JP2002309931A - 排気ガス用浄化装置、及びこれを用いた排気ガスの浄化方法 - Google Patents
排気ガス用浄化装置、及びこれを用いた排気ガスの浄化方法Info
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- JP2002309931A JP2002309931A JP2001114862A JP2001114862A JP2002309931A JP 2002309931 A JP2002309931 A JP 2002309931A JP 2001114862 A JP2001114862 A JP 2001114862A JP 2001114862 A JP2001114862 A JP 2001114862A JP 2002309931 A JP2002309931 A JP 2002309931A
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価なコストで、短時間のうちに触媒を活性
化させることができる排気ガス用浄化装置、及びこれを
用いた排気ガスの浄化方法を提供する。 【解決手段】 エンジンから排出された排気ガス33が
流れ込む排気ガス流入管11の端部21と、この端部2
1に設けられた触媒保持容器23と、該触媒保持容器2
3内に収納保持され、排気ガス33を浄化する触媒27
と、前記触媒保持容器23を外方から覆うように触媒保
持容器23から間隔を隔てて配設された隔壁29と、こ
れらの排気ガス流入管11の端部21、触媒保持容器2
3、触媒27、及び隔壁29を収納し、排気ガス流出管
13に連通するように形成された外壁31とを備えた排
気ガス用浄化装置である。
化させることができる排気ガス用浄化装置、及びこれを
用いた排気ガスの浄化方法を提供する。 【解決手段】 エンジンから排出された排気ガス33が
流れ込む排気ガス流入管11の端部21と、この端部2
1に設けられた触媒保持容器23と、該触媒保持容器2
3内に収納保持され、排気ガス33を浄化する触媒27
と、前記触媒保持容器23を外方から覆うように触媒保
持容器23から間隔を隔てて配設された隔壁29と、こ
れらの排気ガス流入管11の端部21、触媒保持容器2
3、触媒27、及び隔壁29を収納し、排気ガス流出管
13に連通するように形成された外壁31とを備えた排
気ガス用浄化装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス用浄化装
置、及びこれを用いた排気ガスの浄化方法に関する。
置、及びこれを用いた排気ガスの浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、従来の排気ガス用
浄化装置201は、排気ガス流入管203と排気ガス流
出管205との間に触媒コンバータ207が直列的に配
列された構造となっている。この触媒コンバータ207
に収納保持された触媒209は、所定の温度以上で活性
化し、浄化性能や脱臭性能を十分に発揮するようにな
る。前記浄化装置201によれば、エンジンから排出さ
れた排気ガス211は、排気ガス流入管203を介して
触媒コンバータ207に送り込まれ、該触媒コンバータ
207を通過して浄化及び脱臭されたのち、そのまま排
気ガス流出管205に送り込まれる。
浄化装置201は、排気ガス流入管203と排気ガス流
出管205との間に触媒コンバータ207が直列的に配
列された構造となっている。この触媒コンバータ207
に収納保持された触媒209は、所定の温度以上で活性
化し、浄化性能や脱臭性能を十分に発揮するようにな
る。前記浄化装置201によれば、エンジンから排出さ
れた排気ガス211は、排気ガス流入管203を介して
触媒コンバータ207に送り込まれ、該触媒コンバータ
207を通過して浄化及び脱臭されたのち、そのまま排
気ガス流出管205に送り込まれる。
【0003】しかしながら、この浄化装置201では、
昇温した排気ガス211はそのまま下流側の排気ガス流
出管205に流れてしまうため、触媒209の全体が昇
温して所定の活性化温度に達するまでには、エンジンを
始動させてから長時間がかかった。
昇温した排気ガス211はそのまま下流側の排気ガス流
出管205に流れてしまうため、触媒209の全体が昇
温して所定の活性化温度に達するまでには、エンジンを
始動させてから長時間がかかった。
【0004】一方、従来の触媒コンバータには、ハニカ
ム等の担体に触媒成分を塗布した触媒そのものを分割し
て使用し、排気ガスの流れを途中で変えるように隔壁や
制御弁を設けているものがある。しかし、触媒は薄壁で
構成されているため、その加工は困難であり、また、触
媒の内部に隔壁を介装して二分する方法(特開平9−1
25932号)や、触媒の中心部に排気ガス流入管を配
設する方法(特開平8−296433号)、及び触媒の
端面を凹凸にする方法(特開平4−171213号)で
は、多大なコストアップを招くおそれがあった。また、
特開平9−125932号に記載された技術では、排気
ガス流入管の直径に対して、かなり大きな触媒でないと
