JP5223372B2 - 情報収集装置 - Google Patents

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本発明は、情報収集装置に関する。
端末装置の稼動情報の収集開始及び収集終了のための例えばキーボード等を有する入力部と、一営業日内で収集された稼動情報を記憶する一方の記憶領域、及び、前記収集終了の後の一営業日の日替時刻に、前記一方の記憶領域に記憶されている稼動情報を記憶する他方の記憶領域を有する記憶部とを備えた情報収集装置が知られている。ここで、一営業日は、隣接する2つの日替時刻で区切られている。
この情報収集装置は、或る日替時刻以後に端末装置から収集した稼動情報を一方の記憶領域に記憶させた後、次の日替時刻には、この稼動情報を他方の記憶領域に記憶させる。このようにして、一方の記憶領域には、現在の稼動情報を記憶させつつ、他方の記憶領域には、一営業日分だけ過去の稼動情報を記憶させて、この過去の稼動情報を例えば別途手段を用いて分析することができる。つまり、限られた記憶領域を使い分けることにより、現在の稼動情報を収集しつつ、過去の稼動情報を蓄積することができる。
尚、このような情報収集装置の一例として、パチンコやスロットマシン等の遊技機を管理するホール管理システム(例えば、特許文献1参照)において遊技機の稼動情報を台コンピュータや島コンピュータ等(端末装置)から収集するホールコンピュータがある。遊技機を顧客に貸与してその利用代金を得るビジネスとして、ホールコンピュータは、或る営業日で収集される稼動情報を記憶部の一方の記憶領域に記憶させつつ、前日の営業日で収集された稼動情報を同記憶部の他方の記憶領域に記憶させておき、この他方の記憶領域に記憶されている稼動情報を分析して、例えば前日の売上げ等を求めている。
特開2000−93624号公報
ところで、前述した情報収集装置において、一営業日内で入力部の操作により収集された稼動情報は、これが他方の記憶領域に記憶されるまでは、例えば、一方の記憶領域を占有している。このため、一営業日内で稼動情報の収集が終了してから日替時刻までの間にもし入力部が再度操作された場合、一営業日内で新たな稼動情報が収集され始めるため、この新たな稼動情報は、その格納先である一方の記憶領域を占有している先の稼動情報に対して記憶容量等の点でデータ上の不都合を引き起こす虞がある。つまり、記憶領域の容量は有限であるため、先の稼動情報に加えて新たな稼動情報を追加して記憶させていった場合に、或る時点で容量が不足して、記憶させようとする稼動情報が、既に記憶されている稼動情報を消失させてしまう虞がある。或いは、例えば、記憶領域の容量が小さいために稼動情報を1つしか記憶できない場合、先の稼動情報を記憶するこの記憶領域に新たな稼動情報がオーバーライトされると、先の稼動情報は消失する。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、端末装置から順次収集される稼動情報を消失することなく記憶可能な情報収集装置を提供することにある。
前記課題を解決するための発明は、時刻を計時する計時部と、前記計時部の計時結果を基に一営業日の日替時刻を検出する検出部と、端末装置の稼動情報の収集を開始するための第1操作部と、前記端末装置の稼動情報の収集を終了するための第2操作部と、前記一営業日内で前記第1操作部が操作されてから前記第2操作部が操作されるまでの間に収集される前記端末装置の稼動情報を記憶する第1記憶部と、遅くとも前記第2操作部が操作された後の前記日替時刻までに前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部が前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を記憶する前に前記第1操作部が操作されることを禁止する制御部と、を備えてなる情報収集装置である。
この情報収集装置によれば、或る営業日で収集されて第1記憶部に記憶されている先の稼動情報が、遅くとも当該或る営業日の日替時刻までに第2記憶部に記憶されるまでは、第1操作部の操作禁止によって新たな稼動情報の収集が開始されることはない。例えば、端末装置から順次収集される先の稼動情報(A)及び新たな稼動情報(B)に関して、Aが第1記憶部に記憶されている間にはBは収集されず、Aが第2記憶部に記憶された後にBの収集が可能となり、これが第1記憶部に記憶される。よって、A及びBともに消失することなく第1記憶部に記憶される。従って、端末装置から順次収集される稼動情報を消失することなく記憶できる。
