JP2786368B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JP2786368B2
JP2786368B2 JP4055325A JP5532592A JP2786368B2 JP 2786368 B2 JP2786368 B2 JP 2786368B2 JP 4055325 A JP4055325 A JP 4055325A JP 5532592 A JP5532592 A JP 5532592A JP 2786368 B2 JP2786368 B2 JP 2786368B2
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sheet
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隆 久保
秀一 吉中
英敏 金子
康年 河合
佳昭 増田
英男 松田
利樹 扇田
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定着装置に第1ないし
第3の3個の定着ローラを備え、第1および第2定着ロ
ーラの圧接部と第2および第3定着ローラの圧接部とに
それぞれ定着部が形成される電子写真装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置である複写機として
は、図14に示すように、定着装置914に上および下
の2個の定着ローラとしてのヒートローラ914a・9
14bを備えたものが知られている。この複写機は、白
黒およびフルカラー複写が可能なものであり、光学系9
01の光源ランプ902により原稿載置台903上に配
された原稿を走査し、フィルタ904を介して導かれる
原稿からの反射光により感光体905を露光し、これに
よって感光体905に形成された静電潜像を、現像器9
06〜908のカラートナー、あるいは現像器909の
黒色トナーによって現像し、このトナー像を中間転写ベ
ルト910を介してシートカセット911〜913の何
れかより供給されるシート上に転写し、このシートを定
着装置914に供給するようになっている。そして、上
記の定着装置914においては、上および下ヒートロー
ラ914a・914bが相互に圧接され、これら両ヒー
トローラ914a・914b間に形成される定着部にて
トナー像のトナーが溶融され、トナー像がシート上に定
着されるようになっている。
【0003】ところで、上記のように、2個のみのヒー
トローラ914a・914bを備えた定着装置914の
構成では、ヒートローラ914a・914bの材質とこ
れに適合するシートの材質との関係から、使用可能なシ
ートの種類の選択範囲が狭くなっている。
【0004】これに対し、特開昭51−98036号公
報には、定着装置に、上、中および下の3個のヒートロ
ーラを備え、上および中ヒートローラ間に第1の定着部
を形成するとともに、中および下ヒートローラ間に第2
の定着部を形成し、これら第1および第2定着部にシー
トを搬送するシート搬送装置を、使用する定着部に応じ
て移動させるものが提案されている。このような構成に
よれば、上、中および下ヒートローラの材質を適当に選
定することにより、上記の第1および第2定着部にて、
紙、ラベル、マイラおよびポリカーボネート等、多種の
材料からなるシートに対応可能となっている。そして、
上記のシート搬送装置における、第1定着部へシートを
搬送可能な上方位置、および第2定着部へシートを搬送
可能な下方位置への移動は、シート搬送装置をその入紙
側端部を中心にソレノイドにて回転させることにより行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にシート搬送装置をソレノイドにて駆動することにより
上方位置と下方位置とに移動させる構成では、ソレノイ
ドは、シート搬送装置の出紙側端部寄りに設けられる場
合、支点、力点および作用点の関係から、小さい駆動力
のものでよいものの、ロッド部に大きなストロークが必
要となり、大型で高価なものとなる。一方、ソレノイド
は、シート搬送装置の入紙側端部、即ち回転中心寄りに
設けられる場合、ロッド部のストロークは小さくてすむ
ものの、大きい駆動力のものが必要となり、やはり大型
で高価なものとなる。その結果、装置の大型化とコスト
アップとを招来するという問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電子写
真装置は、上記の課題を解決するために、第1ないし第
3の3個の定着ローラを有し、第1定着ローラと第2定
着ローラとの圧接部に第1定着部が形成され、第2定着
ローラと第3定着ローラとの圧接部に第2定着部が形成
され、各定着部に搬送されたシートを定着ローラの回転
によって排出方向へ送り出す定着装置と、この定着装置
に未定着のトナー像が形成されたシートを搬送するシー
ト搬送装置とを備えた電子写真装置において、シート搬
送装置は、シートを第1定着部に搬送する第1定着部シ
ート搬送位置と第2定着部に搬送する第2定着部シート
搬送位置とに移動自在に設けられたシート搬送移動部
と、シート搬送装置におけるシート搬送用駆動源を駆動
源とし、シート搬送移動部を第1定着部シート搬送位置
と第2定着部シート搬送位置とに移動させる移動部位置
移動手段とを備えていることを特徴としている。
