JP7420063B2 - 圧電素子 - Google Patents

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Description

本開示は、圧電素子に関する。
特許文献1には、少なくとも屈曲振動し、アクチュエータとして用いられる圧電素子が記載されている。この圧電素子は、圧電体層及び内部電極が交互に積層されてなる積層体と、積層体の外面に設けられた外部電極と、を備えている。この圧電素子では、外部電極に接続されるワイヤーの数を減らすことにより、圧電素子の振動阻害を抑制している。
国際公開第2007/091443号
本開示の一態様は、変位量を向上させることができる圧電素子を提供する。
本開示の一態様に係る圧電素子は、少なくとも屈曲振動する圧電素子であって、複数の圧電体層が積層されてなり、複数の圧電体層の積層方向で互いに対向している一対の主面と、積層方向に交差する第一方向で互いに対向している一対の端面と、積層方向及び第一方向に交差する第二方向で互いに対向している一対の側面と、を有している積層体と、積層体内で積層方向において積層され、積層体に複数の活性領域を生じさせるための複数の内部電極と、複数の外部電極と、を備え、一対の主面、一対の端面、及び、一対の側面は、それぞれ研磨された研磨面であり、積層体の各稜線部は、丸められた面取り形状を呈している。
この圧電素子では、一対の主面、一対の端面、及び一対の側面は、それぞれ研磨された研磨面である。このような研磨面によれば、自然面の場合に比べて、複数の活性領域間で変位差が生じることが抑制される。これにより、圧電素子をバランスよく屈曲振動させることができる。その結果、変位量を向上させることができる。積層体の各稜線部は、丸められた面取り形状を呈している。これにより、各稜線部に駆動時の歪が集中することが抑制される。その結果、各稜線部が起点となって積層体にクラックが発生することを抑制できる。
複数の内部電極は、積層方向において圧電体層を介して交互に積層された第一内部電極及び第二内部電極を有し、第一内部電極は、複数の電極部分を含み、第二内部電極は、第一内部電極の複数の電極部分と圧電体層を介して対向しており、複数の内部電極は、一対の第二内部電極が積層方向の両端に位置するように積層されている。この場合、第一内部電極が積層方向の両端に位置している場合と比べて、複数の電極部分に起因して主面の平滑性が低下することを抑制できる。これにより、複数の活性領域間で変位差が生じることが更に抑制される。その結果、変位量を更に向上させることができる。
複数の電極部分は、第一方向及び第二方向のそれぞれに二列ずつで配列されており、第一内部電極は、対角に位置する電極部分同士を接続する接続部分を更に含んでもよい。この場合、積層体の内部で電極部分同士が接続されている。したがって、外部電極に接続される配線数を減らすことができる。また、積層体の外部に接続電極を設ける必要がなくなる。これにより、圧電素子の振動阻害が抑制されるので、変位量を更に向上させることができる。
複数の圧電体層は、積層方向の両端に配置された一対の第一圧電体層と、積層方向において一対の第一圧電体層の間に配置された第二圧電体層と、を有し、各第一圧電体層の厚さは、第二圧電体層の厚さよりも薄くてもよい。この場合、不活性層となる第一圧電体層が薄いので、変位量を更に向上させることができる。
複数の圧電体層は、積層方向の両端に配置された一対の第一圧電体層を有し、稜線部の曲率半径は、各第一圧電体層の厚さよりも大きくてもよい。この場合、積層方向の両端に配置された内部電極は、稜線部に露出する。稜線部は丸められた面取り形状を呈しているので、積層方向の両端に配置された内部電極の露出面積が増大する。よって、積層方向の両端に配置された内部電極と外部電極との接続強度が向上する。
複数の内部電極は、対応する外部電極と稜線部で接続されている内部電極を含んでいてもよい。この場合、稜線部は丸められた面取り形状を呈しているので、稜線部では内部電極の露出面積が増大する。よって、稜線部で接続されている外部電極と内部電極との接続強度が向上する。
本発明の一態様によれば、変位量を向上させることができる圧電素子が提供される。
