JP3500605B2 - マイクロプレートの密封方法およびマイクロプレートの自動密封装置 - Google Patents

マイクロプレートの密封方法およびマイクロプレートの自動密封装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上面に多数の小
穴室の開口縁が配列形成されたマイクロプレートのその
小穴室に液状の試料を分注した状態で、そのマイクロプ
レートの上面に配列している多数の小穴室の開口を熱接
着フィルムで覆い、この熱接着フィルムを加熱加圧して
各小穴室の開口縁に接着し各小穴室をそれぞれ独立して
密閉するマイクロプレートの密封方法と、その密封方法
を自動化して実行するマイクロプレートの自動密封装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、種々の液状薬品や血液などの
液状検体(以下、液状試料という)を搬送したり振動・
攪拌や遠心分離手法などで試験・検査を行う場合などに
は、図2に示すようなマイクロプレートMが多用されて
いる。すなわち、マイクロプレートMは多数の小穴室M
aが配列形成された合成樹脂製で、その各小穴室Maに
同種あるいは種々の液状試料を分けて注入し、マイクロ
プレートMの上面全面の開口部(各小穴室Maの上面の
開口部)を熱接着フィルム片Faで覆って接着しマイク
ロプレートMを密閉して、それらの液状試料を搬送し試
験・検査の場へ供している。そしてこの状態で液状試料
に振動・攪拌が加えられたり遠心分離器にかけられたり
する。したがって液状試料が搬送や試験・検査の途中で
蒸発したり混じり合ったりしないように、各小穴室Ma
が独立して完全に密封されることが必須である。
【0003】しかしこのようなマイクロプレートを密封
する従来の方法は、マイクロプレートの幅や長さより若
干大きいシール・フィルム片(裏面に接着材を塗布した
シール用フィルムで使用前には基材に取り剥がし可能に
貼着されている)を手作業で基材から剥がし取り、マイ
クロプレートの上面に被せて接着させていたので、シー
ル・フィルム片の材料取りの切り屑の無駄が出る上に、
全ての小穴室について完全な密封を施すことは可なり困
難で、密封漏れの小穴室が生じ易く、これを防止するた
めの吟味を要することから、マイクロプレートの密封作
業に多くの時間を要している。またシール・フィルム片
の外縁部分がマイクロプレートの周縁から不規則にはみ
出すので、マイクロプレートをロボットで取り扱う場合
や、マイクロプレートを多数積み重ねる場合の障害にな
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記従来
の難点を改善するもので、多数の小穴室の開口が配列し
ているマイクロプレートの周縁からはみ出ないでマイク
ロプレートの上面形状に適合した大きさの熱接着フィル
ム片を、長尺の熱接着フィルム原材から切り屑無駄が出
ないように切り出して熱接着フィルム原材の節減を図る
と共に、マイクロプレートの上面を覆う熱接着フィルム
片がマイクロプレートの周縁からはみ出さないようにし
て、マイクロプレートをロボット操作する際や多数のマ
イクロプレートを積み重ねる際に障害とならないように
し、またその熱接着フィルム片を、連続的に搬送されて
くるマイクロプレートの上面に正しく位置決めしその熱
接着フィルム片をマイクロプレートに対し一挙に加圧加
熱してその熱接着フィルム片を各小穴室の開口縁に接着
することにより極めて短い加工時間で各小穴室を一挙に
確実に密閉できるようにすることを目的とする。そして
またこの発明は、上記の目的に沿ったマイクロプレート
の密封加工を連続的に実行する自動密封装置を得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
にこの発明は、マイクロプレートの幅以下の幅の長尺の
