JP4224554B2 - 遊技用装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は遊技機に関わる情報を収集する遊技用装置に関し、特に、収集した情報を営業データとして認めるか否かの判定に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技用装置(遊技機の管理装置の他、島コンピュータ、台コンピュータ、呼出ランプ等の周辺機器)は、遊技機から外部情報として出力される遊技機の出玉数、入玉数等の遊技関連情報を収集して、営業データを集計していた。この遊技用装置は、従業員の操作に基づいて、また、予め設定された営業日、休業日のデータに基づいて運転して、遊技場(ホール)における遊技関連情報を収集している。つまり、予め遊技関連情報を収集する時間を決めて、遊技関連情報を収集するようにしていた。
【0003】
また、遊技場においては、営業時間外や休業日に遊技機の調整、遊技機や設備の入れ替えのためのテスト打ちをすることがある。このようなテスト打ち時の遊技関連情報は営業データではないため、テスト打ち時には営業データとは別にデータを収集するテストモードが設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した遊技用装置は、従業員の操作に基づいて、また、従業員が設定した営業日、休業日等の運転条件に基づいて運転した場合、操作者が操作を誤ったり、設定を誤ったりして、営業時間中に遊技用装置が稼働せず、遊技関連情報の収集ができずに、データを取り損なうことが生じていた。また、営業時間であるのに誤ってテストモードに設定してしまう等、営業データをテストデータ(非営業データ)として収集することも生じていた。
【0005】
本発明は、遊技機から収集した遊技関連情報に基づいて、営業日であるかを判定し、確実に営業データを収集できる遊技用装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、遊技に関わる遊技関連情報を収集する収集手段を備え、収集した遊技関連情報を集計管理する遊技用装置において、前記収集手段が収集した遊技関連情報の累積値と、予め設定された営業判定基準である基準値とを比較し、累積値が基準値を超えれば遊技関連情報の累積値を営業時間内の営業データとし、そうでなければ営業時間外の非営業データとする判定を行う営業データ判定手段と、前記営業データ判定手段による判定結果に基づいて、前記遊技関連情報が営業データか非営業データかを識別可能に記憶するデータ記憶手段と、所定のタイミングで非営業データである前記遊技関連情報を破棄するデータ破棄手段と、を備え、前記営業データ判定手段は、遊技機の種類又は機種ごとに部門を設定し、前記各部門において複数の遊技関連情報の累積値の判定項目を設定し、前記各部門の各判定項目を予め設定された基準値と比較して、前記各部門の判定項目の一つが基準値を超えれば、全部門の全ての遊技関連情報を営業データとすることを特徴とする
【0008】
の発明は、第1の発明において、前記収集手段は、電源を常時供給することによって前記遊技関連情報を収集し、予めの設定又は所定の操作によって営業時間を設定する営業時間設定手段を備え、前記営業データ判定手段は営業時間外にデータ破棄の判定をして、前記データ破棄手段は、営業時間外の予め定められた時間に、前記遊技関連情報の非営業データを破棄することを特徴とする。
【0011】
【発明の作用および効果】
第1の発明では、遊技に関わる遊技関連情報を収集する収集手段を備え、収集した遊技関連情報を集計管理する遊技用装置において、前記収集手段が収集した遊技関連情報の累積値と、予め設定された営業判定基準である基準値とを比較し、累積値が基準値を超えれば遊技関連情報の累積値を営業時間内の営業データとし、そうでなければ営業時間外の非営業データとする判定を行う営業データ判定手段と、前記営業データ判定手段による判定結果に基づいて、前記遊技関連情報が営業データか非営業データかを識別可能に記憶するデータ記憶手段と、所定のタイミングで非営業データである前記遊技関連情報を破棄するデータ破棄手段と、を備え、前記営業データ判定手段は、遊技機の種類又は機種ごとに部門を設定し、前記各部門において複数の遊技関連情報の累積値の判定項目を設定し、前記各部門の各判定項目を予め設定された基準値と比較して、前記各部門の判定項目の一つが基準値を超えれば、全部門の全ての遊技関連情報を営業データとするので、データ収集を失敗する可能性が低くなる。また、非営業データを破棄して営業データのみを効率よく格納記憶することができる。また、より確実に営業データか否かの判定をすることができる。
【0013】