効果が発揮できなかった。
ム等の担体に触媒成分を塗布した触媒そのものを分割し
て使用し、排気ガスの流れを途中で変えるように隔壁や
制御弁を設けているものがある。しかし、触媒は薄壁で
構成されているため、その加工は困難であり、また、触
媒の内部に隔壁を介装して二分する方法(特開平9−1
25932号)や、触媒の中心部に排気ガス流入管を配
設する方法(特開平8−296433号)、及び触媒の
端面を凹凸にする方法(特開平4−171213号)で
は、多大なコストアップを招くおそれがあった。また、
特開平9−125932号に記載された技術では、排気
ガス流入管の直径に対して、かなり大きな触媒でないと
効果が発揮できなかった。
【0005】さらに、触媒は排気ガスと直接に接触する
と共に、エンジンと直接的に接続されているため、エン
ジンの振動、排気脈動、熱膨張及び熱衝撃等に耐える必
要がある。しかし、特開平8−296433号に記載さ
れた技術のように、触媒の中心部が空洞に形成されてい
る場合や、特開平4−171213号に記載された技術
のように触媒の端面が凹凸に形成されている場合は、こ
れらの触媒を保持する構造が複雑になって、振動や排気
脈動等による耐久性の確保が困難であった。
と共に、エンジンと直接的に接続されているため、エン
ジンの振動、排気脈動、熱膨張及び熱衝撃等に耐える必
要がある。しかし、特開平8−296433号に記載さ
れた技術のように、触媒の中心部が空洞に形成されてい
る場合や、特開平4−171213号に記載された技術
のように触媒の端面が凹凸に形成されている場合は、こ
れらの触媒を保持する構造が複雑になって、振動や排気
脈動等による耐久性の確保が困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記課題を
解決し、安価なコストで、短時間のうちに触媒を活性化
させることができる排気ガス用浄化装置、及びこれを用
いた排気ガスの浄化方法を提供することを目的とする。
解決し、安価なコストで、短時間のうちに触媒を活性化
させることができる排気ガス用浄化装置、及びこれを用
いた排気ガスの浄化方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る排気ガス用
浄化装置は、前記目的を達成するため、エンジンから排
出された排気ガスが流れ込む排気ガス流入管の端部と、
この端部に設けられた触媒保持部材と、該触媒保持部材
内に収納保持され、排気ガスを浄化する触媒と、前記触
媒保持部材を外方から覆うように触媒保持部材から間隔
を隔てて配設された隔壁と、これらの排気ガス流入管の
端部、触媒保持部材、触媒、及び隔壁を収納し、排気ガ
ス流出管に連通するように形成された外壁とを備えてい
る。
浄化装置は、前記目的を達成するため、エンジンから排
出された排気ガスが流れ込む排気ガス流入管の端部と、
この端部に設けられた触媒保持部材と、該触媒保持部材
内に収納保持され、排気ガスを浄化する触媒と、前記触
媒保持部材を外方から覆うように触媒保持部材から間隔
を隔てて配設された隔壁と、これらの排気ガス流入管の
端部、触媒保持部材、触媒、及び隔壁を収納し、排気ガ
ス流出管に連通するように形成された外壁とを備えてい
る。
【0008】前記排気ガス用浄化装置によれば、エンジ
ンから排出された排気ガスは、エギゾーストマニホール
ド等を介して排気ガス流入管から触媒に流れ込む。ここ
で、触媒は所定の活性化温度に達しないと、その浄化性
能及び脱臭性能を十分に発揮しない。エンジン始動時に
おいては、まだ排気ガスの温度が低いため、この活性化
温度に到達していない。こののち、排気ガスは、触媒か
ら排出されると前記隔壁によって触媒保持部材を包み込
むように流れるため、暖かい排気ガスと、触媒保持部材
及び排気ガス流入管の端部との間で熱交換が起こり、触
媒が触媒保持部材と排気ガス流入管の端部を介して暖め
られる。このようにして、触媒の温度がどんどん上昇す
るため、短時間で触媒の活性化温度に到達することにな
り、エンジンを始動させてからすぐに浄化性能及び脱臭
性能を十分に発揮するようになる。なお、前記隔壁の内
面側に断熱材を配設すれば、更に効果的に触媒の温度を
上昇させることができる。
ンから排出された排気ガスは、エギゾーストマニホール
ド等を介して排気ガス流入管から触媒に流れ込む。ここ
で、触媒は所定の活性化温度に達しないと、その浄化性
能及び脱臭性能を十分に発揮しない。エンジン始動時に
おいては、まだ排気ガスの温度が低いため、この活性化
温度に到達していない。こののち、排気ガスは、触媒か
ら排出されると前記隔壁によって触媒保持部材を包み込
むように流れるため、暖かい排気ガスと、触媒保持部材
及び排気ガス流入管の端部との間で熱交換が起こり、触
媒が触媒保持部材と排気ガス流入管の端部を介して暖め
られる。このようにして、触媒の温度がどんどん上昇す
るため、短時間で触媒の活性化温度に到達することにな
り、エンジンを始動させてからすぐに浄化性能及び脱臭
性能を十分に発揮するようになる。なお、前記隔壁の内
