JP2002301125A - 脚用空気マッサージ機 - Google Patents

脚用空気マッサージ機

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JP2002301125A JP2001109063A JP2001109063A JP2002301125A JP 2002301125 A JP2002301125 A JP 2002301125A JP 2001109063 A JP2001109063 A JP 2001109063A JP 2001109063 A JP2001109063 A JP 2001109063A JP 2002301125 A JP2002301125 A JP 2002301125A
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    • A61H2205/10Leg

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両脚の間に邪魔になる部材を設けることな
く、左右両側壁に設けられたエアセルによるマッサージ
を効果的に行えるようにする。 【解決手段】 底面と底面の左右両側から立設された側
壁とを備えた1つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左
右方向に並べて収納でき、空気の給排により膨張収縮し
て前記凹状脚収納部内に収納された両脚の側部を押圧す
る側面エアセルが前記両側壁の内面に設けられた脚用空
気マッサージ機において、前記底面には、空気が供給さ
れると底面から突出状に膨張し、排気されると収縮する
底面エアセルが設けられ、前記底面エアセルは、底面の
左右中央寄りの部分が側壁寄りの部分よりも底面からの
突出量が大きくなるように膨張するように構成された袋
体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚用空気マッサー
ジ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】脚用空気マッサージ機としては、特開平
10−295753号公報(以下、「先行文献1」とい
う)に開示されているように、椅子型マッサージ機の一
部として脚載せ部(フットレスト)に採用されたものが
知られている。先行文献1に開示された脚載せ部は、脚
載せ部の内底面の左右両側に左右両側壁部が設けられ、
脚載せ部の左右方向中央部に分離丘が膨出状に設けら
れ、この分離丘の両側で左右の脚を振り分けて保持でき
るようになっている。そして、左右両側壁部の内側面と
分離丘の左右両側面には対向状にエアセルが設けられて
いる。
【0003】エアセルは空気の給排によって伸縮し、こ
のエアセルの伸縮動作によって両脚の両側面を挟持状に
指圧することができる。先行技術文献1のような脚載せ
部では、両脚の間に分離丘が存在する。この分離丘は、
エアセルを設けるためには必要である。しかし、脚にマ
ッサージを施さないときには邪魔である。マッサージを
しないときの分離丘は、両脚の間に位置するため、使用
者にとっては両脚の拘束感が生じてしまい、リラックス
感を阻害するからである。
【0004】近年の椅子型マッサージ機はリラックスチ
ェアとしても用いることができるように、マッサージを
しないときの座り心地も重視される傾向にある。しか
し、脚載せ部に分離丘を備えたものは、座り心地重視と
いう要望に反するものとなっていた。一方、分離丘を備
えていない、脚用空気マッサージ機としては、特公昭4
4−13638号公報(以下、「先行文献2」という)
に開示のものがある。先行文献2の脚用空気マッサージ
機も椅子型マッサージ機の脚載せ部に採用されたもので
あり、脚載せ部の内底面の左右両側に左右両側壁が設け
られており、左右両側壁間に両脚を入れることができ、
左右両側壁の内側面にエアセルが設けられている。しか
し、先行文献1に記載のものと異なり、分離丘のような
両脚の間に位置する部材は設けられていない。
【0005】したがって、脚のリラックス感に関して
は、先行文献2記載のものは、先行文献1記載のものよ
り優れていると考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先行文献2
記載のもののように、両脚の間に位置する部材を設けな
い場合、左右両側壁の内側面に設けられたエアセルによ
る押圧が効果的に行えないという問題がある。左右両側
壁の内側面に設けられたエアセルは、脚の左右外側から
左右内側へ向かって横方向に脚を押圧する。しかし、両
脚の間に位置する部材が存在しないため、脚はエアセル
の押圧方向に逃げてしまい、押圧力が低減し効果的なマ
ッサージを行えない。
【0007】一方、エアセルによる押圧によって脚が横
に逃げないようにするために、両脚の間に位置する部材
として先行文献1のような分離丘を設けると、マッサー
ジをしないときに邪魔となるのは前述の通りである。つ
まり、先行文献1では、分離丘が存在するためエアセル
によって押圧しても脚が横に逃げることを防止できる
が、分離丘が存在するためリラックス感が損なわれる場
合がある。一方、先行文献2では、分離丘が存在しない
ため、リラックス感は得られるが、分離丘が存在しない
ため、エアセルによって押圧すると脚が横に逃げてしま
い効果的なマッサージが行えない。
【0008】以上要するに、先行文献1及び先行文献2
のいずれにおいても、リラックス感を維持しつつ左右両
側壁に設けられたエアセルによるマッサージを効果的に
行うことはできなかった。本発明は、かかる問題に鑑み
てなされたものであって、本発明の課題は、先行文献1
における分離丘のような邪魔になる部材を設けることな
く、左右両側壁に設けられたエアセルによるマッサージ
を効果的に行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の技術的手段を採用した。すなわち、本
発明の特徴は、底面と底面の左右両側から立設された側
壁とを備えた1つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左
右方向に並べて収納でき、空気の給排により膨張収縮し
て前記凹状脚収納部内に収納された両脚の側部を押圧す
る側面エアセルが前記両側壁の内面に設けられた脚用空
気マッサージ機において、前記底面には、空気が供給さ
れると底面から突出状に膨張し、排気されると収縮する
底面エアセルが設けられ、前記底面エアセルは、底面の
左右中央寄りの部分が側壁寄りの部分よりも底面からの
突出量が大きくなるように膨張するように構成された袋
体であることである。
【0010】かかる構成によると、両脚は一つの凹状脚
収納部内に収納されるので、凹状脚収納部内に収納され
た両脚の間には邪魔となる部材がなく、リラックス感が
得られる。しかも、底面エアセルは底面の左右中央寄り
の部分の突出量が側壁よりの部分の突出量の方が大きく
なるように膨張する。底面の左右中央は、凹状脚収納部
内に収納された両脚の間に対応するから、底面の左右中
央寄りから膨張した底面エアセルは、脚を左右方向に離
反させる方向に押圧する。すなわち、底面エアセルは脚
を側壁に押し付けるように膨張する。
【0011】したがって、底面エアセルが膨張した状態
で側面エアセルを膨張させると、側面エアセルの膨張に
よる押圧力を、底面エアセルの側壁に向かう膨張力で受
けることができ、凹状脚収納部内の両脚の間に部材がな
くとも側面エアセルの膨張による押圧によって脚が逃げ
ることを防止でき効果的なマッサージが行える。また、
他の観点からみた本発明の特徴は、底面と底面の左右両
側から立設された側壁とを備えた1つの凹状脚収納部内
に使用者の両脚を左右方向に並べて収納でき、空気の給
排により膨張収縮して前記凹状脚収納部内に収納された
両脚の側部を押圧する側面エアセルが前記両側壁の内面
に設けられた脚用空気マッサージ機において、前記底面
には、空気が供給されると底面から突出状に膨張し、排
気されると収縮する底面エアセルが設けられ、前記底面
エアセルは、膨張したときに前記凹状脚収納部内に収納
された両脚を左右方向に離反させる方向の押圧力を生じ
させるように設けられている点にある。
【0012】さらに他の観点からみた本発明の特徴は、
底面と底面の左右両側から立設された側壁とを備えた1
つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左右方向に並べて
収納でき、空気の供給により前記側壁の内面から突出状
に膨張する側面エアセルと、空気の供給により前記底面
から突出状に膨張する底面エアセルとを備えた脚用空気
マッサージ機において、前記側面エアセルは底面側を指
向して突出膨張し、前記底面エアセルは側壁側を指向し
て突出膨張するように構成され、底面側を指向して膨張
する側面エアセルと側壁側を指向して膨張する底面エア
セルとによって脚を挟持状に押圧可能とされている点に
ある。
【0013】また、前記底面エアセルとしては、底面の
左右方向一方側に設けられた第1底面エアセルと、底面
の左右方向他方側に設けられた第2底面エアセルとが設
けられ、前記第1底面エアセル及び第2底面エアセル
は、底面の左右中央寄りの部分の膨張許容量が、側壁寄
りの部分の膨張許容量より大きくなるように構成されて
いるのが好適である。さらに、前記第1底面エアセル及
び第2底面エアセルは、収縮時には平坦な袋体が給気に
より扇型に膨張するように形成されているのが好適であ
る。
【0014】あるいは、前記底面エアセルは、左右中央
部より左右両端側の膨張量が小さくなるように形成され
たものが、底面の左右中央部を跨いで配置されているの
も好適である。さらに、前記底面には、振動を発生する
振動装置が設けられているのが好ましい。そして、前記
両側壁は左右方向に移動自在に構成され、両側壁間の間
隔を調整自在とされているのが好適である。この場合、
両側壁の間隔が調整自在であるので、使用者の体格差に
応じて両側壁の間隔を調整することで、脚を凹状脚収納
部に入れやすくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、椅子型マッサージ装置1を
示している。この椅子型マッサージ装置は、背もたれ部
2、座部3、そして脚載部4を備えている。背もたれ部
2は、座部3後部との連結部を支点として左右の軸心ま
わりに回動自在に設けられており、図1の位置から後方
に倒すことができるようにリクライニング機構を備えて
いる。すなわち、背もたれ部2は、起伏自在に設けられ
ている。
【0016】また、脚載部4は、座部3前部との連結部
を支点として左右の軸心まわりに回動自在に設けられて
おり、図1の位置から回動して上昇させることができ
る。脚載部4がほぼ水平状態になるまで上昇させると、
使用者は脚を伸ばした状態で座ることができる。これに
加えて、背もたれ部2を後方に倒すと使用者は横臥状態
となることができる。前記背もたれ部2、座部3、脚載
部4には、それぞれ、使用者にマッサージを施すための
マッサージ手段が設けられている。具体的には、背もた
れ部2には、モータ駆動により揉み玉を動作させて使用
者の背中にマッサージを施すマッサージユニット6が設
けられている。また、座部3及び脚載部4には、空気の
給排により膨張収縮して、使用者のお尻や脚に押圧マッ
サージを施すためのエアセル7,8,9が設けられてい
る。エアセル7,8,9に対して給排気を行うための給
排気装置は、座部3の下方に備えられている(図示省
略)。
【0017】本発明の脚用空気マッサージ機は、本実施
形態においては、前記脚載部4に採用されている。この
脚用空気マッサージ機でもある脚載部4は、両脚が載せ
られる底面11aを構成する底面部材11と、底面部材
11の左右両側端から立設された左右側壁12a,12
bによって構成される1つの凹状脚収納部15を有して
いる。図2に示すように、凹状脚収納部15には、1つ
の溝状の凹部内に両脚L1,L2を並べて置くことがで
きるものであり、このため左右の側壁12a,12bの
間隔は両脚L1,L2を入れることができる程度に設定
されている。また、底面11aはほぼ平坦に形成されて
おり、凹状脚収納部15に収納された両脚L1,L2の
間に邪魔となる部材は存在しない。したがって、脚への
マッサージをしないときには、両脚を凹状脚収納部15
内で自由に動かすことができる。例えば、使用者は、脚
を組んだ状態で脚を底面11aの上に載せることもで
き、使用者は所望の姿勢をとることができる。つまり、
リラックスチェアとしての機能が確保されている。な
お、図示の底面11は、完全な平坦面であるが、多少の
傾斜や凹凸は許容される。
【0018】図2及び図3にも示すように、側壁12
a,12bの内面(他方の側壁との対向面)と底面11
aには、エアセル8a,8b,9a,9bが設けられて
いる。左右の側壁内面16,16に設けられたエアセル
8a,8b(以下、「側面エアセル」ともいう)は、図
示しない空気給排装置と配管18を介して接続されてい
る。これらの側面エアセル8a,8bは、空気が給排さ
れることにより膨張収縮し、側壁内面16から突出状に
膨張することによって凹状脚収納部15に収納された両
脚L1,L2の外側の部位を押圧する。つまり、一方の
側壁12a(図2及び図3において左側の側壁)の内面
16に設けられた第1側面エアセル8aは、他方の側壁
12b側に突出状に膨張し、他方の側壁12b(図2及
び図3において右側の側壁)の内面16に設けられた第
2側面エアセル8bは、一方の側壁12a側に突出状に
膨張する。
【0019】また、底面11aに設けられたエアセル9
a,9b(以下、「底面エアセル」ともいう)は、図示
しない空気給排装置と配管19を介して接続されてい
る。これらの底面エアセル9a,9bは、空気が給排さ
れることにより膨張収縮し、底面11aから突出状に膨
張することによって凹状脚収納部15内に収納された両
脚の裏側の部位を押圧する。底面エアセル9a,9bと
しては、底面11aの左右一方側(図2及び図3におい
て左側)に設けられた第1底面エアセル9aと、底面1
1aの左右他方側(図2及び図3において右側)に設け
られた第2底面エアセル9bとが具備されている。
【0020】第1側面エアセル8a及び第1底面エアセ
ル9aは、一方の脚L1を押圧するためのものであり、
第2側面エアセル8b及び第2底面エアセル9bは、他
方の脚L2を押圧するためのものである。なお、側面エ
アセル8a,8bと底面エアセル9a、9bとは同時に
膨張収縮させることもできるし、個別に膨張収縮させる
こともできるまた、エアセル8a,8b,9a,9bは
布又は皮製等のカバー体によって覆われ、エアセルが外
部に露出しないようにされている。第1及び第2側面エ
アセル8a,8b及び第1及び第2底面エアセル9a,
9bは、合成樹脂製のシート材を袋状に構成されてい
る。図4は、エアセルの収縮状態における断面図を示
し、図5は、エアセルの膨張状態における断面図を示し
ている。これら図4及び図5に示されるように、エアセ
ル8a、8b、9a、9bは、エアセル内部から空気が
排出されたときには収縮して平坦状であり、エアセル内
部に空気が供給されたときには扇型に膨張するように形
成されている。
【0021】エアセルは大きな膨張を可能とするため
に、その周端縁はシート材が折り畳み状とされた蛇腹構
造となっている。エアセルに空気が供給されると、周縁
の蛇腹20が伸びて大きく膨張することができ、エアセ
ルから空気排出すると蛇腹20が収縮して薄く平坦にな
るまで小さくなることができる。さらに、エアセルが設
けられている面からエアセルが真っ直ぐ突出するように
膨張するのではなく、図5のようにカーブしながら突出
膨張(以下、「カーブ膨張」ともいう)するように、エ
アセルの一端縁には、蛇腹20の伸長を規制する伸長規
制部材21が設けられている。この伸長規制部材21
は、蛇腹20の複数ある折り畳み部22同士を連結し
て、折り畳み部22同士の間隔が一定以上とならないよ
うにするシート状の連結片によって構成されている。
【0022】伸長規制部材21により、エアセルは突出
状に膨張する際に、伸長規制部材21による規制を受け
る一端縁23は小さく膨張し、伸長規制部材21による
規制を受けない他端縁24は大きく膨張する。つまり、
エアセルは、図5の矢印に示すように、伸長規制部材2
1側へ斜めにカーブしながら膨張し、膨張して扇型とな
る。図4及び図5に示すエアセルが、側面及び底面エア
セル8a,8b,9a,9bとして採用されており、図
3及び図6に示すように、第1及び第2側面エアセル8
a,8bは、伸長が規制されているエアセル一端縁23
が底面11a側(図3及び図6において下側)となり、
大きく膨張可能なエアセル他端縁24が凹状脚収納部1
5の上部開口側(図3及び図6において上側)となるよ
うに配置されている。
【0023】また、第1及び第2底面エアセル9a,9
bは、伸長が規制されているエアセル一端縁23が側壁
12a,12b側となり、大きく膨張可能なエアセル他
端縁24が底面11aの左右中央部11b側となるよう
に配置されている。なお、各エアセルa8,8b,9
a,9bには配管18,19への接続口25が設けられ
ており、この接続口25が底面部材11又は側壁12
a、12b内部に配置された配管18,19に接続さ
れ、この接続により各エアセルは、底面11a又は側壁
12a,12bに取り付け固定される。
【0024】上述のエアセルの配置により、図6に示す
ように、側面エアセル8a、8bは底面11aを指向し
てカーブしながら突出膨張し、底面エアセル9a、9b
は側壁12a,12bを指向してカーブしながら突出膨
張する。なお、側面エアセル8a,8b及び底面エアセ
ル9a,9bの膨張時の旋回(カーブ)支点は、底面1
1aから側壁12a,12bが立ち上がりのコーナー部
26付近となる。かかる膨張の結果、第1及び第2側面
エアセル8a、8bの凹状脚収納部15の上部開口寄り
の部分24,24が大きく膨張して、側面12a,12
bからの突出量が大きくなる。これに比べ、第1及び第
2側面エアセル8a、8bの底面11a寄りの部分2
3,23は小さく膨張し、底面11aからの突出量は小
さい。したがって、図7に示すように、第1及び第2側
面エアセル8a、8bは、脚L1,L2を上方から底面
11a側に押し付けつつ脚L1,L2の側部を押圧する
ことができ、押圧された脚を受ける部材が両脚L1,L
2の間になくとも、ある程度、脚が横に逃げる(両脚が
近接するように移動する)のを防止することができる。
【0025】さらに、第1及び第2底面エアセル9a,
9bについては、それらの底面11aの左右中央11b
寄りの部分24、24が大きく膨張して、底面11aか
らの突出量が大きくなる。これに比べ、第1及び第2底
面エアセル9a,9bの側壁12a,12b寄りの部分
23,23は小さく膨張し、底面11aからの突出量は
小さい。したがって、図7に示すように、第1及び第2
底面エアセル9a,9bは、各脚L1,L2を側壁12
a,12b側に押し付けつつ脚L1,L2の裏側を押し
上げるように押圧することができる。
【0026】また、底面エアセル9a、9bの底面中央
部11b寄りの部分24,24の内側の部位にもまわり
込んで押圧する。ここで、底面エアセル9a、9bの側
壁12a、12b寄りの部分23,23の膨張量は小さ
いことから脚L1,L2の外側を押圧する力は弱い。従
って底面エアセル9a、9bは、部分23,23による
押圧力より部分24,24による押圧力が勝って、両脚
L1,L2が離反する方向の押圧力が発生する。このよ
うに、脚L1,L2の外側より内側に大きな押し上げ力
を加えることで、両脚を左右に離反させる方向の力が発
生し、脚L1,L2を側壁12a、12b側に押し付け
ることができる。
【0027】このため、側面エアセル8a、8bによっ
て脚L1,L2を外側から押圧しても、その力を、底面
エアセル9a、9bによる両脚を左右に離反させる方向
の力で受け止めて、側面エアセル8a,8bと底面エア
セル9a,9bとで脚L1,L2を挟持状に押圧するこ
とができ、脚の外側と内裏側をマッサージすることがで
きる。よって、両脚の間に分離丘のような部材がなくと
も、脚を逃がさずに押圧することができ、効果的なマッ
サージが行える。
【0028】なお、本実施形態では、底面11aには、
振動を発生させる振動装置(バイブレータ)28が設け
られている。この振動装置28は、底面部材11に埋め
込まれており、脚に振動マッサージを与えることができ
る。振動装置28の配置個所としては、底面11aの左
右中央付近や、底面エアセル9a,9bの下方のいずれ
か又は双方とすることができる。振動装置28を底面1
1aの左右中央付近に設ける場合には、左右の第1底面
エアセル9a及び第2底面エアセル9bの間に位置させ
ることで、底面エアセル9a,9bを避けて配置でき、
配管18,19の邪魔となることを防止できる。また、
振動装置28を第2底面エアセルの下方に位置させる場
合には、脚L1,L2の直下に振動装置28が位置する
ことになり、効果的に振動を脚に与えることができる。
【0029】図8及び図9は、本発明の第2実施形態に
係る脚載部4(脚用空気マッサージ機)を示している。
図1〜図7に示した第1実施形態と相違する点は、底面
エアセルである。第2実施形態に係る底面エアセル29
は、左右に分離しているのではなく、左右に長く形成さ
れ、両脚を同一の底面エアセル29で押圧できる程度の
左右幅を有している。この底面エアセル29は、収縮時
には平坦な袋体であり(図8参照)、膨張時には左右中
央部29aが大きく膨張し、左右両端側29bはより小
さく膨張する。すなわち、底面エアセル29は山型に膨
張する。このような膨張をするエアセルは、2枚のシー
ト材を重ね合わせてそれらのシート材の周縁を接合して
袋体を構成することで得られる。このような底面エアセ
ル29は、その左右中央部29が底面11aの左右中央
部11bとほぼ一致するように底面左右中央部11bを
跨いで配置されている。
【0030】この底面エアセル29は、第1実施形態の
底面エアセル9a,9bと同様に機能する。つまり、底
面エアセル29の左右中央部29aとその中央部寄りの
範囲は大きく膨張して底面11aからの突出量が大きく
なるのに対し、左右両端側29b,29bは小さく膨張
し、突出量は小さい。したがって、両脚の内側(左右中
央寄り)は、より強く上方に押圧されるのに対し、両脚
の外側(側壁12a、12b寄り)は、より弱く押圧さ
れる。従って、底面エアセル29の中央部29aによる
押圧力が、左右両側部29b、29bによる押圧力に勝
って、両脚を離反させるような力が発生し、両脚を側壁
12a,12bに押し付けることができる。
【0031】第1実施形態の底面エアセル9a,9bと
第2実施形態の底面エアセル29を対比すると、前者の
底面エアセル9a,9bは、左右に分離しているため、
後者の底面エアセル29より少ない空気量で膨張するこ
とができ、膨張収縮を比較的すばやく行うことができ
る。一方、後者の底面エアセル29は、両脚を同一の底
面エアセル29で押圧するので、後者の底面エアセル9
a,9bに比して空気の給排を行うための配管構造をシ
ンプルにすることができる。また、後者のエアセル29
の場合、前者のエアセル9a,9bのように蛇腹構造を
採用する必要がないので、底面エアセル9a,9bの構
成自体もシンプルにできる。
【0032】なお、第2実施形態において説明を省略し
た点は、第1実施形態と同様である。図10及び図11
は、本発明の第3実施形態に係る脚載部4(脚用空気マ
ッサージ機)を示している。第3実施形態が第2実施形
態と異なる第1点は、側面エアセル8a,8bと底面エ
アセル29が、凹状脚収納部15に収納された使用者の
脚の長手方向に複数(2つ)並んで配置されていること
である。また、第2の相違点は、底面部材11及び側壁
12a,12bによって構成される凹状脚収納部15が
脚長手方向(前後方向)に複数(2つ)に分割された分
割体31,32の組み合わせによって構成されていると
共に分割体31,32同士の脚長手方向間隔を調整自在
に設けられていることである。
【0033】第1の相違点に関しては、脚長手方向に複
数のエアセル8a,8b,29が設けられていること
で、凹状脚収納部15に収納される脚の異なる部位(例
えば、足首とふくらはぎ)に対し別個のエアセルによっ
て押圧でき、単一のエアセルで脚全体を押圧するのに比
べて、局所的な押圧が可能であり、複数のエアセルの動
作タイミングをずらすことでバリエーション豊かなマッ
サージを行うことができる。第2の相違点に関しては、
分割体31,32の間隔を調整することで、脚載部4
(凹状脚収納部15)全体の脚長手方向長さを調整する
ことができ、使用者の脚の長さに応じて、適切な間隔に
調整することで、脚の長さの個人差に対応できる。ある
いは、分割体31,32を移動させることで、エアセル
8a,8b,29による押圧部位を変えることもでき
る。
【0034】前後の分割体31,32の間隔(前後間
隔)を調整可能とするため、各分割体31,32は、そ
の裏面が支持フレーム34に対し、脚長手方向に移動自
在に設けられている。支持フレーム34は、脚載部4が
昇降可能となるように座部3の前部に対して回動自在に
設けられ、脚載部各分割体31,32は、支持フレーム
34に設けられた図示しないガイドレールによって案内
移動され、任意の位置で位置決め固定することができる
ように支持フレーム34に取り付けられている。なお、
双方の分割体31,32を移動可能にしておく必要はな
く、例えば、凹状脚収納部15に収納された脚の足先側
に位置する第1分割体31を移動可能にし、他方の第2
分割体32(座部3に近い方の分割体)を支持フレーム
34に位置固定的に設けておいてもよい。
【0035】なお、第3実施形態においては、第2実施
形態の底面エアセル29と同様のものが採用されている
が、これに代えて、第1実施形態の底面エアセル9a,
9bを採用してもよい。また、第3実施形態において説
明を省略した点は、第1実施形態又は第2実施形態と同
様である。図12〜図14は、本発明の第4実施形態に
係る脚載台4(脚用空気マッサージ機)を示している。
第4実施形態が第1実施形態と相違する点は、底面部材
11及び側壁12a,12bによって構成される凹状脚
収納部15(脚載部4)が左右方向に複数(2つ)に分
割された分割体41,42の組み合わせによって構成さ
れていると共に分割体41,42同士の脚長手方向間隔
を調整自在に設けられていることである。換言すると、
底面部材11は、左右中央部で左右に分割されて、底面
11aを第1分割体41側と第2分割体42側とに左右
に分離させることができる。左右の分割体41,42の
移動により左右両側壁12a,12bの間隔を調整する
ことができる。なお、第1底面エアセル9aは第1分割
体41側に配置され、第2底面エアセル9bは第2分割
体42側に配置されている。
【0036】左右の分割体41,42の左右間隔を調整
することで、第1側面エアセル8a及び第1底面エアセ
ル9aと、第2側面エアセル8b及び第2底面エアセル
9bとが近接離反方向に移動し、これらのエアセルの左
右間隔を調整することができる。よって、使用者の脚の
太さに応じて適切な間隔に調整することで、使用者の脚
の太さの個人差に対応することができる。左右の幅を調
整できるので、特に女性の脚がマッサージ中に開いてし
まうことを避けることもできる。左右の分割体41,4
2の間隔(左右間隔)を調整可能とするため、各分割体
41,42は、その裏面が支持フレーム44に対し、左
右方向に移動自在に設けられている。支持フレーム44
は、脚載部4が昇降可能となるように座部3の前部に対
して回動自在に設けられ、脚載部各分割体41,42
は、支持フレーム44に設けられた図示しないガイドレ
ールによって案内移動され、任意の位置で位置決め固定
することができるように支持フレーム44に取り付けら
れている。
【0037】なお、第4実施形態において説明を省略し
た点は、第1実施形態と同様である。図15及び図16
は、本発明の第5実施形態に係る脚載部4(脚用空気マ
ッサージ機)を示している。第5実施形態が第1実施形
態と異なる点は、底面部材11及び側壁12a,12b
によって構成される凹状脚収納部15(脚載部4)が脚
長手方向(前後方向)に複数(2つ)に分割されるとと
もに、左右方向にも複数(2つ)に分割され、ここでは
計4つの分割体51,52,53,54の組み合わせに
よって構成されており、各分割体51,52,53,5
4同士の間隔を調整自在に設けられていることである。
すなわち、第5実施形態は、第3実施形態における脚長
手方向の調整と第4実施形態における左右方向の調整の
双方を可能としたものである。
【0038】各分割体51,52,53,54には、そ
れぞれ側面エアセル8a(8b)及び底面エアセル9a
(9b)が設けられ、各分割体において第1実施形態と
同様に脚を挟持状に押圧することができる。なお、図1
5及び図16では、各分割体が支持される支持フレーム
を図示していないが、第3実施形態の支持フレーム34
及び第4実施形態の支持フレーム44の組み合わせによ
り、各分割体を前後又は左右に移動させることができ
る。なお、図15及び図16の上側に位置する第1分割
体51及び第2分割体52が足先側に位置し、図の下側
に位置する第3分割体53及び第4分割体54が座部3
寄りに位置する。また、第3分割体53は及び第4分割
体54は、前後方向(脚長手方向)には移動自在とされ
ておらず、左右方向の移動のみ可能である。
【0039】第5実施形態では、各エアセルに対する空
気の給排を行うための配管18,19が各分割体の移動
を阻害しないように、配管18,19には、分割体の移
動方向に伸縮自在な伸縮自在管56が介在されている。
なお、伸縮自在管18,19は、配管18,19全体に
採用してもよい。伸縮自在管56は、常態では収縮状態
にあり、分割体を分離方向を移動させたときには伸長さ
せられて、分割体の移動を許容する。伸縮自在管56と
しては、蛇腹状に形成されたものが図示されているが、
中空管をコイル状に巻いて形成する事によって伸縮自在
としてもよい。また、この伸縮自在管56は、第3実施
形態や第4実施形態においても採用できる。
【0040】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、本発明の脚用空気マッサージ
機として椅子型マッサージ機の一部を構成する脚載部に
採用したものを例示したが、独立した脚載せ台(オット
マン)に採用してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、1つの凹状脚収納部に
収納された両脚の間に側壁の側面エアセル膨張による押
圧力を受け止めることができる部材が無くとも、底面エ
アセルによって脚を側壁側に押し付けることができるの
で、側面エアセルによる押圧によって脚が逃げてしまう
ことを防止することができるとともに、両脚の間に邪魔
となるほどの部材は存在しないので、脚への拘束感が少
なくリラックスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子型マッサージ機の斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサー
ジ機)の平面図である。
【図3】第1実施形態に係る脚載部の正面図である。
【図4】収縮時のエアセル断面図である。
【図5】膨張時のエアセル断面図である。
【図6】エアセル膨張時の脚載部の正面図である。
【図7】脚を収納してエアセルを膨張させたときの脚載
部正面図である。
【図8】第2実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサー
ジ機)の正面図である。
【図9】図8のエアセル膨張時の図である。
【図10】第3実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサ
ージ機)の平面図である。
【図11】図10の脚載部を脚長手方向に長くした状態
の平面図である。
【図12】第4実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサ
ージ機)の平面図である。
【図13】図12の脚載部を左右方向に長くした状態の
平面図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】第5実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサ
ージ機)の背面図である。
【図16】図15の脚載部を前後左右に拡げた状態の背
面図である。
【符号の説明】
1 脚載部(脚用空気マッサージ機)8a 第1側面エ
アセル8b 第2側面エアセル9a 第1底面エアセル
9b 第2底面エアセル11a 底面12a 第1側壁
12b 第2側壁15 凹状脚収納部16 側壁内面2
8 振動装置29 底面エアセル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月10日(2002.6.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 脚用空気マッサージ機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚用空気マッサー
ジ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】脚用空気マッサージ機としては、特開平
10−295753号公報(以下、「先行文献1」とい
う)に開示されているように、椅子型マッサージ機の一
部として脚載せ部(フットレスト)に採用されたものが
知られている。先行文献1に開示された脚載せ部は、脚
載せ部の内底面の左右両側に左右両側壁部が設けられ、
脚載せ部の左右方向中央部に分離丘が膨出状に設けら
れ、この分離丘の両側で左右の脚を振り分けて保持でき
るようになっている。そして、左右両側壁部の内側面と
分離丘の左右両側面には対向状にエアセルが設けられて
いる。
【0003】エアセルは空気の給排によって伸縮し、こ
のエアセルの伸縮動作によって両脚の両側面を挟持状に
指圧することができる。先行技術文献1のような脚載せ
部では、両脚の間に分離丘が存在する。この分離丘は、
エアセルを設けるためには必要である。しかし、脚にマ
ッサージを施さないときには邪魔である。マッサージを
しないときの分離丘は、両脚の間に位置するため、使用
者にとっては両脚の拘束感が生じてしまい、リラックス
感を阻害するからである。
【0004】近年の椅子型マッサージ機はリラックスチ
ェアとしても用いることができるように、マッサージを
しないときの座り心地も重視される傾向にある。しか
し、脚載せ部に分離丘を備えたものは、座り心地重視と
いう要望に反するものとなっていた。一方、分離丘を備
えていない、脚用空気マッサージ機としては、特公昭4
4−13638号公報(以下、「先行文献2」という)
に開示のものがある。先行文献2の脚用空気マッサージ
機も椅子型マッサージ機の脚載せ部に採用されたもので
あり、脚載せ部の内底面の左右両側に左右両側壁が設け
られており、左右両側壁間に両脚を入れることができ、
左右両側壁の内側面にエアセルが設けられている。しか
し、先行文献1に記載のものと異なり、分離丘のような
両脚の間に位置する部材は設けられていない。
【0005】したがって、脚のリラックス感に関して
は、先行文献2記載のものは、先行文献1記載のものよ
り優れていると考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先行文献2
記載のもののように、両脚の間に位置する部材を設けな
い場合、左右両側壁の内側面に設けられたエアセルによ
る押圧が効果的に行えないという問題がある。左右両側
壁の内側面に設けられたエアセルは、脚の左右外側から
左右内側へ向かって横方向に脚を押圧する。しかし、両
脚の間に位置する部材が存在しないため、脚はエアセル
の押圧方向に逃げてしまい、押圧力が低減し効果的なマ
ッサージを行えない。
【0007】一方、エアセルによる押圧によって脚が横
に逃げないようにするために、両脚の間に位置する部材
として先行文献1のような分離丘を設けると、マッサー
ジをしないときに邪魔となるのは前述の通りである。つ
まり、先行文献1では、分離丘が存在するためエアセル
によって押圧しても脚が横に逃げることを防止できる
が、分離丘が存在するためリラックス感が損なわれる場
合がある。一方、先行文献2では、分離丘が存在しない
ため、リラックス感は得られるが、分離丘が存在しない
ため、エアセルによって押圧すると脚が横に逃げてしま
い効果的なマッサージが行えない。
【0008】以上要するに、先行文献1及び先行文献2
のいずれにおいても、リラックス感を維持しつつ左右両
側壁に設けられたエアセルによるマッサージを効果的に
行うことはできなかった。本発明は、かかる問題に鑑み
てなされたものであって、本発明の課題は、先行文献1
における分離丘のような邪魔になる部材を設けることな
く、左右両側壁に設けられたエアセルによるマッサージ
を効果的に行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の技術的手段を採用した。すなわち、本
発明の特徴は、底面と底面の左右両側から立設された側
壁とを備えた1つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左
右方向に並べて収納でき、空気の給排により膨張収縮し
て前記凹状脚収納部内に収納された両脚の側部を押圧す
る側面エアセルが前記両側壁の内面に設けられた脚用空
気マッサージ機において、前記底面には、空気が供給さ
れると底面から突出状に膨張し、排気されると収縮する
底面エアセルが設けられ、前記底面エアセルは、底面の
左右中央寄りの部分が側壁寄りの部分よりも底面からの
突出量が大きくなるように膨張するように構成された袋
体であることである。
【0010】かかる構成によると、両脚は一つの凹状脚
収納部内に収納されるので、凹状脚収納部内に収納され
た両脚の間には邪魔となる部材がなく、リラックス感が
得られる。しかも、底面エアセルは底面の左右中央寄り
の部分の突出量が側壁よりの部分の突出量の方が大きく
なるように膨張する。底面の左右中央は、凹状脚収納部
内に収納された両脚の間に対応するから、底面の左右中
央寄りから膨張した底面エアセルは、脚を左右方向に離
反させる方向に押圧する。すなわち、底面エアセルは脚
を側壁に押し付けるように膨張する。
【0011】したがって、底面エアセルが膨張した状態
で側面エアセルを膨張させると、側面エアセルの膨張に
よる押圧力を、底面エアセルの側壁に向かう膨張力で受
けることができ、凹状脚収納部内の両脚の間に部材がな
くとも側面エアセルの膨張による押圧によって脚が逃げ
ることを防止でき効果的なマッサージが行える。また、
他の観点からみた本発明の特徴は、底面と底面の左右両
側から立設された側壁とを備えた1つの凹状脚収納部内
に使用者の両脚を左右方向に並べて収納でき、空気の給
排により膨張収縮して前記凹状脚収納部内に収納された
両脚の側部を押圧する側面エアセルが前記両側壁の内面
に設けられた脚用空気マッサージ機において、前記底面
には、空気が供給されると底面から突出状に膨張し、排
気されると収縮する底面エアセルが設けられ、前記底面
エアセルは、膨張したときに前記凹状脚収納部内に収納
された両脚を左右方向に離反させる方向の押圧力を生じ
させるように設けられている点にある。
【0012】さらに他の観点からみた本発明の特徴は、
底面と底面の左右両側から立設された側壁とを備えた1
つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左右方向に並べて
収納でき、空気の供給により前記側壁の内面から突出状
に膨張する側面エアセルと、空気の供給により前記底面
から突出状に膨張する底面エアセルとを備えた脚用空気
マッサージ機において、前記側面エアセルは底面側を指
向して突出膨張し、前記底面エアセルは側壁側を指向し
て突出膨張するように構成され、底面側を指向して膨張
する側面エアセルと側壁側を指向して膨張する底面エア
セルとによって脚を挟持状に押圧可能とされている点に
ある。
【0013】また、前記底面エアセルとしては、底面の
左右方向一方側に設けられた第1底面エアセルと、底面
の左右方向他方側に設けられた第2底面エアセルとが設
けられ、前記第1底面エアセル及び第2底面エアセル
は、底面の左右中央寄りの部分の膨張許容量が、側壁寄
りの部分の膨張許容量より大きくなるように構成されて
いるのが好適である。さらに、前記第1底面エアセル及
び第2底面エアセルは、収縮時には平坦な袋体が給気に
より扇型に膨張するように形成されているのが好適であ
る。
【0014】あるいは、前記底面エアセルは、左右中央
部より左右両端側の膨張量が小さくなるように形成され
たものが、底面の左右中央部を跨いで配置されているの
も好適である。さらに、前記底面には、振動を発生する
振動装置が設けられているのが好ましい。そして、前記
両側壁は左右方向に移動自在に構成され、両側壁間の間
隔を調整自在とされているのが好適である。この場合、
両側壁の間隔が調整自在であるので、使用者の体格差に
応じて両側壁の間隔を調整することで、脚を凹状脚収納
部に入れやすくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、椅子型マッサージ装置1を
示している。この椅子型マッサージ装置は、背もたれ部
2、座部3、そして脚載部4を備えている。背もたれ部
2は、座部3後部との連結部を支点として左右の軸心ま
わりに回動自在に設けられており、図1の位置から後方
に倒すことができるようにリクライニング機構を備えて
いる。すなわち、背もたれ部2は、起伏自在に設けられ
ている。
【0016】また、脚載部4は、座部3前部との連結部
を支点として左右の軸心まわりに回動自在に設けられて
おり、図1の位置から回動して上昇させることができ
る。脚載部4がほぼ水平状態になるまで上昇させると、
使用者は脚を伸ばした状態で座ることができる。これに
加えて、背もたれ部2を後方に倒すと使用者は横臥状態
となることができる。前記背もたれ部2、座部3、脚載
部4には、それぞれ、使用者にマッサージを施すための
マッサージ手段が設けられている。具体的には、背もた
れ部2には、モータ駆動により揉み玉を動作させて使用
者の背中にマッサージを施すマッサージユニット6が設
けられている。また、座部3及び脚載部4には、空気の
給排により膨張収縮して、使用者のお尻や脚に押圧マッ
サージを施すためのエアセル7,8,9が設けられてい
る。エアセル7,8,9に対して給排気を行うための給
排気装置は、座部3の下方に備えられている(図示省
略)。
【0017】本発明の脚用空気マッサージ機は、本実施
形態においては、前記脚載部4に採用されている。この
脚用空気マッサージ機でもある脚載部4は、両脚が載せ
られる底面11aを構成する底面部材11と、底面部材
11の左右両側端から立設された左右側壁12a,12
bによって構成される1つの凹状脚収納部15を有して
いる。図2に示すように、凹状脚収納部15には、1つ
の溝状の凹部内に両脚L1,L2を並べて置くことがで
きるものであり、このため左右の側壁12a,12bの
間隔は両脚L1,L2を入れることができる程度に設定
されている。また、底面11aはほぼ平坦に形成されて
おり、凹状脚収納部15に収納された両脚L1,L2の
間に邪魔となる部材は存在しない。したがって、脚への
マッサージをしないときには、両脚を凹状脚収納部15
内で自由に動かすことができる。例えば、使用者は、脚
を組んだ状態で脚を底面11aの上に載せることもで
き、使用者は所望の姿勢をとることができる。つまり、
リラックスチェアとしての機能が確保されている。な
お、図示の底面11は、完全な平坦面であるが、多少の
傾斜や凹凸は許容される。
【0018】図2及び図3にも示すように、側壁12
a,12bの内面(他方の側壁との対向面)と底面11
aには、エアセル8a,8b,9a,9bが設けられて
いる。左右の側壁内面16,16に設けられたエアセル
8a,8b(以下、「側面エアセル」ともいう)は、図
示しない空気給排装置と配管18を介して接続されてい
る。これらの側面エアセル8a,8bは、空気が給排さ
れることにより膨張収縮し、側壁内面16から突出状に
膨張することによって凹状脚収納部15に収納された両
脚L1,L2の外側の部位を押圧する。つまり、一方の
側壁12a(図2及び図3において左側の側壁)の内面
16に設けられた第1側面エアセル8aは、他方の側壁
12b側に突出状に膨張し、他方の側壁12b(図2及
び図3において右側の側壁)の内面16に設けられた第
2側面エアセル8bは、一方の側壁12a側に突出状に
膨張する。
【0019】また、底面11aに設けられたエアセル9
a,9b(以下、「底面エアセル」ともいう)は、図示
しない空気給排装置と配管19を介して接続されてい
る。これらの底面エアセル9a,9bは、空気が給排さ
れることにより膨張収縮し、底面11aから突出状に膨
張することによって凹状脚収納部15内に収納された両
脚の裏側の部位を押圧する。底面エアセル9a,9bと
しては、底面11aの左右一方側(図2及び図3におい
て左側)に設けられた第1底面エアセル9aと、底面1
1aの左右他方側(図2及び図3において右側)に設け
られた第2底面エアセル9bとが具備されている。
【0020】第1側面エアセル8a及び第1底面エアセ
ル9aは、一方の脚L1を押圧するためのものであり、
第2側面エアセル8b及び第2底面エアセル9bは、他
方の脚L2を押圧するためのものである。なお、側面エ
アセル8a,8bと底面エアセル9a、9bとは同時に
膨張収縮させることもできるし、個別に膨張収縮させる
こともできるまた、エアセル8a,8b,9a,9bは
布又は皮製等のカバー体によって覆われ、エアセルが外
部に露出しないようにされている。第1及び第2側面エ
アセル8a,8b及び第1及び第2底面エアセル9a,
9bは、合成樹脂製のシート材を袋状に構成されてい
る。図4は、エアセルの収縮状態における断面図を示
し、図5は、エアセルの膨張状態における断面図を示し
ている。これら図4及び図5に示されるように、エアセ
ル8a、8b、9a、9bは、エアセル内部から空気が
排出されたときには収縮して平坦状であり、エアセル内
部に空気が供給されたときには扇型に膨張するように形
成されている。
【0021】エアセルは大きな膨張を可能とするため
に、その周端縁はシート材が折り畳み状とされた蛇腹構
造となっている。エアセルに空気が供給されると、周縁
の蛇腹20が伸びて大きく膨張することができ、エアセ
ルから空気排出すると蛇腹20が収縮して薄く平坦にな
るまで小さくなることができる。さらに、エアセルが設
けられている面からエアセルが真っ直ぐ突出するように
膨張するのではなく、図5のようにカーブしながら突出
膨張(以下、「カーブ膨張」ともいう)するように、エ
アセルの一端縁には、蛇腹20の伸長を規制する伸長規
制部材21が設けられている。この伸長規制部材21
は、蛇腹20の複数ある折り畳み部22同士を連結し
て、折り畳み部22同士の間隔が一定以上とならないよ
うにするシート状の連結片によって構成されている。
【0022】伸長規制部材21により、エアセルは突出
状に膨張する際に、伸長規制部材21による規制を受け
る一端縁23は小さく膨張し、伸長規制部材21による
規制を受けない他端縁24は大きく膨張する。つまり、
エアセルは、図5の矢印に示すように、伸長規制部材2
1側へ斜めにカーブしながら膨張し、膨張して扇型とな
る。図4及び図5に示すエアセルが、側面及び底面エア
セル8a,8b,9a,9bとして採用されており、図
3及び図6に示すように、第1及び第2側面エアセル8
a,8bは、伸長が規制されているエアセル一端縁23
が底面11a側(図3及び図6において下側)となり、
大きく膨張可能なエアセル他端縁24が凹状脚収納部1
5の上部開口側(図3及び図6において上側)となるよ
うに配置されている。
【0023】また、第1及び第2底面エアセル9a,9
bは、伸長が規制されているエアセル一端縁23が側壁
12a,12b側となり、大きく膨張可能なエアセル他
端縁24が底面11aの左右中央部11b側となるよう
に配置されている。なお、各エアセルa8,8b,9
a,9bには配管18,19への接続口25が設けられ
ており、この接続口25が底面部材11又は側壁12
a、12b内部に配置された配管18,19に接続さ
れ、この接続により各エアセルは、底面11a又は側壁
12a,12bに取り付け固定される。
【0024】上述のエアセルの配置により、図6に示す
ように、側面エアセル8a、8bは底面11aを指向し
てカーブしながら突出膨張し、底面エアセル9a、9b
は側壁12a,12bを指向してカーブしながら突出膨
張する。なお、側面エアセル8a,8b及び底面エアセ
ル9a,9bの膨張時の旋回(カーブ)支点は、底面1
1aから側壁12a,12bが立ち上がりのコーナー部
26付近となる。かかる膨張の結果、第1及び第2側面
エアセル8a、8bの凹状脚収納部15の上部開口寄り
の部分24,24が大きく膨張して、側面12a,12
bからの突出量が大きくなる。これに比べ、第1及び第
2側面エアセル8a、8bの底面11a寄りの部分2
3,23は小さく膨張し、底面11aからの突出量は小
さい。したがって、図7に示すように、第1及び第2側
面エアセル8a、8bは、脚L1,L2を上方から底面
11a側に押し付けつつ脚L1,L2の側部を押圧する
ことができ、押圧された脚を受ける部材が両脚L1,L
2の間になくとも、ある程度、脚が横に逃げる(両脚が
近接するように移動する)のを防止することができる。
【0025】さらに、第1及び第2底面エアセル9a,
9bについては、それらの底面11aの左右中央11b
寄りの部分24、24が大きく膨張して、底面11aか
らの突出量が大きくなる。これに比べ、第1及び第2底
面エアセル9a,9bの側壁12a,12b寄りの部分
23,23は小さく膨張し、底面11aからの突出量は
小さい。したがって、図7に示すように、第1及び第2
底面エアセル9a,9bは、各脚L1,L2を側壁12
a,12b側に押し付けつつ脚L1,L2の裏側を押し
上げるように押圧することができる。
【0026】また、底面エアセル9a、9bの底面中央
部11b寄りの部分24,24の内側の部位にもまわり
込んで押圧する。ここで、底面エアセル9a、9bの側
壁12a、12b寄りの部分23,23の膨張量は小さ
いことから脚L1,L2の外側を押圧する力は弱い。従
って底面エアセル9a、9bは、部分23,23による
押圧力より部分24,24による押圧力が勝って、両脚
L1,L2が離反する方向の押圧力が発生する。このよ
うに、脚L1,L2の外側より内側に大きな押し上げ力
を加えることで、両脚を左右に離反させる方向の力が発
生し、脚L1,L2を側壁12a、12b側に押し付け
ることができる。
【0027】このため、側面エアセル8a、8bによっ
て脚L1,L2を外側から押圧しても、その力を、底面
エアセル9a、9bによる両脚を左右に離反させる方向
の力で受け止めて、側面エアセル8a,8bと底面エア
セル9a,9bとで脚L1,L2を挟持状に押圧するこ
とができ、脚の外側と内裏側をマッサージすることがで
きる。よって、両脚の間に分離丘のような部材がなくと
も、脚を逃がさずに押圧することができ、効果的なマッ
サージが行える。
【0028】なお、本実施形態では、底面11aには、
振動を発生させる振動装置(バイブレータ)28が設け
られている。この振動装置28は、底面部材11に埋め
込まれており、脚に振動マッサージを与えることができ
る。振動装置28の配置個所としては、底面11aの左
右中央付近や、底面エアセル9a,9bの下方のいずれ
か又は双方とすることができる。振動装置28を底面1
1aの左右中央付近に設ける場合には、左右の第1底面
エアセル9a及び第2底面エアセル9bの間に位置させ
ることで、底面エアセル9a,9bを避けて配置でき、
配管18,19の邪魔となることを防止できる。また、
振動装置28を第2底面エアセルの下方に位置させる場
合には、脚L1,L2の直下に振動装置28が位置する
ことになり、効果的に振動を脚に与えることができる。
【0029】図8及び図9は、本発明の第2実施形態に
係る脚載部4(脚用空気マッサージ機)を示している。
図1〜図7に示した第1実施形態と相違する点は、底面
エアセルである。第2実施形態に係る底面エアセル29
は、左右に分離しているのではなく、左右に長く形成さ
れ、両脚を同一の底面エアセル29で押圧できる程度の
左右幅を有している。この底面エアセル29は、収縮時
には平坦な袋体であり(図8参照)、膨張時には左右中
央部29aが大きく膨張し、左右両端側29bはより小
さく膨張する。すなわち、底面エアセル29は山型に膨
張する。このような膨張をするエアセルは、2枚のシー
ト材を重ね合わせてそれらのシート材の周縁を接合して
袋体を構成することで得られる。このような底面エアセ
ル29は、その左右中央部29が底面11aの左右中央
部11bとほぼ一致するように底面左右中央部11bを
跨いで配置されている。
【0030】この底面エアセル29は、第1実施形態の
底面エアセル9a,9bと同様に機能する。つまり、底
面エアセル29の左右中央部29aとその中央部寄りの
範囲は大きく膨張して底面11aからの突出量が大きく
なるのに対し、左右両端側29b,29bは小さく膨張
し、突出量は小さい。したがって、両脚の内側(左右中
央寄り)は、より強く上方に押圧されるのに対し、両脚
の外側(側壁12a、12b寄り)は、より弱く押圧さ
れる。従って、底面エアセル29の中央部29aによる
押圧力が、左右両側部29b、29bによる押圧力に勝
って、両脚を離反させるような力が発生し、両脚を側壁
12a,12bに押し付けることができる。
【0031】第1実施形態の底面エアセル9a,9bと
第2実施形態の底面エアセル29を対比すると、前者の
底面エアセル9a,9bは、左右に分離しているため、
後者の底面エアセル29より少ない空気量で膨張するこ
とができ、膨張収縮を比較的すばやく行うことができ
る。一方、後者の底面エアセル29は、両脚を同一の底
面エアセル29で押圧するので、後者の底面エアセル9
a,9bに比して空気の給排を行うための配管構造をシ
ンプルにすることができる。また、後者のエアセル29
の場合、前者のエアセル9a,9bのように蛇腹構造を
採用する必要がないので、底面エアセル9a,9bの構
成自体もシンプルにできる。
【0032】なお、第2実施形態において説明を省略し
た点は、第1実施形態と同様である。図10及び図11
は、本発明の第3実施形態に係る脚載部4(脚用空気マ
ッサージ機)を示している。第3実施形態が第2実施形
態と異なる第1点は、側面エアセル8a,8bと底面エ
アセル29が、凹状脚収納部15に収納された使用者の
脚の長手方向に複数(2つ)並んで配置されていること
である。また、第2の相違点は、底面部材11及び側壁
12a,12bによって構成される凹状脚収納部15が
脚長手方向(前後方向)に複数(2つ)に分割された分
割体31,32の組み合わせによって構成されていると
共に分割体31,32同士の脚長手方向間隔を調整自在
に設けられていることである。
【0033】第1の相違点に関しては、脚長手方向に複
数のエアセル8a,8b,29が設けられていること
で、凹状脚収納部15に収納される脚の異なる部位(例
えば、足首とふくらはぎ)に対し別個のエアセルによっ
て押圧でき、単一のエアセルで脚全体を押圧するのに比
べて、局所的な押圧が可能であり、複数のエアセルの動
作タイミングをずらすことでバリエーション豊かなマッ
サージを行うことができる。第2の相違点に関しては、
分割体31,32の間隔を調整することで、脚載部4
(凹状脚収納部15)全体の脚長手方向長さを調整する
ことができ、使用者の脚の長さに応じて、適切な間隔に
調整することで、脚の長さの個人差に対応できる。ある
いは、分割体31,32を移動させることで、エアセル
8a,8b,29による押圧部位を変えることもでき
る。
【0034】前後の分割体31,32の間隔(前後間
隔)を調整可能とするため、各分割体31,32は、そ
の裏面が支持フレーム34に対し、脚長手方向に移動自
在に設けられている。支持フレーム34は、脚載部4が
昇降可能となるように座部3の前部に対して回動自在に
設けられ、脚載部各分割体31,32は、支持フレーム
34に設けられた図示しないガイドレールによって案内
移動され、任意の位置で位置決め固定することができる
ように支持フレーム34に取り付けられている。なお、
双方の分割体31,32を移動可能にしておく必要はな
く、例えば、凹状脚収納部15に収納された脚の足先側
に位置する第1分割体31を移動可能にし、他方の第2
分割体32(座部3に近い方の分割体)を支持フレーム
34に位置固定的に設けておいてもよい。
【0035】なお、第3実施形態においては、第2実施
形態の底面エアセル29と同様のものが採用されている
が、これに代えて、第1実施形態の底面エアセル9a,
9bを採用してもよい。また、第3実施形態において説
明を省略した点は、第1実施形態又は第2実施形態と同
様である。図12〜図14は、本発明の第4実施形態に
係る脚載台4(脚用空気マッサージ機)を示している。
第4実施形態が第1実施形態と相違する点は、底面部材
11及び側壁12a,12bによって構成される凹状脚
収納部15(脚載部4)が左右方向に複数(2つ)に分
割された分割体41,42の組み合わせによって構成さ
れていると共に分割体41,42同士の脚長手方向間隔
を調整自在に設けられていることである。換言すると、
底面部材11は、左右中央部で左右に分割されて、底面
11aを第1分割体41側と第2分割体42側とに左右
に分離させることができる。左右の分割体41,42の
移動により左右両側壁12a,12bの間隔を調整する
ことができる。なお、第1底面エアセル9aは第1分割
体41側に配置され、第2底面エアセル9bは第2分割
体42側に配置されている。
【0036】左右の分割体41,42の左右間隔を調整
することで、第1側面エアセル8a及び第1底面エアセ
ル9aと、第2側面エアセル8b及び第2底面エアセル
9bとが近接離反方向に移動し、これらのエアセルの左
右間隔を調整することができる。よって、使用者の脚の
太さに応じて適切な間隔に調整することで、使用者の脚
の太さの個人差に対応することができる。左右の幅を調
整できるので、特に女性の脚がマッサージ中に開いてし
まうことを避けることもできる。左右の分割体41,4
2の間隔(左右間隔)を調整可能とするため、各分割体
41,42は、その裏面が支持フレーム44に対し、左
右方向に移動自在に設けられている。支持フレーム44
は、脚載部4が昇降可能となるように座部3の前部に対
して回動自在に設けられ、脚載部各分割体41,42
は、支持フレーム44に設けられた図示しないガイドレ
ールによって案内移動され、任意の位置で位置決め固定
することができるように支持フレーム44に取り付けら
れている。
【0037】なお、第4実施形態において説明を省略し
た点は、第1実施形態と同様である。図15及び図16
は、本発明の第5実施形態に係る脚載部4(脚用空気マ
ッサージ機)を示している。第5実施形態が第1実施形
態と異なる点は、底面部材11及び側壁12a,12b
によって構成される凹状脚収納部15(脚載部4)が脚
長手方向(前後方向)に複数(2つ)に分割されるとと
もに、左右方向にも複数(2つ)に分割され、ここでは
計4つの分割体51,52,53,54の組み合わせに
よって構成されており、各分割体51,52,53,5
4同士の間隔を調整自在に設けられていることである。
すなわち、第5実施形態は、第3実施形態における脚長
手方向の調整と第4実施形態における左右方向の調整の
双方を可能としたものである。
【0038】各分割体51,52,53,54には、そ
れぞれ側面エアセル8a(8b)及び底面エアセル9a
(9b)が設けられ、各分割体において第1実施形態と
同様に脚を挟持状に押圧することができる。なお、図1
5及び図16では、各分割体が支持される支持フレーム
を図示していないが、第3実施形態の支持フレーム34
及び第4実施形態の支持フレーム44の組み合わせによ
り、各分割体を前後又は左右に移動させることができ
る。なお、図15及び図16の上側に位置する第1分割
体51及び第2分割体52が足先側に位置し、図の下側
に位置する第3分割体53及び第4分割体54が座部3
寄りに位置する。また、第3分割体53は及び第4分割
体54は、前後方向(脚長手方向)には移動自在とされ
ておらず、左右方向の移動のみ可能である。
【0039】第5実施形態では、各エアセルに対する空
気の給排を行うための配管18,19が各分割体の移動
を阻害しないように、配管18,19には、分割体の移
動方向に伸縮自在な伸縮自在管56が介在されている。
なお、伸縮自在管18,19は、配管18,19全体に
採用してもよい。伸縮自在管56は、常態では収縮状態
にあり、分割体を分離方向を移動させたときには伸長さ
せられて、分割体の移動を許容する。伸縮自在管56と
しては、蛇腹状に形成されたものが図示されているが、
中空管をコイル状に巻いて形成する事によって伸縮自在
としてもよい。また、この伸縮自在管56は、第3実施
形態や第4実施形態においても採用できる。
【0040】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、本発明の脚用空気マッサージ
機として椅子型マッサージ機の一部を構成する脚載部に
採用したものを例示したが、独立した脚載せ台(オット
マン)に採用してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、1つの凹状脚収納部に
収納された両脚の間に側壁の側面エアセル膨張による押
圧力を受け止めることができる部材が無くとも、底面エ
アセルによって脚を側壁側に押し付けることができるの
で、側面エアセルによる押圧によって脚が逃げてしまう
ことを防止することができるとともに、両脚の間に邪魔
となるほどの部材は存在しないので、脚への拘束感が少
なくリラックスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子型マッサージ機の斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサー
ジ機)の平面図である。
【図3】第1実施形態に係る脚載部の正面図である。
【図4】収縮時のエアセル断面図である。
【図5】膨張時のエアセル断面図である。
【図6】エアセル膨張時の脚載部の正面図である。
【図7】脚を収納してエアセルを膨張させたときの脚載
部正面図である。
【図8】第2実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサー
ジ機)の正面図である。
【図9】図8のエアセル膨張時の図である。
【図10】第3実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサ
ージ機)の平面図である。
【図11】図10の脚載部を脚長手方向に長くした状態
の平面図である。
【図12】第4実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサ
ージ機)の平面図である。
【図13】図12の脚載部を左右方向に長くした状態の
平面図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】第5実施形態に係る脚載部(脚用空気マッサ
ージ機)の背面図である。
【図16】図15の脚載部を前後左右に拡げた状態の背
面図である。
【符号の説明】 1 脚載部(脚用空気マッサージ機) 8a 第1側面エアセル 8b 第2側面エアセル 9a 第1底面エアセル 9b 第2底面エアセル 11a 底面 12a 第1側壁 12b 第2側壁 15 凹状脚収納部 16 側壁内面 28 振動装置 29 底面エアセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 明植 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目17番26 号 ファミリー株式会社内 Fターム(参考) 4C074 AA03 BB05 CC01 GG03 GG08 HH02 4C100 AD02 AF02 BB05 BC13 CA08 CA09 DA10 EA09 EA10 EA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面と底面の左右両側から立設された側
    壁とを備えた1つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左
    右方向に並べて収納でき、空気の給排により膨張収縮し
    て前記凹状脚収納部内に収納された両脚の側部を押圧す
    る側面エアセルが前記両側壁の内面に設けられた脚用空
    気マッサージ機において、前記底面には、空気が供給さ
    れると底面から突出状に膨張し、排気されると収縮する
    底面エアセルが設けられ、前記底面エアセルは、底面の
    左右中央寄りの部分が側壁寄りの部分よりも底面からの
    突出量が大きくなるように膨張するように構成された袋
    体であることを特徴とする脚用空気マッサージ機。
  2. 【請求項2】 底面と底面の左右両側から立設された側
    壁とを備えた1つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左
    右方向に並べて収納でき、空気の給排により膨張収縮し
    て前記凹状脚収納部内に収納された両脚の側部を押圧す
    る側面エアセルが前記両側壁の内面に設けられた脚用空
    気マッサージ機において、前記底面には、空気が供給さ
    れると底面から突出状に膨張し、排気されると収縮する
    底面エアセルが設けられ、前記底面エアセルは、膨張し
    たときに前記凹状脚収納部内に収納された両脚を左右方
    向に離反させる方向の押圧力を生じさせるように設けら
    れていることを特徴とする脚用空気マッサージ機。
  3. 【請求項3】 底面と底面の左右両側から立設された側
    壁とを備えた1つの凹状脚収納部内に使用者の両脚を左
    右方向に並べて収納でき、空気の供給により前記側壁の
    内面から突出状に膨張する側面エアセルと、空気の供給
    により前記底面から突出状に膨張する底面エアセルとを
    備えた脚用空気マッサージ機において、前記側面エアセ
    ルは底面側を指向して突出膨張し、前記底面エアセルは
    側壁側を指向して突出膨張するように構成され、底面側
    を指向して膨張する側面エアセルと側壁側を指向して膨
    張する底面エアセルとによって脚を挟持状に押圧可能と
    されていることを特徴とする脚用空気マッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記底面エアセルとしては、底面の左右
    方向一方側に設けられた第1底面エアセルと、底面の左
    右方向他方側に設けられた第2底面エアセルとが設けら
    れ、前記第1底面エアセル及び第2底面エアセルは、底
    面の左右中央寄りの部分の膨張許容量が、側壁寄りの部
    分の膨張許容量より大きくなるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の脚用空
    気マッサージ機。
  5. 【請求項5】 前記第1底面エアセル及び第2底面エア
    セルは、収縮時には平坦な袋体が給気により扇型に膨張
    するように形成されていることを特徴とする請求項4記
    載の脚用空気マッサージ機。
  6. 【請求項6】 前記底面エアセルは、左右中央部より左
    右両端側の膨張量が小さくなるように形成されたもの
    が、底面の左右中央部を跨いで配置されていることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の脚用空気マッ
    サージ機。
  7. 【請求項7】 前記底面には、振動を発生する振動装置
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の脚用空気マッサージ機。
  8. 【請求項8】 前記両側壁は左右方向に移動自在に構成
    され、両側壁間の間隔を調整自在とされていることを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の脚用空気マッ
    サージ機。
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