【0007】請求項2の発明の電子写真装置は、上記の
課題を解決するために、請求項1の発明の電子写真装置
において、シート搬送装置におけるシート搬送用駆動源
を駆動源する移動部位置移動手段に代えて、定着装置に
おける定着ローラ回転用駆動源を駆動源とし、シート搬
送移動部を第1定着部シート搬送位置と第2定着部シー
ト搬送位置とに移動させる移動部位置移動手段を備えて
いることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1の構成によれば、シート搬送装置のシ
ート搬送移動部は、シート搬送装置におけるシート搬送
用駆動源を駆動源とする移動部位置移動手段に駆動され
て、第1定着部シート搬送位置と第2定着部シート搬送
位置とに移動するようになっているので、シート搬送移
動部を移動させるための専用の駆動源が不要となり、小
型化およびコストダウンが可能となっている。
【0009】請求項2の構成によれば、シート搬送装置
のシート搬送移動部は、定着装置における定着ローラ回
転用駆動源を駆動源とする移動部位置移動手段に駆動さ
れて、第1定着部シート搬送位置と第2定着部シート搬
送位置とに移動するようになっているので、請求項1の
構成と同様、シート搬送移動部を移動させるための専用
の駆動源が不要となり、小型化およびコストダウンが可
能となっている。
【0010】また、定着ローラ回転用駆動源は、圧接状
態にある定着ローラを回転するものであるから大きい駆
動力を備えており、移動部位置移動手段の駆動源として
も使用した場合に、駆動力が不足ぎみになる、あるいは
駆動力が不足するために他の高出力のものに交換しなけ
ればならないといった事態を回避することができる。
【0011】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例を図1ないし図10に基
づいて以下に説明する。本実施例における電子写真装置
としてのフルカラー複写機(以下、単に複写機と称す
る)は、図2に示すように、複写機本体1とこの複写機
本体1の下に設けられた反転再送ユニット2とを備えて
いる。
【0012】複写機本体1は、図3に示すように、上面
部に硬質の透明ガラスからなる原稿載置台3を有し、こ
の原稿載置台3の下に露光光学系部4を備えている。こ
の露光光学系部4は、原稿載置台3上に載置された原稿
(図示せず)を光を照射しながら走査するランプユニッ
ト5と、原稿からの反射光を感光体8に導く複数の反射
鏡6…と、上記の反射光の光路中に配されたレンズユニ
ット7とを有している。
【0013】感光体8の外周には、感光体8の表面を所
定電位に帯電させる帯電チャージャ9が設けられ、さら
に、この帯電チャージャ9から感光体8の回転方向に向
かって、像間イレーサ(図示せず)、ブラック現像槽1
0、イエロー現像槽11、マゼンタ現像槽12、シアン
現像槽13、中間転写装置14、クリーニング装置15
および除電装置16がこの順に配されている。
【0014】上記の中間転写装置14は、転写ベルト1
7、この転写ベルト17を支持するローラ18・19・
20、転写ベルト17を感光体8に圧接させ、感光体8
表面に形成されたトナー像を転写ベルト17に転写させ
る第1転写ローラ21、用紙へのトナー像の転写時にロ
ーラ20に圧接され、転写ベルト17表面のトナー像を
用紙上に転写させる第2転写ローラ22、および転写ベ
ルト17表面の残留トナーを除去するクリーニング装置
23を備えている。
【0015】上記の中間転写装置14に対する給紙側に
は、用紙を所定のタイミングで中間転写装置14に供給
するレジストローラ24、給紙カセット25および給紙
トレイ26が設けられ、これら給紙カセット25および
給紙トレイ26付近には、給紙ローラ27・27および
搬送ローラ28等が設けられている。
【0016】中間転写装置14からの出紙方向には、用
紙を搬送するシート搬送装置としてのサクションユニッ
ト100、定着装置200、切換えゲート29、排紙ロ
ーラ30および排紙トレイ31が設けられている。上記
の切換えゲート29は、定着装置200から出紙された
用紙の搬送方向を排紙ローラ30方向と下方の搬送路3
2方向とに切り換えるようになっている。
【0017】上記の搬送路32は、図2に示すように、
反転再送ユニット2の中間トレイ33まで延びており、
定着装置200にて処理された用紙を搬送し、この用紙
をトナー像の形成された面を上に向けて中間トレイ33
上に排出するようになっている。中間トレイ33には搬
送路32によって送られて来た用紙が積載され、この用
紙は、給紙ローラ34によって、搬送路35へ送出され
るようになっている。搬送路35は、中間トレイ33か
ら送出された用紙を反転させてレジストローラ24へ搬
送するようになっている。
【0018】上記のサクションユニット100は、図1
に示すように、2本の搬送ベルト101・101が入紙
側の駆動軸102と出紙側の従動軸103とによって支
持され、駆動軸102が後述のベルト駆動モータ252
から伝達される動力によって回転することにより、用紙
の搬送方向であるD方向へ周回移動するようになってい
る。上記の駆動軸102は背面板104および前面板1
05によって回転自在に支持され、従動軸103はサク
ションプレート106の出紙側端部に回転自在に支持さ
れている。サクションプレート106は駆動軸102側
を中心として上下動自在に取り付けられ、その下面に
