JP2002306809A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JP2002306809A JP2001119412A JP2001119412A JP2002306809A JP 2002306809 A JP2002306809 A JP 2002306809A JP 2001119412 A JP2001119412 A JP 2001119412A JP 2001119412 A JP2001119412 A JP 2001119412A JP 2002306809 A JP2002306809 A JP 2002306809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機から収集した遊技関連情報に基づい
て、営業日であるかを判定し、確実に営業データを収集
できる遊技用装置を提供する。 【解決手段】 遊技に関わる遊技関連情報を収集する収
集手段を備え、収集した遊技関連情報を集計管理する遊
技用装置において、前記収集手段が収集した遊技関連情
報について、予め設定された営業判定基準に基づいて、
営業時間内の営業データとするか、営業時間外の非営業
データとするかを判定する営業データ判定手段と、前記
営業データ判定手段による判定結果に基づいて、前記遊
技関連情報が営業データか非営業データかを識別可能に
記憶するデータ記憶手段と、所定のタイミングで非営業
データである前記遊技関連情報を破棄するデータ破棄手
段と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は遊技機に関わる情報
を収集する遊技用装置に関し、特に、収集した情報を営
業データとして認めるか否かの判定に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技用装置(遊技機の管理装置の他、島
コンピュータ、台コンピュータ、呼出ランプ等の周辺機
器)は、遊技機から外部情報として出力される遊技機の
出玉数、入玉数等の遊技関連情報を収集して、営業デー
タを集計していた。この遊技用装置は、従業員の操作に
基づいて、また、予め設定された営業日、休業日のデー
タに基づいて運転して、遊技場(ホール)における遊技
関連情報を収集している。つまり、予め遊技関連情報を
収集する時間を決めて、遊技関連情報を収集するように
していた。
【0003】また、遊技場においては、営業時間外や休
業日に遊技機の調整、遊技機や設備の入れ替えのための
テスト打ちをすることがある。このようなテスト打ち時
の遊技関連情報は営業データではないため、テスト打ち
時には営業データとは別にデータを収集するテストモー
ドが設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した遊技用装置
は、従業員の操作に基づいて、また、従業員が設定した
営業日、休業日等の運転条件に基づいて運転した場合、
操作者が操作を誤ったり、設定を誤ったりして、営業時
間中に遊技用装置が稼働せず、遊技関連情報の収集がで
きずに、データを取り損なうことが生じていた。また、
営業時間であるのに誤ってテストモードに設定してしま
う等、営業データをテストデータ(非営業データ)とし
て収集することも生じていた。
【0005】本発明は、遊技機から収集した遊技関連情
報に基づいて、営業日であるかを判定し、確実に営業デ
ータを収集できる遊技用装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技に関
わる遊技関連情報を収集する収集手段を備え、収集した
遊技関連情報を集計管理する遊技用装置において、前記
収集手段が収集した遊技関連情報について、予め設定さ
れた営業判定基準に基づいて、営業時間内の営業データ
とするか、営業時間外の非営業データとするかを判定す
る営業データ判定手段と、前記営業データ判定手段によ
る判定結果に基づいて、前記遊技関連情報が営業データ
か非営業データかを識別可能に記憶するデータ記憶手段
と、所定のタイミングで非営業データである前記遊技関
連情報を破棄するデータ破棄手段と、を備えた。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、前記
営業データ判定手段は、収集された前記遊技関連情報の
複数の項目について監視し、該監視した項目のうち少な
くとも一項目が予め設定された営業判定条件を満たした
場合に、収集された他の項目の遊技関連情報も営業デー
タと判定することを特徴とする。
【0008】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記データ破棄手段は、営業時間外の予め定められ
た時間に、前記遊技関連情報の非営業データを破棄する
ことを特徴とする。
【0009】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記営業データ判定手段は、非営業データと判定さ
れた前記遊技関連情報を、営業データに変更するデータ
区分変更手段を備えることを特徴とする。
【0010】第5の発明は、遊技機の遊技関連情報を集
計管理するコンピュータに使用されるプログラムであっ
て、前記コンピュータを、遊技に関わる遊技関連情報を
収集する収集手段と、前記収集手段が収集した遊技関連
情報について、予め設定された営業判定基準に基づい
て、営業時間内の営業データとするか、営業時間外の非
営業データとするかを判定する営業データ判定手段と、
前記営業データ判定手段による判定結果に基づいて、前
記遊技関連情報が営業データか非営業データかを識別可
能に記憶するデータ記憶手段と、所定のタイミングで非
営業データである前記遊技関連情報を破棄するデータ破
棄手段として機能させることを特徴とする。
【0011】
【発明の作用および効果】第1の発明では、遊技に関わ
る遊技関連情報を収集する収集手段を備え、収集した遊
技関連情報を集計管理する遊技用装置において、前記収
集手段が収集した遊技関連情報について、予め設定され
た営業判定基準に基づいて、営業時間内の営業データと
するか、営業時間外の非営業データとするかを判定する
営業データ判定手段と、前記営業データ判定手段による
判定結果に基づいて、前記遊技関連情報が営業データか
非営業データかを識別可能に記憶するデータ記憶手段
と、所定のタイミングで非営業データである前記遊技関
連情報を破棄するデータ破棄手段と、を備えたので、デ
ータ収集を失敗する可能性が低くなる。また、非営業デ
ータを破棄して営業データのみを効率よく格納記憶する
ことができる。
【0012】第2の発明では、前記営業データ判定手段
は、収集された前記遊技関連情報の複数の項目について
監視し、該監視した項目のうち少なくとも一項目が予め
設定された営業判定条件を満たした場合に、収集された
他の項目の遊技関連情報も営業データと判定するので、
より確実に営業データか否かの判定をすることができ
る。
【0013】第3の発明では、前記データ破棄手段は、
営業時間外の予め定められた時間に、前記遊技関連情報
の非営業データを破棄するので、非営業データであると
誤って判定された遊技関連情報を破棄する可能性が低く
なる。
【0014】第4の発明では、営業データ判定手段は、
非営業データと判定された遊技関連情報を、営業データ
に変更するデータ区分変更手段を備えるので、監視デー
タの収集不具合等によって十分なデータを収集できなか
ったようなときにも、有効な営業データとして活用する
ことがでる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態の遊技用装置
のシステム構成図であり、遊技場(ホール)における管
理装置の代表的な接続形態を示す。
【0017】遊技機1は島設備に複数台ずつ設置されて
おり、遊技機1毎又は複数(例えば2台)の遊技機1に
1台の収集アダプタ(台コンピュータ)2が接続されて
いる。具体的には、遊技機から特賞信号、確変信号、ス
タート信号、権利中信号等の遊技に関わる信号が出力さ
れており、これらの信号は収集アダプタ2に入力され
る。そして、これらの信号は収集アダプタ2からネット
ワーク3を介して、管理装置(ホールコンピュータ)4
に送信される。
【0018】なお、管理装置4と収集アダプタ2との間
に、島毎の中間集計装置としての島コンピュータを設け
てもよい。また、収集アダプタ2や島コンピュータを介
さず遊技機1と管理装置4とが直接接続されるように構
成してもよい。また、収集アダプタ2が、遊技機1の過
去の稼働状況(スタート回数、大当り回数等)を表示す
る情報開示機器や呼出ランプなどを兼ねる構成としても
よい。
【0019】本実施の形態では、後述するように、ホー
ル全体を管理する管理装置4に遊技機の稼働状況のデー
タを収集するものであるが、台毎に、あるいは島毎に管
理する遊技用装置としての管理装置(例えば、情報収集
機器、情報開示機器等のコンピュータ装置)に本発明を
適用することもできる。
【0020】図2は、本発明の実施の形態における遊技
機周辺のブロック図であり、遊技機からの情報の収集を
示す。
【0021】遊技機1からは遊技に関わる外部情報が出
