JP2002309255A - 液晶uvシャッター用液晶組成物 - Google Patents

液晶uvシャッター用液晶組成物

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JP2002309255A
JP2002309255A JP2002023640A JP2002023640A JP2002309255A JP 2002309255 A JP2002309255 A JP 2002309255A JP 2002023640 A JP2002023640 A JP 2002023640A JP 2002023640 A JP2002023640 A JP 2002023640A JP 2002309255 A JP2002309255 A JP 2002309255A
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halogen
cyclohexylene
hydrogen
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JP2002023640A
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Shinichi Yano
紳一 矢野
Takashi Kato
孝 加藤
Kazutoshi Miyazawa
和利 宮沢
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JNC Corp
JNC Petrochemical Corp
Original Assignee
Chisso Petrochemical Corp
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】UVシャッター用の液晶組成物は、使用するU
V光の強度減少を抑えるために、UV光の吸収をできる
だけ小さくする必要があるが、現在知られているUVシ
ャッター用液晶組成物は、十分な物性を有するものでは
なく、実用的なUVシャッターへの諸要求に応じること
ができていない。UV吸収の影響が少なく、またUVシ
ャッターの可動温度範囲を広げることができて、更に表
示画面の高密度化および応答の高速化等、実用的なUV
シャッターへの要求にも応じることができる液晶組成物
を提供することを目的とする。 【解決手段】2〜4個の環状基を有する液晶性化合物お
よび任意成分としての光学活性化合物を含有し、少なく
とも2個の化合物からなる組成物であって、この液晶性
化合物に含まれる2価の環状基のすべてが、遊離原子価
の出ている原子の相対位置がパラ位の環状基であること
を特徴とする、UVシャッター用液晶組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外光透過制御を目
的とした液晶表示素子(以下UVシャッターと称する)
に使用される液晶組成物に関する。なお、本願において
液晶性化合物なる用語は、液晶相を示す化合物および液
晶相を示さないが液晶組成物の構成成分として有用であ
る化合物の総称として用いられる。
【0002】
【従来の技術】ネマチック液晶化合物の特性を利用した
表示素子はこれまで多数作られてきた。近年、その液晶
表示素子(LCD)は時計、電卓にとどまらず、パソコ
ンのモニター、携帯電話をはじめ様々な用途に広く利用
され、需要も年々高くなってきている。しかしながら、
これらは可視領域の光を制御する方式に限られてきた。
また、フォトレジストや光硬化性樹脂等を用いた光造形
等に代表されるように、紫外光照射を繰り返すことによ
り様々な模様や形を形成することが可能であるが、形成
させる模様や形が複雑になれば、そのマスキングパター
ンの積層や交換回数が増え、その煩雑性の改良が求めら
れている。そこで、これらの分野にUVシャッターを応
用することが提案されている(GB2307055号公
報)。
【0003】一般に紫外領域とは波長200〜380n
m領域のことを示す。UVシャッターにはこの領域にあ
る特定波長のUV光を使用するが、シャッターを透過す
るUV光の強度減少を抑えるため、使用する液晶組成物
ができるだけUV光を吸収しないようにする必要があ
る。上記GB2307055号公報には、UVシャッタ
ーに使用する液晶組成物が開示されている。その組成物
を構成する成分は、化合物構造中にUV吸収強度が大き
いベンゼン環を2個有する化合物を多量に含んでいる。
このようなUV吸収強度が大きい化合物で構成した液晶
組成物をUVシャッターに適用すると、透過するUV光
の強度が小さくなるという問題がある。
【0004】また、特開昭57−204078号公報は
UVシャッターを用いた蛍光表示素子用の液晶組成物を
開示している。しかし、この公報の発明の詳細な説明に
開示された液晶組成物は、特許請求の範囲である「蛍光
表示装置」を構成する一部品の例示に過ぎない。即ち、
紫外領域での吸収が小さいという理由で、4−アルキル
−4'−シアノビスシクロヘキサンのみで構成された液
晶組成物が記載されているが、その開示からだけでは液
晶組成物の改善によるUVシャッターの可動温度範囲の
拡大、表示画面の高密度化および応答の高速化等、実用
的なUVシャッターへの諸要求に応じることは極めて困
難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の課題を克服するための、光転写装置、プリン
ターヘッド、光造形装置、蛍光表示素子等に使用可能な
液晶組成物を提供することである。またDS(動的散
乱)モード、TN(ツイストネマチック)モード、GH
(ゲストホスト)モード、STN(スーパーツイストネ
マチック(STN)モード、IPS(インプレーンスイ
ッチング)モード、VA(バーチカリーアライメント)
モード、OCB(オプティカリィコンペンセイテッドベ
ンド)等の様々な電気光学効果を用いた表示方式を利用
するUVシャッターに使用可能な液晶組成物を提供する
ことである。即ち、UVシャッターが透過状態のとき
に、UV光の透過に際して、光源からのUV光強度の低
下が起こらないか、またはその低下の程度が許容範囲内
であるようにすること、さらにはUVシャッターの可動
温度範囲を拡大し、表示画面の高密度化や応答の高速化
を実現することなどの、実用的なUVシャッターへの要
求に応じることができる液晶組成物を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願で特許請求される発明は以下の通りである。 [1]2個乃至4個の環状基を有する液晶性化合物およ
