JP2002296098A - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JP2002296098A
JP2002296098A JP2001101822A JP2001101822A JP2002296098A JP 2002296098 A JP2002296098 A JP 2002296098A JP 2001101822 A JP2001101822 A JP 2001101822A JP 2001101822 A JP2001101822 A JP 2001101822A JP 2002296098 A JP2002296098 A JP 2002296098A
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dispersion
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Isao Matsuyama
功 松山
Shinji Shimokawa
伸治 下川
Masahiko Tatsuoka
正彦 立岡
Takashi Kondo
崇 近藤
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/387Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for combinatorial weighing, i.e. selecting a combination of articles whose total weight or number is closest to a desired value
    • G01G19/393Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for combinatorial weighing, i.e. selecting a combination of articles whose total weight or number is closest to a desired value using two or more weighing units

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散テーブルと攪拌部材との隙間への物品の
挟み込みを抑制し、物品を可及的に均一に分散できる分
散装置を有する組合せ計量装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 上方から投入された物品を分散させる分
散装置21と、該分散装置21の下方に、複数の搬送フ
ィーダ22…22と、複数の計量ホッパ24…24とを
有する組合せ計量装置1であって、上記分散装置21
は、円錐状の分散テーブル41と、一端が該分散テーブ
ル41の頂部に配置された回転軸62に取り付けられ、
他端が該分散テーブル41の周縁部近傍まで斜め下方に
延びる攪拌羽根51と、上記回転軸62を回転させる減
速器付きモータ47とを有し、この攪拌羽根51の下辺
51aと上記分散テーブル41の上面41aとの間に隙
間71を設け、該隙間71を下方ほど広くしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の組合せ計量
装置、とくに該装置に備えられる分散装置の改良に関
し、組合せ計量装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】物品の計量に用いられる組合せ計量装置
は、複数の計量装置により計量された物品重量に基いて
組合せ演算を行なって、その組合せ重量が所定の許容誤
差範囲内で目標重量に最も近い重量となる最適組合せを
選択すると共に、この最適組合せに該当した計量装置内
の物品を排出、集合させることにより、上記目標重量に
最も近い重量の物品を得るようにしたものである。その
場合に、この組合せ計量装置においては、供給部より投
入される物品を上記各計量装置に振り分けて供給するた
めに、物品の分散装置が設けられる。
【0003】そして、この種の分散装置としては、例え
ば実開昭64−8638号公報に、物品供給部の下方に
円錐形とされた分散テーブルを設け、該分散テーブルの
下方周囲には搬送トラフが設けられ、該分散テーブルの