熱接着フィルムを用いることとし、この長尺の熱接着フ
ィルムからマイクロプレートの長さ以下の長さの熱接着
フィルム片を切り出し、マイクロプレートの前進送り
と、長尺の熱接着フィルムの供給送り出しを同期させ、
熱接着フィルムの送り出し先端縁を前進送りされてくる
マイクロプレートの前縁に加熱接着してマイクロプレー
トの開口上面と熱接着フィルム片の関係位置を仮固定
し、次いでマイクロプレートの上面に開口した多数の小
穴室の全開口を覆った熱接着フィルム片の全面を一挙に
加圧加熱して熱接着フィルム片をマイクロプレートの各
小穴室の開口縁に接着することにより、マイクロプレー
トの各小穴室を一挙に密閉する。
【0006】同時にこの発明は上記の目的を達するため
に、マイクロプレートを連続的に前進送りおよび戻し送
りするマイクロプレート搬送部と、そのマイクロプレー
トの幅以下の幅の長尺の熱接着フィルムを保持するフィ
ルム保持部と、その熱接着フィルムの先端縁を引き出し
て送り出すフィルム供給部と、熱接着フィルムの送り出
し先端縁を前進送りされてくるマイクロプレートの前縁
に加熱接着してマイクロプレートの開口上面と熱接着フ
ィルム片の関係位置を仮固定する部分ヒータ部と、長尺
の熱接着フィルムから前記マイクロプレートの長さ以下
の長さの熱接着フィルム片を切り出すカッター部と、マ
イクロプレートの上面に配列した小穴室の開口を覆った
熱接着フィルム片の全面を一挙に加圧加熱して熱接着フ
ィルム片をマイクロプレートの各小穴室の開口縁に接着
する加熱プレス部と、マイクロプレートの前進送りと長
尺の熱接着フィルムの供給送り出しおよび切断のタイミ
ングを同期制御する制御・駆動部をもってマイクロプレ
ートの自動密封装置を構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明のマイクロプレートの密
封方法の基本的な実施形態は、上面が開口した多数の小
穴室を配列形成したマイクロプレートの前進送りと、そ
のマイクロプレートの幅を超えないでその幅と同等の幅
の長尺の熱接着フィルムの供給送り出しを同期制御し、
その長尺の熱接着フィルムの送り出し先端縁を前進送り
されるマイクロプレートの前縁上に置いた状態で、その
熱接着フィルムの先端縁を加熱して前記マイクロプレー
トの前縁に位置決め仮固定すると共に、この送り出し熱
接着フィルムを、前記マイクロプレートの長さを超えな
いでその長さと同等の長さに切断して熱接着フィルム片
として切り出し、次いでこの熱接着フィルム片と共に前
記マイクロプレートを先に送りながらこの熱接着フィル
ム片で前記マイクロプレートの上面の開口を覆い、この
状態で熱接着フィルム片の全面を一挙に加圧加熱して前
記熱接着フィルム片を前記各小穴室の開口縁に接着して
各小穴室を一挙に密閉するものである。
【0008】またこの発明のマイクロプレートの自動密
封装置の基本的な実施形態は、上面が開口した多数の小
穴室を配列形成したマイクロプレートを着脱自在に載置
してそのマイクロプレートを前進送りおよび戻し送りす
るマイクロプレート搬送部と、そのマイクロプレートの
幅を超えないでその幅と同等の幅の長尺のロール・タイ
プの熱接着フィルムを保持するフィルム保持部と、この
熱接着フィルムの先端縁を引き出して送り出すフィルム
供給部と、前記熱接着フィルムの送り出し先端縁を前記
前進送りされたマイクロプレートの前縁上に置いて加熱
し前記マイクロプレートの前縁に仮固定する部分ヒータ
部と、前記長尺の熱接着フィルムから前記マイクロプレ
ートの長さを超えないでその長さと同等の長さの熱接着
フィルム片を切り出すカッター部と、前記前進送りされ
たマイクロプレートの上面に配列した小穴室の開口を覆
った熱接着フィルム片の全面を一挙に加圧加熱して前記
熱接着フィルム片を前記各小穴室の開口縁に接着する加
熱プレス部と、前記マイクロプレートの前進送りと前記
長尺の熱接着フィルムの供給送り出しおよび切断のタイ
