JPH11258245A - 自動検体容器シール装置 - Google Patents

自動検体容器シール装置

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Publication number
JPH11258245A
JPH11258245A JP5820098A JP5820098A JPH11258245A JP H11258245 A JPH11258245 A JP H11258245A JP 5820098 A JP5820098 A JP 5820098A JP 5820098 A JP5820098 A JP 5820098A JP H11258245 A JPH11258245 A JP H11258245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
seal tape
seal
tape
heater head
Prior art date
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Pending
Application number
JP5820098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Shiraishi
博将 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEIKO ENGINEERING KK
Original Assignee
MEIKO ENGINEERING KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数検体容器の口縁部にシールテープを圧着し
た後シールテープを容器毎にカットする事が出来る自動
検体容器シール装置である。 【解決手段】自動検体容器シール装置は、検体を入れた
複数容器を例えば10本乃至20本づつ横一列に並べて
ラックに立てた状態で、ヒーターヘッド下に搬送するこ
とが出来るコンベアを備え、リールに巻かれたシールテ
ープとシールテープ先端部をチャックで掴み、引き出し
たシールテープを容器の口縁部に置くシールテープ送出
装置と、シール貼付時間設定器並びにヒーター温度設定
器とを備え、設定値によりヒーターヘッドの温度及び時
間が制御され、ラックの高さと巾を自動検知して油圧シ
リンダーのストロークを伸ばしてヒーターヘッドをシー
ルテープに当接し、容器の口縁部に圧着した後、口縁部
に圧着したシールテープを容器毎に自動切断することが
出来るカッタ刃をれ備えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係る自動検体容器シ
ール装置は、複数の検体を入れた容器をラック上に横一
列に並べてシールテープを容器の口縁部上に置き、ヒー
ターヘッドで熱圧着した後、複数の各容器毎に口縁部に
圧着されているシールテープをカットして容器毎にばら
ばらにする事が出来る装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、検体容器の口にゴムキャ
ップ或いはプラスチックキャップを入れて蓋をする手作
業が行われていたので、単位時間では手作業の効率の悪
いものであった。従って、検体容器の口にシールテープ
でシールするという発想はなく、本発明はその意味で新
規性のあるものである。
【0003】容器の口に入れたゴムキャップ或いはプラ
スチックキャップは、蓋を取るときにも、手作業により
キャップを静かに捩りながら取るので、その反動で振動
が容器内部の検体にも伝わり周囲に飛び散って2次汚染
の危険があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】手作業で検体を入れた
容器の口にゴムキャップ或いはプラスチックキャップを
するのは、キャップの着脱に手間がかかると共にキャッ
プを取る時に反動で検体に振動が伝わり、検体が飛び散
って2次感染する危険がある。その問題を解決するた
め、本発明は、ラックに立てた検体容器の口縁部にプラ
スチックのシールテープを熱により圧着した後シールテ
ープを容器毎にカットする事が出来る自動検体容器シー
ル装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動検体容
器シール装置は、複数の検体を入れた容器を例えば10
本乃至20本づつ横一列に並べてラックに立てた状態で
ヒーターヘッド下に搬送することが出来るコンベアを備
え、リールに巻かれたシールテープとシールテープ先端
をチャックで掴み引き出して容器の口縁部上にシールテ
ープを置く事が出来るシールテープ送出装置とを備え、
シール貼付時間設定器並びにヒーター温度設定器とを備
えて、設定値によりヒーターヘッドの温度及び時間が制
御され、ラックの高さと巾を自動検知して油圧シリンダ
ーのストロークを伸ばしてヒーターヘッドをシールテー
プに接着しシールテープを容器の口縁部に圧着した後、
容器口に圧着したシールテープを容器毎に切断するカッ
ター刃をそれぞれ備えているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、ラック
に立てられている検体を入れた容器をラック毎ヒーター
ヘッド下に搬送する事が出来るようにしたコンベアを備
え、リールに巻かれたシールテープの先端をチャックで
掴み引き出して前記容器の口縁部上に置くシールテープ
送出装置と、ヒーターヘッドが該シールテープに接する
時間及び温度を制御するようにしたヒーターヘッドのシ
