JP2002306124A - βグルカン含有液状飲食品 - Google Patents

βグルカン含有液状飲食品

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JP2002306124A
JP2002306124A JP2001119146A JP2001119146A JP2002306124A JP 2002306124 A JP2002306124 A JP 2002306124A JP 2001119146 A JP2001119146 A JP 2001119146A JP 2001119146 A JP2001119146 A JP 2001119146A JP 2002306124 A JP2002306124 A JP 2002306124A
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glucan
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liquid food
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food
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Kazufumi Tsubaki
和文 椿
Hiroshi Sugiyama
宏 杉山
Yoshikazu Shoji
義和 東海林
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Adeka Corp
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Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた生体調節機能を有するβグルカン
を、飲食品の品質低下なく、供することのできるβグル
カン含有液状飲食品を提供すること。 【解決手段】 本発明は、イネ科植物から抽出された
βグルカンを含有することを特徴とするβグルカン含有
液状飲食品である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、βグルカン含有液
状飲食品に関する。詳しくはイネ科植物から抽出された
βグルカン含有液状飲食品に関する。
【0002】
【従来の技術】βグルカンは、近年その優れた生体調節
機能性、例えば、脂質代謝改善作用・整腸作用・血糖値
上昇抑制等が解析され、利用が注目されている素材であ
る。このような素材を加工食品にて広く利用すること
は、加工食品の機能性増強(高付加価値化)に寄与する
のみならず、広く国民の健康維持への貢献が期待され、
きわめて有用なことである。βグルカンは、イネ科植物
に含まれているが、このイネ科植物由来のβグルカン
は、例えば、大麦やオーツ麦では、主に種子の胚乳細胞
壁を構成する成分でほぼ全体に分布している。その含有
量は、大麦粉では、部位や種によって差はあるが、おお
むね3〜10重量%である。構造は、1−3,1−4−
β−D−グルコピラノース結合を主成分とするグルコー
スの重合体である。
【0003】しかし、従来このようなイネ科植物βグル
カンを添加あるいは増強した加工食品を製造する場合、
例えば、大麦βグルカンを添加・増強した食品の製造で
は、大麦粒や大麦粉を直接添加する方法が考えられてき
た。これにより比較的簡単にβグルカンを増強した食品
の製造が可能であるが、βグルカンの含有量は、添加し
た大麦粒や粉の10%程度であり、食品全体としてβグ
ルカンの増強する量が制限されること、大麦粒や粉によ
る食味・食感の低下など、問題点が多く、特に液状飲食
品の場合、含有するポリフェノール類に起因した赤かっ
色の着色等が発生し、大麦粒や粉の直接添加は、品質を
低下させる原因となる。また、大麦糠を添加することも
考えられるが、糠は、大麦粒や大麦粉を配合する以上
に、食味・食感の低下、着色など、製品価値の低下を招
