JP2002298106A - 非接触icタグ - Google Patents
非接触icタグInfo
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10009—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
- G06K7/10158—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field
- G06K7/10178—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field including auxiliary means for focusing, repeating or boosting the electromagnetic interrogation field
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池を搭載することなしに通信距離を伸ば
し、さらに裏面にある物質がどんな物であるかにかかわ
らず、データの読み書きする状態を一定に保つ。 【解決手段】 回路基板1にデータを記憶するICチッ
プ2と当該データを電磁波を用いて非接触で送受信する
アンテナ3とを搭載し、アンテナ3に対向して配置され
て電磁波をアンテナ3に向かって反射する反射手段5を
設ける。反射手段5は金属箔5aや金属板などを用い
る。アンテナ3と反射手段5との間には、水分を含まな
い物質で作ったスペーサ4を介在させる。その他、ケー
スの対向する面にアンテナ3と反射手段5とを所定の間
隔をおいて配置する。
し、さらに裏面にある物質がどんな物であるかにかかわ
らず、データの読み書きする状態を一定に保つ。 【解決手段】 回路基板1にデータを記憶するICチッ
プ2と当該データを電磁波を用いて非接触で送受信する
アンテナ3とを搭載し、アンテナ3に対向して配置され
て電磁波をアンテナ3に向かって反射する反射手段5を
設ける。反射手段5は金属箔5aや金属板などを用い
る。アンテナ3と反射手段5との間には、水分を含まな
い物質で作ったスペーサ4を介在させる。その他、ケー
スの対向する面にアンテナ3と反射手段5とを所定の間
隔をおいて配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの読み書き
に電磁波を利用した非接触ICタグに関する。
に電磁波を利用した非接触ICタグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータの読み書きに電磁波を利用
した非接触ICタグTは、図5に示すように、基板10
上にICチップ20が搭載され、基板10上の配線パタ
ーンでループアンテナ30を構成したものである。しか
し、この非接触ICタグTは電源を搭載していないの
で、データを読み書きする装置から電磁波によりICチ
ップ20の作動電源を得るために、装置と非接触ICタ
グTとの通信距離は、一般には数cmから数十cm程度
しかとれない。
した非接触ICタグTは、図5に示すように、基板10
上にICチップ20が搭載され、基板10上の配線パタ
ーンでループアンテナ30を構成したものである。しか
し、この非接触ICタグTは電源を搭載していないの
で、データを読み書きする装置から電磁波によりICチ
ップ20の作動電源を得るために、装置と非接触ICタ
グTとの通信距離は、一般には数cmから数十cm程度
しかとれない。
【0003】そこで図6に示すように、非接触ICタグ
Tに電池40を搭載してICの電源としているものがあ
る。
Tに電池40を搭載してICの電源としているものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように電池40
を搭載した非接触ICタグTでは、通信距離を伸ばすこ
とが可能である。しかし、この電源は、非接触ICタグ
Tに必要とされる携帯性の観点から、一般に電池が用い
られるが、電池の寿命によって非接触ICタグTが使用
できる期間が限られ、電池及びその収納部を設けること
により製造コストが上昇する。また、電池を必要に応じ
て交換する手間や費用が必要になるという問題点があ
る。
を搭載した非接触ICタグTでは、通信距離を伸ばすこ
とが可能である。しかし、この電源は、非接触ICタグ
Tに必要とされる携帯性の観点から、一般に電池が用い
られるが、電池の寿命によって非接触ICタグTが使用
できる期間が限られ、電池及びその収納部を設けること
により製造コストが上昇する。また、電池を必要に応じ
て交換する手間や費用が必要になるという問題点があ
る。
【0005】また、データを読み書きする装置から出さ
れる電磁波の空中線電力を大きくすれば、通信距離を伸