び任意成分としての光学活性化合物を含有し、少なくと
も2個の化合物からなる組成物であって、この液晶性化
合物に含まれる2価の環状基のすべてが、遊離原子価の
出ている原子の相対位置がパラ位の環状基であることを
特徴とするUVシャッター用液晶組成物。 [2]2個乃至4個の環状基を有する液晶性化合物が、
式(1)で表される液晶性化合物、式(2)で表される
液晶性化合物および式(3)で表される液晶性化合物か
らなる群から選ばれる少なくとも1種類の液晶性化合物
からなることを特徴とする、[1]に記載の液晶組成
物。 (これらの式中、Y1およびY2はそれぞれ独立して水
素、ハロゲン、−CNまたは炭素数1〜10のアルキル
であり、このアルキル中の任意の−CH2−は−O−、
−S−、−CO−、−CH=CH−または−C≡C−で
置き換えられてもよく、任意の水素はハロゲンまたはC
Nで置き換えられてもよく;Z1、Z2およびZ 3はそれ
ぞれ独立して単結合、−(CH22−、−OCH2−、
−CH2O−、−CH=CH−、−CF=CF−、−C
≡C−、−(CH24−、−O(CH23−、−(CH
23O−、−COO−、−OCO−、−OCF−また
は−CFO−であり;pおよびqはそれぞれ独立して
0または1であり;A1、A2、A3およびA4はそれぞれ
独立して、1,4−シクロヘキシレン、任意の水素がハ
ロゲンで置き換えられた1,4−シクロヘキシレンまた
は任意の−CH−が−O−で置き換えられた1,4−
シクロヘキシレンであり;B1、B2、B3およびB4はそ
れぞれ独立して、1,4−シクロヘキシレン、任意の水
素がハロゲンで置き換えられた1,4−シクロヘキシレ
ン、任意の−CH−が−O−で置き換えられた1,4
−シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキセニレン、
1,4−フェニレン、任意の水素がハロゲンで置き換え
られた1,4−フェニレン、または任意の−CH=が−
N=で置き換えられた1,4−フェニレンであるが、
1,4−シクロヘキシレン、任意の水素がハロゲンで置
き換えられた1,4−シクロヘキシレンおよび任意の−
CH−が−O−で置き換えられた1,4−シクロヘキ
シレンからなる群から選ばれる環状基と、この群に含ま
れない環状基との組み合わせとなるように選択され;C
1、C2、C3およびC4はそれぞれ独立して、1,4−シ
クロヘキセニレン、1,4−フェニレン、任意の水素が
ハロゲンで置き換えられた1,4−フェニレン、または
任意の−CH=が−N=で置き換えられた1,4−フェ
ニレンである。) [3]2個乃至4個の環状基を有する液晶性化合物が、
[2]に記載の式(1)で表される液晶性化合物、式
(2)で表される液晶性化合物および式(3)で表され
る液晶性化合物からなる群から選ばれる1種類以上の液
晶性化合物からなり、これらの式において、Y1および
2がそれぞれ独立してハロゲン、−CNまたは炭素数
1〜10のアルキルであり、このアルキル中の任意の−
CH2−は−O−、−CO−または−CH=CH−で置
き換えられてもよく、任意の水素はハロゲンまたはCN
で置き換えられてもよく;Z1、Z2およびZ3がそれぞ
れ独立して単結合、−(CH22−、−OCH2−、−
CH2O−、−CH=CH−、−CF=CF−、−C≡
C−、−(CH24−、−O(CH23−、−(C
23O−、−COO−、−OCO−、−OCF−ま
たは−CFO−であり;pおよびqがそれぞれ独立し
て0または1であり;A1、A2、A3およびA4が、それ
ぞれ独立して1,4−シクロヘキシレン、任意の水素が
ハロゲンで置き換えられた1,4−シクロヘキシレン、
テトラヒドロピラン−2,5−ジイルまたは1,3−ジ
オキサン−2,5−ジイルであり;B1、B2、B3およ
びB4が、それぞれ独立して1,4−シクロヘキシレ
ン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,4−シ
クロヘキシレン、テトラヒドロピラン−2,5−ジイ
ル、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、1,4−フ
ェニレン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,
4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリ
ミジン−2,5−ジイルであるが、1,4−シクロヘキ
シレン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,4
−シクロヘキシレン、テトラヒドロピラン−2,5−ジ
イルおよび1,3−ジオキサン−2,5−ジイルからな
る群から選ばれる環状基と、この群に含まれない環状基
との組み合わせとなるように選択され;C1、C2、C3
およびC4が、それぞれ独立して、1,4−フェニレ
ン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,4−フ
ェニレン、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン
−2,5−ジイルあることを特徴とする、[1]に記載
の液晶組成物。 [4]組成物中の式(1)で表される液晶性化合物の割
合が5重量%以上であることを特徴とする、[2]また
は[3]に記載の液晶組成物。 [5]組成物中の式(1)で表される液晶性化合物の割
合が25重量%以上であることを特徴とする、[2]ま
たは[3]に記載の液晶組成物。 [6]組成物中の式(1)で表される液晶性化合物の割
合が45重量%以上であることを特徴とする、[2]ま
たは[3]に記載の液晶組成物。 [7]組成物中の式(1)で表される液晶性化合物の割
合が70重量%以上であることを特徴とする、[2]ま
たは[3]に記載の液晶組成物。 [8]組成物中の式(1)で表される液晶性化合物の割
合が95重量%以上であることを特徴とする、[2]ま
たは[3]に記載の液晶組成物。 [9]式(1)で表される液晶性化合物以外の成分が光
学活性化合物であることを特徴とする、[8]に記載の
液晶組成物。 [10]前記の[1]〜[9]のいずれか1項に記載の
液晶組成物を有する紫外線透過制御型液晶表示素子。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いる液晶性化合物は、
2個乃至4個の環状基を有する液晶性化合物であり、こ
れに含まれる2価の環状基のすべてが、遊離原子価の出