ミングを同期制御する制御・駆動部を備えたものであ
る。
【0009】
【実施例】以下図面を参考にして、この発明のマイクロ
プレートの密封方法およびその自動密封装置の実施例を
説明する。図1ないし図3において、Mは合成樹脂で成
形されたマイクロプレートで、その上面に多数の小穴室
Maの開口が縦横に配列されて成り、その上部の形状は
幅W、長さL、高さHのほぼ直方体形である。いうまで
もなく、マイクロプレートMの幅W、長さL、高さH
は、必要とする小穴室Maの数や容量によって変わり得
る。なお、Mcは各小穴室Maの開口縁を表わす。Fは
長尺の熱接着フィルムで、その材質・構造はアルミ箔と
合成樹脂フィルムを積層した周知のものであり、用途に
よって貼付け用(永久貼付け用)フィルムと貼替え用フ
ィルムに使い分けられる。Faは長尺の熱接着フィルム
Fから切り出した熱接着フィルム片である。熱接着フィ
ルム片FaはマイクロプレートMの上面全面の開口(各
小穴室Maの上面の開口部)を覆った状態で加熱によっ
てマイクロプレートMの上面(言い換えれば各小穴室M
aの開口縁Mc)に接着されるものである。すなわち各
種の液状試料が各小穴室Maに分けられて注入された
後、マイクロプレートMの上面全面の開口(各小穴室M
aの開口縁Mc)に熱接着フィルム片Faを熱接着して
各小穴室Maを完全に密閉し、この状態で液状試料が搬
送され、振動・攪拌、遠心分離などの試験・検査が行わ
れる。そしてこの発明では、熱接着フィルム片Faの幅
WfをマイクロプレートMの幅Wを超えないで幅Wと同
等の寸法とし、熱接着フィルム片Faの長さをマイクロ
プレートMの長さLを超えないで長さLと同等の寸法と
して、マイクロプレートMの周縁から熱接着フィルム片
Faの一部がはみ出さないようにしている。
【0010】図1はこの発明に係るマイクロプレートの
自動密封装置の要部の構成を示すもので、その自動密封
装置は、フィルム保持部1と、フィルム供給部2と、フ
ィルム・ガイド3と、カッター部4と、加熱プレス部5
と、加熱プレス部5に装着した部分ヒータ部6と、マイ
クロプレート搬送部7と、制御・駆動部8などを備えて
いる。フィルム保持部1は、ロール・タイプに巻いた長
尺の熱接着フィルムFを格納して保持するものである。
フィルム供給部2は、フィルム保持部1から長尺の熱接
着フィルムFの送り出し先端縁Frを引き出してその先
端縁Frをフィルム・ガイド3を通じて送り出すもので
ある。マイクロプレート搬送部7は、マイクロプレート
Mを着脱自在に載置してこれを矢印A1、A5に示す方
向の前進送りおよび矢印A8に示す方向の戻し送りをす
る。カッター部4は、フィルム供給部2から送り出され
る長尺の熱接着フィルムFをマイクロプレートMの長さ
Lに合わせて切断して熱接着フィルム片Faを切り出す
ものである。なおカッター部4の刃はセラミックスのサ
ークル刃を用いており、カッター部4が矢印A3に示す
方向に下がって切削作動することにより長尺の熱接着フ
ィルムFから熱接着フィルム片Faを切り出し、その切
断が終わればカッター部4が矢印A4に示すように熱接
着フィルムFの面から離れて、次の熱接着フィルム片F
aの切り出しに備える。またマイクロプレートMの前進
送りと長尺の熱接着フィルムFの先端縁Frの送り出し
ならびに熱接着フィルム片Faの切り出しタイミングを
同期制御している。すなわちフィルム供給部2は、パル
スモータで長尺の熱接着フィルムFを定尺送りするよう
にしており、マイクロプレートMの前進送り過程と長尺
の熱接着フィルムFの先端縁Frの引き出し送り出し
(熱接着フィルム片Faの送り出し)過程において、熱
接着フィルムFの先端縁Fr(熱接着フィルム片Faの
先端縁)が、前進送りされるマイクロプレートMの前縁
Mb上に同期して位置し置かれるようになっている。
【0011】加熱プレス部5は、前進送りされたマイク
ロプレートMの上面全面の開口を覆った熱接着フィルム