ばすことができるが、法律により空中線電力の強度が規
制されているために、その出力にも限りがあるという問
題点がある。
れる電磁波の空中線電力を大きくすれば、通信距離を伸
ばすことができるが、法律により空中線電力の強度が規
制されているために、その出力にも限りがあるという問
題点がある。
【0006】また、非接触ICタグTの裏面に、電磁波
を吸収する物質、例えば水分を含んだ物質等がある場合
や、不特定な位置に電磁波を反射する物質(例えば金属
板等)が存在する場合には、データの読み書きが困難に
なる場合がある等の問題点がある。
を吸収する物質、例えば水分を含んだ物質等がある場合
や、不特定な位置に電磁波を反射する物質(例えば金属
板等)が存在する場合には、データの読み書きが困難に
なる場合がある等の問題点がある。
【0007】そこで本発明は、電池を搭載することなし
に通信距離を伸ばし、さらに裏面にある物質がどんな物
であるかにかかわらず、データの読み書きする状態を一
定に保つことが可能な非接触ICタグを提供する。
に通信距離を伸ばし、さらに裏面にある物質がどんな物
であるかにかかわらず、データの読み書きする状態を一
定に保つことが可能な非接触ICタグを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触ICタグ
は、データを記憶するICチップと、当該データを電磁
波を用いて非接触で送受信するアンテナと、前記アンテ
ナに対向して配置されて電磁波を前記アンテナに向かっ
て反射する反射手段とを備えたことを特徴としている。
反射手段を設けているので、電池を搭載することなしに
通信距離を伸ばすことができ、さらに裏面にある物質が
どんな物であるかにかかわらず、データの読み書きする
状態を一定に保つことができる。
は、データを記憶するICチップと、当該データを電磁
波を用いて非接触で送受信するアンテナと、前記アンテ
ナに対向して配置されて電磁波を前記アンテナに向かっ
て反射する反射手段とを備えたことを特徴としている。
反射手段を設けているので、電池を搭載することなしに
通信距離を伸ばすことができ、さらに裏面にある物質が
どんな物であるかにかかわらず、データの読み書きする
状態を一定に保つことができる。
【0009】前記アンテナと前記反射手段との間には水
分を含まない物質が介在されていることが好ましい。
分を含まない物質が介在されていることが好ましい。
【0010】前記アンテナと前記反射手段とはケースの
対向する面に所定の間隔をおいて配置されていることが
好ましい。
対向する面に所定の間隔をおいて配置されていることが
好ましい。
【0011】前記ICチップ及び前記アンテナは回路基
板の表面に搭載されており、前記反射手段は前記回路基
板の裏面に設けられていることが好ましい。
板の表面に搭載されており、前記反射手段は前記回路基
板の裏面に設けられていることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0013】図1に示すように、本発明の非接触ICタ
グAは、回路基板1上に図4の上面に図示してあると同
じようにデータを記憶するICチップ2が搭載され、こ
のデータを電磁波を用いて非接触で送受信するアンテナ
3が回路基板1上の配線パターンでループ状に構成され
ている。この回路基板1の背面に、ガラスやプラスチッ
ク等の水分を含まない物質で作られたスペーサ4を貼付
し、スペーサ4の背面に反射手段5を貼付している。反
射手段5はアンテナ3に対向して配置されており、電磁
波をアンテナ3に向って反射する導電性の物質であれば
よく、その種類及び厚さの違いによる効果への影響は少
ない。板状のもの、薄膜状のものいずれでも同様の効果
が得られ、ここでは金属箔5aを用いている。
グAは、回路基板1上に図4の上面に図示してあると同
じようにデータを記憶するICチップ2が搭載され、こ
のデータを電磁波を用いて非接触で送受信するアンテナ
3が回路基板1上の配線パターンでループ状に構成され
ている。この回路基板1の背面に、ガラスやプラスチッ
ク等の水分を含まない物質で作られたスペーサ4を貼付
し、スペーサ4の背面に反射手段5を貼付している。反
射手段5はアンテナ3に対向して配置されており、電磁
波をアンテナ3に向って反射する導電性の物質であれば
よく、その種類及び厚さの違いによる効果への影響は少
ない。板状のもの、薄膜状のものいずれでも同様の効果
が得られ、ここでは金属箔5aを用いている。
【0014】アンテナ3を介して、データを読み書きす
る不図示の読取装置から出される電磁波の空中線電力を
受けてICチップ2の作動電源とし、読取装置からのデ
ータをICチップ2に書き込み、ICチップ2のデータ
を読取装置に読み込む。
る不図示の読取装置から出される電磁波の空中線電力を
受けてICチップ2の作動電源とし、読取装置からのデ
