JPH10198692A - 住所録管理装置及び住所録管理方法 - Google Patents

住所録管理装置及び住所録管理方法

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Publication number
JPH10198692A
JPH10198692A JP9003234A JP323497A JPH10198692A JP H10198692 A JPH10198692 A JP H10198692A JP 9003234 A JP9003234 A JP 9003234A JP 323497 A JP323497 A JP 323497A JP H10198692 A JPH10198692 A JP H10198692A
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JP
Japan
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postal code
address
dictionary
address book
registered
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Pending
Application number
JP9003234A
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English (en)
Inventor
Hidenori Nagasaki
秀紀 長崎
Tadashi Kurata
正 倉田
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Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Software Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH10198692A publication Critical patent/JPH10198692A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住所録に登録された郵便番号と住所とが正しい
か否かを簡単かつ容易に判別することを可能にする。 【解決手段】郵便番号と住所とを1エントリとして登録
された住所録情報記憶部26と、住所と5桁の郵便番号
と7桁の郵便番号とを対応づけた辞書データが複数登録
されている郵便番号辞書30と、エントリ中の郵便番号
をもとに郵便番号辞書30に登録されている辞書データ
を検索し、該当する辞書データの有無に応じて郵便番号
の正誤を判別する郵便番号判別部40と、エントリ中の
住所をもとに、郵便番号辞書30に登録されている辞書
データを検索し、該当する辞書データの有無に応じて住
所の正誤を判別する住所判別部42と、郵便番号判別部
40による判別結果、及び住所判別部42による判別結
果を通知する判別結果通知部34とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも5桁の
郵便番号と住所とを含む複数の情報が対応づけられて1
エントリとして登録された住所録を管理する住所録管理
装置及び住所録管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、日本語ワードプロセッサ装置等
の文書作成装置や、パーソナルコンピュータにおいて実
行される各種アプリケーションプログラム等において、
住所録を作成及び管理するための住所録管理機能を有す
るものは広く知られている。住所録管理機能とは、一般
的に氏名、氏名のふりがな、住所、郵便番号、電話番号
等の各種の情報を1件(1エントリ)の住所録データと
してカード感覚で扱い、キーボード等より各項目に対す
る情報を入力し、一覧表示、はがきやラベルに宛名印刷
するものである。
【0003】そして、住所録管理機能は、多数の住所録
データを住所録ファイルとしてフロッピーディスク等の
記録媒体に保存しておき、必要に応じて任意に読み出し
て利用することができる。
【0004】ところで、郵便番号は、郵便業務における
郵便物を宛先の地域毎に分類するために利用されてい
る。現在では、5桁(あるいは3桁)によって郵便番号
が表されているが(以下、5桁の郵便番号と称する)、
郵便番号に基づいて、より詳細な地域毎の分類ができる
ように、将来、7桁の郵便番号に変更することが予定さ
れている。
【0005】このため、住所録データとして登録される
郵便番号についても、7桁の郵便番号を住所と対応づけ
て登録しなければならない。住所録データとしては、郵
便番号のみが変更され、その他、住所や氏名等の変更が
必要ないために、既に作成され住所録ファイルとして保
存されている住所録データを利用することが考えられ
る。
【0006】しかしながら、住所録ファイルを利用する
にしても、多数の住所録データの1エントリ毎につい
て、5桁の郵便番号を7桁の郵便番号に変更する作業が
必要となってくる。また、住所録ファイルに登録された
住所録データは、正しい内容が登録されているとは限ら
ないために修正が必要となってくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の所録
管理機能では、既に住所録ファイルとして保存されてい
る住所録データを利用して、7桁の郵便番号が登録され
た住所録データを作成するにしても、各住所録データ毎
に5桁の郵便番号を7桁の郵便番号に変換作業を行なわ
なければならない。通常、住所録ファイルには多数の住
所録データが登録されているので、各住所録データにつ
いて確実に7桁の郵便番号を登録するためには、非常に
多くの労力が必要となってしまう。また、住所録ファイ
ルに登録された住所録データが、必ずしも正しい内容が
登録されてはいないために、逐次確認をした上で修正を
行なわなければならなかった。
【0008】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、住所録に登録された郵便番号と住所とが正
しいか否かを簡単かつ容易に判別することが可能な住所
録管理装置及び住所録管理方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも郵
便番号と住所とを含む複数の情報が対応づけられて1エ
ントリとして登録された住所録情報記憶手段と、住所
と、前記住所に対応する5桁の郵便番号と、前記住所に
