JP2002298441A - 両面記録型貼合わせ光記録媒体 - Google Patents

両面記録型貼合わせ光記録媒体

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JP2002298441A
JP2002298441A JP2002017162A JP2002017162A JP2002298441A JP 2002298441 A JP2002298441 A JP 2002298441A JP 2002017162 A JP2002017162 A JP 2002017162A JP 2002017162 A JP2002017162 A JP 2002017162A JP 2002298441 A JP2002298441 A JP 2002298441A
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JP2002017162A
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Masahiro Sakurai
井 雅 浩 櫻
Masashi Koike
池 正 士 小
Tetsuhiro Koide
出 哲 裕 小
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 速効性紫外線硬化型接着剤(ラジカル重合型
接着剤)を適用し、より量産性に優れる両面記録型貼合
わせ光記録媒体を提供する。 【解決手段】 透明基板本体上に少なくとも記録層と反
射層が順次形成された2枚の記録用基板を、それぞれ記
録層と反射層が形成された情報記録面側同士を対向させ
て、接着層を介して貼合わせた構造を有する光記録媒体
であって、対向する前記2枚の記録用基板が、最内周域
および最外周域において、少なくとも反射層のない領域
を接着しろとしてそれぞれ有し、該接着しろにおいて前
記2枚の記録用基板が接着層を介して貼合わされている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照射されたレーザ
光を透過して、透過したレーザ光によって、記録層に画
像、音声などの情報を記録することの可能な光記録媒
体、特に光記録ディスクに関し、より詳細には、媒体の
両面からレーザ記録が可能な両面記録型貼合わせ光記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】エロクトニクス産業の発達に伴い、パー
ソナルコンピュータの外部記憶装置として、また、ビデ
オの代替の映像記録媒体として、さらには業務用テープ
代替の大容量データ保存用記録媒体として、最近では、
例えば、CD−R、DVD−R、DVD−RWのような
光で記録を行う大容量光記録ディスクが広範に使用され
るようになっている。このような大容量光記録ディスク
では、ディスクの表面ではなく、ディスクの中に記録面
を有するのが通常である。
【0003】例えば、図5に示した、片面記録型の貼合
わせ光記録ディスク100のようなDVD−R、DVD
−RWでは、記録用基板102と、この記録用基板10
2の上面に貼り合わされた保護基板104とを備えてい
る。この記録用基板102は、例えば、厚さ0.6mm
の透明な基板本体110と、基板本体110の上面に形
成されたサブミクロンオーダーの渦巻状の溝である連続
グルーブ(図示せず)と、このグルーブの上に形成され
た光記録層を含む複合データ層114とから構成されて
いる。
【0004】そして、この記録用基板102の複合デー
タ層114の上面に、基板本体110と同じ厚さの0.
6mmの保護基板(ダミー基板)104を接着層115
を介して貼り合わすことによって、片面記録型貼合わせ
光記録ディスク100が構成されている。なお、図中、
103は、光記録ディスク100を回転駆動するための
クランプ駆動装置の駆動軸などを挿入するために、光記
録ディスク100を貫通するように形成された中心孔で
ある。
【0005】また、複合データ層114としては、通
常、記録層111、反射層112および保護層113が
基板本体110の上面にこの順に設けられている。な
お、本明細書において複合データ層という場合は、光記
録層および反射層、必要に応じて保護層を含むものとす
る。このような光記録ディスク100では、情報記録の
際には、記録用基板102の下方から記録用基板102
にレーザ光が照射され、基板本体110を透過して、基
板本体110のレーザ光入射面と反対側の表層に形成さ
れているサブミクロンオーダーのグルーブ上に、照射さ
れたレーザ光がフォーカスされることによって、画像、
音声などの情報が光記録ディスク100の複合データ層