頂点を貫通して上方に延びる回転軸の上端近傍に、分散
テーブル上面との間に僅かな隙間をあけて分散テーブル
の周縁部にまで延びる攪拌羽根が取り付けられ、上記回
転軸は分散テーブルの下方に設けられた駆動装置により
回動するように構成されたものが開示されている。
【0004】これによれば、物品供給部より投入された
物品は、下方の分散テーブル上に落下し、該分散テーブ
ルに沿ってさらに落下しながら、上記攪拌羽根の回転に
より分散されて搬送トラフに移送されることになる。
【0005】また、実登第257716号公報に、分散
テーブル上部にその傾斜面に沿って調節可能な間隔を持
たせて回転式攪拌羽根を設置し、その上方に上記攪拌羽
根との間隔を調節できるようにした円錐分散体を設け、
上記攪拌羽根と一体構造として回転できるよう駆動部を
取り付け、上方から投下される物品が上記円錐分散体の
傾斜面に落下する配置とし、上記分散テーブルの周縁部
付近の上部に左右2個のレベルセンサを設置し、常に分
散テーブルへの物品の供給量を監視し、この信号を上記
駆動部に発進することにより、物品の層厚の薄い方へ上
記円錐分散体と攪拌羽根とが回転するような構成とされ
たものが開示されている。
【0006】これによれば、上方から投下された物品は
円錐分散体の傾斜面で分散されながら、攪拌羽根により
分散テーブルに供給され、左右に設けたレベルセンサに
よりこの分散テーブル上の物品の層厚が検出され、円錐
分散体と攪拌羽根の駆動部に信号が送られ、層厚の薄い
方向へ回転してほぼ均一となるように物品が供給される
ことになる。
【0007】また、実登第2538633号公報に、物
品投入口の下方に底面が中央部より周縁部にかけて下向
きに傾斜した円筒状容器を配設し、該容器の中央部上方
には円錐形状の分散部材を上下方向に設けられた軸心を
中心として往復回転可能に配設し、この分散部材の下端
内周面に一端が固設されて上記容器の底面に沿って延び
る複数のほぐし棒を有する物品の分散装置が開示されて
いる。その場合に、上記円筒状容器の底面における分散
部材の下端の周囲が上記分散部材で分散された物品を受
け止める受け止め部とされ、該受け止め部よりもさらに
外周側に、周方向に等間隔で複数の物品排出口が設けら
れている。
【0008】これによれば、物品投入口から投下された
物品は、分散部材により分散されて円筒状容器の受け止
め部に受け止められ、一時的に貯留された状態となる。
そして、分散部材に取り付けられたほぐし棒が往復回転
することにより解きほぐされて、上記物品排出口に排出
されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
64−8638号公報に示された分散装置においては、
分散テーブル上面と攪拌羽根下辺との隙間が狭いため、
攪拌羽根が回転中に、分散テーブルとの隙間に物品を挟
み込みやすい。一度、この挟み込みが発生すると、この
挟み込まれた物品にさらに物品がからんで塊となって、
挟み込まれた物品及びからんだ物品の量が徐々に増加し
てしまうこととなる。この結果、上記のようなからんだ
状態が発生すると、物品を十分に分散させられなくなる
という問題がある。
【0010】また、実登第257716号公報に示され
た分散装置においては、図9に示すように、攪拌羽根1
01の下辺101aと分散テーブル102の上面102
aとの間には、大きな隙間を有し、間隔も調節可能とさ
れているが、その隙間はほぼ平行とされているため、攪
拌羽根101の下辺101aと分散テーブル102の上
面102aとの間の隙間に物品xの挟み込みが発生した
場合、物品xには、攪拌羽根101の下辺101aから
分散テーブル102に向かう力aと、分散テーブル10
2の上面102aから攪拌羽根101に向かう力bとが
それぞれ対向して働き、これらが物品xを挟み込む力と
して作用することとなる。この結果、一旦物品の挟み込
みが発生すると、物品がなかなか解放されない状態とな
ってしまい、実開昭64−8638号公報に示された装
置と同様に、この挟み込まれた物品にさらに物品がから
んで塊となり、この結果、物品が十分に分散されなくな
るという問題がある。
【0011】また、実登第2538633号公報に示さ
れた分散装置においても、実登第257716号公報に
示された分散装置と同様、分散テーブル上面とほぐし棒
下辺との間隔がほぼ平行とされていることにより、物品
が十分に分散されなくなるという問題がある。
