JPWO2018135038A1 - 発熱体及び真空熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

この発熱体(10)は、真空熱処理装置(S1)に収容された被処理物(W)の周囲に配置され、真空雰囲気下で被処理物を加熱する発熱体であって、複数の電気ヒータ(18)と、当該複数の電気ヒータを相互に接続する導電性コネクタ(c4)とを備え、電気ヒータと導電性コネクタとは、互いに密着して接合されている。

Description

本開示は、発熱体及び真空熱処理装置に関する。
本願は、2017年1月18日に日本に出願された特願2017−006901号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
例えば、特許文献1には、真空状態で被処理物の可及的な均一加熱を可能とする真空炉が開示されている。このような真空炉では、炉内を加熱するヒータ(発熱体)を下部ヒータと上部ヒータとに分割し、さらに上部ヒータを前部ゾーンと後部ゾーンとそれらの間の中間部ゾーンとに分割して制御することにより、熱の逃げやすい領域と、熱の逃げにくい領域とを分けて制御しており、炉内の温度のムラを低減させている。
特許文献2には、浸炭処理装置及び方法が開示されている。
特許文献3には、真空浸炭処理方法及び真空浸炭処理装置が開示されている。
特許文献4には、電気加熱炉用加熱装置が開示されている。
特許文献5には、真空炉が開示されている。
日本国特開平5−271751号公報 日本国特開2007−84870号公報 日本国特開2008−81781号公報 日本国実開昭61−76693号公報 日本国特開2001−255073号公報
特許文献1に開示されているように、真空炉の発熱体は、複数のヒータが構造的かつ電気的に接続されることにより、被処理物を囲む略筒状の加熱領域(加熱部)を形成している。ヒータ同士を電気的に接続するために、導電性コネクタが用いられる場合がある。この場合、ヒータと導電性コネクタとの接触面において電気抵抗が発生すると、その抵抗によってエネルギが損失することで、ヒータが設計通りに発熱せず、被処理物が均一に加熱されない可能性がある。しかしながら、このような特許文献1における真空炉では、ヒータと導電性コネクタとの接合方法について、開示も示唆もされていない。
本開示は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、発熱体を設計通りに発熱させ、被処理物を均一に加熱することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の一態様は、真空熱処理装置に収容された被処理物の周囲に配置され、真空雰囲気下で上記被処理物を加熱する発熱体であって、複数の電気ヒータと、当該複数の電気ヒータを相互に接続する導電性コネクタとを備え、上記電気ヒータと上記導電性コネクタとは、互いに密着して接合されている。
本開示の一態様によれば、発熱体が備える複数の電気ヒータと導電性コネクタとが密着した状態で接続されている。これにより、電気ヒータと導電性コネクタとの接触面積を大きくすることができ、電気ヒータと導電性コネクタとの接続部における電気抵抗を減少させることができる。したがって、発熱体を設計通りに発熱させ、被処理物を均一に加熱することができる。
本開示の一実施形態に係る発熱体を備える真空熱処理装置の概略構成を示した断面図である。 本開示の一実施形態に係る発熱体が備えるヒータの斜視図である。 本開示の一実施形態に係る発熱体を備える真空熱処理装置の断熱室を模式的に示した拡大断面図である。 本開示の一実施形態における温度調整システムの機能構成を示したブロック図である。
以下、図面を参照して、本開示に係る発熱体を備える真空熱処理装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の発熱体を備える真空熱処理装置S1の概略構成を示した断面図である。図1は、真空熱処理装置S1の鉛直方向に沿った縦断面図である。この図に示すように、本実施形態の真空熱処理装置S1は、被処理物Wを冷却する冷却室20及び真空雰囲気下で被処理物Wを加熱する加熱室30を備える熱処理装置であり、これらに加えて、冷却室20と加熱室30との間に中間室40を有している。なお、真空熱処理装置S1において、中間室40の、後述する真空シールド扉用昇降部41及び断熱扉用昇降部42が設けられている側を上側、その逆側を下側という。冷却室20と加熱室30とは水平方向に並んでいる。
冷却室20は、内部において冷却ガスXが循環される熱処理炉1と、熱処理炉1の内部に配置される風炉室2とを備えて構成されている。また、熱処理炉1の内部には、風炉室2の他に、冷却ガスXを冷却するための熱交換器3と冷却ガスXを熱処理炉1の内部において循環させるためのファン4とが配置されている。
熱処理炉1は、熱処理炉1の内部の圧力状態が変化した場合であってもその圧力に耐えられるように略円筒形状に形状設定されており、この円筒形の中心軸が水平面と平行になるように姿勢設定されている。また、熱処理炉1の片側端部は真空シールド扉80として構成されている。なお、熱処理炉1の内部において、風炉室2の外部空間は、仕切板(不図示)によって上下に2分されている。また、この仕切板によって風炉室2が支持されている。
風炉室2は、その内部において被処理物Wを加熱処理及び冷却処理する。この風炉室2の内部には、被処理物Wを載置するための載置台21が配置されており、この載置台21には被処理物Wの搬出入を容易にするためのフリーローラ22が複数設置されている。なお、この載置台21は、上下方向に気体が通過可能な構造(例えば、格子状)とされている。また、風炉室2の上壁部及び下壁部は、冷却ガスXの流れを均一化しかつ整流するための均一化整流部7(7a,7b)として構成されている。具体的には、この均一化整流部7としては、格子状に間切りをされた格子箱とパンチングメタルとを組み合わせた構造等が用いられている。
また、冷却室20の後ろ端部(熱交換器3及びファン4が配置されている端部)は、開閉可能な扉50として構成されている。なお、扉50は、支持脚51によって支持されており、この支持脚51は地面(真空熱処理装置S1の設置面)に設置されたスライド装置52に固定(連結)されている。このスライド装置52が駆動することによって、扉50は、図示するように、冷却室20(冷却室20の扉50以外の部分)に対して水平方向に近接あるいは離間する。このようなスライド装置52を採用することによって扉50の開閉を容易に行うことが可能となる。なお、容易に扉50を開閉する機構としては、スライド装置52に限られるものではなく、例えば、ヒンジ装置等であっても良い。
加熱室30は、冷却室20と同様に略円筒形に形状設定されており、図示するように、冷却室20に中間室40を挟んで対向配置されている。また、加熱室30に連結された搬送棒収納室62の内部には、真空熱処理装置S1の内部において、被処理物Wを搬送するための搬送棒61が設置されている。加熱室30の内部には、断熱材等を用いて形成され、内部に被処理物Wを収容可能な断熱室31が設けられている。
また、断熱室31は、被処理物Wを加熱するための加熱装置10(発熱体)を収容している。すなわち、断熱室31内に加熱装置10が配置されている。図2は、加熱装置10の斜視図であり、図3は、断熱室31を模式的に示した拡大断面図である。これらの図に示すように、本実施形態の加熱装置10は、合計6つのヒータユニット11〜16を備えている。ヒータユニット11,12は、断熱室31の出入口側(図1に示す断熱室31の断熱扉32側)の領域である前方領域R1(被処理物Wの搬入方向における前方領域)に配置されている。ヒータユニット13,14は、断熱室31の中間領域R2(被処理物Wの搬入方向における前方領域と後述する後方領域との間の領域)に配置されている。ヒータユニット15,16は、断熱室31の奥側領域(上記出入口と逆側の領域)である後方領域R3(被処理物Wの搬入方向における後方領域)に配置されている。そして、図2に示すように、各ヒータユニット11〜16が被処理物Wを囲うように配置されている。すなわち、各ヒータユニット11〜16は、被処理物Wの搬送方向(図1及び図3の紙面左右方向)に延びる直線回りに略矩形環状に配置されている。ヒータユニット11〜16は、断熱室31の上記出入口からその逆側に向けて、被処理物Wの搬送方向に沿って配置されている。