力されている。この遊技機1から出力される信号には、
上タンク内の賞品球が不足していることを示し、島設備
からの球の補給を促す「球切れ信号」、所定数(例えば
10個)の賞球を排出する毎に出力される「賞球信
号」、所定数(例えば25個)の遊技球を貸し出す毎に
出力される「球貸信号」、変動表示装置が変動表示を開
始したときに出力される「スタート信号」、変動表示装
置の変動表示が停止したときに出力される「図柄確定信
号」、特別遊技状態(大当り状態)中に出力される「大
当り信号」、確率変動中に出力される「確変信号」等が
ある。
【0022】また、遊技機1に併設される玉貸機7から
は、玉貸機7が貸し出す球の対価として投入された金額
に対応した「売上信号」が出力される。
【0023】また、遊技機1が設置される島設備には、
遊技機1に遊技球(賞球、貸球)を補給する補給ユニッ
トと、遊技機1から入玉(アウト球)を回収する回収ユ
ニットが設けられている。補給ユニットは、遊技機1に
補給した球数を計数する補給数計数部5を有しており、
補給数計数部5は補給球を計数した結果の補給情報を補
給数信号としてパルス信号(例えば、10個で1パル
ス)で出力する。回収ユニットは、遊技機1から回収し
た入玉(アウト球)を計数する回収球計数部6を有して
おり、回収球計数部6は回収球を計数した結果の稼働情
報を回収球信号としてパルス信号(例えば、10個で1
パルス)で出力する。
【0024】図3は、本発明の実施の形態における遊技
用装置の機能ブロック図である。
【0025】遊技機1からの賞球数等の外部情報は遊技
用装置(管理装置)4に入力され、回収球計数部6から
の回収球信号及び玉貸機7からの売上信号が遊技用装置
4に入力される。管理装置4はこれらの信号により遊技
機が稼働して、遊技が行われていることを検出して、営
業日であるか休業日であるかを判定する。
【0026】これら遊技機1、回収球計数部6、玉貸機
7からの信号は、遊技用装置4の自動収集手段41に入
力され、遊技機1等から所定のタイミングで送信されて
くる信号によりこれらの情報を収集する。
【0027】自動収集手段41によって収集された遊技
関連情報は営業データ判定手段42に入力される。営業
データ判定手段42では、収集された遊技関連情報を集
計し、この遊技関連情報の累積値と所定の基準値とを比
較し、この累積値が所定の基準値を超えたならば、本日
は営業日であると判定して、収集した遊技関連情報を営
業データと判定する。
【0028】具体的には、回収球計数部6からの「回収
球計数信号」によって、入玉数(アウト球)に関する情
報を収集し、入玉数(アウト球)を累積加算して、この
入玉数の累積値が所定の基準値(例えば、5万個)を超
えれば、営業日と判定する。また、玉貸機からの「売上
信号」によって、玉貸機が売り上げた売上金額に関する
情報を収集し、売上金額を累積加算して、この売上金額
の累積値が所定の基準値(例えば、5万円)を超えれ
ば、営業日と判定する。また、遊技機からの「賞球信
号」によって、遊技機が排出した賞球排出数に関する情
報を収集し、賞球排出数を累積加算して、この賞球排出
数の累積値が所定の基準値(例えば、5万個)を超えれ
ば、営業日と判定する。
【0029】この営業データ判定手段42による判定の
基準となる基準値は、補正手段43によって入力され
る。具体的には、補正手段43にはキーボード等の入力
手段が設けられており、遊技店の従業員が部門及び判定
項目(図4参照)を選択して、基準値を入力、設定す
る。
【0030】そして、営業日であると判定されると、収
集した(収集中の)遊技関連情報を営業データと判定し
て、営業データ記憶領域44に記憶する。一方、非営業
日であると判定されると、遊技関連情報を非営業データ
と判定して、非営業データ記憶領域45に記憶する。本
実施の形態の遊技用装置4では、データ記憶領域を、営
業データ記憶領域44と非営業データ記憶領域45とに
区分して、営業データ判定手段42の判定結果によっ
て、遊技関連情報をいずれかの記憶領域に記憶するよう
に構成したが、遊技関連情報を記憶する記憶領域を区分
することなく、遊技関連情報に営業データと非営業デー
タとを区別するフラグを付して、記憶領域に記憶するよ
うに構成してもよい。
【0031】営業データ判定手段42にはデータ区分変
更手段が設けられており、図6において後述する手順に
よって非営業データ記憶領域45に記憶された遊技関連
情報を読み出して、営業データ記憶領域44に記憶させ
ることにより、遊技関連情報の区分を非営業データから
営業データに変更する。なお、データ区分変更手段は遊
技関連情報の区分を非営業データから営業データに変更
