JPH1157518A - シュレッダー用切り屑梱包方法および装置 - Google Patents
シュレッダー用切り屑梱包方法および装置Info
- Publication number
- JPH1157518A JPH1157518A JP22475397A JP22475397A JPH1157518A JP H1157518 A JPH1157518 A JP H1157518A JP 22475397 A JP22475397 A JP 22475397A JP 22475397 A JP22475397 A JP 22475397A JP H1157518 A JPH1157518 A JP H1157518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- bag
- waste
- neck
- dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シュレッダーのカッター装置から排出される
切り屑の処理を容易にすることにある。 【解決手段】 シュレッダーの筐体1内で、屑ゴミ袋4
の口部を開口状態で保持するリング状の支持部材15を着
脱可能に支持しかつカッター装置2の切り屑排出口へ向
けて押圧して、開口状態の屑ゴミ袋4の口部をカッター
装置2の切り屑排出口に密接させる機構16と、屑ゴミ袋
4の口部を支持部材15とカッター装置2との間で滑動さ
せながら屑ゴミ袋4の首部を絞る機構17と、その首部の
周辺位置に二個の構成部分を揺動させてそこにベルトガ
イド41を形成して、ベルトガイド41内に先にクリップ内
に通したベルトを送り込み、戻って来たベルト先端部を
再びクリップ内に通してそのクリップから抜け止めし、
ベルトの基部側を引き戻すことでベルトをベルトガイド
41から内側に外してそのベルトにより屑ゴミ袋4の首部
を縛り上げ、そのベルトの、屑ゴミ袋4の首部を縛り上
げている部分をクリップと一緒にベルトの基部側から切
り離す結束機構18と、を具えるものである。
切り屑の処理を容易にすることにある。 【解決手段】 シュレッダーの筐体1内で、屑ゴミ袋4
の口部を開口状態で保持するリング状の支持部材15を着
脱可能に支持しかつカッター装置2の切り屑排出口へ向
けて押圧して、開口状態の屑ゴミ袋4の口部をカッター
装置2の切り屑排出口に密接させる機構16と、屑ゴミ袋
4の口部を支持部材15とカッター装置2との間で滑動さ
せながら屑ゴミ袋4の首部を絞る機構17と、その首部の
周辺位置に二個の構成部分を揺動させてそこにベルトガ
イド41を形成して、ベルトガイド41内に先にクリップ内
に通したベルトを送り込み、戻って来たベルト先端部を
再びクリップ内に通してそのクリップから抜け止めし、
ベルトの基部側を引き戻すことでベルトをベルトガイド
41から内側に外してそのベルトにより屑ゴミ袋4の首部
を縛り上げ、そのベルトの、屑ゴミ袋4の首部を縛り上
げている部分をクリップと一緒にベルトの基部側から切
り離す結束機構18と、を具えるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シュレッダーに
おいてカッター装置から排出される紙片等の切り屑を梱
包する方法および装置に関するものである。
おいてカッター装置から排出される紙片等の切り屑を梱
包する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のシュレッダーは一般に、図13に示すように、筐体1内
の上部にカッター装置としてのカッターブロック2を具
えるとともに、筐体1内の下部に取出し可能な屑ゴミ箱
3を具え、その屑ゴミ箱3内に装着した例えばビニール
製の屑ゴミ袋4の口部を屑ゴミ箱3の上端部で外側に折
り返してその口部を開くことで、カッターブロック2か
ら下方に排出される紙片等の切り屑をその屑ゴミ袋4内
に収容するようになっており、その屑ゴミ箱3の上端近
くまで屑ゴミ袋4内に切り屑が溜まったら、屑ゴミ箱3
を筐体1内から引き出し、折り返してある屑ゴミ袋4の
口部を上方に戻して閉じることで、切り屑を手作業で梱
包して廃棄するようにしている。
のシュレッダーは一般に、図13に示すように、筐体1内
の上部にカッター装置としてのカッターブロック2を具
えるとともに、筐体1内の下部に取出し可能な屑ゴミ箱
3を具え、その屑ゴミ箱3内に装着した例えばビニール
製の屑ゴミ袋4の口部を屑ゴミ箱3の上端部で外側に折
り返してその口部を開くことで、カッターブロック2か
ら下方に排出される紙片等の切り屑をその屑ゴミ袋4内
に収容するようになっており、その屑ゴミ箱3の上端近
くまで屑ゴミ袋4内に切り屑が溜まったら、屑ゴミ箱3
を筐体1内から引き出し、折り返してある屑ゴミ袋4の
口部を上方に戻して閉じることで、切り屑を手作業で梱
包して廃棄するようにしている。
【0003】しかしながら、かかる切り屑の処理方法で
は、屑ゴミ袋4を装着した屑ゴミ箱3とカッターブロッ
ク2との間に隙間があるため、筐体1内に切り屑が飛散
し易いという問題があり、また屑ゴミ袋4をその口部が
開いたままで筐体1内から取り出して切り屑を梱包する
ので、その梱包の際に切り屑が屑ゴミ袋4外に飛散し易
いという問題があった。
は、屑ゴミ袋4を装着した屑ゴミ箱3とカッターブロッ
ク2との間に隙間があるため、筐体1内に切り屑が飛散
し易いという問題があり、また屑ゴミ袋4をその口部が
開いたままで筐体1内から取り出して切り屑を梱包する
ので、その梱包の際に切り屑が屑ゴミ袋4外に飛散し易
いという問題があった。
【0004】それゆえ近年、図14に示す如き、切り屑を
筐体内で自動的に梱包する自動梱包装置も用いられてお
り、この自動梱包装置は、筐体1内のカッターブロック
2の下方に、吸引口5および引っかけフック6と筐体1
の左右方向に延在する棒状の加熱部材7とを直線移動機
構により図中矢印Aで示す如く筐体1の前後方向に直線
移動させる屑ゴミ袋開閉機構8を具えるとともに、筐体
1の前扉1aの裏側に、その前扉1aが開いた状態について
図中仮想線で示す如く、屑ゴミ袋4の口部の前側部分を
挟持する二個のクリップ9と、屑ゴミ袋4を前扉1aで一
時的に支持するために屑ゴミ袋4の首部の貫通孔内に挿
通される二本のロッド10と、筐体1の左右方向に延在す
る棒状の加熱部材11と、を具え、さらに、屑ゴミ袋4の
口部の後ろ側部分に装着される開封用バー12を具えてい
る。
筐体内で自動的に梱包する自動梱包装置も用いられてお
り、この自動梱包装置は、筐体1内のカッターブロック
2の下方に、吸引口5および引っかけフック6と筐体1
の左右方向に延在する棒状の加熱部材7とを直線移動機
構により図中矢印Aで示す如く筐体1の前後方向に直線
移動させる屑ゴミ袋開閉機構8を具えるとともに、筐体
1の前扉1aの裏側に、その前扉1aが開いた状態について
図中仮想線で示す如く、屑ゴミ袋4の口部の前側部分を
挟持する二個のクリップ9と、屑ゴミ袋4を前扉1aで一
時的に支持するために屑ゴミ袋4の首部の貫通孔内に挿
通される二本のロッド10と、筐体1の左右方向に延在す
る棒状の加熱部材11と、を具え、さらに、屑ゴミ袋4の
口部の後ろ側部分に装着される開封用バー12を具えてい
る。
【0005】この従来の自動梱包装置にあっては、平た
く畳んだ状態のビニール製の屑ゴミ袋4の口部の前側部
分を筐体1の前扉1aの裏側のクリップ9に把持させると
ともにその屑ゴミ袋4の首部の貫通孔内に前扉1aの裏側
のロッド10を挿通して、屑ゴミ袋4を前扉1aの裏側にセ
ットし、その屑ゴミ袋4の口部の後ろ側部分に開封用バ
ー12を装着して前扉1aを閉じると、屑ゴミ袋開閉機構8
の吸引口5でその屑ゴミ袋4の口部の後ろ側部分を吸着
するとともに引っかけフック6で開封用バー12を支持し
てその屑ゴミ袋4の口部の後ろ側部分を保持し、次いで
屑ゴミ袋開閉機構8の作動によりそれら吸引口5と引っ
かけフック6とを後方へ直線移動させて屑ゴミ袋4の後
ろ側部分を前側部分から離間させることで、図中仮想線
で示す如く、屑ゴミ袋4の口部を開いて、カッターブロ
ック2から下方に排出される切り屑をその屑ゴミ袋4内
に収容できるようにする。
く畳んだ状態のビニール製の屑ゴミ袋4の口部の前側部
分を筐体1の前扉1aの裏側のクリップ9に把持させると
ともにその屑ゴミ袋4の首部の貫通孔内に前扉1aの裏側
のロッド10を挿通して、屑ゴミ袋4を前扉1aの裏側にセ
ットし、その屑ゴミ袋4の口部の後ろ側部分に開封用バ
ー12を装着して前扉1aを閉じると、屑ゴミ袋開閉機構8
の吸引口5でその屑ゴミ袋4の口部の後ろ側部分を吸着
するとともに引っかけフック6で開封用バー12を支持し
てその屑ゴミ袋4の口部の後ろ側部分を保持し、次いで
屑ゴミ袋開閉機構8の作動によりそれら吸引口5と引っ
かけフック6とを後方へ直線移動させて屑ゴミ袋4の後
ろ側部分を前側部分から離間させることで、図中仮想線
で示す如く、屑ゴミ袋4の口部を開いて、カッターブロ
ック2から下方に排出される切り屑をその屑ゴミ袋4内
に収容できるようにする。
【0006】そして、屑ゴミ袋4内に切り屑が溜まった
ら、屑ゴミ袋開閉機構8の作動により吸引口5と引っか
けフック6とを前方へ移動させて屑ゴミ袋4の後ろ側部
分を前側部分に接近させることで、屑ゴミ袋4の口部を
閉じるとともに屑ゴミ袋4を前扉1aの裏側に戻し、その
ビニール製の屑ゴミ袋4の、口部の下側に隣接する首部
を、前扉1aの裏側の加熱部材11と屑ゴミ袋開閉機構8の
加熱部材7とで前後から挟んで熱溶着により封止するこ
とで、切り屑を自動的に梱包し、前扉1aを開いた時に、
その前扉1aの裏側から、切り屑を梱包した屑ゴミ袋4を
取り外し得るようにしている。
ら、屑ゴミ袋開閉機構8の作動により吸引口5と引っか
けフック6とを前方へ移動させて屑ゴミ袋4の後ろ側部
分を前側部分に接近させることで、屑ゴミ袋4の口部を
閉じるとともに屑ゴミ袋4を前扉1aの裏側に戻し、その
ビニール製の屑ゴミ袋4の、口部の下側に隣接する首部
を、前扉1aの裏側の加熱部材11と屑ゴミ袋開閉機構8の
加熱部材7とで前後から挟んで熱溶着により封止するこ
とで、切り屑を自動的に梱包し、前扉1aを開いた時に、
その前扉1aの裏側から、切り屑を梱包した屑ゴミ袋4を
取り外し得るようにしている。
【0007】しかしながら、かかる従来の自動梱包装置
では筐体1の前扉1aの裏側に屑ゴミ袋4をセットするの
で、前扉1aを閉じた状態では使用者が屑ゴミ袋4の状態
(屑ゴミ袋4の口部がきちんと開いているか否か、屑ゴ
ミ袋4内にどの程度切り屑が溜まっているのか等)を確
認できないという問題があり、また、紙粉の多いシュレ
ッダ内で加熱部材7,11を使用することに安全上問題が
あり、さらに、紙粉や切り屑が封止部分の間に挟まって
封止部分が剥がれ易くなり、それによって屑ゴミ袋4の
口が開いてしまい易いという問題もあった。
では筐体1の前扉1aの裏側に屑ゴミ袋4をセットするの
で、前扉1aを閉じた状態では使用者が屑ゴミ袋4の状態
(屑ゴミ袋4の口部がきちんと開いているか否か、屑ゴ
ミ袋4内にどの程度切り屑が溜まっているのか等)を確
認できないという問題があり、また、紙粉の多いシュレ
ッダ内で加熱部材7,11を使用することに安全上問題が
あり、さらに、紙粉や切り屑が封止部分の間に挟まって
封止部分が剥がれ易くなり、それによって屑ゴミ袋4の
口が開いてしまい易いという問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決した切り屑の梱包方法
および装置を提供することを目的とするものであり、こ
の発明のシュレッダー用切り屑梱包方法は、シュレッダ
ーのカッター装置から排出される切り屑を、屑ゴミ袋を
用いて梱包するに際し、前記屑ゴミ袋内への前記切り屑
の収容時に、前記カッター装置の下方に配置した屑ゴミ
袋の口部を、リング状の支持部材によって開口状態で保
持し、その支持部材を前記カッター装置の切り屑排出口
へ向けて押圧して、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前
記カッター装置の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲
むように密接させておき、前記屑ゴミ袋内の切り屑の廃
棄時に、前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前記カッ
ター装置の切り屑排出口との間で滑動させながら前記屑
ゴミ袋の首部を絞って前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部
材から取り外すとともに、前記屑ゴミ袋の絞った首部を
縛り上げ部材で縛り上げて密閉することを特徴としてい
る。
の発明は、上記課題を有利に解決した切り屑の梱包方法
および装置を提供することを目的とするものであり、こ
の発明のシュレッダー用切り屑梱包方法は、シュレッダ
ーのカッター装置から排出される切り屑を、屑ゴミ袋を
用いて梱包するに際し、前記屑ゴミ袋内への前記切り屑
の収容時に、前記カッター装置の下方に配置した屑ゴミ
袋の口部を、リング状の支持部材によって開口状態で保