ヒータユニット11〜16の一端は、それぞれ給電端子17を備えており、後述する制御部121と接続されている。ヒータユニット11,12の他端がユニットコネクタc1(ユニット用導電性コネクタ)と接続され、ヒータユニット13,14の他端がユニットコネクタc2(ユニット用導電性コネクタ)と接続され、ヒータユニット15,16の他端がユニットコネクタc3(ユニット用導電性コネクタ)と接続されている。また、各ヒータユニット11〜16は、4本の略円柱状の棒状ヒータ18(電気ヒータ)を略四角形(環状)となるように複数のヒータコネクタc4(導電性コネクタ)を介して接続することにより構成されている。本実施形態の棒状ヒータ18は、抵抗加熱ヒータであって、通電することにより発熱(ジュール熱の発生)するように構成されている。棒状ヒータ18には、例えばグラファイトで形成されたグラファイトヒータや、セラミックで形成されたセラミックヒータ等が用いられる。ユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4は、導電性部材により構成され、さらに、棒状ヒータ18の端部が挿入可能な穴がそれぞれ形成されている。本実施形態において、この穴の中心軸線方向視における形状は、円形である。棒状ヒータ18の両端部は、ユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4のいずれかの穴に挿入されている。
棒状ヒータ18は、両端部の径が、ユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4に形成されたいずれかの穴(開口)の径と略同一であり、摺合せによりユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4のいずれかと接合されている。なお、棒状ヒータ18の両端部は、組立時にサンドペーパ等で削られることで径が調整され、ユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4の穴に挿入されてもよい。これにより、棒状ヒータ18の両端部は、接合時にユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4の穴の内壁(内周面)に外周面が密着した状態となる。また、断熱室31の下面側に配置される棒状ヒータ18は、他の3本の棒状ヒータ18、すなわち断熱室31の側面側及び上面側に配置される棒状ヒータ18と比較して径が太く設定されている。すなわち、被処理物Wの下方に配置される棒状ヒータ18の径は、側方及び上方に配置される棒状ヒータ18の径より大きい。これにより、断熱室31の下面側に配置される棒状ヒータ18は、側面側及び上面側に配置される棒状ヒータ18よりも発熱量が大きくなる。
また、棒状ヒータ18の端部を、ユニットコネクタc1〜c3やヒータコネクタc4の穴の内周面と密着可能な径を有するように製造または加工等によって形成するとともに、棒状ヒータ18とコネクタc1〜c4とを接合する際には、棒状ヒータ18の端部をその中心軸線回りに穴と相対回転させ穴の内周面と摺合わせながら穴に挿入させ、端部の外周面と穴の内周面とを互いに馴染ませて密着して接合してもよい。このような接合方法を採用すれば、例えば棒状ヒータ18が比較的脆いグラファイト等で形成されている場合であっても、棒状ヒータ18の端部が欠けたり破損したりすることなくコネクタc1〜c4と接合することができ、また、棒状ヒータ18の端部を中心軸線回りに回転させて摺合わせながら穴に挿入することで、端部の外周面と穴の内周面とが互いに馴染み、接合後の両者の間の電気抵抗を低く抑えることができる。なお、接合の際に、棒状ヒータ18の端部の端面が、コネクタc1〜c4の穴の底面に擦り合わされて接触する構成であってもよい。端面と底面とが互いに接触することで、棒状ヒータ18とコネクタc1〜c4との間の接触抵抗をさらに低く抑えることができる。
このようなヒータユニット11〜16は、断熱室31内において、互いに平行となるように並べられる。さらに、ヒータユニット11〜16は、それぞれ2つの隣接するヒータユニット毎にユニットコネクタc1〜c3を介して接続されている。具体的には、ヒータユニット11とヒータユニット12とがユニットコネクタc1により接続され、ヒータユニット13とヒータユニット14とがユニットコネクタc2により接続され、ヒータユニット15とヒータユニット16とがユニットコネクタc3により接続されている。各ユニットコネクタc1〜c3により接続された2つのヒータユニットは、それぞれ断熱室31内において隣り合うように配置され、グループg1〜g3を構成する。具体的には、グループg1がヒータユニット11とヒータユニット12とにより構成され、グループg2がヒータユニット13とヒータユニット14とにより構成され、グループg3がヒータユニット15とヒータユニット16とにより構成される。すなわち、ユニットコネクタc1〜c3は、ヒータユニット11〜13がグループg1〜g3を形成するように、グループg1〜g3に各々設けられている。言い換えれば、ユニットコネクタc1〜c3は、ヒータユニット11〜13がグループg1〜g3を形成するように離散的に設けられている。グループg1〜g3は、それぞれ制御部121により個別に温度を調整される。断熱室31の出入口近傍は熱が逃げやすいため、前方領域R1に配置されるグループg1は、グループg2及びグループg3より発熱量が大きくなるように設定されている。
