JPH09140441A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH09140441A
JPH09140441A JP30252995A JP30252995A JPH09140441A JP H09140441 A JPH09140441 A JP H09140441A JP 30252995 A JP30252995 A JP 30252995A JP 30252995 A JP30252995 A JP 30252995A JP H09140441 A JPH09140441 A JP H09140441A
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JP
Japan
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hook
push button
lid
soft material
material layer
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Application number
JP30252995A
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English (en)
Inventor
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
Ichiro Kizawa
一郎 鬼沢
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押ボタンの軟質カバーが厚肉に形成されるた
め、押上部材を作動するために大きな押圧力を必要と
し、蓋体の開放操作性が悪化される。 【解決手段】 周壁12aの前方側を厚肉に形成し、こ
の前方側の周壁12aの中央部に前方から上方に向かっ
て開口する穴部12cを形成する。穴部12cの後方内
壁に第1フック20を突設し、蓋体16の前端部裏面1
6aに第2フック22を突設する。容器本体12に穴部
12c内部を外方に連通する開口部12dを形成する。
容器本体12の周壁12a外側を、開口部12dを含め
て軟材質層24で被覆する。軟材質層24が開口部12
dを覆う部分を押ボタン26として構成する。押ボタン
26は操作部分26aを球面状に若干外方に膨出して形
成し、操作部分26aの周縁部に環状溝部28を形成す
る。操作部分26aの裏側からフック解除用突起30を
突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料を収納する
携帯容易な化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧料を携帯する際にコンパク
トと称する化粧料容器が用いられるが、この化粧料容器
は容器本体内に設けた凹部内に化粧料を収納するように
なっている。前記容器本体の後端部には開閉自在に蓋体
が蝶着され、容器本体と蓋体の前端部間にそれぞれ設け
られるフックを互いに係合することにより、蓋体の閉止
状態を保持するのが一般的となっている。このとき、前
記フックの係合を解除して蓋体を開放可能とするための
プッシュボタンが容器本体の前端部から突出される。
【0003】ところで、この種の化粧料容器では実公昭
62−21204号公報に開示されるように、前記プッ
シュボタンに工夫を凝らすようにしたものがある。即
ち、この化粧料容器では蓋体側に設けたフックを強制的
に押上げる押上部材を容器本体に形成した凹欠溝内に取
付けると共に、この凹欠溝の前面入口部に軟質カバーを
設け、この軟質カバーを押圧することにより押上部材を
作動して蓋体を開放するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の化粧料容器にあっては、前記軟質カバーが厚肉に
形成されるため、押上部材を作動するために大きな押圧
力を必要とし、蓋体の開放操作性が悪化されてしまうと
いう課題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、蓋体の開放操作性の向上を図るようにした化粧料容
器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1の発明は、化粧料を収納する容器本体と、
この容器本体に開閉自在に取り付けられる蓋体とを備
え、容器本体側に設けた第1フックと蓋体側に設けた第
2フックとが係合されて、蓋体の閉止状態が保持される
ようになった化粧料容器において、前記容器本体側面の
前記第1,第2フックの係合部分に対応する箇所に開口
部を形成すると共に、容器本体の側面全周または底面を
含む全面を軟材質層で被覆して、この軟材質層が前記開
口部を覆う部分を押ボタンとし、この押ボタンの周縁部
に環状溝部を形成すると共に、この押ボタンの裏面から
前記第1フックと前記第2フックとの係合を解除するフ
ック解除用突起を突設することにより構成する。
【0007】以上の構成により請求項1に係る発明の化
粧料容器は、容器本体を被覆する軟材質層が開口部を覆
う部分を押ボタンとし、この押ボタンから突設するフッ
ク解除用突起が、押ボタンの押圧により押込まれて第1
フックと第2フックとの係合が解除されて蓋体が開放可
能状態となる。このとき、前記押ボタンは軟材質層で形
成され、かつ押ボタンの周縁部に環状溝部が形成されて
いるため、軟材質の押ボタン自体の可撓性に加えて前記
環状溝部により押ボタンの撓み力を著しく低減すること
ができて、押ボタンの撓み量を十分に確保することがで