は、内部に吸引ファンを有するサクションケース107
が設けられている。サクションプレート106における
搬送ベルト101・101間には開口部106aが形成
され、この開口部106aからは、前記の転写ベルト1
7からの用紙の剥離の検出、および搬送ベルト101・
101上における紙詰り、即ちジャムの検出を行う用紙
センサ108のロッド部108aが突出している。
【0019】また、上記のサクションケース107の下
方には、背面板104と前面板105とに回転自在に支
持されてカム軸109が設けられ、このカム軸109に
おけるサクションケース107下面との対応部位には、
同一方向へ偏心した2個の偏心カム110・110が設
けられている。背面板104におけるカム軸109の近
傍部位にはアイドル軸111が設けられ、このアイドル
軸111および駆動軸102に設けられた両スプロケッ
ト112・113間にはタイミングベルト114が掛け
られている。また、アイドル軸111に設けられたギヤ
115はカム軸109に設けられたスプリングクラッチ
116の入力ギヤ116cと噛み合っている。これによ
り、駆動軸102の回転が、スプロケット113、タイ
ミングベルト114、スプロケット112、アイドル軸
111、ギヤ115およびスプリングクラッチ116を
介してカム軸109に伝達され、偏心カム110・11
0によりサクションケース107の下面が押され、シー
ト搬送移動部121が上下動するようになっている。
尚、このシート搬送移動部121は、サクションプレー
ト106および搬送ベルト101・101等の上下動す
る部分からなるものである。
【0020】そして、上記の駆動軸102、スプロケッ
ト113、タイミングベルト114、スプロケット11
2、アイドル軸111、ギヤ115、スプリングクラッ
チ116、カム軸109、偏心カム110・110、ソ
レノイド117および後述の制御装置251により、移
動部位置移動手段としての移動部位置移動機構255が
構成されている。従って、この移動部位置移動機構25
5は、シート搬送用駆動源としてのベルト駆動モータ2
52を駆動源としている。
【0021】尚、上記の偏心カム110は、カム軸10
9がサクションプレート106の回転中心寄りに設けら
れている方が、より径を小さくして小型化することがで
きる。また、定着装置200の中ヒートローラ202に
加える駆動力をタイミングベルトを介してサクションプ
レート106を回転中心で支持する支持軸に加えること
により、サクションプレート106を上下動させること
も考えられるが、この場合には、上記のタイミンクベル
トよる駆動伝達距離が長くなるので、その途中に中継機
構を設けなければならず、構造が複雑でコストアップと
なる。
【0022】また、スプリングクラッチ116は、図4
および図5に示すように、2個の係止突部116a・1
16bを180°おいた位置に有し、これら係止突部1
16a・116bに対してソレノイド117の作動部1
17aが係脱可能となっている。スプリングクラッチ1
16は、作動部117aが係止突部116a・116b
と係合するとき、内部のスプリングが開放され、カム軸
109に駆動が伝わらないようになっている。そして、
上記の作動部117aが、図4に示すように、係止突部
116bと係合したとき、偏心カム110の最小偏心部
がサクションケース107と当接することによってシー
ト搬送移動部121が第2定着部シート搬送位置として
の下方位置へ移動する一方、作動部117aが、図5に
示すように、係止突部116aと係合したとき、偏心カ
ム110の最大偏心部がサクションケース107と当接
することによってシート搬送移動部121が第1定着部
シート搬送位置としての上方位置へ移動するように設定
されている。尚、この上方位置は、後述する定着装置2
00における第1定着部としての上定着部に用紙を搬送
可能な位置であり、下方位置は、定着装置200におけ
る第2定着部としての下定着部に用紙を搬送可能な位置
である。
【0023】また、シート搬送移動部121の下方に
は、搬送ベルト101・101が上方位置および下方位
置へ移動した状態を検出するためのマイクロスイッチか
らなるベルト位置センサ118が設けられている。
【0024】定着装置200は、図6に示すように、上
下方向に各々平行に設けられた第1定着ローラである上
ヒートローラ201と第2定着ローラである中ヒートロ
ーラ202と第3定着ローラである下ヒートローラ20
3とを備えている。上ヒートローラ201と中ヒートロ
ーラ202、および中ヒートローラ202と下ヒートロ
ーラ203は圧接され、上ヒートローラ201と中ヒー
トローラ202との圧接部に形成される上定着部はフル
カラーコピーの際の定着部となり、中ヒートローラ20
2と下ヒートローラ203との圧接部に形成される下定
着部は白黒コピーの際の定着部となっている。従って、
表層部が、上ヒートローラ201はシリコンゴム、中ヒ
ートローラ202はテフロン、下ヒートローラ203は
シリコンゴムその他の適当なゴムによってそれぞれ形成
されている。尚、上ヒートローラ201の表面は、フル
カラー画像を得るための3層のトナー像に対して高い離
型性を得るため、非常に滑らかな面となっている。
【0025】各ヒートローラ201〜203は中空状で
あり、この中空部には加熱用のヒータランプ204がそ
れぞれ設けられている。上ないし下ヒートローラ201
