JP2002299273A - 半導体基板用熱処理装置 - Google Patents

半導体基板用熱処理装置

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JP2002299273A
JP2002299273A JP2001105868A JP2001105868A JP2002299273A JP 2002299273 A JP2002299273 A JP 2002299273A JP 2001105868 A JP2001105868 A JP 2001105868A JP 2001105868 A JP2001105868 A JP 2001105868A JP 2002299273 A JP2002299273 A JP 2002299273A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
heat treatment
tube
nozzle tube
heating region
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JP2001105868A
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English (en)
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Yoshiro Takeda
好郎 武田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル管の交換作業能率を向上し、また操業
コストを安価に抑制することを可能にする。 【解決手段】 半導体基板13を支持する支持部14
と、支持部14を収納する処理管15と、処理管15を
外囲して配置され処理管15を加熱することによって処
理管15内の熱処理空間16を半導体基板13の熱処理
に適した温度に保つ加熱手段17と、処理管15内に延
び半導体基板13の熱処理のために用いられる原料ガス
を含むガスを噴射するノズル管12とを含んで構成され
る。ノズル管12は、処理管15が加熱手段17によっ
て加熱される領域である加熱領域R2の外部に延びる部
分を有し、ノズル管12の少なくとも加熱領域R2内に
存在する部分を加熱領域R2外の部分から取外すことが
できるように連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板に被膜
形成および不純物拡散などの熱処理を行う半導体基板用
熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路および個別半導体素子な
どの半導体デバイスを製造する過程において、半導体基
板に酸化膜および窒化膜などの被膜を形成する熱処理、
ドナーまたはアクセプタとなる不純物を拡散する熱処理
が行われている。半導体基板の熱処理に用いられる従来
の半導体基板用熱処理装置は、半導体基板を支持する支
持部と、支持部を収納する処理管と、処理管内に延びて
ガスを導入し半導体基板に噴射するノズル管と、処理管
を外囲して配置され処理管を加熱するヒータとを含む構
成である。
【0003】従来の半導体基板用熱処理装置において、
ヒータによって予め定められた温度に加熱された処理管
内に設けられる半導体基板支持部には、複数の半導体基
板が支持され、ノズル管に形成された噴出孔から半導体
基板にガスを吹付けて被膜形成および不純物拡散などの
熱処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】半導体基板の表面に被
膜を形成するとき、半導体基板と反応させるガスとし
て、酸素と窒素との混合ガス、酸素と水素との混合ガス
および水蒸気などが、ノズル管によって処理管内に導入
され、ガスと半導体基板の表面とが反応して酸化膜およ
び窒化膜が形成される。不純物拡散、たとえば、半導体
基板であるSiウェハに、P型の導電型を形成するため
にBを拡散する熱処理が行われるとき、不純物ガスとし
て、窒素、酸素およびBBr3が処理管内に導入され
る。BBr3と酸素とからB23が形成され、B23
Siと反応して、BとSiO2とが形成され、BがSi
ウェハ中に拡散されることによって、P型の拡散層が形
成される。
【0005】図10は、従来の半導体基板用熱処理装置
に備わるノズル管1の構成を簡略化して示す側面図であ
る。ノズル管1が処理管内に導入されて上方に立上がる
導入部2は、処理管がヒータによって加熱される加熱領
域R1の外に配置されるので、処理管内にあって加熱領
域R1内に位置するノズル管1の部位よりも温度が低
い。たとえば、処理管内にあって加熱領域R1内に位置
するノズル管1の部位の温度が、約800℃であると
き、加熱領域R1外に位置する導入部2の温度は、約4
00℃である。
【0006】したがって、不純物ガスとして、たとえば