き、問題点が多く、液状飲食品への使用も困難である。
また、粉末状や固形状の、即席の乾燥スープ等において
は、湯を添加したときに生じるダマや、いわゆる「まま
こ」状態が問題となり、これらの改善が求められてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、優れた生体調節機能性を有するβグルカンを、食味
・食感の低下等がなく、着色などの品質低下を抑え、供
することのできるβグルカン含有液状飲食品を提供する
ことにある。また、粉末状や固形状の、即席の乾燥飲食
品において、ダマが発生しにくく、いわゆる「ままこ」
状態を抑制した乾燥飲食品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、イネ科植物から抽出されたβグルカンを
使用し、これらを液状飲食品に含有させることにより、
食味・食感等を低下させることなく、着色等の品質低下
が抑えられたβグルカンを供することのできる液状飲食
品が容易に得られることを見出し、本発明を完成させる
に至った。また、ダマが出来にくく、いわゆる「まま
こ」状態を抑制した乾燥飲食品が得られることを見出
し、本発明を完成させるに至った。
【0006】すなわち本発明は、1−2−β−D−グル
コピラノース結合、1−3−β−D−グルコピラノース
結合、1−4−β−D−グルコピラノース結合及び1−
6−β−D−グルコピラノース結合のうちの少なくとも
2種類以上の結合を有する、イネ科植物から抽出された
βグルカンを含有することを特徴とするβグルカン含有
液状飲食品を提供するものである。
【0007】また本発明は、βグルカンが、1−3−β
−D−グルコピラノース結合及び1−4−β−D−グル
コピラノース結合を有するものである前記βグルカン含
有液状飲食品を提供するものである。
【0008】また本発明は、イネ科植物が、大麦又はオ
ーツ麦である前記βグルカン含有液状飲食品を提供する
ものである。
【0009】また本発明は、液状飲食品が粉末状又は固
形の即席飲料、又はびん入り又は缶入りの飲料である前
記βグルカン含有液状飲食品を提供するものである。
【0010】また本発明は、液状飲食品がスープ、ジュ
ース、炭酸飲料、コーヒー、ココア、茶、乳飲料、乳酸
菌飲料又はアルコール飲料である前記βグルカン含有液
状飲食品を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明での「液状飲食品」とは、
スープ、ジュース等の液体状の飲食品、さらには、粉末
又は固形状物に、水または湯を添加して、液体状にして
食する、即席の乾燥粉末スープ、粉末ジュース等の乾燥
飲食品のことをいう。
【0012】本発明には、1−2−β−D−グルコピラ
ノース結合、1−3−β−D−グルコピラノース結合、
1−4−β−D−グルコピラノース結合及び1−6−β
−D−グルコピラノース結合のうちの少なくとも2種類
以上の結合を有する、イネ科植物から抽出されたβグル
カン(以下、抽出βグルカンともいう)が用いられる。
該抽出βグルカンは、その抽出方法に特に制限はなく、
抽出原料となるイネ科植物に、抽出溶媒を添加し抽出す
ればよい。また、固液分離された場合の抽出液そのも
の、あるいは、抽出液より公知の方法で抽出されたβグ
ルカンを濃縮した液体や固体状のもの、あるいは、抽出
液より公知の方法で精製し純度を上げた液体や固体状の
ものなど、何れの製造方法で得たものでも、何れの形態
のものでも、何れの純度のものでも使用可能である。も
ちろんβグルカン以外の抽出された成分が混合していて
もなんら問題はない。
【0013】上記抽出βグルカンを得るためのイネ科植
物の例としては、米類・小麦類・トウモロコシ類、モロ
コシ類、ヒエ類、アワ類、キビ類、大麦類、オーツ麦類
(カラス麦類)、ライ麦類等の穀類を挙げることができ
る。抽出には、植物全体を原料とすることができるが、
βグルカンの含有量の比較的高い種子を用いるのが好ま
しい。また、全体を粉砕したもの(全粒粉)をはじめ、
穀類の精製工程で得られる糠、フスマ、麦芽、胚芽、胚
乳部位の何れを用いてもよい。好ましくは大麦類やオー
ツ麦類の全粒粉や穀粒を外周部より搗精した胚乳部分や
その際発生する糠、米糠、小麦やトウモロコシ類のフス
マや胚芽等であり、さらに好ましくは大麦類やオーツ麦
類の全粒粉や穀粒を外周部より搗精した胚乳部分やその
際発生する糠である。
【0014】上記抽出βグルカンは、1−2−β−D−
グルコピラノース結合、1−3−β−D−グルコピラノ
ース結合、1−4−β−D−グルコピラノース結合及び
1−6−β−D−グルコピラノース結合のうちの少なく
とも2種類以上の結合を有するβグルカンであり、1−
3−β−D−グルコピラノース結合及び1−4−β−D
−グルコピラノース結合を有するβグルカンを含有する
ことが好ましい。
【0015】上記抽出βグルカンのイネ科植物からの抽
出方法を説明すると、本発明で用いられるβグルカン
は、水溶性高分子であるので水溶液として溶解させるこ
とができ、例えばイネ科植物の穀類粉末に水、温水、熱
水あるいは塩溶液、さらには酸・アルカリ性の水溶液、
有機溶媒などを用いて、対粉2〜100倍量の溶媒にて
任意の時間・任意の温度で抽出することができる。さら
に抽出液を固液分離してβグルカンを得ることができ
る。なかでも、水、温水または熱水で抽出されたβグル
カンが好ましく、温度80℃以下4℃以上の温水で抽出
されたβグルカンがより好ましい。さらに抽出時に抽出
促進剤などを加えてもよい。
【0016】上記抽出方法として具体的には、例えば大
麦から高分子量のβグルカンを得る方法としては、多ろ
う質大麦を原料とし、水抽出により製造する方法(特公
平4−11197号公報)、大麦、オーツ麦を原料とし
て、アルカリ抽出、中和、アルコール沈殿により、重量
平均分子量10万〜100万のβグルカンを得る方法
(特公平6−83652号公報)、搗精歩留まり82%
以下の大麦糠類を原料として、80〜90℃の熱水にて
βグルカンを抽出する方法(特開平11−225706
号公報)などが知られている。これらの抽出方法で得ら
れたβグルカンをさらに公知の方法で低分子化βグルカ
ンとすることができる。低分子化の方法としては、公知
である多糖類の加水分解反応の何れもが利用可能であ
る。例えば、水溶性多糖類は、酸存在下に加圧加熱によ
り加水分解することが知られており、これを利用して低
分子化することができる。また、酵素による加水分解反
応を利用した低分子化も有効で、酵素としては、1−3
−βグルカナーゼなどを用いることができる。また、W
O98/13056号公報、特願2000−28792
0号等の方法により、原料穀物から直接抽出して得るこ
ともできる。また、特願2000−295660号に記
載の抽出促進剤などを使用してもよい。
【0017】本発明に用いられる抽出βグルカンは高分
子体で、いずれの重量平均分子量を持つβグルカンも使
用可能であるが、分子量の低下とともに、水への溶解性
や分散性が向上し、適度な粘性を有し、食味食感の低下
がなくなる傾向があり、分子量300万以下、好ましく
は50万以下、さらに好ましくは10万以下のものがよ
い。抽出されたβグルカンは、公知の方法で低分子化し
てもよく、直接低分子量のβグルカンを抽出してもよ
い。
【0018】なお、イネ科植物から抽出し精製を行わ
ず、抽出液をそのまま、あるいは粉体化、固体化処理の
みを行なったものをそのまま使用する場合、該成分中の
βグルカンの純度は、高純度であればある程良いが、1
〜100%、好ましくは10〜100%、さらに好ましく
は20〜100%がよい。
【0019】本発明のβグルカン含有液状飲食品は、抽
出βグルカンを、飲料、スープ等の液状飲食品へ添加す
れば得ることができる。添加時のβグルカンの形態には
特に制限はなく、そのまま、あるいは水やその他水溶性
の溶媒や飲食品の他の原料に溶解させて、目的とする液
状飲食品に添加すればよい。添加時には、攪拌混合、必
要に応じて加熱し、βグルカンを溶解・分散させること
が好ましく、また既存の食品用乳化剤等を加えて乳化さ
せてもよい。混合させる手段は特に限定されず、ミキサ
ー等の混合器を用いることができる。
【0020】本発明の液状飲食品は、あらかじめβグル
カンを添加して、缶入り、びん入りの飲料としてもよい
し、粉末状、固形状の他の成分とβグルカンを混合して
おき、摂食時に、お湯または水等を加え液状とする乾燥
スープ等の即席の乾燥飲食品としてもよい。
【0021】本発明の液状飲食品中の抽出βグルカンの
含有量は、特に制限されないが、摂食時の液状飲食品全
量に対して、0.1〜30重量%となるように配合する
のが好ましく、0.5〜20重量%がより好ましい。抽
出βグルカンが0.1重量%未満であると、該βグルカ
ンの機能性効果が得られないおそれがあり、30重量%
を超えると、食品全体の品質が低下する場合がある。
【0022】本発明の液状飲食物には、βグルカン成
分、あるいはβグルカン成分を添加した飲食品が、ダマ
や固まりになるなどの不均一化をよりいっそう抑制する
ために、乳化剤、ゲル化剤、増粘剤、安定剤等の食品添
加物や食品を添加することも可能である。これらは食用
であれば特に限定されず、乳化剤としては、例えば、レ
シチン、脂肪酸モノグリセライド、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、シュガ
ーエステル等が挙げられ、増粘剤・安定剤としては、例
えば、プルラン、サイリウム、アラビアガム、ジェラン
ガム、グルコマンナン、グアーガム、キサンタンガム、
タマリンドガム、カラギーナン、アルギン酸塩、ファー
セルラン、ローカストビーンガム、ペクチン、カードラ
ン、およびそれらの低分子化物、澱粉、化工澱粉、各種
α化デンプン、結晶セルロース、ゼラチン、デキストリ
ン、寒天、デキストラン等が挙げられる。その他、ブド
ウ糖、果糖、蔗糖、麦芽糖、酵素糖化水飴、乳糖、還元
澱粉糖化物、異性化液糖、蔗糖結合水飴、オリゴ糖、還
元糖ポリデキストロース、ソルビトール、還元乳糖、ト
レハロース、キシロース、キシリトール、マルチトー
ル、エリスリトール、マンニトール、フラクトオリゴ
糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、
ラフィノース、ラクチュロース、パラチノースオリゴ
糖、ステビア、アスパルテーム等の糖類、リン酸塩(ヘ
キサメタリン酸、第2リン酸、第1リン酸)、クエン酸
のアルカリ金属塩(カリウム、ナトリウム等)等の安定
剤、α−ラクトアルブミンやβ−ラクトグロブリン、血
清アルブミン等のホエイ蛋白質、カゼイン、その他の乳
蛋白質、低密度リポ蛋白質、高密度リポ蛋白質、ホスビ
チン、リベチン、リン糖蛋白質、オボアルブミン、コン
アルブミン、オボムコイド等の卵蛋白質、グリアジン、
グルテニン、プロラミン、グルテリン等の小麦蛋白質、
その他動物性及び植物性蛋白質等の蛋白質、蛋白質と多
糖の複合体、食塩、岩塩、海塩、塩化カリウム等の無機
塩類、酢酸、乳酸、グルコン酸等の酸味料、β―カロチ
ン、カラメル、紅麹色素等の着色料、トコフェロール、
茶抽出物等の酸化防止剤、全卵、卵黄、卵白、酵素処理
卵等の卵類、強力粉、中力粉、薄力粉等の穀類、大豆粉
末等の豆類、水、着香料、乳製品、調味料、pH調整
剤、酵素、食品保存料、日持ち向上剤、果実、果汁、コ
ーヒー、ナッツペースト、香辛料、カカオマス、ココア
パウダー等を含有させてもよい。これら上記に挙げた添
加物の2種以上の併用、もしくは、それらの複合化物の
併用も可能である。これらの添加剤の添加量は特に限定
されず、一般的な量であることができ、節食時の液状飲
食品全量に対して、例えば、0.01〜15重量%であ
る。
【0023】本発明の液状飲食品は、抽出βグルカンを
含有していればよく、従来公知の液状飲食品に、抽出β
グルカンを配合すればよい。抽出βグルカンは溶解性、
分散性に優れ、さらに粉末状や固形状の即席の乾燥飲食
品においては、ダマの発生や「ままこ」状態を抑制した
乾燥飲食品が得られる。本発明の液状飲食品の例を挙げ
ると、コンソメスープ、コーンポタージュスープ、玉子
スープ、中華スープ、シチュー、カレー等のスープ、オ
レンジジュース、トマトジュース、バナナジュース、野
菜ジュース、果汁又は果肉入りのジュース等のジュー
ス、コーラ、サイダー等の炭酸飲料、牛乳、加工乳、ヨ
ーグルト、乳清飲料等の乳飲料、醤油、ソース、たれ、
ジャム、ケチャップ等の調味料、コーヒー、ココア、紅
茶、日本茶、ウーロン茶、豆乳飲料、乳酸菌飲料、アル
コール飲料、ビタミン飲料、健康飲料、ドリンク剤、ゼ
リー状飲料等が挙げられる。もちろん、摂食時に、お湯
または水等を加え液状として飲食する、上記飲食品の乾
燥飲食品、いわゆる即席の飲食品でもよい。
【0024】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものでは
ない。なお、「部」は特記しない限り全て「重量部」を
示し、「%」は特記しない限り「重量%」を示す。
【0025】〔試験例1〕(βグルカン含有量の測定) βグルカンの分析は、メガザイム社のβグルカン測定キ
ットを用いて、McCleary法(酵素法)にて行っ
た。まず、測定サンプルが粉体の場合、500μm(3
0メッシュ)のふるいにかけ、水分含量を測定し、その
100mgを17mlチューブに取り、50%エタノー
ル溶液を200μl加え、分散させた。次に4mlの2
0mMリン酸緩衝液(pH6.5)を加え、よく混合し
た後、煮沸した湯浴中にて1分間加温した。よく混合
し、更に2分間、湯浴中で加熱した。50℃に冷却後、
5分間放置してから、各チューブにリケナーゼ酵素溶液
(キットに付属するバイアルを20mlの20mMリン
酸緩衝液で希釈、残量は凍結保存)の200μl(10
U)を加え、1時間、50℃にて反応させた。チューブ
に200mM酢酸緩衝液(pH4.0)を、5ml加え
て、静かに混合した。室温に5分間放置し、遠心分離に
て上清を得た。100μlを3本のチューブに取り、1
本には100μlの50mM酢酸緩衝液(pH4.0)
を、他の2本には100μl(0.2U)のβグルコシ
ターゼ溶液(キットに付属するバイアルを20mlの5
0mM酢酸緩衝液で希釈、残量は凍結保存)を加え、5
0℃にて10分間、反応させた。3mlのグルコースオ
キシターゼ/ベルオキシターゼ溶液を加えて、50℃に
て20分間反応させ、各サンプルの510nmにおける
吸光度(EA)を測定した。βグルカン含有量は、次式
により求めた。 βglucan(%,W/W)=(EA)×(F/W)
×8.46 F=(100)/(グルコース100μgの吸光度) W=算出された無水物重量(mg) また、測定サンプルがβグルカンを抽出した抽出液(液
体)の場合は、以下のように抽出物(固体あるいは粉
末)としてから含有量を測定した。すなわち、βグルカ
ン抽出液に2倍量のエタノールを添加しよく混合してか
ら遠心分離にて沈殿を回収し、よく乾燥させ粉砕し、β
グルカン抽出物(固体)とした。βグルカン抽出物は、
水分含有量を測定後、メガザイム社のβグルカン測定キ
ットを用いて、McCleary法(酵素法)にて分析
した。各沈殿サンプル50mgを17mlチューブに取
り、50%エタノール溶液を200μl加え、分散させ
た。その後は上記と同様に測定した。
【0026】〔試験例2〕(分子量の測定) 抽出物の分子量測定は、以下の通りとした。すなわち、
抽出物の5mgをチューブに取り、0.5mlの蒸留水
を加えて、沸騰水中で溶解させた。0.22μmのフィ
ルターを通してHPLC用のサンプルとした。分離には
HPLCゲル濾過カラムであるShodexのパックド
カラムKS−805(昭和電工社製)を用い、流速0.
6ml/min.、温度50℃、検出にはRI検出器、
分離溶媒は水で実施した。分子量マーカーとしてはSh
odexプルラン標準液P−82(昭和電工社製)を用
いて測定した。抽出βグルカンが抽出液(液体)の場合
は、まず、2倍量のエタノールを加え、−20℃に冷却
して1時間、放置し、沈殿を得た。得られた沈殿の5m
gをチューブに取り、以下、抽出物の場合と同様に操作
して、分子量を測定した。
【0027】〔βグルカン原料及び抽出促進剤の製造
例〕もち性裸大麦を研削式搗精機により削り、歩留まり
82%まで精麦した。このとき発生した糠を糠―1とし
た。歩留まり82%まで精麦した大麦は、さらに研削式
搗精機により削り、歩留まり55%まで精麦した。この
とき発生した糠を粉砕物−1とした。容器(50L)に
水道水20Lを加え、撹拌しながら、15℃に調温し
た。これに糠―1の6kgを加え、2時間撹拌抽出し、
連続遠心機にて固液分離後、上清を凍結乾燥し、抽出促
進剤450gを得た。
【0028】〔βグルカンの抽出例〕容器(70L)に
水道水30Lを加え、撹拌しながら、上記抽出促進剤を
150g加え、溶解後、上記粉砕物―1の7.5kgを
加えた。2時間、50℃で撹拌抽出してから連続遠心機
にて固液分離後、上清を得た。得られた上清を煮沸し、
冷却後に15Lのわずかに粘調なβグルカン液を得た。
得られたβグルカン液に2倍量のエタノールを加えて沈
殿を回収、乾燥させて、抽出βグルカン460gを得
た。試験例1に従い分析の結果、βグルカンの純度は9
1%であった。試験例2に従い分析の結果、抽出物は、
分子量20万〜1万に検出され、最大ピークは、分子量
4万であった。なお、試験例1の方法で最大ピークがβ
グルカンであることを確認した。
【0029】上記で得られた抽出βグルカンを使用し本
発明の液状飲食品を製造した。
【0030】実施例1コンソメタイプの粉末状即席乾燥スープ 粉末醤油、食塩、砂糖、グルタミン酸ナトリウム、ジン
ジャー末、オニオン末、脂粉、コショー末、ビーフ味粉
末スープからなる組成物に、抽出βグルカンを、湯を注
いだときに2重量%となるように配合し、βグルカンを
含有するコンソメタイプの粉末状即席乾燥スープを得
た。この粉末状即席乾燥スープに熱湯を注いだところ、
ダマを形成することなく、熱湯中に分散し、βグルカン
を含有するコンソメタイプのスープが得られた。
【0031】実施例2コーンポタージュタイプの粉末状即席乾燥スープ 小麦粉ルー、脱脂粉乳、食塩、砂糖、グルタミン酸ナト
リウム、コショー末、オニオン末、コーン末、コーンフ
レーバー、ビーフ味粉末スープからなる組成物に、抽出
βグルカンを、湯を注いだときに4重量%となるように
配合し、βグルカンを含有するコーンポタージュタイプ
の粉末状即席乾燥スープを得た。この粉末状即席乾燥ス
ープに熱湯を注いだところ、ダマを形成することなく、
熱湯中に分散し、βグルカンを含有するコーンポタージ
ュタイプのスープが得られた。
【0032】実施例3コーンポタージュスープ 二倍濃縮タイプのポタージュスープ(旭電化工業株式会
社製)100ml、牛乳100ml、抽出βグルカン2
0gを80℃で攪拌混合し、βグルカン含有ポタージュ
スープを得た。本発明のコーンポタージュスープは、食
味・食感にざらつき等の違和感がなく優れていた。
【0033】実施例4各種粉末ジュース エリスリトール、ビタミンC、還元麦芽糖、β−カロチ
ン、及び各種果実の味のジュースの素(オレンジ、グレ
ープ又はリンゴ等)を含有してなる組成物に、抽出βグ
ルカンを、水を注いだときに0.5重量%となるように
配合し、各種の味の粉末ジュースを得た。この粉末ジュ
ースに水を注いだところ、各種の味のβグルカン含有ジ
ュースが得られた。粉末ジュースは均一に溶解・分散
し、食味・食感に優れていた。
【0034】実施例5オレンジジュース−1 オレンジ果汁150mlに抽出βグルカンを10g攪拌
混合し、βグルカン含有オレンジジュースを得た。βグ
ルカンはオレンジジュース中に均一に溶解・分散し、オ
レンジジュースは食味・食感に優れていた。
【0035】実施例6オレンジジュース−2 冷凍濃縮温州みかん果汁5g、果糖ブドウ糖液糖11
g、クエン酸0.2g、L−アスコルビン酸0.02
g、香料0.2g、色素0.1g、抽出βグルカン5
g、水78.5gを攪拌混合し、βグルカン含有オレン
ジジュースを得た。オレンジジュースは均一に溶解・分
散し、食味・食感に優れていた。
【0036】実施例7乳酸菌飲料 乳固形分21%発酵乳15g、果糖ブドウ糖液糖13
g、ペクチン0.5g、クエン酸0.08g、香料0.
15g、抽出βグルカン2g、水64gを攪拌混合し、
βグルカン含有乳酸菌飲料を得た。乳酸菌飲料は均一に
溶解・分散し、食味・食感に優れていた。
【0037】実施例8乳飲料 牛乳150mlに抽出βグルカンを1g攪拌混合し、β
グルカン含有乳飲料を得た。βグルカンは乳飲料中に均
一に溶解・分散し、乳飲料は食味・食感に優れていた。
【0038】実施例9コーヒー 即席コーヒー粉末に、抽出βグルカンを、熱湯を注いだ
ときに2重量%となるように配合し、βグルカン含有即
席コーヒー粉末を得た。この即席コーヒー粉末に熱湯を
注いだところ、ダマを形成することなく、熱湯中に分散
し、βグルカンを含有するコーヒーが得られた。
【0039】実施例10ココア 市販の即席ココア粉末に、抽出βグルカンを、熱湯を注
いだときに5重量%となるように配合し、βグルカン含
有即席ココア粉末を得た。この即席ココア粉末に熱湯を
注いだところ、ダマを形成することなく、熱湯中に分散
し、βグルカンを含有するココアが得られた。
【0040】実施例11 市販の缶入り茶350mlに、抽出βグルカン0.5g
を攪拌混合しβグルカン含有茶を得た。βグルカンは茶
中に均一に溶解・分散し、茶は食味・食感に優れてい
た。
【0041】実施例12アルコール飲料 日本酒150mlに、抽出βグルカン0.2gを攪拌混
合しβグルカン含有アルコール飲料を得た。βグルカン
はアルコール飲料中に均一に溶解・分散し、アルコール
飲料は食味・食感に優れていた。
【0042】実施例13炭酸飲料 レモン果汁5ml、水45ml、抽出βグルカン2gを
攪拌混合し、さらに炭酸水100mlを加え、βグルカ
ン含有炭酸飲料を得た。βグルカンは炭酸飲料中に均一
に溶解・分散し、炭酸飲料は食味・食感に優れていた。
【0043】実施例14オニオン入りクリームスープ 食用油28.7g、小麦粉19g、乾燥オニオン片1
2.52g、脱脂粉乳12g、食塩8g、オニオン粉末
4g、グルタミンソーダ1.25g、チキン抽出物2
g、白コショウ0.1g、トウモロコシ紛10g、カラ
ギーナン0.4g、抽出βグルカン2.03gを均一に
よく混合し、βグルカン含有粉末スープを得た。βグル
カンの代わりに、小麦粉2.03gを加えたものを対照
スープとした。この粉末状スープ20gに100mlの
熱湯を注いだところ、βグルカン含有粉末スープは、数
秒間で均一に分散溶解した。対照スープでは、ダマが発
生し固まりとなって溶解が困難であった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、優れた生体調節機能性
を有するβグルカンを、食味・食感の低下等がなく、着
色などの品質低下を抑え、供することのできるβグルカ
ン含有液状飲食品を提供することができる。また粉末状
や固形状の、即席の乾燥飲食品において、ダマが発生し
にくく、いわゆる「ままこ」状態を抑制した乾燥飲食品
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23G 1/00 A23G 1/00 4B023 A23L 1/10 A23L 1/10 H 4B027 1/39 1/39 4B036 1/40 1/40 2/02 2/02 B 2/38 2/38 J 2/52 C12G 3/04 C12G 3/04 A23L 2/00 F Fターム(参考) 4B001 AC03 BC01 DC50 EC05 4B014 GG01 GK06 GL11 GP01 GP27 4B015 LG03 LH12 4B017 LC03 LE01 LE10 LG02 LG10 LG12 LG14 LK13 LP01 4B018 LB07 LB08 LE03 LE05 MD33 MD49 ME03 ME11 MF01 4B023 LC05 LC09 LE26 LG05 LK06 4B027 FB11 FB13 FB22 FB24 FC06 FE06 FK04 FK13 FP85 FQ19 4B036 LC06 LE01 LE02 LF01 LF02 LH11 LH22 LH24 LP07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1−2−β−D−グルコピラノース結合、
    1−3−β−D−グルコピラノース結合、1−4−β−
    D−グルコピラノース結合及び1−6−β−D−グルコ
    ピラノース結合のうちの少なくとも2種類以上の結合を
    有する、イネ科植物から抽出されたβグルカンを含有す
    ることを特徴とするβグルカン含有液状飲食品。
  2. 【請求項2】βグルカンが、1−3−β−D−グルコピ
    ラノース結合及び1−4−β−D−グルコピラノース結
    合を有するものである請求項1記載のβグルカン含有液
    状飲食品。
  3. 【請求項3】イネ科植物が、大麦又はオーツ麦である請
    求項1又は2記載のβグルカン含有液状飲食品。
  4. 【請求項4】液状飲食品が粉末状又は固形の即席飲料、
    又はびん入り又は缶入りの飲料である請求項1〜3の何
    れかに記載のβグルカン含有液状飲食品。
  5. 【請求項5】液状飲食品がスープ、ジュース、炭酸飲
    料、コーヒー、ココア、茶、乳飲料、乳酸菌飲料又はア
    ルコール飲料である請求項1〜4の何れかに記載のβグ
    ルカン含有液状飲食品。
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