面側に断熱材を配設すれば、更に効果的に触媒の温度を
上昇させることができる。
【0009】また、本発明に係る排気ガス用浄化装置の
一態様では、前記排気ガス流入管の外径と触媒保持部材
の外径とを略同一寸法に形成している。前記したよう
に、本発明によれば、触媒機能を向上させることができ
るため、触媒保持部材の外径を従来よりも小さく抑える
ことができる。よって、隔壁を設けても、外壁の外径を
従来とほぼ同じ寸法に形成することができるため、周囲
の部品等の配置を変えなくても、従来と同じ部位に設置
することができる。
一態様では、前記排気ガス流入管の外径と触媒保持部材
の外径とを略同一寸法に形成している。前記したよう
に、本発明によれば、触媒機能を向上させることができ
るため、触媒保持部材の外径を従来よりも小さく抑える
ことができる。よって、隔壁を設けても、外壁の外径を
従来とほぼ同じ寸法に形成することができるため、周囲
の部品等の配置を変えなくても、従来と同じ部位に設置
することができる。
【0010】さらに、本発明に係る排気ガス用浄化装置
は、エンジンから排出された排気ガスが流れ込む排気ガ
ス流入管の端部と、この端部に設けられた触媒保持部材
と、該触媒保持部材内に収納保持され、排気ガスを浄化
する触媒と、前記触媒保持部材から車幅方向(左右方
向)に間隔を隔てて配設された排気ガス流出管の端部
と、これらの排気ガス流入管の端部、触媒保持部材、触
媒、及び排気ガス流出管の端部を収納した外壁と、該外
壁内の空間を排気ガス流入管側と排気ガス流出管側とに
隔てて形成し、双方の空間を連通する開口部が設けられ
た縦壁とを備えている。前記浄化装置によれば、排気ガ
ス流入管と排気ガス流出管とを左右に並設しているた
め、上下方向の高さが小さい。よって、自動車のアンダ
ーフロアなどのようにスペースに制約がある部位にも好
適に配設することができる。
は、エンジンから排出された排気ガスが流れ込む排気ガ
ス流入管の端部と、この端部に設けられた触媒保持部材
と、該触媒保持部材内に収納保持され、排気ガスを浄化
する触媒と、前記触媒保持部材から車幅方向(左右方
向)に間隔を隔てて配設された排気ガス流出管の端部
と、これらの排気ガス流入管の端部、触媒保持部材、触
媒、及び排気ガス流出管の端部を収納した外壁と、該外
壁内の空間を排気ガス流入管側と排気ガス流出管側とに
隔てて形成し、双方の空間を連通する開口部が設けられ
た縦壁とを備えている。前記浄化装置によれば、排気ガ
ス流入管と排気ガス流出管とを左右に並設しているた
め、上下方向の高さが小さい。よって、自動車のアンダ
ーフロアなどのようにスペースに制約がある部位にも好
適に配設することができる。
【0011】さらに、本発明に係る排気ガス用浄化装置
の一態様では、前記排気ガス流入管側の空間を形成する
縦壁及び外壁の内面側に断熱材を設けている。この浄化
装置では、断熱材を配設しているため、触媒保持部材か
ら排出された排気ガスによって触媒の熱交換を更に効率
よく行うことができる。
の一態様では、前記排気ガス流入管側の空間を形成する
縦壁及び外壁の内面側に断熱材を設けている。この浄化
装置では、断熱材を配設しているため、触媒保持部材か
ら排出された排気ガスによって触媒の熱交換を更に効率
よく行うことができる。
【0012】なお、本発明に係る排気ガスの浄化方法
は、前述した本発明の浄化装置を用い、排気ガス流入管
を介して触媒から排出された排気ガスを、触媒保持部材
と排気ガス流入管の端部とを包み込むように流し、この
のち、排気ガス流出管に流している。この浄化方法によ
れば、前述したように、触媒から排出された排気ガスに
よって触媒が熱せられ、触媒の温度がどんどん上昇する
ため、短時間で触媒の活性化温度に到達することにな
り、エンジンを始動させてからすぐに浄化性能及び脱臭
性能を十分に発揮するようになる。
は、前述した本発明の浄化装置を用い、排気ガス流入管
を介して触媒から排出された排気ガスを、触媒保持部材
と排気ガス流入管の端部とを包み込むように流し、この
のち、排気ガス流出管に流している。この浄化方法によ
れば、前述したように、触媒から排出された排気ガスに
よって触媒が熱せられ、触媒の温度がどんどん上昇する
ため、短時間で触媒の活性化温度に到達することにな
り、エンジンを始動させてからすぐに浄化性能及び脱臭
性能を十分に発揮するようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係る排気ガス用浄化装置1が配設された排
気ガス系統3の一形態を示す斜視図である。この排気ガ
ス系統3においては、エギゾーストマニホールド5、エ
ギゾーストパイプ7、マフラー9が直列に接続されてお
り、エギゾーストパイプ7は、排気ガス流入管11、浄
化装置1、排気ガス流出管13から構成され、マフラー
9の後部にはテールパイプ15が取り付けられている。
図外のエンジンから排出された排気ガスは、エギゾース
トマニホールド5と排気ガス流入管11を介して浄化装
置1に入り、該浄化装置1内で浄化及び脱臭され、排気
ガス流出管13、マフラー9を介してテールパイプ15
から外気に放出される。