片Faの全面を一挙に加圧加熱して熱接着フィルム片F
aを各小穴室Maの開口縁Mcに接着させるものであ
る。また加熱プレス部5で、マイクロプレートMの上面
の熱接着フィルム片Faの全面を加圧加熱する部分は、
ヒータを埋め込んだ軟質シリコンゴムで形成されてお
り、エアーシリンダ9によって矢印A2,A6,A7に
示すように上下動して熱接着フィルム片Faの全面を加
圧加熱する。なおプレス圧力、プレス時間、加熱温度は
調整自在に設定できる。
【0012】部分ヒータ6は加熱プレス部5の脇に装着
されており、前記のように、熱接着フィルムFの先端縁
Frが前進送りされてきたマイクロプレートMの搬送と
同期してマイクロプレートMの前縁Mbの上に位置した
とき、部分ヒータ6はエアシリンダ9によって熱接着フ
ィルムFの先端縁Frに当接するまで矢印A2に示すよ
うに若干下降し先端縁FrをマイクロプレートMの前縁
Mbに位置決めした状態で仮固定する。この仮固定によ
って以後マイクロプレートMと熱接着フィルム片Faの
関係位置が正しく維持されて両者が一体となって加熱プ
レス部5の下に搬送され、加熱プレス部5によって熱接
着フィルム片FaがマイクロプレートMの各小穴室Ma
の開口縁Mcに完全に接着し各小穴室Maに液状試料が
注入された状態で完全に密封される。
【0013】そして加熱プレス部5によってマイクロプ
レートMが完全の密封された後、加熱プレス部5は矢印
A7に示すようにマイクロプレートMから離れて上昇
し、密封されたマイクロプレートMはマイクロプレート
搬送部7によって印A8に示すように戻り搬送されて取
り出される。なお制御・駆動部8は、マイクロプレート
Mの前進送りと熱接着フィルムFの供給引き出し送り出
しおよび切断のタイミング同期制御や前記加熱プレス部
5のプレス圧力、プレス時間、加熱温度などの設定制御
機能を有するものである。
【0014】図3は、この発明のマイクロプレートの密
封方法の流れを略図で示したもので、同図の(a)から
(e)の順でマイクロプレートMの密封処理が進行する
ことを示すが、詳細は上記の図1、図2を参考に説明し
たところと同じである。すなわち、図3(a)はマイク
ロプレートMと熱接着フィルムFが密封される前の状態
でこれから矢印A1に示すように前進送りされる。そし
て同期制御されて送り出されてきたマイクロプレートM
と熱接着フィルムFは、図3(b)に示すようにに、熱
接着フィルムFからマイクロプレートMの上面の大きさ
に合致した長さの熱接着フィルム片Faが切り出され、
その先端縁Frがマイクロプレートの前縁Mbに部分ヒ
ータ部6によって仮固定され加熱プレス部5の下へ送ら
れる。次いで図3(c)に示すように、熱接着フィルム
片Faの全面が加熱プレス5で加熱加圧されて、マイク
ロプレートMの上面の各小穴室Maの開口縁Mcに完全
に接着しマイクロプレートMが完全に密封される。その
後順次図3(d)(e)に示すように、加熱プレス部5
は熱接着フィルム片FaおよびマイクロプレートMから
離れ、密封されたマイクロプレートMは矢印A8に示す
ように戻り送られて取り出される。
【0015】
【発明の効果】上記実施例からも明らかなように、この
発明のマイクロプレートの密封方法ならびに自動密封装
置を用いれば、マイクロプレートに形成された多数の小
穴室に液体試料を分注した状態で、各小穴室を短時間で
一挙に完全に密封することができ、各小穴室間や各小穴
室と外界の間の液漏れを高い精度で防ぐことができる上
に、マイクロプレートを密封する熱接着フィルム片がマ
イクロプレートの外周からはみ出すことがないので、密
封したマイクロプレートを積み重ねたり、ロボットで密
封したマイクロプレートを操作する場合に操作や保管姿
勢が安定するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるマイクロプレートの自動密封装
置の要部の構成図。
