JP2002306535A - 車椅子用自走車 - Google Patents

車椅子用自走車

Info

Publication number
JP2002306535A
JP2002306535A JP2001111507A JP2001111507A JP2002306535A JP 2002306535 A JP2002306535 A JP 2002306535A JP 2001111507 A JP2001111507 A JP 2001111507A JP 2001111507 A JP2001111507 A JP 2001111507A JP 2002306535 A JP2002306535 A JP 2002306535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheelchair
slope
self
propelled vehicle
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001111507A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Koriki
正 高力
Takashi Yamamoto
敬 山本
Satoshi Iitaka
敏 飯高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Automotive Technology Co Ltd
Original Assignee
Nissan Automotive Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Automotive Technology Co Ltd filed Critical Nissan Automotive Technology Co Ltd
Priority to JP2001111507A priority Critical patent/JP2002306535A/ja
Publication of JP2002306535A publication Critical patent/JP2002306535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動車椅子の利便性を生かしつつも、使用者
単独での行動範囲を容易に拡大することのできる車椅子
用自走車を提供する。 【解決手段】 本発明に係る車椅子用自走車1は、手動
車椅子5を搭載可能であるとともに複数の車輪10,1
1により走行する床板部12と、手動車椅子5の床板部
12に対する乗降に用いられるスロープ13と、後輪1
1を駆動させる駆動用モータ14と、床板部12の走行
方向を統制するハンドル15とを有し、この駆動用モー
タ14及びハンドル15は、床板部12に搭載された手
動車椅子5の使用者Uがその手動車椅子5に乗ったまま
で操作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手動車椅子の使
用者が車椅子に乗ったまま容易に利用することができる
車椅子用自走車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車椅子の使用者が単独での行動範囲を拡
げるに際して、手動車椅子は取回しがよく便利ではある
が、長時間あるいは長距離の移動に用いるには使用者に
相当な体力を要求するという問題があった。このため、
例えば加齢者等が体力的に負担なく移動しようとする場
合には、電動車椅子が多用されている。電動車椅子で
は、使用者が操作レバー等を操作するだけで車椅子が電
動駆動されるため、手動車椅子に比べて使用者の体力的
負担が非常に小さく、また、電動とはいっても現行法規
上「歩行者」として取り扱われるので、運転免許証等が
不要で誰でも利用し得るという長所がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
電動車椅子ではその重量が100kgを超え、使用者が
より広範に移動するために電車やバス等の公共交通機関
の利用を望んだとしても、その重量のために実際の利用
がままならないことも多かった。
【0004】また、日頃手動車椅子を使っている使用者
が電動車椅子を使うには乗り換えの必要があるが、使用
者の身体の具合によってはその乗り換えが困難であった
り介助者を要したりして、使用者の気後れを生んでい
た。
【0005】さらに、電動車椅子は手動車椅子ほど取回
しがよくないため、例えば使用者が目的地では手動車椅
子を利用したいと思ったとしても、その目的地への到達
に電動車椅子を要するのであれば手動車椅子を携えて目
的地まで移動することができない以上、結局目的地にお
いても電動車椅子の使用を強いられるという問題があっ
た。
【0006】一方、目的地までの長距離移動と目的地で
の手動車椅子の利用とを両立させる手段として、車椅子
での使用を考慮した自動車も開発されている。このよう
な自動車ではスロープやリフト等が設けられ、車椅子で
車内に乗り込むことができるようになっている。
【0007】ところが、そのような自動車はそもそも高
価であるため誰もが所有し得る性質のものではなく、た
とえ所有可能であったとしても使用者が単独で使うには
運転免許証が要求され、使用者によってはその運転免許
証の取得や更新が困難な場合があって利用が現実的でな
いという問題があった。
【0008】また、例えば上記スロープが手動でスライ
ド式に引き出すタイプのものであれば、使用者は低くか
かんだ姿勢で車体床面下等からそのスロープを引き出さ