〜203の周りには、その表面温度を検出するサーミス
タ205、ヒータランプ204の回路に組み込まれた過
熱防止用のサーモスタット(図示せず)、およびヒート
ローラ201〜203の表面に付着したトナー等を除去
するクリーニングローラ206が設けられている。ま
た、中および下ヒートローラ202・203の周りに
は、ローラ表面から用紙を剥離させる剥離爪207が設
けられる一方、上ヒートローラ201の周りには、シリ
コンオイルを含浸しているオイル塗布ローラ208が設
けられている。このオイル塗布ローラ208は、上ヒー
トローラ201の表面にシリコンオイルを塗布し、ヒー
トローラ表面へのカラートナーの付着、即ちオフセット
を防止してカラートナー像の剥離性を確保するととも
に、フルカラーコピー画像に艶を付与するためのもので
ある。オイル塗布ローラ208は支軸209を中心に回
転するローラホルダ210の一端部に取り付けられ、ロ
ーラホルダ210の他端部に設けられた偏心カム211
と図示しない引張ばねとからなる機構により、上定着部
が使用されるときには、上ヒートローラ201に圧接さ
れるようになっている。また、偏心カム211は、図1
4に示すオイル塗布ローラカム駆動機構254により駆
動されるようになっている。
【0026】上記の上ないし下ヒートローラ201〜2
03の回転は、中ヒートローラ202が駆動、上および
下ヒートローラ201・203が従動となっており、中
ヒートローラ202は、図7に示すヒートローラ駆動機
構245に駆動され、使用される定着部に応じて正逆転
するようになっている。
【0027】ヒートローラ駆動機構245は、後述のヒ
ートローラ駆動モータ253から駆動力が伝達される入
力軸231に入力ギヤ232を有し、この入力ギヤ23
2と中ヒートローラ202に設けられたギヤ238との
間に、ギヤ233〜237を有している。ギヤ234〜
236は、図8および図9にも示すように、ギヤ233
を中心として回転するギヤ支持板239により回転自在
に支持され、ギヤ234・235は上記ギヤ233と常
時噛み合っている。上記のギヤ支持板239には操作突
部239aが形成され、この操作突部239aにはソレ
ノイド240のロッド部240aが連結されている。
【0028】上記のソレノイド240は、下定着部が使
用されるとき、即ち白黒コピーが行われるとき、図8に
示すように、ロッド部240aが進出するように制御さ
れる。この場合、ギヤ支持板239が時計回り方向へ回
転して、ギヤ234がギヤ237と噛み合い、ギヤ23
6がギヤ237から離れる。従って、時計回り方向への
入力ギヤ232の回転が、ギヤ233・234・237
・238を介して中ヒートローラ202へ伝達され、中
ヒートローラ202が時計回り方向へ回転するとともに
下ヒートローラ203が反時計回り方向へ回転し、両ヒ
ートローラ202・203間の用紙が排紙ローラ30方
向へ送出される。また、ソレノイド240は、上定着部
が使用されるとき、即ちフルカラーコピーが行われると
き、図9に示すように、ロッド部240aが退行するよ
うに制御される。この場合、ギヤ支持板239が反時計
回り方向へ回転して、ギヤ236がギヤ237と噛み合
い、ギヤ234がギヤ237から離れる。従って、時計
回り方向への入力ギヤ232の回転が、ギヤ233・2
35・236・237・238を介して中ヒートローラ
202へ伝達され、中ヒートローラ202が反時計回り
方向へ回転するとともに上ヒートローラ201が時計回
り方向へ回転し、両ヒートローラ202・201間の用
紙が排紙ローラ30方向へ送出される。
【0029】また、本複写機は、図14に示すように、
サクションユニット100および定着装置200を制御
するための例えばマイクロコンピュータからなる制御装
置251を備えている。この制御装置251は、前記の
ベルト位置センサ118およびその他、各種入力キー等
からの入力等に基づいて、後述のように、ヒートローラ
駆動モータ253、ベルト駆動モータ252、ソレノイ
ド240・117、およびヒータランプ204、オイル
塗布ローラカム駆動機構254等の作動を制御するよう
になっている。尚、上記のオイル塗布ローラカム駆動機
構254は、例えば、サクションユニット100におけ
る偏心カム110の駆動機構と同様の構成となってい
る。
【0030】上記の構成において、先ず、複写機におけ
るフルカラーコピー動作について説明する。フルカラー
コピー選択キー(図示せず)がONされた後、コピース
タートボタン(図示せず)がONされると、制御装置2
51の制御により、ヒートローラ駆動機構245におい
ては、図9に示すように、ソレノイド240のロッド部
240aが退行し、ギヤ236がギヤ237と噛み合う
一方、ギヤ234がギヤ237から離れる。従って、時
計回り方向への入力ギヤ232の回転により、中ヒート
ローラ202が反時計回り方向へ回転し、上ヒートロー
ラ201が時計回り方向へ回転する。また、オイル塗布
ローラ208が上ヒートローラ201に圧接される。
【0031】また、サクションユニット100において
は、図5に示すように、スプリングクラッチ116の係
止突部116aにソレノイド117の作動部117aが
係合する。従って、偏心カム110の最大偏心部により
シート搬送移動部121が上方へ駆動されて上方位置に
保持される。この状態は、ベルト位置センサ118のO
FF動作によって検出される。
