JP2002110562A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2002110562A
JP2002110562A JP2000300284A JP2000300284A JP2002110562A JP 2002110562 A JP2002110562 A JP 2002110562A JP 2000300284 A JP2000300284 A JP 2000300284A JP 2000300284 A JP2000300284 A JP 2000300284A JP 2002110562 A JP2002110562 A JP 2002110562A
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gas
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tube
processing
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Takeo Hanashima
建夫 花島
Naoto Nakamura
直人 中村
Taketoshi Sato
武敏 佐藤
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理室開放時の大気等の処理室への侵入を防
止する。 【解決手段】 インナチューブ2とアウタチューブ3か
らなる縦形のプロセスチューブ1を支持したインレット
フランジ6の側壁には排気路8に連通した排気管7、イ
ンナチューブ2の炉口5に連通した処理ガス導入管9、
排気路8に連通したバックパージ用ガス導入管10が挿
入されており、インナチューブ2の上端にはバックパー
ジ用ガス32を処理室4内に分散させる分散板11が載
置されている。ボート搬入搬出時の処理室開放に際し、
バックパージ用ガス導入管10から導入されたバックパ
ージ用ガス32は排気路8を上昇し、分散板11で分散
されて処理室4内へ均等に流れ込み、処理室4を流下し
て炉口5から排出される。 【効果】 バックパージ用ガスが分散板で分散されるこ
とで処理室内は確実にパージされるため、処理室内への
大気等の侵入を確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、特に、気密に閉じられた処理室の開放時における
大気や異物の処理室への侵入防止技術に係り、例えば、
バッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD装置に利用し
て有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路装置(以下、I
Cという。)の製造方法においては、半導体ウエハ(以
下、ウエハという。)に窒化シリコン(Si34 )や
ポリシリコン等のCVD膜を形成するCVD膜形成工程
にバッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD装置が、広
く使用されている。
【0003】バッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD
装置(以下、減圧CVD装置という。)は、インナチュ
ーブとアウタチューブとが互いに同心円に縦形に設置さ
れてウエハが搬入される処理室を形成したプロセスチュ
ーブと、処理室に処理ガスを導入するガス導入口と、処
理室を真空排気する排気管と、プロセスチューブの外側
に敷設されて処理室を加熱するヒータとを備えており、
複数枚のウエハがボートによって垂直方向に整列されて
保持された状態で処理室に下端の炉口から搬入され、処
理室内に処理ガスがガス導入口から導入されるととも
に、ヒータによって処理室が加熱されることにより、ウ
エハにCVD膜がデポジションされるように構成されて
いる。
【0004】従来のこの種の減圧CVD装置として、例
えば、特開平10−326752号公報に開示されてい
るように、プロセスチューブの処理ガスの下流側にバッ
クパージ用ガス導入管を配設しておき、処理室の開放時
にバックパージ用ガス導入管からバックパージ用ガスを
処理室に導入して処理室をパージすることにより、処理
室の開放時における大気の処理室への侵入を防止したも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た減圧CVD装置においては、プロセスチューブの処理
ガス下流側から導入されたバックパージ用ガスの流れに
偏りがあることにより、処理室を充分にパージすること
ができないために、大気が処理室に侵入し、その結果、
ウエハでの自然酸化膜厚を充分に低減することができな
いという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、処理室開放時の大気等の
処理室への侵入を防止することができる半導体製造装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体製造
装置は、基板を処理するプロセスチューブにおける処理
ガスの下流側に前記プロセスチューブの処理室内にバッ
クパージ用ガスを導入するバックパージ用ガス導入管が
配設されている半導体製造装置において、前記バックパ
ージ用ガス導入管と前記処理室との間に前記バックパー
ジ用ガスを前記処理室内に分散させる分散板が配設され
ていることを特徴とする。
【0008】前記した手段によれば、処理室に導入され
たバックパージ用ガスが分散板によって分散されること
により、処理室はバックパージ用ガスによって確実にパ
ージされるため、処理室の開放時に大気や異物等が処理
室に侵入するのを確実に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。
【0010】本実施の形態において、図1および図2に
示されているように、本発明に係る半導体製造装置は減
圧CVD装置(バッチ式縦形ホットウオール形減圧CV
D装置)として構成されている。
【0011】すなわち、減圧CVD装置は中心線が垂直
になるように縦に配されて固定的に支持された縦形のプ
ロセスチューブ1を備えている。プロセスチューブ1は
インナチューブ2とアウタチューブ3とから構成されて
おり、インナチューブ2は炭化シリコン(SiC)が使
用されて円筒形状に一体成形され、アウタチューブ3は
石英ガラスが使用されて円筒形状に一体成形されてい
る。インナチューブ2は上下両端が開口した円筒形状に
形成されており、インナチューブ2の筒中空部はボート
によって垂直方向に整列した状態に保持された複数枚の
ウエハが搬入される処理室4を実質的に形成している。
インナチューブ2の下端開口は被処理基板としてのウエ
ハWを出し入れするための炉口5を実質的に構成してい
る。したがって、インナチューブ2の内径は取り扱うウ
エハWの最大外径よりも大きくなるように設定されてい
る。
【0012】アウタチューブ3は内径がインナチューブ
2の外径よりも大きく上端が閉塞し下端が開口した円筒
形状に形成されており、インナチューブ2にその外側を
取り囲むように同心円に被せられている。インナチュー
ブ2とアウタチューブ3との間の下端部は円形リング形
状に形成されたインレットフランジ6によって気密封止
されており、インレットフランジ6が減圧CVD装置の
機枠に支持されることより、プロセスチューブ1は垂直
に据え付けられた状態になっている。
【0013】インレットフランジ6の側壁の上部には処
理室4を所定の真空度に真空排気するための排気管7が
挿入されており、排気管7の開口はインナチューブ2と
アウタチューブ3との間に形成された隙間に連通した状
態になっている。インナチューブ2とアウタチューブ3
との隙間によって横断面形状が一定幅の円形リング形状
に形成された排気路8が構成されている。排気管7はイ
ンレットフランジ6に挿入されて排気路8に連通されて
いるため、排気管7は円筒形状の中空体を形成されて垂
直に延在した排気路8の最下端部に配置された状態にな
っている。
【0014】インレットフランジ6の側壁の下部には処
理ガスを処理室4に導入するための処理ガス導入管9が
インナチューブ2の炉口5に連通するように挿入されて
おり、処理ガス導入管9には原料ガスの供給源やキャリ
アガスの供給源(いずれも図示しない。)が接続される
ようになっている。処理ガス導入管9によって炉口5に
導入された処理ガスはインナチューブ2の処理室4内を
流通して排気路8を通って排気管7によって排気される
ことになる。
【0015】本実施の形態において、インレットフラン
ジ6の側壁の上部にはバックパージ用ガスを処理室4に
導入するためのバックパージ用ガス導入管10が排気路
8に連通するように挿入されており、バックパージ用ガ
ス導入管10にはバックパージ用ガスとしての窒素ガス
を供給する窒素ガス供給源(いずれも図示しない。)が
接続されるようになっている。バックパージ用ガス導入
管10によって炉口5に導入されたバックパージ用ガス
は処理ガスの流通経路の下流側である排気路8の下端部
を上昇した後に、インナチューブ2の処理室4内を流下
して炉口5から処理室4の外部へ排気されるようになっ
ている。
【0016】また、本実施の形態において、バックパー
ジ用ガス導入管10と処理室4との間であるインナチュ
ーブ2の上端にはバックパージ用ガスを処理室4内に分
散させるための分散板11が載置されて被せ付けられて
いる。図2(b)に詳示されているように、分散板11
はインナチューブ2の外径と等しい円板形状に形成され
た本体12を備えており、本体12には複数個の流通口
13がバックパージ用ガスをインナチューブ2が形成し
た処理室4全体に分散させるように配置されて厚さ方向
に開設されている。
【0017】インレットフランジ6には成膜処理に際し
て処理室4を閉塞するシールキャップ20が垂直方向下
側から当接されるようになっている。シールキャップ2
0はアウタチューブ3の外径と略等しい円盤形状に形成
されており、プロセスチューブ1の外部に垂直に設備さ
れたエレベータ(図示せず)によって垂直方向に昇降さ
れるように構成されている。シールキャップ20の中心
線上には被処理基板としてのウエハWを保持するための
ボート21が垂直に立脚されて支持されている。
【0018】ボート21は上側端板22および下側端板
23と、両端板22、23間に架設されて垂直に配設さ
れた複数本の保持部材24とを備えており、各保持部材
24には多数条の保持溝25が長手方向に等間隔に配さ
れて互いに同一平面内において開口するように刻設され
ている。そして、ボート21は各保持部材24の保持溝
25間にウエハWを挿入されることにより、複数枚のウ
エハWを水平にかつ互いに中心を揃えた状態に整列させ
て保持するようになっている。
【0019】アウタチューブ3の外部にはプロセスチュ
ーブ1内を加熱するためのヒータユニット30が、アウ
タチューブ3の周囲を包囲するように同心円に設置され
ており、ヒータユニット30はプロセスチューブ1内を
全体にわたって均一または所定の温度分布に加熱するよ
うに構成されている。ヒータユニット30は減圧CVD
装置の機枠(図示せず)に支持されることにより垂直に
据え付けられた状態になっている。
【0020】次に、前記構成に係る減圧CVD装置の作
用をウエハに窒化シリコンのCVD膜が形成される場合
を例にして説明する。
【0021】図1に示されているように、成膜処理に際
して、複数枚のウエハWを整列保持したボート21はシ
ールキャップ20の上にウエハW群が並んだ方向が垂直
になる状態で載置され、エレベータによって差し上げら
れてインナチューブ2の炉口5から処理室4に搬入され
て行き、シールキャップ20に支持されたままの状態で
処理室4に存置される。この状態で、シールキャップ2
0は処理室4を気密に閉じた状態になる。
【0022】処理室4がシールキャップ20によって気
密に閉じられた状態で、プロセスチューブ1の内部が所
定の真空度(数百Pa以下)に排気管7によって真空排
気され、ヒータユニット30によって所定の温度(約7
60℃)に加熱されると、図1に示されているように、
処理ガスとしての原料ガス31が処理室4に処理ガス導
入管9によって所定の流量供給される。Si34 のC
VD膜をデポジションする場合には原料ガス31として
は、例えば、SiH2 Cl2 とNH3 とが処理室4に導
入される。
【0023】導入された原料ガス31はインナチューブ
2の処理室4を上昇し、上端の分散板11の流通口13
からインナチューブ2とアウタチューブ3との隙間によ
って形成された排気路8に流出し、続いて、排気管7か
ら排気される。原料ガス31は処理室4を通過する際に
ウエハWの表面に接触する。この接触による原料ガス3
1のCVD反応により、ウエハWの表面にはSi34
のCVD膜が堆積(デポジション)する。
【0024】Si34 のCVD膜が所望の堆積膜厚だ
けデポジションされる予め設定された処理時間が経過す
ると、アフタパージステップが実施される。すなわち、
成膜ステップが終了すると、処理室4に対する原料ガス
31の供給が停止され、処理ガス導入管9から不活性ガ
スとしての窒素ガスの供給が開始される。この際、排気
管7による排気は継続される。これにより、処理室4の
内部の雰囲気が窒素ガスによってパージされるため、処
理室4に残留している未反応ガス等が排出される。
【0025】アフタパージが終了すると、大気戻しステ
ップが実施される。すなわち、アフタパージステップが
終了すると、排気管7による排気が停止され、処理ガス
導入管9による窒素ガスの供給は継続される。これによ
り、処理室4の内圧が上昇されて、大気圧に戻される。
【0026】大気戻しステップが終了すると、ボートア
ンローディング(ボート搬出)ステップが実施される。
この際、バックパージが実施される。すなわち、図2に
示されているように、処理室4に対する処理ガス導入管
9による窒素ガスの供給が停止されるとともに、バック
パージ用ガス導入管10によるバックパージ用ガス32
の供給が開始され、シールキャップ20がボートエレベ
ータによって下降され、ボート21が処理室4から搬出
される。
【0027】図2に示されているように、バックパージ
用ガス導入管10から吹き出されたバックパージ用ガス
32は排気路8を上昇し、アウタチューブ3の上端部に
形成された凹球面形状の天井面に案内されて分散板11
に導かれる。分散板11に達したバックパージ用ガス3
2は全体に均等に分散されて各流通口13から処理室4
の内部へ全体に均等に流れ込み、処理室4を流下して炉
口5から排出される。このようにしてバックパージ用ガ
ス32が炉口5から排出されているため、炉口5が開か
れているにもかかわらず、処理室4の内部への大気や異
物の侵入は防止される。この際、処理室4に導入される
バックパージ用ガス32が分散板11によって全体に均
等に分散されることにより、処理室4の内部は澱み領域
を形成することなくバックパージ用ガス32によって確
実にパージされるため、処理室4の内部への大気や異物
の侵入はより一層確実に防止される。
【0028】ボートアンローディングステップが終了す
ると、ボート21から成膜処理済みのウエハWを取り出
すためのウエハディスチャージステップが実行される。
この際、シャッタ(図示せず)がインレットフランジ6
の下端面にシール状態に当接されて処理室4が閉じら
れ、処理室4が減圧排気されつつ不活性ガスとしての窒
素ガスが供給される。
【0029】ウエハディスチャージステップが終了する
と、ボートローディング(ボート搬入)ステップが実行
される。この際も、バックパージが前述したと同様の作
動によって実施される。このバックパージによってボー
トローディング時の処理室4の内部への大気や異物の侵
入は確実に防止される。
【0030】以降、前述した作用が繰り返されることに
より、減圧CVD装置によってウエハWがバッチ処理さ
れて行く。
【0031】前記実施の形態によれば、次の効果が得ら
れる。
【0032】1) 処理室の開放時にバックパージ用ガス
を排気路に導入するとともに、導入したバックパージ用
ガスを分散板によって分散させて処理室全体に均等に流
通させることにより、澱み領域を形成することなく処理
室をバックパージ用ガスによって均一にパージすること
ができるため、処理室への大気や異物の侵入を確実に防
止することができる。
【0033】2) 処理室の開放時における大気や異物の
侵入を確実に防止することにより、侵入した大気による
ウエハの自然酸化膜厚の増加等を抑制することができ、
また、異物のウエハへの再付着や金属汚染等の弊害の発
生を防止することができる。
【0034】3) ウエハの自然酸化膜厚の増加や異物の
ウエハへの再付着や金属汚染等の弊害の発生を未然に防
止することにより、ICの製造方法における歩留りを高
めることができるとともに、ICの品質並びに信頼性を
高めることができる。
【0035】図3および図4は本発明の他の実施の形態
である減圧CVD装置を示している。
【0036】本実施の形態が前記実施の形態と異なる点
は、分散板11Aの本体12の下端面にボート21の上
側端板22に突合する突起部14が複数本突設されてい
る点である。
【0037】本実施の形態によれば、図3に示されてい
るように、成膜処理に際して、分散板11Aの突起部1
4がボート21の上側端板22に突合することにより、
分散板11Aがインナチューブ2の上端から持ち上げら
れた状態になるため、処理ガスとしての原料ガス31を
処理室4から排気路7に排出させ易くすることができ
る。
【0038】図5および図6は本発明の別の他の実施の
形態である減圧CVD装置を示している。
【0039】本実施の形態が前記実施の形態と異なる点
は、分散板11Bがバックパージ用ガス導入管10と処
理室4との間である排気路8の途中に配設されている点
である。すなわち、分散板11Bは図6(b)に示され
ているように排気路8の断面形状に対応する円形リング
形状に形成された本体12Bを備えており、本体12B
の内周辺部には円弧形状の流通口13Bが複数の本体1
2Bの内周辺部に周方向に等間隔に開設されている。
【0040】本実施の形態によれば、分散板11Bが排
気路8の途中に配設されているため、成膜処理に際して
原料ガス31を処理室4から排気路7に排出し易くする
ことができる。
【0041】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
更が可能であることはいうまでもない。
【0042】例えば、分散板はインナチューブ2の上端
や排気路8の途中に配設するに限らず、バックパージ用
ガス導入管10と処理室4との間に配設すればよい。す
なわち、本発明はプロセスチューブがインナチューブと
アウタチューブとの二重構造に構成されたものに適用す
るに限らず、プロセスチューブがアウタチューブによっ
て構成されたものにも適用することができる。
【0043】バックパージ用ガスとしては窒素ガスを使
用するに限らず、アルゴンガスやヘリウムガス等の不活
性ガスを使用してもよい。
【0044】成膜処理はSi34 のCVD膜を形成す
る処理に限らず、ポリシリコンや酸化シリコン等の他の
CVD膜を形成する成膜処理であってもよい。。
【0045】本発明は減圧CVD装置に限らず、酸化処
理や拡散だけでなくイオン打ち込み後のキャリア活性化
や平坦化のためのリフロー等にも使用されるバッチ式縦
形ホットウオール形拡散装置等の半導体製造装置全般に
適用することができる。
【0046】前記実施の形態ではウエハに処理が施され
る場合について説明したが、被処理基板はホトマスクや
プリント配線基板、液晶パネル、コンパクトディスクお
よび磁気ディスク等であってもよい。
【0047】
【発明の効果】処理室の開放時にバックパージ用ガスを
排気路に導入するとともに、導入したバックパージ用ガ
スを分散板によって分散させて処理室全体に均等に流通
させることにより、澱み領域を形成することなく処理室
をバックパージ用ガスによって均一にパージすることが
できるため、処理室への大気や異物の侵入を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である減圧CVD装置を
示す一部省略正面断面図である。
【図2】(a)はバックパージ時を示す一部省略正面断
面図、(b)は分散板を示す平面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である減圧CVD装置
を示す一部省略正面断面図である。
【図4】そのバックパージ時を示す一部省略正面断面図
である。
【図5】本発明の別の他の実施の形態である減圧CVD
装置を示す一部省略正面断面図である。
【図6】(a)はバックパージ時を示す一部省略正面断
面図、(b)は分散板を示す平面図である。
【符号の説明】
W…ウエハ(被処理基板)、1…プロセスチューブ、2
…インナチューブ、3…アウタチューブ、4…処理室、
5…炉口、6…インレットフランジ、7…排気管、8…
排気路、9…処理ガス導入管、10…バックパージ用ガ
ス導入管、11、11A、11B…分散板、12、12
B…本体、13、13B…流通口、14…突起部、20
…シールキャップ、21…ボート、22、23…端板、
24…保持部材、25…保持溝、30…ヒータユニッ
ト、31…原料ガス(処理ガス)、32…窒素ガス(バ
ックパージ用ガス)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 武敏 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA03 AA13 AA18 BA29 BA40 BA44 CA04 CA12 EA05 EA11 FA10 KA04 KA05 KA09 5F045 AA06 AB03 AB33 AC05 AC12 AC15 AD11 AE21 BB14 BB15 DP19 DQ05 EB12 EC02 EC05 EF05 EN02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理するプロセスチューブにおけ
    る処理ガスの下流側に前記プロセスチューブの処理室内
    にバックパージ用ガスを導入するバックパージ用ガス導
    入管が配設されている半導体製造装置において、前記バ
    ックパージ用ガス導入管と前記処理室との間に前記バッ
    クパージ用ガスを前記処理室内に分散させる分散板が配
    設されていることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記プロセスチューブは互いに同心円に
    縦形に設置されたインナチューブとアウタチューブとを
    備えており、前記基板の処理時には前記インナチューブ
    の下方から導入された前記処理ガスが前記インナチュー
    ブ内を上方に流れた後に、前記インナチューブと前記ア
    ウタチューブとの空間を流下して前記プロセスチューブ
    の外へ排気されるように構成されており、前記分散板は
    前記インナチューブの上端に配設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 前記分散板は前記インナチューブ内に前
    記基板を搬入搬出するボートの上端と接触する突起部を
    有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導
    体製造装置。
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