ール貼付時間設定器並びにヒーター温度設定器とを備え
て、設定値によりコンベア上のラックの高さと巾を検知
してヒーターヘッドを連結したシリンダーのストローク
を伸ばして容器口縁部にシールテープを圧着させるよう
制御し、容器口に圧着したシールテープを容器毎に切断
するカッター刃を備えている事を特徴とする自動検体容
器シール装置である。
【0007】請求項2に記載の発明の実施態様は、リー
ルに巻かれているシールテープの先端部が、シールテー
プ送りローラーとシールテープ送りローラーとの間を通
り送出口に出るようにし、ローラー中央周囲に突出部を
設けた持ち上げローラーを備えるシール送出装置を備え
ることを特徴とする請求項1に記載の自動検体容器シー
ル装置である。
【0008】請求項3に記載の発明の実施態様は、スプ
リングガイドの下部に設けた球面凹部にシールキャップ
の上部に設けた球面凸部を揺動自在に当接させてシール
キャップの下面部がラック上の検体容器の口縁部に密着
するよう揺動自在なシールキャップを設けたヒーターヘ
ッドを備えていることを特徴とする請求項1に記載の自
動検体容器シール装置である。
【0009】
【実施例】添付図面は、本発明に係る自動検体容器シー
ル装置の実施例について図示している。図1は、自動検
体容器シール装置の正面図、図2は、同上側面図、図3
は、同上平面図、図4は、自動検体容器シール装置の各
部名称を示す正面配置図、図5は、自動検体容器シール
装置の各部名称を示す背面配置図、図6は、シールテー
プ送出装置のシールテープ送りローラー、図7は、同上
側面図、図8は、シールテープ送出装置のシールテープ
送りローラー、図9は、同上側面図、図10は、シール
テープ先端部持ち上げローラー、図11は、スプリング
ガイド正面図、図12は、シールキャップの左側面図、
図13は、シールキャップ正面図、図14は、シールキ
ャップの右側面図をそれぞれ示すものである。添付図面
に基づいて本発明の実施例について詳細に説明する。
【0010】自動検体容器シール装置の発明は、ラック
23に立てられている検体を入れた容器24をラック毎
ヒーターヘッド下に搬送する事が出来るようにしたコン
ベア2を備え、リールに巻かれたシールテープ3の先端
をエアチャック5で掴み、シールテープを送出口より引
き出して前記容器の口縁部上に置くシールテープ送出装
置25と、ヒーターヘッド6が該シールテープ3に当接
している時間及び温度を制御するようにしたヒーターヘ
ッドのシール貼付時間設定器8並びにヒーター温度設定
器9とを備えて、設定値によりコンベア2上のラック2
3の高さと巾を検知してヒーターヘッド6を連結したシ
リンダー7のストロークを伸ばして容器の口縁部にシー
ルテープ3を圧着させるよう制御してあり、容器口に圧
着したシールテープを容器毎に切断するカッター刃4を
備えている。
【0011】シールテープ3は、リールに巻かれている
状態で機体上部に取り付けられるている。
【0012】シールテープ送出装置25を備え、リール
に巻かれているシールテープ3の先端部がシールテープ
送出装置25の中にあるシールテープ送りローラー14
とシールテープ送りローラー15とに挟まれた間を通
り、先端部が真っすぐ送出口に出て来るようにする。先
端部が真っすぐ送出口に出てくるようにするために、ロ
ーラー中央周囲に突出部20を設けた持ち上げローラー
17を前記ローラー14,15の両側に設けてシールテ
ープの中央を突出部20で押さえて、ローラー14,1
5間を通過して行くシールテープの先端部をチャック5
で摘まみ易く真っすぐ出るようにする。チャック5が伸
びてシールテープの先端部を掴み、チャック5が引い
て、シールテープ3を検体容器の上に引き出してヒータ
ーヘッド6で口縁部に圧着する。
【0013】ヒーターヘッド6は、シリンダー7のシリ
ンダーロッドに設けられている。シリンダーヘッド6を
検体容器24口縁部上に、ゆっくりかつぴったり当てる
必要があり、そのためにヒーターヘッド6にはコイルス
プリングが設けられ、スプリングガイド18の下部に設
けた球面凹部21にシールキャップ19の上部に設けた
球面凸部22を揺動自在に当接させてシールキャップ1
9の下面部がラック上の検体容器24の口縁部に密着す
るよう揺動自在なシールキャップ19を設けたヒーター
ヘッド6を備える。
【0014】自動又は手動で検体容器を入れたラック2
3の高さと巾を検知して、シリンダーロッドのストロー
クを伸ばし、ロッドに設けたヒーターヘッド6をシール
テープ3の上に当接して、あらかじめ設定されたシール
貼付時間並びにヒーター温度で検体容器の口縁部にシー
ルテープを圧着する。検体容器口に圧着したシールテー
プをカッター刃4により切断し、口縁部をシールされた
検体容器24は、各々ばらばらになる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、次に記載するような効果が奏
せられるものである。ヒーターヘッドには、スプリング
ガイド下部とシールキャップ上部との関節部に球面軸受
けを設けたので、検体容器口にシールテープを密着させ
ることが出来るようになった。この結果、検体容器の口
縁部に圧着したシールテープが、シールが完全に密着す
るようになり、容器の中に入れた検体が外に漏れること
がないので安全である。
【0016】検体容器のシールは、指でシール端から容
易に剥がすことが出来るため、剥離時検体に及ぼす振動
は僅かになったので、検体の飛び散りが生じない。
【0017】検体容器は、複数並べてラックに立てられ
るので、10本又は20本づつまとめてシールする事が