また、かかる情報収集装置において、通常モード又はテストモードを設定するためのモード設定部と、前記テストモードが設定されている期間、前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を退避する第3記憶部と、を更に備え、前記制御部は、前記テストモードが設定されると、前記第2記憶部が前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を記憶する前に前記第1操作部及び前記第2操作部が操作されることを許可する、ことが好ましい。
この情報収集装置によれば、テストモードが設定されると、第1記憶部に記憶されている先の稼動情報は第3記憶部に退避される。よって、先の稼動情報が第2記憶部に記憶される前に第1操作部を操作して新たな稼動情報の収集を開始しても、稼動情報は、結果的に、消失することなく第1記憶部に記憶されたことになる。これにより、端末装置からの稼動情報を試験的に収集する場合等には、例えば第2操作部を操作して先の稼動情報の収集を終了した直後にテストモードに設定することにより、当該先の稼動情報が第2記憶部に記憶されるのを待つことなく、第1操作部を操作して前記試験的な収集を開始できる。
端末装置から順次収集される稼動情報を消失することなく記憶できる。
===情報収集装置の構成===
図1を参照しつつ本実施の形態のホールコンピュータ(情報収集装置)10の構成例について説明する。同図は、本実施の形態のホール管理システム1の構成例を示すブロック図である。
図1に例示されるように、本実施の形態のホール管理システム1は、遊技機40を管理する台コンピュータ30と、台コンピュータ30を管理する島コンピュータ20と、島コンピュータ20を管理するホールコンピュータ10とを備えている。尚、同図に例示されるホール管理システム1では、1つの台コンピュータ30が複数の遊技機40を管理し、1つの島コンピュータ20が複数の台コンピュータ30を管理し、1つのホールコンピュータ10が複数の島コンピュータ20を管理するものである。また、本実施の形態の島コンピュータ20は、ホールコンピュータ10との接続関係において、情報収集装置の端末装置であるが、本実施の形態の台コンピュータ30も、ホールコンピュータ10による稼動情報の収集対象であるという点で、情報収集装置に稼動情報を提供する端末装置である。
台コンピュータ30は、所定の記憶部を有し、遊技機40を制御するとともに、複数の遊技機40からの稼動情報を遊技機40ごとに記憶部に記憶し、島コンピュータ20からの要求信号に応じて稼動情報を島コンピュータ20に応答信号として送信する情報処理装置である。ここで、遊技機40は、例えばパチンコやスロットマシン等であり、この遊技機40からの稼動情報は、例えばパチンコであれば出玉の数でありスロットマシンであればコインの数である。
島コンピュータ20は、所定の記憶部を有し、複数の台コンピュータ30に所定のタイミングで要求信号を送信し、これらから応答信号として受信した稼動情報を記憶部に記憶するとともに、島単位の稼動情報を集計する情報処理装置である。
ホールコンピュータ10は、ホール管理システム1を統括管理する情報処理装置であり、複数の島コンピュータ20のそれぞれで集計された稼動情報を記憶し、売上等を求めるためにこの稼動情報を分析する。
本実施の形態のホールコンピュータ10は、所定のCPUを有する制御部(検出部、モード設定部)11を備えている。この制御部11は、以下述べる、タイマ(計時部)12、ROM13、RAM14、記憶部15、及び入力部16を統括管理するものである。
タイマ12は、遊技機40を顧客に貸与するビジネスにおける営業日を定めるために時刻を計時するものである。尚、本実施の形態において、「営業日」とは、営利目的で情報収集装置が端末装置の稼動情報を収集する期間を意味するのみならず、非営利目的だが例えば前記収集動作を反復して遂行している情報収集装置が稼動情報を収集する期間も意味するものとする。
ROM13は、例えば、ホールコンピュータ10が稼動情報を収集する際の制御部11による後述する処理の手順等を定めるプログラム等を記憶するものである。
RAM14は、例えば、ホールコンピュータ10が稼動情報を収集する際に制御部11が使用する情報等を記憶するものである。特に、RAM14は、後述する一営業日における営業実績の有無を示す営業実績フラグ14aを記憶している。
記憶部15は、或る営業日における稼動情報を現在データXとして現在データ専用の記憶領域15a(第1記憶部)に記憶する一方、当該或る営業日以前の営業日の稼動情報を分析データYとして分析データ専用の記憶領域15b(第2記憶部)に記憶する記憶装置である。また、記憶部15は、現在データXを後述するバックアップデータZ(図4)として記憶するためのバックアップデータ専用の記憶領域15c(第3記憶部)も有している。
入力部(第1操作部、第2操作部、モード設定部)16は、記憶部15が記憶する分析データYに基づいて売上等を求めたり、現在データXの収集を開始又は終了したり、現在データXを収集するモードを切り替えたりする目的で、管理者が情報を入力するためのキーボード16a及びマウス16bを有する端末である。また、入力部16は、例えば、一営業日の売上等を管理者により閲覧可能に表示したり、管理者がマウス16bを通じてクリック可能な後述する「営業開始アイコン」、「閉店処理アイコン」、「閉店解除アイコン」、「モード設定アイコン」等を含む操作画面を表示したりするためのディスプレイ16cを有している。
===情報収集装置による稼動情報の収集方法===
図2乃至図5を参照しつつ、前述した構成を備えたホールコンピュータ10による稼動情報の収集方法について説明する。図2は、本実施の形態のホールコンピュータ10が稼動情報を収集する際の制御部11の処理手順例を示すフローチャートである。図3は、本実施の形態のホールコンピュータ10の一営業日における営業実績フラグ14a、稼動情報を収集するモード、及び営業開始アイコンの状態の時間変化の一例を示すダイアグラムである。図4は、本実施の形態のホールコンピュータ10の一営業日における記憶部15の記憶領域の時間変化の一例を示す模式図である。図5は、本実施の形態のホールコンピュータ10の一営業日におけるディスプレイ16cの操作画面の時間変化の一例を示す模式図である。
<<<通常モード>>>
図2に例示されるように、制御部11は、RAM14を参照して、営業実績フラグ14aが現在の一営業日において営業実績が有ることを示す状態(これを、RAM14における営業実績フラグ14のための記憶領域に例えば「1」が書き込まれた状態とし、以後「1」と略称する)から無いことを示す状態(これを、RAM14における営業実績フラグ14のための記憶領域に例えば「0」が書き込まれた状態とし、以後「0」と略称する)に変化したか否かを判別する(S100)。ここで、本実施の形態では、日替時刻(或る日の例えば5:00)から次の日替時刻(次の日の例えば5:00)までの24時間が一営業日と定められており、制御部11は、タイマ12を参照してこの日替時刻を判別する都度、RAM14に記憶された営業実績フラグ14aを、「1」から「0」に書き替えるようになっている。日替時刻は、一営業日を規定する時刻であれば、どのような時刻であってもよい。また、営業実績の有無とは、記憶領域15aにおける現在データXの記憶の有無に相当する。
営業実績フラグ14aが「1」から「0」に変化したと判別すると(S100:YES)、制御部11は、記憶部15において、記憶領域15aに記憶されていた現在データXを、記憶領域15bに分析データYとして記憶させる(S101)(図4の「A」参照)。つまり、本実施の形態では、日替時刻になって営業日が変わると、直前の営業日の現在データXは、分析対象である分析データYとされる。
また、制御部11は、ホールコンピュータ10に現在データXの収集を開始させるための営業開始アイコンのクリックを有効にする(S102)。ここで、本実施の形態では、入力部16のディスプレイ16cには、営業開始アイコンを含む所定の操作画面が表示されている(図5参照)。管理者は、例えばマウス16bを用いて、ディスプレイ16cの操作画面上のカーソルを営業開始アイコンまで移動させ、当該アイコン上にカーソルを合わせつつクリック操作を行うと、制御部11は、入力部16から所定の信号を受信し、現在データXの収集を開始するようになっている。つまり、本実施の形態では、ディスプレイ16cの操作画面を閲覧している管理者によるマウス16bを用いた前記操作が、営業開始アイコンのクリック操作に相当する。そこで、「営業開始アイコンのクリックを有効にする」ことは、管理者が前記操作をすると、入力部16から所定の信号が送信され且つこれを受信した制御部11が現在データXの収集を開始するように設定することを意味する。
次に、制御部11は、営業開始アイコンがクリックされたか否かを判別する(S103)。尚、図2の例示では、図示の都合上、管理者は、営業開始及び閉店処理を必ず一営業日中に行うものとしている。