114上に記録される。また、情報の再生の際には、こ
れらの光記録ディスク100の複合データ層114上に
記録された情報が、レーザ光によって読み出されること
によって、画像、音声などの情報の再生がなされるよう
に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光記録ディ
スクにおいては、情報量の増大に対処するために高密度
化が要請されており、例えば図6に示したように、上記
のダミー基板104の代わりにもう1枚の記録用基板1
02を用い、情報記録面側同士を対向させて貼合わせ、
両面から記録可能な貼合わせ光記録媒体101が提案さ
れてきている。
【0007】この光記録媒体101は、2枚の記録用基
板102、102、すなわち2面の光記録層111、1
11を有しているので、2倍の記録容量が確保できるた
め、特に大量にディスクを内蔵するような大容量記録保
存システム(例えば、オートチェンジャー搭載のジュー
クボックス型データ保存システム)にとっては有望な媒
体構造として、その供給が切望されている。
【0008】2枚の記録用基板102、102を貼合わ
せる場合、必然的に双方の基板本体110、110上に
形成された複合データ層114、114、特に反射層1
12、112で接着層115を挟んだ構造が前提とな
る。このため、記録用基板102にダミー基板104を
貼合わせるような、片面記録型の貼合わせの場合に従来
簡便に用いられてきた、透明ダミー基板104越しに、
紫外線を照射して紫外線硬化型接着剤を硬化させて2枚
の基板を貼合わせる方法は、両面記録型の貼合わせを行
う場合には困難であった。
【0009】すなわち、速効性紫外線硬化型接着剤は、
当該接着剤の塗布後、2枚の基板を貼合わせてから紫外
線照射を行うので、このような2枚の記録用基板10
2、102を用いた両面記録型貼合わせ光記録媒体10
1には、接着層115を挟む2面の反射層112、11
2があるために、光記録ディスクのどちらの面から紫外
線照射しても紫外線が反射層112、112によって遮
光されてしまい、充分な貼合わせ効果が得られなかっ
た。
【0010】よって、両面記録型の貼合わせ方法として
は、唯一、遅効性紫外線硬化型接着剤(カチオン重合型
接着剤)が選択され、双方の複合データ層上に、例えば
スクリーン塗工法により接着層が展開され、そこに直接
紫外線を照射し当該接着層内での硬化反応を開始させた
後、速やかに相互の塗工面を対向して貼合わせ、時間を
かけて硬化させる方法のみが提案されていたにすぎな
い。
【0011】このため、遅効性紫外線硬化型接着剤が完
全に硬化し、貼合わせが完了するまでにディスクの養生
が必要となり、必ずしも生産面からは好ましい方法とは
いえなかった。そこで、生産効率向上の観点から、遅効
性紫外線硬化型接着剤を用いる代わりに、速効性紫外線
硬化型接着剤を用いて、片面記録型貼合わせ光記録媒体
100において、記録用基板102とダミー基板104
とを対向させた後、ダミー基板104越しに紫外線露光
するタイプの、従来の貼合わせ装置がそのまま活用でき
る両面記録型の貼合わせ光記録媒体の開発が切望されて
いるのが現状である。
【0012】本発明は、このような現状を考慮して、速
効性紫外線硬化型接着剤(ラジカル重合型接着剤)を適
用し、より量産性に優れる両面記録型貼合わせ光記録媒
体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の両面記録型貼合わせ光
記録媒体は、透明基板本体上に少なくとも記録層と反射
層が順次形成された2枚の記録用基板を、それぞれ記録
層と反射層が形成された情報記録面側同士を対向させ
て、接着層を介して貼合わせた構造を有する光記録媒体
であって、対向する前記2枚の記録用基板が、最内周域
および最外周域において、少なくとも反射層のない領域
を接着しろとしてそれぞれ有し、該接着しろにおいて前
記2枚の記録用基板が接着層を介して貼合わされている
ことを特徴とする。
【0014】また、本発明の両面記録型貼合わせ光記録
媒体は、前記接着しろが記録用基板の半径方向に0.5
mm以上の幅で形成されていることを特徴とする。さら
に、本発明の両面記録型貼合わせ光記録媒体は、前記接
着しろのうち、内周域接着しろがディスククランプ領域
へはみ出して形成されていることを特徴とする。
【0015】また、本発明の両面記録型貼合わせ光記録
媒体は、前記記録用基板の接着しろ部分の表面粗度が、
接着しろ以外の部分の表面粗度より大きいことを特徴と
する。さらに、本発明の両面記録型貼合わせ光記録媒体
は、前記透明基板本体の接着しろ部分の表面粗度が、接
着しろ以外の部分の表面粗度より大きいことを特徴とす
る。
【0016】さらに、本発明の両面記録型貼合わせ光記
