JP2002306268A - 昇降椅子 - Google Patents

昇降椅子

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JP2002306268A
JP2002306268A JP2001112909A JP2001112909A JP2002306268A JP 2002306268 A JP2002306268 A JP 2002306268A JP 2001112909 A JP2001112909 A JP 2001112909A JP 2001112909 A JP2001112909 A JP 2001112909A JP 2002306268 A JP2002306268 A JP 2002306268A
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JP
Japan
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lock
pipe
base
gas cylinder
intermediate pipe
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Application number
JP2001112909A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Nunokawa
嘉樹 布川
Masahiro Fujioka
正寛 藤岡
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FUJI FURNITURE KK
Original Assignee
FUJI FURNITURE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の高さと向きに調節可能で、かつ回転を
拘束できる昇降椅子を提供する。 【解決手段】 床上に載置されるベースに立設された縦
方向の基部パイプと、外周部に複数のロック溝が形成さ
れたロック用プレートを備え前記基部パイプに対し回転
不能で上下に摺動自在に設けられた中間パイプと、前記
基部パイプ内に設けられた中間パイプ昇降駆動用のガス
シリンダと、前記中間パイプによって回転自在に支持さ
れた回転フレームと、前記ロック溝に係合する爪部材を
備え前記回転フレームに回動自在に取り付けられたロッ
クレバーと、該ロックレバーをその爪部材がロック溝に
係合するように付勢するバネと、前記回転フレームに回
動自在に取り付けられ、前記ガスシリンダのロック用突
起を押圧して当該ガスシリンダの伸縮を可能とする昇降
レバーとを備えた昇降椅子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座部を任意の高
さで回転させてロックすることのできる昇降可能な椅子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスシリンダの伸縮を利用して、着座部
を有するシートを昇降させるようにした事務用昇降椅子
は公知であり、広く実用されている。この種の昇降椅子
では、昇降操作用のレバーでガスシリンダのロッド先端
部に設けられたロック用の突起を押圧することにより、
ガスシリンダに内蔵されたバルブを開き、当該ガスシリ
ンダを伸縮させるようになっているものが一般的であ
る。
【0003】しかしながら、上記従来の昇降椅子は、任
意の高さで所望の向きに回転させて固定することができ
なかったので、実用上不便であり、場合によっては危険
を生じることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記従来の昇降椅子を改良し、任意の高さでシートを所望
の向きに回転させることができるとともに、当該所望の
向きでシートの回転を拘束できる昇降椅子を提供するこ
とを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる昇降椅子は、床上に載置されるベースと、
該ベースに立設された縦方向の基部パイプと、外周部に
複数のロック溝が形成されたロック用プレートを備え前
記基部パイプに対し回転不能で上下に摺動自在に設けら
れた中間パイプと、前記基部パイプ内にチューブが支持
され、ロッド上部が前記中間パイプに固着された昇降駆
動用のガスシリンダと、前記中間パイプによって回転自
在に支持された回転フレームと、前記ロック溝に係合す
る爪部材を備え前記回転フレームに回動自在に取り付け
られたロックレバーと、該ロックレバーをその爪部材が
ロック溝に係合するように付勢するバネと、前記回転フ
レームに回動自在に取り付けられ、前記ガスシリンダの
ロッドに突設されたロック用突起を押圧して当該ガスシ
リンダの伸縮を可能とする昇降レバーと、前記回転フレ
ームの上部に取り付けられたシートとを備えてなる。
【0006】着座部を有するシートの昇降を案内する機
構としては、例えば、前記ベースに固定された基部パイ
プの上部に、ガイド溝が形成されたプレートを一体に設
け、基部パイプに対し昇降する前記中間パイプには、前
記ガイド溝に上下摺動自在に嵌合するガイドレールを設