図1は、一実施形態に係る圧電素子を示す斜視図である。 図2は、図1のII-II線に沿っての断面図である。 図3は、図1のIII-III線に沿っての断面図である。 図4は、図1の圧電素子を示す分解斜視図である。 図5は、圧電体層上に配置された内部電極を示す平面図である。 図6は、圧電体層上に配置された内部電極を示す平面図である。 図7は、圧電体層上に配置された内部電極を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、一実施形態に係る圧電素子を示す斜視図である。図1に示される圧電素子1は、圧電アクチュエータとして用いられる。圧電素子1は、交流電圧が印加されることによって、少なくとも屈曲振動し、被駆動体を移動させる機能を有している。圧電素子1は、積層体2と、複数の外部電極4,5,6,7,8,9と、を備えている。積層体2は、直方体形状を呈している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。積層体2は、互いに対向している一対の端面2a,2bと、互いに対向している一対の側面2c,2dと、互いに対向している一対の主面2e,2fと、を有している。
端面2a,2bの対向する方向D1と、側面2c,2dの対向する方向D2と、主面2e,2fの対向する方向D3とは、互いに交差している。本実施形態では、方向D1と、方向D2と、方向D3とは、互いに直交している。方向D1は、積層体2の長さ方向である。方向D2は、積層体2の幅方向である。方向D3は、積層体2の厚さ方向である。主面2e,2fは、長方形状を呈している。主面2e,2fの長辺方向は、方向D1と一致している。主面2e,2fの短辺方向は、方向D2と一致している。
一対の端面2a,2bは、側面2c,2dの間を連結するように、積層体2の幅方向(方向D2)に延びている。端面2a,2bは、一対の主面2e,2fの間を連結するように、積層体2の厚さ方向(方向D3)にも延びている。側面2c,2dは、端面2a,2bの間を連結するように、積層体2の長さ方向(方向D1)に延びている。側面2c,2dは、主面2e,2fの間を連結するように、積層体2の厚さ方向にも延びている。主面2e,2fは、端面2a,2bの間を連結するように、積層体2の長さ方向に延びている。主面2e,2fは、側面2c,2dの間を連結するように、積層体2の幅方向にも延びている。
積層体2の幅(方向D2の長さ)は、例えば、2.5mmである。積層体2の長さ(方向D1の長さ)は、例えば、9mmである。積層体2の厚さ(方向D3の長さ)は、例えば、1mmである。積層体2の幅は、積層体2の厚さよりも長く、積層体2の長さよりも短い。
積層体2の各面2a,2b,2c,2d,2e,2fは、例えば、バレル研磨により研磨された研磨面である。各面2a,2b,2c,2d,2e,2fのうち、隣り合う二つの面の間に位置している各稜線部2gは、丸められた面取り形状を呈している。各稜線部2gは、湾曲面により構成されている。各面2a,2b,2c,2d,2e,2fのうち、隣り合う三つの面の間に位置している各角部2hは、丸められた面取り形状を呈している。各角部2hは、湾曲面により構成されている。稜線部2g及び角部2hの曲率半径は、例えば、0.03mm以上0.15mm以下である。
外部電極4,5,6は、積層体2の側面2cに配置されている。外部電極4,5,6は、互いに離間している。外部電極4,5,6は、方向D1において並んで配置されている。外部電極4は、端面2a側に配置されている。外部電極4は、端面2aから離間している。外部電極5は、端面2b側に配置されている。外部電極5は、端面2bから離間している。外部電極6は、外部電極4と外部電極5との間に配置されている。外部電極6は、外部電極4及び外部電極5のそれぞれから離間している。
外部電極4,5,6は、互い同形状を呈している。外部電極4,5,6は、方向D2から見て、矩形状を呈している。各外部電極4,5,6は、主面2eと主面2fとを接続するように方向D3に延在している。各外部電極4,5,6は、側面2cの方向D3の全体に形成されている。各外部電極4,5,6は、側面2cと主面2eとの間の稜線部2g、及び、側面2cと主面2fとの間の稜線部2gのそれぞれにも設けられている。
外部電極7,8,9は、積層体2の側面2dに配置されている。外部電極7,8,9は、互いに離間している。外部電極7,8,9は、方向D1において並んで配置されている。外部電極7は、端面2a側に配置されている。外部電極7は、端面2aから離間している。外部電極8は、端面2b側に配置されている。外部電極8は、端面2bから離間している。外部電極9は、外部電極7と外部電極8との間に配置されている。外部電極9は、外部電極7及び外部電極8のそれぞれから離間している。
外部電極7,8,9は、互い同形状を呈している。外部電極7,8,9は、方向D2から見て、矩形状を呈している。各外部電極7,8,9は、主面2eと主面2fとを接続するように方向D3に延在している。各外部電極7,8,9は、側面2dの方向D3の全体に形成されている。各外部電極7,8,9は、側面2dと主面2eとの間の稜線部2g、及び、側面2dと主面2fとの間の稜線部2gのそれぞれにも設けられている。
外部電極4及び外部電極7は、方向D2において互いに対向している。外部電極4及び外部電極7は、方向D2から見て、互いに重なるように設けられている。外部電極5及び外部電極8は、方向D2において互いに対向している。外部電極5及び外部電極8は、方向D2から見て、互いに重なるように設けられている。外部電極6及び外部電極9は、方向D2において互いに対向している。外部電極6及び外部電極9は、方向D2から見て、互いに重なるように設けられている。
外部電極4,5,6,7,8,9は、例えば、スパッタリング法により側面2c,2dに形成されている。外部電極4,5,6,7,8,9は、蒸着法により形成されていてもよい。外部電極4,5,6,7,8,9を構成する膜構造として、例えば、Cr/Ni、NiCu/Ag、SnAg、又はAuなどが挙げられる。外部電極4,5,6,7,8,9の厚さは、例えば、0.5μm以上2.5μm以下である。外部電極4,5,6,7,8,9の方向D1の長さは、例えば、1mm以上1.5mm以下である。
外部電極4,5,6,7,8,9は、導電性ペーストの焼き付けにより形成された焼付電極層であってもよい。導電性ペーストとしては、Agを主成分とした導電材料を含む導電性ペーストを用いることができる。外部電極4,5,6,7,8,9は、電気めっきにより形成されためっき層を更に有していてもよい。めっき層としては、Ni/Auめっき層などが挙げられる。
図2は、図1のII-II線に沿っての断面図である。図3は、図1のIII-III線に沿っての断面図である。図4は、図1の圧電素子を示す分解斜視図である。図4に示されるように、積層体2は、方向D3において積層された圧電体層10~19を有している。積層体2は、圧電体層10~19が方向D3において積層されて構成されている。圧電体層10~19の積層方向は、主面2e,2fの対向方向と一致している。圧電体層10~19は、矩形板状を呈している。
圧電体層10,19は、積層方向(方向D3)の両端に配置されている。圧電体層10の外表面は、主面2eを構成している。圧電体層19の外表面は、主面2fを構成している。圧電体層11~18は、積層方向において、圧電体層10,19の間に配置されている。積層方向の両端に配置された各圧電体層10,19の厚さ(方向D3における長さ)は、圧電体層10,19の間に配置された各圧電体層11~18の厚さ(方向D3における長さ)よりも薄い。各圧電体層11~18の厚さは、例えば、各圧電体層10,19の厚さの4倍以上8倍以下である。
圧電体層10,19の厚さは、稜線部2gの曲率半径よりも小さい。稜線部2gの曲率半径は、例えば、各圧電体層10,19の厚さの1倍よりも大きく、5倍以下である。圧電体層10,19の厚さは、例えば、0.02μm以上0.03μm以下である。積層方向において、圧電体層11~18の厚さは、例えば、0.12μm以上0.2μm以下である。本実施形態では、圧電体層10,19は、互いに同等の厚さを有しているが、互いに異なっていてもよい。複数の圧電体層11~18は、互いに同等の厚さを有しているが、互いに異なっていてもよい。
各圧電体層10~19は、圧電セラミック材料からなる。圧電セラミック材料としては、PZT[Pb(Zr、Ti)O]、PT(PbTiO)、PLZT[(Pb、La)(Zr、Ti)O]、又はチタン酸バリウム(BaTiO)などが挙げられる。各圧電体層10~19は、圧電セラミック材料を含むセラミックグリーンシートの焼結体である。実際の積層体2では、各圧電体層10~19は、各圧電体層10~19の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
圧電素子1は、積層体2内に配置され、積層体2に複数の活性領域を生じさせるための複数の内部電極20,30A,30Bを備えている。圧電素子1では、第一内部電極としての内部電極30A,30Bと、第二内部電極としての内部電極20とが、各圧電体層10~19を介して交互に配置されている。第一内部電極は内部電極30A,30Bのいずれでもよい。ただし、圧電素子1は、内部電極30A,30Bを少なくとも一層ずつ有する必要がある。複数の内部電極20,30A,30Bは、一対の内部電極20が積層方向(方向D3)の両端に位置するように積層されている。
本実施形態では、圧電素子1は、複数の内部電極20と、複数の内部電極30Aと、複数の内部電極30Bと、を備えている。圧電素子1は、具体的には、圧電体層10,12,14,16,18上にそれぞれ配置されている5つの内部電極20と、圧電体層11,15上にそれぞれ配置されている2つの内部電極30Aと、圧電体層13,17上にそれぞれ配置されている2つの内部電極30Bと、を備えている。
複数の内部電極20は、圧電体層10と圧電体層11との間、圧電体層12と圧電体層13との間、圧電体層14と圧電体層15との間、圧電体層16と圧電体層17との間、及び、圧電体層18と圧電体層19との間にそれぞれ配置されている。複数の内部電極30Aは、圧電体層11と圧電体層12との間、及び、圧電体層15と圧電体層16との間にそれぞれ配置されている。複数の内部電極30Bは、圧電体層13と圧電体層14との間、及び、圧電体層17と圧電体層18との間にそれぞれ配置されている。
圧電体層11上に配置された内部電極30Aは、圧電体層11を介して内部電極20と対向していると共に、圧電体層12を介して内部電極20と対向している。圧電体層13上に配置された内部電極30Bは、圧電体層13を介して内部電極20と対向していると共に、圧電体層14を介して内部電極20と対向している。圧電体層15上に配置された内部電極30Aは、圧電体層15を介して内部電極20と対向していると共に、圧電体層16を介して内部電極20と対向している。圧電体層17上に配置された内部電極30Bは、圧電体層17を介して内部電極20と対向していると共に、圧電体層18を介して内部電極20と対向している。
各内部電極20,30A,30Bは、導電性材料(例えば、Ag/Pd、Pt、Pd又はCuなど)からなる。各内部電極20,30A,30Bは、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。
図5は、圧電体層10上に配置された内部電極20を示す平面図である。図5に示されるように、内部電極20は、主電極部20aと、接続部20b,20cと、を有している。主電極部20aは、積層体2の長手方向を主電極部20aの長手方向とする長方形状を呈している。主電極部20aは、端面2a,2b及び側面2c,2dから離間して設けられている。
図2にも示されるように、接続部20bは、主電極部20aの長手方向(方向D1)に沿う一方の側面から積層体2の側面2c側に延在し、積層体2の側面2cと主面2eとの間の稜線部2gに露出している。接続部20bは、積層体2の長手方向(方向D1)の中央に位置している。接続部20cは、主電極部20aの長手方向に沿う他方の側面から積層体2の側面2d側に延在し、積層体2の側面2dと主面2eとの間の稜線部2gに露出している。接続部20cは、積層体2の長手方向の中央に位置している。
圧電体層12,14,16,18上にも圧電体層10上と同形状の内部電極20が配置されている。各内部電極20は、内部電極30A,30Bに含まれる複数の電極部分31,32,33,34(図6及び図7参照)と圧電体層11~18を介して対向し、共通電極として機能している。
圧電体層12,14,16上に配置された内部電極20では、接続部20bは積層体2の側面2cに露出し、接続部20cは積層体2の側面2dに露出している。圧電体層18上に配置された内部電極20では、接続部20bは積層体2の側面2cと主面2fとの間の稜線部2gに露出し、接続部20cは積層体2の側面2dと主面2fとの間の稜線部2gに露出している。各内部電極20の接続部20bは、外部電極6と接続されている。各内部電極20の接続部20cは、外部電極9と接続されている。圧電体層10,18上に配置された内部電極20は、稜線部2gにおいて、対応する外部電極6,9に接続されている。圧電体層12,14,16上に配置された内部電極20は、側面2c,2dにおいて、外部電極6,9に接続されている。
図6は、圧電体層11上に配置された内部電極30Aを示す平面図である。図6に示されるように、内部電極30Aは、電極部分31,32,33,34、及び、接続部分35を含んでいる。圧電体層15上にも、圧電体層11上と同形状の内部電極30Aが配置されている。
電極部分31,32,33,34は、方向D1及び方向D2のそれぞれに二列ずつで行列状に配列されている。電極部分31,33は、側面2c側において、方向D1に沿って並んで配置されている。電極部分32,34は、側面2d側において、方向D1に沿って並んで配置されている。電極部分31,34は、端面2a側において、方向D2に沿って並んで配置されている。電極部分32,33は、端面2b側において、方向D2に沿って並んで配置されている。
電極部分31,32,33,34は、圧電体層11を方向D1及び方向D2にそれぞれ二分割してなる四つの分割領域に一つずつ配置されている。電極部分31,32は、互いに対角に位置している。電極部分33,34は、互いに対角に位置している。電極部分31,32は、圧電体層11上において、互いに離間して配置されている。電極部分33,34は、圧電体層11上において、接続部分35により互いに接続されている。
電極部分31は、圧電体層11上において、積層体2の端面2aと側面2cとが形成する角部側に配置されている。電極部分31は、主電極部31aと、接続部31bと、を有している。主電極部31aと接続部31bとは、一体に形成されている。主電極部31aは、略矩形状を呈し、各端面2a,2b及び各側面2c,2dから離間している。接続部31bは、主電極部31aから側面2c側に延在し、側面2cに露出している。
電極部分32は、圧電体層11上において、電極部分31が配置された角部と対角の角部、すなわち積層体2の端面2bと側面2dとが形成する角部側に配置されている。電極部分32は、主電極部32aと、接続部32bと、を有している。主電極部32aと接続部32bとは、一体に形成されている。主電極部32aは、略矩形状を呈し、各端面2a,2b及び各側面2c,2dから離間している。接続部32bは、主電極部32aから側面2d側に延在し、側面2dに露出している。
電極部分33は、圧電体層11上において、積層体2の端面2bと側面2cとが形成する角部側に配置されている。電極部分33は、主電極部33aと、接続部33bと、を有している。主電極部33aと接続部33bとは、一体に形成されている。主電極部33aは、略矩形状を呈し、各端面2a,2b及び各側面2c,2dから離間している。接続部33bは、主電極部33aから側面2c側に延在し、側面2cに露出している。
電極部分34は、圧電体層11上において、電極部分33が配置された角部と対角の角部、すなわち積層体2の端面2aと側面2dとが形成する角部側に配置されている。電極部分34は、主電極部34aと、接続部34bと、を有している。主電極部34aと接続部34bとは、一体に形成されている。主電極部34aは、略矩形状を呈し、各端面2a,2b及び各側面2c,2dから離間している。接続部34bは、主電極部34aから側面2d側に延在し、側面2dに露出している。
接続部分35は、電極部分33と電極部分34とを電気的に接続している。具体的には、接続部分35は、電極部分33の主電極部33aと電極部分34の主電極部34aとを電気的に接続している。接続部分35は、圧電体層11上において方向D1及び方向D2の中央部に配置されている。接続部分35は、所定の間隔をあけて対角に配置された電極部分31と電極部分32との間に配置されている。接続部分35は、電極部分31及び電極部分32から離間している。接続部分35は、方向D3から見て、方向D1及び方向D2に対して傾斜した方向に延在している。
接続部20b,20c,31b,32b,33b,34bの方向D1の長さは、例えば、互いに同等であり、0.9mm以上1.4mm以下である。接続部20b,20c,31b,32b,33b,34bの方向D1の長さは、外部電極4,5,6,7,8,9の方向D1の長さ以下である。これにより内部電極の露出部が外部電極で保護されるので、外部電極にフレキシブルプリント基板(FPC)等を接続する際に使用される半田が内部電極側へ浸透する(内部電極の半田喰われ)ことを防止できる。
図7は、圧電体層13上に配置された内部電極30Bを示す平面図である。図7に示されるように、内部電極30Bは接続部分35(図6参照)の代わりに接続部分36を含んでいる点で、内部電極30Aと相違している。接続部分36は、電極部分31と電極部分32とを電気的に接続している。具体的には、接続部分36は、電極部分31の主電極部31aと電極部分32の主電極部32aとを電気的に接続している。接続部分36は、圧電体層13上において方向D1及び方向D2の中央部に配置されている。接続部分36は、所定の間隔をあけて対角に配置された電極部分33と電極部分34との間に配置されている。接続部分36は、電極部分33及び電極部分34から離間している。接続部分36は、方向D3から見て、方向D1及び方向D2に対して傾斜した方向に延在している。圧電体層17上にも、圧電体層13上と同形状の内部電極30Bが配置されている。
各内部電極30A,30Bにおいて、複数の接続部31bは、側面2cにおいて外部電極4とそれぞれ接続されている。複数の電極部分31は、外部電極4を介して互いに電気的に接続されている。複数の接続部32bは、側面2dにおいて外部電極8とそれぞれ接続されている。複数の電極部分32は、外部電極8を介して互いに電気的に接続されている。複数の接続部33bは、側面2cにおいて外部電極5とそれぞれ接続されている。複数の電極部分33は、外部電極5を介して互いに電気的に接続されている。複数の接続部34bは、側面2dにおいて外部電極7とそれぞれ接続されている。複数の電極部分34は、外部電極7を介して互いに電気的に接続されている。
上述のように、内部電極30Aでは、電極部分33,34が接続部分35を介して互いに接続されている。内部電極30Bでは、電極部分31,32が接続部分36を介して互いに接続されている。よって、全ての電極部分31,32は、接続部分36、外部電極4及び外部電極8を通じ、互いに電気的に接続されている。全ての電極部分33,34は、接続部分35、外部電極5及び外部電極7を通じ、互いに電気的に接続されている。
圧電素子1の製造方法の一例について説明する。まず、圧電体層10~19を形成するためのセラミックペーストと、内部電極20,30A,30Bを形成するための導電性ペーストとを準備する。セラミックペーストは、例えば、上述した圧電セラミック材料と、有機ビヒクルとを含んでいる。導電性ペーストは、例えば、上述した導電性材料の粉末と、有機ビヒクルとを含んでいる。有機ビヒクルは、バインダと溶剤とを含んでいる。溶剤は、例えば、有機溶剤である。
次に、上述したセラミックペーストを用い、セラミックグリーンシートを形成する。本過程では、例えば、キャリアフィルム上に、セラミックペーストをシート状に付与した後、シート状のセラミックペーストを乾燥させる。これにより、セラミックグリーンシートが得られる。セラミックペーストは、例えば、ドクターブレード法により付与される。次に、導電性ペーストを用い、セラミックグリーンシート上に複数の内部電極パターンを形成する。本過程では、例えば、セラミックグリーンシート上に導電性ペーストをパターン化して付与した後に、導電性ペーストを乾燥させる。これにより、複数の内部電極パターンが得られる。内部電極ペーストは、例えば、スクリーン印刷法により付与される。
次に、内部電極パターンが形成されたセラミックグリーンシートを積層し、グリーン積層体を形成する。その後、グリーン積層体を焼成する。これにより、積層体基板が形成される。次に、積層体基板を個片化する。本過程では、例えば、切断機により積層体基板をチップ状に切断する。これにより、所定の大きさを有する複数の積層体が得られる。次に、積層体にR面取り加工を施す。R面取り加工は、例えば、バレル研磨である。これにより、R面取りされた稜線部2g及び角部2hを有する積層体2が得られる。
次に、側面2c,2dに外部電極4,5,6,7,8,9を形成する。本過程では、例えば、スパッタリング法により外部電極4,5,6,7,8,9が形成される。その後、積層体2に対して分極処理を行う。これにより、圧電素子1が完成する。
以上のように構成された圧電素子1では、例えば、側面2cに設けられた配線部材により、外部電極4,5,6に互いに異なる電圧が印加される。一例として、外部電極6をグラウンドに接続すると共に、外部電極4,5に位相を90°ずらした電圧をそれぞれ印加する。これにより、積層体2には圧電的に活性な複数の活性領域が生じる。複数の活性領域は、電極部分31,32,33,34に対応して形成される。
具体的には、圧電体層11~18のうち、方向D3から見て、電極部分31,32,33,34と重なる領域が活性領域となる。圧電体層11~18のうち、電極部分31の主電極部31aと内部電極20の主電極部20aとの間、電極部分32の主電極部32aと内部電極20の主電極部20aとの間、電極部分33の主電極部33aと内部電極20の主電極部20aとの間、及び、電極部分34の主電極部34aと内部電極20の主電極部20aとの間に挟まれた領域が活性領域となる。
圧電素子1は、駆動時においては2つの共振モードを有している。圧電素子1は、方向D1に振動する縦振動モードと、方向D2への屈曲振動モードとの重ね合わせによって振動する。圧電素子1では、例えば、電極部分31,32に対応する活性領域と、電極部分33,34に対応する活性領域とを方向D1に沿って逆方向に変位させる。すなわち、一方の活性領域を方向D1に沿って伸ばし、他方の活性領域を方向D1に沿って縮ませる。これにより、方向D3から見て、圧電素子1はS字状に屈曲振動する。
以上説明したように、圧電素子1では、端面2a,2b、側面2c,2d、及び、主面2e,2fは、それぞれ研磨された研磨面である。このような研磨面によれば、自然面特有のうねり又は凹凸が解消されるので、自然面の場合に比べて、複数の活性領域間で変位差が生じることが抑制される。これにより、圧電素子1をバランスよく屈曲振動させることができる。その結果、圧電素子1の変位量を向上させることができる。
積層体2の各稜線部2gは、丸められた面取り形状を呈している。これにより、各稜線部2gに駆動時の歪が集中することが抑制される。その結果、各稜線部2gが起点となって、積層体2にクラックが発生することが抑制される。積層端に配置された圧電体層10,19は、圧電的に不活性な不活性層であり、変位を阻害する。主面2e,2fと隣り合う稜線部2gが面取り形状であることにより、変位を阻害する圧電体層10,19の体積を減らすことができる。よって、変位量を向上させ易い。
積層体2において、方向D3から見て、内部電極20,30A,30Bの外側の領域、すなわち、端面2a,2b及び側面2c,2dの近傍領域では、電界は、内部電極30A,30Bの端部から隣り合う内部電極20の端部に対し、曲線状に回り込むように形成されている。稜線部2gは、丸められた面取り形状であるため、平面状の面取り形状である場合に比べて、このような曲線状の電界の回り込みを阻害し難い。
複数の内部電極20,30A,30Bは、一対の内部電極20が積層方向(方向D3)の両端に位置するように積層されている。つまり、一対の内部電極20が圧電体層10,19と隣り合っている。仮に、複数の電極部分31,32,33,34を含む内部電極30A,30Bが積層端に配置され、圧電体層10,19と隣り合う場合、複数の電極部分31,32,33,34に起因して、主面2e,2fの平滑性が低下するおそれがある。特に、圧電体層10,19は、他の圧電体層11~18に比べて薄いので、複数の電極部分31,32,33,34の形状が主面2e,2fに反映されるおそれがある。これに対し、内部電極20は、共通電極であり、圧電体層10,19の略全体にわたって一体的に設けられている。よって、圧電素子1では、主面2e,2fの平滑性の低下が抑制される。この結果、複数の活性領域間で変位差が生じることが抑制され、変位量を更に向上させることができる。
一対の内部電極20が積層方向の両端に配置されているので、内部電極30A,30Bの電界が積層体2の外部に漏れ、ノイズとなることが抑制される。これにより、圧電素子1の動作を安定させることができる。
内部電極30Aは、対角に位置する電極部分33,34同士を接続する接続部分35を含んでいる。内部電極30Bは、対角に位置する電極部分31,32同士を接続する接続部分36を含んでいる。これにより、外部電極4~9に電圧を印加するために、外部電極4~9に接続される配線数を減らすことができる。加えて、電極部分31,32同士を接続する接続電極、及び、電極部分33,34同士を接続する接続電極を積層体2の外部に設ける必要がない。これにより、配線及び接続電極による圧電素子1の振動阻害が抑制されるので、変位量を更に向上させることができる。
積層端に配置された圧電体層10,19の厚さは、圧電体層10と圧電体層19との間に配置された圧電体層11~18の厚さよりも薄い。上述のように、圧電体層10,19は、圧電的に不活性な不活性層であり、変位を阻害する。変位を阻害する圧電体層10,19の厚さが薄いので、変位量を更に向上させることができる。
稜線部2gの曲率半径は、圧電体層10,19の厚さよりも大きい。このため、積層端に配置された内部電極20が稜線部2gに露出し、稜線部2gにおいて外部電極6,9と接続される。稜線部2gは丸められた面取り形状を呈しているので、積層端に配置された内部電極20の露出面積が増大する。よって、積層端に配置された内部電極20と外部電極6,9との接続強度が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、圧電体層10~19が積層されることで積層体2が形成される形態を一例に説明した。しかし、圧電体層の積層数はこれに限定されず、設計に応じて適宜設定される。上記実施形態では、積層端に一対の内部電極20が配置されているが、内部電極30A,30Bが配置されていてもよい。内部電極30A,30Bが稜線部2gに露出していてもよい。圧電体層10~19の厚さは、互いに同等であってもよい。
1…圧電素子、2…積層体、2a,2b…端面、2c,2d…側面、2e,2f…主面、2g…稜線部、10,11,12,13,14,15,16,17,18,19…圧電体層、20…内部電極,30A,30B…内部電極、31,32,33,34…電極部分、35,36…接続部分。

Claims (5)

  1. 少なくとも屈曲振動する圧電素子であって、
    複数の圧電体層が積層されてなり、前記複数の圧電体層の積層方向で互いに対向している一対の主面と、前記積層方向に交差する第一方向で互いに対向している一対の端面と、前記積層方向及び前記第一方向に交差する第二方向で互いに対向している一対の側面と、を有している積層体と、
    前記積層体内で前記積層方向において積層され、前記積層体に複数の活性領域を生じさせるための複数の内部電極と、
    複数の外部電極と、を備え、
    前記一対の主面、前記一対の端面、及び、前記一対の側面は、それぞれ研磨された研磨面であり、
    前記積層体の各稜線部は、丸められた面取り形状を呈しており、
    前記複数の圧電体層は、前記積層方向の両端に配置された一対の第一圧電体層を有し、
    前記稜線部の曲率半径は、各前記第一圧電体層の厚さの1.2倍よりも大きい
    圧電素子。
  2. 前記複数の内部電極は、前記積層方向において前記圧電体層を介して交互に積層された第一内部電極及び第二内部電極を有し、
    前記第一内部電極は、複数の電極部分を含み、
    前記第二内部電極は、前記第一内部電極の前記複数の電極部分と前記圧電体層を介して対向しており、
    前記複数の内部電極は、一対の前記第二内部電極が前記積層方向の両端に位置するように積層されている、
    請求項1に記載の圧電素子。
  3. 前記複数の電極部分は、前記第一方向及び前記第二方向のそれぞれに二列ずつで配列されており、
    前記第一内部電極は、対角に位置する前記電極部分同士を接続する接続部分を更に含んでいる、
    請求項2に記載の圧電素子。
  4. 前記複数の圧電体層は、前記積層方向の両端に配置された一対の第一圧電体層と、前記積層方向において前記一対の第一圧電体層の間に配置された第二圧電体層と、を有し、
    各前記第一圧電体層の厚さは、前記第二圧電体層の厚さよりも薄い、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の圧電素子。
  5. 前記複数の内部電極は、対応する前記外部電極と前記稜線部で接続されている内部電極を含んでいる、
    請求項1~のいずれか一項に記載の圧電素子。
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