対応する7桁の郵便番号とを対応づけた辞書データが複
数登録されている郵便番号辞書と、前記住所録情報記憶
手段に登録されたエントリ中の郵便番号をもとに、前記
郵便番号辞書に登録されている辞書データを検索し、該
当する辞書データの有無に応じて郵便番号の正誤を判別
する郵便番号判別手段と、前記住所録情報記憶手段に登
録されたエントリ中の住所をもとに、前記郵便番号辞書
に登録されている辞書データを検索し、該当する辞書デ
ータの有無に応じて住所の正誤を判別する住所判別手段
と、前記郵便番号判別手段による判別結果、及び前記住
所判別手段による判別結果を通知する判別結果通知手段
とを具備したことを特徴とする。
【0010】これにより、住所録情報記憶手段に記憶さ
れているエントリに対して、エントリ中の5桁の郵便番
号または7桁の郵便番号を用いた郵便番号辞書の郵便番
号についての検索と、住所を用いた郵便番号辞書の住所
についての検索とを行ない、該当する辞書データが存在
すればエントリ中の郵便番号あるいは住所が正しいもの
と判別され、また該当する辞書データが存在しなければ
誤りであると判別されて状況結果についての通知がなさ
れる。
【0011】また本発明は、少なくとも郵便番号と住所
とを含む複数の情報が対応づけられて1エントリとして
登録された住所録情報記憶手段と、住所と、前記住所に
対応する5桁の郵便番号と、前記住所に対応する7桁の
郵便番号とを対応づけた辞書データが複数登録されてい
る郵便番号辞書と、前記住所録情報記憶手段に登録され
たエントリ中の郵便番号をもとに、前記郵便番号辞書に
登録されている辞書データを検索し、該当する辞書デー
タの有無に応じて郵便番号の正誤を判別する郵便番号判
別手段と、前記郵便番号判別手段によって郵便番号が正
しいと判別された際に、前記住所録情報記憶手段に登録
されたエントリ中の住所をもとに、前記郵便番号辞書に
登録されている辞書データを検索し、該当する辞書デー
タの有無に応じて住所の正誤を判別する住所判別手段
と、前記住所判別手段によって住所が誤りと判別された
際に、前記住所判別手段で検索に用いた住所と部分的に
一致する住所を含む辞書データを前記郵便番号辞書から
抽出して一覧表示する一覧表示手段と、前記一覧表示手
段によって表示された一覧に対する、辞書データを選択
する指示に応じて、前記住所録情報記憶手段に登録され
た情報を修正する修正手段と、前記郵便番号判別手段に
よる判別結果、及び前記住所判別手段による判別結果を
通知する判別結果通知手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0012】これにより、住所録情報記憶手段に記憶さ
れているエントリに対して、エントリ中の5桁の郵便番
号または7桁の郵便番号を用いた郵便番号辞書の郵便番
号についての検索と、住所を用いた郵便番号辞書の住所
についての検索とが行われ、入力された内容が正しいか
否かが判別されるが、住所について町村名、番地、丁目
などのレベルで違いがある場合には、正しい内容の候補
として一覧提示して、この一覧表示から選択された候補
を用いて修正処理を行なうことができる。
【0013】また本発明は、少なくとも郵便番号と住所
とを含む複数の情報が対応づけられて1エントリとして
登録された住所録情報記憶手段と、住所と、前記住所に
対応する5桁の郵便番号と、前記住所に対応する7桁の
郵便番号とを対応づけた辞書データが複数登録されてい
る郵便番号辞書と、前記住所録情報記憶手段に登録され
たエントリ中の郵便番号をもとに、前記郵便番号辞書に
登録されている辞書データを検索し、該当する辞書デー
タの有無に応じて郵便番号の正誤を判別する郵便番号判
別手段と、前記郵便番号判別手段による検索で用いた郵
便番号に対応するエントリの住所をもとに、前記郵便番
号辞書に登録されている辞書データを検索し、該当する
辞書データの有無に応じて住所の正誤を判別する住所判
別手段と、前記郵便番号判別手段による判別結果と前記
住所判別手段による判別結果との組み合わせに基づく、
前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の郵便
番号と住所の状態を通知する状態通知手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0014】これにより、住所録情報記憶手段に記憶さ
れているエントリ中の5桁の郵便番号または7桁の郵便
番号を用いた郵便番号辞書の郵便番号についての検索
と、住所を用いた郵便番号辞書の住所についての検索の
結果の組み合わせに基づいて、郵便番号と住所との正誤
の関係を通知することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
住所録管理装置の構成を示すブロック図である。本実施
形態における住所録管理装置は、例えば記憶媒体に記録
されたプログラムを読込み、このプログラムによって動
作が制御されるコンピュータによって実現される。
【0016】図1に示すように、住所録管理装置は、C
PU10、メモリ12、表示装置14、入力装置16、
外部記憶装置18、及び印刷装置19によって構成され
ている。
【0017】CPU10は、装置全体を制御するもの
で、メモリ12に格納されたプログラムに従う動作によ
り住所録に登録された情報の正誤を確認する処理を制御
する。
【0018】メモリ12は、CPU10を制御するため
のプログラム(図2に示す各機能を実現するための各プ
ログラム)を格納するためのプログラム領域12aや、
処理対象とする住所録ファイルの内容(住所録データ)
を格納するための住所録情報記憶領域12bの他、住所
録に入力された情報の正誤を確認する処理を行なう際に
利用される検索結果記憶領域12c、郵便番号辞書領域
12d等が設けられる。なお、郵便番号辞書領域12d
は、予め郵便番号辞書(全ての辞書データ)がメモリと
して用意されていても良いし、外部記憶装置18に記憶
されている郵便番号辞書から必要な辞書データを読み出
して記憶するものとしても良い。プログラム領域12a
に格納されるプログラムは、例えば外部記憶装置18等
の記録媒体から読出して格納される。
【0019】表示装置14は、住所録処理機能における
住所録(修正)作成用の画面等を表示する。詳細な表示
内容については後述する。
【0020】入力装置16は、住所録作成あるいは修正
のための文字の入力や各種指示を行なうための装置であ
り、キーボードやマウスである。キーボードには、「文
字」キー、「数値」キーをはじめ、「カーソル」キー等