営業開始アイコンがクリックされたと判別した場合(S103:YES)、制御部11は、RAM14において、営業実績フラグ14aを「1」に設定するとともに(S104)、営業開始アイコンのクリックを無効にする(S105)。ここで、本実施の形態では、「営業開始アイコンのクリックを無効にする」ことは、例えば、ディスプレイ16cの操作画面上の営業開始アイコンをグレーアウト表示し(図5の「B〜C」及び「C〜D」参照)、マウス16bを用いてもカーソルを営業開始アイコンまで移動させることができないように設定することを意味する。この結果、入力部16から制御部11に前述した所定の信号は送信されないことになる。尚、このグレーアウト表示により、管理者に対し、該当するアイコンのクリックが現在無効な状態にあることを、実際にクリックすることなく予め認識させることができる。
制御部11は、複数の島コンピュータ20に所定のタイミングで要求信号を送信し、これらの応答信号として受信した稼動情報を、記憶領域15aに現在データXとして記憶させる(S106)(図4の「B〜C」参照)。尚、本実施の形態の記憶領域15aには、例えば、ホールコンピュータ10が島コンピュータ20から稼動情報を受信する都度、現在データXとしてオーバーライトされるものとする。
制御部11は、閉店処理アイコンがクリックされたか否かを判別する(S107)。ここで、本実施の形態では、ディスプレイ16cの操作画面は、閉店処理アイコン(不図示)を含んでいる。管理者は、マウス16bを用いて、ディスプレイ16cの操作画面上のカーソルを閉店処理アイコンまで移動させ、当該アイコン上にカーソルを合わせつつクリック操作を行うと、制御部11は、入力部16から所定の信号を受信し、現在データXの収集を終了するようになっている。つまり、本実施の形態では、ディスプレイ16cの操作画面を閲覧している管理者によるマウス16bを用いた前記操作が、閉店処理アイコンのクリック操作に相当する。
閉店処理アイコンがクリックされたと判別した場合(S107:YES)、制御部11は、現在データXを収集するモードが通常モードからテストモードに切り替えられたか否かを判別する(S108)。ここで、通常モードとは、例えば、遊技機40を顧客に貸与している際の現在データXの収集モードであり、テストモードとは、例えば、新しく導入された遊技機40を顧客のいない状況でテスト稼動している際の現在データXの収集モードである。本実施の形態では、ディスプレイ16cの操作画面は、モード設定アイコン(図5参照)を含んでいる。管理者は、マウス16bを用いて、ディスプレイ16cの操作画面上のカーソルをモード設定アイコンまで移動させ、当該アイコン上にカーソルを合わせつつクリック操作を行うと、モード設定専用の操作画面(不図示)がディスプレイ16cに表示される。この新たな操作画面は、通常モード及びテストモードのアイコンを含んでおり、管理者は前述したモード設定アイコンをクリックするのと同様のやり方で通常モード又はテストモードの何れかのアイコンを選択できるようになっている。制御部11は、選択されたアイコンに応じた所定の信号を入力部16から受信し、通常モード及びテストモードの間の設定切り替えをするようになっている。つまり、本実施の形態では、ディスプレイ16cの操作画面を閲覧している管理者によるマウス16bを用いた前記操作が、通常モード及びテストモードの間の設定切り替えの操作に相当する。尚、本実施の形態では、管理者が通常モード又はテストモードの何れかのアイコンを選択すると、モード設定専用の操作画面は、営業開始アイコンや閉店処理アイコン等を含む前述した操作画面に戻るようになっている。
現在データXを収集するモードが通常モードからテストモードに切り替えられていないと判別した場合(S108:NO)、制御部11は、RAM14を参照して、営業実績フラグ14aが「1」から「0」に変化したか否かを判別し(S117)、営業実績フラグ14aが「1」から「0」に変化したと判別すると(S117:YES)、制御部11は、ステップS101の処理を再度実行する(図4の「H」参照)。
尚、本実施の形態のディスプレイ16cの操作画面は、更に、閉店解除アイコン(不図示)を含んでいる。例えばもし管理者が閉店処理の予定時刻以前に誤って閉店処理アイコンをクリックしこれに気付いた場合、閉店解除アイコンをクリックすることにより、制御部11による現在データXの収集を再開させることができる。但し、後述するテストモードを一度でも実施している場合には、このような閉店解除の操作はできないようになっている。
<<<通常モードからテストモード>>>
現在データXを収集するモードが通常モードからテストモードに切り替えられたと判別した場合(S108:YES)、制御部11は、記憶部15において、記憶領域15aに記憶されている現在データXを、記憶領域15cにバックアップデータZとして記憶させる(S109)(図4の「D」参照)。
また、制御部11は、ホールコンピュータ10にテストモードで現在データXの収集を開始させるための営業開始アイコンのクリックを有効にする(S110)。ここで、本実施の形態では、ディスプレイ16cの操作画面上の営業開始アイコンは、ステップS105では「クリックを無効にする」ためにグレーアウト表示されていたが(図5の「B〜C」及び「C〜D」参照)、ステップS110では「クリックを有効にする」ために前記グレーアウト表示が解除されるようになっている(図5の「D〜E」、「E〜F」、及び「F〜G」参照)。これにより、管理者は、マウス16bを用いて、ディスプレイ16cの操作画面上のカーソルを営業開始アイコンまで移動させ、当該アイコン上にカーソルを合わせつつクリック操作を行うことができる。
次に、制御部11は、営業開始アイコンがクリックされたか否かを判別する(S111)。尚、図2の例示では、図示の都合上、管理者は、通常モードからテストモードに切り替えた場合、営業開始及び閉店処理を必ず一営業日中に行うものとしている。
営業開始アイコンがクリックされたと判別した場合(S111:YES)、制御部11は、島コンピュータ20に所定のタイミングで要求信号を送信し、これらの応答信号として受信した稼動情報を、記憶領域15aに現在データXとして記憶させる(S112)(図4の「E〜F」参照)。
制御部11は、閉店処理アイコンがクリックされたか否かを判別し(S113)、閉店処理アイコンがクリックされたと判別した場合(S113:YES)、現在データXを収集するモードがテストモードから通常モードに切り替えられたか否かを判別する(S114)。
<<<テストモードから通常モード>>>
現在データXを収集するモードがテストモードから通常モードに切り替えられたと判別した場合(S114:YES)、制御部11は、記憶部15において、記憶領域15aに記憶されている現在データXを消去した後、記憶領域15cに記憶されているバックアップデータZを、記憶領域15aに現在データXとして記憶させる(S115)(図4の「G」参照)。
また、制御部11は、営業開始アイコンのクリックを無効にする(S116)。これにより、ディスプレイ16cの操作画面上の営業開始アイコンはグレーアウト表示される(図5の「G〜H」参照)。
次に、制御部11は、RAM14を参照して、営業実績フラグ14aが「1」から「0」に変化したか否かを判別し(S117)、営業実績フラグ14aが「1」から「0」に変化したと判別すると(S117:YES)、制御部11は、ステップS101の処理を再度実行する(図4の「H」参照)。
以上述べた制御部11の処理手順に対応する営業開始アイコンのクリックの無効期間について更に詳しく述べる。
図3に例示されるように、本実施の形態のホールコンピュータ10では、通常モードにおいて営業開始アイコンが一度クリックされると(「B」)、通常モードがテストモードに切り替えられない限り、この営業開始アイコンのクリックは無効とされ続ける。つまり、営業開始アイコンが一度クリックされてから(「B」)、モード切り替えまでは(「D」)、営業開始アイコンを再度クリックすることはできないようになっている。尚、図3に例示されるように、「B」から「D」までの途中で、閉店処理アイコンがクリックされる(「C」)。ここで、図5に例示されるように、営業開始アイコンは、「B」から「D」までの間継続してグレーアウト表示となっているが、モード設定アイコンは、「B」から「C」までがグレーアウト表示となる。つまり、ホールコンピュータ10が稼動情報を収集中であって記憶部15において現在データXが更新されている間は、モードの切り替えはできないようになっている。
また、図3に例示されるように、本実施の形態のホールコンピュータ10では、通常モードにおいて営業開始アイコンが一度クリックされると(「B」)、その後テストモードを経由した場合でも(「D」乃至「G」)、再度通常モードに切り替えられると(「G」)、営業開始アイコンのクリックは無効とされる。尚、図3に例示されるように、「D」から「G」までの途中で、営業開始アイコンがクリックされ(「E」)、次に、閉店処理アイコンがクリックされる(「F」)。ここで、図5に例示されるように、営業開始アイコンは、「D」から「G」までの間何度でもクリック可能なように表示されている一方、モード設定アイコンは、この「D」から「G」までのうちの「E」から「F」までがグレーアウト表示となる。つまり、テストモードでは、営業開始アイコンをクリックした回数だけ、記憶領域15aにおいて現在データXが更新されるようになっている。また、ホールコンピュータ10が稼動情報を収集中であって記憶部15において現在データXが更新されている間は、モードの切り替えはできないようになっている。
