JP2002306234A - 気密容器 - Google Patents
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- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
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Abstract
ことができて安価かつ生産性良好であるとともに、蓋体
の円滑な開閉操作性を確保しつつかつ高い気密シール性
能を発揮できるシール機構を備えた気密容器を提供す
る。 【解決手段】 容器本体3に一体形成した環状シール溝
の内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,10
aそれぞれに、容器本体の高さ方向に位置をずらして上
方シール面11,11aおよび下方シール面12,12
aが形成され、また蓋体6に一体形成した環状シール突
起の上部13,13aおよび下部14,14aそれぞれ
に、上方シール部15,15aおよび下方シール部1
6,16aが形成され、上方シール部を上方シール面に
摺接させるために、環状シール突起の上部が高剛性に形
成されるとともに、下方シール部を下方シール面に弾性
的に圧接させるために、環状シール突起の下部が可撓変
形可能に低剛性に形成されたシール機構17,17aを
備える。
Description
本体や蓋体に一体形成することができて安価かつ生産性
良好であるとともに、蓋体の円滑な開閉操作性を確保し
つつかつ高い気密シール性能を発揮できるシール機構を
備えた気密容器に関する。
器などの各種容器のうち、収納物が揮発性を有するなど
の理由で、格段の気密性能が求められる場合がある。こ
の種の容器において気密性を確保する構造としては、例
えば、容器本体および蓋体のいずれか一方に環状溝を一
体形成するとともに、他方に、当該環状溝内に嵌入する
環状突起を一体形成し、これら溝内面と突起表面との密
接状態を保つことにより容器本体と蓋体との間でシール
機能を発揮させるようにしたものが知られている(実開
昭61−64813号公報、実開昭63−15912号
公報、実公平4−33059号公報参照)。
従来技術にあっては、合成樹脂材で成形された容器本体
および蓋体に一体形成されて、気密シールを形成すべく
互いに密接される溝内面および突起表面が合成樹脂材で
成形されているため、合成樹脂材自体の剛性とも相俟っ
て、これら溝内面と突起表面とを隙間なく緊密に接触さ
せることが困難であり、さほどの気密性が要求されない
場合はともかく、高い気密性能が要求される場合には不
満足なものであった。
溝内面と突起表面との間の寸法設定を調整して密接度を
きつくすればよいが、このようにすると蓋体が閉まらな
くなったりあるいはその開け閉めに支障をきたし、他
方、蓋体を操作しやすくするために密接度を緩く設定す
ると、十分なシール性能を確保することができないとい
う課題があった。
として良く知られているゴム製などのシール材を別部品
として組み込むことが考えられ、このようにすれば蓋体
の操作性を損なうことなく、相当に高い気密性能を確保
することはできる。しかしながらこの場合には、合成樹
脂材で成形される容器本体や蓋体とは別に、異なる材質
のシール材を用意して組み付け作業を行わなければなら
ず、コストアップになるとともに生産性が低下するとい
う、別の課題が生じることになる。
て成されたもので、合成樹脂製の容器本体や蓋体に一体
形成することができて安価かつ生産性良好であるととも
に、蓋体の円滑な開閉操作性を確保しつつかつ高い気密
シール性能を発揮できるシール機構を備えた気密容器を
提供することを目的とする。
めに本発明にかかる気密容器にあっては、合成樹脂製の
容器本体およびこれを開閉する合成樹脂製の蓋体のいず
れか一方に一体形成した環状シール溝内に、他方に一体
形成した環状シール突起を挿入して、該容器本体の内部
を気密にシールするようにした気密容器において、上記