するものであるが、営業データから非営業データに区分
を変更する機能を持たせてもよい。
【0032】遊技用装置4は破棄手段46を有してお
り、所定のタイミングで、又は、遊技店従業員の所定の
操作によって非営業データと判定された遊技関連情報を
破棄する。
【0033】データ出力手段47は、遊技関連情報を非
営業データ記憶領域45から読み出して、遊技用装置4
の外部に出力する。例えば、遊技用装置4に着脱可能な
記憶媒体に出力したり、経営分析用のコンピュータに出
力したりする。データ出力手段47は非営業データ記憶
領域45から遊技関連情報を出力すると、破棄手段47
に出力したデータを通知し、破棄手段は外部に出力され
た遊技関連情報を非営業データ記憶領域45から消去す
ることにより、遊技関連情報を破棄する。なお、データ
出力手段47は、非営業データ記憶領域45に記憶され
た遊技関連情報だけでなく、営業データ記憶領域44に
記憶された遊技関連情報をも読み出して外部に出力する
ように構成してもよい。
【0034】図4は、本発明の実施の形態の、遊技関連
情報が営業データか否かを判定する基準値を説明する図
表である。
【0035】本実施の形態の遊技用装置4では、基準値
の分類として部門1から部門4を設けている。この部門
はホールに設置された遊技機の種類毎に設定される。例
えば、複数種類の遊技機を設置したホールにおいては、
部門1にパチンコ遊技機を、部門2にスロットマシン遊
技機を、部門3にアレンジボール遊技機を設定し、部門
4は予備とする。また、単一種類の遊技機(パチンコ機
のみ)を設置したホールにおいては機種毎に部門を分け
ることができる。より具体的には、部門1にパチンコ機
のA機種を、部門2にはB機種を、部門3にはC機種
を、部門4にはD機種を設定する。
【0036】本実施の形態の遊技用装置4では、各部門
において複数の判定項目を有している。すなわち、本実
施の形態の判定項目は、遊技機1、補給数計数部5、回
収球計数部6、玉貸機7等の複数の装置からの信号によ
り、異なる基準で判定をする。この判定項目は営業デー
タ判定手段42において遊技関連情報の累積値とこの基
準値とを比較され、遊技関連情報を収集した日が営業日
と判定されるものである。
【0037】この判定項目の「入玉数」は、回収球計数
部6からの「回収球信号」に基づく入玉数(アウト球)
の累積値と比較される。また、「売上金額」は玉貸機7
からの「売上信号」に基づく玉貸機の売上金額の累積値
と比較される。また、「賞球数」は、遊技機1からの
「賞球信号」に基づく賞球排出数の累積値と比較され
る。
【0038】そして、各部門の判定項目の一つが基準値
を超えれば、全部門において営業中と判定して、全部門
の全ての遊技関連情報を営業データとして累積収集し
て、営業データ記憶領域44に記憶する。
【0039】なお、前述した実施の形態では、各部門の
判定項目の一つが基準値を超えれば全部門において営業
中と判定したが、各部門毎に判定項目の一つが基準値を
超えれば、その部門が(部門毎に)営業中であるか否か
の判定をして、その部門の遊技関連情報を営業データと
して累積収集して、営業データ記憶領域44に記憶よう
に構成することもできる。
【0040】なお、図4においては、判定項目「入玉
数」、「賞球数」において基準値を5万個とし、「売上
金額」において基準値を5万円としているが、部門毎、
判定項目毎に基準値を異ならせることもできる。
【0041】図5は、本発明の実施の形態の遊技用装置
の破棄手段46により行われるデータ破棄に関するタイ
ミング図である。
【0042】図5は、0時から24時の営業状態を示し
たもので、営業開始により(例えば10時に)ホールが
営業を開始し、「営業中」状態に入る。そして、営業終
了により(例えば22時に)ホールが営業を終了し、そ
の後、遊技機の調整、試し打ち等をする「営業後」状態
に入る。そして、営業後の作業が終了すると業務終了と
なり、翌日の営業開始までの間「営業前」状態となる。
この状態は、予め設定された営業時間(営業開始時間、
営業終了時間)により自動的に変化させたり、遊技店の
従業員が遊技用装置4に所定の操作をすることにより変
化させる。
【0043】図5のAは営業開始前であり、予め設定さ
れた営業開始時間の所定時間前(例えば15分前)に前
日の非営業データを自動的に破棄する。また、遊技店の
従業員が営業開始操作をすることにより遊技用装置4を
「営業中」状態にする場合には、営業開始操作に基づく
遊技用装置4の初期化時に非営業データを破棄する。
【0044】図5のBは営業終了後であり、遊技機の試