の他、各種機能の実行を指示するためのキー(「選択/
実行」キー、「取消」キー、ファンクションキー、「機
能」キー等)が割り当てられている。
【0021】外部記憶装置18は、フロッピーディスク
装置やハードディスク装置等の記録媒体に対するデータ
の保存/呼び出し等を行なうもので、住所録データのフ
ァイル、装置の動作を制御するためのプログラムのファ
イル等を扱う。
【0022】印刷装置19は、住所録処理機能によって
作成された住所録等の印刷を行なう。
【0023】図2は、図1に示す構成によって実現され
る第1実施形態における住所録管理装置の機能構成(プ
ログラムにより実現される)を示す図である。各部は、
CPU10によってメモリに格納されたプログラムを実
行することによって実現される機能、及びメモリ12ま
たは外部記憶装置18において格納されたデータ構造で
ある。
【0024】図2に示すように、第1実施形態における
住所録管理装置は、入力部20、住所録アクセス処理部
22、チェック処理部24、住所録情報記憶部26、エ
ントリ記憶部28、検索結果記憶部29、郵便番号辞書
30、表示部32、及び判別結果通知部34によって構
成されている。
【0025】入力部20は、入力装置16から指示され
る入力情報の制御を行なうもので、表示部36によって
住所録(編集)入力用のフォーマットが表示されている
際に入力された、住所録情報に対する入力指示について
は住所録アクセス処理部22に通知する。
【0026】住所録入力部22は、住所録情報に対する
指示が入力部20を介して入力された際に、住所録情報
記憶部30に記憶された住所録ファイルへの入力あるい
は更新等の処理を行なう。
【0027】チェック処理部24は、住所録情報記憶部
26に登録されたエントリ中の郵便番号及び住所の情報
をもとに、郵便番号辞書30に登録されている辞書デー
タを検索し、該当する辞書データの有無に応じて郵便番
号の正誤を判別する処理を行なう。
【0028】チェック処理部24には、郵便番号判定部
40、住所判別部42、辞書検索部44が設けられてい
る。
【0029】郵便番号判定部40は、住所録情報記憶部
26から読み出され、エントリ記憶部28に記憶された
1エントリ中の郵便番号(5桁の郵便番号または7桁の
郵便番号)をもとに、辞書検索部44によって郵便番号
辞書30の辞書データ(郵便番号)を検索させ、その検
索の結果に基づく、該当する辞書データの有無に応じて
郵便番号の正誤を判別する。郵便番号判定部40には、
5桁郵便番号判別部40aと7桁郵便番号判別部40b
とが設けられ、エントリ中の郵便番号が5桁の郵便番号
であるか、あるいは7桁の郵便番号であるかに応じて何
れかが処理を実行する。
【0030】住所判別部42は、住所録情報記憶部26
から読み出され、エントリ記憶部28に記憶された1エ
ントリ中の住所をもとに、辞書検索部44によって郵便
番号辞書30の辞書データ(住所)を検索させ、その検
索の結果に基づく、該当する辞書データの有無に応じて
郵便番号の正誤を判別する。
【0031】辞書検索部44は、郵便番号判定部40ま
たは住所判別部42からの要求に応じて、検索結果記憶
部29に記憶された1エントリの住所録データの郵便番
号または住所をもとに、郵便番号辞書30の辞書データ
に対する検索処理を行なう。
【0032】住所録情報記憶部26は、少なくとも郵便
番号(5桁の郵便番号または7桁の郵便番号)と住所と
を含む複数の情報(他には氏名(受取人氏名)、氏名の
ふりがな、電話番号、FAX番号、メモ等の情報が含ま
れる)が対応づけられて1エントリの住所録データとし
て登録されている。複数のエントリの住所録データによ
り住所録ファイルが構成される。
【0033】エントリ記憶部28は、住所録情報記憶部
26に記憶されている各エントリの住所録データについ
て、登録された情報の内容の正誤を確認するために、処
理対象として1エントリ毎に住所録データを一時記憶す
るためのものである。
【0034】検索結果記憶部29は、辞書検索部44に
よる、エントリ記憶部28(住所録情報記憶部26)に
登録されたエントリの郵便番号と住所の情報をもとにし
た郵便番号辞書30に対する辞書データの検索結果を格
納するためのものである。
【0035】郵便番号辞書30は、住所と、住所に対応
する5桁の郵便番号と、住所に対応する7桁の郵便番号
とを対応づけた辞書データが複数登録されている。図3
には、郵便番号辞書30に登録されている辞書データの
一例を示している。なお、住所の内容は、都道府県、区
市町村、町名の各レベル毎に管理されているものとす
る。
【0036】表示部32は、チェック処理部24による
各エントリの情報に対する正誤の確認処理の結果に応じ
た各種表示の制御を行なう。
【0037】判別結果通知部34は、郵便番号判定部4
0による判別結果、及び住所判別部42による判別結果
に基づいて、チェック処理部24による各エントリの情
報に対する正誤の確認の判別結果を通知する。
【0038】次に、本実施形態における動作について説
明する。
【0039】はじめに、住所録情報記憶部26に記憶さ
れている住所録データの登録(入力)について説明す
る。住所録データを登録する場合、住所録入力フォーマ
ットが表示される。住所録入力フォーマットには、住所
録データとして入力される各種情報に対応する複数の項
目が設けられている。複数の項目としては、受取人氏名
(氏名)の主と副、氏名のふりがな、郵便番号(5桁の
郵便番号、7桁の郵便番号)、住所、電話番号、FA
X、携帯電話、ポケベル、電子メール、自由欄が設けら
れている。住所録データの入力時には、入力対象とする
項目が選択され、入力装置16から文字データが入力さ
れる。住所録アクセス処理部22は、入力部20を介し
て住所録データとして入力し、1エントリの住所録デー
タとして記憶、管理する。
【0040】また住所録には、受取人についての住所録
データだけではなく、差出人についての住所録データに
ついても、受取人と同様にして各項目についての情報を
入力登録しておくことができる。
【0041】次に、第1実施形態の動作について、図4
に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0042】まず、住所録情報記憶部26に記憶された
住所録データに対する正誤の確認の実行が指示される
と、住所録アクセス処理部22により処理対象とするエ
ントリの住所録データが住所録情報記憶部26から読み
出され、エントリ記憶部28に記憶される。
【0043】チェック処理部24の郵便番号判定部40
は、エントリ記憶部28に記憶された処理対象とするエ