ている原子の相対位置がパラ位の環状基であることを特
徴とする。そして、式(1)〜(3)のそれぞれで表さ
れる液晶性化合物が好ましい。
【0008】これらの式中のY1およびY2は、それぞれ
独立して水素、ハロゲン、−CNまたは炭素数1〜10
のアルキルであり、このアルキル中の任意の−CH2
は−O−、−S−、−CO−、−CH=CH−または−
C≡C−で置き換えられてもよく、任意の水素はハロゲ
ンまたはCNで置き換えられてもよい。これらのうち
で、ハロゲン、−CN、または任意の−CH2−が−O
−、−CO−または−CH=CH−で置き換えられても
よく、任意の水素がハロゲンまたはCNで置き換えられ
てもよい炭素数1〜10のアルキルが好ましい。本発明
において化合物の化学構造を説明するときの用語「任意
の」は、置換基の位置のみならず、その個数も任意であ
ることを示す。また、個数が2以上であって、上記のよ
うに選択範囲が2種類以上である場合には、複数の種類
が選ばれてもよい。しかしながら、隣り合った複数の−
CH2−が、−O−、−S−および−CO−のそれぞれ
のみで置き換えられる例、および−O−と−S−とで置
き換えられる例は含まれない。
【0009】Y1およびY2の好ましい例として、ハロゲ
ン、−CN、炭素数1〜10のアルキル、炭素数1〜9
のアルコキシ、炭素数1〜10のアルキルカルボニル、
炭素数2〜11のアルケニル、炭素数2〜11のアルケ
ニルカルボニル、炭素数2〜9のアルキルオキシカルボ
ニル、炭素数2〜10のアルケニルオキシカルボニル、
炭素数2〜9のアルキルカルボニルオキシ、炭素数2〜
10のアルケニルカルボニルオキシ、少なくとも1個の
水素がハロゲンまたは−CNで置き換えられたアルキ
ル、少なくとも1個の水素がハロゲンまたは−CNで置
き換えられたアルコキシ、少なくとも1個の水素がハロ
ゲンまたは−CNで置き換えられたアルキルカルボニ
ル、少なくとも1個の水素がハロゲンまたは−CNで置
き換えられたアルケニルが挙げられる。また、2個の−
CH−が−CO−と−O−で置き換えられた、末端に
−COOHを有するアルキルまたはアルケニルなどを挙
げることができる。なお、ハロゲンとしてはフッ素が好
ましい。
【0010】少なくとも1個の水素がハロゲンまたは−
CNで置き換えられたアルキル、アルコキシ、アルキル
カルボニルおよびアルケニルにあっては、複数の水素が
ハロゲンおよび−CNの両方で置き換えられてもよい。
また、2個の−CH−が−CO−と−O−で置き換え
られて末端が−COOHになったアルキルの最も簡単な
例は、エチルの2個の−CH−が置き換えられた−C
OOHである。
【0011】式(1)〜(3)中のZ1、Z2およびZ3
は結合基であり、それぞれ独立して単結合、−(C
22−、−OCH2−、−CH2O−、−CH=CH
−、−CF=CF−、−C≡C−、−(CH24−、−
O(CH23−、−(CH23O−、−COO−、−O
CO−、−OCF−または−CFO−である。
【0012】式(1)〜(3)中のpおよびqはそれぞ
れ独立して0または1である。従って、式(1)〜
(3)の液晶性化合物は、pおよびqの値に応じて2環
の化合物、3環の化合物および4環の化合物に分かれ
る。本発明においては、2環の化合物のみを用いてもよ
いし、3環の化合物のみを用いてもよいし、4環の化合
物のみを用いてもよい。また、2環の化合物、3環の化
合物および4環の化合物の2種類以上を組み合わせて用
いてもよい。
【0013】式(1)中のA1、A2、A3およびA4は、
1,4−シクロヘキシレン、任意の水素がハロゲンで置
き換えられた1,4−シクロヘキシレンまたは任意の−
CH −が−O−で置き換えられた1,4−シクロヘキ
シレンである。−CH−が−O−で置き換えられる際
には、連続した複数の−CH−が同時に−O−で置き
換えられることはないので、任意の−CH−が−O−
で置き換えられた1,4−シクロヘキシレンとしては、
テトラヒドロピラン−2,5−ジイルおよび1,3−ジ
オキサン−2,5−ジイルが好ましい。即ち、式(1)
の化合物は、不飽和結合を含まない環状基のみで構成さ
れる液晶性化合物である。なお、ハロゲンとしてはフッ
素が好ましい。
【0014】式(2)中のB1、B2、B3およびB4は、
それぞれ独立して、1,4−シクロヘキシレン、任意の
水素がハロゲンで置き換えられた1,4−シクロヘキシ
レン、任意の−CH−が−O−で置き換えられた1,
4−シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキセニレン、
1,4−フェニレン、任意の水素がハロゲンで置き換え
られた1,4−フェニレン、または任意の−CH=が−
N=で置き換えられた1,4−フェニレンである。そし
て、1,4−シクロヘキシレン、任意の水素がハロゲン
で置き換えられた1,4−シクロヘキシレンおよび任意
の−CH−が−O−で置き換えられた1,4−シクロ
ヘキシレンからなる群から選ばれる環状基と、この群に
含まれない環状基との組み合わせとなるように選択され
る。即ち、式(2)の化合物は、不飽和結合を含まない
環状基と不飽和結合を含む環状基とを同時に有する液晶
性化合物である。
【0015】不飽和結合を含まない環状基としては、
1,4−シクロヘキシレン、任意の水素がハロゲンで置
き換えられた1,4−シクロヘキシレン、テトラヒドロ
ピラン−2,5−ジイルおよび1,3−ジオキサン−
2,5−ジイルが好ましい。また不飽和結合を含む環状
基としては、1,4−フェニレン、任意の水素がハロゲ
ンで置き換えられた1,4−フェニレン、ピリジン−
2,5−ジイルおよびピリミジン−2,5−ジイルが好
ましい。なお、ハロゲンとしてはフッ素が好ましい。
【0016】式(3)中のC1、C2、C3およびC4は、
それぞれ独立して1,4−シクロヘキセニレン、1,4
−フェニレン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた
1,4−フェニレン、または任意の−CH=が−N=で
置き換えられた1,4−フェニレンである。即ち、式
(3)の液晶性化合物は、不飽和結合を含む環状基のみ
で構成される液晶性化合物である。式(3)の液晶性化
合物に含まれる環状基としては、1,4−フェニレン、
任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,4−フェニ
レン、ピリジン−2,5−ジイルおよびピリミジン−
2,5−ジイルが好ましい。なお、ハロゲンとしてはフ
ッ素が好ましい。
【0017】式(1)〜(3)の化合物の好ましい例を
