JP2002299246A - 熱処理装置用ヒータの固定方法及び熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置用ヒータの固定方法及び熱処理装置

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JP2002299246A JP2001095065A JP2001095065A JP2002299246A JP 2002299246 A JP2002299246 A JP 2002299246A JP 2001095065 A JP2001095065 A JP 2001095065A JP 2001095065 A JP2001095065 A JP 2001095065A JP 2002299246 A JP2002299246 A JP 2002299246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚染物質の発生を防止することができる熱処
理装置用ヒータの固定方法及び熱処理装置を提供する。 【解決手段】 熱処理装置1は、反応管2の周囲に断熱
体15と複数のヒータエレメント18から構成されたヒ
ータとを供えている。断熱体15は、複数の孔16a、
17aが形成され、反応管2を囲むように設けられてい
る。孔16a、17a内にはOリング19が配置されて
いる。そして、ヒータエレメント18は、反応管2と所
定の間隔を有するように孔16a内のOリング19に挿
嵌することにより、断熱体15と反応管2との間に配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱処理装置用ヒー
タの固定方法及び熱処理装置に関し、詳しくは、複数の
ヒータエレメントから構成されたヒータにより、被処理
体、例えば、半導体ウエハを熱処理する熱処理装置に用
いられる熱処理装置用ヒータの固定方法及び熱処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、被処
理体、例えば、半導体ウエハの成膜処理、酸化処理等の
各種の処理を行うために、熱処理装置が用いられてい
る。熱処理装置は、半導体ウエハを収容する反応室を囲
むように、ヒータと断熱体とを有する加熱部材が設けら
れ、ヒータにより反応室を所定の温度に加熱して、半導
体ウエハに各種の処理を行うものである。
【0003】熱処理装置のヒータとしては、例えば、線
状の抵抗発熱体を封止部材に封入した長尺状のヒータエ
レメントが用いられている。また、断熱体は、例えば、
ステンレス鋼(SUS)から形成され、複数の孔が形成
されている。そして、断熱体の孔にヒータエレメントを
挿嵌することにより、ヒータエレメントが反応室と所定
の間隔を有するように配設される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな熱処理装置では、ヒータエレメントが断熱体の孔に
挿嵌されているので、ヒータエレメントと断熱体の孔の
内壁とが擦れ合い、例えば、金属粉(メタルコンタミ)
のような汚染物質を発生してしまうおそれがある。この
ような汚染物質が発生したまま熱処理を行うと、汚染物
質が半導体ウエハに付着してしまい、形成された半導体
装置の特性が悪化し、歩留まりが悪くなってしまう。特
に、汚染物質がメタルコンタミの場合、形成された半導
体装置の特性が悪化してしまう。さらに、ヒータエレメ
ントと断熱体の孔の内壁とが擦れ合うことにより、ヒー
タエレメントが破損してしまうおそれがある。
【0005】また、ヒータエレメントの端部には電源に
接続されたケーブルが設けられているが、例えば、ケー
ブルが他の部材に絡まった場合のように、ケーブルに負
荷がかかると、ヒータエレメントがケーブルに引っ張ら
れて破損してしまうおそれがある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、汚染物質の発生を防止することができる熱処理
装置用ヒータの固定方法及び熱処理装置を提供すること
を目的とする。また、本発明は、メタルコンタミの発生
を防止することができる熱処理装置用ヒータの固定方法
及び熱処理装置を提供することを目的とする。さらに、