【0032】その後、図3に示すように、B方向へ回転
する感光体8の表面が帯電チャージャ9により均一に帯
電され、露光光学系部4により原稿載置台3上の原稿に
対する一回目の走査が行われる。原稿からの反射光は、
ブルーの色分解フィルタ(図示せず)およびスリット
(図示せず)を介して、帯電チャージャ9と像間イレー
サ(図示せず)との間における感光体8表面の露光ポイ
ントに照射され、感光体8が露光されて静電潜像が形成
される。次に、感光体8における非画像領域の電位が像
間イレーサによって除去され、その後、上記の静電潜像
がイエロー現像槽11によって現像され、イエロートナ
ー像が形成される。
【0033】次に、感光体8表面のイエロートナー像
は、C方向へ周回移動する転写ベルト17に、マイナス
の高電圧が印加された第1転写ローラ21により転写さ
れる。尚、感光体8表面の残留トナーはクリーニング装
置15によって除去され、感光体8表面の残留電位は除
電装置16によって除去される。
【0034】上記の一連の動作が終了すると、帯電チャ
ージャ9により再度感光体8が帯電され、原稿に対して
露光光学系部4による2回目の走査が行われる。この場
合には、グリーンの色分解フィルタが使用され、感光体
8に形成された静電潜像は、マゼンタ現像槽12のマゼ
ンタトナーによって現像される。これによって形成され
た感光体8表面のマゼンタトナー像は、第1転写ローラ
21により、転写ベルト17上における先のイエロート
ナー像上に重ねて転写される。その後、同様にして、レ
ッドの色分解フィルタを使用しての露光光学系部4によ
る3回目の走査が行われ、シアン現像槽13のシアント
ナーでの現像により、感光体8にシアントナー像が形成
される。このシアントナー像は転写ベルト17における
マゼンタトナー像上に転写される。
【0035】次に、これまでの動作において転写ベルト
17と離間していた第2転写ローラ22が転写ベルト1
7に圧接され、第2転写ローラ22に転写ベルト17の
表面電位よりも高いマイナス電圧が印加されることによ
り、給紙カセット25または給紙トレイ26からレジス
トローラ24を介して搬送されて来た用紙に、転写ベル
ト17上における3層のトナー像が転写される。
【0036】トナー像が転写された上記の用紙は、サク
ションユニット100の搬送ベルト101・101によ
り、上ヒートローラ201と中ヒートローラ202との
圧接部に形成される上定着部に搬送される。上定着部に
おいては、用紙上の3層のカラートナー像が、上および
中ヒートローラ201・202により加熱されて溶融
し、用紙上に定着される。このとき、上ヒートローラ2
01にはオイル塗布ローラ208からシリコンオイルが
供給されているので、上ヒートローラ201へのトナー
像のオフセットが防止されるとともに、用紙上のフルカ
ラートナー像に光沢が付与される。
【0037】次に、定着装置200から出紙された用紙
は、排紙ローラ30によって排紙トレイ31上に排出さ
れる。
【0038】次に、本複写機における白黒複写動作につ
いて説明する。上記のフルカラーコピー可能な状態から
白黒コピー選択キー(図示せず)がONされた後、コピ
ースタートボタンがONされると、制御装置251の制
御により、ヒートローラ駆動機構245においては、図
8に示すように、ソレノイド240のロッド部240a
が進出し、ギヤ234がギヤ237と噛み合う一方、ギ
ヤ236がギヤ237から離れる。従って、時計回り方
向への入力ギヤ232の回転により、中ヒートローラ2
02が時計回り方向へ回転し、下ヒートローラ203が
反時計回り方向へ回転する。また、オイル塗布ローラ2
08は上ヒートローラ201と離間する。
【0039】また、サクションユニット100において
は、図5に示す状態から、スプリングクラッチ116の
係止突部116aに対するソレノイド117の作動部1
17aの係合が解除され、その後、図4に示すように、
係止突部116bに上記の作動部117aが係合する。
従って、シート搬送移動部121が下方へ回転して下方
位置に保持される。
【0040】その後、感光体8の表面が帯電チャージャ
9により均一に帯電され、露光光学系部4により原稿載
置台3上の原稿に対する走査が行われる。原稿からの反
射光は、色分解フィルタおよびスリットを通さずに、露
光光学系部4に導かれて感光体8に照射され、感光体8
に静電潜像が形成される。その後、上記の静電潜像がブ
ラック現像槽10によって現像され、これによって形成
されたブラックトナー像は、転写ベルト17に転写さ
れ、さらに用紙に転写される。
【0041】トナー像が転写された上記の用紙は、サク
ションユニット100の搬送ベルト101・101によ
り中ヒートローラ202と下ヒートローラ203との圧
接部に形成される下定着部に搬送され、トナー像が用紙
上に定着される。
【0042】ここで、片面複写の場合には、切換えゲー
ト29が用紙を排紙ローラ30方向へ導くように作動し
ており、定着装置200から出紙された用紙は、排紙ロ
ーラ30により排紙トレイ31上へ排出される。
【0043】一方、両面複写の場合には、切換えゲート
29が用紙を搬送路32方向へ導くように作動してお
り、排紙ローラ30から排出された用紙は、搬送路32
により中間トレイ33上に排出される。その後、中間ト
レイ33上の用紙は、給紙ローラ34により搬送路35
へ送出され、この搬送路35により反転させられてレジ
ストローラ24に達する。
【0044】次に、感光体8の表面が帯電チャージャ9
により再度帯電され、露光光学系部4により原稿載置台
3上に裏返しに配された原稿に対する走査が行われる。
次に、前述の場合と同様の動作によって、用紙の裏面に
トナー像が転写され、このトナー像が下定着部にて用紙
上に定着される。その後、用紙が、切換えゲート29に
より排紙ローラ30方向へ導かれ、排紙ローラ30によ
り排紙トレイ31上に排出される。
【0045】上記のように、本複写機では、ベルト駆動
モータ252を駆動源とする移動部位置移動機構255
によりサクションユニット100のシート搬送移動部1
21を上方位置と下方位置とに移動させているので、こ
のシート搬送移動部121専用の独立した駆動源が不要
となり、ソレノイド等によってシート搬送移動部を移動
させる構成と比較して、小型かつ低コストのものとなっ
ている。
【0046】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図1、
図8、図9、図11ないし図13に基づいて以下に説明
する。尚、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した
手段と同一の機能を有する手段には同一の符号を付記
し、その説明を省略する。
【0047】本実施例の複写機は、図3に示した複写機
本体1において、サクションユニット100および定着
装置200に代えて、図11および図12に示すシート
搬送装置としてのサクションユニット300および定着
装置400を備えたものとなっている。サクションユニ
ット300は、図1に示したサクションユニット100
において、移動部位置移動機構255に代えて移動部位
置移動手段としての移動部位置移動機構301を備えた
ものであり、他の構成はサクションユニット100と同
一である。
【0048】上記の移動部位置移動機構301は、図1
1および図12に示すように、中ヒートローラ202に
設けられた図8および図9に示すギヤ238、アイドル
ギヤ302、入力信号のON/OFFによって駆動力の
伝達および遮断を行う電磁クラッチ303、ラックギヤ
304、移動部保持装置305、上方位置センサ31
3、下方位置センサ314および後述の制御装置403
から構成されている。アイドルギヤ302はギヤ238
および電磁クラッチ303の入力ギヤ303aと噛み合
い、電磁クラッチ303の出力ギヤ303bはラックギ
ヤ304と噛み合っている。ラックギヤ304は、サク
ションユニット300の駆動軸102を中心とする円弧
状に形成され、下端部がサクションユニット300のシ
ート搬送移動部121における出紙側の端部と連結され
ている。従って、中ヒートローラ202の時計回り方向
への回転により、シート搬送移動部121が下方へ移動
する一方、中ヒートローラ202の反時計回り方向への
回転により、シート搬送移動部121が上方へ移動する
ようになっている。
【0049】上記の移動部保持装置305は、支軸30
7を中心に回転自在に設けられたロックアーム308、
ロックアーム308の一端部に連結され、ロックアーム
308が反時計回り方向へ回転するように引っ張る引張
りばね309、引張りばね309の引張力に抗してロッ
クアーム308を時計回り方向へ回転させるソレノイド
310、および上記のシート搬送移動部121に設けら
れ、シート搬送移動部121が上方位置へ移動したとき
にロックアーム308のロック爪部308aが係合する
ロックピン311を備えている。さらに、移動部保持装
置305は、下方へのシート搬送移動部121の回転を
規制し、シート搬送移動部121を下方位置に保持する
下方位置係止部材312、上方位置へのシート搬送移動
部121の到達を検出する上方位置センサ313、およ
び下方位置へのシート搬送移動部121の到達を検出す
下方位置センサ314を備えている。
【0050】定着装置400は、図11および図12に
示すように、中ヒートローラ202が固定位置に設けら
れ、上ヒートローラ201と下ヒートローラ203とが
ローラ支持基体401に設けられている。このローラ支
持基体401は、後述の支持基体駆動機構402に駆動
されて上下動を行い、下ヒートローラ203が中ヒート
ローラ202に圧接される下定着部位置と、上ヒートロ
ーラ201が中ヒートローラ202に圧接される上定着
部位置とに移動するようになっている。
【0051】また、上ないし下ヒートローラ201〜2
03の回転は、前記の定着装置200と同様、中ヒート
ローラ202が駆動、上および下ヒートローラ201・
203が従動となっており、中ヒートローラ202は、
図7に示すヒートローラ駆動機構245に駆動され、使
用される定着部に応じて正逆転するようになっている。
他の構成は、前記の定着装置200と同一である。
【0052】また、本複写機は、図13に示すように、
サクションユニット300および定着装置400を制御
するための制御装置403を備えている。制御装置40
3は、上方位置センサ313、下方位置センサ314お
よびその他、各種入力キー等からの入力等に基づいて、
後述のように、定着ローラ回転用駆動源としてのヒート
ローラ駆動モータ253、ベルト駆動モータ252、ソ
レノイド240・310、およびヒータランプ204、
オイル塗布ローラカム駆動機構254、支持基体駆動機
構402等の作動を制御するようになっている。
【0053】上記の構成において、フルカラーコピーの
