JPH0219137Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219137Y2 JPH0219137Y2 JP9427181U JP9427181U JPH0219137Y2 JP H0219137 Y2 JPH0219137 Y2 JP H0219137Y2 JP 9427181 U JP9427181 U JP 9427181U JP 9427181 U JP9427181 U JP 9427181U JP H0219137 Y2 JPH0219137 Y2 JP H0219137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor plate
- lumbar
- support frame
- head side
- back floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は床板の起伏に際しての所要力を低減
し、1つの駆動装置によつて床板の起伏を行なえ
るようにすることにより、従来と比較して構造を
簡素化し、床部下方空間を有効利用し得るように
したものである。以下実施例に基づいて詳述する
と次の通りである。
し、1つの駆動装置によつて床板の起伏を行なえ
るようにすることにより、従来と比較して構造を
簡素化し、床部下方空間を有効利用し得るように
したものである。以下実施例に基づいて詳述する
と次の通りである。
符号1は背部床板、2は腰部床板、3は脚部床
板であり、該背部床板1、腰部床板2並びに脚部
床板3を夫々屈曲自在に連結する。かかる床板の
うち背部床板1は前記腰部床板2との連結位置4
から頭部側に適宜離れた位置5を床板支持枠6に
突設した支持腕7に回動自在に固定すると共に、
前記腰部床板2の下側を、前記床板支持枠6に設
けた支持ローラー8によつて支持する。脚部床板
3の支持は腰部床板2との連結位置9のみを固定
状態とし、端部を前記床板支持枠1上に自由に乗
せて支持するようにしても良いし、該連結位置9
に加えて、これと干渉しない適宜の支持機構、例
えば回動腕10に端部を固定する等、適宜で良
い。しかして前記背部床板1と腰部床板2との連
結位置4よりも頭部側に適宜離れた床板支持枠の
位置11と、それよりも更に頭部側に適宜離れた
背部床板1の位置12間にガススプリング13を
連結する。ガススプリング13は、シリンダ14
内に自由ピストンによつて分割されたガス室とオ
イル室を設けると共に該オイル室内を、ロツク弁
を有する連通孔を設けた作動ピストンによつて分
割し、そして該作動ピストンに作動ロツド15を
接続し、前記ロツク弁を開とした状態で該作動ロ
ツド15を、前記ガス室内ガスの圧縮弾性によつ
て伸長方向に駆動させると共に、前記ロツク弁を
閉とした状態で作動ロツド15を前記オイル室内
オイルの非圧縮性を利用して所定の位置でロツク
するものである。符号16は前記ロツク弁を作動
するためのレバー、17は背部床板1の側部に設
けた操作レバーである。尚、前記ロツク弁を作動
するための操作機構並びに操作部の設置位置は適
宜である。
板であり、該背部床板1、腰部床板2並びに脚部
床板3を夫々屈曲自在に連結する。かかる床板の
うち背部床板1は前記腰部床板2との連結位置4
から頭部側に適宜離れた位置5を床板支持枠6に
突設した支持腕7に回動自在に固定すると共に、
前記腰部床板2の下側を、前記床板支持枠6に設
けた支持ローラー8によつて支持する。脚部床板
3の支持は腰部床板2との連結位置9のみを固定
状態とし、端部を前記床板支持枠1上に自由に乗
せて支持するようにしても良いし、該連結位置9
に加えて、これと干渉しない適宜の支持機構、例
えば回動腕10に端部を固定する等、適宜で良
い。しかして前記背部床板1と腰部床板2との連
結位置4よりも頭部側に適宜離れた床板支持枠の
位置11と、それよりも更に頭部側に適宜離れた
背部床板1の位置12間にガススプリング13を
連結する。ガススプリング13は、シリンダ14
内に自由ピストンによつて分割されたガス室とオ
イル室を設けると共に該オイル室内を、ロツク弁
を有する連通孔を設けた作動ピストンによつて分
割し、そして該作動ピストンに作動ロツド15を
接続し、前記ロツク弁を開とした状態で該作動ロ
ツド15を、前記ガス室内ガスの圧縮弾性によつ
て伸長方向に駆動させると共に、前記ロツク弁を
閉とした状態で作動ロツド15を前記オイル室内
オイルの非圧縮性を利用して所定の位置でロツク
するものである。符号16は前記ロツク弁を作動
するためのレバー、17は背部床板1の側部に設