また、図3に示すように、断熱室31の内部には、前方領域R1の温度を計測する熱電対71と、中間領域R2の温度を計測する熱電対72と、後方領域R3の温度を計測する熱電対73とが配置されている。なお、温度を計測する装置としては、熱電対に限定されず、例えば非接触温度計(放射温度計)であってもよい。
図4は、本実施形態の真空熱処理装置S1の温度調整システム100の機能構成を示したブロック図である。この図に示すように、上述したヒータユニット11〜16及び熱電対71〜73は、温度調整システム100の構成要素として含まれている。具体的には、温度調整システム100は、断熱室31の内部における複数領域である領域R1〜R3(前方領域R1、中間領域R2及び後方領域R3)の温度を測定する温度測定システム110と、被処理物Wが均一に熱処理されるように温度測定システム110の測定結果に基づいて領域R1〜R3の温度を個別に調整する調整システム120とを備えて構成されている。そして、温度測定システム110が、熱電対71〜73と、当該熱電対71〜73の測定結果を測定値として算出する算出部111とを備えて構成されている。また、調整システム120が、ヒータユニット11〜16と、当該ヒータユニット11〜16の出力(発熱量)を所定のPID値及び温度測定システム110から入力される測定値に基づいて調整する制御部121とを備えて構成されている。すなわち、制御部121は、温度測定システム110から入力される測定結果に基づいてヒータユニット11〜16の発熱量をPID制御可能となっている。
そして、本実施形態の真空熱処理装置S1においては、制御部121は、前方領域R1に配置されたヒータユニット11,12の出力を熱電対71の測定結果に基づいて調整し、中間領域R2に配置されたヒータユニット13,14の出力を熱電対72の測定結果に基づいて調整し、後方領域R3に配置されたヒータユニット15,16の出力を熱電対72の測定結果に基づいて調整する。すなわち、本実施形態の真空熱処理装置S1においては、各領域R1〜R3の温度が個別に測定され、この個別に測定された測定結果に応じて各領域R1〜R3の温度が個別に調整される。
具体的には、本実施形態の制御部121は、一例として、断熱室31内の予熱を行う際には、グループg1の発熱量が、グループg2、g3よりも大きくなるように設定する。
また、制御部121は、断熱室31に被処理物Wが搬入された状態では、グループg1、g2の発熱量が、グループg3よりも大きくなるように設定する。さらに、本実施形態の真空熱処理装置S1において、制御部121は、その領域に充填される被処理物Wの質量に応じたPID値が設定可能とされている。このため、各領域R1〜R3に充填される被処理物Wの質量に応じたPID値に基づいて各領域R1〜R3のヒータユニット11〜16の出力を調整することが可能となっている。
図1に戻り、中間室40は、中空の略直方体状に形状設定されており、冷却室20と加熱室30との間に配置されている。中間室40の上部には、真空シールド扉80を吊り下げた状態で昇降させるための真空シールド扉用昇降部41と、断熱扉32を吊り下げた状態で昇降させるための断熱扉用昇降部42と、が設置されている。
次に、このように構成された本開示に係る真空熱処理装置の動作について説明する。
まず、スライド装置52によって扉50が冷却室20に対して離間された状態で、被処理物Wは、風炉室2内部の載置台21に載置される。そして、扉50がスライド装置52によって冷却室20に当接され、冷却室20が密閉される。そして、冷却室20、加熱室30及び中間室40は、減圧装置(不図示)の駆動によって真空引きされる。そして、真空シールド扉用昇降部41及び断熱扉用昇降部42が駆動することによって真空シールド扉80及び断熱扉32が開放される。また、断熱室31の、断熱扉32と逆側に設けられている搬送棒用扉33も開放される。
ここで、搬送棒61によって、被処理物Wは、風炉室2内部の載置台21から断熱室31内部の載置台34上に移送される。そして、再び真空シールド扉用昇降部41及び断熱扉用昇降部42が駆動して搬送棒用扉33及び断熱扉32が閉じられ、この状態において、被処理物Wが、加熱装置10によって加熱される。そして、本実施形態の真空熱処理装置S1においては、温度調整システム100によって、断熱室31内の各領域R1〜R3の温度が個別に測定され、被処理物Wが均一に熱処理されるように測定結果に基づいて各領域R1〜R3の温度が個別に制御される。
具体的には、温度調整システムの一部を構成する温度測定システム110の熱電対71によって前方領域R1の温度を測定し、この測定結果に基づいて温度測定システム110の算出部111が測定値を算出して出力する。また、温度測定システム110の熱電対72によって中間領域R2の温度を測定し、この測定結果に基づいて温度測定システム110の算出部111が測定値を算出して出力する。また、温度測定システム110の熱電対73によって後方領域R3の温度を測定し、この測定結果に基づいて温度測定システム110の算出部111が測定値を算出して出力する。
すなわち、温度測定システム110が断熱室31の内部における複数領域の温度を測定する。
そして、温度測定システム110によって測定された測定値は、温度調整システム100の一部を構成する調整システム120に入力される。ここで、調整システム120の制御部121は、一例として、グループg1、g2の出力を100%とし、グループg3の出力を80%とする制御を行う。これにより、加熱装置10は、熱の逃げやすい前方領域R1と、被処理物Wが占有する体積が相対的に大きい中間領域R2とを重点的に加熱することができる。
さらに、制御部121は、入力された測定値に応じてヒータユニット11〜16の出力を調整する。より詳細には、制御部121は、前方領域R1の温度に基づく測定値が入力された場合にはグループg1の出力を調整し、中間領域R2の温度に基づく測定値が入力された場合にはグループg2の出力を調整し、後方領域R3の温度に基づく測定値が入力された場合にはグループg3の出力を調整する。
このように、本実施形態の真空熱処理装置S1は、領域R1〜R3が同じ温度となるように温度調整システム100によって制御される。ここで、本実施形態の真空熱処理装置S1では、領域R1〜R3が同じ温度となるように温度調整システム100によって制御されているため、被処理物Wが均一に昇温される。
また、本実施形態の真空熱処理装置S1においては、制御部121が、各領域R1〜R3に配置される被処理物Wの質量に応じたPID値を設定可能とされている。予め、各領域R1〜R3に配置される被処理物Wの質量が分かっている場合には、各領域R1〜R3に配置される被処理物Wの質量に応じたPID値、すなわち各領域R1〜R3に存在する被処理物Wの吸熱容量に応じたPID値に基づいて各領域R1〜R3のヒータユニット11〜16の出力を調整することができる。
加熱処理が完了すると、搬送棒用扉33及び断熱扉32が開放され、被処理物Wは、搬送棒61によって再び風炉室2内部の載置台21に移送される。そして、被処理物Wが風炉室2の載置台21に移送されると、真空シールド扉80が密閉される。
そして、熱交換器3によって冷却された冷却ガスXがファン4によって循環されこの循環される冷却ガスXの流れが、均一化整流部7によって均一化され、この均一化された冷却ガスXが被処理物Wに吹付けられることによって、被処理物Wが均一に冷却される。
そして、被処理物Wが所定の温度まで冷却されると、扉50が冷却室20から脱離され、被処理物Wが外部に搬出される。
このような本実施形態に係る加熱装置10は、ヒータユニット11〜16とユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4とが摺合せにより接続されている。これにより、ヒータユニット11〜16が備える棒状ヒータ18の端部とユニットコネクタc1〜c3とを密着させることができ、ヒータユニット11〜16とユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4との接続部における電気抵抗を減少させることができる。したがって、棒状ヒータ18がそれぞれ設計通りに発熱し、加熱装置10全体として、均一に被処理物Wを加熱することができる。
さらに、本実施形態に係る加熱装置10によれば、ヒータユニット11〜16が、断熱室の出入口から奥側(出入口の逆側)に向かって配置されている。これにより、ヒータユニット11〜16の温度を個別に把握し、制御することができる。したがって、棒状ヒータ18がそれぞれ設計通りに発熱し、加熱装置10全体として、均一に被処理物Wを加熱することができる。
また、棒状ヒータ18とユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4との摺合せによる接合作業が手作業で行われる場合は、棒状ヒータ18とユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4との接合には各々誤差が含まれる可能性がある。これに対して、本実施形態に係る加熱装置10は、それぞれグループg1〜g3に分割されて制御されている。これにより、ユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4の摺合せによる接続時の接触面積の誤差を考慮した上で、細かく制御を行うことができる。
また、本実施形態に係る加熱装置10は、前方領域R1に配置されるグループg1の発熱量が他のグループg2,g3より大きくなるように設定されている。これにより、熱の逃げやすい断熱室31の出入口近傍をより高温で加熱することができ、結果的に被処理物W全体を均一に加熱することができる。
さらに、本実施形態に係る加熱装置10によれば、断熱室31の下面側に配置される棒状ヒータ18は、他の棒状ヒータ18、すなわち断熱室31の側面側及び上面側に配置される棒状ヒータ18よりも太い径が設定されている。これにより、熱の逃げやすい下面側の棒状ヒータ18の発熱量を側面側及び上面側よりも大きくすることができる。したがって、下面側に配置される棒状ヒータ18を上面側及び側面側の棒状ヒータ18と分割して制御することなく、加熱装置10全体として、均一に被処理物Wを加熱することができる。
以上、図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
上記実施形態においては、加熱装置10は、6つのヒータユニット11〜16を備える構成を採用したが、本開示はこれに限定されない。加熱装置10が備えるヒータユニット及び棒状ヒータ18の数は、真空熱処理装置の形状、大きさに応じて変更することが可能である。さらに、加熱装置10は、2つのヒータユニット毎に1グループとして制御される構成を採用したが、1グループを構成するヒータユニットの数はこれに限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
また、複数のヒータユニットが、4つ以上のグループに分割されて、その温度が個別に制御されてもよい。この場合、制御部121は、より細やかに温度制御を行うことができるため、被処理物Wをより均一に加熱することができる。複数のヒータユニットが、2つのグループに分割されて、その温度が個別に制御されてもよい。断熱室31内において、熱の逃げやすさに大きな違いが無い場合は、複数のヒータユニットを複数のグループに分割することなく、全て同様に制御してもよい。
また、ユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4に挿入突起が形成され、棒状ヒータ18の端部に該挿入突起が挿入される穴が形成される構成を採用することもできる。この場合も、ユニットコネクタc1〜c3及びヒータコネクタc4の挿入突起を摺合せにより棒状ヒータ18の穴に挿入する。
また、上記実施形態においては、グループg1は、制御部121により発熱量が大きくなるように設定されているが、本開示はこれに限定されない。例えば、グループg1を構成する棒状ヒータ18は、グループg2、g3を構成する棒状ヒータ18よりも相対的に径が太く設定されることで、予め発熱量が大きくなるように設定されている構成を採用することも可能である。
本開示の第1の態様は、真空熱処理装置に収容された被処理物の周囲に配置され、真空雰囲気下で上記被処理物を加熱する発熱体であって、複数の電気ヒータと、当該複数の電気ヒータを相互に接続する導電性コネクタとを備え、上記電気ヒータと上記導電性コネクタとは、互いに密着して接合されている。
本開示の第2の態様は、上記第1の態様の発熱体において、上記電気ヒータと上記導電性コネクタとが、摺合せによって互いに密着するように接合されている。
本開示の第3の態様は、上記第1または第2の態様の発熱体において、上記導電性コネクタが、上記電気ヒータの端部が挿入される穴を有している。また、上記電気ヒータの上記端部の径が、上記穴の径と略同一であるとともに、上記穴の内周面に上記端部の外周面が密着するように構成されている。
本開示の第4の態様は、上記第1の態様の発熱体が、上記被処理物を囲むように上記複数の電気ヒータを上記導電性コネクタで環状に接続してなり、上記真空熱処理装置における上記被処理物の出入口からその逆に向かって配置されている複数のヒータユニットを備える。
本開示の第5の態様は、上記第4の態様の発熱体が、互いに隣り合う上記複数のヒータユニットを接続するユニット用導電性コネクタを備える。
本開示の第6の態様は、上記第5の態様の発熱体において、上記ユニット用導電性コネクタは、上記複数のヒータユニットが複数のグループを形成するように、上記複数のグループの各々に設けられている。
本開示の第7の態様は、上記第6の態様の発熱体において、上記出入口に最も近いグループの上記ヒータユニットにおける上記電気ヒータの発熱量は、他のグループの上記ヒータユニットにおける上記電気ヒータの発熱量より大きい。
本開示の第8の態様は、上記第1〜7のいずれか1つの態様の発熱体において、上記被処理物の下方に配置される電気ヒータの径は、側方及び上方に配置される電気ヒータの径より大きい。
本開示の第9の態様は、上記第1〜8のいずれか1つの態様の発熱体が被処理物の周囲に配置され、真空雰囲気下で上記被処理物を加熱処理するように構成されている。
本開示の第10の態様は、上記第9の態様の真空熱処理装置において、真空熱処理装置内における複数の領域の温度が個別に測定され、この測定結果に応じて上記複数の領域の温度が個別に調整されるように構成されている。
本開示は、真空熱処理装置に収容された被処理物の周囲に配置される発熱体、及び真空熱処理装置に利用することができる。
1 熱処理炉
2 風炉室
3 熱交換器
4 ファン
7,7a,7b 均一化整流部
10 加熱装置(発熱体)
11〜16 ヒータユニット
17 給電端子
18 棒状ヒータ(電気ヒータ)
20 冷却室
21 載置台
22 フリーローラ
30 加熱室
31 断熱室
32 断熱扉
33 搬送棒用扉
34 載置台
40 中間室
41 真空シールド扉用昇降部
42 断熱扉用昇降部
50 扉
51 支持脚
52 スライド装置
61 搬送棒
62 搬送棒収納室
71〜73 熱電対
80 真空シールド扉
100 温度調整システム
110 温度測定システム
111 算出部
120 調整システム
121 制御部
g1〜g3 グループ
c1〜c3 ユニットコネクタ(ユニット用導電性コネクタ)
c4 ヒータコネクタ(導電性コネクタ)
S1 真空熱処理装置
W 被処理物

Claims (10)

  1. 真空熱処理装置に収容された被処理物の周囲に配置され、真空雰囲気下で前記被処理物を加熱する発熱体であって、
    複数の電気ヒータと、
    当該複数の電気ヒータを相互に接続する導電性コネクタと
    を備え、
    前記電気ヒータと前記導電性コネクタとは、互いに密着して接合されている発熱体。
  2. 前記電気ヒータと前記導電性コネクタとは、摺合せによって互いに密着するように接合されている請求項1に記載の発熱体。
  3. 前記導電性コネクタは、前記電気ヒータの端部が挿入される穴を有し、
    前記電気ヒータの前記端部の径が、前記穴の径と略同一であるとともに、前記穴の内周面に前記端部の外周面が密着するように構成されている請求項1または2に記載の発熱体。
  4. 前記被処理物を囲むように前記複数の電気ヒータを前記導電性コネクタで環状に接続してなり、前記真空熱処理装置における前記被処理物の出入口からその逆側に向かって配置されている複数のヒータユニットを備える請求項1に記載の発熱体。
  5. 互いに隣り合う前記複数のヒータユニットを接続するユニット用導電性コネクタを備える請求項4に記載の発熱体。
  6. 前記ユニット用導電性コネクタは、前記複数のヒータユニットが複数のグループを形成するように、前記複数のグループの各々に設けられている請求項5に記載の発熱体。
  7. 前記出入口に最も近いグループの前記ヒータユニットにおける前記電気ヒータの発熱量は、他のグループの前記ヒータユニットにおける前記電気ヒータの発熱量より大きい請求項6に記載の発熱体。
  8. 前記被処理物の下方に配置される電気ヒータの径は、側方及び上方に配置される電気ヒータの径より大きい請求項1〜7のいずれか1項に記載の発熱体。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の発熱体が被処理物の周囲に配置され、真空雰囲気下で前記被処理物を加熱処理するように構成されている真空熱処理装置。
  10. 真空熱処理装置内における複数の領域の温度が個別に測定され、この測定結果に応じて前記複数の領域の温度が個別に調整されるように構成されている請求項9に記載の真空熱処理装置。
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