JP2002311660A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002311660A
JP2002311660A JP2001115359A JP2001115359A JP2002311660A JP 2002311660 A JP2002311660 A JP 2002311660A JP 2001115359 A JP2001115359 A JP 2001115359A JP 2001115359 A JP2001115359 A JP 2001115359A JP 2002311660 A JP2002311660 A JP 2002311660A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】解像度の変更にともなってプロセス速度が変化
した場合にも、転写位置から定着装置までの間において
用紙を安定した状態で搬送できるようにする。 【解決手段】より低解像度の600dpiの解像度が選
択された場合には、高低2種類の速度のうち、より速い
方の速度で搬送ベルト2及び引ファン3を回転させ、搬
送ベルト2の上面に対する用紙Pの吸着力を大きくし
て、用紙Pを比較的速い速度で回転する搬送ベルト2の
上面に確実に吸着させる。一方、より高解像度の120
0dpiの解像度が選択された場合には、高低2種類の
速度のうち、より遅い方の速度で搬送ベルト2及び吸引
ファン3を回転させ、搬送ベルト2の上面に対する用紙
Pの吸着力を小さくして、比較的遅い速度で回転する搬
送ベルト2の上面に過剰に吸着することによる用紙Pの
弛みを生じることがないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
画像形成を行う画像形成装置であって、解像度に応じた
複数のプロセス速度のいずれかにより画像形成プロセス
を実行する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザスキャンユニットから画像データ
によって変調されたレーザ光を照射して感光体に形成し
た静電潜像をトナー像に顕像化する画像形成装置では、
従来より高解像度化が進み、600dpi(ドット/イ
ンチ)や1200dpi等の高解像度モードを備えたプ
リンタが開発されている。さらに、複数の解像度のいず
れかを選択的に切り換えて設定できるようにし、ユーザ
の所望する画像形成状態の印刷画像を出力できるように
したものもある。
【0003】ところが、感光体の回転速度によって規定
されるプロセス速度を一定にしたままで、解像度を60
0dpiから1200dpiに変更するためには、感光
体表面におけるレーザビームの走査速度を2倍にすべ
く、レーザスキャンユニット内のポリゴンミラーの回転
数を2倍にする必要があり、ポリゴンミラーを高速回転
させるために技術上及び製造上の問題が生じる。
【0004】このため、解像度を600dpiから12
00dpiに変更する際に、プロセス速度を半分にする
ようにした画像形成装置が提案されている。この構成に
より、解像度の変更にともなってポリゴンミラーの回転
数を変更する必要がなく、ポリゴンミラーを高速回転さ
せるための技術上及び製造上の問題は生じない。但し、
プロセス速度に応じて最適な画像形成条件が変化するた
め、解像度の変更にともなって変化したプロセス速度に
合わせて画像形成条件を制御する必要がある。
【0005】このため、例えば、特開平11−1843
18号公報には、解像度に応じた複数のプロセス速度を
選択可能にした画像形成装置として、低速のプロセス速
度で高解像度の画像形成を行う現像装置、及び、高速の
プロセス速度で低解像度の画像形成を行う現像装置を併
設し、選択された解像度に応じて使用する現像装置を切
り換えることにより、例えば、画像再現性に優れ長期間
の保存に耐える現像剤を高解像度の画像形成時にのみ使
用する等のプロセス速度に応じた適切な現像を行うよう
にした構成が開示されている。
【0006】一方、互いに異なるプロセス速度による複
数種類の画像形成を同一の用紙搬送経路を使用して行う
場合、転写工程を終了した用紙を定着装置に安定した状
態で搬送するためには、転写工程位置と定着装置との間
の用紙搬送経路中に用紙を吸着して搬送する吸引ファン
を備えた吸引搬送手段を設ける必要がある。
【0007】例えば、特開平6−127751号公報に
は、転写工程位置の近傍に設置したセンサ及び定着装置