際に、フルカラーコピー選択キーがONされた後、コピ
ースタートボタンがONされると、制御装置403の制
御により、図12に示すように、支持基体駆動機構40
2に駆動されてローラ支持基体401が上定着部位置に
移動し、上ヒートローラ201が中ヒートローラ202
に圧接されてフルカラーコピー用の上定着部が形成され
る。また、中ヒートローラ202が反時計回り方向へ回
転し、これに伴って上ヒートローラ201が時計回り方
向へ回転する。
【0054】さらに、上記の中ヒートローラ202の回
転に伴って、接続状態になっている電磁クラッチ303
の出力ギヤ303bが反時計回り方向へ回転し、ラック
ギヤ304が上方へ移動することにより、シート搬送移
動部121が上方へ回転する。そして、シート搬送移動
部121が上方位置に達したときに、この状態が上方位
置センサ313によって検出され、電磁クラッチ303
が遮断される。また、シート搬送移動部121が上方位
置へ移動する過程において、ソレノイド310はOFF
になっており、ロックアーム308はそのロック爪部3
08aの案内斜面308cがロックピン311にて押さ
れることにより時計回り方向へ回転する。その後、シー
ト搬送移動部121が上方位置に達すると、ロックピン
311が案内斜面308cから外れてロックアーム30
8が反時計回り方向へ回転し、ロック爪部308aがロ
ックピン311と係合する。これにより、シート搬送移
動部121が上方位置に保持される。その後、フルカラ
ーコピー動作が行われる。
【0055】次に、上記のフルカラーコピー可能な状態
から白黒コピー選択キーがONされた後、コピースター
トボタンがONされると、制御装置403の制御によ
り、図11に示すように、支持基体駆動機構402に駆
動されてローラ支持基体401が下定着部位置に移動
し、下ヒートローラ203が中ヒートローラ202に圧
接されて白黒コピー用の下定着部が形成される。また、
ソレノイド310がONとなり、ロックアーム308が
ソレノイド310に駆動されて時計回り方向へ回転し、
ロック爪部308aとロックピン311との係合が解除
される。また、中ヒートローラ202が時計回り方向へ
回転し、これに伴って下ヒートローラ203が反時計回
り方向へ回転する。上記の中ヒートローラ202の回転
に伴って、接続状態になっている電磁クラッチ303の
出力ギヤ303bが時計回り方向へ回転し、ラックギヤ
304が下方へ移動することにより、シート搬送移動部
121が下方へ回転する。そして、シート搬送移動部1
21が下方位置に達したときに、この状態が下方位置セ
ンサ314によって検出され、電磁クラッチ303が遮
断され、ソレノイド310がOFFにされる。ソレノイ
ド310がOFFになると、ロックアーム308は図1
2に示す状態に復帰する。また、下方位置に達したシー
ト搬送移動部121は、下方位置係止部材312により
その位置に保持される。その後、白黒コピー動作が行わ
れる。
【0056】上記のように、本複写機では、ヒートロー
ラ駆動モータ253を駆動源とする移動部位置移動機構
301によりサクションユニット100のシート搬送移
動部121を上方位置と下方位置とに移動させているの
で、実施例1の構成と同様、このシート搬送移動部12
1専用の独立した駆動源が不要となり、ソレノイド等に
よってシート搬送移動部121を移動させる構成と比較
して、小型かつ低コストのものとなっている。
【0057】また、移動部位置移動機構301の駆動源
となるヒートローラ駆動モータ253は、上または下ヒ
ートローラ201・203が圧接された状態で中ヒート
ローラ202を回転させるものであるため、高出力のも
のとなっている。従って、移動部位置移動機構301の
駆動源としても使用した場合、駆動力が不足ぎみにな
る、あるいは駆動力が不足するために他の高出力のもの
に交換しなければならないといった事態を回避すること
ができる。
【0058】さらに、フルカラーコピーと白黒コピーと
に移行する際のシート搬送移動部121の移動方向は、
そのときの中ヒートローラ202の回転方向に依存する
ものとなっているので、シート搬送移動部121の移動
の際の誤動作が生じ難くなっている。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明の電子写真装置は、以上
のように、シート搬送装置は、シートを第1定着部に搬
送する第1定着部シート搬送位置と第2定着部に搬送す
る第2定着部シート搬送位置とに移動自在に設けられた
シート搬送移動部と、シート搬送装置におけるシート搬
送用駆動源を駆動源とし、シート搬送移動部を第1定着
部シート搬送位置と第2定着部シート搬送位置とに移動
させる移動部位置移動手段とを備えている構成である。
【0060】これによリ、シート搬送移動部を移動させ
るための専用の駆動源が不要となり、小型化およびコス
トダウンが可能であるという効果を奏する。
【0061】請求項2の発明の電子写真装置は、以上の
ように、請求項1の発明の電子写真装置において、シー
ト搬送用駆動源を駆動源する移動部位置移動手段に代え
て、定着装置における定着ローラ回転用駆動源を駆動源
とし、シート搬送移動部を第1定着部シート搬送位置と
第2定着部シート搬送位置とに移動させる移動部位置移
動手段を備えている構成である。
【0062】これにより、請求項1の発明の効果に加え