出来る。従って、ゴムキャップやプラスチックキャップ
の着脱をしていた従来の作業時間と労力に比較して、振
動が少なく2次感染の恐れが著しく減少し、省力化が可
能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動検体容器シール装置の正面図
【図2】同上側面図
【図3】同上平面図
【図4】自動検体容器シール装置の各部名称を示す正面
配置図
【図5】同上背面配置図
【図6】シールテープ送り装置のシールテープ送りロー
ラー
【図7】同上側面図
【図8】シールテープ送り装置のシールテープ送りロー
ラー
【図9】同上側面図
【図10】シールテープ先端部持ち上げローラー
【図11】スプリングガイド正面図
【図12】シールキャップの左側面図
【図13】シールキャップ正面図
【図14】シールキャップの右側面図
【符号の説明】
1...本体 2...コンベア 3...シールテープ 4...カッター刃 5...チャック 6...ヒーターヘッド 7...シリンダー 8...シールテープ張付時間設定器 9...ヒーターヘッド温度設定器 10...カバースイッチ 11...操作ボタン状態表示ランプ 12...非常停止ボタン 13...ブザー 14...シールテープ送りローラー 15...シールテープ送りローラー 17...持ち上げローラー 18...スプリングガイド 19...シールキャップ 20...突出部 21...球面凹部 22...球面凸部 23...ラック 24...検体容器 25...シールテープ送出装置 26...ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラックに立てられている検体を入れた容器
    をラック毎ヒーターヘッド下に搬送する事が出来るよう
    にしたコンベアを備え、リールに巻かれたシールテープ
    の先端をチャックで掴み前記容器の口縁部上に送るシー
    ルテープ送出装置と、ヒーターヘッドが該シールテープ
    に接する時間及び温度を制御するようにしたヒーターヘ
    ッドのシール貼付時間設定器並びにヒーター温度設定器
    を備え、設定値によりコンベア上のラックの高さと巾を
    検知してヒーターヘッドを連結したシリンダーのストロ
    ークを伸ばして容器口にシールテープを圧着させるよう
    制御し、容器口縁部に圧着されているシールテープを容
    器毎に切断するカッター刃を備えている事を特徴とする
    自動検体容器シール装置。
  2. 【請求項2】リールに巻かれているシールテープの先端
    部がシールテープ送りローラーとシールテープ送りロー
    ラーとの間を通り送出口に出る間に、ローラー中央周囲
    に突出部を設けた持ち上げローラーをシールテープ送り
    ローラーの両側に設けているシール送出装置を備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動検体容器シール装
    置。
  3. 【請求項3】コイルスプリングのスプリングガイドの下
    部に球面凹部を設け、球面凹部にシールキャップの上部
    に設けた球面凸部を揺動自在に当接させて、シールキャ
    ップの下面部がラック上の検体容器の口縁部に密着する
    よう揺動自在なシールキャップを設けたヒーターヘッド
    をシリンダーロッドに備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の自動検体容器シール装置。
JP5820098A 1998-03-10 1998-03-10 自動検体容器シール装置 Pending JPH11258245A (ja)

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JP5820098A JPH11258245A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 自動検体容器シール装置

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JPH11258245A true JPH11258245A (ja) 1999-09-24

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JP5820098A Pending JPH11258245A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 自動検体容器シール装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001108687A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Hitachi Ltd 反応装置
JP2009229109A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Tsubakimoto Chain Co 創薬用マイクロチューブのキャップ装着装置
CN108328006A (zh) * 2018-03-09 2018-07-27 广州市易盈包装材料有限公司 一种恒温上下加热、结构特殊的热封机
CN111629829A (zh) * 2017-09-26 2020-09-04 Aim实验室自动技术有限公司 样品容器封盖施加器或施加器系统

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