内に設置したセンサの検出結果に基づいて、吸引ファン
の駆動を制御し、転写工程後に定着装置に搬送される用
紙が搬送速度差によって転写位置側で発生する弛みを解
消させることにより、画像のぶれを防止するようにした
構成が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−127751号公報に開示された構成では、プロセ
ス速度が変化した場合でも吸引ファンの動作速度は一定
にされていたため、低速のプロセス速度時に用紙の変形
を起こすことがないとともに、高速のプロセス速度時に
用紙を安定して搬送できる程度の吸引力の設定が困難に
なる問題があった。
【0009】この発明の目的は、解像度の変更にともな
ってプロセス速度が変化した場合にも、転写位置から定
着装置までの間において用紙を安定した状態で搬送する
ことができる画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0011】(1) 吸引手段から供給される吸引力によっ
て用紙を上面に吸着して搬送する用紙搬送手段を備え、
複数の解像度のそれぞれに応じた複数のプロセス速度の
いずれかを選択して画像形成プロセスを実行する画像形
成装置において、用紙搬送手段から用紙に作用する吸引
力をプロセス速度に応じて変更する制御手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】この構成においては、解像度に応じたプロ
セス速度が選択されると、選択されたプロセス速度に応
じた吸引力が用紙搬送手段から用紙に作用する。したが
って、解像度が変更された時にプロセス速度とともに変
化する用紙搬送速度に応じて、用紙搬送手段の上面に対
する用紙の吸着力が変化し、プロセス速度に拘わらず用
紙搬送手段によって安定して用紙が搬送される。
【0013】(2) 前記制御手段は、プロセス速度の高低
に応じて吸引手段の吸引力を増減することを特徴とす
る。
【0014】この構成においては、高速のプロセス速度
による低解像度の画像形成時には用紙搬送手段における
用紙の吸着力が高くされ、低速のプロセス速度による高
解像度の画像形成時には用紙搬送手段における用紙の吸
着力が低くされる。したがって、用紙を高速で搬送する
際に安定して用紙を搬送するために十分な吸引力で用紙
搬送手段の上面に用紙が吸着するとともに、用紙を低速
で搬送する際に過大な吸引力が作用することによる用紙
の変形が防止される。
【0015】(3) 前記吸引手段は複数のファンによって
構成され、前記制御部はプロセス速度の高低に応じて駆
動するファン数を増減することを特徴とする。
【0016】この構成においては、高速のプロセス速度
による低解像度の画像形成時には駆動されるファンの数
が増加し、低速のプロセス速度による高解像度の画像形
成時には駆動されるファンの数が減少する。したがっ
て、用紙を高速で搬送する際に安定して用紙を搬送する
ために十分な吸引力で用紙搬送手段の上面に用紙が吸着
するとともに、用紙を低速で搬送する際に過大な吸引力
が作用することによる用紙の変形が防止される。
【0017】(4) 前記用紙搬送手段は用紙と吸引手段と
の間に位置する上面の開口部の開口面積を変更する開口
面積変更手段を備え、前記制御部はプロセス速度の高低
に応じて開口面積変更手段を介して開口部の開口面積を
増減することを特徴とする。
【0018】この構成においては、用紙と吸引手段との
間に位置する用紙搬送手段の開口部の開口面積が、高速
のプロセス速度による低解像度の画像形成時には拡大
し、低速のプロセス速度による高解像度の画像形成時に
は縮小する。したがって、用紙を高速で搬送する際に安
定して用紙を搬送するために十分な吸引力で用紙搬送手
段の上面に用紙が吸着するとともに、用紙を低速で搬送
する際に過大な吸引力が作用することによる用紙の変形
が防止される。
【0019】(5) 前記吸引手段は用紙搬送手段における
用紙吸着面との間隔を変更する間隔変更手段を備え、前
記制御部はプロセス速度の高低に応じて間隔変更手段を
介して吸着手段と用紙吸着面との間隔を縮小又は拡大す
ることを特徴とする。
【0020】この構成においては、吸引手段と用紙搬送
手段における用紙吸着面との間隔が、高速のプロセス速
度による低解像度の画像形成時には縮小し、低速のプロ
セス速度による高解像度の画像形成時には拡大する。し
たがって、用紙を高速で搬送する際に安定して用紙を搬