環状シール溝の、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き
周壁面および外向き周壁面のいずれか一方に上方シール
面を形成し、他方に上記容器本体の高さ方向に位置をず
らして下方シール面を形成し、上記環状シール突起の、
上記容器本体の高さ方向に沿う上部および下部に、上記
上方シール面および下方シール面それぞれに対応させて
上方シール部および下方シール部を形成し、上記上方シ
ール部を上記上方シール面に摺接させるために、上記環
状シール突起の上部を高剛性に形成するとともに、上記
下方シール部を上記下方シール面に弾性的に圧接させる
ために、上記環状シール突起の下部を可撓変形可能に低
剛性に形成したシール機構を備えたことを特徴とする。
き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方と前記環状
シール突起の上部との間に、該環状シール突起の上部の
変形を許容する隙間を形成したことを特徴とする。
を特徴とする。
の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図
1〜図4には気密容器の一例として、揮発性の化粧料C
を収納した携帯用の化粧料容器1が示されている。図示
するように、この化粧料容器1は、揮発性の化粧料Cを
収納する収納部2が形成された合成樹脂製の容器本体3
と、この容器本体3の一端に蝶番4を介して回動自在に
連結され、容器本体3を開閉するとともに、容器本体3
の他端にフック手段5を介して係脱自在に係合されて当
該容器本体3を閉止状態に維持する合成樹脂製の蓋体6
とから主に構成される。
には、容器本体3および蓋体6のいずれか一方に環状シ
ール溝7,7aが一体形成されるとともに、容器本体3
および蓋体6のいずれか他方に環状シール突起8,8a
が一体形成され、環状シール溝7,7a内に環状シール
突起8,8aが挿入されることで収納部2を気密にシー
ルするようになっていて、特に環状シール溝7,7a
の、互いに間隔を隔てて向かい合う内向き周壁面9,9
aおよび外向き周壁面10,10aのいずれか一方に上
方シール面11,11aが形成され、他方に容器本体3
の高さ方向に位置をずらして下方シール面12,12a
が形成され、また環状シール突起8,8aの、容器本体
3の高さ方向に沿う上部13,13aおよび下部14,
14aに、上方シール面11,11aおよび下方シール
面12,12aそれぞれに対応させて上方シール部1
5,15aおよび下方シール部16,16aが形成さ
れ、上方シール部15,15aを上方シール面11,1
1aに摺接させるために、環状シール突起8,8aの上
部13,13aが高剛性に形成されるとともに、下方シ
ール部16,16aを下方シール面12,12aに弾性
的に圧接させるために、環状シール突起8,8aの下部
14,14aが可撓変形可能に低剛性に形成されたシー
ル機構17,17aを備えている。そしてまた、下方シ
ール面12,12aを有する内向き周壁面9,9aおよ
び外向き周壁面10,10aのいずれか一方と環状シー
ル突起8,8aの上部13,13aとの間には、環状シ
ール突起8,8aの上部13,13aの変形を許容する
隙間18,18aが形成される。
は、収納部2を取り囲む周側壁19にその周方向に沿っ
て環状シール溝7,7aが一体形成される。本実施形態
にあっては環状シール溝7,7aは、容器本体3の径方
向内側および外側に位置させて、大径のものと小径のも
のが2つ並設されている。これら環状シール溝7,7a
は、周側壁19を容器本体3の高さ方向に相当の深さで
窪ませることによって形成される2つの周壁面を有し、
これら2つの周壁面は容器本体3の径方向に互いに間隔
を隔てて向かい合って配置される。そしてこれら周壁面
のうち、容器本体3の径方向外側に位置する周壁面が収
納部2側に臨む内向き周壁面9,9aとなり、反対に収
納部2側に位置する周壁面が容器本体3外側に臨む外向
き周壁面10,10aとなる。
器本体3を閉じたときに環状シール溝7,7a内に挿入
される環状のシール突起8,8aが、蓋体6の周方向に
