JP2002304071A - 像形成機のフューザステーションのための通気スカイブアセンブリ - Google Patents

像形成機のフューザステーションのための通気スカイブアセンブリ

Info

Publication number
JP2002304071A
JP2002304071A JP2001377321A JP2001377321A JP2002304071A JP 2002304071 A JP2002304071 A JP 2002304071A JP 2001377321 A JP2001377321 A JP 2001377321A JP 2001377321 A JP2001377321 A JP 2001377321A JP 2002304071 A JP2002304071 A JP 2002304071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slot
section
rib
skive assembly
fuser station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001377321A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard C Baughman
シー. ボーマン,リチャード
Terry N Morganti
エヌ. モーガンティ,テリー
Ii James V Orchard
ジェームス ブイ., Ii オーチャード,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heidelberger Druckmaschinen AG filed Critical Heidelberger Druckmaschinen AG
Publication of JP2002304071A publication Critical patent/JP2002304071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】像形成機のフューザステーションに通気スカイ
ブアセンブリを備えて、フューザステーションにおける
水蒸気の結露を減少させる。 【解決手段】 像形成機は、光伝導体と主チャージャと
露光機とトナーステーションと転写チャージャと通気フ
ューザステーションとを有し、フューザステーション1
18は、プレッシャローラ122とフューザローラ12
4と上方及び下方スカイブアセンブリ128,126と
を含み、上方スカイブアセンブリ128は、結露を減少
させるための気流パターンを提供するようになされた一
つ以上のスロットを形成するリブ区分132を有し、上
方スカイブアセンブリ128は、一つ以上のスロットに
配置された挿入防止装置を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像形成機(image-
forming machine,イメージフォーミングマシン、画像形
成装置)のフューザ(fuser)ステーションに関する。さ
らに詳しくは、本発明は、フューザステーションにおけ
る水蒸気の結露を減少させるための通気(vent、通風す
る、ベント)スカイブアセンブリを備えるフューザステ
ーションに関する。
【0002】
【従来の技術】像形成機は、紙や他の媒体に像を転写す
る。像形成機は通常、光伝導体(photoconductor、光導
電体、光導体)と一つ以上のチャージャ(charger、帯電
部、充電器)と露光(exposure、照明、露出)機とトナー
ステーションとフューザステーションとクリーナとを含
む。像形成機は、また、像形成機に空気を導入または導
出させるための空気交換器(exchanger、交換を司るも
の)、ファン、同様の装置である環境システムを備え
る。
【0003】一般的に光伝導体は、選択的に帯電し、光
学的に露光されてその表面に静電潜像を形成する。光導
体表面にはトナーが塗布される。トナーが帯電すると、
光伝導体の、静電潜像(electrostatic latent image)に
対応する部分に付着する。トナー像は用紙や他の媒体に
転写される。フューザステーションでは、用紙が加熱さ
れて紙や他の媒体にトナーを定着つまり付着させる。光
伝導体が再生(refresh、新たにする、補給する、すっき
りさせる、リフレッシュ)され、残存トナーと電荷とを
除去するためクリーニングされると、別の像を形成する
準備が整う。用紙は像形成装置から排出される。
【0004】図13は、先行技術による像形成機の一般
的フューザステーションを示す側面図である。フューザ
ステーションは、フューザローラ(fuser roller)とプレ
ッシャ(pressure、加圧)ローラと上方および下方スカイ
ブ(skive)アセンブリ(assembly、組立品、組立部品)
とを備える。図14は、先行技術による上方スカイブア
センブリの斜視図である。フューザローラとプレッシャ
ローラとは、ニップ(nip、ロール間隙)つまり(or、すな
わち、又は)ピンチ(pinch、少々の量)領域を形成するよ
うに配置されている。プレッシャローラは矢印Aで示さ
れたように反時計方向に回転する。フューザローラは矢
印Bで示されたように時計方向に回転する。一つ以上の
ヒータローラ(図示せず)がフューザローラを加熱す
る。プレッシャローラも加熱されてもよい。上方および
下方スカイブアセンブリは、プレッシャローラとフュー
ザローラから用紙を除去および案内するのに役立つよう
に、ニップ領域に近接して配置されている。上方スカイ
ブアセンブリは、ニップ領域に突出するフィンガ(finge
r、指、回廊、フィンガー)部を備える。
【0005】フューザステーションは、トナーを用紙に
定着つまり付着させる。この定着プロセスで、用紙や他
の媒体はプレッシャローラとフューザローラとを矢印C
で示された方向に通過する。用紙がローラを通過する際
に、ニップ領域が収縮してトナーを用紙表面に押圧す
る。同時にフューザローラが用紙に熱を伝達して、トナ
ーを用紙に溶着させる。ローラが回転して用紙はニップ
領域から引き出される。
【0006】ニップ領域におけるローラの収縮および圧
力とトナーの加熱とにより、用紙はプレッシャローラに
固着つまり付着する。しかし用紙の先端(edge、端、
縁、エッジ)は、上方および下方スカイブアセンブリの
間を案内(guide、ガイド)される。用紙がプレッシャロ
ーラに固着すると、上方スカイブアセンブリのフィンガ
部が用紙の先端を把持(catch、キャッチ、捕える)す
る。フィンガ部は上方および下方スカイブアセンブリの
間で先端を案内することにより、ニップ領域から出る際
に用紙をプレッシャローラから引き離す(away from、〜
から離れて)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】定着プロセスは通常、
約355°Fで行なわれる。この温度では水が蒸発す
る、つまり水蒸気(water vapor)の形で用紙から放出さ
れる。水蒸気は、上方スカイブアセンブリ表面の結露ゾ
ーンで結露(condenstation、固体化、凝結、濃縮)す
る。結露した水蒸気は水滴(droplet、小滴、溶滴)とな
り、上方スカイブアセンブリから滴下(trickle down、
ボタボタ垂れる)する。用紙が上方スカイブアセンブリ
の下を通過する際に、水滴が用紙に落下することがあ
る。水滴は用紙を膨張させて、用紙に変形した点や筋を
残す。その結果、用紙には見た目の不具合(defect、欠
陥、欠点、短所、不足)が生じる。
【0008】水蒸気の量は、紙の含水量に大きく左右さ
れる。含水量が約5重量パーセントより低い場合、上方
スカイブアセンブリには結露はあまり発生しない。含水
量が約5重量パーセントを越えると、上方スカイブアセ
ンブリには多量の結露が生じる。結露の量はまた、像形
成作業中の用紙の枚数に左右される。含水量が低くて
も、多数の用紙を処理している像形成作業では、結露が
蓄積される。1枚目の用紙がきれいでも、後の用紙に水
滴の不具合が見られることがある。
【0009】上方スカイブアセンブリの結露を皆無にす
るまたは最小とするための方法は幾つかある。像形成機
は、含水率の低い紙のみに使用が制限される。しかし像
形成機のユーザが紙や他の媒体の含水量を使用直前に判
断することは、不可能でないとしても実際的でない。保
管方法と湿度が含水量に影響することが多いため、含水
量は時により変化する。そのうえ、紙や他の媒体の含水
量は減少つまり低下することがある。しかし必要な装置
と時間から見て、この方法は実際的でない。ユーザが像
形成作業のサイズを制限することも、実際的でない。
【0010】上方スカイブアセンブリと付近の部品は、
結露が発生する低温の表面を無くすのに十分な高温に維
持されてもよい。しかし上方スカイブアセンブリや他の
部品には加熱要素などの追加装置が必要となる。温度が
高温になると上方スカイブアセンブリを膨張させるか歪
ませて、フィンガ部がニップ領域に突出(project、発射
する、〜を投影する)し過ぎるか、不均一に突出するこ
とになる。そのうえ、上方スカイブアセンブリや他の部
品を加熱するのに必要なエネルギーは、像形成機の運転
コストを増大させる。
【0011】結露が発生する前に水蒸気を除去するた
め、フューザステーションで付加的な通気つまり気流の
増加を行なってもよい。付加的な通気つまり気流の増加
を行なうには、大型の環境システムつまりファンなどの
追加装置が必要となる。さらに、上方スカイブアセンブ
リの構造のため、空気がうまく流れない「デッド」ゾー
ンが生じる。このようなデッドゾーンでは、水蒸気がフ
ューザステーションから放出されずに蓄積して結露す
る。
【0012】したがって、水蒸気の結露を減少させる像
形成機のフューザステーションが必要である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、通気スカイ
ブアセンブリを備えるフューザステーションを像形成機
に設ける。スカイブアセンブリは、フューザステーショ
ンの結露を減少させるための気流パターンを提供する
(provide,供給する、規定する、準備する)一つ以上の
スロットを備える。像形成機の定着プロセスで用いられ
る熱は、用紙から水を蒸発させる。像形成機の環境シス
テムや他の対流(convective、対流的な、伝達性の)気流
によって、水蒸気は一つ以上のスロットを通過する。
【0014】像形成機は、光伝導体と主チャージャと露
光機とトナーステーションと転写(transfer、トランス
ファー)チャージャと通気フューザステーションとを備
える。主チャージャは、光伝導体を静電気帯電させる。
露光機は、光伝導体を光学的に露光して光伝導体に静電
像を形成する。トナーステーションは、光伝導体にトナ
ーを塗布する。トナーは、静電像に付着するための電荷
を持つ。転写チャージャは光伝導体から用紙にトナーを
転写する。フューザステーションは、転写チャージャか
ら用紙を受け取って、用紙にトナーを溶着させる。
【0015】フューザステーションは、プレッシャロー
ラとフューザローラとスカイブアセンブリとを含む。フ
ューザローラは、プレッシャローラとニップ領域を形成
する。スカイブアセンブリは、用紙が用紙方向にニップ
領域を前進する際に用紙を把持する。スカイブアセンブ
リは、スカイブアセンブリからニップ領域に突出するリ
ブ(rib、ツバ、格縁)区分を備える。一つ以上のフィン
ガ部によってリブ区分が提供される。スカイブアセンブ
リはまた、リブ区分とフィンガ部とに接続された支持部
材を備える。リブ区分は、スカイブアセンブリの結露を
減少させる気流パターンを提供するように構成された一
つ以上のスロットを形成する。スカイブアセンブリは、
一つ以上のスロットに配置された挿入保護装置を備え
る。挿入保護装置はスロットの用紙詰まり(stubbing、
ダフリ)を防止および修正する。
【0016】本発明の他のシステム、方法、特徴、長所
は、以下の図と詳細な説明を考察すれば、当業者には明
らかとなるだろう。このような追加のシステム、方法、
特徴、長所は、発明の範囲内で本明細書に包含され、添
付の請求項によって保護されるものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、添付の図面及び下記の
詳細な説明を参照することによってさらに理解が深まる
ものである。図面中の要素は、必ずしも比例した倍率を
備えていないばかりでなく、本発明の原理を明確にする
ために強調されて示されている。また、図面において、
同様な符号は、他の図面を通じて対応している部材に付
与されている。
【0018】図1は、フューザステーション118を備
える像形成機100を示す概略図である。像形成機10
0は、複写機(copy machine、コピー機)、ファクシミリ
機、電子写真(electrophotographic)像形成機その他で
よい。像形成機100はフューザステーション118の
他に、光伝導体102と支持ローラ104とモータ駆動
ローラ106と主チャージャ108と露光機110とト
ナーステーション112と転写チャージャ114とクリ
ーナ120と関連装置、付属装置などを含む。関連装置
および付属装置は、フィーダ116、排紙トレイ(図示
せず)、論理制御回路(図示せず)、ユーザインタフェ
ース(図示せず)、インバータ(inverter、符号変換器)
(図示せず)、ハウジング(図示せず)などである。フ
ィーダ116は用紙や媒体を供給する。像形成機100
は、インサータ(図示せず)や仕上げ装置(図示せず)
などの他の装置を備えることもある。特定の構造と構成
が図示されているが、他の追加部品を備えるものも含め
て、他の構造や構成を使用してもよい。
【0019】一態様において、光伝導体102は、支持
ローラ(support roller)104と、光伝導体102を矢
印Aで示された方向に移動させるモータ駆動ローラ10
6とに適切に取り付けられている。主チャージャ108
と露光機110とトナーステーション112と転写チャ
ージャ114とフューザステーション118とクリーナ
120とは、光伝導体102の付近に適切に配置されて
いる。フィーダ116は、用紙Sまたは他の媒体を転写
チャージャ114に供給するように、適切に配置されて
いる。複数の用紙がこのような方法で処理される。光伝
導体102は、ベルトやローラに取り付けられる構造で
あり、ドラムやその他の適当な構造を備える。ハウジン
グは、ハウジングと一体化した、またはハウジングの一
部である像形成機100の様々な部品を支持および保護
する。
【0020】使用時、主チャージャ108は、光伝導体
102上のフレームを静電気により帯電させる。露光機
110は、フレームを光学的に露光してフレームに静電
像を形成する。トナーステーション112は、フレーム
にトナーを塗布(apply、加える、貼り付ける、当てはめ
る)する。トナーは静電像に付着する電荷を持つ。転写
チャージャ114は、トナーをフレームから、フィーダ
116からの用紙に転写する。フューザステーション1
18は転写チャージャ114から用紙を受け取って、用
紙にトナーを溶着させる。用紙は像形成機から排出され
る。
【0021】図2は、図1に図示された像形成機100
のための通気スカイブアセンブリを備えるフューザステ
ーション118を示す側面図である。一態様においてフ
ューザステーション118は、プレッシャローラ122
とフューザローラ124とを備える。プレッシャローラ
122とフューザローラ124とは本質的に同じ長さで
あり、ローラ間にニップつまりピンチ領域を形成するよ
うに長手方向に配置される。プレッシャローラ122は
矢印Aで示されたように反時計方向に回転する。フュー
ザローラ124は矢印Bで示されたように時計方向に回
転する。一つ以上のヒータローラ(図示せず)がフュー
ザローラ124を加熱する。他の加熱装置でフューザロ
ーラを加熱してもよい。プレッシャローラ122も加熱
してよい。フューザステーション118は他のローラを
含む他の構造を備えてもよい。
【0022】通気スカイブアセンブリは、プレッシャロ
ーラ122とフューザローラ124から用紙Sを除去お
よび案内する。一態様において通気スカイブアセンブリ
は、下方スカイブアセンブリ126と上方スカイブアセ
ンブリ128とを備える。通気スカイブアセンブリは、
他の上方および下方スカイブアセンブリを含む他の構造
を有してもよく、上方および下方スカイブアセンブリの
いずれかを単独で有してもよい。下方および上方スカイ
ブアセンブリ126,128を入れ換えてもよい。この
態様で、上方および下方スカイブアセンブリ126,1
28は本質的に(essentially、基本的に、原則的に)同
じ長さで、本質的にニップ領域の長手方向、つまりプレ
ッシャローラ122とフューザローラ124の長手方向
にフューザステーション118に配置される。
【0023】この態様で上方スカイブアセンブリ128
は、ニップ領域に突出する一つ以上のフィンガ部132
を備える。整列(orientation、方向付け、方向性、オリ
エンテーション)のため上方スカイブアセンブリ128
の前部128aは、フューザおよびプレッシャローラ1
22,124と対向している。上方スカイブアセンブリ
128の後部128bは、フューザおよびプレッシャロ
ーラ122,124の反対側を向いている。上方スカイ
ブアセンブリ128の底部128cは、下方スカイブア
センブリ126と対向するとともに、用紙が上方および
下方スカイブアセンブリ128,126を通過する際に
用紙とも対向する。上方スカイブアセンブリ128の上
部128dは、下方スカイブアセンブリ126の反対側
を向くとともに、用紙が上方および下方スカイブアセン
ブリ128,126を通過する際に用紙の反対側にな
る。
【0024】フューザステーション118は、トナーを
用紙に定着つまり付着させる。この定着プロセスにおい
て、用紙は、矢印Cで示された用紙方向にプレッシャロ
ーラ122とフューザローラ124を通過する。整列の
ため、用紙Sは先端(leading、誘導する、リーディン
グ)と後端(trailing、背向、トレイル、痕跡、航跡)と
を備える。先端はニップ領域を最初に通過する。後端は
ニップ領域を最後に通過する。用紙はまた、先端から後
端まで延在する側端を備える。用紙は矩形または方形
で、側端は先端と後端の間で横方向に延在する。
【0025】用紙がローラ122,124を通過する際
に、ニップ領域の収縮(constriction、くびれ、圧縮、
緊縮)により、トナーが用紙表面に押圧される。本質的
に同時に、フューザローラ124が用紙に熱を伝達し
て、トナーを用紙に溶着させる。ローラ122,124
が反対方向に回転すると、用紙はニップ領域を引っ張ら
れる。用紙の先端は、上方および下方スカイブアセンブ
リ128,126の間の案内路を送られる。しかしロー
ラ122,124の収縮および圧力とニップ領域でのト
ナーの加熱により、用紙はプレッシャローラ122に固
着または付着する。用紙がプレッシャローラ122に固
着または付着した場合、用紙がニップ領域から出る際に
フィンガ部132が用紙の先端を把持する、つまり先端
と嵌合(engage、連動する、かみ合う)する。フィンガ部
132は上方および下方スカイブアセンブリ128,1
26の間の案内路に先端を案内する、つまり送ることに
より、用紙がニップ領域から出る際にプレッシャローラ
122から用紙を引き出す。
【0026】定着プロセスは、約355°Fの定着温度
で行なわれる。しかしプロセスは、トナー、用紙または
他の媒体、像形成機100の部品に適した他の温度でも
よい。定着温度は、一定に維持されても変化してもよ
い。一態様において、定着温度は約300°Fから約4
00°Fの範囲である。このような温度では、水が蒸発
して水蒸気の形で用紙から放出される。
【0027】図3から5は、第一実施の形態による像形
成機のフューザステーションに使用される上方スカイブ
アセンブリ228を示す図である。これらの図では、同
様の参照番号は、これらの図と図1から2に記載された
像形成機において対応する部品を示す。対応部品は同様
の機能を備え、互換性を持つ。図3は、上方スカイブア
センブリ228の正面斜視図である。図4は、上方スカ
イブアセンブリ228の背面斜視図である。図5は、上
方スカイブアセンブリ228の側面図である。整列のた
め、上方スカイブアセンブリ228は、前部228aと
後部228bと底部228cと上部228dとを備え
る。矢印Cは、フューザステーションにおける用紙Sの
用紙方向を示す。上方スカイブアセンブリ228は、取
付ブラケット(図示せず)や支持部材(図示せず)な
ど、他の部品を備えてもよい。上方スカイブアセンブリ
228は、フューザステーションでプレッシャローラか
ら用紙を取り除くのに必要な構造的支持や他の性質を得
るのに適した、鋼などの金属や他の材料から製作され
る。上方スカイブアセンブリ228は他の形状や構造で
もよい。
【0028】上方スカイブアセンブリ228は、支持部
材238の前部にわたって接続されたフィンガ部232
を備える。5個のフィンガ部232が設けられている。
しかしフィンガ部は一つのみであっても、他の複数のフ
ィンガ部が設けられてもよい。フィンガ部232は、単
一のフィンガアセンブリ(図示せず)やフィンガサブア
センブリ群(図示せず)を形成するように組み合わされ
てもよい。各フィンガ部232は、底(base、ベース、
土台、基部)区分240に接続されたリブ区分236を
備え、これらは単一部品または複数部品を形成する。リ
ブ区分236は支持部材238に直接接続されてもよ
く、その場合には底区分240は必要なくなる。上方ス
カイブアセンブリ228がフューザステーションに取り
付けられた際に、プレッシャおよびフューザローラから
排出される時に用紙が導かれる案内路を底区分240が
下方スカイブアセンブリ(図示せず)とともに形成する
ように底区分240が構成され、支持部材238に接続
される。一態様において各底区分240は板状構造であ
り、平面、角形、円形、その他の形状でよい。底区分2
40は案内路に対して角度を成すか、湾曲した位置で支
持部材238に接続される。角度は、フューザローラと
プレッシャローラから排出される際の所望の用紙方向に
対応するように、選択される。
【0029】フィンガ部232は、上方スカイブアセン
ブリ228がフューザステーションに取り付けられた際
にリブ区分236がフューザおよびプレッシャローラの
ニップ領域に突出するように構成され、支持部材238
に接続される。用紙がプレッシャローラに固着すると、
リブ区分236は、ニップ領域から出る際に用紙の先端
を把持するように配置される。用紙は次にニップ領域か
ら出る際にプレッシャローラから引き出される。リブ区
分236は用紙の先端を底区分240へと、そして上方
および下方スカイブアセンブリの間の案内路へと案内す
る。
【0030】この態様でリブ区分236は、底区分24
0から延出して上方スカイブアセンブリ228の前部2
28aを通過し、ニップ領域へと突出する(project、〜
投影する、投げ出す、描出する)。リブ区分236は、
支持部材238に向かって折り返され、上方スカイブア
センブリ228の前部228aで支持部材238に接続
される。このリブ区分236は他の箇所で支持部材23
8に接続されてもよい。この態様で、リブ区分236は
角形である。しかしリブ区分236は三角形でも、湾曲
していても、多角形でも、これらの組合せでも、他の形
状でもよい。リブ区分236の断面は矩形、角形、方
形、円形、他の形状である。
【0031】リブ区分236は、フィンガ部232にス
ロット234を形成する。スロット234は、上方スカ
イブアセンブリ228に空気が流通するための開口部で
ある。一態様においてスロット234は、上方スカイブ
アセンブリ228の結露を減少させる気流パターンを提
供するように構成される。「結露の減少」とは、スカイ
ブアセンブリでの水蒸気の結露を部分的または完全に防
止するまたは無くすことを含む。スロット234は、ス
カイブアセンブリ全体またはスカイブアセンブリの単数
または複数の特定範囲での結露を減少させる。スカイブ
アセンブリの一部の結露を減少させるため、スロットを
一つのみ設けてもよい。空気は様々な流パターンを持
つ。気流は、像形成機のための環境システム(図示せ
ず)、組合せなどにより、フューザローラからの自然な
熱対流によって生じる。各フィンガ部232に2個から
4個のスロット234を設けてもよい。しかし各フィン
ガ部232にスロット234を一つのみ、または他の複
数のスロット234を設けてもよい。本質的に支持部材
238の全長にわたって一つのフィンガ部232が設け
られて、一つのフィンガ部232が複数のスロット23
4を備えてもよい。
【0032】一態様において、スロット234は、底部
228cから垂直に形成され、本質的に用紙方向と整合
される。スロット234によりリブ区分236は、前部
228aにおけるリブ区分236と支持部材238との
接続箇所を通る。スロット234は、用紙方向に対して
水平に、または角度を成して形成されてもよい。スロッ
トは螺旋形状でも、他の形状でもよい。スロット234
は、孔(hole、ホール、穴、割れ目、正孔)の群(図示せ
ず)でも、フィンガ部232に多孔(perforate、穴を開
ける)区分(図示せず)を形成する他の開口部(openin
g、孔、穴、隙間、開度)でもよい。一つ以上のスロット
234が一つ以上の底区分240まで延在するか、底区
分を貫通する。スロット234はスロット群に形成さ
れ、一つの群は一つの形状を持ち、別の群は別の形状を
持ってもよい。第1スロット群は用紙方向に整合される
か、用紙方向に対して角度を成す方向に整合される。第
2スロット群は、用紙方向に対して異なる角度で整合さ
れる。
【0033】スロット234によって形成される各開口
部は、フィンガ部232の表面に沿った開口面積(open
area)を持つ。開口面積は組み合わされて、上方スカイ
ブアセンブリ228の総開口面積となる。同様に、各リ
ブ区分236は、フィンガ部232の表面に沿った閉口
面積(closed area)を形成する。閉口面積は組み合わさ
れて、上方スカイブアセンブリ228の総閉口面積とな
る。一態様において、スロット234の総開口面積とリ
ブ区分236の総閉口面積の割合は、約1:1から約
6:1の範囲にある。スロット234の総開口面積とリ
ブ区分236の総閉口面積の割合は、約6:1より大き
くてもよく、その場合、リブ区分236はよりワイヤ状
の形状を持つ。スロット234の総開口面積とリブ区分
236の総閉口面積の割合は、上方スカイブアセンブリ
228の結露を減少させるのに適当な気流または気流パ
ターンが提供される限り、約1:1より小さくてもよ
い。環境システムの処理量を増大させると、気流を向上
できる。各スロット234の開口面積は同じでもよい
し、変化させてもよい。総開口面積は均等に分散されて
もよいし、フィンガ部232の一つまたはすべて、また
は上方スカイブアセンブリ228全体にわたって変化し
てもよい。一つのフィンガ部が幅狭(narrow、狭い、限
られた、細い、すれすれの)のスロット(図示せず)を
備えてもよい。別のフィンガ部が幅広のスロット(図示
せず)を備えてもよい。さらに別のフィンガ部は幅狭ス
ロットと幅広スロット(図示せず)の組合せを備えても
よい。
【0034】一態様において支持部材238は、上方ス
カイブアセンブリ228がフューザステーションに取り
付けられた時にリブ区分236と底区分240とが上述
のごとく配置されるように構成され、フィンガ部232
に接続される。支持部材238は、フューザステーショ
ンのプレッシャおよびフューザローラの間のニップ領域
に対して本質的に平行に配置される。支持部材238は
平面状で矩形である。しかし支持部材238は傾斜状、
湾曲状、別の形状、これらの組合せなどでもよい。支持
部材238は適当な厚さと寸法を持ち、像形成機の一部
であるか、別の一部を形成してもよい。リブ区分236
は支持部材238の前部に接続され、支持部材238の
底部に直接接続される。リブ区分236との接続箇所
は、本質的に直線、曲線、他の種類の線、線の組合せを
形成しても、いかなる線をも形成しなくてもよい。また
底区分240は支持部材238の底部にわたって接続さ
れてもよい。底区分240との接続箇所は、本質的に直
線、曲線、別の種類の線、線の組合せを形成しても、い
かなる線をも形成しなくてもよい。一つ以上のリブ区分
236と一つ以上の底区分240は、支持部材238と
の接続箇所が同じである。
【0035】図6から12は、第二実施の形態による像
形成機のフューザステーションのための上方スカイブア
センブリ628を示す図である。これらの図で同様の参
照番号は、これらの図、図3から5で説明された第一実
施の形態、図1から2で説明された像形成機の対応部品
を示す。対応する部品は同様の機能を持ち、互換性を持
つ。
【0036】図6は、上方スカイブアセンブリ628の
背面斜視図である。図7は、上方スカイブアセンブリ6
28の正面斜視図である。図8は、上方スカイブアセン
ブリの側端図である。図9は、上方スカイブアセンブリ
628の一側端からの底部近接斜視図である。図10
は、上方スカイブアセンブリ628の他の側端からの底
部近接斜視図である。図11は、上方スカイブアセンブ
リ628の近接上面図である。図12は、上方スカイブ
アセンブリ628のフィンガ部732の近接底面図を示
す。図12Aはタブ(tab、つまみ、ふた、ツメ)区分7
44を含む。図12Bはタブ区分を含まない。
【0037】整列のため、上方スカイブアセンブリ62
8は、前部(front、前方、正面)628aと後部(back、
背、背後部)628bと底部(bottom、ボトム、下部、下
側、下端)628cと上部(top、上端部、トップ、先端
部)628dとを備える。矢印Cは、フューザステーシ
ョンを通る用紙の用紙方向を示す。上方スカイブアセン
ブリ628は他の部品を備えてもよい。上方スカイブア
センブリ628は鋼などの金属から製作されても、適当
な材料で製作されてもよい。上方スカイブアセンブリ6
28は他の形状や構造を持ってもよい。
【0038】上方スカイブアセンブリ628は、上方区
分631とフィンガ部632,732とを含むフィンガ
アセンブリ630を備える。フィンガ部632,732
は、リブ区分636,736と底区分640,740と
を備える。フィンガアセンブリ630は単一の部品から
製作される。フィンガアセンブリ630は、上方スカイ
ブアセンブリ628がフューザステーションに取り付け
られた時にリブ区分636がフューザおよびプレッシャ
ローラのニップ領域に突出するように構成され、支持部
材638に接続される。この位置で、用紙がニップ領域
を前進(advance、進める、進歩させる)する際に、リブ
区分636,736は用紙の先端を把持する、つまり先
端と嵌合する。用紙は、ニップ領域から出る際にプレッ
シャローラから引き離される。リブ区分636,736
は、先端を底区分640,740へ、そして上方および
下方スカイブアセンブリ間の案内路へと案内および誘導
する。
【0039】フィンガ部632,732は、支持部材6
38の前部にわたって配置される。フィンガ部632,
732は、支持部材638に接続された上方区分631
に接続されている。フィンガ部632,732は支持部
材638に別々に接続されてもよいし、複数のサブアセ
ンブリ(図示せず)に組み合わされて支持部材638に
接続されてもよい。本実施の形態では8個のフィンガ部
632,732が図示されているが、フィンガ部は1個
でも、他の複数のフィンガ部が設けられてもよい。
【0040】各フィンガ部632,732は、底区分6
40,740に接続された複数のリブ区分636,73
6を備える。リブ区分636,736と底区分640,
740は単一の部品または複数の部品を形成する。底区
分640,740は、上方スカイブアセンブリ628が
フューザステーションに取り付けられた時に、プレッシ
ャおよびフューザローラから出る際に用紙が導かれる案
内路を底区分640,740が下方スカイブアセンブリ
(図示せず)とともに形成するように構成され、支持部
材638に接続される。リブ区分636,736は、底
区分640,740とともに支持部材638の底に直接
接続される。一態様において各底区分640,740
は、平面状、角形、円形、その他何らかの形状である板
状構造を持つ。一つ以上の底区分640,740は、上
方スカイブアセンブリ628の後部628bに沿って、
テール(tail、下っ端、後部、尾部)つまり凹凸部を形成
する。テール部は、案内路から離間するように湾曲して
いるか傾斜している。底区分640,740は、案内路
に対して角度を成した、または湾曲した位置で支持部材
638に接続される。角度つまり湾曲は、フューザおよ
びプレッシャローラから出る際の所望の用紙方向に対応
するように選択される。
【0041】一態様においてリブ区分636,736
は、底区分640,740から延出して上方スカイブア
センブリ628の前部628aを通り、ニップ領域に突
出する。リブ区分636,736は次に、上方スカイブ
アセンブリ628の前部で支持部材638へと折れ曲が
る。リブ区分636,736は上方区分631に接続さ
れるか上方区分を形成し、上方区分は支持部材638の
前部に接続されている。上方区分631は支持部材63
8の他の場所に接続されてもよい。リブ区分636,7
36は、上方区分631なしで支持部材638に直接接
続されてもよい。リブ区分636,736は三角形であ
っても、傾斜状、湾曲状、多角形、これらの組合せや他
の形状でもよい。リブ区分636,736の断面は、方
形、角形などでよい。
【0042】リブ区分636,736は、フィンガ部6
32,732にスロット634,734を形成する。ス
ロット634,734は、空気が上方スカイブアセンブ
リを流れるための開口部である。上述したように気流は
様々なパターンを持つ。像形成機の環境システム(図示
せず)や、その組合せなどによって、フューザローラか
らの自然な熱対流により気流が提供される。各フィンガ
部632,732には1から6個のスロット634,7
34が設けられる。しかし各フィンガ部632,732
は1個のスロット634,734や、その他複数個のス
ロット634,734を備えてもよい。フィンガ部63
2,732は、1個および他の複数個設けてもよい。本
質的に支持部材638の全長にわたって1個のフィンガ
部632,732が設けられ、1個のフィンガ部63
2,732は複数のスロット634,734を備える。
【0043】上述したように、スロット634,734
は、上方スカイブアセンブリ628での結露を減少させ
るための気流パターンを提供するように構成されてい
る。スロット634,734は、上方スカイブアセンブ
リ628の底部から垂直に形成され、本質的に用紙方向
Cと整合されている。スロット634,734は、上方
区分631との接続箇所までリブ区分636,736と
一致する。スロット634,734は、用紙方向Cに対
して水平、角形、他の形状に形成される。スロット63
4,734は孔の群(図示せず)であっても、フィンガ
部632に多孔区分(図示せず)を形成する他の開口部
でもよい。一つ以上のスロットが、一つ以上の底区分6
40,740まで延在するか、底区分を貫通する。一つ
以上のスロットが上方区分631まで延出するか上方区
分を貫通してもよい。
【0044】スロット634,734によって形成され
た各開口部は、フィンガ部632,732の表面に沿っ
て開口面積を持つ。開口面積は組み合わされて、上方ス
カイブアセンブリ628の総開口面積となる。同様に、
各リブ区分636,736はフィンガ部632,732
の表面に沿って閉口面積を形成する。閉口面積は組み合
わされて、上方スカイブアセンブリ628の総閉口面積
となる。一態様においてスロット634,734の総開
口面積とリブ区分636,736の総閉口面積の割合
は、約1:1から約6:1の範囲にある。スロット63
4,734の総開口面積とリブ区分636,736の総
閉口面積の割合は約6:1より大きくてもよく、その場
合には、リブ区分636,736はよりワイヤ様の形状
となる。スロット634,734の総開口面積とリブ区
分636,736の総閉口面積の割合は、上方スカイブ
アセンブリ228の結露を減少させるのに適当な気流ま
たは気流パターンが形成される限り、約1:1より小さ
くてもよい。環境システムの処理量を増大させると、気
流が改善される。各スロット634,734の開口面積
は同じであっても変化してもよい。総開口面積は均等に
分散されても、フィンガ部632,732の一つまたは
すべてにわたって、また上方スカイブアセンブリ628
にわたって変化してもよい。一つのフィンガ部は幅狭の
スロット(図示せず)を備える。別のフィンガ部は幅広
のスロット(図示せず)を備える。また別のフィンガ部
は幅狭スロットと幅広スロット(図示せず)の組合せを
備えてもよい。
【0045】支持部材638は、上方スカイブアセンブ
リ628がフューザステーションに取り付けられた時に
リブ区分636,736と底区分640,740とが上
述したごとく配置されるように構成され、フィンガアセ
ンブリ630に接続される。支持部材638は、フュー
ザステーションのプレッシャおよびフューザローラとの
間のニップ領域に対して本質的に平行に配置される。支
持部材638は平面状で矩形である。しかし支持部材6
38は傾斜状、湾曲状、別の形状、これらの組合せ、そ
の他でもよい。支持部材638は適当な厚さと寸法とを
持ち、像形成機の一部であるか、別の部分を形成する。
フィンガアセンブリ630の上方区分631は、支持部
材638の前部に接続される。
【0046】底区分640,740は、支持部材638
の底部にわたって接続される。一態様において支持部材
638は、棚(ledge、レッジ、出っ張り)部642を備
える。棚部642は一つ以上の底部640,740に水
平方向に接続される。支持部材638は、棚部642な
しで、または他の手段によって一つ以上の底区分64
0,740に接続されてもよい。底区分640,740
との接続箇所は、本質的に直線、曲線、別の種類の線、
線の組合せであっても、いかなる線をも形成しなくても
よい。支持部材638はまた、支持部材638と一つ以
上の底区分640,736との接続箇所またはその付近
において、上方スカイブアセンブリ628の底部628
cのリブ区分636,736と接続されてもよい。
【0047】一態様においてフィンガ部732は、スロ
ット734の各々に適切に配置された挿入防止装置を備
える。フィンガ部632は、スロット634の各々に配
置された挿入防止装置を備えない。しかしスロット63
4のいずれかまたはすべてが挿入防止装置を備えてもよ
い。一つ以上のスロットに挿入防止装置を備える、他の
構造のフィンガ部632,732でもよい。一つ以上の
スロット634,734が挿入防止装置を備えてもよ
い。
【0048】像形成機は、用紙を上方スカイブアセンブ
リ638と中心整合(center align)させるように設計さ
れる。用紙が中心整合されると、各用紙の中心は上方ス
カイブアセンブリの中心を通過する。したがって上方ス
カイブアセンブリ628を通る用紙側端の位置は、用紙
サイズにより変化する。一態様においてフィンガ部73
2は、像形成機での使用が予測されるまたは計画される
用紙サイズの端位置に対応する上方スカイブアセンブリ
の各側端の範囲をカバーするように延在する。上方スカ
イブアセンブリ628の各側端におけるフィンガ部73
2の数は、同じであっても変化してもよい。小型の用紙
が使用される場合、フィンガ部732の数は多くなる。
【0049】用紙は、端整合(edge align)されてもよ
い、つまり各用紙の同じ側端が上方スカイブアセンブリ
628の整合端を通過してもよい。整合端における側端
の位置は、用紙サイズに関係なく、本質的に同じであ
る。しかし上方スカイブアセンブリにおける他の側端の
位置は、用紙サイズによって変化する。上方スカイブア
センブリ628の各側端におけるフィンガ部732の数
は、異なる。整合端に沿って1個または2個のフィンガ
部732が設けられ、整合端と反対の側端に沿って、よ
り多数のフィンガ部732が設けられてもよい。追加フ
ィンガ部732は、寸法の異なる用紙に対応するもので
ある。8個のフィンガ部632,732を備える上方ス
カイブアセンブリでは、整合端である側端に2個のフィ
ンガ部732が設けられ、続いて2個のフィンガ部63
2、さらに反対の側端に4個のフィンガ部732が設け
られる。
【0050】挿入防止装置は、用紙が上方スカイブアセ
ンブリ628を通過する際に、用紙がスロットに詰まる
のを防止し、修正する。「詰まり」とは、スロット、特
にリブ区分や底区分などへ用紙が進入したり、嵌合した
り、絡まったり、ひっかかる様子を含む。用紙の側端が
スロットに進入した場合、用紙が上方スカイブアセンブ
リ628を通過する際に用紙の先端が底区分や他の部分
と衝突する。詰まりによって用紙は、折り畳まれたり、
折り曲げられたり、絡まったり、裂かれたりする。挿入
防止装置は側端がスロットに進入する可能性を低下させ
るか皆無にする。側端がスロットに詰まると、スロット
および隣接するリブ区分と底区分から用紙を取り除く、
言い換えると解離(disengage、離れる、解放する、はず
れる)させる。
【0051】一態様において挿入防止装置は、タブ区分
744と傾斜(angle、アングル、角度)スロット部74
5(図8,12A,12B参照)とを含む。挿入防止装
置はタブ区分744と傾斜スロット部745の一方を含
んでもよい。挿入防止装置は、詰まりを防止または修正
するのに適した他の形状を含んでもよい。挿入防止装置
は、同じ部品から、底区分740およびリブ区分736
の少なくとも一つと一体的に(integrally)形成される。
「一体的に形成される」とは、金属板または他の適当な
形状の材料など、単一の部品を切断、折り曲げ、成形す
ることを含む。
【0052】この態様において、タブ区分744は底区
分740からスロット734に延出する。タブ区分74
4と底区分740の接続箇所は、上方スカイブアセンブ
リ628の底部および後部に近接していることが望まし
い。スロット734に延出するタブ区分744の一部
は、上方スカイブアセンブリの上部および前部に近接し
ていることが望ましい。タブ区分744は、底部740
と一つ以上のリブ区分736との少なくとも一方から形
成される。タブ区分744は、底区分740との接続箇
所を除いて、切り抜かれるとよい。一態様においてタブ
区分744は、底部740から滑らかに移行する、つま
り接続されている。タブ区分744は本質的に、傾斜ス
ロット部745と同じ寸法か若干小さい。タブ区分74
4の外側は、傾斜スロット部745と同じまたは同様の
形状を持つ。底区分740、タブ区分744、リブ区分
736は、フィンガアセンブリ630など、同じ部品で
あるか、同じ部品の一部である。
【0053】この態様において、タブ区分744は、底
区分740または上方スカイブアセンブリ628の底部
628c(図8参照)に対して角度αを成す。タブ区分
744は、リブ区分の一部または用紙方向と本質的に平
行な別の部分と角度αを成してもよい。角度αは、用紙
の先端をスロット734から案内するように選択され
る。一態様において角度αは約5度より大きい。別の態
様において角度αは、約15度から約45度の範囲であ
る。また別の態様で、角度αは約30度である。
【0054】傾斜スロット部745は、第1リブ区分7
36aの第1スロット端746とリブ区分736bの第
2スロット端748とによって形成される(図12Aと
12B参照)。第1スロット端746は、第1直線(str
aight、連続した、まっすぐな、直立した)部分750と
第1傾斜部分752とを備える。第2スロット端748
は、第2直線部分754と第2傾斜部分756とを備え
る。一態様において第1および第2直線部分750,7
54は用紙方向Cと本質的に平行である。しかし、第1
および第2直線部分750,754は用紙方向Cに対し
て角度を成すか、相互に角度を成してもよい。この態様
において第1および第2傾斜部分752,756は、そ
れぞれリブ区分736a,736bの方に傾斜してい
る。しかし第1および第2傾斜部分752,756の一
方または両方がスロット734の方へ傾斜していてもよ
い。第1および第2傾斜部分752,756は平行でも
よい。スロット端746,748の両方が直線部分75
0,754を備えなくてもよい。一方のスロット端が直
線および傾斜部分を備え、他方のスロット端が直線部分
と傾斜部分の一方を備えてもよい。
【0055】傾斜部分752,756はそれぞれ、直線
部分750,754に対して角度β,β’を成す。傾斜
部分752,756の一方または両方は、それぞれ端区
分746,748の一部または全部を含む。その場合に
は、直線部分750,754の一方または両方が設けら
れていない。角度β,β’は同じであっても、一つ以上
のスロット734について異なってもよい。角度β,
β’の一方または両方は、用紙の詰まりを防止するよう
に決定される。一態様において角度β,β’の一方また
は他方は、約2度より大きい。別の態様において、角度
β,β’の一方または両方は、約5度から約20度の範
囲にある。また別の態様において、角度β,β’の一方
または他方は約13度である。
【0056】一態様において、タブ区分744と傾斜ス
ロット部745は、個々に、または組み合わされて、ス
ロット734への用紙の詰まりを防止、減少および修正
する。用紙が上方スカイブアセンブリ628を通過する
際に、側端が一つ以上の傾斜スロット部745を通過す
る。傾斜スロット部745は側端と角度β,β’で交差
するため、用紙が傾斜スロット部745に進入すること
は、不可能でないとしても非常に困難である。側端がス
ロット745に進入すると、用紙が上方スカイブアセン
ブリ628を通過する際に、スロット745に入った先
端の一部がタブ区分744と嵌合する。タブ区分744
は本質的に、先端をスロット745の外へ、そして上方
および下方スカイブアセンブリ間の案内路へと案内す
る。
【0057】本発明の様々な実施の形態について説明お
よび図示した。しかし説明と図示は単なる例示に過ぎな
い。本発明の範囲内で可能であるさらに多くの実施の形
態と実行例は、当業者には自明だろう。そのため、本発
明は、説明中の特定の詳細、代表的実施の形態、図示さ
れた例には限定されない。したがって、本発明は、添付
された請求項とその均等物によって必要とされる点を除
いて、制限を受けない。
【図面の簡単な説明】
【図1】フューザステーションを備える像形成機を示す
概略図である。
【図2】図1に図示された像形成機のフューザステーシ
ョンを示す側面図である。
【図3】第一実施の形態による像形成機のフューザステ
ーションに使用される上方スカイブアセンブリを示す正
面斜視図である。
【図4】図3に図示された上方スカイブアセンブリを示
す背面斜視図である。
【図5】図3に図示された上方スカイブアセンブリを示
す側面図である。
【図6】第二実施の形態による像形成機のフューザステ
ーションに使用される上方スカイブアセンブリの背面斜
視図である。
【図7】図6に図示された上方スカイブアセンブリを示
す正面斜視図である。
【図8】図6に図示された上方スカイブアセンブリの側
面図である。
【図9】図6に図示された上方スカイブアセンブリを示
す第一底面近接斜視図である。
【図10】図6に図示された上方スカイブアセンブリを
示す第二底面近接斜視図である。
【図11】図6に図示された上方スカイブアセンブリを
示す上面近接斜視図である。
【図12】(A)図6に図示された上方スカイブアセン
ブリのフィンガ部を示す近接底面図であって、タブ区分
が図示されている。 (B)図6に図示された上方スカイブアセンブリのフィ
ンガ部を示す近接底面図であって、タブ区分が図示され
ていない。
【図13】先行技術による像形成機のフューザステーシ
ョンを示す側面図である。
【図14】先行技術による像形成機のフューザステーシ
ョンに使用される上方スカイブアセンブリを示す正面斜
視図である。
【符号の説明】
118 フューザステーション 122 プレッシャローラ 124 フューザローラ 126 下方スカイアセンブリ 128 上方スカイブアセンブリ 128a 前部 128b 後部 128c 底部 128d 上部 132 フィンガ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボーマン,リチャード シー. アメリカ合衆国 14454 ニューヨーク州 ジェネセー リマ ロード 5048 (72)発明者 モーガンティ,テリー エヌ. アメリカ合衆国 14420 ニューヨーク州 ブロックポート ワン ヒッコリー ウ ェイ (72)発明者 オーチャード, ジェームス ブイ., II アメリカ合衆国 14470 ニューヨーク州 ハーレイ カントリー ライン ロード 4680 Fターム(参考) 2H033 AA39 BA10 BB33 3F101 FB08 FC05 FC07 FC19 FE17 LA01 LB03 3J103 AA02 BA02 BA12 BA31 BA43 FA09 FA19 FA20 FA24 GA02 GA52 GA68

Claims (71)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部材と、 前記支持部材に接続された複数のリブ区分であって、少
    なくとも一つのスロットを形成する複数のリブ区分であ
    り、該少なくとも一つのスロットが、スカイブアセンブ
    リの結露を減少させるための気流パターンを提供するよ
    うになされた複数のリブ区分とを備えた像形成機のフュ
    ーザステーションのためのスカイブアセンブリ。
  2. 【請求項2】前記複数のリブ区分が、前記支持部材に接
    続された少なくとも一つのフィンガ部によって提供され
    る請求項1に記載のスカイブアセンブリ。
  3. 【請求項3】前記少なくとも一つのフィンガ部が、前記
    支持部材と前記複数のリブ区分とに接続された底区分を
    有する請求項2に記載のスカイブアセンブリ。
  4. 【請求項4】前記少なくとも一つのフィンガ部が、フィ
    ンガアセンブリによって提供される請求項2に記載のス
    カイブアセンブリ。
  5. 【請求項5】前記少なくとも一つのスロットが、少なく
    とも一つの第1スロットと、少なくとも一つの第2スロ
    ットとを備え、 該少なくとも一つの第1スロットが、該少なくとも一つ
    の第2スロットと平行である請求項1に記載のスカイブ
    アセンブリ。
  6. 【請求項6】前記少なくとも一つのスロットが、少なく
    とも一つの第1スロットと、少なくとも一つの第2スロ
    ットとを備え、 該少なくとも一つの第1スロットが、該少なくとも一つ
    の第2スロットに対して角度を成す請求項1に記載のス
    カイブアセンブリ。
  7. 【請求項7】前記少なくとも一つのスロットが、少なく
    とも一つの第1スロットと、少なくとも一つの第2スロ
    ットとを備え、 該少なくとも一つの第1スロットが、該少なくとも一つ
    の第2スロットより大きい請求項1に記載のスカイブア
    センブリ。
  8. 【請求項8】前記少なくとも一つのスロットが総開口面
    積を提供し、 前記リブ区分が総閉口面積を提供し、 該総開口面積と総閉口面積の割合が、約1:1に等しい
    か約1:1より大きい請求項1に記載のスカイブアセン
    ブリ。
  9. 【請求項9】前記少なくとも一つのスロットが総開口面
    積を提供し、 前記リブ区分が総閉口面積を提供し、 該総開口面積と該総閉口面積の割合が、約1:1から約
    6:1の範囲にある請求項1に記載のスカイブアセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】前記少なくとも一つのスロットが総開口
    面積を有し、 前記リブ区分が総閉口面積を有し、 該総開口面積が、前記スカイブアセンブリにわたって均
    一に分散された請求項1に記載のスカイブアセンブリ。
  11. 【請求項11】前記少なくとも一つのスロットに配置さ
    れた挿入防止装置をさらに備えた請求項1に記載のスカ
    イブアセンブリ。
  12. 【請求項12】前記少なくとも一つのスロットが、少な
    くとも一つの第1スロットと、少なくとも一つの第2ス
    ロットとを備え、 前記挿入防止装置が、該少なくとも一つの第1スロット
    に配置された請求項11に記載のスカイブアセンブリ。
  13. 【請求項13】前記挿入防止装置が、タブ区分と傾斜ス
    ロット部の少なくとも一方である請求項11に記載のス
    カイブアセンブリ。
  14. 【請求項14】前記タブ区分と前記傾斜スロット部と
    が、前記底区分と少なくとも一つのリブ区分とを備えた
    1部品から一体的に形成される請求項13に記載のスカ
    イブアセンブリ。
  15. 【請求項15】前記タブ区分が、前記少なくとも一つの
    スロットから用紙の端を案内するように配置された請求
    項13に記載のスカイブアセンブリ。
  16. 【請求項16】前記支持部材と前記複数のリブとに接続
    された底区分をさらに備え、 前記タブ区分が該底区分と少なくとも一つのリブ区分と
    の一方に接続され、該タブ区分が前記スロットに延出す
    る請求項13に記載のスカイブアセンブリ。
  17. 【請求項17】前記タブ区分が前記底区分に対して角度
    αを成す請求項16に記載のスカイブアセンブリ。
  18. 【請求項18】前記タブ区分が、前記リブ区分の一つに
    対して角度αを成す請求項1に記載のスカイブアセンブ
    リ。
  19. 【請求項19】前記角度αが、約5度より大きい請求項
    18に記載のスカイブアセンブリ。
  20. 【請求項20】前記角度αが、約15度から約45度の
    範囲にある請求項18に記載のスカイブアセンブリ。
  21. 【請求項21】前記角度αが、約30度である請求項1
    8に記載のスカイブアセンブリ。
  22. 【請求項22】前記複数のリブ区分が、第1リブ区分と
    第2リブ区分とを備え、 該第1リブ区分が第1スロット端を有し、 該第2リブ区分が第2スロット端を有し、 該第1および第2スロット端が、前記傾斜スロット部を
    形成する請求項13に記載のスカイブアセンブリ。
  23. 【請求項23】前記第1スロット端と前記第2スロット
    端の少なくとも一方が直線部分と傾斜部分とを有する請
    求項22に記載のスカイブアセンブリ。
  24. 【請求項24】前記複数のリブ区分が、第1リブ区分と
    第2リブ区分とを備え、該第1リブ区分が第1スロット
    端を有し、該第2リブ区分が第2スロット端を有し、 前記第1スロット端が、第1傾斜部分に対して角度βを
    成す第1直線部分を有し、 前記第2スロット端が、第2傾斜部分に対して角度β’
    を成す直線部分を有し、前記第1および第2傾斜部分が
    前記傾斜スロット部を形成する請求項22に記載のスカ
    イブアセンブリ。
  25. 【請求項25】角度βと角度β’の少なくとも一方が約
    2度より大きい請求項24に記載のスカイブアセンブ
    リ。
  26. 【請求項26】角度βと角度β’の少なくとも一方が約
    5度から約20度の範囲にある請求項24に記載のスカ
    イブアセンブリ。
  27. 【請求項27】角度βと角度β’の少なくとも一方が約
    13度である請求項24に記載のスカイブアセンブリ。
  28. 【請求項28】プレッシャローラと、 前記プレッシャローラとニップ領域を形成するように配
    置されたフューザローラと、 前記ニップ領域から用紙方向に排出される用紙と嵌合す
    るように適切に配置されたスカイブアセンブリとを備
    え、 前記スカイブアセンブリが、少なくとも一つのスロット
    を形成する複数のリブ区分を備える少なくとも一つのフ
    ィンガ部を有し、 前記複数のリブ区分が前記スカイブアセンブリから前記
    ニップ領域に突出し、 前記少なくとも一つのスロットが、前記スカイブアセン
    ブリの結露を減少させる気流パターンを提供するように
    なされた、像形成機の通気フューザステーション。
  29. 【請求項29】前記少なくとも一つのスロットが、前記
    用紙方向と本質的に整合された請求項28に記載の通気
    フューザステーション。
  30. 【請求項30】前記少なくとも一つのスロットが、前記
    用紙方向に対して角度を成す請求項28に記載の通気フ
    ューザステーション。
  31. 【請求項31】前記スカイブアセンブリが、前記用紙の
    案内路を形成するように配置された上方および下方スカ
    イブアセンブリを含む請求項28に記載の通気フューザ
    ステーション。
  32. 【請求項32】前記スカイブアセンブリが支持部材をさ
    らに備え、 前記少なくとも一つのフィンガ部が、前記支持部材に接
    続された底区分を有し、 前記複数のリブ区分が、前記底区分と前記支持部材とに
    接続された請求項28に記載の通気フューザステーショ
    ン。
  33. 【請求項33】前記少なくとも一つのフィンガ部が、前
    記支持部材に接続された上方区分を有するフィンガアセ
    ンブリによって提供され、前記リブ区分が該上方区分に
    接続された請求項28に記載の通気フューザステーショ
    ン。
  34. 【請求項34】前記少なくとも一つのフィンガ部が、前
    記少なくとも一つのスロットに配置された挿入防止装置
    をさらに備えた請求項28に記載の通気フューザステー
    ション。
  35. 【請求項35】前記挿入防止装置が、タブ区分と傾斜ス
    ロット部の少なくとも一方を備えた請求項32に記載の
    通気フューザステーション。
  36. 【請求項36】前記タブ区分が、前記底区分と少なくと
    も一つのリブ区分の一方に接続され、 前記タブ区分が、前記スロットに延出し、 前記タブ区分が、前記底区分に対して第1角度を成す請
    求項35に記載の通気フューザステーション。
  37. 【請求項37】前記タブ区分が、前記用紙方向に対して
    第1角度を成す請求項35に記載の通気フューザステー
    ション。
  38. 【請求項38】前記第1角度が、約5度より大きい請求
    項37に記載の通気フューザステーション。
  39. 【請求項39】前記傾斜スロット部が、第1および第2
    スロット端によって形成され、 該第1スロット端が、第1リブ区分によって提供され、 該第2スロット端が、第2リブ区分によって提供され、 該第1および第2スロット端の少なくとも一方が、傾斜
    部分に対して第2角度を成す直線部分を有する請求項3
    5に記載の通気フューザステーション。
  40. 【請求項40】前記複数のリブ区分が、第1リブ区分と
    第2リブ区分とを有し、 該第1リブ区分が、第1直線部分と第1傾斜部分とを有
    し、 該第2リブ区分が、第2直線部分と第2傾斜部分とを有
    し、 前記傾斜スロット部が、第1および第2傾斜部分によっ
    て形成される請求項35に記載の通気フューザステーシ
    ョン。
  41. 【請求項41】前記直線部分の少なくとも一つが、前記
    傾斜部分の少なくとも一つに対して第2角度を成す請求
    項40に記載の通気フューザステーション。
  42. 【請求項42】前記第2角度が、約2度より大きい請求
    項41に記載の通気フューザステーション。
  43. 【請求項43】プレッシャローラと、 前記プレッシャローラとニップ領域を形成するように配
    置されたフューザローラと、 前記ニップ領域から用紙方向に排出される用紙と嵌合す
    るように適切に配置されたスカイブアセンブリとを備
    え、 前記スカイブアセンブリが、複数のスロットを形成する
    複数のリブ区分を有し、 前記複数のスロットが、前記スカイブアセンブリの結露
    を減少させる気流パターンを提供するようになされた像
    形成機の通気フューザステーション。
  44. 【請求項44】前記複数のリブ区分が、少なくとも一つ
    のフィンガ部によって提供される請求項43に記載の通
    気フューザステーション。
  45. 【請求項45】前記少なくとも一つのフィンガ部が、フ
    ィンガアセンブリによって提供される請求項43に記載
    の通気フューザステーション。
  46. 【請求項46】前記スカイブアセンブリが、支持部材を
    さらに備え、 前記フィンガアセンブリが、前記支持部材に接続された
    上方区分を有し、 前記少なくとも一つのフィンガ部が、支持部材に接続さ
    れた底区分を有し、 前記複数のリブ区分が、前記底区分と前記上方区分とに
    接続された請求項43に記載の通気フューザステーショ
    ン。
  47. 【請求項47】前記複数のスロットが、前記用紙方向と
    本質的に整合された請求項43に記載の通気フューザス
    テーション。
  48. 【請求項48】前記複数のスロットが、前記用紙方向に
    対して角度を成す請求項43に記載の通気フューザステ
    ーション。
  49. 【請求項49】前記複数のスロットが、第1スロット群
    と第2スロット群とを備え、 前記第1スロット群が、前記用紙方向と本質的に整合さ
    れ、 前記第2スロット群が、前記用紙方向と角度を成す請求
    項43に記載の通気フューザステーション。
  50. 【請求項50】前記第1および第2群が、少なくとも一
    つのスロットを備えた請求項49に記載の通気フューザ
    ステーション。
  51. 【請求項51】前記複数のスロットが、第1スロット群
    と第2スロット群とを備え、 該第1スロット群の各スロットが、挿入防止装置を有す
    る請求項43に記載の通気フューザステーション。
  52. 【請求項52】前記第1スロット群が、前記用紙の側端
    位置に対応する少なくとも一つの範囲に配置された請求
    項51に記載の通気フューザステーション。
  53. 【請求項53】前記通気フューザステーションを通過す
    る用紙が、中心整合される請求項52に記載の通気フュ
    ーザステーション。
  54. 【請求項54】前記通気フューザステーションを通過す
    る用紙が、端整合される請求項52に記載の通気フュー
    ザステーション。
  55. 【請求項55】前記スカイブアセンブリが、前記複数の
    スロットの少なくとも一つのスロットに配置された挿入
    防止装置を有する請求項14に記載の通気フューザステ
    ーション。
  56. 【請求項56】前記挿入防止装置が、タブ区分と傾斜ス
    ロット部の少なくとも一方を備えた請求項55に記載の
    通気フューザステーション。
  57. 【請求項57】前記複数のリブ区分が少なくとも一つの
    底区分に接続され、 前記タブ区分が、該底区分に対して第1角度を成す請求
    項56に記載の通気フューザステーション。
  58. 【請求項58】前記タブ区分が、前記用紙方向に対して
    第1角度を成す請求項56に記載の通気フューザステー
    ション。
  59. 【請求項59】前記第1角度が、約5度より大きい請求
    項58に記載の通気フューザステーション。
  60. 【請求項60】前記傾斜スロット部が、第1および第2
    スロット端によって形成され、 該第1スロット端が、第1リブ区分によって提供され、 該第2スロット端が、第2リブ区分によって提供され、 該第1および第2スロット端の少なくとも一方が、傾斜
    部分に対して第2角度を成す直線部分を有する請求項5
    6に記載の通気フューザステーション。
  61. 【請求項61】前記複数のリブ区分が第1リブ区分と第
    2リブ区分とを備え、該第1リブ区分が第1スロット端
    を有し、該第2リブ区分が第2スロット端を有し、 前記第1スロット端が、第1傾斜部分に対して第2角度
    を成す第1直線部分を有し、 前記第2スロット端が、第2傾斜部分に対して第2角度
    を成す直線部分を有し、 前記第1および第2傾斜部分が、前記傾斜スロット部を
    形成する請求項56に記載の通気フューザステーショ
    ン。
  62. 【請求項62】前記第2角度が約2度より大きい請求項
    60又は61に記載の通気フューザステーション。
  63. 【請求項63】光伝導体と、 前記光伝導体を静電気帯電させるように適切に配置され
    た主チャージャと、 該光伝導体に静電像を光学的に露光させて形成するよう
    に適切に配置された露光機と、 前記静電像に付着する電荷を持つトナーを前記光伝導体
    に塗布するように適切に配置されたトナーステーション
    と、 前記光伝導体の付近に適切に配置された転写チャージャ
    であって、前記トナーを該光伝導体から用紙に転写する
    ための前記転写チャージャと、 前記転写チャージャから前記用紙を受け取るように適切
    に配置されたフューザステーションであって、前記トナ
    ーを該用紙に溶着させる前記フューザステーションであ
    り、 プレッシャローラと、 前記プレッシャローラとニップ領域を形成するように配
    置されたフューザローラと、 前記ニップ領域から用紙方向に前進する前記用紙と嵌合
    するように適切に配置されたスカイブアセンブリであっ
    て、少なくとも一つのスロットを形成する複数のリブ区
    分を備える少なくとも一つのフィンガ部を有するスカイ
    ブアセンブリであり、該少なくとも一つのスロットが、
    該スカイブアセンブリの結露を減少させる気流パターン
    を提供するようになされた、前記スカイブアセンブリと
    を含む前記フューザステーションとを備えた通気フュー
    ザステーションを有する像形成機。
  64. 【請求項64】前記少なくとも一つのスロットが、前記
    用紙方向と該用紙方向と角度を成す方向の一方と整合さ
    れる請求項63に記載の像形成機。
  65. 【請求項65】前記少なくとも一つのフィンガ部が、前
    記少なくとも一つのスロットに配置された挿入防止装置
    をさらに備えた請求項63に記載の像形成機。
  66. 【請求項66】前記挿入防止装置が、タブ区分と傾斜ス
    ロット部の少なくとも一方を備えた請求項65に記載の
    像形成機。
  67. 【請求項67】前記タブ区分が、前記用紙方向に対して
    第1角度を成す請求項66に記載の像形成機。
  68. 【請求項68】前記第1角度が、約5度より大きい請求
    項67に記載の像形成機。
  69. 【請求項69】前記複数のリブ区分が、第1リブ区分と
    第2リブ区分とを有し、 該第1リブ区分が、第1直線部分と第1傾斜部分とを有
    し、 該第2リブ区分が、第2直線部分と第2傾斜部分とを有
    し、 前記傾斜スロット部が第1および第2傾斜部分によって
    形成される請求項66に記載の像形成機。
  70. 【請求項70】前記傾斜スロット部が、第1および第2
    スロット端によって形成され、 該第1スロット端が、第1リブ区分によって提供され、 該第2スロット端が、第2リブ区分によって提供され、 該第1および第2スロット端の少なくとも一方が、傾斜
    部分に対して第2角度を成す直線部分を有する請求項6
    6に記載の像形成機。
  71. 【請求項71】前記第2角度が、約2度より大きい請求
    項70に記載の像形成機。
JP2001377321A 2000-12-13 2001-12-11 像形成機のフューザステーションのための通気スカイブアセンブリ Pending JP2002304071A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/736,656 US6564030B2 (en) 2000-12-13 2000-12-13 Vented skive assembly for a fuser station in an image-forming machine
US09/736656 2000-12-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002304071A true JP2002304071A (ja) 2002-10-18

Family

ID=24960751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001377321A Pending JP2002304071A (ja) 2000-12-13 2001-12-11 像形成機のフューザステーションのための通気スカイブアセンブリ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6564030B2 (ja)
EP (1) EP1215541A3 (ja)
JP (1) JP2002304071A (ja)
CA (1) CA2363450C (ja)
DE (1) DE10159791A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100428077C (zh) * 2004-01-23 2008-10-22 松下电器产业株式会社 定影装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6899716B2 (en) * 2000-02-16 2005-05-31 Trans1, Inc. Method and apparatus for spinal augmentation
US6795676B2 (en) * 2001-06-01 2004-09-21 Ricoh Company, Ltd Sheet wrapping avoidable fixing apparatus and image forming apparatus
JP3979918B2 (ja) * 2001-11-01 2007-09-19 株式会社沖データ 定着装置
US7149463B2 (en) * 2002-11-07 2006-12-12 Seiko Epson Corporation Fixing device
JP2004212954A (ja) * 2002-12-19 2004-07-29 Fuji Xerox Co Ltd 剥離装置およびそれを用いた定着装置、画像形成装置
US7013572B1 (en) * 2003-03-31 2006-03-21 Eastman Kodak Company Skive plate assembly
US7245346B2 (en) * 2004-05-21 2007-07-17 Eastman Kodak Company Method of making an electronic display
US7685692B2 (en) * 2004-05-21 2010-03-30 Industrial Technology Research Institute Process for removing material from a substrate
US7485191B2 (en) * 2004-05-21 2009-02-03 Industrial Technology Research Institute Nozzle tip and methods of use
US20050260916A1 (en) * 2004-05-21 2005-11-24 Eastman Kodak Company Method of making an electronic display
US20050259213A1 (en) * 2004-05-21 2005-11-24 Eastman Kodak Company Method of making an electronic display
US7024153B2 (en) * 2004-05-21 2006-04-04 Eastman Kodak Company Skiving device and methods of use
JP4264410B2 (ja) * 2004-11-30 2009-05-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP4457152B2 (ja) * 2008-01-25 2010-04-28 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置
US8145104B2 (en) * 2008-12-19 2012-03-27 Eastman Kodak Company Metering skive for a developer roller
JP5835645B2 (ja) * 2011-06-28 2015-12-24 株式会社リコー ガイド構造及び画像形成装置
JP5998706B2 (ja) * 2012-07-26 2016-09-28 カシオ電子工業株式会社 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465550A (en) * 1977-11-04 1979-05-26 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Guide device for heat fixing device
JPS6122375A (ja) * 1984-07-10 1986-01-30 Canon Inc 記録装置
JPH01147575A (ja) * 1987-12-04 1989-06-09 Ricoh Co Ltd 熱定着装置
JPH03291682A (ja) * 1990-04-09 1991-12-20 Seiko Epson Corp 印刷装置
JPH0643772A (ja) * 1992-02-14 1994-02-18 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置の用紙排出装置
JPH06118818A (ja) * 1992-10-02 1994-04-28 Canon Inc 画像形成装置
JPH07315623A (ja) * 1994-05-31 1995-12-05 Fuji Xerox Co Ltd 用紙搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100428077C (zh) * 2004-01-23 2008-10-22 松下电器产业株式会社 定影装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6564030B2 (en) 2003-05-13
US20020071699A1 (en) 2002-06-13
DE10159791A1 (de) 2002-07-25
EP1215541A3 (de) 2006-02-08
EP1215541A2 (de) 2002-06-19
CA2363450A1 (en) 2002-06-13
CA2363450C (en) 2005-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002304071A (ja) 像形成機のフューザステーションのための通気スカイブアセンブリ
JP5339931B2 (ja) シート排出装置及び画像形成装置
JP5587389B2 (ja) 画像形成装置
JP2007086132A (ja) 定着装置
JP4802719B2 (ja) 画像形成装置
JP4479667B2 (ja) シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JPH0891672A (ja) シート排出積載装置及び画像形成装置
JP3159047B2 (ja) 画像形成装置における搬送ガイド装置
JPH0328438Y2 (ja)
US10996625B2 (en) Image forming apparatus and dew condensation countermeasurement system
JPS60182465A (ja) 画像記録装置
JPH09281827A (ja) 画像形成装置
US5172177A (en) Image-forming apparatus having an openable sheet guide
US7092665B2 (en) Fixing apparatus having an exfoliating member and a restricting member
JP2008033068A (ja) 定着装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2004090221A (ja) 加熱装置および画像形成装置
EP0504832A2 (en) Fixing roller and image fixing device using the same
JPH0744045A (ja) 熱定着装置
JPH0318867A (ja) 画像形成装置
JP2001305903A (ja) 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP2004026388A (ja) 画像形成装置
JP3704663B2 (ja) 熱定着装置
JPH06103416B2 (ja) 画像記録装置
JPS60182466A (ja) 画像記録装置
JPS60182462A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040924

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041116

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20041109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050303

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080401