送するために十分な吸引力で用紙搬送手段の上面に用紙
が吸着するとともに、用紙を低速で搬送する際に過大な
吸引力が作用することによる用紙の変形が防止される。
【0021】(6) 前記吸引手段は、用紙搬送手段と同一
の駆動源から駆動力の供給を受けることを特徴とする。
【0022】この構成においては、吸引手段及び用紙搬
送手段に対して同一の駆動源から駆動力が供給される。
したがって、用紙搬送手段の駆動源とは個別の吸引手段
に専用の駆動源を備える必要がなく、装置の大型化やコ
ストの上昇を生じることがない。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る画像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成装
置1は、装置内部の中央部にプロセス部10を配置し、
このプロセス部10の上方にスキャナ部20を配置し、
さらに、プロセス部10の右側に給紙部30を配置して
構成されている。プロセス部10は、矢印C方向に回転
自在に支持された感光体ドラム11の周囲に、図示しな
い帯電器、露光ユニット12、現像ユニット13、転写
ローラ14及びクリーナ15を矢印C方向の回転方向に
沿ってこの順に配置して構成されている。
【0024】スキャナ部20は、原稿台21の下面に、
光源23、ミラー24a〜24c、レンズ25及び光電
変換素子26を搭載したスキャナユニット22を矢印A
及びB方向に往復移動自在にして備えている。
【0025】給紙部30は、画像形成装置1の右側面に
装着された給紙トレイ31、画像形成装置1内に挿入さ
れた給紙トレイ31の下端部に対向する給紙ローラ3
2、及び、給紙ローラ32の周面の一部に当接する分離
部材33を備えている。画像形成装置1の内部には、右
側の給紙部30からプロセス部10の感光体ドラム11
と転写ローラ14との間を経由して、画像形成装置1の
左側面に装着された排紙トレイ41に至る間に用紙搬送
路40が形成されている。この用紙搬送路40には、搬
送ベルト2、定着ローラ42及び排紙ローラ43が配置
されている。
【0026】以上のように構成された画像形成装置1に
おいて、原稿台21の上面に原稿が載置された後に図示
しない操作部のスタートキーが操作されると、スキャナ
部20において、スキャナユニット22が矢印A方向に
移動し、原稿台21の上面に載置された原稿の画像面が
光源23の光によって露光され、原稿の画像面における
反射光がミラー24a〜24c及びレンズ25を介して
光電変換素子26の受光面に結像し、受光量に応じた電
気信号が光電変換素子26から出力される。光電変換素
子26から出力された受光信号は、ディジタルデータに
変換された後に所定の画像処理を施されてプロセス部1
0の露光ユニット12に出力される。
【0027】プロセス部10では、回転を開始した感光
体ドラム11の表面に対して、帯電器から単一極性の電
荷が均一に付与された後、露光ユニット12から画像デ
ータによって変調された画像光が照射される。これによ
って、感光体ドラム11の表面には、光導電作用によっ
て静電潜像が形成される。画像光の露光を受けた感光体
ドラム11の表面には、現像ユニット13からトナーが
供給され、静電潜像はトナー像に顕像化される。
【0028】給紙部30では、給紙ローラ32が回転を
開始し、分離部材の分離作用によって給紙トレイ31に
セットされた用紙が1枚ずつ給紙される。給紙部30か
ら給紙された用紙は、その先端部が感光体ドラム11と
転写ローラ14とが対向する位置において感光体ドラム
11の表面に担持されたトナー像の先端部と一致するタ
イミングで、プロセス部10に向かって用紙搬送路40
内を搬送される。転写ローラ14には図示しない電源部
から転写電圧が印加されており、転写ローラ14の静電
気力によって感光体ドラム11の表面に担持されたトナ
ー像が用紙上に転写される。
【0029】転写工程を終了した用紙は、搬送ベルト2
によって定着ローラ42に搬送される。定着ローラ42
は、搬送された用紙を加熱及び加圧し、用紙上のトナー
像を溶融して用紙に堅牢に定着させる。定着ローラ42
を通過した用紙は、排紙ローラ43の回転によって排紙
トレイ41に排出される。
【0030】この画像形成装置1では、画像形成時の解
像度として600dpiと1200dpiとのいずれか
を選択できるようにされており、感光体ドラム11の回
転速度及び用紙の搬送速度であるプロセス速度を変更す