本発明は、ヒータの破損を防止することができる熱処理
装置用ヒータの固定方法及び熱処理装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる熱処理装置用ヒータ
の固定方法は、複数の孔が形成され、被処理体を収容す
る反応室を囲むように設けられた断熱体と、複数のヒー
タエレメントから構成され、前記反応室と所定の間隔を
有するように、前記断熱体の各孔にヒータエレメントを
挿嵌することにより、前記断熱体と前記反応室との間に
配置されたヒータとを備え、前記反応室内を加熱して、
該反応室に収容された被処理体を熱処理する熱処理装置
に用いられる熱処理装置用ヒータの固定方法であって、
前記ヒータエレメントを前記断熱体の孔内に配置された
Oリングにより固定する、ことを特徴とする。
【0008】この構成によれば、断熱体の孔に挿嵌され
たヒータエレメントは、Oリングにより固定される。こ
のため、ヒータエレメントと断熱体の孔の内壁とが擦れ
合うことがなくなり、汚染物質が発生しなくなる。ま
た、ヒータエレメントが破損するおそれがなくなる。
【0009】前記ヒータエレメントに接続されたケーブ
ルを、当該ヒータエレメントの端部近傍で固定部材によ
り固定することが好ましい。ケーブルがヒータエレメン
トの端部近傍で固定部材により固定されていると、ケー
ブルに負荷がかかっても、ヒータエレメントが破損する
おそれがなくなる。また、ケーブルが整線されて絡まり
にくくなる。前記固定部材として、例えば、タイラップ
を用いることが好ましい。
【0010】この発明の第2の観点にかかる熱処理装置
は、被処理体を反応室内に収容し、当該反応室内を加熱
して被処理体を熱処理する熱処理装置であって、複数の
孔が形成され、前記反応室を囲むように設けられた断熱
体と、複数のヒータエレメントから構成され、前記反応
室と所定の間隔を有するように、前記断熱体の各孔にヒ
ータエレメントを挿嵌することにより、前記断熱体と前
記反応室との間に配置されたヒータとを備え、前記断熱
体の孔内にはOリングが配置され、前記ヒータエレメン
トは前記Oリングにより固定されている、ことを特徴と
する。
【0011】この構成によれば、断熱体の孔に挿嵌され
たヒータエレメントは、Oリングにより固定される。こ
のため、ヒータエレメントと断熱体の孔の内壁とが擦れ
合うことがなくなり、汚染物質が発生しなくなる。ま
た、ヒータエレメントが破損するおそれがなくなる。
【0012】この発明の第3の観点にかかる熱処理装置
は、被処理体を反応室内に収容し、当該反応室内を加熱
して被処理体を熱処理する熱処理装置であって、複数の
孔が形成され、前記反応室を囲むように設けられた金属
部材からなる断熱体と、複数のヒータエレメントから構
成され、前記反応室と所定の間隔を有するように、前記
断熱体の各孔にヒータエレメントを挿嵌することによ
り、該断熱体と前記反応室との間に配置されたヒータと
を備え、前記断熱体の孔の内壁は、セラミックでコーテ
ィングされている、ことを特徴とする。
【0013】この構成によれば、断熱体の孔の内壁は、
セラミックでコーティングされている。このため、ヒー
タエレメントはセラミックでコーティングされた孔の内
壁と接触し、断熱体の金属部材、例えば、ステンレス鋼
と接触しなくなる。また、ヒータエレメントが断熱体の
金属面と接触しないので、ヒータエレメントが破損しに
くくなる。
【0014】前記断熱体の内壁はセラミックでコーティ
ングされていることが好ましい。断熱体の内壁がセラミ
ックでコーティングされていると、ヒータエレメントが
断熱体の金属部材、例えば、ステンレス鋼と確実に接触
しなくなり、メタルコンタミが発生しなくなる。また、
ヒータエレメントが断熱体の金属面と接触しないので、
ヒータエレメントがさらに破損しにくくなる。
【0015】前記セラミックとしては、例えば、アルミ
ナ、シリカ、またはイットリアがある。また、前記セラ
ミックは多孔質であることが好ましい。セラミックが多
孔質(ポーラス)であると熱衝撃性が向上する。
【0016】前記ヒータエレメントに接続されたケーブ
ルは、当該ヒータエレメントの端部近傍で固定部材に固
定されていることが好ましい。ケーブルがヒータエレメ
ントの端部近傍で固定部材により固定されていると、ケ