以下に挙げるが、これらの化合物に含まれる1,4−シ
クロヘキシレンおよび1,3−ジオキサン−2,5−ジ
イルは、トランス型であることが好ましい。これらの式
中のRはアルキルであり、R’はアルキル、アルキレン
または水素を示す。また、R,R’におけるアルキルの
任意の−CH2−は−O−、−CO−または−CH=C
H−で置き換えられてもよいが、隣り合った2個の−C
2−が−O−で置き換えられる例は含まない。なお、
本発明はこれらの例によって限定されない。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】これらの化合物のうち、化合物番号1〜6
0、282、283、292〜300の2環化合物と化
合物番号242〜267および288の3環化合物は、
式(1)の液晶性化合物であり、ベンゼン環を含まない
構造のものであるため、特にUV吸収が著しく少ないと
いう特性を示す。また、化合物番号61〜125、28
1、311、317、324、325、329、335
および344の2環化合物、化合物番号126〜24
1、279、280、284〜287、289、29
1、332〜334、337および338の3環化合
物、および化合物番号271〜277および290の4
環化合物は、1個のベンゼン環もしくはピリジン環を有
する構造の化合物であるが、これらは特定波長での吸収
がほとんどない場合、液晶組成物の粘度、誘電率異方性
値または屈折率異方性値等の液晶特性の調整に有用なも
のである。なお、それらは仮に特定波長で幾分吸収があ
る場合でも、多量に使用しない限り上記液晶特性等の調
整に有用なものである。
【0054】化合物番号301、302、305〜30
9、312〜314、324および325の2環化合
物、化合物番号303、310、318〜323、32
6〜328、330、331、336および340〜3
42の3環化合物、および化合物番号268〜270、
278、315、316、339および343の4環化
合物は、2個以上のベンゼン環を有する構造、またはベ
ンゼン環とピリジン環を合わせて2個以上有する構造の
化合物であり特定波長で幾分吸収を示すが、これらは多
量に使用しない限り液晶組成物の透明点、誘電率異方性
値、屈折率異方性値または粘度等の液晶特性の調整に有
用なものである。しかしながら、これらの化合物の使用
割合は、組成物全量の70重量%以下であることが好ま
しい。この割合のより好ましい範囲は50重量%以下で
あり、さらに好ましくは20重量%以下である。
【0055】これらの液晶性化合物を用いることによ
り、UV光が吸収されにくい液晶組成物を得ることがで
きる。液晶組成物のλmaxは光源のUV波長や用途に応
じて様々であるが、本発明の液晶組成物を調製する場
合、好ましくは330nm以下、より好ましくは300
nm以下、最も好ましくは250nm以下が適する。λ
maxが200nmより小さくなると液晶組成物のUV吸
収は更に減少する。しかしながら、λmaxを200nm
より小さくするには、ベンゼン環などUV吸収の大きい
環状基を有する化合物の含有割合を減少させねばならな
い。そのため液晶組成物のΔnも減少するので、表示素
子構成上困難が生じる場合がある。つまり、表示素子構
成上Δnとセル厚の積は一定である必要があるので、Δ
nが減少するとセル厚が厚くなる。このことは、応答速
度が遅くなるなどの大きな悪影響を与える。このような
点を考慮した場合、λmaxは200nmから250nm
の間であることが好ましい。
【0056】また、式(1)の液晶性化合物の本発明の
液晶組成物中の含有量は、5重量%以上、25重量%以
上、45重量%以上、70重量%以上、95重量%以上
または100重量%のように、光源のUV波長や用途な
どに応じて液晶組成物を適宜調整することができる。な
お、本発明の液晶組成物においては、目的とする特性の
発現のさまたげとならない限り、式(1)〜(3)の化
合物以外の液晶性化合物も添加することができる。
【0057】表示方式はDSモード、TNモード、GH
モード、STNモード、IPSモード、VAモード、O
CB、強誘電性液晶モード、反強誘電性液晶モード等い
ずれでも構わないが、通常、応答速度、精細さ、コント
ラスト、製造の容易さなどのバランスからSTNモード
が好ましい。ただ、高速応答化、高精細化、高コントラ
スト化、大画面化など様々な目的用途に応じ、各表示方
式を適宜選択できる。
【0058】本発明の液晶組成物は、種々の成分を高温
度下で相互に溶解させる方法等の一般的な方法で調製さ
れる。また、必要により、適当な添加物を加えることに
よって、意図する用途に応じた改良がなされ、最適化さ
れる。このような添加物は当該業者によく知られてお
り、文献などに詳細に記載されている。通常、液晶のら
せん構造を誘起して必要なねじれ角を調整し、逆ねじれ
を防ぐといった効果を有するキラルドープ剤などが添加
される。この場合に使用されるキラルドープ剤の例とし
て、以下の式(Op−1)〜(Op−9)で表される光
学活性化合物を挙げることができる。
【0059】
【0060】本発明の液晶組成物は、通常、これらの光
学活性化合物を添加してねじれのピッチを調整する。ね
じれのピッチはTFT用およびTN用の液晶組成物であ
れば40〜200μmの範囲に調整するのが好ましい。
STN用の液晶組成物であれば6〜20μmの範囲に調
整するのが好ましい。また、双安定TN(Bistab
leTN)モード用の場合は、1.5〜4μmの範囲に
調整するのが好ましい。ピッチの温度依存性を調整する
目的で2種以上の光学活性化合物を添加してもよい。
【0061】また、メロシアニン系、スチリル系、アゾ
系、アゾメチン系、アゾキシ系、キノフタロン系、アン
トラキノン系またはテトラジン系等の二色性色素を添加
すれば、G−H型用の液晶組成物として使用することも
できる。本発明に係る組成物は、ネマチック液晶をマイ
クロカプセル化して作製したNCAPや、液晶中に三次
元網目状高分子を形成して作製したポリマー分散型液晶
表示素子(PDLCD)例えばポリマーネットワーク液
晶表示素子(PNLCD)用をはじめ、複屈折制御(E
CB)型やDS型用の液晶組成物としても使用できる。
【0062】
【実施例】以下、実施例により本発明をより詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例によりなんら制限され
るものではない。実施例中、NIはネマチック−等方性
液体の相転移温度(透明点)を示し、Δεは誘電率異方
性値、Δnは屈折率異方性値、ηは粘度を示す。液晶特