なければならないが、このような作業を車椅子に座った
まま行うことは事実上不可能であり、使用者の単独行動
を阻害する要因となっていた。
【0009】さらに、たとえ使用者が車椅子ごと車内に
乗り込むことができたとしても、最終的にはその自動車
の運転席に車椅子から乗り移らなければならず、この乗
り移りの作業が使用者にとっては非常に困難で、場合に
よっては介助者の補助が必要でやはり単独行動を阻害し
ていた。
【0010】そこで、この発明は、手動車椅子の利便性
を生かしつつも、使用者単独での行動範囲を容易に拡大
することのできる車椅子用自走車を提供することを課題
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、手動車椅子を搭載可能であ
るとともに複数の車輪により走行する車椅子搭載部と、
前記手動車椅子の前記車椅子搭載部に対する乗降に用い
られるスロープと、前記複数の車輪の全部又は一部を駆
動させる駆動手段と、前記車椅子搭載部の走行方向を統
制する走行方向統制手段とを有し、前記駆動手段及び前
記走行方向統制手段が、前記車椅子搭載部に搭載された
手動車椅子の搭乗者がその手動車椅子に乗ったままで操
作可能である車椅子用自走車を特徴とする。
【0012】請求項1に係る発明によれば、車椅子搭載
部に搭載された手動車椅子の搭乗者(使用者)がその手
動車椅子に乗ったままで駆動手段及び走行方向統制手段
を操作し、駆動手段の駆動力により体力的な負担を強い
られることなく移動することができるので、使用者は手
動車椅子から降りたりすることなく容易に自己の行動範
囲を拡大することができる。
【0013】また、この車椅子用自走車は法定の基準を
満たすように設計されることにより「歩行者」として扱
われ、このように歩行者扱いとされることによって誰も
が運転資格等を問われず気軽に利用することができる。
【0014】さらに、手動車椅子の車椅子搭載部に対す
る乗降にはスロープが用いられるので、リフト等が用い
られる場合に比べて自走車の構造を単純化することがで
き、併せてその軽量化や低廉化をも図ることができる。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
車椅子用自走車において、前記スロープが前記車椅子搭
載部に取り付けられるとともに、折り畳みにより格納可
能であることを特徴とする。
【0016】請求項2に係る発明によれば、スロープが
車椅子搭載部に取り付けられるとともに折り畳みにより
格納可能であるので、この格納によって自走車全体の寸
法を小さく抑えることができ、「歩行者」として取り扱
われるための上記法定の基準も満たしやすくなる。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
車椅子用自走車において、前記搭乗者が前記手動車椅子
に乗ったまま前記スロープを折り畳み、かつ、折り畳ま
れたスロープを展開するためのスロープ操作手段を有す
ることを特徴とする。
【0018】請求項3に係る発明によれば、手動車椅子
に乗った使用者単独でもスロープの折り畳み及び展開が
可能となり、これにより自走車の乗降から運転までを単
独で行うことも可能となって、使用者が介助者の補助な
く広範に行動することができるようになる。
【0019】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
車椅子用自走車おいて、前記スロープが前記車椅子搭載
部の走行方向後方に設けられ、前記スロープの左右方向
両端部に手すりが設けられ、前記スロープが折り畳まれ
て格納された際に、該スロープが前記車椅子搭載部に搭
載された手動車椅子の後方への脱落を阻止するととも
に、前記手すりが前記車椅子搭載部の側方に位置してそ
の手動車椅子の側方への脱落を阻止することを特徴とす
る。
【0020】請求項4に係る発明によれば、本来乗降の
容易化を図るためのスロープや手すりが安全に関する機
能(手動車椅子の車椅子搭載部からの脱落阻止機能)も
果たし、自走車の構造の単純化やその軽量化、低廉化が
図られて自走車が一層利用しやすいものとなる。
【0021】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載の車椅子用自走車において、前記複数
の車輪が一対の前輪及び後輪からなり、前記駆動手段が
前記後輪を駆動させ、前記一対の前輪が前記車椅子搭載
部の前部で左右方向両端部にそれぞれ配置されているこ
とを特徴とする。
【0022】請求項5に係る発明によれば、複数の車輪
が一対の前輪及び後輪からなり駆動手段が後輪を駆動さ
せるので、走行時には後輪に十分な荷重がかかって自走
車が走行性能や安定性に優れる。
【0023】また、一対の前輪が車椅子搭載部の前部で
左右方向両端部にそれぞれ配置されているので、たとえ
法規上の寸法制限等のために車椅子搭載部を小さくした
としても、前輪や駆動手段と車椅子搭載部上の使用者の
脚部との干渉を避けることができて使用者の姿勢が窮屈
にならずにすむ。
【0024】請求項6に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載の車椅子用自走車において、前記複数
の車輪が前輪及び後輪からなり、該後輪が前記車椅子搭
載部の後部で左右方向中央部に配置されていることを特
徴とする。
【0025】請求項6に係る発明によれば、複数の車輪
が前輪及び後輪からなり、この後輪が車椅子搭載部の後
部で左右方向中央部に配置されているので、たとえ法規
上の寸法制限等のために車椅子搭載部を小さくしたとし
ても、後輪と車椅子搭載部上の手動車椅子の車輪との干
渉を避けることができる。