ることによって解像度の変更を実現するようにしてい
る。即ち、1200dpiの解像度による画像形成時に
おけるプロセス速度は、600dpiの解像度による画
像形成時におけるプロセス速度の1/2にされる。
【0031】なお、画像形成装置1は、パーソナルコン
ピュータ等の外部装置から入力された画像データに基づ
く画像を用紙上に形成するプリンタとしても使用可能に
されている。
【0032】図2は、この発明の第1の実施形態に係る
画像形成装置に備えられる搬送ベルトの構成を示す外観
図である。搬送ベルト2は、多数の孔部2aを形成した
無端状のベルトであり、駆動ローラ4及び従動ローラ5
に張架されている。搬送ベルト2の環状の回転軌道内に
は、吸引ファン3が配置されている。吸引ファン3は、
回転軌道内の上側に位置する搬送ベルト2の内周面に対
向しており、孔部2aを介して回転軌道内の上側に位置
する搬送ベルト2の上面側の空気を吸引する。これによ
って、搬送ベルト2の上面に用紙Pが吸着し、駆動ロー
ラ4の回転による搬送ベルト2の回転によって用紙Pは
矢印D方向に搬送される。
【0033】このとき、搬送ベルト2の上面に対する用
紙Pの吸着力は吸引ファン3の吸引力に応じて変化し、
吸引ファン3の吸引力はその回転速度に応じて変化す
る。したがって、吸引ファン3の回転速度を変更するこ
とにより、搬送ベルト2の上面に対する用紙Pの吸着力
が変化する。
【0034】図3は、上記画像形成装置の制御部の要部
の構成を示すブロック図である。画像形成装置1の制御
部50は、ROM52及びRAM53を備えたCPU5
1に、操作パネル54、インタフェース55、搬送ベル
ト駆動部56及び吸引ファン駆動部57等の入出力機器
を接続して構成されている。CPU51は、ROM52
に予め格納されたプログラムにしたがって各入出力機器
を統括して制御し、この間に入出力されるデータがRA
M53のメモリエリアに格納される。
【0035】CPU51は、インタフェース55を介し
て外部装置60から画像データとともに入力された解像
度データ、又は、操作パネル54における解像度に関す
る操作データに基づいて、設定された解像度に応じた駆
動データを搬送ベルト駆動部56及び吸引ファン駆動部
57に出力する。これによって、搬送ベルト駆動部56
は解像度に応じた速度で駆動ローラ4を回転駆動し、搬
送ベルト2は解像度に応じた搬送速度で用紙Pを搬送す
る。また、吸引ファン駆動部57は解像度に応じた速度
で吸引ファン3を回転駆動し、用紙Pは解像度に応じた
吸着力で搬送ベルト2の上面に吸着する。
【0036】即ち、より低解像度の600dpiの解像
度が選択された場合には、CPU51は、吸引ファン3
の回転速度及び搬送ベルト2の搬送速度として予め設定
された高低2種類の速度のうち、より速い方の速度を実
現する駆動データを搬送ベルト駆動部56及び吸引ファ
ン駆動部57に出力する。これによって、搬送ベルト2
は、600dpiの解像度に応じたより速いプロセス速
度に一致する搬送速度で回転する。このとき、吸引ファ
ン3も600dpiの解像度に応じたより速い速度で回
転し、比較的大きな吸引力を発生するから、搬送ベルト
2の上面に対する用紙Pの吸着力もより強くなり、用紙
Pは比較的速い速度で回転する搬送ベルト2の上面に確
実に吸着して安定した状態で搬送される。
【0037】一方、より高解像度の1200dpiの解
像度が選択された場合には、CPU51は搬送ベルト2
の搬送速度及び吸引ファン3の回転速度として予め設定
された高低2種類の速度のうち、より遅い方の速度を実
現する駆動データを搬送ベルト駆動部56及び吸引ファ
ン駆動部57に出力する。これによって、搬送ベルト2
は、1200dpiの解像度に応じたより遅いプロセス
速度に一致する搬送速度で回転する。このとき、吸引フ
ァン3も1200dpiの解像度に応じたより遅い速度
で回転し、比較的小さな吸引力を発生するから、用紙P
は比較的遅い速度で回転する搬送ベルト2の上面に過剰
に吸着することによる弛みを生じることなく安定した状
態で搬送される。
【0038】なお、この実施形態に係る画像形成装置1
では、解像度として600dpi及び1200dpiの
高低2種類の解像度のいずれかを選択できるようにし、
搬送ベルト2の搬送速度及び吸引ファン3の回転速度を
各解像度に合わせて高低2種類に変更できるようにして
いるが、選択できる解像度の種類は2種類に限るもので
はなく、搬送ベルト2の搬送速度及び吸引ファン3の回
転速度を各解像度に応じて設定できるようにしておくこ
とを条件に3種類以上の解像度のいずれかを選択できる
ようにした画像形成装置においてもこの発明を同様に実
施することができる。
【0039】また、図4に示すように、単一のモータ5
8から駆動ローラ4及び吸引ファン3のそれぞれに個別
の駆動機構4a及び3aを介して回転を伝達するように
してもよい。これによって、搬送ベルト2及び吸引ファ
ン3の駆動源を共通化し、構成及び制御を簡略化するこ
とができ、装置の小型化及びコストダウンを実現でき
る。図4に示す例では、駆動ローラ4に対する駆動機構
4aを一端がモータ58の回転軸に取り付けられたウォ
ームギアと駆動ローラ4軸に固定されたギアに噛合する
ウォームホイールとで構成し、吸引ファン3に対する駆
動機構3aをウォームギアの他端と吸引ファン3の回転
軸とに固定された互いに噛合する傘歯ギアによって構成
しているが、搬送ベルト2の搬送速度及び吸引ファン3
の吸引力を考慮した減速比を設定することを条件に駆動
機構4a及び3aとして任意の構成を用いることができ
る。
【0040】図5は、この発明の第2の実施形態に係る
画像形成装置に適用される搬送ベルトの構成を示す平面
図である。この実施形態に係る画像形成装置1では、駆
動ローラ4及び従動ローラ5に張架された搬送ベルト2
の回転軌道の内側に合計9個の吸引ファン103a〜1
03iを、それぞれ個別にオン/オフできる状態にして
備えている。この構成において、制御部50のCPU5
1は、設定された解像度に応じて、9個の吸引ファン1
03a〜103iのうちで駆動する吸引ファンの数を変
更する。例えば、設定可能な複数種類の解像度のうちの
最も低い解像度が設定された場合には、CPU51は9
個の吸引ファン103a〜103iの全てを駆動する。
これによって、用紙Pは十分な吸着力で搬送ベルト2の
上面に吸着し、比較的高速の搬送速度で用紙Pを安定し
て搬送することができる。一方、CPU51は、設定さ
れた解像度が高くなるにしたがって、9個の吸引ファン
103a〜103iのうち駆動する吸引ファンの数を少
なくする。これによって、解像度が高くなるにしたがっ
て低下する搬送速度に応じて、搬送ベルト2の上面に対
する用紙Pの吸着力が低下し、この吸着力が用紙Pの搬
送速度に対して過大となることがなく、用紙Pにおける
変形の発生を未然に防止することができる。
【0041】図6は、この発明の第3の実施形態に係る
画像形成装置に適用される搬送ベルトの構成を示す外観
図である。この実施形態に係る画像形成装置1は、駆動
ローラ4及び従動ローラ5に張架された搬送ベルト2の
回転軌道の内側において、回転軌道内の上側に位置する
搬送ベルト2の内周面と吸引ファン3との間に切換機構
6を設けたものである。
【0042】切換機構6は、図6及び図7に示すよう
に、複数の調整孔7を形成した切換板6aを一対のガイ
ド6b,6bによって搬送ベルト2の内周面に平行に、
かつ、用紙Pの搬送方向に直交する方向に所定範囲内で
移動自在に支持している。切換板6において用紙Pの搬
送方向に直交する2辺のそれぞれの一端側にはラックギ
ア6c,6cが形成されており、このラックギア6c,
6cに噛合するピニオンギア6d,6dが回転自在に支
持されている。なお、ピニオンギア6d,6dのそれぞ
れには、図示しない駆動機構を介して互いに反対方向
で、かつ、正逆両方向の回転が供給される。この構成に
より、一対のピニオンギア6d,6dを互いに反対方向
に回転させることにより、切換板6aがガイド6b,6
bに沿って矢印D及びE方向に移動する。
【0043】例えば、設定可能な複数種類の解像度のう
ちの低い方の解像度が設定された場合には、CPU51
は、ピニオンギア6d,6dの回転によって切換板6a
を図8に示す位置に移動させる。この状態では、搬送ベ
ルト2において回転軌道内の上側に位置している孔部2
aの全てが切換板6aに形成されている調整孔7に全面
にわたって対向する。このため、吸引ファン3は孔部2
aの全ての全面から切換板6aの調整孔7を介して空気
を吸引し、搬送ベルト2の上面に用紙Pが最大の吸着力
で吸着することにより、比較的高速の搬送速度でも用紙
Pを安定して搬送することができる。
【0044】一方、CPU51は、設定された解像度の
うち高い方の解像度が設定された場合には、CPU51
は、ピニオンギア6d,6dの回転によって切換板6a
を図9に示す位置に移動させる。この状態では、搬送ベ
ルト2において回転軌道内の上側に位置している孔部2
aの一部が切換板6aにおける調整孔7以外の部分に対
向する。このため、吸引ファン3は孔部2aの開口範囲
の一部において空気を吸引せず、搬送ベルト2の上面に
対する用紙Pの吸着力が低下する。これにより、解像度
が高くなるにしたがって低下する搬送速度に応じて、搬
送ベルト2の上面に対する用紙Pの吸着力が低下し、こ
の吸着力が用紙Pの搬送速度に対して過大となることが
なく、用紙Pにおける変形の発生を未然に防止すること
ができる。
【0045】図10は、この発明の第4の実施形態に係
る画像形成装置に適用される搬送ベルトの構成を示す要
部の正面図である。この実施形態に係る画像形成装置1
は、搬送ベルト2の回転軌道内において吸引ファン3を
上下に移動自在に支持し、吸引ファン3の底面にソレノ
イド9のアクチュエータを固定したものであり、制御部
50のCPU51は、設定された解像度に応じてソレノ
イド9を選択的に駆動する。
【0046】即ち、設定可能な複数種類の解像度のうち
の低い方の解像度が設定された場合には、CPU51
は、ソレノイド9を駆動せず、吸引ファン3は上方に位
置する搬送ベルト2の内周面に近接する。この状態で
は、吸引ファン3と搬送ベルト2の上面に位置する用紙
Pとの間隔が短くなり、用紙Pに対して吸引ファン3の
吸引力が十分に作用する。このため、搬送ベルト2の上
面に用紙Pが十分な吸着力で吸着することにより、比較
的高速の搬送速度でも用紙Pを安定して搬送することが
できる。
【0047】一方、設定された解像度のうち高い方の解
像度が設定された場合には、CPU51はソレノイド9
を駆動し、吸引ファン3はソレノイド9内に引き込まれ
るアクチュエータとともに下方に移動し、吸引ファン3
は上方に位置する搬送ベルト2の内周面から離間する。
この状態では、吸引ファン3と搬送ベルト2の上面に位
置する用紙Pとの間隔が短くなり、用紙Pに対して吸引
ファン3から作用する吸引力が低下する。このため、解
像度が高くなるにしたがって低下する搬送速度に応じ
て、搬送ベルト2の上面に対する用紙Pの吸着力が低下
し、この吸着力が用紙Pの搬送速度に対して過大となる
ことがなく、用紙Pにおける変形の発生を未然に防止す
ることができる。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0049】(1) 解像度に応じて選択されたプロセス速
度に適した吸引力を用紙搬送手段から用紙に作用させる
ことにより、解像度が変更された時にプロセス速度とと
もに変化する用紙搬送速度に応じて、用紙搬送手段の上
面に対する用紙の吸着力を変化させることができる。こ
れによって、高速で搬送される用紙の吸着力が不足して
用紙の搬送不良を生じたり、低速で搬送される用紙の吸
着力が過大となって用紙に変形を生じたりすることがな
く、プロセス速度に拘わらず用紙搬送手段によって用紙
を安定して搬送することができる。
【0050】(2) 高速のプロセス速度による低解像度の
画像形成時には用紙搬送手段における用紙の吸着力を高
くし、低速のプロセス速度による高解像度の画像形成時
には用紙搬送手段における用紙の吸着力を低くすること
により、用紙を高速で搬送する際に安定して用紙を搬送
するために十分な吸引力で用紙搬送手段の上面に用紙を
吸着させることができるとともに、用紙を低速で搬送す
る際に過大な吸引力が作用することによる用紙の変形を
防止することができる。
【0051】(3) 高速のプロセス速度による低解像度の
画像形成時には駆動するファンの数を増加し、低速のプ
ロセス速度による高解像度の画像形成時には駆動するフ
ァンの数を減少させることにより、用紙を高速で搬送す
る際に安定して用紙を搬送するために十分な吸引力で用
紙搬送手段の上面に用紙を吸着させることができるとと
もに、用紙を低速で搬送する際に過大な吸引力が作用す
ることによる用紙の変形を防止することができる。
【0052】(4) 用紙と吸引手段との間に位置する用紙
搬送手段の開口部の開口面積を、高速のプロセス速度に
よる低解像度の画像形成時には拡大し、低速のプロセス
速度による高解像度の画像形成時には縮小させることに
より、用紙を高速で搬送する際に安定して用紙を搬送す
るために十分な吸引力で用紙搬送手段の上面に用紙を吸
着させることができるとともに、用紙を低速で搬送する
際に過大な吸引力が作用することによる用紙の変形を防
止することができる。
【0053】(5) 吸引手段と用紙搬送手段における用紙
吸着面との間隔を、高速のプロセス速度による低解像度
の画像形成時には縮小し、低速のプロセス速度による高
解像度の画像形成時には拡大させることにより、用紙を
高速で搬送する際に安定して用紙を搬送するために十分
な吸引力で用紙搬送手段の上面に用紙を吸着させること
ができるとともに、用紙を低速で搬送する際に過大な吸
引力が作用することによる用紙の変形を防止することが
できる。
【0054】(6) 吸引手段及び用紙搬送手段に対して同
一の駆動源から駆動力を供給することにより、用紙搬送
手段の駆動源とは個別の吸引手段に専用の駆動源を備え
る必要がなく、装置の大型化やコストの上昇を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成
を示す概略図である。
【図2】この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置
に備えられる搬送ベルトの構成を示す外観図である。
【図3】上記画像形成装置の制御部の要部の構成を示す
ブロック図である。
【図4】上記画像形成装置の別の実施形態に係る搬送ベ
ルトの構成を示す平面図である。
【図5】この発明の第2の実施形態に係る画像形成装置
に適用される搬送ベルトの構成を示す平面図である。
【図6】この発明の第3の実施形態に係る画像形成装置
に適用される搬送ベルトの構成を示す外観図である。
【図7】上記画像形成装置に適用される搬送ベルトに設
けられる切換機構の構成を示す平面図である。
【図8】上記切換機構の低解像度時の状態を示す図であ
る。
【図9】上記切換機構の高解像度時の状態を示す図であ
る。
【図10】この発明の第4の実施形態に係る画像形成装
置に適用される搬送ベルトの構成を示す要部の正面図で
ある。
【符号の説明】
1−画像形成装置 2−搬送ベルト 3−吸引ファン 6−切換機構 50−制御部 51−CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C064 AA03 AA05 2H027 DB01 DE07 EA18 ED16 2H071 CA01 CA05 DA23 2H072 AB09 CA03 CA05 JA03 3F049 AA10 BA04 DA19 EA10 FB04 LA01 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引手段から供給される吸引力によって用
    紙を上面に吸着して搬送する用紙搬送手段を備え、複数
    の解像度のそれぞれに応じた複数のプロセス速度のいず
    れかを選択して画像形成プロセスを実行する画像形成装
    置において、 用紙搬送手段から用紙に作用する吸引力をプロセス速度
    に応じて変更する制御手段を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、プロセス速度の高低に応
    じて吸引手段の吸引力を増減することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記吸引手段は複数のファンによって構成
    され、前記制御部はプロセス速度の高低に応じて駆動す
    るファン数を増減することを特徴とする請求項2に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記用紙搬送手段は用紙と吸引手段との間
    に位置する上面の開口部の開口面積を変更する開口面積
    変更手段を備え、前記制御部はプロセス速度の高低に応
    じて開口面積変更手段を介して開口部の開口面積を増減
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記吸引手段は用紙搬送手段における用紙
    吸着面との間隔を変更する間隔変更手段を備え、前記制
    御部はプロセス速度の高低に応じて間隔変更手段を介し
    て吸着手段と用紙吸着面との間隔を縮小又は拡大するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記吸引手段は、用紙搬送手段と同一の駆
    動源から駆動力の供給を受けることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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