ントリの住所録データから郵便番号情報を取り込み(ス
テップA1)、5桁の郵便番号(3桁の郵便番号を含
む)であるか否かを判別する(ステップA2)。
【0044】ここで、郵便番号情報が5桁の郵便番号で
あった場合、5桁郵便番号判別部40aは、辞書検索部
44によって、取り込まれた5桁の郵便番号をもとにし
た、郵便番号辞書30の5桁の郵便番号に対する検索を
実行させる。
【0045】この結果、該当する5桁の郵便番号が辞書
データに存在しなかった場合(ステップA3)、5桁郵
便番号判別部40a(郵便番号判定部40)は、判別結
果通知部34に、郵便番号が正しくないことを通知す
る。判別結果通知部34は、郵便番号判定部40からの
指示に応じて、表示部32を介して郵便番号が正しくな
いことを通知するメッセージを表示させる。
【0046】一方、該当する5桁の郵便番号が辞書デー
タに存在した場合(ステップA3)、5桁郵便番号判別
部40a(郵便番号判定部40)は、郵便番号辞書30
内において、エントリ記憶部28に記憶されたエントリ
の5桁の郵便番号に該当する住所情報を取り出して、検
索結果記憶部29に記憶させる(ステップA8)。
【0047】住所判別部42は、検索結果記憶部29に
記憶された住所情報が、エントリ記憶部28に記憶され
たエントリの住所情報と比較して一致しているか否かを
判別する(ステップA9)。
【0048】この結果、取り出した住所情報とエントリ
の住所情報とが一致する場合、住所判別部42は、判別
結果通知部34に、処理対象とするエントリの5桁の郵
便番号と住所が正しいことを通知する。
【0049】判別結果通知部34は、住所判別部42か
らの通知に応じて、表示部32を介して5桁の郵便番号
と住所が正しいことを通知するメッセージを表示させる
(ステップA10)。
【0050】なお、ステップA9における比較の結果、
取り出した住所情報とエントリの住所情報とが一致しな
い場合、住所判別部42は、5桁の郵便番号と住所とが
アンマッチであることを判別結果通知部34に通知す
る。判別結果通知部34は、表示部32を介して、5桁
の郵便番号と住所とがアンマッチであることを通知する
メッセージを表示させる(ステップA11)。
【0051】なお、ステップA2において、住所録デー
タから取り込まれた郵便番号情報が5桁の郵便番号(3
桁の郵便番号を含む)であるか否かを判別した結果、5
桁の郵便番号でない場合、すなわち7桁の郵便番号であ
った場合には(ステップA4)、7桁郵便番号判別部4
0bは、辞書検索部44によって、取り込まれた7桁の
郵便番号をもとにした、郵便番号辞書30の7桁の郵便
番号に対する検索を実行させる。
【0052】この結果、該当する7桁の郵便番号が辞書
データに存在しなかった場合(ステップA5)、7桁郵
便番号判別部40b(郵便番号判定部40)は、判別結
果通知部34に、郵便番号が正しくないことを通知す
る。判別結果通知部34は、郵便番号判定部40からの
指示に応じて、表示部32を介して郵便番号が正しくな
いことを通知するメッセージを表示させる(ステップA
7)。
【0053】一方、該当する7桁の郵便番号が辞書デー
タに存在した場合(ステップA5)、7桁郵便番号判別
部40b(郵便番号判定部40)は、郵便番号辞書30
内において、エントリ記憶部28に記憶されたエントリ
の7桁の郵便番号に該当する住所情報を取り出して、検
索結果記憶部29に記憶させる(ステップA8)。
【0054】住所判別部42は、検索結果記憶部29に
記憶された住所情報が、エントリ記憶部28に記憶され
たエントリの住所情報と比較して一致しているか否かを
判別する(ステップA9)。
【0055】以下、前述と同様にして、ステップA9に
おける住所情報についての検索が成功したか否かに応じ
たメッセージを判別結果通知部34によって表示させ
る。
【0056】ここで、具体例を用いて説明する。図5に
は、住所録情報記憶部26に記憶される住所録データ
(郵便番号と住所のみを示す)の一例(1)〜(4)を
示している。図5に示すように、郵便番号としては、5
桁の郵便番号(3桁も含む)の他、7桁の郵便番号も入
力されている。また、(2)に示す住所録データは、住
所に誤りを含んでいる。
【0057】従って、上述した処理によって、住所録デ
ータ(1)(3)(4)については、郵便番号の桁数に
関係なく、何れも正しいものと判別され、判別結果通知
部34によって、例えば図6(a)に示すような「郵便
番号と住所は正しく入力されています」のようなメッセ
ージが表示される。
【0058】また、住所録データ(2)については、郵
便番号「105」についての郵便番号辞書30に対する
検索では正しいと判別されるものの(ステップA3)、
郵便番号に該当する郵便番号辞書30の住所情報と住所
録データの住所情報とが一致しないために、例えば図6
(b)に示すような「郵便番号と住所は正しくありませ
ん」のようなメッセージが表示される。
【0059】また、図6(c)に示すように、エントリ
の情報による郵便番号辞書30に対する検索結果を利用
して、不一致部分についてのコメントを付加したメッセ
ージを表示するようにもできる。
【0060】また、辞書データに含まれると判別された
郵便番号に該当する住所情報を郵便番号辞書30から取
り出して、住所録データの住所情報との比較を行なって
いるが、郵便番号辞書30に対する検索を、住所録デー
タの郵便番号と住所のそれぞれについて独立して行な
い、それぞれの検索結果を通知するようにしても良い。
【0061】このようにして、住所録情報記憶部26に
記憶されているエントリに対して、エントリ中の5桁の
郵便番号または7桁の郵便番号を用いた郵便番号辞書3
0の郵便番号についての検索と、住所を用いた郵便番号
辞書の住所についての検索とを行ない、該当する辞書デ
ータが存在すればエントリ中の郵便番号あるいは住所が
正しいものと判別し、また該当する辞書データが存在し
なければ誤りであると判別して状況に応じたメッセージ
によって通知することができる。
【0062】次に、第2実施形態について説明する。図
7は、図1に示す構成によって実現される第2実施形態
における住所録管理装置の機能構成(プログラムにより
実現される)を示す図である。各部は、CPU10によ
ってメモリに格納されたプログラムを実行することによ
って実現される機能、及びメモリ12または外部記憶装
置18において格納されたデータ構造である。なお、図
2と共通する部分については、同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0063】図7に示すように、第2実施形態の住所録
