケース3000に取り付けられたRF−IDが、送受信モジュール800からの参照電波を受信すると、ステップS400において、クリアケース3000のRF−IDは、自身のシリアルナンバー又はメモリに記憶した情報を返信電波として、送受信モジュール800に送信する。
検索端末200の送受信モジュール800は、一定間隔でRF−ID参照用の電波を発信し、ステップS401において、RF−IDからの返信電波を受信する。検索端末200の担当者が、受信モジュール800の上にクリアケース3000を置いた結果として、検索端末200の送受信モジュール800がクリアケース3000に取り付けられたRF−IDからの返信電波を受信すると、検索端末200のCPUは、該受信したRF−IDの情報を検索端末200のRAMのワークエリアに記憶する。
次に、ステップS402において、検索端末200のCPUは、図5に示す交付申請受付入力画面を、検索端末200のディスプレイに表示し、検索端末200の担当者による申請書の書誌情報501の入力を受け付ける。なお、図5は、図1に示した検索端末200のディスプレイに表示される交付申請受付入力画面の一例を示す模式図である。
そして、検索端末200の担当者により、図5の交付申請受付入力画面の入力欄501にクリアケース3000内に入れられた申請書類に基づく申請書の書誌情報が入力なされ、印刷ボタン502が検索端末200のマウスで押下指示されると、ステップS403に処理を進める。
ステップS403では、検索端末200のCPUは、ステップS402で入力された申請書誌情報と、ステップS401でクリアケース3000から読み取ってRAMに記憶したRF−ID情報をサーバ300に送信する。
そして、ステップS404において、検索端末200のCPUは、サーバ3000からの帳票印刷データ待ち状態になる。
ステップS421では、サーバ300のCPUは、受付端末100から送信された申請書誌情報とRF−ID情報を受信し、サーバ300のRAM内に保持する。
次に、ステップS422において、サーバ300のCPUは、ステップS421で受信した申請書誌情報に基づいてDB検索(本実施形態では住民票DB検索)を実行して、該当する帳票データ(本実施形態では、該当する住民票の写しの帳票を印刷するための帳票データ)を読み出す。
次に、ステップS423において、サーバ300のCPUは、ステップS422のDB検索により読み出された帳票データを検索端末200に送信する。なお、この際、サーバ300のCPUは、帳票の交付番号を採番して、サーバ300のRAMに保持しておく。そして、ステップS324に処理を進める。
サーバ300から送信された帳票データを受信した検索端末200のCPUは、ステップS405に処理を進める。
そして、ステップS405において、検索端末200のCPUは、受信した帳票データと、予め検索端末200のハードディスクに記憶してある帳票フォームとを合成して、帳票を作成し、該帳票の印刷データをプリンタ500に送信して該プリンタ500から帳票を印刷出力させる。
また、ステップS424において、サーバ300のCPUは、スキャン用の画面情報を検索端末200に送信する。
次に、ステップS425において、サーバ300のCPUは、ステップS421で受信しRAM内に保持されていた申請書誌情報,帳票の交付番号,現在日時を、該申請書誌情報と共に受信したRF−ID情報と関連付け、一意の申請を採番して、申請記録としてサーバ300のハードディスクの保管領域に登録し、ステップS426に処理を進める。
また、ステップS406において、検索端末200のCPUは、サーバ300から送信されたスキャン用の画面情報を受信して、検索端末200のディスプレイにスキャン用画面(不図示)を表示し、スキャン実行の指示を受け付ける。
そして、検索端末200の担当者によりクリアケース3000内に入れられていた申請書類がスキャナ600にセットされ、スキャン用画面のスキャンボタン(不図示)が押下指示されると、検索端末200のCPUは、ステップS407において、スキャナ600により申請書類をスキャンして、スキャン画像を取り込む。なお、ここで、スキャンした申請書類をクリアケース3000に戻し、該クリアケース3000を検索端末200の送受信モジュール800の上に置き、該クリアケース3000に取り付けられたRF−IDの情報を読み取らせるように構成してもよい。
次に、ステップS408において、検索端末200のCPUは、ステップS407で取り込んだスキャン画像と、ステップS401で取得してRAM内に格納していた(又は直前に取得した)RF−ID情報とをサーバ300に送信し、ステップS401に処理を戻す。
また、ステップS426では、サーバ300のCPUは、検索端末200から送信されるスキャン画像とRF−ID情報を受信すると、ステップS427において、該スキャン画像及び現在日時を申請書類画像として、該スキャン画像と一緒に受信したRF−IDと関連付けて、サーバ300のハードディスクの保管領域に登録する。この結果、申請時画像と申請書類画像とはRF−IDをキーにして関連付けられてサーバ300に記憶されることになる。登録後、ステップS421に処理を戻す。