性の測定は、日本工業規格JIS C7072−198
8において引用された日本電子機械工業規格(Standard
of Electronic Industries Association of Japan)、
EIAJ ED−2521Aに記載された方法、または
これを修飾した方法に従った。 <ネマチック−等方性液体の相転移温度(NI)>偏光
顕微鏡を備え付けた融点測定装置のホットプレートに試
料を置き、1℃/分の速度で加熱した。試料がネマチッ
ク相から等方性液体に変化し始めたときの温度を測定し
た。(単位:℃) <粘度(η)>E型粘度計を用い、20.0℃で測定し
た。(単位:mPa・s) <屈折率異方性値(Δn)>アッベ屈折計を用い、波長
589nmの光によって25.0℃で測定した。 <誘電率異方性値(Δε)>2枚の透明電極付きガラス
基板を用いて作成した、間隔(ギャップ)9μm、ツイ
スト角80°の液晶表示素子に試料を入れた。この素子
に20ボルトを印加して、液晶分子の長軸方向における
誘電率(ε‖)を25.0℃で測定した。0.5ボルト
を印加して、液晶分子の短軸方向における誘電率(ε
⊥)を25.0℃で測定した。誘電率異方性値を、次の
式で計算した。 Δε=ε‖−ε⊥ <しきい値電圧(Vth)>2枚の透明電極付きガラス
基板を用いて作成した、間隔(ギャップ)が(0.5/
Δn)μmであり、ツイスト角が80゜である、ノーマ
リーホワイトモード(normally white mode)の液晶表
示素子に試料を入れた。この素子に周波数32Hzの矩
形波を印加した。矩形波の電圧を上昇させ、素子を通過
する光の透過率が90%になったときの電圧の値を測定
した。(測定温度:25.0℃、単位:ボルト(V)) なお、組成物例および後述の実施例中の化合物は、以下
の表1に示す定義により記号化して表記した。また、組
成物例および実施例中において、%は特に断りのない限
り重量%を示し、化合物にシス−トランス異性体が存在
する場合には、その化合物はトランス型である。左末端
基の記載がない場合、その基は水素原子を示す。
【0063】
【0064】実施例1 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−HEB−O4 27.6% 4−HEB−O2 20.7% 5−HEB−O1 20.7% 3−HEB−O2 17.2% 5−HEB−O2 13.8% 先に示した測定法に基づきこの組成物の液晶特性を求め
たところ、以下のとおりであった。 NI=74.6(℃) Δε=−1.3 Δn=0.087 η=18.8(mPa・s) Δεを求めるために作成した液晶表示素子に対して、4
50Wの石英フィルター付高圧水銀灯を用い、20cm
離れた位置からUV光を照射したところ、UV光は充分
な強度を保ちながら通過した。また、UV光を照射しな
がら、この素子の電流値を1時間ごとに測定したとこ
ろ、素子の電流値は10時間後でも変化しなかった。
【0065】実施例2 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 5−HEB(F)−F 37.5% 7−HEB(F)−F 37.5% 5−HHEB(F)−F 12.5% 7−HHEB(F)−F 12.5% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI=60.5(℃) Δε=2.1 Δn=0.064 η=16.0(mPa・s) また、Δεを求めるために作成した液晶表示素子に対し
て、UV光を照射したところ、UV光は充分な強度を保
ちながら通過し、10時間後にも素子の電流値に変化は
認められなかった。
【0066】実施例3 下記の化合物を等量混合した組成物を調製した。 2−HHB(F)−F 3−HHB(F)−F 5−HHB(F)−F 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI=112.5(℃) Δε=5.0 Δn=0.079 η=24.9(mPa・s) また、Δεを求めるために作成した液晶表示素子に対し
て、UV光を照射したところ、UV光は充分な強度を保
ちながら通過し、10時間後にも素子の電流値に変化は
認められなかった。
【0067】実施例4 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−HVH−V 30.0% 3−HVH−V1 30.0% V−HVH−V 10.0% 2−HVHH−V 10.0% 3−HH−O2 12.0% 5−HH−CN 5.0% 3−HVHVH−3 3.0%
【0068】実施例5 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−HVH−V 30.0% 3−HVH−V1 25.0% V−HVH−V2 10.0% 3−HVHH−V 10.0% 5−HH−O2 15.0% 5−HH−CN 5.0% 5−HH−CF3 5.0%
【0069】実施例6 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 1V2−BEB(F,F)−C 5.0% 3−HB−C 25.0% 1−BTB−3 5.0% 2−BTB−1 10.0% 3−HH−4 11.0% 3−HHB−1 11.0% 3−HHB−3 9.0% 3−H2BTB−2 4.0% 3−H2BTB−3 4.0% 3−H2BTB−4 4.0% 3−HB(F)TB−2 6.0% 3−HB(F)TB−3 6.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =91.0(℃) η =14.2(mPa・s) Δn =0.162 Δε =7.1 Vth=2.10(V) 上記組成物100部にOp−4を0.8部添加したとき
のピッチは11.0μmであった。
【0070】実施例7 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 2O1−BEB(F)−C 5.0% 3O1−BEB(F)−C 15.0% 4O1−BEB(F)−C 13.0% 5O1−BEB(F)−C 13.0% 2−HHB(F)−C 15.0% 3−HHB(F)−C 15.0% 3−HB(F)TB−2 4.0% 3−HB(F)TB−3 4.0% 3−HB(F)TB−4 4.0% 3−HHB−1 8.0% 3−HHB−O1 4.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =91.4(℃) η =86.4(mPa・s) Δn =0.150 Δε =31.1 Vth=0.86(V)
【0071】実施例8 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−GB−C 10.0% 4−GB−C 10.0% 2−BEB−C 12.0% 3−BEB−C 4.0% 3−PyB(F)−F 6.0% 3−HEB−O4 8.0% 4−HEB−O2 6.0% 5−HEB−O1 6.0% 3−HEB−O2 5.0% 5−HEB−O2 4.0% 5−HEB−5 5.0% 4−HEB−5 5.0% 1O−BEB−2 4.0% 3−HHB−1 6.0% 3−HHEBB−C 3.0% 3−HBEBB−C 3.0% 5−HBEBB−C 3.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =69.0(℃) η =39.1(mPa・s) Δn =0.121 Δε =11.5 Vth=1.30(V)
【0072】実施例9 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 2−BEB(F)−C 5.0% 3−BEB(F)−C 4.0% 4−BEB(F)−C 12.0% 1V2−BEB(F,F)−C 10.0% 3−HH−EMe 10.0% 3−HB−O2 18.0% 7−HEB−F 2.0% 3−HHEB−F 2.0% 5−HHEB−F 2.0% 3−HBEB−F 4.0% 2O1−HBEB(F)−C 2.0% 3−HB(F)EB(F)−C 2.0% 3−HBEB(F,F)−C 2.0% 3−HHB−F 4.0% 3−HHB−O1 4.0% 3−HHB−3 13.0% 3−HEBEB−F 2.0% 3−HEBEB−1 2.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =78.1(℃) η =35.2(mPa・s) Δn =0.119 Δε =24.8 Vth=0.89(V)
【0073】実施例10 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 5−BEB(F)−C 5.0% V−HB−C 11.0% 5−PyB−C 6.0% 4−BB−3 11.0% 3−HH−2V 10.0% 5−HH−V 11.0% V−HHB−1 7.0% V2−HHB−1 15.0% 3−HHB−1 9.0% 1V2−HBB−2 10.0% 3−HHEBH−3 5.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =91.4(℃) η =15.2(mPa・s) Δn =0.116 Δε =4.8 Vth=2.36(V)
【0074】実施例11 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 5−HBCF2OB(F,F)−C 3.0% 3−HB(F,F)CF2OB(F,F)−C 3.0% 3−HB−C 18.0% 2−BTB−1 10.0% 5−HH−VFF 30.0% 1−BHH−VFF 8.0% 1−BHH−2VFF 11.0% 3−H2BTB−2 5.0% 3−H2BTB−3 4.0% 3−H2BTB−4 4.0% 3−HHB−1 4.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =83.7(℃) η =11.7(mPa・s) Δn =0.128 Δε =4.5 Vth=2.55(V)
【0075】実施例12 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 2−HHB(F)−F 17.0% 3−HHB(F)−F 17.0% 5−HHB(F)−F 16.0% 2−H2HB(F)−F 10.0% 3−H2HB(F)−F 5.0% 5−H2HB(F)−F 10.0% 2−HBB(F)−F 6.0% 3−HBB(F)−F 6.0% 5−HBB(F)−F 13.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =100.0(℃) η =25.3(mPa・s) Δn =0.093 Δε =5.1 Vth=2.20(V) 上記組成物100部にOp−9を0.3部添加したとき
のピッチは79.0μmであった。
【0076】実施例13 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 7−HB(F,F)−F 5.0% 3−H2HB(F,F)−F 12.0% 4−H2HB(F,F)−F 10.0% 3−HHB(F,F)−F 10.0% 4−HHB(F,F)−F 5.0% 3−HBB(F,F)−F 10.0% 3−HHEB(F,F)−F 10.0% 4−HHEB(F,F)−F 3.0% 5−HHEB(F,F)−F 3.0% 2−HBEB(F,F)−F 3.0% 3−HBEB(F,F)−F 5.0% 5−HBEB(F,F)−F 3.0% 3−HGB(F,F)−F 15.0% 3−HHBB(F,F)−F 6.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =75.7(℃) η =34.4(mPa・s) Δn =0.084 Δε =13.1 Vth=1.39(V)
【0077】実施例14 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 5−H4HB(F,F)−F 7.0% 5−H4HB−OCF3 15.0% 3−H4HB(F,F)−CF3 8.0% 5−H4HB(F,F)−CF3 10.0% 3−HB−CL 6.0% 5−HB−CL 4.0% 2−H2BB(F)−F 5.0% 3−H2BB(F)−F 10.0% 5−H2HB(F,F)−F 5.0% 3−HHB−OCF3 5.0% 3−H2HB−OCF3 5.0% V−HHB(F)−F 5.0% 3−HHB(F)−F 5.0% 5−HHB(F)−F 5.0% 3−HBEB(F,F)−F 5.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =69.8(℃) η =25.3(mPa・s) Δn =0.097 Δε =8.3 Vth=1.75(V)