ーブルに負荷がかかっても、ヒータエレメントが破損す
るおそれがなくなる。また、ケーブルが整線されて絡ま
りにくくなる。前記固定部材としては、例えば、タイラ
ップがある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る熱処理装置用ヒータの固定方法及び熱処理装置につい
て、図1に示すバッチ式縦型熱処理装置を用いた場合を
例に説明する。
【0018】図1に示すように、熱処理装置1は、長手
方向が垂直方向に向けられた略円筒状の反応管2を備え
ている。反応管2は、内管3と、内管3を覆うとともに
内管3と所定の間隔を有するように形成された有天井の
外管4とから構成された二重管構造を有する。内管3及
び外管4は、耐熱材料、例えば、石英により形成されて
いる。
【0019】外管4の下方には、筒状に形成されたステ
ンレス鋼(SUS)からなるマニホールド5が配置され
ている。マニホールド5は、外管4の下端と気密に接続
されている。また、内管3は、マニホールド5の内壁か
ら突出するとともに、マニホールド5と一体に形成され
た支持リング6に支持されている。
【0020】マニホールド5の下方には蓋体7が配置さ
れ、ボートエレベータ8により蓋体7は上下動可能に構
成されている。そして、ボートエレベータ8により蓋体
7が上昇すると、マニホールド5の下方側が閉鎖され
る。
【0021】蓋体7には、蓋体7を貫通するとともに、
モータMにより回転する回転軸9が形成されている。回
転軸9上には、回転可能なターンテーブル10が形成さ
れている。ターンテーブル10上には、保温ユニット1
1を介して、例えば、石英からなるウエハボート12が
載置されている。ウエハボート12には、被処理体、例
えば、半導体ウエハWが垂直方向に所定の間隔をおいて
複数枚収容されている。そして、モータMにより回転軸
9が回転することによりターンテーブル10、保温ユニ
ット11を介してウエハボート12が回転され、ウエハ
ボート12の回転により半導体ウエハWが回転される。
【0022】マニホールド5の側面には、複数の処理ガ
ス導入管13が挿通されている。なお、図1では処理ガ
ス導入管13を一つだけ描いている。処理ガス導入管1
3は内管3内を臨むように配設されている。例えば、図
1に示すように、支持リング6より下方(内管3の下
方)のマニホールド5の側面から処理ガス導入管13が
挿通され、処理ガス導入管13の先端が内管3(上方)
に向けて曲折りされている。そして、図示しないガス供
給源から供給された処理ガスが処理ガス導入管13を通
って内管3内に導入される。
【0023】また、マニホールド5の側面には排気管1
4が接続されている。排気管14は支持リング6より上
方に接続され、反応管2内の内管3と外管4との間に形
成された空間に連通する。そして、反応管2内の排ガス
が、内管3と外管4との間の空間、排気管14を通って
熱処理装置1外に排出される。また、排気管14は、図
示しない真空ポンプ等からなる排気ユニットに接続さ
れ、排気ユニットにより反応管2内の圧力が所定の圧力
に設定される。
【0024】反応管2の周囲には、反応管2を囲むよう
に、ステンレス鋼(SUS)からなる断熱体15が設け
られている。図2に断熱体15の斜視図を示す。図2に
示すように、断熱体15は、本体15aと天板15bと
底板15cとからなる有天井の略筒状に形成されてい
る。本体15aは、反応管2より大径の筒状に形成され
ている。天板15bは、本体15aの上部を覆うよう
に、円板状に形成されている。底板15cはリング状に
形成され、その内壁が反応管2の外壁に対応する大きさ
に形成されている。なお、断熱体15の本体15aの内
部には、図示しない冷媒流路としての冷却水路が設けら
れ、冷却水路に冷却水を供給することにより反応管2の
温度を冷却することができる。
【0025】断熱体15の天板15bには複数の孔16
aが形成されている。孔16aは、その周方向に沿っ
て、例えば、数ミリ間隔に形成されている。また、断熱
体15の底板15cには、孔16aに対応する位置に、
孔17aが形成されている。そして、図3に示すよう
に、各孔16aと、これに対応する位置の孔17aにヒ
ータエレメント18が挿嵌され、ヒータエレメント18
は、断熱体15の天板15bと底板15cとを貫通させ
た状態で配置される。なお、図3では、ヒータエレメン
ト18が挿嵌された状態を分かりやすく示すように、ヒ
ータエレメント18の一部のみを図示している。この複
数のヒータエレメント18により、熱処理装置用ヒータ
が構成されている。また、天板15bには、後述する第
1サブヒータが挿嵌される孔16bが形成され、底板1
5cには、後述する第2サブヒータが挿嵌される孔17
bが形成されている。
【0026】各孔16a、17aには、Oリング19が
配置されている。図4にヒータエレメント18が挿嵌さ
れた状態の孔16a付近の概略図を示す。図4に示すよ
うに、孔16aの内壁にはOリング19が配置され、O
リング19内にヒータエレメント18が挿嵌されてい
る。このため、ヒータエレメント18は強固に固定さ
れ、孔16a(及び孔17a)内でがたつくことがなく
なる。したがって、ヒータエレメント18と孔16a
(及び孔17a)の内壁とが擦れ合うことがなくなり、
粉体(汚染物質)を発生するおそれがなくなる。また、
ヒータエレメント18と孔16a(及び孔17a)の内
壁との擦れ合いによって、ヒータエレメント18が破損
するおそれがなくなる。
【0027】また、断熱体15の内壁は、セラミックで
コーティングされている。断熱体15の内壁がセラミッ
クでコーティングされているので、ヒータエレメント1
8が断熱体15の金属面(ステンレス鋼)と確実に接触
しなくなり、メタルコンタミが発生しなくなる。また、
ヒータエレメント18が断熱体15の金属面と接触しな
いので、ヒータエレメント18がさらに破損しにくくな
る。セラミックとしては、例えば、アルミナ、シリカ、
またはイットリアが用いられる。このセラミックは多孔
質(ポーラス)に形成されている。セラミックがポーラ
スであると、熱衝撃性が向上するためである。
【0028】図5にヒータエレメント18の概略図を示
す。図5に示すように、ヒータエレメント18は、抵抗
発熱体18aと、封止部材18bとを備えている。抵抗
発熱体18aは、例えば、線状で可撓性のある高純度の
カーボンワイヤから構成されている。このカーボンワイ
ヤは、例えば、線径10μm前後のカーボン部材である
カーボンファイバーの複数の束を編み込むことにより形
成される。封止部材18bはセラミックからなり、抵抗
発熱体18aを封止する。本実施の形態では、カーボン
ワイヤを、外径が十数mmの透明な石英管の中に封入し
ている。抵抗発熱体18aの両端は、電極部材20に接
続されている。電極部材20は、その端部が封止部材1
8bに封止され、この電極部材20を介して抵抗発熱体
18aが封止部材18bに封入されている。
【0029】電極部材20は外部のケーブル21に接続
され、ケーブル21は図示しない電源に接続されてい
る。図6に、ヒータエレメント18とケーブル21との
接続状態を示す。図6に示すように、ヒータエレメント
18に接続された電極部材20は、ケーブル21の芯線
21aに接続されている。電極部材20と芯線21aと
は、例えば、ロウ付けまたは圧着により接続されてい
る。そして、電源からケーブル21、電極部材20を介
して抵抗発熱体18aに電力が供給され、ヒータエレメ
ント18が加熱される。
【0030】また、ヒータエレメント18に接続された
ケーブル21は、ヒータエレメント18の端部近傍で固
定部材22により固定されている。固定部材22とし
て、例えば、タイラップが用いられ、ケーブル21がタ
イラップにより、例えば、挟持されることにより固定さ
れている。このようにケーブル21がヒータエレメント
18の端部近傍で固定部材22により固定されているの
で、仮にケーブル21が他の部材に引っかかったりし
て、ケーブル21に負荷がかかっても、ヒータエレメン
ト18が破損するおそれがなくなる。また、ヒータエレ
メント18の端部近傍で固定されているので、ケーブル
21が整線されて絡まりにくくすることができる。
【0031】なお、電源からヒータエレメント18への
電力供給方法としては、全てのヒータエレメント18を
並列または直列に接続して共通の電源から電力を供給す
る場合の他、ヒータエレメント18を複数のグループに
分け、各グループ内のヒータエレメント18を直列に接
続し、直列に接続されたヒータエレメント18群を並列
に接続してもよい。