持し、その支持部材を前記カッター装置の切り屑排出口
へ向けて押圧して、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前
記カッター装置の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲
むように密接させておき、前記屑ゴミ袋内の切り屑の廃
棄時に、前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前記カッ
ター装置の切り屑排出口との間で滑動させながら前記屑
ゴミ袋の首部を絞って前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部
材から取り外すとともに、前記屑ゴミ袋の絞った首部を
縛り上げ部材で縛り上げて密閉することを特徴としてい
る。
【0009】かかる方法によれば、屑ゴミ袋内への切り
屑の収容時には、カッター装置の下方に配置した屑ゴミ
袋の口部をリング状の支持部材によって開口状態で保持
し、その支持部材をカッター装置の切り屑排出口へ向け
て押圧して、開口状態の屑ゴミ袋の口部をカッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せておくので、カッター装置の切り屑排出口から排出さ
れる切り屑が屑ゴミ袋の外に飛散することが全くない。
また屑ゴミ袋内の切り屑の廃棄時には、屑ゴミ袋の口部
を支持部材とカッター装置の切り屑排出口との間で滑動
させながら屑ゴミ袋の首部を絞って屑ゴミ袋の口部を支
持部材から取り外すとともに、屑ゴミ袋の絞った首部を
縛り上げ部材で縛り上げて密閉するので、屑ゴミ袋内に
溜まった切り屑が屑ゴミ袋の外に飛散することが全くな
い。従ってシュレッダー内外への切り屑の飛散を確実に
防止することができ、ひいては、切り屑の清掃の手間を
省くことができる。しかもこの方法によれば、加熱部材
を使用してビニール製の屑ゴミ袋の首部を溶着させると
いう工程を経ないので、紙粉の多いシュレッダ内で実施
しても安全であり、また、屑ゴミ袋の首部を縛り上げ部
材で縛り上げているので、たとえ紙粉や切り屑がその首
部に挟まったとしても、屑ゴミ袋の口が開いてしまうの
を確実に防止することができる。そしてこの方法によれ
ば、屑ゴミ袋の口部を開くのに筐体の前扉を使用しない
ので、筐体内への屑ゴミ袋のセット後も筐体の前扉を開
いて屑ゴミ袋の状態を確認することができる。
屑の収容時には、カッター装置の下方に配置した屑ゴミ
袋の口部をリング状の支持部材によって開口状態で保持
し、その支持部材をカッター装置の切り屑排出口へ向け
て押圧して、開口状態の屑ゴミ袋の口部をカッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せておくので、カッター装置の切り屑排出口から排出さ
れる切り屑が屑ゴミ袋の外に飛散することが全くない。
また屑ゴミ袋内の切り屑の廃棄時には、屑ゴミ袋の口部
を支持部材とカッター装置の切り屑排出口との間で滑動
させながら屑ゴミ袋の首部を絞って屑ゴミ袋の口部を支
持部材から取り外すとともに、屑ゴミ袋の絞った首部を
縛り上げ部材で縛り上げて密閉するので、屑ゴミ袋内に
溜まった切り屑が屑ゴミ袋の外に飛散することが全くな
い。従ってシュレッダー内外への切り屑の飛散を確実に
防止することができ、ひいては、切り屑の清掃の手間を
省くことができる。しかもこの方法によれば、加熱部材
を使用してビニール製の屑ゴミ袋の首部を溶着させると
いう工程を経ないので、紙粉の多いシュレッダ内で実施
しても安全であり、また、屑ゴミ袋の首部を縛り上げ部
材で縛り上げているので、たとえ紙粉や切り屑がその首
部に挟まったとしても、屑ゴミ袋の口が開いてしまうの
を確実に防止することができる。そしてこの方法によれ
ば、屑ゴミ袋の口部を開くのに筐体の前扉を使用しない
ので、筐体内への屑ゴミ袋のセット後も筐体の前扉を開
いて屑ゴミ袋の状態を確認することができる。
【0010】またこの発明のシュレッダー用切り屑梱包
装置は、シュレッダーのカッター装置から排出される切
り屑を、屑ゴミ袋を用いて梱包する装置において、前記
屑ゴミ袋の口部を開口状態で保持するリング状の支持部
材と、前記カッター装置の下側にてそのカッター装置に
隣接して位置し、前記支持部材を着脱可能に支持すると
ともに前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧し
て、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せる屑ゴミ袋取り付け手段とを具えることを特徴として
いる。
装置は、シュレッダーのカッター装置から排出される切
り屑を、屑ゴミ袋を用いて梱包する装置において、前記
屑ゴミ袋の口部を開口状態で保持するリング状の支持部
材と、前記カッター装置の下側にてそのカッター装置に
隣接して位置し、前記支持部材を着脱可能に支持すると
ともに前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧し
て、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せる屑ゴミ袋取り付け手段とを具えることを特徴として
いる。
【0011】かかる切り屑梱包装置によれば、そのリン
グ状の支持部材と屑ゴミ袋取り付け手段とにより、先に
述べたこの発明の切り屑梱包方法を実施し得るので、先
に述べたその方法の作用効果と同様の作用効果をもたら
すことができる。
グ状の支持部材と屑ゴミ袋取り付け手段とにより、先に
述べたこの発明の切り屑梱包方法を実施し得るので、先
に述べたその方法の作用効果と同様の作用効果をもたら
すことができる。
【0012】この一方、この発明のシュレッダー用切り
屑自動梱包方法は、シュレッダーのカッター装置から排
出される切り屑を、屑ゴミ袋を用いて自動的に梱包する
に際し、前記屑ゴミ袋内への前記切り屑の収容時に、前
記カッター装置の下方に配置した屑ゴミ袋の口部を、リ
ング状の支持部材によって開口状態で保持し、その支持
部材を前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧し
て、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せておき、前記屑ゴミ袋内の切り屑の廃棄時に、先ず、
前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前記カッター装置
の切り屑排出口との間で滑動させながら前記屑ゴミ袋の
首部を絞り、次いで、前記屑ゴミ袋の絞った首部の周辺
位置に複数のベルトガイド構成部品を移動させてその周
辺位置に形成したベルトガイドにより前記屑ゴミ袋の首
部の周囲を囲繞し、次いで、先にベルト抜け止め付クリ
ップ内に通したベルトを前記ベルトガイド内に通すこと
で前記屑ゴミ袋の首部の周囲に巻き掛けた後、そのベル
トの先端部を再び前記クリップ内に通してそのクリップ
から抜け止めし、次いで、前記クリップを固定しつつ前
記ベルトの基部側を引き戻すことで、前記ベルトを前記
ベルトガイドから内側に外してそのベルトにより前記屑
ゴミ袋の首部を縛り上げ、その後に、前記ベルトを前記
クリップよりも基部に近い位置で切断して、前記ベルト
の、前記屑ゴミ袋の首部を縛り上げている部分を前記ク
リップと一緒に前記ベルトの基部側から切り離すことを
特徴としている。
屑自動梱包方法は、シュレッダーのカッター装置から排
出される切り屑を、屑ゴミ袋を用いて自動的に梱包する
に際し、前記屑ゴミ袋内への前記切り屑の収容時に、前
記カッター装置の下方に配置した屑ゴミ袋の口部を、リ
ング状の支持部材によって開口状態で保持し、その支持
部材を前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧し
て、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せておき、前記屑ゴミ袋内の切り屑の廃棄時に、先ず、
前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前記カッター装置
の切り屑排出口との間で滑動させながら前記屑ゴミ袋の
首部を絞り、次いで、前記屑ゴミ袋の絞った首部の周辺
位置に複数のベルトガイド構成部品を移動させてその周
辺位置に形成したベルトガイドにより前記屑ゴミ袋の首
部の周囲を囲繞し、次いで、先にベルト抜け止め付クリ
ップ内に通したベルトを前記ベルトガイド内に通すこと
で前記屑ゴミ袋の首部の周囲に巻き掛けた後、そのベル
トの先端部を再び前記クリップ内に通してそのクリップ
から抜け止めし、次いで、前記クリップを固定しつつ前
記ベルトの基部側を引き戻すことで、前記ベルトを前記
ベルトガイドから内側に外してそのベルトにより前記屑
ゴミ袋の首部を縛り上げ、その後に、前記ベルトを前記
クリップよりも基部に近い位置で切断して、前記ベルト
の、前記屑ゴミ袋の首部を縛り上げている部分を前記ク
リップと一緒に前記ベルトの基部側から切り離すことを
特徴としている。
【0013】かかる方法によれば、屑ゴミ袋内への切り
屑の収容時には、カッター装置の下方に配置した屑ゴミ
袋の口部をリング状の支持部材によって開口状態で保持
し、その支持部材をカッター装置の切り屑排出口へ向け
て押圧して、開口状態の屑ゴミ袋の口部をカッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せておくので、カッター装置の切り屑排出口から排出さ
れる切り屑が屑ゴミ袋の外に飛散することが全くない。
屑の収容時には、カッター装置の下方に配置した屑ゴミ
袋の口部をリング状の支持部材によって開口状態で保持
し、その支持部材をカッター装置の切り屑排出口へ向け
て押圧して、開口状態の屑ゴミ袋の口部をカッター装置
の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接さ
せておくので、カッター装置の切り屑排出口から排出さ
れる切り屑が屑ゴミ袋の外に飛散することが全くない。
【0014】また屑ゴミ袋内の切り屑の廃棄時には、屑
ゴミ袋の口部を支持部材とカッター装置の切り屑排出口
との間で滑動させながら屑ゴミ袋の首部を絞り、次いで
屑ゴミ袋の絞った首部の周辺位置に複数のベルトガイド
構成部品を移動させてその周辺位置で構成したベルトガ
イドにより屑ゴミ袋の首部の周囲を囲繞し、先にベルト
抜け止め付クリップ内に通したベルトをそのベルトガイ
ド内に通すことで屑ゴミ袋の首部の周囲に巻き掛けた
後、そのベルトの先端部を再びクリップ内に通してその
クリップから抜け止めし、次いでクリップを固定しつつ
ベルトの基部側を引き戻すことで、ベルトをベルトガイ
ドから内側に外してそのベルトにより屑ゴミ袋の首部を
縛り上げ、その後に、ベルトをクリップよりも基部に近
い位置で切断して、そのベルトの、屑ゴミ袋の首部を縛
り上げている部分をクリップと一緒にベルトの基部側か
ら切り離すので、屑ゴミ袋内に溜まった切り屑が屑ゴミ
袋の外に飛散することが全くない。
ゴミ袋の口部を支持部材とカッター装置の切り屑排出口
との間で滑動させながら屑ゴミ袋の首部を絞り、次いで
屑ゴミ袋の絞った首部の周辺位置に複数のベルトガイド
構成部品を移動させてその周辺位置で構成したベルトガ
イドにより屑ゴミ袋の首部の周囲を囲繞し、先にベルト
抜け止め付クリップ内に通したベルトをそのベルトガイ
ド内に通すことで屑ゴミ袋の首部の周囲に巻き掛けた
後、そのベルトの先端部を再びクリップ内に通してその
クリップから抜け止めし、次いでクリップを固定しつつ
ベルトの基部側を引き戻すことで、ベルトをベルトガイ
ドから内側に外してそのベルトにより屑ゴミ袋の首部を
縛り上げ、その後に、ベルトをクリップよりも基部に近
い位置で切断して、そのベルトの、屑ゴミ袋の首部を縛
り上げている部分をクリップと一緒にベルトの基部側か
ら切り離すので、屑ゴミ袋内に溜まった切り屑が屑ゴミ
袋の外に飛散することが全くない。
【0015】従ってこの方法によれば、シュレッダー内
外への切り屑の飛散を確実に防止することができ、ひい
ては、切り屑の清掃の手間を省くことができ、また、屑
ゴミ袋内の切り屑の廃棄時に、屑ゴミ袋を用いて切り屑
を手作業によらず自動的に梱包できるので、梱包作業の
手間を省くことができる。しかもこの方法によれば、加
熱部材を使用してビニール製の屑ゴミ袋の首部を溶着さ
せるという工程を経ないので、紙粉の多いシュレッダ内
で実施しても安全であり、また、屑ゴミ袋の首部をベル
トで縛り上げているので、たとえ紙粉や切り屑がその首
部に挟まったとしても、屑ゴミ袋の口が開いてしまうの
を確実に防止することができる。そしてこの方法によれ
ば、屑ゴミ袋の口部を開くのに筐体の前扉を使用しない
ので、筐体内への屑ゴミ袋のセット後も筐体の前扉を開
いて屑ゴミ袋の状態を確認することができる。
外への切り屑の飛散を確実に防止することができ、ひい
ては、切り屑の清掃の手間を省くことができ、また、屑
ゴミ袋内の切り屑の廃棄時に、屑ゴミ袋を用いて切り屑