===稼動情報を消失することなく記憶===
本実施の形態のホールコンピュータ10は、少なくとも、日替時刻を検出するためのタイマ12と、現在データXの収集を開始及び終了するための入力部16と、記憶領域15a、及び、現在データXの収集の終了後から遅くとも日替時刻までに当該現在データXを分析データYとして記憶する記憶領域15bを有する記憶部15と、先の現在データXを記憶領域15bに分析データYとして記憶させる前に新たな現在データXの収集の開始を禁止する制御部11とを備えていればよい。ここで、記憶領域15bに対し、現在データXが分析データYとして記憶されるタイミングは、当該現在データXの収集の終了直後であってもよいし、その後の日替時刻であってもよいし、これら双方の間の任意の時刻であってもよい。
このホールコンピュータ10によれば、或る日替時刻以後に収集されて記憶領域15aに記憶されている先の現在データXが、遅くとも次の日替時刻までに記憶領域15bに分析データYとして記憶されるまでは、入力部16を通じて新たな現在データXの収集が開始されることはない。つまり、例えば、島コンピュータ20から順次収集される先の現在データX及び新たな現在データXに関して、先の現在データXが記憶領域15aに記憶されている間には新たな現在データXは収集されず、先の現在データXが記憶領域15bに分析データYとして記憶された後に新たな現在データXの収集が開始されてこれが記憶領域15aに記憶される。よって、先の現在データX及び新たな現在データXは双方とも消失することなく憶領域15aに記憶される。従って、これら2つの現在データXに対し記憶容量等に起因するデータ上の不都合は生じ得ない。
また、本実施の形態のホールコンピュータ10では、入力部16は、通常モード又はテストモードを設定するため機能を有し、記憶部15は、テストモードが設定されている期間、記憶領域15aに記憶されている現在データXを退避する記憶領域15cを有し、制御部11は、テストモードが設定されると、記憶領域15bが記憶領域15aに記憶されている現在データXを記憶する前に入力部16を通じて現在データXの収集を開始及び終了することを許可している。
このホールコンピュータ10によれば、テストモードが設定されると、記憶領域15aに記憶されている先の現在データXは記憶領域15cに退避されるために、当該先の現在データXが記憶領域15bに分析データYとして記憶される前に入力部16を通じて新たな現在データXの収集を開始しても、これら2つの現在データXは、結果的に、消失することなく記憶領域15aに記憶されたことになる。これにより、島コンピュータ20からの現在データXを試験的に収集する場合等には、例えば入力部16を通じて先の現在データXの収集を終了した直後にテストモードに設定することにより、当該先の現在データXが記憶領域15bに分析データYとして記憶されるのを待つことなく、入力部16を通じて前記試験的な収集を開始できる。
但し、これに限定されるものではなく、本実施の形態のホールコンピュータ10は、例えば、通常モードのみで現在データXを収集するものであってもよい。
===その他の実施の形態===
前述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
前述した実施の形態では、情報収集装置は、ホール管理システム1におけるホールコンピュータ10であったが、これに限定されるものではなく、広くは、端末装置からの稼動情報を収集する装置であればよい。
前述した実施の形態では、現在データXの収集の開始・終了及びモードの切り替えのための入力は、ディスプレイ16cの操作画面の各種アイコンをマウス16bでクリックすることを通じて行なわれるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、ディスプレイ16cがタッチパネルで形成され、管理者が各種アイコンを指や専用ペン等で押下することにより入力する構成であってもよいし、或いは、ディスプレイ16cは文字のみを表示するものであって、管理者がキーボード16aを用いて直接コマンドを入力するものであってもよい。
前記の場合、現在データXの収集を開始するための入力を無効にするためには、ディスプレイ16cが前述したタッチパネルで形成されている構成では、例えば、管理者が該当するアイコンを指や専用ペン等で押下しても入力部16が制御部11に所定の信号を送信しないように設定すればよい。或いは、管理者が前述したキーボード16aを用いて直接コマンドを入力する構成では、例えば、管理者がキーボード16aの該当するキーを押下しても入力部16が制御部11に所定の信号を送信しないように設定すればよい。
但し、以上に限定されるものではなく、要するに、管理者の入力操作に関わらず、入力部16から所定の信号が送信されない、或いは、もし送信されたとしてもこれを受信した制御部11が現在データXの収集を開始しないように構成されていればよい。
また、前述した実施の形態では、第1記憶部、第2記憶部、及び第3記憶部は、1つの記憶装置(記憶部15)における3つの記憶領域15a、15b、15cに対応するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、第1記憶部、第2記憶部、及び第3記憶部は、3つの独立した記憶装置に対応するものであってもよい。
また、前述した実施の形態では、現在データXは、島コンピュータ20から稼動情報が受信される都度、記憶領域15aにオーバーライトされるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、記憶領域15aが現在データXを2個以上の所定個まで記憶可能である場合、現在データXは当該所定個まではオーバーライトされることなく記憶されるが、これを超えた後には、既に記憶されている現在データXに対し1個ずつ順次オーバーライトされていくものであってもよい。
また、前述した実施の形態では、通常モードは、遊技機40を顧客に貸与している際の現在データXの収集モードであり、テストモードとは、例えば新しく導入された遊技機40を顧客のいない状況でテスト稼動している際の現在データXの収集モードであるとしたが、これに限定されるものではない。通常モードと対比してのテストモードとは、要するに、その間に収集した現在データXを分析データY等として保存することなく、終了時に消去してもよいようなデータ収集モードであればよい。
本実施の形態のホール管理システムの構成例を示すブロック図である。 本実施の形態のホールコンピュータが稼動情報を収集する際の制御部の処理手順例を示すフローチャートである。 本実施の形態のホールコンピュータの一営業日における営業実績フラグ、稼動情報を収集するモード、及び営業開始アイコンの状態の時間変化の一例を示すダイアグラムである。 本実施の形態のホールコンピュータの一営業日における記憶部の記憶領域の時間変化の一例を示す模式図である。 本実施の形態のホールコンピュータの一営業日におけるディスプレイの操作画面の時間変化の一例を示す模式図である。
符号の説明
1 ホール管理システム 10 ホールコンピュータ
11 制御部 12 タイマ
13 ROM 14 RAM
14a 営業実績フラグ 15 記憶部
15a、15b、15c 記憶領域 16 入力部
16a キーボード 16b マウス
16c ディスプレイ 20 島コンピュータ
30 台コンピュータ 40 遊技機

Claims (2)

  1. 時刻を計時する計時部と、
    前記計時部の計時結果を基に一営業日の日替時刻を検出する検出部と、
    端末装置の稼動情報の収集を開始するための第1操作部と、
    前記端末装置の稼動情報の収集を終了するための第2操作部と、
    前記一営業日内で前記第1操作部が操作されてから前記第2操作部が操作されるまでの間に収集される前記端末装置の稼動情報を記憶する第1記憶部と、
    遅くとも前記第2操作部が操作された後の前記日替時刻までに前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を記憶する第2記憶部と、
    前記第2記憶部が前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を記憶する前に前記第1操作部が操作されることを禁止する制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報収集装置。
  2. 通常モード又はテストモードを設定するためのモード設定部と、
    前記テストモードが設定されている期間、前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を退避する第3記憶部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記テストモードが設定されると、前記第2記憶部が前記第1記憶部に記憶されている前記端末装置の稼動情報を記憶する前に前記第1操作部及び前記第2操作部が操作されることを許可する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報収集装置。
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