て、駆動源の駆動力が不足ぎみになる、あるいは駆動力
が不足するために駆動源を他の高出力のものに交換しな
ければならないといった事態を回避することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、サクシ
ョンユニットの、シート搬送移動部が上方位置に保持さ
れている状態を示す斜視図である。
【図2】上記のサクションユニットを備えている複写機
の全体構成図である。
【図3】図2に示した複写機本体の拡大図である。
【図4】上記のサクションユニットの、シート搬送移動
部が下方位置に保持されている状態を示す概略の正面図
である。
【図5】上記のサクションユニットの、シート搬送移動
部が上方位置に保持されている状態を示す概略の正面図
である。
【図6】図3に示した定着装置付近の構成を示す拡大図
である。
【図7】上記の定着装置におけるヒートローラ駆動機構
を示す概略の斜視図である。
【図8】白黒コピー時における上記のヒートローラ駆動
機構の動作を示す概略の正面図である。
【図9】フルカラーコピー時における上記のヒートロー
ラ駆動機構の動作を示す概略の正面図である。
【図10】図2に示した複写機が備える制御系の要部の
構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の他の実施例を示すものであって、白
黒コピー時におけるサクションユニットと定着装置とを
示す概略の正面図である。
【図12】図11に示した構成におけるフルカラーコピ
ー時の状態を示す概略の正面図である。
【図13】上記のサクションユニットおよび定着装置を
備える複写機の制御系の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図14】従来の複写機を示す全体構成図である。
【符号の説明】
100 サクションユニット(シート搬送装置) 121 シート搬送移動部 200 定着装置 201 上ヒートローラ(第1定着ローラ) 202 中ヒートローラ(第2定着ローラ) 203 下ヒートローラ(第3定着ローラ) 251 制御装置 252 ベルト駆動モータ(シート搬送用駆動源) 253 ヒートローラ駆動モータ(定着ローラ回転用
駆動源) 255 移動部位置移動機構(移動部位置移動手段) 300 サクションユニット(シート搬送装置) 301 移動部位置移動機構(移動部位置移動手段) 400 定着装置 401 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 康年 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 増田 佳昭 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 松田 英男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 扇田 利樹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−191979(JP,A) 特開 昭51−98036(JP,A) 特開 平2−163783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ないし第3の3個の定着ローラを有
    し、第1定着ローラと第2定着ローラとの圧接部に第1
    定着部が形成され、第2定着ローラと第3定着ローラと
    の圧接部に第2定着部が形成され、各定着部に搬送され
    たシートを定着ローラの回転によって排出方向へ送り出
    す定着装置と、この定着装置に未定着のトナー像が形成
    されたシートを搬送するシート搬送装置とを備えた電子
    写真装置において、 上記のシート搬送装置は、シートを第1定着部に搬送す
    る第1定着部シート搬送位置と第2定着部に搬送する第
    2定着部シート搬送位置とに移動自在に設けられたシー
    ト搬送移動部と、シート搬送装置におけるシート搬送用
    駆動源を駆動源とし、シート搬送移動部を第1定着部シ
    ート搬送位置と第2定着部シート搬送位置とに移動させ
    る移動部位置移動手段とを備えていることを特徴とする
    電子写真装置。
  2. 【請求項2】第1ないし第3の3個の定着ローラを有
    し、第1定着ローラと第2定着ローラとの圧接部に第1
    定着部が形成され、第2定着ローラと第3定着ローラと
    の圧接部に第2定着部が形成され、各定着部に搬送され
    たシートを定着ローラの回転によって排出方向へ送り出
    す定着装置と、この定着装置に未定着のトナー像が形成
    されたシートを搬送するシート搬送装置とを備えた電子
    写真装置において、 上記のシート搬送装置は、シートを第1定着部に搬送す
    る第1定着部シート搬送位置と第2定着部に搬送する第
    2定着部シート搬送位置とに移動自在に設けられたシー
    ト搬送移動部と、定着装置における定着ローラ回転用駆
    動源を駆動源とし、シート搬送移動部を第1定着部シー
    ト搬送位置と第2定着部シート搬送位置とに移動させる
    移動部位置移動手段とを備えていることを特徴とする電
    子写真装置。
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