けた操作レバーである。尚、前記ロツク弁を作動
するための操作機構並びに操作部の設置位置は適
宜である。
かかる構成に於いて、操作レバー17の操作に
より前記ロツク弁を開とすると、シリンダ14の
ガス室内ガスの圧縮弾性により作動ロツド15が
該シリンダ14に対して伸長するので背部床板1
は支持腕7によつて回動自在に支持された位置5
を回動支点として図中時計回りに回動上昇する。
同時に連結位置4は時計回りに回動下降するの
で、腰部床板2は支持ローラー8に沿つて背部床
板1方向に移動しながらそれを回動支点として回
動し、脚部床板3側を上方にして傾斜する。そし
て該脚部床板3は腰部床板3と回動腕10により
支持される。本考案はこのように背部床板2の傾
斜に連動して腰部床板2並びに脚部床板3を動作
させて所望状態に起伏させることができ、以つて
患者等を恰も椅子に座つているような安楽な姿勢
にすることができる。かかる際背部床板1は前述
した通り前記腰部床板2との連結位置4から頭部
側に適宜離れた位置5を回動支点としているの
で、患者等の腰部の重さは該背部床板1を回動上
昇させる方向に作用し、前述した様に背部床板1
並びに腰部床板2を起伏させるための所要力が小
さい。本考案はこのように起伏のための所要力が
小さく、また前述した通り背部床板2の動作に連
動させて他の床板を動作させることができるの
で、1つのガススプリング13で床板起伏式寝台
を構成することができる。殊に本考案はかかるガ
ススプリング13を、前記背部床板1と腰部床板
2との連結位置4よりも頭部側に適宜離れた床板
支持枠の位置11と、それよりも更に頭部側に適
宜離れた背部床板1の位置12間に設ける構成で
あるので、従来のように背部床板1とガススプリ
ング13の端部間に中間リンクを設けなくとも、
該ガススプリング13が背部床板1の回動上昇に
際して該背部床板1につかえることがなく、構造
を非常に簡素化することができると共に、機構部
材の下方への突出を効果的に防止することができ
る。更に本考案はこのように機構部材を背部床板
1の下方だけに構成し得るので、腰部床板2や脚
部床板3の下方に於ける収納箱等の設置に邪魔と
ならず、通常病院等に於いて寝台は頭部側を壁側
とするように設置するため、腰部床板2や脚部床
板3の下方空間に収納箱等を設置することが多い
事と併せて、患者等の身回品の収納を寝台の下方
空間に於いて合理的に行なえるという特徴があ
る。
より前記ロツク弁を開とすると、シリンダ14の
ガス室内ガスの圧縮弾性により作動ロツド15が
該シリンダ14に対して伸長するので背部床板1
は支持腕7によつて回動自在に支持された位置5
を回動支点として図中時計回りに回動上昇する。
同時に連結位置4は時計回りに回動下降するの
で、腰部床板2は支持ローラー8に沿つて背部床
板1方向に移動しながらそれを回動支点として回
動し、脚部床板3側を上方にして傾斜する。そし
て該脚部床板3は腰部床板3と回動腕10により
支持される。本考案はこのように背部床板2の傾
斜に連動して腰部床板2並びに脚部床板3を動作
させて所望状態に起伏させることができ、以つて
患者等を恰も椅子に座つているような安楽な姿勢
にすることができる。かかる際背部床板1は前述
した通り前記腰部床板2との連結位置4から頭部
側に適宜離れた位置5を回動支点としているの
で、患者等の腰部の重さは該背部床板1を回動上
昇させる方向に作用し、前述した様に背部床板1
並びに腰部床板2を起伏させるための所要力が小
さい。本考案はこのように起伏のための所要力が
小さく、また前述した通り背部床板2の動作に連
動させて他の床板を動作させることができるの
で、1つのガススプリング13で床板起伏式寝台
を構成することができる。殊に本考案はかかるガ
ススプリング13を、前記背部床板1と腰部床板
2との連結位置4よりも頭部側に適宜離れた床板
支持枠の位置11と、それよりも更に頭部側に適
宜離れた背部床板1の位置12間に設ける構成で
あるので、従来のように背部床板1とガススプリ
ング13の端部間に中間リンクを設けなくとも、
該ガススプリング13が背部床板1の回動上昇に
際して該背部床板1につかえることがなく、構造
を非常に簡素化することができると共に、機構部
材の下方への突出を効果的に防止することができ
る。更に本考案はこのように機構部材を背部床板
1の下方だけに構成し得るので、腰部床板2や脚
部床板3の下方に於ける収納箱等の設置に邪魔と
ならず、通常病院等に於いて寝台は頭部側を壁側
とするように設置するため、腰部床板2や脚部床
板3の下方空間に収納箱等を設置することが多い
事と併せて、患者等の身回品の収納を寝台の下方
空間に於いて合理的に行なえるという特徴があ
る。
本考案は以上の通り、背部床板、腰部床板並び
に脚部床板を極めて合理的に連動させて起伏させ
るように構成すると共に、駆動手段であるガスス
プリングを極めて合理的に背部床板の下方にだけ
構成したので、従来と比較して構造非常に簡素化
し得ると共に、床板の下方空間を有効に利用し得
るという特徴がある。
に脚部床板を極めて合理的に連動させて起伏させ
るように構成すると共に、駆動手段であるガスス
プリングを極めて合理的に背部床板の下方にだけ
構成したので、従来と比較して構造非常に簡素化
し得ると共に、床板の下方空間を有効に利用し得
るという特徴がある。
第1図は本考案の構成動作を示す説明的側面
図、第2図は駆動装置の一例を示す要部説明的斜
視図である。 符号1……背部床板、2……腰部床板、3……
脚部床板、4,9……連結位置、5,11,12
……位置、6……床板支持枠、7……支持腕、8
……支持ローラー、9……連結位置、10……回
動腕、13……ガススプリング、14……シリン
ダ、15……作動ロツド、16……レバー、17
……操作レバー。
図、第2図は駆動装置の一例を示す要部説明的斜
視図である。 符号1……背部床板、2……腰部床板、3……
脚部床板、4,9……連結位置、5,11,12
……位置、6……床板支持枠、7……支持腕、8
……支持ローラー、9……連結位置、10……回
動腕、13……ガススプリング、14……シリン
ダ、15……作動ロツド、16……レバー、17
……操作レバー。
Claims (1)
- 背部床板、腰部床板並びに脚部床板を夫々屈曲
自在に連結し、背部床板は前記腰部床板との連結
位置から頭部側に適宜離れた位置を床板支持枠に
突設した支持腕に回動自在に固定すると共に前記
腰部床板の下側を前記床板支持枠に設けた支持ロ
ーラーによつて支持し、前記背部床板と腰部床板
との連結位置よりも頭部側に適宜離れた床板支持
枠の位置と、それよりも更に頭部側に適宜離れた
背部床板の位置間に、ガススプリングを連結した
ことを特徴とする床板起伏式寝台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9427181U JPS581427U (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9427181U JPS581427U (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581427U JPS581427U (ja) | 1983-01-07 |
JPH0219137Y2 true JPH0219137Y2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=29889205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9427181U Granted JPS581427U (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581427U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60229881A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のサイドカバ− |
JPS6270078U (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-02 | ||
JP2010246872A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Takashi Kitamura | リンク構造のベット |
JP5556079B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2014-07-23 | アイシン精機株式会社 | 組付けベッド装置 |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP9427181U patent/JPS581427U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS581427U (ja) | 1983-01-07 |
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