JP2002308236A - プラスチック容器の蝶番部切り離し用紐掛け装置 - Google Patents

プラスチック容器の蝶番部切り離し用紐掛け装置

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JP2002308236A
JP2002308236A JP2001111256A JP2001111256A JP2002308236A JP 2002308236 A JP2002308236 A JP 2002308236A JP 2001111256 A JP2001111256 A JP 2001111256A JP 2001111256 A JP2001111256 A JP 2001111256A JP 2002308236 A JP2002308236 A JP 2002308236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】身と蓋が一体になっているプラスチック容器の
蝶番部を切り離すことができるように、蝶番部に切り離
し紐を装着するプラスチック容器の蝶番部切り離し用紐
掛け装置の提供 【解決手段】この発明のプラスチック容器の蝶番部切り
離し用紐掛け装置は、熱溶着細線体1をプラスチック容
器10の蝶番部12にU字状に掛ける機構Aと該機構A
によって、蝶番部12に掛けた熱溶着細線体1の開口端
部aを溶着させ閉じる機構Bと溶着部の手前で熱溶着細
線体1を切断させる機構Cとを備え、熱溶着細線体1を
連続して、自動的にプラスチック容器10の蝶番部12
に掛けることができるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチック容
器の蝶番部切り離し用紐掛け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品等を入れるために使用される身と蓋
が一体になった薄いプラスチック容器に、食品等を入れ
て、蓋を閉じる場合には、蓋が開かないように、粘着テ
−プやホッチキス等で蓋を身に結合させていたので、次
のような問題点があった。
【0003】家庭等で、蓋を開ける場合には、粘着テ
−プやホッチキス等を除去しなければならないので、面
倒であった。 容器に詰められた食品の種類によっては、粘着テ−プ
やホッチキス等の除去時の振動等によって、内容物を損
傷させることがあった。 再度、蓋を閉じる場合には、再び粘着テ−プやホッチ
キス、輪ゴム等で身に結合していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術で記述した問題点を解決するためになされたもので、
身と蓋が一体になっているプラスチック容器の蝶番部を
切り離すことができるように、蝶番部に切り離し紐を装
着するプラスチック容器の蝶番部切り離し用紐掛け装置
の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のプラスチック
容器の蝶番部切り離し用紐掛け装置は、熱溶着細線体を
連続でプラスチック容器の蝶番部にU字状に掛ける機構
とこの機構によって前記プラスチック容器の蝶番部に掛
けた熱溶着細線体の開口端部を溶着させ閉じる機構と前
記溶着部の手前で前記熱溶着細線体を切断させる機構と
を備えていることを特徴とするもので、必要に応じて、
バ−コ−ドを貼付するためのバ−コ−ド貼付機を装備さ
せることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の一例を図
面を参照しながら説明する。図1−図7において、1は
熱溶着細線体で、熱溶着細線体供給部2を経由して、先
端部に熱溶着細線体1を掴む爪を設けた回転爪3又は回
転爪4に供給される。
【0007】回転爪3,4は、図示は省略したエアシリ
ンダ−を作動させることにより回転可能であるととも
に、回転爪3,4の真下に設置している回転爪受台5ま
で上下移動ができるようになっている。
【0008】回転爪受台5には、回転爪3,4が回転爪
受台5に当接したとき、回転爪3と回転爪4の中間部に
位置する箇所に、熱溶着細線体1を切断するためのカッ
タ−6を取付けている。
【0009】7は溶着ホ−ン受台で、その真下には溶着
超音波ホ−ン8が装備されている。回転爪3,4が降下
し、回転爪受台5に当接すると、溶着ホ−ン受台7も降
下し、溶着超音波ホ−ン8に当接するように構成されて
いる。
【0010】9はプラスチック容器10を乗せて、水平
に搬送する搬送台で、図7に示すように、先端部に糸ガ
イド11が設けられている。
【0011】プラスチック容器10は、その蝶番部12
が、回転爪3,4の真下を通過するように、搬送台9に
乗せられる。
【0012】まず、熱溶着細線体1をプラスチック容器
10の蝶番部12にU字状に掛ける機構Aについて説明
する。図2に示すように、熱溶着細線体1を回転爪3に
掴ませ、180度回転させて、図3に示すように、回転
爪4と回転爪3を入れ替える。ついで、プラスチック容
器10を乗せた搬送台9を、矢印13の方向へ移動させ
ると、糸ガイド11が熱溶着細線体1を引き掛け、図4
に示すように、熱溶着細線体1をプラスチック容器10
の蝶番部12にU字状に掛ける。
【0013】次にプラスチック容器10の蝶番部12に
掛けた熱溶着細線体1の開口端部aを溶着させ閉じる機
構Bについて説明する。プラスチック容器10の蝶番部
12に熱溶着細線体1がU字状に掛かると、搬送台9は
自動的に所定位置に停止し、回転爪3,4と溶着ホ−ン
受台7が降下する。
【0014】図5に示すように、溶着ホ−ン受台7は開
口端部aの上下二本の熱溶着細線体1を重ね合わせるよ
うにして、押し下げ、溶着超音波ホ−ン8に押しつける
と、溶着超音波ホ−ン8が作動して、溶着ホ−ン受台7
と溶着超音波ホ−ン8の間に挟まれた部分の熱溶着細線
体1を溶着し開口端部aを閉じる。
【0015】次に、熱溶着細線体1を切断させる機構C
について説明する。前記機構Bにおいて、回転爪3は熱
溶着細線体1を掴んだまま降下し、回転爪4は熱溶着細
線体1を掴む爪を開いた状態で降下する。
【0016】回転爪3,4が回転爪受台5に当接する
と、回転爪4の爪が閉じて、熱溶着細線体1を掴み、同
時に、回転爪3,4の中間部に取付けたカッタ−6が熱
溶着細線体1を切断する。ついで、回転爪3が開き、熱
溶着細線体1を離し、蝶番部12に熱溶着細線体1が掛
けられたプラスチック容器10は、その後部から吹き付
けられる圧縮空気15又は搬送台9によって、容器受1
4に送り込まれる。
【0017】回転爪3,4と溶着ホ−ン受台7は元の位
置まで上昇し、回転爪3,4は180度回転する。搬送
台9が後退するとき、搬送台9の糸ガイド11は熱溶着
細線体1を引き掛けないように、熱溶着細線体1の位置
を少し横方向にずらしながら後退する。
【0018】ついで、搬送台9は、所定位置まで後退
し、新たなプラスチック容器10を乗せる。このとき、
回転爪3,4は、図6に示すように、回転爪4が熱溶着
細線体1を掴み、回転爪3が待機の状態になる。図2−
図5に示した前記動作が繰り返えされる。
【0019】以降この動作が、予め設定された指令にし
たがって、連続的に繰り返されながら、プラスチック容
器10の蝶番部12に熱溶着細線体1を掛けていく。
【0020】蝶番部12に熱溶着細線体1を掛けられた
プラスチック容器10は、必要に応じて、バ−コ−ド貼
付機16によって、所定のバ−コ−ドが貼付される。
【0021】なお、熱溶着細線体供給部2は、図9
(a)、(b)に示すように、側面にスリット17を設
けた円筒溝18の上部に鋼球19を装着して、鋼球19
の重みによって、下から上がってくる熱溶着細線体1を
押さえ、熱溶着細線体1が下にずり落ちないようにして
いる。また、熱溶着細線体1をスリット17から円筒溝
18に容易に装着できるようにしている。
【0022】なお、図1において、20はプラスチック
容器10を吸い上げ、搬送台9に乗せるための吸引部
材、21は前記動作を連続的に実施させる指令を設定す
るための電気回路等を納めた操作盤である。
【0023】
【発明の効果】この発明は上述のように構成されている
ので、プラスチック容器の蝶番部に熱溶着細線体を連続
的に掛けることができ、また必要に応じて、バ−コ−ド
を貼付できるという効果を呈し、工業的利用価値は高
い。また、これによって前記した従来の問題点も全て解
消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一実施例を示す概略側面図
【図2】動作状態の説明図
【図3】動作状態の説明図
【図4】動作状態の説明図
【図5】動作状態の説明図
【図6】動作状態の説明図
【図7】搬送台の平面図
【図8】プラスチック容器の斜視図
【図9】(a)一部切欠側面図 、(b)熱溶着細線体
供給部の平面図
【符号の説明】
1 熱溶着細線体 2 熱溶着細線体供給部 3 ,4 回転爪 5 回転爪受台 6 カッタ− 7 溶着ホ−ン受台 8 溶着超音波ホ−ン 9 搬送台 10 プラスチック容器 11 搬送台の糸ガイド 12 プラスチック容器の蝶番部 13 矢印 14 容器受 15 圧縮空気 16 バ−コ−ド貼付機 17 スリット 18 円筒溝 19 鋼球 20 吸引部材 21 操作盤 a 開口端部 A 熱溶着細線体を連続でプラスチック容器の蝶番部に
U字状に掛ける機構 B プラスチック容器の蝶番部に掛けた熱溶着細線体の
開口端部を溶着させ閉じる機構 C 溶着部の手前で前記熱溶着細線体を切断させる機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月12日(2002.4.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶着細線体(1)を連続でプラスチッ
    ク容器(10)の蝶番部(12)にU字状に掛ける機構
    (A)と該機構(A)によって前記プラスチック容器
    (10)の蝶番部(12)に掛けた熱溶着細線体(1)
    の開口端部(a)を溶着させ閉じる機構(B)と溶着部
    の手前で前記熱溶着細線体(1)を切断させる機構
    (C)とを備えていることを特徴とするプラスチック容
    器の蝶番部切り離し用紐掛け装置
  2. 【請求項2】熱溶着細線体供給部(2)が側面にスリッ
    ト(17)を設けた円筒溝(18)の上部に鋼球(1
    9)を装着してなることを特徴とする請求項1記載のプ
    ラスチック容器の蝶番部切り離し用紐掛け装置
  3. 【請求項3】蝶番部(12)に熱溶着細線体(1)を掛
    けたのち、プラスチック容器(10)にバ−コ−ドを貼
    付するためのバ−コ−ド貼付機(16)を備えているこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2記載のプラスチック
    容器の蝶番部切り離し用紐掛け装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005153976A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Todo Seisakusho Ltd 包装容器の糸状体巻き付け方法と装置、およびこれらによって得られる包装容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005153976A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Todo Seisakusho Ltd 包装容器の糸状体巻き付け方法と装置、およびこれらによって得られる包装容器

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