JP2002306106A - 納豆の製法 - Google Patents
納豆の製法Info
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- JP2002306106A JP2002306106A JP2001148473A JP2001148473A JP2002306106A JP 2002306106 A JP2002306106 A JP 2002306106A JP 2001148473 A JP2001148473 A JP 2001148473A JP 2001148473 A JP2001148473 A JP 2001148473A JP 2002306106 A JP2002306106 A JP 2002306106A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- natto
- soybeans
- buckwheat
- producing
- soybean
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 納豆大豆の栄養成分にソバの実の栄養成分
を加えた納豆の製法を提供する。 【解決手段】 大豆を主原材料とし、計量、選別、洗
浄、浸漬、蒸煮、接種、盛込・包装、発酵、冷蔵等の工
程からなる納豆の製法の大豆蒸煮過程において、外皮を
剥ぎ、水に浸漬させておいたソバの実を加え、大豆とソ
バの実を蒸煮させ、前記接種過程で、蒸煮した大豆とソ
バの実に対して納豆菌を加えて混合させることを特徴と
する納豆の製法。
を加えた納豆の製法を提供する。 【解決手段】 大豆を主原材料とし、計量、選別、洗
浄、浸漬、蒸煮、接種、盛込・包装、発酵、冷蔵等の工
程からなる納豆の製法の大豆蒸煮過程において、外皮を
剥ぎ、水に浸漬させておいたソバの実を加え、大豆とソ
バの実を蒸煮させ、前記接種過程で、蒸煮した大豆とソ
バの実に対して納豆菌を加えて混合させることを特徴と
する納豆の製法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な納豆の製法
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、納豆原料としての大豆に
大麦、山芋粉を混ぜた納豆が市販されている。
大麦、山芋粉を混ぜた納豆が市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の納豆に
あっては、低カロリー化、低脂質化等が図られても、納
豆の食後、口中に山芋粉特有のいがらっぽさが残るため
に、食するのに抵抗感があった。
あっては、低カロリー化、低脂質化等が図られても、納
豆の食後、口中に山芋粉特有のいがらっぽさが残るため
に、食するのに抵抗感があった。
【0004】本発明は、このような従来納豆における問
題点を解決するためになされたものであり、納豆大豆の
栄養成分摂取と相俟って、毛細血管を強化して脳出血や
出血性諸病を予防し、治癒することが期待できる納豆を
得るための納豆の製法を提供することを目的とする。
題点を解決するためになされたものであり、納豆大豆の
栄養成分摂取と相俟って、毛細血管を強化して脳出血や
出血性諸病を予防し、治癒することが期待できる納豆を
得るための納豆の製法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を完結するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、大豆を主原料とし、計
量、選別、洗浄、浸漬、蒸煮、接種、盛込・包装、発
酵、冷蔵等の工程からなる納豆の製法の蒸煮過程におい
て、予め外皮を剥ぎ、水に浸漬させておいたソバの実を
加えて大豆とソバの実を蒸煮させ、前記接種過程で、蒸
煮した大豆とソバの実に対して納豆菌を加え混合させこ
とを特徴とする納豆の製法を提供する。
め、本発明のうち、請求項1は、大豆を主原料とし、計
量、選別、洗浄、浸漬、蒸煮、接種、盛込・包装、発
酵、冷蔵等の工程からなる納豆の製法の蒸煮過程におい
て、予め外皮を剥ぎ、水に浸漬させておいたソバの実を
加えて大豆とソバの実を蒸煮させ、前記接種過程で、蒸
煮した大豆とソバの実に対して納豆菌を加え混合させこ
とを特徴とする納豆の製法を提供する。
【0006】また、請求項2に記載されているように、
前記納豆製品は、内容量90gの納豆製品中、大豆80
g:ソバの実10gの配合比率で製品化することが好ま
しい。
前記納豆製品は、内容量90gの納豆製品中、大豆80
g:ソバの実10gの配合比率で製品化することが好ま
しい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、大豆にソバの実を混ぜ
て納豆を製造する場合の製法と、納豆は、内容量90g
の納豆製品中、大豆80g;ソバの実10gの配合割合
を以って製品化するものである。
て納豆を製造する場合の製法と、納豆は、内容量90g
の納豆製品中、大豆80g;ソバの実10gの配合割合
を以って製品化するものである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施形態に係る納豆の製
法の各工程を示すフローチャートである。
法の各工程を示すフローチャートである。
【0009】ステップ2001において、納豆の主原料
となる大豆を計量する。計量手段として計量機を用い
る。
となる大豆を計量する。計量手段として計量機を用い
る。
【0010】ステップ2002において、大豆を選別す
る。選別手段として篩いを用いる。
る。選別手段として篩いを用いる。
【0011】ステップ2003において、大豆を洗浄す
る。洗浄用槽内に供給される水によって洗浄し、洗浄用
槽外に洗浄後の土砂、廃水等を排出させる。
る。洗浄用槽内に供給される水によって洗浄し、洗浄用
槽外に洗浄後の土砂、廃水等を排出させる。
【0012】ステップ2004において、大豆を浸漬槽
内の水に浸漬させる。浸漬槽内の水温1は、15°C、
浸漬時間18〜22時間が通常とされる。
内の水に浸漬させる。浸漬槽内の水温1は、15°C、
浸漬時間18〜22時間が通常とされる。
【0013】ステップ2005において、大豆と、予め
外皮を剥いで水に浸漬させておいたソバの実を蒸煮す
る。蒸煮手段として、加圧蒸煮機を用いる。
外皮を剥いで水に浸漬させておいたソバの実を蒸煮す
る。蒸煮手段として、加圧蒸煮機を用いる。
【0014】ステップ2006において、蒸煮した大豆
とソバの実に対して、納豆菌(納豆菌培養液)を加え、
大豆、ソバの実、納豆菌を混合させ、接種を行う。
とソバの実に対して、納豆菌(納豆菌培養液)を加え、
大豆、ソバの実、納豆菌を混合させ、接種を行う。
【0015】ステップ2007において、盛込・包装す
る。盛込・包装手段として、盛込・包装機を用いる。
る。盛込・包装手段として、盛込・包装機を用いる。
【0016】次いで、ステップ2008において、納豆
を発酵させる。発酵は、室温38〜42°C、RH70
〜90%に保持された発酵室内で行うのが最適である。
を発酵させる。発酵は、室温38〜42°C、RH70
〜90%に保持された発酵室内で行うのが最適である。
【0017】この後、ステップ2009において、冷蔵
(冷蔵室等で)し、製品化された納豆が製造される。
(冷蔵室等で)し、製品化された納豆が製造される。
【0018】本発明納豆の栄養成分 別表(1)は、本発明の製法に基づき製造された納豆の
栄養成分表(内容量90g当り)を示しており、同表の
結果から、本発明の製法による納豆は、低カロリー化、
低脂質化、低糖質化されていることが解る。
栄養成分表(内容量90g当り)を示しており、同表の
結果から、本発明の製法による納豆は、低カロリー化、
低脂質化、低糖質化されていることが解る。
【0019】また、従来の納豆成分中に毛細血管の抵抗
性を強くし、高血圧症による脳出血などの血管損傷を予
防する効果のあるルチンが含有するので高血圧予防に効
果がある納豆を得ることができる。
性を強くし、高血圧症による脳出血などの血管損傷を予
防する効果のあるルチンが含有するので高血圧予防に効
果がある納豆を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る納豆の製法
によれば、納豆菌の合成する各種ビタミンや血栓溶解作
用をもつナットーキナーゼと、毛細血管が脆くなるのを
抑制し、脳出血などを予防し、治癒し得るルチン成分と
を含み、消化性と旨味が生じる高栄養健康食品としての
納豆を製造することが可能になる。
によれば、納豆菌の合成する各種ビタミンや血栓溶解作
用をもつナットーキナーゼと、毛細血管が脆くなるのを
抑制し、脳出血などを予防し、治癒し得るルチン成分と
を含み、消化性と旨味が生じる高栄養健康食品としての
納豆を製造することが可能になる。
【図1】図1は、本発明に係る納豆製法の製造工程を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 大豆を主原材料とし、計量、選別、洗
浄、浸漬、蒸煮、接種、盛込・包装、発酵、冷蔵等の工
程からなる納豆の製法の大豆蒸煮過程において、外皮を
剥ぎ、水に浸漬させておいたソバの実を加え、大豆とソ
バの実を蒸煮させ、前記接種過程で、蒸煮した大豆とソ
バの実に対して納豆菌を加えて混合させることを特徴と
する納豆の製法。 - 【請求項2】前記納豆製品は、内容量90gの納豆製品
中、大豆80g:ソバの実10gの配合比率で製品化さ
れることを特徴とする請求項1に記載の納豆の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001148473A JP2002306106A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 納豆の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001148473A JP2002306106A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 納豆の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002306106A true JP2002306106A (ja) | 2002-10-22 |
JP2002306106A5 JP2002306106A5 (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=18993780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001148473A Pending JP2002306106A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 納豆の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002306106A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102455954B1 (ko) * | 2022-01-21 | 2022-10-17 | 고우병 | 솔잎을 이용한 청국장 제조방법 |
-
2001
- 2001-04-10 JP JP2001148473A patent/JP2002306106A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102455954B1 (ko) * | 2022-01-21 | 2022-10-17 | 고우병 | 솔잎을 이용한 청국장 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041018 |