を手作業によらず自動的に梱包できるので、梱包作業の
手間を省くことができる。しかもこの方法によれば、加
熱部材を使用してビニール製の屑ゴミ袋の首部を溶着さ
せるという工程を経ないので、紙粉の多いシュレッダ内
で実施しても安全であり、また、屑ゴミ袋の首部をベル
トで縛り上げているので、たとえ紙粉や切り屑がその首
部に挟まったとしても、屑ゴミ袋の口が開いてしまうの
を確実に防止することができる。そしてこの方法によれ
ば、屑ゴミ袋の口部を開くのに筐体の前扉を使用しない
ので、筐体内への屑ゴミ袋のセット後も筐体の前扉を開
いて屑ゴミ袋の状態を確認することができる。
【0016】またこの発明のシュレッダー用切り屑自動
梱包装置は、シュレッダーのカッター装置から排出され
る切り屑を、屑ゴミ袋を用いて自動的に梱包する装置に
おいて、前記カッター装置の下側にてそのカッター装置
に隣接して位置し、前記屑ゴミ袋の口部を開口状態で保
持するリング状の支持部材を着脱可能に支持するととも
に前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧して、
前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置の切
り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接させる
屑ゴミ袋取り付け手段と、前記屑ゴミ袋取り付け手段の
下側に位置し、前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前
記カッター装置の切り屑排出口との間で滑動させながら
前記屑ゴミ袋の首部を絞る屑ゴミ袋首部絞り手段と、前
記屑ゴミ袋首部絞り手段の上側または下側にてその屑ゴ
ミ袋首部絞り手段に隣接して位置し、前記屑ゴミ袋の絞
った首部の周辺位置に複数の構成部分を移動させてその
周辺位置に前記屑ゴミ袋の首部の周囲を囲繞するように
ベルトガイドを形成するベルトガイド形成手段と、前記
ベルトガイド形成手段に隣接して位置し、前記屑ゴミ袋
の首部の周囲を囲繞するように形成したベルトガイド内
に、先にベルト抜け止め付クリップ内に通したベルトを
送り出して、そのベルトを前記屑ゴミ袋の首部の周囲に
巻き掛けた後、そのベルトの先端部を再び前記クリップ
内に通してそのクリップから抜け止めし、次いで前記ク
リップを固定しつつ前記ベルトの基部側を引き戻すこと
で、前記ベルトを前記ベルトガイドから内側に外してそ
のベルトにより前記屑ゴミ袋の首部を縛り上げるベルト
送り出し・引き戻し手段と、前記ベルトガイド形成手段
に隣接して位置し、前記ベルトを前記クリップよりも基
部に近い位置で切断して、前記ベルトの、前記屑ゴミ袋
の首部を縛り上げている部分を前記クリップと一緒に前
記ベルトの基部側から切り離すベルト切断手段とを具え
ることを特徴としている。
梱包装置は、シュレッダーのカッター装置から排出され
る切り屑を、屑ゴミ袋を用いて自動的に梱包する装置に
おいて、前記カッター装置の下側にてそのカッター装置
に隣接して位置し、前記屑ゴミ袋の口部を開口状態で保
持するリング状の支持部材を着脱可能に支持するととも
に前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧して、
前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置の切
り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接させる
屑ゴミ袋取り付け手段と、前記屑ゴミ袋取り付け手段の
下側に位置し、前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前
記カッター装置の切り屑排出口との間で滑動させながら
前記屑ゴミ袋の首部を絞る屑ゴミ袋首部絞り手段と、前
記屑ゴミ袋首部絞り手段の上側または下側にてその屑ゴ
ミ袋首部絞り手段に隣接して位置し、前記屑ゴミ袋の絞
った首部の周辺位置に複数の構成部分を移動させてその
周辺位置に前記屑ゴミ袋の首部の周囲を囲繞するように
ベルトガイドを形成するベルトガイド形成手段と、前記
ベルトガイド形成手段に隣接して位置し、前記屑ゴミ袋
の首部の周囲を囲繞するように形成したベルトガイド内
に、先にベルト抜け止め付クリップ内に通したベルトを
送り出して、そのベルトを前記屑ゴミ袋の首部の周囲に
巻き掛けた後、そのベルトの先端部を再び前記クリップ
内に通してそのクリップから抜け止めし、次いで前記ク
リップを固定しつつ前記ベルトの基部側を引き戻すこと
で、前記ベルトを前記ベルトガイドから内側に外してそ
のベルトにより前記屑ゴミ袋の首部を縛り上げるベルト
送り出し・引き戻し手段と、前記ベルトガイド形成手段
に隣接して位置し、前記ベルトを前記クリップよりも基
部に近い位置で切断して、前記ベルトの、前記屑ゴミ袋
の首部を縛り上げている部分を前記クリップと一緒に前
記ベルトの基部側から切り離すベルト切断手段とを具え
ることを特徴としている。
【0017】かかる切り屑自動梱包装置によれば、その
屑ゴミ袋取り付け手段と屑ゴミ袋首部絞り手段とベルト
ガイド形成手段とベルト送り出し・引き戻し手段とベル
ト切断手段とにより、先に述べたこの発明の切り屑自動
梱包方法を実施し得るので、先に述べたその方法の作用
効果と同様の作用効果をもたらすことができる。
屑ゴミ袋取り付け手段と屑ゴミ袋首部絞り手段とベルト
ガイド形成手段とベルト送り出し・引き戻し手段とベル
ト切断手段とにより、先に述べたこの発明の切り屑自動
梱包方法を実施し得るので、先に述べたその方法の作用
効果と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。なお、
図中従来例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
ここに、図1は、この発明の切り屑自動梱包装置の一実
施例を具えるシュレッダーの全体構成を示す構成図であ
り、このシュレッダーは、筐体1と、その筐体1内の上
部に配置されたカッター装置としての、それ自身が制御
部を有する通常のカッターブロック2と、筐体1内のそ
のカッターブロック2の下方に配置された上記実施例の
切り屑自動梱包装置13とを具えており、この実施例の切
り屑自動梱包装置13は、ここでは筐体1の側部に配置さ
れた、通常のマイクロコンピュータを具える制御部14に
より、後述のように、カッターブロック2の作動と連係
するよう自動制御される。
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。なお、
図中従来例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
ここに、図1は、この発明の切り屑自動梱包装置の一実
施例を具えるシュレッダーの全体構成を示す構成図であ
り、このシュレッダーは、筐体1と、その筐体1内の上
部に配置されたカッター装置としての、それ自身が制御
部を有する通常のカッターブロック2と、筐体1内のそ
のカッターブロック2の下方に配置された上記実施例の
切り屑自動梱包装置13とを具えており、この実施例の切
り屑自動梱包装置13は、ここでは筐体1の側部に配置さ
れた、通常のマイクロコンピュータを具える制御部14に
より、後述のように、カッターブロック2の作動と連係
するよう自動制御される。
【0019】この実施例の切り屑自動梱包装置13は、図
1に示すように、リング状の支持部材としての屑ゴミ袋
取り付け枠15と、筐体1内のカッターブロック2の下側
の左右両側にてそのカッターブロック2に隣接して位置
する屑ゴミ袋取り付け手段としての屑ゴミ袋取り付け機
構16と、その屑ゴミ袋取り付け機構16の下側に位置する
屑ゴミ袋首部絞り手段としての屑ゴミ袋首部絞り機構17
とを具えるとともに、結束機構18を具えており、その結
束機構18は、屑ゴミ袋首部絞り機構17の下側にてその屑
ゴミ袋首部絞り機構17に隣接して位置するベルトガイド
形成手段としてのベルトガイド形成機構19と、そのベル
トガイド形成機構19に隣接してそれぞれ位置するベルト
送り出し・引き戻し手段としてのベルトフィーダー20お
よびベルト切断手段としてのベルトカッター21とを具え
ている。
1に示すように、リング状の支持部材としての屑ゴミ袋
取り付け枠15と、筐体1内のカッターブロック2の下側
の左右両側にてそのカッターブロック2に隣接して位置
する屑ゴミ袋取り付け手段としての屑ゴミ袋取り付け機
構16と、その屑ゴミ袋取り付け機構16の下側に位置する
屑ゴミ袋首部絞り手段としての屑ゴミ袋首部絞り機構17
とを具えるとともに、結束機構18を具えており、その結
束機構18は、屑ゴミ袋首部絞り機構17の下側にてその屑
ゴミ袋首部絞り機構17に隣接して位置するベルトガイド
形成手段としてのベルトガイド形成機構19と、そのベル
トガイド形成機構19に隣接してそれぞれ位置するベルト
送り出し・引き戻し手段としてのベルトフィーダー20お
よびベルト切断手段としてのベルトカッター21とを具え
ている。
【0020】ここにおける屑ゴミ袋取り付け枠15は、カ
ッターブロック2の切り屑排出口が設けられた下端部2a
にほぼ一致する大きさの矩形のリング状すなわち枠状を
なしており、この実施例では、図1に示すように、屑ゴ
ミ袋4の口部4aを、屑ゴミ袋取り付け枠15の内側に下側
から上向きに挿入し、屑ゴミ袋取り付け枠15の上側で外
側に折り返してその屑ゴミ袋取り付け枠15の上部に被せ
ることでその口部4aを開いておく。これにより屑ゴミ袋
取り付け枠15は屑ゴミ袋4を開口状態で保持することが
できる。
ッターブロック2の切り屑排出口が設けられた下端部2a
にほぼ一致する大きさの矩形のリング状すなわち枠状を
なしており、この実施例では、図1に示すように、屑ゴ
ミ袋4の口部4aを、屑ゴミ袋取り付け枠15の内側に下側
から上向きに挿入し、屑ゴミ袋取り付け枠15の上側で外
側に折り返してその屑ゴミ袋取り付け枠15の上部に被せ
ることでその口部4aを開いておく。これにより屑ゴミ袋
取り付け枠15は屑ゴミ袋4を開口状態で保持することが
できる。
【0021】図2(a)は、屑ゴミ袋取り付け枠15をカ
ッターブロック2の下端部2aに押圧している状態の、図
1では左側の屑ゴミ袋取り付け機構16を示す、筐体1の
左側板を省略した上記シュレッダーの側面図、また図2
(b)は、屑ゴミ袋取り付け枠15をカッターブロック2
の下端部2aに押圧している状態の、左右両側の屑ゴミ袋
取り付け機構16を示す、筐体1の前扉1aを開いた上記シ
ュレッダーの正面図、そして図3は、屑ゴミ袋取り付け
枠15をカッターブロック2の下端部2aから下方に離間さ
せている状態の、図1では左側の屑ゴミ袋取り付け機構
16を示す、筐体1の左側板を省略するとともに前扉1aを
開いた状態の上記シュレッダーの側面図である。なお、
これらの図では、屑ゴミ袋首部絞り機構17と結束機構18
とは図示を省略してある。
ッターブロック2の下端部2aに押圧している状態の、図
1では左側の屑ゴミ袋取り付け機構16を示す、筐体1の
左側板を省略した上記シュレッダーの側面図、また図2
(b)は、屑ゴミ袋取り付け枠15をカッターブロック2
の下端部2aに押圧している状態の、左右両側の屑ゴミ袋
取り付け機構16を示す、筐体1の前扉1aを開いた上記シ
ュレッダーの正面図、そして図3は、屑ゴミ袋取り付け
枠15をカッターブロック2の下端部2aから下方に離間さ
せている状態の、図1では左側の屑ゴミ袋取り付け機構
16を示す、筐体1の左側板を省略するとともに前扉1aを
開いた状態の上記シュレッダーの側面図である。なお、
これらの図では、屑ゴミ袋首部絞り機構17と結束機構18
とは図示を省略してある。
【0022】筐体1内の左右両側の屑ゴミ袋取り付け機
構16は構造的には左右対称となっているが機能的には互
いに同一であり、これらの屑ゴミ袋取り付け機構16は各
々、カッターブロック2の下部の側方に配置されて筐体
1の前後方向(図2(a)および図3では左右方向)に
延在する支持部22a およびその支持部22a の両端から下
方に延在するガイド部22b を有して下向きに開いたコ字
状の支持板22と、その支持板22の支持部22a よりも外方
に配置されるとともにその支持部22a に各々上端部を揺
動可能に軸支された前方アーム23および後方アーム24
と、それら前方アーム23および後方アーム24の下端部に
前方端部と中間部とをそれぞれ回動可能に軸結合されて
それらのアーム23, 24の下端部同士を連結するリンク25
とを有しており、そのリンク25の、後方アーム24よりも
後方まで延在する後端部には、内方へ向かって突出する
掛合部25a が形成されている。
構16は構造的には左右対称となっているが機能的には互
いに同一であり、これらの屑ゴミ袋取り付け機構16は各
々、カッターブロック2の下部の側方に配置されて筐体
1の前後方向(図2(a)および図3では左右方向)に
延在する支持部22a およびその支持部22a の両端から下
方に延在するガイド部22b を有して下向きに開いたコ字