【0026】請求項7に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載の車椅子用自走車において、前記複数
の車輪が一対の前輪及び後輪からなり前記駆動手段が前
記後輪を駆動させ、前記一対の前輪が前記車椅子搭載部
の前部で左右方向両端部にそれぞれ配置され、前記後輪
が前記車椅子搭載部の後部で左右方向中央部に配置され
ていることを特徴とする。
【0027】請求項7に係る発明によれば、複数の車輪
が一対の前輪及び後輪からなり駆動手段が後輪を駆動さ
せ、一対の前輪が車椅子搭載部の前部で左右方向両端部
にそれぞれ配置され、さらに後輪が車椅子搭載部の後部
で左右方向中央部に配置されているので、たとえ法規上
の寸法制限等のために車椅子搭載部を小さくしたとして
も、前輪や駆動手段と車椅子搭載部上の使用者の脚部と
の干渉を避けることができ、かつ、後輪と車椅子搭載部
上の手動車椅子の車輪との干渉を避けることができる。
【0028】請求項8に係る発明は、請求項1ないし7
のいずれかに記載の車椅子用自走車において、前記手動
車椅子を前記車椅子搭載部上の所定位置に固定する固定
手段を有することを特徴とする。
【0029】請求項8に係る発明によれば、固定手段に
より手動車椅子が車椅子搭載部上に確実に固定されて一
層の安全性を確保することができるとともに、走行時の
手動車椅子及び使用者の姿勢が安定して使用者の疲労を
軽減させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0031】〔実施の形態1〕本実施の形態に係る車椅
子用自走車1は、椅子本体2、前輪3及び後輪4を備え
る一般的な手動車椅子5に使用者Uが乗ったまま使用さ
れ(図7参照)、図1ないし図4に示すように、その手
動車椅子5を搭載可能であるとともに一対の前輪10及
び後輪11により走行する車椅子搭載部としての床板部
12と、手動車椅子5の床板部12に対する乗降に用い
られるスロープ13と、後輪11を駆動させる駆動手段
としての駆動用モータ14と、床板部12の走行方向を
統制する走行方向統制手段としてのハンドル15とを備
える。
【0032】前輪10は、床板部12の前部で左右方向
両端部にそれぞれ配置され、床板部12の前部に形成さ
れたアーチ部16により覆われている。このアーチ部1
6の先端には、床板部12に対して略垂直に立ち上がる
ようにフロントカバー17が形成されている。後輪11
は、床板部12の後部で左右方向中央部に一対配置さ
れ、床板部12に形成されたセンタートンネル18によ
り覆われている。駆動用モータ14は一対の後輪11の
間に配置され、その駆動用モータの回転力を伝達する駆
動ユニット7を介して後輪11を回転駆動する。この駆
動用モータ14の駆動操作は、ハンドル15に設けられ
た操作部19により行われる。なお、前輪10及び後輪
11は、一般的な段差を乗り越えるためにその直径が2
00〜250mm程度であることが望ましく、パンクの
おそれが少ない硬質ゴム等により形成されていることが
望ましい。
【0033】ハンドル15は床板部12の前部に設けら
れ、前輪10を操舵して床板部12の走行方向をコント
ロールする。ハンドル15には図示しないブレーキ操作
部が設けられ、このブレーキ操作部が操作されることに
より前輪10及び後輪11、又は駆動用モータ14に対
してブレーキがかけられるようになっている。このハン
ドル15は使用者Uの体格等に応じて高さ調整可能であ
る。
【0034】スロープ13は、図5に示すように、一端
側が床板部12の後端に取り付けられた第1スロープ2
0と、この第1スロープ20の他端側に取り付けられた
第2スロープ21とから構成されている。
【0035】第1スロープ20は矩形状のスロープ板2
0a,20bからなり、このスロープ板20a,20b
の各一端が床板部12の後端に対して矢印A方向に回動
可能に取り付けられている。スロープ板20a,20b
の外側の側縁にはそれぞれリブ22a,22bが設けら
れ、内側の側縁にはそれぞれリブ23a,23bが設け
られている。また、スロープ板20aのリブ22a,2
3aの間にはこれらと直交する方向にのびる長穴42a
が複数設けられ、各長穴42aにはそのリブ22a,2
3aと平行になるようにガイドレール24a,25aが
ネジ止めされている。一方、スロープ板20bのリブ2
2b,23bの間にはこれらと直交する方向にのびる長
穴42bが複数設けられ、各長穴42bにはそのリブ2
2b,23bと平行になるようにガイドレール24b,
25bがネジ止めされている。なお、ガイドレール24
a,24bはその外側からネジ44により固定され、ガ
イドレール25a,25bはその内側からネジ44によ
り固定されている。
【0036】第2スロープ21は、スロープ板20aに
連続するスロープ部21a、スロープ板20bに連続す
るスロープ部21b、及びスロープ部21a,21bの
双方をつなぐ連結部21cからなるコ字状の平板であっ
て、スロープ板20a,20bの各他端に対して矢印B
方向に回動可能に取り付けられている。スロープ部21
a,21bの外側の側縁にはそれぞれリブ26a,26
bが設けられ、内側の側縁にはそれぞれリブ27a,2
7bが設けられている。また、スロープ部21aのリブ
26a,27aの間にはこれらと直交する方向にのびる
長穴43aが複数設けられ、各長穴43aにはそのリブ
26a,27aと平行になるようにガイドレール28
a,29aがネジ止めされている。一方、スロープ部2
1bのリブ26b,27bの間にはこれらと直交する方
向にのびる長穴43bが複数設けられ、各長穴43bに
はそのリブ26b,27bと平行になるようにガイドレ