【0012】そこで、本発明は、分散テーブルと攪拌部
材との隙間への物品の挟み込みを抑制し、物品を可及的
に均一に分散できる分散装置を有する組合せ計量装置を
提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
【0014】まず、本願の請求項1に記載の発明は、上
方から投入された物品を分散させる分散装置と、該分散
装置の下方周囲に放射状に配設された複数の搬送装置
と、それぞれの搬送装置の下方に配設された複数の計量
装置とを有する組合せ計量装置であって、上記分散装置
は、円錐状の分散テーブルと、一端が該分散テーブルの
頂部に配置された回転軸に取り付けられ、他端が該分散
テーブルの周縁部近傍まで斜め下方に延びる攪拌部材
と、上記回転軸を回転させる駆動手段とを有し、この攪
拌部材の下辺と上記分散テーブルの上面との間に隙間が
設けられて、該隙間が下方ほど広いことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、上方から投入された物
品は、円錐状の分散テーブル上に落下する。そのとき、
一端が分散テーブルの頂部に配置された回転軸に取り付
けられ、他端が該分散テーブルの周縁部近傍まで斜め下
方に延びる攪拌部材が、上記回転軸を所定方向に回転さ
せる駆動手段により上記回転軸を中心として回動する
と、上記物品を分散させることとなる。その場合に、攪
拌部材の下辺が上記分散テーブルの上面に対して隙間を
空けて配設され、該隙間は下方ほど広くされているた
め、物品が攪拌部材の下辺と分散テーブルの上面との間
に挟まれたような場合、攪拌部材から物品に働く力と、
分散テーブルから物品に働く力との合成力は、斜め下方
に向かう力となる。即ち、物品には上記間隔の狭い方か
ら広い方へ押し出そうとする合成力が働くため、物品が
挟まれた場合でも下方に押し出されることとなって、攪
拌部材と分散テーブルとの間での継続的な挟み込み状態
が発生しにくくなる。また、物品には、分散テーブル上
で回転する攪拌部材に当接した時点で、上記合成力が働
くため、挟み込み状態も発生しにくくなり、挟み込み状
態の発生を軽減することが可能となる。この結果、攪拌
部材と分散テーブルとの間への物品の挟み込みを抑制
し、また挟み込まれた場合でも物品が短時間で解放され
て、物品を搬送装置に可及的に均一に分散させることが
可能となる。
【0016】そして、本願の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の発明において、攪拌部材は、回動して
分散テーブル上の物品に当接したときに、この物品に周
縁部に向く力を作用させる形状とされていることを特徴
とする。
【0017】この発明によれば、攪拌部材は、回動して
分散テーブル上の物品に当接したときに、この物品に周
縁部に向く力を作用させることとなる。この結果、物品
は、攪拌部材と分散テーブルとの隙間が広くなる方向に
攪拌部材によって直接押し出され、請求項1に記載の作
用効果がさらに助長されて、物品の挟み込みをさらに抑
制し、物品を搬送装置に可及的に均一に分散させること
が可能となる。
【0018】次に、本願の請求項3に記載の発明は、請
求項1または請求項2に記載の発明において、分散テー
ブルは、当該計量装置の本体に固定されていることを特
徴とする。
【0019】この発明によれば、分散テーブルは、当該
計量装置の本体に固定されているため、計量誤差を発生
させるような振動を発生させない。その結果、計量精度
を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
組合せ計量装置について説明する。
【0021】図1に示すように、この組合せ計量装置1
は、例えば架台等のステージZに設置される本体フレー
ム11と、該本体フレーム11に複数の支持脚12…1
2で支持された柱状の本体ケース13とを有し、該本体
ケース13に、物品Xを分散させる分散装置21、該分
散装置21の周囲に放射状に配置された複数の搬送フィ
ーダ(搬送装置)22…22、該フィーダ22…22ご
とに設けられた上下一対のプールホッパ23…23及び
計量ホッパ(計量装置)24…24等が組み付けられて
いる。
【0022】分散装置21の上方には支持部材25…2
5、26に支持されてホッパ27が設けられており、物
品供給部を構成している。ホッパ27に投入された物品