状の支持板22と、その支持板22の支持部22a よりも外方
に配置されるとともにその支持部22a に各々上端部を揺
動可能に軸支された前方アーム23および後方アーム24
と、それら前方アーム23および後方アーム24の下端部に
前方端部と中間部とをそれぞれ回動可能に軸結合されて
それらのアーム23, 24の下端部同士を連結するリンク25
とを有しており、そのリンク25の、後方アーム24よりも
後方まで延在する後端部には、内方へ向かって突出する
掛合部25a が形成されている。
【0023】また、屑ゴミ袋取り付け機構16は各々、支
持板22の支持部22a よりも内方に配置されるとともに前
方アーム23の上端部にそこを支持する軸を介して上端部
を一体的にかつ前方アーム23に対し角度をもって結合さ
れたレバー26と、上記二本のアーム23, 24の下側に配置
されて筐体1の前後方向に延在するスライドガイド27
と、そのスライドガイド27と支持板22の支持部22a との
間に介装されスライドガイド27を常時上向きに付勢して
前方アーム23および後方アーム24の下端に当接させてお
く引き上げスプリング28とを有しており、スライドガイ
ド27の前方および後方端部にはスリットが形成されてい
て、支持板22の支持部22a の両端に位置するガイド部22
b は、それらのスリットにそれぞれ摺動可能に嵌まり合
うことでスライドガイド27の昇降を案内する。
持板22の支持部22a よりも内方に配置されるとともに前
方アーム23の上端部にそこを支持する軸を介して上端部
を一体的にかつ前方アーム23に対し角度をもって結合さ
れたレバー26と、上記二本のアーム23, 24の下側に配置
されて筐体1の前後方向に延在するスライドガイド27
と、そのスライドガイド27と支持板22の支持部22a との
間に介装されスライドガイド27を常時上向きに付勢して
前方アーム23および後方アーム24の下端に当接させてお
く引き上げスプリング28とを有しており、スライドガイ
ド27の前方および後方端部にはスリットが形成されてい
て、支持板22の支持部22a の両端に位置するガイド部22
b は、それらのスリットにそれぞれ摺動可能に嵌まり合
うことでスライドガイド27の昇降を案内する。
【0024】かかる屑ゴミ袋取り付け機構16にあって
は、図2(a)に示すように、前方アーム23および後方
アーム24が傾斜した状態では、スライドガイド27が引き
上げスプリング28で付勢されて上昇して、屑ゴミ袋4を
開口状態で保持した屑ゴミ袋取り付け枠15を図示の使用
位置に配置するとともにカッターブロック2の下端部2a
に押圧しており、これにより屑ゴミ袋4の開口状態の口
部4aは、カッターブロック2の切り屑排出口にその切り
屑排出口を囲むように密接している。なお、上記使用位
置に配置された屑ゴミ袋取り付け枠15は、図示しないマ
イクロスイッチによって検知される。
は、図2(a)に示すように、前方アーム23および後方
アーム24が傾斜した状態では、スライドガイド27が引き
上げスプリング28で付勢されて上昇して、屑ゴミ袋4を
開口状態で保持した屑ゴミ袋取り付け枠15を図示の使用
位置に配置するとともにカッターブロック2の下端部2a
に押圧しており、これにより屑ゴミ袋4の開口状態の口
部4aは、カッターブロック2の切り屑排出口にその切り
屑排出口を囲むように密接している。なお、上記使用位
置に配置された屑ゴミ袋取り付け枠15は、図示しないマ
イクロスイッチによって検知される。
【0025】そして、後述の如くして切り屑を梱包した
屑ゴミ袋4が取り外された屑ゴミ袋取り付け枠15を、上
記使用位置から、筐体1の前扉1aを開いて手前側へ引き
出すと、屑ゴミ袋取り付け枠15の前側部分がレバー26に
当接してそれを手前方向(図2(a)および図3では反
時計方向)へ回動させ、これにより前方アーム23が図3
に示す垂直位置まで回動されるとともに、リンク25を介
して前方アーム23に連結された後方アーム24もそれと連
動して図3に示す垂直位置まで回動され、この回動によ
りそれら前方アーム23および後方アーム24は、スライド
ガイド27を図3に実線で示す下降限の取り付け枠挿入位
置まで引き上げスプリング28に抗して下降させるととも
に、それらの垂直位置でラッチ状態となる。かかるスラ
イドガイド27の、取り付け枠挿入位置への下降により、
その後の屑ゴミ袋取り付け枠15の挿入を容易に行うこと
ができる。
屑ゴミ袋4が取り外された屑ゴミ袋取り付け枠15を、上
記使用位置から、筐体1の前扉1aを開いて手前側へ引き
出すと、屑ゴミ袋取り付け枠15の前側部分がレバー26に
当接してそれを手前方向(図2(a)および図3では反
時計方向)へ回動させ、これにより前方アーム23が図3
に示す垂直位置まで回動されるとともに、リンク25を介
して前方アーム23に連結された後方アーム24もそれと連
動して図3に示す垂直位置まで回動され、この回動によ
りそれら前方アーム23および後方アーム24は、スライド
ガイド27を図3に実線で示す下降限の取り付け枠挿入位
置まで引き上げスプリング28に抗して下降させるととも
に、それらの垂直位置でラッチ状態となる。かかるスラ
イドガイド27の、取り付け枠挿入位置への下降により、
その後の屑ゴミ袋取り付け枠15の挿入を容易に行うこと
ができる。
【0026】そして、屑ゴミ袋4を開口状態で保持した
屑ゴミ袋取り付け枠15を筐体1内に挿入する際には、屑
ゴミ袋取り付け枠15の後端部分(図2(a)および図3
では左端部分)を両側の屑ゴミ袋取り付け機構16の、上
記取り付け枠挿入位置に下降しているスライドガイド27
上に乗せて、図3中矢印Bで示すようにスライドガイド
27上で屑ゴミ袋取り付け枠15を滑らせて押し込む。これ
により屑ゴミ袋取り付け枠15の後端部分がリンク25の掛
合部25a に当接してその掛合部25a を後方(図2(a)
および図3では左方)へ押し込むと、そのリンク25に連
結された前方アーム23および後方アーム24が、図3中矢
印Cで示すように後方(図2(a)および図3では時計
方向)へ回動してラッチ状態が外され、スライドガイド
27が引き上げスプリング28の付勢力により前方アーム23
および後方アーム24を図2(a)に示す傾斜位置まで回
動させるとともにレバー26を図2(a)に示す垂直位置
まで回動させながら図3中矢印Dで示すように上昇し
て、屑ゴミ袋取り付け枠15を上記使用位置まで持ち上げ
る。従って屑ゴミ袋取り付け枠15は、レバー26により充
分奥まで押し込まれると同時に、スライドガイド27によ
りカッターブロック2の下端部2aに押圧されて最初に説
明した状態となる。
屑ゴミ袋取り付け枠15を筐体1内に挿入する際には、屑
ゴミ袋取り付け枠15の後端部分(図2(a)および図3
では左端部分)を両側の屑ゴミ袋取り付け機構16の、上
記取り付け枠挿入位置に下降しているスライドガイド27
上に乗せて、図3中矢印Bで示すようにスライドガイド
27上で屑ゴミ袋取り付け枠15を滑らせて押し込む。これ
により屑ゴミ袋取り付け枠15の後端部分がリンク25の掛
合部25a に当接してその掛合部25a を後方(図2(a)
および図3では左方)へ押し込むと、そのリンク25に連
結された前方アーム23および後方アーム24が、図3中矢
印Cで示すように後方(図2(a)および図3では時計
方向)へ回動してラッチ状態が外され、スライドガイド
27が引き上げスプリング28の付勢力により前方アーム23
および後方アーム24を図2(a)に示す傾斜位置まで回
動させるとともにレバー26を図2(a)に示す垂直位置
まで回動させながら図3中矢印Dで示すように上昇し
て、屑ゴミ袋取り付け枠15を上記使用位置まで持ち上げ
る。従って屑ゴミ袋取り付け枠15は、レバー26により充
分奥まで押し込まれると同時に、スライドガイド27によ
りカッターブロック2の下端部2aに押圧されて最初に説
明した状態となる。
【0027】図4は、屑ゴミ袋首部絞り機構17の構成
を、後述する屑ゴミ袋待機状態にて模式的に示す平面
図、また図5は、その屑ゴミ袋首部絞り機構17を、屑ゴ
ミ袋首部絞り状態にて模式的に示す平面図であり、ここ
における屑ゴミ袋首部絞り機構17は、筐体1の前扉1aの
裏側に水平方向に揺動可能に軸支された第1アーム31
と、筐体1の、図4,5では上方に位置する右側板1bの
裏側に水平方向に揺動可能に軸支された第2アーム32
と、筐体1の、図4,5では左方に位置する後板1cの裏
側に水平方向に揺動可能に軸支された第3アーム33と、
筐体1の、図4,5では下方に位置する左側板1dの裏側
に水平方向に揺動可能に軸支された第4アーム34と、そ
れらのアーム31〜34をそれぞれ前扉1a、右側板1b、後板
1cおよび左側板1dに接近する方向へ向けて常時付勢する
戻しスプリング35とを有しており、第2アーム32、第3
アーム33および第4アーム34の先端部にはそれぞれプー
リー36が回転自在に軸支されている。
を、後述する屑ゴミ袋待機状態にて模式的に示す平面
図、また図5は、その屑ゴミ袋首部絞り機構17を、屑ゴ
ミ袋首部絞り状態にて模式的に示す平面図であり、ここ
における屑ゴミ袋首部絞り機構17は、筐体1の前扉1aの
裏側に水平方向に揺動可能に軸支された第1アーム31
と、筐体1の、図4,5では上方に位置する右側板1bの
裏側に水平方向に揺動可能に軸支された第2アーム32
と、筐体1の、図4,5では左方に位置する後板1cの裏
側に水平方向に揺動可能に軸支された第3アーム33と、
筐体1の、図4,5では下方に位置する左側板1dの裏側
に水平方向に揺動可能に軸支された第4アーム34と、そ
れらのアーム31〜34をそれぞれ前扉1a、右側板1b、後板
1cおよび左側板1dに接近する方向へ向けて常時付勢する
戻しスプリング35とを有しており、第2アーム32、第3
アーム33および第4アーム34の先端部にはそれぞれプー
リー36が回転自在に軸支されている。
【0028】また、屑ゴミ袋首部絞り機構17は、一端部
37a を第1アーム31の先端部に固定されるとともに図4
に示す如く各プーリー36の外側を引き回されて他端部37
b を左側板1dから引き出された、紐状部材としての比較
的柔らかいワイヤーロープ37と、そのワイヤーロープ37
の上記他端部37b が巻き掛けられて固定されたドラム38
と、そのドラム38を両方向に回動させる減速機付きモー
ター39と、第1アーム31の揺動位置およびドラム38の回
動位置をそれぞれ検知する複数のマイクロスイッチ40と
を有している。
37a を第1アーム31の先端部に固定されるとともに図4
に示す如く各プーリー36の外側を引き回されて他端部37
b を左側板1dから引き出された、紐状部材としての比較
的柔らかいワイヤーロープ37と、そのワイヤーロープ37
の上記他端部37b が巻き掛けられて固定されたドラム38
と、そのドラム38を両方向に回動させる減速機付きモー
ター39と、第1アーム31の揺動位置およびドラム38の回
動位置をそれぞれ検知する複数のマイクロスイッチ40と
を有している。
【0029】かかる屑ゴミ袋首部絞り機構17にあって
は、筐体1に対する屑ゴミ袋取り付け枠15および屑ゴミ
袋4の出し入れの際には、図4中矢印Eで示すように前
扉1aを開くと、ワイヤーロープ37の一端部37a を固定さ
れた第1アーム31が、同図中二点鎖線で示すように、前
扉1aの裏側に接近した状態でその前扉1aと一緒に移動し
て、ワイヤーロープ37の一端部37a を他端部37b 側から
離間させるので、ワイヤーロープ37が筐体1に対する屑
ゴミ袋取り付け枠15および屑ゴミ袋4の出し入れを妨げ
ることがない。
は、筐体1に対する屑ゴミ袋取り付け枠15および屑ゴミ
袋4の出し入れの際には、図4中矢印Eで示すように前
扉1aを開くと、ワイヤーロープ37の一端部37a を固定さ
れた第1アーム31が、同図中二点鎖線で示すように、前
扉1aの裏側に接近した状態でその前扉1aと一緒に移動し
て、ワイヤーロープ37の一端部37a を他端部37b 側から
離間させるので、ワイヤーロープ37が筐体1に対する屑
ゴミ袋取り付け枠15および屑ゴミ袋4の出し入れを妨げ
ることがない。
【0030】そして、ドラム38が、モーター39により図
4では時計方向へ回動されて、ワイヤーロープ37を、図
5中矢印Fで示すように引っ張りながら巻き取ってゆく
と、図5に示すように各アーム31〜34が、ワイヤーロー
プ37で引っ張られて戻しスプリング35に抗しながら筐体
1の内方へ向けて揺動して、ワイヤーロープ37が、筐体
1内の各アーム31〜34の長さによって定まる所定位置、
すなわちこの実施例では結束機構18が設けられた左側板
1dに近い位置にて概略環状に張り渡され、これにより屑
ゴミ袋首部絞り機構17は屑ゴミ袋首部絞り状態となる。
またその状態から、ドラム38が、モーター39により図4
では反時計方向へ回動されて、ワイヤーロープ37を繰り
出してゆくと、ワイヤーロープ37が緩むことで、各アー
ム31〜34が戻しスプリング35で引っ張られて図4に示す
位置へ向けて揺動して、ワイヤーロープ37が、筐体1の
前扉1a、右側板1b、後板1cおよび左側板1dに接近した図
4に示す位置に戻され、これにより屑ゴミ袋首部絞り機
構17は待機状態となる。
4では時計方向へ回動されて、ワイヤーロープ37を、図
5中矢印Fで示すように引っ張りながら巻き取ってゆく
と、図5に示すように各アーム31〜34が、ワイヤーロー
プ37で引っ張られて戻しスプリング35に抗しながら筐体
1の内方へ向けて揺動して、ワイヤーロープ37が、筐体
1内の各アーム31〜34の長さによって定まる所定位置、
すなわちこの実施例では結束機構18が設けられた左側板
1dに近い位置にて概略環状に張り渡され、これにより屑
ゴミ袋首部絞り機構17は屑ゴミ袋首部絞り状態となる。
またその状態から、ドラム38が、モーター39により図4
では反時計方向へ回動されて、ワイヤーロープ37を繰り
出してゆくと、ワイヤーロープ37が緩むことで、各アー
ム31〜34が戻しスプリング35で引っ張られて図4に示す
位置へ向けて揺動して、ワイヤーロープ37が、筐体1の
前扉1a、右側板1b、後板1cおよび左側板1dに接近した図
4に示す位置に戻され、これにより屑ゴミ袋首部絞り機
構17は待機状態となる。
【0031】図6は、屑ゴミ袋首部絞り機構17の作動を
示す説明図であり、筐体1内において屑ゴミ袋取り付け
枠15により開口状態で保持された屑ゴミ袋4の、口部4a
に隣接する首部4bは、屑ゴミ袋首部絞り機構17が図4に
示す待機状態にある間は、図6(a)に示すように充分
広く開かれているが、屑ゴミ袋首部絞り機構17が図5に
示す屑ゴミ袋首部絞り状態となると、図6(b)に示す
とともに図5中に二点鎖線で併せて示すように、ワイヤ
ーロープ37で絞られて、ベルトガイド形成機構19がその
首部4bの周囲に形成する後述のベルトガイド41内に収ま
る太さとなる。そして屑ゴミ袋首部絞り機構17は、待機
状態から屑ゴミ袋首部絞り状態へ移行する際に、屑ゴミ
袋4の口部4aを図6(b)中矢印Gで示す如く、屑ゴミ
袋取り付け枠15と、カッターブロック2の切り屑排出口
が設けられた下端部2aとの間で滑動させながら、屑ゴミ
袋4の首部4bを絞ってゆく。
示す説明図であり、筐体1内において屑ゴミ袋取り付け
枠15により開口状態で保持された屑ゴミ袋4の、口部4a
に隣接する首部4bは、屑ゴミ袋首部絞り機構17が図4に
示す待機状態にある間は、図6(a)に示すように充分
広く開かれているが、屑ゴミ袋首部絞り機構17が図5に
示す屑ゴミ袋首部絞り状態となると、図6(b)に示す
とともに図5中に二点鎖線で併せて示すように、ワイヤ
ーロープ37で絞られて、ベルトガイド形成機構19がその
首部4bの周囲に形成する後述のベルトガイド41内に収ま
る太さとなる。そして屑ゴミ袋首部絞り機構17は、待機
状態から屑ゴミ袋首部絞り状態へ移行する際に、屑ゴミ
袋4の口部4aを図6(b)中矢印Gで示す如く、屑ゴミ
袋取り付け枠15と、カッターブロック2の切り屑排出口
が設けられた下端部2aとの間で滑動させながら、屑ゴミ
袋4の首部4bを絞ってゆく。
【0032】図7は、結束機構18の構成を模式的に示す
平面図であり、この結束機構18が有しているベルトガイ
ド形成機構19は、この実施例では二個の、各々概略半円
形をなすベルトガイド半部42と、それらのベルトガイド
半部42の一端部(図7では左端部)に出力軸43a を一体
的に結合されて、それらのベルトガイド半部42をそれぞ
れ出力軸43a で支持しつつ出力軸43a を中心として水平
方向に揺動させる二個の減速機付きモーター43とを有し
ており、それらのモーター43は、互いに同期して出力軸
43a を回動させて、二個のベルトガイド半部42を図7中
矢印Hで示す如く互いに反対回りに揺動させ、これによ
り二個のベルトガイド半部42は、図7に実線で示す、屑
ゴミ袋4の絞った首部4bの周辺位置にて互いに合わさっ
て屑ゴミ袋4の首部4bの周囲を囲繞する環状に閉じたベ
ルトガイド41を形成するベルトガイド形成状態と、図7
に二点鎖線で示す、互いに離間して筐体1に対する屑ゴ
ミ袋4の出し入れを容易ならしめる待機状態との間で揺
動される。さらに、ベルトガイド形成機構19は、各ベル
トガイド半部42の揺動位置を検知する図示しない複数の
マイクロスイッチをも有している。
平面図であり、この結束機構18が有しているベルトガイ
ド形成機構19は、この実施例では二個の、各々概略半円
形をなすベルトガイド半部42と、それらのベルトガイド
半部42の一端部(図7では左端部)に出力軸43a を一体
的に結合されて、それらのベルトガイド半部42をそれぞ
れ出力軸43a で支持しつつ出力軸43a を中心として水平
方向に揺動させる二個の減速機付きモーター43とを有し
ており、それらのモーター43は、互いに同期して出力軸
43a を回動させて、二個のベルトガイド半部42を図7中
矢印Hで示す如く互いに反対回りに揺動させ、これによ
り二個のベルトガイド半部42は、図7に実線で示す、屑
ゴミ袋4の絞った首部4bの周辺位置にて互いに合わさっ
て屑ゴミ袋4の首部4bの周囲を囲繞する環状に閉じたベ
ルトガイド41を形成するベルトガイド形成状態と、図7
に二点鎖線で示す、互いに離間して筐体1に対する屑ゴ
ミ袋4の出し入れを容易ならしめる待機状態との間で揺
動される。さらに、ベルトガイド形成機構19は、各ベル
トガイド半部42の揺動位置を検知する図示しない複数の
マイクロスイッチをも有している。
【0033】図8は、二個のベルトガイド半部42が合わ
さって形成するベルトガイド41を示す平面図、また図9
は、図8のIX−IX線に沿うそのベルトガイド41の断面図
であり、各ベルトガイド半部42は、上記一端部(図8で
は下端部、図7では左端部)がモーター43の出力軸43a
に結合されたベース板44と、そのベース板44上に半円形
に立設された板状の外側ガイド板45と、その外側ガイド
板45の半径方向内方にてその外側ガイド板45に沿って延
在するようベース板44上に立設された内側ガイド板46
と、それら外側および内側ガイド板45, 46の間に画成さ
れたベルト通路47を部分的に覆って、そのベルト通路47
に後述する縛り上げ部材としてのベルト53を通している
間だけそこから上方へのベルト53の抜け出しを防止する
複数枚(図8では六枚)の通路覆い板48と、各通路覆い
板48の貫通孔内に遊嵌されてその通路覆い板48を図9に
仮想線で示すように外側および内側ガイド板45, 46に対
し傾動可能に支持するネジ部材49と、各ネジ部材49の頭
部と通路覆い板48との間にワッシャー50を介して介装さ
れて通路覆い板48を外側および内側ガイド板45, 46へ向
けて常時付勢する通路覆い板付勢スプリング51とを有し
ている。
さって形成するベルトガイド41を示す平面図、また図9
は、図8のIX−IX線に沿うそのベルトガイド41の断面図
であり、各ベルトガイド半部42は、上記一端部(図8で
は下端部、図7では左端部)がモーター43の出力軸43a
に結合されたベース板44と、そのベース板44上に半円形
に立設された板状の外側ガイド板45と、その外側ガイド
板45の半径方向内方にてその外側ガイド板45に沿って延
在するようベース板44上に立設された内側ガイド板46
と、それら外側および内側ガイド板45, 46の間に画成さ
れたベルト通路47を部分的に覆って、そのベルト通路47
に後述する縛り上げ部材としてのベルト53を通している
間だけそこから上方へのベルト53の抜け出しを防止する
複数枚(図8では六枚)の通路覆い板48と、各通路覆い
板48の貫通孔内に遊嵌されてその通路覆い板48を図9に
仮想線で示すように外側および内側ガイド板45, 46に対
し傾動可能に支持するネジ部材49と、各ネジ部材49の頭
部と通路覆い板48との間にワッシャー50を介して介装さ
れて通路覆い板48を外側および内側ガイド板45, 46へ向
けて常時付勢する通路覆い板付勢スプリング51とを有し
ている。
【0034】そして、各ベルトガイド半部42の内側ガイ
ド板46の、ベルト通路47を画成している側の面は、図9
に示すように、上端に近づく程、内側ガイド板46の半径
方向内方へ向かう傾斜面46a とされており、またベルト
通路47は、図8では左側のベルトガイド半部42の下端部
に位置する開口部分を漸次拡幅されてベルト入口47aと
されるとともに、図8では右側のベルトガイド半部42の
下端部に位置する開口部分をベルト出口47b とされ、そ
の右側のベルトガイド半部42の下端部には、左側のベル
トガイド半部42の下端部に位置するベルト入口47a 内に
先端が入り込むように三角形のベルト蹴り込み部材52が
固設されている。
ド板46の、ベルト通路47を画成している側の面は、図9
に示すように、上端に近づく程、内側ガイド板46の半径
方向内方へ向かう傾斜面46a とされており、またベルト
通路47は、図8では左側のベルトガイド半部42の下端部
に位置する開口部分を漸次拡幅されてベルト入口47aと
されるとともに、図8では右側のベルトガイド半部42の
下端部に位置する開口部分をベルト出口47b とされ、そ
の右側のベルトガイド半部42の下端部には、左側のベル
トガイド半部42の下端部に位置するベルト入口47a 内に
先端が入り込むように三角形のベルト蹴り込み部材52が
固設されている。
【0035】しかして各ベルトガイド半部42は、上記の
ベルトガイド形成状態では、図8ではその上端部に位置
する各々のベルト通路47の開口部分を互いに接続して、
上記ベルト入口47a から上記ベルト出口47b まで連なる
ほぼ環状のベルト通路を形成し、そのベルト通路によ
り、この実施例では、図10(a)に示す如き、片面に
鋸歯状の凸部53a を持つナイロン製のベルト53を、その
凸部53a を持つ面を半径方向外向きにして案内する。な
お、この実施例では、かかるベルト54を、結束機構18が
有しているベルトフィーダー20が、図10(b)に示す
如き、ベルト抜け止めとしての二つの内向きの突起54a
を持つ枠状のクリップ54に通して、図10(c)に示す
とともに後述するようにして環状に結び、屑ゴミ袋4の
絞った首部4bを締め上げる。
ベルトガイド形成状態では、図8ではその上端部に位置
する各々のベルト通路47の開口部分を互いに接続して、
上記ベルト入口47a から上記ベルト出口47b まで連なる
ほぼ環状のベルト通路を形成し、そのベルト通路によ
り、この実施例では、図10(a)に示す如き、片面に
鋸歯状の凸部53a を持つナイロン製のベルト53を、その
凸部53a を持つ面を半径方向外向きにして案内する。な
お、この実施例では、かかるベルト54を、結束機構18が
有しているベルトフィーダー20が、図10(b)に示す
如き、ベルト抜け止めとしての二つの内向きの突起54a
を持つ枠状のクリップ54に通して、図10(c)に示す
とともに後述するようにして環状に結び、屑ゴミ袋4の
絞った首部4bを締め上げる。
【0036】再び図7を参照して、ベルトフィーダー20
は、長尺のベルト53が巻かれたベルトホルダー61と、そ
のベルトホルダー61を両方向に回動させる減速機付きモ
ーター62と、互いに対向して配置されて間にベルト53を
挟み込む一対の駆動ローラー63と、それらの駆動ローラ
ー63のうちの片方を両方向に回動させる減速機付きモー
ター64とを有するとともに、ベルトガイド半部42が合わ
さって形成されたベルトガイド41の、互いに隣接するベ
ルト入口47a およびベルト出口47b を持つ一端部(図7
では左端部)と上記駆動ローラー63との間でベルト53を
直線的に案内する二枚の直線ガイド板65と、後述するク
リップ移送部材72に保持されたクリップ54にベルトガイ
ド41側から挿入されて直線ガイド板65側に戻ったベルト
53の先端を検知する図示しないマイクロスイッチとを有
している。
は、長尺のベルト53が巻かれたベルトホルダー61と、そ
のベルトホルダー61を両方向に回動させる減速機付きモ
ーター62と、互いに対向して配置されて間にベルト53を
挟み込む一対の駆動ローラー63と、それらの駆動ローラ
ー63のうちの片方を両方向に回動させる減速機付きモー
ター64とを有するとともに、ベルトガイド半部42が合わ
さって形成されたベルトガイド41の、互いに隣接するベ
ルト入口47a およびベルト出口47b を持つ一端部(図7
では左端部)と上記駆動ローラー63との間でベルト53を
直線的に案内する二枚の直線ガイド板65と、後述するク
リップ移送部材72に保持されたクリップ54にベルトガイ
ド41側から挿入されて直線ガイド板65側に戻ったベルト
53の先端を検知する図示しないマイクロスイッチとを有
している。
【0037】また図7を参照して、ベルトカッター21
は、クリップ54を直線ガイド板65とベルトガイド41との
間のベルト挿通位置に供給する機能をも持つものとさ
れ、それゆえベルトカッター21は、クリップ54を多数整
列させて保持するとともにそのクリップ54を図7では右
方の端部へ向けて常時付勢するクリップホルダー71と、
そのクリップホルダー71の右方端部と上記ベルト挿通位
置とを通って水平に延在するクリップ移送部材72と、そ
のクリップ移送部材72をその延在方向にカム73を介して
図7中矢印Iで示す如く往復移動させる減速機付きモー
ター74と、そのクリップ移送部材72をカム73へ向けて常
時付勢するクリップ移送部材付勢スプリング75と、その
クリップ移送部材72に固着されたカッター刃76と、その
クリップ移送部材72の移動位置を検知する図示しないマ
イクロスイッチとを有している。
は、クリップ54を直線ガイド板65とベルトガイド41との
間のベルト挿通位置に供給する機能をも持つものとさ
れ、それゆえベルトカッター21は、クリップ54を多数整
列させて保持するとともにそのクリップ54を図7では右
方の端部へ向けて常時付勢するクリップホルダー71と、
そのクリップホルダー71の右方端部と上記ベルト挿通位
置とを通って水平に延在するクリップ移送部材72と、そ
のクリップ移送部材72をその延在方向にカム73を介して
図7中矢印Iで示す如く往復移動させる減速機付きモー
ター74と、そのクリップ移送部材72をカム73へ向けて常
時付勢するクリップ移送部材付勢スプリング75と、その
クリップ移送部材72に固着されたカッター刃76と、その
クリップ移送部材72の移動位置を検知する図示しないマ
イクロスイッチとを有している。
【0038】そしてクリップ移送部材72には、直線ガイ
ド板65に向く側面に、一個のクリップ54が嵌まり込む断
面L字状の凹部72a が形成され、その凹部72a の底部
に、反対側の側面に貫通するベルト貫通孔72b が形成さ
れ、さらにその凹部72a に隣接してクリップ移送部材72
には、ベルト切断後にクリップ54をクリップ移送部材72
内からベルトガイド41側へ抜け出させるためのクリップ
貫通孔72c が形成されている。
ド板65に向く側面に、一個のクリップ54が嵌まり込む断
面L字状の凹部72a が形成され、その凹部72a の底部
に、反対側の側面に貫通するベルト貫通孔72b が形成さ
れ、さらにその凹部72a に隣接してクリップ移送部材72
には、ベルト切断後にクリップ54をクリップ移送部材72
内からベルトガイド41側へ抜け出させるためのクリップ
貫通孔72c が形成されている。
【0039】かかる結束機構18の作動を、図11に模式
的に示して説明する。ここでは先ず同図(a)に示すよ
うに、ベルトガイド形成機構19が、ベルトガイド半部42
を待機状態とし、その状態でベルトフィーダー20が、ベ
ルトホルダー61および駆動ローラー63をモーター62, 64
で回動させてベルト53をベルトホルダー61から引出し
て、そのベルト53を二枚の直線ガイド板65の間に送り出
し、それらの直線ガイド板65によるベルト53の案内下で
ベルト53の先端部53b を、上記ベルト挿通位置にてクリ
ップ移送部材72の凹部72a 内に保持されたクリップ54内
に挿通して、その先端部53b がベルト入口47a に隣接す
る位置まで出てきたら、ベルトフィーダー20がベルト53
の送り出しを一旦停止する。
的に示して説明する。ここでは先ず同図(a)に示すよ
うに、ベルトガイド形成機構19が、ベルトガイド半部42
を待機状態とし、その状態でベルトフィーダー20が、ベ
ルトホルダー61および駆動ローラー63をモーター62, 64
で回動させてベルト53をベルトホルダー61から引出し
て、そのベルト53を二枚の直線ガイド板65の間に送り出
し、それらの直線ガイド板65によるベルト53の案内下で
ベルト53の先端部53b を、上記ベルト挿通位置にてクリ
ップ移送部材72の凹部72a 内に保持されたクリップ54内
に挿通して、その先端部53b がベルト入口47a に隣接す
る位置まで出てきたら、ベルトフィーダー20がベルト53
の送り出しを一旦停止する。
【0040】次にここでは、図11(b)中矢印Jで示
すように、ベルトガイド形成機構19が、ベルトガイド半
部42を待機状態から、ベルトガイド形成状態となるよう
に揺動させ、これにより、図では右方のベルトガイド半
部42に設けられたベルト蹴り込み部材52が、ベルト53の
先端部53b に当接してその先端部53b を、図では左方の
ベルトガイド半部42に設けられたベルト入口47a 内に蹴
り込む。そしてベルトガイド形成機構19が、ベルトガイ
ド半部42をベルトガイド形成状態まで揺動させて、二個
のベルトガイド半部42のベルト通路47同士が繋がり、環
状のベルト通路が画成されたら、図11(c)に示すよ
うに、ベルトフィーダー20が、ベルト53の送り出しを再
開して、ベルト53の先端部53b を、主には外側ガイド板
45による案内下でその環状のベルト通路内に通してゆ
く。
すように、ベルトガイド形成機構19が、ベルトガイド半
部42を待機状態から、ベルトガイド形成状態となるよう
に揺動させ、これにより、図では右方のベルトガイド半
部42に設けられたベルト蹴り込み部材52が、ベルト53の
先端部53b に当接してその先端部53b を、図では左方の
ベルトガイド半部42に設けられたベルト入口47a 内に蹴
り込む。そしてベルトガイド形成機構19が、ベルトガイ
ド半部42をベルトガイド形成状態まで揺動させて、二個
のベルトガイド半部42のベルト通路47同士が繋がり、環
状のベルト通路が画成されたら、図11(c)に示すよ
うに、ベルトフィーダー20が、ベルト53の送り出しを再
開して、ベルト53の先端部53b を、主には外側ガイド板
45による案内下でその環状のベルト通路内に通してゆ
く。
【0041】しかして図11(d)に示すように、ベル
ト53の先端部53b が図では右方のベルトガイド半部42に
設けられたベルト出口47b まで来たら、そのベルト出口
47bの外側ガイド板45による案内下で、ベルト53の先端
部53b を、図11(e)に拡大して示すようにベルト53
の、クリップ54から出ている部分に当接させて、そのベ
ルト53の内側の面上で滑らせながら、図中矢印Lで示す
ように、クリップ54内に挿入する。これによりベルト53
の先端部53b はクリップ54から抜け止めされ、ベルト53
は、図10(c)に示すように、環状に結ばれる。
ト53の先端部53b が図では右方のベルトガイド半部42に
設けられたベルト出口47b まで来たら、そのベルト出口
47bの外側ガイド板45による案内下で、ベルト53の先端
部53b を、図11(e)に拡大して示すようにベルト53
の、クリップ54から出ている部分に当接させて、そのベ
ルト53の内側の面上で滑らせながら、図中矢印Lで示す
ように、クリップ54内に挿入する。これによりベルト53
の先端部53b はクリップ54から抜け止めされ、ベルト53
は、図10(c)に示すように、環状に結ばれる。
【0042】そしてその後、ベルトフィーダー20が、ベ
ルトホルダー61および駆動ローラー63をモーター62, 64
で上記と逆の方向に回動させてベルト53の基部53c 側を
引き戻すと、二個のベルトガイド半部42で形成された環
状のベルト通路内のベルト53は縮径されて、内側ガイド
板46の傾斜面46a に沿って持ち上がり、通路覆い板48を
撥ね上げながらベルト通路外へ出て、ベルトガイド41か
らその半径方向内方へ外れる。
ルトホルダー61および駆動ローラー63をモーター62, 64
で上記と逆の方向に回動させてベルト53の基部53c 側を
引き戻すと、二個のベルトガイド半部42で形成された環
状のベルト通路内のベルト53は縮径されて、内側ガイド
板46の傾斜面46a に沿って持ち上がり、通路覆い板48を
撥ね上げながらベルト通路外へ出て、ベルトガイド41か
らその半径方向内方へ外れる。
【0043】しかる後ここでは、ベルトカッター21が、
モーター74によりクリップ移送部材72をクリップホルダ
ー71方向へ移動させ、それにより、先ず、カッター刃76
が、ベルト53の基部53c 側を切断し、次いで、クリップ
移送部材72の凹部72a 内に保持されていたクリップ54
が、そこに隣接するクリップ貫通孔72c 内へ移動してク
リップ移送部材72内からベルトガイド41側へ抜け出し、
その後、クリップ移送部材72の空になった凹部72a 内
に、クリップホルダー71から新たなクリップ54が供給さ
れる。次にベルトカッター21は、モーター74によりクリ
ップ移送部材72を上記と逆にベルトガイド41方向へ移動
させ、これによりその新たなクリップ54が、上記ベルト
挿通位置に配置される。
モーター74によりクリップ移送部材72をクリップホルダ
ー71方向へ移動させ、それにより、先ず、カッター刃76
が、ベルト53の基部53c 側を切断し、次いで、クリップ
移送部材72の凹部72a 内に保持されていたクリップ54
が、そこに隣接するクリップ貫通孔72c 内へ移動してク
リップ移送部材72内からベルトガイド41側へ抜け出し、
その後、クリップ移送部材72の空になった凹部72a 内
に、クリップホルダー71から新たなクリップ54が供給さ
れる。次にベルトカッター21は、モーター74によりクリ
ップ移送部材72を上記と逆にベルトガイド41方向へ移動
させ、これによりその新たなクリップ54が、上記ベルト
挿通位置に配置される。
【0044】図12は、制御部14が、この発明の切り屑
自動梱包方法の一実施例としての切り屑自動梱包方法に
基づき上記実施例の切り屑自動梱包装置13の作動を制御
する手順を示す説明図であり、この実施例では、長尺の
ベルト53および多数のクリップ54を上記の如くして結束
機構18のベルトホルダー61およびクリップホルダー71に
あらかじめセットしておいた状態で、筐体1の前扉1aを
開いて、屑ゴミ袋4を開口状態で保持する屑ゴミ袋取り
付け枠15を屑ゴミ袋取り付け機構16に挿入し、屑ゴミ袋
取付機構16が、先に述べたようにしてその屑ゴミ袋取り
付け枠15を使用位置まで上昇させて図2に示すように屑
ゴミ袋4の口部4aをカッターブロック2の切り屑排出口
にその切り屑排出口を囲むように密接させると、屑ゴミ
袋取付機構16のマイクロスイッチが、その使用位置の屑
ゴミ袋取り付け枠15を検知して制御部14へ袋装着信号BS
を送り、それにより制御部14は、カッターブロック2へ
裁断許可信号CSを送る。
自動梱包方法の一実施例としての切り屑自動梱包方法に
基づき上記実施例の切り屑自動梱包装置13の作動を制御
する手順を示す説明図であり、この実施例では、長尺の
ベルト53および多数のクリップ54を上記の如くして結束
機構18のベルトホルダー61およびクリップホルダー71に
あらかじめセットしておいた状態で、筐体1の前扉1aを
開いて、屑ゴミ袋4を開口状態で保持する屑ゴミ袋取り
付け枠15を屑ゴミ袋取り付け機構16に挿入し、屑ゴミ袋
取付機構16が、先に述べたようにしてその屑ゴミ袋取り
付け枠15を使用位置まで上昇させて図2に示すように屑
ゴミ袋4の口部4aをカッターブロック2の切り屑排出口
にその切り屑排出口を囲むように密接させると、屑ゴミ
袋取付機構16のマイクロスイッチが、その使用位置の屑
ゴミ袋取り付け枠15を検知して制御部14へ袋装着信号BS
を送り、それにより制御部14は、カッターブロック2へ
裁断許可信号CSを送る。
【0045】カッターブロック2は、上記裁断許可信号
CSを受けた後、当該シュレッダーの操作者のスイッチ操
作等に応じて紙片等の裁断を適宜行い、その裁断によっ
て発生した切り屑を切り屑排出口から屑ゴミ袋4内に排
出するとともに、その屑ゴミ袋4内の切り屑を既知の方
法で適宜圧縮する。そしてカッターブロック2は、その
作動時間や切断紙量、あるいは距離センサの出力信号等
から屑ゴミ袋4内の切り屑が、それ以上増えると梱包が
困難になる所定量となったことを検知すると、制御部14
へ梱包指示信号PSを送る。
CSを受けた後、当該シュレッダーの操作者のスイッチ操
作等に応じて紙片等の裁断を適宜行い、その裁断によっ
て発生した切り屑を切り屑排出口から屑ゴミ袋4内に排
出するとともに、その屑ゴミ袋4内の切り屑を既知の方
法で適宜圧縮する。そしてカッターブロック2は、その
作動時間や切断紙量、あるいは距離センサの出力信号等
から屑ゴミ袋4内の切り屑が、それ以上増えると梱包が
困難になる所定量となったことを検知すると、制御部14
へ梱包指示信号PSを送る。
【0046】制御部14は、上記梱包指示信号PSを受けた
後、先ず、屑ゴミ袋首部絞り機構17へ首部絞り指示信号
SS、具体的にはモーター39の駆動信号を送り、これによ
り屑ゴミ袋首部絞り機構17は、図6(b)に示すよう
に、屑ゴミ袋4の首部4bを絞り上げる。そしてその首部
4bの絞り上げが終わると、屑ゴミ袋首部絞り機構17のマ
イクロスイッチ40が、屑ゴミ袋4の首部4bを絞り終わっ
たことを示す絞り終了信号SES を制御部14へ送る。
後、先ず、屑ゴミ袋首部絞り機構17へ首部絞り指示信号
SS、具体的にはモーター39の駆動信号を送り、これによ
り屑ゴミ袋首部絞り機構17は、図6(b)に示すよう
に、屑ゴミ袋4の首部4bを絞り上げる。そしてその首部
4bの絞り上げが終わると、屑ゴミ袋首部絞り機構17のマ
イクロスイッチ40が、屑ゴミ袋4の首部4bを絞り終わっ
たことを示す絞り終了信号SES を制御部14へ送る。
【0047】制御部14は、上記絞り終了信号SES を受け
たら、次に結束機構18に首部縛り上げ指示信号TS、具体
的にはベルトガイド形成機構19のモーター43、ベルトフ
ィーダー20のモーター62, 64およびベルトカッター21の
モーター74の駆動信号を適当なタイミングで送り、これ
により結束機構18は、先ず、図6(b)および図7に示
すように、ベルトガイド形成機構19で屑ゴミ袋4の絞っ
た首部4bの周囲にベルトガイド41を形成し、次いで図1
1(a)〜(e)に示すように、ベルトフィーダー20
で、ベルトガイド41内にベルト53を送り出し、戻ってき
たベルト53の先端部53b をクリップ54内に挿入し、そし
てベルト53の基部53c 側を引き戻して、ベルト53の環状
の部分をベルトガイド41から内側に外してその環状の部
分で屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げ、しかる後ベルトカ
ッター21でベルト53の基部53c 側を切断して、ベルト53
の、屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げている環状の部分を
クリップ54と一緒に、ベルト53の基部53c 側から切り離
すとともに、そのクリップ54をベルトカッター21から抜
け出させ、これによって、切り屑を満杯に梱包した屑ゴ
ミ袋4の筐体1内からの取出しを可能ならしめ、その後
ベルトカッター21でベルト挿入位置に新たなクリップ54
をセットする。
たら、次に結束機構18に首部縛り上げ指示信号TS、具体
的にはベルトガイド形成機構19のモーター43、ベルトフ
ィーダー20のモーター62, 64およびベルトカッター21の
モーター74の駆動信号を適当なタイミングで送り、これ
により結束機構18は、先ず、図6(b)および図7に示
すように、ベルトガイド形成機構19で屑ゴミ袋4の絞っ
た首部4bの周囲にベルトガイド41を形成し、次いで図1
1(a)〜(e)に示すように、ベルトフィーダー20
で、ベルトガイド41内にベルト53を送り出し、戻ってき
たベルト53の先端部53b をクリップ54内に挿入し、そし
てベルト53の基部53c 側を引き戻して、ベルト53の環状
の部分をベルトガイド41から内側に外してその環状の部
分で屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げ、しかる後ベルトカ
ッター21でベルト53の基部53c 側を切断して、ベルト53
の、屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げている環状の部分を
クリップ54と一緒に、ベルト53の基部53c 側から切り離
すとともに、そのクリップ54をベルトカッター21から抜
け出させ、これによって、切り屑を満杯に梱包した屑ゴ
ミ袋4の筐体1内からの取出しを可能ならしめ、その後
ベルトカッター21でベルト挿入位置に新たなクリップ54
をセットする。
【0048】かかる一連の作業が終了したことを示す縛
り上げ終了信号TES を、結束機構18のマイクロスイッチ
から制御部14が受けたら、制御部14は、当該シュレッダ
ーの操作者に、操作入力用画面等の適当な表示手段によ
って屑ゴミ袋4の筐体1内からの取出しおよび新たな屑
ゴミ袋4の筐体1内へのセットを指示し、それによって
次回の切り屑の梱包に具える。
り上げ終了信号TES を、結束機構18のマイクロスイッチ
から制御部14が受けたら、制御部14は、当該シュレッダ
ーの操作者に、操作入力用画面等の適当な表示手段によ
って屑ゴミ袋4の筐体1内からの取出しおよび新たな屑
ゴミ袋4の筐体1内へのセットを指示し、それによって
次回の切り屑の梱包に具える。
【0049】かくして、上記実施例の自動梱包方法およ
び自動梱包装置によれば、屑ゴミ袋内への切り屑の収容
時には、カッターブロック2の下方に配置した屑ゴミ袋
4の口部4aを屑ゴミ袋取り付け枠15によって開口状態で
保持し、その屑ゴミ袋取り付け枠15をカッターブロック
2の切り屑排出口へ向けて押圧して、開口状態の屑ゴミ
袋4の口部4aをカッターブロック2の切り屑排出口にそ
の切り屑排出口を囲むように密接させておくので、カッ
ターブロック2の切り屑排出口から排出される切り屑が
屑ゴミ袋4の外に飛散することが全くない。
び自動梱包装置によれば、屑ゴミ袋内への切り屑の収容
時には、カッターブロック2の下方に配置した屑ゴミ袋
4の口部4aを屑ゴミ袋取り付け枠15によって開口状態で
保持し、その屑ゴミ袋取り付け枠15をカッターブロック
2の切り屑排出口へ向けて押圧して、開口状態の屑ゴミ
袋4の口部4aをカッターブロック2の切り屑排出口にそ
の切り屑排出口を囲むように密接させておくので、カッ
ターブロック2の切り屑排出口から排出される切り屑が
屑ゴミ袋4の外に飛散することが全くない。
【0050】また屑ゴミ袋4内の切り屑の廃棄時には、
屑ゴミ袋4の口部4aを屑ゴミ袋取り付け枠15とカッター
ブロック2の切り屑排出口との間で滑動させながら屑ゴ
ミ袋4の首部4bを絞り、次いで屑ゴミ袋4の絞った首部
4bの周辺位置に二個のベルトガイド半部42を移動させて
その周辺位置で構成したベルトガイド41により屑ゴミ袋
4の首部4bの周囲を囲繞し、先にベルト抜け止め付クリ
ップ54内に通したベルト53をそのベルトガイド41内に通
すことで屑ゴミ袋4の首部4bの周囲に巻き掛けた後、そ
のベルト53の先端部53b を再びクリップ54内に通してそ
のクリップ54から抜け止めし、次いでクリップ54を固定
しつつベルト53の基部53c 側を引き戻すことで、ベルト
53をベルトガイド41から内側に外してそのベルト53によ
り屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げ、その後に、ベルト53
をクリップ54よりも基部53c に近い位置で切断して、そ
のベルト53の、屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げている部
分をクリップ54と一緒にベルトの基部53c 側から切り離
すので、屑ゴミ袋4内に溜まった切り屑が屑ゴミ袋4の
外に飛散することが全くない。
屑ゴミ袋4の口部4aを屑ゴミ袋取り付け枠15とカッター
ブロック2の切り屑排出口との間で滑動させながら屑ゴ
ミ袋4の首部4bを絞り、次いで屑ゴミ袋4の絞った首部
4bの周辺位置に二個のベルトガイド半部42を移動させて
その周辺位置で構成したベルトガイド41により屑ゴミ袋
4の首部4bの周囲を囲繞し、先にベルト抜け止め付クリ
ップ54内に通したベルト53をそのベルトガイド41内に通
すことで屑ゴミ袋4の首部4bの周囲に巻き掛けた後、そ
のベルト53の先端部53b を再びクリップ54内に通してそ
のクリップ54から抜け止めし、次いでクリップ54を固定
しつつベルト53の基部53c 側を引き戻すことで、ベルト
53をベルトガイド41から内側に外してそのベルト53によ
り屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げ、その後に、ベルト53
をクリップ54よりも基部53c に近い位置で切断して、そ
のベルト53の、屑ゴミ袋4の首部4bを縛り上げている部
分をクリップ54と一緒にベルトの基部53c 側から切り離
すので、屑ゴミ袋4内に溜まった切り屑が屑ゴミ袋4の
外に飛散することが全くない。
【0051】従って上記実施例の方法および装置によれ
ば、シュレッダー内外への切り屑の飛散を確実に防止す
ることができ、ひいては、切り屑の清掃の手間を省くこ
とができ、また、屑ゴミ袋4内の切り屑の廃棄時に、屑
ゴミ袋4を用いて切り屑を手作業によらず自動的に梱包
できるので、梱包作業の手間を省くことができる。しか
もこの方法および装置によれば、加熱部材を使用してビ
ニール製の屑ゴミ袋の首部を溶着させるという工程を経
ないので、紙粉の多いシュレッダ内で実施しても安全で
あり、また、屑ゴミ袋4の首部4bをベルト53で縛り上げ
ているので、たとえ紙粉や切り屑がその首部4bに挟まっ
たとしても、屑ゴミ袋4の口が開いてしまうのを確実に
防止することができる。そしてこの実施例の方法および
装置によれば、屑ゴミ袋4の口部4aを開くのに筐体1の
前扉1aを使用しないので、筐体1内への屑ゴミ袋4のセ
ット後も随時、筐体1の前扉1aを開いて屑ゴミ袋4の状
態を確認することができる。
ば、シュレッダー内外への切り屑の飛散を確実に防止す
ることができ、ひいては、切り屑の清掃の手間を省くこ
とができ、また、屑ゴミ袋4内の切り屑の廃棄時に、屑
ゴミ袋4を用いて切り屑を手作業によらず自動的に梱包
できるので、梱包作業の手間を省くことができる。しか
もこの方法および装置によれば、加熱部材を使用してビ
ニール製の屑ゴミ袋の首部を溶着させるという工程を経
ないので、紙粉の多いシュレッダ内で実施しても安全で
あり、また、屑ゴミ袋4の首部4bをベルト53で縛り上げ
ているので、たとえ紙粉や切り屑がその首部4bに挟まっ
たとしても、屑ゴミ袋4の口が開いてしまうのを確実に
防止することができる。そしてこの実施例の方法および
装置によれば、屑ゴミ袋4の口部4aを開くのに筐体1の
前扉1aを使用しないので、筐体1内への屑ゴミ袋4のセ
ット後も随時、筐体1の前扉1aを開いて屑ゴミ袋4の状
態を確認することができる。
【0052】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記屑
ゴミ袋首部絞り機構17および結束機構18を省略して、人
手で屑ゴミ袋4の首部4bをあるていど絞り、その絞った
首部4bを、人手あるいは既知の携帯式の結束機で縛り上
げるようにしても良い。また、上記実施例ではベルトガ
イドを二個のベルトガイド半部の揺動によって形成した
が、二個あるいはそれ以上の数のベルトガイド構成部分
を筐体1内で屑ゴミ袋4の絞った首部4bへ向けて直線的
に移動させてベルトガイドを形成しても良く、あるいは
そのベルトガイド構成部分の移動それ自体で屑ゴミ袋4
の首部4bを絞るようにしても良い。さらに、上記実施例
では縛り上げ部材としてビニール製のベルト53を用いた
が、他の紐状の縛り上げ部材あるいは、例えば人手で縛
り上げる場合に粘着剤付きテープ等の帯状の縛り上げ部
材を用いることもできる。
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記屑
ゴミ袋首部絞り機構17および結束機構18を省略して、人
手で屑ゴミ袋4の首部4bをあるていど絞り、その絞った
首部4bを、人手あるいは既知の携帯式の結束機で縛り上
げるようにしても良い。また、上記実施例ではベルトガ
イドを二個のベルトガイド半部の揺動によって形成した
が、二個あるいはそれ以上の数のベルトガイド構成部分
を筐体1内で屑ゴミ袋4の絞った首部4bへ向けて直線的
に移動させてベルトガイドを形成しても良く、あるいは
そのベルトガイド構成部分の移動それ自体で屑ゴミ袋4
の首部4bを絞るようにしても良い。さらに、上記実施例
では縛り上げ部材としてビニール製のベルト53を用いた
が、他の紐状の縛り上げ部材あるいは、例えば人手で縛
り上げる場合に粘着剤付きテープ等の帯状の縛り上げ部
材を用いることもできる。
【図1】この発明の切り屑自動梱包装置の一実施例を具
えるシュレッダーの全体構成を示す構成図である。
えるシュレッダーの全体構成を示す構成図である。
【図2】上記実施例の切り屑自動梱包装置の屑ゴミ袋取
り付け機構の構成を示す、筐体の左側板を省略した上記
シュレッダーの側面図および、筐体の前扉を開いた上記
シュレッダーの正面図である。
り付け機構の構成を示す、筐体の左側板を省略した上記
シュレッダーの側面図および、筐体の前扉を開いた上記
シュレッダーの正面図である。
【図3】上記屑ゴミ袋取り付け機構の他の状態を示す、
筐体の左側板を省略するとともに前扉を開いた上記シュ
レッダーの側面図である。
筐体の左側板を省略するとともに前扉を開いた上記シュ
レッダーの側面図である。
【図4】上記実施例の切り屑自動梱包装置の屑ゴミ袋首
部絞り機構の構成を屑ゴミ袋待機状態にて模式的に示す
平面図である。
部絞り機構の構成を屑ゴミ袋待機状態にて模式的に示す
平面図である。
【図5】上記屑ゴミ袋首部絞り機構を屑ゴミ袋首部絞り
状態にて模式的に示す平面図である。
状態にて模式的に示す平面図である。
【図6】上記屑ゴミ袋首部絞り機構の作動を示す説明図
である。
である。
【図7】上記実施例の切り屑自動梱包装置の結束機構の
構成を模式的に示す平面図である。
構成を模式的に示す平面図である。
【図8】上記結束機構のベルトガイド形成機構の二個の
ベルトガイド半部が合わさって形成するベルトガイドを
示す平面図である。
ベルトガイド半部が合わさって形成するベルトガイドを
示す平面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う上記ベルトガイドの断面
図である。
図である。
【図10】上記結束機構のベルトフィーダーおよびベル
トカッターが使用するベルトおよびクリップを示す説明
図である。
トカッターが使用するベルトおよびクリップを示す説明
図である。
【図11】上記結束機構の作動を模式的に示す説明図で
ある。
ある。