ール28b,29bがネジ止めされている。なお、ガイ
ドレール28a,28bはその外側からネジ44により
固定され、ガイドレール29a,29bはその内側から
ネジ44により固定されている。さらに、後述のように
これらが手動車椅子5の前輪3及び後輪4を案内する際
にその案内開始が容易となるように、ガイドレール28
a,29aの下端部28c,29cは両者の間隔が開く
ように折曲され、ガイドレール28b,29bの下端部
28d,29dも両者の間隔が開くように折曲されてい
る。
【0037】このスロープ13は、スロープ操作手段と
しての操作用モータ30及びリンク機構31により、図
1及び図2に示す状態から図3及び図4に示す状態に折
り畳まれ、かつ、図3及び図4に示す状態から図1及び
図2に示す状態に展開されるようになっている。
【0038】操作用モータ30は後輪11,11の間に
配置され、その一部がセンタートンネル18により覆わ
れている。リンク機構31は、スロープ板20a,20
bの間に形成された開口32の略中央に位置する主動ア
ーム33及び従動アーム34と、この主動アーム33及
び従動アーム34の左右に設けられたリンクアーム3
5,36とを備える。
【0039】主動アーム33は、その一端が床板部12
の後部に取り付けられ、図示しないギアにより変換され
た操作用モータ30の回転力によって支点O1を中心に
回動する。従動アーム34は、その一端が主動アーム3
3の他端に、その他端が第2スロープ21の連結部21
cの裏面に回動自在に取り付けられ(図6参照)、主動
アーム33の回動に従って動作する。
【0040】リンクアーム35,36は、その一端が床
板部12の後部に回動自在に取り付けられるとともに、
その他端が第2スロープ21の連結部21cに回動自在
に接続されている。このリンクアーム35,36は、主
動アーム33及び従動アーム34が動作してスロープ1
3が展開する際に、第2スロープ21の第1スロープ2
0に対する展開動作と第2スロープ21の床面(地面)
に接触するまでの動作(以下、「接地動作」という。)
とが同時に進行するように第2スロープ21の動作を規
制する。これにより、図6に示すように、第2スロープ
21は展開時にはリンクアーム35,36と床板部12
とのなす角度に応じて第1スロープ20に対して空中で
徐々に開き、完全に開くと同時にあるいはその直後にス
ロープ部21a,21bが地面に接触する。このように
第2スロープ21の展開動作と接地動作とが同時に進行
することにより、両動作が別々に進行する場合に比べて
スロープ13の展開が迅速に行われる。また、接地動作
が完了する時点で展開動作が未完了なことに起因して、
スロープ部21a,21bの縁部21d,21eが床面
Fに引っ掛かりスロープ13が展開不能に陥る事態や、
スロープ13の展開は阻害されないまでもその縁部21
d,21eと床面Fとが擦れてスロープ13や床面Fが
損傷する事態等は未然に防がれる。なお、スロープ13
の折り畳み時には第1スロープ20、第2スロープ21
ともに展開時と同じ軌跡を辿り、第2スロープ21の接
地側(縁部21d,21eの側)は切り欠かれたような
形になっているのでスロープ13の軽量化や接地時のが
たつきの低減が図られる。
【0041】スロープ板20a,20bのリブ22a,
22bには、それぞれ手すり37a,37bが設けられ
ている。手すり37aは、スロープ板20aに対して略
垂直となるようにリブ22aの前端部に取り付けられた
手すり38aと、リブ22aの後端部に取り付けられた
手すり39aと、スロープ板20aと略平行にのびる手
すり40aとが連続して構成されている。一方、手すり
37bは、スロープ板20bに対して略垂直となるよう
にリブ22bの前端部に取り付けられた手すり38b
と、リブ22bの後端部に取り付けられた手すり39b
と、スロープ板20bと略平行にのびる手すり40bと
が連続して構成されている。
【0042】手動車椅子5の使用者Uがこの車椅子用自
走車1を利用するには、まず、使用者Uは手動車椅子5
に乗ったまま車椅子自走車1やリモコン等に設けられた
図示しないスイッチを操作して操作用モータ30を駆動
させ、スロープ13を展開状態とする。続いて、スロー
プ部の21a,21bの縁部21d,21eから手動車
椅子5ごと床板部12に乗り込むが、このとき手動車椅
子5の前輪3がガイドレール29a,29bに内側から
案内され、後輪4がガイドレール30a,30bに外側
から案内される。これにより、手動車椅子5が第1スロ
ープ19、第2スロープ20の連接方向に沿って、曲が
ることなく、かつ、ネジ44を踏むことなく前進し、床
板部12へのスムーズな乗り込みが可能となっている。
また、使用者Uが手すり37a,37bを伝いながらス
ロープ13を上ることにより、一層容易な乗り込みが可
能となっている。
【0043】手動車椅子5の前部が床板部12に達する
と、使用者Uの左右の脚が載せられたステップ6(図7
参照)がセンタートンネル18に差し掛かる。通常、こ
のステップ6は左右独立に設けられ、その左右方向両端
部を回動支点として中央側が跳ね上げられる構造になっ
ているので、各図に示したようにセンタートンネル18
の上面18aがなだらかに形成されていれば、ステップ
6及び使用者Uの脚部はその上面18aに自然に持ち上
げられる形でセンタートンネル18と干渉することなく
前進する。また、手動車椅子5の一対の前輪3,3及び
一対の後輪4,4はセンタートンネル18を跨ぐことに
なるので、センタートンネル18は手動車椅子5の前進
の妨げにはやはりならない。
【0044】手動車椅子5が床板部12に完全に搭載さ
