JP2002305331A - 積層セラミック素子及びそれを用いた圧電ファン - Google Patents

積層セラミック素子及びそれを用いた圧電ファン

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JP2002305331A
JP2002305331A JP2001109458A JP2001109458A JP2002305331A JP 2002305331 A JP2002305331 A JP 2002305331A JP 2001109458 A JP2001109458 A JP 2001109458A JP 2001109458 A JP2001109458 A JP 2001109458A JP 2002305331 A JP2002305331 A JP 2002305331A
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piezoelectric element
internal electrode
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multilayer ceramic
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Takeshi Takahashi
高橋  毅
Hiroto Kawaguchi
裕人 川口
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部電極が形成されることによる活性部分の
可動規制が排除でき、個々の圧電素子に使用される電極
材料を少なくできる積層セラミック素子及びそれを用い
た圧電ファンを提供し、積層セラミック素子の可動性能
を最大限に引き出し、且つ材料コストを低減する。 【解決手段】 複数枚の圧電素子33を積層してなり、
一端部35が固定され他端部37が自由端とされ、奇数
層の圧電素子33の内部電極39aと、偶数層の圧電素
子33の内部電極39bとの間に電圧が印加されて他端
部37が可動される積層セラミック素子31において、
奇数層の圧電素子33の内部電極39aに接続される外
部電極41a、及び偶数層の圧電素子33の内部電極3
9bに接続される外部電極41bを、一端部35のみに
配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の圧電素子
を積層してなる積層セラミック素子及びそれを用いた圧
電ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナルコンピューター等の
電子機器の内部で、部分的に配置されているLSIやC
PUなどは、局所的な発熱源となっている。このような
局所的な発熱源を冷却する装置として、例えば、図10
に示す圧電バイモルフ1を用いたファン装置3が提案さ
れている。
【0003】同図に示すように、圧電バイモルフ1は、
例えば、PZTなどの圧電セラミック素子からなる、板
状の上側圧電体5と下側圧電体7を、弾性金属板9の上
下面に接着したものである。このようなファン装置3の
圧電バイモルフ1は、図11に示すように直流電源が接
続されたときは、上側圧電体5が伸びると共に下側圧電
体7が縮むような性質を有している。
【0004】このため、直流電源の代わりに図10のよ
うに交流電源を用いて、その上側圧電体5と下側圧電体
7の電極に交流電圧を印加することにより、上側圧電体
5が伸びるときは下側圧電体7が縮み、上側圧電体5が
縮むときは下側圧電体7が伸びることによって、交流電
圧の+、−極の変化に応じて圧電バイモルフ1が全体と
して正逆方向に交互に屈曲運動を行うようになってい
る。
【0005】このため、圧電バイモルフ1の一端を固定
支持部11により固定して、上側圧電体5と下側圧電体
7の電極に交流電圧を印加することによりその共振周波
数の正弦波を加えると、弾性金属板9の先端部がうちわ
(団扇)状に振動することになる。そして、この圧電バ
イモルフ1の弾性金属板9の先端部にプラスチックフィ
ルムなどの振動板13を接合させると、弾性金属板9の
先端部の振動が共振により大きく拡大されて、圧電バイ
モルフ1を何かを扇ぐためのファン装置3として用いる
ことができる。
【0006】ところが、圧電バイモルフ1を用いたファ
ン装置3は、低電圧ではファン装置3を確実に駆動する