以上により、検索端末200とサーバ300における住民票DBの検索処理及び申請書類の作成処理が終了する。
そして、検索端末200の担当者は、プリンタにより印刷された帳票(本実施形態では住民票の写し)を、申請書が入っていたクリアケース3000内に追加して、該クリアケース3000ごと、受付カウンタ1000の窓口の受付担当者に渡す。
そして、受付カウンタ1000の窓口の受付担当者は、該当する申請者を呼び出し、申請者(受取者)から番号札2000を受取る。そして、該窓口の受付担当者は、受取った番号札2000と、交付する帳票(本実施形態では住民票の写し)が入ったクリアケース3000を、一旦、送受信モジュール700の上に置く(なお、このときの様子(受取者画像)も、監視カメラ400により撮影され、画像がサーバ300に送信され蓄積されているものとする)。
これにより、番号札2000とクリアケース3000の各RF−IDが受付端末100の送受信モジュール700により参照されて、2つのRF−ID情報と時刻情報が受付端末100からサーバ300に送信される(図3のS300〜S302)。以下、図3のフローチャートの説明(交付時)に戻る。
そして、ステップS321で、サーバ300のCPUは、受付端末100から送信された2つのRF−ID情報と時刻情報を受信してサーバ300のRAM内に記憶し、ステップS322において、ステップS321で受信した時刻情報に該当する画像情報を画像DBから読み出して、これら4つの情報(2つのRF−ID情報,時刻情報,画像情報)を関連付けて、サーバ300のRAMのワークエリアに履歴情報として記憶する。
次に、ステップS323において、サーバ300のCPUは、ステップS322でサーバ300のRAMに記憶した上記履歴情報内の2つのRF−ID情報に基づいて、サーバ300のハードディスクの保管領域に記憶される履歴情報を検索し、ステップS324において、同じ2つのRF−ID情報が既に履歴情報として上記保管領域に記録され、かつ処理フラグ(S326参照)が処理済みか否かを判定する。
なお、同じ2つのRF−ID情報が既に履歴情報に記録されており且つ処理フラグが「未処理」であれば、本処理が交付の処理であると判定する。
そして、サーバ300のCPUは、交付と判定した場合には、ステップS327に処理を進める。
ステップS327では、サーバ300のCPUは、サーバ300のRAMに記憶されている履歴情報(RF−ID情報のペア)に基づいてサーバ300のハードディスク内の保管領域を検索して、該履歴情報(RF−ID情報のペア)に対応する画像(S326で登録された受付時の静止画像)をサーバ300のハードディスクの履歴DBから読み出す。また、サーバ300のCPUは、該履歴情報内の時刻情報以降にハードディスクの保管領域に登録された申請書類画像情報,申請記録のうち、該履歴情報内の片方のRF−ID情報に紐付けられている申請書類画像情報,申請記録を取得する。
さらに、サーバ300のCPUは、該読み出した受付時の静止画像,申請書類画像,申請記録内の交付番号を、受付端末100に送信する。また、サーバ300のCPUは、サーバ300のハードディスクの履歴DB内の該当する履歴情報(RF−ID情報のペアが同一で処理フラグが「未処理」のもの)内の処理フラグを「処理済み」に更新する。そして、ステップS328に処理を進める。
なお、受付端末100のCPUはサーバ100から画像(受付時の静止画像,申請書類画像)及び交付番号を受信すると、ステップS303において、受付端末100のCPUは、該受信した画像(受付時の静止画像,申請書類画像)及び交付番号に基づいて、受付端末100のディスプレイに表示される図6に示す交付時画面の受付時画像表示部603に表示させる。ここで、図6を参照して、交付時画面について説明する。
図6は、書類の交付時に図1に示した受付端末100のディスプレイに表示される交付時画面の一例を示す模式図である。
図6に示すように、交付時画面は、申請書類表示部601と、交付番号表示部602と、受付画像表示部603から構成される。
なお、受付端末100のCPUは、申請書類表示部601に、サーバ300から受信した申請書類画像(即ち、図4のステップS408でスキャンされた申請書類のイメージデータ)を表示し、受付時画像表示部603に、サーバ300から受信した受付時の静止画像を表示するように制御するものとする。
さらに、受付端末100のCPUは、交付番号表示部602に、サーバ300から受信した交付番号を表示するように制御するものとする。
この交付時画面により、受付端末100を操作する受付担当者は、交付時に受付にきた人物と、受付時画像表示部603に表示された受付時の静止画像を比較して、同一申請者と受け取り者が同一人物であるか目視確認することが可能となる。
よって、番号札を拾った又は番号札を偽造した第三者が、申請者になりすまして、書類を受取ってしまうことを防止することができる。