【図2】密封されるマイクロプレートの斜視図。
【図3】この発明によるマイクロプレートの密封方法の
説明図。
【符号の説明】
M :マイクロプレート 1:フィル
ム保持部 Ma:小穴室 2:フィル
ム供給部 Mb:マイクロプレートの前縁 3:フィル
ムガイド Mc:小穴室の開口縁 4:カッタ
ー部 W :マイクロプレートの上面の幅 5:加熱プ
レス部 L :マイクロプレートの上面の長さ 6:部分ヒ
ータ部 H :マイクロプレートの上部の高さ 7:マイク
ロプレート搬送部 F :熱接着フィルム 8:制御・
駆動部 Fa:熱接着フィルム片 9:エアシ
リンダ Fr:熱接着フィルムの送り出し先端縁 Wf:熱接着フィルムの幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 真司 京都府宇治市槙島町1町田1 マイクロ ニクス株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−11405(JP,A) 実開 昭52−152070(JP,U) 特公 昭48−16235(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 7/00 - 7/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 上面が開口した多数の小穴室を配列形
    成したマイクロプレートの前進送りと、そのマイクロプ
    レートの幅を超えないでその幅と同等の幅の長尺の熱接
    着フィルムの供給送り出しを同期制御し、前記熱接着フ
    ィルムの送り出し先端縁を前記前進送りされるマイクロ
    プレートの前縁上に置いた状態で、前記熱接着フィルム
    の先端縁を加熱して前記マイクロプレートの前縁に位置
    決め仮固定すると共に、この送り出し熱接着フィルムを
    前記マイクロプレートの長さを超えなでその長さと同等
    の長さに切断して熱接着フィルム片として切り出し、次
    いでこの熱接着フィルム片と共に前記マイクロプレート
    を先に送りながらこの熱接着フィルム片で前記マイクロ
    プレートの上面の開口を覆い、この状態で前記熱接着フ
    ィルム片の全面を一挙に加圧加熱し前記熱接着フィルム
    片を前記各小穴室の開口縁に接着して各小穴室を一挙に
    密閉することを特徴とするマイクロプレートの密封方
    法。
  2. 【請求項 2】 上面が開口した多数の小穴室を配列形
    成したマイクロプレートを着脱自在に載置してそのマイ
    クロプレートを前進送りおよび戻し送りするマイクロプ
    レート搬送部と、そのマイクロプレートの幅を超えない
    でその幅と同等の幅の長尺のロール・タイプの熱接着フ
    ィルムを保持するフィルム保持部と、この熱接着フィル
    ムの先端縁を引き出して送り出すフィルム供給部と、前
    記熱接着フィルムの送り出し先端縁を前記前進送りされ
    たマイクロプレートの前縁上に置いて加熱し前記マイク
    ロプレートの前縁に仮固定する部分ヒータ部と、前記長
    尺の熱接着フィルムから前記マイクロプレートの長さを
    超えないでその長さと同等の長さの熱接着フィルム片を
    切り出すカッター部と、前記前進送りされたマイクロプ
    レートの上面に配列した小穴室の開口を覆った熱接着フ
    ィルム片の全面を一挙に加圧加熱して前記熱接着フィル
    ム片を前記各小穴室の開口縁に接着する加熱プレス部
    と、前記マイクロプレートの前進送りと前記長尺の熱接
    着フィルムの供給送り出しおよび切断のタイミングを同
    期制御する制御・駆動部を備えたことを特徴とするマイ
    クロプレートの自動密封装置。
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