いて、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係る排気ガス用浄化装置1が配設された排
気ガス系統3の一形態を示す斜視図である。この排気ガ
ス系統3においては、エギゾーストマニホールド5、エ
ギゾーストパイプ7、マフラー9が直列に接続されてお
り、エギゾーストパイプ7は、排気ガス流入管11、浄
化装置1、排気ガス流出管13から構成され、マフラー
9の後部にはテールパイプ15が取り付けられている。
図外のエンジンから排出された排気ガスは、エギゾース
トマニホールド5と排気ガス流入管11を介して浄化装
置1に入り、該浄化装置1内で浄化及び脱臭され、排気
ガス流出管13、マフラー9を介してテールパイプ15
から外気に放出される。
【0014】[第1の実施の形態]前記排気ガス用浄化
装置1を拡大した断面図を図2に示す。排気ガス流入管
11の端部21は円錐台状に広がって形成されており、
該端部21の後方側には、排気ガス流入管11よりも外
径が大きく形成された円筒状の触媒保持容器23が配設
されている。該触媒保持容器23の内部には触媒27が
収納保持されており、この触媒27はハニカム壁によっ
てハニカム構造に構成されている。また、ハニカム壁
は、圧損を減らすため、極力薄いものが用いられている
が、その一方で、エンジンによる振動、排気脈動、膨張
及び熱衝撃等に耐えるため、一定の厚みが必要となる。
よって、その圧損を見込んで触媒27の径を排気ガス流
入管11の径よりやや大きめに形成している。また、触
媒保持容器23の外方には、有底円筒状に形成された隔
壁29が配設され、これらの触媒保持容器23、隔壁2
9、及び排気ガス流入管11の端部21が、円筒状に形
成された外壁31によって覆われている。
装置1を拡大した断面図を図2に示す。排気ガス流入管
11の端部21は円錐台状に広がって形成されており、
該端部21の後方側には、排気ガス流入管11よりも外
径が大きく形成された円筒状の触媒保持容器23が配設
されている。該触媒保持容器23の内部には触媒27が
収納保持されており、この触媒27はハニカム壁によっ
てハニカム構造に構成されている。また、ハニカム壁
は、圧損を減らすため、極力薄いものが用いられている
が、その一方で、エンジンによる振動、排気脈動、膨張
及び熱衝撃等に耐えるため、一定の厚みが必要となる。
よって、その圧損を見込んで触媒27の径を排気ガス流
入管11の径よりやや大きめに形成している。また、触
媒保持容器23の外方には、有底円筒状に形成された隔
壁29が配設され、これらの触媒保持容器23、隔壁2
9、及び排気ガス流入管11の端部21が、円筒状に形
成された外壁31によって覆われている。
【0015】前記構造を有する浄化装置1による作用を
説明する。まず、エンジンの始動初期においては、まだ
触媒27が冷えているため、排気ガス流入管11を介し
て触媒27に流入された排気ガス33は、該触媒27で
あまり浄化されずに排出される。こののち、排気ガス3
3は、図2の矢印に示すように、隔壁29と触媒保持容
器23との間に形成されたガス流路35を通って排気ガ
ス流入管11側に進み、外壁31に突き当たり、隔壁2
9と外壁31との間に形成された別のガス流路37を通
って排気ガス流出管13側に進み、こののち、排気ガス
流出管13に流れ込む。
説明する。まず、エンジンの始動初期においては、まだ
触媒27が冷えているため、排気ガス流入管11を介し
て触媒27に流入された排気ガス33は、該触媒27で
あまり浄化されずに排出される。こののち、排気ガス3
3は、図2の矢印に示すように、隔壁29と触媒保持容
器23との間に形成されたガス流路35を通って排気ガ
ス流入管11側に進み、外壁31に突き当たり、隔壁2
9と外壁31との間に形成された別のガス流路37を通
って排気ガス流出管13側に進み、こののち、排気ガス
流出管13に流れ込む。
【0016】ここで、触媒保持容器23から出た暖かい
排気ガス33は、図2の矢印のように、触媒保持容器2
3と排気ガス流入管11の端部21とを包み込むように
流れるため、触媒27が前記端部21と触媒保持容器2
3とを介して排気ガス33の熱によって昇温される。そ
して、担体に塗布された触媒の活性化温度に達すると触
媒27内で排気ガス33は十分に浄化及び脱臭され、ま
た、浄化の際の酸化反応等による発熱によって通過する
前よりも高温となって、触媒保持容器23や排気ガス流
入管11の端部21と熱交換を行う。この際に、排気ガ
ス流入管11を通過する排気ガス33は、排気ガス流入
管11に熱を奪われることがないため、より高温となっ
て触媒27を通過し、さらに触媒27を暖める。このよ
うな繰り返しが引き続いて起こるため、より短時間で昇
温させて、触媒27の性能を十分に発揮させることがで
きる。
排気ガス33は、図2の矢印のように、触媒保持容器2
3と排気ガス流入管11の端部21とを包み込むように
流れるため、触媒27が前記端部21と触媒保持容器2
3とを介して排気ガス33の熱によって昇温される。そ
して、担体に塗布された触媒の活性化温度に達すると触