し打ち等の営業後の業務が終了して、遊技店の従業員が
業務終了操作をしたら、業務終了後に非営業データを破
棄する。
【0045】図5のCは日付変更時である。通常、24
時(0時)に遊技店は営業していないので、この時間に
非営業データを破棄する。
【0046】このとき、データ破棄の判定と、実際のデ
ータの破棄との間には十分な時間間隔を設けるとよい。
すなわち、営業時間外にデータ破棄の判定をして、翌営
業開始までのタイミングで破棄するのが望ましい。例え
ば、営業終了時に判定をしたら、業務終了時、日付変更
時又は営業開始前のタイミングでデータを破棄する。ま
た、業務終了時に判定をしたら、日付変更時又は営業開
始前のタイミングでデータを破棄する。
【0047】なお、本発明に係る遊技用装置4にあって
は、遊技店の従業員が営業開始操作を忘れても、遊技機
からの遊技関連情報は集計されており、遊技店の従業員
が遊技用装置4の操作(設定)の誤りに気が付いたとき
に、遊技用装置4の状態を「営業中」に変更するととも
に、今まで集計・蓄積された遊技関連情報を営業データ
に切り替えることにより、遊技関連情報を営業データと
して蓄積することができ、遊技関連情報の収集に漏れが
生じることがない。
【0048】このように、予め設定された営業時間外
(営業終了後、営業開始前又は日付変更時)に、データ
破棄手段46が遊技関連情報の非営業データを破棄する
と、営業時間中に非営業データを廃棄しないことから、
誤って非営業データと判定された営業データを破棄する
可能性が低くなる。
【0049】図6は、本発明の実施の形態の遊技用装置
のデータ区分変更処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0050】収集されたデータに非営業データがある場
合、すなわち、営業日であるが、遊技関連情報(入玉
数、売上金額、賞球排出数等の累積値)が未だ所定の基
準値に達していない場合に非営業データとして遊技関連
情報が存在する。本データ区分変更処理は、遊技関連情
報の種別を非営業データから営業データに変更するもの
で、営業データ判定手段42内のデータ区分変更手段に
より行われる。
【0051】データ区分変更処理では、まず、非営業デ
ータがあるかを判定し、非営業データがなければ(S1
01で”NO”)、データ区分の変更の対象となるデー
タが存在しないので、この処理を終了する。一方、非営
業データがあれば(S101で”YES”)、データ区
分の変更の対象とするデータを選択して、非営業データ
格納領域45から取得する(S102)。そして、非営
業データ格納領域45から取得した遊技関連情報を、営
業データ格納領域44に記憶保存する(S103)。
【0052】このように、営業データ判定手段42に
は、非営業データと判定された遊技関連情報を営業デー
タに変更するデータ区分変更手段を備え、このデータ区
分変更手段により遊技関連情報のデータ区分を変更する
ことができるので、監視データの収集不具合等によって
十分なデータを収集できなかったようなときにも、無効
なデータを有効なデータに変更して活用することがで
き、営業データの収集漏れを防止することができる。す
なわち、誤って非営業データと判定された遊技関連情報
を営業データに変更することができ、営業日の遊技関連
情報を非営業データとして誤って破棄する可能性が低く
なる。
【0053】このように、本発明の実施の形態の遊技用
装置(管理装置)4は、遊技に関わる遊技関連情報(入
玉数、売上金額、賞球排出数等)を遊技機から収集する
自動収集手段41と、自動収集手段41が収集した遊技
関連情報の累積値と予め設定された基準値とを比較した
結果に基づいて、営業時間内の営業データとするか営業
時間外の非営業データとするかを判定する(この累積値
が基準値を超えれば(基準値より大きくなれば)、営業
時間内の営業データと判定する)営業データ判定手段4
2と、営業データ判定手段42の判定結果に基づいて、
遊技関連情報を営業データか非営業データかを識別可能
に、営業データ記憶領域44か非営業データ記憶領域4
5かに記憶させるとともに、所定のタイミングで非営業
データである遊技関連情報を破棄する破棄手段46とを
備えた。よって、営業日や休業日の設定、あるいは情報
収集開始の指示を営業日ごとに行う等の従業員による操
作を必要としないで遊技機の稼働状態に関する遊技関連
情報が収集できることから、データ収集を失敗すること
がない。
【0054】また、遊技用装置4に常時電源が供給され
るようにすると、毎日データを収集するので、休業日で
あってもデータを収集してしまうが、収集したデータが