従って、住民票の写しや戸籍の附表等のプライバシーに関わる書類の交付において、なりすまし等の不正申請を抑制することができる。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、図3のステップS328において、サーバ300のCPUは、受付時の画像(ステップS327で送信した画像)と、交付時の画像(この時点で監視カメラ400から送信されてきた画像)を比較する(衣服の色,髪の色等を比較する)。なお、ここでは、両画像に一定の閾値を超えて不一致の画素があると両画像は不一致であると判定され、一定の閾値を超えて不一致の画素がないと両画像は一致と判定されるものとする。
次に、ステップS329において、サーバ300のCPUは、受付時の画像と交付時の画像が不一致と判定した場合には、ステップS330に処理を進め、一方、一致と判定した場合にはステップS326に処理を進める。
ステップS330では、サーバ300のCPUは、受付時の画像と交付時の画像が一致しない旨の警告情報を、受付端末100に送信し、ステップS331に処理を進める。
なお、受付端末100のCPUはサーバ100から上記警告情報を受信すると、ステップS304において、受付端末100のCPUは、該受信した警告情報に基づいて、受付端末の図6に示す交付時画面の受付時画像表示部603に、警告メッセージ(警告情報)を表示する。
この警告メッセージにより、受付端末100を操作する受付担当者に、交付時に受付にきた人物と、受付時画像表示部603に表示された受付時の静止画像の人物が同一人物でない疑いがあることを通知して、慎重に確認作業を行うように注意を促すことができる。
次に、ステップS331では、サーバ300のCPUは、受付時と交付時の両方の画像をRF−ID情報及び申請書類画像(図4で説明する)と関連付けてハードディスク28の別の保管領域に保管し、ステップS321に処理を戻す。
これにより、もしなりすまし等により、第三者に書類が不正入手される事態が発生したとしても、事後的な追跡し、受け取り時の画像等で犯人を特定することも可能である。
なお、図3のステップS327で、サーバ300のハードディスクの履歴DB内の該当する履歴情報内の処理フラグを「処理済み」に更新するとした。しかし、図6に示した交付時画面に、「交付済み」ボタンを設け、受付担当者が交付書類を受取者に交付した後、該「交付済み」ボタンをPD等で押下指示することにより、受付端末100のCPUが「交付済み」を示す情報(RF−ID情報のペアも含む)をサーバ300に送信し、これを受信したサーバ300のCPUが、サーバ300のハードディスクの履歴DB内の該当する履歴情報内の処理フラグを「処理済み」に更新するように構成してもよい。
以上により、図3,図4のフローチャートの説明を終了する。
以下に、本実施形態の窓口申請交付システムについてまとめる。
本願発明の窓口申請交付システムでは、少なくとも1台の監視カメラ300が交付窓口を撮影している。受付窓口には、RF−ID用の送受信モジュール700と管理用端末(受付端末100)が設置され、近くに申請書読取り用のスキャナ600及びRF−ID用の送受信モジュール800及びプリンタ500と接続された交付操作用端末(検索端末200)が設置されている。
そして、住民票の写し等の交付申請者が、窓口で申請書を提出する(この画像を監視カメラ300が録画している)受付担当者は、RF−IDを貼付けたクリアケース(書類入れ)3000を取り出して、書類を入れ、RF−IDが付いた番号札2000を申請者に渡す。なお、番号札2000は、受付待ちの状態で申請者に渡しておき、受付時に、一旦受け取って、番号札2000のRF−IDの情報を、送受信モジュール700で読み取るようにしてもよいし、番号札2000のRF−IDの情報を、送受信モジュール700で読み取った後に、初めて申請者に渡すように構成してもよい。
このとき、番号札2000のRF−IDとクリアケース1000のRF−IDが検知モジュール700により読み取られ、上記撮影された画像(申請時画像)と共に関連付けられ、サーバ300のHDD等に記憶される。
クリアケース3000の書類は、検索端末200の担当者に回付され、検索端末200の担当者は、クリアケース3000のRF−IDを送受信モジュール800により読み取らせるとともに、クリアケース3000に入れられていた申請書の記入に基づいて、住民票DBを検索する。
また、検索端末200の担当者は、前記申請書をスキャニングする。なお、このスキャニング時に、再度、クリアケース3000のRF−IDを送受信モジュール800により読み取らせてもよいし、最初に読み取ったものを使用してもよい。
そして、スキャニングした画像とRF−IDが関連付けられて、サーバ300のHDD等に記憶される。なお、この際、端末操作者の画像をRF−IDと関連付けてサーバ300のHDDに記憶させても良い。
なお、上記検索の結果、住民票の写し等の申請書類データがサーバ100から検索端末200に送信され、検索端末200の端末操作により(自動でもよい)プリンタから出力される。
その後、検索端末200の担当者は、プリント出力された書類(住民票の写し等)と該当する申請書類をクリアケース3000に入れ、交付窓口に回付する。