ータをICチップ2に書き込み、ICチップ2のデータ
を読取装置に読み込む。
【0015】アンテナ3と反射手段5との間の間隔は、
この例ではスペーサ4の厚さで決められている。この間
隔は、データの読み書きに使用される電磁波の波長によ
り決定されるもので、所定の間隔をおいて電磁波を反射
する導電性の物質としての反射手段5を配置すること
で、ICチップ2に供給される電力が増強され、データ
の読み書きができる通信距離を伸ばすことができる。一
例として、2450MHz帯の電磁波を使用するもので
は、7.7mm,10.2mm,15.3mm等の間隔
が有効である。この間隔は、必要な通信距離及びタグの
大きさの制約などから決められる。
この例ではスペーサ4の厚さで決められている。この間
隔は、データの読み書きに使用される電磁波の波長によ
り決定されるもので、所定の間隔をおいて電磁波を反射
する導電性の物質としての反射手段5を配置すること
で、ICチップ2に供給される電力が増強され、データ
の読み書きができる通信距離を伸ばすことができる。一
例として、2450MHz帯の電磁波を使用するもので
は、7.7mm,10.2mm,15.3mm等の間隔
が有効である。この間隔は、必要な通信距離及びタグの
大きさの制約などから決められる。
【0016】図2は、本発明の非接触ICタグAを、そ
の金属箔5a側で箱状の製品Bに貼付した例を示してい
る。製品Bは、紙、木等水分を含有しやすい材質のもの
であってもよい。金属箔5aの効果によりこの状態のま
までも、読取装置との間で電磁波を利用してデータの読
み書きが安定して行われる。
の金属箔5a側で箱状の製品Bに貼付した例を示してい
る。製品Bは、紙、木等水分を含有しやすい材質のもの
であってもよい。金属箔5aの効果によりこの状態のま
までも、読取装置との間で電磁波を利用してデータの読
み書きが安定して行われる。
【0017】図3は実施の他の形態を示している。この
例の非接触ICタグAでは、密封ケース6を用い、密封
ケース6の対向する面の一方に、ICチップ2とアンテ
ナ3を貼付し、他方の面に反射手段5として金属板5b
を貼付する。アンテナ3と金属板5bとの間には、先に
説明したとおり所定の間隔gが密封空間として保たれ
る。この構成のものは、アンテナ3と金属板5bとの間
隔が密封ケース6によって一定に保たれていると共に、
密封ケース6によって内部が保護されているので、非接
触ICタグAの野外での使用や、高温下など使用条件の
困難な場合等においても使用が可能になる。
例の非接触ICタグAでは、密封ケース6を用い、密封
ケース6の対向する面の一方に、ICチップ2とアンテ
ナ3を貼付し、他方の面に反射手段5として金属板5b
を貼付する。アンテナ3と金属板5bとの間には、先に
説明したとおり所定の間隔gが密封空間として保たれ
る。この構成のものは、アンテナ3と金属板5bとの間
隔が密封ケース6によって一定に保たれていると共に、
密封ケース6によって内部が保護されているので、非接
触ICタグAの野外での使用や、高温下など使用条件の
困難な場合等においても使用が可能になる。
【0018】図4は実施の更に他の形態を示している。
この例では、厚さの大きい回路基板11を用い、ICチ
ップ2及びアンテナ3を回路基板11の表面に搭載し、
裏面に金属箔5aを貼付する。回路基板11の厚さを所
定の厚さとすることによって、アンテナ3と金属箔5a
との間隔を所定の間隔に一致させることができる。この
構成のものは、非接触ICタグAを使用する場所が、製
造段階や流通段階など一般のユーザーに殆ど見られるこ
とのない場所の場合に用いるのが好ましく、部品点数が
少なく構造が簡単であるので、価格を安く押えられる点
で有利である。
この例では、厚さの大きい回路基板11を用い、ICチ
ップ2及びアンテナ3を回路基板11の表面に搭載し、
裏面に金属箔5aを貼付する。回路基板11の厚さを所
定の厚さとすることによって、アンテナ3と金属箔5a
との間隔を所定の間隔に一致させることができる。この
構成のものは、非接触ICタグAを使用する場所が、製
造段階や流通段階など一般のユーザーに殆ど見られるこ
とのない場所の場合に用いるのが好ましく、部品点数が
少なく構造が簡単であるので、価格を安く押えられる点
で有利である。
【0019】そこで、反射手段の有無による読取距離の
差異について調べてみた。使用する非接触ICタグとし
て、先ずスチロール製のスペーサの厚みを変えて6種類
のスペーサを用意した。そして6種類のスペーサの対向
する面には、一方の面にICチップとアンテナを設け、
他方の面に反射手段を設けない、「反射器なし」のもの
をそれぞれ10個ずつ用意した。また、同じスチロール
製の6種類のスペーサを用い、その対向する面には、一
方の面にICチップ2とアンテナ3とを設け、他方の面
には、幅を変えた4種類の反射手段5をそれぞれ貼付し