管理装置は、入力部20、住所録アクセス処理部22、
チェック処理部24、住所録情報記憶部26、エントリ
記憶部28、検索結果記憶部29、郵便番号辞書30、
表示部32、判別結果通知部34、一覧表示部36、及
び修正部38によって構成されている。
【0064】一覧表示部36は、住所判別部42によっ
て住所が誤りと判別された際に、住所判別部42で検索
に用いた住所と部分的に一致する住所を含む辞書データ
を郵便番号辞書30から抽出して、表示部32を介して
一覧表示させる。
【0065】修正部38は、入力部20と住所録アクセ
ス処理部22によって構成され、一覧表示部36によっ
て表示された一覧に対する、辞書データを選択する指示
に応じて、住所録情報記憶部26に登録された情報を修
正する。
【0066】次に、第2実施形態における動作につい
て、図8に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0067】まず、住所録情報記憶部26に記憶された
住所録データに対する正誤の確認の実行が指示される
と、住所録アクセス処理部22により処理対象とするエ
ントリの住所録データが住所録情報記憶部26から読み
出され、エントリ記憶部28に記憶される。
【0068】チェック処理部24の郵便番号判定部50
は、エントリ記憶部28に記憶された処理対象とするエ
ントリの住所録データから郵便番号情報を取り込み(ス
テップB1)、5桁の郵便番号(3桁の郵便番号を含
む)であるか否かを判別する(ステップB2)。
【0069】ここで、郵便番号情報が5桁の郵便番号で
あった場合、5桁郵便番号判別部50aは、辞書検索部
54によって、取り込まれた5桁の郵便番号をもとにし
た、郵便番号辞書30の5桁の郵便番号に対する検索を
実行させる。
【0070】この結果、該当する5桁の郵便番号が辞書
データに存在しなかった場合(ステップB3)、5桁郵
便番号判別部50a(郵便番号判定部50)は、判別結
果通知部34に、郵便番号が正しくないことを通知す
る。判別結果通知部34は、郵便番号判定部50からの
指示に応じて、表示部32を介して郵便番号が正しくな
いことを通知するメッセージを表示させる(ステップB
7)。
【0071】一方、該当する5桁の郵便番号が辞書デー
タに存在した場合(ステップB3)、5桁郵便番号判別
部50a(郵便番号判定部50)は、郵便番号辞書30
内において、エントリ記憶部28に記憶されたエントリ
の5桁の郵便番号に該当する住所情報を取り出して、検
索結果記憶部29に記憶させる(ステップB8)。
【0072】住所判別部52は、検索結果記憶部29に
記憶された住所情報が、エントリ記憶部28に記憶され
たエントリの住所情報と比較して一致しているか否かを
判別する(ステップB9)。
【0073】この結果、取り出した住所情報とエントリ
の住所情報とが一致する場合、住所判別部52は、判別
結果通知部34に、処理対象とするエントリの5桁の郵
便番号と住所が正しいことを通知する。
【0074】判別結果通知部34は、住所判別部52か
らの通知に応じて、表示部32を介して5桁の郵便番号
と住所が正しいことを通知するメッセージを表示させる
(ステップB10)。
【0075】なお、ステップB9における比較の結果、
取り出した住所情報とエントリの住所情報とが一致しな
い場合、住所判別部52は、住所録データの住所情報と
郵便番号辞書30から読み出された住所で、先頭の方が
一部でも一致する部分が存在するか否かを判別する(ス
テップB12)。
【0076】この結果、一部でも一致する部分が存在し
ない場合、住所判別部52は、5桁の郵便番号と住所と
がアンマッチであることを判別結果通知部34に通知す
る。判別結果通知部34は、表示部32を介して、5桁
の郵便番号と住所とがアンマッチであることを通知する
メッセージを表示させる(ステップB11)。
【0077】また、一部でも一致する部分が存在する場
合、住所判別部52は、一覧表示部36によって、該当
する住所を含む辞書データの内容を、住所録データの修
正に使用する候補として一覧表示させる(ステップB1
3)。
【0078】ここで、一覧表示部36によって表示され
た辞書データの内容の一覧表示に対して、辞書データを
選択する指示が入力されると(ステップB14)、修正
部38は、選択された辞書データを用いて、住所録情報
記憶部26に記憶された、現在、処理対象となっている
住所録データのエントリの内容を修正する(ステップB
15)。
【0079】なお、ステップB2において、住所録デー
タから取り込まれた郵便番号情報が5桁の郵便番号(3
桁の郵便番号を含む)であるか否かを判別した結果、5
桁の郵便番号でない場合、すなわち7桁の郵便番号であ
った場合には(ステップB4)、7桁郵便番号判別部5
0bは、辞書検索部54によって、取り込まれた7桁の
郵便番号をもとにした、郵便番号辞書30の7桁の郵便
番号に対する検索を実行させる。
【0080】この結果、該当する7桁の郵便番号が辞書
データに存在しなかった場合(ステップB5)、7桁郵
便番号判別部50b(郵便番号判定部50)は、判別結
果通知部34に、郵便番号が正しくないことを通知す
る。判別結果通知部34は、郵便番号判定部50からの
指示に応じて、表示部32を介して郵便番号が正しくな
いことを通知するメッセージを表示させる(ステップB
7)。
【0081】一方、該当する7桁の郵便番号が辞書デー
タに存在した場合(ステップB5)、7桁郵便番号判別
部50b(郵便番号判定部50)は、郵便番号辞書30
内において、エントリ記憶部28に記憶されたエントリ
の7桁の郵便番号に該当する住所情報を取り出して、検
索結果記憶部29に記憶させる(ステップB8)。
【0082】住所判別部52は、検索結果記憶部29に
記憶された住所情報が、エントリ記憶部28に記憶され
たエントリの住所情報と比較して一致しているか否かを
判別する(ステップB9)。
【0083】以下、前述と同様にして、ステップB9に
おける住所情報についての検索が成功したか否かに応じ
たメッセージを判別結果通知部34によって表示させる
か、あるいは辞書データの内容の一覧表示を利用した住
所録データの修正を行なう。
【0084】ここで、具体例を用いて説明する。図9に
は、住所録情報記憶部26に記憶される住所録データ
(郵便番号と住所のみを示す)の一例(1)(2)を示
している。図9に示すように、郵便番号としては7桁の
郵便番号であり、住所録データ(1)は住所が不完全で
あり(何丁目の部分が不足)、住所録データ(2)は住
所に誤り(「ド」とあるべき文字が「ト」となってい
る)を含んでいる。
【0085】従って、上述した処理によって、何れの住
所録データ(1)(2)についても、ステップB12の
処理に移行して候補の一覧表示がされる。例えば、住所
録データ(1)に対する処理によって、図10(a)に
示すような辞書データの候補一覧が表示され、住所録デ
ータ(2)に対する処理によって、図10(b)に示す
ような辞書データの候補一覧が表示される。
【0086】ここで、所望する辞書データが番号によっ
て指定されると、住所録アクセス処理部22は、指定さ
れた辞書データ(郵便番号、住所)を用いて、住所録情
報記憶部26に記憶されている住所録データのエントリ
の内容を修正する。
【0087】このようにして、住所録情報記憶部26に
記憶されているエントリに対して、エントリ中の5桁の
郵便番号または7桁の郵便番号を用いた郵便番号辞書3
0の郵便番号についての検索と、住所を用いた郵便番号
辞書30の住所についての検索とが行われ、入力された
内容が正しいか否かが判別されるが、住所について例え
ば町村名、番地、丁目などのレベルで違いがある場合に
は、正しい内容の候補として一覧提示して、この一覧表
示から選択された候補を用いて修正処理を行なうことが
できる。
【0088】次に、第3実施形態について説明する。図
11は、図1に示す構成によって実現される第3実施形
態における住所録管理装置の機能構成(プログラムによ
り実現される)を示す図である。各部は、CPU10に
よってメモリに格納されたプログラムを実行することに
よって実現される機能、及びメモリ12または外部記憶
装置18において格納されたデータ構造である。なお、
図2と共通する部分については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0089】図11に示すように、第3実施形態におけ
る住所録管理装置は、入力部20、住所録アクセス処理
部22、チェック処理部24、住所録情報記憶部26、
エントリ記憶部28、検索結果記憶部29、郵便番号辞
書30、表示部32、及び状態通知部39によって構成
されている。
【0090】状態通知部39は、郵便番号判定部60に
よる判別結果と住所判別部62による判別結果との組み
合わせに基づく、チェック処理部24からの指示に応じ
た、住所録情報記憶部26に登録されたエントリ中の郵
便番号と住所の状態を通知する。
【0091】次に、第3実施形態の動作について、図1
2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0092】まず、住所録情報記憶部26に記憶された
住所録データに対する正誤の確認の実行が指示される
と、住所録アクセス処理部22により処理対象とするエ
ントリの住所録データが住所録情報記憶部26から読み
出され、エントリ記憶部28に記憶される。
【0093】また、住所録データに対して、エントリ中
の郵便番号と住所の状態を示すための検索結果フラグの
値を「4」(初期値)に設定する(ステップC1)。検
索結果フラグ「4」は、郵便番号と住所がそれぞれ正し
い内容であり、かつ両者の対応が一致していることを示
す。
【0094】チェック処理部24の郵便番号判定部60
は、エントリ記憶部28に記憶された処理対象とするエ
ントリの住所録データから郵便番号情報(5桁の郵便番
号または7桁の郵便番号)を取り込み(ステップC
2)、辞書検索部64によって、取り込まれた郵便番号
をもとにした郵便番号辞書30の郵便番号に対する検索
を実行させる。
【0095】この結果、該当する郵便番号が辞書データ
に存在した場合(ステップC3)、郵便番号判定部60
は、郵便番号辞書30内において、エントリ記憶部28
に記憶されたエントリの郵便番号に該当する住所情報を
取り出して、検索結果記憶部29に記憶させる(ステッ
プC4)。
【0096】住所判別部62は、検索結果記憶部29に
記憶された住所情報が、エントリ記憶部28に記憶され
たエントリの住所情報と比較して一致しているか否かを
判別する(ステップC5)。
【0097】この結果、取り出した住所情報とエントリ
の住所情報とが一致する場合、チェック処理部24は、
検索結果フラグの状態を判別する(ステップC15)。
この場合、住所録データの郵便番号と住所の両方が郵便
番号辞書30に存在し、かつ両者の対応が正しいため、
検索結果フラグの値が変更されていない(初期値)(ス
テップC15)。従って、チェック処理部24は、状態
通知部39に、処理対象とするエントリの郵便番号と住
所が正しく一致していることを通知する。状態通知部3
9は、住所判別部62からの通知に応じて、住所録デー
タのエントリの郵便番号と住所が一致していることを示
すメッセージを表示させる(ステップC19)。
【0098】一方、検索結果記憶部29に記憶された住
所情報が、エントリ記憶部28に記憶されたエントリの
住所情報と一致しているか否かを判別した結果(ステッ
プC5)、一致していないと判別された場合、住所判別
部62は、エントリ記憶部28に記憶された処理対象と
するエントリの住所録データから住所情報を取り込み
(ステップC7)、辞書検索部64によって、取り込ま
れた住所をもとにした郵便番号辞書30の住所に対する
検索を実行させる。
【0099】この結果、該当する住所情報が辞書データ
に存在した場合(ステップC8)、郵便番号判定部60
は、郵便番号辞書30内において、エントリ記憶部28
に記憶されたエントリの住所情報に該当する郵便番号情
報を取り出して、検索結果記憶部29に記憶させる(ス
テップC9)。
【0100】チェック処理部24は、検索結果フラグを
参照した結果、検索フラグが「4」であれば、住所録デ
ータのエントリの検索結果フラグを「3」にする(ステ
ップC11)。
【0101】この場合、住所録データの郵便番号が郵便
番号辞書30に存在するものの、該当する辞書データの
住所と、エントリの対応する住所情報とが一致せず(ス
テップC2〜C5)、また住所録データの住所について
は、郵便番号辞書30に存在するものの、該当する辞書
データの郵便番号と、エントリの対応する郵便番号とが
一致しない状態であって(ステップC8〜C10)、住
所録データの郵便番号と住所の何れについても正誤が確
定できない状態にある。
【0102】チェック処理部24は、住所録データの郵
便番号と住所の両方について正誤が確定できないことを
状態通知部39に通知し、郵便番号と住所の両方の検索
結果について通知するように指示する(ステップC1
5,C16,C20)。
【0103】また、ステップC3において、該当する郵
便番号が辞書データに存在しないと判別された場合、チ
ェック処理部24は、住所録データの検索結果フラグを
「0」とする。住所判別部62は、エントリ記憶部28
に記憶された処理対象とするエントリの住所録データか
ら住所情報を取り込み(ステップC7)、辞書検索部6
4によって、取り込まれた住所をもとにした郵便番号辞
書30の住所に対する検索を実行させる。
【0104】この結果、該当する住所情報が辞書データ
に存在した場合(ステップC8)、郵便番号判定部60
は、郵便番号辞書30内において、エントリ記憶部28
に記憶されたエントリの住所情報に該当する郵便番号情
報を取り出して、検索結果記憶部29に記憶させる(ス
テップC9)。
【0105】チェック処理部24は、検索結果フラグを
参照した結果、検索フラグが「0」であるので、住所録
データのエントリの検索結果フラグを「2」にする(ス
テップC12)。
【0106】この場合、住所録データの郵便番号からの
郵便番号辞書30に対する検索が失敗であったが、住所
情報からの検索が成功したことを示している。チェック
処理部24は、住所録データの住所情報から検索した結
果の通知を状態通知部39に通知する(ステップC1
5,C17,C21)。
【0107】一方、ステップC8において、住所録デー
タの住所情報かの検索において、該当する住所情報が辞
書データに存在しない場合(ステップC8)、チェック
処理部24は、検索結果フラグを参照した結果、検索フ
ラグが「4」であれば(ステップC13)、住所録デー
タのエントリの検索結果フラグを「1」にする(ステッ
プC14)。
【0108】この場合、住所録データの郵便番号情報か
らの郵便番号辞書30に対する検索が成功であったが、
住所情報からの検索が失敗したことを示している。チェ
ック処理部24は、住所録データの郵便番号情報から検
索した結果の通知を状態通知部39に通知する(ステッ
プC15,C18,C22)。
【0109】なお、ステップC13において、検索フラ
グが「4」でない場合(すなわち「0」)、住所録デー
タの郵便番号と住所の何れについての郵便番号辞書30
に対する検索も失敗したことを示すので、チェック処理
部24は、住所録データの住所録情報、住所情報の両方
が誤っていることを状態通知部39に通知する(ステッ
プC15,C22)。
【0110】ここで、具体例を用いて説明する。図13
には、住所録情報記憶部26に記憶される住所録データ
(郵便番号と住所のみを示す)の一例を示している。図
13に示す例では、郵便番号と住所の対応関係が誤って
いる例を示している。
【0111】例えば、郵便番号辞書30にに登録されて
いる辞書データが、図14に示す内容であった場合、図
13に示す住所録データの郵便番号「19011」によ
る検索処理は失敗する。一方、住所「東京都羽村市羽1
丁目」については、該当する住所情報が存在する。従っ
て、検索結果フラグが「2」となり、住所から検索した
結果が通知される。
【0112】図15には状態通知部39によって表示さ
れるメッセージの一例を示している。図15(a)は郵
便番号からの検索が失敗したことと共に、住所が正しい
ことを示すメッセージとなっている。さらに、住所情報
からの郵便番号辞書30に対する検索によって、本来、
対応している郵便番号「205」を判別できる場合に
は、図15(b)に示すように、郵便番号について修正
すべき内容を示すメッセージを表示させることもでき
る。
【0113】このようにして、住所録情報記憶部26に
記憶されているエントリ中の郵便番号を用いた郵便番号
辞書30の郵便番号についての検索と、住所を用いた郵
便番号辞書30の住所についての検索の結果の組み合わ
せに基づいて、郵便番号と住所との正誤の関係を通知す
ることができる。
【0114】なお、前述した各実施形態についての説明
においては、先に住所録データのエントリの郵便番号を
もとに郵便番号辞書30についての検索を行なっている
が、先に住所についての検索を行なった後に、郵便番号
についての検索を行なうようにしても良い。
【0115】また、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。
【0116】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、住
所録データの郵便番号情報と住所情報のそれぞれについ
ての郵便番号辞書に対する検索結果に基づいて、住所録
に登録された郵便番号と住所とが正しいか否かを簡単か
つ容易に判別することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる住所録管理装置の構
成を示すブロック図。
【図2】図1に示す構成によって実現される第1実施形
態における住所録管理装置の機能構成を示すブロック
図。
【図3】郵便番号辞書30に登録されている辞書データ
の一例を示す図。
【図4】第1実施形態の動作について説明するためのフ
ローチャート。
【図5】住所録情報記憶部26に記憶される住所録デー
タの一例(1)〜(4)を示す図。
【図6】第1実施形態におけるメッセージの一例を示す
図。
【図7】図1に示す構成によって実現される第2実施形
態における住所録管理装置の機能構成を示すブロック
図。
【図8】第2実施形態の動作について説明するためのフ
ローチャート。
【図9】住所録情報記憶部26に記憶される住所録デー
タの一例(1)(2)を示す図。
【図10】第2実施形態における辞書データの候補一覧
の表示例を示す図。
【図11】図1に示す構成によって実現される第3実施
形態における住所録管理装置の機能構成を示すブロック
図。
【図12】第3実施形態の動作について説明するための
フローチャート。
【図13】住所録情報記憶部26に記憶される住所録デ
ータの一例を示す図。
【図14】郵便番号辞書30にに登録されている辞書デ
ータの一例を示す図。
【図15】第3実施形態における状態通知部39によっ
て表示されるメッセージの一例を示す図。
【符号の説明】
10…CPU 12…メモリ 14…表示装置 16…入力装置 18…外部記憶装置 19…印刷装置 20…入力部 22…住所録アクセス処理部 24…チェック処理部 26…住所録情報記憶部 28…エントリ記憶部 29…検索結果記憶部 30…郵便番号辞書 32…表示部 34…判別結果通知部 36…一覧表示部 38…修正部 39…状態通知部 40…郵便番号判定部 40a…5桁郵便番号判別部 40b…7桁郵便番号判別部 42…住所判別部 44…辞書検索部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも郵便番号と住所とを含む複数