れると、ステップ6がアーチ部16上に載り、かつ、後
輪11,11を覆うセンタートンネル18の頂部18b
が手動車椅子5の椅子本体2の下方でその後輪4,4の
間に位置する。ここでは車椅子用自走車1が後輪駆動で
その駆動に係る構造が自走車後部に集中し、一対の前輪
10,10の間に余裕を持って使用者Uの脚部を位置さ
せることができるので、さらに、一対の後輪11,11
が床板部12の左右方向中央部にあって手動車椅子5の
後輪4,4と干渉しないので、床板部12を法規上の寸
法制限等を満たすように小さくすることができる。逆に
言えば、床板部12をそのように小さくしたとしても、
使用者Uの姿勢が窮屈になったり不用意な干渉が生じた
りしない。
【0045】床板部12上の所定位置に乗った使用者U
は、上記図示しないスイッチを再度操作して操作用モー
タ30を駆動させ、スロープ13を格納状態とする。ス
ロープ13が格納されると、主動アーム33及び従動ア
ーム34は図7に示すように手動車椅子5の側に迫り出
してくるが、これらは左右方向中央部に位置するので手
動車椅子5の後輪4,4とは干渉しない。また、この格
納により第1スロープ20が手動車椅子5の直後に起立
してその後方への脱落を阻止し、手すり37a,37b
が手動車椅子5の側方に位置してその側方への脱落を阻
止するので、そのような脱落を阻止するための構造を別
途設ける必要がなく車椅子用自走車1の構造の単純化や
軽量化、低廉化が容易である。
【0046】スロープ13が格納されると、使用者Uは
手動車椅子5に乗ったまま操作部19及びハンドル15
を操作して、車椅子用自走車1を運転することができ
る。操作部19の操作による駆動用モータ14の駆動
は、より安全性を高めるために、スロープ13が格納さ
れている場合に限り実行可能としてもよい。
【0047】この実施の形態に係る車椅子用自走車1で
は、床板部12に搭載された手動車椅子5の使用者Uが
その手動車椅子5に乗ったままで操作部19及びハンド
ル15を操作し、駆動用モータ14の駆動力により体力
的な負担を強いられることなく移動することができるの
で、使用者Uは手動車椅子5から降りたりすることなく
容易に自己の行動範囲を拡大することができる。
【0048】そして、この車椅子用自走車1は法定の基
準を満たすように設計されることにより「歩行者」とし
て扱われるので、このように歩行者扱いとされることに
よって誰もが運転資格等を問われずに自転車感覚で気軽
に利用することができる。
【0049】また、手動車椅子5の床板部12に対する
乗降にはスロープ13が用いられるので、リフト等が用
いられる場合に比べて自走車の構造を単純化することが
でき、併せてその軽量化や低廉化をも図ることができ
る。
【0050】さらに、各ガイドレールの取付位置を長穴
42a,42b,43a,43bの長さ範囲で調整する
ことが可能であるので、様々な車輪間隔の手動車椅子に
対応することができる。
【0051】〔実施の形態2〕上記実施の形態1では、
スロープ操作手段として操作用モータ30及びリンク機
構31を用いてスロープ13の折り畳み、展開を自動で
行ったが、本実施の形態ではスロープ操作手段として手
すり37a,37bを用い、そのスロープ13の折り畳
み、展開を手動で行う例について述べる。
【0052】この実施の形態に係る車椅子用自走車41
は、図8に示すように、操作用モータ30、主動アーム
33及び従動アーム34が設けられていない点において
上記車椅子用自走車1とは異なるが、その他の点につい
ては同様であるので説明を省略する。
【0053】手動車椅子5の使用者Uがこの車椅子用自
走車41に乗り込むには、まず、使用者Uが手動車椅子
5に乗ったまま車椅子用自走車41の手すり37aの側
方に位置して、手すり39a又は手すり40aを後方に
引き上げる(図9(a))。すると、リンクアーム3
5,36の作用により第1スロープ20が倒れるに従っ
て第1スロープ20と第2スロープ21とのなす角度が
徐々に大きくなり、第2スロープ21の縁部21d,2
1eが床面Fに摺接することなくスロープ13が展開す
る(図9(b))。手すり39a及び手すり40aは連
続しているので、使用者Uは手すり37aの握持位置を
順次握りやすい箇所に変えることによってスロープ13
を容易に展開することができる。
【0054】スロープ13の展開後、使用者Uは車椅子
用自走車41の後方から手動車椅子5ごと床板部12に
乗り込む(図9(c))。この際、手すり37a,37
bを掴みながらスロープ13を上ると、使用者Uは極め
て容易に床板部12に乗り込むことができる。
【0055】床板部12上の所定位置に達した使用者U
は、右手でハンドル15を掴みながら左手で手すり38
a又は手すり40aを掴んで手すり37aを前方に引き
上げる(図9(d))。すると、リンクアーム35,3
6の作用により第1スロープ20が起立するに従って第
1スロープ20と第2スロープ21とのなす角度が徐々
に小さくなり、第2スロープ21の縁部21d,21e
が床面Fに摺接することなくスロープ13が折り畳まれ
る(図9(e))。手すり38a及び手すり40aは連
続しているので、使用者Uは手すり37aの握持位置を
順次握りやすい箇所に変えることによってスロープ13
を容易に折り畳むことができる。
【0056】スロープ13の折り畳み後、使用者Uは手
動車椅子5に乗ったまま、操作部19及びハンドル15
を操作して車椅子用自走車41を運転することができる
(図9(f))。
【0057】この実施の形態に係る車椅子用自走車41
では、手すり37a,37bをスロープ操作手段として
利用することによって、手動車椅子5に乗った使用者U
が単独でもスロープ13の折り畳み及び展開を行うこと
が可能となっている。
【0058】〔実施の形態3〕この実施の形態に係る車
椅子用自走車45は、図10に示すように、床板部12
に位置決めレール46a,46b、位置決めレール47
a,47b、フック48,48及びシリンダ装置49
が、また、手すり38bに環状係合部50が設けられて
いる点において上記車椅子用自走車1とは異なるが、そ
の他の点については同様であるので説明を省略する。
【0059】図11(a)に示すように、手動車椅子5
が床板部12に乗り込むと、その前輪3,3が位置決め
レール46a,46bにより外側から当接され、その後
輪4,4が位置決めレール47a,47bにより外側か
ら当接され、これにより手動車椅子5が床板部12上の
所定位置に位置決めされて主に左右方向に固定される。
さらに、同図(b)に拡大して示すように椅子本体2に
係合プレート51が取り付けられていれば、その係合プ
レート51にフック48が係合することにより手動車椅
子5が床板部12上の所定位置に位置決めされて主に前
後方向に固定される。
【0060】また、スロープ13が格納された状態で
は、シリンダ装置49のピン52が突出して環状係合部
50に係合することにより、手すり37bがロックされ
てスロープ13が不慮に開くことが防止される。
【0061】この実施の形態に係る車椅子用自走車45
では、位置決めレール46a,46b、位置決めレール
47a,47b及びフック48を固定手段として手動車
椅子5が床板部12上に確実に固定されるので、一層の
安全性を確保することができるとともに走行時の手動車
椅子5及び使用者Uの姿勢が安定し、使用者Uの疲労を
軽減させることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、車椅子搭載部に搭載された手動車椅子の搭
乗者(使用者)がその手動車椅子に乗ったままで駆動手
段及び走行方向統制手段を操作し、駆動手段の駆動力に
より体力的な負担を強いられることなく移動することが
できるので、使用者は手動車椅子から降りたりすること
なく容易に自己の行動範囲を拡大することができる。
【0063】また、この車椅子用自走車は法定の基準を
満たすように設計されることにより「歩行者」として扱
われ、このように歩行者扱いとされることによって誰も
が運転資格等を問われず気軽に利用することができる。
【0064】さらに、手動車椅子の車椅子搭載部に対す
る乗降にはスロープが用いられるので、リフト等が用い
られる場合に比べて自走車の構造を単純化することがで
き、併せてその軽量化や低廉化をも図ることができる。
【0065】請求項2に係る発明によれば、スロープが
車椅子搭載部に取り付けられるとともに折り畳みにより
格納可能であるので、この格納によって自走車全体の寸
法を小さく抑えることができ、「歩行者」として取り扱
われるための上記法定の基準も満たしやすくなる。
【0066】請求項3に係る発明によれば、手動車椅子
に乗った使用者単独でもスロープの折り畳み及び展開が
可能となり、これにより自走車の乗降から運転までを単
独で行うことも可能となって、使用者が介助者の補助な
く広範に行動することができるようになる。
【0067】請求項4に係る発明によれば、本来乗降の
容易化を図るためのスロープや手すりが安全に関する機
能(手動車椅子の車椅子搭載部からの脱落阻止機能)も
果たし、自走車の構造の単純化やその軽量化、低廉化が
図られて自走車がより一層利用しやすいものとなる。
【0068】請求項5に係る発明によれば、複数の車輪
が一対の前輪及び後輪からなり駆動手段が後輪を駆動さ
せるので、走行時には後輪に十分な荷重がかかって自走
車が走行性能や安定性に優れる。
【0069】また、一対の前輪が車椅子搭載部の前部で
左右方向両端部にそれぞれ配置されているので、たとえ
法規上の寸法制限等のために車椅子搭載部を小さくした
としても、前輪や駆動手段と車椅子搭載部上の使用者の
脚部との干渉を避けることができて使用者の姿勢が窮屈
にならずにすむ。
【0070】請求項6に係る発明によれば、複数の車輪
が前輪及び後輪からなり、この後輪が車椅子搭載部の後
部で左右方向中央部に配置されているので、たとえ法規
上の寸法制限等のために車椅子搭載部を小さくしたとし
ても、後輪と車椅子搭載部上の手動車椅子の車輪との干
渉を避けることができる。
【0071】請求項7に係る発明によれば、複数の車輪
が一対の前輪及び後輪からなり駆動手段が後輪を駆動さ
せ、一対の前輪が車椅子搭載部の前部で左右方向両端部
にそれぞれ配置され、さらに後輪が車椅子搭載部の後部
で左右方向中央部に配置されているので、たとえ法規上
の寸法制限等のために車椅子搭載部を小さくしたとして
も、前輪や駆動手段と車椅子搭載部上の使用者の脚部と
の干渉を避けることができ、かつ、後輪と車椅子搭載部
上の手動車椅子の車輪との干渉を避けることができる。
【0072】請求項8に係る発明によれば、固定手段に
より手動車椅子が車椅子搭載部上に確実に固定されて一
層の安全性を確保することができるとともに、走行時の
手動車椅子及び使用者の姿勢が安定して使用者の疲労を
軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る車椅子用自走車についてス
ロープを展開した状態を示す斜視図である。
【図2】実施の形態1に係る車椅子用自走車についてス
ロープを展開した状態を示す平面図である。
【図3】実施の形態1に係る車椅子用自走車についてス
ロープを折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図4】実施の形態1に係る車椅子用自走車についてス
ロープを折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図5】図1ないし図4に示した車椅子用自走車のスロ
ープを拡大して示す斜視図である。
【図6】図5に示したスロープの展開時、折り畳み時の
軌跡を示す説明図である。
【図7】図1ないし図4に示した車椅子用自走車の使用
態様を示す説明図である。
【図8】実施の形態2に係る車椅子用自走車のスロープ
を拡大して示す斜視図である。
【図9】図8に示した車椅子用自走車に使用者が乗り込
み運転するまでの手順を示し、(a)は車椅子用自走車
の側方で使用者が手すりを引き上げようとする様子を、
(b)はスロープが展開された様子を、(c)はスロー
プにより使用者が床板部に乗り込んでいる様子を、
(d)は床板部に乗り込んだ使用者が手すりを引き上げ
ようとする様子を、(e)はスロープが折り畳まれた様
子を、(f)は使用者が車椅子用自走車を運転する様子
を示す説明図である。
【図10】実施の形態3に係る車椅子用自走車を示す斜
視図である。
【図11】(a)は図10に示した車椅子用自走車の使
用態様を、(b)はその車椅子用自走車に取り付けられ
た係合プレートを拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
1,41,45 車椅子用自走車 5 手動車椅子 10 前輪 11 後輪 12 床板部(車椅子搭載部) 13 スロープ 14 駆動用モータ(駆動手段) 15 ハンドル(走行方向統制手段) 37a,37b 手すり 48 フック(固定手段) U 使用者(搭乗者)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯高 敏 神奈川県座間市ひばりが丘5丁目791番地 1号 株式会社日産テクノ内 Fターム(参考) 3D020 AA07 AB04 AC01 AD05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動車椅子を搭載可能であるとともに複数
    の車輪により走行する車椅子搭載部と、前記手動車椅子
    の前記車椅子搭載部に対する乗降に用いられるスロープ
    と、 前記複数の車輪の全部又は一部を駆動させる駆動手段
    と、前記車椅子搭載部の走行方向を統制する走行方向統
    制手段とを有し、 前記駆動手段及び前記走行方向統制手段は、前記車椅子
    搭載部に搭載された手動車椅子の搭乗者がその手動車椅
    子に乗ったままで操作可能であることを特徴とする車椅
    子用自走車。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車椅子用自走車におい
    て、 前記スロープは前記車椅子搭載部に取り付けられるとと
    もに、折り畳みにより格納可能であることを特徴とする
    車椅子用自走車。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車椅子用自走車におい
    て、 前記搭乗者が前記手動車椅子に乗ったまま前記スロープ
    を折り畳み、かつ、折り畳まれたスロープを展開するた
    めのスロープ操作手段を設けられていることを特徴とす
    る車椅子用自走車。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の車椅子用自走車におい
    て、 前記スロープは前記車椅子搭載部の走行方向後方に設け
    られ、前記スロープの左右方向両端部には手すりが設け
    られ、前記スロープが折り畳まれて格納された際に、該
    スロープが前記車椅子搭載部に搭載された手動車椅子の
    後方への脱落を阻止するとともに、前記手すりが前記車
    椅子搭載部の側方に位置してその手動車椅子の側方への
    脱落を阻止することを特徴とする車椅子用自走車。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の車椅
    子用自走車において、 前記複数の車輪は一対の前輪及び後輪からなり、前記駆
    動手段は前記後輪を駆動させ、前記一対の前輪は前記車
    椅子搭載部の前部で左右方向両端部にそれぞれ配置され
    ていることを特徴とする車椅子用自走車。
  6. 【請求項6】請求項1ないし4のいずれかに記載の車椅
    子用自走車において、 前記複数の車輪は前輪及び後輪からなり、該後輪は前記
    車椅子搭載部の後部で左右方向中央部に配置されている
    ことを特徴とする車椅子用自走車。
  7. 【請求項7】請求項1ないし4のいずれかに記載の車椅
    子用自走車において、 前記複数の車輪は一対の前輪及び後輪からなり前記駆動
    手段は前記後輪を駆動させ、前記一対の前輪は前記車椅
    子搭載部の前部で左右方向両端部にそれぞれ配置され、
    前記後輪は前記車椅子搭載部の後部で左右方向中央部に
    配置されていることを特徴とする車椅子用自走車。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載の車椅
    子用自走車において、 前記手動車椅子を前記車椅子搭載部上の所定位置に固定
    する固定手段を有することを特徴とする車椅子用自走
    車。
JP2001111507A 2001-04-10 2001-04-10 車椅子用自走車 Pending JP2002306535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001111507A JP2002306535A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 車椅子用自走車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001111507A JP2002306535A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 車椅子用自走車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002306535A true JP2002306535A (ja) 2002-10-22

Family

ID=18963096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001111507A Pending JP2002306535A (ja) 2001-04-10 2001-04-10 車椅子用自走車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002306535A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099194A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 株式会社ワイディーエス 車椅子搬送装置
WO2016081268A1 (en) * 2014-11-20 2016-05-26 The Braun Corporation Retractable ramp system for motorized vehicle
US10426673B2 (en) 2016-03-01 2019-10-01 The Braun Corporation Platform entrance gate safety barrier for a mobility vehicle lift

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099194A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 株式会社ワイディーエス 車椅子搬送装置
WO2011099077A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 株式会社ワイディーエス 車椅子搬送装置
WO2016081268A1 (en) * 2014-11-20 2016-05-26 The Braun Corporation Retractable ramp system for motorized vehicle
US10470950B2 (en) 2014-11-20 2019-11-12 The Braun Corporation Retractable ramp system for motorized vehicle
US10426673B2 (en) 2016-03-01 2019-10-01 The Braun Corporation Platform entrance gate safety barrier for a mobility vehicle lift

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9827153B2 (en) Personal wheelchair motorized vehicle system
JP4513094B2 (ja) 車椅子固定装置
US20070131463A1 (en) Wheelchair
JP2002306535A (ja) 車椅子用自走車
JP3766800B2 (ja) 車両用折り畳み式階段
JP4203891B2 (ja) シート装置及びそれを備えた車両
JP2008049885A (ja) 車両のスロープ装置
JPH1085260A (ja) 車椅子搭乗用輸送装置
JPS6393672A (ja) 路面清掃車のステアリング装置
KR101039674B1 (ko) 자동차의 휠체어 겸용 운전석 시트 구조
JP3226572B2 (ja) 車椅子乗り入れ式自動車に適用される車椅子構造
JPH10129992A (ja) 産業車両の運転台
JP2583111Y2 (ja) 身体障害者用運転席の取付構造
US11998493B2 (en) Motor vehicle for a person with reduced mobility, which is easier to get into/out of
JP3111185B1 (ja) 操作レバー装置およびこれを利用する軽車両
JP2005212974A (ja) シート装置
US20220233370A1 (en) Motor vehicle for a person with reduced mobility, which is easier to get into/out of
JP3099829U (ja) 車椅子搭載用自転車
JP2565302Y2 (ja) 電動三輪車
KR20240055913A (ko) 휠체어에 탑승한 상태로 운전할 수 있는 모빌리티
JP2002306537A (ja) 折畳式スロープ
JP2001276143A (ja) 段差乗り越え装置並びにこれを備えた軽移送車両及び車椅子
JPH0745215Y2 (ja) 電動乗用三輪車の転倒防止フレーム構造
JP2023138887A (ja) 段差乗り越え用車いす
JP2554047Y2 (ja) 車両用車椅子乗降補助装置