た本発明の非接触ICタグAを、それぞれ10個ずつ用
意した。
差異について調べてみた。使用する非接触ICタグとし
て、先ずスチロール製のスペーサの厚みを変えて6種類
のスペーサを用意した。そして6種類のスペーサの対向
する面には、一方の面にICチップとアンテナを設け、
他方の面に反射手段を設けない、「反射器なし」のもの
をそれぞれ10個ずつ用意した。また、同じスチロール
製の6種類のスペーサを用い、その対向する面には、一
方の面にICチップ2とアンテナ3とを設け、他方の面
には、幅を変えた4種類の反射手段5をそれぞれ貼付し
た本発明の非接触ICタグAを、それぞれ10個ずつ用
意した。
【0020】測定に際して、2450MHz帯の電磁波
を使用した。なお、反射手段5の幅に加算している3.
4mmはアンテナの幅である。各種類のそれぞれ10個
について読取距離(mm)を測定し、その平均値を表1
に記載している。
を使用した。なお、反射手段5の幅に加算している3.
4mmはアンテナの幅である。各種類のそれぞれ10個
について読取距離(mm)を測定し、その平均値を表1
に記載している。
【表1】
【0021】この表から判るように、「反射器なし」の
読取距離に比較して、反射手段5がある場合に、アンテ
ナ3と反射手段5との距離がλ/12で効果が出始め、
λ/4程度で最大となった。反射手段5の幅について
は、アンテナと反射手段との距離が前記の範囲の場合に
は殆どどの幅であっても効果があり、λ/4程度で最大
となった。したがって、反射手段5の幅及びアンテナ3
と反射手段5との距離を選択することにより、反射手段
を設けた効果が顕著に得られる。
読取距離に比較して、反射手段5がある場合に、アンテ
ナ3と反射手段5との距離がλ/12で効果が出始め、
λ/4程度で最大となった。反射手段5の幅について
は、アンテナと反射手段との距離が前記の範囲の場合に
は殆どどの幅であっても効果があり、λ/4程度で最大
となった。したがって、反射手段5の幅及びアンテナ3
と反射手段5との距離を選択することにより、反射手段
を設けた効果が顕著に得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、アンテナに対向して反射手段
を設けているので、ICチップに供給される電力が増強
されて電池を搭載することなしに通信距離を伸ばすこと
ができる。さらに反射手段を設けているので、その裏面
に貼付される製品がどのような物質であるかにかかわら
ず、データの読み書きする状態を一定に保つことが可能
である。ケースを用いることにより、所定の間隔を一定
に保つのが容易で保護の効果もあり、野外での使用や、
高温下など使用条件の困難な場合等においても使用が可
能である。また、回路基板の厚みにより所定の間隔を保
つように構成することにより、部品点数を少なく構造を
簡単にでき、コストの低減に有効である。
を設けているので、ICチップに供給される電力が増強
されて電池を搭載することなしに通信距離を伸ばすこと
ができる。さらに反射手段を設けているので、その裏面
に貼付される製品がどのような物質であるかにかかわら
ず、データの読み書きする状態を一定に保つことが可能
である。ケースを用いることにより、所定の間隔を一定
に保つのが容易で保護の効果もあり、野外での使用や、
高温下など使用条件の困難な場合等においても使用が可
能である。また、回路基板の厚みにより所定の間隔を保
つように構成することにより、部品点数を少なく構造を
簡単にでき、コストの低減に有効である。
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】同、非接触ICタグを製品に貼付して使用する
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図3】同、実施の他の形態を示す断面図である。
【図4】同、実施の更に他の形態を示す斜視図である。
【図5】従来の非接触ICタグを示す正面図である。
【図6】従来の他の非接触ICタグを示す正面図であ
る。
る。
A 非接触ICタグ 2 ICチップ 3 アンテナ 4 水分を含まない物質 5,5a,5b 反射手段 6 ケース 11 回路基板 g 所定の間隔
Claims (4)
- 【請求項1】 データを記憶するICチップと、当該デ
ータを電磁波を用いて非接触で送受信するアンテナと、
前記アンテナに対向して配置されて電磁波を前記アンテ
ナに向かって反射する反射手段とを備えたことを特徴と
する非接触ICタグ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記アンテナと前記
反射手段との間には水分を含まない物質が介在されてい
ることを特徴とする非接触ICタグ。 - 【請求項3】 請求項1において、前記アンテナと前記
反射手段とはケースの対向する面に所定の間隔をおいて