前述のBBr3を含むガスを使用する拡散熱処理におい
て、温度が低い導入部2をガスが通過するとき、Bの酸
化物が析出し易い。導入部2の内面にBの酸化物が析出
すると、ノズル管1の素材である石英ガラス中へBが侵
入し、導入部2の内面には、硼珪酸ガラスが形成され
る。このことによって、導入部2は、硼珪酸ガラスと石
英ガラスとの2層構造となる。
【0007】また、導入部2は、前述のように加熱領域
R1の外に配置されるので、ヒータによる加熱の効果を
ほとんど得ることができず、また半導体基板を支持部に
取付けまたは取外しするために支持部を下降させて処理
管の封止を解放したとき、室温である外気の影響を受け
て温度が低下する。すなわち導入部2は、拡散熱処理と
半導体基板の支持部への取付け取外し作業とによって、
加熱と冷却との繰返し熱履歴を受ける。
【0008】前述の硼珪酸ガラスと石英ガラスとは、熱
膨張係数が大きく異なり、硼珪酸ガラスの熱膨張係数
は、石英ガラスの熱膨張係数のほぼ10倍である。した
がって、導入部2が熱履歴を受けて、膨張と収縮とを繰
返すとき、熱膨張係数の差異に基づく熱応力が発生し、
導入部2にマイクロクラックが発生することがある。さ
らに、導入部2はL字状に形成され、形状に起因する製
造時の応力をも有しているので、熱履歴を受けることに
よって一層大きな応力が負荷される。したがって、拡散
熱処理を繰返し実施する過程において、導入部2が劣化
することは避けられない。
【0009】半導体基板用熱処理装置は、おおよそ40
〜60日ごとに処理管の洗浄が行なわれる。処理管を洗
浄するとき、ノズル管1は処理管から取外される。ノズ
ル管1を処理管から取外すとき、前述のように導入部2
は劣化しているので、導入部2において破損することが
多く、甚だしい場合には処理管の洗浄ごとにノズル管1
を交換しなければならないという問題がある。
【0010】ノズル管1は、図10に示すように一体に
形成されるので、破損した部位が導入部2のみであるに
もかかわらず、ノズル管1全体を交換しなければならな
い。導入部2に連なって、加熱領域R1内に位置するノ
ズル管1の部位には、支持部に支持された半導体基板に
不純物ガスを吹付ける複数の噴出孔3を有するノズル管
本体部4が形成される。ノズル管本体部4には、おおよ
そφ5mmの噴出孔3が165〜170個形成され、ノ
ズル管1の価格は、大半がこの噴出孔3を形成するため
の加工に要する費用によって占められる。
【0011】ノズル管本体部4は、加熱領域R1内に位
置するので、半導体基板を支持部に取付け取外しすると
きにも、ヒータによって加熱されるので、温度が大きく
低下することがない。またノズル管本体部4の温度は約
800℃であり、導入部2の温度である約400℃より
も高いので、不純物ガスが通過するときにBの酸化物が
析出しにくい。したがって、ノズル管本体部4には、硼
珪酸ガラスが形成されることがなく、導入部2のように
硼珪酸ガラスと石英ガラスとの2層構造になることがな
い。
【0012】ノズル管本体部4は、拡散熱処理と半導体
基板の支持部への取付け取外し作業との繰返しによる熱
履歴を受けたときの温度変化が小さく、また硼珪酸ガラ
スと石英ガラスとの2層構造にはならないので、熱履歴
を受けた場合に発生する熱応力は、導入部2に比較して
小さく、ほとんど劣化することがない。したがって、ノ
ズル管本体部4は、処理管の洗浄後も継続して使用可能
であるにもかかわらず、破損した導入部2とともにノズ
ル管1一体として交換される。このことによって、半導
体基板用熱処理装置を操業する際の消耗部品の費用が増
加し、半導体デバイスの製造コストを増大する原因とな
っている。また複雑な形状を有するノズル管1を一体と
して取外し、新しいノズル管1を取り付けるので、ノズ
ル管1の交換作業に長時間を要するという問題がある。
【0013】本発明の目的は、ノズル管を複数の部材に
分割することによって、ノズル管の交換作業能率を向上
し、また操業コストを安価に抑制することのできる半導
体基板用熱処理装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板を
支持する支持部と、支持部を収納する処理管と、処理管
を外囲して配置され、処理管を加熱することによって処
理管内の熱処理空間を半導体基板の熱処理に適した温度
に保つ加熱手段と、処理管内に延び半導体基板の熱処理
のために用いられる原料ガスを含むガスを噴射するノズ
ル管であって、処理管が加熱手段によって加熱される領
域である加熱領域の外部に延びる部分を有し、少なくと
も加熱領域内に存在する部分を加熱領域外の部分から取
外すことができるように連結されているノズル管とを含
むことを特徴とする半導体基板用熱処理装置である。
【0015】本発明に従えば、ノズル管は、加熱領域内
に存在する部分と加熱領域外の部分との2つの部材によ
って構成される。従来、ノズル管は、一体の部材として
構成され、劣化のたびごとに一体に交換されていたけれ
ども、ノズル管を2つの部材に分割することによって、
多数のガス噴出孔の形成された高価な加熱領域内の部材
と、簡単な構造で安価な加熱領域外の部材とに区別して
交換することができる。劣化を生じ易い安価な加熱領域
外の部材のみを交換し、高価な加熱領域内の部材を交換
することなく継続して長時間使用することが可能になる
ので、操業における消耗部品の費用を削減し、半導体デ
バイスの製造コストを低減することができる。また、多
くの場合、加熱領域内の部材をそのまま継続使用し、劣
化の頻度が高い加熱領域外の部材のみを交換することに
よって、熱処理を再開することができるので、ノズル管
の交換作業時間を短縮し熱処理の能率を向上することが
できる。
【0016】また本発明は、ノズル管の加熱領域内に存
在する部分と加熱領域外の部分とを連結する連結部は、
加熱領域内に配置されることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、ノズル管の加熱領域内に
存在する部分と加熱領域外の部分とを連結する連結部の
位置は、加熱領域内に配置されるので、熱処理時と半導
体基板の支持部への取付け取外し作業時とにおいて、連
結部が受ける温度変化は小さくなる。また、連結部は、
加熱手段によってガスによる析出物が析出しにくい温度
に保たれるので、析出物に基づく変成が抑制される。し
たがって、連結部は、熱履歴を受けた場合の温度変化が
小さく、また発生する熱応力が小さいので、劣化が抑制
される。
【0018】また本発明は、ノズル管の加熱領域内に存
在する部分と加熱領域外の部分とは、嵌合によって連結
されることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、ノズル管の加熱領域内に
存在する部分と加熱領域外の部分とは嵌合されるので、
簡単な構造によって相互の着脱を実現することができ、
また相互の着脱を容易かつ効率的に行うことができる。
【0020】また本発明は、処理管の内壁には、ノズル
管を保持する保持部が設けられることを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、処理管にはノズル管を保
持する保持部が設けられるので、ノズル管は、支持部に
支持されている半導体基板を含む平面に対する角度がほ
ぼ90度となる姿勢で安定に保持される。このことによ
って、ノズル管は、半導体基板に均一にガスを供給する
ことができる。
【0022】また本発明は、前記保持部は、一対が間隔
をあけて設けられ、一対の保持部によって形成される間
隙にノズル管が挟持されることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、一対の保持部が間隔をあ
けて設けられ、一対の保持部によって形成される間隙に
ノズル管が挟持されるので、ノズル管は、支持部に支持
されている半導体基板を含む平面に対する角度がほぼ9
0度となる姿勢で一層安定に保持される。このことによ
って、ノズル管は、半導体基板に均一にガスを供給する
ことができる。
【0024】また本発明は、保持部は、処理管と一体に
形成されることを特徴とする。本発明に従えば、保持部
は処理管と一体に形成されるので、本来2部品から形成
される処理管と保持部とを1部品として形成することが
できる。このことによって、装置の製造工程を削減する
ことができるので、製造コストを低減することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る半導体基板用熱処理装置11の構成を簡略化して示す
概略断面図であり、図2は図1に示す半導体基板用熱処
理装置11に備わるノズル管12の構成を簡略化して示
す側面図である。
【0026】半導体基板用熱処理装置11は、半導体基
板13を支持する支持部14と、支持部14を収納する
処理管15と、処理管15を外囲して配置され処理管1
5を加熱することによって処理管15内の熱処理空間1
6を半導体基板13の熱処理に適した温度に保つ加熱手
段17と、処理管15と加熱手段17との間に配置され
て加熱手段17が発生する熱を受けて昇温し、その輻射
熱によって処理管15を加熱する均熱管18と、処理管
15内に延び半導体基板13の熱処理のために用いられ
る原料ガスを含むガスを噴射するノズル管12であっ
て、処理管15が加熱手段17によって加熱される領域
である加熱領域R2の外部に延びる部分を有し、少なく
とも加熱領域R2内に存在する部分を加熱領域R2外の
部分から取外すことができるように連結されているノズ
ル管12とを含む。
【0027】半導体基板13は、熱処理によってドナー
またはアクセプタとなる不純物が導入される基板であ
り、薄い円板状の形状を有する。本実施の形態では、半
導体基板にSiウェハが用いられる。
【0028】支持部14は、ボート19と、支持基台2
0とを含む。ボート19は、支持基台20上に設けら
れ、前記半導体基板13を、図1の紙面上下方向に間隔
W1をあけておおよそ水平な姿勢で支持する。支持基台
20の下部には、プレート部21が形成され、また支持
部14を上下方向に昇降移動する図示しない昇降部材が
設けられる。
【0029】処理管15は、石英ガラス製であり、大略
的に円筒形状を有し上部に閉口し下部に開口する。処理
管15の下部付近には、ガスを処理管15内に導入する
導入口22と、処理管15内を流動したガスが処理管1
5の外に排出される排出口23とが形成される。本実施
の形態では、半導体基板13を熱処理する原料ガスを含
むガスとして、窒素、酸素およびBBr3の混合ガスを
使用した。以後、前記混合ガスをガスと略称する。
【0030】処理管15の下部には、開口部の周囲にフ
ランジ部24が形成され、フランジ部24は、支持部1
4が昇降部材によって上昇された状態で、支持基台20
下部に形成される前記プレート部21と当接し、処理管
15内を封止する。処理管15内には、半導体基板1
3、半導体基板13を支持する支持部14およびノズル
管12が収納され、半導体基板13と反応するガスが流
動し、加熱手段17によって予め定められた温度に保た
れる熱処理空間16が形成される。本実施の形態では、
処理管15の素材には、半導体基板13を熱処理するガ
スに含まれる酸素に対する耐酸化性に優れることおよび
高温に加熱された場合の内部ガスの放出量が少ないこと
などの特性を有するので、石英ガラスが素材として使用
されるけれども、これに限定されることなく、他の素材
が使用されてもよい。
【0031】均熱管18は、たとえば銅製であり、円筒
状の形状を有し、処理管15と加熱手段17との間に処
理管15を外囲して配置される。後述の加熱手段17に
よって処理管15が加熱されるとき、加熱手段17によ
って直接処理管15が加熱されると、処理管15内の熱
処理空間16の温度分布にばらつきが生じ易い。したが
って、処理管15を外囲するように加熱手段17との間
に均熱管18を配置し、均熱管18を介して処理管15
を輻射熱によって加熱し、処理管15内の熱処理空間1
6の温度分布を均一にする。
【0032】加熱手段17は、たとえばカーボランダム
などからなるヒータであり、図示しない電源から電力が
供給されて発熱し、均熱管18および処理管15を加熱
する。均熱管18は加熱手段17によって加熱されて昇
温し、均熱管18の半径方向内方に配置される処理管1
5を輻射熱によって加熱する。このことによって、処理
管15内に形成される熱処理空間16が、半導体基板1
3の熱処理に適した温度まで昇温され、その温度に保た
れる。ここで、円筒形状を有する加熱手段17の半径方
向内方に形成される円柱状の空間領域であって、加熱手
段17によって処理管15を加熱する領域を加熱領域R
2と呼ぶ。
【0033】ノズル管12は、石英ガラス製であり、略
逆U字状の形状を有し、ノズル管本体25と導入部26
との2つの部材によって構成される。またノズル管本体
25は、内部を上昇するガスが予熱される予熱部27
と、内部を下降するガスを半導体基板13に向けて矢符
47方向に噴射する複数の噴出孔30を有する噴出部2
8と、予熱部27および噴出部28に連なる横架部29
とを含む。
【0034】導入部26は、L字状の形状を有し、導入
部26の一端部31は、前記加熱領域R2の外に延び、
さらに処理管15の下部に形成される導入口22を挿通
して処理管15の外方に延びる。処理管15の外におい
て、導入管26の一端部31は、ガス供給部32に連結
される。ガス供給部32は、半導体基板13の熱処理に
使用される原料ガスを含むガスを貯留しノズル管12に
供給するガス供給源33と、ガス供給源33からノズル
管12に供給されるガスが搬送される通路であるガス供
給管路34と、ガス供給管路34に設けられてガスを圧
送するポンプ35と、流量制御弁36と、ガス供給管路
34と導入管26の一端部31とを連結する可撓管37
とを含む。導入口22と導入部26の外周面とによって
形成される間隙は、図示しないシール部材によって封止
される。
【0035】導入部26の他端部38は加熱領域R2内
に延び、加熱領域R2内に存在するノズル管本体25の
予熱部27と取外しできるように連結されて連結部39
を構成する。図3は図1に示すノズル管12の連結部3
9においてノズル管本体25から導入部26を離脱した
状態の部分拡大断面図である。予熱部27の一端部40
付近の外径はd1は、ノズル管本体25すなわち予熱部
27の一端部40付近以外の部分における外径d2より
も小さく、さらに導入管26の他端部38の内径d3よ
りもわずかに小さくなるように形成される。このことに
よって、予熱部27の一端部40を導入部26の他端部
38に挿入し、ノズル管本体25と導入部26とを嵌合
することができる。
【0036】ノズル管本体25と導入部26とが嵌合さ
れて形成される連結部39において、導入部26または
ノズル管本体25を矢符41に示す上下方向に移動する
ことによって、導入部26をノズル管本体25に着脱す
ることができる。ノズル管12の加熱領域R2内に存在
する部分であるノズル管本体25と加熱領域R2の外に
延びる導入部26とは、前述のように嵌合されるので、
簡単な構造によって相互の着脱を実現することができ、
また相互の着脱を容易かつ効率的に行うことができる。
【0037】ノズル管本体25と導入部26とが連結さ
れる連結部39は、加熱領域R2の上下方向のほぼ中間
に配置されるので、熱処理時と半導体基板13の支持部
14への取付け取外し作業時とにおいて、連結部39が
受ける温度変化は小さい。また、連結部39は、加熱手
段17によってガスによる析出物が析出しにくい温度に
保たれるので、析出物に基づく変成が抑制される。した
がって、連結部39は、熱履歴を受けた場合の温度変化
が小さく、また発生する熱応力が小さいので、劣化が抑
制される。
【0038】また、本実施の形態では、外径d1に形成
される予熱部27の一端部40付近の外周面42と、導
入部26の他端部38付近の内周面43とには、ブラス
ト処理が施される。ブラスト処理が施された前記外周面
42と内周面43とは、ノズル管本体25と導入部26
とが嵌合されたときに摺合わせ部を構成し、摺合わせ部
は密着性に優れるので、摺合わせ部すなわち連結部39
からのガス漏れを防止することができる。
【0039】図4は図1の切断面線IV−IVからみた
概略断面図であり、図5は図1に示す半導体基板用熱処
理装置11の部分拡大図である。処理管15の内壁44
には、処理管15の半径方向内方に突出してノズル管1
2を保持する一対の保持部45a,45bが間隔をあけ
て設けられる。保持部45a,45bは、石英ガラス製
であり、処理管15と一体に形成される。一対の保持部
45a,45bによって形成される間隙46には、ノズ
ル管12の予熱部27が挟持され、ノズル管12は重力
にほぼ平行な方向に延びて保持される。
【0040】図6は、従来の半導体基板用熱処理装置に
備わるノズル管1と半導体基板13との構成を簡略化し
て示す側面図である。従来の半導体基板用熱処理装置の
処理管内壁には、保持部が設けられていないので、ノズ
ル管1が処理管内において重力方向に対して傾斜するこ
とがある。処理管内において、複数の半導体基板13は
重力に対してほぼ直交する水平な姿勢で間隔W1をあけ
て支持部に支持されている。したがって、ノズル管1が
重力方向に対して傾斜すると、ノズル管1の半導体基板
13に対して設定されている角度θが変化する。
【0041】ノズル管1が重力に対してほぼ平行な方向
に設けられるとき、前記角度θはほぼ90度に設定され
るので、ノズル管1から半導体基板13に向けて噴射さ
れるガスの噴出方向は、半導体基板13のほぼ直径に沿
う方向である。ノズル管1が重力方向に対して傾斜する
と、角度θがほぼ90度の設定から変化するので、ノズ
ル管1から噴射されるガスの噴出方向が変化する。ノズ
ル管1が重力方向に対して傾斜するとき、ガスは半導体
基板13の直径に沿う方向に噴射されなくなるので、複
数の半導体基板13に対するガスの供給が不均一にな
り、半導体基板13の表面におけるガスとの反応にばら
つきが生じるという問題があった。
【0042】図7は、本実施の形態の半導体基板用熱処
理装置11に備わるノズル管12と半導体基板13との
構成を簡略化して示す部分拡大図である。図7(a)は
ノズル管12と半導体基板13との構成を簡略化して示
す正面図であり、図7(b)はノズル管12と半導体基
板13との構成を簡略化して示す側面図である。
【0043】本実施の形態では、ノズル管12は、処理
管15の内壁44に設けられる一対の保持部45a,4
5bによって形成される間隙46に挟持されるので、ノ
ズル管12は重力に対してほぼ平行方向に延びて安定に
保持され、また支持部14に支持されている半導体基板
13に対し、角度θがほぼ90度となる姿勢に安定して
保持される。このことによって、ノズル管12の噴出部
28に複数形成される噴出孔30から矢符47方向に噴
射されるガスは、支持部14に支持される複数の半導体
基板13のいずれに対してもほぼ直径に沿う方向に噴射
されるので、複数の半導体基板13に対して均一にガス
を供給することができる。
【0044】また保持部45a,45bは、処理管15
と一体に形成されるので、本来複数の部品によって形成
される処理管15と保持部45a,45bとを、1部品
として形成することができる。このことによって、装置
の製造工程を削減することができるので、製造コスト低
減に寄与することができる。
【0045】本実施の形態の半導体基板用熱処理装置1
1では、半導体基板13の熱処理およびノズル管12の
交換は、以下のように行われる。図8は、図1に示す半
導体基板用熱処理装置11に備わる支持部14が下降し
た状態を示す概略断面図である。図8に示すように支持
部14が、昇降手段によって下降されて処理管15から
出た状態において、熱処理すべき複数の半導体基板13
をボート19に間隔W1をあけてほぼ水平に取付ける。
半導体基板13を支持部14に取付けた後、支持部14
を昇降手段によって上昇し、処理管15内に下方から挿
入する。支持部14の上昇によって、支持部14に形成
されるプレート部21が、処理管15下部の開口部周辺
に形成されるフランジ部24と密着し、処理管15内に
形成される熱処理空間16が封止される。
【0046】処理管15を加熱手段17によって加熱す
る前に、処理管15に形成される排出口23から図示し
ない真空ポンプによって排気し、封止された処理管15
内の熱処理空間16を真空雰囲気にする。または排気と
ともに、ノズル管12に連結されるガス供給部32のガ
ス供給源33におけるガスの種類を、熱処理のための原
料ガスを含むガスから不活性ガスに切換えて処理管15
内に導入し、処理管15内の雰囲気を不活性ガスに置換
してもよい。
【0047】次に、加熱手段17に通電し、加熱手段1
7によって処理管15内の熱処理空間16を半導体基板
13の熱処理に適した温度に加熱し、その温度に保つ。
処理管15内の熱処理空間16が、半導体基板13の熱
処理に適した温度に保たれた状態で、ガス供給部32か
ら、ガス(窒素、酸素およびBBr3)をノズル管12
の導入部26に供給する。導入部26に供給されたガス
は、導入部26および予熱部27内を上昇するのにとも
なって半導体基板13の熱処理に適した温度付近まで予
熱され、横架部29を経て噴出部28を下降するとき、
噴出部28に形成される複数の噴出孔30から半導体基
板13に向けて噴射される。
【0048】半導体基板13に向けて噴射されたガス
は、半導体基板13の表面を通過した後、処理管15内
を下方に向けて流動し、排出口23から処理管15の外
部に排出される。
【0049】予め定められた時間が経過したとき、半導
体基板13の熱処理が終了し、支持部14が昇降手段に
よって再び下降され、支持部14が処理管15から出た
状態でボート19から熱処理の完了した半導体基板13
が取外される。熱処理を継続して行う場合、熱処理の完
了した半導体基板13に代えて、熱処理すべき新たな半
導体基板13をボート19に取付けて支持部14を昇降
手段によって上昇し、熱処理を行う。
【0050】前述のように加熱領域R2の外に位置する
導入部26は、加熱領域R2内に位置するノズル管本体
25よりも温度が低いので、ガスが導入部26を通過す
るときBの酸化物が析出して導入部26内面に硼珪酸ガ
ラスが形成され、硼珪酸ガラスと石英ガラスとの2層構
造となる。また、導入部26の加熱領域R2外に位置す
る部分は、半導体基板13を支持部14に取付けまたは
取外しするために支持部14を下降させて処理管15の
封止を解放したとき、室温である外気の影響を受けて温
度が低下する。このことによって、導入部26は、半導
体基板13の熱処理と支持部14への取付け取外し作業
とによって、加熱と冷却との繰返し熱履歴を受けて劣化
する。したがって、半導体基板13を支持部14に取付
け取外しするとき、また処理管15を洗浄するとき、導
入部26は破損しやすく、破損した導入部26は、新し
い導入部26に交換される。
【0051】加熱領域R2内に位置するノズル管本体2
5は、加熱手段17によって導入部26よりも高い温度
に加熱され、その温度に保たれるので、導入部26に比
べて劣化しにくく、また破損することが少ない。したが
って、導入部26が破損した場合であっても、ノズル管
本体25は健全であり継続して使用できるので、導入部
26のみを交換することによって、再びノズル管12を
熱処理に使用することができる。
【0052】導入部26の交換は、次のように行われ
る。ガス供給部32の流量制御弁36を閉じてノズル管
12へのガスの供給を止め、加熱手段17の電源を切っ
て処理管15の温度を下げた後、支持部14を下降させ
た状態で、ノズル管本体25を上方に変位させてノズル
管本体25から導入部26を離脱する。次に、導入部2
6からガス供給部32の可撓管37を離脱し、導入部2
6を処理管15の半径方向内方に変位して処理管15か
ら取出す。新しい導入部26を処理管15内に挿入し、
導入部26の一端部31を処理管15の導入口22に挿
通して可撓管37と連結する。導入部26の他端部38
を予熱部27の一端部40と連結して導入部26の交換
を完了する。
【0053】導入部26が破損したとき、従来のように
複雑な形状をしたノズル管を一体として交換することが
なく、導入部26のみを交換することによってノズル管
12を再使用可能な状態にすることができるので、ノズ
ル管12の交換作業時間を短縮し熱処理の能率を向上す
ることができる。また高価なノズル管本体25を継続し
て使用し、安価な導入部26のみを交換することによっ
て、ノズル管12を熱処理に再使用することができるの
で、半導体基板13を熱処理する操業コストを節減し、
半導体デバイスの製造コストを低減することができる。
【0054】図9は、本発明の第2の実施の形態である
半導体基板用熱処理装置51の構成を簡略化して示す部
分断面図である。本実施の形態の半導体基板用熱処理装
置51は、実施の第1形態の半導体基板用熱処理装置1
1と類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して
説明を省略する。注目すべきは、処理管15の半径方向
内方に突出して処理管内壁44に設けられる保持部52
は、単独片によって構成されることである。保持部52
は、石英ガラス製であり、重力に直交する水平断面がL
字状の形状を有し、処理管15と一体に形成される。
【0055】L字形状を有する保持部52と処理管内壁
44とによって形成される間隙53に、ノズル管12の
予熱部27が保持される。ノズル管12は、保持部52
によって重力方向に対してほぼ平行に延びて保持され、
支持部14に支持される半導体基板13に対して設定さ
れる角度θがほぼ90度となる姿勢で安定に保たれる。
このことによって、ノズル管12の噴出部28に複数形
成される噴出孔30から噴射されるガスは、支持部14
に支持される複数の半導体基板13のいずれに対しても
ほぼ直径に沿う方向に噴射されるので、複数の半導体基
板13のいずれに対しても均一にガスを供給することが
できる。また処理管15と一体に形成される保持部52
を単独片とすることによって、処理管15の構造が簡素
化され、処理管15の作成が容易になる。
【0056】以上に述べたように、本発明の第1および
第2の実施の形態では、ノズル管本体25と導入部26
とが連結される連結部39は、加熱領域R2の上下方向
のほぼ中間に配置されるけれども、これに限定されるこ
となく、連結部39は加熱領域R2内に配置される構成
でなくてもよい。連結部39は、少なくとも加熱領域R
2内に存在するノズル管本体25を加熱領域R2外に延
びる導入部26から取外すことができるように、導入部
26の劣化を生じやすい部位よりも加熱領域R2寄りに
配置される構成であればよい。
【0057】また導入部26とノズル管本体25との連
結部39は嵌合される構成であるけれども、これに限定
されることなく、連結部39は接続具などを用いて連結
される構成であってもよい。また、ノズル管12を保持
する保持部が設けられる構成であるけれども、これに限
定されることなく、保持部が設けられない構成であって
もよく、この場合、たとえば導入部26とガス供給部3
2との連結部分によってノズル管12を支持し、ノズル
管12の姿勢を保つ構成であってもよい。また、半導体
基板13の熱処理は不純物拡散熱処理であるけれども、
これに限定されることなく、被膜形成熱処理であっても
よい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、ノズル管は、加熱領域
内に存在する部分と加熱領域外の部分との2つの部材に
よって構成される。従来、ノズル管は、一体の部材とし
て構成され、劣化のたびごとに一体に交換されていたけ
れども、ノズル管を2つの部材に分割することによっ
て、多数のガス噴出孔が形成された高価な加熱領域内の
部材と、簡単な構造で安価な加熱領域外の部材とに区別
して交換することができる。劣化を生じ易い安価な加熱
領域外の部材のみを交換し、高価な加熱領域内の部材を
交換することなく継続して長時間使用することが可能に
なるので、操業における消耗部品の費用を削減し、半導
体デバイスの製造コストを低減することができる。ま
た、多くの場合、加熱領域内の部材をそのまま継続使用
し、劣化の頻度が高い加熱領域外の部材のみを交換する
ことによって、熱処理を再開することができるので、ノ
ズル管の交換作業時間を短縮し熱処理の能率を向上する
ことができる。
【0059】また本発明によれば、ノズル管の加熱領域
内に存在する部分と加熱領域外の部分とを連結する連結
部の位置は、加熱領域内に配置されるので、熱処理時と
半導体基板の支持部への取付け取外し作業時とにおい
て、連結部が受ける温度変化は小さい。また、連結部
は、加熱手段によってガスによる析出物が析出しにくい
温度に保たれるので、析出物に基づく変成が抑制され
る。したがって、連結部は、熱履歴を受けた場合の温度
変化が小さく、また発生する熱応力が小さいので、劣化
が抑制される。
【0060】また本発明によれば、ノズル管の加熱領域
内に存在する部分と加熱領域外の部分とは嵌合されるの
で、簡単な構造によって相互の着脱を実現することがで
き、また相互の着脱を容易かつ効率的に行うことができ
る。
【0061】また本発明によれば、処理管にはノズル管
を保持する保持部が設けられるので、ノズル管は、支持
部に支持されている半導体基板を含む平面に対する角度
がほぼ90度となる姿勢で安定に保持される。このこと
によって、ノズル管は、半導体基板に均一にガスを供給
することができる。
【0062】また本発明によれば、一対の保持部が間隔
をあけて設けられ、一対の保持部によって形成される間
隙にノズル管が挟持されるので、ノズル管は、支持部に
支持されている半導体基板を含む平面に対する角度がほ
ぼ90度となる姿勢で一層安定に保持される。このこと
によって、ノズル管は、半導体基板に均一にガスを供給
することができる。
【0063】また本発明によれば、保持部は処理管と一
体に形成されるので、本来2部品から形成される処理管
と保持部とを1部品として形成することができる。この
ことによって、装置の製造工程を削減することができる
ので、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である半導体基板用熱処
理装置11の構成を簡略化して示す概略断面図である。
【図2】図1に示す半導体基板用熱処理装置11に備わ
るノズル管12の構成を簡略化して示す側面図である。
【図3】図1に示すノズル管12の連結部39において
ノズル管本体25から導入部26を離脱した状態の部分
拡大断面図である。
【図4】図1の切断面線IV−IVからみた概略断面図
である。
【図5】図1に示す半導体基板用熱処理装置11の部分
拡大図である。
【図6】従来の半導体基板用熱処理装置に備わるノズル
管1と半導体基板13との構成を簡略化して示す側面図
である。
【図7】本実施の形態の半導体基板用熱処理装置11に
備わるノズル管12と半導体基板13との構成を簡略化
して示す部分拡大図である。
【図8】図1に示す半導体基板用熱処理装置11に備わ
る支持部14が下降した状態を示す概略断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態である半導体基板用
熱処理装置51の構成を簡略化して示す部分断面図であ
る。
【図10】従来の半導体基板用熱処理装置に備わるノズ
ル管1の構成を簡略化して示す側面図である。
【符号の説明】
11,51 半導体基板用熱処理装置 12 ノズル管 13 半導体基板 14 支持部 15 処理管 17 加熱手段 39 連結部 45a,45b,52 保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F27D 7/02 F27D 7/02 A H01L 21/31 H01L 21/31 E Fターム(参考) 4K030 CA04 FA10 GA02 KA04 KA45 LA15 4K061 AA01 AA05 BA11 CA08 FA07 HA00 4K063 AA05 AA12 BA12 CA05 CA06 DA06 DA07 DA14 5F045 AA20 AB32 AB33 AC11 AC15 AF03 BB01 BB08 DP19 EC02 EF03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を支持する支持部と、 支持部を収納する処理管と、 処理管を外囲して配置され、処理管を加熱することによ
    って処理管内の熱処理空間を半導体基板の熱処理に適し
    た温度に保つ加熱手段と、 処理管内に延び半導体基板の熱処理のために用いられる
    原料ガスを含むガスを噴射するノズル管であって、処理
    管が加熱手段によって加熱される領域である加熱領域の
    外部に延びる部分を有し、少なくとも加熱領域内に存在
    する部分を加熱領域外の部分から取外すことができるよ
    うに連結されているノズル管とを含むことを特徴とする
    半導体基板用熱処理装置。
  2. 【請求項2】 ノズル管の加熱領域内に存在する部分と
    加熱領域外の部分とを連結する連結部は、 加熱領域内に配置されることを特徴とする請求項1記載
    の半導体基板用熱処理装置。
  3. 【請求項3】 ノズル管の加熱領域内に存在する部分と
    加熱領域外の部分とは、 嵌合によって連結されることを特徴とする請求項1また
    は2記載の半導体基板用熱処理装置。
  4. 【請求項4】 処理管の内壁には、ノズル管を保持する
    保持部が設けられることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の半導体基板用熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部は、 一対が間隔をあけて設けられ、一対の保持部によって形
    成される間隙にノズル管が挟持されることを特徴とする
    請求項4記載の半導体基板用熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記保持部は、 処理管と一体に形成されることを特徴とする請求項4ま
    たは5記載の半導体基板用熱処理装置。
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