けて、これらガイドレールとガイド溝との嵌合により、
前記中間パイプが基部パイプに対し回転不能で上下移動
可能とする機構を採用するのが実用的である。また、回
転機構としては、例えば、シートを支持する回転フレー
ムをガスシリンダのロッドに取り付けた中間フレームの
フランジ上にベアリングを介して回転自在に取り付ける
機構を採用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に表された本発明の実
施の形態に基づいて、本発明をより具体的に説明する。
【0008】図1以下の各図は、本発明にかかる昇降椅
子の1例を表すもので、この椅子1は、床上に載置され
る円盤状のベース2を備え、該ベースの中央部に基部パ
イプ3が立設されている。基部パイプ3は、その下端部
よりも若干上側に円盤状のフランジ4を一体に備え、下
端部をベースの中央部に設けた通孔5に挿入した状態
で、フランジ4をベース上面に密着させ、ボルトで固定
されている。ベース2としては、図示例のような円盤状
のものに限らず、床上に安定して設置できるもの、例え
ば、複数の支脚で基部パイプを支持する構造のもの等、
他の適当な構造のベースを採用することができる。
【0009】ベース2に固定された基部パイプ3の上端
部には、フランジ状のガイドプレート7が一体に設けら
れている。ガイドプレート7の外周部には、直径方向に
対向する位置に中心側へ切り込まれた形のガイド溝1
0,10が設けられている。また、基部パイプ3の内部
には、ガスシリンダ15のチューブが嵌め込まれて支持
されている。
【0010】ガスシリンダ15のロッド16の上端部に
は、中間パイプ20の固定筒部21が嵌合固定されてい
る。中間パイプ20は、上記固定筒部21の下側にロッ
クプレート22が一体に設けられていて、このロックプ
レート22の外周部には円周方向に沿って複数のロック
溝25,…が所定間隔で設けられている。ロックプレー
ト22の下側は、内面に上下方向のガイドレール27,
27が直径方向に対向させて設けられた筒部28となっ
ている。このガイドレール27,27は、前記ガイド溝
10,10にそれぞれ上下に摺動自在に嵌合している。
なお、図示例では、前記筒部28と前記ロックプレート
22との接続部が、下広がりに傾斜する傾斜筒部29と
なっている。これは、後述の爪部材の邪魔にならないよ
うにするためである。
【0011】中間パイプ20の外周側には概略円筒状の
回転フレーム30が設けられている。回転フレーム30
の内部の上下方向中間部には、中央部に前記中間パイプ
の固定筒部21が挿通される通孔32が形成された支持
板33が一体に設けられている。この支持板33は、ス
ラストベアリング35を介して前記中間パイプのロック
プレート上に水平面内で回転自在に載置されている。3
7は固定筒部21の逸脱を防止するストップリングであ
る。
【0012】円筒状の回転フレーム30には、レバー支
持部のケーシング40が一体に設けられている。このケ
ーシング40には、ロックレバー45が軸46によって
上下回動自在に取り付けられている。ロックレバー45
の軸支部には、前記ロックプレートのロック溝25,…
のいずれかに係合する爪部材47が一体に設けられてい
る。また、ロックレバー45の軸支部の近傍には、該ロ
ックレバーの爪部材47がロック溝25に係合する方
向、すなわち、レバーの自由端部が下向きに移動する方
向に常時付勢するバネ49が設けられている。
【0013】回転フレーム30の前記ロックレバー45
と反対側の位置には昇降レバー50が設けられている。
昇降レバー50は、軸支部51によって上下方向に揺動
自在に支持されていて、その内側の板状に成形された先
端部52は、前記ケーシング40の回転フレーム30内
部に嵌り込んだ部分に設けたレバー用ガイド溝53に上
下摺動自在に嵌合している。
【0014】一方、前記ガスシリンダ15のロッド16
先端部には上側に突出するロック突起55が設けられて
いる。このロック突起55は、ロッド内部のバルブ(図
示を省略)を操作する突起であり、常時上側に突出する
ようにバネ(図示を省略)で付勢されている。このロッ
ク突起55がロッド先端部から突出した状態では、ガス
シリンダ15のバルブが閉じられ、伸縮不能にロックさ
れた状態となるが、上記昇降レバー50を操作して、そ
の内側部分でロック突起55を押し下げると、ガスシリ
ンダ15のロックが解除され、ガス圧で中間パイプを押
し上げる力が作用する。このとき、ガス圧に抗してロッ
ド16を下向きに押圧すると、シリンダ内のガスが圧縮
され、ガスシリンダが収縮する。このガスシリンダ15
の伸縮により、中間パイプ20と回転フレーム30とが
一体となって昇降する。
【0015】回転フレーム30の上端部には受け台60
が固着されている。この受け台60は、水平方向に対し
て僅かに前側が高くなるように前後傾斜(図示例では約
3度)しているが、水平でもよい。この上にシート用の
ベース部材65が固着され、このベース部材65の上側
には着座部を備えたシート66が取り付けられる。シー
ト66には、背当て67と肘掛け68が一体に設けられ
ている。
【0016】この昇降椅子1は、シート66に着座した
人が昇降レバー50を操作(レバーの自由端部を上に引
き上げる)して内部のガスシリンダのロック突起55を
押し下げると、該着座部を支持するガスシリンダ15が
伸縮可能となるので、高さを自在に調節することができ
る。すなわち、シートの高さを低くするときは、例えば
シート66を体重で押し下げ、また高くするときは腰を
浮かせてガスシリンダを伸長させることにより、自在に
着座部の高さを調節できる。シート66がガスシリンダ
15によって持ち上げられるので、この高さ調節を楽に
行うことができる。所望の高さとなったら、昇降レバー
50によるロック突起55の押圧を止めることにより、
その高さで昇降がロックされる。このように、着座部の
高さの調節は簡単である。
【0017】また、椅子の向きを変えたいときは、ロッ
クレバー45を操作(自由端部を持ち上げる)して、爪
部材47とロック溝25との係合を解除すればよい。こ
の係合を解除すると、シートを自由に回転させることが
できるようになるので、着座したまま所望の向きにする
ことができる。図示例では、シート66を支持する回転
フレーム30がスラストベアリングによって中間パイプ
上に支持されているので、小さな力で円滑に回転させる
ことができる。シート66を所望の角度だけ回転させた
ら、再びロックレバー45を操作(自由端部を押し下げ
る)して、爪部材47をロック溝(円周回りに適当間隔
で設けられている)25に係合させればよい。これによ
り回転がロックされ、シートが自由回転しなくなる。
【0018】この昇降椅子1は、着座部の高さと向きを
簡単な操作で調節することができ、しかも、いずれの高
さにおいても着座部の向きを自由に変えることができる
ので実用上便利である。また、所望の角度に調節したシ
ートを簡単な操作で固定することができるので、使用中
にシートの向きが不意に変化するようなことがなく、シ
ートの回転によって不都合や危険が生じるような用途、
例えば身障者や老人の介護用椅子としての使用等に適し
ている。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の昇降椅子は、簡単な操作で着座部の高さと向きを自由
に変えることができる。しかも、いずれの高さにおいて
もシートを回転させて着座部の向きを変えることが可能
であり、逆にいずれの向きにあっても高さを自在に調節
することができるので便利である。また、シートが回転
しないようにロックすることができるので、シートの自
由回転によって危険が生じたり、不都合を生じるような
用途に適したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降椅子の実施形態の一部を破面で表
した要部の斜視図である。
【図2】その昇降機構部の斜視図である。
【図3】そのロック機構を表す断面図である。
【図4】昇降椅子の正面図(a)及び側面図(b)であ
る。
【符号の説明】
1 昇降椅子 2 ベース 3 基部パイプ 5 ロックリング 10 ガイド溝 15 ガスシリンダ 20 中間パイプ 22 ロックプレート 25 ロック溝 27 ガイドレール 30 回転フレーム 47 爪部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B091 EA02 EB01 EC03 JA03 LA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床上に載置されるベースと、該ベースに
    立設された縦方向の基部パイプと、外周部に複数のロッ
    ク溝が形成されたロック用プレートを備え前記基部パイ
    プに対し回転不能で上下に摺動自在に設けられた中間パ
    イプと、前記基部パイプ内にチューブが支持され、ロッ
    ド上部が前記中間パイプに固着された昇降駆動用のガス
    シリンダと、前記中間パイプによって回転自在に支持さ
    れた回転フレームと、前記ロック溝に係合する爪部材を
    備え前記回転フレームに回動自在に取り付けられたロッ
    クレバーと、該ロックレバーをその爪部材がロック溝に
    係合するように付勢するバネと、前記回転フレームに回
    動自在に取り付けられ、前記ガスシリンダのロッドに突
    設されたロック用突起を押圧して当該ガスシリンダの伸
    縮を可能とする昇降レバーと、前記回転フレームの上部
    に取り付けられたシートとを備えてなる昇降椅子。
  2. 【請求項2】 基部パイプの上部にガイド溝が形成され
    たプレートが一体に設けられ、前記中間パイプには前記
    ガイド溝に上下摺動自在に嵌合するガイドレールが設け
    られている請求項1に記載の昇降椅子。
  3. 【請求項3】 シートを支持する回転フレームが中間パ
    イプの上部に設けられたロックプレート上にスラストベ
    アリングで回転自在に支持されている請求項1又は2に
    記載の昇降椅子。
JP2001112909A 2001-04-11 2001-04-11 昇降椅子 Pending JP2002306268A (ja)

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Cited By (7)

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