配置されていることを特徴とする非接触ICタグ。 - 【請求項4】 請求項1において、前記ICチップ及び
前記アンテナは回路基板の表面に搭載されており、前記
反射手段は前記回路基板の裏面に設けられていることを
特徴とする非接触ICタグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099856A JP2002298106A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 非接触icタグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099856A JP2002298106A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 非接触icタグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002298106A true JP2002298106A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=18953354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001099856A Pending JP2002298106A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 非接触icタグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002298106A (ja) |
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005078114A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 非接触型データキャリア |
JP2005228292A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 物品位置検出方法、無線タグ位置校正システムおよび物品位置検出装置 |
JP2006143259A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd | 無線icタグ付き梱包箱 |
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EP1713025A1 (en) * | 2005-04-15 | 2006-10-18 | Fujitsu Limited | RFID tag set, RFID tag and RFID tag component |
EP1715446A2 (en) * | 2005-03-25 | 2006-10-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Case and radio tag reading system |
WO2006114821A1 (ja) * | 2005-04-01 | 2006-11-02 | Fujitsu Limited | 金属対応rfidタグ及びそのrfidタグ部 |
JP2006309733A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-11-09 | Hitachi Information Systems Ltd | Rfidタグシステム及び該rfidタグシステム用の通信システム |
JP2006318025A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Icタグ対応プラスチック材とicタグ及びicタグ対応容器 |
WO2006134658A1 (ja) | 2005-06-16 | 2006-12-21 | Fujitsu Limited | Rfidタグアンテナ及びrfidタグ |
JP2007094666A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Nec Tokin Corp | 無線タグ |
JP2007118973A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Denso Wave Inc | コンテナボックス |
JP2007213300A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Toppan Printing Co Ltd | Rfid情報記録媒体 |
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