きる。従って、蓋体を開放する際の押ボタンの押圧力を
減少しつつ押込み量を十分に確保できるため、押ボタン
の操作性、延いては、蓋体の開放操作性を大幅に向上す
ることができる。また、前記押ボタンの周縁部が環状溝
部によって囲繞されることにより、この押ボタンの位置
の視認性を向上することができるため、押ボタンの突出
量を少なくして、押ボタン部分の平坦化を図ることがで
きる。更に、前記容器本体の側面全周または底面を含む
全面が軟材質層で被覆されることにより、押ボタンが配
置される前記開口部の気密性を高く保持することができ
ると共に、前記軟材質層が緩衝材となって化粧料容器を
落下した場合の衝撃を緩和することができる。
【0008】また請求項2の発明は、前記容器本体の側
面全周または底面を含む全面を被覆する軟材質層の、前
記蓋体に臨む面を、蓋体と圧接する気密シール部として
構成するようになっている。
【0009】このように構成した請求項2にかかる化粧
料容器にあっては、特に容器本体の側面を被覆してい
て、蓋体による容器本体の閉止時に当該蓋体に対して対
面するように臨む軟材質層の面が存在していて、この面
を蓋体と圧接させることにより気密シール部を構成させ
て、この圧接位置よりも内方の容器本体内部を気密にシ
ールすることができ、このように軟材質層を利用して化
粧料容器の気密性能を確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照して詳細に説明する。図1から図3は本発明の化
粧料容器の一実施例を示し、図1は蓋体を開放した状態
の斜視図、図2は蓋体を閉止した状態の側断面図、図3
は作動状態を示す要部拡大断面図である。
【0011】即ち、本実施例の化粧料容器10は図1,
図2に示すように、容器本体12と、この容器本体12
の後端部に蝶番14を介して蝶着される蓋体16とを備
える。容器本体12は周縁部に形成した周壁12aの内
側に、化粧料を収納する収納部12bが形成される。前
記蝶番14は容器本体12の後端部中央に形成した凹部
14aに、蓋体16の後端部中央に形成した凸部14b
を嵌合して、これら凹部14aと凸部14bとに跨がっ
て両側部分から蝶番ピン14cを挿入することにより構
成される。一方、前記蓋体16の裏面16aには凹部1
6bが形成され、この凹部16bにバニティミラー18
が嵌合されて取付けられる。尚、本実施例の化粧料容器
10では、図3中前記蝶番14が設けられる右方を後方
とし、その反対側となる左方を前方として説明する。
【0012】前記周壁12aの前方側は図2に示したよ
うに厚肉に形成され、この前方側の周壁12aの中央内
部には前方から上方に向かって折曲して連通する穴部1
2cが形成される。そして、この穴部12cの後方内壁
に第1フック20を突設する一方、前記蓋体16の前端
部裏面16aには前記第1フック20に対応する位置に
第2フック22を突設し、これら第1,第2フック2
0,22の係合状態で蓋体16の閉止状態が保持される
ようになっている。
【0013】また、前記容器本体12には前記穴部12
cを外方に連通する開口部12dが形成される。そし
て、前記開口部12dが形成された容器本体12の周壁
12a外側には、この開口部12dの形成箇所を含めて
周壁12a全周に亘って凹設部12eを形成し、この凹
設部12eを熱可塑性エラストマーで形成される軟材質
層24で被覆するようになっている。前記熱可塑性エラ
ストマーはプラスチック用成形機でゴム状弾性体の製品
を成形できる材料として開発され、現在ではポリオレフ
ィン系,スチレン系,ポレステル系,ポリウレタン系,
塩化ビニル系等の各種エラストマーが知られている。
【0014】ところで、前記軟材質層24を周壁12a
の外周に形成するには、例えば二重成形する方法が知ら
れている。即ち、この二重成形は予め成形した容器本体
12の外側に、前記軟材質層24を形成する部分を覆っ
て型枠を配置し、この型枠内に溶融状態にある熱融着エ
ラストマーを注入するようになっている。このように、
二重成形することにより容器本体12と軟材質層24と
を熱融着して一体化することができる。
【0015】そして、前記軟材質層24が前記開口部1
2dを覆う部分を押ボタン26として構成し、この押ボ
タン26の押込み操作により前記第1,第2フック2
0,22の係合を解除するようになっている。前記押ボ
タン26は操作部分26aが球面状に若干外方に膨出し
て形成され、この操作部分26aの周縁部に環状溝部2
8が形成される。前記環状溝部28は溝底部分の厚さが
薄肉化されるように所定深さに形成される。
【0016】前記操作部分26aの裏側からフック解除
用突起30が内方に向かって突設される。前記フック解
除用突起30は、その先端部30aの上側に後方に行く
に従って下方に下がる傾斜面30bが形成され、この傾
斜面30bが蓋体16の閉止状態で前記第2フック22
の下側に当接される。尚、フック解除用突起30が挿入
される穴部12cの底面は、押ボタン26の押圧力の作
用方向に沿った水平面として形成し、フック解除用突起
30の下側をこの水平面に摺動可能に当接させてある。
また、前記フック解除用突起30は前記押ボタン26と
は別体に硬質の合成樹脂等によって形成され、操作部分
26aの裏側に突設した筒状の突起部26b内に圧入し
て固定されるようになっている。
【0017】以上の構成により本実施例の化粧料容器1
0にあっては、図2に示すように第1,第2フック2
0,22が互いに係合されて蓋体16が閉止された状態
にあり、かつ、押ボタン26が押圧されることなく自然
状態にあるときは、この押ボタン26の操作部分26a
が外方に突出されて、フック解除用突起30が前方(図
2中左方)に後退されている。
【0018】そして、蓋体16を開放しようとして図3
に示すように押ボタン26の操作部分26aを押圧する
と、この操作部分26aの変形に伴って前記フック解除
用突起30が後方(図3中右方)に押し出される。する
と、前記先端部30aの傾斜面30bに当接されている
第2フック22は、フック解除用突起30の後方移動に
よって強制的に押し上げられて第1フック20を乗越
え、これら第1,第2フック20,22の係合が解除さ
れる。このように第1,第2フック20,22の係合が
解除されることにより、蓋体16は若干開動された状態
となり、後は手動で蓋体16を開放することができる。
また、前記フック解除用突起30は押ボタン26の押圧
力を解除することにより、操作部分26aや環状溝部2
8のばね作用により前方に復帰移動される。
【0019】次に、開放状態にある蓋体16を閉止する
際には、蓋体16を単に閉動することにより、第2フッ
ク22が容器本体12の穴部12cに挿入されて第1フ
ック20に係合されると共に、この第2フック22の下
側が前記フック解除用突起30の傾斜面30bに当接さ
れた状態となる。
【0020】ところで、前記押ボタン26は熱可塑性エ
ラストマーからなるゴム状の軟材質層24で形成される
ため、この押ボタン26自体に可撓性を備えて操作部分
26aの変形が可能となっており、かつ、この操作部分
26aの周縁部に環状溝部28が形成されている。従っ
て、前記押ボタン26は自体の可撓性に加えて、前記環
状溝部28により操作部分26aの撓み力を著しく低減
することができて、この操作部分26aの撓み量を十分
に確保することができる。従って、蓋体16を開放する
際の押ボタン26の操作が、押込み量を十分に確保しつ
つその押圧力を減少できるため、押ボタン26の操作
性、延いては、蓋体16の開放操作性を大幅に向上する
ことができる。
【0021】また、前記押ボタン26の操作部分26a
の周縁部が環状溝部28によって囲繞されていることに
より、この操作部分26aの位置の視認性を向上するこ
とができる。従って、球面状に膨出される前記操作部分
26aの突出量を少なくして、デザイン上必要に応じて
求められる押ボタン26の平坦化を図ることができる。
【0022】更に、前記押ボタン26を形成する軟質材
層24は、容器本体12の周壁12a外周を被覆してい
ることにより、押ボタン26が配置される開口部12d
の気密性を高く保持することができると共に、前記軟材
質層24が緩衝材となって化粧料容器10を落下した場
合の衝撃を緩和して、化粧料容器10が破損したり損傷
するのを防止することができる。
【0023】図4は他の実施例を示し、前記実施例と同
一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して
述べる。尚、図4は化粧料容器の前端部を示す要部拡大
断面図である。
【0024】即ち、この実施例では前記軟材質層24の
上端内周部に、容器本体12の周壁12aに沿って連続
した環状のシールリブ24aを突設し、蓋体16を閉止
した際にこのシールリブ24aが蓋体16の裏面16a
に当接して、容器本体12と蓋体16との間の密閉性が
向上されるようになっている。尚、前記蓋体16の裏面
16aには、その周縁部に環状の凹部16cが形成され
ており、この凹部16cの外周側内壁に前記シールリブ
24aが当接されるようになっている。従って、この実
施例では熱可塑性エラストマーで形成された軟材質層2
4を有効利用して、化粧料容器10内部のシール性を著
しく向上できる。
【0025】図5は他の実施例を示し、前記実施例と同
一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して
述べる。尚、図5は図4と同様に化粧料容器の前端部を
示す要部拡大断面図である。
【0026】即ち、この実施例では軟材質層24の上端
部を容器本体12の周壁12a方向に延設して、この延
設部分24bで周壁12aの上端を一部覆うと共に、蓋
体16の裏面16aの周縁部に環状凸条16dを形成
し、蓋体16の閉止状態で前記環状凸条16dを前記延
設部分24b上面に圧接するようになっている。従っ
て、この実施例にあっても前記軟材質層24の上端部を
有効利用して、化粧料容器10のシール性を著しく向上
できる。
【0027】図6は他の実施例を示し、前記実施例と同
一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して
述べる。尚、図6は蓋体の閉止状態にある化粧料容器全
体の側断面図である。
【0028】即ち、この実施例では容器本体12の側面
および底面の全面を覆って軟材質層24を設けたもの
で、このように容器本体12の全外側を軟材質層24で
覆うことにより、開口部12d部分の気密性および落下
した場合等の対衝撃性を著しく向上することができる。
【0029】図7は他の実施例を示し、前記実施例と同
一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して
述べる。尚、図7は図4,図5と同様に化粧料容器の前
端部を示す要部拡大断面図である。
【0030】即ち、この実施例ではフック解除用突起3
0の先端部30aを上方に折曲してL字状に形成し、こ
のL字状先端部30aを穴部12cの後方内壁に形成し
た凹設部12f内に摺動可能に嵌合して、この先端部3
0aが上方に持上がるのを阻止した状態で、この先端部
30aに第1フック20を形成してある。尚、前記フッ
ク解除用突起30は穴部12cの底面に形成したスライ
ド溝12gに嵌合されて、左右方向の移動が規制される
ようになっている。また、この実施例では容器本体12
内に中皿32を設け、この中皿32に化粧料の収納部1
2bおよび前記凹設部12f,スライド溝12gが形成
される。
【0031】従って、この実施例では押ボタン26の押
圧によりフック解除用突起30が後方移動することによ
って、このフック解除用突起30の第1フック20と蓋
体16の第2フック22との係合を解除することができ
る。尚、この実施例にあっても容器本体12の周壁12
aの外周が軟材質層24で被覆され、この軟材質層24
が開口部12dに位置する部分に押ボタン26が形成さ
れる。
【0032】ところで、前記図4から図7に示す各実施
例にあっても、押ボタン26の操作部分26aの周縁部
に環状溝部28が形成され、この操作部分26aの可撓
性および押込み量が十分に確保されるようになってい
る。また、上述した各実施例では軟材質層24を熱可塑
性エラストマーで形成した場合を開示したが、これに限
ることなく軟質合成樹脂等の軟材質を用いて軟材質層2
4を形成することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の化粧料容器
にあっては、容器本体の側面全周または全面を軟材質層
で被覆し、この軟材質層が容器本体に形成した開口部を
覆う部分を押ボタンとして構成するようになっており、
この押ボタンの押圧によりフック解除用突起が押込まれ
て第1フックと第2フックとの係合が解除できるように
なっている。このとき、上述したように前記軟材質層が
容器本体の側面全周または全面を被覆するようになって
いるので、押ボタンが配置される前記開口部の気密性を
高く保持することができると共に、前記軟材質層が緩衝
材となって化粧料容器を落下した場合の衝撃を緩和する
ことができる。また、前記押ボタンの周縁部に環状溝部
を形成したので、軟材質の押ボタン自体の可撓性に加え
て前記環状溝部により押ボタンの撓み力を著しく低減で
き、押ボタンの撓み量を十分に確保することができて、
押ボタンの操作性、延いては、蓋体の開放操作性を大幅
に向上することができる。更に、前記押ボタンの周縁部
が環状溝部によって囲繞されるので、この押ボタンの位
置の視認性を向上できることにより押ボタンの突出量を
少なくし、かつ、押ボタン部分の平坦化を図ることがで
きる。
【0034】また容器本体の閉止時に当該蓋体に対して
対面するように臨む軟材質層の面が存在していることを
利用して、この面を蓋体と圧接させることにより気密シ
ール部を構成することができ、この圧接位置よりも内方
の容器本体内部を気密にシールすることができて、この
ように被覆用の軟材質層を利用して化粧料容器の気密性
能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧料容器の一実施例を示す蓋体を開
放した状態の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す蓋体を閉止した状態の
側断面図である。
【図3】本発明の一実施例の作動状態を示す要部拡大断
面図である。
【図4】本発明の他の実施例の化粧料容器の前端部を示
す要部拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図4に対応した要部
拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す蓋体の閉止状態にあ
る化粧料容器全体の側断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図4,図5に対応し
た要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 化粧料容器 12 容器本体 12a 周壁 12b 収納部 12c 穴部 12d 開口部 14 蝶番 16 蓋体 20 第1フック 22 第2フック 24 軟材質層 26 押ボタン 26a 操作部分 28 環状溝部 30 フック解除用突起 30a 先端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料を収納する容器本体と、この容器
    本体に開閉自在に取り付けられる蓋体とを備え、容器本
    体側に設けた第1フックと蓋体側に設けた第2フックと
    が係合されて、蓋体の閉止状態が保持されるようになっ
    た化粧料容器において、前記容器本体側面の前記第1,
    第2フックの係合部分に対応する箇所に開口部を形成す
    ると共に、容器本体の側面全周または底面を含む全面を
    軟材質層で被覆して、この軟材質層が前記開口部を覆う
    部分を押ボタンとし、この押ボタンの周縁部に環状溝部
    を形成すると共に、この押ボタンの裏面から前記第1フ
    ックと前記第2フックとの係合を解除するフック解除用
    突起を突設したことを特徴とする化粧料容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体の側面全周または底面を含
    む全面を被覆する軟材質層の、前記蓋体に臨む面が、蓋
    体と圧接されて気密シール部を構成することを特徴とす
    る請求項1に記載の化粧料容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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