沿って収納部2を取り囲むように一体形成される。本実
施形態にあっては環状シール突起8,8aは、2つの環
状シール溝7,7aに対応させて蓋体6の径方向内側お
よび外側に位置させて、大径のものと小径のものが2つ
並設されている。これら環状シール突起8,8aは、容
器本体3側に相当の高さで垂下されることによって形成
される2つの周面を有し、環状シール溝7,7a内に挿
入された際に、これら2つの周面のうち、容器本体3外
側に臨む外周面が内向き周壁面9,9aに面し、反対に
収納部2側に臨む内周面が外向き周壁面10,10aに
面するようになっている。
8,8aは、環状シール溝7,7a内に挿入されたとき
に、容器本体3の高さ方向に沿う上部13,13aと下
部14,14aとがそれぞれ別々に環状シール溝7,7
aの内向き周壁面9,9aおよび外向き周壁面10,1
0aと接触されて、シール機構17,17aを構成する
ようになっている。
の関係を例にとって詳細に説明すると、環状シール突起
8の上部内周面が環状シール溝7の外向き周壁面10に
接触されて上方シール部15をなすとともに、上方シー
ル部15に対応する外向き周壁面上部が上方シール面1
1となる。また、環状シール突起8の下部外周面が環状
シール溝7の内向き周壁面9に接触されて下方シール部
16をなすとともに、下方シール部16に対応する内向
き周壁面下部が下方シール面12となる。これらシール
部15,16とシール面11,12とが接触する接触領
域は、一部重複してもかまわないが、少なくとも容器本
体3の高さ方向に位置をずらして設定される。
る環状シール突起8の下部14は、当該下方シール部1
6を下方シール面12に弾性的に圧接させるために、可
撓変形可能に低剛性に形成される。図示例にあっては、
環状シール突起8の下部14の肉厚を薄く設定すること
によって当該下部14を柔らかめにし、これにより下方
シール面12に下方シール部16を馴染みよくかつ相当
の弾発力で接触させて気密にシールするようになってい
る。
状シール突起8の上部13は、当該上方シール部15を
上方シール面11に摺接させるために、下部14よりも
高い剛性で形成される。図示例にあっては、環状シール
突起8の上部13の肉厚を厚く設定することによって当
該上部13を硬めにし、これにより環状シール突起8の
環状シール溝7内への挿抜に際しては上方シール面11
に上方シール部15が摺り合いながら移動し、挿入完了
後には相当の強い圧接力で接触させて気密にシールする
ようになっている。
11とが接触する側と反対側の、下方シール面12を有
する内向き周壁面9と環状シール突起8の上部13との
間には、環状シール突起8の上部13の変形を許容する
隙間18が形成される。図示例にあってはこの隙間18
は、内向き周壁面9を下方シール面12上方で容器本体
3の径方向外方へ後退させることによって形成され、こ
の隙間18により上方シール部15が上方シール面11
に強く圧接して環状シール突起8が膨出するように変形
しても、その変形を妨げることなく吸収するようになっ
ている。
8aとで構成されるシール機構17aは、シール部とシ
ール面の位置関係が容器本体3の径方向に反対向きであ
ることを除き、大径の環状シール溝7と環状シール突起
8とで構成されるシール機構17と同様に構成される。
すなわち、環状シール突起8aの上部外周面に上方シー
ル部15aが形成され、内向き周壁面9a上部に上方シ
ール面11aが形成され、環状シール突起8aの下部内
周面に下方シール部16aが形成されるとともに、外向
き周壁面10a下部に下方シール面12aが形成され
る。外向き周壁面10aと環状シール突起8aの上部1
3aとの間に、外向き周壁面10aを下方シール面12
a上方で容器本体3の径方向内方へ後退させることによ
って環状シール突起8aの上部13aの変形を許容する
隙間18aが形成される。
の上方開口縁および隙間18,18aの下縁部分や、環
状シール突起8,8aの下端縁および肉厚変更部分周縁
には、環状シール溝7,7a内への環状シール突起8,
8aの挿抜動作を案内するテーパ面20が形成されてい
る。