【図12】上記シユレッダーの制御部が、この発明の切
り屑自動梱包方法の一実施例としての切り屑自動梱包方
法に基づき上記実施例の切り屑自動梱包装置の作動を制
御する手順を示す説明図である。
り屑自動梱包方法の一実施例としての切り屑自動梱包方
法に基づき上記実施例の切り屑自動梱包装置の作動を制
御する手順を示す説明図である。
【図13】従来の切り屑梱包方法を示す説明図である。
【図14】従来の切り屑自動梱包装置を示す説明図であ
る。
る。
1 筐体 1a 前扉 2 カッターブロック 4 屑ゴミ袋 4a 口部 4b 首部 13 切り屑自動梱包装置 14 制御部 15 屑ゴミ袋取り付け枠 16 屑ゴミ袋取り付け機構 17 屑ゴミ袋首部絞り機構 18 結束機構 19 ベルトガイド形成機構 20 ベルトフィーダー 21 ベルトカッター 53 ベルト 53b 先端部 53c 基部 54 クリップ
Claims (4)
- 【請求項1】 シュレッダーのカッター装置から排出さ
れる切り屑を、屑ゴミ袋を用いて梱包するに際し、 前記屑ゴミ袋内への前記切り屑の収容時に、 前記カッター装置の下方に配置した屑ゴミ袋の口部を、
リング状の支持部材によって開口状態で保持し、その支
持部材を前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧
して、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装
置の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接
させておき、 前記屑ゴミ袋内の切り屑の廃棄時に、 前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前記カッター装置
の切り屑排出口との間で滑動させながら前記屑ゴミ袋の
首部を絞って前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材から取
り外すとともに、前記屑ゴミ袋の絞った首部を縛り上げ
部材で縛り上げて密閉することを特徴とする、シュレッ
ダ用切り屑梱包方法。 - 【請求項2】 シュレッダーのカッター装置(2) から排
出される切り屑を、屑ゴミ袋(4) を用いて梱包する装置
において、 前記屑ゴミ袋の口部を開口状態で保持するリング状の支
持部材(15)と、 前記カッター装置の下側にてそのカッター装置に隣接し
て位置し、前記支持部材を着脱可能に支持するとともに
前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧して、前
記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置の切り
屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接させる屑
ゴミ袋取り付け手段(16)と、 を具えることを特徴とする、シュレッダ用切り屑梱包装
置。 - 【請求項3】 シュレッダーのカッター装置から排出さ
れる切り屑を、屑ゴミ袋を用いて自動的に梱包するに際
し、 前記屑ゴミ袋内への前記切り屑の収容時に、 前記カッター装置の下方に配置した屑ゴミ袋の口部を、
リング状の支持部材によって開口状態で保持し、その支
持部材を前記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧
して、前記開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装
置の切り屑排出口にその切り屑排出口を囲むように密接
させておき、 前記屑ゴミ袋内の切り屑の廃棄時に、 先ず、前記屑ゴミ袋の口部を前記支持部材と前記カッタ
ー装置の切り屑排出口との間で滑動させながら前記屑ゴ
ミ袋の首部を絞り、 次いで、前記屑ゴミ袋の絞った首部の周辺位置に複数の
ベルトガイド構成部品を移動させてその周辺位置に形成
したベルトガイドにより前記屑ゴミ袋の首部の周囲を囲
繞し、 次いで、先にベルト抜け止め付クリップ内に通したベル
トを前記ベルトガイド内に通すことで前記屑ゴミ袋の首
部の周囲に巻き掛けた後、そのベルトの先端部を再び前
記クリップ内に通してそのクリップから抜け止めし、 次いで、前記クリップを固定しつつ前記ベルトの基部側
を引き戻すことで、前記ベルトを前記ベルトガイドから
内側に外してそのベルトにより前記屑ゴミ袋の首部を縛
り上げ、 その後に、前記ベルトを前記クリップよりも基部に近い
位置で切断して、前記ベルトの、前記屑ゴミ袋の首部を
縛り上げている部分を前記クリップと一緒に前記ベルト
の基部側から切り離すことを特徴とする、シュレッダ用
切り屑自動梱包方法。 - 【請求項4】 シュレッダーのカッター装置(2) から排
出される切り屑を、屑ゴミ袋(4) を用いて自動的に梱包
する装置において、 前記カッター装置の下側にてそのカッター装置に隣接し
て位置し、前記屑ゴミ袋の口部を開口状態で保持するリ
ング状の支持部材(15)を着脱可能に支持するとともに前
記カッター装置の切り屑排出口へ向けて押圧して、前記
開口状態の屑ゴミ袋の口部を前記カッター装置の切り屑
排出口にその切り屑排出口を囲むように密接させる屑ゴ
ミ袋取り付け手段(16)と、 前記屑ゴミ袋取り付け手段の下側に位置し、前記屑ゴミ
袋の口部を前記支持部材と前記カッター装置の切り屑排
出口との間で滑動させながら前記屑ゴミ袋の首部を絞る
屑ゴミ袋首部絞り手段(17)と、 前記屑ゴミ袋首部絞り手段の上側または下側にてその屑
ゴミ袋首部絞り手段に隣接して位置し、前記屑ゴミ袋の
絞った首部の周辺位置に複数の構成部分を移動させてそ
の周辺位置に前記屑ゴミ袋の首部の周囲を囲繞するよう
にベルトガイド(41)を形成するベルトガイド形成手段(1
8)と、 前記ベルトガイド形成手段に隣接して位置し、前記屑ゴ
ミ袋の首部の周囲を囲繞するように形成したベルトガイ
ド内に、先にベルト抜け止め付クリップ(54)内に通した
ベルト(53)を送り出して、そのベルトを前記屑ゴミ袋の
首部の周囲に巻き掛けた後、そのベルトの先端部を再び
前記クリップ内に通してそのクリップから抜け止めし、
次いで前記クリップを固定しつつ前記ベルトの基部側を
引き戻すことで、前記ベルトを前記ベルトガイドから内
側に外してそのベルトにより前記屑ゴミ袋の首部を縛り
上げるベルト送り出し・引き戻し手段(20)と、 前記ベルトガイド形成手段に隣接して位置し、前記ベル
トを前記クリップよりも基部に近い位置で切断して、前
記ベルトの、前記屑ゴミ袋の首部を縛り上げている部分
を前記クリップと一緒に前記ベルトの基部側から切り離
すベルト切断手段(21)と、 を具えることを特徴とする、シュレッダ用切り屑自動梱
包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22475397A JPH1157518A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | シュレッダー用切り屑梱包方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22475397A JPH1157518A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | シュレッダー用切り屑梱包方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157518A true JPH1157518A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16818706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22475397A Withdrawn JPH1157518A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | シュレッダー用切り屑梱包方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1157518A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016209832A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | トッパン・フォームズ株式会社 | シュレッダ用の断裁片収納袋保持具及びシュレッダ |
CN110548571A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-12-10 | 东莞市邦泽电子有限公司 | 自动打包碎纸的碎纸机及碎纸机自动打包碎纸方法 |
JP2019218212A (ja) * | 2018-06-16 | 2019-12-26 | 上海拓牛智能科技有限公司Shanghai Townew Intelligent Technology Co., Ltd. | ゴミ袋装着装置、スマートゴミ箱および自動ゴミ袋交換制御方法 |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP22475397A patent/JPH1157518A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016209832A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | トッパン・フォームズ株式会社 | シュレッダ用の断裁片収納袋保持具及びシュレッダ |
JP2019218212A (ja) * | 2018-06-16 | 2019-12-26 | 上海拓牛智能科技有限公司Shanghai Townew Intelligent Technology Co., Ltd. | ゴミ袋装着装置、スマートゴミ箱および自動ゴミ袋交換制御方法 |
CN110548571A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-12-10 | 东莞市邦泽电子有限公司 | 自动打包碎纸的碎纸机及碎纸机自动打包碎纸方法 |
CN110548571B (zh) * | 2019-08-23 | 2023-11-21 | 广东邦泽创科电器股份有限公司 | 自动打包碎纸的碎纸机及碎纸机自动打包碎纸方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4289438A (en) | Machine for mechanically opening and emptying bags which may contain a toxic product | |
CN110697184A (zh) | 一种超小型智能拆包机 | |
WO2015079214A1 (en) | Animal bedding waste bag sealing apparatus | |
JPH1157518A (ja) | シュレッダー用切り屑梱包方法および装置 | |
EP0597544A1 (en) | Apparatus for longitudinal welding with fast and reliable trimmed scrap removal | |
JP2001515440A (ja) | ブリスタストリップから得られるブリスタパックの印刷、カッティング、切取りを行なう機器 | |
JP3443216B2 (ja) | 包装装置 | |
JP3115983B2 (ja) | 包装装置 | |
JP2892346B1 (ja) | 細断紙片袋詰装置 | |
JP2767715B2 (ja) | 梱包体における結束バンド回収処理方法およびその装置 | |
JPH08266924A (ja) | 帯状廃棄物を捕捉して処理する方法及び装置 | |
JP3499649B2 (ja) | 袋首絞り部等のシール機 | |
JP3410772B2 (ja) | 球状物包装装置 | |
JP2000302108A (ja) | 深絞り型包装機用後処理装置 | |
JP2604590Y2 (ja) | 梱包機の結束装置 | |
CN221699280U (zh) | 一种用于卷烟设备的自动开梗包机构 | |
JP2509635Y2 (ja) | ロ―ルベ―ラにおける安全装置 | |
CN212196203U (zh) | 一种包装机的切割下料装置 | |
CN210364510U (zh) | 一种尖嘴打包机 | |
JP3461866B2 (ja) | 球状物包装装置 | |
JPH0298501A (ja) | 袋シール装置 | |
JP3540823B2 (ja) | 包装装置 | |
JP4394892B2 (ja) | 排藁搬送における駆動構造 | |
JPH026754Y2 (ja) | ||
JPH0715433Y2 (ja) | モルダー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |