JP2002299642A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

半導体素子及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002299642A
JP2002299642A JP2001095023A JP2001095023A JP2002299642A JP 2002299642 A JP2002299642 A JP 2002299642A JP 2001095023 A JP2001095023 A JP 2001095023A JP 2001095023 A JP2001095023 A JP 2001095023A JP 2002299642 A JP2002299642 A JP 2002299642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal layer
sic
layer
sic region
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001095023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3651666B2 (ja
Inventor
Akihiro Hachiman
彰博 八幡
Joji Nishio
譲司 西尾
Takashi Shinohe
孝 四戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001095023A priority Critical patent/JP3651666B2/ja
Publication of JP2002299642A publication Critical patent/JP2002299642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3651666B2 publication Critical patent/JP3651666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 六方晶系の4H、6H−SiCは良質の大型
基板が得られないので量産化が困難である。一方、立方
晶系の3H−SiCは良好なショットキー素子が得られ
ない。 【解決手段】 量産に向く3C−SiC結晶を用いた良
好なショットキー素子の構造を提案する。3C−SiC
層3とショットキー金属層4の間に金属層4からの電流
注入を妨げないシリコン酸化膜3aが挿入されること
で、良好なショットキー特性を持つ素子が作製可能であ
る。3aとしては3C−SiC層3に不純物をイオン注
入して生成する層、3C−SiC層3を溶液にてエッチ
ングして生成する層、3C−SiC層3上に気相成長に
よって生成させる層、大気中に5日以上放置して3C−
SiC3上に生成する層が有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子及びそ
の製造方法に係わり、特に立方晶系3C型SiCからな
るショットキー素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SiC結晶は、絶縁破壊電界がSi、G
aAsの約10倍、電子の飽和ドリフト速度が約2倍、熱
伝導率がSiの約3倍、p、n伝導型制御が可能、安定
した熱酸化膜形成が可能という優れた特長があり、Si
に代わる将来のパワー素子用材料として期待されてい
る。
【0003】しかしながら、4H、6Hなどの六方晶系
基板結晶を作製するためには、高温成長法の改良レーリ
ー法を用いる必要があり、現時点では最大直径2インチ
の基板が市販されるに留まっている。その上、基板中に
はマイクロパイプと呼ばれる大きな構造欠陥が多数あ
り、ウェーハ内で使用できる部分が限定される。そのた
め、4H、6H−SiC結晶を用いたパワー素子を量産
化し、それを安定して供給することは困難であった。
【0004】一方、立方晶系の3C−SiCの場合は、
Si上にエピタキシャル成長できるので、基板の大型化
が可能であり、量産化には向いている。ところが3C−
SiCには以下の問題点がある。
【0005】縦型SiCパワー素子を作製するために
は、SiCのそれぞれの面にカソード及びアノード電極
を形成する必要がある。したがって、Si基板を除去す
ることが必要であり、素子の機械的強度を増すため、厚
いSiCエピタキシャル層を成長しなければならない。
成長層を厚くしても成長する時間を増加させないために
成長速度を増加する必要がある。成長速度を増加するこ
とはSiC結晶を平衡状態からかなり乖離した状態で成
長することを意味する。
【0006】その結果、半導体上に化合物半導体をエピ
タキシャル成長させる時に観察される反位相境界(AP
B)、あるいは双晶を多数生成させることになり、本来
得られるべきショトキー特性が得られず、オーミック特
性となることが本発明者らにより見出された。さらに、
APBと双晶が含まれない3C−SiC結晶であって
も、その上にショットキー金属を通常の前処理後に形成
しても良好なショットキー特性が得られず、オーミック
特性となることも本発明者らにより見出された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、4H、
6H−SiC結晶には、大口径で良質の基板を作製でき
ないという問題点があり、3C−SiC結晶には、良好
なショットキー素子が得られないという問題点があっ
た。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、良好なショットキー特性を有する3C−SiC
結晶を備えた半導体素子及びその製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】(構成)上記課題を解決
するために、本発明の第1は、表面に3C型結晶構造の
SiC領域が形成された基板と、前記SiC領域とショ
ットキー接合を形成する金属層と、前記SiC領域と前
記金属層との間に介在し、当該金属層からの電流注入を
可能とする、Siを構成元素とする絶縁薄膜とを備えた
ことを特徴とする半導体素子を提供する。
【0010】かかる本発明の第1において、前記薄膜が
SiO2からなることが好ましい。また、かかる薄膜の
厚みが1nm以上5nm以下であることが好ましい。1
nm未満の場合には本発明の効果を達成しにくくなり、
また5nmを越える場合には電流が流れにくくなるから
である。
【0011】また、本発明の第2は、表面に3C型結晶
構造のSiC領域が形成された基板と、前記SiC領域
とショットキー接合を形成する金属層と、前記SiC領
域と前記金属層との間に介在し、当該金属層からの電流
注入を可能とする、Siを構成元素とする絶縁薄膜とを
備えた半導体素子を製造する方法であって、3C型結晶
構造のSiC領域に不純物をイオン注入することにより
当該領域上に前記絶縁薄膜を生成することを特徴とする
半導体素子の製造方法を提供する。
【0012】また、本発明の第3は、表面に3C型結晶
構造のSiC領域が形成された基板と、前記SiC領域
とショットキー接合を形成する金属層と、前記SiC領
域と前記金属層との間に介在し、当該金属層からの電流
注入を可能とする、Siを構成元素とする絶縁薄膜とを
備えた半導体素子を製造する方法であって、3C型結晶
構造のSiC領域を溶液にてエッチングすることにより
当該領域上に前記絶縁薄膜を生成することを特徴とする
半導体素子の製造方法を提供する。
【0013】また、本発明の第4は、表面に3C型結晶
構造のSiC領域が形成された基板と、前記SiC領域
とショットキー接合を形成する金属層と、前記SiC領
域と前記金属層との間に介在し、当該金属層からの電流
注入を可能とする、Siを構成元素とする絶縁薄膜とを
備えた半導体素子を製造する方法であって、3C型結晶
構造のSiC領域上に気相成長法により前記絶縁薄膜を
生成することを特徴とする半導体素子の製造方法を提供
する。
【0014】また、本発明の第5は、表面に3C型結晶
構造のSiC領域が形成された基板と、前記SiC領域
とショットキー接合を形成する金属層と、前記SiC領
域と前記金属層との間に介在し、当該金属層からの電流
注入を可能とする、Siを構成元素とする絶縁薄膜とを
備えた半導体素子を製造する方法であって、3C型結晶
構造のSiC領域を大気中に5日以上放置することによ
り当該領域上に前記絶縁薄膜を生成することを特徴とす
る半導体素子の製造方法を提供する。
【0015】かかる本発明の第2乃至第5において、前
記薄膜としてSiO2からなる薄膜を形成することが好
ましい。
【0016】(作用)本発明は、量産に向く3C−Si
C結晶を用いた良好なショットキー素子の構造を提案す
る。APBと双晶が存在する場合、本来得られるべきシ
ョトキー特性が得られず、オーミック特性になる理由
は、3C−SiC結晶特有の金属的準位が存在するため
であることを本発明者らは見出した。たとえそれらが存
在しなくても、通常の前処理を行ってショットキー素子
を作製した場合、本来得られるべきショトキー特性が得
られず、オーミック特性になる理由も3C−SiC結晶
特有の金属的準位が表面準位として存在するためであ
る。
【0017】そこで、3C−SiC領域とショットキー
接合を形成する金属層との間に、当該金属層からの電流
注入を可能とする、Siを構成元素とする絶縁薄膜を介
在させたところ、良好なショットキー特性を持つ素子を
作製することができた。
【0018】かかる絶縁薄膜は、通常絶縁性を示す材料
が膜の構成材料として用いられるものであるが、膜自体
の厚みが非常に薄いため前記金属層からの電流注入を可
能とするものである。かかる絶縁薄膜として各種の材料
を試したところ、以下のものが適当であることが分かっ
た。種々の方法で作製するSiO2膜、3C−SiCに
不純物、例えばAr等をイオン注入することで生成され
る層、3C−SiCを溶液、例えば炭酸カリウム溶液等
にてエッチングすることによって生成される層、3C−
SiC上に気相成長によって生成させる層、例えばSi
N等である。気相成長によって生成させる場合には、例
えばモノシランとアンモニア等を原料ガスとして用いる
ことが可能である。また、3C−SiC表面を大気中に
5日以上放置することによって当該3C−SiC表面に
生成する層も有効であることを本発明者らは確認した。
【0019】以上のように、3C−SiC領域とショッ
トキー接合を形成する金属層との間に、当該金属層から
の電流注入を可能とする、Siを構成元素とする絶縁薄
膜が介在することにより、良好なショットキー特性を持
つ素子を作製することができた。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0021】(第1の実施形態)まず、直径6インチの
Si基板(1)の(100)面上にシラン(SiH4
とプロパン(C38)を原料ガスとして電子濃度3x1
19cm-3のSiC層(2)を300μmエピタキシャ
ル成長した。成長速度は50μm/hであった。その時
に結晶が島状に成長せず、ステップフローで成長するよ
うに条件を調整した。具体的には基板上での横方向拡散
が大きくなるよう、温度を1050℃と高くし、気相中
でのガス反応を抑えるため減圧エピタキシャル成長を用
いた。その結果、高電子濃度SiC層(2)にはAPB
と双晶は存在しなかった。ウェーハを一度取り出し、高
電子濃度SiC層(2)の表面を研磨し鏡面とした。
【0022】その後、電子濃度1x1015cm-3のSi
C層(3)を15μmエピタキシャル成長した。その時
の成長速度は2μm/hであった。この際にも結晶が島
状に成長せず、ステップフローで成長するように条件を
調整した。この場合も高電子濃度SiC層(2)の成長
条件とほぼ同じであるが、ガス供給量を1/3とした。
その結果、低電子濃度SiC層(3)にもAPBと双晶
は存在しなかった。ここまでの状況を図1に示す。
【0023】その後、Si基板(1)を除去した後、ウ
ェーハを1050℃で6分ドライ酸化したところ3nm
のシリコン酸化膜(3a)が形成された。ドライ酸化の
雰囲気は100%酸素である。高電子濃度層(SiC層
(2))側の酸化膜のみ除去し、低電子濃度層(SiC
層(3))に酸化膜(3a)を介してショットキー電極
(4)を形成するとともに、高電子濃度層(2)にオー
ミック電極(5)を形成し、ショットキー素子を作製し
た(図2)。逆方向耐圧が850Vの良好なショットキ
ー特性が得られた。図5のa(一点鎖線)にI−V特性
を示す。
【0024】(比較例)Si基板を除去するまでは第1
の実施形態と同様に行った。ここまでの状況を図3に示
す。(101)はSi基板、(102)は高電子濃度S
iC層、(103)は低電子濃度SiC層である。その
後、通常の前処理プロセスを行った後、低電子濃度層
(103)にショットキー電極(104)、高電子濃度
層(102)にオーミック電極(105)を形成し、シ
ョットキー素子を作製した(図4)。素子特性を測定し
たところショットキー特性ではなくオーミック特性であ
った。図5のb(破線)にI−V特性を示す。
【0025】(第2の実施形態)Si基板を除去するま
では第1の実施形態と同様に行った。その後、低電子濃
度層に10keVの加速電圧、ドーズ量5x1012cm
-2でAlをインプラし、表面極薄層を絶縁層とした(図
2を援用すると3aに相当。)。この絶縁層の組成はA
lを多量に含むアモルファスSiCであり、膜厚は3n
mであった。その上にショットキー電極(4)、高電子
濃度層(2)にオーミック電極(5)を形成し、ショッ
トキー素子を作製した。逆方向耐圧が800Vの良好な
ショットキー特性が得られた。図5のa(一点鎖線)に
I−V特性を示す。
【0026】(第3の実施形態)Si基板を除去するま
では第1の実施形態と同様に行った。その後、表面が安
定する溶液、例えば炭酸カリウム溶液によって低電子濃
度3C−SiC(図2を援用すると3に相当。)をエッ
チングした。低電子濃度層(3)の表面には表面極薄層
として絶縁層が形成された(図2を援用すると3aに相
当。)。この絶縁層の組成はSiO2であり、膜厚は1
nmであった。さらに低電子濃度層(3)にショットキ
ー電極(4)、高電子濃度層(2)にオーミック電極
(5)を形成し、ショットキー素子を作製した。逆方向
耐圧が820Vの良好なショットキー特性が得られた。
図5のa(一点鎖線)にI−V特性を示す。
【0027】(第4の実施形態)Si基板を除去するま
では第1の実施形態と同様に行った。その後、気相成長
によって低電子濃度層(図2を援用すると3に相当。)
表面に薄い絶縁層(図2を援用すると3aに相当。)を
形成した。原料ガスとしてはモノシランとアンモニアを
用い、成膜条件は減圧とした。この絶縁層の組成はSi
Nであり、膜厚は2nmであった。さらに低電子濃度層
(3)にショットキー電極(4)、高電子濃度層(2)
にオーミック電極(5)を形成し、ショットキー素子を
作製した。逆方向耐圧が860Vの良好なショットキー
特性が得られた。図5のa(一点鎖線)にI−V特性を
示す。
【0028】(第5の実施形態)Si基板を除去するま
では第1の実施形態と同様に行った。その後、試料を大
気中に10日間放置することにより、低電子濃度層(図
2を援用すると3に相当。)表面に薄い絶縁層(図2を
援用すると3aに相当。)を形成した。この絶縁層の組
成はNを含むSiO2であり、膜厚は1nmであった。
ここで、大気の雰囲気は湿度50%であった。さらに低
電子濃度層(3)にショットキー電極(4)、高電子濃
度層(2)にオーミック電極(5)を形成し、ショット
キー素子を作製した。逆方向耐圧が840Vの良好なシ
ョットキー特性が得られた。図5のa(一点鎖線)にI
−V特性を示す。
【0029】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、意図しないで3C−SiC上に
薄い絶縁層が形成された場合も本発明に含まれる。
【0030】その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、良好なシ
ョットキー特性を有する3C−SiC結晶を備えた半導
体素子及びその製造方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る3C−SiC
ショットキー素子の製造方法を示す工程断面図。
【図2】 図1に続く工程断面図。
【図3】 従来の3C−SiCショットキー素子の製造
方法を示す工程断面図。
【図4】 図3に続く工程断面図。
【図5】 本発明(a)及び従来例(b)のショットキ
ー素子の電流−電圧特性を示す特性図。
【符号の説明】 1…Si基板 2…高電子濃度3C−SiC層 3…低電子濃度3C−SiC層 3a…シリコン酸化膜 4…ショットキー電極 5…オーミック電極 101…Si基板 102…高電子濃度3C−SiC層 103…低電子濃度3C−SiC層 104…ショットキー電極 105…オーミック電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 四戸 孝 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 4M104 AA03 CC03 DD29 EE02 GG03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に3C型結晶構造のSiC領域が形
    成された基板と、前記SiC領域とショットキー接合を
    形成する金属層と、前記SiC領域と前記金属層との間
    に介在し、当該金属層からの電流注入を可能とする、S
    iを構成元素とする絶縁薄膜とを備えたことを特徴とす
    る半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記薄膜がSiO2からなることを特徴
    とする請求項1記載の半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記薄膜の厚みが1nm以上5nm以下
    であることを特徴とする請求項2記載の半導体素子。
  4. 【請求項4】 表面に3C型結晶構造のSiC領域が形
    成された基板と、前記SiC領域とショットキー接合を
    形成する金属層と、前記SiC領域と前記金属層との間
    に介在し、当該金属層からの電流注入を可能とする、S
    iを構成元素とする絶縁薄膜とを備えた半導体素子を製
    造する方法であって、3C型結晶構造のSiC領域に不
    純物をイオン注入することにより当該領域上に前記絶縁
    薄膜を生成することを特徴とする半導体素子の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 表面に3C型結晶構造のSiC領域が形
    成された基板と、前記SiC領域とショットキー接合を
    形成する金属層と、前記SiC領域と前記金属層との間
    に介在し、当該金属層からの電流注入を可能とする、S
    iを構成元素とする絶縁薄膜とを備えた半導体素子を製
    造する方法であって、3C型結晶構造のSiC領域を溶
    液にてエッチングすることにより当該領域上に前記絶縁
    薄膜を生成することを特徴とする半導体素子の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 表面に3C型結晶構造のSiC領域が形
    成された基板と、前記SiC領域とショットキー接合を
    形成する金属層と、前記SiC領域と前記金属層との間
    に介在し、当該金属層からの電流注入を可能とする、S
    iを構成元素とする絶縁薄膜とを備えた半導体素子を製
    造する方法であって、3C型結晶構造のSiC領域上に
    気相成長法により前記絶縁薄膜を生成することを特徴と
    する半導体素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 表面に3C型結晶構造のSiC領域が形
    成された基板と、前記SiC領域とショットキー接合を
    形成する金属層と、前記SiC領域と前記金属層との間
    に介在し、当該金属層からの電流注入を可能とする、S
    iを構成元素とする絶縁薄膜とを備えた半導体素子を製
    造する方法であって、3C型結晶構造のSiC領域を大
    気中に5日以上放置することにより当該領域上に前記絶
    縁薄膜を生成することを特徴とする半導体素子の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記薄膜としてSiO2からなる薄膜を
    形成することを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに
    記載の半導体素子の製造方法。
JP2001095023A 2001-03-29 2001-03-29 半導体素子及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3651666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001095023A JP3651666B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 半導体素子及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001095023A JP3651666B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 半導体素子及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002299642A true JP2002299642A (ja) 2002-10-11
JP3651666B2 JP3651666B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=18949135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001095023A Expired - Fee Related JP3651666B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 半導体素子及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3651666B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007242797A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2009054814A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 National Institute For Materials Science 電子素子
JP2009081392A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高出力ダイヤモンド半導体素子
JP2009231438A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Sumco Corp 炭化珪素ウェーハ
JP2017126604A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 株式会社東芝 半導体装置、半導体装置の製造方法、インバータ回路、駆動装置、車両、及び昇降機
US10763339B2 (en) 2015-02-11 2020-09-01 Infineon Technologies Austria Ag Method for manufacturing a semiconductor device having a Schottky contact

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007242797A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2009054814A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 National Institute For Materials Science 電子素子
JP2009081392A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高出力ダイヤモンド半導体素子
JP2009231438A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Sumco Corp 炭化珪素ウェーハ
US10763339B2 (en) 2015-02-11 2020-09-01 Infineon Technologies Austria Ag Method for manufacturing a semiconductor device having a Schottky contact
JP2017126604A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 株式会社東芝 半導体装置、半導体装置の製造方法、インバータ回路、駆動装置、車両、及び昇降機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3651666B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6136727A (en) Method for forming thermal oxide film of silicon carbide semiconductor device
JP3307647B2 (ja) 高低抗炭化ケイ素の製法
JP4185215B2 (ja) SiCウエハ、SiC半導体デバイス、および、SiCウエハの製造方法
US20110006310A1 (en) Semiconductor device and semiconductor device manufacturing method
JP4666200B2 (ja) SiC半導体装置の製造方法
JP2009088223A (ja) 炭化珪素半導体基板およびそれを用いた炭化珪素半導体装置
JPH04223330A (ja) 単結晶珪素基板上への化合物半導体単結晶の作製方法
JP2007131504A (ja) SiCエピタキシャルウエーハおよびそれを用いた半導体デバイス
JP2005311347A (ja) ショットキー接合型半導体装置の製造方法
JPH0383332A (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP2007103728A (ja) 炭化珪素半導体装置
WO2014161463A1 (zh) 半导体器件栅氧化层的形成方法
JP2001035838A (ja) 炭化珪素半導体素子の製造方法
JP3651666B2 (ja) 半導体素子及びその製造方法
JP2005294611A (ja) 炭化珪素半導体基板及びその製造方法
JP2000012482A (ja) 炭化けい素半導体素子の製造方法
US8728877B2 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device with a single crystal substrate
JP2000001398A (ja) 炭化けい素半導体基板の製造方法
JP2006120897A (ja) 炭化珪素素子及びその製造方法
KR20230132455A (ko) 에피택셜 웨이퍼의 제조방법
JP4857698B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
CN115552630A (zh) SiC层叠体、其制造方法和半导体器件
JP2011023502A (ja) 炭化珪素半導体素子及びその製造方法並びに炭化珪素エピタキシャル基板の製造方法
JP5540296B2 (ja) ダイヤモンド電子素子及びその製造方法
JP4742399B2 (ja) 3−5族化合物半導体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050215

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050216

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080304

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees