JP2002305898A - モータ異音低減装置 - Google Patents

モータ異音低減装置

Info

Publication number
JP2002305898A
JP2002305898A JP2001102842A JP2001102842A JP2002305898A JP 2002305898 A JP2002305898 A JP 2002305898A JP 2001102842 A JP2001102842 A JP 2001102842A JP 2001102842 A JP2001102842 A JP 2001102842A JP 2002305898 A JP2002305898 A JP 2002305898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive control
transistor
control unit
motor
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001102842A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Oikawa
紳 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP2001102842A priority Critical patent/JP2002305898A/ja
Publication of JP2002305898A publication Critical patent/JP2002305898A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの停止時における異音をさらに低減す
ることができるようにする。 【解決手段】 制御部11のCPU15により、ステッ
ピングモータ10の停止時における回転子10aの多相
コイルであるコイルA,Bへの相電流を一相側にのみ与
えるようにし、コイルA,B間での共振の発生を抑制す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの異音を低
減するモータ異音低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラベルに対して印字を行うラベルプリン
タは、たとえば図3に示すように、制御部11によって
制御されるステッピングモータ10によりプラテン6が
駆動され、台紙2上に等間隔で仮着されているラベル1
がフィードされたり搬送されたりするようになってい
る。
【0003】ここで、駆動ローラ3,4側からラベル1
が印字ヘッド7側に自動フィードされるとき、台紙2の
裏面の図示しない識別マークが識別マーク検出センサ5
によって検出される。識別マーク検出センサ5によって
識別マークが検出されると、制御部11がその検出結果
を基にステッピングモータ10を制御してプラテン6を
駆動させ、ラベル1を印字ヘッド7の印字位置までフィ
ードする。
【0004】以降、ステッピングモータ10によって駆
動するプラテン6により、ラベル1が排出口側に搬送さ
れ、次の識別マークが識別マーク検出センサ5によって
検出される度に、ラベル1が印字ヘッド7の印字位置ま
で搬送されることで、印字ヘッド7によるラベル1への
印字が繰返し行われる。
【0005】また、制御部11は、ステッピングモータ
10の駆動を制御するとき、たとえば図4に示すよう
に、CPU15から駆動制御部12〜14に対し制御信
号が与えられるようになっている。つまり、ステッピン
グモータ10の起動時においては、駆動制御部13によ
りトランジスタ17がオフされ、駆動制御部14により
トランジスタ18がオンされる。このとき、駆動制御部
12によるトランジスタ16のオン/オフ制御により、
電源電圧Vccからの相電流が回転子10aのたとえば2
相コイルであるコイルA,Bに流れる。これに対し、ス
テッピングモータ10の停止時においては、駆動制御部
13によりトランジスタ17がオンされ、駆動制御部1
4によりトランジスタ18がオフされる。このとき、駆
動制御部12によるトランジスタ16のオン/オフ制御
により、電源電圧Vccからの回転子10aの回転停止を
保持するために必要な相電流が回転子10aのコイル
A,Bに流れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したス
テッピングモータ10の駆動制御方法では、停止時に回
転子10aの回転停止を保持するために、駆動制御部1
2によるトランジスタ16のオン/オフ制御により、起
動時に比べて少ない相電流を与えるようにしている。こ
れは、ステッピングモータ10の停止時における異音を
低減させたり、消費電力を低減させたり、熱の発生を抑
制したりするためである。
【0007】ところが、ステッピングモータ10の停止
時において、相電流を少なくしているものの、その相電
流は、回転子10aのコイルA,Bに一様に流れること
から、停止時における相電流を少なくしてもコイルA,
Bに共振が発生してしまうため、異音の低減に限界があ
った。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、モータの停止時における異音をさらに低
減することができるモータ異音低減装置を提供すること
ができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のモータ
異音低減装置は、ラベルプリンタにおけるラベルの搬送
の駆動源であるモータの異音を低減するモータ異音低減
装置であって、モータの停止時における回転子の多相コ
イルへの相電流を一相側にのみ与える駆動制御手段を備
えることを特徴とする。また、駆動制御手段は、一端が
多相コイルの一端側に接続された第1のトランジスタを
オン/オフ制御する第1の駆動制御部と、一端が多相コ
イルの他端側に接続された第2のトランジスタをオン/
オフ制御する第2の駆動制御部と、一端が多相コイルの
中点に接続された第3のトランジスタをオン/オフ制御
する第3の駆動制御部と、第1〜第3の駆動制御部を制
御するCPUとを備え、CPUは、停止時に第1、第3
のトランジスタをオンさせるとともに、第2のトランジ
スタをオフさせるように、第1〜第3の駆動制御部を制
御するようにすることができる。また、駆動制御手段
は、一端が電源電圧に接続され、他端が第1のトランジ
スタに接続される第4のトランジスタをオン/オフ制御
する第4の駆動制御部を備え、CPUは、第4の駆動制
御部を制御し、電源電圧からの相電流を制御するように
することができる。本発明に係るモータ異音低減装置に
おいては、駆動制御手段により、モータの停止時におけ
る回転子の多相コイルへの相電流を一相側にのみ与える
ようにし、多相コイル間での共振の発生を抑制するよう
にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下に説明する図において、図4と
共通する部分には同一符号を付すものとする。
【0011】図1は、本発明のモータ異音低減装置の一
実施の形態を示す図、図2は、図1のモータ異音低減装
置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0012】図1に示すモータ制御装置は、駆動制御部
12〜14,19、CPU15、トランジスタ16〜1
8を備えている。
【0013】第4の駆動制御部としての駆動制御部12
は、CPU15の制御により、トランジスタ16をオン
/オフ制御し、ステッピングモータ10の起動時や停止
時における相電流を制御するものである。第1の駆動制
御部としての駆動制御部13は、CPU15の制御によ
り、ステッピングモータ10の起動時や停止時におい
て、トランジスタ17をオン/オフ制御するものであ
る。
【0014】第2の駆動制御部としての駆動制御部14
は、CPU15の制御により、ステッピングモータ10
の起動時や停止時において、トランジスタ18をオン/
オフ制御するものである。第3の駆動制御部としての駆
動制御部19は、CPU15の制御により、ステッピン
グモータ10の起動時や停止時において、トランジスタ
20をオン/オフ制御するものである。
【0015】第4のトランジスタとしてのトランジスタ
16のコレクタ側には、相電流を供給する電源電圧Vcc
が接続されている。トランジスタ16のベースには、駆
動制御部12からの駆動パルスが印加されるようになっ
ている。
【0016】第1のトランジスタとしてのトランジスタ
17のベースには、駆動制御部13からの駆動パルスが
印加されるようになっている。トランジスタ17のコレ
クタ側は、ステッピングモータ10の回転子10aのコ
イルAの一端に接続されている。また、トランジスタ1
7のコレクタ側には、トランジスタ16のエミッタ側が
接続されている。
【0017】第2のトランジスタとしてのトランジスタ
18のベースには、駆動制御部14からの駆動パルスが
印加されるようになっている。トランジスタ18のコレ
クタ側は、コイルBの一端とトランジスタ17のエミッ
タ側とに接続されている。
【0018】第3のトランジスタとしてのトランジスタ
20のベースには、駆動制御部19からの駆動パルスが
印加されるようになっている。トランジスタ20のコレ
クタ側は、たとえば2相コイルであるコイルAとコイル
Bとの間に接続されている。
【0019】次に、このような構成のモータ異音低減装
置の動作について説明する。
【0020】まず、図2に示すように、ステッピングモ
ータ10の起動時においては(ステップ201)、CP
U15の制御により、駆動制御部13がトランジスタ1
7のベースへの駆動パルスの印加を停止し、駆動制御部
14がトランジスタ18のベースへ駆動パルスを印加す
る。また、駆動制御部19がトランジスタ20のベース
への駆動パルスの印加を停止する。これにより、トラン
ジスタ17,20がオフし、トランジスタ18がオンす
る(ステップ202)。
【0021】このとき、駆動制御部12がトランジスタ
16のベースへステッピングモータ10の起動に必要な
駆動パルスを印加する。これにより、トランジスタ16
のオン/オフ制御による電源電圧Vccからの相電流がコ
イルA,Bに一様に流れる(ステップ203)。
【0022】これに対し、ステッピングモータ10の停
止時においては(ステップ204)、CPU15の制御
により、駆動制御部13がトランジスタ17のベースへ
駆動パルスを印加し、駆動制御部14がトランジスタ1
8のベースへの駆動パルスの印加を停止する。また、駆
動制御部19がトランジスタ20のベースへ駆動パルス
を印加する。これにより、トランジスタ17,20がオ
ンし、トランジスタ18がオフする(ステップ20
5)。
【0023】このとき、駆動制御部12がトランジスタ
16のベースへステッピングモータ10の停止に必要な
駆動パルスを印加する。これにより、トランジスタ16
のオン/オフ制御による電源電圧Vccからの相電流がト
ランジスタ17のエミッタ側からトランジスタ18のコ
レクタ側を通り、さらにコイルBからトランジスタ20
に流れる(ステップ206)。ここで、コイルBに流れ
る相電流は、回転子10aの停止保持のための必要最小
限の値となっている。このとき、コイルAに相電流が流
れていないため、コイルAとコイルBとの間に共振が発
生しない状態で、回転子10aの停止保持が維持される
(ステップ207)。
【0024】このように、本実施の形態では、制御部1
1のCPU15により、ステッピングモータ10の停止
時における回転子10aの多相コイルであるコイルA,
Bへの相電流を一相側にのみ与えるようにし、コイル
A,B間での共振の発生を抑制するようにしたので、ス
テッピングモータ10の停止時における異音をさらに低
減することができる。
【0025】なお、本実施の形態では、各トランジスタ
16〜18,20をnpn型とした場合について説明し
たが、この例に限らず、各トランジスタ16〜18,2
0をpnp型としてもよく、さらにはnpn型とpnp
型とを組合わせるようにしてもよい。
【0026】また、本実施の形態では、制御部11のC
PU15により、ステッピングモータ10の停止時にお
ける回転子10aの多相コイルであるコイルA,Bへの
相電流を一相側にのみ与えるようにした場合について説
明したが、この例に限らず、図3における識別マーク検
出センサ5から印字ヘッド7までの間の距離は一定であ
ることから、識別マーク検出センサ5が識別マークを検
出してからステッピングモータ10を停止させるまでの
ステップにおいて、その停止直前の数ステップの間にコ
イルA,Bへの相電流を一相側にのみ与えるようにして
もよい。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るモータ異音低減
装置によれば、駆動制御手段により、モータの停止時に
おける回転子の多相コイルへの相電流を一相側にのみ与
えるようにし、多相コイル間での共振の発生を抑制する
ようにしたので、モータの停止時における異音をさらに
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ異音低減装置の一実施の形態を
示す図である。
【図2】図1のモータ異音低減装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】従来のラベルプリンタの一例を示す図である。
【図4】図3の制御部の構成を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 ステッピングモータ 10a 回転子 11 制御部 12〜14,19 駆動制御部 15 CPU 15〜18 抵抗 16〜18,20 トランジスタ A,B コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルプリンタにおけるラベルの搬送の
    駆動源であるモータの異音を低減するモータ異音低減装
    置であって、 前記モータの停止時における回転子の多相コイルへの相
    電流を一相側にのみ与える駆動制御手段を備えることを
    特徴とするモータ異音低減装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段は、 一端が前記多相コイルの一端側に接続された第1のトラ
    ンジスタをオン/オフ制御する第1の駆動制御部と、 一端が前記多相コイルの他端側に接続された第2のトラ
    ンジスタをオン/オフ制御する第2の駆動制御部と、 一端が前記多相コイルの中点に接続された第3のトラン
    ジスタをオン/オフ制御する第3の駆動制御部と、 前記第1〜第3の駆動制御部を制御するCPUとを備
    え、 前記CPUは、前記停止時に前記第1、第3のトランジ
    スタをオンさせるとともに、前記第2のトランジスタを
    オフさせるように、前記第1〜第3の駆動制御部を制御
    することを特徴とする請求項1に記載のモータ異音低減
    装置。
  3. 【請求項3】 前記前記駆動制御手段は、 一端が電源電圧に接続され、他端が前記第1のトランジ
    スタに接続される第4のトランジスタをオン/オフ制御
    する第4の駆動制御部を備え、 前記CPUは、前記第4の駆動制御部を制御し、前記電
    源電圧からの相電流を制御することを特徴とする請求項
    2に記載のモータ異音低減装置。
JP2001102842A 2001-04-02 2001-04-02 モータ異音低減装置 Pending JP2002305898A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001102842A JP2002305898A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 モータ異音低減装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001102842A JP2002305898A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 モータ異音低減装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002305898A true JP2002305898A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18955986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001102842A Pending JP2002305898A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 モータ異音低減装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002305898A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273559A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Brother Ind Ltd 搬送装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273559A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Brother Ind Ltd 搬送装置及び画像形成装置
JP4501751B2 (ja) * 2005-03-30 2010-07-14 ブラザー工業株式会社 搬送装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3805167B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法、記憶媒体
JP2002112570A (ja) ブラシレスファンモータの駆動装置及び制御方法
JP4708525B2 (ja) モータのサーボ制御装置
JP2002305898A (ja) モータ異音低減装置
JP5307997B2 (ja) ブラシレスdcモータの駆動装置
JP4283241B2 (ja) 冷却ファン制御装置
JPH07163182A (ja) モータ制御方法およびモータ制御装置
JPH1084691A (ja) モータドライバ
JPS63242580A (ja) 記録装置
JP2002291292A (ja) モータ制御装置
JP2008174347A (ja) 電子装置及びその制御方法
JP2658250B2 (ja) プリンタ
JPS6223393A (ja) ステツピングモ−タ駆動装置
JPH04312397A (ja) 定電流モータ駆動装置
JP2003092897A (ja) ステッピングモータの駆動制御方法およびこれを用いたラインサーマルプリンタの記録方法ならびにラインサーマルプリンタ
JP3059118U (ja) ステッピングモータの制御装置
JPS61123556A (ja) ステツピングモ−タ制御方法
JP2001268991A (ja) ステッピングモータ駆動装置
JP3187985B2 (ja) ステッピングモータ駆動装置
JP3208765B2 (ja) サーマルラインプリンタ
JP2011183575A (ja) 印刷装置
JPH0564496A (ja) モータ制御方法及び装置
JPH03124297A (ja) ステッピングモータの温度制御装置
JP2003033080A (ja) Dcモータの駆動回路及びテープライタ
JPH0478558A (ja) プリンタのモータ制御装置