交付窓口では、クリアケース1000のRF−IDが検知モジュール700により読み取られ、サーバ300により、該読み取られたRF−IDの番号に基づいて、対応する番号札2000が検索され、図示しない電光掲示板で当該番号を点灯させるように構成してもよい。
そして、交付窓口に番号札2000を持った申請者が現れると、サーバ300により、番号札2000のRF−IDとクリアケース3000のRF−IDがつき合わされ、RF−IDをキーにして申請時の撮影画像が受付端末100に表示される(S303)と共に、番号札200のRF−IDを検知したことをトリガにして、サーバ300が、現在撮影中の画像とRF−IDを関連付け、サーバ300のHDD等に記憶する(交付時画像)。
サーバ300は、RF−IDで関連付けられた申請時画像と交付時画像を比較して、異なる場合には、申請時画像と交付時画像を申請書のスキャン画像と共に所定のフォルダに記憶し、ワーニングを交付窓口の受付端末100の画面に表示する。
なお、申請者が受取を別人に頼んだり、申請者が上着やコートを脱いだりする可能性は否定できないので、ワーニングが出たからといって即問題が起きた訳ではない。
以上示したように、本発明の窓口申請交付システムによれば、金融機関や役所を想定した現実の窓口申請において、申請者のなりすましや不正申請等の抑制や、誤交付の防止を可能にすると共に、事後的な追跡を可能にする窓口申請交付システムを構築することができる。
結果として、業者等による住民票等の大量閲覧の抑制や、防犯カメラを兼用することにより、振り込め詐欺等の口座の不正使用を事後的な追跡することも可能となる等の等の効果を奏する。
なお、上述の各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。例えば履歴DBには静止画像を保管せず、画像DB内に受信画像(動画)とは別に静止画像を記憶するよう構成しても良い。この場合履歴DBには静止画の代わりに画像DB中の静止画を特定するキー情報(フレームや申請)を保管する。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。又、実施例として市役所等における住民票交付システムを説明したが、これに限らず金融機関(銀行、保険会社、証券会社)における預金の引き出しや株券の交付等の各種手続き窓口における窓口申請交付システムにも適用することができる。
以下、図7に示すメモリマップを参照して本発明に係る窓口申請交付システムを構成する各コンピュータ(受付端末100,検索端末200,サーバ300)で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図7は、本発明に係る窓口申請交付システムを構成する各コンピュータ(受付端末100,検索端末200,サーバ300)で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図4に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本願発明の一実施形態を示す窓口申請交付システムの一例を示すシステム構成図である。 図1に示した受付端末100,検索端末200,サーバ300に適用可能なコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 フローチャートである。 図1に示した検索端末200のディスプレイに表示される交付申請受付入力画面の一例を示す模式図である。 書類の交付時に図1に示した受付端末100のディスプレイに表示される交付時画面の一例を示す模式図である。 本発明に係る窓口申請交付システムを構成する各コンピュータ(受付端末100,検索端末200,サーバ300)で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 受付端末
200 検索端末
300 サーバ
400 監視カメラ
500 プリンタ
600 スキャナ
700 送受信モジュール
800 送受信モジュール
900 LAN
1000 受付カウンタ
2000 番号札
3000 クリアケース

Claims (10)

  1. 申請書類受付時に申請者に渡される受付札に取り付けられた第1のID記憶手段から第1のIDデータ,申請書類又は交付書類と一体となって受け渡しされる搬送体に取り付けられた第2のID記憶手段から第2のIDデータを読み取り可能な読み取り手段と、
    前記申請書類受付時の申請者画像を撮影可能な撮影手段と、
    前記申請書類受付時に前記読み取り手段により読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組と、該読み取りタイミングで前記撮影手段で撮影された申請者画像とを紐付けて記憶手段に記憶させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記交付書類交付時に前記読み取り手段により第1のIDデータ,第2のIDデータが読み取られたタイミングで、該読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組をキーとして、該キーに紐付けられた申請者画像を前記記憶手段から取得し、該取得した申請者画像を、交付担当者がリアルタイムに目視可能に設置された表示手段に表示するように制御する第2の制御手段と、