Xは、分散装置21に供給され、上記搬送フィーダ22
…22に均等に分散されたのち、加振器22a…22a
による振動で搬送フィーダ22…22からプールホッパ
23…23に供給される。そして、図示しない開閉機構
によりゲート23a…23aが開かれ、物品Xはプール
ホッパ23…23から計量ホッパ24…24に投入され
て、ここでロードセル等の計量手段28…28によりそ
の重量が個々に計量される。
【0023】ここで、本体フレーム11に内蔵された制
御部29より各計量値を組合せ演算し、目標に対して許
容範囲内の重量又は個数となる組合せを選択して、その
組合せに該当した物品Xを収容している計量ホッパ24
…24のゲート24aを図示しない開閉機構により開い
て、物品Xを計量ホッパ24…24から集合シュート3
0に排出させる。排出された物品Xは集合シュート30
上を滑走し、下端の排出口30aに至り、該排出口30
aから例えば図示しないタイミングホッパや、包装機等
に排出される。
【0024】一方、図2、図3に示すように、上記分散
装置21は、円錐の上端部がカットされた形状の分散テ
ーブル41を有しており、この分散テーブル41が、複
数のボルト部材42…42、43…43により組み立て
られた支持部材44…44、45、46…46を介し
て、本体ケース13内に収容された減速器付きモータ4
7の上部に固定されている。
【0025】また、分散装置21は、細長い板状で上記
分散テーブル41の上方で放射状に延びる複数(図例で
は4個)の攪拌羽根51…51を有しており、その上端
部が筒状部材52に固設されている。また、上記攪拌羽
根51…51の上端部間には円錐が4分割された形状
で、分散テーブル41上部を覆うカバー部材53…53
が取り付けられ、その内側にこれらの攪拌羽根51…5
1、カバー部材53…53、及び筒状部材52によるユ
ニット構造を補強する補強部材54が取り付けられてい
る。
【0026】また、減速器付きモータ47の駆動軸47
aは、連結部材61を介して回転軸62に連結されてお
り、この回転軸62が本体ケース13の開口部13a、
支持部材45の開口部45a、及び分散テーブル41の
開口部41bを通って、上記筒状部材52に挿通固定さ
れ、その上端部がキャップ63により固定されている。
従って、減速器付きモータ47を作動させれば、上記攪
拌羽根51…51が所定方向に回動することとなる。
尚、回転速度は、図示しない速度調整装置により調整可
能とされており、物品Xを過剰に飛散させないために
は、例えば30〜60rpm程度とする。
【0027】一方、上記攪拌羽根51…51の下辺51
a…51aと、上記分散テーブル41の上面41aとの
間には隙間71が設けられており、その間隔Yは下方ほ
ど広くされている。
【0028】これによれば、図4に示すように、分散テ
ーブル41上の物品Xに、上記攪拌羽根51…51が当
接したときには、攪拌羽根51から物品Xに働く反力A
(停止している物品Xが、回転している攪拌羽根51に
及ぼす力の反力A)と、分散テーブル41から物品Xに
働く反力B(上記反力Aにより、物品Xが分散テーブル
41を押し付ける力に対する反力B)との合成力Cが働
くこととなる。即ち、分散テーブル41の上面41aが
斜め下方に向かい、攪拌羽根51が斜め下方に向かうの
と同様に、この合成力Cは斜め下方に向い、物品Xに斜
め下方に向かう力を作用させることとなる。
【0029】また、上記攪拌羽根51…51は、図5に
示すように、先端部近傍が回転方向アとは反対方向に曲
った形状とされている。これによれば、分散テーブル4
1上の物品Xに、上記攪拌羽根51…51の端部側面が
当接したときには、分散テーブル41の周縁部方向、即
ち搬送フィーダ22の方向へ向かう力Dが作用すること
となる。また、攪拌羽根51…51の端部以外の部分の
側面に物品Xが当接しても、下方の分散テーブル41の
上面41aが下方に傾斜しているため、物品Xは同様に
搬送フィーダ22の方向に向かう。また、カバー部材5
3…53上にある物品Xは、カバー部材53…53の回
転により物品Xに遠心力が生じ、カバー部材53…53
の上面の下方傾斜とあいまって、同様に搬送フィーダ2
2の方向に向かう。
【0030】次に、この組合せ計量装置1の作用につい
て説明する。
【0031】まず、物品供給用ホッパ27から物品Xが
投入されると、分散装置21上に落下することとなる。
その場合に、攪拌羽根51が回転していると、上記物品
Xは分散テーブル41の斜面に沿って落下しながら、こ
の攪拌羽根51により搬送フィーダ22に分散されるこ
ととなる。そして、分散された物品Xは、加振器22a
…22aの振動により搬送フィーダ22…22を経てプ
ールホッパ23…23、計量ホッパ24…24に供給さ
れ、組合せに該当した計量ホッパ24…24から集合シ
ュート30に排出され、機外へ排出される。
【0032】その場合に、物品Xが分散テーブル41上
で攪拌羽根51に当接して攪拌されているときに、攪拌
羽根51と分散テーブル41とにはさみ込まれることが
ある。そのとき、物品Xには、図4を用いて前述した通
り、攪拌羽根51からの力Aと、分散テーブル41から
の力Bを受けることとなる。その場合に、攪拌羽根51
の下辺51aと分散テーブル41の上面41aとの間の
隙間71が、下方ほど広くされているため、これらの力
A、Bは、平行ではなく交差して物品Xに及び、その結
果これらの合成力Cは、分散テーブル41の上面41a
が斜め下方に向かい、攪拌羽根51が斜め下方に向かう
のと同様に、斜め下方に向かう力となる。したがって、
この合成力Cは、物品Xを斜め下方向きに押し出そうと
する力として作用することにより、物品Xが斜め下方向
きに押し出されて、挟み込み状態が解消されることとな
る。
【0033】また、物品Xには、分散テーブル上で回転
する攪拌羽根51に当接した時点で、上記合成力Cが働
くため、挟み込み状態自体が発生しにくくなり、挟み込
み状態の発生を軽減することが可能となる。この結果、
攪拌羽根51と分散テーブル41との間への物品Xの挟
み込みを抑制し、物品Xを搬送フィーダ22に可及的に
均一に分散させることが可能となる。
【0034】さらに、この攪拌羽根51は、図5に示す
ように回転方向アとは反対方向に曲っているので、この
攪拌羽根51の先端部付近に当接した物品Xには、攪拌
部材が曲がっていない場合と比較して角度φだけ斜め下
方向きの力Dが働く。従って、物品Xは、攪拌羽根51
と分散テーブル41との隙間71が広くなる方向に攪拌
羽根51によって押し出されることとなる。この結果、
物品Xの挟み込みがさらに抑制され、物品Xをより一層
確実に搬送フィーダ22に可及的に均一に分散させるこ
とが可能となる。
【0035】また、物品Xが攪拌羽根51と当接し続け
た場合には、攪拌羽根51は前述の通り、回転方向アと
は逆方向に曲がる形状とされているため、分散テーブル
41上の物品Xは、攪拌羽根51の同じ箇所で接触し続
けるということがなくなって、攪拌羽根51に当接した
状態で斜め下方に流されることとなる。この結果、物品
Xが1箇所にひきずられて物品Xが傷つくようなことが
防止される。
【0036】そして、物品が野菜である場合、特に、例
えば水分が付着し、かつカットされた薄い葉野菜などで
は、攪拌部材の下辺と分散テーブルの上面とが平行とさ
れているこれまでの分散装置では、前述の挟み込みによ
り分散テーブルにこれらの野菜が堆積しやすく、それら
の除去作業、清掃作業が必要となり、計量作業の効率を
落としていたが、本発明の分散装置21を備えれば、挟
み込みが発生しにくいため、この清掃作業が不要となっ
て、分散作業の効率が向上することとなる。
【0037】一方、当該計量装置1においては、分散テ
ーブル41上の物品Xを分散させる手段として攪拌羽根
51が使用されているため、分散テーブル41を振動さ
せる手段、例えば加振器等が不要となっている。これに
より、計量ホッパ24…24やロードセル28…28に
対する振動が減少し、計量精度を向上させることが可能
となる。
【0038】なお、本実施の形態では、攪拌羽根51…
51の先端部が回転方向アとは反対方向に湾曲した形状
とされているが、キャップ63を取り外して他の攪拌部
材に交換することが可能である。即ち、分散テーブル4
1の周縁部方向へ向かう斜め下方向きの力を、物品Xに
作用させられる形状であれば、他の形状であっても構わ
ないのであり、物品Xの種類や攪拌部材の回転速度によ
り適宜選択すればよい。
【0039】例えば、上記実施の形態では、攪拌羽根5
1…51は途中から湾曲するような形状とされている
が、図6に示すように、筒状部材52’近傍からすぐに
湾曲した形状の攪拌羽根51’…51’としてもよい。
【0040】また、図7に示すように、筒状部材5
2’’から中間付近まで直線状に延び、途中で回転方向