録媒体は、前記透明基板本体上に形成された複合データ
層の接着しろ部分の表面粗度が、接着しろ以外の部分の
表面粗度より大きいことを特徴とする。また、本発明の
両面記録型貼合わせ光記録媒体は、前記接着層が、ラジ
カル重合性紫外線硬化型接着剤から形成されていること
を特徴とする。
【0017】さらに、本発明の両面記録型貼合わせ光記
録媒体は、前記記録層が、アザポルフィリン系、ポルフ
ィリン系、ピロメテン系、およびアゾ系の金属錯体色素
の少なくとも1種から選択される有機色素を主成分とす
ることを特徴とする。このように、対向して貼合わす2
枚の透明基板本体上に形成する複合データ層のうち、少
なくとも反射層を、基板本体の内周域および外周域をマ
スクして形成することにより、透明基板本体上には反射
層を有しない領域である接着しろが形成されるので、当
該領域が互いに対面するように2枚の記録用基板を張合
わせることで、接着強度が高い両面記録型貼合わせ光記
録媒体が得られる。
【0018】また、上記のように、接着しろがディスク
クランプ領域へはみ出すように形成し、当該領域で接着
することにより、光記録媒体を記録再生する際にディス
ククランプ領域に加わるストレスによっても、貼合わせ
部分の剥がれが生じにくくなる。さらに、上記のよう
に、本発明の記録用基板には反射層がなく、紫外線を充
分に透過させる領域が得られるので、接着剤に速効性の
紫外線硬化型のものを用いても、2枚の基板を張合わせ
た後に当該接着剤を硬化させる際に、反射層によって紫
外線が遮光されることがない。よって強固な接着となる
ため、より安定な両面記録型貼合わせ光記録媒体を得る
ことが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の両面記録型貼合わせ光記録媒体の実施の形態について
説明する。図1は、本発明の両面記録型貼合わせ光記録
媒体として、円盤形状のディスク型の両面記録型貼合わ
せ光記録媒体の構成を示す概略断面図である。
【0020】図1において、1は、全体で本発明の両面
記録型貼合わせ光記録媒体1(以下、「光記録ディス
ク」という。)を示している。光記録ディスク1は、同
様の形状をした2枚の記録用基板2が双方の情報記録面
α側を対向させて、接着層15を介して貼合わされた構
造をなしている。記録用基板2の一方の面は情報記録面
αであり、他方の面は光入射面βである。情報記録面α
には複合データ層が形成され、一方光入射面βは鏡面仕
上げが施されている。
【0021】このような記録用基板2は、図1にあるよ
うに、略円盤形状の透明な基板本体10と、基板本体1
0の情報記録面αとなる側に、記録トラックに沿って渦
巻状又は同心円状に形成された溝形状のグルーブ(図示
せず)とランド(図示せず)と、これらのグルーブの上
に積層するように形成された複合データ層14とから構
成されている。なお、溝形状のグルーブはピッチ0.6
〜2μm、深さ50〜250nm、幅200〜700n
mの範囲から最適化された形状で形成されている。
【0022】図2および図3はそれぞれ、図1で示した
光記録媒体の外周域を拡大したものであり、図2では複
合データ層に保護層が含まれたものを、図3では複合デ
ータ層に保護層が含まれていないものを示す概略拡大断
面図である。図2に示されるように、記録用基板2の基
板本体10の情報記録面αには、光記録層11、反射層
12、保護層13を順次積層してなる複合データ層14
が形成され、その上に接着層15を介して、対称に、同
様の構造を有する複合データ層14を有する記録用基板
2が接着され、これにより2枚の基板本体10のグルー
ブとランドに沿ってディスク両面、すなわち貼合わされ
た2枚の記録用基板2それぞれの光入射面βからデジタ
ル情報が記録できるようになる。なお、図中、3は光記
録ディスク1を回転駆動するためのクランプ駆動装置の
駆動軸などを挿入するために、光記録ディスク1を貫通
するように形成された中心孔である。
【0023】基板本体10の材料としては、例えば、ア
クリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン
系樹脂等のプラスチック、あるいはガラス等の透明な材
料が使用可能であり、特に限定されるものではないが、
この中でも、特にポリカーボネート基板が強度、耐湿熱
特性、量産性の観点から好ましい。この基板本体10
は、特に限定されるものではないが、大量生産が可能で
あるなどの生産性の観点から、通常は射出成形法により
製造される。
【0024】記録用基板2の基板本体10の寸法として
は、特に限定されるものではないが、例えば、外径が通
常80〜130mmφ程度、中心孔3の径が通常15m
mφ、厚さが通常0.1〜0.8mm、好ましくは0.