ことができないという大きな問題を有していた。即ち圧
電セラミック素子は容量性の素子であるため、低消費電
流ではあるが、高電圧を供給しないとファン装置を確実
に駆動することができない。
【0007】具体的、従来の圧電バイモルフの圧電セラ
ミック圧電体には、通常厚さ0.1〜0.2mm位の板
状の圧電セラミック素子が使用されていたが、この場合
の圧電バイモルフの駆動電圧は、50〜100Vpp位
となり、確実に駆動するために必要な駆動電圧が著しく
高くなると共に、そのための駆動回路が大型化するとい
う問題があった。
【0008】そこで、薄厚化した複数枚の圧電素子を積
層し、その駆動電圧が低電圧でも上記ファン装置を確実
に駆動できるようにした図12に示す積層セラミック素
子15が提案された。この積層セラミック素子15は、
セラミックグリーンシート17と、内部電極19とが多
数積層された構造となっている。
【0009】内部電極19は、奇数層の圧電素子が、積
層セラミック素子15の右側端面に引き出され、この右
側端面に形成された外部電極21によって接続され、偶
数層の圧電素子が、積層セラミック素子15の左側端面
に引き出され、この左側端面に形成された外部電極23
によって接続されている。そして、積層セラミック素子
15は、一対の外部電極21、23に電圧が印加される
ことで、一側端面(図10の紙面奥方の端面)25と、
他側端面(図12の紙面手前の端面)27とに垂直な軸
線29方向に伸縮して、上記ファン装置に駆動力を付与
した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の積層セラミック
素子は、外部電極と接続するために、左右の側端面に引
き出される内部電極のパターン幅が、この側端面に臨む
それぞれの圧電素子の一辺部(即ちパターンの有効電極
部分)の長さLと同一に形成されていた。このため、材
料コストにおいて大きな比重を占める内部電極材料を必
要以上に使用するという欠点を有していた。また、この
積層セラミック素子を、上記ファン装置のアクチュエー
ターとして駆動させた場合、電圧の印加により変位する
活性部分である側端面に、外部電極21、23が接着さ
れているため、外部電極が可動を規制することになり、
積層セラミック素子の自由な可動が拘束されて、積層セ
ラミック素子の可動性能を最大限に引き出すことができ
なかった。さらに、活性部分に外部電極が配設されれ
ば、その分、可動部の質量が増え、これによっても駆動
損失を増大させた。本発明は上記状況に鑑みてなされた
もので、外部電極が形成されることによる活性部分の可
動規制が排除でき、しかも、個々の圧電素子に使用され
る電極材料を少なくできる積層セラミック素子及びそれ
を用いた圧電ファンを提供し、積層セラミック素子の可
動性能を最大限に引き出し、且つ材料コストの低減を図
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の積層セラミック素子は、
複数枚の圧電素子を積層してなり、一端部が固定され他
端部が自由端とされ、奇数層の前記圧電素子の内部電極
と、偶数層の前記圧電素子の内部電極との間に電圧が印
加されて前記他端部が可動される積層セラミック素子に
おいて、前記奇数層の圧電素子の内部電極に接続される
外部電極、及び前記偶数層の圧電素子の内部電極に接続
される外部電極が、前記一端部のみに配設されたことを
特徴とする。
【0012】この積層セラミック素子では、圧電素子の
内部電極に接続される外部電極が、固定状態になる一端
部のみに配設され、外部電極が形成されることによる積
層セラミック素子の活性部分、即ち、可動部分の可動規
制が極力小さくなる。つまり、外部電極が可動部分に形
成されることにより生じていた駆動損失が排除され、積
層セラミック素子の可動性能が最大限に引き出されるよ
うになる。また、外部電極が一端部のみに配設されるこ
とで、この一端部に臨んで引き出される個々の内部電極
の幅が短くて済むようになり、その分、個々の圧電素子
に使用される高価な電極材料が少なくなって、材料コス
トの低減が可能になる。
【0013】請求項2記載の積層セラミック素子は、前
記圧電素子が四角形に形成され、該圧電素子が積層され
ることによって、相対する面が平行な六面体の圧電素子
積層体が形成され、前記一端部が該圧電素子積層体の一
側端面とされ、該一側端面に、一対の前記外部電極が配
設されたことを特徴とする。
【0014】この積層セラミック素子では、圧電素子が
積層されて六面体の圧電素子積層体が形成され、一端部
が、この圧電素子積層体の一側端面とされる。つまり、
固定側となる圧電素子積層体の一側端面のみに外部電極
が配設され、他の三方の側端面が他部材(外部電極)に
よって可動規制されることのない自由活性面となる。こ
れにより、圧電素子積層体が六面体で形成される積層セ
ラミック素子において、固定支持、電源の供給、活性部
分の確保が同時に最適化されることになる。
【0015】請求項3記載の積層セラミック素子は、前
記一側端面に臨む前記圧電素子の一辺部に引き出される
前記内部電極の辺方向の長さが、該一辺部の長さの半分
より短いことを特徴とする。
【0016】この積層セラミック素子では、複数枚の圧
電素子が積層される圧電素子積層体において、それぞれ
の圧電素子に形成される内部電極が、一側端面に臨む圧
電素子の一辺部の長さの半分より短く形成され、個々の
圧電素子に使用される電極材料が少なくなる。また、積
層方向で隣接する上下の内部電極がオーバーラップしな
くなり、対向電極が短絡し難い構造となる。
【0017】請求項4記載の圧電ファンは、複数枚の圧
電素子を積層してなり、一端部が固定され他端部が自由
端とされ、奇数層の前記圧電素子の内部電極と、偶数層
の前記圧電素子の内部電極との間に電圧が印加されて前
記他端部が可動され、前記奇数層の圧電素子の内部電極
に接続される外部電極、及び前記偶数層の圧電素子の内
部電極に接続される外部電極が、前記一端部のみに形成
された積層セラミック素子を用いた圧電ファンであっ
て、先端部が自由端となる弾性金属板の基端部を、表裏
面から一対の前記積層セラミック素子で挟着し、前記弾
性金属板の基端部を、前記積層セラミック素子の一端部
を介して支持固定し、一対の前記外部電極に交流電圧を
印加して前記弾性金属板の先端部を振動させるようにし
たことを特徴とする。
【0018】この圧電ファンでは、先端部が自由端とな
る弾性金属板の基端部が、表裏面から一対の積層セラミ
ック素子で挟着され、この弾性金属板の基端部が、積層
セラミック素子の一端部を介して支持固定される。した
がって、活性部分を可動規制することなく積層セラミッ
ク素子に電圧が印加され、可動規制による駆動損失が排
除され、積層セラミック素子の可動性能が最大限に引き
出される。これにより、弾性金属板を印加電圧に対し高
効率で振動させることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層セラミッ
ク素子及びそれを用いた圧電ファンの好適な実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る
積層セラミック素子の斜視図である。積層セラミック素
子31は、複数枚の圧電素子33を積層してなる。積層
セラミック素子31は、一端部(図1の紙面手前側の端
部)35が固定され、他端部(図1の紙面奥方の端部)
37が自由端とされる。
【0020】積層セラミック素子31は、奇数層の圧電
素子33の内部電極39(39a)と、偶数層の圧電素
子33の内部電極39(39b)との間に電圧が印加さ
れて他端部37が可動されることになる。積層セラミッ
ク素子31では、奇数層の圧電素子33の内部電極39
aに接続される外部電極41a、及び偶数層の圧電素子
33の内部電極39bに接続される外部電極41bが、
一端部35のみに配設されている。
【0021】この実施の形態において、圧電素子33
は、四角形に形成されている。この圧電素子33が積層
されることで、相対する面が平行な六面体の圧電素子積
層体43が形成されている。従って、この実施の形態に
おいて、積層セラミック素子31の一端部35は、圧電
素子積層体43の一側端面45とされる。つまり、一側
端面45に、一対の外部電極41a、41bが配設され
ている。
【0022】圧電素子積層体43の一側端面45に臨む
圧電素子33の一辺部には、上記内部電極39a、39
bが引き出されている。それぞれの内部電極39a、3
9bは、辺方向の長さsが、一辺部の長さWの半分より
短く形成されている。内部電極39は、引き出し部が後
述の凸状パターン部69となって、39aと39bごと
に図1の左右に振り分けられて配設されている。これに
より、内部電極39a、39bは、一辺部の中央部でオ
ーバーラップしないようになっている。
【0023】また、内部電極39a、39bのそれぞれ
を接続する外部電極41a、41bの幅uは、内部電極
39a、39bの辺方向の長さsよりさらに短く形成さ
れている。これにより、電極材料の使用量が節約される
とともに、外部電極41同士の絶縁性が高められてい
る。
【0024】この積層セラミック素子31を例えば圧電
ファンに適用するには、図示は省略するが、先端部が自
由端となる弾性金属板の基端部を、表裏面から一対の積
層セラミック素子31、31で挟着する。弾性金属板の
基端部は、積層セラミック素子31、31の一端部35
を介して支持固定される。そして、一対の積層セラミッ
ク素子31、31の外部電極41a同士と、外部電極4
1b同士との間に、交流電圧を印加する。
【0025】これにより、一方の積層セラミック素子3
1が伸びるときは他方の積層セラミック素子31が縮
み、一方の積層セラミック素子31が縮むときは他方の
積層セラミック素子31が伸びることによって、交流電
圧の+、−極の変化に応じて一対の積層セラミック素子
31、31が全体として正逆方向に交互に屈曲運動を行
う。従って、弾性金属板の先端部がうちわ状に振動す
る。弾性金属板の先端部にプラスチックフィルムなどの
振動板を接合させると、弾性金属板の先端部の振動が共
振により大きく拡大されて、電子機器内部の熱を外部へ
放出するなどの圧電ファンとして機能することになる。
【0026】つぎに、この積層セラミック素子31の製
造方法について説明する。図2はセラミックグリーンシ
ートの平面図、図3はセラミックグリーンシートの積層
状態を示す斜視図、図4はセラミックグリーンシート上
に形成された内部電極を示す平面図、図5は第1の剛体
キャリア板上に積層グリーン体を形成した上に第2の剛
体キャリア板を載せた状態を示す断面図、図6は第1の
剛体キャリア板と第2の剛体キャリア板とで挟持された
積層グリーン体を、可撓性を有するシートによって真空
包装した状態を示す断面図、図7は第1の剛体キャリア
板と第2の剛体キャリア板とで挟持された積層グリーン
体に対して静水圧プレスを施している状態を示す断面
図、図8は静水圧プレスが施された後の積層グリーン体
と、その切断位置を示す断面図、図9は積層セラミック
素子の分解斜視図である。
【0027】積層セラミック素子31を製作するには、
先ず、図2に示すようなセラミックグリーンシート51
を作製する。最初にチタン酸ジルコン酸鉛と、ポリビニ
ルアセタール又はアクリル系のバインダと、可塑剤及び
消泡剤などを混合し、圧電特性を有するスラリーとす
る。なお、本実施の形態においては、チタン酸ジルコン
酸鉛を含有するものを使用したが、チタン酸バリウム系
の材料などを含有するものを使用しても良い。
【0028】そして、このスラリーをドクターブレード
法によって成膜し、乾燥して、定形に打ち抜く。そし
て、セラミックグリーンシート51の角部にそれぞれ穴
部51aを形成する。
【0029】セラミックグリーンシート51の角部にそ
れぞれ穴部51aを形成することによって、セラミック
グリーンシート51を積層するときのずれが少なくな
る。即ち、セラミックグリーンシート51を積層すると
きに、穴部51aと後述する第1の剛体キャリア上に形
成された凸部とを嵌合させて積層することにより、積層
している最中や積層後にセラミックグリーンシート51
同士の間に生じるずれを少なくすることができる。
【0030】次に、積層工程として、図3に示すよう
に、第1の剛体キャリア板53a上に、ポリエチレンテ
レフタレートなどのプラスチック材料によって作製され
た第1のベースフィルム55aを介して所定の枚数のセ
ラミックグリーンシート51を積層する。第1の剛体キ
ャリア板53aの角部には凸部57が形成され、この凸
部57に穴部51aを嵌合させながらセラミックグリー
ンシート51を積層する。所定の枚数のセラミックグリ
ーンシート51を積層した後、図4に示すように、その
表面に、AgとPdの混合物、Pd、Ni、Cuなどの
導電性材料によって形成された導電性ペーストを印刷
し、乾燥することによって上記の内部電極39が形成さ
れる。
【0031】そして、所定の枚数のセラミックグリーン
シート51の積層と内部電極39の形成とを繰り返し
て、図5に示すように、積層グリーン体59が形成され
る。なお、同図の積層グリーン体59においては、セラ
ミックグリーンシート51の積層によって生じている層
構造を省略している。
【0032】セラミックグリーンシート51上に形成さ
れる内部電極39は、最初に図4中の61で示されるよ
うに、一方の端部63に近接して形成され、次に図4中
の65で示されるように、他方の端部67に近接して形
成される。この凸状パターン部69が、内部電極39の
引き出し部となる。そして、一方の端部63に近接して
内部電極39を形成することと、他方の端部67に近接
して内部電極39を形成することとが交互に行われる。
【0033】1枚のセラミックグリーンシート51に形
成される各々の内部電極39は、所定の間隔を隔ててパ
タニングされる。そして、このようにして得られた積層
グリーン体59を切り出すことにより、最終的に積層セ
ラミック素子31としたときに、図1に示すように、内
部電極39aと、内部電極39bとが交互に形成された
状態となる。
【0034】次に、第1の剛体キャリア板53a上に積
層グリーン体59を形成したら、図6に示すように、第
2のベースフィルム55bを介して第2の剛体キャリア
板53bを積層する。即ち、第1のベースフィルム55
a及び第2のベースフィルム55bを介して、第1の剛
体キャリア板53a及び第2の剛体キャリア板53bに
よって積層グリーン体59を挟持する。なお、第1のベ
ースフィルム55a及び第2のベースフィルム55bと
しては、ステンレススチールや、表面をアルマイト処理
したアルミニウム板などが使用される。
【0035】次に、真空包装工程として、図6に示すよ
うに、第1の剛体キャリア板53a及び第2の剛体キャ
リア板53bによって挟持された積層グリーン体59
を、可撓性を有するシート71によって真空包装する。
なお、積層グリーン体59中の残存溶剤ガスを除去する
ために、第1の剛体キャリア板53a及び第2の剛体キ
ャリア板53bによって挟持された積層グリーン体59
を包装したシート71は、真空中で封止することが望ま
しい。
【0036】シート71は、第1の剛体キャリア板53
a及び第2の剛体キャリア板53bによって挟持された
積層グリーン体59を真空包装できるものであれば、ど
のような材料によって形成されたものでも良い。具体的
には、ナイロン製のものや、プラスチック製のものなど
が使用される。
【0037】次に、静水圧プレス工程として、図7に示
すように、真空包装された積層グリーン体59をプレス
機73に設置する。このとき、最初に、真空包装された
積層グリーン体59をトレー75に収容した後に作動流
体77の中へ入れる。そして、積層グリーン体59に対
して静水圧プレスが施される。
【0038】なお、作動流体77としては、シリコーン
油や水なとが用いられる。また、作動流体77の温度は
約70℃とすることが望ましい。作動流体77の温度を
約70℃とすることにより、セラミックグリーンシート
51及び内部電極39に含有されるバインダが軟化した
状態で加圧される。このことにより、圧力が低い状態で
もセラミックグリーンシート51と内部電極39とが圧
着し、十分な密度を有する圧電素子33が得られる。作
動流体77の昇温は、図示しない加熱タンクから間欠的
に注入されることによってなされる。
【0039】積層グリーン体59を第1の剛体キャリア
板53a及び第2の剛体キャリア板53bによって挟持
した状態で、積層グリーン体59に対して静水圧プレス
を施すことによって、積層グリーン体59に対して両主
面側から均一に圧力をかけることができる。
【0040】次に、切断工程として、図8に示すよう
に、第1の剛体キャリア板53a及び第2の剛体キャリ
ア板53bによって挟持された状態で静水圧プレスが施
された積層グリーン体59を、シート71から取り出
す。そして、積層グリーン体59から第2の剛体キャリ
ア板53bを外し、積層グリーン体59を切断機によっ
て図4に示す内部電極39が形成された位置に応じて所
定の間隔で切り出す。即ち、積層グリーン体59を図4
中のA−A線及びB−B線に沿って切断してチップ状と
する。切断のときには、第1のベースフィルム55aの
内部に達したところで切断機のブレードを止める。
【0041】次に、剥離工程として、切断されてチップ
状とされた積層グリーン体59から図9に示すように、
第2のベースフィルム55b、第1の剛体キャリア板5
3a、及び第1のベースフィルム55aを剥離する。
【0042】次に、脱脂工程として、第2のベースフィ
ルム55b、第1の剛体キャリア板53a、及び第1の
ベースフィルム55aを剥離した積層グリーン体59か
らバインダを除去する。このバインダの除去は、大気雰
囲気中で脱脂炉によって行なう。
【0043】次に、焼成工程として、バインダを除去し
た積層グリーン体59に対して焼成が施され、各端面を
加工することによって、図1に示す圧電素子積層体43
とされる。最後に、外部電極形成工程として、圧電素子
積層体43の一端部35に外部電極41a、41bを形
成し、積層セラミック素子31が完成する。外部電極4
1a、41bを形成する方法としては、導電性ペースト
を塗布した後に焼き付ける方法や、導電性材料を蒸着す
る方法、導電性材料をスパッタリングする方法、導電性
材料をメッキする方法などが挙げられる。
【0044】以上説明した積層セラミック素子31の製
造方法においては、内部電極39の、外部電極41への
引出し部分(凸状パターン部69)を、内部電極39の
有効電極部分より短く形成でき、従来の内部電極に比べ
てパターン面積を小さくし、電気的特性等を変えずに内
部電極材料の使用量を減らすことが可能になる。
【0045】そして、上記の積層セラミック素子31に
よれば、内部電極39に接続される外部電極41が、固
定状態になる一端部35のみに配設されるので、外部電
極41が形成されることによる積層セラミック素子31
の活性部分、即ち、可動部分の可動規制が極力小さくな
る。つまり、外部電極41が可動部分に形成されること
により生じていた駆動損失が排除され、積層セラミック
素子31の可動性能が最大限に引き出されることにな
る。また、外部電極41が一端部35のみに配設される
ことで、この一端部35に臨んで引き出される個々の内
部電極39の幅sが短くて済むようになり、その分、個
々の圧電素子33に使用される高価な電極材料が少なく
なって、材料コストの低減が可能になる。
【0046】そして、上記の実施の形態による積層セラ
ミック素子31では、圧電素子33が積層されて六面体
の圧電素子積層体43が形成され、一端部35が、この
圧電素子積層体43の一側端面45とされる。つまり、
固定側となる圧電素子積層体43の一側端面45のみに
外部電極41が配設され、他の三方の側端面が他部材
(外部電極)によって可動規制されることのない自由活
性面となる。これにより、圧電素子積層体43が六面体
で形成される積層セラミック素子31において、固定支
持、電源の供給、活性部分の確保が同時に最適化される
ことになる。
【0047】また、圧電素子積層体43において、それ
ぞれの圧電素子33に形成される内部電極39の引き出
し部が、一側端面45に臨む圧電素子33の一辺部の長
さWの半分より短く形成されるので、個々の圧電素子3
3に使用される電極材料が少なくなる。また、積層方向
で隣接する上下の内部電極39がオーバーラップしなく
なり、対向電極を短絡し難い構造とすることができる。
【0048】さらに、積層セラミック素子31を用いた
圧電ファンでは、先端部が自由端となる弾性金属板の基
端部が、表裏面から一対の積層セラミック素子31で挟
着され、この弾性金属板の基端部が、積層セラミック素
子31の一端部を介して支持固定される。したがって、
活性部分を可動規制することなく積層セラミック素子3
1に電圧が印加され、可動規制による駆動損失が排除さ
れ、積層セラミック素子31の可動性能が最大限に引き
出される。これにより、圧電ファンの弾性金属板を印加
電圧に対し高効率で振動させることが可能になる。
【0049】なお、上記実施の形態においては、本発明
を積層セラミック素子に適用した場合について説明した
が、本発明は、積層バイリスタ、積層チップインダク
タ、及び積層セラミックコンデンサなどを製造するとき
にも適用することができる。
【0050】また、上記実施の形態では、圧電素子33
が四角形である場合を例に説明したが、圧電素子33
は、例えば図1に二点鎖線で示した五角形等の他の多角
形であってもよい。この場合、積層セラミック素子は、
頂角α側が一端部35となり、この頂角αを挟む二つの
側端面の一方に外部電極41a、他方に外部電極41b
を配設することができ、外部電極41間の間隔を拡げ
て、絶縁性の高い構造とすることができる。
【0051】
【実施例】つぎに、本発明に係る積層セラミック素子を
製造した具体的な実施例、及び実施例と比較するための
比較例について説明する。
【0052】〔実施例1〕先ず、チタン酸ジルコン酸
鉛、バインダ、可塑剤及び消泡材を含むスラリーを作製
した。そして、ドクターブレード法によってスラリーを
成膜し、セラミックグリーンシートとした。そして、こ
のセラミックグリーンシートの角部に穴部を形成した。
また、AgとPdとを混合した粉末を、エチルセルロー
スを主成分とするビヒクルに混合して調整し、導電性ペ
ーストを作製した。
【0053】次に、第1の剛体キャリア板に、厚さが1
00μmでありポリエチレンテレフタレート製である第
1のベースフィルムを介して30μmの厚みのセラミッ
クグリーンシートを1枚積層した後、積層したセラミッ
クグリーンシートの表面に3μmの厚みのAg/Pd合
金ペーストを内部電極パターンに沿って外部電極への引
出し部のパターン幅を5mm、長さを3mmとし、有効
電極部分のパターン幅を13mm、長さを10mmとし
た内部電極パターンをセラミックグリーンシートに印刷
し形成した。この積層セラミックグリーンシートの積層
と内部電極の形成とを繰り返し、内部電極の積層数を1
0とした。そして、積層グリーン体の上に、第2のベー
スフィルムを介して更に第2の剛体キャリア板を載せ
た。
【0054】次に、一対の剛体キヤリア板によって挟持
された積層グリーン体をナイロン製のシートによって真
空包装し、トレーに収容した状態でプレス機の作動流体
中へ入れた。このとき、作動流体の温度を70℃とし
た。そして、500kg/cm 2 の圧力を加え、一対の
キャリア板によって挟持された積層グリーン体に対して
静水圧プレスを施した。
【0055】次に、真空包装を開封して積層グリーン体
を取り出し、第2の剛体キャリア板を外した。そして、
第2の剛体キャリア板が外された積層グリーン体を切断
機へセットして切断した。切断した積層グリーン体から
第2のベースフィルムを剥がした後、第1の剛体キャリ
ア板を外し、更に第1のベースフィルムを剥がした。
【0056】そして、チップ状とされた積層グリーン体
に対して、脱脂炉を利用して大気雰囲気中でバインダを
除去した後、酸素雰囲気中、1250℃で3時間の焼成
を施した後で各端部の外形加工を行ない、外形寸法が1
0mm×10mmである積層セラミック素子を作製し
た。
【0057】〔比較例1〕セラミックグリーシートの表
面に3μm厚みのAg/Pd合金ペーストを内部電極パ
ターンに沿って有効電極部分のパターン幅を13mm、
長さを13mmとした以外は、実施例1と同様にして積
層セラミック素子を作製した。
【0058】実施例1、比較例1で作製された各積層セ
ラミック素子について、素子の固定位置を3mmとし
て、5Vp−pでの印加電圧を加えたことによる積層セ
ラミック素子の先端最大変位量を測定した。また、内部
電極面積の比較を行なった。その結果を表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】表1に示された結果から、実施例1の最大
先端変位量は57μmであり、比較例1の最大先端変位
量は43μmであった。
【0061】一方、表1に示された別の結果から、比較
例1の使用された内部電極面積は積層セラミック素子1
個あたり16.9cm2 であり、実施例1の使用された
内部電極面積は積層セラミック素子1個あたり14.5
cm2 であった。
【0062】実施例1、比較例1の結果から、内部電極
を形成する工程において、内部電極パターンの外部電極
への引出し部分のパターン幅を、有効電極部分のパター
ン幅と比較して狭くし面積を小さくすることにより、内
部電極材料の使用量を減らすことが可能であり、加えて
外部電極の引出し部分を同一方向に合わせることで、変
位の発生しない箇所を一箇所に設けることによりアクチ
ュエーターとして使用した場合、圧電素子としての変位
量を有効に活用することができることが判明した。
【0063】また、本発明を適用した積層セラミック電
子部品の製造方法においては、内部電極の引出し方向が
同一方向になるために、片側固定端のアクチュエーター
として使用する場合に部品に組み込み使用する際の製造
効率が倍増することが判明した。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る積層セラミック素子によれば、圧電素子の内部電極に
接続される外部電極を、固定状態になる一端部のみに配
設したので、外部電極が形成されることによる積層セラ
ミック素子の活性部分、即ち、可動部分の可動規制を極
力小さくすることができ、可動性能を最大限に引き出す
ことができるようになる。また、外部電極を一端部のみ
に配設することで、一端部に臨み引き出される内部電極
の幅が短くなり、その分、個々の圧電素子に使用される
高価な電極材料が少なくなり、材料コストを低減するこ
とができる。
【0065】本発明に係る圧電ファンによれば、先端部
が自由端となる弾性金属板の基端部を、表裏面から一対
の積層セラミック素子で挟着し、この弾性金属板の基端
部を、積層セラミック素子の一端部を介して支持固定す
るので、活性部分を可動規制することなく積層セラミッ
ク素子に電圧が印加でき、可動規制による駆動損失を排
除し、積層セラミック素子の可動性能を最大限に引き出
し、弾性金属板を印加電圧に対し高効率で振動させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層セラミック素子の斜視図であ
る。
【図2】セラミックグリーンシートの平面図である。
【図3】セラミックグリーンシートの積層状態を示す斜
視図である。
【図4】セラミックグリーンシート上に形成された内部
電極を示す平面図である。
【図5】第1の剛体キャリア板上に積層グリーン体を形
成した上に第2の剛体キャリア板を載せた状態を示す断
面図である。
【図6】第1の剛体キャリア板と第2の剛体キャリア板
とで挟持された積層グリーン体を、可撓性を有するシー
トによって真空包装した状態を示す断面図である。
【図7】第1の剛体キャリア板と第2の剛体キャリア板
とで挟持された積層グリーン体に対して静水圧プレスを
施している状態を示す断面図である。
【図8】静水圧プレスが施された後の積層グリーン体
と、その切断位置を示す断面図である。
【図9】積層セラミック素子の分解斜視図である。
【図10】従来のファン装置を示す側面図である。
【図11】図10の圧電バイモルフの動作を説明する側
面図である。
【図12】従来の積層セラミック素子の斜視図である。
【符号の説明】
31…積層セラミック素子、33…圧電素子、35…一
端部、37…他端部、39a…奇数層の圧電素子の内部
電極、39b…偶数層の圧電素子の内部電極、41a、
41b…外部電極、43…圧電素子積層体、45…一側
端面、s…辺方向の長さ、W…一辺部の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H022 AA07 BA03 CA48 CA50 CA51 CA53 CA56 DA07 DA12 DA19 DA20 5D107 AA00 BB20 CC01 CC05 CC12 CD01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の圧電素子を積層してなり、一端
    部が固定され他端部が自由端とされ、奇数層の前記圧電
    素子の内部電極と、偶数層の前記圧電素子の内部電極と
    の間に電圧が印加されて前記他端部が可動される積層セ
    ラミック素子において、 前記奇数層の圧電素子の内部電極に接続される外部電
    極、及び前記偶数層の圧電素子の内部電極に接続される
    外部電極が、前記一端部のみに配設されたことを特徴と
    する積層セラミック素子。
  2. 【請求項2】 前記圧電素子が四角形に形成され、 該圧電素子が積層されることによって、相対する面が平
    行な六面体の圧電素子積層体が形成され、 前記一端部が該圧電素子積層体の一側端面とされ、 該一側端面に、一対の前記外部電極が配設されたことを
    特徴とする請求項1記載の積層セラミック素子。
  3. 【請求項3】 前記一側端面に臨む前記圧電素子の一辺
    部に引き出される前記内部電極の辺方向の長さが、該一
    辺部の長さの半分より短いことを特徴とする請求項2記
    載の積層セラミック素子。
  4. 【請求項4】 複数枚の圧電素子を積層してなり、一端
    部が固定され他端部が自由端とされ、奇数層の前記圧電
    素子の内部電極と、偶数層の前記圧電素子の内部電極と
    の間に電圧が印加されて前記他端部が可動され、 前記奇数層の圧電素子の内部電極に接続される外部電
    極、及び前記偶数層の圧電素子の内部電極に接続される
    外部電極が、前記一端部のみに形成された積層セラミッ
    ク素子を用いた圧電ファンであって、 先端部が自由端となる弾性金属板の基端部を、表裏面か
    ら一対の前記積層セラミック素子で挟着し、 前記弾性金属板の基端部を、前記積層セラミック素子の
    一端部を介して支持固定し、 一対の前記外部電極に交流電圧を印加して前記弾性金属
    板の先端部を振動させるようにしたことを特徴とする圧
    電ファン。
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