営業データであるか非営業データであるかを判定して格
納記憶するため、営業データのみを区別して集計して、
ホールの経営に役立つ情報を提供することができる。
【0055】また、破棄手段46は非営業データは営業
時間外の適当なタイミングで破棄するので、営業データ
のみを効率よく格納記憶することができる。
【0056】また、営業データ判定手段42は、収集さ
れた遊技関連情報について複数の項目(入玉数、売上金
額、賞球数等)を監視し、監視した項目の累積値と予め
設定された基準値とを比較して、監視した項目のうち少
なくとも一項目が予め設定された基準値を超えれば(基
準値より大きくなれば)、収集された他の項目の遊技関
連情報も営業データと判定するので、より確実に営業デ
ータか否かの判定をすることができ、監視データの収集
不具合等によって十分なデータを収集できなかったよう
なときでも誤ってデータを破棄する危険性が少なくな
る。
【0057】今回開示した実施の形態は、全ての点で例
示であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の遊技用装置のシステム
構成図である。
【図2】 同じく遊技機周辺のブロック図である。
【図3】 同じく遊技用装置の機能ブロック図である。
【図4】 同じく営業データか否かの判定の基準値を表
す図表である。
【図5】 同じくデータ破棄に関するタイミング図であ
る。
【図6】 同じくデータ区分変更処理動作を示すフロー
チャートである。 1 遊技機(パチンコ機) 2 収集アダプタ 3 通信ネットワーク 4 管理装置 5 補給数計数部 6 回収球計数部 7 玉貸機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 BC30 BC68 CA07 CA09 CA30 CA31 DA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技に関わる遊技関連情報を収集する収
    集手段を備え、収集した遊技関連情報を集計管理する遊
    技用装置において、 前記収集手段が収集した遊技関連情報について、予め設
    定された営業判定基準に基づいて、営業時間内の営業デ
    ータとするか、営業時間外の非営業データとするかを判
    定する営業データ判定手段と、 前記営業データ判定手段による判定結果に基づいて、前
    記遊技関連情報が営業データか非営業データかを識別可
    能に記憶するデータ記憶手段と、 所定のタイミングで非営業データである前記遊技関連情
    報を破棄するデータ破棄手段と、を備えたことを特徴と
    する遊技用装置。
  2. 【請求項2】 前記営業データ判定手段は、収集された
    前記遊技関連情報の複数の項目について監視し、該監視
    した項目のうち少なくとも一項目が予め設定された営業
    判定条件を満たした場合に、収集された他の項目の遊技
    関連情報も営業データと判定することを特徴とする請求
    項1に記載の遊技用装置。
  3. 【請求項3】 前記データ破棄手段は、営業時間外の予
    め定められた時間に、前記遊技関連情報の非営業データ
    を破棄することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊
    技用装置。
  4. 【請求項4】 前記営業データ判定手段は、非営業デー
    タと判定された前記遊技関連情報を、営業データに変更
    するデータ区分変更手段を備えることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか一つに記載の遊技用装置。
  5. 【請求項5】 遊技機の遊技関連情報を集計管理するコ
    ンピュータに使用されるプログラムであって、 前記コンピュータを、 遊技に関わる遊技関連情報を収集する収集手段と、 前記収集手段が収集した遊技関連情報について、予め設
    定された営業判定基準に基づいて、営業時間内の営業デ
    ータとするか、営業時間外の非営業データとするかを判
    定する営業データ判定手段と、 前記営業データ判定手段による判定結果に基づいて、前
    記遊技関連情報が営業データか非営業データかを識別可
    能に記憶するデータ記憶手段と、 所定のタイミングで非営業データである前記遊技関連情
    報を破棄するデータ破棄手段として機能させることを特
    徴とするコンピュータプログラム。
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