媒27内で排気ガス33は十分に浄化及び脱臭され、ま
た、浄化の際の酸化反応等による発熱によって通過する
前よりも高温となって、触媒保持容器23や排気ガス流
入管11の端部21と熱交換を行う。この際に、排気ガ
ス流入管11を通過する排気ガス33は、排気ガス流入
管11に熱を奪われることがないため、より高温となっ
て触媒27を通過し、さらに触媒27を暖める。このよ
うな繰り返しが引き続いて起こるため、より短時間で昇
温させて、触媒27の性能を十分に発揮させることがで
きる。
【0017】ここで、活性化温度について簡単に説明を
する。図3は、触媒として、γ−Al2O3を主体とする
ウオッシュコートにPt/Rhを5/1の割合で担持し
たものを用いた場合の触媒のライトオフ性能を示す曲線
であり、触媒の入口ガス温度に対する排気ガス中の総炭
化水素の浄化率を示している。通常、図3に示すライト
オフ温度(T50)は、浄化率が50%に達する入口ガス
温度で表されるが、本明細書で用いた「活性化温度」と
は、図3中に丸で囲ったS部における時点の入口ガス温
度(浄化の始まる温度)を示している。
する。図3は、触媒として、γ−Al2O3を主体とする
ウオッシュコートにPt/Rhを5/1の割合で担持し
たものを用いた場合の触媒のライトオフ性能を示す曲線
であり、触媒の入口ガス温度に対する排気ガス中の総炭
化水素の浄化率を示している。通常、図3に示すライト
オフ温度(T50)は、浄化率が50%に達する入口ガス
温度で表されるが、本明細書で用いた「活性化温度」と
は、図3中に丸で囲ったS部における時点の入口ガス温
度(浄化の始まる温度)を示している。
【0018】なお、触媒の活性化温度や該活性化温度に
到達する時間は、その触媒の種類等によって異なる。一
般的に、触媒として、γ−Al2O3を主体とするウオッ
シュコートにPt,Pd,Rhなどの白金族元素を担持
したものを用いた場合、活性化温度は、浄化する目的物
質が総炭水水素(THC)、一酸化炭素(CO)、窒素
酸化物(NOx)によって幅があるが、150〜300
℃である。また、この活性化温度に達する時間は、従来
は9〜15秒であったものが、本発明によれば8〜11
秒となる。よって、本発明に用いることができる触媒に
は、例えば、前記白金族元素のうちの1種を担持したも
の、中心となる1種の他に2〜3種の白金族元素を補助
的に加えたもの、及びこれらにFeやCuなどの通常の
金属を加えたものなどがある。
到達する時間は、その触媒の種類等によって異なる。一
般的に、触媒として、γ−Al2O3を主体とするウオッ
シュコートにPt,Pd,Rhなどの白金族元素を担持
したものを用いた場合、活性化温度は、浄化する目的物
質が総炭水水素(THC)、一酸化炭素(CO)、窒素
酸化物(NOx)によって幅があるが、150〜300
℃である。また、この活性化温度に達する時間は、従来
は9〜15秒であったものが、本発明によれば8〜11
秒となる。よって、本発明に用いることができる触媒に
は、例えば、前記白金族元素のうちの1種を担持したも
の、中心となる1種の他に2〜3種の白金族元素を補助
的に加えたもの、及びこれらにFeやCuなどの通常の
金属を加えたものなどがある。
【0019】以上のように、本発明によれば、触媒27
を加工する必要がなく、最も単純な形状を有する触媒2
7を最も単純な方法によって保持する触媒保持容器23
によっても十分な浄化効果及び脱臭効果を得ることがで
きる。
を加工する必要がなく、最も単純な形状を有する触媒2
7を最も単純な方法によって保持する触媒保持容器23
によっても十分な浄化効果及び脱臭効果を得ることがで
きる。
【0020】[第2の実施の形態]図4は、自動車のア
ンダーフロアーに配設する浄化装置41を後方側から見
た背面図である。この浄化装置41の外壁形状は、上下
方向に押し潰したような楕円状に形成されており、排気
ガス流出管43と排気ガス流入管45とは異なる軸芯を
もって配設されている。即ち、図3の左側には排気ガス
流出管43が配設され、右側には排気ガス流入管45が
配設されている。
ンダーフロアーに配設する浄化装置41を後方側から見
た背面図である。この浄化装置41の外壁形状は、上下
方向に押し潰したような楕円状に形成されており、排気
ガス流出管43と排気ガス流入管45とは異なる軸芯を
もって配設されている。即ち、図3の左側には排気ガス
流出管43が配設され、右側には排気ガス流入管45が
配設されている。
【0021】図4の断面図を図5に示す。外壁47の車
幅方向の中央には、車両前後方向に沿って縦壁49が配
設されており、該縦壁49の前端部には、左右を連通す
るように開口部51が形成されている。また、排気ガス
流入管45側の外壁47の内側、及び縦壁49の内側に
は断熱材53が設けられており、排気ガス流入管45と
略同一径の触媒保持容器55が排気ガス流入管45の端
部に配設されている。
幅方向の中央には、車両前後方向に沿って縦壁49が配
設されており、該縦壁49の前端部には、左右を連通す
るように開口部51が形成されている。また、排気ガス
流入管45側の外壁47の内側、及び縦壁49の内側に