アとは反対方向に折れ曲がった直線状の攪拌羽根5
1’’…51’’としてもよい。
【0041】また、図8に示すように、筒状部材5
2’’’表面の接線方向に攪拌羽根51’’’…5
1’’’を取り付けてもよい。その場合、図8では、先
端部を湾曲させたが、直線状としてもよい。
【0042】そして、前述の例では、複数の攪拌羽根の
形状は同一としたが、用途に応じて別形状のものを組合
せてもよい。
【0043】さらに、本実施の形態では、攪拌羽根の数
は4個としたが、例えば分散させる物品や攪拌羽根の回
転速度等に応じて、適宜増減しても構わない。
【0044】また、攪拌羽根は、常時は回転させず、必
要に応じて、例えば物品が投入されるときに回転させる
ことも可能である。
【0045】さらに、攪拌羽根の下辺や分散テーブルの
上面の傾斜角度を物品に合わせて変更してもよいし、例
えば回転軸上部と筒状部材の形状を変更してスペーサー
等をかませることにより、それぞれの傾斜角度を保った
まま上下動させ、隙間の広さを物品に合わせて変更して
もよい。つまり、物品をさらに挟み込みにくくすること
も可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、分散テ
ーブルと攪拌部材との隙間への物品の挟み込みを抑制
し、物品を可及的に均一に分散できる組合せ計量装置を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る組合せ計量装置の要部側面図で
ある。
【図2】 同分散装置の一部破断側面図である。
【図3】 同分散装置周辺の要部平面図である。
【図4】 同攪拌羽根と分散テーブルに挟まれている物
品に作用する力を表わす要部拡大側面図である。
【図5】 同分散装置の拡大平面図である。
【図6】 同分散装置の第2の実施の形態を表わす平面
図である。
【図7】 同分散装置の第3の実施の形態を表わす平面
図である。
【図8】 同分散装置の第4の実施の形態を表わす平面
図である。
【図9】 従来技術に係る分散装置から物品Xに作用す
る力を表わす拡大側面図である。
【符号の説明】
1 組合せ計量装置 21 分散装置 22 搬送フィーダ(搬送装置) 23 プールホッパ 24 計量ホッパ(計量装置) 41 分散テーブル 47 減速器付きモータ(駆動手段) 51、51’、51’’、51’’’ 攪拌羽
根(攪拌部材) 62 回転軸 71 隙間 X 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立岡 正彦 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 近藤 崇 京都府京都市左京区聖護院山王町44番地 株式会社イシダ内 Fターム(参考) 3F075 AA07 BA01 BB07 CA01 CA04 CA06 CA09 CB01 CB11 CC07 CD04 CD07 CD19 DA04 DA17 DA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方から投入された物品を分散させる分
    散装置と、該分散装置の下方周囲に放射状に配設された
    複数の搬送装置と、それぞれの搬送装置の下方に配設さ
    れた複数の計量装置とを有する組合せ計量装置であっ
    て、上記分散装置は、円錐状の分散テーブルと、一端が
    該分散テーブルの頂部に配置された回転軸に取り付けら
    れ、他端が該分散テーブルの周縁部近傍まで斜め下方に
    延びる攪拌部材と、上記回転軸を回転させる駆動手段と
    を有し、この攪拌部材の下辺と上記分散テーブルの上面
    との間に隙間が設けられて、該隙間が下方ほど広いこと
    を特徴とする組合せ計量装置。
  2. 【請求項2】 攪拌部材は、回動して分散テーブル上の
    物品に当接したときに、この物品に周縁部に向く力を作
    用させる形状とされていることを特徴とする請求項1に
    記載の組合せ計量装置。
  3. 【請求項3】 分散テーブルは、当該計量装置の本体に
    固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の組合せ計量装置。
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