4〜0.7mm程度の円盤状の透明な基板である。光記
録層11の材料としては、記録レーザ光を吸収して熱に
変換するものであればよく、特に限定されるものではな
いが、高屈折率を有する色素群が好ましく、一般的には
ポルフィリン系色素、アザポルフィリン系色素、ピロメ
テン系色素、アゾ系色素、シアニン系色素、ポリメチン
系色素、キノン系色素などの有機色素、およびこれら一
連の金属錯体色素を挙げることができる。中でも、良好
な高密度光記録特性、堅牢な耐久性能、そして、後述す
るように、紫外線照射時のダメージなどを考慮すれば、
より良好な記録層としてはポルフィリン系、アザポルフ
ィリン系、ピロメテン系、アゾ系等の一連の金属錯体色
素が好ましく、これらを単独であるいは組み合わせて用
いることができる。
【0025】このような光記録層11にはポリマー、ク
エンチャー、分解促進剤等を添加してもよい。具体的に
は、難燃剤やフェロセン等のメタロセン誘導体を挙げる
ことができる。また、この場合の添加割合は色素母体1
00に対して、1〜20重量%である。光記録層11
は、例えば、スピンコート法、真空蒸着法、スプレー法
で形成することができる。
【0026】このような光記録層11の厚さとしては、
特に限定されるものではないが、良好な光学特性、熱分
解特性を考慮すれば、グルーブ上で30〜200nm、
好ましくは50〜120nmとするのが望ましい。反射
層12の材料としては、Au、Ag、Cu、Al、Ptなどの金属
や、これらの金属を含有する合金系が挙げられ、特に限
定されるものではないが、例えばAgPdCu等の合金系が用
いられる。これら反射層12は、通常スパッタ法により
形成される。このような反射層の厚さとしては、特に限
定されるものではないが、媒体反射率、熱設計の観点か
ら30〜150nm、好ましくは40〜120nmとす
るのが望ましい。
【0027】さらに、記録感度、ジッタ−品位や反射率
を向上させる目的で、基板本体10と光記録層11との
間、または光記録層11と反射層12との間には、Zn
S、SiO 2などの無機誘電体層やシロキサンなどのポリマ
ーからなる層を設けてもよい。本発明においては、この
ような構成の記録用基板2同士を情報記録面α側を対向
させて、接着層15を介して貼合わせて、両面記録型貼
合わせ光記録媒体1を製造する。
【0028】この場合、接着層15を形成する紫外線硬
化型接着剤としては、カチオン重合性の接着剤およびラ
ジカル重合性接着剤があり、基板本体10との相性によ
り使い分けられてきているが、貼合わせ効率、接着強度
の観点からは、速効性のラジカル重合性接着剤が好まし
い。このような所定の範囲に形成する接着層15を紫外
線露光して硬化させる際、窒素等の雰囲気下で行うと、
酸素阻害の影響が少なく、また短時間で硬化を完了させ
ることが可能である。さらに重ね合わせた基板の側面か
らも紫外線を露光させるとより効果的である。また、基
板の機械特性を損なわない程度に記録用基板2を加熱し
て接着剤の反応を促進させることも効果的であり、必要
に応じ、これらの方法を組み合わせて接着層15を硬化
させればよい。
【0029】特に、接着剤としてラジカル重合の反応性
が高く、かつ、好ましくは酸素阻害を起こしやすい材料
を用いることが望ましい。これにより、紫外線露光前の
硬化を防止でき、かつ反射膜で遮光されていない後述す
る内周域ないし外周域の接着しろ部分から接着剤の硬化
反応を進ませることができる。したがって、反射層12
により遮光される部分でも接着層15が硬化される。
【0030】さらに、2液硬化型のラジカル重合系接着
剤(接着剤A、Bとする)を用い、重ね合わせる一方の
記録用基板2に接着剤A、もう一方の記録用基板2に接
着剤Bを成膜しておき、これを重ね合わせた後、紫外線
露光することが好ましい。これにより、上記内周域ない
し外周域接着しろ部分から接着剤の硬化反応を開始させ
ることができ、したがって、反射層12により遮光され
る部分も硬化が可能である。
【0031】また、貼合わせ構造を前提とする本発明に
おいては、貼合わせ用の接着剤に残留する気泡の影響
(例えば、反射層界面に気泡が介在すると、記録時に、
記録層内部で生じる熱変形や、これに併せて生じる反射
層の変形に対する被覆抑え込みにむらが生じ、記録品位
を損なう虞がある。)や、接着剤からの反射層12、光
記録層11への腐食作用の回避、さらには接着剤硬化時
の収縮歪による緩衝を防止するため、反射層12の上に
さらに保護層13を積層、被膜することが好ましい。
【0032】このような保護層13としては、例えば公
知の紫外線硬化樹脂、無機材料等から選択され、特に限
定されるものではないが、耐久性、量産汎用性を考慮す