器本体3を閉じていくと、まず、環状シール突起8,8
aの下部14,14aが環状シール溝7,7a内にスム
ーズに特に抵抗感なく挿入され、その後環状シール突起
8,8aの上部13,13aが環状シール溝7,7a内
へと挿入されていく。この環状シール突起8,8aの上
部13,13aが環状シール溝7,7a内へ侵入してい
く過程では、環状シール溝7,7aの上部において上方
シール面11,11aと上方シール部15,15aとが
互いに摺動自在に摺接を開始するとともに、環状シール
溝7,7aの下部において下方シール面12,12aと
下方シール部16,16aとが互いに接触するようにな
る。
部16,16aは下方シール面12,12aに対して馴
染みながら可撓変形しつつさらに深く挿入されるととも
に、上方シール部15,15aは上方シール面11,1
1aに強く摺り合わされながらさらに深く挿入される。
そして完全に蓋体6を閉じてフック手段5で容器本体3
を閉止状態にしたときには、上方シール部15,15a
はその高剛性をもって上方シール面11,11aに強く
摺接した状態になるとともに、下方シール部16,16
aは弾性的に下方シール面12,12aに圧接した状態
となり、これら上下2つのシール部分によって高い気密
性能を発揮させることができる。
aと上方シール面11,11aとの強い摺接によって環
状シール突起8,8aの上部13,13aが膨出変形さ
れ、この膨出変形が隙間18,18aによって許容され
ることによって、環状シール突起8,8aの下部14,
14aでは下方シール部16,16aが下方シール面1
2,12aに向かってより強く押し付けられることとな
り、これにより下方シール部16,16aと下方シール
面12,12aとの圧接が強められて、これら環状シー
ル突起8,8aの上部13,13aと下部14,14a
の双方で、きわめて高い気密シール性能を発揮させるこ
とができる。
17aを並設したので、多段階にシールすることがで
き、さらに優れた気密性能を確保することができる。
小径2つのシール機構17,17aのシール部とシール
面の位置関係が容器本体3の径方向に反対に構成されて
いて、2つの環状シール溝7,7aに挟まれた環状壁部
分21が、2つの環状シール突起8,8aの上方シール
部15,15aに挟み込まれる形態になっていて、この
ように構成すると、環状シール突起8,8aが互いに接
近して形成されていることとも相俟って、2つのシール
機構17,17aのシール部とシール面の関係が同じで
ある場合よりも、環状シール突起8,8aの蓋体側基端
22,22aに反力をとって上方シール面11,11a
に作用する上方シール部15,15aの摺接圧力が倍加
されることとなり、気密シール性能をさらに向上させる
ことができる。
段5を外すと、強い摺接状態にある上方シール部15,
15aと上方シール面11,11a、並びに弾性的な圧
接状態にある下方シール部16,16aと下方シール面
12,12aのいずれにあっても、両者の接触状態が緩
められることとなり、その後蓋体6を回動させれば、環
状シール突起8,8aを環状シール溝7,7a内からス
ムーズに抜き出すことができ、軽い操作性で蓋体6を開
くことができる。
えるシール機構17,17aは、合成樹脂製の容器本体
3や蓋体6に一体形成することができて安価かつ生産性
良好であるとともに、蓋体6の円滑な開閉操作性を確保
しつつかつ高い気密シール性能を発揮することができ
る。
例が示されている。いずれも一つのシール機構17を備
えた例であり、図5のシール機構17では、上記実施形
態の小径の環状シール突起8aが省略されている。他
方、図6のシール機構17では、図5のシール機構17
の外向き周壁面10の上方シール面11が反対側の内向
き周壁面9に、また内向き周壁面9の下方シール面12
が反対側の外向き周壁面10に形成されていて、これと
関連して上記環状壁部分21が下方シール面12を確保
できる程度の高さで低く形成されている。これら変形例
にあっても、上記実施形態とほぼ同様な作用・効果を奏
することができる。
起8,8aの上部13,13aおよび下部14,14a
に必要とされる剛性を設定するにあたり、それらの肉
厚、ひいては側断面積を変更するようにしたが、このほ
かにも、上部13,13aおよび下部14,14aを、
剛性の異なる合成樹脂材で成形するようにしたり、下部
14,14aに相当の柔軟性を付与する細かな溝を形成
するなど、周知のさまざまな方法によってこれら上部1
3,13aおよび下部14,14aの剛性を設定するこ
とができることはもちろんである。
9aおよび外向き周壁面10,10aを、容器本体3の
高さ方向に沿ってほぼ垂直に形成した場合を示したが、
必要に応じて、環状シール溝7,7aを深さ方向に狭め
てこれら内向き周壁面9,9aと外向き周壁面10,1
0aとの間隔が上部よりも下部で接近するように、ある
程度傾斜させて形成するようにしてもよい。
18aを確保するにあたり、内向き周壁面9,9aおよ
び外向き周壁面10,10aを容器本体3の径方向に後
退させるようにしたが、環状シール突起8,8aの上部
13,13aの肉厚を十分に確保できる場合には、これ
ら内向き周壁面9,9a等を後退させることなく、当該
肉厚を薄くすることによって隙間18,18aを形成す
るようにしてもよい。
体3に環状シール溝7,7aを一体形成し、蓋体6に環
状シール突起8,8aを一体形成する場合を例示して説
明したが、蓋体6に環状シール溝7,7aを一体形成
し、容器本体3に環状シール突起8,8aを形成するよ
うにしてもよい。
体3に蝶番4を介して取り付けられた蓋体6を例示して
説明したが、容器本体3から完全に分離される蓋体6で
あってもよいことはもちろんである。
容器にあっては、合成樹脂製の容器本体や蓋体に一体形
成することができて安価かつ生産性良好であるととも
に、上方シール部がその高剛性をもって上方シール面に
強く摺接した状態となり、かつまた下方シール部が弾性
的に下方シール面に圧接した状態となって、これら上下
2つのシール部分によって、蓋体の円滑な開閉操作性を
確保しつつ高い気密シール性能を確保することができ
る。
間によって許容することができ、これにより下方シール
部と下方シール面との圧接を強めることができて、きわ
めて高い気密シール性能を確保することができる。
り、多段階にシールすることができて、さらに優れた気
密性能を確保することができる。
粧料容器の一部破断斜視図である。
大側断面図である。
大側断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂製の容器本体およびこれを開閉
する合成樹脂製の蓋体のいずれか一方に一体形成した環
状シール溝内に、他方に一体形成した環状シール突起を
挿入して、該容器本体の内部を気密にシールするように
した気密容器において、 上記環状シール溝の、互いに間隔を隔てて向かい合う内
向き周壁面および外向き周壁面のいずれか一方に上方シ
ール面を形成し、他方に上記容器本体の高さ方向に位置
をずらして下方シール面を形成し、上記環状シール突起
の、上記容器本体の高さ方向に沿う上部および下部に、
上記上方シール面および下方シール面それぞれに対応さ
せて上方シール部および下方シール部を形成し、上記上
方シール部を上記上方シール面に摺接させるために、上
記環状シール突起の上部を高剛性に形成するとともに、
上記下方シール部を上記下方シール面に弾性的に圧接さ
せるために、上記環状シール突起の下部を可撓変形可能
に低剛性に形成したシール機構を備えたことを特徴とす
る気密容器。 - 【請求項2】 前記下方シール面を有する前記内向き周
壁面および外向き周壁面のいずれか一方と前記環状シー
ル突起の上部との間に、該環状シール突起の上部の変形
を許容する隙間を形成したことを特徴とする請求項1に
記載の気密容器。 - 【請求項3】 前記シール機構を複数備えたことを特徴
とする請求項1または2に記載の気密容器。
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WO (1) | WO2002087383A1 (ja) |
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