    の情報が対応づけられて1エントリとして登録された住
    所録情報記憶手段と、 住所と、前記住所に対応する5桁の郵便番号と、前記住
    所に対応する7桁の郵便番号とを対応づけた辞書データ
    が複数登録されている郵便番号辞書と、 前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の郵便
    番号をもとに、前記郵便番号辞書に登録されている辞書
    データを検索し、該当する辞書データの有無に応じて郵
    便番号の正誤を判別する郵便番号判別手段と、 前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の住所
    をもとに、前記郵便番号辞書に登録されている辞書デー
    タを検索し、該当する辞書データの有無に応じて住所の
    正誤を判別する住所判別手段と、 前記郵便番号判別手段による判別結果、及び前記住所判
    別手段による判別結果を通知する判別結果通知手段とを
    具備したことを特徴とする住所録管理装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも郵便番号と住所とを含む複数
    の情報が対応づけられて1エントリとして登録された住
    所録情報記憶手段と、 住所と、前記住所に対応する5桁の郵便番号と、前記住
    所に対応する7桁の郵便番号とを対応づけた辞書データ
    が複数登録されている郵便番号辞書と、 前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の郵便
    番号をもとに、前記郵便番号辞書に登録されている辞書
    データを検索し、該当する辞書データの有無に応じて郵
    便番号の正誤を判別する郵便番号判別手段と、 前記郵便番号判別手段によって郵便番号が正しいと判別
    された際に、前記住所録情報記憶手段に登録されたエン
    トリ中の住所をもとに、前記郵便番号辞書に登録されて
    いる辞書データを検索し、該当する辞書データの有無に
    応じて住所の正誤を判別する住所判別手段と、 前記住所判別手段によって住所が誤りと判別された際
    に、前記住所判別手段で検索に用いた住所と部分的に一
    致する住所を含む辞書データを前記郵便番号辞書から抽
    出して一覧表示する一覧表示手段と、 前記一覧表示手段によって表示された一覧に対する、辞
    書データを選択する指示に応じて、前記住所録情報記憶
    手段に登録された情報を修正する修正手段と、 前記郵便番号判別手段による判別結果、及び前記住所判
    別手段による判別結果を通知する判別結果通知手段とを
    具備したことを特徴とする住所録管理装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも郵便番号と住所とを含む複数
    の情報が対応づけられて1エントリとして登録された住
    所録情報記憶手段と、 住所と、前記住所に対応する5桁の郵便番号と、前記住
    所に対応する7桁の郵便番号とを対応づけた辞書データ
    が複数登録されている郵便番号辞書と、 前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の郵便
    番号をもとに、前記郵便番号辞書に登録されている辞書
    データを検索し、該当する辞書データの有無に応じて郵
    便番号の正誤を判別する郵便番号判別手段と、 前記郵便番号判別手段による検索で用いた郵便番号に対
    応するエントリの住所をもとに、前記郵便番号辞書に登
    録されている辞書データを検索し、該当する辞書データ
    の有無に応じて住所の正誤を判別する住所判別手段と、 前記郵便番号判別手段による判別結果と前記住所判別手
    段による判別結果との組み合わせに基づく、前記住所録
    情報記憶手段に登録されたエントリ中の郵便番号と住所
    の状態を通知する状態通知手段とを具備したことを特徴
    とする住所録管理装置。
  4. 【請求項4】 前記郵便番号判別手段は、 前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の郵便
    番号が、5桁の郵便番号か7桁の郵便番号かを判別し、 この判別された5桁の郵便番号あるいは7桁の郵便番号
    の何れかに基づいて、前記郵便番号辞書を検索すること
    により郵便番号の正誤を判別することを特徴とする請求
    項1、請求項2または請求項3記載の住所録管理装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも郵便番号と住所とを含む複数
    の情報が対応づけられて1エントリとして登録された住
    所録情報記憶手段と、 住所と、前記住所に対応する5桁の郵便番号と、前記住
    所に対応する7桁の郵便番号とを対応づけた辞書データ
    が複数登録されている郵便番号辞書とを用いて、前記住
    所録情報記憶手段に記憶された情報を管理する住所録管
    理方法であって、 前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の郵便
    番号をもとに、前記郵便番号辞書に登録されている辞書
    データを検索し、該当する辞書データの有無に応じて郵
    便番号の正誤を判別し、 前記住所録情報記憶手段に登録されたエントリ中の住所
    をもとに、前記郵便番号辞書に登録されている辞書デー
    タを検索し、該当する辞書データの有無に応じて住所の
    正誤を判別し、 この判別結果のそれぞれについて通知することを特徴と
    する住所録管理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109412A (ja) * 2000-10-02 2002-04-12 Seiko Epson Corp 顧客情報入力方法
JP2002312467A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Sharp Corp 住所録管理代行システム、印刷代行システムおよびそれらのシステムに用いられる利用者端末

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