    を有することを特徴とする窓口申請交付システム。
  2. 前記撮像手段は、前記交付書類交付時の受取者画像を撮影可能なものであり、
    前記制御手段は、前記交付書類交付時に前記読み取り手段により第1のIDデータ,第2のIDデータが読み取られたタイミングで前記第1のIDデータ,第2のIDデータをキーとして前記記憶手段から取得された申請者画像と、前記タイミングで前記撮影手段に撮影された受取者画像と比較し、該比較結果が所定の一致率より低い場合には、警告を前記表示手段に出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の窓口申請交付システム。
  3. 前記制御手段は、前記比較結果が所定の一致率より低い場合には、前記交付書類交付時に前記読み取り手段により読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組と、前記比較した申請者画像,受取者画像とを紐付けて、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2に記載の窓口申請交付システム。
  4. 受け付けられて前記搬送体と一体となって受け渡しされている申請書類に基づいて入力された申請情報に基づき交付書類を出力する出力手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の窓口申請交付システム。
  5. 受け付けられて前記搬送体と一体となって受け渡しされている申請書類から画像データを読み取るスキャン手段と、
    前記制御手段は、前記スキャン手段により画像データを読み取られた申請書類と一体となって受け渡しされている搬送体に付加される第2のID記憶手段から前記読み取り手段により読み取られた第2のIDデータと、前記スキャン手段により読み取られた申請書類の画像データとを紐付けて、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の窓口申請交付システム。
  6. 前記制御手段は、前記交付書類交付時に前記読み取り手段により第1のIDデータ,第2のIDデータが読み取られたタイミングで前記第1のIDデータ,第2のIDデータをキーとして前記記憶手段から取得された申請者画像が、前記記憶手段に記憶されてから前記記憶手段に記憶された申請書類の画像データを、前記第2のIDデータをキーとして前記記憶手段から取得して、前記表示手段に表示するように制御する、ことを特徴とする請求項5に記載の窓口申請交付システム。
  7. 複数の読み取り手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の窓口申請交付システム。
  8. 申請書類受付時に、申請者に渡される受付札に取り付けられた第1のID記憶手段から第1のIDデータ,申請書類と一体となって受け渡しされる搬送体に取り付けられた第2のID記憶手段から第2のIDデータを読み取る第1の読み取りステップと、
    前記第1の読み取りステップで読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組と、該読み取りタイミングで撮影された申請者画像とを紐付けて記憶手段に登録する登録ステップと、
    交付書類交付時に、受取者から渡された受付札に取り付けられた第1のID記憶手段から第1のIDデータ,交付書類と一体となって受け渡された搬送体に取り付けられた第2のID記憶手段から第2のIDデータを読み取る第2の読み取りステップと、
    前記第2の読み取りステップで第1のIDデータ,第2のIDデータが読み取られたタイミングで、該読み取られた第1のIDデータ,第2のIDデータの組をキーとして、該キーに紐付けられた申請者画像を前記記憶手段から取得し、該取得した申請者画像を、交付担当者がリアルタイムに目視可能に設置された表示手段に表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする窓口申請交付方法。
  9. 請求項1乃至7に記載された窓口申請交付システムとしてコンピュータを機能させるための、又は、請求項8に記載の窓口申請交付方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項1乃至7に記載された窓口申請交付システムとしてコンピュータを機能させるための、又は、請求項8に記載の窓口申請交付方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体。
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