れば、例えばSD1700(大日本インキ化学工業
(株)製)のようなアクリル系の紫外線硬化型樹脂が好
ましい。この場合、保護層の厚さとしては、基板本体1
0の機械特性を考慮し、通常は1〜10μm、好ましく
は2〜5μmとするのが望ましい。これら保護層13
は、通常スピンコート法により展延し、必要に応じて紫
外線露光することによって形成することができる。
【0033】ところで、2枚の基板を貼合わせる場合
に、上述したような速効性のラジカル重合性接着剤を用
いて貼合わせを行う場合には、通常では接着剤をどちら
か一方の基板に塗工後、もう一方の基板の情報記録面α
側を対向するように重ね合わせてから、スピン法により
2枚の記録用基板2、2間で重ね合わせた接着層を均一
に展延するか、または2枚の基板それぞれに接着剤を塗
工し、それぞれスピン法により均一に展延させた後2枚
の基板を重ね合わせて、その後、重ね合わせた基板越し
に紫外線露光し硬化させる方法がとられる。
【0034】しかしながら、両面に反射層を有する記録
用基板を速効性のラジカル重合性接着剤を用いて貼合わ
せると、接着層15と基板本体10との間に、反射層1
2が介在しており、これにより基板本体10の光入射面
βから入射する紫外線がある程度遮光されてしまうの
で、2枚の記録用基板2、2間に存在する接着剤の硬化
が充分になされず、接着強度が著しく低下してしまうこ
とになる。
【0035】そこで、本発明では、記録用基板2の内周
域および外周域に反射層12および記録層11のない領
域、すなわち、内周域接着しろ16および外周域接着し
ろ17を設けた。これにより、反射層12による紫外線
の反射がないので、その領域で透明基板10越しに接着
剤への紫外線露光を完全になし得るため、その領域で充
分な硬化促進が図られ、接着強度を確保することができ
る。なお、接着剤を硬化させるための紫外線は、主に反
射層12によって遮光されるため、接着しろ16、17
の領域では少なくとも反射層12が形成されていないこ
とが必要である。
【0036】このような接着しろ16、17は、内外周
とも反射層の両端に位置するもので、この接着しろ1
6、17の幅は、好ましくは0.5mm以上であり、さら
に好ましくは1〜10mmである。この範囲内とすれば、
貼合わせ媒体のたわみ、曲げ、落下に対し、剥離を防止
できる。また、特に、内周接着しろに関してディスクは
クランプ領域に一部はみ出すような幅であることがより
望ましい。例えば、外径120mmφのDVD−Rディス
クを例にとると、とりわけ、内周域はプレーヤーやライ
ターのターンテーブルに装着チャッキングされる際にそ
の都度ストレスが加わるため、その部位での接着強度が
重要となる。
【0037】ここで、ディスククランプ領域は、複合デ
ータ層14の領域のすぐ内側で、通常は外径22〜33
mmφの領域であるため、ディスククランプ領域に一部は
み出すような幅とは、内周接着しろの一方の端部がディ
スククランプ領域の中にあるような幅ということであ
る。この場合、クランプ領域上での、接着しろとして用
いる幅は、通常2〜12mm程度、好ましくは5〜10mm
程度の範囲とすることが望ましい。この範囲内にあれ
ば、装着チャッキング時のストレスにも充分耐え得る。
【0038】上記のように、接着しろ16、17は、反
射層12がない領域であるが、光記録層11もない方が
基板を貼合わせる接着剤を広い範囲で選択できるので好
ましい。このような接着しろ16、17の形成に際し
て、光記録層11を形成しないようにするには、例え
ば、スピンコート法によって色素膜(光記録層11)が
形成されている場合には、光記録層11が形成されたデ
ィスクをスピンさせながら、その表面最外周域に光記録
層11を形成している色素と相溶性を有する有機溶剤を
滴下させることで精度よく良好に最外周域の光記録層1
1を除去できる。さらに、反射層13を形成しないよう
にするには、基板内周域および外周域を、例えばマスク
材でマスクして、スパッタリングすることによってスパ
ッタ膜を形成することで容易に反射層13のない領域を
設けることができる。
【0039】さらに、この接着しろ16、17での接着
強度をより強固にするためには、記録用基板2の接着し
ろ部分16、17を予め粗くしておくのが有効である。
すなわち、基板本体10および/または複合データ層1
4の接着層15形成面の接着しろ16、17の表面粗度
を予め粗くしておくのが有効である。図3に示したよう
に、保護層13を形成しない場合は、基板本体10の接
着しろ部分のα面側に、粗れ19を形成する。一方、図
2に示したように保護層13を形成した場合は、複合デ
ータ層の表面、すなわち保護層13の接着しろ部分の接
着層と接する面側に、粗れ18を形成する。
【0040】基板本体10の表面粗度を調整するには、
スタンパ−または金型部品で基板成形時に与えることが
できる。例えば、基板本体10を射出成形で製造する際
に、金型の該当部分を粗面化しておくことで、基板本体
10の表面粗度を調整できる。また、保護層13の表面
は、レーザ照射によるポリマー表面の焼結により粗くす
ることができる。このように表面粗度を調整する場合、
接着しろ部分の表面粗度は、接着しろ部分以外の表面粗
度より粗くすることが好ましく、特に限定されるもので
はないが、1〜100μmRMSとするのが望ましい。
【0041】また、本発明においては、基板本体10上
に形成される反射層12の透過率が高いことが好まし
い。透過率の高い反射層で挟まれた部分において接着固
化の促進がより一層図られ、より剥離強度に優れた貼合
わせ媒体を提供することができる。この場合、紫外線露
光で用いられるランプの波長としては350〜600nm
の範囲であるのが好ましく、この波長域のいずれかの波
長域において、透過率1.0%以上を満足するような反
射層であることが好ましい。さらには1.5〜3.0%
の範囲であることが好ましい。このような反射層を形成
するには、反射層の膜厚を適宜調整すればよく、例え
ば、AuやAgおよびこれらをベースにした合金膜では膜厚
が好ましくは40〜120nm、特に好ましくは40〜8
0nmの範囲で形成すればよい。
【0042】ただし、上述したように、反射層の膜厚は
反射率確保や記録時の熱環境に影響を与えるため、その
最適設定は、これらの点を考慮して設定すればよい。さ
らに、本発明に係る両面記録型貼合わせ光記録媒体で
は、その光入射面に帯電や損傷防止のためにフッ素含有
樹脂やケイ素含有樹脂をコーティングしてもよい。
【0043】さらに、貼合わせる2枚の基板のうち、一
方の基板の内周または外周の反射膜の端部を他方の基板
の反射膜の端部より外周側または内周側にずらして形成
することにより、接着層15に照射する紫外線を、2枚
重ねた基板面に対し斜めに入射させることができる。こ
れにより、照射した紫外線は2つの基板の反射層15の
間を多重反射していき、反射膜の形成された領域のより
内部、すなわち光記録ディスク1の内径方向まで照射す
ることが可能となり、接着効果をより高めることができ
る。
【0044】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき詳細に説明する
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
【0045】
【実施例1】図4に示すように、ポリカーボネート樹脂
を用いて通常の射出成形により、外径が120mmφ、中
心孔径が15mmφ、平均板厚が0.6mmの記録用基板2
の基板本体10を製造した。このとき、基板本体10の
情報記録面αにグルーブ(ピッチ0.74μm、深さ1
70nm、幅0.33μm)が形成されており、次にこ
の情報記録面αに、ジピロメテン金属錯体色素からなる
光記録層11をスピンコーディング法によりグルーブ上
に厚さ80nmの層厚で成膜した。
【0046】当該色素膜(光記録層11)は、内周径4
0mmφの位置から塗工されており、最外周域は外径11
7.2mmφの位置で洗浄溶液エチルシクロヘキサンを高
速スピンした基板本体10に滴下し、外周端120mmφ
の位置までの基板表層を遠心洗浄することで色素膜(光
記録層11)を除去した。次に、この光記録層11を基
板本体10ごと70℃に設定したオーブンで1時間乾燥
させた後、この上にスパッタ法により80nmのAgPdCu系
合金膜からなる反射層12を形成した。このとき、基板
本体10上では、中心から外径38mmφまでの位置と、
外径117.5mmφから最外周域までをマスクしてスパ
ッタした(バルザース社製スパッタ装置、型番:CDI
−Swivel)。
【0047】これにより、光記録層11および反射層1
2がともに無い領域として、内周では、中心孔を除き、
外径15〜38mmφにリング状に幅11.5mm、外周で
は、外径117.5〜120mmφ(ディスク外端)にリ
ング状に幅1.25mmを確保した。なお、外径22〜3
3mmφがディスククランプ領域である。さらに、反射層
の上に紫外線硬化型樹脂(SD1700:大日本インキ
化学工業(株)製)を塗布し、紫外線硬化させ、厚さ3
μmの保護層13を形成した。
【0048】このようにして作製した記録用基板を2枚
用意した。そして、北野エンジニアリング(株)製:自
動貼合わせ装置(型番:SD−9804)を用いて、上
記一方の記録用基板2の情報記録面に、日本化薬(株)
製KAYARAD DVD−003/ラジカル重合性の
紫外線硬化型接着剤を内周の適当な位置に滴下し、速や
かにもう一方の記録用基板2の情報記録面αを対向して
置き、スピン方式で均一に延伸した。このとき、接着層
15の最内周端は、基板本体10表面のスタンパーホル
ダー痕20となる外径22mmφにある窪みに面が合うよ
うに調整した。
【0049】これにより、2枚の記録用基板2は、それ
ぞれ保護層13表面において接着された。なお、接着し
ろが形成されているため、内周でのより強固な接着幅は
8mm、外周でのより強固な接着幅は1.25mmとなっ
た。このとき、ディスククランプ領域では8mmの幅の接
着しろが形成されていた。引き続き、この状態で両面か
ら紫外線露光を施し、特に上記接着しろ部分で固く接着
した。
【0050】こうして作製した両面記録型貼合わせ光記
録媒体を用いて両面から記録特性を評価した。結果、両
面でそれぞれ均一な信号品位(ジッター<8%)が確認
できた。なお、信号品位の測定は、パルステック工業
(株)製:DDU1000ディスクテスターによる信号
記録再生評価を実施して行った。
【0051】また、同媒体で60℃、200時間の熱信
頼性試験を行ったが剥がれ劣化はなかった。さらに、Z
/ADヒートサイクル試験を実施したが、剥がれは生じ
ず、充分実用に耐え得る長期の信頼性が確認できた。
【0052】
【実施例2】実施例1と同様の処方で2枚の記録用基板
2を作製し、両面記録型貼合わせ光記録媒体を作製し
た。ただし、内周域および外周域の接着しろ部分の保護
層表面を炭酸ガスレーザ((株)キーエンス製)で炙り
表面が白くなる程度に粗らした。
【0053】実施例1と同様の評価を実施した結果、非
常に強固な貼合わせ強度が確保されていた。
【0054】
【実施例3】実施例1と同様の処方で2枚の記録用基板
2を作製し、住友スリーエム(株)製貼合わせ装置(M
agic Touch)を用いて、基板に実施例1と同
じ接着剤を平均膜厚25μmになるようにスピン法で均
一塗布した。このとき、それぞれの基板の接着層15の
最内周端は、実施例1と同様に基板本体10のスタンパ
ーホルダー痕20となる外径22mmφにある窪みにな
るように調整した。
【0055】これら2枚の基板を重ね合わせ、窒素雰囲
気下で基板両面および外周側面から紫外線露光し、接着
層を硬化させた。実施例1と同様の評価を実施した結
果、非常に強固な貼合わせ強度が確保されていた。
【0056】
【比較例】外周域において、色素膜(光記録層11)の
除去を行わず、また、マスクせずに反射層12を形成し
た、外周接着しろ17なしの記録用基板を用いて、その
他は実施例1と同様の条件で両面記録型貼合わせ光記録
媒体を作製した。実施例1と同様の評価を行った結果、
初期、僅かに透過した光で全面接着されているものの、
Z/ADヒートサイクル試験でことごとく外周から剥離
が生じた。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、記録用基板の内周域お
よび外周域に少なくとも反射層のない接着しろを形成す
るため、紫外線が透過する領域を確保することができ
る。すなわち、従来用いられている速効性の紫外線硬化
型接着剤を用いても、2枚の記録用基板を貼合わせた後
に前記接着しろ部分では紫外線が透過するため、反射層
による紫外線遮光という問題がなく、当該接着しろ部分
でより強固な構造の両面記録型貼合わせ光記録媒体とな
る。
【0058】さらに、従来同様の接着剤を用いることが
できることにより、従来の設備をそのまま利用すること
ができるので、新たな設備投資を必要とせず、また、速
効性接着剤を用いるため、生産効率もよく、量産性に優
れるという経済的効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の、円盤形状のディスク型の両
面記録型貼合わせ光記録媒体を模式的に示す断面図であ
る。
【図2】図2は、図1で示した両面記録型貼合わせ光記
録媒体の外周域を拡大したものであり、特に保護層が含
まれたものを模式的に示す拡大断面図である。
【図3】図3は、図1で示した両面記録型貼合わせ光記
録媒体の外周域を拡大したものであり、特に保護層が含
まれていなものを模式的に示す拡大断面図である。
【図4】図4は、実施例1で得られた両面記録型貼合わ
せ光記録媒体を模式的に示す断面図である。
【図5】図5は、円盤形状のディスク型の片面記録型貼
合わせ光記録媒体を模式的に示す断面図である。
【図6】図6は、従来の円盤形状のディスク型の両面記
録型貼合わせ光記録媒体を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1、101 両面記録型貼合わせ光記録媒体 2、102 記録用基板 3、103 中心孔 10、110 基板本体 11、111 光記録層 12、112 反射層 13、113 保護層 14、114 複合データ層 15、115 接着層 16 内周接着しろ 17 外周接着しろ 18 保護層表面の外周接着しろ部分の粗れ 19 記録用基板の外周接着しろ部分の粗れ 20 スタンパーホルダー痕 100 片面記録型貼合わせ光記録媒体 104 保護基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 出 哲 裕 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 三 井化学株式会社内 Fターム(参考) 2H111 EA03 EA12 EA22 EA25 EA44 FA02 FA12 FB42 FB45 5D029 JA04 RA30 RA35 RA46 RA49

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板本体上に少なくとも記録層と反
    射層が順次形成された2枚の記録用基板を、それぞれ記
    録層と反射層が形成された情報記録面側同士を対向させ
    て、接着層を介して貼合わせた構造を有する光記録媒体
    であって、対向する前記2枚の記録用基板が、最内周域
    および最外周域において、少なくとも反射層のない領域
    を接着しろとしてそれぞれ有し、該接着しろにおいて前
    記2枚の記録用基板が接着層を介して貼合わされている
    ことを特徴とする両面記録型貼合わせ光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記接着しろが記録用基板の半径方向に
    0.5mm以上の幅で形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の両面記録型貼合わせ光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記接着しろのうち、内周域接着しろが
    ディスククランプ領域へはみ出して形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の両面記録型貼合わせ光記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 前記記録用基板の接着しろ部分の表面粗
    度が、接着しろ以外の部分の表面粗度より大きいことを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の両面記録
    型貼合わせ光記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記透明基板本体の接着しろ部分の表面
    粗度が、接着しろ以外の部分の表面粗度より大きいこと
    を特徴とする請求項4に記載の両面記録型貼合わせ光記
    録媒体。
  6. 【請求項6】 前記透明基板本体上に形成された複合デ
    ータ層の接着しろ部分の表面粗度が、接着しろ以外の部
    分の表面粗度より大きいことを特徴とする請求項4に記
    載の両面記録型貼合わせ光記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記接着層が、ラジカル重合性紫外線硬
    化型接着剤から形成されていることを特徴とする請求項
    1から6のいずれかに記載の両面記録型貼合わせ光記録
    媒体。
  8. 【請求項8】 前記記録層が、アザポルフィリン系、ポ
    ルフィリン系、ピロメテン系、およびアゾ系の金属錯体
    色素の少なくとも1種から選択される有機色素を主成分
    とすることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載の両面記録型貼合わせ光記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007050678A (ja) * 2005-07-21 2007-03-01 Fujifilm Corp 光情報記録媒体、画像記録方法及び色素の利用方法
US7924697B2 (en) 2005-07-21 2011-04-12 Fujifilm Corporation Optical information recording medium, image-recording method and method of utilizing a dye

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