は断熱材53が設けられており、排気ガス流入管45と
略同一径の触媒保持容器55が排気ガス流入管45の端
部に配設されている。
【0022】この排気装置41によれば、排気ガス59
は、排気ガス流入管45を介して触媒保持容器55内の
触媒57から排出され、該触媒保持容器55と外壁47
との間、及び、触媒保持容器55と縦壁49との間に形
成されたガス流路61を通って、排気ガス流出管43に
流れ込む。ここで、触媒57から出た暖かい排気ガス5
9は、触媒保持容器55と流入管45の端部とを包み込
むように流れ、また、外壁47と縦壁49の断熱材53
による相乗効果も加わって、触媒57の温度を従来より
も短時間で上昇させて、触媒57の活性化温度に早く達
成させることができる。
は、排気ガス流入管45を介して触媒保持容器55内の
触媒57から排出され、該触媒保持容器55と外壁47
との間、及び、触媒保持容器55と縦壁49との間に形
成されたガス流路61を通って、排気ガス流出管43に
流れ込む。ここで、触媒57から出た暖かい排気ガス5
9は、触媒保持容器55と流入管45の端部とを包み込
むように流れ、また、外壁47と縦壁49の断熱材53
による相乗効果も加わって、触媒57の温度を従来より
も短時間で上昇させて、触媒57の活性化温度に早く達
成させることができる。
【0023】
【実施例】次いで、本発明を実施例によって更に具体的
に説明する。図6に示すように、本発明に係る排気ガス
用浄化装置1と、比較例として従来構造の浄化装置20
1とを用いてそれぞれの排気ガス温度を測定した。測定
部位は、触媒入口71,271、触媒出口73,27
3、及び排気ガス流入管75,275内(排気ガス温度
の測定)とした。また、触媒は、γ−Al2O3を主体と
するウオッシュコートにPt/Rhを5/1の割合で担
持したものを用いたため、活性化温度は約250℃であ
る。前記の測定結果を図7と図8のグラフに示す。これ
らのグラフに示すように、触媒入口71,271及び触
媒出口73,273の双方において、排気ガスを流し始
めた直後、即ち、時間が9秒(従来は11秒)に達した
ときに、触媒が活性化して排気ガスの浄化が開始したた
め、比較例よりも本発明例の方が急激な温度上昇をする
ことが判明した。また、やや時間が経った後(約60秒
後)も、本発明例の方が比較例よりも高い温度を維持す
ることができることが判明した。さらに、実効的には、
触媒全体が作用し始める時間は、触媒出口のガス温度が
排気ガス温度を超える時で判断することができる。図7
と図8に示すように、この作用し始める時間は、本発明
では約25秒、比較例では約40秒となって、活性化温
度に達する時間を短縮できると共に、本発明によれば、
触媒の実効時間を短縮し、触媒の性能を十分に発揮させ
ることができることが判明した。
に説明する。図6に示すように、本発明に係る排気ガス
用浄化装置1と、比較例として従来構造の浄化装置20
1とを用いてそれぞれの排気ガス温度を測定した。測定
部位は、触媒入口71,271、触媒出口73,27
3、及び排気ガス流入管75,275内(排気ガス温度
の測定)とした。また、触媒は、γ−Al2O3を主体と
するウオッシュコートにPt/Rhを5/1の割合で担
持したものを用いたため、活性化温度は約250℃であ
る。前記の測定結果を図7と図8のグラフに示す。これ
らのグラフに示すように、触媒入口71,271及び触
媒出口73,273の双方において、排気ガスを流し始
めた直後、即ち、時間が9秒(従来は11秒)に達した
ときに、触媒が活性化して排気ガスの浄化が開始したた
め、比較例よりも本発明例の方が急激な温度上昇をする
ことが判明した。また、やや時間が経った後(約60秒
後)も、本発明例の方が比較例よりも高い温度を維持す
ることができることが判明した。さらに、実効的には、
触媒全体が作用し始める時間は、触媒出口のガス温度が
排気ガス温度を超える時で判断することができる。図7
と図8に示すように、この作用し始める時間は、本発明
では約25秒、比較例では約40秒となって、活性化温
度に達する時間を短縮できると共に、本発明によれば、
触媒の実効時間を短縮し、触媒の性能を十分に発揮させ
ることができることが判明した。
【0024】なお、本発明は、前述した実施の形態に示
すものに限定されることなく、本発明の技術思想に基づ
いて種々の変更及び変形が可能である。例えば、図9に
示すように、排気ガス流入管77と略同一径の触媒保持
容器79内に触媒81を収納保持し、その周囲を隔壁8
3及び外壁85によって覆った浄化装置87としても良
い。この場合は、図10に示す従来の浄化装置201と
ほぼ同じ外径寸法に抑えることができるため、浄化装置
87の周囲に配設された部品等の配置を変えることな
く、従来の設置場所にそのまま取り付けることができ
る。なお、外径寸法が図2に示した浄化装置1より小さ
くなるが、浄化性能及び脱臭性能は十分に規定値を満足
する。
すものに限定されることなく、本発明の技術思想に基づ
いて種々の変更及び変形が可能である。例えば、図9に
示すように、排気ガス流入管77と略同一径の触媒保持
容器79内に触媒81を収納保持し、その周囲を隔壁8
3及び外壁85によって覆った浄化装置87としても良
い。この場合は、図10に示す従来の浄化装置201と
ほぼ同じ外径寸法に抑えることができるため、浄化装置
87の周囲に配設された部品等の配置を変えることな
く、従来の設置場所にそのまま取り付けることができ
る。なお、外径寸法が図2に示した浄化装置1より小さ
くなるが、浄化性能及び脱臭性能は十分に規定値を満足
する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、触媒を通過した暖かい
排気ガスが触媒を包み込むように流れるため、触媒が活
性化して浄化機能及び脱臭機能を十分に発揮する活性化
温度に短時間に達成することができる。よって、エンジ
ンを始動させてから排気ガスが十分に浄化及び脱臭され
るまでの時間が従来よりも大幅に短縮され、環境保護に
多大なる貢献をする。また、加工の困難な触媒を成形時
のまま利用するできるため、後加工によるコストアップ
を招かず、触媒保持部材への保持方法も通常レベルのも
ので十分な耐久性を保つことができる。さらに、触媒を
保持するために複雑な方法を採用する必要がなく、浄化
装置を製造する際の生産性が高い。
排気ガスが触媒を包み込むように流れるため、触媒が活
性化して浄化機能及び脱臭機能を十分に発揮する活性化
温度に短時間に達成することができる。よって、エンジ
ンを始動させてから排気ガスが十分に浄化及び脱臭され
るまでの時間が従来よりも大幅に短縮され、環境保護に
多大なる貢献をする。また、加工の困難な触媒を成形時
のまま利用するできるため、後加工によるコストアップ
を招かず、触媒保持部材への保持方法も通常レベルのも
ので十分な耐久性を保つことができる。さらに、触媒を
保持するために複雑な方法を採用する必要がなく、浄化
装置を製造する際の生産性が高い。
【図1】本発明に係る浄化装置を備えた排気系統を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係る浄化装置を示す、図1の
A−A線による断面図である。
A−A線による断面図である。
【図3】触媒のライトオフ性能のグラフであり、触媒の
入口温度に対する排気ガス中の総炭化水素の浄化率を示
している。
入口温度に対する排気ガス中の総炭化水素の浄化率を示
している。
【図4】第2の実施形態に係る浄化装置を示す背面図で
ある。
ある。
【図5】図4のB−B線による断面図である。
【図6】本図のうち、(a)は実施例における本発明例
の浄化装置の温度測定部位を示す断面図であり、(b)
は実施例における比較例の浄化装置の温度測定部位を示
す断面図である。
の浄化装置の温度測定部位を示す断面図であり、(b)
は実施例における比較例の浄化装置の温度測定部位を示
す断面図である。
【図7】実施例の結果のグラフであり、触媒入口におけ
る温度と時間との関係を示している。
る温度と時間との関係を示している。
【図8】実施例の結果のグラフであり、触媒出口におけ
る温度と時間との関係を示している。
る温度と時間との関係を示している。
【図9】本発明に係る浄化装置の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図10】従来の浄化装置を示す断面図である。
1,41,87 排気ガス用浄化装置 3 排気ガス系統 5 エギゾーストマニホールド 7 エギゾーストパイプ 9 マフラー 11,45,77 排気ガス流入管 13,43 排気ガス流出管 15 テールパイプ 21 排気ガス流入管の端部 23,55,79 触媒保持容器 27,57,81 触媒 29,83 隔壁 31,47,85 外壁 33,59 排気ガス 35,37,61 ガス流路 41 浄化装置 49 縦壁 51 開口部 53 断熱材 71 触媒入口 73 触媒出口 75 排気ガス流入管内
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉巻 宏章 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 樋口 ルリ 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 Fターム(参考) 3G091 AA02 AB01 BA03 BA04 CA27 EA17 FA01 FA04 FB02 FC07 GA02 GA06 GB00X GB06W GB17X HA26 HA46 4D048 AA06 AA13 AA18 AB05 BA03X BA30X BA31Y BA33X BA35Y BA36Y BA41X BB02 CA01 CA07 CC08 CC25 CC53
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンから排出された排気ガスが流れ
込む排気ガス流入管の端部と、この端部に設けられた触
媒保持部材と、該触媒保持部材内に収納保持され、排気
ガスを浄化する触媒と、前記触媒保持部材を外方から覆
うように触媒保持部材から間隔を隔てて配設された隔壁
と、これらの排気ガス流入管の端部、触媒保持部材、触
媒、及び隔壁を収納し、排気ガス流出管に連通するよう
に形成された外壁とを備えたことを特徴とする排気ガス
用浄化装置。 - 【請求項2】 前記排気ガス流入管の外径と触媒保持部
材の外径とを略同一寸法に形成したことを特徴とする請
求項1に記載の排気ガス用浄化装置。 - 【請求項3】 エンジンから排出された排気ガスが流れ
込む排気ガス流入管の端部と、この端部に設けられた触
媒保持部材と、該触媒保持部材内に収納保持され、排気
ガスを浄化する触媒と、前記触媒保持部材から車幅方向
に間隔を隔てて配設された排気ガス流出管の端部と、こ
れらの排気ガス流入管の端部、触媒保持部材、触媒、及
び排気ガス流出管の端部を収納した外壁と、該外壁内の
空間を排気ガス流入管側と排気ガス流出管側とに隔てて
形成し、双方の空間を連通する開口部が設けられた縦壁
とを備えたことを特徴とする排気ガス用浄化装置。 - 【請求項4】 前記排気ガス流入管側の空間を形成する
縦壁及び外壁の内面側に断熱材を設けたことを特徴とす
る請求項3に記載の排気ガス用浄化装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一に記載された
浄化装置を用い、排気ガス流入管を介して触媒から排出
された排気ガスを、触媒保持部材と排気ガス流入管の端
部とを包み込むように流したのち、排気ガス流出管に流
すようにしたことを特徴とする排気ガスの浄化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114862A JP2002309931A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 排気ガス用浄化装置、及びこれを用いた排気ガスの浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114862A JP2002309931A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 排気ガス用浄化装置、及びこれを用いた排気ガスの浄化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002309931A true JP2002309931A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18965851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001114862A Pending JP2002309931A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 排気ガス用浄化装置、及びこれを用いた排気ガスの浄化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002309931A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102392A1 (en) * | 2002-05-30 | 2003-12-11 | Reccat Aps | Catalytic device with internal heat exchange |
WO2014097815A1 (ja) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | フタバ産業株式会社 | 排ガス浄化装置 |
CN109891066A (zh) * | 2016-10-27 | 2019-06-14 | 本田技研工业株式会社 | 排气管 |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001114862A patent/JP2002309931A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102392A1 (en) * | 2002-05-30 | 2003-12-11 | Reccat Aps | Catalytic device with internal heat exchange |
WO2014097815A1 (ja) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | フタバ産業株式会社 | 排ガス浄化装置 |
US9683476B2 (en) | 2012-12-21 | 2017-06-20 | Futaba Industrial Co., Ltd. | Exhaust gas purification device |
CN109891066A (zh) * | 2016-10-27 | 2019-06-14 | 本田技研工业株式会社 | 排气管 |
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