の発明では、前記収集手段は、電源を常時供給することによって前記遊技関連情報を収集し、予めの設定又は所定の操作によって営業時間を設定する営業時間設定手段を備え、前記営業データ判定手段は営業時間外にデータ破棄の判定をして、前記データ破棄手段は、営業時間外の予め定められた時間に、前記遊技関連情報の非営業データを破棄するので、営業日や休業日の設定、あるいは情報収集開始の指示を営業日ごとに行う等の従業員による操作を必要としないで遊技機の稼働状態に関する遊技関連情報が収集できることから、データ収集を失敗することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態の遊技用装置のシステム構成図であり、遊技場(ホール)における管理装置の代表的な接続形態を示す。
【0017】
遊技機1は島設備に複数台ずつ設置されており、遊技機1毎又は複数(例えば2台)の遊技機1に1台の収集アダプタ(台コンピュータ)2が接続されている。具体的には、遊技機から特賞信号、確変信号、スタート信号、権利中信号等の遊技に関わる信号が出力されており、これらの信号は収集アダプタ2に入力される。そして、これらの信号は収集アダプタ2からネットワーク3を介して、管理装置(ホールコンピュータ)4に送信される。
【0018】
なお、管理装置4と収集アダプタ2との間に、島毎の中間集計装置としての島コンピュータを設けてもよい。また、収集アダプタ2や島コンピュータを介さず遊技機1と管理装置4とが直接接続されるように構成してもよい。また、収集アダプタ2が、遊技機1の過去の稼働状況(スタート回数、大当り回数等)を表示する情報開示機器や呼出ランプなどを兼ねる構成としてもよい。
【0019】
本実施の形態では、後述するように、ホール全体を管理する管理装置4に遊技機の稼働状況のデータを収集するものであるが、台毎に、あるいは島毎に管理する遊技用装置としての管理装置(例えば、情報収集機器、情報開示機器等のコンピュータ装置)に本発明を適用することもできる。
【0020】
図2は、本発明の実施の形態における遊技機周辺のブロック図であり、遊技機からの情報の収集を示す。
【0021】
遊技機1からは遊技に関わる外部情報が出力されている。この遊技機1から出力される信号には、上タンク内の賞品球が不足していることを示し、島設備からの球の補給を促す「球切れ信号」、所定数(例えば10個)の賞球を排出する毎に出力される「賞球信号」、所定数(例えば25個)の遊技球を貸し出す毎に出力される「球貸信号」、変動表示装置が変動表示を開始したときに出力される「スタート信号」、変動表示装置の変動表示が停止したときに出力される「図柄確定信号」、特別遊技状態(大当り状態)中に出力される「大当り信号」、確率変動中に出力される「確変信号」等がある。
【0022】
また、遊技機1に併設される玉貸機7からは、玉貸機7が貸し出す球の対価として投入された金額に対応した「売上信号」が出力される。
【0023】
また、遊技機1が設置される島設備には、遊技機1に遊技球(賞球、貸球)を補給する補給ユニットと、遊技機1から入玉(アウト球)を回収する回収ユニットが設けられている。補給ユニットは、遊技機1に補給した球数を計数する補給数計数部5を有しており、補給数計数部5は補給球を計数した結果の補給情報を補給数信号としてパルス信号(例えば、10個で1パルス)で出力する。回収ユニットは、遊技機1から回収した入玉(アウト球)を計数する回収球計数部6を有しており、回収球計数部6は回収球を計数した結果の稼働情報を回収球信号としてパルス信号(例えば、10個で1パルス)で出力する。
【0024】
図3は、本発明の実施の形態における遊技用装置の機能ブロック図である。
【0025】
遊技機1からの賞球数等の外部情報は遊技用装置(管理装置)4に入力され、回収球計数部6からの回収球信号及び玉貸機7からの売上信号が遊技用装置4に入力される。管理装置4はこれらの信号により遊技機が稼働して、遊技が行われていることを検出して、営業日であるか休業日であるかを判定する。
【0026】
これら遊技機1、回収球計数部6、玉貸機7からの信号は、遊技用装置4の自動収集手段41に入力され、遊技機1等から所定のタイミングで送信されてくる信号によりこれらの情報を収集する。
【0027】
自動収集手段41によって収集された遊技関連情報は営業データ判定手段42に入力される。営業データ判定手段42では、収集された遊技関連情報を集計し、この遊技関連情報の累積値と所定の基準値とを比較し、この累積値が所定の基準値を超えたならば、本日は営業日であると判定して、収集した遊技関連情報を営業データと判定する。
【0028】
具体的には、回収球計数部6からの「回収球計数信号」によって、入玉数(アウト球)に関する情報を収集し、入玉数(アウト球)を累積加算して、この入玉数の累積値が所定の基準値(例えば、5万個)を超えれば、営業日と判定する。また、玉貸機からの「売上信号」によって、玉貸機が売り上げた売上金額に関する情報を収集し、売上金額を累積加算して、この売上金額の累積値が所定の基準値(例えば、5万円)を超えれば、営業日と判定する。また、遊技機からの「賞球信号」によって、遊技機が排出した賞球排出数に関する情報を収集し、賞球排出数を累積加算して、この賞球排出数の累積値が所定の基準値(例えば、5万個)を超えれば、営業日と判定する。
【0029】
この営業データ判定手段42による判定の基準となる基準値は、補正手段43によって入力される。具体的には、補正手段43にはキーボード等の入力手段が設けられており、遊技店の従業員が部門及び判定項目(図4参照)を選択して、基準値を入力、設定する。
【0030】
そして、営業日であると判定されると、収集した(収集中の)遊技関連情報を営業データと判定して、営業データ記憶領域44に記憶する。一方、非営業日であると判定されると、遊技関連情報を非営業データと判定して、非営業データ記憶領域45に記憶する。本実施の形態の遊技用装置4では、データ記憶領域を、営業データ記憶領域44と非営業データ記憶領域45とに区分して、営業データ判定手段42の判定結果によって、遊技関連情報をいずれかの記憶領域に記憶するように構成したが、遊技関連情報を記憶する記憶領域を区分することなく、遊技関連情報に営業データと非営業データとを区別するフラグを付して、記憶領域に記憶するように構成してもよい。
【0031】
営業データ判定手段42にはデータ区分変更手段が設けられており、図6において後述する手順によって非営業データ記憶領域45に記憶された遊技関連情報を読み出して、営業データ記憶領域44に記憶させることにより、遊技関連情報の区分を非営業データから営業データに変更する。なお、データ区分変更手段は遊技関連情報の区分を非営業データから営業データに変更するものであるが、営業データから非営業データに区分を変更する機能を持たせてもよい。
【0032】
遊技用装置4は破棄手段46を有しており、所定のタイミングで、又は、遊技店従業員の所定の操作によって非営業データと判定された遊技関連情報を破棄する。
【0033】
データ出力手段47は、遊技関連情報を非営業データ記憶領域45から読み出して、遊技用装置4の外部に出力する。例えば、遊技用装置4に着脱可能な記憶媒体に出力したり、経営分析用のコンピュータに出力したりする。データ出力手段47は非営業データ記憶領域45から遊技関連情報を出力すると、破棄手段47に出力したデータを通知し、破棄手段は外部に出力された遊技関連情報を非営業データ記憶領域45から消去することにより、遊技関連情報を破棄する。なお、データ出力手段47は、非営業データ記憶領域45に記憶された遊技関連情報だけでなく、営業データ記憶領域44に記憶された遊技関連情報をも読み出して外部に出力するように構成してもよい。
【0034】
図4は、本発明の実施の形態の、遊技関連情報が営業データか否かを判定する基準値を説明する図表である。
【0035】
本実施の形態の遊技用装置4では、基準値の分類として部門1から部門4を設けている。この部門はホールに設置された遊技機の種類毎に設定される。例えば、複数種類の遊技機を設置したホールにおいては、部門1にパチンコ遊技機を、部門2にスロットマシン遊技機を、部門3にアレンジボール遊技機を設定し、部門4は予備とする。また、単一種類の遊技機(パチンコ機のみ)を設置したホールにおいては機種毎に部門を分けることができる。より具体的には、部門1にパチンコ機のA機種を、部門2にはB機種を、部門3にはC機種を、部門4にはD機種を設定する。
【0036】
本実施の形態の遊技用装置4では、各部門において複数の判定項目を有している。すなわち、本実施の形態の判定項目は、遊技機1、補給数計数部5、回収球計数部6、玉貸機7等の複数の装置からの信号により、異なる基準で判定をする。この判定項目は営業データ判定手段42において遊技関連情報の累積値とこの基準値とを比較され、遊技関連情報を収集した日が営業日と判定されるものである。
【0037】
この判定項目の「入玉数」は、回収球計数部6からの「回収球信号」に基づく入玉数(アウト球)の累積値と比較される。また、「売上金額」は玉貸機7からの「売上信号」に基づく玉貸機の売上金額の累積値と比較される。また、「賞球数」は、遊技機1からの「賞球信号」に基づく賞球排出数の累積値と比較される。
【0038】
そして、各部門の判定項目の一つが基準値を超えれば、全部門において営業中と判定して、全部門の全ての遊技関連情報を営業データとして累積収集して、営業データ記憶領域44に記憶する。
【0039】
なお、前述した実施の形態では、各部門の判定項目の一つが基準値を超えれば全部門において営業中と判定したが、各部門毎に判定項目の一つが基準値を超えれば、その部門が(部門毎に)営業中であるか否かの判定をして、その部門の遊技関連情報を営業データとして累積収集して、営業データ記憶領域44に記憶ように構成することもできる。
【0040】
なお、図4においては、判定項目「入玉数」、「賞球数」において基準値を5万個とし、「売上金額」において基準値を5万円としているが、部門毎、判定項目毎に基準値を異ならせることもできる。
【0041】
図5は、本発明の実施の形態の遊技用装置の破棄手段46により行われるデータ破棄に関するタイミング図である。
【0042】
図5は、0時から24時の営業状態を示したもので、営業開始により(例えば10時に)ホールが営業を開始し、「営業中」状態に入る。そして、営業終了により(例えば22時に)ホールが営業を終了し、その後、遊技機の調整、試し打ち等をする「営業後」状態に入る。そして、営業後の作業が終了すると業務終了となり、翌日の営業開始までの間「営業前」状態となる。この状態は、予め設定された営業時間(営業開始時間、営業終了時間)により自動的に変化させたり、遊技店の従業員が遊技用装置4に所定の操作をすることにより変化させる。
【0043】
図5のAは営業開始前であり、予め設定された営業開始時間の所定時間前(例えば15分前)に前日の非営業データを自動的に破棄する。また、遊技店の従業員が営業開始操作をすることにより遊技用装置4を「営業中」状態にする場合には、営業開始操作に基づく遊技用装置4の初期化時に非営業データを破棄する。
【0044】
図5のBは営業終了後であり、遊技機の試し打ち等の営業後の業務が終了して、遊技店の従業員が業務終了操作をしたら、業務終了後に非営業データを破棄する。
【0045】
図5のCは日付変更時である。通常、24時(0時)に遊技店は営業していないので、この時間に非営業データを破棄する。
【0046】
このとき、データ破棄の判定と、実際のデータの破棄との間には十分な時間間隔を設けるとよい。すなわち、営業時間外にデータ破棄の判定をして、翌営業開始までのタイミングで破棄するのが望ましい。例えば、営業終了時に判定をしたら、業務終了時、日付変更時又は営業開始前のタイミングでデータを破棄する。また、業務終了時に判定をしたら、日付変更時又は営業開始前のタイミングでデータを破棄する。
【0047】
なお、本発明に係る遊技用装置4にあっては、遊技店の従業員が営業開始操作を忘れても、遊技機からの遊技関連情報は集計されており、遊技店の従業員が遊技用装置4の操作(設定)の誤りに気が付いたときに、遊技用装置4の状態を「営業中」に変更するとともに、今まで集計・蓄積された遊技関連情報を営業データに切り替えることにより、遊技関連情報を営業データとして蓄積することができ、遊技関連情報の収集に漏れが生じることがない。
【0048】
このように、予め設定された営業時間外(営業終了後、営業開始前又は日付変更時)に、データ破棄手段46が遊技関連情報の非営業データを破棄すると、営業時間中に非営業データを廃棄しないことから、誤って非営業データと判定された営業データを破棄する可能性が低くなる。
【0049】
図6は、本発明の実施の形態の遊技用装置のデータ区分変更処理動作を示すフローチャートである。
【0050】
収集されたデータに非営業データがある場合、すなわち、営業日であるが、遊技関連情報(入玉数、売上金額、賞球排出数等の累積値)が未だ所定の基準値に達していない場合に非営業データとして遊技関連情報が存在する。本データ区分変更処理は、遊技関連情報の種別を非営業データから営業データに変更するもので、営業データ判定手段42内のデータ区分変更手段により行われる。
【0051】
データ区分変更処理では、まず、非営業データがあるかを判定し、非営業データがなければ(S101で”NO”)、データ区分の変更の対象となるデータが存在しないので、この処理を終了する。一方、非営業データがあれば(S101で”YES”)、データ区分の変更の対象とするデータを選択して、非営業データ格納領域45から取得する(S102)。そして、非営業データ格納領域45から取得した遊技関連情報を、営業データ格納領域44に記憶保存する(S103)。
【0052】
このように、営業データ判定手段42には、非営業データと判定された遊技関連情報を営業データに変更するデータ区分変更手段を備え、このデータ区分変更手段により遊技関連情報のデータ区分を変更することができるので、監視データの収集不具合等によって十分なデータを収集できなかったようなときにも、無効なデータを有効なデータに変更して活用することができ、営業データの収集漏れを防止することができる。すなわち、誤って非営業データと判定された遊技関連情報を営業データに変更することができ、営業日の遊技関連情報を非営業データとして誤って破棄する可能性が低くなる。
【0053】
このように、本発明の実施の形態の遊技用装置(管理装置)4は、遊技に関わる遊技関連情報(入玉数、売上金額、賞球排出数等)を遊技機から収集する自動収集手段41と、自動収集手段41が収集した遊技関連情報の累積値と予め設定された基準値とを比較した結果に基づいて、営業時間内の営業データとするか営業時間外の非営業データとするかを判定する(この累積値が基準値を超えれば(基準値より大きくなれば)、営業時間内の営業データと判定する)営業データ判定手段42と、営業データ判定手段42の判定結果に基づいて、遊技関連情報を営業データか非営業データかを識別可能に、営業データ記憶領域44か非営業データ記憶領域45かに記憶させるとともに、所定のタイミングで非営業データである遊技関連情報を破棄する破棄手段46とを備えた。よって、営業日や休業日の設定、あるいは情報収集開始の指示を営業日ごとに行う等の従業員による操作を必要としないで遊技機の稼働状態に関する遊技関連情報が収集できることから、データ収集を失敗することがない。
【0054】
また、遊技用装置4に常時電源が供給されるようにすると、毎日データを収集するので、休業日であってもデータを収集してしまうが、収集したデータが営業データであるか非営業データであるかを判定して格納記憶するため、営業データのみを区別して集計して、ホールの経営に役立つ情報を提供することができる。
【0055】
また、破棄手段46は非営業データは営業時間外の適当なタイミングで破棄するので、営業データのみを効率よく格納記憶することができる。
【0056】
また、営業データ判定手段42は、収集された遊技関連情報について複数の項目(入玉数、売上金額、賞球数等)を監視し、監視した項目の累積値と予め設定された基準値とを比較して、監視した項目のうち少なくとも一項目が予め設定された基準値を超えれば(基準値より大きくなれば)、収集された他の項目の遊技関連情報も営業データと判定するので、より確実に営業データか否かの判定をすることができ、監視データの収集不具合等によって十分なデータを収集できなかったようなときでも誤ってデータを破棄する危険性が少なくなる。
【0057】
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の遊技用装置のシステム構成図である。
【図2】 同じく遊技機周辺のブロック図である。
【図3】 同じく遊技用装置の機能ブロック図である。
【図4】 同じく営業データか否かの判定の基準値を表す図表である。
【図5】 同じくデータ破棄に関するタイミング図である。
【図6】 同じくデータ区分変更処理動作を示すフローチャートである。
1 遊技機(パチンコ機)
2 収集アダプタ
3 通信ネットワーク
4 管理装置
5 補給数計数部
6 回収球計数部
7 玉貸機

Claims (2)

  1. 遊技に関わる遊技関連情報を収集する収集手段を備え、収集した遊技関連情報を集計管理する遊技用装置において、
    前記収集手段が収集した遊技関連情報の累積値と、予め設定された営業判定基準である基準値とを比較し、累積値が基準値を超えれば遊技関連情報の累積値を営業時間内の営業データとし、そうでなければ営業時間外の非営業データとする判定を行う営業データ判定手段と、
    前記営業データ判定手段による判定結果に基づいて、前記遊技関連情報が営業データか非営業データかを識別可能に記憶するデータ記憶手段と、
    所定のタイミングで非営業データである前記遊技関連情報を破棄するデータ破棄手段と、を備え
    前記営業データ判定手段は、遊技機の種類又は機種ごとに部門を設定し、前記各部門において複数の遊技関連情報の累積値の判定項目を設定し、前記各部門の各判定項目を予め設定された基準値と比較して、前記各部門の判定項目の一つが基準値を超えれば、全部門の全ての遊技関連情報を営業データとすることを特徴とする遊技用装置。
  2. 前記収集手段は、電源を常時供給することによって前記遊技関連情報を収集し、予めの設定又は所定の操作によって営業時間を設定する営業時間設定手段を備え、前記営業データ判定手段は営業時間外にデータ破棄の判定をして、
    前記データ破棄手段は、営業時間外の予め定められた時間に、前記遊技関連情報の非営業データを破棄することを特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。
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