【0032】断熱体15の天井部(天板15b)の下方
側には、反応管2と対向するように、面状の第1サブヒ
ータ23が設けられている。図7(a)に第1サブヒー
タ23の斜視図、図7(b)に第1サブヒータ23の側
面図を示す。図7(a)及び図7(b)に示すように、
第1サブヒータ23は、例えば、厚さ8mm程度の石英
製の円板状体23a中に、抵抗発熱体23bが形成され
ている。抵抗発熱体23bは、前述の抵抗発熱体18a
と同様に、例えば、カーボンワイヤから構成されてい
る。円板状体23aの周縁部の2カ所には、石英管24
が溶接されている。石英管24はケーブル25を介して
図示しない電源に接続されている。第1サブヒータ23
は石英管24が断熱体15に設けられた孔16bに挿嵌
されることにより断熱体15に取り付けられ、サポート
26を介して支持されている。
【0033】断熱体15の下端部(底板15c)には第
2サブヒータ27が設けられている。第2サブヒータ2
7はヒータエレメント18より短いヒータエレメントで
あり、孔17aより内方に形成された孔17bに挿嵌さ
れている。孔17bにはOリング19が形成され、Oリ
ング19により第2サブヒータ27が固定されている。
また、ケーブル28は第2サブヒータ27の端部近傍で
固定部材22により固定されている。この第2サブヒー
タ27はケーブル28を介して図示しない電源に接続さ
れている。
【0034】ボートエレベータ8、モータM、処理ガス
導入管13、ヒータエレメント18(ケーブル21)、
第1サブヒータ23(ケーブル25)、第2サブヒータ
27(ケーブル28)には、図示しない制御部が接続さ
れている。制御部は、マイクロプロセッサ、プロセスコ
ントローラ等から構成され、熱処理装置1の各部の温
度、圧力等を測定し、測定データに基づいて、上記各部
に制御信号等を出力して、熱処理装置1の各部を制御す
る。
【0035】次に、以上のように構成された熱処理装置
1を用いた熱処理について簡単に説明する。まず、ボー
トエレベータ8により蓋体7が下げられた状態で、半導
体ウエハWをウエハボート12に所定枚数収容する。次
に、ボートエレベータ8を上昇させることにより、半導
体ウエハWを反応管2(内管3)内にロードする。続い
て、ヒータエレメント18、第1サブヒータ23、及び
第2サブヒータ27により、反応管2内を所定の温度に
昇温するとともに、排気管14に接続された図示しない
排気ユニットにより反応管2内の圧力を所定の圧力に設
定する。
【0036】反応管2が所定の圧力及び温度で安定する
と、処理ガス供給13から処理ガスを供給して所定の熱
処理を行う。また、処理中はモータMによりウエハボー
ト12を回転させる。そして、反応管2内を所定の温度
に降温するとともに、反応管2内を常圧に戻し、ウエハ
ボート12(半導体ウエハW)を反応管2からアンロー
ドする。
【0037】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、孔16a、孔17a(及び孔16b、孔17b)の
内壁にはOリング19が配置され、Oリング19内にヒ
ータエレメント18(第2サブヒータ27)が挿嵌され
ているので、ヒータエレメント18(第2サブヒータ2
7)は強固に固定され、孔16a、孔17a(及び孔1
6b、孔17b)内でがたつくことがなくなる。したが
って、ヒータエレメント18(第2サブヒータ27)
と、孔16a、孔17a(及び孔16b、孔17b)の
内壁とが擦れ合うことがなくなり、粉体(汚染物質)を
発生するおそれがなくなる。また、ヒータエレメント1
8(第2サブヒータ27)が破損するおそれがなくな
る。
【0038】本実施の形態によれば、ケーブル21(ケ
ーブル28)がヒータエレメント18(第2サブヒータ
27)の端部近傍で固定部材22により固定されている
ので、ヒータエレメント18(第2サブヒータ27)が
破損するおそれがなくなる。また、ケーブル21(ケー
ブル28)が整線されて絡まりにくくすることができ
る。
【0039】本実施の形態によれば、断熱体15の内壁
がセラミックでコーティングされているので、ヒータエ
レメント18が断熱体15の金属面と確実に接触しなく
なり、メタルコンタミが発生しなくなる。また、ヒータ
エレメント18が断熱体15の金属面と接触しないの
で、ヒータエレメント18がさらに破損しにくくなる。
さらに、セラミックに多孔質を用いているので、断熱体
15の熱衝撃性が向上する。
【0040】本実施の形態によれば、反応管2内で均一
な温度になりにくい、反応管2の上部及び下部に第1サ
ブヒータ23及び第2サブヒータ27が配置されている
ので、反応管2内の温度を均一にすることができる。
【0041】なお、本発明は、上記の実施の形態に限ら
れず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に
適用可能な他の実施の形態について説明する。
【0042】上記実施の形態では、孔16a及び孔17
aの内壁にOリング19を配置した場合を例に本発明を
説明したが、孔16a及び孔17aの内壁の少なくとも
一方にOリング19が配置されていればよい。少なくと
も一方にOリング19が配置されていれば、ヒータエレ
メント18は強固に固定され、ヒータエレメント18が
孔内でがたつくことがなくなる。
【0043】上記実施の形態では、孔16a及び孔17
aの内壁にOリング19を配置した場合を例に本発明を
説明したが、孔16a及び孔17aの内壁にOリング1
9を配置せず、各孔16a、孔17aの内壁をセラミッ
クでコーティングし、セラミックがコーティングされた
孔16a、孔17aにヒータエレメント18を挿嵌して
もよい。この場合、仮に、ヒータエレメント18と孔1
6a、孔17aの内壁とが擦れ合っても、ヒータエレメ
ント18が断熱体15の金属面と接触しないので、メタ
ルコンタミの発生を防止することができる。
【0044】上記実施の形態では、孔16aと孔17a
とを貫通する直管構造のヒータエレメント18の場合を
例に本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば、U字管であってもよい。この場
合、例えば、隣り合った2つの孔16aに挿嵌すること
により、熱処理装置1に取り付けられる。また、加熱す
る領域を上下2分割し、孔16aに挿嵌されたヒータエ
レメント18により上の領域を加熱し、孔17aに挿嵌
されたヒータエレメント18により下の領域を加熱する
ように構成してもよい。
【0045】上記実施の形態では、ヒータエレメント1
8の抵抗発熱体18aがカーボンワイヤから構成されて
いる場合を例に本発明を説明したが、抵抗発熱体18a
はカーボンワイヤ以外の線状で可撓性のある高純度の抵
抗発熱体であってもよい。
【0046】本実施の形態では、熱処理装置として、反
応管2が内管3と外管4とから構成された二重管構造の
バッチ式縦型熱処理装置の場合を例に本発明を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、単管構造
の熱処理装置に適用することも可能である。また、被処
理体は半導体ウエハWに限定されるものではなく、例え
ばLCD用のガラス基板等にも適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
汚染物質の発生を防止することができる。また、ヒータ
の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の熱処理装置の概略図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の断熱体の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の断熱体の孔にヒータエレ
メントが挿嵌された状態を示した斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態の断熱体の孔にヒータエレ
メントが挿嵌された状態の孔付近の拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態のヒータエレメントの側面
図である。
【図6】本発明の実施の形態のヒータエレメントとケー
ブルとの接続状態を示す側面図である。
【図7】(a)は、本発明の実施の形態の第1サブヒー
タの斜視図であり、(b)は、本発明の実施の形態の第
1サブヒータの側面図である。
【符号の説明】
1 熱処理装置 2 反応管 3 内管 4 外管 15 断熱体 16a、17a、17b 孔 18 ヒータエレメント 19 Oリング 21 ケーブル 22 固定部材 27 第2サブヒータ W 半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/62 H05B 3/62 Fターム(参考) 3K092 PP20 QA01 QB16 RA03 RC02 RD11 VV40 4K051 AA04 AB03 BB01 BB07 BE03 4K063 AA05 AA12 BA12 CA03 CA05 FA07 FA18 5F045 BB14 BB15 DP19 DQ05 EB03 EC02 EJ04 EK06 EK22 EM10 EN05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の孔が形成され、被処理体を収容する
    反応室を囲むように設けられた断熱体と、 複数のヒータエレメントから構成され、前記反応室と所
    定の間隔を有するように、前記断熱体の各孔にヒータエ
    レメントを挿嵌することにより、前記断熱体と前記反応
    室との間に配置されたヒータとを備え、 前記反応室内を加熱して、該反応室に収容された被処理
    体を熱処理する熱処理装置に用いられる熱処理装置用ヒ
    ータの固定方法であって、 前記ヒータエレメントを前記断熱体の孔内に配置された
    Oリングにより固定する、ことを特徴とする熱処理装置
    用ヒータの固定方法。
  2. 【請求項2】前記ヒータエレメントに接続されたケーブ
    ルを、当該ヒータエレメントの端部近傍で固定部材によ
    り固定する、ことを特徴とする請求項1に記載の熱処理
    装置用ヒータの固定方法。
  3. 【請求項3】前記固定部材にタイラップを用いる、こと
    を特徴とする請求項2に記載の熱処理装置用ヒータの固
    定方法。
  4. 【請求項4】被処理体を反応室内に収容し、当該反応室
    内を加熱して被処理体を熱処理する熱処理装置であっ
    て、 複数の孔が形成され、前記反応室を囲むように設けられ
    た断熱体と、 複数のヒータエレメントから構成され、前記反応室と所
    定の間隔を有するように、前記断熱体の各孔にヒータエ
    レメントを挿嵌することにより、前記断熱体と前記反応
    室との間に配置されたヒータとを備え、 前記断熱体の孔内にはOリングが配置され、前記ヒータ
    エレメントは前記Oリングにより固定されている、こと
    を特徴とする熱処理装置。
  5. 【請求項5】被処理体を反応室内に収容し、当該反応室
    内を加熱して被処理体を熱処理する熱処理装置であっ
    て、 複数の孔が形成され、前記反応室を囲むように設けられ
    た金属部材からなる断熱体と、 複数のヒータエレメントから構成され、前記反応室と所
    定の間隔を有するように、前記断熱体の各孔にヒータエ
    レメントを挿嵌することにより、該断熱体と前記反応室
    との間に配置されたヒータとを備え、 前記断熱体の孔の内壁は、セラミックでコーティングさ
    れている、ことを特徴とする熱処理装置。
  6. 【請求項6】前記断熱体の内壁はセラミックでコーティ
    ングされている、ことを特徴とする請求項4または5に
    記載の熱処理装置。
  7. 【請求項7】前記セラミックはアルミナ、シリカ、また
    はイットリアである、ことを特徴とする請求項5または
    6に記載の熱処理装置。
  8. 【請求項8】前記セラミックは多孔質である、ことを特
    徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の熱処理
    装置。
  9. 【請求項9】前記ヒータエレメントに接続されたケーブ
    ルは、当該ヒータエレメントの端部近傍で固定部材に固
    定されている、ことを特徴とする請求項4乃至8のいず
    れか1項に記載の熱処理装置。
  10. 【請求項10】前記固定部材はタイラップである、こと
    を特徴とする請求項9に記載の熱処理装置。
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