【0078】実施例15 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 7−HB(F)−F 7.0% 5−HB−CL 3.0% 3−HH−4 9.0% 3−HH−EMe 23.0% 3−HHEB(F,F)−F 10.0% 4−HHEB(F,F)−F 5.0% 3−HHEB−F 8.0% 5−HHEB−F 8.0% 4−HGB(F,F)−F 5.0% 5−HGB(F,F)−F 6.0% 2−H2GB(F,F)−F 4.0% 3−H2GB(F,F)−F 5.0% 5−GHB(F,F)−F 7.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =79.4(℃) η =19.9(mPa・s) Δn =0.064 Δε =5.7 Vth=1.49(V)
【0079】実施例16 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−H2HB(F,F)−F 5.0% 5−H2HB(F,F)−F 5.0% 3−HBB(F,F)−F 30.0% 5−HBB(F,F)−F 30.0% 5−HBB(F)B−2 10.0% 5−HBB(F)B−3 10.0% 3−BB(F)B(F,F)−F 5.0% 5−B2B(F,F)B(F)−F 5.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =104.7(℃) η =50.5(mPa・s) Δn =0.151 Δε =10.1 Vth=1.73(V)
【0080】実施例17 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−BB(F,F)CF2OB(F,F)−F 35.0% 3−HH−4 8.0% 3−HHB(F,F)−F 10.0% 3−H2HB(F,F)−F 9.0% 3−HBB(F,F)−F 15.0% 2−HHBB(F,F)−F 3.0% 3−HHBB(F,F)−F 3.0% 3−HH2BB(F,F)−F 4.0% 3−HHB−1 6.0% 5−HBBH−1O1 7.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =80.6(℃) η =28.7(mPa・s) Δn =0.115 Δε =12.3 Vth=1.39(V)
【0081】実施例18 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−HEB−O4 28.0% 4−HEB−O2 20.0% 5−HEB−O1 20.0% 3−HEB−O2 18.0% 5−HEB−O2 14.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =74.6(℃) η =17.9(mPa・s) Δn =0.087
【0082】実施例19 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−HH−2 5.0% 3−HH−4 6.0% 3−HH−O1 4.0% 3−HH−O3 5.0% 5−HH−O1 4.0% 3−HB(2F,3F)−O2 12.0% 5−HB(2F,3F)−O2 11.0% 3−HHB(2F,3F)−O2 14.0% 5−HHB(2F,3F)−O2 15.0% 3−HHB(2F,3F)−2 24.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =86.0(℃) Δn =0.080 Δε =−4.0
【0083】実施例20 下記の化合物を成分として含む組成物を調製した。 3−HH−5 5.0% 3−HH−4 5.0% 3−HH−O1 6.0% 3−HH−O3 6.0% 3−HB−O1 5.0% 3−HB−O2 5.0% 3−HB(2F,3F)−O2 10.0% 5−HB(2F,3F)−O2 10.0% 3−HHB(2F,3F)−O2 12.0% 5−HHB(2F,3F)−O2 13.0% 3−HHB(2F,3F)−2 4.0% 2−HHB(2F,3F)−1 4.0% 3−HHEH−3 5.0% 3−HHEH−5 5.0% 4−HHEH−3 5.0% 実施例1と同様にして、この組成物の液晶特性を求めた
ところ、以下のとおりであった。 NI =86.0(℃) Δn =0.077 Δε =−3.3
【0084】比較例1 GB2307055公報の実施例に記載の液晶組成物E
202を用いて、Δε測定用液晶表示素子を作成した。
この素子に、実施例1と同様にしてUV光を照射したと
ころ、UV光の強度減少が認められた。また、UV光照
射を続けながら1時間後に素子の電流値を測定したとこ
ろ、初期電流値の5倍となり、液晶組成物の劣化が認め
られた。
【0085】
【発明の効果】本発明の液晶組成物により、これを用い
たUVシャッターがUV吸収の影響を受けることが少な
くなった。また、可動温度範囲の拡大、表示画面の高密
度化および応答の高速化等、実用的なUVシャッターへ
の要求に応じることができるようになった。
フロントページの続き (72)発明者 宮沢 和利 千葉県市原市五井海岸5番地の1 チッソ 石油化学株式会社機能材料研究所内 Fターム(参考) 2H088 EA33 GA02 HA28 JA01 JA03 KA04 MA03 MA10 4H027 BD02 BD08 BD24 CB01 CC01 CC04 CD01 CE04 CG04 CL01 CL04 CM01 CM04 CM05 CN01 CN04 CN05 CP04 CQ02 CQ04 CS04 CT01 CT02 CT03 CT04 CT05 CU01 CU02 CU04 CU05 CW01 CW02 CW03 CW04 CX01 CX02 DE04 DH04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個乃至4個の環状基を有する液晶性化合
    物および任意成分としての光学活性化合物を含有し、少
    なくとも2個の化合物からなる組成物であって、この液
    晶性化合物に含まれる2価の環状基のすべてが、遊離原
    子価の出ている原子の相対位置がパラ位の環状基である
    ことを特徴とするUVシャッター用液晶組成物。
  2. 【請求項2】2個乃至4個の環状基を有する液晶性化合
    物が、式(1)で表される液晶性化合物、式(2)で表
    される液晶性化合物および式(3)で表される液晶性化
    合物からなる群から選ばれる少なくとも1種類の液晶性
    化合物からなることを特徴とする、請求項1に記載の液
    晶組成物。 (これらの式中、Y1およびY2はそれぞれ独立して水
    素、ハロゲン、−CNまたは炭素数1〜10のアルキル
    であり、このアルキル中の任意の−CH2−は−O−、
    −S−、−CO−、−CH=CH−または−C≡C−で
    置き換えられてもよく、任意の水素はハロゲンまたはC
    Nで置き換えられてもよく;Z1、Z2およびZ 3はそれ
    ぞれ独立して単結合、−(CH22−、−OCH2−、
    −CH2O−、−CH=CH−、−CF=CF−、−C
    ≡C−、−(CH24−、−O(CH23−、−(CH
    23O−、−COO−、−OCO−、−OCF−また
    は−CFO−であり;pおよびqはそれぞれ独立して
    0または1であり;A1、A2、A3およびA4はそれぞれ
    独立して、1,4−シクロヘキシレン、任意の水素がハ
    ロゲンで置き換えられた1,4−シクロヘキシレンまた
    は任意の−CH−が−O−で置き換えられた1,4−
    シクロヘキシレンであり;B1、B2、B3およびB4はそ
    れぞれ独立して、1,4−シクロヘキシレン、任意の水
    素がハロゲンで置き換えられた1,4−シクロヘキシレ
    ン、任意の−CH−が−O−で置き換えられた1,4
    −シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキセニレン、
    1,4−フェニレン、任意の水素がハロゲンで置き換え
    られた1,4−フェニレン、または任意の−CH=が−
    N=で置き換えられた1,4−フェニレンであるが、
    1,4−シクロヘキシレン、任意の水素がハロゲンで置
    き換えられた1,4−シクロヘキシレンおよび任意の−
    CH−が−O−で置き換えられた1,4−シクロヘキ
    シレンからなる群から選ばれる環状基と、この群に含ま
    れない環状基との組み合わせとなるように選択され;C
    1、C2、C3およびC4はそれぞれ独立して、1,4−シ
    クロヘキセニレン、1,4−フェニレン、任意の水素が
    ハロゲンで置き換えられた1,4−フェニレン、または
    任意の−CH=が−N=で置き換えられた1,4−フェ
    ニレンである。)
  3. 【請求項3】2個乃至4個の環状基を有する液晶性化合
    物が、請求項2に記載の式(1)で表される液晶性化合
    物、式(2)で表される液晶性化合物および式(3)で
    表される液晶性化合物からなる群から選ばれる1種類以
    上の液晶性化合物からなり、これらの式において、Y1
    およびY2がそれぞれ独立してハロゲン、−CNまたは
    炭素数1〜10のアルキルであり、このアルキル中の任
    意の−CH2−は−O−、−CO−または−CH=CH
    −で置き換えられてもよく、任意の水素はハロゲンまた
    はCNで置き換えられてもよく;Z1、Z2およびZ3
    それぞれ独立して単結合、−(CH22−、−OCH2
    −、−CH2O−、−CH=CH−、−CF=CF−、
    −C≡C−、−(CH24−、−O(CH23−、−
    (CH23O−、−COO−、−OCO−、−OCF
    −または−CFO−であり;pおよびqがそれぞれ独
    立して0または1であり;A1、A2、A3およびA4が、
    それぞれ独立して1,4−シクロヘキシレン、任意の水
    素がハロゲンで置き換えられた1,4−シクロヘキシレ
    ン、テトラヒドロピラン−2,5−ジイルまたは1,3
    −ジオキサン−2,5−ジイルであり;B1、B2、B3
    およびB4が、それぞれ独立して1,4−シクロヘキシ
    レン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,4−
    シクロヘキシレン、テトラヒドロピラン−2,5−ジイ
    ル、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、1,4−フ
    ェニレン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,
    4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリ
    ミジン−2,5−ジイルであるが、1,4−シクロヘキ
    シレン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,4
    −シクロヘキシレン、テトラヒドロピラン−2,5−ジ
    イルおよび1,3−ジオキサン−2,5−ジイルからな
    る群から選ばれる環状基と、この群に含まれない環状基
    との組み合わせとなるように選択され;C1、C2、C3
    およびC4が、それぞれ独立して、1,4−フェニレ
    ン、任意の水素がハロゲンで置き換えられた1,4−フ
    ェニレン、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン
    −2,5−ジイルあることを特徴とする、請求項1に記
    載の液晶組成物。
  4. 【請求項4】組成物中の式(1)で表される液晶性化合
    物の割合が5重量%以上であることを特徴とする、請求
    項2または3に記載の液晶組成物。
  5. 【請求項5】組成物中の式(1)で表される液晶性化合
    物の割合が25重量%以上であることを特徴とする、請
    求項2または3に記載の液晶組成物。
  6. 【請求項6】組成物中の式(1)で表される液晶性化合
    物の割合が45重量%以上であることを特徴とする、請
    求項2または3に記載の液晶組成物。
  7. 【請求項7】組成物中の式(1)で表される液晶性化合
    物の割合が70重量%以上であることを特徴とする、請
    求項2または3に記載の液晶組成物。
  8. 【請求項8】組成物中の式(1)で表される液晶性化合
    物の割合が95重量%以上であることを特徴とする、請
    求項2または3に記載の液晶組成物。
  9. 【請求項9】式(1)で表される液晶性化合物以外の成
    分が光学活性化合物であることを特徴とする、請求項8
    に記載の液晶組成物。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれか1項に記載の液
    晶組成物を有する紫外線透過制御型液晶表示素子。
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